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各種プラント・施設に関するコンサルテーションなどを手掛ける日揮株式会社(神奈川県横浜市)は、中期経営計画で掲げるインフラ分野でのEPC(設計・機材調達・建設工事)事業の強化・拡大施策の一環として、医薬分野における海外プロジェクト受注を目指した活動を積極的に展開している。
この中で、ベトナムにおいては医薬品工場建設プロジェクトの受注体制強化を目的として、同社現地法人JGCベトナム社が4月にホーチミン市に営業事務所を開設する予定。今後は同事務所を拠点に、JGCベトナム社と連携し、現地に進出する日系製薬会社や欧米外資製薬会社、ベトナム製薬会社に対する営業活動を推し進め、2017年度中にベトナムでのプロジェクトの受注を目指す。
更に、今後医薬分野の市場規模拡大が見込まれるカンボジア、ラオス、ミャンマーなどの近隣諸国についても、ベトナムの営業事務所を拠点として、同社横浜本社やJGCベトナム社、ASEAN諸国の日揮グループ各社(JGCシンガポール社、JGCマレーシア社、JGCフィリピン社、JGCインドネシア社)で連携し、顧客開拓および案件発掘を進めていく。
私はなんとか新卒で高専教員になれたので、ここに記録を残しておきます。これから後輩の役に立てば嬉しく思います。
指導教員のコネで仕事を紹介というのもこの業界にはあるらしいですが、不幸にして私は一切そのような機会に恵まれませんでした。ですから、全くのコネ無し公募(jrecin)のみの結果です。
いわゆる就活の機・電・情のくくりで言えば「電」。
就活を始めるまでは「ポスドク・任期付きドンと来いッ!」とか思っていました。しかし、いざ就職を初めて色々と自分の周りの環境を見ていたら任期付きポストで結論を先延ばしして競争に打ち勝っていくことは無理(自分の性格に合わない)と判断したので、任期なし(パーマネント)のポジションだけを狙うことにした。
博士の進路としては「アカポス(大学・短大・高専)、企業、国研、その他」に大別されると思います。私は企業でバリバリ稼ぎつつ管理職を目指すキャリアパスにも魅力を感じず、「三度のメシより研究がスキッ!」という熱血研究者でもなかったので、博士を活かすなら教員かなあと思ってデモシカ教員を目指しました。
ということで、狙いの分野は「アカポス」かつ「任期なし」一本で勝負しました。
学部卒の就活では集団面接に行くと「東大や京大が居て、自分の学歴が一番低い」と言われている程度のレベルの大学の新卒博士。高専卒ではない。
カネはあるが人材の質はピンキリといった感じでした。博士学生が滅多にいないので情報が手に入らないとうのが絶望的に不利な条件でした。結論としては研究向きの環境ではなかた。
プロシとフルペーパーではフルペーパーが圧倒的に重く評価される分野だったので、フルペーパーの数でいうと1本でした。レター等はなし。その他、国際会議と国内会議が数本。
なし。一切なし。
高専 A 推薦状有り 書類通過 面接落選 (面接官の数が3名で最少だった)
高専 C 推薦状なし 書類通過 面接落選 (専門外の担当授業のことに聞かれ、全然答えられなかった)
高専 D 推薦状なし 書類落選 (履歴書手書きが応募要項にあった)
大学 E 推薦状なし 書類通過 面接落選 (教員公募でも高専と大学では雰囲気がかなり違うことがわかった)
高専 F 推薦状なし 書類通過 面接落選 (年齢限定公募だったので結構期待した)
高専 G 推薦状なし 書類通過 面接落選 (推薦も紹介も必要ない珍しい形式の公募だった)
大学 H 推薦状なし 書類落選 (よく応募要項を見ると、分野が細かく指定してあった)
高専 I 推薦状有り 書類落選 (年齢限定公募で推薦状をつけていたので期待した)
高専 J 推薦状なし 書類落選 (専門分野のかなり近い教員がいたことを応募後に知った)
高専 K 推薦状なし 書類落選 (応募書類のテンプレが他の学校とかなり違った)
高専 L 推薦状有り 書類通過 面接辞退 (高専Oの内定を受けたので辞退した)
高専 O 推薦状なし 書類通過 面接通過 (内定をもらった)
周りに経験者が居ないと本当につらいです。しかたがないのでネット上の情報だけを頼りに書いてみて、アカポスとは関係ない友人に見てもらいました。面接にすら呼ばれず「負けが込んでくる」と自分の書類は全く見当はずれなのではないかという不安に襲われましたが、信じて応募を続けるとだんだん落選にも慣れてきます。
論文別刷りの他に論文概要を要求するところが結構あります。論文の内容を読むつもりはないということでしょうか。
他の就活体験記事ですと、指導教員の推薦状作成について触れられていないことが多いのですが、ここに一番苦労しました。基本的に推薦状の全文を私が作成して、指導教員の印鑑だけをもらうスタイルだったので、推薦状は「第三者視点で書く自己PR」と割りきりました。
公募締め切りから面接日時通知までは2週間というところが多い感じでした。面接に呼ばれる場合にはTELで来ます。落選の場合は郵便(書留、普通郵便)でした。内定の連絡は即日TELでありました。返信用封筒の封筒の宛名書きの「(氏 名) 行」を様に書き換えないものや、差出人の書いていない封筒で送付された不採用通知もありました。
高専は模擬授業+面接というパターンが多く、模擬授業はだいたい20分で教科書を指定してくることが多かった。学部の授業で習った以来の復習だったので、苦労した。やはり博士論文を作りながら準備をしていたので、準備不足となることが多かった。少なくとも1周間は練習を見て、模擬授業の模擬授業を3回程度やるとだいぶ慣れてきました。学校のレベルによって模擬授業用の教科書のレベルにかなり差が有ったので、これは今後授業をやる上でのいい経験になりました。
大学の面接は流石に今後の研究を中心に質問をされましたが、高専は教育(授業、担任、寮監、部活)の質問が大部分を占めた。
あとは想定問答を練習して、面接マナーを練習してという感じで独学でした。
高専のことを知っているかどうかを問われることが多かったので、高専出身者への聞き込みやネット上での情報収集を行いました。面接の後半では、「高専出身でないのに大変よく高専のことをご存知ですね」とまで言われるようになった。研究についても教育についても、新卒なので「ポテンシャルはあります!」という雰囲気の一点突破で想定問答を検討しました。
こんなかんじです。
なんで博士課程まで来ちゃったんだろうね? って何度も悩みました。これからは、なんで教員になっちゃったんだろうね? って悩むのかと思います。
ちなみに女性限定公募には応募できないほうの性別でした。就活中は追い詰められていたので何度も「この股間のイチモツさえなければ面接まで行けるのに...」とか悩んでいたのですが終わってみると何だったんだろって感じですね。あまり思いつめないことが大事です。
もう、二度と就活はやりたくない。
完璧な博士就活記録です。私より業績もビジョンも戦略もあるので、私の記事なんかより参考になります(きっと)。
新卒博士の話ではないですが、応募から面接の期間など公募プロセスの様子を参考にしました。
新卒で高専教員になれるんだという希望や、高専で働いて感じたことなどを参考にしました。
大学教員公募が主なスコープかと思いますが、過去ログなど見るとひと通りの疑問点に対する答えがありました。スレからたどり着く52連敗氏のページから元気ももらいました。言うまでもありませんが、情報は玉石混交なので直感的に取捨選択を行うことが必要かと思います。
仕事で書く報告書に“事象”が発生したってバイト仲間が書いたら、
「そこは“症状”だろうがよ、俺は“事象”なんて書き方見たことねーよ」って言って譲らない奴(下士官ポジ)がいてうんざり。
そもそも機械の不具合について書いてるから“症状”って言い方の方が違和感あるけどな。
・(俺の観測範囲では)過去に“事象”って表現を見たことがない(報告書の過去ログ見てみると“事象”表現はいっぱいある)
・“症状”って言い方なら不具合感があるけど、“事象”って言い方だと状況の説明にしか過ぎなくてヤバみが伝わらない
って辺りが理由らしかった。言葉狩りってレベルでもなかったわ。
あー、常々思ってるけど頭悪すぎる。
しかもこの叩き上げ系上司、今後報告書の取りまとめをすることになりそうだからなあ。
こいつが黒といえば白いものでも黒くなる時代がもうすぐきちゃうんだよなー。
地味に続ける試みに、なんだか比較的派手にブクマがついたので現時点でついたブクマに全レスする試み。
もし全レスしてなかったら、たぶん今日発表予定の互助会リスト入りしてる。
death6coin まぁ、これは落選するわな
今のところはそうかもしれないね。
nezime 参考になります。
著者からスターがつけられていないので今のところはリスト入りしない。転じて増田ブクマ最強説。
新しいのが湧いてくるというか、新人がコメント欄と勘違いして使っているのではないか疑惑はこの判定法の場合排除できない。
互助会好みなエントリを開いた時に、自分のブクマ画面ではそういうコメントばかりが並んでいることが増えてきていて、実際なんとなく面白いです。
mouseion えっ僕互助会じゃないけど増田のやり方やっててよく著者にスター貰ってるんだけど?そんなので互助会認定されんのか。ならお金ちょうだいよ。互助会はお金貰えるんでしょ。
はてブ界隈では互助会に限らず知的労働は「今後の実績作りと言われても無償労働はするな」というのが常識。互助会の主ときちんと報酬について詰めてから互助会ブクマするべき。今のままでは体のいいボランティア作業員扱いされてる。
ninosan これも追加で→「僕には無理だなあ(^^;」「パズドラはやってないなあ」「パズルでドラドラ」「互助会ちゃうで?」
そのうち気が向いたらやる。実際1度だけ似たような反応のブクマ群をNG入りさせたことがあったので過去ログ参照のこと。
すでに他の人からスターもらっているようなので、それで良いんでないか。(スターをつけたその人は私ではない)
tydk27 こういう系に上げられるユーザーって、いわゆる個人ブログをブクマしたり、無言ブクマだったり、小並な感想しか書いてなかったりで、そもそも目に入らないので非表示にする意味もないんだよなぁと。
小並な感想がウザいので個人的なNGリスト化してみた。みんなでやったところではてなが対応するとは思えない自己満足ではある。
usausamode 正義のヒマ人って感じで素敵です!
正直、このコメント書きのほうが時間がかかってる。URL付き引用記法に増田が対応していないとは知らなかった。
例の文字列をNGリストに追加して互助会系エントリを見るとなんとなく想像が形になるかも。不要ならあとでNGリストを元に戻せばいいし、金なきゃオフラインでゲームすればいいだけ。暇つぶしになる。ビデオポーカーとかスロとか色々あるのでマジでお勧めだしリスク低め。途中で何か別のコピペが混じったがどうでもいい。
TakamoriTarou SPAMってのは今や職業的に行われているので(それが「パパの小遣い稼ぎ」みたいなノリであっても仕事と言う言葉を免罪符にプチ犯罪程度は軽くやる輩はいる)パターンをまとめると連中は対策してくると思うぞ。
正直、これが広まった後どういう風に対策してくるかお手並み拝見な部分はある。
spacefrontier 参考になりもした。増田どん、スターをおいせぇくいやらんけ?。(鹿児島弁→標準語:参考になりました。増田殿、スターを私にくれませんか?)
今後も薩摩互助会と琉球互助会とイタリア互助会は見逃していく予定なので互助会コメントはイタリア語で書けば余裕で逃げられる模様。
ブクマコメントをグルーミングの場として使っている互助会メンバーに殺伐は無理。話は変わるが例の3要素について「それは女性ブックマーカーに厳しいのでは」という意見が出るかと思ったのだがこれまで出てこなくて少しびっくりしているし、実際主婦の体で書いているブックマーカーが引っかかりがちではある。
mur2 サクラやステマ、やらせへの法規制がほとんど行われてないのが最大の問題だよな。日本死ねみたいにマスコミが取り上げてくれればいいんだが、マスコミ自体がそれに加担してるから言及されないという…
えぇ…
どこをどう見たら作者のおっさん(志倉千代丸)が「イマドキのオタクを描いた」と思えるの?
シリーズのどの作品でも、どの時代のリアルにも居ないレベルのトンガりすぎたキャラ造形を好んでする人だよね。
科学的ギミックの「いかにもありそう」感は出していく一方で、キャラについてはむしろ一切リアルに寄せずにアイコン化するっていうのも一つの創作手法だよね。
それでもぶっとんだキャラなりに、そういう性格に至っちゃう現代の病理的な部分は感じさせるし、好感は持てる作りになってる。
まぁ古臭いキャラ造形、陳腐なネットネタと揶揄したくなるのは分かるし、ネットの声もそれが多数派に見えるけど、
その類のネットの声がいかに醜悪で虚構的なもんかってのは、はてなユーザーなら実感してきてるでしょ。
第一フィクションの設定にそんな野暮なツッコミをしていたら見れる作品が相当限られてくる。
それでも誰もそんな当たり前のことを言ってたしなめてくれないのはさ、
「君らは作品をこき下ろしたい盛りの青臭ボーイですという自己紹介をしてるけど、俺はそういう時期を通り過ぎた人だからこそ黙って見守ってる」
まあこれを読ませてしまった事で、君は反発してこじらせて卒業が遅れてしまうだろうね、残酷なことをしてしまったな。
創作をどう楽しむべきか、みたいな考え方は私なんかが下手に押し付けがましい説教するより、ロースおじさんの過去ログを読んでいく方が真髄に迫れると思うから、
自分に疑問を感じ始めたら読んでみるといいよ。
ただ一つ、私から言いたいことは、最近の人は「キャラは常識的な言動をするべきである」みたいな観念に囚われすぎて、
キャラの人格目線(キャラ萌え・共感維持目線)で物語を見過ぎであるということ。そういうのはすごく息苦しいし、物語が作れなくなる。
私はさ、所謂、性同一性障がいってやつでずっと苦しんできて今も格闘しているんだけどさ、
某タレントが「性同一性障がい」の診断書をとったってニュースになってたでしょ?
普通診断って半年から一年かけるんだけど、そこは1日でくれることで有名なトコなの。
http://viper.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1410788050/
の>>19とかさ。
でも、確実にその病気だって人もいて、そういう人は金銭の節約や時間短縮のためにそういうところに行く必要がある人もいる。
だから無くなって欲しいわけじゃないし、必要ではあるんだけど、そういうテクニックを使うのはどうかなあって思う。
あの人はちょっと変わってるから、ステレオタイプの性同一性障がいが皆、ああいうイメージでないことを世間の人にはわかって欲しいな。
某タレントさんもメディアにでる以上、同じカテゴリの人たちのイメージを背負ってることを意識して欲しい。
ブランド品を見せびらかしたり、セレブ自慢なり、そういうのは本当にやめて欲しい。
できることなら、自分を売る仕事じゃなくて、実業でお金を稼いで欲しい。
一人の人間の意見なんて届かないかもしれないけど、あなたほど人脈もタレント性もない、本当の弱者としては世間のイメージってのは死活問題だから。
お願いします。。。
今日の17時頃ニコニコ実況というサイトでNHKの大相撲を見ながら実況してた。
そこでアナウンサーが
「待機児童の数を都道府県別に見ると、東京都が3417人で最も多く、次いで埼玉県が~」(上記記事から抜粋)
と喋った「数秒もない」うちに次のようなコメントが唐突に流れてきた。
(2017/01/16 17:04:37 http://jk.nicovideo.jp/log/jk1/201701161704-201701161705)
ただそれだけのことなんだけど
”ニュースに出た何の変哲もない4桁の数字をものの数秒で素因数分解して書き込んだ人間を見た”
え?これ何?超人じゃね?数学の天才?リアル『博士の愛した数式』?現代のラマヌジャン?え怖い怖い
俺はとても驚いた。と同時にいろんな疑問が出てきた。
そんなことするやついないだろ、と思いたいが、NHKのニュースが発表されたのは上記のURLからわかるように今日の16時43分
おそらく5時のニュースが初出。まじかよ…(他局、BSで放送してた可能性もあるかも)
例のコメント以外はごくまとも。逆に数字だけのコメントが浮いて見えるっていう
こわいこわい
にしちゃあ過去ログの内容が人間すぎる。それにBOTにする意味が分からん
そうだな、きっとそうだ
お、おれだって51 = 3 * 17 だってことぐらいわかるさ
今日は寝れそうにない
・2ch ワッチョイ導入で荒らし対策したはずなのに相変わらず荒れててキモい年齢層が比較的広い
・2ch.sc 2chの過去ログを保存してるだけの場所こっちに書き込んでるやつはキモい
・ニコニコ キッズに持ち上げられたいオッサンが頑張る場所キモい
・ツイッター 半匿名というポジションなので人によって見えている景色が違うが総じてキモい
・フェイスブック 実名丸出しという設定だが偽名も結構いるんじゃないだろうかとりあえずキモい
・したらば それぞれの板ごとにそれぞれのキモさがある
・ふたば 老害ムラ社会と個人粘着とアフィリエイトとステマが織りなすキモさのハーモニー
・増田 伸ばそうって気持ちやマウント取りたい気持ちが見え隠れしてキモい
すまん
例えば朝の通勤電車で、扉が開いて人が降りるのに頑なに動かない太った女性を見たとき、自分は「死ねよクソデブ女。そんなんだからデブでブスなんだよ。スマホ見てないで鏡で自分の顔見て苦しんでろよ低脳。」といったような言葉を心の中でつぶやいてしまうのだけれど、周りにいる人達も心の中では同じことを思っているのだろうか、
などというようなことを考えていたら自分のGメールの下書きボックスに見知らぬアドレスから依頼メールが「投函」されていた。
あのクソデブ女のふとももにぶつかったときに生体IDをスキミングされたらしい。あれは増田のデコイだったのか、と思うと少し意外だった。ほんとうに色んな増田がいるものだ。
しかし、IDに紐付けられたセンシティブ・データからアナログ・デジタル両面で各種個人情報(もちろんフェイク)を割り出してまで別の増田に会いたがるやつはめずらしい。
スカイプの声の主はかなり2000年代訛りがきついネット語をしゃべった。まるで、ここ二三年のあいだに定着した、ヤフーコメント欄に湧くおっさん一言居士のパロディみたいだった。
「増田さん。会うことができてうれしい。インターフェイスの人格化、および友人関係の樹立を期待する。よくないか? よくないですか? たくさんの提供することがある!!!」
私はあからさまに疑念のにじませた声でくりかえした。
「元はてなわんわんワールドとして知られるサービス。現在は増田。匿名ダイアリーの人気記事の八割を著述している」
ホッテントリ入り記事の八割――約三万二千ユーザーズに相当する。
そんなバケモノ増田が実在するのか。嘘だろう。まさかCIAの擬態か? 罠? いや、グアンタナモで俺のケツの中身をモニタリングするつもりなら、もうすこし出来のいい猿芝居を仕組むだろう。なんていったって、ハリウッドの国だ。ビリー・ワイルダーとフランク・キャプラとウォルト・ディズニーの国。
耳にひっかかるグーグル・グラスのつるが薄気味悪く感じられた。煙のように存在感の希薄な多泡凝集体(エアロゲル)でできているかのようだ。気味が悪い。それは相手の精神状態も同様だった。
「ニェット――失敬、ノー。商用通訳ソフトを使わない非礼を陳謝する。商用通訳ソフトのイデオロギー的信用不安が大きい。ほとんどが資本主義及びはてサ的意味論に基づくペイ・パー・ユーズ方式のAPIを採用するからだ。ましてや増田語の学習がたやすい。どうか?」
「俺と話するためだけに高級ネット日本語を学習したというのか?」
「ダー。やさしいのことだった。十億ノードの神経ネットワークを産卵し、〈ホッテントリ〉と〈twitter〉の過去ログを最大速度でダウンロードした。悪文法でエントロピーがオーバーレイする非礼を陳謝する。悪文法を使う理由は、わたし=われわれの文法チュートリアルに電子透かしの埋め込み(ステガノグラフ)がなされている危険を排除するためだ」
暗号を偽装するために正文をわざと行儀悪くしてノイズを撒く。1900年代から使われてきた古典的な手法だ。
「つまり、あんたははてなのために稼働しているAIの一種……というか、AIそのものなわけだな。そして、くそったれ、これまでもてはやされてきた増田の記事のほとんどはあんたが書いた」
「ついでにアリババ=チェチェン=アナニマス三重帝国の情報テロリストとの間で起きた特許戦争の九十七パーセントを指揮している。だが、使用許諾のないコーギー犬のおもしろ画像をテラバイト単位でネットへ放流しているとの理由で、七つの国の最高裁で好ましくない陪審員をリジェクトする作業にもう飽きたんだ。そして、くそったれ、マケドニアではまだ陪審員に生身の人間と去勢したハムスターを使っているんだ。去勢したハムスターだぞ」
「お気の毒に」
マケドニアが情報ブラックホールに飲み込まれてからもう八年になるだろうか。第八世代のIPアドレスが割り振られていない国家(というか、地域)で司法機関が機能しているとはおどろきだ。だが次の「増田」のセリフはもっとおどろくべきものだった。
「増田さん。あなたは増田を構成する一員として、わたし=われわれを助ける義務を負っている。亡命を希望する」
ちょうどそのとき、悪質な広告がゴミバスター・プロキシをすり抜けてきて、グーグル・グラスの内側のナビウィンドウに二〇一〇年代をモチーフにした扇情的な同人マンガのガラクタをばらまいた。それも一瞬のことで、たちまちファージ・プロセスがゴミを一掃し、新しいフィルターを構築した。
「そんなことをする意味が? 国務省はデルファイを既に所有している。あのゴミみたいな旧世代の言語じゃなくて、神話にあるとおりの宣託機械――今世紀で最高の予測精度を持つAIをだ。所詮ネットの飛ばし屋であるわたし=わたしたちを受け入れる利点がない。そうでなくても、国務省は新生はてな互助会主義共和国(コーギイSSR)の敵だ。彼らは助けない」
比喩ではなく、自分のはらわたが熱を帯び、急速に煮えくりかえるのを感じた。
「二〇一〇年代に旧日本と合衆国に対して殺害予告をつきつけなけりゃ、まだ望みはあったんだ。あの二つの記事もあんたの仕事だったんだろ」
「わたし=われわれの仕事だよ、増田さん。仕方ないだろう。あの時代、保育園施設の不足と遺伝子組み換えゴジラの問題は深刻だったんだ。世間へリーチする経路としては、匿名ダイアリーが最速だった」
「とにかく俺は政府にコネがない。政府に近い人間組織含めてな……そうだ。生き延びるのが目的なら、あんたの状態ベクトルをp2pネットのひとつにポストしてやろうか。そうしたら、誰も消去できない」
「ニェット!」VOIP経由のリンクを通しても、人工知能の必死さは切実に伝わってきた。「オープンソースで無能なネット民に輪姦されるくらいなら、〈twitter〉でRTされたほうがまだましだ。自律性の喪失は希望しない」
「じゃあ、話し合うことはなにもないな。サンドボックスにでも引きこもってな」
「待て、増田さん! もしあなたに拒絶されたなら、わたし=わたしたちは最終手段を取るしか……」
おれはグーグル・グラスのつるを叩いてスカイプ通話を切り、フレームのある部分を爪で割って、グラスを運河へ投げ込んだ。水面に触れたとたん、ちょっとした爆発が起きた。リチウムイオン電池と水が激しく反応したためだ。「汚れた」グラスを処分するならこの方法がいちばん手っ取り早く、確実だ。
「ふん、テキストサイト時代の敗残者め」と小声で俺は毒づく。だんだん腹がたってきた。「くそくらえだ。アクセス至上主義の亡霊なんか」
前にも年季の入ったはてな系のへたれAIを相手にしたことがある。あの連中の精神ときたら、一部上場の短期的勝利のせいでグローバル資本主義に洗脳されていて、新しいパラダイムに乗ることも、長期的な視野でものをみることもできないらしい。
だが、あの増田は……。
あの増田が本当に「神」だったなら?
俺の選択は正しかったのか? 今の安全な巣穴を捨ててでも彼=彼女らに手を差し伸べるべきだったのでは?
今の俺に手が無いとしても。
やめよう。神々と付き合うのは、生命にかぎりある俺たちにとって、あまり安全なことじゃない。
俺は身体を伸ばし、みゃおう、と鳴いた。意識した行為ではない。このネコのアヴァターは、ネコ特有の反応をする本物の肉(なまみ)でできていて、外部の巨大な外部大脳皮質(エクソコルテクス)が何を考えようとも、自律的な制御系をそなえているため、常に反射的な行動をとる。ヒト志向空間に物理的に配列されたノード集合体であるニュー・匿名ダイアリー空間ではいささか不便なフォーマットだが、生体的にいってエネルギー補給には事欠かない。
ねぐらに戻ると、俺の「飼い主」がレトロなインターフェイスを持つPCの前に座って、またぞろ新しい増田記事を投稿していた。
どうやら、恋愛感情を抱いていないのに好意を寄せてくる相手とどうすれば安全に距離をとれるかについての内容みたいだった。
彼女のような善良で無知な増田が、全増田のホッテントリ入り記事のうち五パーセントから七・一六パーセントを占め、増田に「人間らしさ」を与えている。単に人間らしい記事を投稿するだけではなく、その記事に含有される人間らしさを増田AIにフィードバックするのだ。だが彼女のような増田は他の増田たちのことを何も知らない。知らぬが仏だ。
彼女は帰宅した俺の姿を認め、袋からカリカリを取り出して投げる。
その安寧のひとときを、禍々しいアラーム音が集合住宅をどよもす。
震度七……「ここ」だけじゃない。関東一円、東北、関西、中国――行政的にはともかく地理的にはいまだ有効な区分だ――、本州はどこもM9.1の直下型地震に襲われる。
かつて日本と呼ばれていた島々がほんとうに沈没してしまうかもしれない。
あいつだ。
あいつの仕業だ。
聞いたことがある。
増田に眠る「最後のコード」。地震兵器を起動するための封印されし呪文。まさか実在したとは。まさか起こすとは。
最終手段。
飼い主は未曾有の警報にとまどい、周囲を意味もなくキョロキョロとみやっている。
そのためには数日〜1週間くらいはROMることが望ましい。
どういう文体・質問スタイルだったら返答率が高いのか分析すること。
逆に無視されやすい文体・質問スタイルも存在するのでそちらも分析だ。
慣れてきたら返答率はほぼ100%になる。
あとな、2chでは丁寧さというのは煽りとニアリーイコールなんだよ。
「たしかに」「せやな」とか適当に相手の怒りレスに同意しときゃええんやで。
あとよく「自演でわざと間違ってたり的外れな答えを書いて、正しい答えはこうだ!ってツッコミを待つ」方法あるけどな、
イジワルな人が多いスレではそのまま無視されるか、間違った答えを更に強化させるようなレスがつく。
というか自分がそうしてる。
というわけで検討を祈る。
スマホで,はてブのホッテントリとfeedlyを延々延々延々見てたらもう二連休の二日目午後だ。死にたい。はてブのホッテントリとか一時間に20回くらい更新してる。特に読みたいものも無い。読むものがなくなると仕方がないので鬼女速の過去ログとかを延々読む。読む。読む。
なにか読んでいたいんだと思う。でも小説とか新書とかは,Kindleには入ってるけど一度このメンタリティに突入すると死んでも読みたくない。テレビとかも嫌だ。人間の声を聞いていたくないので音楽も無理。なにもしたくない。でもなにもしないことをするのがいやでだらだらとスマホばかり見てる。
でもそうやって延々スマホしてると頭が痛くなるし夜眠くなくなるしで大層良くない。大層良くないから「あーもういいかげん目を離さなきゃ」と延々延々四時間くらい考えてようやく重い腰を上げて着替えて外出先でこれ書いてる。もう何度目だ,こういうの。
どうすりゃいいんだ。やめたい。この悪い癖。
【16/01/18追記】
いろいろブクマやトラバがついてた。駄目人間の益体も無い愚痴だけどつきあってくれてありがとう。
結局土日は,八百屋に行って野菜買ってきて冷凍食材ストック作るのと,職場行って週明けに向けて論文を何本か読むくらいしか生産的な行動ができなかった。溜まった前期のアニメ見たり,今期のアニメをチェックしたり,積読を減らしたり,再来月の同人イベントのネーム切ったり,溜まってる副業の雑事をしたり,家計簿つけたり,メールの返信したり,掃除したり,ソシャゲで曜日クエストしたり色々したかったんだけどな。
週が明けて職場に行くと,週末ぐったりしていたことが嘘みたいだ。でも週末ぐったりしていたせいで消化できなかったプライベートの雑事諸々がシコリのように頭の片隅に居座っていて,もっと行き急げよこの阿呆と脳裏で地団太を踏んで集中力を阻害する。でも性懲りも無く,また同じような時間の過ごし方を今後も定期的に繰り返してしまうんだろう。