はてなキーワード: 類友とは
知り合いなのか? 類友ってやつか。
こりゃまたよい類友をお持ちで
きみはまだ類友ということばをしらない
自分は当該番組(通称サンソン)をたまに聴いており、いつもはおじいちゃんとそこに集う類友のたわいないハガキと
選曲を楽しんでいるのだが、週半ばにコメントを出すと事務所が告知して以降、どうせロクなことは言わないんだろうなと思っていたら案の定そんな感じだった。
今回の番組の構成も踏まえつつ、結局彼が何を伝えたかったかを考察し、どう受け止められるかを観察する。
山下達郎のファンの方で何故こんなに炎上しているのかわからないひとにも一読していただけると幸いである。
<参考リンク>
https://anond.hatelabo.jp/20230709143809
https://radiko.jp/share/?sid=FMT&t=20230702140000
https://radiko.jp/share/?sid=FMT&t=20230709142936
まず驚いたのがコメントが番組の中盤、30分近く経ってから流れたことであった。
芸人の結婚・恋愛報道が出た後のラジオで冒頭すっとぼけてから中盤で報告するくだりは何回か聞いたことがあるが
こういったお世辞にも明るいとは言えない話の場合はリスナーのために冒頭でさらっと言及して
あとはいつも通りやるパターンが多いので、一旦普通に番組進行してから報告するのは新鮮である。
ちなみに今週は「棚からひとつかみ」という山下達郎の膨大なレコードコレクションから
この番組の中心は洋楽で、山下達郎の曲は基本的には最初と最後にしか流れない。
熱心なファンから送られてくるウィットに富んだおたよりを時折紹介しながら洋楽を流しまくる番組である。
当然山下達郎オンリー回もあるのだが、6月は既にそうした達郎三昧が続いていたので久々に洋楽回になるはずだったのだ。
しかし予定を変更したのか最近リリースしたリマスター盤中心の達郎三昧回となっていた。
コメントを発表する前にかけたのはJuice=Juiceによる「Funky Flushin'」カバーと本人歌唱、
そして「Rainy Walk」の3曲であった。「RainyWalk」はアン・ルイスをプロデュースした際にボツになったものを
本人が買い取ってアルバムに収録したものであり、この放送中でも本人からそのような紹介があった。
コメントで強調されていた「一作曲家、一楽曲提供者」という自身の位置づけにも通ずる選曲であり
この2曲を先にかけたのは、コメントのために野次馬で聞いているひとたちへの当てつけなのではないかと邪推してしまう。
「ジャニーズ批判をしたことによって業務提携を解消した、それに山下達郎が同意した」が事実なのか
また事実であればそこにどのような正当性を見出すのかという点であった。
その答えは簡潔で「松尾氏がジャニー喜多川氏の性加害問題に対して憶測に基づく一方的な批判をしたことが契約終了の一因であったことは認めます」ということである。
そのあと「理由は決してそれだけではありません」と続くのでおっと思ったのだが
そのことについては触れることを差し控えられてしまった。ここで何か松尾氏との問題や経緯に関する新たな情報があれば
松尾氏側からの視点しか無かったこの騒動に新たな見方が生まれ、
内容によっては契約解除の正当性が見いだされてスマイルカンパニーや山下達郎への風当たりが和らいだ可能性も十分あったはずである。
前から何か問題はあったんですよ風の雰囲気だけ出されても、他に大した問題も無いのにジャニーズ批判をしたからこそ契約解除したことが際立つだけで逆効果だったと思われる。
更に山下達郎には興味が無いが、ジャニー喜多川の性加害報道に関心のある層が気になっていたのは
「山下達郎は当時そのことを知っていたのか、また今こうした告発をどう受け止めているか」あたりだと思う。
別に山下達郎はジャーナリストでは無いので、自ら当時の姿勢を省みて何かしらの責任を取ったり
コメントを絶対に出す必要が必ずしもあるかと言われると、それが望ましいかもしれないが(他の楽曲提供者同様)微妙であった。
吉田豪もコメントしていたがこの件には「誰もが知っていて、誰もがうっすら共犯関係にあった」側面があるからである。
しかしジャニーズ批判を展開していた松尾氏の契約解除、というジャニーズへの忖度と取られかねない行為に踏み切ったために、
諸々問われることになったというのが現在の山下達郎および事務所の前提である。
この問いに対する回答は「噂には聞いていたけど知らなかった」であり、疑念を持つ人はいたとしても大きな問題はない。
そのまま性加害を擁護しているわけではない、第三者委員会による調査は必須という内容をすらすらと読み上げて
楽天カードマン(一社提供なので番組の途中にふざけたCMが延々と流れている)に
バトンを渡していればまだマシな着地を迎えられたと思うのだが、ここからなぜか達郎のエンジンがかかる。
3分にわたりジャニーさんおよびジャニーズ賛美&思い出タイムが繰り広げられたのだ。
「ジャニーさん」との出会い、一緒にやった仕事、キャリアへの影響、功績と感謝・・・
NHKFMの今日は一日ジャニーズ三昧、あるいは関ジャムのジャニーズ特集でそのまま流しても
何も違和感が無いぐらいのめちゃくちゃ熱いコメントである。自分がジャニーズ関係者なら涙ぐんだかもしれない。
更にメンバーが退所したSMAPやキンプリのことを急に惜しみ、妻である竹内まりやの名前を出してまで再結成を願っていたが、
この流れだと大半の人は「なんでジャニーズ辞めちゃったの」という意味に捉えるので
内部軋轢や方針の違いで飛び出したメンバーやファンからしたら余計なお世話といったところである。
山下夫妻がジャニーズ側の視点でこれらの解散・脱退を捉えていることも示唆されたので本当に余計だったと思う。
では何故山下達郎がこのような話を展開したのか。
本人はコメントの中で、今回の件に関するネットや週刊誌の最大の関心事は
「私(山下達郎)がジャニーズ事務所への忖度があって、今回の一件もそれに基づいて関与しているのでは?」
であるとしている。それにこたえる形でこれらのコメントを出したと考えていいだろう。
振り返った通り、彼がジャニーズに対して並々ならぬ思いを持つことは痛いほど伝わってきたし、
松尾氏の契約解除については冒頭で松尾氏のジャニーズ批判が原因であると明言している。
「はい、忖度してます。それで切りました」なのだが、山下達郎にとってYES/NOはおそらく重要ではない。
彼が伝えたかったのは「僕とジャニーさん、ジャニーズとの絆を忖度なんて言葉で呼ばないでくれ」ということなのではないだろうか。
忖度という言葉そのものは他人の心中を推し量ることという意味だが、この数年政治問題でこの単語が連呼されたこともあり
以前より一層ニュアンスとしては悪いものとなっている。そのような薄汚いイメージで僕とジャニーズの関係を表さないでくれというのが
山下達郎がコメントに至った原動力であり、正直松尾氏が自分の名前を出してどうこう言ったことはそこまで気にしていない可能性がある。
現に松尾氏の名前を挙げたのは序盤だけで、松尾氏の主張にも特に反論していない。
むしろコラムで言及されていた義理人情ストーリーを本人の声でしっかりと補足してしまっているぐらいである。
その一方で忖度という単語へのジャッジは厳しく、コメント終盤で
「このような私の姿勢をですね、忖度あるいは長いものに巻かれている、とそのように解釈されるのであればそれでも構いません。
きっとそういう方々には私の音楽は不要でしょう」とまで言い切っている。
いや達郎、あなたの中でそれが絆だろうがエターナルだろうがどれだけ美しい言葉で形容できるものだとしても、
結果としてジャニーズをおもんばかって首切ってたら世間の受け止め方は一緒なのよ。
そんなに熱い絆があったのならしょうがない、ということであれば今まで忖度で追及されてきた政治家たちにも
おそらく夢を語り合った時間とか、何かを一緒に成し遂げた経験とか、誰かの成長を共に見守ってきたこととかあったと思うよ。
とぶった斬るのは簡単だが、細かい表現にここまでこだわってしまうのがアーティストらしいところである。
それを「多分ファン以外の世間には屁理屈にしか聞こえないです」って止められるひとがマジで誰もいないまま発信されたことが問題なだけで。
ラジオでの発言が物議をかもすたびに、ラジオ=クローズドかという議論が起こり、個人的には色々思うところがあるのだが、
今回に関しては本人がわざわざツイッター、インスタ、FBの代わりにここで発信すると宣言してからのこの展開なので、
世間一般との認識のズレの大きさだけが浮き彫りになってしまった形である。
ファンが今回の対応に疑問を提起すること自体を封じ込める踏み絵のようなものであり、全くスマートではないと思うのだが、
好意的に受け止めているファンもいて、ツイッターでも嫌なら聞かなかったらいいんです!と振りまわしている人が既に散見される。
わざわざこの一言をつけたことで、この踏み絵がファン以外、世間一般や企業、周りまわってステークホルダーに行きつく可能性もあるのだが、おそらくそこまでは考えていない。
この騒動自体は根深いながらもジャニー喜多川の性加害報道においてはあくまで場外乱闘なので
BBCなどの海外メディアが取り上げている様子は今のところない。
しかしこの性加害問題がなぜ外圧でしか浮上しなかったのか、という点においては本質的な部分を含んでいるため、
海外メディアが続編ドキュメンタリーを制作するとしたら、日本におけるこの問題に対する反応の例、
あるいはジャニー喜多川への信仰の例としてこの騒動を取り上げる可能性はある。
それでも会場は箱を貸すだろうし、CDも流通するだろうし、元々海外の配信プラットフォームとはほぼ無縁の存在なので山下達郎が食いっぱぐれることはないだろう。
今日の山下達郎のコメントから見えてきたものは、お前ら世間がどれだけ騒ごうが
自分の大事にしているものを譲るつもりは一切無ければ、うしろめたさを感じて取り繕うつもりもない、
またジャニー喜多川を堂々と称えることで被害者に与えるダメージも知ったことはない、
それでもファンと今までのキャリアが十分自分を支えてくれるという、THE重鎮THE大物らしい絶対的自信とその空虚さだけであった。
内容はタイトルままである。ある程度時間は経ってそろそろ時効だろうと思うし、今更ムカつく発見をしてしまったので書こうと思った。会社のクソさはまあ世間によくあるレベルかもしれないし、私が悪い部分もあると思うので、あたおかブラック企業被害者の話と思って読むとがっかりするかもしれない。
このような場に文章を書くのは初めてなので、多少の粗や慣れていない部分は目をつぶってもらえると助かる。
また、記憶違いなどもおそらく含まれるのでそこは了承の上読んでほしい。
まずは、特定防止のため詳しいことはぼかすが会社のざっくりした説明をしたいと思う。
業種はメーカー、規模は割と大きい方ではないかと思う。一般家庭に流通するような商品は少ないため、一般知名度は多分ない。私も就活で受けるまで知らなかった。
同族会社で創業者一族は神扱いされているので、社内報には会長の頭おかしいコラムが修正もされずに掲載されたりしている。(入社した月は「ウクライナはロシアに早く投降すべき!」とかいう内容でマジでドン引きした。しかも感想を書かされたりした)
創立パーティーはコロナの影響で一般社員は参加できないのに、上層部と取引先だけで数千万だか億だか使ったらしくてこれまた引いた。パーティーはどうでもいいけど、ただでさえ人手不足やばいのに人件費ケチってふざけんなよって思った、入社数ヶ月の社員にこんなこと考えさせるなよ。
私の配属は、地元の小さい営業所だった。一般事務は配属先ごとの採用だったので、採用試験を受けた時点でこのことはわかっていた。
所員は営業、新入社員の事務を合わせて10人弱。(私は一般事務だった)
コロナで宿泊研修ができないからと一日座学やった後いきなり配属先に行かされたのだけれど(今思うと、3月末の忙しい時期に新人を送り込むとか人事は現場のこと考えてなさすぎだろ)、配属初日に「元からいる事務の人は6月で辞めるから7月から新人二人だけでよろ!」って言われた。
初日の私は呑気に「早く仕事覚えて頑張らないとな〜」とか思っていたけど、後から考えると本当に頭おかしいと思う。
当時1年弱前に一人辞めて以来事務は一人だったらしいけど、その時に一人中途で雇うべきだったんじゃないか? 残された人は一人になってから残業も増えていたらしいし、何年もやっていた人がそんな状況なのに、7月以降新人が二人だけでやっていけるわけがないだろ。新人二人がベテラン一人の能力にもならないのは火を見るよりも明らかなんだから。
「いい人が見つからなくて〜」とか「同期二人の方が力を合わせて頑張れると思って〜」とか色々所長と事務の先輩は言ってたけど、なんでお前らが採用活動サボったせいでこっちが馬車馬のように働かされなきゃなんないんだよ。
会社的には辞める場合は夏頃までに申し出→新卒を採用する→新卒に仕事を教えて5、6月に退職って流れがスタンダードらしいけど、時代遅れだからさっさと辞めて中途とか非正規の人もっと雇った方がいいと思うぞ……? 一般職は原則異動がなくて社内で人材補充できないんだから余計。
まあそんなこんなで事務の先輩は私が入社して数ヶ月で辞め、7月〜お盆前はおそらく繁忙期なのもあってかなり忙しかった。
日中は私と同期、一番年が近い営業の男(事務の人手が足らなすぎて去年からずっと内勤らしい)の3人で仕事をしてたけど、昼間は注文作業に追われるせいでそれ以外の仕事が全部定時後にならないと出来なかった。
残業が多いと作業効率が落ちるしただでさえまだ慣れていないのもあって、一度朝礼で一人ずつ話をさせられる時に、業務量の改善を求めたことがある。他社の友人は話を聞く限り、その頃まだ研修中だったりO J Tがついてちゃんと一人一人の能力に合わせた仕事を振られている印象だったのに、私のこの状況はおかしいだろうと思ったので。
しかし、「◯ねよクソ」みたいなことを言わないように喋った結果うまく話せなかったせいもあったのか、特になんの対応もしてもらえないばかりか内勤の男には「成長のためにはしょうがない」という旨のなんの解決にもならない言葉を吐かれた。
そんなこと言われても実際に育つ前に実際に私辞めたけどな。
営業は4、5ヶ月は工場研修で自分が当時の私と同じ歳の頃はろくに仕事もしてなかったくせに怒るのは今でも本当に納得できない。
私が若い女だからか電話でナメた口をきいてくる奴は多いし、営業に言われて電話をしたはいいけどわからないことが多すぎて取引先に迷惑をかけたり(私も悪かったと思ってるけど、取引先の人も保留にせずに「ごねられて困ってるんだけど」とか言うのは辞めた方がいいと思うよ、そもそも私全くそんなことなかったのでそっちの勘違いだし)、営業の男がしないようなゴミみたいな経験させられたんだが、こっちは。
そもそも営業の残業時間がおそらく月80時間くらい行っている(営業は残業代は出ないため誰も記録していないので実際の時間はわからない)し慢性的に人手不足だからこっちに気を配る余裕がないんだろうけど、そんなところに新入社員を配属させるなよ。
理想論だろと言われそうだけど、きちんと部下を管理できる余裕がない環境に新卒を入れるべきではないし、教育係を明確にしないのも悪手だと思う。おまけに面談とかもないから相談できる環境もなかったし。それなのに8月の会議(事務職はハブ)で、「そろそろ内勤の男を外勤にして日中の注文作業とかは新人二人だけでやらせよう!」という話をしていたらしくて本当に呆れた。入社して半年足らずの新人に何ができると思ってるんだよ現実見ろって言いそうになった。
まあ現実は見られてるのかな、ミスして怒られることは多かったから。でも状況を改善しようとしなかっただけなんだな。
その後、7月後半〜8月前半の残業時間が40時間を超えていたことに関して人事に何か言われたらしく、所長に軽く注意された。ちなみにその月は土日が多かった&お盆休みを挟んでいたので、あのペースで通常の日数残業していたら50時間くらい行っていたと思う。
「後回しできる仕事は次の日以降に回して早く帰れ」という全く改善策になっていないアドバイスをいただいたけど、そんなことをしても次の日の残業が増えるだけだろ。
その前にも「早く帰れよ」って言われたことあるけど、やっと仕事が終わって一息ついたところで言ってくるからタイミングがおかしかった。
このあたりで、私はかなり真面目に転職を考え始めた。
また、この時期から営業の男のうちの一人に当たられることが増えてストレスがかなり溜まっていた。
私が何かした時の説教がやたら長かったり(しかも言い方のモラハラ臭がすごいしそもそもミスの原因がその男にあることも多かった)、日中は高確率で社用車で寝ているかゲームをしていることが多い上に電話での機嫌が日によって悪かったり、第一印象は悪くなかったものの化けの皮の剥がれ具合がひどかった。
私がメールでその人から頼まれた仕事をうっかり忘れた(件名が無視しても大丈夫なメールと似ていてとても紛らわしかったせいもある)時に、「お願いしていたはずですが何故対応していないのですか。期限もあなたの希望通り記載していますよね? 理由を教えてくれませんか」(ほぼ原文ママ)というメールを私の退勤後に送ってきていた時は、マジで頭大丈夫……?って思って思わずメールをスクショしてしまった。この文章もその時の写真を見ながら打ってる。
逆にうっかり以外に理由あると思った? 自分が嫌われてるからだって思った?
その他にも、お盆で出勤人数が少ない時に大量の注文を私一人に押し付けてきたり(普段2、3人でやるくらいの量はあった)、そのせいでできなかった注文(急ぎでもなく私が担当と決められていたわけでもない)を次の日出勤の人に残しておいたら、「他人に仕事を押し付けるな」とか言ってわざわざ処理せずに私に残していたりしたからマジで嫌いだった。
数日来ない私に残しておいて平気ということは急ぎじゃなかったということだし、私の判断は何も間違ってなかったっていうことでしょう? それに人に仕事を振っておきながらその管理ができないってお前にも問題あるということじゃないか?
その男は所長とか取引先にもよく怒られているみたいだったから、その分おとなしそうな私に当たっていたか、無能な子に指導してあげる自分に酔っていたかだろうな。自分の機嫌は自分で取れよ。
まあ私と同期、仕事の能力は大きな差はなかったけど同期は愛想がよくてコミュニケーションもしっかり取れる子だったし、私は無口で気配りとか気の利いた行動できないしそりゃいじめるなら後者なんだろ。
8月後半、マジでメンタルがやばくなり親の勧めもありに近所の心療内科に行った。(出勤前は毎日のようにボロボロ泣いていたし毎日死んだ顔をしていたので)
病院では「仕事辞めたい? じゃあ診断書書いちゃうね!」という超軽いノリで適応障害の診断書を発行してもらえたので、休み明けの仕事の後に所長に退職を切り出した。
時間取って欲しいって言ったらすぐに応じてくれたし、無駄に引き止められなかったのはよかったけど、後で思い返してみると案外問題だらけだったと思う。
まず、詳しい話を聞かずにいきなり「じゃあいつ辞めたい?」って返したのは雑すぎるんじゃないか?
「大切なのは自分だから無理しないで〜」みたいなことを言っていたような気もするけど(録音はしてあるけど面倒なので聞き直していない、すまん)、普通だったら何が問題だったのか、どうすれば辞めなくても平気か、くらいは詳しく聞くと思うんだが。私は単発以外のバイトを途中で辞めたことがないから退職する時どういう感じなのかは知らないけど。そもそも、あなたたちがこっちの話を聞かずに無理をさせた結果こうなったのだし、病院に行く羽目になった以上私は被害者でそっちは加害者だろ? 最後まで謝罪一つしなかったよな。それにこっちは新卒での短期離職という超不利な烙印を押されたんだが? 向こうは突然辞めるとか迷惑な奴、とか思っていたんだろうけど。
時期に関しては上と相談してから決めるって言われたんだけど(一応8月中を希望した)、翌日の朝礼でいきなり今月いっぱいで私が辞めると全体に発表されてこっちがびっくりした。
普通だったらまずは個別面談で伝えて本当にそれで了承を取ってから発表をするんじゃないか? しかも、まずは所長に相談してから同期に伝えようと思っていたのに、その前に所長の口から伝わっちゃったし。
内勤の男にはその日の昼に直接話を聞かれたけど、一切私に同情などせず、「なんで同期に相談しなかったの? 謝っておけ」というようなことを言われた。そもそもお前が成長のためとか言って大量に仕事をやらせておきながら自分は暇そうにしているのを見てだいぶ私はストレスを溜めていたんだが? 反省する部分はないのか?
診断書出した当日に会議をして同期以外には話が伝わっていたらしいけど、ほとんどの人からは気遣いや謝罪はなかったな。まあされても「だったら前からなんとかしろよ」としか思わないけど。
ちなみに有給は一切消化できなかった。事務の先輩は所長の手配で有休一ヶ月半くらい取ってから辞めたらしいから私も手配してくれると思っていたけど、急に辞める裏切り者には使わせてくれないらしい。まあ普通の会社でもそうらしいな。5日くらい残っていたから、ちゃんと消化させろって言えばよかったと後悔してる。
退職日が近づいて少しノスタルジックになっている頃、退職手続きが全く進んでいないことを知る。手続きは所長がやるはずなのに、退職願は退職日前日の朝に渡されて送らされた。有給使わせてもらえないことを知ったのもこのタイミング。
人事にも一切話を通していなかったらしく、退職手続きについて私が直接電話で人事に質問させられた。なんで管理職のくせに知らないんだよ。普通平社員が人事に直接連絡しないので人事に「所長の指示ですか……?」って怪しまれたし、急に明日辞める迷惑な人だと思われた気がする。
そもそも人事に伝えていなかったということは、もしかして営業所内で私の診断書は握りつぶされたのではないか? これが私が冒頭で書いたムカつく発見でもある。
人事くん、見てるー? 人事くんは私が急に辞めたと思っているかもしれないけど、一週間前には所長に言ってあったから退職届やら手続きが遅れたのは所長のせいでーす!
それに自己都合退職になっているけど、営業所の人と仕事量とかがクソすぎて入社から半年も経たずに適応障害になったせいでーす!
人事、人事面談とかもなく正直採用活動と給与計算と数千人分の賞与を封筒づめする以外何しているかわからない(賞与関係はもしかしたら経理? わからん)けどマジでちゃんと他の社員労働環境とかに目を向けた方がいいんじゃないか? まあ私は社会人初心者だからそこら辺よくわからないけど。
ていうか私の退職理由を知ってか知らないでかわからないけど、離職票が退職後一ヶ月以上届かなくて病院に行けなかったのは本当に恨んでる。まあ全額自費で払えばよかったけど、後の手続きが面倒で行かなかった。
本社に人事に電話したら「ハローワークから書類が届かない」って言われたんだけどそれって本当だった? ハローワークに凸ろうか迷って辞めたけど。
その後離職票以外だけ先に送ってもらおうと思って2回電話して、1回目は折り返すと言われてその後連絡が来ず、翌日もう1回電話したらもう送ったと言われた。
でも届いた書類を見たら、日付がその翌日だったからもう送ったっていうのは嘘ですよね? クソが。
ちなみに離職票が届いた後心療内科に行ったらしばらく行っていなかったからかめちゃくちゃ冷たい対応をされたのでもうあの病院には行ってない。
本来最終日は引き継ぎとかやり残したことをやるために他の業務を与えないようにすべきだと思うのだけど、内勤の男にはそこら辺がわからなかったのか普通に当日の注文処理をやらされたしその結界1時間半くらいは残業した。そのせいで引き継ぎが雑になってしまったので注文作業は拒否すればよかったと思った。最後だから逆らってもその後に影響ないし。
当たってくる男は急に仕事(大した量じゃないけど)を振ってきたりしたんだけどマジで嫌がらせだったのか? 退職が決まってからほぼ口利いてなかったけど。
内勤の男は「これは引き継ぎ終わったの?」とか確認してきたし(同じ部屋にいるんだから今日そんなことしてる様子がないのはわかるだろ)、「なんでまだやってないの? 早く帰れよ」という態度で勝手に私の机掃除しだしたりしていたけど全部お前のせいだが?
帰る前にお菓子を配ったけど、よそよそしい上に早く帰れという態度の人ばかりだったから、職場の心証は最後底辺まで落ちた。
ちなみに事務の先輩は辞める時にアップルウォッチやらその他個別にプレゼントを貰ってたけど、私は同期が美味しいお菓子とハンカチをくれた以外は何も貰えなかった。
いや別に欲しかったわけじゃないけど。ワタサバのドラマの網浜さんですら何かしら貰えていたのに、会社のために頑張って働いた私は何も貰えないんだ……という驚きを覚えた。
今でも毎日のようにあの会社であった嫌なことが脳内でフラッシュバックするし、そのせいもあるのかわからないけど半年以上ずっと胃の調子は悪い。
だから、会社への恨みを書くのはこれで最後にして前向きに生きたいと思う。
同期は本当にいい子だったのでマジで今でも申し訳ないと思っている。会社に忘れた傘取りに行かなくてごめんね、でももうあそこには近づきたくないんだ。幸せになっていてくれ。
他の人は別にどうでもいいや、もう私の中で存在を消去するから。
じゃあな。
オマエの類友なぞ知らぬわ
最近バズってた某エントリーを読み、大した話じゃないけど思うところがあったので書きなぐってみる。
結論から言うと、あのエントリーを独身高齢女性の強がりだと思いたい人もいるようだけど、
既婚適齢期女も同意見だよ、という話。
まず私は27歳の既婚女で、年収は600万円。
夫は29歳、年収700万円。
どちらの勤め先も、男性が育休取得実績のある所謂ホワイト企業。
2人とも両親は健在で、まだ60代前半、関係も良好。
ネットで目立つようなキラキラ富裕層ではないけど、子供を産み、育てるのには充分な環境だと思う。
夫からは「妊娠・出産を自分が代われない以上、君の意思を尊重する」と言われている。
義両親からも、両親からも「2人の好きなように」「産むなら援助する」と言われている。
つまり、産むか産まないかは全て私の判断にかかっている状態である。
で、冒頭に戻るが、ここまで恵まれてても私は産まない。
好きなように美容にお金かけて、ちょっといいバッグをボーナスで買ったり、
夫婦でふらっと旅行したり、気まぐれにちょっといいレストランに行ってみたり、共通の趣味を楽しんだり…
キラキラではないけど、お金の心配をせずに好きなことが出来る幸せがある。
幸いなことに、やりたいことを仕事にして、そこそこ評価されて昇進も見えてきた。
資格取得なんかも頑張って、将来は独立出来たら、なんて考えてる。
これら全部捨てて子供産んで、20年子育てするかっていわれると多分無理かな。
生命の神秘とか、親になることが、今の生活を捨ててまで手にするべき経験とは、私には思えない。
身体的に痛いのも辛いのも嫌だし。
選挙では子育て支援を公約に掲げているところに投票するし、ふるさと納税の寄付金用途はいつも子育て支援だし。
仮に子無し税とかあったとしても、目的が子育て支援ならまあええかと思う。
でも、あくまで私は産まないって話。
少子化対策と私の人生を天秤にかけたら、当然私の人生の方が重いし。
ちなみに類友もあるだろうけど、私の友人は既婚独身関わらずほぼそんな感じ。
ここまで色々書きなぐってきたけど、結局
結婚してようがしてなかろうが、
若かろうが歳をとってようが、
金銭的に余裕があろうがなかろうが、
休憩時間にだーっと書きなぐった文章(しかも二番煎じな内容)にいっぱい反応が来ててびっくりした。
Twitterの反応とかコメントとか、気になったものだけ自分の考えを書いておきます。
・産まない理由が浅はか系
→あなたの価値観だと浅はかかもしれないけど、私の価値観だと大事なことだから、そんなこと言われてもねえ、って感じ。
他人の価値観を卑下するよりも、他人が価値を見出せるように、いかに出産・子育てが素晴らしいことか語った方が建設的な気がするけど、反応見てるとそんな人少ないんだよね。
(何人かは観測してます。あなたの経験を共有してくれてありがとう。)
・歳をとってから後悔するぞ系
→後悔するかしないか決めるのは私なので、他人のあなたは関係ないよね。
あと、後悔の度合いで言うと、産まない後悔より産んだ後の後悔の方が取り返しがつかないと思っていて、ぶっちゃけこっちの後悔の方が私はしたくないかな。
→そのとき私が産みたければ産むけど、産みたくなければ別れるよ。
自分がやりたくないことをやってまで結婚し続けることに私は価値を感じないなあ。
→うちの年収、夫婦の業種だと難しいことなので、世帯年収いくらで、夫婦共にどういう業種で働いていると実現出来るのか真面目に知りたい。
もし差し支えなければ教えてください。
突発的に海外旅行とか出来る?
この辺非常に気になります。
・その他
→なんで顔も見えない他人の、産まないという選択にそこまで怒れるんだろう?
シンプルに疑問。
雨後の筍の如き勢いで発達障害の人が自身の周りに湧いたので。独断と偏見に満ちてるから冗談半分で見れない人は読むのやめてね。
自分にその気があるなと思うならメンクリ行けばいいし、発達障害の人が好きならコレ見て探せばいいと思う。物好きかよ。
・財布に小銭溜めがち
彼らの一部はお札しか使えなかったりするらしい。だから支払いで財布の小銭が捌けない。
話聞く限り女の発達障害にはそう多くなくて、男によく発現してるように思う。
溜めた小銭どうしてるんだろうね?謎。
個人的に溜まった小銭の捌きかたは駅の券売機でSuicaにチャージが丸い。
・会話のキャッチボールができない
この傾向は発達障害よりアスペかも。まあ両方持ってる人も割といるしまとめちゃうけど。
定型発達が話題を1投げたら1返すキャッチボールをするなか、彼らの一部はこっちが1投げたら100ぐらい返してくる。要は話が長すぎ。
時々発達障害側がこっちに会話の主導権を渡してくるけど、気付いたら発達障害のターンに戻ってる。ずっと俺のターン。
・男友達が多い
これは女の発達障害のケース。女社会はコミュニケーションの難易度が男社会より高いため、発達障害の女はそこに入りにくいor異物扱いされやすい。
男友達が多いのも女友達の少なさと相対的にという話だったり、少々コミュニケーションの取り方が下手でも女だからということで許されやすいって話。
皮肉が通じないとかもここに入るかも。
例えばだけど、仕事で一日の引き継ぎ事項とか発達障害にメールで送ったとする。こっちが確認のために「メール見てくれた?」とか聞くじゃない?だけど「引き継ぎ事項見てくれた?」って言わないと会話にならないわけ。「メールってなんすか?」とか言われるの。
発達障害の方が立場高かったりするシーンだと逆ギレとかしてきて最悪。
こだわりが強いとかそういう話。信号が赤の交差点は車が来てなくても絶対に渡らないとか。
「子供に見られても恥ずかしくない大人でありたい」とか、そういう信念があって渡らないなら分かるんだけど、発達障害の人のそういうのってどっか違う星から理由が来てる。いや理由なんて来てないかも。
テーブルのリモコンの置き方にうるさいとか、いろんなのがあると思う。綺麗に置く割になぜか失くすんだけど。
・不可解な行動が多い
突然だけど「推しの子」見ました?作中で星野アイが発達障害の傾向アリなんて言われてたけど、彼ら空気を読まない突飛な行動が結構ある。
普通に考えたら「アクアマリン」なんて名前つけないでしょ?そういうことです。
私が見聞きした例だと、修羅場に差し入れ持って行った発達障害がいたりしたかな。空気は読めなくてもヘリウムガスなら読めるのかも。
・友達が作りにくい
上で語ったことは大体コミュニケーションに関係する話なんだけど、友達ってそこが円滑じゃないと作れないし維持できない。仲直りも無理。
アスペの特徴に近いけど、ナチュラルに失礼な発言をしたりする。人の身に付けてるカバンとかに対して「それ百均?」とか言う。そんなんで心象悪くするの当然なんだけど、彼らは悪意もなければ失礼だとも思わない。
そんな「なんやコイツ」的な人間と真に友達として関係を築けるか?という話。
類友。彼らには彼らにしか分からない苦悩があるから仕方ないけど、定型発達の世界と常識が違う所にわざわざ行かない方がいい。
…
いろいろ書いたけど彼らにもいい所ってあると思うしそう思いたい。親切にしてくれる発達障害の人もいたし。
けどあんまり発達障害の人の世界に深入りすると、定型発達の自分が頭おかしいんじゃないかとか思い始めてメンタル壊しちゃうし絶対危ない。
海外の観光産業では、日本人観光客は「クレームをつけずに黙っていなくなるから怖い」と言われていると聞いたことがある。
なぜクレームをつけないのか。
改善するとは思えない、改善したとしてももう来ないから関係ない、文句を言って相手に響かなかったら(態度が悪かったり、逆に言い返されたりしたら)結局自分が疲れる…
色々な理由があるかもしれないけれどクレームはつけない。クレームはつけないけれど、ざわざわと口コミは広がる。結果行かなくなる。
わざわざ好き好んで悪い口コミを見なくても肌感覚でわかるし。皆生活するのに必死でそれどころではない。
政治家の言う少子化対策は結局バラマキで泥縄政策で、根本的な「産めばなんとかなる」「産みたくなっちゃう」という明るい空気の醸成には至らない。
むしろ実質増税案が出て「子持ち罰」なんて言われる始末だ。独身にも罰があり、子無しにも罰があり、子持ちにも罰がある。生きてるだけでほぼ人頭税。
ここへ来てこれならクレームつけても無駄かもな…的な政治への「期待のできなさ」が蔓延していて
(与党なんかはある意味その「期待のできなさ」のおかげで勝ち続けてきているとこもある。ので斬新な方針転換はできない)、結果、無言で産まなくなる。
特に女は産んだ場合の肉体的・自己実現的負担の大きさが半端ない。それでも昭和の頃なら産めばなんとかなったんだろう。
会社員夫と専業主婦妻でなんとかなるモデルが出来上がっていった時代もあった。でも今はそんな時代じゃないってことは、今さら説明するまでもない。
世界的に見れば人口は増える一方で、2050年には100億人超える説が濃厚で。
日本は少子化対策が喫緊の課題だと言われているけれど、地球規模で見れば人口は過多なんだから、別に減っていいんじゃないの?減らしたほうがむしろ適正なんじゃないの?地球のSDGs的には。
日本が人口増やさないと困るのは、年金とか労働とか主に「経済社会をどう回すか」のシステム部分なので、人口増政策を考えるのと両輪で「少ない人員で回る仕組み」を考え作ることも政治の仕事じゃないんでしょうか。
でもそれ全然できてないよね(実感できるのはセルフレジの増加くらい)。産めよ殖やせよ、つってバラマキしたところで、増えないよ今の政治のままじゃ。未来を感じられない政策のままじゃ。
翻って自分の話をする。
氷河期世代独身子無し。給料はさほど多くないけれど、一人で食べてはいける。
友達には結婚した子もいるし、離婚した子もいるし、なにより似たような境遇の子が年齢に関わらず圧倒的に多い。類友だ。
結婚して子供がいて離婚していない(言い方!)友達とは、今はあまり会っていない。
子育てが忙しいだろうし、向こうは向こうで類友(ママ友)と会っているだろう。なので私と私の周囲だけの話になる。
独身、皆楽しく充実して暮らしている。推し活、サ活、ソロキャン、ベランビング、ガーデニング、
同人活動、スパイスカレーに凝ったりなんかして…こうやって並べるとおじさんの趣味と変わらないけど、私たちもこんなもんだ。
独身子無しが「今とても充実している」と言うと決まって「先は厳しい」と言うひとが出てくる。意地悪だねぇ。
曰く「結婚していないと(子がいないと)寂しい老後になる」「ヨボヨボになったら誰に面倒見てもらうのか」トカトカトカ。
そんなのねぇ「どうですかね」としか思わない。
私たちはもう、結婚してて夫婦一つ屋根の下に住んでいても、子がいても、寂しい人を知っている。
諸々揃っていても寂しい人なんて世界中にゴマンといるこの世の中で、老後が寂しいか否かなんて「自分次第でしょうよ」としか思えないし、
自分の老後についても「まぁなんとかなるやろ」としか思わない。なんとかならなかったらその時はその時でしかない。
今どんな環境であれ未来がどうなるかわからないのは誰でも同じことで。あと「老後の面倒見てもらうために子を産む」発想は私にはないわぁ。
未来(老後)とか他者(子)のことよりまず「今」「自分」でしょ。刹那主義者ではないけれど、「今」の積み重ねが人生なので。
ごたごたと書いたけれど、私は心の底から「子供いなくてよかった…!」と思う。「産めばよかった」と思ったことがミリもない。
こんな世の中に産んだらかわいそう…責任が持てない…まっとうな大人に育て上げる自信ない…という気持ちを差し引いても、
そもそも自分の人生において子供を持ちたいと積極的に思ったことはなかったし(「持つかもしれんな」くらいならあった、あったこともある)、
これからもおそらくないし、ないままそのうち子を産めなくなって、それで後悔はないだろう。
「母性神話」の人たちには信じられないかもしれないけど、私はそんな感じだし、そういう女性(匿名であれ顕名であれそれを表明する女性)は増えているという体感はある。
女=子産み本能 とか別にないし、もし仮にそういった動物としての本能が「ある」ということだとしても、結局のところ本能に従って少子化が進んでいるんだと思う。
さっきも書いたけど、地球は既に人口過密なので。(水槽の魚が過密になったらなんだかんだで適正数まで減る…と同じという意味で「本能」でいいと思う)
今子供がいる人は、今とこれからの世代が子を産まなければ困るんだろう。でも我々子なしは困らない。残念ながら困らない。
私はひとりでいることが苦痛ではない(どころかむしろ快適だ)し、家や身の回りを暮らしやすく日々調整している。
プライベートな領域に「他者」が存在しないというのもあって、自分次第でどんどん快適になる。楽しい。
これは自分に「楽しむ能力」があるからかもしれないし、やっぱり自分で自分の食い扶持は稼いでいるからできることなのかもしれない。
もうほんとに、女は職を、経済力を手放してはいけない。本当に。資産家は別として。
雑音は聞かなくていい。自分の幸せは自分のもので、他人の幸せとは別もの。
自分にとっての幸せがわからないまま生きてる人も多いけど、わかった方が楽しいし。
それを知るために「絶対」ではないものの、あった方がいいのは「教養」と「経済力」だと私は思っている。
職もって自力で稼ぎ続けると、それ両方くっついてくるから…と思ってる。
(もちろん別ルートで教養や経済力を得る人もいるだろうし、そんなのなくても「自分の幸せ」が見えてる人もいるのはわかっており)
私が今自分で自分を養えるのは、自分の能力もあるけど、教育を与えてくれた親のおかげが大きい。ありがたい。
女を子産み奴隷にしておきたいタイプの人々は「女に学はいらない」と言うだろうけれど、幸運なことにうちの両親はそうではなかった。
(親ガチャ…あるね…と思う)
「結婚しろ」攻撃はいっとき強かったけど、今はもう諦めたみたいで「あんたが幸せならそれでいい」と言ってくれた。
孫の顔は見せられないが、私は強く楽しくまっとうに生きているので、親はそれ見て安心してくれたようだ。
贅沢を言えば、もっと給料がもらえたらいいし、て言うか、宝くじが当たって資産10億円になればいい。
そしたら趣味で仕事をします。社会との接点は持っておきたいから。
贅沢を言えば、常に恋人がいたらいい。恋をしてる時は楽しいしな。
あと、男女ペアの方が行動しやすい場もあるし、たまにはそういうの行きたい。
でも、贅沢を言わなければ、今のこの状態で必要十分だなって思うし、なんと、私は今幸せだ。
老後のためにある程度は資産形成して、体力づくりして、もし残るものがありそうなら遺言きっちり書いて、
あとは似たような境遇の友達と適当に暮らせればベスト。両親を見送ったら後はいつでもいいし。
とは言え生き死には選べないので、無駄に長生きしてボケ果てて死ぬかもしれない。それはわからない。
配偶者や子がいようがいまいが誰でも死ぬ時はひとりだし、なるようにしかならない。
政治や社会は少子化を「ゆゆしき事態」ととらえているけれど、一個人としてはこんな感じ。
本当に「ゆゆしき」と思っているなら、もっと早く対策しておくべきだった。
具体的にいうと、90年代、バブル崩壊後にすぐやって、団塊Jrという人口ボーナス世代を救っておかねば今こうなるのは自明だったんじゃないかな。
当時の政治や経済界が先を見通せず、仕事をしなかったので、正直手遅れだと思います。
今となっては人口減でも回る仕組みを作る方向に舵を切らないと、そっちも手遅れになるかもね。
いずれにせよ、2023年日本に生きる氷河期世代の女一匹として「子は持たなくて本当によかった」が本音。
追記1:ツイッターで自陣に回ってくるまで気づいてなかったんだけど、読まれてるのですね。長文なのに、読んでいただきありがとうございます。
「コメント欄が地獄」と見かけて気が気じゃなかったけど、ある意味想定内なのかもしれません。
まぁ、斜めにざっとしか読んでないけど…(「地獄」をひとつひとつ真正面から読み込むほどの誠実さは私にはないので)。
いろんな理由でこういった意見がお嫌な人はお嫌でしょう。だから「普通は/大多数は」「思ってても言わない」「クレーム入れずに黙って消える」のです。
表立って言わないことを敢えて書いたんだから、こういう言い分が耳障りになる人たちからの反発があるのも理解できます。
ただやっぱり、本稿に記載のない私の心情、状況、属性、生育歴、はたまたルックス等を「こうであるに違いない」「◯◯乙」と決めつけている系コメに関しては、
「それが私に刺さるとしたら、図星な場合だけかな…」とは思うのですよ。
しかしいちいち「違いますぅ!」「本当はこうですぅ!」とか言ってるうちに私の輪郭線がはっきりしてきてしまいそうですし、
「そう思うことであなたの気持ちが安らぐのであれば、そう思っておいてください」としか言えないですね。どうぞ安らかに。
追記2:「恋人はアクセサリーじゃねえぞ」的な意見もどこかで見ました。これはたしかにそう。
「オプション」という書き方がいやらしかったと自分でも思います。
愛し愛されは、ないよりあった方が自分的にはいいなと思っている、というようなことが言いたかったです。
ただ、自分は「常に恋人が途切れない」タイプではないので、恋人がいるときの楽しい嬉しい気持ちを思い出しつつ(むろん楽しいだけじゃないが…)という気持ちもあり、
また、恋愛→結婚という一本道も想定していないので「あったら楽しいオプション」みたいな書き方になってしまいました。ここ、うまく表現するの難しいですね。
追記3:たくさんの反応をいただき、ありがとうございます。こちらで追記は最後にしたいと思います。
まずネガコメをざっと見回して思ったのは「呪いがすごい」ということ。
「酸葡萄」「これでいいと言い聞かせている」「50、60になっても同じことを思っていられるか」「30年後にもそう…」「死ぬ前に…」
この類のコメントって結局言いたいことは「悔しがっていてほしい」「(どこかのタイミングで)子を産まなかったことを後悔しろ」「後悔して死ね」ってことなんですよね。
いやいや、しないと思いますよ。まぁ未来のことだから「絶対」とは言えないけれど、たぶんしないと思う。後悔しない婆になる。
でもそういうストーリー(子を持たない選択をした女が幸せに生きて死ぬ)は「嫌」なんでしょう、そういう人たちは。
で、私の興味は、なぜそんな呪いをわざわざ人にかけるのか?(大丈夫か?)、になるんだけど、
まぁ、呪ってる人々のパーソナリティ(男?女?未婚?既婚?子あり?子なし?自身の選択や現状を後悔してる?してない?)を推察したところで意味がないのでここでそれはしません。
私のパーソナリティを「こうであるに違いない」と決めつけられてもな…と同じくらい、私にとっては意味のないことです。
(「違いますぅ」「本当はこうですぅ」の応酬ほど不毛なことはない)
ここまではっきりと呪う思い(呪う思い…)を可視化されて、改めて思いました。
「女は『産む性』を行使しないと後悔する」という呪いにかかる必要なんかないよ、と。
「産みたい」という気持ちがあるなら産めばいいし、産んだことに後悔せず生きてく方がいいのと同じくらい、「産みたくない」という気持ちも尊重されていい。
「産みたいのに産めなかった」人も同様に、この呪いにかかる必要はありません。
「後悔させようとする」勢がなぜわざわざそうしたいのか、比喩的に端的に言うと「信仰が揺らぐから」なんだろうなとは思います。
「黙っておけ」という、言論の自由と真っ向勝負するが如くな封殺ムーブもその一環でしょう。
でもなぁ、他者に呪いをかけるようなその「信仰」に巻き込まれる必要は1ミリもないなと思いました。
生き方は自分で決めればいいし、自分自身への決定権を持つために必要だと思うことは、本稿で書いたとおりです。
他者や社会からの決めつけに「呪われない」、他者の生き方を「呪わない」で生きていられたら、私はそれが「幸せ」のひとつだと思うのです。
ご自身のポジション(男女未既婚子有無…)にかかわらず、肯定的なご意見をいただけたことにも、感謝しています。