はてなキーワード: 得体とは
言ってる事自体が間違ってるとは思わないのだが、どことなくフワフワしててけむにまかれている(筆者自身が「ガハハハ」と言う感じがする)から聞いていて納得出来ないのは僕だけかしら?模倣とパクリは違うし、模倣したものを出す時にかっこ良くならない、元ネタへのリスペクトや根回しが不足してるといった事態があれば、批判されてしかるべきだと思うのだが…。
なんだろう…やまもといちろうのようなキレがない…。
切り込み隊長繋がりらしいけど、なんか、切るというよりもはたくいう感じ…ああ…そういうことか。なんかキレ方に重さがないなぁ…と思ったらそういうことね
思ったよりも中川さんのツイートが長いよ~><追いかけて連続RTしてるけど、フォロワー減るんじゃないかと心配になってくるほどの連続RTになってきたぞ…
キレた時こそ何が言いたいか的確にしないと、本当にただの散文になって、怖いだけの得体のしれない人になっちゃいますからね…。少なくとも僕はそれを避けてます
kanose 本人、キレた時に何が言いたいか的確にしてるつもりらしい! ヨークシャー・テリアショック!
評判が評判だけに中川さんにはもうちょっと期待してたのですが、思ったより残念な仕上がりなんですよね…。覗き始めたから終いまでみますが、かなり後悔してます。(RTは減らします。すいません)
kanose 出~勝手に期待して勝手に失望奴~。っていうかこの豚まんこの勝手に失望メソッド使いすぎ。ライターに対する悪口ほとんどこればっかりでバリエーションなさすぎぃ!
これが我々の業界(ブログ界隈)では最上位の一人と言われてるから悲しくなる…。「敵に回すとめんどくさいけど、味方にすると頼りにならない」…どっちかというとそれ、本物川とかkanoseのことじゃねーの…?まぁ、味方されたことないけど、彼らの援助でうまく行った・幸せになれた信者の存在も聞かないし…この連続投稿を見て褒めてるんだから、はてなのレベルの低さにがっかりしました
kanose 発作です。
この連続投稿を見て褒めてるんだから、はてなのレベルの低さにがっかりしました
はてなのレベルの低さにがっかりするの何ヶ月ぶり何度目?3ヶ月ぶりであることは確かです。
kanose 違います。1ヶ月前にもがっかりしてます。記憶力なさすぎる。
はてなブックマークのおすすめユーザーのところにkanoseを出すの、やめて><3年半も前から存在は知ってるし、リアルでもお会いしてるけど、お互いがお互いフォローしてない時点で、そういう関係だといい加減察して><
なんか得体が知れなくて怖いんで誰か教えて。
この前平日に休みがとれたんで昼くらいまでぐっすり眠ってたんだけど、突然玄関のチャイムが鳴った。
眠かったのとせっかくの休みで面倒だったんで居留守したら玄関前からいなくなった気配がして、少ししたら向かいの部屋のチャイムを鳴らす音がした。
実は最初のチャイムで目が覚めてて、どんな奴が来たのかと魚眼レンズで見たらフツーっぽいおばさんだった。
俺んちのアパートは左右の部屋のドアが向かい合うように作られているんで、魚眼レンズで外を見ると向かいの部屋のチャイム鳴らしてるやつの背中が見える。
向かいのチャイム鳴らしたおばさんは実は2人組みで、一人がチャイムを鳴らした瞬間にもう一人が扉から3歩さがって真後ろについた。
数秒そのまま待って向かいの部屋も誰も出なかったんで二人組はいなくなった。
あれってやっぱ宗教の勧誘かなんかだったのかな?
恋愛工学とは恋愛を「恋の駆け引きという七面倒臭いダンジョンや、女性自身の好みや得体のしれなさという魔王を倒してお姫様を獲得するRPG」と捉える男と、女の「1つのエンドを出すぐらいじゃキャラの本当に好きにはなれない。恋愛は乙女ゲー。興味のあるキャラを掘り下げるのが楽しい」の対立— 三沢文也@こっちは本気で遊んでるんだ! (@tm2501) 2015, 8月 20
もうちょっとお下品な言い方をすると男にとっての恋愛とは「聖剣を突き刺すRPG」なわけです。突き刺した後はやり込み要素で参加自由。ただ、恋愛を乙女ゲーやいくつもエンドが出るADV的に捉えてるとして捉えてる女性から見ると「いや、それ以外の分岐とかキャラシナリオとか突き詰めろよ」と— 三沢文也@こっちは本気で遊んでるんだ! (@tm2501) 2015, 8月 20
男性認識の恋愛とRPGの違い10;・聖なる剣を魔王に突き刺すのがRPG、性なる剣を突き刺し新たなる旅立ちをするのが恋愛10;・攻略サイトでボス用装備を揃えるのがRPG、モテ本でいかにもな装備と技を調べるのが恋愛10;・レベルを上げて物理で殴るのがRPG、顔と札束を上げてハートを射るのが恋愛— 三沢文也@こっちは本気で遊んでるんだ! (@tm2501) 2015, 8月 20
ゲームオタクから見た恋愛工学 - かくいう私も青二才でね http://t.co/Gb0xqCzhO3 タイトルに反して全然恋愛工学を「見て」無いのが伝わる— らすね@8.12誕生日 (@Lacenaire_ssw) 2015, 8月 20
おこ— らすね@8.12誕生日 (@Lacenaire_ssw) 2015, 8月 20
三沢さん、専門外の話になると途端にツイッターの一般人レベルの内容になるのもうちょい頑張ってくれ— らすね@8.12誕生日 (@Lacenaire_ssw) 2015, 8月 20
(ここでぽんぬさんのあれを貼りたいんだけど無い)— らすね@8.12誕生日 (@Lacenaire_ssw) 2015, 8月 20
記号的な差別はしないけど、話してわかる人とわかんない人の区別はするよ?話してもわかんない人に説明するのは誠意ではなく、不毛なだけだから。— 三沢文也@こっちは本気で遊んでるんだ! (@tm2501) 2015, 8月 20
1960年代、郵便物が届くのが楽しみだった。おばあちゃんからの手紙、孫からのハガキ、恋人からのラブレター。
切手を集めたりする人もいた。
2000年代、郵便の大半は広告とか請求書とか引き落としのお知らせとかだ。
番組制作費の高騰の背景は、番組制作に直接寄与しない間接的な費用が増えることに一因がある。
独占的で特権的な経営にもその原因がある。倒産する前の日本航空なんかと同じだ。
1990年代から2000年頃、WEB1.0のネットはすごく面白かった。
2015年の今、一部を除いてネットは昔よりつまらなくなった。
機械的に検索上位のキーワードを並べたり、検索上位のサイトのテキストを抜き出して並べて
広告や得体のしれないコードを埋め込んだようなそんなWEBサイトが増えた。
広告効果測定とかSNSとかそんな直接内容と関係ないjavascriptを複数埋め込んだサイトが増えた。
WEB1.0の時代には来訪者カウンターが読み込めないから本文が読めない、というようなナンセンスはなかった。
2015年の今でも、ラジオは内容に目新しいものはないが視聴体験は比較的快適だ。
316 :本当にあった怖い名無し@転載は禁止:2015/08/08(土) 00:51:11.79 ID:fgHty+ax0
リアルな夢を見た。
街の中を流れる川の水が真っ黒になって、ありえないほど盛り上がって、
それなのに奇妙に静かで、その奇妙に静かなことが逆に不安を抱かせて
不安に思っているとコンクリートの堰堤をやすやすと乗り越えて道路にあふれはじめ、
奇妙な静かさは、悲鳴や、クラクションや、サイレンによっていともやすやすと破られ
気がつくと川下の方から、壁土の匂いと煙の臭いの混じった強烈な潮の匂いがやってきて
そちらに目を転じると、見慣れた街の風景が、よくわからない得体の知れないものに
飲み込まれるように消えていく様が見え
全身を恐怖が走り
絶叫し
少しでも川から離れようと、それも川上の方に逃げようと、やみくもに駈けだそうとしたが
思うように体が動かず、走ることができず、汗びっしょりになって目が覚めた。
317 :本当にあった怖い名無し@転載は禁止:2015/08/08(土) 00:53:04.24 ID:fgHty+ax0
会社の同僚に、株で大儲けして予知能力があるんじゃないかと噂されている奴がいる。
一笑に付された
お前はどうか知らないけど、俺はカウンターのためのカウンターなんていうしょうもないことはしない。
本心で思っていることしか書いていない。「幸せ」と名の付くものを無根拠に信奉している奴らは俺には得体の知れない(いや底は浅く見えるけど)奇妙な生き物のように見える。
不謹慎かもしれないが、このテーマ、考える上でとてもおもしろかった。
あなたに言われるまで気づかなかったんだけど、この複雑な問題でモヤモヤするところの核は、まさにこれだと思う。当事者の女子高生たちも、周りで見ている大人たちも、はてブの人たちでさえ、臭いものに蓋をするように、問題の根源から目を逸らしているようにみえるんだ。
あなたはさらりと”リスク”という表現を使っていたけど、得体のしれない犯罪者によって引き起こされる事件を、まるで”天災”か”事故”のように考えることには危険があると思う。こんな思考実験を考えてみた。
1. JRが調査をおこなって、山手線の痴漢被害率が判明した。毎日の電車で、私服では0.01%が痴漢被害に遭う。セーラー服では0.03%。この情報が、新聞とかtwitterで世間に広まる。
2. 山手線を利用するある高校が、制服を廃止した。半分程度の学生が、なんちゃって制服(セーラー服)を着て登校し、もう半分が私服で登校するようになった。
さて、その高校に通っているある女子生徒がある日、セーラー服を着ていて痴漢にあったとする。このとき彼女に責任はあるでしょうか。
微妙かもしれないが、俺は「痴漢被害を受けたのは彼女自身の責任」、と言えそうだと思う。痴漢被害に遭う怖れが強いことは事前の情報で十分に予測できた。その上で自ら選択した。少なくとも、女子生徒の周りの友達や親は、「どうしてセーラー服なんか着ていったの」って彼女を責めるような気がする。さらにここで想定を追加しよう。後日、彼女のクラスメイトで友達の、後ろの席に座っている、増田マスオ君が頭を下げて謝ってきた、とする。ごめん。実はあのときの痴漢はオレだったんだ。ずっと後ろで見ていて、迷ったんだけど結局、勇気を出して触ることに決めた。今では悪かったと思ってます…。本当にごめんなさい。さて、痴漢にあった責任は彼女にあるでしょうか。
彼女を責める人はいないはずだ。この事件に関して落ち度があったとさえいえないだろう。100%増田マスオ君が悪くて、彼の責任である。俺はそう思う。だからバカバカしいと思うかもしれないけど、俺の考えはこうだ。「犯罪者に自由意志を想定するかどうかで、責任の所在は変わってみえる」。予防策を取ることは、ときに必要だし、現状もう、そうすべきなのかもしれない。でもそれが普通になって、自然になると、諸悪の根源たる犯罪者の実態から目を逸らすことに慣れてしまっていつしか見えなくなってしまう。脅かされ続けることを受け入れてしまう。そんな怖れがあると思うんだ。
おっしゃるとおり、痴漢の存在は謎です。先の返信で俺は「性的抑圧が原因では」とかテキトウな事を言ったけど(ごめん)、加害者の人にインタビューしたわけではないので本当のところはわからない。彼らは闇の中にいる。痴漢の被害にあった女子高生のきっと多くが通報さえしないと思う。一言「最悪…」って呟いて、ウンザリ顔で憂鬱な一日を過ごして、それからの日々に夢中になることで、前向きになれて、いつか傷は癒える。他方、はてなブックマークでは何度も、痴漢の人に総バッシングを与えてきた。ブックマーカの人は叩くのがどう見ても正義、って時には容赦なく叩く。脇目もふらずにぶっ叩く。夢中になって叩く。そういうのに忙しい。
必要なことは、謎を闇から引きずり出すこと。出来る限り、そこに注意を向け続けるべき。それが俺の意見です。
ところで俺の職業はプログラマーなんだ。つっても大したことなくて、二流で、バグを出しては上司に怒られ、同僚にさえ叱られ、はては数カ月後に徹夜してヒィヒィいいながら問題の原因を探して這いまわる、そんな日々を送っているんだ。忙しい日々の中で放置されたバグは、地面の下で邪悪なキノコのように、ムクムクと成長して、いつか俺(たち)の睡眠を奪う。悪くすると、仕事さえ奪う。だから職業柄、問題はそれが顕在化しているうちに、徹底的に深くまで根を掘り下げて撲滅し尽くさないと気がすまない性分だ。そうなっちゃったんだ。
万が一の事態は怖い。いつだって怖い。今回の話では、「制服を撤廃したことで、痴漢被害が0になってしまった」未来。もし万が一そうなったら、きっとその先の未来では、もう誰も、セーラー服を着れない。
「鍵を掛けない自由があるはず。鍵を掛けると空き巣に屈服したみたいで嫌」?
まさしくその通り。
公園のベンチに財布を置き忘れた事があるんだけど、見つけた誰かが交番に届けてくれた。
俺自身もまた、落ちてた財布を届けたことがある。
もし誰かが・俺が、その財布を自分のものにしていたら、それは当然、盗った人が・俺が悪いってことになる。
でもこの話を外国人にすると、たいてい驚かれる。日本ってすごいねえ。って言われる。
この民度の高さはあなたの言うように、日本人が勝ち取ったものだ。親と教師が、入念な道徳・モラルの教育を行ったために培うことができた。
だから現状、家のドアに鍵をかける必要があるのは、打算だと思う。あたりをうろつく空き巣の人たち、得体のしれない彼らへの見えない恐怖におびえされられてるんだ。
元記事へのブックマークコメントやトラバにあったように、制服にも様々なメリットがある。
ホテルに入りにくくなる、タバコを買いにくくなる、高校の看板を背負ってるって自覚が社会生活に節度をもたらす。
ファッションセンスがないことを理由にうちに引きこもらなくてもいい。
そういう意味で制服は良いものだと思うのだけど、それを着て大手を振って外を歩ける自由を、なにも子どもたち自身が勝ち取る必要はないと思うよ。
住みやすい国にするために、大人たちが努力しなければならないんだと思う。
(とりあえず、現状、痴漢が好む服装や、電車内の痴漢しやすい位置があること、痴漢は常習性があること、などは明らかになっているけど、それでも痴漢加害者の実態は謎が多いとおもう。電車内監視カメラの設置が難しい以上、未然に防ぐためには加害者を研究することが必要だと思う。汚い連中をブタ箱に詰めてハイおしまい、ではいけない。なにが彼らを痴漢にしたのか? 性的抑圧か? アダルトビデオか?)
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子どものとき裸の大将の映画を親が見てたのを横で見てて、なぜかすごく怖かった。
いい大人がすごく無邪気ににこにこしてるのが怖かったのか?
うーんたとえは悪いけど、氏賀Y太のマンガで似たようなのを後々読んで、やっぱりやばいよなあと改めて思ったんだよな。
氏賀Y太のマンガで裸の大将みたいなのが出てくるやつがあってさ。
あと思い当たる点といえば、親が知的障害児施設で働いてたんだけど、たまに子どものときに職場に行ったんだよ。
あいつらみんないいおとななのにニコニコしてて子どもみたいで不気味だったんだよな。
もちろん親にはそんなこと言えなかったけど。
だからいつも距離置いてたわ。何されるかわからん怖さがあったから。
あー似たような話といえば、小学校低学年のときに同じクラスにダウン症のやつがいたんだけど、そいつが遊びのときにルール守らないんだよ。
そんでそれを親に愚痴ったら、○○くんは病気だからねえみたいに困った顔で笑いながら言うんだよ。
だから俺はそれを聞いて、あ、これは言っちゃいけないやつだったんだって思って、慌ててあからさまに「そういう遊びのルールは守れないけど、すっごくピアノとかうまいんだよ!」みたいにフォローしてさ。
子どものときからすげー気を遣ってたから今ひねくれてんのかなあ。
最近っていうには結構前だけど、乙武さんのレストラン事件もあったし、やっぱりどこかしら怖いって感じはある。
言い方は悪いが、得体の知れない不気味さみたいな。
妻が持ってる少女マンガで勉強しようといくつかすすめてもらって読んだことはある。
疑問に思った箇所に説明が欲しくて付箋つけてたらものすごい付箋まみれになったので、
なんか怒られそうな気がして全部はずして単純に読み流すだけになった。
それでも読めるマンガとどうにも受け付けなくて読めないマンガがあって、結構両極端。
最近読んだのだと、「暁のヨナ」とか「堀さんと宮村くん」とかは割と楽しく読めた。
「暁のヨナ」と作者が一緒だというので読み始めた「NGライフ」は即脱落して、
「神様はじめました」はある巻で急に主人公が「○○が好き」とか言い出して大混乱して妻に訴えたら、
「えっなんで?この子は序盤から好きでしょこれ」って言われて撃沈した。
小学生ぐらいまでは家にあった母親の少女マンガを手当たり次第読んだりしていたので、背の高い本棚2つ分ぐらいの少女マンガは読んだハズだけれど……。
読んだのをはっきり覚えてる少女マンガは「綿の国星」「BANANA FISH」「残酷な神が支配する」とか。
他にも数冊で終わるようなやつとか色々読んでた気がするけどタイトルまでは覚えてない。
ある程度成長してからは、ベタベタに甘いようなやつは「わけのわからないもの」「不快感が残る」と思って自然と避けるようになってしまった。
中学生のころに「フルーツバスケット」とか、なんか子役の女の子の出てくるやつとか借りて読んでた気がする。
小説だと高校生の時に現代文の問題文で出てきて、わかんなさすぎたのでリベンジしようと買ってきて読んだ吉本ばななが意味不明すぎて、
理解できなくて泣くとかいう事態に陥ってちょっとしたトラウマになった。
洋画のラストで脈絡もなにもなく急にヒロインと主人公がキスするやつとかは、もうお約束なんだと思ってみてるけど、それはそれであってるんだろうか?
この前やってたアニメの「時をかける少女」はなんか得体のしれない不快感がこみあげてきて見てられなくなって別室に一時避難した。
一地方民である私は、地方の変わったモノをネタにするバラエティとか、都会の住民が田舎に移住する番組とか、
都会の女性が田舎に移ってあれやこれやする朝ドラとか、そういった類のテレビ番組が嫌いである。
正確に言うと、番組そのものに興味はない。ああいう番組がもてはやされるのが気に食わないのだ。
都会の住民というのは、我々にレッテルを貼りたいのかもしれない。
「地方民とは、得体の知れないソウルフードをこよなく愛し、前時代的なしきたりやしがらみにとらわれた部族であり、
排他的で相互監視することはなはだしいが、心を開いていればいつかは共同体の一員として温かく迎えてくれる」
という物語を、地方に押し付けたいのかもしれない。やられる側にしてみりゃたまったものではないが。
地方は地方で、都会の住民に金を落としてもらいたいものだから、むしろこの流れに便乗している。
変わり映えのしない焼きそばやゆるキャラを売り込んで、失敗するなんてのはよくある話。
最近では地元の住民が細々とやってた伝統芸能を猛烈にプッシュし、ついには県外に引っ張り出したりもしている。
ひこにゃんやくまモンやふなっしーは知っていても、地元にどんなのがいるかは全く知らない。
伝統芸能にしても、今やどこのイベントにも出張ってくる有様で、
「アレが嫌いな人間が住んでたら、さぞ窮屈で仕方ないんだろうなあ」とか余計なことしか思いつかない。
都会の住民に非日常性を求められても困る。我ら地方民はそこで日常を送っているのだ。
挙句に「似たようなショッピングモールばかりで、つまんなくないのかよ」とか大きなお世話だ。
人並みを求めて何が悪いというのか。
その人の持っている欲が見えなかったり、相手の欲が自分には理解できないとき、
得体のしれないものを相手にしている気がして距離を取ってしまうというのは、割と正常な反応だと思っている。
そして、自分が妻の事を、とても気が合う素敵な人だけどイマイチ根っこのところがよくわからない人だと捉えている理由が、
妻の欲というか、愛情への飢えみたいなものを自分が根本的に全然理解できていなくて、共感できていないからなんじゃないかと思い至った。
私は妻のことは人間的に好きだし尊敬もしている。それは間違いない。
ただ妻の言うところの「恋人として好き」というのが私にはどうも正直よくわからない。
趣味は合う。好きなことや嫌いなことの傾向もかなり合致する。腹を立てるポイントもかなり似通っている。
それらのことから個人的親しさランキング1位の異性だったし、世間的に交際しているととられてもおかしくない頻度で遊んでいたので、
正式に交際するか、ということになって交際を始めたけれど、以後、妻からは度々「私の事好きなの?」「あなたの気持ちがよくわからない」みたいなことを言われるようになった。
それでもやはり気が合うので交際を続けて、数年間の遠距離恋愛も乗り越えて、いい年になったので結婚までした。
たまに別れ話を切り出されたりもしたが、昔やったギャルゲーのルート確定直前の主人公が取りそうな行動を積極的に模倣することで乗り越えてきた。
精神的に未熟な自分でも付け焼刃の模倣で実際になんとかできてしまった点で、折原さんの罪は重い。
私は、妻から「抱きしめて」と言われれば抱きしめられる。でもそれはなんか違うらしい。
それなら、とこちらの都合で抱きしめたいときに抱きしめてみたが、やっぱりダメらしい。邪魔だと言われて邪見にされた。
抱きしめて、と言われずに、抱きしめて欲しいタイミングが最初からわかるものなんだろうか?
必死で妻の気持ちを推測して今だ!というときに抱きしめてみたが、それもやっぱりダメだったらしい。
「何で今そんなことすんの?」と怒り気味に言われてしまった。
どうにもノーヒントは厳しい。せめて両手を広げてアピールするとかしてほしい。
わけがわからなさ過ぎて全部女性ホルモンのせいにしたくなってくる。
何度も訓練を繰り返せば状況や予備動作から推測してスムーズに抱きしめることもできるようになりそうだから頑張りたい。
そのためにもケーススタディを重ねるために最初のうちは抱きしめて欲しいときはそう言って欲しい。
と、状況改善のための解決策を示してみても「だからそうじゃない」と言われてしまう。
「申し訳ないけど、どうにもわからないんだ」と申開いてみたが、「普通わかる」と一蹴されてしまった。
でも、泣いている時に傍に寄って頭を撫でたり背中をさするといいのだというのも、
同じように何度も繰り返しながら覚えたのに、そっちはあまり怒られない。
子供のころからの経験の蓄積があったおかげで、タイミング的な不自然さをあまり感じさせなかったからだろうか。
「恋人的好き」の指標として使われることも多いと思う嫉妬についても、
嫉妬することはあるが、所有物に対する執着と何が違うのかと言われると言葉に詰まってしまう。
実際、正式に交際するまでは妻やその周囲に対して嫉妬の感情を抱いたことすらなかった。
妻の気持ちを理解する助けになるかと思って妻の持っている恋愛漫画を読んでいると、
よく登場人物が正式に恋人契約をしていない相手に一方的に嫉妬したりしているが、その気持ちや感覚はやはり自分にはよくわからない。
そんなことを思う筋合いはないだろうに、なぜ?と思ってしまう。
今のところ結婚もしているし、妻が選ぶパートナーが私であればなお嬉しい。
発達障害を疑われている私といることで、カサンドラ症候群のような状態になっているんだろうかと思っている。
もうすぐ私の発達障害に関する診断結果が出る。
結果を受け入れられるだろうか。状況は改善させられるだろうか。
妻は「あなたを好きでいることに疲れたからだいぶ前にやめちゃったのよ」と言っていた。
なので、今は最終的に「やっぱり私にはあなたの妻は無理だ。」と言われても、それは残念だけど仕方がないことだと覚悟している。
今更ではあるが、向いているか向いていないかで言うと、自分は恋愛や結婚にあまり向いていなかったのだろうとも思う。
今となっては、学童期に発達障害の可能性を指摘されてそのことに薄々気付きながらも、しっかり普通を装えていると信じていた自分の愚かさが腹立たしい。
そして彼女の市場価値が最も高い10代後半から20代後半までの10年近くを奪ってしまったことが申し訳ない。
こんなに影を落とすなら、せめてもっと早くに診断を受けておいて、
もっと早くからお互いの感覚の差と原因を明確にして、精神的負荷を軽減するための方法を第三者を介して模索するべきだったと強く思う。
まだ間に合うのか、もう遅いのかはまだわからない。
電車でつり革をつかんで立ってると、目の前におっさんみたいなじいさんが座ってた。これも普段通りの風景だったから全く意識せず、ぼんやりと外を眺めてた。
この寝ぼけたじいさんが、でかいあくびをしたんだ。立て続けに三回くらい。当然、じいさんに目が行く。そこでじいさんの口の中を見てしまった。
鳥肌が立った。
所々抜けて、不規則な方向に伸びた歯。虫が巣でも作ってそうな口の中にぞっとした。俺は、じいさんが口を閉じた後でも、このじいさんを何か別の、得体が知れない生き物だと思ってしまった。
あぁ、これがキモいということなのか。この場から逃げてしまいたい。冷や汗がでる。
・・だが、じいさんはヒトなんだ。これは差別意識だ。こう思う俺はクソ野郎だ。俺は見た目に惑わされているだけだ、と自分に言い聞かせた。
なぜ、俺はじいさんを別の生物だと思ってしまったのか。あと50年後には俺もじいさんと同じようになるに違いない。だが、キモいと思ってしまった。
後々よく考えてみると、キモいと思ってしまってる原因は、意識せずに自らと対比しているところが大きい。その差が大きければ、相手を別の生物だと思ってしまう。
これは、女子高生がおっさんを嫌悪したり、真面目君がギャルをキモいと言うところと同じ構造なのではないだろうか。これに従うと、気にする異性と同じ身なりをすることは確かに理にかなっている。
正直、ある程度はキモいと思ったり思われたりすることは、仕方がないことなのかもしれない。人間だから。気になる相手がいるのなら、やはり、タイプに応じて相手に合わせる努力が必要なのかなと思う。
自分のプライベートを人様に晒しすぎるのもどうかと思い、一時期よりもTwitter等の投稿数を減らしていたら…いつしか「何かに気付く」ことも減っていたりする今日この頃。
単純に気付く事が減っているのならばそれはそれで構わないけれど、実情は、日々細々と無意識に拾っている「何か」が未整理のまま頭の中に溜まっているだけだったという。
若い頃ならば、その得体の知れない溜まった「何か」をエネルギーに表現(のようなモノ)をしていた所だけど、今現在環境も自分の力量もそこまである訳でもなく。
話は飛ぶけれど、今までのSNSの長所にして短所なのは、人間関係の更新速度が遅いことだと思う。(私が改めて言う事でもないのは十分承知しているけれど)
長きに渡って本当に繋がっていられる人はそんなにいる訳がなく、出会った時は共通の話題や悩みを共有出来ても、いずれお互いの成長速度、方向に向かってバラバラになっていくもので、一旦そうなったならば、近況報告などは数年に1回でもして、共感はまぁともかく、へぇそうなのかと少しでも興味を持てれば良い方なんじゃなかろうか。
自分の周りの皆がそれぞれ歳を重ねて、自分自身も彼らとは異なる道を歩んでいる。今歩んでいる道は、間違いなく自分で望んでいた方向でもある。
それでも、まだまだやり足りない事はあるのだ。
贅沢な悩み事なんだろうが、自分が燻っていると感じていることを身近な誰かもしくはかつての仲間に訴えたところで、皆自分の生活でいっぱいいっぱいなのだ。
夢をみるだけでやれている気でいた若い頃とは状況は違う。
加えて私もプライドが邪魔する上に1年や2年で解決しそうにもないことなので、口を開ければ燻っているフラストレーションが…という訳にもいかない。
かくして、冒頭に書いたように、プライベートは晒さないように、晒さないようにしてきたところ、自分の気持ちが自分でも判らなくなっている始末。
幸い、このはてなの匿名ダイアリーは、自分が何者でもない状態を特別気にしないで済む上に、オーディエンスがいると仮定してアウトプットすることになるので、一定の自己満足感も味わえる。
何かに気付いきアウトプットする事は、きっと呼吸をする事と似ていて、深く深く吐き出せば、沢山の新しい空気を身体に取り入れることが出来る。新しい空気が取り入れられれば、気分も前向きになるものだ。
あくまで自分の希望でしかない考え方だけれど、何もしないで燻っているよりはいくらかはマシなはずだと思いたい。
…と、こんな所で、かつてアーティスト気取りで絵を描き、勢いにまかせてバンド活動などしていた、現お母さん歴3年の自分は、さっさと現実に戻って残った家事を片付けることにしよう。
でも自信満々で自説をぶちまけるしかない。すると皆も信じて従ってくれる。
誰も良し悪しの判断をしてはくれない。事の結果があるだけだ。
得体のしれない孤独で塞ぎこむ夜も多い。一人で酒を飲む日も増えた。
今のところ大きな失敗は少ないから、今日も生き延びたと、及第点の酒で胃が熱くなる。
たった一部分で参ってる俺からしたら、経営者ってのは本当に凄いと思う。。
俺より強い酒で胃を焼いているのだろうか。一人暗い部屋で。
いや、経営者たるものはそもそもハートの強い人が多いのかも知れないな。
他人のことはともなく、俺は、何となく自分の能力の限界を超えた仕事をしてる気がするが、、、
明日こそは、よくやった!俺!と美味い酒が飲めるようも少し頑張ってみよう。
「どうしよ 痴漢された」
Yからのメールは唐突で、明らかに説明不足で、でも私にダッシュさせるには十分な威力があった。
丁度大学帰りだった私は路線を変え、電車の中で無駄にも足踏みを繰り返し、「すぐ行く」とだけメールを送り、駅からは本気でダッシュしてYの家に向かった。
一分でも一秒でも速く、安心させたかった。むしろ私が安心したかった。
私は痴漢に遭ったことがない。
ちょっと大人しめの子の方がターゲットにされやすいようで、そういう子たちが青褪めた顔で登校してきたと思ったら、沸々と怒りのこもった呪詛をこぼすことがあった(「キモい」「マジキモい」「ひたすらにキモい」などなど)。
見ず知らずの男に、セクシュアルな手付きでカラダを撫で回される。一方的に。
声も出ない恐怖なのだと、友達は言っていた。そして圧倒的な不快感は、電車の揺れのせいではない強烈な吐き気を催すのだと。
Yは、割と中性的な顔立ちをしてるけど、立派に男だ。
男が男に痴漢されるのって、どんな気分なんだろう。すごく屈辱的なんじゃないだろうか。
人は「わけがわからないもの」が怖い。普通に電車に乗ってて、不意に見ず知らずの男から性的に接触されるのって、恐怖以外の何物でもないんじゃないだろうか。
いや待て、相手は男とは限らない。若い美青年を好む女かもしれない。うわーキモい! それはそれでキモい! 「若い男を好む女」ってもう得体が知れなさすぎて一種の妖怪じみてる、とにかくヤバい!
男でも女でも、どっちにしろ嫌だ。相手を許せない。許したくない。
一人暮らしを始めたYのアパートに着き、固い呼び鈴を何度もプッシュする。こんなに勢い良く他人の家の呼び鈴を押すのは、小学生の頃のピンポンダッシュ以来だからそりゃ白熱する。もうめっちゃ押す。
外にいるのが私だってことはわかってたんだろう、「どなたですか?」と言われることもなく扉が開く。
「大丈夫!?」は、100%大丈夫じゃない相手に向かって言う台詞としては、酷すぎるんだろうか。
でもきっと、もしかしたら当人以上に動揺してしまった私は、「大丈夫!?」なんて馬鹿な台詞を言ってしまっただろう。
ハタチ過ぎてるくせに学ランを着ているYを見なければ。
そりゃあ盛大な「ハァ?」でした。
「トシキ君(仮名)のことなんか全然好きじゃないよぉ」って可愛い顔して言ってたヨシコちゃん(仮名)が、数週間後に〈付き合って半年記念〉とか言うペアリングをトシキ君と付けてた時だって、こんな「ハァ?」は飛び出ませんでしたよ。
あんた、ハタチやろ。
ハタチ言うたら成人でっしゃろ。
ってかそれウチの制服じゃないですよね。何その学ラン見たことない。
脳内で燦然と輝く〈コスプレ〉の文字。歌舞伎町のネオン並みに、キラッキラ輝いてる。
Y「あー、とりあえず中入って」
私「何、それ。何、その学ラン、何しとんの」
Y「わかった、説明する、全部説明するから」
私「だって学ラン」
Y「借りたんだよ」
私「かりた」
Y「大学の友達にね。高校の時の制服、サイズぴったりだったから」
私「ともだち」
Y「いやー学ラン着てみるの、夢だったんだよねー。叶っちゃうもんだねー」
私「ゆめ」
お察しの通り、もう頭が混乱状態で山びこみたいになってる、私。
だってちょっと何を言ってるかわかんないし、この学ラン姿が直感によって痴漢騒動と結び付いてしまってるから、いやいやちょっと待てよと。まさかそんなハズないだろと。
まさか、その友達から借りたって言う学ランを着用して電車に乗ったら痴漢されたとか、そんなバカみたいな話なワケないだろと。
いやーまさかね。
まさかとは思いましたよ。
まさかでしたよね。
纏めると、学ラン借りた→大学で着たら「似合うじゃん」と大盛り上がり→身内の贔屓目じゃなくても通用するかどうか確かめたい→学ランのまま電車に乗ってみる→痴漢に遭う、って流れだった。
えっ、じゃあ何? 私がもらった「どうしよ 痴漢された」は、
「どうしよう……男なのに、痴漢とかされちゃった……マジ絶望……死のう……」
的な意味ではなく、
「どうしよー学ラン着たら痴漢されちった! 俺ってば食べ頃でイケてる男ーFOO!」
ってことだったの? ク ソ が ! ! !
でも。何だかんだでYとの付き合いも長くなってきた私は、もう怒るのがアホらしくなってしまってる。
そういや痴漢されたくらいで絶望感味わうようなヤワな男じゃなかったわ、こいつ……。
私が「すぐ行く」とメールを送ってから、わざわざ買ってきてくれたというイチゴアイスを二人で食べながら、どうせだからいろいろ質問してみた。
(何せ私は痴漢に遭ったことがない。その意味ではYは立派な経験者なのだ。経験者の意見は聞いておかねば……ぐぬぬ)
Q.1 痴漢してきたのは男・女?
☑男
□女
□性別不明
Q.2 推定何才くらい?
□うら若き未成年
□20-30才
☑30-40才
□40-50才
□50-60才
□いい年して何やってんだアンタ
Q.3 年齢がわかるってことは顔を見たんですか?
□去り際にチラっと
□何度か振り返って見てみたので
□鏡状になった窓ガラスで
Q.4 ……ご冗談でしょう、Yさん?
□アメリカンジョークさ、HAHAHA!
☑日本人は本気と書いてマジと読む
Q.5 ちょ、見せて、その写真見せて
□はい
□いいえ
☑いいよ
Q.6 ギャーッ割と鮮明に写っとるやないかーッ!
☑自画撮りモードで、なんか上手いこと撮れたよ
Q.7 えーと、その……どこを、触られたんですかね
☑臀部
☑腰部
☑陰部
Q.8 どのように?
□優しく
□激しく
☑いやらしく
□気持ち悪い
□死ね
□吐きそう
私「お前さぁ……」
Y「冗談だよ。まぁ思ったほど不快ではないし、俺は男だからそんなに怖いとは思わなかったけど、やっぱりいい気分じゃないね」
私「そうだよね」
Y「お前も気を付けなよ。痴漢」
つらそうな素振りはちっとも見せないけど、やっぱり嫌だったんだよな。私に気遣って茶化してくれたのかもしれない。
痴漢されたのは自分なのに「気を付けなよ」なんて、優しい台詞がレアすぎて、うるっときそうだ。
Y「夕飯、まだでしょ。外で食べようか」
私「うん、ピザ食べたい!」
Y「わかった」
財布だけ取って外に出ようとするYの腕を、私はそっと絡め取る。
待って。今、この場で君に言いたいことがあるの。
不思議そうに私を見つめてくるYに、私は震える声で告げた。
私「いいから、学ランは、脱げ」
Y「えぇ……ダメ?」
懲りてない。全然ちっとも、懲りてない。
少し前の増田に便乗する。
男性で痴漢被害に遭ったことを告白するのは、女性以上に大変であろうから、まずはお疲れ様。
私はデブス女であるが、中学の頃からずっと混んだ電車での通勤・通学をしており、痴漢にはそれなりに遭った。一々数えてはいないが、まあ2ケタの範囲かと思う。
その経験を踏まえて思いついた事。特に理論とかは無いので箇条書きにする。
・制服を着ていると遭遇率が段違い→小学校高学年の時や大学生時代にも数回遭遇したが、頻度としては制服時代(中高時代)が圧倒的に高かった。
中高で違う制服を着ていたのだが、セーラー服の方がより頻度が高かったような気がする。
・周囲の女子たちも同じくらい被害を受けていた→同学年の女子たちの間では、痴漢は「時々遭遇してしまう、非常に嫌なもの」というのがおおよその共通認識だったように思う。
護身用のカッターなどで撃退した武勇伝を語る子もいたが(本当かどうかは知らない)、ただ被害を受けて本当に嫌だったよねーそうだよねーという会話も多かった。
・容姿は関係ない→上記の二つと関係するが、色々なタイプの女子生徒が皆同じような認識を持っていたので、特に痴漢に遭遇しやすい容姿というのは無かったのじゃなかろうか。
ときどき、「私は遭ったことがない。女失格だろうか」みたいな自虐を言う人が居るが、痴漢の遭遇率は本人の持つ要素よりも通学経路など外的な要因で決まると思う。
また、私自身は装いが年齢に従ってあまり変化しない、いわばイモの極みのような女で、制服を着ていた期間だけ容姿がその前後と事なっていたとは思わない。
・理解を超える酷いヤツが居る→痴漢というだけで十分酷いのだが、友人が遭遇したと言ってショックを受けていた痴漢の話には、本当に耳を疑うものもあった。
下着の中にまで手を入れられたというのは一度ならず聞いた。
電車に乗るために列の先頭で並んでいたら、到着した電車から降りてきた客の一人に通り過ぎ様、スカートを全開に捲り上げられたとか。
さんざんしつこく触ってきた挙句、最後に金品を渡そうとしてきたとか。
いずれも、被害を語った子は悔し泣きせんばかり(或いは実際にしていた)だった。虚言ではないだろうと思う。
・される側の感覚も麻痺してくる→私も最初に遭遇した時はショックだったのだろうと思うが、回数を重ねるごとに「ちっ、またかよ」みたいに感じるようになった。
もちろん嫌は嫌なのだが、恐怖にすくむとか言うのとは少し違ってきて、害虫が湧いたような気分になる。
遭遇した時の嫌さも、得体の知れない虫がくっついて来てしまったような感じに近い。とにかく気味が悪くて不快である。
一つ上に書いたような酷い被害にあったら恐怖も感じていたかと思うが、幸いというべきかどうか、私はそこまでの被害には遭わなかった。
・通報などは思いつかなかった→何故だか自分でもよく分からないが、思いつかなかった。自分で避けるなり我慢するなり撃退するなりの対処をしなければいけないと思っていた。
爪を立てて思いっきり痴漢の手を捻ったりしたこともあるのだが、効果がなかった。あまり痛くなかったのか、痛くても気にしないのか。
追記:
今は電車に乗る機会も減ったし制服なども着ないし、長らく痴漢には遭っていないのだが、もし今遭ったら自分は通報するだろうかと考えてみた。
はっきり言ってしなさそうである。どうせ一人捕まっても、また後から後から湧いてくることのために、一々手間暇かけて通報するのが面倒臭い、いいこと無いという気がしてしまう。
痴漢を少しでも減らすためにはこれは良くない態度であろうが、我ながら悪い方に鈍感になり過ぎた。痴漢被害を減らすべく戦っている人にとっては私などは静かな敵だろうと思う。
あんまり関係ないが当方男性。誰にも言えないので昨晩の経験を聞いてくれ。
割と深い時間ファミレスにいたんだ。22時ころ。仕事で待機が発生して家にも帰れないで時間をつぶすしかなかった。(この手の待機は珍しくない)
で、隣に女性x2、その子供x2(かなりちいさい、まだ満足にしゃべれない)がいて、女性x2は主婦ともらしい感じだった。
盗み聞くつもりは全然なかったのだが、何分、ファミレスがガラガラにすいてたし、声がでかいので、会話が全部聞こえてきてしまう。
まあ大半はどうでもいい話なので、スマホをいじりながらぼんやりしてた。
ある側の(Bとする)女性が、反対側(A)に新しい話題を振った。
指輪を外しているらしいがどうしたのか? と。
するとAが、最近は気持ち悪くて外している、というのだ。
結婚指輪のことだ。
旦那のすべてがもう気持ち悪くてたまらないらしい。一緒の空気を吸うのも嫌だし選択はもちろん炊くご飯も別にしているとのことだ。
面倒ではないかというBの質問に、旦那のご飯はサトウのごはんだとこたえていた。サトウのごはんと半額総菜なんだそうだ。
家にはいたくないのでAは最近子供を連れて外食生活らしい。月に3日は実家でとまるらしい。
詳しいことはわからない。
もしかしたら旦那がひどい奴なのかもしれない(俺は未婚なのでわからんのだが)。
聞いてる途中から得体のしれない、しかし強烈な恐怖感が襲い掛かってきて、正直たまらなかった。二人の女性に目をつけられるのも怖くて、トイレに行くのも我慢をしてた。自分でもどうかしてると思う。でも、無関係なのに、とにかく怖いんだ。今まで自分を臆病だと思ったことはないんだが、いまでも、結構怖い。
なんで怖いのかよくわからないんだが、誰かに聞いてほしかったんだ。
でもそんなのこういうとこにしか書けない。
読んでくれた人がいたらありがとう。とにかく怖かったんだ。