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はてなキーワード: 入社とは

2024-08-28

新卒入社女子社員5人が全員立ちんぼしてることが発覚して懲戒解雇になってて草

2024-08-27

anond:20240219203829

2次受けSIerだけど弊社はないよ

入社した当時の20年前はフットサル大会だの、社員旅行だのあったけど、参加者数が年を追うごとに減っていって消滅した

社長趣味文化鑑賞って名目弦楽四重奏コンサートとか歌舞伎とかを社員貸切で見られたのだけは楽しかったな

anond:20240825120903

鼻が麻痺してたらオタクも臭く感じなくない?

あと入社真夏だったけどその時の臭いよりオタクイベント行った時の方が断然臭いよ。

マジで臭いよ。

本当に臭いよ。

2024-08-26

anond:20240826230958

ワイは入社してから15年、Javaにしがみついたままやで

2024-08-25

女性採用がほぼ不可能になってしまった。少なくともウチの会社は。

ウチは貿易商社なんだが、エンドツーエンドの手厚いサポートをウリにしていて、そのおかげかお客様との関係も長く続くことが多い。客先が買収されたり担当者大手転職したりしても、そのまま取引を続けてもらえることもちょくちょくある。サポートを厚くしている分、取り扱う商品勉強時間かけてやるし、海外出張する機会は他社に比べても多い方だと思う。

なので、優秀な人材を早期に確保する目的内定も有りの長期インターン募集していて、海外に行く機会が多いということで女性の応募が多いのだが、タイトルに書いたような状況になってしまっている。

どういうことかというと、日本人女性というだけで入国にめちゃくちゃ時間がかかり、入国できないこともしばしばあるから

数年前だと止められるのは染めている単独女性だけで、スーツ男性スーツ黒髪女性の組み合わせならするっと通れたんだけど、今はもう染めていようが黒髪だろうがスーツだろうが二人組だろうが、まず止められて女性は別室送りになる。事前にビジネス入国手続きは済ませてあるにもかかわらず。学生時代入国した記録があると、まず確実に別室送りとなる。

もし別室に送られるのが午後だと最悪で、担当官の定時までに審査してもらえなければ、次の日になるまで空港から出られない。海外空港盗難レイプ危険があるので、こうなったら帰すしかない。

予定は全部めちゃくちゃ、セキュリティの厳しい相手には事前申請した人数と違うという理由でガードに入場を止められ、客先から女性の手柄を奪ったのか?」を遠回しに言われることもある(らしい)。

という状況なので海外出張させられないので女性採用する意味がなく実際に採用はしないことに内々で(知っているのは部長クラスと人事だけ)決まっているのだが「女性採用枠が無いかインターン男性だけ」なんて言えるわけもなく。長期インターン内定を出すこともあると現場も知っていて将来の仲間のつもりで遇しているのだけど、過去に長期インターン内定出してそのまま入社した女性社員もいるのだけど、長期インターンでどれだけ意欲を高めてもらっても最終日まで頑張ってもらっても、女性というだけで内定は出ないし採用もないのである

表向きは女性採用積極的という姿勢をしているくせに、少なくとも数年の間は採用は見送るウチの会社に、もうすぐインターン期間が来る。すでにもう心が苦しい。

2024-08-24

anond:20240824194601

入社したてのころ、取引先の新入社員で2年くらいでその仕事辞めて上京した娘が居たことを思い出した

当時はプーのまま行ったと聞いたけど今はバリバリ仕事してるんだろうか

変わらないものなんてないんだね

田舎住まいなんだけどさ


地元駅前再開発だなんだって色々やってるんだけど全然進んでなくて

昔あった百貨店ビルが取り壊されて更地になったんだけど、前はそのビルで影になって見えなかった駅舎が車道からも見えるようになって


こんなに駅前って広かったんだなあ

あのビルってあんなにデカかったんだなあって

よくわからないノスタルジーを感じた




でも変化してくのって別に街並みだけじゃないんだよね



同級生結婚して所帯を持ってる人だって大分増えたし、仕事でも役職付きになったり後輩とか新人指導する立場になったり、社会人としての責任とか守るべきものを抱えてる人も多くなった


今の会社中小零細企業新人採る余裕もなくて、自分役職付きでもないし直属の後輩がいるわけでもないから、入社して10年だけどずーっとヒラで下っ端

プライベートだって恋人はいないし、同じく地元にいる独身友達とばっかり遊んでる

からの付き合いだから気心知れてるし居心地も良いけど、その居心地の良さにずーっと浸かってると、周りは変わっていくのに自分だけ取り残されてるのかなって

久々にミクシィログインしたら自分以外誰もログインしてなくて切ない気持ちになったときみたいな








変わらなきゃいけないよなって思うけど、でも変わるって言っても何をすればいいんだろ

とりあえずマッチングアプリでも登録してみればいいんだろうか

初めて新札に手を触れた

ちょっと感動だった。

なぜ?と言えば、これは本当に新札

今までに手を触れてきた人間ほとんどいない

と感じたからだ。

多分、本当の意味でこのお札に手を触れたのは

俺が初めてだろうと

手の感触が伝えてくるほどの

真新しさ

新  札の度合いを感じたからだ。

この体験は数十年に一回。

お札が新しくなる時にしか感じることが出来ないものなのだろう。

新札はすぐに新札でなくなって

くたびれてしまう。

ちょうど4月入社した新人が今の季節にはもうくたびれて揉みくちゃにされてシワが入ってしまってるように。

2024-08-23

入社した企業拠出年金を始めた

驚きなのが、毎月〇円を企業が掛け金としたり、その額を増やせるかとか全然書いていない。

見間違いとかじゃなくてマジで書いてない。

薄っすらと限度額みたいな概念レベルのことはパンフレットに書いていて何となくわかるんだけど、毎月いくらだとかはマジでわからん

人事とかに聞けばいいんだけどさ、汎用的なこと書いていないってのもおかしいしやっぱ見落としている?

市役所人間ってとにかく弱者助けるの嫌がるよね

市役所人間ってエリートプライドなのか、とにかく弱者助けるの嫌がるよね。町の仕事ってそういう事だろ?ただ安定したくて入社したの? ←そうだよ

とにかく他人事。「そんな程度の事で来たんですか?」とか平然と言うし。舐められてんのかな。やっぱ暴力が全てを解決するわ

anond:20240821184434

逆じゃないかな。ウヨっぽい発想の強い人がIT系に多くてそれがマジョリティで他が発言権がなく、問題になってなかっただけ。

最近はリベとかDE&Iが理解できる派閥外資系で強くなってきたから、国内ではウヨそいつらに刺激されてあれこれ発狂してウヨウヨしてる。

IT20年超いるけどそんな感じ。昔から他業種では使い物にならないようなレベルのヤバめの奴が多いと思ってる。

あと、昔のITとかでweb系そんなんじゃなかった(涙)とかだったらそうかもね。そっちだと思って入社したらインフラ汎用機部門に突っ込まれて、地獄の鬼かなんかか、って位自分で考えられない保守以上極右発想の世界ダメにするクズばっかりの世界で知性のカケラも感じない先輩方に毎日鬱になったよ。少なくとも日本大手ITはそんな感じ。

今は足を洗って欧州IT企業で働けてほっとしてる。

2024-08-21

これは九年前の話で、フィクション

当時俺は入社二年目で、それなりに大きいプロジェクトに参加することになった。

プロジェクトリーダーは五つ歳上の先輩で、彼女とはまだ年齢が近かったこともあり、仕事終わり飲みに行って愚痴を聞いてもらったり、随分と懇意にしてもらった。

仕事では助けてもらうことも多く、俺は彼女のことを慕っていた。彼女は若く、いつも凛としていて、何より美しかった。

プロジェクトはなんとか無事に終わり、その後は自然打ち上げに行く流れとなった。

俺と先輩も当然参加することになり、打ち上げでの主役は先輩だった。当時は社内でも最年少のプロジェクトリーダーだったこともあり、彼女への称賛は止まらず、先輩は珍しく照れた様子を見せながら空のジョッキをいくつも作ってみせた。

次第に夜も更け始め、そろそろだろうといった雰囲気が充満するとお開きとなり、その頃には既に先輩は泥酔していた。

半ば眠っているように頭を垂れ、目は瞑り、声をかけても返事はまばらでまともに歩けるのかすら怪しかった。

年配の先輩方がタクシーを呼ぶ中、増田が送ってやれよと声をかけられ、随分と世話になってただろ?と言われると断る理由もない。

分かりましたと二つ返事で答え、最初にきたタクシーを優先して使わせてもらえることになった。

俺は先輩に肩を貸し、歩けますか?と声をかけた。

先輩は空ろに目を開け、増田くん…?と言う。

俺は先輩に肩を貸し、右手彼女の腰に当て、座敷の店だったので靴を履くのに手間取りながらもなんとか外に出た。

すぐ先にはタクシーが待ち構えており、俺たちの姿を確認すると後方のドアが開いた。

先輩を先に乗せて、まず「大丈夫ですか?」と聞いた。先輩は曖昧に頷き、うーん…と唸っている。

これは少し休憩した方がいいですね、と俺は独り言を口に出し、運転手にも聞こえるように言うと、それから行き先のホテル名を口にした。

運転手は分かりましたと義務的に返事をして、すぐに車を走らせ始めた。

十五分ほど走ると暖簾のように布の垂れた入り口を抜けて駐車場に入ると車は泊まり左手の少し先には玄関がある。

俺は千円札を数札滑らせるように取り出すと差し出し、釣りはいいからと言ってタクシーから降りた。

先輩は眠っているように静かで、目を閉じ、俺の肩に頭を預けていた。

再び肩を貸すようにして歩き、ホテルに入るとエントランスでは喧しいBGMが流れ、酔いの最中に聞くと苛々した。

タッチパネルで二番目に高価な部屋を選ぶとレシートのようなものが吐き出され、フロントに行ってそれを見せるとスッと鍵が差し出された。相手の顔は見えない。

鍵を受けとると病人を担ぐようにゆっくりとエレベーターに向かい、乗ると三階を押した。

先輩はずっと項垂れていて、身体に力が入っていないように感じられた。

エレベーターから部屋までは幸い近く、部屋に入ると目の前には駐車場にある精算機のようなものがあり、少し驚きながらも靴を脱いで部屋に上がると中央にはダブルベッド。丁寧に先輩をそこまで運ぶと彼女は仰向けのままベッドに倒れ込んだ。

ここで休憩しましょう、と声をかけると先輩はベッドで仰向けになっているのが快いのか表情を緩ませ「うん」と言った。

皺になると駄目ですからジャケットは脱ぎましょう、と声をかけると先輩は「うん」と言ってそのままの姿勢で腕を滑らせ、上着を脱いだ。

俺はそれを預かり、ハンガーを見つけて部屋の隅にかけると、再びベッドに戻った。

先輩はブラウス姿で仰向けに、あまり無防備に眠っていた。

俺は彼女の側に座り、じっとその姿を見つめていた。

次第に、その姿を見て滾った。

衝動は止められなかった。

俺は馬乗りするように彼女に覆い被さり、ゆっくりボタンを一つずつ、外していった。

ベージュ色のブラが目の前に現れ、酔いも半ば覚め、次にスカートへと手を伸ばしていた。

留め具を外し、ファスナーを下ろすと驚くほどするすると脱げた。下もベージュ色の下着で、目にすると息を荒くしている自分に気がついた。

俺は努めて冷静に、やさしく彼女の膝を抱くと立たせ、少しずつ下着を脱がせていった。

やがて彼女の陰部が露になると俺は限界まで勃起していた。臍の下にキスをし、右手彼女花弁に触れていた。

ビクン、と先輩は身体をわななかせ、「増田くん…?」とうっすら目を開けた。

俺はなにも応えなかった。

少しずつ唇を降らせていき、蕾に到達すると愛でるような舌遣いで丁寧に撫でた。

先輩はアッ…と吐息を漏らし、少しずつ湿ってくる。お互いの呼吸は荒くなり、一度顔を上げて先輩の顔を見ると目をか細く開いて、顔は紅潮し、戸惑った表情をしていた。

右手はぬめり気を感じ、それは彼女の陰部に目を移すと姿勢を改めて、正常位の形で挿入した。

屹立した茎は何の抵抗もなく吸い込まれるように彼女の内へと入り、途端に押し寄せる快楽に俺は悶えた。

腰をゆっくり動かし、先輩は途切れ途切れにアッ、アッと喘いだ。

一度、ゆっくり、大きく腰を動かすと陰茎がニュルりと彼女から外れてしまい、そのタイミングで先輩はアアンッ!!と淫らな声を叫ぶように漏らすと、膣の側にあるシーツ茶色に汚れていた。彼女が僅かに脱糞してしまたことにそこで気がついた。

俺はそのとき、あまりアブノーマル光景を目にして、タガが外れてしまったのだと思う。

酔いのせいもあったと思う。

躊躇や遠慮を捨て、ベッドに膝立ちのまま先輩の胴を掴むと荒々しく引き寄せ、すぐに挿入し直した。

それから激しくピストン彼女の喘ぎを石炭に、イクまで一心不乱に腰を振り続けた。

いよいよ果てそうになると流石に中で出すのはまずい、といった分別は理性の片隅に残っており、爆発間際の陰茎を抜くと彼女の股に射精した。

俺は力尽きたように身体を伸ばし、先輩と顔を合わせるように横になった。

先輩の顔を目の前で見た。

綺麗だった。

先輩は視線天井の方に向けていて、それから俺に気づいたみたいに俺のことを見つめた。目と鼻の先には先輩の顔があって、その顔は笑っているでもなく、動揺しているようでもなかった。まるで目を開けて寝ているような、夢を見ているような顔をしていた。

それから俺は目を閉じ、気づいたら眠っていた。

翌日は昼前に起き、俺たちは最低限の会話のみで、昨晩のことには一切触れなかった。

順番にシャワーを浴び、タクシーを呼んで部屋を出ると、会話もなく廊下を歩き、俺は先輩の一歩後ろを歩き、社内に居るような雰囲気さえ感じられた。

ホテルを出るとタクシーに乗り、先輩は俺の存在無視するみたいに行き先を真っ先に告げ、先輩のマンションの前に着くと俺に五千円を渡し、数秒俺のことをじっと見つめてきた。

その間ずっと無言で、無言のまま先輩はタクシーを降りた。

その後俺と先輩は社内でも疎遠となり、業務的な事柄以外で先輩が俺に話しかけてくることはなかった。

二ヶ月、先輩は会社を辞めた。

直接的な理由は聞いていない。

俺のせいかもしれないし、別になにかあったのかもしれない。

そしてこういった誰にも言えない経験というのは誰しもがひとつや二つ持っているものだと思っている。これはあくまでもフィクションで、でも本当に身勝手自分勝手かもしれないが、それでも俺は今でも先輩には幸せでいてほしいと、本心からそう思っているんだ。

2024-08-20

業務能力が高く素晴らしい性格なのに、陰謀論者の人ってなぜ?

n=1なのだが、聞いてくれ。

今勤めている、外資系IT企業にいる女性社員40代)。

入社したときから、話しやすくて、よい距離感を取れる、付き合いやすい同僚だなーと思ってきたのだが、時々このような発言をするので驚いている。

他の社員は、上記のような発言について、うんうんとうなずきながら聞き流している。

そもそも、有名国立大学工学部修士を出ている、という時点で、私よりはるか学歴上なのに、

こうした方が一般的には陰謀論と呼ばれることを普通に話していることにびっくりした。

みんなも、「まさかこの経歴で、この人柄なのに陰謀論者だった」という経験ある?

あったら聞かせて。

2024-08-19

藝大の「絵を描きなさい」みたいな試験問題

一般人の俺らはつい「これぞ真の芸術性を問う問題!」みたいに賞賛しそうになるけど、実際ああい問題って他の美術関係者からどう見られてるのか気になって調べたらこういう記事が出てきた

対談|戸川馨✕荒木慎也―元予備校講師と、藝大入試歴史文法を解く | ART DIVER

https://artdiver.tokyo/archives/13490

荒木 様式研究作家研究プロなら必須なので、それを否定するのはどうかなと思います。それに美大受験にかぎらず、世の中に「傾向と対策」があるのは当たり前ですよね。藝大がそれを避けるように入試作成するのもおかしいと思います

もっと言ってしまえば、TARO賞にだってヴェネツィアビエンナーレだって傾向と対策はあるわけだし、文脈を踏まえた上で評価される作品をつくるのがプロ仕事じゃないですか。

戸川 ええ、僕もそう思います。これは、「作品とは何なのか」という議論に発展する問題。藝大の教授陣は「原石を見つけたい」という言葉をよく使いますが。

荒木 そこだと思うな、やっぱり!

戸川 教育を受けずとも素晴らしい絵が描けるような学生が欲しいのでしょう。しかし実際合格する生徒の大多数は、しっかりと訓練を受けて、技術力があり完成度の高い作品を描いている。

荒木 藝大側は、心のどこかで「情報に汚されていないピュアな才能」を入試で見つけたいと思っているような気がするな。

戸川 予備校も藝大の意図を汲んだうえで受験生の個性尊重して真摯に無理なく対策をしているのですが、こういった対策を藝大側は好ましく思っていない。ここに藝大と美術予備校ギャップがある。

荒木 そもそも、「原石」とか「ピュアな才能」といった発想が古い。それが依拠しているロマン主義的な天才概念はさんざん批判されてきたことで、それにもとづいて国立大学入試をするのはおかしい。

戸川 ここまで考えていくと、美大における入試とはなんだという問いが生まれます。藝大も入試に対して迷走してきた歴史がありますし、それは裏返すと、受験生が藝大に翻弄されてきた歴史でもあるのです。

この会話は「教授が良いと思って合格させた絵が、実は予備校研究したマイナー作家の画風だった」っていう事象に関するもので、「絵を描きなさい」に対する言及ではない。

このあと「絵を描きなさい」については一瞬言及されるのだが、上野動物園試験の話にシフトしてしまいあまり深くは突っ込まれていない。

とはいえ、「絵を描きなさい」についても、「こういう原石見つけようとする奇抜な試験やめろよ」って内心考えてるんかなあと思った。

上野動物園油性ペンについて触れたくだりのあと、こう言ってるし。

荒木 社会自体が藝大に対して過度に幻想を抱いているのではないでしょうか。『最後秘境 東京藝大』という本でも強調されていましたが、藝大は常識では理解できない特別な人々の集まりだと思いたがる一般認識があるから、このような入試肯定的に捉えられているのでしょう。受験からすれば冗談じゃない話ですが。





これで思い出したのはGoogle入社試験に一時期出てた難問奇問で、日本ビジネスパーソンに「暗記ではない能力を問う問題!」って持て囃されてた印象あるけど

Google re:Work - ガイド: 構造面接実施する

https://rework.withgoogle.com/jp/guides/hiring-use-structured-interviewing#avoid-brainteasers

難問奇問を避ける

かつて Google では面接の際、「ボーイング 747 の中にゴルフボールはいくつ収まりますか?」といった難問や、「もしあなたが 5 セント硬貨と同じ大きさに縮んで、ミキサーに入れられたとしたら、どうやって脱出しますか?」といった奇問を出題していました。

しかしそれと同時に Google では、面接時のスコアとそれ以降のパフォーマンス スコア比較し、難問奇問による予測能力を詳しく検証しました。その結果、このような質問に対して見られた能力は、好意的解釈しても、訓練を通じて向上できるようなスキルであることを発見し、それからは応募者の評価に利用することはなくなりました。こうした難問奇問は最悪の場合些末な情報または応募者側の深い洞察がないと解くことができず、その一方で面接担当者を利口になった気にさせ、自己満足させるのみで終わってしまます。このような質問には、応募者が仕事でどのような業績を示すのかを予測することはほとんどできません。その理由の 1 つは、質問的外れであるからであり(日々の仕事飛行機の容積を見積もらなければならないことがあるでしょうか)、もう 1 つは一般的な認知能力と、難問奇問を解くための能力との間に相関関係がないからです。

結果こうなったという歴史がある。

Googleも藝大も、雲の上のような存在であるが故に無批判に持ち上げそうになるけど、実際はその試験をやったことで能力ある人を取れてるかちゃん検証しないとダメだよなあと思った。

まあGoogleなら社員の人、藝大なら上のインタビュー受けてる人みたいな美術関係者がやってくれるから一般人には関係ないのかもしれないけど。

2024-08-16

台風が来ると、かつて私が2か月だけ勤めていたブラック企業のことを思い出す。

その会社はいわゆる訪問販売会社で、(入社前はそうとは知らされていなかった)100万円単位商品を、個人宅への飛び込み営業で売るというとんでもない会社なのだが、

台風が直撃するというある日、「こんな日は家族の在宅率が高いから成約に結びつく可能性が高い」と言われて、当然のように野に放たれた。

なんとか無事に戻ってこれたけど、実際成約が多かったのかは知らない。

2か月の試用期間中健康保険年金にも入れてもらえず(当然法律違反)、研修も超体育会系で、

こんな会社にいたら殺されると思って、試用期間が終わったことをいいことに、逃げるように辞めた。

久しぶりにこの会社のことを調べたら、つぶれてはいなかったものの、強引な取引をするということで、消費者庁からちゃん指導を受けていた。

私がいた当時いたメンバーはどれだけ残っているだろうか。

盆に出勤、やることなさすぎた

うちの部署は明確に盆休みが設けられているわけではないが、社員の大半は夏休や年休を盆で消費している。ただ慣習的に各プロジェクトで一人は出勤しなければならないため、私は火曜日を除いて出勤することにした。といっても別に押し付けられたわけではなく、これまでの経験的に客も取引先もいない状態でする仕事ほど捗るものはないため自分から立候補したものである入社してこれまであまり盆に休んだ記憶もなく、時期をずらして長期休みをもらっている。

しかし今年度に関しては誤算があった。これまでのプロジェクトは夏が繁忙期で、盆までに雑務が蓄積し、それを一気に取り崩す作業をしていた。一方今年度はチームが代わり、夏は閑散期。8月はそれまでもほとんど定時退社で、やっていることの大半は取引先とのやり取りだ。取引先が休みに入り、やり取りがなくなると……「無」が生まれてくることになる。

昨日までの2日間、9時に出社してメールを開いてなにも来ていないことを確認し、その後は部署全体にきていた自分関係ない通知を詳しく読んでみたり、研修動画を見てみたり、それでもやることなくなって増田を開いたり(増田文字だけだからヤフーニュースとかより他の人にサボっていることがバレにくい)して、17時半が早くくるのを待っていた。雑談する同僚もいなければ会議メールも皆無。時間はひたすらに長く感じた。あと1日虚無が続くのかと思っていたら、台風原則全員テレワークとの通告。今日申し訳ないが朝からゴロゴロさせてもらっている。今も時間内だが、ベッドに寝転んでこの増田を書いている。今日は何通かメールきたが、それはちゃん対応たから許してほしい。

とりあえず、来年も同じプロジェクトだったら、なにも遠慮せず休み全日もらおうと思う。まあ、今日休みとってたとしても台風でどこにも行けなかっただろうけど…

anond:20240816111358

SEGAだったか入社試験?にもあるようなネタだしね

ゲームプログラマーFizzBuzz問題みたいなところがあるよね、倉庫番…😟

2024-08-15

男性のフケがキモい」について

入社したての頃の同僚が、これを言ってた。

男性スーツの肩口についたフケがキモい、と。

そのときは、ふーん、まぁ個人的に苦手だって感想なら別にいかー、とスルーしてた。

今では。

多くの男性スーツ上着に霜を降らせていて、それが仕方ないものだと知ってる。

体質によっては対策コストがかかりすぎて事実上不可能だと理解してる。

個人的な苦手だからセーフ、な時代は終わったことも。

オレは、彼女の連絡先を知ってる。

異性の名誉毀損をした彼女に、何か言うべきだろうか。

それともネット晒しあげた方がいいのか——いや違う、そうした炎上が正しいとは思わない。

かに炎上が人々のモラルアップデートしてきたことは事実だけど。

………上手く説明できないんだが、でも、何かが危険だと、心のアラートが鳴っている。

2024-08-14

35歳の女の子

35歳になった。

自分で言うのもなんだけど、わりかし容姿に恵まれて生まれて来て、トントンMARCH卒のJTC一般職入社して、順風満帆人生を送ってた。この間までは。

学生時代ビッチwと揶揄して蔑んでた友達は三児の母に。

転勤w残業かわいそwと思ってた総合職入社の同期は出世イケメンの後輩と結婚

スペック問題ないけど、エスコートが物足りずこっぴどく振った男は、良きパパに。

Fランドンマイwブラック企業ドンマイwと馬鹿にしてた友人はバリバリ出世

婚活必死で惨めwと、思ってた友人は幸せ結婚をした。

その間私は、何してたのだろう。35歳彼氏なし、データ入力雑用しかスキルがない不機嫌なおばさんになってしまった。

会社から促された昇進試験総合職試験資格取得も無視し続けた。今は誰も促してくれない。

お盆もみんな忙しそうで遊んでくれない。父母は弟家族と出かけてしまった。私に声かけもせずに。

私も出世したいし、結婚したい。

けれど何をしたらいいかからない。

急に特別スキル発見されて、出世したいし、王子様が現れて幸せになりたい。

八田與一に似ている人を仙台市会社で見かけた

仙台建設系の会社なのだ

たまたま従業員顔写真を見たら

八田與一にめちゃくちゃ似てる人がいた

これ画像を手に入れて比較してみても似てる

入社はここ1~2年くらいと聞いた

これ、画像付きで通報するにはどうしたらいいんだろうか?

大分県警電話番号に連絡するよりもメールで連絡できたらと思うんだが

誰か方法を知らないか

フェルミ推定できないと辛い仕事

就活関連でバカにされやすフェルミ推定だが、俺のやってる仕事ではフェルミ推定的な考え方は毎日のようにする。というか、仕事のものフェルミ推定のようなものである

やってる業務は社内での新規システムの導入みたいなことで、トラブル調査から追加機能の開発検討までやってる。何かを調べる,準備するということの中に完全な定型業務のようなものあんまりない。予算や人は追加でつけてくれたりするが、スピードを求められる。

こういう環境の中で「これをああした時に、いくらぐらいのコストメリットが生じるか、障害リスクがどんだけか」みたいなことを見積もる時に使うのがフェルミ推定である

こういう状況において、過去の事例から類推調査を始めようとする人も多い。たぶん、そういう人は過去仕事の仕方がそういうやり方だったんじゃないかな、と思う。

そんなに難しいテクニックではないが、苦手な人は決定的に苦手なので、特定業界入社選抜に用いているというのは個人的には納得感が高い。

2024-08-12

プログラマーなんて99.9%はスクリプトキディなのに何でこんなにクリエイター気取りなんだろう?

他人の作ったプログラム言語を使って、他人の作ってくれたテンプレートを組み合わせていくだけ。

少しマシな奴らでも他人が作ってくれたアルゴリズムをその言語向けに書き換えているだけ。

下を見れば仕事他人にとってきてもらい、仕様を固めてもらい、挙げ句から何まで指示してもらって、バグまで他人に見つけてもらっている。

その更に下の下に、ただソフトを持ってきて使うだけのスクリプトキディがいることになっている。

でもさ、他人の持ってきくれた仕事を設定済みのパソコンでカタカタとこなすだけの連中とキディの間の差なんてほとんど0だろ?

ぶっちゃけプログラマーを気取っている世の中の奴らの99.9%はミソッカスのキディだ。

その癖して自分たちこそがこの世界価値あるものを生み出しているんだと調子に乗っている。

本当にちゃんと物を作ってる人ほど謙虚なもんだぜ?

新しい言語を作る人間は頭を垂れて「僕たちなんて所詮は最新のハードウェアスペックを引き出させてもらっているだけなんです」と行儀がいい。

そしてハードウェアを作る側も「僕たちの作ったものに載ってるソフトウェアを作ってくれる人が凄いんですよ」と語る。

工場管理者は「加工技術の発展を支えてくれるマテリアル業界のおかげです」と口にするし、出来る出資者経営者感謝し、長続きするスポンサーは末端の社員にさえ敬意を払う。

分かるか?

ダニング=クルーガー効果の頂点でチンタラご満悦なお前らスクリプトキディ調子に乗っているのは、お前らに然るべき経験がないからだよ。

勤続年数だけは長いつもりだろうが、何も考えずに働いてたら入社3年目ぐらいから成長なんて止まるんだっつーの。

ほんまくだらんぜ。

俺が一番お前らを軽蔑するのは、お前らが自分等で何もやってないくせにいざ他人スクリプトキディと罵るときだけは元気いっぱいなことだ。

ミリ程度の差しかねーっていいか元気づけよ。

見ていて共感性羞恥だ。

2024-08-11

3年目で新人扱い(笑)

入社3年目でも新人扱いされてる時点で未来無いのが判る anond:20240810151435

2024-08-10

日本社会絶望的に科学研究に向いていない

注目の科学論文数、日本は過去最低の13位 1位中国、2位米国

増田某国立大学の工学部で教鞭をとる40代准教授である。その視点からの話であることはご承知おきたい。

こういう記事ブクマには政策が悪いとか選択と集中が悪いとか色々つくが、社会構造的に「向いていない」という話を書きたくてここに書く。

お金が無い

 みんな気になるだろうから、これを先に書く。

 最近になってにわか科学研究大事ということになって色々な研究予算が付くようになった。工学部だと企業との共同研究お話なんかももらえるので、えり好みしなければ研究費を取りやす環境にある。

 だが、大学にはお金が無い

 どういうことかというと、この手のお金は期限がついていたり使途が決まっていたり、いろいろと紐がついている。そして、必要なところには回せないことが大半なのだ

 例えば人件費民間企業ではありえないことだが、国立大が人ひとりを無期雇用で雇うためには、退職までの予算を確保することが必須なのだ。国から運営費交付金寄付金のような、必ず退職まで支払われることが確実な予算裏付けないと無期雇用の人を雇えない。民間企業なら、人を雇うときに予め退職までの給料を積み立てておくというようなことはせず、営業を頑張って給料を払うだけの売り上げを確保するものだと思うが、国立大ではそういうわけにはいかない。色々な企業との共同研究を締結し、外部資金を獲得して、その人の給料を確保する、仮にできなかったら身銭を切ると教授宣言しても、そういう期限付きの契約では無期雇用の人を雇えないのだ。

 秘書事務職員ならまだしも実験機材を維持管理する技術職員とか、研究員とかもこの縛りを受けるので、必要な人を必要なだけ確保することができない。運営費交付金人件費だけでなく建物設備の営繕にも使われるのだから、やれ70年代80年代に建てられた校舎の改築だとか、光熱水費だとか、とにかく運営費交付金の増額が望めず物価が上昇し続ける昨今、大学にはお金が無いのだ。

 ちなみに、外部資金をたくさん取ってきたからと言って自由に使えるわけでもない。大概の研究費は他の外部資金と混ぜて使ってはいけない縛りがあるので、例えば研究費A で岡山学会へ行き、次の日から研究費Bで広島の共同研究先で実験をする、みたいな場合でも、いったん大阪の自宅へ帰って一晩滞在することで研究費を分けないといけない。実験機材も合わせて購入するということはできない。100万円の研究費をふたつつかって150万円の機材を買うことはできないのだ。これが研究費は増えてもお金が無い、という事情の内幕である

学生がいない

 昔からアルバイトに熱心な学生サークル活動に精を出しすぎな学生は確かにいた。最近就職活動時間をかけすぎな学生が多い。夏休みはおろか授業期間中インターンにかかりきりだし、ウェブテストの後で何度も面接をさせられ、いきおい、学生疲弊している。日中の貴重な時間研究室ではなく就活に費やし、奨学金や親から仕送りでは足りない学生アルバイトまでしているのだから卒論修論の質は落ちる。企業ガクチカとか聞く前に、理系学生研究室で研究させてあげてほしい。学部生の卒論半年から1年しか期間が無いのに最後の数か月を除いて就活とまるかぶりだし、2年間しかない修士課程の1年は就職活動で消えている現状で、大学から研究成果が出ないと言われても、どうしようもない。

 研究というのは、専門書を読み、先行研究を調べ、仮説を立て、手を動かして仮説を検証し、その結果を文書にまとめるサイクルである。これがきちんとできる学生であれば、どんな仕事に就いても立派に働ける。たぶん。

 というか、企業採用も、もっと必要資格能力を具体的に書いてほしい。今どきの学生は真面目なので、特定資格を持っていると就職に有利だとわかればそれを取るようになる。大学だって国の資格などであれば学科免除などを取りに行って「就職に有利」みたいな売り文句学生を集めやすい。どんな企業だって欲しい資格能力採用時点で分かっているはずなのだから、それくらい明かしてくれてもよかろう。

博士課程に魅力がない

博士課程の大学院生、というのは研究を進めるうえで大変貴重な戦力である。なにしろある程度は自力研究を進めてくれるし、そのレベル論文として世に問えるものである

ところが、であるちょっと考えてほしいのが博士課程の魅力だ。日本博士課程は、基本的には学費を納入して「学ばせてもらう」スタイルである。その分研究テーマ自由度は高いし専門性を高めやすい。一方で、ある程度経済的に恵まれていないと、3年間の生活をどう工面するかという問題が常に付きまとってしまう。最近は、学振特別研究員のような昔からある登竜門的に限らず、各大学の工夫や国の政策博士課程進学者経済的に援助する仕組みが整い始めている。とはいえ、それらに通らなければ学費生活費を調達せねばならないし、採否の通知は年度末か入学後なので、まったく安心できない。どれほど優秀であろうと研究に向いていようと、金がない学生就活するしかないのだ。

 さらに、就活に際しても博士課程は買ってもらえない。就活サイトを見ればわかるが、技術採用でも研究採用でも、博士号持ちの人の初任給は明示されない。修士課程初任給しか書かれていない。これを見た学生は、修士号持ちと博士号持ちの初任給は同額だと理解する。聞くところによると、博士号持ちの初任給修士号入社三年目くらいかそれ以上らしいのだが、書かれていない情報などあてにできないので、就活する側からみると前述の理解となる。これでは、博士号を取っても何も良いことはなさそうである

 欧米ではではの出羽守だが、海の向こうでは、博士課程というのはプロジェクトから人件費支給される研究である仕事の扱いだから労基法にも守られる。しかも、博士号を取れば仕事の口も増えるし給料も上がる。

 ドイツなんかに行くと、博士号持ちは英語さえ話せれば仕事に就けるが、修士号まではドイツ語を話せないと仕事がない。Dr. と表札に書けるオマケはさておくにしても、それくらい社会的な扱いに差があるのだ。もちろん、給与の出どころである研究プロジェクトが終わると別のプロジェクトで雇われるまで博士課程を続けられないとか、プロジェクトの元締めである指導教員と相性が悪いと人生大惨事になるとか、いろいろなデメリットもあるが「博士課程の研究員」という仕事に就いている扱いなので、無理だと思うとみんな中途採用企業転職したりする。それくらい、普通仕事の扱いであれば進学者も増えるだろうし、博士号を取っておけば食うに困らないくらいの扱いになってくれれば、みんな喜んで進学してくれるんじゃないかと思うがいかがだろうか。

大学教職員は忙しすぎる

 大学安定的予算が十分ないために人を雇えないという話を最初に書いたが、そのツケをどう払っているかというと、パーマネントの教職員が頑張って回している。いや、有期雇用教職員やらせることもあるけど。来年度には任期切れで退職するような教員入試問題を作らせたりされてよいものか?高校への出前講座とかアウトリーチ活動必要だと言われたとき来年退職する先生を送り込んで誰が進学してくれるのか?定年退職した技術職員の後任は予算不足で雇えませんでした、となったときに機材の修繕を誰がやるのか?それでなくても、学生就職研究指導の面倒は必須である

 というわけで、大学先生講義以外にもやることがだくさんあるのだ。とても研究をしている場合ではない。雑務と呼ぶ人もいるが、講義研究以外にも誰かがやらねばいけない仕事なのだから「雑」はないだろう。とはいえ、昔は若手の教員がやっていたような事柄も、若手ほど任期付きになってしまったのでシニア教員がやらねばならなかったり、幸運にも無期雇用を勝ち取った若手に集中してきたりするので、DXで仕事効率が2倍になっても仕事は3倍に増えるのだ。偉い先生方は偉い先生方で、改革と称して新しい企画を立てないと予算をくれなくなったので、朝令暮改もいいところのマイナーチェンジお茶を濁したような企画書をいか気宇壮大に書き直して追加予算をゲットするかに時間を使っている。夏休みも暇かといえばさにあらず、老いも若きも科研費などの外部資金申請書と格闘している。倍率が10倍近くても、何とかして手に入れないと満足に研究ができないのだから仕方がない。

 ちなみに、大学によって、また学部学科によって異なるが、国立大教員競争資金なしに受け取れる、平たく言うと自由裁量経費みたいなものは、年10万~30万円くらいである。国際学会の参加費が10万円を超え、海外論文誌の投稿料も10万円くらい取られるこのご時世に、である。どれほど世紀の大発見をしようとも、世に問うためには論文化して論文誌に掲載されねばならず、掲載されるためには投稿料を払わねばならないのだ。そして、その投稿料ともらえる経費がほぼ同額ということは、外部資金が無ければ研究 XOR 投稿という選択肢になってしまう。日本論文誌であればもう少し安く、数万円で済む。ただ、そういうところに掲載されても「注目の科学論文数」にカウントされることはない。これが現状である

 それにしても、研究をして論文を書いて世に問うためには先立つもの必要で、それが外部資金が無ければ全く足りていない、という状況であるにもかかわらず、外部資金を取るためには論文を世に出さねばならないというのは何とも困ったものである。このあたりの必要経費と割り当て予算アンバランスはどうにかならないものだろうか。



 というわけで、大学先生というのは、外部資金が無ければ研究ができないために年中予算の確保に腐心しており講義学生指導は当然やるのだから研究をしている暇はない。その先生を雇うお金はもちろんそれを支えるスタッフを雇う予算すら、外部資金のようなひも付き予算から支出できないために全学的に人手不足の状況で、この傾向は悪化こそすれ当面改善する気配はない。代わって研究の主力となりえるのは博士課程の大学院生くらいだが、日本人の学生ほどこっち方面キャリアに魅力を感じずに就職してしまう。それどころか就職活動過去にもまして無暗と時間を食うような仕組みになってきており、研究活動スキルアップさせようもない。これが日本社会の現状である

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