反ワクチンを説得しようとする反反ワクチンの面々が基本的に「反ワクチンは超絶馬鹿。俺たちが真実を教えてやる。あまりにも馬鹿すぎる場合は尊厳を捻り潰して敗北を認めさせていく」という思考で動いていて非常に恐ろしい。
そういうやり方をされたら人間はかえって反発するということが理解できていないのだろうか?
メンタルが限界の人に「大丈夫ですか?」と聞くとメンタルが更に悪化するだけな上に、本当に限界が来た時に「あのとき大丈夫じゃないとちゃんと言わなかった俺が今更……」と考えてしまい最悪の結果がより起こりやすくなるという現代メンタルの常識さえ理解できてなさそうである。
とういか、大部分の反反ワクチンは「正論で人をなじりつつ「Aさんやっぱ超頭いいわ!」「話も上手いのね!」「承認!A様を承認!」って言われたいだけの自己顕示欲モンスターでしかないだけなんだろうが、こんな状況でそれをやるのは反ワクチンカルトと同レベルの社会悪だという自覚はなさそうだ。
線路に石を置いて悪戯する小学生が「電車が石ごときで脱線するはずないと思ってた。割れた石が勇気の証として仲間内で流行っていたのが悪い」と言い出すのと同じ思考レベルのまま大人になってしまったのだろう。
いい加減私達は反ワクチンを玩具にしていられるフェーズが過ぎつつあるんだ。
一部の自治体ではそろそろワクチンを積極的に摂取したい層を相手にするフェーズから、消極的に摂取しようとする層に如何にアプローチするかへとフェーズが移りつつある。
この状態で、反ワクチンを都合のいい藁人形として扱って自分の承認欲求のためにサンドバッグにするお手軽正義マンは邪魔者でしかない。
頼む。
いい加減、微塵の専門知識もない素人がチャチな反反ワクチン論を語るのは辞めてくれ。
皆も持ち上げるのを辞めてほしい。
せめてオリンピックでやってほしい。
頼む。