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はてなキーワード: 曖昧とは

2024-06-21

大日本リベラル」のガラパゴス習性

報道晒しだと思ってる。

 BBCあたりが「日本ではこんなことが炎上したようです」って言うだけで「外圧がかかったぞ」とか謎の喜び方をする。

 いやいや、報道ってそういうもんじゃいから。

 あくま価値判断を挟まずに客観的に伝えるのがメディア仕事だし、読者だって「へー、そんなことがあったのか」くらいにしか思わないからね?

 え? 日本メディアは伝えないから代わりに伝えてくれてる?

 そんなこともありません。ほとんどの記事日本メディアの又伝え。調査報道なんてコストがかかるんだから、よっぽど読者の関心が呼べない限りやりません。

 あくま日本ニュースなんて、「海外報道」のうちのひとつ

 日本以外のBBC海外報道も「その国のメディアが報じないかBBC様が代わりに制裁を下してくださってる」とか思うのか? 日本だけは特別だと思ってる?

 新手の「日本スゴイ」かな?

 

空気」で社会を変えられると思ってる。

 共産党の「そういう漫画を書いちゃいけないなという空気を作ろう」みたいなアレ。

 君たちに聞きたいんだけど、欧米や、台湾韓国などの民主主義国のどこで、そんなマナー問題空気圧力みたいな曖昧な力で社会を変えようとしてる国がある?

 君たちが憧れてる先進国はみんな、何かを変えようと思ったら徹底的に理論武装して公開の議論をして、公正な選挙のもとで勝ったやつが正しい、負けた方が悪いという原理原則を貫いてる国です。

 勝てなきゃ無駄理解してるから決死覚悟自分の信じる道に殉じます

 だからこそルールとしてきっちり残るし、政策として効果が出ます

 正義の行動をとってるつもりのやつが自己満足独自理論で内輪の同調を煽ってばかりで、他人に通じる言葉を捻り出そうとしない限り彼らみたいにはなりません。

 え? 日本はそんな議論文化下地がないから無理?

 それを変えないでチートみたいに空気で変えようとしてるからダメなんじゃないの?

 根本ダメもの雰囲気でなんとかなると信じるって、旧日本軍的な雰囲気戦略と何が違うの?

 

アジア人の誇りが皆無。

 日本の「リベラル」、マジで欧米の真似をしようとしかしてない。

 君ら少しはアジアの仲間(と思ってるか知らんけど)を見たらどう?

 彼らの行動原理欧米の真似をすることじゃない。

 自分の国を良い国にするために欧米から「やり方」を学ぼうとはしても、欧米と同じ価値観インストールすれば良いとは思ってない。

 自分の国のアイデンティティ文化も守ろうとするし、自分の国特有差別文化偏見にも向き合おうとする。

 韓国人が日本リベラルみたいだったらどうなるだろう?

 「犬食なんて海外バカにされる。恥だ。みっともない」なんて自国食文化を殺そうとするだろうね。

 日本の「リベラル」が海外ヴィーガンにおもねって、「精肉業者への中傷」という日本文化におけるタブーを平気で見逃すようにね。

 そんなの、多文化主義者でも何でもない。ただの名誉白人。かわんねえな日本人は。

 

その他、「恥」とか、とにかく日本的な言葉遣いが多目

 リベラルってのは、東洋文化日本を「恥じる」ことじゃない。

 恥の文化自体反省して、罪の文化物事を考えられるようにならなきゃ民主主義社会なんて作れない。

 恥ずかしいから変えるんじゃないし、恥ずかしいことを変えろなんて言ってたら多文化共生なんて不可能も良いとこ。

 Mrs. GREEN APPLE名誉白人と言いながら、自分らも「フランス人バカにされたよ」「BBCバカにされたよ」と名誉白人立場を気にすることばかり言ってる。

 

 ほんと、こんなズレたリベラルは「日本だけ」。

 よっぽど特殊な国なんだろうね日本って。

 「日本は変わるべき」という意識すら日本風にしかならないのだから

ゲーマー定義曖昧模糊

基本的自分意見が違う人をエンジョイ(ガチ)勢として、叩いてるんだから定義がふわっふわっだし、喧嘩しかならない。

anond:20240621175341

「好き」って気持ち流行りの単語で包んでるだけかと思ったけど、恋愛感情が無くても見た目が好きな

なんかお前の"「好き」って気持ち"に関する認識が狭い気がする。なぜ恋愛感情が出た。

人間好意/嫌悪感情はかなり曖昧かつ広いものだろ 何でも恋愛感情に結びつけようとするのは視野狭窄だぞ

2024-06-19

蓮舫公約は素晴らしい!

それなのに理解できてない馬鹿がいるらしい。

みたいなことを蓮舫支持者が嬉々として発言してるのを見ると人を馬鹿にしてるの誰なんだと悲しくなる。

蓮舫公約曖昧だがこの一点のみで選択すべき!!

蓮舫の気迫を見ろ!!みたいなのを最初から言ってるのはほんと引くな。

anond:20240619140817

指示厨なんてただの造語でしょ?正直、具体的な要件ないでしょ。

そんな曖昧もの排斥してくるのは表現の自由侵害に近いんじゃないの?

都庁プロジェクションマッピング

これ

https://x.com/hiko_ARMY1230/status/1802275850450063752

https://b.hatena.ne.jp/entry/s/x.com/hiko_ARMY1230/status/1802275850450063752

 

別に50億でこれだけじゃないだろう

 

2月のやつとかまだマシだぞ

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000032.000020452.html

 

まあ既にダサいと言われてるけどw

https://togetter.com/li/2327337

 

これ、一般財団法人プロジェクションマッピング協会(本社東京都渋谷区代表理事:石多 未知行)

がやったってことでいいの?

もしくは選定者がやったか

いや、協会がかな、Youtubeとか見ると

 

まあ、ダサいと言うか、「自分には理解できない」だけど(気を使って)

 

これさ、アートなのかエンタメなのか観光資源なのか

そこらへんが曖昧なのが問題なんじゃないか

たぶんアート寄りになっちゃってると思うんだけど

アートってほとんどは「Not for me」で、理解できなきゃスルーするじゃん

例えそれが現代アートで、東京都税金でやってても大丈夫なんだけど

プロジェクションマッピングって外向きに見せるんだよね

そこじゃないか

何が得意か?みたいな質問

客観的にどれだけ下手でも自分が得意と思ってたら得意って言い張れるし、逆に世界一の実力でも下手という自己認識をしてる可能性もあるし得意とする客観的基準不明質問意味がかなり曖昧でいい質問ではない。

具体的に何が出来るか?を質問すべき。

2024-06-18

現代コロンブスといえばイーロンマスクなわけだけど

イーロンマスクですら今でも割と支持者がいるので、コロンブスMVが許容されるのはそんなに不思議じゃないよなと

理系の人はマスク支持者多いので、コロンブス文系理系煽りをしてくる理系が湧いてくるのも当然といえば当然

 

個人的マスク支持者の人の発言で印象深いのは

テスラのEVはマスクにとって宇宙移民という壮大な目標のための単なる金儲けの手段しかない」

というもので、まあ、実際、そうなんだろうなと思うんだけど

 

まり、まだ見ぬフロンティアへと人類を導く稀有壮大な目標のためにEV詐欺環境性能について曖昧にはぐらかす態度や、自動運転標榜するだけ標榜しといて人をバンバンひき殺す態度)をかましても構わないって思ってるんだろうな、この人たちっていう

マスクマスク支持者も、バカじゃないので、現実にEVや自動運転技術が目先どのぐらいの見込みのものなのかなんて百も承知なわけでさ。だから支持者は「EVなんてのは単なる金策」とポロっと漏らしちゃうし、マスク自身テスラ株価が異常に高くなると持ってる株を売ることを考えるわけで

Twitter買収にしても、高騰したテスラ株を現金化するための方便を探してて、ポロっとやらかしたんだろうなと疑ってるけど

 

宇宙開発大好きマスク支持者ってさ、マスク自身倫理から大きく外れた発言や行動も見ないふりして沈黙するし、EV販売に絡む詐欺的なプロモーションに対しても沈黙するし、自動運転夢想のために実際に発生している交通事故被害者についても沈黙するわけじゃない?

まさにコロンブスの正当な後継者アメリカンフロンティアスピリットの信奉者の現在進行形だよなあと感心するし、そらまあ、コロンブス何が悪いの?百歩譲って非人道的行為はあったかもしれないけど、そんなの大きく取り上げる必要ある?人類宇宙に飛躍するのに比べたら些細な犠牲でしょ、ってなるよね

 

コロンブスなんて割とすぐイーロンマスク連想して誰かネタにするだろうと思ってたんだけど、意外と誰も言わないなと思ったので書いときました

anond:20240617121658

長く付き合った男とセックスレスになった末に別れ、別の男と付き合ったことでセックスレスが解消したことある。

7年付き合ってた男に欲情できなくなり、体を触られても全く濡れなくなった。最後の2年ぐらいセックスレスだったと思う。その後、別の男と結婚して9年目、子供も生まれたけどその男とはそこそこヤっている。

何が違うかと言われれば、セックスとはこういうものだという思い込みを持たず、ありのまま、お互いが良いと思うセックスを練り上げていることだと思う。

前の男は、男の喘ぎ声は邪魔云々っていうAVへの声の影響なのか、ほぼ無言でセックスしていたが、今の男は反応が良く、どこが気持ちいいのかわかりやすいし、やってほしいことを丁寧にお願いしてくれるのでやる気も出る。

あと、今の男は女にも性欲があるってことを当然のものとして受け止めているので、どこが気持ち良いのかを伝えることができてセックス楽しい。(言葉で伝えるのは恥ずかしいので夫の手を気持ち良いポイントに導くなどしている)昔の男たちにはここが気持ちいいなんて、淫乱だと思われそうで絶対に言えなかった。

topisyu氏が感想戦やると書いててすごいなと思ってたけど、うちも似た感じになった。

https://topisyu.hatenablog.com/entry/nosex_nolife

日本人ってなんでも曖昧にしがちだけど、ちゃんと伝え合った方が良い。

あと、男性ポルノ作品の影響受けすぎな面もあるのではないかと思う。男は喘がないとか、そんなキャラじゃないのにセックス中だけオラつくとか、長期的にセックスしていくことを思うと邪魔な要素がインストールされてしまってる人も少なくない。(男が喘ぐとキモいという女もいると思うので、男だけが悪いとは思わないが)

セックス気持ちよさはセックステクは一切関係なく、いかにお互いに歩み寄って夫婦オリジナルセックスを作れるかだと思うし、それがセックスレス解消にもなると思う。

2024-06-16

コロンブス映画のこと

コロンブスアメリカ大陸500周年を記念した映画1992年当時、すくなくとも2本公開されている。

どちらも大作指向作品だ。

1本は、元増田が書いてるリドリー・スコット監督の『1492 コロンブス』。(原題 “1492: Conquest of Paradise)”)

もう1本はジョン・グレン監督の『コロンブス』(原題Christopher Columbus: The Discovery”)。

ジョン・グレン監督というのは馴染みのない名前かもしれないが、1980年代から90年代007シリーズを手掛けている人。

実はこの2本の映画、少なから因縁がある。

自分は見たのは前者(以下『1492』と略記)だけだが、後者(以下『コロンブス』)についてもいろいろ悪い意味話題になってたよなあと思い出したので、wikipedia英語版その他を手がかりに書いていく。正確性は必ずしも保証しない。

元増田は『1492』を“盛大にコケた”と評してたが、もっと目も当てられないコケ方というか、製作時点からトラブル続きだったのは後者の方。興行成績も『1492』のほうがよほどマシだったはず。

コロンブス』は米・英・スペイン合作の、アメリカ大陸到達500周年記念大作として、スーパーマンシリーズでも有名なサルキンド親子のプロデュースで動き出した企画だった。

実はリドスコ、こっちの監督としてオファーされていたのだが蹴ったあげく、ライバル作品である『1942』を監督を受けてしまう。

こっちのプロデューサーは当時は若手のフランス人で、脚本はその人の奥さんが書いてるのだが、たしか脚本に惚れ込んだとかいう話だった記憶が、うっすらあるような、ないような。

これが訴訟沙汰になってリドスコは訴えられてしまい『コロンブス』サイドによればリドスコ側が脚本アイデアを盗んだとかなんとか。

脚本は似てないってことで損害賠償は認められなかったようだが、リドスコ版の原題が“Conquest of Paradise”となっていてコロンブスのコの字もないのは、そういう大人の事情が働いていたようだ。

コロンブス』は大作にふさわしく、原案脚本マリオ・プーゾ(あのゴッド・ファーザーの)、キャストにはマーロン・ブランドも名を連ね、リドスコに蹴られた監督オファーをまず受けたのは、イタリア出身ギリシャ人監督ジョージ・P・コスマトス

っていわれても知らねえよってのが普通の反応だが、『カサンドラ・クロス』『ランボー怒りの脱出』『コブラ』等々の作品は知ってる人もそこそこいるか

ところがこの人も、「創作上の相違」を理由降板した上、製作サイドに訴訟を起こしており、あとを続くようにティモシー・ダルトン(4代目ジェームズ・ボンド)やイザベラ・ロッセリーニ(あのロッセリーニイングリット・バーグマンの娘)も降板

マーロン・ブランド異端審問官役だったらしい)はクレジットの削除を要求したらしい。

詳細は不明だが、勝手に推測するに、“とにかく500周年に合せてデッカイ映画を!”が先走って、いろいろグチャグチャだったことがうかがえる。

映画自体は観てないから内容は知らないが、あらすじをみる限り、こちらはあくまで“アメリカ大陸到達まで”を描く娯楽大作だったようだ。

ということはコロンブス像はわりと“英雄”のまま?

『1492』の方も見るには見たのだが記憶曖昧だ。元増田同様、長くてつまんなかったというのは良く覚えてるけど。

ネットでいくつか感想や評のようなものを見かけたが、わりと人によって違う印象で、これはつまり、ダラダラ長い割に焦点の定まらない映画だったということかも。

ネット情報を参考にしつつ自分記憶とあわせて再構成してみると、

  • インド(と、本人は思ってる)に到達。そこは楽園みたいなところで、住んでる人も文明は発展してないけどいい人たちで、根が悪人というわけでもないコロさん仲良くなる。
  • でも思ったほど金とか銀とか見つからない。とりあえず拠点をつくるため、何十人か部下をそこに残してコロさん本人は一旦帰国
  • 帰国しても信じる人もいれば“デマ野郎”というやつもいる。とにかく航海は儲かると言った以上、成果を出さなきゃいけない。また出港。
  • 現地に残してきた部下は全滅してる。“現地人にやられたに違いないか復讐を!”となるのをコロさんは抑えようとするのだが、そうもいかず“異教徒は許さん!”の宣教師や“非文明人は搾取して殺してナンボ”な人たちが主導権にぎって、あとは地獄絵図。

みたいな感じか。

で、当時たしか“なんだかコロさんがどういう人なのかも、監督がなにを言いたいのかよく分からん”と思った記憶がある。

山師なのか夢見がちなロマンチストなのか。結局は儲けたくて航海やってんのか。

いやまあ色んな面を持ってるのが人間だよねーで納得できる感じでもなかったと思う。

で、最後になんか取ってつけたように“人生にはロマン必要だよね”みたいなこと言い出して、いや、これそういう映画だったっけ?みたいな。

コロンブスがきたせいで南米大変なことになっちゃったねー、それまで楽園みたいだったのに、ってのはかろうじて伝わったが。

しかしたら当時、コロンブス像の転換というのが行われている最中で、それを反映していろいろ多面的な捉え方をしようとした脚本だったのかもしれないが、それが作品には投影されてなかったのだろう。多分。

まあ配信もされないってことは、もう歴史の闇に葬り去られていく映画なんだろうけど、あの年にコロンブス映画が失敗したことで、その後のエンタメテーマとしてはとりあげにくくなったのかなぁ?という気はするな。

結論 コロンブス鬼門なので安意にエンタメで扱わないほうが良い。

え?違う?

https://anond.hatelabo.jp/20240615222935

内視鏡検査をやってきた

今月はコレのせいで憂鬱だったから、終わってほっとしている

検査を受けた理由

生活習慣病検診で「要精密検査」の判定が出てしまい、「どこかで検査を受けてこい」と検診センターに言われる。

便潜血かなんかだったか細かくは覚えてない。

検査の予約まで

検診センターから近所で内視鏡検査を受けられる病院リストを貰っていたので、

それを頼りに最寄りの病院検査をお願いすることにする。

当日行ってすぐ帰れる検査だと思っていたが、まずは採血検査して、検査日を予約して・・・・という流れが必要らしい。

最短で検査日の予約をお願いしたが、それでも3か月後だった。マジかよ。大盛況か。

検査前日・当日の食事制限とか費用など、説明を聞いてその日はおしまい

3か月後の検査当日が来る頃には絶対に忘れている自信があったので、紙のカレンダーと、スマホスケジュールと、職場グループウェアに予定を入れて置き、

さらに、「検査前日に飲むように」と渡された下剤を自宅の目に付くところに置いておいた。ここまでやっておけば流石に忘れまい。

検査の前日

から消化の良いモノしか食ってはいけない。バナナ豆腐しか食わなかった。

検査食」なる専用の食事病院で売ってくれるらしいが、俺は買わなかった。

なんとなく、高価なもの押し付けられている気がしたからだ。バナナでいいならそれでよい。

夜21:00以降は絶食普段普通に夕食を摂っている時間なので辛い。

空腹だ。量については何も言われてなかった気がするからもっとたくさん食って置けば良かったと若干後悔する。

明日の持ち物を確認し、検査についての同意書やらにサインをしておく。

下剤を飲んで早めに寝る。

検査の当日朝~

検査終わったら何喰おうかな」と思いながら起床。

水以外は口にできない。病院に向かうため、身支度を整える。

当日の持ち物として「水1リットルとあるので、コンビニに寄ってペットボトルの水を買う。

病院で受付を済ませ、用意された個室に通される。

リクライニングシート、テレビテーブル、あと引き戸の先にトイレがある4畳あるかどうかくらいの部屋。

テーブルにはデカビニールのパックに液体が詰まったものとコップが置いてある。下剤らしい。

看護師さんから指示・説明を受ける。

  • 10分間に下剤を一杯と水一杯を飲む。10分かけて少しずつ飲んでもいいし、10分おきにグイっと飲むでもどっちでもよい
  • 検査に適した状態の便」が出るまで下剤を飲み続ける
  • 検査に適した状態の便」になったら、流さずそのままにして看護師を呼べ

検査に適した状態の便」はわかりやす写真が個室内に貼ってある。

分かりやすいのは良いが、あまり見ていたくはない。

テレビをつけて、下剤を飲み始める。

下剤の最初一口目の感想は「意外と飲みやすい。スポーツドリンクみたい」だったが、飲み進めるうちに辛くなってくる。

腹いっぱいな感じが気分がよろしくない。吐きたい。

しばらく耐えていると、便意が来る。出す。一回目は普通だ。

引き続き、下剤を飲む。3回目くらいから、ほぼ液体になる。

以降、繰り返し。

10分で1杯下剤を飲むペースを守ろうとすると結構忙しい。

リクライニングシートと便座を頻繁に往復することになる。テレビを観てのんびりする暇はない。

10回目超えたくらいでそろそろ検査できるのでは?と思われたので看護師を呼ぶ。

出したものを見られるのはかなり恥ずかしい。

「まだカスがあるんで次くらいでもう一回呼んでください」この恥ずかしいやり取り、またやるのか・・・

その次の次くらいで「いけそうですね」とのこと。下剤が回収される。検査を待つことにする。

結構待ったのでリクライニングシートで寝そうになる。というかちょっと寝た。

検査の順番が近づいてきたのか、看護師さんから検査用のズボンへの履き替えと貴重品のロッカーへの保管を指示される。

検査用のズボンは紙製でケツの部分に穴が開いている。

恥ずかしさがこみ上げるが仕方がないので無心で着替え、財布をロッカーに保管し、引き続き待機する

検査

看護師に呼ばれ、検査用の部屋に移動する。

他の患者?の個室の前を通るので、このタイミングでもし他の個室の患者廊下の様子を伺おうとしたら、

検査ズボン姿の俺を見ることになる。これ、後ろからみたらどう見えるんだ?とどうでもいいことを気にしつつ看護師についていく。

数人の看護師に囲まれ、ベッドに寝かされ、口にのど用の麻酔を吹き込まれる。飲み込む。苦い。

口になにやら筒状の物を咥える。腕に点滴を差される。

まな板の鯉の心境でしばらく待つと、医師先生登場。

先生は「じゃぁ眠くなるんで」みたいなことを言っていた気がする。

意識が遠くなる・・・という記憶もない。

気が付くと検査は終わっていて、個室のリクライニングシートで休んでいた。

どうやってここまで移動したのか全く覚えてない。麻酔スゲェ

検査

元の私服に着替えて、個室を退去し、待合室で先生に呼ばれるのを待つ。

呼ばれる。

とのこと。

正直、検査後の記憶曖昧だ。

後の説明の時、先生から「覚えてる?」という問いかけがあったが、あの様子だと麻酔の効いた俺との間で何らかのやり取りがあったようだ。

何か良からぬことを口走っていないと良いが。

支払いを終えて、俺はとりあえずハンバーグを食いに行った。美味かった。薬局に行くのは忘れた。

何が言いたいのかと言うと、健康には気をつけましょうね、という話。

anond:20240615015742

結局さ、これに対する反応見てもわかるんだけど、日本カス論壇で一番嫌われるのが「エリート責任」を語ることなんだよね。

両方からあの手この手無効化されて、結局エリート権威)に求めるべき責任が何かという話はいつも曖昧に終わる。

 

すべての基準でそう。金持ちも、政治家既得権益)も、学歴集団でも。

「お前、恵まれてんだから社会責任果たせよ」って言う、日本以外の国では当たり前にある(経済が『実力主義』でも、宗教的喜捨精神アメリカにすら残っている)恩返しの精神が、日本人にだけは、右も左も男も女も老人も若者も吃驚するほどない。

こういうのが「他人を助けない日本人」みたいな指標にも現れてるのに、何故か学力エリートは「そうそ日本人(田舎者で無学で自民党支持者の愚民)は他人に冷たいよね」と自分ほとんどボランティア寄付もしないのに、批判だけする側で平気で居られる。

 

まあこれ、自分で考えた持論ってわけでもないんだけどね。

大学指導教官数学者なんだけど思想的な部分があって、「日本には本来エリートがいない」とか「大学院の研究分野くらいになれば、世界でも数十人数百人しかいない専門家であることを自覚しなさい」とかまあまあ言われたので、今になってみると本当にそうだなって思ってるだけ。

大学専門家が専門分野に関してツイッター(X)で言うことが、「世の中こんなことも知られてないんだねえ(他人事)」みたいなの、死ぬほど見てきた。

そりゃそうだよ、お前が専門家だってのは、みんなが知らなくて、お前が教えなきゃいけないってことだよ。そんなことが本当にわからない奴だらけなんだ。

 

自分リーダーにならなきゃいけないのにリーダーになろうとしない奴が、誰か良いリーダーいないのってネットで喚いて憂さ晴らししてる、本当に希望のない国だよ。

2024-06-15

じゃあコロンブスみたいに評価が変わった偉人英雄って誰よ?

ぶっちゃけコロンブスがそんな批判されるような奴だなんて知らんかったわ。気になったからChatGPTに聞いた。

評価が変わった偉人英雄の例を以下に挙げ、それぞれの以前の評価現在評価、そして評価が変わった原因を説明します。

クリストファー・コロンブス (Christopher Columbus)

トーマス・ジェファーソン (Thomas Jefferson)

ウィンストン・チャーチル (Winston Churchill)

ハトマ・ガンディー (Mahatma Gandhi)

マーティン・ルーサー・キング・ジュニア (Martin Luther King Jr.)

ナポレオン・ボナパルト (Napoleon Bonaparte)

これらの例からも分かるように、歴史人物評価時代背景や社会価値観の変化によって大きく変わることがあります

コロンブスだけじゃなくナポレオンダメだったのかよ。

日本人だとどんな例があるんや?

もちろん、日本人の例もあります。以下に、評価が変わった日本人偉人英雄の例を挙げます

豊臣秀吉 (Toyotomi Hideyoshi)

織田信長 (Oda Nobunaga)

昭和天皇 (Emperor Hirohito)

徳川家康 (Tokugawa Ieyasu)

福沢諭吉 (Fukuzawa Yukichi)

山本五十六 (Isoroku Yamamoto)

これらの例からもわかるように、日本歴史人物評価も、時代の変化や新たな歴史研究の成果によって変わってきています

うーん。元からそんな良い評判の良い人らでは無いような気がするが…。うっすらとセンシティブ配慮必要とされる人らやん。

もしかしてコロンブスも、昔からそういう枠内だったってコト?

ネットを見てると、「文系」って

https://anond.hatelabo.jp/20240615015742

文章を「ちゃんと読む」能力、言いたいことの要件を「ちゃんと伝える」能力じゃなくて、文章を「好きなように読む屁理屈力」、言いたいことを「どこまでも曖昧に誤摩化して玉虫色表現する詭弁力」しかないって結論付けざるを得ないよね。

小説じゃないんだから社会問題とか論理的問題レトリックで飾り立てて派手に膨らますのはなんの洗練された能力でもないでしょ。

anond:20240615194342

知能低すぎない?

「自学できる」のか「できない」のか曖昧なのがおかしいって言ってるのに、「徒弟制だから自学できないのはおかしくない」って、全然答えになってないけど。

文系ってほんと、みんなこういうレベル言語能力しかないの? 「文系」なのに。

妻の遺骨を財布に入れている

5年前に亡くなった妻の骨の一欠けらを財布に入れている。

彼女が亡くなった時、俺は激しく取り乱していてずっと泣いてたと思う。

泣き止んだ後の記憶曖昧で、周りが色々と尽くしてくれた。

情けないことに自分は夫な癖に妻の葬式の手配すらままならなかったのだ。

ほんと、情けない話だよ。

骨上げの際、俺は妻の骨をくすねた。

周りから気付かれないようにしたつもりだがバレバレだったと思う。

それでも誰も、なにも言ってこなかった。

何処の部位の何かも分からない小さな骨の欠片。それを今も財布に入れている。

あんなに好きな人はもう二度と現れないだろうと、本気でそう思っていたのだ。

少しずつ、ようやく妻がなくなったという事実を受け止められるようになってきたのは最近のことだ。

増田もそろそろ前を向いてもいいんじゃないか?そう声をかけてくれたのは友人だった。

いつまでも後ろを向いていたら彼女もきっと悲しむだろうから

俺はもう妻を悲しませたくない。そうした思いもあって、俺は婚活を始めた。

自分のためでもあった。どんどん腐っていく自分がいて、このままでは駄目になるのは分かり切っていた。

婚活をはじめて、一緒に食事をすることになった女性がいた。

感じのいい人で話題豊富気遣いもできる人で俺のことをいつも気遣ってくれた。

食事の回数を重ねることでお互いの気心も知れるようになった時、彼女がそれは?と財布を指してきたことがあった。

俺は悩んだ末にすべてを話した。妻のことを。そして遺骨のことを。

女性の反応は、俺の予想していたものとは全く違っていた。

「「気持ち悪い」

女性はただ一言、ボソッとそう言ったのだ。

俺はすぐに店を出た。その場から一刻も早く離れたかった。

家に帰ると一人で号泣した。気持ち悪い。その一言が、本当に悲しかった。

大人になるというのは殻を作ることだ。だから何を言われても心の底から本気で傷つくことはない。

傷がつくのは殻で、でもその時の俺は殻の中身の俺が、」俺自身が本当に傷つき、まるで時が止まったかのように俺の耳には彼女の声がこだまし続けていた。

こんな気持ち子どもとき以来だった。

俺は30過ぎにも関わらずわんわん泣いた。相手女性からは何度も電話がかかってきたが、とることはできなかった。

あのとき以降、俺は連絡を取っていない。

こんなことを言えるのも書けるのもここだけなので俺はこれを書いている。

俺は今でもあの一言に怯えている。

本当に愛している妻の遺骨を財布に入れるというのは、本当に気持ち悪いことなのだろうか

anond:20240613203515

差別と受け取られかねないもの差別」が通ればおよそ何でも燃やせるというのは一理ある。

一方で製作者の意図が全てだとすると「そんな意図はありませんけど〜?」としらばっくれつつどんな差別表現でも可能になる。(そもそもパブリック表現において製作者が解釈の正解を提示する権利はない)

結局その間のどこかで塩梅するしかない。

そして現に今回、製作者は「そんなつもりじゃなかったけどなんかすいません」と曖昧に謝って折れている。

当人がヘタれてるのに「そんなのは不当だ!」と、余人が引き起こして支えるわけには行かない。

差別意図はないのだから非はない!」と戦う姿勢を示してるなら全力応援したい人はすればいいが

2024-06-14

anond:20240614184317

好きと一口に言っても曖昧すぎるのでまず感情明確化やりたいことの明確化そして実現可能性の検討可能なら方法模索を行うことをおすすめする

昭和の話だ

大学生の頃、俺は日本の伝統文化に関する研究をしていた。

その中でも特に興味を持っていたのが「夜這い」という風習だった。

ある日、〇〇県の〇〇村には夜這い文化が未だに残っているよという話を耳にした。

俺はすぐに赴いた。卒論の進捗は芳しくなく、焦っていたのだ。

〇〇村は絵に描いたような長閑な田舎で美しい田園風景に囲まれ、鳥のさえずりと風の音が心地よい場所だった。

村に到着すると早速村人たちに取材を試みた。しかし彼らは皆笑いながら言った。「そんな文化はもう残ってないよ。昔は、確かにあったかもしれないけどね」と、訛りの強い言葉で教えてくれた。

取材を終えると既に夜で、村長さんが家に泊めてくれることになった。空き部屋は畳敷きで、木の香りが漂っていた。

俺は不慣れな場所だと寝つきが悪かった。床に着いてもなかなか眠れず夜が更け、静寂に包まれた部屋で俺は古びた布団に横たわりながら頭の中で昼間の取材内容を整理していた。

村人たちの言葉が頭を巡り、夜這い風習が本当に消えたのか、それともまだひそかに続いているのかを考えていた。

すると突然引き戸がスッと、ゆっくり開く音が聞こえた。

ひた、ひたという足音が畳を踏みしめながら、ゆっくりと近づいてくる。

俺の体は硬直し、緊張が走り、泥棒!?と身構えたかったがまるで金縛りにあったように動けなかった。

起きていることを悟られるのはまずいかもしれない。そう思い、寝たふりをすることにした。

足音は俺の前で止まり、次の瞬間、柔らかい何かが俺の唇をふさいだ。

暗闇の中、俺の感覚は研ぎ澄まされた。唇をふさいだのは誰かの唇であり、いい匂いが鼻をくすぐった。それから、手が頬に触れ、優しく撫でる感触が伝わってきた。俺の心臓は激しく鼓動し、何が起きているのか理解できないまま、その手の温もりに引き込まれていった。

「誰だ…?」かすれた声で問いかけたが、答えは返ってこなかった。代わりに、唇が再び触れ合い、その瞬間、俺の中に奇妙な安堵感が広がった。まるで、遠い昔の記憶が呼び覚まされるような、懐かしさと安心感に包まれた。

それから……

翌朝目が覚めると、夜の出来事現実だったのか夢だったのか曖昧なまま頭を整理した。

朝食の席で俺は村の村長に昨夜の出来事について尋ねることが出来るはずもなく悶々としていると、昨日はよく眠れましたか?と村長が聞いてくる。

俺が曖昧な返事をすると村長意味ありげな微笑を浮かべ、「みなさんここではよい夢を見られると、よくおっしゃるんですよ」と言った。その言葉にはどこかしら謎めいた響きがあった。

あれからもう何十年も経った。

それでも当時のあの夜の、あの温もりを忘れられない。俺は未だにあの夜を求めているのかもしれない。

2024-06-13

anond:20240613173529

技術的に追跡が困難だったそうで、協力してくれた友達には感謝しかない

へー。気になるなここ。妙に曖昧な点が特に

2024-06-12

友人に論破されたかもしれない

先日の土曜、友人と飲んだ。

友人はフリーランスとして働いており、稼ぎは少ないものの好きな時間に寝て起きられることを自慢していた。

だが稼ぎは俺の方が多い。

久しぶりの飲みだったので酒が進み、酔っぱらうと「金持ちになりてぇなぁ」と俺は何となく呟いた。

友人は目つきを鋭くして「は?」と言った。

いや金持ちになりたいとか普通の事でしょ。それとも違うの?

そう尋ねると友人は目を逸らして「別に」と言った。それからジョッキに残った三分の一程のビールをすべて飲み干すと小さくゲップし「で、どうすんだ?」と俺の目を見て聞いてくる。

なにが?と尋ねると友人はテーブルの隅にあるスイッチを押しながら「金持ちになったら何がしたいんだ?」と言う。すぐには答えられず、店員さんが来ると俺たちは空のジョッキを差し出し同じものを注文した。

俺は酔っていた。逆に金持ちになったらできないことはないんじゃないかと俺は考えなしに答えた。

友人は笑った。アホかと。やりたいことがあるなら分かるが、やりたいこともないのに金持ちになりたいなんて言うのは単に金持ちに憧れてるだけで意味がないことなのだと力説してきた。

心の底からやりたいことのためにお金を使うのが幸せなことであってそのためのお金と言うのは案外お金持ちにならなくてもなんとかなるもんだよと友人は言い俺は曖昧に頷いた。じゃあ今幸せなのか?と友人に尋ねると「ああ」と彼は自信満々に頷いた。

友人は今でも独り身で、いい歳で狭いアパートに住んでいた。俺も独り身だが、結婚する確率は俺の方が確実に高いだろう。

俺には友人の態度が欺瞞に見えた。それは単なる嫉妬ではないのか。

酔っていたのでその疑問をそのままぶつけた。友人は笑い、違うと断言した。俺は今のままで十分幸せだよというその目には光が宿っていないように見えた。

友人が何か言おうとした時注文したビールが運ばれてきた。俺たちは数度目の乾杯をして泡たっぷりビールを喉に流し、笑い、それでも頭の片隅では自分金持ちになったら何がしたいのかを考え続けていた。

しかしそれは結局思い浮かばなかった。思い浮かぶ願望は、手が届かないほど遠いものではなかったのだ。

anond:20240612140614

うん。これ理想上司系の妄想から

現実ガバガバ設計書の矛盾曖昧な点意味不明点をいちいち聞かないと進まないし、勝手に補完しようものなら後が怖い

aiはまだ察してはくれないし現在プロジェクト知識考慮してくれるほどのトークン長も注意力もない

anond:20240612134413

はい逃げた

曖昧言葉でのらりくらり躱したつもりになってるいつものゴミ

2024-06-11

クリエイター自由責任

クリエイター自由責任、というテーマについて色々考えたことをつらつらと書いてみる。長文。



俺は大学在学中から、もうずっと長いこと個人ゲームを作っている者だ。仕事をしつつ余暇ゲームを作り、すでに何作も公開している。大して売れてはいないので、あまり偉そうなことを言える立場ではない。

これまでしてきた仕事は、ゲームとはまったく関係がない。俺がゲーム業界に入らなかったのは、そこに入っても俺が作りたいものを作れないことを知っていたからだ。会社という組織は、自分の作りたいもの自由に作れる場所ではない。

俺には明確に作りたいものがあって、それは個人でも作れるものだったので、ゲーム業界に入る意味が俺にはなかったのだ。



本業の方では、いくつかの組織渡り歩き、それなりに人を束ねる立場になってきて、組織の仕組みというものがある程度分かって来たところだ。

日本企業は……いやもう少し主語を小さくしようか、俺が見てきた組織は、末端の従業員裁量はとにかく小さく、何をするにも上司承認を通さなければならない。個人自由創造性を発揮できる機会などはほとんどない。

そういう体制ディスりたいわけではなくて、それによるメリットもある。

上司承認を取ることで、自分の行動で何か問題が起きても、その責任上司転嫁することができる。そして上司さら上司承認を取ることで、その責任転嫁する。

そのように組織の中で責任を広く薄めることで、特定個人責任回避する。これは責任曖昧にして、組織社員保護するための仕組みだ。

しか普通会社はそれでよくても、自由創造性が必要な分野では、そういう体制はすこぶる相性が悪い。



クリエイター創造性を最大限発揮するには、何よりも自由必要だ。その点で、うまくやっていると思うのは漫画業界だ。

俺は、日本漫画成功している要因の一つは、漫画家が組織に属さず、組織から自由であるおかげだと思っている。もし漫画家がサラリーマンだったなら、漫画の内容をまず企画書にまとめて稟議にかけたり、1コマ修正するにも上司承認を通したりといった世界になるだろう。

編集者がそれに近いことをしているのかもしれないが、漫画家本人はしていないはずだ。もし漫画家本人がそんなことをさせられたら、稟議を通りやすテクニック組織の中での立ち回りばかりが優先されることになり、自由創造からかけ離れてしまう。

出版社漫画家にある程度自由裁量を与え、漫画家が創造性を最大限発揮できる体制を整えている。しかしそのためには、漫画家を組織の外に置く必要があるのだろう。

漫画家のような存在は、組織にとっては異端者であり、組織の中に組み込むことができない。漫画家がいなければ事業が成り立たないにも関わらず、その主役を組織の中に置くことができない。この辺に、日本組織運営の難しさがある気がする。



しか自由の代償として、漫画が売れなかった場合漫画家は収入の大幅減、連載打ち切りといった形で、その責任ダイレクトに負わされることになる。

サラリーマンであれば、たとえ大きな失敗をしても降格程度が済むことが多く、日本はいきなりクビになることは少ない。サラリーマン自由制限される代わりに、ここでも保護されている。

サラリーマンであってもかなり上の役職であれば大きな裁量が与えられるが、その代わりに大きな責任も取らされる。結局、自由が欲しいなら責任を負う必要があるのだ。



ゲームの話から少し逸れたが、ゲーム業界においても80年代頃のゲーム会社自由が気風が強かったのではないかと思う。いわばゲーム業界のもの異端だった頃の方が、ゲーム業界は元気があった。新しいものを作るのは、いつだって異端者だったのだ。

俺はゲーム業界いたことはないのでこれは想像なのだが、当時から残っている大手には、事業の規模が大きくなるにつれて社会責任が大きくなり、多様なメンバーが集まり大企業病に冒され、だんだん普通会社になっていったところが多いのではないか

任天堂なんかは今でも元気があるが、他に元気のある日本ゲーム企業は少ない。クリエイター自由ものを作れない環境から創造性は生まれない。



ともあれ、いまゲームを作るなら昔から存在するゲーム企業ではなくインディーズで作るのが一番だと思う。それがもっと自由創造性を発揮できる環境だ。

俺なんかは、別の仕事をやりながら余暇ゲームを作るという、いわば美味しいとこ取りでやっている。しかしそういうやり方では、所詮大したものは作れないとも思っている。本業ゲームを作っている人には、やはり及ばない。

それは創作に掛けられる時間の長さという意味でもそうだが、それ以上に、本業ゲームを作っている人は覚悟が違う。

これが売れなければ倒産する、失業する、借金を背負う、そういうプレッシャーを負うからこそ作れるものがある。自由責任は表裏一体だが、大きな責任クリエイターを追い込み、本気にさせる。それで潰れる人も多いが、それを乗り越えて初めて達成できるものがある。

俺にそこまでのことはできないので、それができる人は素直に尊敬するし、感服する。俺は、彼らと同じ土俵には上がらず、慎ましく自分の作りたいものを作っていようと思う。

anond:20240611115914

あ、俺の参考にしたね?でもちょっと曖昧過ぎてスキがあるよ。頑張れ。

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