はてなキーワード: 罪の文化とは
死刑賛成派が基本的に感情論ってのは間違ってないけど、『論理的に考えれば、死刑制度は肯定できるものではない。』これはおかしい。なぜ「論理的」の絶対的な基準が「人を殺してはいけない」なのか。
反対派も感情論でしかないってのを抜いて語っちゃだめでしょ。冤罪云々に関しては触れられてる通りだが(ロジックとして甘すぎると思う)、「人を殺してはいけない」「無力化された人間は、いかなる理由があろうと殺してはいけない」はそれはそれで感情論じゃないか
宗教観、正義感で、人を殺すのが根源的に悪いことだと認識しているのが死刑反対派。日本人はこの感覚が欠如しているので感覚に合わない。内面的な良さ悪さじゃなくて全体が成立するか、周りに迷惑をかけていないかという基準で動く。「和を乱した者は出ていけ」くらいにしか思えないので、死刑賛成派になる。これを「罪の文化」「恥の文化」といいます。「人を殺してはいけない」と「社会が成立しなくてはいけない」という二つの感情論が基準にあって、どちらも論理的に考えた結果死刑反対派と賛成派が成立するわけです。
罪の文化だと卑下しないで済むかどうかは知らないけれど、恥をモチベーションに頑張ると限界を越えて折れた時にどうにでもなれと思ってしまいモチベーションがだだ下がりするらしい。
何かのベストセラーに書かれていた。