はてなキーワード: フェーズとは
男性のいう差別「レディースデー!(数百円割引)」「婚活パーティー代高い!(数千円割引)」「彼女出来ない性的・感情的欲求不満!」
女性のいう差別「入試点数マイナス(生涯年収・職業選択・浪人による経済的時間的喪失)!」「職業差別(生涯年収・職業選択)!」「性犯罪被害者九割近く!性的トラウマ!」
仕事をしていて、炎上プロジェクトには関わったことがあるが今までで1番長くなり気づいたこと。
基本的な情報システムは要求→仕様→開発→テスト→受け入れと流れるが、これらの中も細かいフェーズに分かれる。
すると、情報が分散する。正しくは「正」と山のような_oldファイル、作成中フォルダだ。正の情報は仕様変更などがあれば古く、作成中フォルダはチーム全体に共有されない。
そして、なにより、細分化されたフローは全体に共有化されない。開発のチームは顧客の変更は分かるが、それが細分化され、なぜこうなったのか分からない。
そして、チームがたくさんあると同時にリリースがし辛い。ドキュメントは正ではなく、作成中が正しく、どこにあるか分からず、どういうプロセスを経てこうなったのか分からない。
反ワクチンの人々の後押しをしたいわけではなくて、先日1回目の接種を終えて、待合所で待っている間に生まれた素朴な疑問。
やっと打てて少し安心と思う反面、例えばこのワクチンを要因として何か別の薬品を投与されたら確実にアナフィラキシーが発生してしまうなんてことってないのかな。
アナフィラキシーでもいいし、今回摂取した抗体の暴走でもいいし、要するにこのワクチンを打たなければ何でもなかったものが、ワクチンを打ってしまったことによって発症させることができるようになるという、いわばこのワクチンのバックドアのようなものってありそうな気がする。
人間の体ってそんなに単純ではないとは思うのだけど、もしかしたらこのワクチンが原因で何らかのアレルギーになる可能性は全くゼロではないわけだし。
そんなことよりもコロナのほうが困るからもちろん2回目も打ちます。
空想科学でしかない話ではあるけど、全人類の大半に仕込めるバックドアって夢があるよね。
そうなったらパッチワクチンを当てて対策をするのだけど、でも、ワクチンを不正入手したハッカーによってゼロデイアタックが発生して、、、とか、未来感がやばい。
教えて専門家さん!
そして開会式もクソほどつまらなかった。もう本当に内部のゴタゴタが作品となって表れた感じ。
さっさとまとめて滅びてほしい。
まあただ老害の一掃という意味ではある意味、ここでいろんなものが批判→辞任となってよかったのかもしれない。
アスリートは悪くない。むしろ海外のアスリートについてはこんな大変な中ご足労頂いた事に頭が上がらないだろう。
但し「感動を与えたい」とか「観客入れたかった」などとたわけ事を抜かす選手が時々いるのは残念である。
・反オリンピック
もう諦めてくれ。今から中止にはならない。
「むしろ不本意な中始まってしまった以上、コンテンツとして徹底的に利用しつくしてやる。」
実際大手を振ってオリンピック開催やったー!なんて人はそんなに居ないんだわ。
開催されてしまった以上、お前ひとりが見ないとか見ている人を糾弾する不買運動もどきをしたところで何の影響力もない。
「自分たちが選んだ政治家がこんなナメた真似して怒らずにはいられないですよね!?」
知らねえよ、大体自分が選んでない政治家が悪政した所で怒りの矛先はアホな有権者だってことに気付いてくれよ。
それが民主主義?多数決?国民の総意?そうかもしれない。他人事だと思ってる訳でもない。
でもこちらからしてみれば「そっちはやめた方が良いんじゃないかなあ」って引き留めているにも拘らず、行ってしまった先で酷い目にあって文句言ってるのは滑稽でしかないわけ。
その記事の全文は読めないが、それは専門家会議の見解というよりも、専門家会議を構成する一個人の見解なんじゃないの?
もし大多数の国民や事業者の皆様が、人と人との接触をできる限り絶つ努力、「3 つの条件が同時に重なる場」を避けていただく努力を続けていただけない場合には、既に複数の国で報告されているように、感染に気づかない人たちによるクラスター(患者集団)が断続的に発生し、その大規模化や連鎖が生じえます。そして、ある日、オーバーシュート(爆発的患者急増)が起こりかねないと考えます。そして、そうした事態が生じた場合には、その時点で取り得る政策的な選択肢は、我が国でも、幾つかの国で実施されているロックダウンに類する措置を講じる以外にほとんどない、ということも、国民の皆様にあらかじめ、ご理解いただいておく必要があります。
【新型コロナウイルス感染症対策専門家会議 「新型コロナウイルス感染症対策の状況分析・提言」(2020 年 3 月 19 日) 】
あと、"そもそもコロナ舐めきって対策怠った"のをアベ・スガ内閣以外のせいにするのは無理筋よ。昨年2月14日の毎日新聞の記事の段階で、すでに後手後手であると与野党それぞれから指摘されている。与党内から"政府の対応は後手後手だ。首相官邸の意思決定に医師の意見が入っていない"なんて言われているし、公明党が感染症対策などの専門家会議の設置を政府側に要請している。これらの指摘を受けてか、専門家会議が発足したのも別の資料によれば2月14日だ。
新型コロナウイルスによる感染症で国内初の死者や感染経路が不明な患者が確認されたことを受け、与野党は14日、それぞれ対策本部の会合を開いた。各党とも「フェーズ(段階)が変わった」との認識を示し、感染拡大への危機感を募らせている。
(略)
自民党の対策本部会合では、入国拒否の対象を中国全土に拡大すべきだとの意見が相次ぎ、医療機関向けのガイドライン策定を求める声なども出た。会合後、ある出席者は「政府の対応は後手後手だ。首相官邸の意思決定に医師の意見が入っていない」と不満を漏らした。
連立を組む公明党は対策本部の会合で、感染症対策などの専門家会議の設置と、感染の現状や対応などについて安倍晋三首相が記者会見で国民向けのメッセージを発するよう政府側の出席者に要請。政府与党連絡会議では、山口那津男代表が「引き続き水際対策や国内感染症対策の強化、適時適切な情報発信など万全の対策を講じてほしい」と首相らに求めた。
一方、野党側は「政府は初動対応の遅れに加え、感染の封じ込めに失敗している」として、追及を強める構えだ。国民民主党の玉木雄一郎代表は、党の対策本部役員会後、記者団に「ざるのような水際対策で、国内感染も抑え切れていない」と指摘。中国全土を渡航中止と入国拒否の対象にするとともに、経済対策として消費税率を8%に引き下げるよう政府に求める考えを示した。
共産党の小池晃書記局長も記者団に「政府の対応は後手後手に回っている。ちぐはぐなことが起きている」と批判。政府の緊急対策では不十分だとして、補正予算の追加編成と集団感染が起きたクルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」の乗客乗員の早期下船を加藤勝信厚生労働相に電話で直接要請した。
(略)
それ以降の専門家会議について言えば、専門家会議はコロナを舐めていたどころか、とりわけ初期においては、危機感のあまりにむしろ前のめり気味で現状分析と対策案を打ち出すようになり、助言の域を超えているのではないか?と政治家との領分について問題視されるほどだった。
https://www.naika.or.jp/jsim_wp/wp-content/uploads/2020/11/nichinaishi-109-11-article_18.pdf
反ワクチンを説得しようとする反反ワクチンの面々が基本的に「反ワクチンは超絶馬鹿。俺たちが真実を教えてやる。あまりにも馬鹿すぎる場合は尊厳を捻り潰して敗北を認めさせていく」という思考で動いていて非常に恐ろしい。
そういうやり方をされたら人間はかえって反発するということが理解できていないのだろうか?
メンタルが限界の人に「大丈夫ですか?」と聞くとメンタルが更に悪化するだけな上に、本当に限界が来た時に「あのとき大丈夫じゃないとちゃんと言わなかった俺が今更……」と考えてしまい最悪の結果がより起こりやすくなるという現代メンタルの常識さえ理解できてなさそうである。
とういか、大部分の反反ワクチンは「正論で人をなじりつつ「Aさんやっぱ超頭いいわ!」「話も上手いのね!」「承認!A様を承認!」って言われたいだけの自己顕示欲モンスターでしかないだけなんだろうが、こんな状況でそれをやるのは反ワクチンカルトと同レベルの社会悪だという自覚はなさそうだ。
線路に石を置いて悪戯する小学生が「電車が石ごときで脱線するはずないと思ってた。割れた石が勇気の証として仲間内で流行っていたのが悪い」と言い出すのと同じ思考レベルのまま大人になってしまったのだろう。
いい加減私達は反ワクチンを玩具にしていられるフェーズが過ぎつつあるんだ。
一部の自治体ではそろそろワクチンを積極的に摂取したい層を相手にするフェーズから、消極的に摂取しようとする層に如何にアプローチするかへとフェーズが移りつつある。
この状態で、反ワクチンを都合のいい藁人形として扱って自分の承認欲求のためにサンドバッグにするお手軽正義マンは邪魔者でしかない。
頼む。
いい加減、微塵の専門知識もない素人がチャチな反反ワクチン論を語るのは辞めてくれ。
皆も持ち上げるのを辞めてほしい。
せめてオリンピックでやってほしい。
頼む。
登場人物が翻弄されるその出来事の結末を、彼らにとって未来人である私はすべて知っている。
だから、彼らが知能と技術を尽くしたその行動の正否を、単なる一個人でしかない私が、100%正しく評価できる。
社会的に有意義な価値を持たない自分が、歴史的有名人の行動を逐一評価できるという感覚。
だから、私は小説の中でも歴史小説ばかりを好き好んで読み続けてしまうのだ。
また、近現代の小説ともなると、現在では当たり前に使われる科学技術(例えば、「えてきてる」だとか)に、登場人物が強い驚きを示すシーンも快い。
その人間を強く興奮させる驚きを、自分は既にいつとも知らず超越できているという感覚。
またそれは、自分が子育てを行っていた昔の、子供がテレビやら自転車やら色々なものに興味を示していた様子を想起させる。
歴史は、学問的履歴と違って、論理的に発展したわけでもないし、それが人間にとって最良に発展したわけでもない。
それなのに、「賢者は歴史に学ぶ」とか称して、歴史は自分が辞典かなんかのような学ぶべき規範だと勘違いしている。
歴史=暗記科目と思われているのも、ひとつひとつのイベントがアドホックで、共通項が見いだせない作りになっているからだ。
だから、歴史が多くの「賢者」に学ばれるためには、もっと一般化した形で表現されるべきだと思う。
つまり、歴史は暗記すべき物事に溢れた情報形態であることを止め、理想的には数学の公式のように、色々な時代にフィットできる教訓のような形を取るべきだと思う。
そういう一般化も目指さないで、「賢者は歴史に学ぶ」なんて述べる人間は「想定外」という言葉をどう思っているのか。
そりゃ、歴史的情報は暗記に閉口するほど豊富なので、どこかが現代の事物が似ていて、教訓が拾えたりすることもあるだろう。
しかし、何か悪い事項が発生したあとで、この教訓はこの歴史的事物からも読みとれる、だなんて言っても仕方がない。意味がない。
だから、歴史家には、未来に発生する事項に先行して、歴史的事物を一般化した教訓にまとめる努力が必要なのではないだろうか。
歴史家は、歴史における未知の事項を明らかにすることにだけ力を入れているように思うが、
個人的には、そういうのいいから、早く「まとめ」のフェーズに入って教訓化しろよ、早く教訓として歴史的情報を圧縮化しろよと思う。
つまり、歴史はあらゆる情報を網羅する情報の可能体であろうとする努力を辞め、その一部分でも「まとめ」として有意味な教訓を抽出してほしいと思うわけです。
いや、「まとめ」の部分は歴史以外の学問がやるべきってことなのか?
もしそうであったとしても、「賢者」が学ぶべきなのは、そっちの学問だよな。
現代に生きる我らが得るべきなのは、歴史的素材に関する知識じゃなく、現代に使える教訓なのだから。
気になるブコメがあったので。
https://b.hatena.ne.jp/entry/4705239490036876226/comment/le_cinema
治験期間が異常に短いこと、ワクチン接種後の死亡例含む副反応の検証がザルであること及び接種後の調査期間が1年程度しかないことへの不安をワクチン絶対大丈夫派はどう解消しているのか教えてほしいな、まずは。
https://news.yahoo.co.jp/byline/kutsunasatoshi/20210621-00243916/
ここにあなたの知りたいことがだいたい書いてある。抜粋すると、
一般的にワクチンの副反応は数週間以内に起こる
しかし、これまでのワクチンでは、重篤な副反応は通常、投与後数日から数週間以内に起こります。
...
この期間を超えた、ワクチンによる長期的な副作用は非常にまれであり、これまでワクチンの長期的な副反応ではないかと疑われたものも、その後の科学的な検証によって否定されています。
mRNAは数日以内に分解される
生きたウイルスはワクチンの中には入っておらず、また遺伝情報を体内に接種すると言っても、mRNAはヒトの細胞の核に入ることができず、そのためヒトの遺伝子の情報に変化が加わることはありません。
mRNAワクチンそのものは長期的なデータがある
mRNAワクチンは新しいプラットフォームのワクチンではありますが、全く新しい技術というわけではありません。
...
検証がザルと感じているようですが現在のような広く接種しているフェーズではともかく、治験の段階ではもっと厳密に有害事象は管理されており、また承認までは短くとも大規模な治験が行われていること、さらに作用機序も含めて、個人的には今回のmRNAワクチンの安全性はかなり高いと思っています。
もちろんリスクはゼロではないですが、新型コロナウィルスに罹患することや、それに伴う行動制限を受けることも含めたリスクとは比べものにならない低リスクという認識です。
ベンチャー企業で働いているとよく思うこと、巷でよく言われている事をまとめておく。
「カオスを楽しめる人」が向いているとよく言われるベンチャーだが、具体的にどういう状況がカオスなのかを一度見直してみたくて書いた。
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会社にお金も評価制度もないため、こんだけ成果出してるんだから給料上げてみたいな話にそもそもならないし、なっても通らない。創業メンバーと業務領域が被らない場合は特に大変。
評価制度がないため、周りからどう思われるかが一番大事。特に創業メンバーが個人的つながりのある人(大学の同期など)から構成されている場合、情報格差や居心地の悪さなどを抱えないためにもコミュニケーションを密に取るか、もしくは可視化できる圧倒的な成果を出す必要がある。一方で、そういう「お友達的なコミュニケーション」を「風通しの良い会社」と表現するのもまた特徴。
難しいのは、ベンチャー企業の創業メンバーや活躍している人たちというのは、大企業に不満があって会社を作っていたりすることが多いということ。「自分がやりたいことをやるために」大企業のキャリアを捨ててそこにいることがよくあるので、ついていけない人は馴染みづらい。結果として組織としてのあり方について考える人がいることは稀で、縁の下の力持ち的な人はいないか、いてもすぐにやめていくことが多い。これは「マネージャー」のポジションで人を採用し始めたフェーズでもあまり変わらず、初期に「マネージャー」というポジションを作っても、社員のモチベーションを上げる事に対する情熱がある人が入ってくることは稀。おそらく今後の市場価値を上げるために組織を作る経験をしてみたいとか、肩書きとかSOみたいな条件面とか、何か自分のためになる他の条件を考えてのことなのだろう。実際に組織が中長期に渡って有機的にワークするよう全体を見ようとする人が現れ始めるのは、人がやめまくって会社が本当に困ったとき。
平社員が1%とかもらえるわけではないので、結局のところどんだけ早くても10年勤めて多くて数千万円もらえるかもらえないか。そもそも大半のベンチャーは上場しないので、その場合SOは1円にもならない。社内では「監査法人や既存投資家と話してる」などそれっぽいことを言っているが、なんやかんや状況が変わらないまま5年が経過みたいなことも普通にある。
初期であればあるほど事業が流動的なため。
この要素があるために、小さいアプリを作ったり大企業のパクリみたいな制度を作ったような初期メンバーがものすごく実績を出したように見えることもよくある。本来、ベンチャーは小回りが効いて浅く広いスキルを持つ人の方が重宝されやすく、会社が大きくなるにつれて徐々にスキルの深さを持つ人が入社する。特にビジネス職に関しては、大してその職種の経験もない社員が、新卒もしくは学生に突撃営業や雑用っぽいことをやらせて「成長」とか「裁量」とか言ってたり、そういう会社の社長クラスの人がミートアップで学生にアピールしている風景もよく目にする。
タスクは無限にあり、職種を超えて降ってくる (エンジニアが採用もイベント企画もやる、バックオフィス業務全般を一人でやるなど)。
良くいえばチャンスはたくさんある。が、逆に大企業に慣れている人から見ると明らかに間違っていると感じることがすんなり通ることも多い。それをチャンスの模索がゆえの行動だと捉えて賛同できない場合はしんどい。
また、誰かが会社のビジョンやミッション、バリューを持ち出して自分の意見を正当化する場面に少なからず遭遇しがち。結局のところそれらは会社の一体感を醸成するためのものなので、理屈として正しいかどうかは関係なく割と思考停止して周りを納得させるために使われる。結果としてビジョンやミッション、バリューの意味は現場レベルにおいては流動的で、形骸化しがち。
社員の地頭が良いとか優秀とか言ってる会社でも、実際にはそうでもないことがよくある (上述の通り、求められるスキルが大企業と異なることも影響しているかもしれない)。優秀云々の前に、ミーティングの時間を守れなかったり、準備しないで参加する人もたくさんいる。さらに、多様性とか実力主義とか主張していても、実際には超有名企業出身のキラキラした経歴の人を採用するとなるとSlackがざわつき、日頃の言動は憧れの裏返しなのかと思えるほど態度を変えてくる人が見られる場合も多い。結局のところ、ベンチャー企業はいかに社員のモチベーションを (低い給料で) 高く保ち続けるか、そういう虚構の世界だと考えると色々と辻褄が合う場面がチラホラある。
例えばその会社のコアとなる技術を担っているエンジニアなど、一部のスタープレイヤーがずば抜けている場合などは特に、スタープレイヤー+スタープレイヤーを崇拝する普通の人、みたいな構図になることもある。この場合厄介なのは、「普通の人」が入社した場合、業務内容が事業から離れていったり、業務が流動的であるがゆえに本来やりたかったことができなくなったりすることもある。その場合、一度モチベーションを下げてしまうと上げることが難しいのも特徴。組織が小さいため異動などがしづらく、また異動できたとしてもどこのチームでも状況は変わらない場合が多い。
ハサウェイは完全に恋愛工学をマスターしたニュータイプと言えるだろう。
YouTubeで見れるのでぜひみてほしい。
https://www.youtube.com/watch?v=iMAj6ggHEyU
ケネス大佐を始め、多くのメンズがギギ・アンダルシアを口説くが、美女ギギ・アンダルシアには見向きもされない。
恋愛工学がどのような女性にも通用する、というのは完全な誤解で、上位20%程度のSクラスの女性にしか通用しない。
早速ハサウェイは、テロ集団をバッサバッサとなぎ倒し、機内で圧倒的なプレゼンスを発揮することで、ギギ・アンダルシアへのアピールを成功させるのだった。
ハサウェイが空港のロビーに入ると上品な女性に握手を求められ、
「皆さんにご紹介させてくださいな」などと言われ、両手に花状態で引っ張っていかれる。
そう、この時点でハサウェイの「モテスパイラル」は始まっている。
もちろん女性は モテている男性=魅力のある男性と認識するので、
他の女性からも連鎖的にどんどんモテ出し、加速度的に魅力が高まっていく。
「さっきは、なんで笑ったんだい?」
素晴らしいオープナーである。
「表参道ヒルズってどっちですか?」という道聞きオープナーや「この辺でこれくらいのペンギン見ませんでした?」と聞くペンギンオープナーなどがある。
と言われてしまうことだろう。
「さっきは、なんで笑ったんだい?」
「笑った?そう?私が?」
「なんでマフティーを騙った連中だと見抜けたんだ?」
この返しには、正直、唸らされた。
美女に対して「かわいいね」「きれいだね」と伝えても、美女はそれに慣れているし、それではきっと、
と言われてしまうことだろう。
しかし、女性は褒められなれていない意外な点を褒めてあげると喜ぶことが多い。
これは質問形式でありながら、相手の素性を見抜く能力があると伝えているわけであり、相当高度な褒めテクニックである。
そしてこの後、ハサウェイは高度な会話テクを駆使し、ハサウェイ=マフティという秘密をギギ・アンダルシアと共有することに成功する。
ここで、少しギギ・アンダルシア側に主導権を握られそうになる。
だが、ハサウェイはこれを許さない。
「だけど、言葉で人を殺すことができるということは覚えておいてほしい」
これは、ハサウェイが「調子に乗るな小娘、俺が格上だ」というメタメッセージを伝えた、ということである。
女性は格下の男性には惹かれない。美女はさらにその傾向が強い。
ハサウェイの術中にはまり、ギギ・アンダルシアは狼狽、無事にどちらが上かを印象付けることに成功した。
そしてリムジンの中。
窓の外を見つめるハサウェイにギギ・アンダルシアが「何が気になるの?」と問いかけると、
と耳元で囁く。
これは、仕草と声色ばかりが注目されがちだが、言葉選びにも注目いただきたい。
「お前を危険にしたくない」という意味合いで女性の庇護欲をかきたてるし、「おあづけ」プレイも兼ねている。
何者なんだ…ハサウェイ・ノア…
そして、ギギ・アンダルシアからの同室オファーをきっぱり断るハサウェイ。
「俺はそんなに簡単に女と寝る男じゃない」と伝えることで、「俺は女に困っていないほどステータスの高い男だ」というアピールができる。
ますます女性は「このステータスの高い男性に抱いてほしい」と思うことだろう。
男性は性欲を喚起させられると、おおよそ70%程度は知能が低下する(要出典)と言われているが、視線に気づいた彼女に対し、ほぼノータイムで
「君が元気になってうれしいのさ」
と返せるハサウェイの知能指数はIQ300くらいと推察される。
「君がいるということで、気を遣うということはしたくない」
とシャワーを浴びに行くハサウェイ。
これは再度の格上アピール。
「同じよ」
「この事態はどう考えたらいいんだ…」
「失礼ね」に対し、
「よく、そう言える…(中略)…どこ構わず裸でいる女は嫌いだな」
これは決まった…と思いきや、残念、GOALならず。
理想では、「散歩に出るが!?」⇒「一人にしないで」⇒GOALLLL!!!!だったものを…
と反省するハサウェイ。
さすが、女性を類型化しパターンで攻略しようとするのが恋愛工学の基本的なパラダイムと言える。
その後、ケネス大佐になびいているような素振りでハサウェイの気を引こうとするギギ・アンダルシア。
これはまあ、仕事も忙しいのでスルー。同室の優位性は揺らがないのである。
そう、昼の顔はハサウェイ、夜の顔こそがマフティ。
ギギ・アンダルシアの寝室に向かう。
いつ非常停止するかわからないエレベーターに乗り込むかの判断を迫られるハサウェイとギギ・アンダルシア。
ここが最も決定的なシーンだった。
「乗るか?」と目で訊くハサウェイ。
必ず相手の同意を得て進めなければならない、という啓蒙要素も表現されている。
なお、「大丈夫」の母性的な安心感、「乗ろ」の清純的な少女感。上田麗奈様の表現も素晴らしかった。
「どうして私に訊いたの?」
「君のカンにかけたのさ」
「それなら、さっきのごちゃごちゃした話もすっきりさせてよ」
いいですね。こういうトークで始められるようにしたい。
賢明な読者はすでにお気づきだろうが、このあとハサウェイは「やっぱりコワいことする」(=行為に及ぶ)わけである。
ギギ・アンダルシアから見たとき、行為は「戦場で逃げ惑う」ようなものに見えているのであり、
行為に積極的な女性であれば、例えばクェスのように、パイロットとして戦っていたはずだ。
そう考えれば、ギギ・アンダルシアは過去にそうした虐待を受けていた可能性がある。
余談だが、ガンダムにおける男性パイロットと女性パイロットの戦闘は行為の比喩であることが多い。
直近の好事例としては、ガンダムUCのマリーダとバナージの戦闘シーンがそれだ。
途中まで無我夢中で攻め立てていたバナージが、マリーダの壮絶な過去を聞いて萎えてしまったが、
マリーダはそんなバナージに優しさを感じる、というシーンは素晴らしいと思った。
これは、ベッドで2人のときにスマホが鳴り、彼女からLINEが来たような状態を意味しているだろう。
そうであれば、ギギ・アンダルシアの「置いていくの?」に対しては、
「まさか」
としかなりえない。
逃げ惑う2人。
男性は女性ほど行為の最中に快感を感じられないというが、もしかすると、男性にとっては、戦闘行為での興奮が女性のそれに相当するのかもしれない。
そして、閃光。
ハサウェイはクェスが去るときのイメージがフラッシュバックし、真っ黒に塗りつぶされる。
そう、これこそが恋愛工学系ニュータイプ・ハサウェイの正体である。
過去の女性に傷つけられたことを引きずり、いつまでたっても非モテ/インセルの呪いは消えない。
それはどんなに良い女、例えばギギ・アンダルシアのような女性を抱いたとしても
消えることのない、本質的な自信のなさ、センシティブな心そのものなのである。
それにしても、アジア圏で製作された男ふたり女ひとりの実写映画ってなんだろう?
https://febri.jp/topics/gundam_hathaway_4/