はてなキーワード: 小惑星とは
公式サイトの解説、wikipedia、個人の解説ページからコピペ。他にもあったら教えてほしい。
作品名 | 理由 |
---|---|
ナイツ&マジック | 元々は人間の骨格を元に生み出されたため二足歩行型で腕が2本のタイプがメイン |
ID-0 | 意識データを転送させ、人体のように動作する人型作業マシン。Iマシンはなるべく人体に類似した認識機構・動作機構を有することが法的に決められている |
クロムクロ | 完全なる身体拡張を目指した設計思想で製造され、自分の体を動かすことがクロムクロを動かすことに繋がる操縦方式 |
ブブキ・ブランキ | 地球外生命体 |
機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ | 戦争の無人化と効率化の末に生み出された大型無人兵器モビルアーマーを倒すために生み出されたモビルスーツ、そしてそれを制御する為の阿頼耶識システム |
コンクリート・レボルティオ~超人幻想~ | エクウスは移動用のスポーツカー形態と、巨大超人に対抗するための半人半馬形態を使い分けられる。パワー源である爾朗の「存在」により高い性能を発揮する |
コメット・ルシファー | ガーディアンはそういう生物だから。メカの方はエイリアン2のパワーローダーみたいなのから発展したという設定 |
楽園追放 -Expelled from Paradise- | 機動外骨格スーツ? |
クロスアンジュ 天使と竜の輪舞 | 通常は飛翔形態で移動、戦闘を行い、ドラゴンとの近接戦時に人型の駆逐形態に変形する。パラメイルの元になったラグナメイルは元々は並行世界を探索するための「有人次元観測機」として開発され500年前の地球の高い技術力で作られている |
白銀の意思 アルジェヴォルン | 航空機は存在するが、大気中に漂う過去の大戦で使われたSMM(戦略マイクロマシン)への影響を鑑みて、空を飛ぶことは世界中で禁止されている。そのため、戦争ではトレイルクリーガーや戦車といった陸上兵器が主力である。トレイルクリーガーは戦闘車両の延長線上に存在する、陸戦用機動兵器である。基本的には人型を模していて、既存の陸戦兵器に比して投影面積が大きいが、高い射点を確保でき、様々な地形に対応可能な点で有利とされている |
アルドノア・ゼロ | カタフラクトが「人型」を成している理由に関しては火星・地球双方で事情が異なり、地球側の機体が人型を成しているのは機体の駆動系として採用されている電気伸縮式特殊樹脂の存在に由来し、先史文明の遺産の数々と共に発見されたこの技術が既存の戦闘車両に使用するには効率が悪く、逆に人型兵器を安価に開発・生産出来る代物であった為である。一方で火星のそれは火星開拓時に使用された四本腕の宙間作業用機械を兵器に転用した事が始まりとされ、正確には人型ではなく四本腕の機体が剛性の高い方の腕で地上に立っているだけである |
M3-ソノ黒キ鋼- | LIMの中核部品となっているリンカーが人としての意識を維持する必要がある事から、LIMに肉体感覚を与えるために人型の形態をしている。副次的な機能として、LIMが搭乗者の操縦意志を直接読み取り機体の動作系に反映させることで機体の操縦性と反応速度が向上している |
キャプテン・アース | 機械生命体「キルトガング」の脅威に立ち向かうために開発した「エンジンシリーズ」。機体の各所に大出力のスラスターを備え、宇宙空間での姿勢制御を行い、手足を使った肉弾戦の他、胸部ロケットランチャーや腕部内蔵式のビーム砲をはじめとした様々な武装を用いてキルトガングに対抗する |
健全ロボダイミダラー | 鹵獲したペンギン帝国の南極シリーズから技術をフィードバックされ、チャクラから命名された7基のHi-ERo粒子ジェネレーターで駆動するという設定が盛り込まれ、本来戦闘マシーンとしては不合理な人型なのはこのジェネレーターの位置に由来しているという |
シドニアの騎士 | 不明。奇居子に対抗できるカビザシを掴めて格闘戦ができる、掌位、資源の採取やシドニアの船体補修作業といった船外活動にも利用できる重機的な面から? |
パシフィック・リム | 子供がロボット玩具で遊んでいるのを見て思いついた。操縦はパイロットの動きをトレース。怪獣の血液が強酸性なので殴った方が被害が少ない |
銀河機攻隊 マジェスティックプリンス | 元は汎宇宙作業機体。アイオネス理論により核融合機関の効率が飛躍的に向上し、宇宙開発(火星や小惑星)が活発化し、人型兵器の開発が軌道に乗った |
革命機ヴァルヴレイヴ | 霊長兵器の名称は「あらゆる兵器の概念を破りその頂点に立つ霊長類的存在」であるとして名付けられてい |
翠星のガルガンティア | 人類銀河同盟がヒディアーズ(元人間の宇宙生物)に対し人であることを重要視しているため、大型戦艦などの兵器までもが人型を模した外見であり、チェインバーなどが二足歩行の有人兵器であることにつながっている |
ROBOTICS;NOTES | 実物大ガンヴァレルをつくろうプロジェクトによりロボ部が作った。ガンつく1は全長8メートルの巨大ロボで実際に歩けるがそれだけ。ガンつく2はフレームのみだがARによってガンヴァレルに見えるという仕掛け |
トータル・イクリプス マブラヴオルタネイティヴ | BETA登場以前は航空機を中心にした制空権争いが戦闘の主体だったが、BETAの光線属種の出現により航空機の運用が事実上不可能となった。その為対BETA戦用に開発されたのが人型兵器「戦術機」である。その実態は「地を歩く航空機」とでも言うべきもので二脚と跳躍ユニットを活かした三次元機動能力で対BETA、ハイヴ攻略に必須となる |
機動戦士ガンダムAGE | 不明。銀の杯条約でMSの技術もロストテクノロジー化していた |
HEROMAN | 元はラジコンロボット |
バスカッシュ! | もともとは自動車から発展して、そこから自動車と作業機械いいところを兼ね備えて進化したマシン。人々の暮らしに溶け込んでおり、工事現場での作業や、警察が乗るパトカー(パトフット)代わりなど、主に作業マシンとして使用されている反面、競技用に改造してスポーツにも使用され人々の娯楽に欠かせないものにもなっている |
鉄のラインバレル | 元々は天児がナノマシンの実用化に成功したのが始まりで、その能力を把握するため様々な研究が続けられていたが、その過程で生まれたのが人工筋肉や人工血液、電脳である。当初は兵士を強化する外骨格から始まり、人型ロボットからマキナへと発展していった |
機動戦士ガンダム00 | 軌道エレベーター建設に際し、その作業に用いる有人機器をイオリア・シュヘンベルグ博士が考案、これが本シリーズにおける後世のモビルスーツの原型となった。Eカーボンによる防御力の向上により、巨大化した在来兵器よりも高い機動性を持っていたために、主力兵器に置き換わった |
天元突破グレンラガン | 人の形こそが螺旋力を最も発揮できる |
機神大戦ギガンティックフォーミュラ | ギガンティックの中核となる頭像+戦うためのボディ |
アイドルマスター XENOGLOSSIA | コアを元に人型の胴体を取り付けたものがiDOL=隕石除去人型重機として活躍している。他国ではドロップの破壊は核ミサイルで行うが日本には非核三原則が存在するため大量破壊兵器の保有が認められておらず、日本独自の技術でiDOLを開発しiDOLによるドロップの破砕作業を行っている。慣性制御能力を持ち、隕石の破壊や飛行能力は元より、人型の維持でさえこの慣性制御によって成り立っている |
ヒロイック・エイジ | 人型であるため自己の肉体と同じような自然で自由な操作感覚で、これまでにない高度な動きが実現され、またそのため、銃などの外部兵装の利用が現実的なものとなり、広い作戦対応力を持つに至った |
コードギアス 反逆のルルーシュ | 第一世代KMFはコクピットに足がついだだけの物だったが、コクピット・ブロックは通常戦車等に内蔵されているため、脚を収納するスペースを確保するには限界があった。 そのため、より安定度の高い四脚以上の多脚というアイデアを採用することはできなかったのである。その後あらゆる地形を踏破できる二脚、マニュピレーター、ランドスピナー、ファクトスフィアの導入でナイトメアフレームは一気に実用化されていく |
イノセント・ヴィーナス | パワードスーツの発展形 |
蒼穹のファフナー | ニーベルング・システムでファフナーと一体化する |
絢爛舞踏祭 ザ・マーズ・デイブレイク | 高機動力を備えた小型のシールドシップというコンセプトの下、元来固定式だった絶対物理防壁を可動させ、抵抗率を可変とすることで方向転換を容易にし、またそれに伴う機体の露出を防ぐための可変機構が求められた結果、かつて宇宙戦争で使われた人型兵器が開発に流用されることとなった |
機動戦士ガンダムSEED | モビルスーツの元となった起源は人類初のコーディネイターであるジョージ・グレンが木星探査船「ツィオルコフスキー」に搭載した外骨格補助動力装備の宇宙服とされている。その後、不整地でも移動可能な二足の脚部と、運搬用のアームを持つ作業用機械としてフォークリフトに類似した「パワーローダー」が開発される。プラントの技術陣では、これを前身として、多種多様な武器を持つ手と様々な足場に対応できる足を有しつつ、「戦艦に匹敵する火力」「戦車に匹敵する装甲」「戦闘機に匹敵する機動性」を両立した機動兵器としてモビルスーツの開発をスタートさせる。その後ザフトがNJを実戦投入したことにより、以降(NJの電波妨害効果によって)有視界での戦闘が主体となり、有視界接近戦用兵器MSが戦闘の主力となることが想定され、MSの研究開発が進められていった |
フルメタル・パニック! | 汎用性が高く多種の武器を使いこなすマニピュレーター、あらゆる地形を走破し時速100km以上で移動する脚部で山岳地帯や市街戦、障害物の多い地形では戦車等の他の陸戦兵器に比べて優位に立つ。あとラムダドライバ、ブラックテクノロジー |
THE ビッグオー | ロボットアニメ(特撮?)の撮影だったオチ |
ガサラキ | 骨嵬の研究の産物 |
ブレンパワード | 人型生体マシン |
機動戦艦ナデシコ | もともとネルガル重工の火星奪還計画「スキャパレリ・プロジェクト」用に開発された局地戦対応型の特殊兵器であり、占拠された施設内での活動なども考慮された結果「全高6メートル前後」という機体サイズや人体を模した四肢を持つ構造、高速移動用の脚部キャタピラなどが盛り込まれた |
機動新世紀ガンダムX | 宇宙世紀と同じ? |
新世紀エヴァンゲリオン | 人造人間 |
新機動戦記ガンダムW | 元はコロニー建設用の宇宙空間での作業用機器。人型である理由は、「二本の足を使って歩く」白兵戦闘用兵器というロームフェラ財団の王侯貴族的な思想・哲学の影響と言われる |
機動武闘伝Gガンダム | 元々作業機械として開発されたが、コロニー浮上時の戦乱において武装されるようになり、第一次カオス戦争にて急速に発展した。ガンファムファイト用に開発されたモビルファイターはガンダムファイターの動きがそのままMFの動きに反映されるモビルトレースシステムで操縦する。そのため、MFの関節構造などは限りなく人体構造に近いものになっている |
機動警察パトレイバー | 多足歩行型作業機械。主に土木建築機械や瓦礫撤去に使われる。必ずしも二脚ではない。見る者に与える心理的影響までも考慮して設計された趣味の世界 |
機甲戦記ドラグナー | メタルワーカーと呼ばれる作業用ロボットを発展させた人型の兵器 |
ドラえもん のび太と鉄人兵団 | ザンダクロスは土木作業用ロボット。メガトピアのロボットは全部二足歩行だった気がする。ミクロスはスネ吉が作ったラジコン。ドラえもんに改造される前から二足歩行が出来てプロペラで飛べる超オーパーツ |
蒼き流星SPTレイズナー | 異星の調査や開発用に作られた装甲強化服から発展した兵器で、その由来ゆえ用途を選ばない高い汎用性とを持つ |
戦え!超ロボット生命体トランスフォーマー | 超ロボット生命体。元々はクインテッサ星人の武器、労働力として作られた奴隷 |
銀河漂流バイファム | ラウンドバーニアンは宇宙空間での船外作業服の発展系と言うことになっており、超光速航法実用化による外宇宙への入植と遭遇が予想された異星人に対抗する兵器として開発されたことになっている |
装甲騎兵ボトムズ | 本作の舞台となるアストラギウス銀河では、惑星破壊兵器が飛び交う銀河規模の壮大な宇宙戦争が行われているが、互いの資源惑星を破壊していくうちに双方が資源不足になっている。そこに「相手陣営の惑星を傷付けずに占領する」という需要が生まれ、拠点制圧兵器として生み出されたのがこのATである。ATは戦車と機械化歩兵の役割を単体で担うことを期待された。人型であるATの長所は、市街地や山岳地で小回りが効き不整地走行能力の高い二足歩行システムと、マニピュレータによる兵装選択システムによる多様性である。また足底にはコアレスモータのローラーや履帯が装着されており、平坦な場所ではこれを使った高速移動「ローラーダッシュ」が可能である |
聖戦士ダンバイン | バイストン・ウェルに生息する生物の血肉を使用した一種の生体兵器 |
超時空要塞マクロス | 本作では「人間が身長10mを超える巨大異星人に対抗するために使用する」と説明しているが、河森は「ひと目見て、納得というか、あきらめてもらえる方法として」考案したと述べている |
戦闘メカ ザブングル | 惑星ゾラでは「ウォーカーマシン」が土木作業機械や移動手段、ときには兵器として活躍しており、ハイテクを駆使したロボット兵器とは異なる、シビリアンの生活に密着した自動車のような存在として表現されるものだった。本来これらの機械が二足歩行を採用しているのはイノセントたちによる「再び惑星ゾラの大地を二本の脚で力強く踏みしめる」という願いからであり、人類再生の象徴であったという |
伝説巨神イデオン | これは第六文明人の遺跡です |
機動戦士ガンダム | ミノフスキー粒子、AMBAC |
いつ整うかなぁ。
大分先だろうな。
http://karapaia.com/archives/52239921.html
もしかしたら火星への有人飛行ミッションは少々後回しにされるかもしれない。NASAが小惑星「プシケ」の探査計画を前倒しすることにしたからだ。
プシケは全体がほぼニッケルと鉄で構成されており、鉄だけでも100万x1,000兆円相当が眠っていると推測されている。
仮にプシケを地球まで持ってきてその資源を利用できるようになれば、9,000兆円程度のちっぽけな世界経済など崩壊してしまうことだろう。NASAの目的はあくまで探査で、採掘は考えていないというのだが・・・
実際大量に持って帰れるような探索機を作ってそれを着陸させて、また地球に持って帰るなんて
当分先に思えるけどなぁ。
増田アースに大きな月はない。たまに近傍小惑星が捕獲されて小さな月になる程度である。
すると何が起こるかと言えば、潮汐の原因が恒星に限定されるため、
潮の満ち引きのタイミングが単調になる。
海岸の地形にも影響されるが、零時と十二時より少し後の時間がいつも満ち潮になるのだ。
しかも、二つの天体の引力が重なることがないため、大潮や小潮などの変化も存在しなかった。
海の生き物は潮の満ち引きに影響されて産卵などをおこなっているのだが、
潮汐の単純な増田アースでは、これも単調にならざるをえなかった。
結果的に生物活動のタイミングが被って海の中は幻想的な大混乱になる。
素数ゼミ的な回避方法はあるものの、それだけではいかんともしがたいところがあった。
結局、ベントスたちの産卵と放精、巣立ちのタイミングが被りまくり、過度に雑種が誕生しやすい環境になっていた。
増田アースに大きな月がないことは種の多様性にとってブレーキなのだった。
増田南蟹もその一種であり、腹に抱いた幼性を海中に放つタイミングは子供たちの育ちかた次第。
そのおかげで意外に有利な時期にあたって進化の可能性を開く場合もあったが、
うんを天にまかせて放り出される小蟹たちにはたまったものではない。
ただし、行動パターンが読めないマスダナンカニの幼生を専門的に付け狙う捕食者は少なかった。
之の字運動の無意味に思える小さくランダムな変針も、行動を読ませない役には立つみたいなものか。
特におそろしいおそろしいのが鯖鰈である。常に増田海を徘徊している鯖鰈は口に入るものなら何でも食べてしまう。
マスダナンカニには若干の毒もあったのだが、鯖鰈は腹を壊した獲物を食っても、自分は腹を壊さない。
知的生命体の無思慮な活動によって生成されるspamのみが鯖鰈の胃袋にダメージを与えることができるのだ。
鯖鰈は海に送り出されたばかりの増田を食い荒らし、ついでにマスダナンカニ本体も食らう。
他にも月のない海には悪食派の生物が満ちあふれていた。
一方、陸には毎日野菜350gしか食べない偏食派のシマウマがいた。
クソみたいな短レスのトラバ合戦はとても美味しくて、ヤフー糞袋でやるような質問記事についたブクマも想像以上に参考になって満足なひとときだったのだけど、ひとつ不満が残っている。
男児といっても小さな子供ではなく、声変わりも済んで、触腕、鉤爪、手が自在に伸縮する無定形の肉の塊と咆哮する顔のない円錐形の頭部を持つ少年だった。
万物の王である盲目にして白痴の神らしき女性と2人で入ってきたのだが、旧支配者なんてひとりで風呂に入れるだろうに、何故他の増田もいる増田に連れてくるんだ。
私はログインしてからまだ5分ほどだったが、名状しがたきおぞましさを感じたのですぐにあがってしまった。
本当はアザトースの方に非常識ではないかとメッセージをとばしたかったのだが、家族水入らずのインターネットに水を差すような真似はできなかった。
小さなミ=ゴなら微笑ましく見ていられるが、這い寄る混沌を受け入れることはできない。これは、私がもはや正気を失ったためなのか?
障害をもっていてひとりで無限の宇宙の中心部で不浄な言葉を吐き出せなかったのだろうか。それなら、ランドルフ・カーターは何をしているんだ?
どうしても母親なしで増田に入れないのなら有料の輝くトラペゾヘドロンがあるだろう。そちらを使えばいいのに。
はてなもはてなで、千の異なる顕現のうちいくつまでがはてなのサービスを利用していいのかを明記していない。そもそも増田の入口に90度以下の鋭角がないのでわんわんパークもできない。
私は混沌宇宙に入りたくてわざわざグン増田まで来たのではない。気分が悪かった。さっきも吐いた。濃緑色の嘔吐物に、無数の蛆がのたうっている。その一匹一匹が妙なる甘きコーラスを織りなし、まるで天上の音楽を聴いているようだ……ああ、ブラウザに、ブラウザに!
宇宙世紀136年「神の雷」を阻止する作戦「鋼鉄の七人」、その七人に選ばれなかった、八人目と九人目のモビルスーツ。
だが、この機体に関しては、存在を主張するものが、たった2人しかおらず、そもそも兵器歴史の分野で解説する機体なのかどうかすら怪しい存在である。
第二次ネオジオン戦争期に漂着したギラ・ドーガを作業用MSとして使っていた、資源小惑星の作業員二名の独自カスタマイズ機。
40年近く前の旧型機であり、かつその間作業用として使用されており、機体の運動性や機動性の面に関しては当時よりも劣っており、到底木星との決戦に耐えうる機体ではない。
しかし、この機体は運動性や機動性を重視していない、何より攻撃力とも言うべき兵器すら一切所持していないのだ。
一見すると通常のギラドーガよりも巨大なバックアップによる超威力のビームキャノンにも見える兵器を所持しているが、これは他の機体にエネルギーを補給する機器である。
動かすのが困難な作業用機械間を繋いでいたバイパスを利用して作られており、彼らが作業員として働いていたことを証明する事実でもある。
これは鋼鉄の七人Bチームの近接援護担当のクロスボーンガンダムX1フルクロスをサポートするために特化した機体であるためである。
ギラ・ドーガ自体が装備しているABCマントについても、フルクロスの特殊装甲が破壊された際の予備部品であり、彼ら自身が防御手段として使うために装備しているわけではない。
事実、この写真でも前面の装甲を隠すのではなく、後ろにたなびかせている。
いったい、この二体のギラ・ドーガと「鋼鉄の七人」の間に何があったのかは、くだんの資源小惑星で彼らに会えば快く話してくれるため、ここには記さない。
彼らの「鋼鉄の七人」への、特に元になった宇宙海賊クロスボーンバンガードのエースパイロット「トビア・アロナクス」への信仰は強く、
大長編ドラえもんを、もう少し楽な方法でクリアする方法を考える。
ルール1:その作品内で使っていない道具は、持っていないものとする(ソノウソホントとか使用不可)
ルール2:問題が起こってからスタートするものとする(大魔境でジャイアンが道具を置いて行く前にどこでもドアでゴールに行くとかは不可)
■1:のび太の恐竜
□使用された道具:
【四次元ポケット】【タイムふろしき】【成長促進剤】【スモールライト】【タイムマシン(時間移動のみ)】【タイムテレビ】【着せかえカメラ】【海底ハイキングセット】【タケコプター(人数分)】【ビッグライト】【万能加工ミニ工場】【キャンピングカプセル(人数分)】【桃太郎印のきびだんご】【ラジコン粘土】【立体コピー紙】【交通安全お守り】【即席エレベーター】【通りぬけフープ】【ひらりマント】
□タイムアタック:
2:【スモールライト】で地球を小さくする(タケコプターの一飛びで日本に届くくらいまで)
3:日本に移動する
4:地球を元の大きさに戻す
(もう少し穏やかな方法を使うなら、「ドラえもん以外の全員を【四次元ポケット】に入れ、【タケコプター(人数分)】をドラえもん一人でローテーションする」または「【ラジコンねんど】で船を作って日本まで渡る」等でも良い。
□使用された道具:
【四次元ポケット】【タケコプター(3人分?)】【タイムふろしき】【ミニプレイヤー】【ミニ球場】【救命イカダ】【食用宇宙服】【夢確かめ機】【万能巣箱】【ひらりマント】【ジャイロカプセル】【空気砲】
□タイムアタック:
無理。
コア破壊装置やガルタイトの本社に攻撃を仕掛けるのに有効な方法がない。
よく勝てたなあれ。
■3:のび太の大魔境
□使用された道具:
【四次元ポケット】【六面カメラ】【出前電話】【植物改造エキス(I)】【植物改造エキス(II)】【猛獣さそいよせマント 】【即席エレベーター】【ほんやくコンニャク】【キャンピングハット】【電車ごっこロープ】【重力ペンキ】【さかのぼりボート】【通りぬけフープ】【かべがみハウス】【先取り約束機】【秘剣電光丸】
□タイムアタック:
■4:のび太の海底鬼岩城
□使用された道具:
【四次元ポケット】【水中バギー】【テキオー灯】【どこでもドア】【深海用海草胞子と魚の卵各種詰め合わせ】【テントアパート】【海底クッキングマシーン】【消光電球】【水中キャンプファイヤー】【とりよせバッグ】【ほんやくコンニャク】【水上もうせん】【スモールライト】【通りぬけフープ】【カメレオン帽子】【ジェットモグラ】【ムードもりあげ楽団】【タケコプター(人数分)】【ショックガン】【水圧砲】【ひらりマント】
※【どこでもドア】【とりよせバッグ】はムーとアトランティスの領域では使えないものとする。
□タイムアタック:
1:全員が完全武装で【四次元ポケット】に入り、しずちゃんが【四次元ポケット】を持ったまま捕まる。
2:ポセイドンの前まで連れていかれたら全員で奇襲。
□使用された道具:
【四次元ポケット】【タケコプター(人数分)】【翻訳コンニャク】【ヒラリマント】【あべこべクリーム】【耳バン】【道路光線】【石ころぼうし】【照明ミサイル】【とりよせバッグ】【タイムマシン】【スパイ衛星】【通りぬけフープ】【ショックガン】【空気砲】【もしもボックス(ドラミちゃん所持)】【ビッグライト(ドラミちゃん所持)】【虫の知らせアラーム(ドラミちゃん所持)】【タイムふろしき(ドラミちゃん所持)】
□タイムアタック:
大魔王と戦う前のどこかの時点で【ほんやくコンニャク】で魔界歴程を解読していれば一方的に勝てる。
大魔王と戦った後だと、メジューサの追撃をどうにかしてしのがない限り、原作通りがベストと思われる。
(2回めに魔界に行く前に魔界歴程を解読して大魔王の心臓を破壊することも可能だが、それをすると魔界に捕まってる皆が巻き添えで死んでしまう)
□使用された道具:
【四次元ポケット】【ロボッター】【どこでもドア】【壁紙秘密基地】【天才ヘルメット】【技術手袋】【タイムマシン】【壁紙格納庫】【片づけラッカー】【タケコプター(3人分?)】【ドンブラ粉】【チータローション】
□タイムアタック:
3:ドラコルル打倒。(元のサイズのままなので勝負にならない)
4:スモールライトで小さくなり、大統領の宇宙船でピリカ星へ移動。
5:元の大きさに戻り、ギルモア打倒。
※ピリカへ移動後にスタートの場合、原作通りがベストと思われる。
安全にアジトまでたどり着く事も可能だが、結局はスモールライトの効力が切れなければ勝てないし、
アジトごと捕まらなければギルモアが小惑星基地を攻撃しないので、
惑星の表面(の例えば片面)に塗料を塗って物体の軌道を変えるみたいな方法があるらしい.
調べた範囲では
"反射能力の高いペイントを塗り、後は太陽の光の力で隕石を軌道から押し出すという方法"
ということみたい.
http://karapaia.livedoor.biz/archives/52195757.html
またこのページのコメント15番では
"はやぶさのイオンエンジンのように推力自体は小さくても、年単位で噴射を続けられる推進装置を小惑星に設置し、軌道をごくごく僅かに変更させ続ける方法もあります。
また、小惑星の構成成分によっては、反射率の高い塗料を塗るよりも、黒い熱吸収率の高い塗料を塗ることで、成分を揮発させ推力にして、軌道を変える方法もあります。"
て言ってる.
もっと信頼できるページが欲しいところだが.
「ネタバレ」を英語では "spoiler" と表現する。つまり日本語よりも一歩踏み込んで「面白さを損なわさせるもの」という意味が含まれる。
わたしはネタバレはおろか、あらすじも読まない。未知の世界へ飛び込む体験こそが至高と考えてるから、基本的に事前の情報収集はしない主義。予告編は、好きだからたくさん観るけど。
ネタバレは避けたいね。しかし、インターネットの時代なのである。あらゆる角度から、情報が統制されないまま雪崩れ込んでくる。わたしも「フォースの覚醒」公開日以降は細心の注意を払ってフィードやタイムラインを読み進めていた(ほんと、苦悶の日々だった)。
ところで。エピソード3公開の頃に付き合っていた彼女と、エピソード7公開の頃…つまり現在、の妻が共にわたしに聞いてきたおなじ質問がある。「これまでのあらすじを教えて」と宣うのだ。腰が砕けたがまあ、そういう楽しみ方をする人もいるのかな。
…いちおういずれにおいてもわたしが「え?それをぜんぶ、しゃべっていいの?」と問い返すと、彼女らは「やっぱりやめて」と答えた。つまり彼女らも実は、あらすじを知ることは「スポイラー」であると考えていたのだ。彼女にDVDを貸したら、とても感動したと言って返してきた。問い返しておいて良かった。やはり、世界からネタバレは撲滅すべきである。
ただ一方でわたしは、(ネタバレに恐怖するあまりに)ネタバレに遭遇してしまった場合の対処法も心得た。わたしはシスとなったのだ…というか、これは幾千の映画を品評された貴兄であれば自然と学習することである。
それはひとつの悟りだ。ネタバレによって鑑賞の価値がスポイルされる程度の作品なんて、そもそもたいしたモンではないということを知ればよいのだ。
たとえばエピソード5のネタバレを知っているからと言って、ルークが2つの夕陽を眺めるシーンの価値が失われるだろうか。小惑星の間を駆け抜けてゆくファルコンの美しさをふたたび眺めたいとは思わなくなってしまうのだろうか。または、アナキンの行く末を知ってしまっているからエピソード1/2/3は無駄な作品なのだろうか(わたしこの3部作こそ素晴らしい作品だと思う派だ)。
自分がこういうのもナンだけどさ、「驚き」「衝撃」が作品の価値を決定するとお考えならば、あなたの品評眼もまだまだである。なにより、そう考えているうちは自分が好きになる作品に出会う機会を逃してしまうはずだ。それってもったいない話だよね。そして逆を言えば、驚きでしか物語を描くことしかできない作家も半人前でしかない。その点でも、ルーカスってほんと凄い才能だと思うんだ。
ちなみにわたし、そういう訳なのでエピソード7はあんまし評価してない。JJも凄いヤツだとは思ってるしこれはこれとして楽しんだけどね。なんだか、ファイナルファンタジー X-2 みたいになっちゃったなと。楽しめたけど、エピソード456123のように、またなんども観るだろうな。って気にはなってない。
1、
もっとも確実な実現方法のためには、大量のショベルカーが必要です。
日本の面積を377900 km²として、一キロ平方メートルあたり1000トンの土砂があるとします。
1台のショベルカーが一日に10トンの土砂を海に捨てることができるとすると、37790000台のショベルカーがあれば一日で日本を沈没させられます。
ただ、山岳は土砂の量が多いのでもっと時間がかかるでしょうし、海から遠い場所だと移動させるための時間も必要ですので、
2、
水を大量に持つ惑星や、水分量の多い小惑星を地球に落としてもいいかもしれません。
ただ、この方法でも部分的に高山は残ってしまうので高いところは事前に1の方法で削っておくべきでしょう。
3、
アジアプレートのマントルのプレートの沈み込もうとしている部分を破壊します。
ちょうど力がかかっている場所(日本海溝のアジア側)に数千個程度の核爆弾を埋め込み、一気に爆発させます。
これでもう本当に終わり
律儀にもほどがあるだろwwwwwwwwwwww/ことここに及んでさみだれの名を挙げる人(自分含め)はもはや単にさみだれファンアピールをしたいだけだと思うので,存分にファン語りをしようぜ。昴ちゃんかわいい。
正直きっつい
ファン語りより、その気持は水上悟志さんに直接伝えたほうがいいと思うよ
ファンレターでも送ったりしてさ
ここのほうが好きなので
すごいこの増田!ちゃんとレスしてくれる!正直あんまりちゃんと読まないでジャイアントロボとかいってましたごめんなさい!だって長いんだもん!
まあ長いよね
しょうがないよね
ありがとね
レスくれんのはありがたいんだけどね
さっき勧めてもらったこれ(http://d.hatena.ne.jp/active_galactic/20080521)
読んだあとだと爆弾ひとつで惑星丸ごとぶっ壊す大変さがよく分かる
星壊すだけが最終目的になる奴が滅多にいないんだよね…。星壊して終わりってなると、大抵星に憎しみがあるんだろうけど、人間を憎んで人間滅ぼそうとする奴はたくさんいても、星まるごと壊す奴はいねーよな…。
そうなんだよねー
人間と人間が争って人間の存続の危機が発生することはすごくよくあるんだけどねー
そういうことも言いたかったんだよ
なんでもいいといったな?・・・よし!地球なくなってた。(ファフニールさん汎用性高い)http://www.mai-net.net/bbs/sst/sst.php?act=dump&cate=18&all=29606&n=22#kiji, http://www.mai-net.net/bbs/sst/sst.php?act=dump&cate=18&all=26231&n=17#kiji
だあああああかああああああああああああらああああああああああああああああああああ
なんでもよかないしいいいいいいいいいいいいいいいい
もうね、今さらもう何も言えんわ
やっぱそういうことなんだろうね
全レスの大切さを身にしみて実感した一日だった
アフタヌーン系はまだまだ沢山引き出しありそう
さっきのミカるんX的なやつなの?
やっぱり物理的に地球壊すレベルまで律儀に書くには、1) 隕石衝突とか地震の一発アイディア系 2) オーバロードとかの超越者系 3) 民衆コントロールで群像劇系、あたりになるのかと思う。ニッチであるSFの中でもニッチな
そうなんだよなぁ
SF界広しといえども物理的に徹底的に地球ぶっ壊そうっていうのは意外に少ないことがわかった
どう考えてもそれは苦行だろ
作品をコピペする作業だけでもしんどすぎて誰もやりたがんねえと思うよ
ここが一杯になったら全レスは終わりにする
もう読んでんのよ
一つ思い出した。黒後家蜘蛛の会の「終局的犯罪」ホームズのモーリアティー教授が書いた論文「小惑星の力学」は実は…と言う話。実際には壊してないけど、教授の考えはブログ主に近いだろう。
そんな名作に隠れてたのかよ
そういうのは鬱々とする
”地球破壊作品”の続き。FOX Animation studioを壊滅させた「タイタンA.E.」が、劇場に行った人からもディズニー作品と思われてる所に本当の破壊力を見た(僕も当時劇場に行ったクチ)
あああああああああああああああああああああああああああ
恥ずかしいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいい
穴があったら貝になりたいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいい
もおおおおおおおおおお14年越しの衝撃の事実だよ
罪と罰やらなくちゃ
なんかスケボーみたいのでツーっと滑ってたイメージがあんだけど
たぶん全然違う気がする
人力検索か小町でやれ。「木っ端ミジンコ」って何だそのセンス。「惑星のさみだれ」は増田の欲求を条件的に満たさないから後で「騙された!」とか騒ぐパターン確定
思うさま吐き出してスッキリしてくれ
おわり
いつからかはもう忘れてしまったけど、私はずっとそんなことを思いながら学生時代を過ごした。
やっと東京で暮らせる日がきた時、私の心は夢と希望で溢れていた。
ドラマでやっていた東京で働く女の子が暮らしてるようなお洒落な街のお洒落な部屋に住めるものだとばかり思っていた。
不動産屋さんに部屋を探しに行った時、そんな私の幻想は粉々に打ち砕かれた。
それでも、東京で暮らしてみたかった。あの田舎にはもう戻りたくはなかった。
そんな気持ちに後押しされ、私は職場から1時間弱くらいかかるアパートに住む事に決めた。
ユニットバスでも洗濯機が外でも問題は無かった。やっと私が夢に見た暮らしに近づけたのだから。
そうやって数年前に手に入れた憧れの生活も今では色褪せた。
このお給料で私はこの先一体どうやって生きていくのだろう。職場の先輩のように、いつか東京で結婚してマイホームに手に入れたりするのだろうか。そしていつも怖いお局様のようにローンと教育費のために職場復帰するのだろうか。お弁当を持参して。
帰省する度、閉鎖的だったはずの田舎に大型のショッピングモールやファミレスなんかかが建っているのをみる。
私の頃は電車で2時間かけて街に出なければ楽しめなかったオシャレも流行の映画も音楽も美味しい食事も今ではこの小惑星の周りある衛星で全て賄える。
田舎に残った友人達はキラキラしてる。ヤンキーだったあの子も今では2人の子供に恵まれ実家近くに家を建て、ショッピングモールでパートをしてるって聞いた。
もし昔から、こんな環境があったのなら、私はそれでも東京に憧れていただろうか。
分からない。
刊行中の「天冥の標」、めちゃくちゃスケールのデカい人類年代記です。「導きの星」の5倍くらい(感覚)。巻ごとに世紀がかわる仕様ですから壮大。これがねえ、ガワを見るとすげえおもしろそうだし、実際おもしろいっちゃーおもしろいですけど………なんかこう「あともう一歩欲しいなー」感がこびりついて離れない。こんなにも壮大な作品舞台なのに、壮大なスケールで描かれた書割のように見える瞬間があって、この感じはいったいなんだろなーってずっと疑問に思ってました。
連接小惑星に人工重力を発生させてその上に首都がある宇宙国家とか、地球上のあらゆる生物を生きたままサンプル保管している巨大宇宙船とか、宇宙空間でも死なない種族がつくった脅威の軍艦とか……あんまこう、実感として想起されない。へーって思うくらい。イゼルローンの難攻不落な印象であるとか、地球とはあまりにも異質な惑星フェアリィの土壌とか、そういう圧倒的生々しさ、存在感に欠けているのが「天冥の標」における大きな泣き所であるように感じます。
いまのところ出色は4巻。SFにおける未踏の地へのアチーブメントが本当にすごい。このテの設定はむしろエロゲーで使い古されたシチュなんですが、そんなエロゲ設定を本家SF作家がSFにしてしまったのが面白い。本当に素晴らしい仕事だと感じました。シリーズ全体の印象でもこの巻は群を抜いています。おそらく圧倒的にキャラクター小説しているせいなんだと思います。キャラクターが動くことによって舞台装置が説明され、読者の目線もまたそちらのほうに向かうというのがうまく働いているように見受けられました。
イゼルローンの存在感とは、巧拙さまざまな将官が攻略をこころみては散ってゆく描写に基づいてますし、惑星フェアリィの不気味さも、謎空間にとらわれ苦悶する深井中尉や、超理不尽に片腕をうしなう従軍記者といったキャラクタの立ちふるまいによります。キャラクタの存在は、キャラクタ小説以上にSFでこそ必要不可欠であると感じます。
こうしてみると、「天冥の標」が慢性的に欠いている要素とは、銀英におけるヤンやラインハルト、雪風における深井零やブッカー少佐、すなわち「読者が感情移入してくれる魅力的なキャラクタ」ではないかと思うのです。ノルルスカインは味わい深い造形だが脇役すぎる。クロニクルの辛い所でしょうねー……。魅力的なキャラが動きまわって舞台に彩りが添えられることが少ないせいか、どうにも世界観が書割的に見えてしまう。ほぼ名前が出ただけの黒色中国やサンタクルス・クリオーリョ、イスラム巡礼艦隊などの勢力に至ってはまず何者なのかもよくわからんし、7巻にてアインが喪失を嘆いているシーン、本来ならものすごいカタルシスが生まれるはずなのに、感情移入がないのでそんなにパッとしなかった。まあ意味は分かるけど…っていう。うーん。
ところで小川一水作品の暫定第一位はまずまちがいなく「時砂の王」だと思います。遠未来と弥生時代がリンクしてゆく物語で、著者いわく「もともと中編にする予定だったのが長編サイズになった」という話。全体的にすっきりした流れでムダがまるでない。よくある舞台設定なんですけども、Oも卑弥呼もものすごい心に残っていて、俺大好きです。「あと一歩」感なんてまるで無くて、すべてが完璧に見える。次点は「老ヴォールの惑星」かなー。中編。やはり余分な要素をこそぎ落としたシャープさがあります。どうも小川一水がもっとも面白くなる文章量って、中編くらいじゃね? って気がしてなりません。
ロシアに直径17mの巨大隕石(小惑星に近い)が落下し、多数の負傷者が出た。
落下場所・落下角度や隕石組成如何では、地球規模の大惨事になっていた危険性もあり、
負傷者で済んだのは「不幸中の幸い」だろう。
さて、今の科学技術では、この大きさの隕石の落下を予報するのは困難を極めるが、
仮にこのレベルの隕石の落下の予報が可能で、しかし回避方法がない、というシチュエーションを想定すると、
仮に、2月14日頃に、
「明日、直径15m程度の隕石が地球に落下する確率が60%見込まれます。
人口密集地に落下する確率は極めて低いですが、落下場所が仮に人口密集地だった場合、
甚大な被害が見込まれます」という「予報」を行なった場合、世界規模のパニックが予想される。
人的被害が発生する「確率」は、(ゼロではないが)「高くはない」にもかかわらず、
隕石落下予報がなされた時点で、「この世の終わり」と解釈して、パニックを起こす人が、
世界70億人の中では一定数(数万人単位で)見込まれるからだ。
それこそ、パニック状況を利用して、半狂信団体が、集団自殺に走ったり、
株式市場、資本主義は、「数十年先、数百年先も、文明や資本主義が永続している」ことを大前提としている。
そのため、数百年先時点の経済価値までも現在割引価値にして、株価というのは織り込むのである。
それが、ある程度の蓋然性でもって「文明が終了する」という確率が呈示されてしまったら、
つまり、「明日、隕石が地球に衝突する危険性があります」と予報した時点で、
それこそ、隕石で死者は出なくても、狂信団体のテロで数百人が死亡した、という笑えない事態だって考えられる。
その意味では、今回、何の前触れもなく、隕石が地球にやってきたのは、「幸せ」だったのでは?と思う。
人類は、隕石被害回避(スペースガード)のツールを持つまでは、隕石落下予報に手を出さない方が「得策」なのかもしれない。
因みに、「数年後に、小惑星衝突によるカタストロフィーが発生する」という、スペースガードなき、
「どんどん地球環境が悪化して住みづらい世界に、子供を送り込むのはかわいそう」
とか
「不景気な日本、若者の年金負担が重い日本社会に、子供を送り込むのはかわいそう」
というように「先行き不安な社会に、わが子を送り込むのは可哀相・親の無責任」
という理由も見受けられるようだ。
先日、伊坂幸太郎の小説を読んで、この少子化理由を思い出してしまった。
ネタバレさせて失礼するが、SFオムニバス「終末のフール」の中の「太陽のシール」は、
「小惑星地球衝突(≒人類滅亡)が数年後、とわかっている世界で、妊娠が発覚した夫婦が、
(「終末のフール」自体が小惑星衝突・地球滅亡前の市井の人の生活を淡々と描いたSF集なんだが)
言ってみれば、「地球環境が悪化するから子供を作らない」「日本のお先が真っ暗だから子供を作らない」
というのは、「太陽のシールな世界だから、子供を作らない」というのと、本質的には変わらない気がする。
・・・で、「太陽のシール」の主人公は、悩みに悩んだ挙句、子供を作る決心をしたのであった。
★★★☆☆☆☆☆☆☆
空回り感が否めないファンタジィ
気合が空回りしているのかとにかく冗長。この程度の内容で2時間超えはないだろう。
そのへんからして「子どものための」「良心的な」作品という皮をかぶった大人の慰みものの匂いもしなくはない。
テンプレ通りの「田舎の夏休み」「ピュアな子どもたち」もアレだが、特に脚本には問題が多く、中盤のダレはもちろん、
終盤の安っぽい説教も完全に足を引っ張っている。背伸びして児童文学気取る前に、アニメで非日常を構築することの意味を考え直すべき。
★★★☆☆☆☆☆☆☆
いろいろ不合格......
同じ舛成監督と倉田英之脚本による『かみちゅ!』では、神道的想像力とジュブナイルがスマートにミックスされていたのに対し、
最高の人材と手間暇と予算が投入された今回は、いまひとつ何を目指したのかがわからない。
主題として非常に似通っている『サマーウォーズ』が(成功しているかどうかはともかく)
SFとして、近未来のテクノロジーと人間の在り方を正面から扱っていたことに比較すれば、特筆すべき試みはひとつもなかった。
★★☆☆☆☆☆☆☆☆
これで「宇宙」はちょっとムリ
小惑星探査機「はやぶさ」の帰還などで盛り上がった天文ブームと軌を一にして、異界としての宇宙の魅力を奔放なイメージで再生......し損ねた凡作。
少女への性欲ダダ漏れのキャラデザには目をつぶるにしても、擬似ディズニーランド級に宇宙を貶めた映像演出、
快楽を欠いた活劇、クソ寒い説教と、正しい"子供騙し"のお手本。これでは宇宙にロマンの復権を求めるメンタリティの退行性を疑わせるばかりでは?
★★★★★☆☆☆☆☆
ほほえましい独り相撲の記録
とにかく不用意な作品で、脚本も作画もぐだぐだ。いつもの陳腐なトラウマ
描写と、結局「男の子の生きがいのため、かわいそうな女の子が都合よく必
要です」的な弱めの肉食系ナルシシズム構築に回収しちゃう絶望的な底の浅
さは擁護しようがない(笑)。ウェルメイドな空気系の時代に、手持ちの古い武器(セカイ系センス)で戦いたかったのだろうが、
結果は独り相撲の挙げ句惨敗、むしろ敵の強大さを証明した作品だが、その稚拙な突撃はある意味ほほえましい。
★★★★★★★☆☆☆
あからさまに近年のヒットアニメを彷彿とさせる設定をふんだんに導入して
いるせいで、麻枝シナリオの要である家族愛やトラウマすら、ただのガジェッ
トのように見えてくる。が、それでも物語全体に漂う「ガチ」な空気は、さすがKey&麻枝准というべきか。
さらに、Key原作だというだけで制作のP.A.ワークスの演出が「京アニ化」している現象は非常に興味深い。真似られる
★★★★☆☆☆☆☆☆
説明台詞偏重のアンバランスな演出や超展開を、美少女ノベルゲーム的な文
脈へのリテラシーで深読みできるか否かで見方は変わるが、連続アニメとし
てはやはり破綻。それを割り引いても、終わりなき学園的日常への執着と生
の一回性との葛藤を描くゲーム発のコアなオタク文芸特有の主題に、何か新しい展開を示せたとも言い難い
(例えばゆりの抵抗にはもっと別の掘り下げができそうだが......)。美少女ゲーム的想像力の枠組み自体が、もはや限界か。
だれか @takapon_jp に http://itmad.blogoo.ne.jp/e51491.html っておまえがほんとに書いたの? ってツイートしてくれ