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はてなキーワード: 大人の女性とは

2023-06-09

anond:20230609110346

そもそも1つめに「中学生とあるのは本当なのか? リンク先でツイ主が「JC」と書いてるけど、そいつ思い込みとか誇張の可能性も全然あるでしょう。日本全国探せば、ロリ顔の大人の女性なんてたくさん居るわけで

2023-06-06

世間女性が気にならないくらキレイなのはメイクしてるから………

なんてことだ。

グロテスク意見を聞いてしまった。

成人式ときに昔のクラスメイトが化粧しててビックリしたのを思い出す。

大人の女性は確かに誰もが必修科目みたいに化粧を覚えてる。

女は薄っすら好かれる、男は薄っすら嫌われる、とか言われてるけど。

あれって女の努力の成果だったってことか。

女が一斉に化粧をサボりはじめたら男と同じように薄っすら嫌われ出すのか。

妹、ごめんな。

清潔感を持て清潔感を持て、ってうるせーよ、って撥ね付けたこと、謝りたい。

清潔感かいムーヴィングゴールポストで男を女の都合の良いイメージに押し込めるな、とか言ってごめん。

女が日々努力してるなら、男に清潔感を求めるのは当然だ。

別に、清楚とかい女性蔑視概念の対抗として清潔感が言われてるわけじゃないらしい。

anond:20230605204840

オッパイとか若さとかで嫁を選びました。

セクハラが許されない世界から女性自由恋愛できてるのに

女の子別にメイクなんてしなくていいよ。

大人の女性たちが、みんな普通にキレイなのはほとんどがメイクしてるからやで


若くてオッパイが大きくてノーメイクでもキレイな女がいい

そしてかなり大勢の女がそこを目指し、若く見えるように整形し、オッパイは大きくなるよう手術して、キレイに見えるようにメイクする

やで

女の子別にメイクしなくていいよ

ある日、女性社員ノーメイクで出勤してきた。

そしたら上司から指導が入ったそうな。

会社女性社員特にメイク要求しないけど、

お客様がヘンに思う怖れがある。

お客様はいつも、メイクして綺麗にしてる女性社員に接してるのだから

俺は男だが、この話を聞いたとき猛烈に腹が立った。

結局会社メイク要求してるじゃねーか。

かに女性たちが好感を持たれるのは、メイク理由かも知れない。

多くの大人の女性メイクして見た目を整えてるから

から、そこら辺を歩いてる女性を見ても、うわっ、となる事がないのかも。

女性たちが個人個人社会自分を馴染ませようと努力してる成果なのかも。

被災とかで化粧しない女性テレビに映ったら、俺ら男は違和感を抱く怖れはある。

でもそれって俺ら男が悪い。

均一に整ったノイズの少ない容姿要求するほうが邪悪だ。

馴染ませようと努力するのは、あくま個人勝手

観る側が不快にならないことを要求すれば、建て前は崩れる。

馴染ませようとする努力女性要請してる事になってしまう。

女性けが息苦しい男女不平等社会なっちまうよ。

から俺は繰り返し言うぞ。

誰も聞いてなくても言うぞ。

女の子別にメイクなんてしなくてもいいよ。

anond:20230605204840

2023-06-05

自分恩恵を受けといて、それ言う? リスト

それをするのは自由だけど、自分恩恵を受けとっておいて、それ言う?

…ってなる身勝手言動を集めてリスト化しよう。

当たり前に受益してると感覚が鈍って気付かずに口走ってしま危険がある。

子ども産まなくて良かった。
子ども達が支える社会で生きてるのに
女にAEDを使わねーぞ。
自分ら男は使ってもらえるのに
ワクチン打たなくて良かった。
← みんながワクチン打ったから罹らずに済んでるのに

ネトゲ課金しなくて良かった。
課金プレイヤーゲームを存続させてるのに
Vtuberスパチャしなくて良かった。
推し生活スパチャ勢が支えてるんやで
PS5 を転売してます
← いくつでも自由に買えるのは、孫にプレゼントする為を思ってソニー様が許してるおかげなのに
AI イラスト作ってます
学習元の絵は苦労して人力で描かれてるのに
オッパイとか若さとかで嫁を選びました。
セクハラが許されない世界から女性自由恋愛できてるのに
女の子別にメイクなんてしなくていいよ。
大人の女性たちが、みんな普通にキレイなのはほとんどがメイクしてるからやで


追記

まさしく、そういう事だ。

『それをする権利

『それをして批判されない権利

ふたつは別モノ。

それする権利があるからと言って、批判されない権利まで持ってるわけじゃない。

有利ポジション理不尽さに無頓着なら、反感を買うんだ。

田舎高校に通っていた頃の思い出


昔のことに整理がついた。いつもお世話になっているはてなで語りたい。

ちょっと長くなるけどごめん。ピュア気持ちが赤裸々に表現されているなんてことはないので安心してほしい。若かりし頃の日記を見ながら書いている。

かつては花の高校生だった。今はすっかりアラサーが身に付いている。

地元の小中学校卒業してからは、家からキロほど離れた高校に通っていた。進学理由は、そう、友達三人がその高校を志望していたから。制服もかわいかった。だから私も志望した。今思えばその程度の理由だけど、自分には大事なことだった。

偏差値が高い学校ではなくて、みんな専門学校かに行く感じの、ごく平凡な高校だった。同じクラス大学に進んだ子は5人もいない。そんな中で、晴れて高校生になった私は、コンビニアルバイトに挑戦することにした。同じクラス女子アルバイトをしている子は少なかった。早く大人になりたかったのもある。

七月の始めだった。近所のセブンイレブンに応募した。夏は暑くて元気が出ないから嫌いで、新しいことを始めたくはなかった。けど、上の友達の一人がどうしても同じお店がいい!! というので、一緒に挑んでみることにした。

60才ほどのお爺さんがオーナーで、二人一緒に面接を受けたのを憶えている。パイプ椅子に座って面接を受けた。それで、志望動機を聞かれて、私は「社会勉強したいです」と言った。お小遣いが欲しかったのが本当だけど、別に嘘はついていない。

友達のMちゃんは、「タウンページを見て応募しました!!」と言っていた。「タウンワークのこと?」とオーナーに問い返されて、隣の部屋の大学生達が大笑いしていた。ほかにも同じくらいの時期にアルバイトで入った子達がいた。



八月頃だった。働いていて、ある男性に気が付いたのは。

その人は、がっしりした体形で、作業服を着ていた。あまり汚れはない。夏頃は薄い緑の作業服で、冬になると白い作業服の下からワイシャツネクタイが覗いていた(作業服の下にワイシャツを着ている人がいるよね。わかるかな…? 建設コンサルタントみたいな)。黒いカバンを持っていて、手のひら大のキイロイトリストラップひとつ付いていた。

ある時だった。その人のレジを受けたのが何度目かの時だ。私がいるレジの前に来た時、「こんにちは」と声をかけてきた。その時、私はどうすればいいかからなかった。ひとまず「こんにちは」と返して、何点かの食料品バーコードを読み取っていった。

レジ袋を渡す際、少しだけ手が触れた。変な感じがして手を引っ込めた。

その後も、その人は週に1,2回は私のいるレジに来た。その度に、「こんにちは」や「こんばんは」と挨拶をする。私は黙ってることにしていた。挨拶は返さない。マニュアルにないのもあるけど、なんだか変な感じがした。

ほかのアルバイトの子は、みんな「落ち着いてる」とか「男らしい」とか言っていて、でも私にはわからなかった。嫌な人じゃないとは思っていた。

その人のことをMちゃんに話してみた。すると、Mちゃんも同じように挨拶されているとのこと。そういう人みたいだった。彼女は、ちゃんと男の人に挨拶を返していた。何度か見たことがある。Mちゃんと一緒のシフトになることは珍しかったけど、作業服男性(当時の苗字を取ってKさんにする)に「こんにちは」と挨拶されると、「こんにちはー!!」と元気に返していた。

Mちゃんは人気があった。はつらつとしたキャラクターの子だった。30才になった今でもかわいい。異性にモテる子で、小柄で明るくて元気だった。不細工ではない。本当にいい子だった。



八月の終わり頃だった。生まれて初めて美容院に行った。当時実家には、両親と私と弟がいたんだけど、毎回千円カットだった。弟はスポーツ刈りで、私は簡単なボブカットだった。Mちゃん小学校の時から美容院に連れて行ってもらっていて、うらやましいと思っていた。

で、私も晴れて、初めてもらったお給料美容院に行ってみた。当時の私は物を知らない子だった。美容院にかかる料金も知らなかった。恥ずかしくて友達に聞くこともできなかった……。

入口では綺麗な人がこっちに来て、「初めてですか?」と聞かれた。緊張しながら「カットお願いします。ブローなしで」と言った。Mちゃん受け売りだった。「シャンプーしますか?」と問い返されたので、「お願いします」と伝えた。

こうして私は、まるで違う人になったみたいなショートヘアを手に入れた。料金はシャンプー込みで五千円だった。

それで、次の土曜の昼にコンビニレジをしているとKさんがやってきた。彼の順番がくると、「ん!?」という声が店内に響いた(はずだ。さすがに記憶あいまい)。ちょっとびっくりした。

増田さん、髪切った?」

どうしようかと思った。まだ、親以外の誰からコメントをもらっていない。なんだか怖くなって、「はい……切りました」って小さい声で答えた。そうしたら、

「似合ってるね!!」

と、Kさんは言うのだ。自信満々の目つきで。

あの頃は、Kさん特殊な人だと思っていた。まだ16年しか生きてなかったけど、彼のような人を見たことはなかった。でもその時、理由がわかった気がした。彼を特殊だと感じた理由が。

瞳だ。力強かった。当時、私と同じクラス男子はもちろん、周りの大人や、教師でさえあんな瞳の人はいなかった。Kさん目力ダントツだった。

ありがとうございます…」

途切れ途切れだったと思う。恥ずかしいけど、嬉しかった。レジの中で私は小さくなっていた。心臓の音が大きくなってきて、震える手でKさんが選んだ商品を読み込んでいた。お釣りを返す時に、緊張のあまり10円玉を床に落としてしまった。急いで拾って、拭くのも忘れて返した。



土日のどちらかで、Kさん接客をすることが多かった。

別に、その人に会うためでは全くない。そんなことは全然ない。ただ、雇用契約書を交わす時のオーナーとの約束で、「平日は2日と、土日のどちらかにシフトに入る。お盆正月シフトに入る。試験間中休み」という約束を守っていただけ。

月に何度か、Kさんは話しかけてきた。他愛のない話で、10秒くらいで終わる。ほかの話しかけてくる男の人と違って、こちらが返しやすい問いかけや、共感を呼びかける言葉が多かった(雨が多いね、名札が曲がってる、ゴキブリ死体が落ちてる、会計金額が2000円ぴったりとか)。

和やかな日々が続いていた。学校勉強は難しくなかった。偏差値が高くないところだった。風紀が乱れているとか、そういうことはなかったけど。制服を着崩す人は少ないし、部活動をやってる人もたくさんいた。女の子可愛い、ということで有名な広島県東部公立高校だった。思い出話が多くなってごめん。こんな時しか話せる機会がないので許してほしい。

その年の冬だった。放課後にMちゃんから相談を受けた。夕日が教室を照らしている時間帯で、ほんのりとまぶしかった。Mちゃんと一緒にやっている文化部活動が終わった後だった。彼女自分の机に座っていて、私は自分椅子をそこに移動させていた。

Mちゃんカバンの中から取り出したのは、手紙だった。薄い青色封筒だったと記憶している。小さい便せん2枚に渡って手紙が添えられていた。

「これ、あの人からもらった」

とMちゃんが言った。Kさんのことだ。話を聞くと、一昨日の夜にKさんコンビニに買い物に来て、帰り際にMちゃんに渡したという。それで、Mちゃんは受け取った。

もやもやとしていた。何かが燃える感じが、ぶすぶすと胸の奥から込み上げてくる。あの時、私の表情は歪んでいたかもしれない。へんな感情だった。心臓から血管へと、血液が流れ出ている感じがわかって、心臓から流れ出たその血が体の中を巡っていった。そういう感覚があった。

増田さん。これどうすればいい?」

「あー、はいはい。うん。すごいね。知らんよ。好きにすれば」

気持ち言葉で表すとこうなった。

そのまま席を立って、教室を出て、靴箱まで下りるところの階段で涙が込み上げてきた。別にKさんのことが好きなわけじゃなかった。当時、私に「付き合ってよ」と告白してくる男子もいた。Kさんはただのお客さんだった。何の感情もない。本当だ。

今思うと、わかる。女として負けたのだ。Mちゃんに。だから気分がもやもやした。当時は「女としての負け」という考え方はなかった。でも、心の中で感じていたのは、まさにそれだった。

コンビニを休むようになった。それまでは試験間中しか休んでなかったけど、行く気がしなくなっていた。休んでいる間は、別に普通だった。学校は楽しかったし、部活は週に二回しかなかったし、それ以外の日はまっすぐ家に帰っていたし、稼いで貯めたお金好きな音楽漫画雑誌に使っていた。

美容院には通い続けていた。三ヶ月に一度。何度もお風呂で髪を洗っていると、セットしてもらった髪がシワシワになる。そうなったら行くことにしていた。周りのおしゃれな子に合わせて、大人の女性が読むような本も買った。



高二の梅雨時だった。Mちゃんコンビニを辞めると聞いたのは。マクドで、同じ中学出身のみんなで騒いでいる時にMちゃんがそんなことを言った。別に理由はないらしい。

そんなことはないはずだ。だって、冬頃からMちゃんは太りだしていた。以前はスラっとしてこぢんまりしていたのに、今ではすっかり丸くなっていた。お腹が出ていて、制服を着ていても目立つ。以前はハムスターだったのに、今はチンチラだった。

Mちゃんが「オーナーが困ってるよ」と私に言った。ほかにも欠員が出て苦しいらしい。もう何ヶ月も休んだし、そろそろ出てみることにした。

Kさんは、やっぱり週に何度か来店していた。冷凍食品ホットスナック炭酸水ビールを買っていく。最初は「久しぶりだね」と聞いてきたので、「はいお久しぶりです!」と作り笑いを返した。

昨年入った高校生は、みんな辞めていた。先輩の大学生やパートさんに聞いてみたけど、そんなものらしい。オーナーは「働くという行為に耐性がつく子が少ない」「もっと楽なアルバイトを探す子も多い」と愚痴をこぼしていた。

それからKさんと話す頻度が増えていった。前よりも話すのが楽しくなっていた。Mちゃんが辞めて気分が楽になったのも正直ある。

その夏だった。一度、ファッションカラーというのをしてみたかった。夏休み限定で。完全に金髪にするんじゃなくて、線状にスッと部分的に染めるのをしてみたかった。

馴染みになった美容院に行って、当時流行っていたロングヘアの横髪の方に金色ラインを入れるのをやってもらった。後ろの毛先もちょっと染めた。

次の日、コンビニレジを受けているとKさんが入ってきた。土曜日で、ジーンズTシャツラフな格好だった気がする。

増田さん、今日どうしたの。金色じゃん」

はい。変えました」

「うん、うん。変わってるね」

「どーですか?」

「似合ってるね!」

この時、息がしにくくなって、左手を前に出して2,3回すばやく振った。小さい声で会計金額を告げて、お札を受け取って釣銭を取ろうとしたところで、また落としてしまった。お釣りを拾う時、休日だったので当たり前だけど、Kさんカバンを持ってないことに気が付いた。キイロイトリ(リラックマ…)のストラップを思い浮かべて彼の前に立った。

Mちゃん気持ちがわかったかもしれなかった。何も言わずにお釣りを返した。Kさんはほんのり笑っていた。2023年の今と違ってマスクをしていない。朗らかな笑顔だった。懐かしい。

でも、怖い時もあった。同じ年のことだったけど、私は中年のお客さんに怒られていた。声が聞き取りにくくて、タバコ選びに二度も失敗したからだ。Kさんレジの三番目に並ぼうとしていた。

ずっと怒られ続けていて、ようやく終わるかと思ったけど、やっぱりまだ続いていた。すると、Kさんが割って入ってきた。「すいません。あと二名ほど並んでるんですが」とフォローしてくれた。

でも、その中年のお客さんはキレてしまった。「兄さんは関係なかろうが。おい!!」とヒートアップしてた。「関係あるでしょ」とKさんが返していた。

かに店員もいなくて、話のやり合い(ほとんど平行線)が続いている中、いきなりだった。Kさんが「あぁ!!?」と怒鳴ったのだ。彼はおじさんにこんなことを言っていた。

「さっきからお前、つまらんことをグチグチグチグチと……俺はのう、お前に手を出そうとするんを、ずっと我慢しとるんやぞ!!」

「……兄さん警察呼ぶよ」

「呼べ!!」

「……」

おじさんが退散すると、Kさんバツが悪そうにしていた。ほかの子応援に来たので、私は向こうのレジに行った。



もうすぐ高3になる頃だった。変化があったのは。

Kさん手紙をもらった。夜9時くらいで、お客さんもほかの店員も誰もいなかった。会計を終えた後で、「増田さん、増田さん」と声をかけてきて、カバンの中から手紙を取り出した。

何も言わずに受け取って、家に帰って読んでみた。以下内容。

増田さんはよく動いていてすごいと思う

・どんな人なのか知りたい、食事に行きたい

・今年中に引っ越すのでその前に

・興味があるならメールがほしい

・興味がない場合は返信はいらない

当時は彼氏がいた。初めての彼氏だった。同じ学校で、お調子タイプ男子だった。

そこまで好きではなかったけど、告白されて悪い気はしなかったし、嫌な人でもないから付き合っていた。クラスの中でも悪い立ち位置の子じゃなかったのもある。

ある夜、その彼氏Kさんとを心の中で比べてみた。別に、どちらがいいとか結論は出なかった。いや、見た目も中味もKさん圧勝なんだけど、今の彼を嫌いにはなれなかった。それで、交際中の人がいる以上は、Kさんに何も答えない方がいいなって思った。

もし仮にKさんと会ってみて、一緒にご飯を食べて、もし仮に告白とかされて、付き合いはじめたとしても・・・・・・すぐにフラれるだろうなって、ベッドの中で思った。

Kさん雰囲気が優しそうで、見た目も悪くない人だった。ほかのアルバイトの子も皆格好いいって言ってた。自分相手にされない、付き合ってもすぐに幻滅されると思った。



高3に上がってからも、これまでどおりKさんとの関係が続いた。私のいるレジに並んで、たまに会話をする。天気の話が多かった。あとは、私のメイクとか、髪型とかが変わった時は気づいてくれた。ほかのお客さんがいない時に限って会話をしていた(迷惑になるから?)。

当時、高校を出た後の進路は美容専門学校を考えていた。そこまで大した志じゃない。高校入学した頃は、見た目が『じゃが芋』だった私も、メイクファッションを覚えてだいぶましになっていた。『メインクーン』になっていた。

自分でいうのはどうかと思うけど、本当に私は変わったのだ。高1の時の写真と高3の時の写真を比べると、じゃが芋から進化した存在になっていた。別人みたいだった。

その年の秋になると、第一志望の専門学校に入るために、コンビニの隣にある地域集会所で毎日勉強していた。いつも親が仕事帰りに迎えにきてくれる。当然Kさんと会うことはできず、悶々とした気分になった。

入学試験ちょっと前だった。集会所を出て、お腹がすいていてコンビニに何かを買いに行こうとしていた。すると、ちょうどKさんがお店から出てきたところだった。自転車に乗ろうとしていて、コンビニ駐車場に入った私を呼び止めた。

お疲れ様です」と声をかけてきて、私も「お疲れ様です」と返した。「今日寒いね」には、「本当寒いですね」と返した。「元気そうでよかった」には、「はいめっちゃ元気です!」と返した。泣きそうだった。嬉しかった。

その時、Kさんが「増田さん。俺、今日最後なんだ」と手短かに言った。「今週末に引っ越す。今日コンビニ最後から。じゃあ、元気で」と、Kさん自転車に乗った。

私が「こちらこそ、ありがとうございました」って言うと、「増田さんはい社会人になると思う。もし、大人になってどこかで会うことがあったら何か奢る。約束な」って、自転車に乗って私の家とは反対方向に駆けていった。



あれから十年以上が経った。今は結婚二年目で、生活に慣れてきた頃だ。子どもはまだいない。そろそろ社会人として復帰しようかと考えている。コンビニで働こうか、それとも昔いた会社契約社員ポジションを探そうか思案している。

実は、あの別れの日から数年後にKさんに会うことがあった。当時の私は、美容専門学校卒業した後、都会の方で美容とは関係のない仕事に就いていた。求人情報誌への掲載営業で、とある喫茶店に出入りしてたんだけど、ある日そこでKさんサンドイッチを食べているのを見た。その時は、作業服じゃなくてスーツだった。後日聞いたところだと、会社からの出向で政令指定都市に赴任しているとのこと。

お久しぶりです。元気でした?」と声をかけてみたけど、Kさんちょっと悩んだ様子だった。かくいう私もメイクが濃すぎたし、髪も長くなっていたから、気づくのに時間がかかったみたいだ。向こうも驚いてたっけ。やっぱり優しそうな雰囲気で、笑顔がまぶしかった。あの日約束どおり、後日ご飯をおごってもらった。

この日記を書こうと思ったきっかけは、早朝に旦那を送り出した後で、昔の自分を思い出したからだ。玄関で、旦那カバンに付いているぬいぐるみストラップを眺めていて、思うところがあった。

とりとめのない内容だったけど、以上になる。最後まで読んでくれた方がいたらうれしいな。

2023-06-01

anond:20230601233103

anond:20230601220404

いやほぼすべてレイープの内容やんこのひとのマンガ

anond:20230601232517

そのあたりはクジラックス先生と一緒だよね 年齢だけ重ねたモノの精神的に未熟で大人の女性に直面できない男が、少女に魅力を感じているが決して報われず、 でも社会的に報われない...

anond:20230601233103

そりゃどんなモノからでも哲学を汲み取ることはできるが、それはそれとして非道なエロとレイープのマンガであることからはにゅう工房クジラックスも逃げられん、ていうかそー...

















そりゃどんなモノからでも哲学を汲み取ることはできるが、それはそれとして非道なエロとレイープのマンガであることからはにゅう工房クジラックスも逃げられん、ていうかそーゆー目的用やんアレって(苦笑)

2023-05-28

今のコスメがすごくてちょっと心配になるレベル

女性賃金が足りないというのはずっと言われ続けているが

ずっと横ばいの男性に比べて女性賃金はずっと微増してきた

30年前は女性賃金男性賃金が60%くらいだったが、最近は75%程度らしい

https://www.mhlw.go.jp/toukei/itiran/roudou/chingin/kouzou/z2021/dl/13.pdf

18,19ページ

 

そうなると企業女性向け商品を増やしていくわけだけど

そのなかでコスメは割とエグい進化を遂げている

 

コスメというのは商品の中でも「買って使ってみないと分からない系」である

健康食品のように「使ってもわからない系」よりはマシであるが、こういうのはどちみち「いかにガワをよく見せるか」「どうPRしていくか」の勝負になってくる

中身の本質的価値もそうだけど、ブランディングがメインになってくるわけだ

美に対する正当な評価というのは難しいし主観が入るので、とにかく物欲に訴える仕掛けが満載である

 

最近コスメコーナーへ行くとすごい

・人気アイドル、人気モデルとのコラボの嵐

・特典がめっちゃ多い

キラキラした物欲をそそる入れ物

@cosme◯◯年◯◯部門1位!の文字ほとんど全部1位)

そしてSNSを見ればインフルエンサーコスメPR

友達の盛れた報告

 

男の私が見ても「ああこれは物欲を止められない」とわかる

10女性にはプチプラキラキラしたコスメ提供

大人の女性にはハイブランドコスメ商品が購買欲を刺激してくる

 

これは容姿に興味があるならハマらないほうが無理だと思うんだが

話を聞くと「ほとんど使い切らずに次を買う」らしい

まりこれはコレクションアイテムなんだ、使うものであるはずなのに、購入・手に入れることこそ目的になっている

ジャケ買いパケ買いもよくある

特に若ければ若いほどそれが顕著だ

年をとると「そういうのは持ち帰ってから使わないしお金無駄」と気づくんだが、若い人はそれに気づけない

企業戦略も、そう言う人達を狙っているとしか思えない

リピートさせるよりも、物欲必要以上に買わせるのが正解になりつつある

 

そういうやり方をしてるビジネスの行き着く先は大体決まっている

正直少し心配している

 

参考

https://togetter.com/li/2155387 

コスメ市場規模の推移

https://gyokai-search.com/3-kesyo.htm

2018年時点の若者の化粧行動

https://www.cosmetic-culture.po-holdings.co.jp/report/pdf/181214henka.pdf

2000年移行の二人以上の世帯における年間化粧品支出東京、全国)

https://www.jcia.org/user/statistics/consumption

 

色んな統計を見ると、2019年までコスメ市場は急拡大して、コロナで一旦落ち着いた状態と思われる

コロナ明けでどうなるか

 

_____

 

うーん、あまりピンとこなかった?

事実として「1人あたりのコスメ代が増えている(特に都市部コロナ禍除く)」ってのはあるよね?

体感として「射幸心が昔より上がっている」ってのがある

そして自分の周りの女子学生の行動で「これ可愛いから買う」という中身や在庫無視の消費行動が見られた(N=10くらい)

データはないが「インフルエンサーマーケティングで若者に訴求しやすい状況がある」というのもあり

結果心配ってのは間違ってないと思うんだけどな

アットコスメ原宿店ができたのとか象徴的に思える

あとサンプルはいつ見ても使い切られてるし、サンプル使わずパケ買いする人結構いるかやばい

 

昔も似た状況はあったんだろうけど

昔より射幸心上がってないか?と言う懸念

カテゴリとしてはコンプガチャあたりに似てる懸念

2023-05-27

anond:20230527171817

落ち着いた大人の女性性的アピールもしてないキャラを敢えて選んでる辺り、女性に嫌われない所を抑えてる感

実在女性ではない辺りも配慮っぽい

2023-05-04

カワイイ=シコれる」の呪いを解きたい

二次性徴が始まった直後から今日までのオカズのほぼ全てがカワイイ絵だった。

学校の授業で出てきたマスターベイションという言葉が分から父親パソコン検索した。

早速試しみようと思ったが、エロ動画を軽い気持ち検索するとウィルス感染したダイヤルQ2接続されて後日高額の請求が来ると言う話を思い出して一度は諦めた。

次の日丸一日考えて、素人趣味でやっているお絵かきサイトエロイラストだったら流石にウィルスは仕込まれていないだろうと考えた。

試しに検索すると簡単にそういうサイトは見つかったが、18歳未満が入っちゃ駄目だとどこも書かれている。

こんなものに何の意味もないということを知らなかった当時の自分は、未成年がここで身分を偽るとあとで捕まると思っていた。

からサイト名のURL検索をかけ、直接エロ画像が貼ってあるページに飛び、そこでページ内の「トップに戻る」を押して18禁イラストが貼ってあるページのトップへとアクセスしていたものだ。

そうやって表の「18歳以上」のボタンを押さないことに何の意味があったのかを聞かれても当時はまだ小学生だったから世の中のシステムってのを色々誤解してたんだとしか言えねえ。

そうして俺は小学生ながらにしてイラストでシコる人生を歩み始めた。

同級生がどうやってシコっていたのかは知らないが、中学の頃に友人が「モザ消し装置を使ったビデオが手に入ったか無修正エロ動画が見れるぞ」と誘ってきた事を考えるに、きっと皆は生身の人間エロビデオでシコっていたんだと思う。

ネットイラストでシコると言っても劇画風のケバイ絵柄は小学生オナニーするオカズにするのは無理があった。

自然自分と同い年ぐらいのキャラクターでシコろうとし、それらはアニメ塗りだったり内山亜紀風の絵だったりした。

単に同級生でシコろうとしていただけだったのに、自分ロリコンアートでシコる人間として教育されていったわけだ。

中学高校に上がってからもその傾向は変わらず、18歳未満のキャラクターエッチイラストでシコっていた。

18歳未満のリアルエロ画像児童ポルノ的にアウトだという知識ネット経由で少しずつ見に付けていった影響もある。

今でこそTiktok配信サイトを探せばいくらでも子供ポルノは見つかるらしいが、自分時代もっと危険アングラサイトに潜らなければならず、それこそ本当にウィルスや法外な請求リスクと引き換えにする必要があったと聞く。

まあ全部風の噂でしか知らないのだが、だってイラストオナニーする分には児童ポルノなんて関係ないんだもの

自分の年齢が二十歳を超えてからようやく違和感に気づく。

大人の女性オナニーする気にならないのだ。

10年かけて脳のロリコン化が完了していたのだ。

それもイラスト専門のロリコンだ。

生身の女性の体を見ても興奮をしないし、その生々しさに気持ち悪さしか感じられない。

代わりにカワイイらしいキャラクターの絵に何でもかんでも興奮するようになっていた。

無数のロリコンアートを見てきて、その過程で3等身でも抜けるようになったし多少のショタならセーフだしケモでも抜けるようになったりとカワイイ絵なら何でもありになった。

たとえば出張旅行地方に行くと今はどこにでもゆるキャラがいるだろ?

アレを見ると「なるほどこの街にはこれをオカズにしているロリコンケモナーがいるのだろうな」とまず最初に感じるのだ。

インターネットにはルール34というミームがある。

正確には「Rule #34 There is porn of it. No exceptions.」、直訳すると「ポルノ存在する。何者にも例外なく」ということになる。

実際、あらゆるものに人は性的興奮を覚えるわけだが、少なくとも可愛らしいアニメ風のキャラクターであれば実際にその例外は限りなく0であると言っていい。

かに実際には知名度が低いキャラクターポルノ画像存在しないことはある。

だがそれは他のキャラクターポルノ画像を作ることが優先されてしま無限の順番待ちをしているだけであって、それのポルノが生まれうるポテンシャルが0であったことは意味されていない。

まり、俺の中には「ルール34'カワイイものは誰かがオカズにしている。例外はない」という強烈な認識存在するのだ。

カワイイということは、オカズにできるということと同義なのだ

はいい加減この感覚から解き放たれたい。

町中やインターネットノ中で設定年齢0~20歳程度のイメージキャラクターを見かける度に「これはオカズに使えるポテンシャルがある」といちいち感じてしまうのは本当にどうかと思う。

もちろん公式の絵柄がそういう方向に寄せられまくっているものは仕方がない。

COOL CHOICEの君野イマ 君野ミライなんかは、露骨に男に媚びようという意志があるからあれでオナニーされてしまうのはもう仕方がない事なんだと割り切れる(せっかくだからこの場を借りて言っておきたいんだが、君野ミライよりも君野イマの方がターゲットであるオタクに受けそうなのはコンセプトが崩壊している気がするんだよな。ソックス・制服カチューシャより、方っぽ靴下生足+萌え袖+ボサボサ髪の方がオタクの受けはいいだろ。これではCOOL CHOICEをすることでより良いミライへというメッセージちゃんと伝わらないんじゃないのか。それともクールミライというのは、そういった女性のだらしなさや幼さに対して興奮するような気持ちの悪い性癖の連中が全員死滅した先の世界にこそあるのだという裏のメッセージが込められているのだろうか。ミライの眼がちょっとレイプ目っぽくて洗脳されている感じがあるのはちょっと興奮するけど総合的にはイマの圧勝だと俺は思う)。

でも子供向けに作られたようなキャラクター、たとえばサンリオキキララで「この兄妹もエッチ関係だったりするのかな」っていちいち考えてチンコちょっと固くなったりすることがあるのは人間として何かが終わっていると思うんだよ。

ロリコン漫画権威である吾妻ひでお著作の中で「ぬか漬けのきゅうりが元のきゅうりには戻れないように、アル中は元の脳には戻れない」と語っていたが、同じように一度学習された性癖を脳から取り除くことは難しいのだろうか。

でも俺はこんな自分に嫌気が指してきた。

幸い生身の児童に興奮してしまうことはないが、児童イメージしたイラストとなるとそこにはエロ文脈を何の脈絡さえ無く読み取ろうとする自分がいる。

下手にイラストという縛りを取り除けば、生身の女児に興奮する危険な生き物になりかねないのだろうか。

生き方を間違えた。

小学生の時、無理にでも自分の倍以上の年齢の大人の生身の人間オナニーをするべきだったんだ。

ダイヤルQ2請求を恐れず、海外エロサイトアクセスして金髪のケバイ売女達の身体こそが性欲を向かわせるべき正しい方向だと自分の脳や海綿体に覚えさせなければいけなかったのだ。

たらればに意味はない。

これからどうすればいいのか。

はてなには日本中の最低野郎ボトムズ)が集まっていると聞いた。

お前らならなにか知っているんじゃないのか?

ココが駄目なら次はなんJぐらいしか思いつかないが、アソコでこんな話をしたらIPを抜かれるだろうからもうココしかない。

2023-05-03

[]5月2日

ご飯

朝:コーンスープチーズクラッカー。昼:カロリーメイト玄米ブラン。夜:ヨーグルト冷奴キャベツ人参エノキスープ

調子

むきゅーはややー。お仕事は、おやすみ

カガミハラジャスティス

・はじめに

あらすじとかジャンル説明がめちゃくちゃ難しい、一本道のノベルゲーム

原作同人ゲームは分割で幾つも販売されており、Switch版では全部まとめて移植されている。

まず、あらすじは引きこもりだった主人公村上太陽が心機一転鏡原高校へ転校し通うことになり、そこは生徒を管理する生徒会自由を求めるデモ隊とが衝突しており、太陽メーンヒロイン八月一日宮遥の所属する報道部に入りその二組の対立調査していく。

ジャンルとしては学園を舞台にしたボーイミーツガール青春もので、過去に起きた事件と今起こっている対立を探っていくサスペンスなノリもある。

というのが、あらすじとジャンル説明になるっちゃなるんだけど、全くこういうお話ではない。

まりにも隠されていた設定や予想できない展開が多いので、(普段からだけど)今回はかなりネタを割る感想になります

ネタバレなしの推薦文

一応この感想自分のものではあるものの、ADVというジャンルを楽しむ人が増えて欲しい気持ちはあるにはあるので、ネタバレなしの140字で魅力を伝えておきたい。

カガミハラジャスティスは、正義と悪の定義を問う社会派物語が魅力的なゲームでした。正義を行い続けるための具体的な方法論が提示されていて、普遍的ないつの世でも通じる良い価値観だった。自分自身がこういう娯楽を安寧に楽しめる立場にあるというメタ視点込みで、考えさせられた。カズト好き。」

とはいえ、直接的にトリックのようなものを書く気はないんで、ネタバレの範囲問題は難しいね

・話の広がりがすごい

話がドンドン大きくなっていき、学生運動から左翼団体移民問題テロリズム陰謀論インターネットで増幅する悪意、平和定義、異なる宗教との付き合い方、ゲリラ貧富の差資本主義限界民主的政治目標核兵器戦争などなど現代社会における数多ある課題テーマにしたエピソードが次から次へと展開していく。

視点人物も沢山おり、最初のうちは高校舞台なので生徒と先生ぐらいだったのが、主人公ほとんど絡みが無い日本の政治的な地位が高い人や、米国軍人や、中東取材する記者など、その問題を描くに相応しいキャラドンドン出てくる。

・始まりに終わりがあった

最初のうちは男女のドギマギするラブコメや、恐ろしいホラー、痛快なアクションなどわかりやすい娯楽作品の味がするのだけれど、

中盤以降は上記した現代社会における様々な課題について問題提起していく展開が続く。

もちろんあくま美少女キャラが登場するアドベンチャーゲームという媒体の中で出来る範囲ではあるのだけれど、全体的に通してみると真面目な展開が続く。

後半丸ごと使って描かれる戦争を止める方法、というあまりにも壮大な目標は、尺の都合もあるのかサクサク進むものの、現実的な面もあり見応えがあった。

話がドンドン広がっていっても、最初提示された生徒会VSデモ隊対立関係を解きほぐした時と同じ手法解決していくのは、エンタメ作品らしい痛快で爽快な気分になる展開で、その道中で示されてきたキャラクタの魅力を信じたくなる気持ちがあればこそな面白さだった。

説教臭い一言で評してしまうのは勿体無い、普遍的でいつの世にも通じる「良い(とされる)価値観」が嫌味なく描かれていた。

対話

この作品を要約してまうと「対話」の二文字で終わってしまうかもしれない。

要してしまうと、武力よりも対話を大切にしようねということなんだけど、

こうやって文章にしてしまうと陳腐だけれど、作中ではその難しさ込みで何度も何度も対話の大切さがとかれる。

綺麗事と言ってしまえばそうなのだろうし、作中にはたまたま利己的な自分利益しか考えないキャラが少数派だから成り立ったとみるのも容易かもしれない。

けれど、そうやって他人立場を決めつけて本音を聞こうとしないこと込みで、対話の大切さが幾度も幾度も描かれる。

具体的な対話の内容についてはボカされてしまうのが勿体無いものの、

ミステリ議論である」のモットーを掲げて数多のフィクションを楽しむ僕としては、議論ベース対話である以上、非常に納得感があったし、娯楽作品としてもこの作品を楽しめた。

(この作品本格ミステリではないけどね)

ただ、このあえてこの作品が触れなかった、対話をしてなお、武力解決を求めてしまう人が多数派世界も、現実的には存在すると思うと、このような多様な価値観を描いた物語を購入して遊ぶことができるというだけである種恵まれており、自分も何かしないといけない気になった。

テーマ的な部分の感想はここまでにして、以下は気に入ったキャラクタに焦点を当てて感想を書きたい。

・秋沢カズト君が有能すぎる

15歳にして天才的なソフトウェアエンジニアツンデレ男の子

僕も業務システムを作る仕事をしているので、彼が振られる無茶振り理解でき、尊敬できた。

いわゆるフルスタックエンジニアってやつ、憧れるなあ……

っていう読者の職業ゆえにプロ仕事がわかる話を差し引いても超優秀。

機転が効き、最終盤面では彼の察しの良さで逆転するためMVPは彼なんじゃないかな。

後半になればなるほどインターネットの力を多様するため彼も大活躍するんだけど、技術者なのでサーバールームで一人で仕事してることが示唆されるだけで出番自体ドンドンなくなっていくのは寂しい。

そんな実務的な部分の有能さに加えて、性格的な部分の愛らしい様も見所。

普段はツンケンした態度を取るんだけど、少ししてから反省してデレデレしたメール謝罪するという、露骨に狙ったツンデレキャラ

あざとすぎる上に実は好きな女の子がいて彼女にはより一層ツンデレちゃうのも愛おしい。

一世一代告白シーンなんかもあり、彼が主人公の方が収まりが良かったのかも感は少しある。

・伊里栖は大人なのに子供なのが可愛い

キャラ

序盤は電話口だけの出番が続づき、会話でアドバイス調査してくれるもだけど、途中からちゃんと登場してくれる。

キャラなので年上の大人の女性なのだけど、作中のどのキャラよりも子供っぽい。

見た目もそうだし、恋愛が奥手すぎる。

ノンアルコールビールで酔ったフリをして誘う(誘えていない)などの搦め手が滑ってることも、半端にお酒の力を借りてる辺りが子供っぽい。

最後最後時間が飛ぶのだけれど、そうしてもなお一点も進展が見られないのは、大人なら自分責任だろう。

好きなのに好きといえず遠回しな表現しかしない臆病さが可愛いキャラだった。

・周大翔が格好いい

学生運動リーダー

彼の死から物語が始まるため、出番は少な目。

なんだけど、まあ格好いい。

自分の命を天秤に乗せられるタイプの格好よさで、だからこそこのカガミハラジャスティスが始まっているという尊さがある。

自己犠牲否定する展開が多いんだけど、彼だけはかなり特別立ち位置なので色々と特殊な展開がある。

優秀なシーンも多いが、リーダーとして腹を括る格好いいシーンも多い。

それがリーダー資格みたいなことなのかな、好き。

八月一日宮遥の物語だった

メーンヒロイン

ハルヒ系と言ってしまえばテンプレなのかもだけど、目的のためなら手段を一切選ばない強引で傲慢なのに人情しか動かないキャラ

彼女が主役で彼女のためのストーリーだっただけに、中盤彼女物語が退場していた時期は読み進める手が止まることも多かった。

もちろんこの退場にも意味がある展開なのはわかっていたのだけれど、この辺は魅力的がすぎた。

暴力よりも対話を重視する作品の基本構造だけに口が達者なので、彼女が出てきてドンドン話が前に進むのが面白い。

最大の見どころは何と言っても、最終目標である戦争を止める」への解決策を導き出すところ。

そこまでの苦難込みで屈指の名シーンだった。

・さいごに

面白かった。

公称ジャンルサスペンスアクション学園ラブコメミリタリーミステリー」に恥じない超てんこ盛りの大ボリューム作品だった。

そんな様々で多種多様な展開を「対話」というアプローチでまとめ上げているのが素晴らしい。

それだけに、作中でも言及されている言語の壁については苦しい展開が多くあり、バベルの塔破壊した神様許せねえってなるね。

ボリュームではあったが、正直まだまだあの世界の物語を遊びたい気持ちが残っている。

繋がりは無いものの、まずは同じクリエイターが作っているイハナシの魔女を遊ぼうと思う。

面白かった。

(ただ公称ジャンルに入ってるミステリーはサスペンスの部分で内包し切っている部分しかいかな、とは思った)

2023-05-01

anond:20230501072314

1作目は幼児で2作目はナマケモノに見える女、という辺り

ケア要員を「普通大人の女性」にはしないというひねりが見える

ジャンプラの膨大な読切の中には男が男をケアする話も普通にありそうだけど膨大過ぎて探せない

2023-04-26

ロリコン大人の女性コミュニケーション取れない

みたいな言説

大量に反例があるのにまだ言ってる奴なんなんだろう

 

そういう、謎のステレオタイプをずっと続ける人いるよね

2023-04-22

anond:20230421091452

このような話題になると、リベラリストの中でも綺麗に割れる印象。

弱者至上主義リベラリストは、女性よりも弱い者がいればそちらを全力で擁護する。

大人の女性よりも児童トランスの方が弱いので、両者が揉めていれば児童トランス利益と主張を最優先で守る。

一方、女性至上主義リベラリストフェミニスト)は、常に女性利益と主張を最優先で守る。

2023-04-21

最近女性達は狂っている

スープストック子ども虐待して○害した母親の話、男児を殴り飛ばした自慢をSNSでして

それに称賛する連中や「私もやってやります!」なんてイキってる大勢女性達なんかを見ていると

もはや男女平等なんて視野になくて、次のフェーズ女子供平等なのかもと思わされる


弱者マウントして社会的配慮を奪い合う対象子供赤ちゃんになっている

良い歳こいた大人の女性達が自立心の欠片も無く

社会パパに甘えたままの弱者様、アダルトチルドレンになりたがり、それを「女性があるべき姿!」とモデルとするフェミニスト達……


そんな女達を、女達の後始末をしながら汚れた手と体で絶望的に見つめている男達


子供赤ちゃんと同等かそれ以上に「弱者」として保護されて優先されたがるなんて、本当に狂ってるよ

2023-04-19

anond:20181027161832

こういうのを差別という。

行為したいと思ってる未成年想像以上に大勢いる。

俺は3歳の頃から女の裸を見たい/触りたいと思ってたし10歳の頃には大人の女性と性行為したいと思ってた。

2023-04-17

恋愛に全く興味ないんだけど、単に倫理観があるロリコンってだけな気がしてきた

ロリコンなんすよ。

でもリアル人間じゃ絶対に抜かないようにしてる。

まあ街で外人の子供にすれ違うと「あっ……本能めっちゃダイレクトに何かが来る」って感覚と共にズボンに引っかかったアレが元気すぎて前かがみになったりするけど。

それでもパンチラ動画とかも見ないようにしてるんすよそういうのにアクセス数稼がせちゃ駄目だから

でも二次元じゃめっちゃ抜いてる。

最近は来るところまできて幼稚園児設定のエロ漫画も読むようになった。

でもどこかで「いくら漫画でも性についての知識がない子供相手というのは気がひけるところはあるよね」とは感じる。

まあ時折そういった抑制が外れて「たまには無知シチュもいいよね(^)」と読み漁ってしまうこともあるが。

基本的には大人の女性でかつ身体子供っていうのが一番刺さる。

ブルアカのハーヴィンとかFFララフェルとか、あとは単にロリババァって呼ばれるようなジャンルとか。

これは同好の士向けの豆知識だが、海外サイトLoLヨードルみたいのを探したい時はmidget(小人)で検索すると日本知名度が低い小人キャラエロが次々見つかって世界が広がるぜ。

まあ単に子供キャラデザに設定上だけ年齢を増したとある魔術の禁書目録の小萌先生(まあもう俺のほうが年上だが)みたいな合法ロリいいね

セックスというものがどういうものか知らない子供相手に「初潮前 今なら中に 出し放題」ってするのは正直どうかなと思うわけだよ。

しろ初潮が来てない方がいつ突然危険日が来るかわからない危険性があるし、セックスによってホルモンが崩れれば二次性徴が予想より早まる可能性はあるわけで。

実際にギネス記録だと4歳で妊娠して5歳で出産した子もいるっていうしさ。

そういうわけで合法ロリを求めてしまうわけなんだが、現実にいる本当にただ身長が小さいだけの大人女には全く興味がわかないんだよ。

中学生ババァ」みたいな歪んだ価値観を持ってるわけじゃないが、チンコは反応しないんだよな。

本来意味でのロリコンラインとされるニンフェットの年齢さえも、俺にとってはもうストライクゾーンの上にある気がする。

じゃあ自分の性欲を満たすために売春してる小学生を探すとか、近所の小学生と上手い具合に仲良くなってやっちまうかとかは考えない。

犯罪行為がバレることに怯えながらセックスするぐらいなら、のんびりと二次元合法オナニーをしていたほうが幸福度が高いし、単純に他人を傷つけてまで満たすほどの価値を性欲に感じないんだよな。

俺は正直性欲が弱くてさ、オナニーも1度に1回、週に2回で十分すぎるんだよ。

中学高校の全盛期でも半日インターバルを開けて2回目の射精をした日はなんか頭痛がしたし、一週間の射精回数の最高値も4回か5回ぐらいで、毎日2回オナニーしてたみたいな人がいるのが信じられねえんだ。

大して強くもない性欲で、しか性癖ロリコンで、んでまあセックス妊娠に対しての理解が浅い人間相手セックスは好まないと来ると、もう三次元相手にする気はなくなるわけだよ。

まあ実際俺はモテたことが全くないし、相手小学生だろうとモテるために必要努力はかなりのものだろうなとは感じるから、それが小学生恋人にしないための足かせとして機能している節はあると思う。

ただこの話で言いたいのは、それで妥協して性欲が燃え上がらないような相手とそれでもいいか恋愛したり結婚したいって気持ちが湧いてこないことだ。

とにかく誰でもいいか結婚したいとかにはならないんだな人間って。

本能的に妊娠させたくなるような相手とじゃないと、どう義務的に取り繕っても結婚なんてしようって気にはなかなかならんらしい。

もしも俺の性癖熟女マニアだったら、多分相手ブサイクでもとにかく穴があるなら入れられるしいいだろうって割り切れたんじゃないかってことだ。

でも俺は熟女の穴に入れる気はないし、それこそAV女優の中で最若手の人間であっても「肌きたねえな……」って感じて萎えしまうんだよ。

性欲が求める若さレベルが異常なんだよ。

若ければ若いほどエロイみたいな歪んだ価値観ってわけじゃないが、若くなさに大して異常に萎えしまうことによって結果的にそれが幼稚園児モノのエロ漫画で抜くような現状を生んでいるとは思う。

つうか俺が一番恐れているのは、万一結婚して子供を産んでしまって、それが親に似ないで可愛かった時、手を出さない自信がないことなんじゃねえかな。

手を出さないにしてもエロい目で見ない自信がないんだよ。

二次元ポルノとはいえ、毛が一切生えてないスジマンの光を吸い込み真っ黒く閉じたクレバスを見ると、ブラックホールのような引力を感じて吸い込まれるような感覚があって、その吸い上げる力がチンコにも作用してチンコが持ち上がってくるフィールを得てしまうんだ。

まれたばかりの娘のおむつ替えをしてる時に、それがビビってやってきたら人間として自分をすごく嫌いになりそうなんだよな。

そういう設定のエロ漫画じゃ散々オナニーしてるくせに。

んでまあもうちょい大きくなって一緒に風呂とか入ったときに、人生で後何回見れるかわからない娘のスジマン必死に目に焼き付けようとしてしまったのを、娘が気づいてしまったら、それは相手精神に深い傷を残すんじゃないかって不安なんだ。

俺が最も恐れているのはそこなのかもな。

とにかく、性欲なんかのために人を傷つけたくないんだよ。

そう思うのは、俺が性欲由来のルッキズムの負の側面によってさんざん傷つけられて生きてきた過去があるからなのかも知れない。

性欲由来の何かを持って人を傷つけるやつに強い憎しみを抱くんだ。

そして、自分がそれにならない人生を送っていることに、密かなホコリを感じるんだな。

こういう話を実際にしたら、「風俗に来ておいて会話だけをして帰る自分を優しいと感じているヤバイ人」とかと同じカテゴリに入れられそうだから人に話したことはない。

ましてロリコンすぎて娘がもし出来たら手を出しかねないし、少なくともスジマンは目に焼き付けるだろうなんて口にしたことは一度もない。

こんな俺でもいつかの拍子に「突然誰でもいいか恋愛したくなった」「突然子供が欲しくなった」「子供が出来たら性欲とか別に掻き立てられなかった」で普通に子育てしたりする未来があるのかね。

ロリコンの話も性欲への嫌悪も周りに話してないからなんだろうけど、周囲は時折俺にそういうことを求めているというか、そういう未来が待っていると自信ありげに予言してくるんだよな。

実際どうなんだ?

俺にはこういうのよくわからんのだが、詳しいやつはおらんか?

2023-04-13

anond:20230413095025

AV大人の女性が出演するという事は少なくともルールになってるけど(違反してるのはもちろんあるが)

ジャニーズ子供のころから母親や姉が強制して子供男の子事務所に入れてるからね。

事務所入ったら確実にジャニー性犯罪されるのわかりきってるわけで、言い訳できないよね。

他の事務所なら、そんなことは知らなかったですまされるけど。

グルーミングという言葉のもたらす意味

anond:20230413000017

この増田の言っていることはすごくわかるんだけど、

色んな人の話を聞いて、性虐待以外は優しいという親がまあまあいることを知った

父や兄弟と本気で愛し合っていると思っていた(思わされていた)人もいた

この部分一つとってもすごく難しいなぁと思った。

父親と娘とか、兄と妹で肉体関係ってなると実際性虐待って扱いになるのが99%だとは思うんだけども

「父や兄弟と本気で愛し合っていると思って」いる相手に、「それはグルーミングだよ」と言うのが本当に正しいのかってのはマジでわからんし。

父娘はともかく、兄妹での恋愛関係なんてフィクションでも「許されざる恋」的なジャンル鉄板と言っていいほどあるわけじゃん。

(連れ子同士とか義理関係であることがほとんどだけど、ガチ血縁もなくはない)

もっと広げると、教師と教え子とかも鉄板だけど、それも権力勾配的に言えば「グルーミング」と言っちゃえばそれまでなんだよね。

もちろん、単純にマッチングアプリかなんかで出会った少女大人とかでも同じなんだけど。

 

結局、「大人子供未成年)と恋愛特に性的関係)してはいけない」という社会正義がまず大上段にあって、

さらに別軸で「子供自由意志」みたいなもの尊重すべきものとしてあって、

両者が矛盾関係に陥った時に前者を優先させるための理屈として出てきたものが「グルーミング」なんだろうな。

この言葉が出てくる前はどこかで、本人同士が愛し合っていれば無罪親告罪)的な幻想があったんだけど、

グルーミング」という言葉の出現によってその幻想は完全に打ち砕かれた。

 

というわけで、『娘の友達』『恋は雨上がりのように』みたいなオッサン×少女ものはもちろん、

中学聖日記』『初めて恋をした日に読む話』みたいな大人の女性×少年みたいな話も、

今後はガチでアウトの扱いになっていくんじゃないかなぁ。

2023-04-05

15年間好きだったグループファンクラブを辞めることにした

好きになったのがちょうど彼女達が売れ始めた時期なのもあって、同年代女の子が夢を掴んで成功していく姿を追いかけることが出来て楽しかった。

キラキラ舞台で、可愛い衣装で、バキバキ音楽でかっこよく踊る彼女達が大好きだった。

最近はすっかり綺麗な大人の女性になって、日々の生活に追われる自分の憧れだった。

CDは勿論、雑誌も買ったしラジオも録音して聴いた。

バイト代を貯めてファンクラブに入った。

ツアーがあれば地元地方関係なく行ける公演は複数申し込んだ。

ファンクラブイベントにもフェスにも行った。

グッズも毎年たくさん買った。



かに数年前からあれ?と思うことはあった。

でも、去年参加したツアーきっかけにすっかり冷めてしまった。



地方の会場が埋まらなくてちょっとした話題になってたけど、私が参加したのはその次の公演。

コロナもあり、自分環境が変わってなかなか行けなかったライブ

また3人に会える! 楽しみで楽しみで前の日の夜は眠れなかった。

期待を胸に始まったライブ

長いMCもいつものこと、それも楽しみなはずだった。



そうなんだけど、MCの半分が埋まらなかった公演の反省会じみた話題

そうだよね、確かにすごくショックだったよね。

でも、今日ここにいる観客のことは放ったらかしなのかな。

そんな気持ちになってしまった。

ライブはいつも通りかっこよくて可愛くて、踊る彼女達はキラキラ輝いていた。

でもモヤモヤが残って心の底から楽しめなかった。



帰り道で思い出したのは、MC定番文句「見捨てんとってね」。

私が初めてライブに行った10年以上前から変わらない。

集客が減ったとはいえ世間的には輝かしく成功したアーティスト

SNSに載せられるお洋服や持ち物も年々高価なものになっていく。

なのにいつまで、地方から出てきた売れないアイドルとしてお涙頂戴を続けるつもりなんだろう。

「3人を応援しなきゃ!」と思い続けて15年。

何だかポッキリ折れてしまった。




自分気持ちを整理したくて書いた文章なので、気持ち悪くてすみません

知っている方はすぐにわかると思いますが、私が好きだったアーティストというのはPerfumeです。

今月半ばにファンクラブの期限が切れ、もう更新しないつもりでここに吐き出しました。

今は15年続いた熱が冷めてしまったけど、そのうちひょっこりファンクラブに入り直すかもしれない。

Perfumeのことはずっと好きだし、応援し続けると思う。

2023-03-25

どうして母親はいつも、赤ちゃん扱いされるのだろうか

妊娠したベトナム人技能実習生がわざと病院に行かずに邪魔子供死産し、何故か殺人ではなく死体遺棄罪に問われるも、最終的には無罪になってしまった事件

帰国強制されるのをおそれて誰にも相談できなかったとか言われているけれど

「できなかった」?できなかったって何だよ

「しなかった」の間違いでしょう

少なくともわざわざ遠い外国まで来て技能実習生が出来ている時点で知的能力問題ないどころかかなり高いと言えるだろうから知的障害者などでは有り得ない

それだけの高い知的能力を持ちながら、相談「できなかった」とは、女性能力を舐めてんのか?

ちゃん合理的計算高く判断して、きちんと病院に行って産むよりも、殺した方が得だと考えたから敢えて誰にも言わなかったんでしょ?

二十歳過ぎた大人の女性を、無知な赤子のように扱うのをやめなよ

こと、女性母親になった時っていつもこうだよね

単に子供妊娠したり産んだりしたというだけの成人女性なのに、何故か彼女自身も赤子のように扱われる

よくママニストの人達が、母親というだけで何も知らない無知世間知らずのように扱われると文句を言っているのを見るけれど

それならばまずこういう風潮に文句言いなよ…と思う

2023-02-23

母親が、小3男児女性器をみせるのは虐待なの?

小3男児が、女児を襲ってスカートめくって、パンツ脱がせて女性器を強引に見た方が正解なの?

はっきり言って、最初から大人の女性器のグロテスクな姿を目に焼き付けておけば、

ぜったいスカートめくりとかしたくなくなると思うんだけど。

男児を性から遠ざけることが、痴漢のぞきの性加害の原因になってると思うんだけど。

https://twitter.com/KoikeMegumi_may/status/1628343935390355457

2023-02-12

ディズニーリゾートって男にとってのコミックマーケットみたいなもん

先日初めてディズニーシー彼女と行った

正直ディズニー自体はそこそこ好きだ。彼女と一緒にディズニープラス映画をよく見ている

ただディズニーシー自体はもう行かなくていいかなと思った

はっきり言ってディズニーシー自体は、やたら人の多い割にちゃっちいな遊園地だとしか思えなかった

トイストーリーマニア田舎科学館にありそうなシューティングだし、期待していたソワリンちょっと浮くだけの4DX

これに三時間並ぶ価値絶対にない

そもそもアトラクション自体子供けが多く、その他も絶叫系くらいしか大人が楽しめるものがない

アトラクションくらいしか乗れなかったけど、もう一回リベンジしたいと思えるほどのアトラクションがない

ジャンボリミッキーのショーも見たけど、何が楽しいのかわからなかった

子供(はしゃぎたい大学生含む)にとって楽しいのはわかるけど、踊っている大人の女性も多い

粋ったオタクみたいに「あたしガチ勢から!」とか叫びながら踊っているのを見ると女も男も陰キャ感って変わらないんだなと感じる

彼女曰く、ディズニー雰囲気とかパレードとか、キャストを楽しむものだといっていた

街の景観は綺麗と言えば綺麗だけど、わざわざ8000円なり年間パスを払ってまで見たい景色かと言われると疑問。一時間もかからずに一周できてしまうし、そもそも予約をしないと気軽にレストランにすら入れもしない。アプリをやっているときによく見た写真元ネタっぽいカフェもたくさんあったけど、別に自由が丘とか青山にいけば撮れそうなものだなと思ってしまった。

苦労して並んだハンバーガーは包装が雑でソースが下に垂れている。値段もバーガーキングくらいだから文句はないけど、よく言われるディズニーキャストの心意気というものは感じられなかった。あれだけ人が多いと当たり前だなとは思うけど

しかに夜の景色ライトアップされて綺麗だけど、あたり一面に敷かれた場所取りのシートが景観を損なう

昼間にはそういう場所取りをしている人がいるから、どうも雑多な感じが拭えない

そんなもんだからミラコスタなんて言うほど泊まりいか?と思ってしまった

朝一で行くほど大したアトラクションもなければ、世界観とか景観も思ったより雑多

パリの高級ホテルくらいの感覚ミラコスタに憧れる人が多いからどんなものかと思っていたけど、はっきり言ってこんな高いだけのホテルの何がいいのかわからなかった。(泊まってはないので中のサービスとか装飾がいいのかもしれない)

結婚式なんて尚更よくわからない。そんなにミッキーに祝福されるのがいいんだろうか?ピューロランドキティちゃんと一緒にグリーティングするのと何が違うんだろう?

ディズニー作品にハマること自体はわかるだけに、残念な感想が拭えなかった

女の子プリンセスになっていいんだとか、意外とオラオラ系の多い王子や実は繊細なキャラの多いヴィランに惚れるとか、いいと思う

だけどこのディズニーリゾートにそんな世界観あるんだろうか?

コミックマーケットに参加した時も似たようなことを感じたなと思い出した

寒い中朝7時くらいに並んでみたものの、別にダッシュするほどの展示もコスプレもないし、目的がないと素人の書いた絵を眺めながらただひたすらでかい空間を歩き回るだけで終わって疲れるだけ。

一回行っただけでも、ただ本を買うだけならダミーサークルでも作ってしまえばいいのでは?と思ってしまうくらいには面白くなかった

楽しんでいるのは作り手というか、その空間の中に共同体を作っている人々のほうなんだろうなと思った

コミケというオタクだけの世界ディズニーという女の世界

そこで一緒に楽しんでいるんだ感とか、その中でポジションを取れている感を楽しんでいるんだろうなと思ってしまった。

からちょっと足を踏み入れた外野的には疎外感を持ってしま

2023-02-05

幼女ときアイカツを見たわけでもない奴らは、結局本物のアイカツを見れていないんだと思う

アイカツ劇場版の客層を見て、それは確信に変わった。

前々からどこかでアイカツおじさん(おばさん)なる人種は、本来の客層ではない者達なのではないだろかという疑問があった。

アイカツ物語とき子供向けにするには深すぎる内容も扱うので、決して幼女けがメインの客層ではない可能性もあると思いこんでいた。

だが、やはりアイカツの客層のメインは幼女であったのだろう。

平成ライダーが手広く大人の女性中二病を抱え始めた少年たちもターゲットとして取り込もうとしたのと違い、アイカツ最初から最後まで幼女だけを中心にして動いていたんだ。

なぜ、アイカツ劇場版では時間が止まっていたのか?

それは幼女達にとって、彼女たちがお姉さんのままであり続けるべきだったからだ。

エヴァンゲリオンが終わるまでの間に、当時の学生オタクミサトさんを追い越してしまったのと違うギミックが何故必要だったのか。

それはアイカツという物語幼女達の中で生き続けているべきだと判断されたからだ。

エヴァンゲリオンはあとからやってきても最後は昔からいた人間と同じような顔で終わりを見届けることも出来たが、アイカツはそうじゃない。

過去アイカツ過去の記録映像であり、それは進み続ける時間過去を切り取ったものしかない。

10年前のいちごちゃんは10年前のいちごちゃんであって、それを当時幼女だった娘達が見返したとしても、それは幼女だった頃の自分の思い出とつながっている物語なんだ。

あの頃は分からなかったことが今なら分かるのだとしても、それであの頃分からなかったという思い出が上書きされたりしないんだ。

年を食った状態アイカツを見始めたアイカツおじさん(おばさん)は、あの頃は分からなかったという気持ちを持つことが出来ない。

実際あの映画の中にあるまだ中学生高校生の子達にとっての今はまだ分からないものが全部分かってしまっている。

たとえばそれは、お酒を飲んだときにどんな感覚になるのかだ。

当時幼女だった世代はまだアルコールが解禁されていないから、あのときスクリーンの中のアイドルがどんな感覚だったのかを理解しきれないんだと思う。

もう少し大人になってから、見返して、そうしてやっと全てを分かるんだ。

もう分かってしまっている大人は、その体験ができないんだ。

止まることのない時計がそれを教えてくれた。

最初から自分たちは、アイカツを遠巻きに見ている部外者しかなかった。

インターネットで何年も我らこそはアイカツを知る者達なりって皆で浮かれている間にどこかで勘違いしていた。

幼女達ほどではないけど、アイカツと深くつながった客層のひとつなんだって

そんなことなかった。

最初から最後までずっとモグリの異常者たちだったんだ。

アイカツというサーバー違法手段接続していたクラッカー集団しか無かった。

やっと分かったよ。

引導を渡してくれてありがとう……。

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