はてなキーワード: 畜産とは
肉食→ベジタリアン→ヴィーガン→ブリサリアン→不食、と進みます。
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***国際ベジタリアン連合・日本ベジタリアン協会の定義***
乳卵菜食、乳製品と卵は食べる。
乳菜食者、屠畜して胃の消化液を使うチーズは、食べ無い。
卵菜食者、卵は食べる。夢精卵に限り摂る人もいる。
*ヴィーガン:
菜食主義者であるが、食用以外の動物の利用を、気にしていない。
日本人の菜食者は、そう言える。
菜食主義であるが、五葷(ニンニク、ラッキョウ、ネギ、タマネギ) を、摂らない。食用以外の動物の利用を必ずしも避けようとしない。
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ヴィーガンとの違いは、採集しても、植物本体を殺さない物を食べる。
なければ食べる。
他とは根本的な発想がやや異なる。
*ブルサリアン:
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人の自由意思が、一番難解ですね。
中世ヨーロッパ風だとか戦国時代風のRPG・アクションゲームを初めてプレイした時、
「人間でかっ!」
博物館で戦国時代日本や中世ヨーロッパの実寸大の甲冑(デカくても150~160センチ程度)を見ながらヨダレを垂らして、
平然と現代人の平均(170センチ)の体格の人間が中世風の街並みを闊歩している光景を
「その辺を歩いている町の人」の体格なのだ。
戦士となると平気で180~190センチ、2メートル越えのキャラクターも現れる。
日本だとまだいい方で、
どいつもこいつも胸板がデカすぎて、
甲冑の胸部装甲がもはや平たいエプロンみたいに引き伸ばされている惨状を呈している。
パパッとGoogleの検索で過去までさかのぼってネット上の書き込みを調べたところ、
どうも「文明に囲まれた現代人はひ弱で、昔の人は強かった」という思い込みと
「昔の騎士や武士はあんな重そうな甲冑を着て戦っていたのだから、さぞマッチョに違いない」という思い込みが
合体したことによって生まれたのが「騎士やサムライはマッチョ」というゲーム界隈のミームらしい。
さらに、このミームは進化して「騎士やサムライはマッチョじゃないとリアルじゃない」にまでなってしまった。
そして、ファンタジー世界の人間は際限を知らずにマッチョになっていった。
もし誰か一人でも博物館に行って、実物の甲冑を見たら考えを改めたのかもしれないが……
このミームの出所がアメリカだとしたら、「博物館で本物の甲冑を見ろ」というのは酷かもしれない。
白人がアメリカ大陸を開拓した時代には彼らはもう甲冑なんて着けていなかったのだから。
アメリカで本物の甲冑を見られる博物館なんて数少ないだろう(たぶん)。
実際には前述の通り、(昔といっても広いが概ね)昔の騎士やら武士やらは
160センチあればもう「長身」の世界。現代日本人の高校生がタイムスリップしたらもう「大男」で、
現代人のボディビルダー体形の人間が中世ヨーロッパにタイムスリップすればもはや「巨人」だ。
これは歴史学的には常識で、「たまたま例外的にデカい人間もいた」というだけで、
特に「中世の人は全体的にデカかったんだ!」という異論もあんまりない。
いや、「異論が無い」というか、実物を見れば誰でも一発でわかる。
当時の甲冑を博物館で見れば、どう見ても「昔の人は小さい」という結論以外は出せないだろう。
もし見たことが無いという人はぜひ博物館に行ってみてほしい(宣伝)。
(大量生産なんて当時はもちろん無かったので、全身鎧はオーダーメイド。
なので実物の甲冑の体格=当時の「戦う人」たちの実際の体格といえる)
他にも中世ヨーロッパの家具の実物、当時の人々が使っていた家の寸法……
あらゆる事実が昔の人は小さい、というか「現代人はデカい」という結論を示している。
毎日安定的にたんぱく質を摂取してる現代人の方が昔の人よりデカいのは栄養学的に当たり前だ。
しかし、
「人間の筋肉はたんぱく質をちゃんと摂取しないと成長しない」という保健体育の知識と
「畜産技術や輸送技術が未熟だった昔は今と違って肉を安定的に供給することはできなかった」という世界史・日本史の知識を合わせれば、
「昔の人の体格は小さかった」という合理的な結論がすぐわかりそうなものだが……
教科と教科がまたがっているので、
時間 | 記事数 | 文字数 | 文字数平均 | 文字数中央値 |
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00 | 108 | 26001 | 240.8 | 47.5 |
01 | 122 | 10343 | 84.8 | 38.5 |
02 | 76 | 9130 | 120.1 | 48 |
03 | 77 | 5947 | 77.2 | 42 |
04 | 24 | 1898 | 79.1 | 52.5 |
05 | 22 | 2317 | 105.3 | 69 |
06 | 27 | 4030 | 149.3 | 69 |
07 | 24 | 3017 | 125.7 | 50.5 |
08 | 53 | 4108 | 77.5 | 49 |
09 | 52 | 6499 | 125.0 | 39.5 |
10 | 88 | 7561 | 85.9 | 46.5 |
11 | 99 | 8452 | 85.4 | 43 |
12 | 76 | 10560 | 138.9 | 29.5 |
13 | 77 | 9690 | 125.8 | 46 |
14 | 61 | 8562 | 140.4 | 42 |
15 | 116 | 7980 | 68.8 | 38.5 |
16 | 93 | 6407 | 68.9 | 29 |
17 | 100 | 12272 | 122.7 | 44.5 |
18 | 88 | 8177 | 92.9 | 29.5 |
19 | 89 | 14056 | 157.9 | 42 |
20 | 79 | 12598 | 159.5 | 55 |
21 | 93 | 10245 | 110.2 | 48 |
22 | 124 | 9436 | 76.1 | 39.5 |
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1日 | 1900 | 213512 | 112.4 | 42 |
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俺は料理が趣味なだけどビーガンレシピは制約があるからこその工夫が面白いので、よく参考にしてる
そういうレシピをネット上で公開してくれてるビーガンの人達には感謝しかない
正直なところ畜産への批判は俺にはピンと来ないが、そういう考え方の人が居る事自体は悪いことでは無いとも思う
でもね、たまーに「今どき肉を食べるなんて遅れてるー」みたいな感じの人がいるのも確かなんよ
例を上げると、人が肉食ってるところで「なんで動物の死骸食べるの?」って言ったりとか、
場末のとんかつ屋に「なんで今どきビーガンメニューを用意してないんだ!」って怒ったりする
そういう人は「肉食ってる人間より、菜食主義者は優れてる」という優越感の為だけに、ビーガンやってる様に見えてしまう
牛の場合には、
苦痛を感じなければそれでいい。
たとえば昔の大規模畜産みたいに
ひどい状況でないのはもちろん、
そこそこ快適ならば、
気づかれない仕方で殺した肉を食べてもいい。
北海道の地震をうけて、何故か「泊原発が稼働していたら」という話が独り歩きしており、それに対する議論がどこまでいっても頓珍漢なのでちょっと書く。怪文書ブームなので丁度良いでしょう。
大前提として、「泊原発は何故止まってるか」という部分が解ってない人が多い。泊原発が止まっているのは、反原発の嫌がらせが原因ではない。コストと時間がかかりすぎるので、北海道電力が投資に二の足を踏んでいるから止まっているのである。「泊をすぐには動かせなさそう」と判断したあと、ガス小売も見込める石狩火力の計画にはスムーズにシフトしているので、北海道電力の判断は正しかったと思っているが、残念ながら、今回の地震には間に合わなかった。本当に残念だ、と言う他ない。
じゃあ何故「再稼働にはコストも時間もかかりすぎるのか」・・・まあ愚問である。どっかの東京の方の電力会社がやらかしたので、掛け金が跳ね上がった、簡単に書くとそういうことだ。(関西電力や九州電力等60Hzエリアの電力会社さんは経営資源をしっかり振り分けて、再稼働を達成しているが、それは会社としての投資判断の違いなので、ガス火力新設に舵を切った北海道電力とどちらが正しいかとは一概にいえない。再稼働したとしてもペイする投資なのか、単なるバーゲンセール原資になってないか等色々外野からは言われてはいるようだ。)
超法規的措置で動かせば、とかいうアホもいるが、そもそも2か月ぐらい立ち上げにかかるし、審査が概ね終わっているならいざ知らず、まだ何にも進んでない段階で、何を「超」するのか意味不明である。せめて具体的なプロセスに言及してからそういう発言をして欲しい。官房長官も否定しているような話を引っ張り出して何がしたいのか理解に苦しむ。
こういうことを言うと、「電気は命」「原発を動かさないと命は守れない」等々綺麗事をいう人間が出てくる。だから~、その動かすためにはカネも人も時間もかかるんだってーの、大体元が「東京もんの不始末」なんだから、そこまで言うんだったら、東京でカネを集めておくれよ。ロケット飛ばすつもりで、都民1人から1万円ずつ徴収して、1200億円ぐらいあつめたら、いくばくかの足しになるからよ。再稼働しろっていうなら、カネをくれ。
日本人の悪い癖だが、目的目標があっても、叩きたいやつを叩いて満足したら、あとはなーんもしなくなる。おかしなこと言ってるやついないかなーって検索して、晒して、叩いて、そこで終わっちゃあ原発は動かないんですよ。全く意味がありません。
カネ、カネを下さい。再稼働してやるからカネをくれ。
~~~~~~~~~~~~
さて、言いたいことを言ってスッキリしたあとに、何にもしないのも良くないので補足をいくつか書く。
元々、原子力発電は投資を40年ぐらいで回収するモデルで、(今後開発が検討されている「安全性の高い原子力発電所」は60年程度と聞いていますが)短期の投資回収が重要な自由化市場とは非常に相性が悪い。新設を行おうと思ったら、その40年超の長期ビジョンが必要となるが、そんな長期ビジョンを見据えてものを考える人が今はそもそもいない。そして、7月のエネルギー基本計画にも原子力発電の新増設は明記されなかった。そのことにショックを受けている人が結構多い。そして再稼働を進めて行くといっても、「コストの方は各電力会社で頑張って下さい、貴方達元々国に頼りすぎです」的な感じなので、大都市圏を押さえている電力会社はともかく地方電力はなかなかに厳しい。「ゼロエミッション電源」「脱炭素の現実的な選択肢」とか持ち上げられながら割と扱いが悪いので酷い話である。
※コスト競争力的には、火力であっても、償却の終わった発電所が一番強いので、電力自由化を採用した段階で、大規模電源への投資は減衰して予備率が下がっていく(実際海外の事例では下がってる)。それならばやはり総括原価方式が良かったのかというと、人口減少で需要も減少していく段階なので、稼働率の低い発電所は不良資産つまりお荷物扱いである。よくメタボと揶揄されるが、事故を契機としたとはいえ、自由化への遷移は不可避だったといえる。
先に触れたエネルギー基本計画、新聞等では「再エネ主力電源化」と書かれていたが、それは一部しか表現されていない。正確には「分散電源化」である。出力の不安定な再生エネを補う形で、電池やコージェネレーションを推進し、次世代EVも普及、他方で水素基本戦略に基づき水素転換を進めて行こうというのが国の方針である。
再エネの内、太陽光・風力はコストダウンが激しく、様々な国で取組みが盛んである。それに加えてEVというのがミソで、充電で変動を吸収できる電気自動車は再生エネと相性が良く、EVの覇権争いの影のパラメーター。アメリカや中国が力をいれている中で自動車業界が死なないように日本も力をいれていく方向になっている。あと水素、水素はどうなのかな~、福島の復興のために再生エネとか水素とかに力をいれているのは見た事あるんだけど、再生エネに比べると随分と影が薄い気がする。うまく回せたら強力だとは思うのだが、正直よくわからない。
もちろん分散電源化だけでは、大きな容量を取れない。だから大規模電源の更新も必要だが、先に述べたように自由化状態では、大規模電源への投資は減衰するので、それを補うために容量市場の創設が検討されている。電源開発のインターバルを考慮して、使用する年度の数年前(日本は4年前)に市場管理者が一定の需要量を確保することで、新設電源も安定して固定費が回収できるようにする仕組みである。ただ先行する米英でも課題が多く、日本もまだ制度設計の段階なのでこれからどうなるかはわからない。
これを言うと驚かれるのだが、自民党は割と再生エネに熱心である。
K元首相が脱原発派になったり、K大臣が脱原発派なのは有名だが、他にも「原子力より再生エネでしょ」という先生はいらっしゃる。これには「エネルギーの地産地消」という地方創生のキーワードがあるのが一つ。さらに先生方の地元には、遊んでる土地には太陽光、林業立地が近ければ木質バイオマス、畜産立地にはバイオガスと色々チャレンジされている経営者の方々が結構いるのが一つ。また先生方自身もFITバブルと福島原発の事故を経て、実地で勉強された方が多く、下手な営業マンより全然詳しい。官邸が原子力に対して淡泊なのも、この辺りの自民党自身の変化もあるのかなと思ったりする。別に敵対的でも無いが、世論を気にしてかプッシュもしてくれない。
元々地震の前でも、使用済核燃料とその中にあるプルトニウムの問題は存在しており、保管しきれなくなったら原発は止まると言われてきた。それはアメリカを中心とした「核不拡散」という体制に入っている以上仕方ないのだが、もんじゅが挫折し、プルサーマルも少数しか進んでない中で、何故か原子力委員会が7月末に保有するプルトニウムの量を削減する方針を打ち出した。
いきなりかなり踏み込んだ話になったのだが、一説には、北朝鮮の非核化に関連して、アメリカが日本に再処理路線の放棄を打診したのではと言われており、「おいおい、そんなリスクもあるのかよ」と驚いた次第である。昔からアメリカは日本のプルトニウムの保有量が多いことを嫌がっていたので、「量は減らしますんで勘弁して下さい」で逃げられたらいいのだけど、トランプにとっては北朝鮮の非核化が第一なのは間違いなさそうなので、まかり間違ってこっちに飛び火しないことを祈るしかない。(ちなみにプルサーマル頑張れも民間扱いの電力会社マターである)
地震前、電力関係の人に「原子力発電所すごいですね」というと、大体は「そんなにいいもんじゃないよ」という返事が返ってきていた。謙遜っぽいニュアンスもあったと思うが、「一年の内2,3か月は止まっている」「維持コストがべらぼうにかかる」「書類が厳しい」等々、そして最後に言われた「言うほど魔法の杖じゃない」「でもお金をかけないわけにいかないし、きっちりやらない訳にもいかない」
原発事故が起こって、最近の裁判で出てきた「津波のリスクをわざと低く見積もって、投資を回避した」話を見ると、どうして「きっちりやらない訳にもいかない」と思ってもらえなかったのかと悲しくなる。やらなきゃいけないことはあると知っていた人はいたのに。さらにもんじゅも挫折して、原子力政策は行方が全く分からなくなった。安全性確保が大事だということは皆一致しているが、それ以外の部分で、長期的な視点で物事を進める人は今いない。電力会社は自分のところの原発で手一杯、その他はみんなどこか他人事である。
「アメリカじゃ電力事業は斜陽産業だから。規制産業である日本の業界の人たちは恵まれてるよ。」そんな言葉を聞いたのは何年前だったか、遠い昔に感じる。エネルギー関係は革新的技術がガンガン生まれるわけではないが、一度何かがあって、制度から変わり始めると、変化は早い。エンロンのような仇花もあったが、CO2削減、再生エネの隆盛、原発事故、完全自由化、IOTによる技術革新等々、特にここ5年ぐらいは次から次へと新しい話が出て来ている。頭を柔らかくして、ちゃんと勉強しないとついていけなくなっている。世界はどう動いているのか、国はどこを向いているのか、組織としてはどうあるべきか、そこで自分は何をすべきか。これからエネルギーのことについて学ぶ方は、SNSにあふれる過度に単純化されたお話に惑わされず、信頼できる書籍等にあたることをお勧めします。多分これからめちゃくちゃ変わるからねー。
以上怪文書でしたー、そんじゃあねー。