はてなキーワード: 良心とは
質問きたってウッキウキで答えてたからめちゃくちゃショックだったわ、それこそデトロイトでアリスがアンドロイドだったときくらいショック受けた
最近は学生時代に借りた奨学金が返済できなくて困窮してる人とか、その奨学金システムを運営してるJASSOの取り立てが鬼すぎるってニュースよくみるからちょっと調べてみたんだけどさ、みんな今のJASSOの学生ローンの金利しってる?最大で0.33%だってよ!2%とか3%じゃないんだぜ?いくら何でも低すぎでしょ。神すぎる。
仮に学費で500万を15年ローンで借りたとしても、0.33%じゃ利息分合計金額がたった25万円よ?1割にもいかないんだぜ???社会人になっていろんなローン組めばわかるけど、こんな良心的システムほかにないよ。
一部の馬鹿が「利権」とか叩いてたけど、こんな低金利じゃ職員の給料とか団体の運営費でほとんど消えるじゃん。てか足りなくね?足りない分は税金で運営してるんかな?
こんな神システムでお金かりておいて途中で返せなくなって踏み倒そうとする奴がでたら、そりゃガンガン差し押さえするっしょ。保証人にも催促するっしょ。だって1000人のうち1人でも返済不能になったらもう回らんないじゃん。そりゃ返済不能になっても貧困だったら返済免除&税金で補填しますよーってなったら聞こえはいいけど、けど、そしたら今度は真面目に返済してたやつらがバカみたいじゃん。モラルハザード極まりない。
JASSO側にとってこんな返済踏み倒しのトラブルを避けるのは本来なら簡単なんだよ。貸す前に各学生をちゃんと吟味して成績低かったり音楽とか哲学とか明らかに金にならない学部専攻の学生だったり就職実績が最低な底辺大学の学生を全部却下すればいいんだから。就職に強い有名大学か理系専攻の学生に特化したローンにすればこんな騒ぎは起きないんだよ。でもそれじゃ学生差別になるからできないんだよ?
本来ならそもそも論として学費がたけーよとかどうでもいい底辺大学潰せよって話になるんだけど、そうなったら今度ははてな村のポスドク連中が「俺たちの職場がなくなる!」って騒ぎだすんだろ。これでJASSO叩くのって筋違いじゃねーの。お前らとりあえず気軽にサンドバックが欲しいだけだろ、大した給料もらってないのに学生のために働いてるJASSOの事務員の皆様が泣いているぞ。
徴兵制度。それは就職・採用活動と名を変えて今でも日本社会に延々と受け継がれている。
卒業年度の翌日である4月1日。この日に正社員の職を得ていない者は社会の枠からはみだした者とみなされ、批難・嘲笑の的だ。徴兵検査で落とされた者、良心的徴兵拒否をしたものには社会は徹底的に厳しい。再チャレンジの芽は徹底的に摘まれる。
大学卒業後に半年間世界を放浪してリフレッシュした気分で仕事を探すなんてとんでもない。「ちょっと旅行に行くから徴兵検査を先延ばしにしてくれない?」なんて戦時中に言う奴がいるだろうか。
我先にと徴兵検査の列に並んで、上官殿に踊れと言えば踊り、歌えといわば歌う。兵士を目指す者として当然だ。徴用されるまでには何度も何度も別の列に並ぶのは極めて一般的である。
苦労して徴兵検査に合格したとしても彼らを待っているのは帝国陸軍ゆずりの初年兵いじめだ。古年兵は初年兵より常に偉く、常に正しい。
「兄より優れた弟なぞ存在しねえ!!」と。
一流大学でコンパイラの最適化を研究していた初年兵よりも、HTMLすらまともに書けない古年兵の方が圧倒的に正しい。よって彼らから礼儀作法や精神論などを徹底的に叩き込まれる。おじぎの角度や名刺の渡し方が何よりも重要なのは言うまでもない。
この過程によって「新人の自分のほうが優秀な部分もあるはずだ」といった反逆思想は矯正され、「大学で学んだ事など社会ではなんの役にも立たない事が分かりました。先輩のやり方をそっくり踏襲させていただきます。」といった優秀な兵士に育っていくのだ。
そうした思想矯正研修を無事に修了したら初めて配属部署が決まる。間違っても初年兵が自分のやりたい事を選べるなどと思いあがってはいけない。
仕事よりも面子が大事なので、それを守るためにルールが沢山あるのは当たり前。上司や先輩が残業しているのに先に帰るなどはもっての他だ。毎日夕方に家に着いて家族とご飯を食べるなんて夢は諦めた方がいい。そんなのはサザエさんの世界の話だ。マスオさんにしか許されない幻想だ。初年兵諸君は決して惑わされてはいけない。
日々乗っている快適な満員電車が人身事故で遅れたとしても会社に遅刻するのは決して許されない。長い列に並んで遅延証明書なるものを貰っても効果はあまりない。叱責のセリフが「遅刻した事には変わりがない。2本前の電車に乗っていれば間に合っていた。」などといったありがたい小言に変化するぐらいである。
ちなみに開始時間には非常に厳しいが終了時間には無頓着だ。仕事が長引いても延長証明書などは発行してくれないのでプライベートの予定は最初から入れないように気を付けよう。
もし君が「荷物が家に届く予定なのでそれまで自宅で作業してから出社します」なんてメールを送ろうもんなら、係長、課長、部長クラスまで集まって反逆思想矯正のための対策会議が開かれることだろう。
(他にも上司より高いランチを注文してはいけないなど、数限りないルールがあるのだがキリがないので割愛させていただく。)
さて・・・このような数限りない理不尽に耐えている会社員はさぞかし高い給料を貰っているに違いないと皆は考えるだろう。
否っ!全くの反対っ・・!
過去20年で他の先進国の賃金がどんどん上昇して行っているのに比べて、我が国の賃金はどんどん下降している。
専門職にいたってはわが国の賃金は他の先進国の半分以下といった水準である。大企業でも昇給はすずめの涙。入社二年目になったら住民税が引かれるので手取りはむしろ減るのが当たり前だ。
答えは簡単。ここまで書いた全ての事を逆にすればいいだけだ。
左派反体制運動を批判的精神とやら言い替えて正義ぶる輩は学者を名乗るのをやめてくれ。
学者である前に活動家であるとうそぶいて、能力ではなく党派性でポストを得たりしているから、社会学は学問ではない、などと言われるのだ。
民間企業はビジネスをやっているのだからクライアントの利益になるよう論理を組み立てるのは当たり前。どうしても良心にもとる時は完全とプロジェクトを離脱すべし。個人の経済的理由によりそうできないこともあるだろうが、その時確かに何かに負けたのだ。
20歳だった。
孤独だった。周りに一番人が多い時期だっただけに、より一層孤独だった。
お金を払えばいい。所謂「プロ」が所属するお風呂屋にお金を払い、そして「プロ」と(結果的に金銭が発生するが)恋愛の末、童貞を捨てればいい。
20歳になるとそういうお風呂屋で童貞を捨てた人も居た。自分もそうなればいい。
しかし、そうはいかない。童貞を捨てるというのは見栄なのだ。見栄を貼るのに妥協はいらない。と言った所で、彼女ができるわけでもない。
そこで考えたのが出会い系だった。当時はまだスマホも普及していない時代だが、その頃からワ○ワ○メ○ルとかはあったような気がする。
ネットで検索をし、「サクラが少なく、えっちな事にしか興味がない女性が多い」という謎の情報が書いてあるブログを見つけ、早速登録したのだ。(ご存知の通りだが、所謂アフィリエイトサイトなのでそのサイトはサクラ塗れで、女性の登録フォームがまずなかった。)
※ちなみに登録したところは「ワ○ワ○メ○ル」ではない。
プロフィールはしっかり書きましょうと言われ、
名前:増っち
年齢:20歳
タバコ:吸わない
お酒:飲まない
一言プロフィール:湘南の風の増っちです(嘘)カフェ巡りが好きで鎌倉の○○ってカフェに出没します。
みたいな事を書いた。今思うと意識の高さが垣間見えるし、本当によくそのカフェにはいってたのでクッソ危ない(逆に言うと、そのカフェぐらいしか行かない)。サクラサイトでよかったな。
するといきなりメールがくる。
相手は19歳のJD。プロフィール写真がなぜか下着姿で結構なスレンダー、ゆるふわヘアでどストライクだ。
「はじめまして、増っちさん。今晩にでもあえませんか?もう我慢できません。」
おいおい、とんだ淫乱野郎が来たみたいだぜ。プロフィールを見ると、踊り狂うスリーサイズ、88-52-74!可愛い顔してバスト88!?これはたまりませんな!
返信をする。
「はじめまして、めぐみんさん。自分は大丈夫ですよ。どこに住んでいますか?自分は鎌倉市です。」(初回ポイント500ポイントのうち50ポイントが削られる。)
するとすぐに返信がくる。
「私も鎌倉市です!すぐに会えそうですね~。早速ですが、ポイントもったいないのでメールしましょう!メールアドレス送ってください。」
おほー、今日俺はバスト88のゆるふわJDで童貞卒業する!すまんなお前ら!俺はバスト88のゆるふわJDが初体験じゃよ!
「わかりました。私のメールアドレスはmasutti○○@d○c○m○.ne.jpです。」
送信をしようとする。
すると、エラーが表示され、こう映る
「メールアドレスの送信には500pt必要です。 450-500=50pt 50pt足りません! ポ イ ン ト 購 入」
なんてことだ、最初にメールアドレスを送っておけばよかったのだ。仕方がないのでポイント購入をしようとするが…
なんと、ポイント購入が5000円(500pt)からしか出来ない。支払いはクレカか、ウェブマネー…。クレカは持ってないし、コンビニは徒歩10分の距離だ…。
「あ、いきなりメアド交換は引いちゃいましたか?ごめんなさい>< 私も早くえっちしたいので別の人見つけますね…」
ま、まて!違う!19歳バスト88のめぐみん!まって!という思いで返信を書く
「すみません、いまポイント書いに行ってます!もうちょっと待ってください!10分ぐらいで買ってきます。」
「ああ、増っち様。」うめくような声が、風と共に聞えた。
「誰だ!」増っちは走りながら訪ねた。
「あなたの不安でございます。あなたの心の良心でございます。駄目でございます。走るのをやめてください。今月5000円を使うと明日から実家から送られてくる米だけで過ごさねばなりません。」
「いや、米だけで生きていける。」
「やめて下さい。走るのは、やめて下さい。いまはご自分の生活が大事です。童貞を捨てるチャンスはもっと余裕があるときで良いではありませんか。」
「そんなことはない、だから走るのだ。後先の問題でないのだ。童貞も問題でないのだ。私は、なんだか、もっと柔らかくて大きいものの為に走っているのだ。ついて来い! 俺の良心。」
「ああ、あなたは気が狂ったか。それでは、うんと走るがいい。ひょっとしたら、サクラじゃないかもしれない。走るがいい。」
増っちは走った。増っちの頭は、からっぽだ。何一つ考えていない。ただ、わけのわからぬ大きな力にひきずられて走った。
コンビニにつくや否やウェブマネーを買いたい旨を店員に告げ5000円分を発行してもらう。
そして、韋駄天のごとく、部屋に戻り、ウェブマネーの番号を入力し、500ptを得たのだ。
「めぐみんさん、遅くなりました。私のメールアドレスです。masutti○○@d○c○m○.ne.jp」
増っちは待つ。どれぐらい待っただろうか。携帯が今にでも鳴り出すんじゃないかとバクバクしていた。
そして…
「ユーガッタメール…(ピロリン)」
来た!
「ご入会完了のお知らせ」
「お支払い期限が近づいています」
くるわ、くるわ迷惑メールの嵐。
旋風。
トルネード。
騙されたのだ。サクラだったのだ。
5000円騙し取られた上にメールアドレスを売られる。
どんな罪を犯せばこんなひどい罰を受けるんだ。俺はただ19歳バスト88とえっちがしたかっただけなのに。
俺はそっと涙を流し、来るメール来るメールをキャンセルし続けて、そしてド○モのメニューからメールアドレスを変更したのだった。
今となれば笑い話だが、その後は18日間、米と海苔だけで過ごした。
人は天の邪鬼だ。
優しさを当たり前に受けているときほど、優しさを軽視する。
孤独なほど、人一人の存在に感謝をし、悪意に傷ついたときほど、当たり前の優しさを再確認する。
きっと、邪智暴虐の限りを尽くす王もそうだったのだ。
でも本当に失ってからでは遅い。
https://www.ebookjapan.jp/ebj/free/campaign/tezuka/
おいおい2日目の今日(11/3)きづいたよ。誰か早く言ってくれたら良かったのに!
ってわけで色々読んだ。
人が獣人になってしまう奇病「モンモウ病」。青年医師の小山内桐人はそれを風土病と考え、同僚の占部とともに研究を進めていた。一方、日本医師会会長への選出を目指す竜ヶ浦教授は伝染病と考え、対立する小山内の排除を目論んでいた。竜ヶ浦の指示によりモンモウ病患者の出身地に赴任することになった小山内はその奇病の餌食となってしまい……。
獣人という差別から逃れられない存在になった主人公を通し、中身ではなく外見ですべて判断される虚しさ、あるいは判断する愚かさを力強く訴える。医者として確かな腕を振るっても、ただ犬の顔というだけで結果が信頼されないのはまー辛い。
ヒロインは3人いるが、行動にいちいち生々しさがある麗花ちゃんがお気に入り。拾った赤ちゃんに対するスタンスには彼女の生き様を感じた。
悪役に対してはわりと因果応報。モンモウ病を受け入れる層に囲まれるシーンもあって小気味よさは感じるが、その分、ヌルい結末だなーという感じ。
見た目だけでなく、生肉をガツガツ食わずにいられないことによって人間の尊厳を奪われてしまうのがモンモウ病の特徴であり作品の中でも重きをなしていたと思うのだが、中盤以降そういうのがなくなってしまったのもヌルさに拍車をかける。
第二次世界大戦におけるナチスドイツの興亡を背景に、「ヒットラーにユダヤ人の血が流れているという(ナチスにとっての)大スキャンダル」を巡って世界が、そしてふたりのアドルフ少年の稀有な友情が翻弄される様を描く。
めっちゃ面白かったー。物語の展開のさせかたがチビるほど上手い。もうひとりの主人公である峠草平の弟がドイツで殺された理由はなんなのか、何を草平にたくそうとしていたのか、なぜ草平はなぞの組織や特高から襲われ続けるのかーといった感じで話がグイグイ進む。ヒットラーの秘密を軸に、いろんな人物が入り乱れ、運命が捻じ曲げられていく。
特に、アドルフ・カミルをユダヤ人と見下すことなくむしろ尊敬を持って接していたアドルフ・カウフマンが、ドイツ本国の学校に入ったあとナチズムに染まっていく描写が圧巻。無垢な魂も環境が容易に堕落させえることを、手塚先生は容赦のない筆致でえぐり出していく。
そして訪れるふたりのアドルフの友情の結末とタイトル回収。どこを切り取っても隙なし。文句なしの傑作。
ちなエリザちゃん初登場時の顔面偏差値の高さすごい。あれは一目惚れするわ。手塚先生が描く美少女は2018年でも十分通用すると思う(そしてその子が老婆になった姿もしっかり描くところが手塚先生エゲツない)。
復員後、GHQの秘密工作員として働く天外仁朗。久しぶりに戻った実家では、父親が兄嫁と不義の娘・奇子(あやこ)をもうけるなど、人間関係が汚れきっていた。仁朗はGHQから命令で、殺しの後始末を手伝うが、返り血を浴びたシャツの始末を奇子に目撃される。一族から犯罪者が出ることを恐れた天外家は奇子を地下牢に幽閉するが……。
タイトルの割に、戦後直後の地主一家の腐りっぷりが話の中心。肉欲に金欲、そして一族の体面最優先な感じがキツい。一見まともに見える人物も後々おかしくなったりするのでそういった家の宿痾を巧みに描いているとは言える。
タイトルになっている奇子も、幼少時は純粋で可愛らしいと言えるが、幽閉され常識やモラルがないまま長じてしまった後は性的に成長した外見と非常識な内面のギャップがかなりキツいキャラになってる。外見も童顔なのに高身長&グラマラスでグロテスク、という感じがこう……(たぶんわざと)。
というわけでヒロインにゐば(仁朗の母)で決定。夫が息子の嫁に手を出すのを止められなかったとはいえ、作品の良心ともいえる存在(息子の嫁は純粋な被害者)で、話が進むにつれだいたいおかしくなっていく面々に対し最後までまともかつたまに元気な姿を見せてくれる一服の清涼剤であった。かーちゃんかわいいよかーちゃん。
幾人もの男と関係を持つふしだらな母に虐待されて育った近石昭吾。彼は愛し合う生き物を見ると衝動的に殺してしまう性格に成長した。ある時、警察に現場を見られ、彼は精神病院に送致される。催眠治療の過程で女神像に「女性を愛するが、結ばれる前に女性か自分が死ぬ」という悲劇を体験し続けろと宣告されるが……。
重たいテーマを扱った手塚作品は緻密かつ重厚な世界観になりがちで、話を把握するのが大変。だけど、これは主人公のトラウマも設定も最初にぜんぶ開示されるため非常にわかりやすい。かつ、それらの体験を重ねていくと大きな物語が浮かび上がる仕組みにもなっていて、かんたんなわりに厚みもあって楽しめた。
ある女性を愛するけど毎回悲劇的な結末を迎えるという構造に関しては『ゼノギアス』を思い出した。フェイとエリィに幸せな結末が訪れたように、いつかこのふたりにも……と期待してやまない。
漁師の息子・矢崎和也はトリトン族の赤ん坊「トリトン」を拾う。直後に津波が漁村を襲い、和也の父は死亡。トリトンを忌み子と見た祖母に捨てるよう言われるが、和也は母を説得し、トリトンを含めた3人で東京へ。長じたトリトンは、己が人間でなくトリトン族であり、一族の大半はポセイドン族に殺されたことを知る。トリトンはポセイドン大王を倒すために海へと出るが……。
今まで読んだことはなかったけど、いわゆる衝撃のラストについては知っていた。けどそういう展開にならずアレーと思ってwikipedia見るとそれは富野が監督をしたアニメ版のオリジナル展開だったという……。
衝撃のラストに比べれば、漫画版はひどく平凡な出来って感じかなー(それでも冒険活劇としては読めるけど)。テーマとして憎い敵であっても許すの大事ってのがあると思うんだけど、けっきょくそうならないしね。
あと今の感覚で言うのはアレだけど、今まで子ども扱いしていたピピ子が美少女に成長したとたん「洋子ちゃんよりずーっときれいだよ」とか平気で言ってしまうトリトンは普通にない。
おしゃまな天使チンクのいたずらで男の子と女の子の心を持って生まれた王女サファイア。出生のとき王子と誤って発表されたことにより、一日の半分を王子、もう半分を王女として育てられることに。サファイアを排除して息子に王位を継がせたいジェラルミン大公や、サファイアの女の子の心を奪おうとする魔女の魔の手が迫る。
戦闘美少女、男装令嬢、女装少年(「亜麻色の髪の乙女」に変装するため)など今現在おおきな勢力を誇る萌え要素の先駆けであり、実際それらの要素に期待して読んだけどとても楽しめた。
お話的にはピンチピンチの連続で、けっこうハラハラドキドキ。ただ、ヒーロー役であるフランツ王子に中身がないせいで、こいつと結ばれるためにサファイアは頑張ってるのかと思うとかなりしらけるものが……。
キャラとしては魔女の娘であるヘケートが魅力的。奔放な性格ながら自分というものを持ち、それに反することなら母ですら出し抜いてみせるところが小気味いい。フランツに好意を抱きながらもそれを黙ったまま迎えるラストは心が動いた。ヘケート→フランツの逆でサファイアに好意を抱く海賊のブラッドというキャラがいるけどこいつも同様の魅力がある。
脇キャラはいいのに主役ふたりの中身がしょぼいのは本当になんなのか……。
あと魔女はいい悪役だったけど、後釜のビーナスは微妙すぎる。魔女とポジションがまったくいっしょだった上にキャラの厚みがゼロ。
いいところと悪いところが極端という印象。
ちななかよし版のあと少女クラブ版をちらっと読んでみたけど、コマ割りのレベルが低すぎてさすがに読めなかった。漫画の神様も昔はこうだったのかと思うと妙に安心する。
※続き
半年近く。
今から書くことはめんどくさい女とめんどくさい女しかでてこない。個人間で解決できるかとしれないことをここに書くこと、それはもしかしたら許されないことかもしれないけれども書かせてもらう。こうやって形にしないと、いつか私が潰れてしまうと思ったから。直接言えないから。
誰も読みなんてしないと思う。けれども、相手が虚空でもいいから吐露させて欲しいのだ。
友人からの好意に気付かないふりをしている。クラスで一番仲の良い、可愛い女の子からの好意。
前述しておくが私は女だ。
彼女に好きな人がいると知った日、彼女は今は女の子が好きだと教えてくれた。それを聞いて、私は特に大きな感情は湧かなかった。
友人が誰をすきだろうと、性的対象が同性だろうと、私が彼女と過ごしてきた時間に何一つ変わりはない。「教えてくれてありがとう」なんて言葉を返した。
今思えば、あの時は他人事だったから、そんなふうに言えたのかもしれない。
細かく記述はしないが、ある瞬間に彼女の好きな人が自分であることに確信してしまった。
……本当は「好きな人が女のコ」と伝えられた瞬間から薄々勘づいてはいたけれども、ある瞬間に確信した。
私は美人でもなければ可愛げもない。性格の悪い気持ちの悪い人間で、そんな人間を好きになるなんていないだろう、と思っていた。けれども彼女の好きな人がそんな「私」だと確信を得てしまった。自意識過剰だ、と笑えないくらいにそれは現実だった。
最初に私が覚えた感情は「申し訳ない」だった。こんな人間を好きになったって何にもならない。申し訳なくて、あの子は可愛くていい子なのに、他の人を好きになれば幸せになれるのに、こんなどうしようもない人間が相手なんて、という感情だった。
ひたすら悩んで、苦しんで。
私は何も知らないふりをすることにした。
私は馬鹿で阿呆だから、鈍感な子の振りをすればみんな気づかないんじゃないか?と思ったから。
友人から好きな人の話を聞く度に、第三者の振りをした。彼女の世界に自分が組み込まれてない振りをした。もし彼女が「気付かないふりをしている私」に気づいたとしても、きっと踏み入っては来ないだろうと思っていたから。
「好きな人、まだ気づいてないんだ」
「大変だね〜そんな鈍感な子相手って」
そんな気持ち悪い言葉を沢山吐いた。嘘を1つ着く度に、気付かないふりをする度に良心がじくじくと傷んだ。
これが正解だと信じていた。
でも、現実は違った。
私が違う女の子を可愛いとべた褒めしたり、男の子をかっこいいと言うと頬をつねったり、わかりやすく拗ねるようになった。
ちょっとずつ、ちょっとずつ外堀を埋められていくような気がする。
私が演じている「鈍感な私」もそろそろ無理が出てきた。全然気づいてくれないんだ、という彼女に対して気づかない方がおかしいよ、という言葉は言わなかった。
段々と、友人に会いたくないと思ってしまった。
大好きだった友人が怖くなる。一方的な好意の押し付けが、気持ち悪く感じる。人からの好意は喜ぶべきことなのに、私にとっては「恐怖」以外の何物でもない。
友人が何を望んでいるのか、わからない。
前に彼女は「付き合いたいとは思っていない」「相手に好きだと伝えるだけでいい」と言っていたけれども、それも私(好きな人)にたいする詭弁だったんじゃないか?なんて疑ってしまう。
私に気づいて欲しいのだろうか。
私に言って欲しいんだろうか、
「私のこと好きでしょ?」
なんて
もう無理だ。
恋愛が自己満足と自己満足のぶつけあいで、片思いなんて好意を押しつける自己満足の塊でしかないことくらいは理解しているけれど、もう無理だ。耐えきれない。苦しくて苦しくて仕方がない。
気付かないふりを演じるのが苦しくて仕方ない。申し訳なくて、怖くて、辛くて、気持ちが悪い。
人からの好意を「迷惑」だと感じてしまう自分が嫌で嫌で仕方がない。
私が死んでしまえばいいのに。
そしたら全部解決するのに。
私はヘテロセクシュアリティ、いわゆる異性愛者だ。性的マジョリティ。いわゆる世間一般の「普通」だ。だから彼女の気持ちには答えられなくて。
じゃあ女の子じゃなかったらいいの?なんて聞かれそうだけど、多分私は彼女が男の子でも、私が男でも、私が同性愛者でも両性愛者でも好きにならなかったと思う。
でも友達としては大好きで、優しくて。
彼女を傷つけたくない自分と彼女と距離を置きたい自分が両存して、気持ちが悪い。
卒業まで、あと4ヶ月。私はどうすればいいんだろうか。
目を逸らし続けて、嘘をついた私は、きっとどこにも行けない。
Pixel 3の件が人気あるので便乗させてもらう。
単刀直入に言うと私はPixel 3を貰っていない。更にもっと言うとキャリア向けも貰ったことがない。
おそらくいい印象を持っていないと思うが、2017年頃から変わり始めたので少し聞いて欲しい。
2015年2016年はどんなにガラクタでも褒めないといけなかった。正直苦痛だった。良心の呵責に押し潰れそうになったが、「自分の生活」を考えたときに「人を騙す」方が良いと考えた。多くの人すまなかった。
ただ2017年になると変わってきた。新製品が渡されるときは褒めなくても良くなった。むしろ欠点をしっかり書いてほしいと言われる。
ただ在庫処分をしたい時は褒めちぎらないといけない。しかし以前と違って批判的な内容を書くことが増えているので、いつものようにレビューを下書きしてマイナス要素を削除してしまえばいいことだけ書かれた記事が完成する。すごく楽だ。
2018年になるとECサイト側がガラクタを扱わなくなった(厳密に言うとレビューさせなくなった)。つまりいい製品しか無い。すごい楽だし見ている人に真実を伝えている気がする。
キャリア向けスマートフォンを貰っている人はどんな取り決めがあるのだろうか。SONY Xperia XZ2の意味不明な指紋認証センサーの位置を褒めているのを見た時、マイナス要素を言うなと言われている事は容易に想像できる。
「私は〇〇が苦手です」とか「××が嫌いです」とか「△△地雷、場合によってはブロックします」とか言うのがいる。特にオタクとか。
自分からウィークポイント表明して手加減してもらえると思ってんのか?
むしろ「ああ、こいつはこうすれば嫌なんだな!よーし!効く煽りが出来るゾォ~!」ってなるわ。まず俺が。
相手の良心に期待し過ぎなんだよ、モタク。誰も彼もがそんな「ハイ私の弱点はここですここ突かれると死ぬのでやめてくださいね」って言うアホに優しくすると思ってんのか。
ああそうそう、こういう事書くとウケ狙いのアホが「俺はおっぱいが怖いです!」「お金が苦手です!」とか言うけど、そういうのは全ッ然面白くないし、脊髄反射ってわかりきってるからな。
サッカーワールドカップの時、日本は韓国が勝って喜んだのに韓国はそれができないかも、韓国にとって恥ずかしい事だみたいなニュースやってたと流れてたよ。
当時の圧倒的多数は「日本は韓国の優秀さに涙を流して嫉妬している!気持ちいい!」とかそんなんでな。
審判不正や悪質プレーの多さについても恥ずかしいなんて意識は欠片もなく、「対戦相手国の負け惜しみ」「嫉妬した日本の謀略」って言ってたんだよね。それぐらいの国なの。一部の個人ではなく。
年月経っても各国の一流プレイヤーが最悪の試合として韓国戦を挙げてたり、FIFAの黒歴史ランキングの上位にあの大会の韓国の試合が入りまくってるの見てようやく恥ずかしいって声がちょろちょろっと出るようになったくらい。
だから日本が一方的に韓国を応援してるの見たぐらいで恥ずかしいなんて思う神経はないんだよ。
感性としてそうだし、報道でも韓国が日本に倫理的に劣るなんて感じられることは国民に喜ばれないから。
日本が一方的に応援してるのを知ったとして、韓国の人はそういう片務的な関係を見たときに「恥ずかしい、借りを作った」ではなく「当然だ」「私はそういう身分だ」って思うの。
韓国人自身甲乙問題とかよくいうんだけど、倫理的な上下関係意識が激しい。
対等という関係があまりなじまず、常に上下を意識して、上の者は下の者に無茶苦茶する。だから絶対に上にならないといけないと思ってる。
日本が一方的にへりくだってるように見えたらどうするかって、やっと上下関係がわかったか!と喜んでマウントする。
そもそも韓国の反日がどんどん増長したのもそれで、韓国は全力でヘイトと挑発をし続けてきたのに日本から報復がなかった。
日本では報道されなかったからね。韓国人の認識と違って。メディアが変な配慮をして伏せたから。遠慮もあった。
それで一方的に悪意をぶつけてる状況を恥ずかしいと思う韓国人なら反日なんてうん十年前に終わってるよ。
実際には反日をしても反撃ゼロで、たまに宥めるためのアメまでもらえたために、
「日本は一方的に殴れて楽しいぞ」「気持ちいい!」となって国民的娯楽に育った。
君の言ってるような恥や良心を知る人たちではなかったからこうなっている。
いまはもう反日が気付かれて有形無形の報復もかえってくる状況で、日本と直接取引がある韓国人ほど「反日は昔のように無料ではない」「反日は害がある」って言ってるけどもう娯楽と正義が止まらない状況
彼に関しては、元々ストレートにちらほら出ていたけど数年前から2.5次元舞台への出演が増えていき、現在では「2.5次元俳優」として顔が知れ渡っているんじゃないだろうか。
別に2.5次元俳優と呼ばれるのが嫌とか出ないでほしいとはあまり思っていない。
むしろ姿をみられるのは嬉しいし、何目線だって感じだけど出演情報が出ると次の仕事が決まっていることに少し安心する。
2.5次元舞台は言わずもがなゲームなり漫画なりの原作ありきの産物であって「俳優は知らないけど原作好きだし」という人も少なからず観客の中にいることになる。
そこで私が嫌いなのはそれによって出てくる、推しキャラを演じた俳優のことを「推しの舞台俳優」としてしまう人たち。
このタイプのファンは推しだと言っている俳優をキャラ越しでしか見ていない場合が多くて、特に一貫して「(俳優)さんの○○(キャラ)が好きです!」と接触で言ってる人は大体このタイプだと思う。
これを言われたって相手側はありがとうとしか言えないし良心的な俳優ならばキャラ風にサービスもあるかもしれないけど、接触はあくまでも俳優自身のものであってキャラを被った俳優のものではない。
何を言うかはその人の勝手にしても、接触に参加するくらいならその時だけでもいいのでキャラ越しに見るのをやめてほしい。
推し以外の俳優の接触に参加したことがないので比べられないけど、最近特に同担でこういうのが目立って多く感じる。
接触以外でも、例えば更新したブログの画像がキャラのときだけ反応するのも本当はやめてほしい。
彼のことを推しと言うならちゃんと彼自身を好きになって、応援したいと思ってから推しだと言ってほしい。
私はこのタイプの同担が嫌いだと言ったけど、原作ファンのことを嫌いと言っているわけではないし頭ごなしに否定しているわけでもなくて、キャラ越しにしか見てないのに推しだと言ってるから嫌いと言っているのだ。
どうしても推しだと言っている俳優をキャラ越しにしか見られないなら、それはキャラを推しているのであって俳優を推しているのではないと思う。
ちなみに在宅で推しと言っている人は嫌いというよりそもそも理解ができない。
映像を見ていい俳優だなと思ったとしてもそれまでで、推そうと思えること自体がよく分からないというか想像が難しいので今回は出さなかった。
そしてここまで書いておいてなんだけど、私は少しのあいだ推すのを休もうと思っている。
同担のことも考えるし現場に入った回数やら推してるならこうあるべきといった謎の決まりとマウントにもう疲れた。
ひとつ怖いのは推しのことがどうでもよくなってしまうことだけど、まあそれはその時になってからの話なのでとりあえず今回はここで終わろう。