この前暇だったから、自分が子供時代に逆戻りしたらどんな人生を送るだろうかと妄想していたんだけど、実家が破産しないルート構築が難しい。
父親が兄弟(おれの叔父)の商売の連帯保証人になって、叔父が商売を放り出して逃避したために、実家の家や土地を失うことになっていたので、それを防げると実家周りの財政が改善される。
しかし、父は叔父にある種のコンプレックスを持っていたらしく(叔父の方が商才や人望があり、武道もやっていたので喧嘩も勝てない)、連帯保証人を頼まれた時に断れなかったと思われる。おそらく、兄らしいところを見せよう、それくらいの甲斐性はある、みたいな見栄があったのではないか。父は祖母の言うことをよく聞いた人間なので、祖母からの頼みもあったのかもしれない。そしてなにより、祖母も父も頑固だ。他人の忠告を聞き入れるビジョンが見えない。
子どもに戻ったおれは、どのようにして説得・妨害を試みるか?少し未来の出来事を言い当てて、未来予知の超能力に目覚めたと信じてもらうか。