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2011-04-24

http://anond.hatelabo.jp/20110423132447

これが本当の話なら恐ろしいね。

そもそも担任の先生とか気づかないのだろうか?

結果ハッピーエンドで終わったからよかったものの、他生徒があなたした仕打ちは人間のやることじゃない。

俺はエヴァに呪われていてエヴァアニメ物差しにしているのか…

http://anond.hatelabo.jp/20110422235719

↑の元増田です


ブコメで「エヴァに呪われている」とか「エヴァ脳の恐怖」とか「エヴァアニメ物差しにしている」といったコメントを見て、なるほど的を得ているなと。

そして残念ながらid:kyo_juネタじゃない。マジで書いた内容なんだ…orz

てか自分でもマジでエヴァ脳だと思う。じゃなきゃ増田で書かない。

俺がこんなコメント普通ブログ投稿してる奴をみたら、とりあえず全力で叩く。

それぐらいTPOに反してる感想だと我ながら思う。


しかし何で自分エヴァに呪われているのか?

何故エヴァアニメ物差しにしているのか?

何でだ?


自分なりに考えてみたんだがエヴァに前のめりで楽しんでた人達、というか後ろに引いて見ることが出来なかった人達は、

エヴァが終わった後の娯楽としてそれぞれ別個の道に進んで行ったかと思う。


まずアニメという枠に傾倒する道。

あるいはSFというジャンルに傾倒する道。

この二つの道に進んで行った人は多いのではないかと思う。

ただ自分はこの二つの道には進めなかった。

アニメ当時の世相を反映してか「自分探し」のような内容か、あるいは「萌え」に特化した内容ばかりだった。

自分探し的な部分は十分エヴァで堪能したし、萌え視聴者勝手に後付けするものであって主食として作者が提供するものじゃないものと考えているので無理だった。

SFは─漫画だろうと小説だろうと、作者の設定自慢ばかりで人の営みが希薄なのが多かった。「イカにSの面白さを最大化するか?」が最大の関心事になっている世界だった。

Fだけでいいか人間ドラマが欲しくてSFの道には進まなかった。

※その中で何故か『BLAME!』だけは面白いと思ってた。我ながらかなり謎。

 「設定?誰がんなもん語るか。察しろ。」というスタンスがよかったのかも知れない。

 あるいは設定の説明がない分、人間(と愉快なクリーチャー達)の営みに思考が集中できたせいかも知れない。


自分は娯楽なしで生きられるような人間はない。おそらくは他の人もそうだと思う。

大人になって仕事家事忙殺されても、アウトドアや人付き合い以外の何かしらの娯楽を大なり小なり楽しんでるんじゃないか

人によって、それが映画だったり、ドラマだったり、推理モノだったり、歴史モノだったりすると思う。

自分は「エヴァの次の娯楽」として、最終的に「古いモノ」を選んだ。

小説に手をだし、散々色々な誇大広告に騙された結果、最低10年以上「これは良い」と語られる小説は、少なくとも個人の趣味で好き嫌いはあっても外れはないことに気づいたからだ。

そしてこの単純な法則が、小説という枠だけでなく他の枠にも当てはまることを知った。


「古いモノ」を楽しむコツとして、「その当時の世相や時代背景を同時に知る」ということ。

今ではやや物足りない部分があったとしても、当時としては革新的な技術や手法、あるいは独自の視点が盛り込まれていたために長らく語り草になることが多い。

それと同時に他人の解釈をガン無視すること。例えるなら、どれだけ権威ある人が「このキャラツンデレから萌え」と言っても自分が「ツインテールから萌えであってツンデレなのはどうでもいい」なら自分の直感に従って楽しむこと。

こんな風に古いモノ、かつ娯楽として時代の振り落としを生き抜いたモノを、自由気ままなオレオレ解釈で楽しみ、アニメを見なくなった結果自分アニメ物差しエヴァジブリ千年女優だけになったorz

敢えて弁明、というか開き直らせていただければ…


だって仕方ないじゃん!1年間で1割より少ない程度で面白いアニメは出てると思うよ?

けどその1割弱を探すためだけにアニメ世界に飛び込めば、まさに「渡る世間は萌えばかり」、あるいは「前門の厨二アニメ、後門の監督が厨二の自称芸術unkoアニメ」ばかりじゃん!

アニメの作り手にしても、ちょっと成功して有名になるとすぐ芸術気取りした宮崎駿後継者気取りしてばっかじゃん!

そんな中途半端なことをするくらいなら、いっそワーグナーみたく「アニメはただの芸術じゃない。神聖な祭事だ!」ぐらい突き抜けつつ「よろしい!私に投資する権利をやろう!」的なノリで資金調達&製造とかやれるだけの実力と人間としてゲス気概を持って挑めよ!>ヤマカン、細田

特に'00年代は酷かったよ!観客の声を聞かずに監督が見たいアニメか、大向うの観客の声しか聞いていないアニメばっかだったよ!

「そもそも今客席にいない人を、どうやって小屋に来てもらうか」を考えている人なんて皆無だったよ!


00年代はまブロードウェイ- ミュージカルの方が観客を呼ぶためのモノ作りをしてるよ…

例えば「Wicked」はファンタジーで低年齢児を釣り、女の友情で少女釣り、あげくに社会派的要素で親を釣り上げる万能釣り竿だよ。

Next to Normal」なんて狂気の中から家族愛を導き出すーそれも母親が主役でーっていう化け物ミュージカルだよ。

ミュージカルってさ、親しみが無い人には「子供が見るモノ」あるいは「軽いモノ」ってイメージがあるんだ。

酷いと「演劇と歌が同居する必要性がないんじゃねーの?」って言われる始末www

まぁ当然だよね。舞台としては戯曲という枠が、歌劇としてはオペラという枠が、ダンスバレエという枠が、技巧も歴史も名作も持ってる。

けどミュージカル子供ミュージカル自体にマニアックな人ばかり相手にしてたってお金にならない。

彼らが飯を食っていくためにミュージカルという枠のファンを増やすしか無かった。

かと言って技巧だけで挑めば間違いなく他の枠に負ける。

から彼らはあらゆるものを取り入れ名作を作り上げた。

例えば古典悲劇恋愛ベースに、彼らの身近にあるダンス風俗、そして身近にありすぎるマイノリティへの差別問題を注入したWSSとかね。

そういったことを繰り返し繰り返し続けた結果、今のブロードウェイミュージカルの地位が出来上がった。


じゃあアニメはどうだろう?特に00年代

00年代映画ドラマが売れないと言われる時代だった。

アニメを作ってる側の人からも、「売れない、売れない」という声ばかり聞こえた。

けど自分からしたら、なんでアニメを作ってる人は「今、テレビの前にいない人」を捕まえようとしないんだろうと思ってた。


筋を古いモノから流用し、装飾や人々を今の時代に合わせ、最後の結末に自分たちのメッセージを盛り込む。

これだけでも十分面白いモノが出きるのに。

守破離」の全部が大事なのに、今のアニメは「守」だけ「破」だけ「離」だけみたいに、個別の実装しかいものが多い気がする。

その意味でまどまぎは見事に守破離を盛り込んでた。

魔法少女」っていう小さな視野で見ても、かなり綺麗に守破離してる。もちろん違う角度から見たときにも様々な守破離があるのがまどまぎの魅力。


けど、きっともう後16年くらいは守破離をしっかり出来たアニメは出ないんだろうなぁ…

まどまぎの脚本の人は「ロボットものを書きたい」って言ってるらしいから、おそらくロボットを書くのに夢中になって客席を見なくなるか、大向うの客席しか見なくなる。

そうすると悲劇が好き過ぎる人みたいだし、シェイクスピアを消化しないまシェイクスピアの再発明を得意気にしちゃったりするんだろうなぁ…


かといって他のアニメの作り手は、まどまぎのパラメーターだけみてメソッドを見ず、もっと酷いものを作るんだろうし…

処女厨がウザい・怖い」的な発言をよく作り手側のコメントで見かけるけど、

なら小デュマみたく処女厨を逆手にとって、ビッチであることが生きるために必然である椿姫処女厨の目の前に置いて、

「それでもお前らこいつを罵れる?」といけしゃあしゃあと言ってのけるような人は今までいなかったし…


自分アニメ物差しはきっと簡単には増えないんだろうね…はぁ…

2011-04-23

助言を求める時の鉄則

過去上司は俺にこんな事を説いた。

  • 相手は忙しいである事を常に念頭に置け
  • 相手が答えやすいようきちんとお膳立てをしろ
  • 大抵の問題はお膳立てが終わった時点で既に答えが出ている
  • こちらから求めた以上は、相手の助言はその場で絶対に否定するな
  • 一つ二つでもいいから、相手の助言を実行する事をその場で約束しろ
  • 実行した結果は成否に関係無く相手に報告し情報を共有せよ
  • もし実行して成功したら相手に感謝の意を示せ
  • もし実行して失敗しても相手を絶対に責めるな。それを実行すると決めたのは自分

http://anond.hatelabo.jp/20110423193038

子供の頃から疑問で、今でもよくわからないんだけど、素直ないい子って何なのだろう?

子供は素直が一番。素直になりなさい。」

あなたは素直じゃないから可愛くないのよ。」

と言われる度に素直って何なんだ?って混乱してた。

「素直になれ。」が「俺の言う事を疑わずに命令に従え。」と同義にしか思えなかった。


素直に育てようとして、素直に育てるのは難しいと思う。

子供との信頼関係を地道に作っていって、その結果子供が素直に何でも話してくれるっていうんじゃないと。

まどか最終話個人的まとめ(ネタバレ注意)

1112話を見て分かった事と分からなかったことの纏め

分かったこと

ワルプルギスの夜は単体魔女

まどかが撃った不思議矢で最初に撃たれた緑の子がワルプルギスの夜魔女化前の魔法少女

周りにサーカステントがあったことから推測

ただし、その魔女の性質が「他の魔女魔法少女を取り込んで巨大化する」といった性質を持つなら、複数魔女とも考えられる

ほむらまどか魔女化後の姿だとしたら、同等同量の因果を持つはずだからループでの強さ増減はないと思われる

そもそも、ループで強さが変わった描写はなかったような



まどか魔法少女化と願いについて

まどかの願いは「全ての魔女を生まれる前に消し去りたい。すべての宇宙過去未来の全ての魔女をこの手で(原文そのまま)」だ

この願いに至ったのは、もちろんQBが「魔法少女歴史に居なければ文明はなかった」と言ったのも一因としてある

ただ、それだけだったら「文明を残しつつ、魔法少女システムを消して、全宇宙時間魔女魔法少女を全て消したい」と願うはず

なんでも叶う程の魔力量、因果律ねじ曲げるほどの力なら都合の良い改変だって可能だったはずだ

それをせずに、あえて魔女化する前に消す願いをしたのは、魔法少女の祈りを無駄したくなかったからだろう

今日まで魔女と戦ってきたみんなを、希望を信じた魔法少女を私は泣かせたくない。最後まで笑顔でいて欲しい。それを邪魔するルールなんて壊してみせる、変えて見せる(原文そのまま)」

さやか杏子ほむらも(巴マミは自身のために願ってるので少し違うが)

「誰かの幸せを祈った分、他の誰かを呪わずにはいられない」運命を背負ってしまった

まどかは願いを叶える事とその代償である魔法少女化(魂のSG化と戦う運命)は否定しなかった

願いと祈りを無駄したくなかったし、その代償を背負うのはしょうがないと思ったのかも知れない

それは契約直前の「絶対に今日までのほむらちゃんを無駄したりしないから」という台詞からも推測できる

その願いによって、まどかは「全宇宙と全時空の魔女を"生まれる前に"消せる」ようになる

それが願いだから、それが叶うまではSGの穢れと関係なしに全ての魔女を"生まれる前に"消せる

具体的な描写からすると、SGの穢れを吸収した上で、魂の入ったSGを消しているようだ

そして、消すと言っても肉体は残るようである

これは、本体である魂が肉体ではなSGにある為だと思われる

穢れを吸収するのは、そうしないと魔女が生まれてしまう為だろうと推測する

かくして全ての魔女分の穢れを吸収したまどか魔女化してしま

だがまどかの願いが"全ての魔女"なので、自分自身すら消す事が出来た

(生まれる前に消せるのだからまどか魔女したのは演出上の問題だと思われる)


まどかの願いが叶ったあと、まどかは誰にも認識されなくなり、ほむら記憶の中にしか存在しなくなった

QBは「1次元上の領域にシフトした」と発言した

これは推測である

しまどかが通常の時間軸上で存在し続けるのなら

何度因果律を集約したまどかが生まれてしまう事となる

(もちろん、ほむらによってある程度の時間軸は集約されているが、時間軸は無限なので物の数ではない)

その為に、まどかは通常の時間軸や因果律存在しない次元存在せざるを得なくなったのだろう

なので、まどか誕生時点から存在することが出来ず、その為に誰の記憶にも存在しないのだと推測される

では、まどかは具体的にどのような振る舞いをするのだろうか

通常の時間軸や因果律がない世界にいるのだから、当然実世界における実体はな

それでも、魔女化する前に消す願いは有効であるため、意思に関わらずそれは遂げられる

結果として、まどか物理法則自然現象と変わらない存在になり、まさに概念存在となる

魔法少女システムとインキュベータとの関係について

再度書くが、まどかの願いは「全ての魔女を生まれる前に消し去りたい。すべての宇宙過去未来の全ての魔女をこの手で(原文そのまま)」だ

まどか概念体になり実世界には存在しなくなってしまったので、まどか認識出来る存在は居ない

(アニメにいおいてまどか存在魔女化直前の魔法少女が視認出来ていたのは、まどか概念体になる前である為だと思われる)

なので、まどか概念体になったあとの世界での魔女化は

「穢れが一定量溜まると、SGが消える」という現象に認識される

もちろん、SGが消えるだけなので肉体はそのまま残る(魂はSGに入ってるために肉体は残る)

魔法少女魔女化に関してはこういう変更がされた

では、他の魔法少女システムについてはどうだろうか

インキュベーターは、穢れを吸わせたGSを摂取したり、魔法少女魔女になるエネルギーを回収していた

しかし、まどか概念体となった世界ではGS魔女存在しない

魔女化する際にはまどかの願いの効果(以下、まどかシステムとする)によってSGが浄化された上で消滅する

なので、魔女化自体が行われず、エネルギーを回収できない

また、GSをを生み出す魔女存在できないので、GSを回収する事も不可能となる

世界に何の変化もなければ、インキュベーター魔法少女システムによるエネルギー回収が不可能であるため、人類に接触する意味を失う


(ここからは例の流出した画像を元に推測するので、不正である可能性が高くなる)

そこで、魔獣という存在が新たに生まれたと思われる

例の画像に記載されている文章の一部をそのまま書くと

「マジュウ

小粒グリーフシードは四角い

魔法とは違う力で動いている

ぐねぐねになった世界バランスを戻すため、グリーフシードを集めている

魔法の元となる感情を吸い上げ体内でグリーフシード化させる

吸われた人間廃人になる

ほむら EDver コラージュ的なオーラたくさんついてる

マホウのちから

とされている

12話において白いローブのような物を羽織った"マジュウ"と呼ばれた存在の説明だと思われる

「例え魔女の生まれなくなった世界でも、それで人の世の呪いが消え失せるわけではない。世界の歪みは形を変えて、今も闇の底から人々を狙っている」とはアニメにおけるほむら言葉

世界の歪みとはつまり、人の世の呪いが生み出すマジュウだと思われる

悲しみや憎しみなどの負の感情、穢れが世界に溜まるとそれが魔獣となるのではないだろうか

SGの穢れが魔女を産んだように、この世界ではそういう法則と成ったのだろう

おそらく、まどかシステム以前も魔女はそういう形でも生まれていたのかも知れない

キュゥべえは「願いから産まれるのが魔法少女だとすれば、魔女呪いから産まれた存在なんだ」 としている

魔女魔法少女システム上のみの産物ではなく、自然発生的に生まれるものだとするのなら、ほむら表現自然な形となる

つまり、まどかシステム後の世界では魔女に変わり魔獣がその役割を担っていると考えるのが自然だと思われる

1.世界の負の感情から魔獣が生まれる

2.魔獣は人の感情を奪いGSを作る

3.魔法少女インキュベーター契約し、絶望希望相転移によるエネルギーで願いを叶えて貰う

4.その余剰エネルギーインキュベーターは回収する

5.魔法少女は魔獣を倒してGSを奪い、SGを浄化する

6.浄化をして穢れのたまったGSインキュベーターが回収し、エネルギー回収をする

7.SGの浄化が限界に達すれば、消滅する

変わったのは、魔女化の消滅と魔獣の出現だ

からなかったこと

まどかシステム後にさやかまどかが会話出来ていた描写

あの描写はまどかシステムごの世界だろうか、それ以前の世界だろうか

まどかシステム後の世界であるなら、さやかはまどかを認識できないし、友人として知り合ってもないはずだ

にもかかわらず、さやかまどかは知り合いのように会話をしている

しかし、その後の描写ではさやかが魔獣と相打ちになったとされているし、マミも杏子まどかの事が誰だか分からないとされている

(ここでさやかの肉体自体がないと描写されてるが、魔獣のいる空間に取り残されたと解釈)

さやかちゃんを救うには何もかもなかったことにするしかなくて。そしたら、この未来も消えて無くなっちゃうの。でもそれは多分さやかちゃんが望む形じゃないんだろうなって(台詞そのまま)」

また、二人の会話とコンサートがが終わり、魔獣が燃え尽きる描写の後にほむらが目覚めるような演出がされた

以上から、流れを推測する

まどか魔法少女

有史以前から魔女化を食い止め始める(ここでは自分を消してないので概念体ではない)

魔法少女になってない、何の因果もないまどかが誕生し、成長しさやかと友人となる(魔法少女となったまどかは別に存在する)

アニメ本編とほぼ同様の流れでさやか魔法少女になる

さやかが相打ちで魔女化、魔法少女まどかが出現しさやかと会話し、その後消滅(アニメのシーン)

まどか概念体となり認識されなくなり、初めから居なかったものとして扱われる

ほむら目覚める

杏子・マミが「まどかって誰だ」と発言

矛盾を少なくしようとすれば、この説明が適当だと思われる

ただし、杏子とマミとまどかケーキ食べるシーンはどう考えてもあり得ない光景なので演出だと思われる

もしくは、死後の世界まどかが行けるようになったと仮定するのが自然

ほむらまどかを覚えていた理由

これはまだ説明のしようがあるかもしれない

まどかがあれほどの力を持てたのは、ほむら時間軸をまどか中心に束ねたからだ

時間軸と因果律を無視した領域に存在しても、その力の根源であったほむら時間遡行であることも相まって特別とされたのかも知れない

もしくは、奇跡が起こったのかも知れない

さやかが3周目で魔女化してないければ

その時点で、まどかも、ほむらは詰んでいた

合理の対極、感情暴走で、一見最悪の状況でしかない、さやか魔女化が

長い目で見ると、まどかほむら最後可能性を与えた

そのあたりの、合理を越える不合理の積み重ねによる奇跡テーマだと思うよ(まどかwikiレス引用)」

合理的でない、不確かでぐねぐねした無秩序な世界からこそ、時としてあり得ないとされることでも起こってしまうのかも知れない

それは、秩序化された世界では存在できない"可能性"というものなんだろう

からこそ悲しみや憎しみから呪いが生まれ、願いや祈りからマホウが生まれる

インキュベーター文明において魔法少女システムが使えず、エントロピーを凌駕できなかったのは

理性や合理化の世界であるが故に、あらゆる法則ねじ曲げる"可能性"が存在出来なかったからだろう

逆に"可能性"の最たるものである魔法少女であるほむらからこそ覚えていられたのだろうか

奇跡も、魔法も、あるんだよ」とは、その為の言葉だったんだろう

これでも皆賛成なのかな

復興税「賛成57.4%」時事調査

http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2011042200530

今、内閣委員会では社会保障を充実させるために消費税15%にアップする方向で話が傾きつつあるようだ。

http://search.japantimes.co.jp/cgi-bin/nb20110423a2.html

このジャパンタイムズの記事が正しければだ。

税金あげるばかりでなくて、男女共同参画予算削るとか、色々方法はあるだろう。

例えば、ロシアでは、脱税の罰則を厳しくしてセットで税率下げたら、結果、消費量が増えた増税になった。フランスドイツでは法人税を下げたら他国から会社が移ってきたため、法人税収入が上がったとか例はいくつもある。

増税は4年間は議論すらしないから、復興のためと大義名分を得たから大増税時代になりそうだ。

最近仕事と淡い恋で悩んでいる。スイーツ()。

  • 地方都市にある会社で、女増田経理部。時々友人集団で飲みに行く、同じ寮の同期(開発部、男)がいる
  • 互いに会社に不満(職場・業務内容・将来性)があり、同時期に転職活動開始。
  • 活動状況については「ぼちぼち」とかその程度の内容しか話してなかったが

転職活動については二人とも他の同期には話しておらず、会社愚痴などは吐きあったりしている。

  • 私も相手も転職活動と並行して異動を会社に打診(異動したら状況がちょっとは変わるかと思った)。
  • 3ヵ月後、私は経理部→事業管理部に異動見込みとなる。転職活動は継続中。

 (元職場・社内政治のゴタゴタで会社上司も既に信じられない点、事業の将来性自体もどうしようもない点で

 転職したい意思は変わらず)

 希望業界的に、首都圏転職はなさそう(=全国どこかの地方都市になりそう)と思っているが

 大震災の影響で私好みの求人が減ってしまい、アイドリング中。

 但し彼は関西出身のため、(以前関東に住んでた私に相談したいらしく)今度飲む予定。

この状態で、どうやら同期のことを憎からず思っているみたいだわ、と女増田が自覚した所存。

同期が悩んでいた時期を知っているので、彼にはもちろん幸せになってほしい

ただ

  • 今後もできれば傍にいたいわー、離れたくないわー
  • どうなるかわからない相手に寄りかかっちゃいけない、一人でも歯を食いしばって自立!自立!さっさと自立!

葛藤しながら求人を探す毎日

次に飲んだ時、多分私は彼の背中を押すと思う。

でも、私はこれからどこに向かったらいいんだろう。

魔法少女 まどか☆マギカ」が「魔法少女」というジャンルに与えたもの

これは作品を批判するとかそういう事を意図してるわけじゃなくて(私もかなり楽しんだ。傑作だと思う)

最終回まで見た結果残った「もやっとした物」をどう取り扱っていいのかよくわからなくて書いてみる、と断った上で。

魔法少女 まどか☆マギカ」は従来の「魔法少女」という物を一つ一つ壊していくことによって出来上がっている作品だ。

そして壊し尽くしたところに劇的な展開によって「魔法少女」の再構築を見事成し遂げたした作品でもあるだろう。

この破壊と再構築の手法は素晴らしいしか言いようが無い。多くの人の興味を引きつけネット上に「祭」を呼び寄せたのは放送延期など他の要因はあれど作品自体のクオリティによる所は大きいと信じる。

ところが、その再構築した魔法少女」というものはまマギ前にあった「魔法少女」というものでしかない。これを端的に表すのが12話Bパートほむらキュゥべえの会話だ。

だとしても証明しようがないよ

君が言うように宇宙ルールが書き換えられてしまったのだとすれば

今の僕らにそれを確かめられる手段なんてないわけだし

君だけがその記憶を持ち越しているのだとしても

それは、君の頭の中にしかない夢物語と区別がつかない

最後にたどり着いた世界(それは、本作以前からあった「魔法少女」の世界からみたらこの作品が12話かけて描いてきたものはオッカムの剃刀によって一刀両断に切り落とす事ができるものであり、その構造は作中でかなり自覚的に表されてる。そしてそれは、これまでの出来事に意味があったのだろうか、という身もふたもない疑問につながってしまう。こんな所にたどり着くために、わざわざ「魔法少女」というものを一旦破壊し尽くす事が必要だったのか、と。

個人的にはそれは否定される事であってちゃんと答え(それは、まどマギ以降の「魔法少女」作品のスタート地点たるような)が用意されていると思ってるんだけど、うまく整理できなくてもやもやしている。どうしたもんだろう。

http://osaka.yomiuri.co.jp/e-news/20110422-OYO1T00688.htm

大阪入管ずさん審査中国人収入生活保護」で入国

 入国直後から生活保護を受給中の中国人ら29人が、来日後の収入見込みを「生活保護」などと自立生活を疑わせる内容が記載された申請書を大阪入国管理局に提出し、入国審査パスしていたことがわかった。扶養者欄に生活保護の申請窓口となる「区役所」と記入された事例もあった。こうした申告で入国を認めた入管当局のずさんな審査実態が浮かび上がった。

 入管難民法は「生活上、国または地方公共団体の負担となる恐れのある者は上陸を拒否する」と定め、生活保護に頼らざるを得ない外国人は本来、入国できない。上陸拒否条件に該当する疑いのある外国人の入国を許可した今回の入管の対応は、法の趣旨を大きく逸脱したことになる。

 関係者によると、入管当局が、入国から3か月以内に大阪市に申請し、今年4月時点保護費を受給中の61人について、入国審査時に提出された在留資格認定証明書の申請書などを再点検。その結果、入国後の自活が疑われる表記が29人分見つかったという。

 8人が来日後の滞在費支払い方法を「生活保護」と明記していたほか、扶養者を「区役所」と記入するなど、入国前から保護費受給を当て込んでいたと予想できるものが確認された。

 また、身元保証人職業欄が空欄だったり、「就職活動中」「無職」「生活保護受給中」と記載されたりした事例も。身元保証人は、中国人らの来日後の扶養約束する身元保証書を大阪入管に提出していたが、実際には扶養能力扶養実態もなかったとみられる。

 29人は、いずれも日本人配偶者日系人で、「定住者」などの在留資格を取得。日系人らへの審査では「日本人との親族関係が事実かどうかが最優先」(法務省幹部)とされ、来日後の生活基盤の調査が形式化していた可能性がある。

 大阪市は、昨年6月に発覚した中国人46人(申請取り下げ)の大量申請問題を受け、同様のケースを過去5年にさかのぼって調査。判明した中国人ら61人について、資力や就職先、身元保証人の実態などを大阪入管に照会していた。

 大阪入管は「個別案件については回答を差し控える」とコメントした

 元東京入管局長の坂中英徳・移民政策研究所長の話「明らかに上陸拒否条件に該当し、審査がずさんというほかない。身元保証人が滞在費の支払いを拒んでも罰則もなく、生活基盤が担保されていないのに形式的な審査で入国を許可してしまうのも問題だ」

2011年4月22日 読売新聞

日本仕事が無い人もこいつらと同じように生活保護目当てで外国へ移住すりゃいいんじゃね?

ノモンハンと嘘とYoutube

歴史街道 2011年5月号はノモンハン事件(ハルハ河戦争)でしたが、なんか読み終えたあとすごく気持ち悪い読後感が残ったのだが、どうしようもなく、うまく言語化できずに二週間ほど過ごしたが、最近http://www21.tok2.com/home/tokorozawa/faq/faq08j02.html#01749」を読んで、ようやく、なんとなく言語化できるような気がしてきた。

敵の圧倒的な戦力の前に、日本兵達は決死の覚悟と高い練度で驚異的な善戦をしてみせ、空でも陸でもソ連軍におおきな被害を強いた。そのまま戦い続ければ勝てる戦いだと現場では理解されていた。しかし、しかし、日本は負けた。なぜなら、現場を遠く離れた軍の上層部政府が愚かだったり、スパイに騙されていて、正しい判断ができなかったからだ。悪いのはすべて軍上層部政府であり、奮戦した現場には何の落ち度もなく、むしろ被害者といってもよいほどだ。そのうえ、そんな莫迦参謀たちや、政府によって、日本国国民たちは騙されて、おおきな被害を被った。

なんかさー。これって、いま世間をぐるぐる廻ってる話と同じじゃない?

悪いのは全部愚かでやることなすこと失敗ばかりの「奴ら」であって、現場奮戦している人間には何の罪科もなく、我々国民は一方的に騙されて被害を被った被害者なのだ。

でも、そーじゃないよな?

軍の方針を決めていた「奴ら」や、政府の「連中」はきっと実際はそれなりの超エリートでそんなに愚かじゃなかっただろうし、彼らが決断したのは酒に酔ってたからとか、誰かに騙されたとかそういうことじゃなくて、国家の方針を真剣に考えて決断した結果だろうし、スタンスだって遊び半分でやってたわけじゃなくて、それぞれが持てる能力を持って状況に取り組んでいる国家指導者であったりするはずじゃないかい? 「現場奮戦している人間たち」の多くは前々から放置していてはいけない問題点に気付いていながら、なにも言わなかったものが大勢いたはずだし、我々国民だって完全にイノセントはなくて、国の振った旗を大歓迎で追い掛けたたり、得意げに人に語ったりしてたはずじゃないのかいね。

ノモンハン事件に関する記事に、どうしても嫌悪感を覚えたのは、それと同じ。

自分たちは悪くない。悪いのは全部上の連中。上の連中は何も考えてなくて失敗ばかりで、おかげで自分たちは貧乏くじを引いたのだ。

それってさ。新橋飲み屋で酔っぱらって、ただ上司の悪口をいって、ふらついて駅員を怒鳴りつけてる酔っぱらいか自分たちは一方的に嘘に騙されていた完全な被害者なんだぜー、とかYoutubeで得意げに謳っちゃうのと同じじゃない。

2011-04-22

自分の知る、ある「自分探し」について。

その人を、ひとまずAとしておこう。女性だ。彼女は悪い人間はないのだが、なにをやらせても水準に達しない人間だった。というより、現実は、この表現でもなまぬるい。

2つばかり、具体例を出す。「名前さえ書けば合格させてもらえる、と評判の、偏差値30台、三流以下の短大を、3個ばかり不合格になる」「バイトを3件連続、2日でクビ(実質1日しか働いていない。2日目に行くと、「あなたはもう来なくていい」といわれたらしい)」こういうかんじに、なにをやらせても社会適応できないタイプ人間である

そこまでは、しかたがないと思う。一種の障害として受け入れるしかない(邪推しかないけど、実際、障害なんでしょう。その手の判断はもらってないらしいけど、どちらかといえば、その手の相談を親サイドが功名に避けた節が見られる)。社会のふところは狭いから是認されるまで厖大な時間がかかるだろうけど、それは乗り越えるしかない現実だと、正面から見据えるしかない。

ところが、彼女の親は、「Aがなにをやってもできない」人間であることを認められなかった。なにか才能があるのだと信じた。彼女に様々な「習い事」をさせた。Aは親に反抗するなんて思いもよらない人間だったので(思春期がまったく反抗をしめさない。この時点で、ほんとうおかしいと思う)辛抱強くすべてにトライした

彼女自身も信じたかったんだろう。なにかひとつぐらい、できるはずだと。

けれど、Aはなひとつ結果を残せなかった。ほんとうに、なにひとつ。あるひとつ世界での平均にとどくことすらできなかった。料理教室に通ったのに、自分の食事も作れるようになれなかった。

ここでの一番の問題は、彼女が(そして、彼女管理する親が)「ある何かができないと感じた途端、すぐにそれを抛棄、次の『習い事』に乗り換えた」ことではないか

つまり、彼女の親は、それさえあれば一発逆転できる、宝くじの一等賞のような才能がいつか我が子を救ってくれるという幻想から抜け出せなかった。それを追い求めすぎるあまり、我が子に、腰を据えて取り組むことを教えなかった。

料理教室の問題だって、そう。「自分の食事も作れるようになれなかった」じゃねえよ。

それを当面の目標として設定し、完遂までは、なにがなんでもしぶとく食い付いていくべきだったのではないか。どれだけ時間を掛けてもいいから、なにかを完成させた、という達成感を教えるほうが先決だったんじゃなかろうか。

努力もせずある日突然ひらける才能なんて、所詮幻想だ。今更声を大にするまでもないリアル。が、

そうして、Aは20歳を迎える。習い事けが、増えていく。趣味はなく、好きでやってるのではなく、親に言われたからひとまず手を染めてみた、という「習い事」の数だけを積み重ねる。

それが、Aの自分探しだ。

いったいいつまで、自分探しをつづけるのだろう。彼女は。いったい何になるのだろう。

その後、私とAは付き合いを断った。残念ながら現在彼女の様子を知ることは出来ない。

2011-04-21

経済産業省エネルギー基本計画」より「原子力発電の推進」全文引用

経済産業省2010年6月に発表したエネルギー基本計画」のPDFファイルから「第3章.目標実現のための取組 / 第2節.自立的かつ環境調和的なエネルギー供給構造の実現 / 2.原子力発電の推進」(p.27-34)を引用。読みやすいようにフォーマットだけ変えました

PDF!

(1)目指すべき姿

原子力供給安定性と経済性に優れた準国産エネルギーであり、また、発電過程においてCO2 を排出しない低炭素電源である。このため、供給安定性、環境適合性、経済効率性の3E を同時に満たす中長期的な基幹エネルギーとして、安全の確保を大前提に、国民の理解・信頼を得つつ、需要動向を踏まえた新増設の推進・設備利用率の向上などにより、原子力発電を積極的に推進する。また、使用済燃料を再処理し、回収されるプルトニウムウラン等を有効利用する核燃料サイクルは、原子力発電の優位性をさらに高めるものであり、「中長期的にブレない」確固たる国家戦略として、引き続き、着実に推進する。その際、「まずは国が第一歩を踏み出す」姿勢で、関係機関との協力・連携の下に、国が前面に立って取り組む。

具体的には、今後の原子力発電の推進に向け、各事業者から届出がある電力供給計画を踏まえつつ、国と事業者等とが連携してその取組を進め、下記の目標の実現を目指す。

まず、2020 年までに、9基の原子力発電所の新増設を行うとともに、設備利用率約85%を目指す(現状:54 基稼働、設備利用率:(2008 年度)約60%、(1998年度)約84%)。さらに、2030 年までに、少なくとも14 基以上の原子力発電所の新増設を行うとともに、設備利用率約90%を目指していく。これらの実現により、水力等に加え、原子力を含むゼロ・エミッション電源比率を、2020 年までに50%以上、2030 年までに約70%とすることを目指す。

他方、世界各国が原子力発電の拡大を図る中、原子力平和利用を進めてきた我が国が、原子力産業の国際展開を進めていくことは、我が国の経済成長のみならず、世界エネルギー安定供給地球温暖化問題、さらには原子力平和利用の健全な発展にも貢献する。また、我が国の原子力産業技術人材など原子力発電基盤を維持・強化するとともに、諸外国との共通基盤を構築するとの観点から重要である。こうした認識の下、ウラン燃料の安定供給を確保するとともに、核不拡散原子力安全、核セキュリティを確保しつつ、我が国の原子力産業の国際展開を積極的に進める。

なお、我が国は、今後も、非核三原則を堅持しつつ、原子力基本法に則り、原子力研究、開発及び利用を厳に平和目的に限って推進する。

(2)具体的取組

①新増設・リプレース設備利用率の向上等を推進するための基本的取組

(ア)新増設・リプレース

事業者は、高経年化対策を着実に実施するとともに、既設炉の将来的な廃止措置や代替炉建設の必要性も踏まえた計画的な新増設・リプレースを進め、国はこのための投資環境の整備に努める。また、国は、発電所建設に伴う連系線や送電線の建設・増強等に係る環境整備等の対応について必要に応じて検討を行う。さらに、既設炉の有効利用を図るため、定格出力を含めた出力向上について、事業者は、日本原電東海第二発電所における導入を進めるとともに、他の発電所への展開も検討する。なお、将来的に、日々の電力需要の変動に合わせて出力を調整する運転の必要性が高まってくる段階では、そうした運転が安全かつ確実に実施されるための要件等について検討を行う。

(イ)設備利用率の向上

設備利用率の向上については、安全安定運転の実現・継続と立地地域等の理解が基本である。事業者は、自主保安活動等に取り組みつつ、新検査制度の下、段階的に長期サイクル運転の実現を目指すほか、運転中保全実施を順次開始する。

また、日本原子力技術協会による発電所の運営実績評価や国による保安活動の総合評価等を踏まえ、事業者間でのベストプラクティスの共有や運転管理等の改善を促進する。さらに、国は、熟練の技術豊富経験を有するシニア人材を活用すること等により、大学高等専門学校教育質的向上や民間企業研究機関との連携を強化するなど、原子力人材育成プログラムを充実させる。

以上の取組により、安全安定運転の実現・継続結果として、2030 年に、設備利用率約90%(例えば、平均18 か月以上の長期サイクル運転、平均2か月程度以内の定期検査による発電停止期間)となることを目指す。

また、国は、これらの事業者の取組を後押しするために必要な支援を行うとともに、エネルギー供給構造高度化法に定める判断基準の活用を通じ設備利用率向上や新増設等を推進することを検討する。

(ウ)リプレース需要の本格化に対応するための次世代軽水炉等の技術開発

また、我が国は、2030 年前後に見込まれる既設炉のリプレース需要の本格化に対応し、安全性・経済性・信頼性等に優れた国際競争力のある次世代軽水炉の開発に、官民一体となって取り組んでいる。これまで行ってきた概念設計検討、要素技術開発等を踏まえ、次世代軽水炉の円滑な開発・導入を促進する。

このため、次世代軽水炉開発に関する中間的な総合評価を踏まえ、国、事業者、メーカー連携し、新技術の具体的な導入計画を2010 年度中に明らかにする。国・事業者・メーカーは、中間的な総合評価において魅力的なプラント概念と評価されること等を条件に、次世代軽水炉を有力な候補と位置づけた導入見通しを2010 年度中に明らかにする。

②立地地域住民や国民との相互理解の促進と立地地域における地域振興

(ア)新増設・リプレース設備利用率向上等に向けた立地地域との相互理解の促進

新増設・リプレースの推進や設備利用率の向上に限らず、原子力発電の推進を円滑に行うに当たっては、地域の実情等に応じたきめ細かい広聴・広報などを通じて立地地域の住民や地方自治体との相互理解を促進する必要がある。その際、原子力発電施設等と地域社会との「共生」を目指して、国・地方自治体・事業者が適切な役割分担の下、相互に連携・協力することが重要である

このため、国は事業者と連携して、立地地域住民の声に耳を傾け知りたい情報は何かを把握し(広聴)、それを踏まえて原子力の必要性・安全性等について情報提供を行う(広報)活動の充実を図る。その際、立地地域住民との「信頼関係の構築」により重きを置き、双方向性を強化する。具体的には、国及び事業者は、地元オピニオンリーダーの活動支援、立地市町村はもちろんのこと道県庁所在地を始め立地道県の他地域視野に入れた立地地域向け広聴・広報活動を行う。

また、事業者は原子力発電施設等の運営の将来ビジョンを持ち、地方自治体の持つ地域の将来像に関するビジョンも踏まえ、地方自治体等との相互理解を得るよう努める。国は、地方自治体との間で、原子力が有する国家レベルでの政策的重要性について認識の共有を深めるよう努め、国、地方自治体及び事業者との関係について不断の取組により、より望ましい関係の構築を目指す。

(イ)情報受け手に応じたきめ細かい広聴・広報活動等による国民全体との相互理解の向上

原子力政策の安定的な遂行のためには、広聴・広報活動等を通じた、立地地域のみならず国民全体との相互理解の向上が必要不可欠である

国は、情報受け手に応じたきめ細かい広聴・広報活動による国民全体との相互理解の向上のため、国がより前面に出て双方向性を強化するとともに、事業の波及効果の向上を図っていくとの観点から、国の原子力広聴・広報事業のあり方を検討する。また、小・中学生などの次世代層について、将来、原子力を含むエネルギーについて自ら考え、判断するための基礎をはぐくむため、原子力教育支援事業やその他広聴・広報事業を推進する。

(ウ)電源立地交付金制度の更なる改善

電源立地交付金(電源立地地域対策交付金を始め電源立地地域地域振興を目的とする一連の交付金)は、次の二つの性格を持ち合わせている。第一に、立地段階については、設備の設置を円滑化するために、交付金制度が創設された経緯があり、現在も交付金額が厚めになっている。第二に、運転段階については、運転の円滑化を図るという観点から、より多く発電した立地地域に対して、より多くの交付金を交付することが基本であり、発電電力量の多い発電所の立地地域の一層の理解が得られる制度であることが重要である

今後、現行の電源開発促進税制度の下では、課税標準である販売電力量及び税収自体の大幅な増加が見込めず、電源立地交付金財源の大幅な伸びが見込めない中、安全確保を大前提としつつ、この性格をより明確化するために、原子力発電所の新増設・リプレース核燃料サイクル施設の立地を促進するためのさらなる方策検討する。また、発電所の運転段階において、設備容量及び発電電力量により交付金額を算定しているが、算定に当たり発電電力量に傾斜配分する見直しを検討する。なお、その場合も、自然災害等で発電ができない場合に交付金額が大幅に減少することとなるのは制度趣旨に反することから現在制度として存在している「みなし規定」は存続する。

科学的・合理的な安全規制の充実に向けた対応

(ア)最新の知見やデータを活用した科学的・合理的な安全規制の充実に向けた対応

原子力安全規制を充実させ、安全確保を一層確固たるものとしていくためには、安全規制の現状をしっかりと見据えた上で、新たな課題へ持続的に対応していく必要がある。そのため、安全規制を取り巻く近年の大きな環境変化を踏まえた上で、必要な取組を実施してくことが重要である

具体的には、安全審査制度における品質保証の考え方の取り入れや検査制度における品質保証の取り入れの拡充、大きな地震動を受けたプラントの点検方法の標準化マニュアル化、トピカルレポート制度(*28)の対象分野の拡充、リスク情報の活用方策等について検討する。また、運転中保全について、安全性への効果と影響、リスク情報の活用の考え方等の整理を含め、速やかに検討する。

(イ)安全規制に関する国と利害関係者との対話の深化

さらに、国民の理解と信頼を得つつ安全規制を的確に実施していくためには、立地地域自治体・住民や産業界を含む様々な利害関係者との間のコミュニケーションを一層充実させることが重要である。このため、安全規制の効果的な実施規制課題への取組の推進等のため、規制当局と産業界との対話を継続的に深化する。国は、立地地域の関心が高い個別の安全審査検査等の案件については、規制活動の結果の説明にとどまらず、規制プロセスの途中段階における利害関係者とのコミュニケーションの拡充について検討する。

(ウ)原子力防災対策等

原子力防災対策については、引き続き、万が一の原子力災害に備えた対応機能に万全を期すとともに、原子力施設の防護体制については、最新の国際基準に沿った核物質防護措置を講ずる。

核燃料サイクルの早期確立と高レベル放射性廃棄物の処分等に向けた取組の強化

(ア)使用済燃料の再処理・貯蔵、プルサーマルの推進

使用済燃料を再処理し、回収されるプルトニウムウラン等を有効利用する、核燃料サイクルは、限りあるウラン資源の有効利用と高レベル放射性廃棄物の減量化につながる、エネルギー安全保障重要な取組であり、我が国の基本的方針である

2009 年12 月に我が国初のプルサーマルによる営業運転が九州電力玄海原子力発電所で始まったことは、我が国の核燃料サイクル確立に向けた重要な一歩である核燃料サイクルは、それを担うそれぞれの施設の状況が相互に関連していることから、全体を俯瞰しながら、立地に要するリードタイム考慮し、個々の施策や具体的な時期について、状況の進展に応じて戦略的柔軟性を保持して対応していくことが必要である

このため、六ヶ所再処理工場の円滑な竣工・操業開始に向けて、国、研究機関、事業者等の関係者連携し、残された技術課題の解決に一体となって取り組む。また、使用済燃料の貯蔵容量拡大は、中長期的に各発電所共通の課題であり、中間貯蔵施設の立地に向けた取組を強化するとともに、国、事業者等の関係者は、貯蔵事業としての中間貯蔵(*29)という形態に限らず、広く対応策を検討する。さらに、プルサーマルの計画どおりの実施のため、国及び事業者が連携して、地元への申入れに向けた理解促進活動などの取組を推進する。また、MOX 燃料の輸送については、国及び事業者が、核物質防護対策や安全対策等に万全を期する。なお、六ヶ所再処理工場に続く再処理施設について引き続き取組を進める。

(イ)高速増殖炉サイクルの技術開発

高速増殖炉サイクル技術は、我が国の長期的なエネルギー安定供給等に大きく貢献するものであり、早期実用化に向けた研究開発を着実に進めることが重要である2010 年5月に試運転が再開された高速増殖原型炉「もんじゅ」の成果等も反映しつつ、2025 年頃までの実証炉の実現、2050 年より前の商業炉の導入に向け、引き続き、経済産業省文部科学省とが連携して研究開発を推進する。

具体的には、高速増殖炉サイクルの実用化に関するこれまでの研究開発の成果を踏まえ、2010 年度に革新技術の採否判断等を行う。また、実用化を一層円滑に進めるため、進捗に応じたプロジェクトの進め方・役割分担等を検討する。

加えて、高速増殖炉の実用化技術の早期確立を図るとともに、将来の国際標準を可能な限り我が国が確保するため、国際協力を適切に進め、将来のエネルギー安全保障を担う国家的な基幹技術としての性格を踏まえ、我が国の自立性を維持しつつ互恵的な国際協力関係を構築する。

(ウ)高レベル放射性廃棄物等の処分事業の推進に向けた取組の強化

原子力発電の利用を拡大していく上で、放射性廃棄物の処分対策は必須の課題である。高レベル放射性廃棄物の地層処分事業については、平成20 年代中頃を目途に精密調査地区を選定し、平成40 年代後半を目途に処分を開始することを予定している。国は前面に立って、原子力発電環境整備機構(NUMO)や電気事業者等と一層連携しながら、全国レベル及び地域レベルの視点双方で、国民との相互理解を進める。

このため、地域住民や自治体勉強のために専門家を招聘するための支援制度の創設、双方向シンポジウムの開催等の取組を通じて広聴・広報活動の充実・強化を図る。

また、高レベル放射性廃棄物等の処分事業が円滑に実施できるよう、国は高レベル放射性廃棄物の地層処分基盤研究開発に関する全体計画等にしたがって、必要な研究開発に着実に取り組む。さらに、研究開発の成果を国民に分かりやすい形で提供することにより、国民との相互理解を深める。

なお、研究開発等に伴って発生する低レベル放射性廃棄物についても、処分の実現に向け、国及び日本原子力研究開発機構(JAEA)は関係機関の協力を得つつ処分事業を着実に推進する。

(続きます)

日本には賢い女と馬鹿な女がいるだけ

中身はどっちもクズ

日本人が関心があるのは

日本人として賢いかどうか。

あと結果が出せているかどうか。

他は一切無関心。

http://anond.hatelabo.jp/20110421100531

この人がどうしても安全っていいたいとは読めないけど。

他の人も言及しているけど、この団体の情報公開は問題がありすぎる。

検査条件がほとんどホームページに掲載されていない。

あまりにサンプルが少なく(しかホームページ上でサンプル数の言及がない)今回出た検査結果の信頼性も乏しい

しかも数値は規制値を大きく下回ったにも拘らず、オフィシャルアナウンスはいかに不安を煽る文面。

そもそも一番ひどい時の情報を、何故今出すかっていう疑問もある。

ちょうど水道水への脅威が薄れたタイミングでっていうからは絶妙。クリティカルヒットといえる。

現に2ch鬼女板は集団パニック状態。

まあ国、県がまともな検査をすべきという点だけは同意。

2011-04-20

被害者の自衛論について、実践面ではいかほどのものか?

何のことかというと、以前揉めたフランチェス子さんが自衛論について何かヒートアップしていたことがあったじゃないですか。自衛について説くことは、実際に自衛が成功する益より、被害者の心痛を刺激する害が勝るって。

あれで純粋に疑問を持ったのが、警察格闘技ジムって自衛のためにと称して市民格闘技を教えるじゃないですか。あれって無駄なんでしょうか。

無駄だったら上の論は成り立つけど、効果があるのなら上の論は成り立たない。格闘技はぜひ教えるべきだということになるし、そういった自衛論は害より益が勝ることになる。


フランチェス子さんが想定しているのはそういう自衛論ではな被害者努力不足を攻撃する自衛論なんだろうけど、結果的に自衛論なら何でもダメと言っているようにとても見える。

また、暗数があるから云々というけど、格闘技による自衛の効果があるかないかというのは、警察格闘技ジム責任を持って立証しなければならない。だって無駄なことを教えていると言われたときにすごく困るから

てんで、格闘技による自衛論は果たして成り立つのだろうか? ということに大きな興味があります

MTG-NPHフルスポイラー流出に思うこと

5/13発売のNPHのフルスポイラー流出した

一応偽者という可能性は残っているものの,概ね本物だと言っていいと思う

NPHについては事前にPWカーンを始め一部のレア神話レア情報流出しており,

元々不穏な空気があっただけに「やはり来てしまたか・・・」といった感じである

んで本題2点

1,そもそも情報流出は是か非か

これまでだって数枚程度の流出はあった。近いところで言えばMBSの黒緑剣や白頂点のリーク等は記憶に新しいかと思う

正直にいってしまえば,MBS発売前のsakaki氏のリーク情報を元とした一連の流れは非常に楽しかった

真偽が分からず,後続の情報一喜一憂していたMTG民も,全体を通して彼のリーク行為は好意的に受け止めていたはずだ

しかし,今回のフルスポイラー流出ではスレでもDNでも否定的な意見がそこかしこに見られる

前回と今回の違いは何なのか?

これは端的に「枚数の違い」だと考えられる

数枚程度ではフェイクを用意したと考えても,百数十枚のカード全てのフェイクを用意するとは考え難く,結果情報の信憑性は跳ね上がる

そうすれば後に残るのは「発売前の全てのカード情報」のみで,そこに議論や真偽を図る楽しみは見出せない

さて,ココで問題になるのは「では何枚までのリークなら許されるのか」である

数枚ならOK?では10枚は?20枚なら?20人が1枚ずつ別のカードをリークするのは?

この線引きを明確に行える人間は恐らく居ない。

「数枚なら許すけど,全部は止めてよ。空気嫁」などと一プレイヤーが線引きをすること自体がおこがましい事なのだ

今後も流出はおこるだろう。不思議な言い方になるが「リークする人間モラルに期待する」しかないのである

2,今回の流出についてWizardsはどう対応すべきか

誤解を恐れずに言うならば,フルスポイラー流出の全責任はWizardsにある

流出を防げなかったWizards社はユーザーに詫び,今後どう管理していくのか明確に示す必要がある

MTG世界中プレイされ,年間かけて安くない賞金を出し,プロ制度を作っているカードゲームである

そこに金,時間が(あるいは人生さえも)かかっている以上,新カード情報というのは簡単に流出させていいものはな

流出が起こるという事は,新カード情報をいち早く手に入れられる人間がいるということであり,

それはデッキ構築やテストプレーを一般ユーザーよりも念入りに行える人間がいるという事である

そのような不公平を許しておく事はMTG全体の衰退に繋がりかねない

Wizards社は今回の流出者の特定とその処分を明確にプレイヤーに伝える義務があるのだ

以上,多少感情的に書いてしまったがMTGを愛するが故のこと。許して欲しい

なんだかんだと言っても既に情報は流れた。

今回の事態をどう受け止め,どう行動していくか。全てのMTGプレイヤーへの大きな問いかけとして今後も考えて生きたい

RAID1+0の故障確率計算が正しいのか疑問

RAIDレベルの話: 1+0と6はどっちが安全か?のRAID1+0の故障確率」の計算が正しいのか疑問だ。

(a) は簡単で RAID-1+0 の場合はペアになっている2台が同時にfailする確率を求めればいい。

RAID1+0は、RAID 0トライピングRAID 1ミラーリング構成されている。

aを故障確率としよう。RAID 0構成部分故障確率は、1-(1-a)^2となる。RAID 1+0の故障確率は、二つのRAID 0が同時に故障したとき確率から、{1-(1-a)^2}^2だ。

設定ではaが0.0288617289%なので、RAID1+0が一つ壊れる確率は3.3310359782E-07、8つのRAID1+0のうちどれかが壊れる確率は2.6648287825E-06となる。

コメントが入ったので補足する。二つのRAID 1のどちらかが故障したとき確率だと考える方が妥当かも知れない。その場合は、1-(1-a^2)^2となるため、RAID1+0が一つ壊れる確率は1.6659987212E-07、8つのRAID1+0のうちどれかが壊れる確率は1.3327989770E-06となる。

確率は x^2*8 == (2.89*10^-4)^2*8 == 8.3521*10^-8*8 == 6.68168*10^-7 だそうだ。

RAID6の方がより安全という全体の文脈には影響ないが、計算結果はおかしいかも知れない。RAID 610台あるとき故障確率は(10C3)*a^3となり、2.88502E-09になる。

10台のうち任意の3台がfailする確率となる。

日本語の表記だが、「任意」と書くとオペレータが好きなディスクを壊せそうなので、「どれか」と書くほうが良いであろう。

誰でも知っているという思い込み

現実には知らない方が多数。しかし誰もが知っていると惑わされて特に口にしない結果、知らない層に案外ばれていないという不思議がある。また、弱みを握る、口封じなどの手段もある。まさに体制の思うつぼ。日本犯罪大国と知らない者は多い。どんどんばらそう。

http://anond.hatelabo.jp/20110419175450

シビアアクシデントが起こらなかったからに決まってるだろ。それらの炉は原発事故的には全てどう高く見積もってもレベル3は超えていない。

INESは「震災の規模」の話じゃなくて、「事故の評価」であって、プールの水が溢れたりしたのはレベル1~2なんだが

勝手震災規模にINES当てはめて欲しくないんだけど。

女川原発は7日深夜にも電源車とかバックアップはあったらしいが、3系統死んだりしてたじゃねーか。

「起こってから」の政府側の手当が一切ない。というか「絶対起こらない」という政治的建前を堅持するため後者の対策は意図的にゼロになっている。

これが構造欠陥。構造欠陥ってのは機械的な欠陥という意味はな組織的な欠陥という意味だぞ。

なに、その二元論。

じゃぁ、原子力災害対策特別措置法はなんで制定されたの?

想定どおりに揺れを感知した時点原子炉は停止したし、被害直後から、対策は始まってる。そして、今も対策は進行中だ。

いくらなんでも対処訓練の問題なわけないだろ。あの設備配置であの津波が発生した後にステーションブラックアウトを防ぐ手順があってその訓練が存在したのなら聞いてみたいわ。

とりあえず、変電設備の復旧と非常用ディーゼルの起動を行うのが手順だし、訓練もしてるだろ。

非常用ディーゼルが全滅とか東北電力東京電力、他電力会社からのラインも遮断という結果だっただけで。

その場合、電源回復の努力もするだろうけどさ、まずは、冷却システムがダウンした事の対処が先だし、そのために動いてるだろ。

元々保安院は「絶対に起こりません」と政府としてお墨付きを与えるための組織であって「本当に起こること」を想定しているような組織じゃない。

じゃぁ、なんで、アクシデントマネジメント評価とかやってるの?

今回だってアクシデントマネジメント整備で作られたマニュアルに添って運用されてるんだよ。

時点レベル4以上が起こるといきなりクライマックスになってしま構造欠陥が存在してるとか、自公組織設備意図的に放棄したとか、

お前が言ってるのはただの陰謀論なんだよ。

クレーン車の事故の件

今回事故を起こした本人のことをDQN面とか色々テキトーなことを書く奴がいるけど、本人の人格を全否定するのは早計でナンセンス

法に基づいて粛々と進められることだが、たぶん被害者が納得出来る結果に落ち着くことは難しいような気がする。


3年前の事故の原因は?

→単なる居眠り?

→持病?


3年前の事故のことと、現在執行猶予であることを会社が承知していたか

→承知していた

→承知していなかった

 →雇用主側の確認不作為?

 →本人の虚偽申告?


本事件の原因は?

→単なる怠慢(居眠り等)?

→持病が要因?


免許交付の経緯(診断書等)

担当医の誤診?

→本人の虚偽申告?

→そもそもの法律の不整備・問題?


事故前日(休日)の本人の状況

→特に問題なし?

→疲労等問題あり?


労働環境

→問題なし?

労基法違反可能性あり?


勤務態度

→問題なし?

→問題あり?


該当重機の状況

→法定の整備点検に問題なし?

→問題あり?


等々のことを考慮して、雇用主側と本人、家族等の身内において、事故の要因と認められる事象がどの程度の割合を占めるか、総合的に判断するんだろうけど、無罪っちゅうのはないんじゃないかなぁ。


6人の子供が亡くなっているんだからねぇ。しかも似たような交通事故執行猶予中ならなおさらじゃないかな。

御用学者批判」を批判する学者無知

http://synodos.livedoor.biz/archives/1739790.html

御用学者批判」を批判する学者が続出している。

たとえば、上の記事もそうだけど、この認識はまずい。

まず第一に、(ポジショントーク差し置いても)「御用学者」の定義が狭すぎる。

本来「御用学者」ってのは、「特定の利害関係に密接に関わる研究者」なんて極端なものではない。

官僚が実質主導する意思決定過程に体よくビルトインされた学者を指す。

もともとは、厚生省水俣病問題をつぶすために、意見の似た専門家たちを呼び寄せたのが発端らしいが(http://bit.ly/eP3wvq

ここで重要なのは利益誘導なんてされなくとも、たとえ本人にその気すらなくても、結果的に「御用学者」とされていることはありうるということだ。

例えば法案の成立について考えてみよう。経済学でも環境学でも都市工学に関連する分野でも何でもいい。

ある分野を研究してきた学者のもとに、役人がやってきて「ぜひ先生のお知恵をお借りしたい」と、「審議会」の参加を呼びかけられるとする。

誘われた学者は、これまでの自分研究が国のためになると考え、意気揚々で霞が関に向かい意見を述べるだろう。

最終的には、官僚たちが”取りまとめた”法制度案にOKサインを出した。それだけでも見方によっては「御用」なのである


なぜだ!

俺は金が目的でもなく、純粋学問的知見を披露しただけだ。

御用だなんていわれる覚えはねえし、そんな言い草は専門家の発言意欲を奪いかねない!」

と、憤るだろう。しかし、それでも「御用」なのである


官僚サイドの視点から考えてみよう。

公共支出でも減税でも、自分監督官庁として担当する分野を”活性化”(役人が好んで使う言葉だ)したいと企画する。

しかし、関連法案を通すには、自分たちの考えが専門家意見サポートされる必要がある。

そこで役人たちは本屋インターネットなどを探しまわって、「こいつなんてよさそうじゃね」と、おぼしき学者に白羽の矢を立てて、「審議会」の委員などを依頼するのである

ここで重要なのは、まず始めに企画が先にあって、それに合うように学者はコーディネートされる、ということだ。

官僚が用意した土俵の上で活動しているに過ぎないことは紛れもない事実はないか


翻って、すべての人間が無条件に同意する政策などありえない。

から、その先生学問分野では”常識”とされる知識に基づいた政策にも反対する人もいるだろう。

そういう”反対派”は、その法案推進に加担した学者たちをこう訝るのである

御用学者」と。


そうやって決め付けた見方をする人はナイーブだろうか。

いや、むしろ逆だと思う。

御用学者批判」に憤る学者達に共通する点は、政治的な事に対するナイーブさである

上の記事の例で言えば、「産学官」のプロジェクトに加わるということは、それですら何かしらの政治ポジションに立つことを意味する。

独立行政法人所属する学者は、天下り団体の撲滅を目指す人たちの反対運動にさらされ、「御用学者」として批判されるのである

客観的な議論を心がけてきた学者先生には、なんでこんな人達に絡まれなければならないのか上手く理解できないに違いない。

しかし「御用学者」の定義は幅広く、学者がひとたび政治に足を踏み入れたのならば、反対派のポジションを取る人からしばしばされる類の呼び方だ。

政治力学世界はまあそんなものであり、少なくともそういう風に見られる外部存在する、ということは理解しておいた方がいいと思う。

2011-04-19

http://anond.hatelabo.jp/20110419203835

自民時代よりよくなってるというがJCOと今回の事故では規模とか全然違うわけでどういう風に比較した上で言ってるの?

今回の事故では自民党でも民主と似たような対策しかできない、菅を批判する奴は後知恵で具体性がないというけど、JCOの事故で後知恵にならないことで自民がやってなくて民主がやれてた効果的な具体策ってあるの?

作業員がバケツウラン混ぜると事前に予想してた政治家民主以外も含めていると聞いたことはないし継続的に大量の放射能が出る状況でもないか自衛隊米軍も不要だろうし、事故直後に東海村上空をヘリ視察したり、現場に怒鳴り込みに行ったらもっといい結果になってたとも思えないけどね。作業員病院に送って周辺住民を一時避難させる以外何かするべきことあったの?

バランス感覚はとても大切

東日本大震災 民主新人議員震災勉強会
毎日新聞 2011年4月19日 東京朝刊
民主党新人衆院議員の有志が19日、東日本大震災への対応を議論する「国難に立ち向かうための勉強会」を発足させる。発起人には小沢一郎元代表を支持する「北辰会」のメンバーから前原誠司外相野田佳彦財務相を支持する議員まで、グループ横断の7人が名を連ねた。新人議員には原発対応で後手に回る菅政権に対して不満もあり、勉強会政権批判の場になる可能性もはらんでいる。

まだ与党自民党だった頃のことを思い出した

当時、どうしようもない自民党をよってたかってバッシングしていたマスゴミにつられ、

国民同調した経緯がある。

そんな中、選挙が行われて政権交代が実現した


当時自分は、一度自民党には臭い飯を食わせなきゃならないと言う気持ちもあったが、

どう考えても民主党圧勝雰囲気だったことがとても気になり、結局自民党投票した


当然、結果民主党圧勝自民党は大敗。

まぁ、自民党が負けるのは仕方がないとしても、これだけ民主党に勝たせるのはどうかと疑問を持った。


その結果がこれだ。

わけのわからん新人議員震災から1ヶ月以上経ったところで勉強会を開いている。


国民が選んだんだから仕方が無いんだけど、被災者の中で民主党投票馬鹿騒ぎした人達自業自得かもしれない。

http://anond.hatelabo.jp/20110419114851

・「原発固有の欺瞞的精神状態」のように語られてることは、原発に限らない。例えば地震

この話がおかしいのは、災害後の対応がまずかったのに、災害への対策を主眼にしちゃってる事。

本来は、「万が一への対応」も込みで、「原子力システムの安全性」なんだよ。

震度7は対策してない、結構。

15mの津波も対策外、結構。

で、その対策外の事態で、原発をどうすべきかが問題で、まさに今回そこで破たんした

にも関わらず、そこのリスクは込みで原発を作ったはずだときたもんだ。

あほらし。

これは姉歯たいなもんなんだよ?

買った人は、「そこまでひどい事」なんか想定してないんだから

で、「そこまでひどい」とカードを公開して、初めから国民に選択を迫っていたら、原発なんて作らせなかったと思わんかい


・今回の災禍で原発にばかり目を奪われてる人達視野狭小。被害の中で原発はワンオブゼム。

そんなん誰でも知ってる。

単に「原発の事を議論してるから、話が原発に特化してた」だけでしょ。

そこに、視野が狭いって突っ込むバカバカしさとかさ。

原発だけじゃなく、災害全体、ひいては国の災害対策全体を語るべきで、枝葉末節に特化した話をすべきじゃない。

とでも主張したいのかしら?

私には「意味のないズラシ行為」に見えるけれど。

仮に、原発の話ばかりが目につくんだとしたら、それは元増田の視点が偏ってるだけだしね。


・「人類には早すぎる技術」とか言ってる奴は自分の知識がない分野に適当にそういうこと言ってるだけでしょ?

これも意味がないんだよね。

随分と突っ込まれてるけれど、何をもって早いとするか、制御可能とはどういう状態を指すか、まともに定義してないでしょ。

それって【「人類には早すぎる技術」とか言ってる奴】と同じなんだけど、本人気付いてないよね。


東京電力人材が腐れてるので役員全員クビ。以後は東北電力JRに下げ渡して管理させよ。

これも、全員首にしてどうするのよ?

何がどう改善して、どこが良くなるのか。そういう話はしないよね。

たまさか結果悪くならなかった東北電力管理させよって、女川の分析ちゃんとしたの?


全体として、中身のない情緒主体の話でさ、それも突っ込まれたらあとから定義可能な・・・

というより、満足な定義のない話ばかりだよね。

これが「素晴らしい内容」に見えるとしたら、その人も何にも考えてないって事じゃないかな。

皮膚科で誤診を連発された件 - 疥癬場合



これは私の実体験。

病気で困っている人の参考になればと思って書く。

個人的な利益とかは本当に求めない。


ここに書くのは、SEO的な理由。

具体的には『皮膚科 誤診』とか『疥癬 誤診』とかで出したい。

上位に表示された方が世のためだと思う。

(思い上がりだったらすみません;)

本当に誰かの役に立つと思ったらブクマをお願いします



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誤診に遭いました


私と同居人は、全身のひどいかゆみに襲われました

あまりのかゆさに、数ヶ月、眠れない日々が続きました

これが、本当に苦しい

症状や環境を分析し、素人ながら私は"疥癬"を疑いました


疥癬=かいせん は、ヒゼンダニというダニが身体に寄生する皮膚感染症で、

頭部や首を除くほぼ全身に強いかゆみを伴います。

寄生の程度によって、通常疥癬ノルウェー疥癬とがあります

今回は通常疥癬お話


私と同居人は各個合計で、少なくとも5軒以上の皮膚科を、少なくとも7回以上受診し、

その都度、「疥癬でないか、ちゃんと確認して欲しい」と訴えました

本当にしつこく、何度も訴えかけました


いくつかの皮膚科では、実際に皮膚を採取し、卵やヒゼンダニ存在しないか確認されましたが、何も発見できませんでした

いくつかの皮膚科では、疥癬であるはずがない」と一蹴されました主たる根拠は、「滅多にない」からです


皮膚科では"アトピー"や"皮脂欠乏性湿疹"と診断され、一様に、ステロイドを処方されました


ステロイドの効果で、かゆみは収(x治)まったものの、どうにも症状が疥癬しかったことと、

医師を充分に信用できなかったこととで(とくにステロイド疥癬の症状を結果として悪化させるので)、

疥癬について、より詳しく調べました


ヒゼンダニが皮膚を掘り進む様子を捉えた動画を参考に、

自分自分の指を縫い針でほじくり返し、ヒゼンダニの実体と思しきものを取り出しました

そしてそれをセロハンテープに挟み、後日、医師顕微鏡で確認してもらうことにしました


それはヒゼンダニそのものでした疥癬だったのです

トロメクトールを服用し、オイラックスを塗布することで(虫を殺します)、3週間ほどで完治しました


判明したことがあります

疥癬において、ヒゼンダニ肉眼で発見可能なのです。(あくまで個人の実体験ベースでは、手首および指先に限り)

"疥癬トンネル"と呼ばれる線状の湿疹の先に、黒い点があるのです

それはヒゼンダニそのもので、そこの皮膚をこそ採取し確認しなければならないのです

皮膚科医師の間では、どうやらそのような事実すら充分に共有されていないらしいです


大事なことなのでもう一度書きます

疥癬において、ヒゼンダニ肉眼で発見可能なのです。(あくまで個人の実体験ベースでは、手首および指先に限り)


何故でしょうか、考えてみました。恐らく、「滅多にない」からです


本当に「滅多にない」のでしょうか?

私は、"アトピー"や"皮脂欠乏性湿疹"と誤診されている疥癬患者が、相当数存在しているのではないかと予想します。


大事なことなのでもう一度書きます

私は、"アトピー"や"皮脂欠乏性湿疹"と誤診されている疥癬患者が、相当数存在しているのではないかと予想します。


とくに思い当たる点がある方、ご確認を。



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