はてなキーワード: 再犯とは
性犯罪者は再犯率が高いから!!が、賛成者の言い分なのはわかるけど、実際には性犯罪初犯者の5.1%のみが再度性犯罪をするのみで、70%は再犯しないそうだ
そして3度以上の性犯罪となると性犯罪者の0.015%だそうだ
性犯罪を3回以上繰り返している者は,107人(分析対象者71万2,898人のうち0.015%,1犯目が性犯罪であった者1万898人のうちでは0.98%)
2017 犯罪白書https://hakusyo1.moj.go.jp/jp/54/nfm/n_54_2_7_3_4_5.html#:~:text=別構成比-,1犯目が性犯罪であった者,あったことになる%E3%80%82
ここから何が言えるか?
なんだけどさ
70%の一度きりの人を犠牲にする代わりに5%しか減らないわけで
それでなんか大きな対策やった気になんてなるなよ!!!って思う
つまりさ、性犯罪者を教職に就けなくする改革って、要は別に子供たちを守りたい策じゃなくて、やった感を出すための目眩しでしかないってこと
構造的に性犯罪が起きないよう、教室にカメラつけたり、必ず教員は2人ペアでしか子供と関われなかったり、そんな対策の方が絶対大事
初犯を防げないと効果は薄い
やり直し!
こういうの。
まず性犯罪者の再犯率が著しく高いと聞いて想像するのは、同一人物が何度も性犯罪を犯す、また性犯罪を犯すのではないかという懸念ですよね?
それなら再犯率を参照するのは適切ではないのです。
再犯率では最初の引用のように、性犯罪で服役し出所した人が社会復帰できず困窮し窃盗で有罪になっても再犯としてカウントされてしまいます。
性犯罪→窃盗→窃盗→窃盗でも累犯性犯罪者とされてしまいますが、心配していたことと少し違いますよね?
なので見るべきは同種再犯率です。こちらは読んで字のごとく同じ犯罪、同じ種類の犯罪を繰り返す人の割合です。
http://www.jcps.or.jp/publication/1903.html
同種再犯に絞って,70万人初犯者・再犯者混合犯歴を分析した結果を述べる。1犯目の罪名を基準に,その後の再犯の有無及び罪名を見ると(図2),同種再犯率は,1犯目の罪名が覚せい剤取締法違反の者が29.1%と最も高く,窃盗の28.9%,傷害・暴行の21.1%が続いている。これに対し,重大犯罪に分類される強盗が1犯目の罪名である者(事後強盗,強盗致死傷及び強盗強姦・同致死を含まない。) 及び強姦の者の同種再犯率は,それぞれ2.0%,3.0%にとどまっている。後者について更に1犯目が性犯罪(強姦,強制わいせつ及び強盗強姦)であった者(1万898人)まで対象を拡大して同種再犯の状況を見ても,その比率は5.1%にとどまっており,他の犯罪に比べて相当低い。
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | |
再犯率 | 窃盗 | 覚せい剤取締法 | 傷害・暴行 | 強盗 | 強姦 |
同種再犯率 | 覚せい剤取締法 | 窃盗 | 傷害・暴行 | 風営法違反 | 詐欺 |
上の記事の再犯率と同種再犯率の高い順番に並べるとこうなります。
同種再犯率が一番高いのが覚せい剤関係なのは考えてみれば当たり前ですし、他も違和感ない並びかと思います。
1番目から3番目までは同じですが4番目と5番目は一致していませんね。
再犯率 | 同種再犯率 | |
強盗 | 32.2% | 2% |
強姦 | 32.0% | 3% |
詐欺 | 29.7% | 11.0% |
風営法違反 | 28.7% | 20.8% |
強制わいせつ | 24.3% | 6.5% |
それを抜き出して強制わいせつも加えたものです。再犯率と同種再犯率が種別によってここまで違うと想像したでしょうか?
https://www.moj.go.jp/hisho/saihanboushi4/r04/html/nt112000.html
性犯罪の2年以内再入率は2020年(令和2年)出所者で5.0%となっており、出所者全体(15.1%)と比べると低く、再犯率が高いとまでは言えない
再犯防止推進白書でも書かれているように、各種プログラムのおかげか昔より下がっていて著しく高いとはいえません。
出所者数 | 2年以内再入者数 | 再犯率 | 同種罪名者 | 同種再犯率 | |
性犯罪 | 536 | 27 | 5.0% | 8 | 1.5% |
覚せい剤取締法 | 5,008 | 776 | 15.5% | 654 | 13% |
比較の為に薬物事犯と並べ同種再犯率も出しましたが大きく違います。
ここまで書きましたが「日本版DBS」 に反対するつもりはないのです。どうせやるなら体罰防止の為に傷害罪も含めればいいのにと思っています。
差別なのは間違いなく不当寄りだけど子どもと密接に関わる職について欲しくない気持ち。
でも、明らかなデマを流して不安を煽るのは禁じ手です。止めましょう。
生物としての生理現象が由来で感情・人格がおかしくなってしまう点が共通している。
個人差が激しいのも同様。
生理中に感情が抑えきれずにDVや誹謗中傷(主にネット)に走ってしまうのが女である。
男の場合は性犯罪なので検挙されるが、女のDVや誹謗中傷は社会パパに甘やかされてなあなあにされるケースが大半だ。
この点は男女平等に反しているのでいずれ是正されるべきだろう。
「生理と一緒にするな!男の性犯罪はどうこう~」とブクマカみたいなファシストの差別主義者はキレ散らかす事が予想出来るが
犯罪を憎む心は万人に共通しているので、性犯罪という凶悪で卑劣な犯罪を憎むのと同時に
家庭内という密室空間で行われがちなDVや、ネットで見知らぬ誰かに暴言を吐き心身を傷つけ時には自殺に追い込む誹謗中傷もまた、凶悪な犯罪です。
生理で感情が乱れヒステリーになるから、犯罪をして良いという道理はありません。普通なら分かるけど、どうやら一部の女には理解出来ないのかな?
「男の性欲を抑える為に薬物治療をすべき」という意見が主に女からある。
https://twitter.com/May_Roma/status/1667158179417931776
そういった意見が多数見受けられる。
勿論、酷い性犯罪を犯した犯罪者、再犯を繰り返す凶悪な犯罪者に対し薬物治療を行う事は賛成だが
過去に精神の病を患い、副作用として性欲の減退がある薬物治療を受けた経験はあるが
あれは性欲だけでなく、それ以外のパッションも著しく減退させるものだった。
社会的能力を落とし社会的地位を崩壊させ、無敵の人(男)の量産に繋がるとしか思えない危険な要求だ。
勿論普通に考えたら「こんな事は冗談でも言ってはいけない」という事が分かるが、生理により感情がバグっている女は、ついやってしまうのかもしれない。
どうやら、生理により感情の乱れを抑えきれない一部の女にも、薬物治療が必要な様ですね。
増田叩いたり考えすぎだとか言ってる連中はさ、自分の子がもし性被害など取り返しのつかない傷を受けたらとか、その加害者がパートナーだったらとか考えないの?
あるいはコンクリ犯人級の悪人になったらとか考えないの?いっそこっちの方が恐ろしいかもな。
コンクリート事件の犯人は生まれてきてはいけない存在だったと思う
奴らが生まれてこなければ、何の罪もない被害者の壮絶な苦しみは、死は、存在しなかったんだ。
私は犯人の両親を恨む。どうしてこんな悪魔を産んだんだ。お前らは産んで幸せだったかもしれない。子供が歩いた時、笑った時、パパ、ママと呼んだ時、愛を伝えてくれた時、幸せだったかもしれない。その幸せのために被害者は長い壮絶な苦しみの末無残に殺されました。その幸せは全て間違いでした。責任持って息子を殺してください。悪魔を産んだバカ親ども。
性犯罪やめられぬ男の本音 女子中学生2人殺害、出所後も繰り返す過ち「やらない自信ない」 | 2019/12/6 - 47NEWS https://nordot.app/574184773366318177
この再犯繰り返す性犯罪者も、生まれてこなければよかったのだ。親はこいつを産むべきではなかったのだ。
親には、これ以上こいつが罪を犯す前に産んだ責任をとって殺してほしい。
我が子がそんな、産まれてきてはいけなかった存在になったら、どうする?
そんなことしないようにしっかり育てたら良い?
虐待などがある劣悪な環境でのみ犯罪者が育つのなら、どれほどよかったことか。
https://toyokeizai.net/articles/-/149140
同志社アメフト部のレイプ事件の犯人も、円満家庭で育ったという
親の育て方が人格形成に及ぼす影響は、我々が思うより少ないとも聞いた
つまり、どんな育て方をしようと、持って生まれた気質により性犯罪者になる可能性はある。
まさしく子ガチャだ。ただ、このガチャは他人の人生、命まで巻き込んでしまう。
そんな子供でも、犯罪者にしない正しい育て方はあるのかもしれない。だが、その正しい育て方は誰も教えてくれない。わかったところで、本当にそんな育て方ができる保証などないのだ。
性犯罪の被害者は妹(つまりもう一人の子供)かもしれない。娘(つまり孫)かもしれない。自分の大切な人が、大事な我が子に苦しめられるかもしれない。
性犯罪者になる可能性は激減するだろうが、旭川みたいな凄惨ないじめをするかもしれない。その子供(つまり孫)の人生を滅茶苦茶に破壊する毒親になるかもしれない。
全校生徒100人切るような小学校にいたんだけど、小4の頃の担任のおばちゃんが糞だった。
http://www.kitimama-matome.net/archives/58863962.html#comments
この教師は生まれてきてはいけない存在だったと強く強く思った。
この教師が生まれてこなければ、転校生は人生を、一生を壊されずに済んだのだ。
親が、この糞教師を産まなければ。
イジメっ子と噂される子にむかって、A子母「人を傷つけるのは悪いことだから、イジメるならせめてうちの娘にしなさい」→ その結果が・・・ http://www.matometemitatta.com/sacrifice-bullying
親がこの糞毒親を産んだから、孫のA子が人生を破壊されたのだ。
子供を産んだら、否応なしに他人を巻き込んでしまう。他人を、人生が破壊されるかもしれない危険に晒してしまうのだ。
だが、こういうのはトロッコ問題と同じだ。
線路を切り替えて一人の死が自分の責任になるよりは、線路を切り替えず五人が死ぬ方が自分は責任を負わないからマシだ。
産んだ子供が悪魔に育つ可能性を負うよりは、子供を産まずにその子供が産み出したかもしれない利益を逃す方がマシだ。
しかも、子供を産んでいた場合にその子供が産み出していた利益など、目には見えないのだ。
子供がもし悪魔に育たなくても、その子供が、孫が、子孫が、悪魔に育つかもしれない。
あるいは一生のトラウマを抱えた辛い人生を過ごすかもしれない。
これだけのリスクを背負っても、人は子供を産みたいのだろうか。
妻が逮捕勾留されてるのに、夫が子ども連れて自分の実家に帰るのを複数の弁護士が止めるってのは考えにくいな。
まず、妻がいないなら夫しか子の面倒見れる親権者はいないんだから、夫が子の居所を指定して良いはずだ。
また、執行猶予明け直後に再犯したのなら、証拠関係に問題なければ普通は起訴される。猶予明け直後の再犯なら起訴されれば普通は実刑だわな。
そうなれば寸借詐欺でも1年は出てこれまい。今から夫が妻がいない状態での育児に備えることを弁護士が止めるとは考えにくい。
複数の弁護士が止める場合があるとしたら、夫がヤバい奴で、夫に子の面倒を見させたら子がどうなるかワカランと懸念した場合くらいじゃないか?
当時18歳だった千葉県の高校生が事故を起こし特定少年という扱いになった、というのをTwitterで見た。増田も残念ながらゲスな人間であるため、実名探せば見つかるか、なんて思って調べてみたが、全く出てこず。
不思議に思って調べたところ、特定少年は事件当時18歳と19歳だった加害者に適応されるもの。
今回、地検は報道機関に実名を伝えるが、実名報道するかどうかは各メディアに判断を委ねている。
成人年齢を18歳に引き下げたのはまだ最近のことであるように感じる。
そのため18歳を大人とみなすか子どもとみなすか、人によって判断が分かれる。
増田自身は18歳当時、自分はすでに子どもではなく、大人と同じように責任を取らなければならないと思っていた。褒められたような善人ではないが無責任ではない。
しかし成人を18歳としたのはあくまでも国であり、当事者たちではない。「責任?知ったこっちゃねぇな」という人もいるだろう。
まぁ無責任さは20歳以上の人間にも言える話なので、1年も2年も変わらない、という意見はごもっともだ。
しかし彼らはあと1年もしくは2年、大人になるまでに猶予があったはずであることは確かだ。その期間を国の都合で取り上げた。だから国も特定少年という区分を設けたのではないだろうか。
今回実名報道がされていないのは、彼女が引き起こしたのは事故であり事件ではないからだろう。
特定少年でも実名報道されたケースはあるが、それは事件だからマスコミは踏み切れたのだと思う。
気が大きくなっていたのか楽観的だったのかは分からないが、友人を殺してやろうという意思はなかったのだろうし、実名報道されるほど凶悪な人物でもないと思ったために各メディアが名前を伏せたということではないか、と増田は推測する。
メディアはそれぞれ実名報道をするか判断しなければならない。実名報道したことに対してバッシングがくる可能性もある。判断を丸投げされてしまったらメディアもどう動けば良いのか分からなくなってしまうから、これは国がずるいなと思った。
特定少年について考える前に、実名報道をすることによって生じる(加害者側ではなく一般市民に対しての)不利益について、まずは考えるべきなのではないかと増田は思う。
成人という区分はあくまでも法律上のものであり、未成年でもしっかりした人もいれば残念なおじさんおばさんもいるわけだから、年齢で実名報道するか否かを決めるのはナンセンスなのではないか。
実名報道は「この人は社会にとって危険な人間ですよ」と知らせるための手段だ。
刑務所で服役しても更生の様子が見られない人のみを実名報道することができるのが良いのかもしれないが、それだと服役が無意味であると言っているようなものだ。(実際効果がない人もいる)
国としては「代わりに国が裁くし更生させるから私刑はしないでね」というルール(法治国家)を通したい。私刑を許すと物騒な社会になってしまうから。
しかし永遠に刑務所内に隔離させるほどの予算もないから、実名報道を通して自衛してもらうしかない。
実名報道をすると更生の余地がなくなり、社会から孤立する。そしてさらに凶悪な犯罪が生じる。
財政がどうにもならない以上、社会からの孤立による再犯は一般市民が被る最小限の被害だ。現状は受け入れざるを得ないのかもしれない。
以上を踏まえると、実名報道は基本的には年齢に関わらずされるべきだが、それは明らかに(精神鑑定等で判明する)更生の余地のない人間に限るというのが増田の意見だ。つまり現状が最善であるということだ。
でも出てきたらまた再犯するんだろう?おーん?
『知的障害ある女性が乳児を殺害 説明できない「供述弱者」をどう理解』
https://www.asahi.com/sp/articles/ASR473HCCR1ZUDCB02F.html
「主任弁護人は「鑑定医の証言で障害が理解されたことが大きかった」と振り返る。判決は、懲役3年保護観察付き執行猶予5年(求刑懲役5年)だった。」
こりゃおそらく再犯するだろうな
この記事が酷いのは、理不尽に産み出されて殺された子供の命を思いやらず、
「供述弱者」として認定した母親のみを一方的に弱者として扱って同情している事。
「女性は、知的障害のある男性と交際し、互いに性的知識に乏しいまま避妊せず性行為をしていた。女性は予期せぬ妊娠を誰にも打ち明けられず、周囲も気づけなかった。」
いや打ち明けろよ
自由意思で男と交際して中出しセックスする事は出来るのに、妊娠を打ち明ける事は出来ない?随分と都合の良い知的障害だな
不思議なのは、普段は子供の権利子供の権利とうるさい人達が、母親による子殺し事例になると急にだんまりになって
子供の命を何とも思っていないかのように母親のみを一方的な弱者として扱う点。
本当に不思議だ。
小学校の先生が「自分で変えられないことをいじるのはイジメ」とよく言っていた感じで、今でもネット民の中に「自分で変えられないもの」だけが差別しちゃいけない対象と信じている人がいる。
住む場所で差別しても、職業で差別しても、学歴で差別しても、それはいけないことだ。
感情抜きに純粋な理性で考えればこれは当たり前のことで、一度失敗した人が、社会で決められた罰則を受け、更生したのならそれを差別していい理由はない。
そんなことはみんなわかるだろう。
しかし、感情的な面では、信用を失った人間を再度信用できないと思うし、何より怖いと感じる。
理性的な面でも、一度でも犯罪する人はどこか倫理観がおかしいことから、再犯の可能性が高かろうと考える。
うん、とってもよくわかる。
しかしだよ
よく考えて欲しい
前科あるものが悔い改めて娑婆に戻っても、差別され、職につけず、お金を稼げない。
家も借りれず、優しくしてくれる人もいない。
そうするとどうなるか?
刑務所の方が暮らせる、と思う人もいるだろう
お金がないからお金を稼ぐために犯罪せざるを得ない人も出てくるだろう
そうなると負のスパイラルだ
それを食い止めるためにはどうすればいいか?
簡単なこと
一度の失言や過ちで、再起不能になるまでネットで叩くのをやめればいい
間違いは誰しもある
不幸な行き違いは誰にでもある
そこから再起できる社会の方が、誰にとっても暮らしやすいはずなんだよ
ただ、問題があってな
刑務所に何年いようが、どんなに厚生プログラムをやろうが、何も思わない心底の悪人
刑法で決まった年数いれば即それだけで悔い改めるわけじゃないからな
再投稿更生学校は、一般的な学校とは異なり、厳格な規律が適用される矯正施設です。ここでは、はてな匿名ダイアリーの再投稿をやらせないための教育が行われています。
入所者は、まず厳しい入所手続きを経て、自分自身の過ちを深く反省することから始めます。毎朝早朝には竹刀で叩き起こされ、体操や冷水浴などの厳しいトレーニングを行います。また、独自の授業を受け、再投稿に至るまでの思考の過程や、適切な表現方法などを学びます。
さらに、学内での交流は禁止されており、外部とのコミュニケーションも制限されています。食事も質素で、厳しい規則に従い、体力をつけるための食事として提供されます。
再投稿更生学校は、刑務所に近い雰囲気を持ちながら、再投稿をやらせないための教育が行われる特殊な学校です。入所者は、厳しい規則とトレーニングを通じて、再投稿による社会的なリスクを深く認識し、再犯を防ぐことが期待されています。
https://anond.hatelabo.jp/20230316083855
https://anond.hatelabo.jp/20230316084129
そもそも部会での議論に関して、強姦などの直球の性犯罪の議論が重視されたためか、議事録を拝見した限りでは撮影罪については時間不足であるように感じた。もちろん被害の甚大さでいえばその通りであるが、加害者として巻き込まれることの確率でいえばその重要性は逆であることから、必ずしも撮影罪を軽視してよいということではないだろう。また、撮影罪について語る時間の少ない中で、性暴力に伴う撮影の議論が重視され、しかもその話題にはAV新法の成立に関連して強要されたAV出演と撮影罪の関係の議論も加わったことから、パンチラなどの純粋盗撮は議論が一層不十分だった印象である。そもそも盗撮ジャンルは大きなものでもパンチラ、風呂、トイレなどがあり、撮影の方法や主体がそれぞれ異なるという複雑さを備えている。例えば風呂は遠距離からの望遠もあるが、女性の外国人留学生などを勧誘して女湯に隠しカメラを持ち込ませることがあるようだし、トイレはカメラを隠すために壁などに加工(損壊)を伴うこともある。加えて、アスリート盗撮のように肉眼で見えているが撮影してはならないものも保護しようと試みて、結局アスリート盗撮は断念された。そのように、そもそも論では語れていない非性犯罪系の撮影罪の論点を残しながらも、肝心の撮影罪の議論も煮詰まっていない印象である。
いわゆる性的な盗撮と言っても職場や学校でカジュアルに盗撮して身内に拡散させるものから、商業的な意図で撮影を繰り返して大量に販売してしまうものまである。室伏広治はスポーツ庁の長官としてアスリート盗撮について何度かコメントを出しているが、その中で現役時代に自身も「アスリート盗撮」の被写体となった思いを語ったことがある。先に述べたような交通事故で意識不明の被害者やホームレス虐待、単に見た目がおもしろいだけでネットミームとなってしまっている壊死ニキ、マナーの悪い鉄オタを糾弾するための映像、醤油をぺろぺろする友人を撮影する撮影者や、災害被害者を馬鹿にする独白の撮影者など、盗撮としてそもそも議論すべきフレームが広大な中で、なぜ強姦等に伴うハードな撮影行為とセットでパンチラ等の盗撮だけを語ってしまったのか、それによって抜け落ちた部分がどこなのかについて、引き続き国会での撮影罪の議論でしっかり語ってほしいと思う。
盗撮罪が撮影に加えて頒布や取得も違法とするように構成されていることはすでに述べた。この3つは
という基本要素であるが、燃焼と同じでどれか一つを徹底的につぶせばゼロではなくとも大きく被害を低減することが可能である。
このうち撮る人は撮影罪がほぼ今の形で施行されれば大きく減らせるだろう。
流す人(≒マーケット)が壊滅すれば、撮る人事態は少数存続したとしても、お金のために膨大な人数を撮影する行為は止まることになる。すなわち自家用の程度でしか撮影しないし、膨大に複製・拡散されてしまうことでの被害を低減する効果は期待できる。
見る人はどうだろうか。マーケットが壊滅しても、残念ながら海外のサイトなどに拡散した膨大な数の盗撮映像があり、体感的にはおそらく顔・パンティがばっちり撮影された実用的な映像だけでもおそらく1万人は下回らないと見積もる。パンティのみや顔モザイクなど作品価値が高くないものも含めれば10万人ほどにも達するかもしれない。ただしパンチラファンの多くは削除された拙稿でも述べたがシチュエーションを重視している。
なおカリスマ撮り師の潜在撮影人数は、捜査関係者によるとのべ1万人程度と見込まれているとの報道があった。カリスマ撮り師がリリースした作品は500人程度であるため歩留まりは約5%くらいと見られる。カリスマ撮り師ほどのこだわりがない撮り師もいることから歩留まりを10%と仮置きし、10万人が販売されているとすれば、潜在被害者は100万人程度と言えるだろう。日本の生産年齢7000万人の半数3500万人の女性のおよそ30人に1人くらいが盗撮に遭っていると考えられる。なお年齢のスライドを考慮すべきだが、そもそも上記10万人やカリスマ撮り師の1万人という被害者数が約15年間くらいの累計であることから一定程度は考慮できていると言えよう。また、中年女性であってもパンチラにNTR的なアクセントがつくことからファンがおり、映像の結婚指輪探しなどが行われているため、若者と比べれば低率ではあるものの、必ずしも被害ターゲットから外れるわけではない。
さて本稿もほぼ終盤となってきた。見ると撮るは鶏と卵なのだろうか?書籍「盗撮をやめられない男たち」では目の前に短いスカートの人がいて手元にスマホがあったのでつい撮影してしまったというような人が一定数いることが示されている。同書は盗撮の再犯を重ねるなどして依存性が高いと判断され、塀の中でR3性犯罪再犯防止プログラムを受けたのちに医療に助けを求めた人たちへの聞き取りが収められており、500人規模のアンケート結果等が紹介されていた。その中で確かに「見たい」ので「撮った」という関係は一定数存在する。一方で市販の作品などで「見てしまった」から「撮りたくなった」というのは必ずしも多くないことが指摘されていた。そのため市販映像を徹底的につぶしたとしても、つい出来心でという自然発生的な盗撮は続くだろう。
盗撮のマーケットはカリスマ撮り師の逮捕の前から実は終わっている。マーケットに対し、おそらく警察や、国際クレジットカードブランドの決済引き上げ圧力などが行われたものと思われるが、盗撮映像に出演女性の承諾書などを添付させる規制が強化された。そのため本物らしい新作はほとんど見受けられない状況が続いており、一時的な風雨(例えば東京五輪や大阪万博)を凌いで元通りということも考えにくい。レビューブログについても影響を受けているようである。レビューブログの収益源はレビューのページビュー数と連動した広告というよりは、レビュー記事からマーケットに飛んで購入したコンバージョン広告である。そのためレビュー対象の作品の出品が取り下げられてしまうと、記事だけ残しておくモチベーションはほぼない。今のところ聞いたことがないが、レビュー記事も名誉棄損で訴えられるようなことがあれば大きなリスクとなるため、出品中止作品のレビューはすぐに削除されるというのが最近の動向である。結果、公式にはマーケットの盗撮作品やそのレビュー記事は急速に減少しつつある。
では事態は改善に向かっているか?むしろ急速に悪化している。それは海外の転載エコシステムに組み込まれてしまったためだ。報道などを機に関心を持った新規組が作品に尋ね当たろうとすると見つかるのは転載作品ばかりである。典型的な転載エコシステムは漫画や音楽などと同様であり、リンク集である「リーチサイト」とデータ本体を掲載する「Webストレージ」からなる。前者のリーチサイト自体が有料会員制である場合もあるが、多くは無料でリンク情報だけを配信しており、後者のWebストレージは1日にダウンロード可能なデータ量が会員ランクに応じて定まる。撒き餌として無料会員枠が設定され1日に1GB程度はダウンロードできるが、1か月に15USDや30USなどを払えばそのダウンロード帯域やデータ転送の総量が100倍や無制限へと緩和していく。
このエコシステムはあまり解明が進んでいないが、私の知る唯一の事例では東南アジアの某国でリーチサイトとWebストレージの両方を一体的に運営していた首謀者が摘発された事件がある(2014年4月)。その売り上げは約6億4000万円とされており、同国の平均年収が当時30万円から50万円とされていたことから2000年分に相当する。日本に例えれば年収500万円の2000年分で100億円ほどの売上になったといえるだろう。この金額を見れば、今後も著作権法の整備が十分でない発展途上国が、先進国からの支援で光ファイバーと発電所を整備し、アングラなインターネットビジネスに手を染める行為をとどめることは難しいと考えられる。捜査能力の不十分さから見ればローリスクである一方でハイリターンが見込めるからだ。(ただし捜査能力が不十分過ぎて捜査過程で不透明な死を向けるリスクもあるだろう)
また、満足な産業が発達しなかったルーマニアではソヴィエト崩壊後の国難の中で生き残りをかけてインターネット整備を進めた。そのことでブカレスト工科大学などに計算機工学の専門家が集まったが、2003年頃にハッキングは稼げる手段であることが一部の国民に知られるところなり、「サイバー犯罪の巣窟」とまで言われるようになってしまった。現状もその状況が続きつつ、ホワイトハッカー育成などセキュリティ産業でも活躍するおもしろい国家となっている。
そのように色々な事情を含みつつ、リーチサイト規制は国際クレジットカードブランドを中心に強化が進むが、ビットコインなどでの支払手段も開発されており、いたちごっこが続きそうだ。
こうした中で本邦において盗撮罪が強化されて新規供給に歯止めをかけることができたとしても、過去作品の流通を止めることは相当に難しいと考えられる。漫画や映画の転載は被害規模が桁違いに大きく、また大半の国が違法と判断できるが、それですら拡散を止めることができていない。であるのに対して盗撮は違法ではない国も多いため、国際的な刑事捜査の枠組みに協調して摘発してくれる動きは遅々としたものになるだろう。あるとすれば、安保理決議に基づく経済制裁措置の14のレジーム、いわゆる形容詞のつかない"Sanctions"の対象国が外貨獲得のために行っているとされるサイバー犯罪の一環としてこうした不法なコンテンツ流通が大規模に摘発されるという流れに期待する他ないだろう。一説によると、ごく一部の国は正義に大義が勝りどんなことでも行うが、いわゆるブラック国であっても彼らなりの正義はあるため、違法コンテンツについても線引きを行って取り扱うなどの仁義があるそうである(例えばポルノではなく映画のみを扱う、等)。そうであれば日本の店員さんのパンチラ映像は彼らの倫理に照らしてどのように裁定されるのだろうか?
また、そもそもリーチサイトですらない拡散手法もある。ストリーミング系サイトがそれであり、何某hubとかx何某という感じのサイトである。大量の広告によって運営し、有料会員となると広告が外れたり解像度の制限が解除されるというフリーミアムモデルが多い。パンチラ映像がここに載ってしまうと、とりあえずどんな感じかがわかるレベルであれば誰でも容易にアクセスできてしまい、ダウンロードまでの手間が大きいリーチサイトと比べて被害は各段に拡大するだろう。それだけでなく、彼らはアングラであってアングラではない陽キャな側面があるため、リーチサイトと違って隠れようとする意思がない。画像検索などで見つかりやすいようにサムネイル画像にAI技術を採用し、よりクリックされやすいサムネイルを積極的に見せるといったことも行っている。一般にリーチサイトは一部のヘビーユーザーの定着を図りながら、当局からの摘発を逃れるために水面下に潜む傾向にあるのと対照的だ。
また、被害者にとっては自身のパンチラシーンがどぎついハードコアポルノと並べて表示されることも嫌悪感に繋がりそうである。加えて、同種のパンチラ映像の中でも再生回数やお気に入りの★の数で差がついてしまい、仮に自分だけ人気がなかったりすると、それはそれで嫌な要素となるかもしれない(人気があっても嫌だろうが)。
加えて、一義的なコンテンツオーナーは撮り師であるため、DMCAで削除させるには彼らの手を借りる必要がある。一般AVであれば発売元が倒産しても業界団体等を頼る手があるが、パンチラは基本的に草の根型であるため当人以外に削除の申し立て権限が分散している可能性が低い。カリスマ撮り師のように獄中に入ってしまえばアプローチし得るが、大半の撮り師は姿を消してしまっており、せめて転載コンテンツの削除活動に付き合ってほしいと願っても、居場所が分からなければ働きかけようもないのである。自分の顔を送り付け、ここに映っているのは自分なので削除してほしいと願い出ても、出演契約などがどうなっているか分からなければプラットフォーマー側からは削除等の対応を取ることは難しいだろう。DMCAの仕組みとしてもそういった変化球まで規定されているのだろうか?
削除稿での「パンチラAV女優」の表現は撮り師や掲示板等で用いられている表現を紹介したものだが、読者の方からは否定的な意見が多くある表現だった。ただし実体はそrを上回っており、ストリーミング系サイトに転載され、少々の広告を踏めば誰でも無料で見られるという状況に置かれると共に、隣り合うのは本職のAV女優たちという状況に置かれてしまっている被害者が一定数存在する。パンチラ盗撮被害者はいわばYouTuberならぬPanTuber(ぱんちゅーばー)状態であるといえるだろう。法案に目を通した限り、少なくともパンチラに関して言えばマーケットは既に縮小していて実効性がなく、PanTuber化は海外サーバの事案なので法の網がかからない。漫画リーチサイト規制ではブロッキングが議論され炎上したが、漫画家の収益よりもシビアな盗撮問題では適用が許容されるだろうか?
ちなみに冒頭で触れた福岡地裁の名誉棄損判決に至った盗撮事件であるが、風呂、トイレ、パンチラなどの各種盗撮作品を扱うマーケットおよび撮り師が一体的に摘発されたもので、10億円の被害があったとされる。この判決では
(続き)
差別することが絶対悪!!みたいな立場に立ちすぎて訳わからない話を始める人が最近多すぎてげんなりする
差別は悪じゃないんだよ
相手に不当な不利益を与えるのが悪なだけで、不利益を与えない差別は当然排除できないしすべきでもないんだって!!
そこがどうしてわからないの?
だいたい、差別は絶対悪主義者の言い分って「属性で決めつける思考、言動は全て差別」という思想で、さらに差別主義者のレッテルを貼る、貼られることで論争の優劣が決まるとまで信じてたりするよね?
そんなガバガバな無意味な定義でいいなら、「体格を見てプロスポーツにスカウトする」も(悪という意味での)差別だし、「血統的に適正があるからこの馬の馬券を買う」も差別になる。
「顔が好きじゃないので付き合えない」も差別だし、「立地が悪いからこの家に住まない」も差別だし、「形が悪いからこのきゅうりを買わない」も差別だし、「知らない人だからインターホン出ない」も差別になる。
これを悪だというニュアンスを含めた「差別」とするのはまじで無意味。
差別は全員がしていることを認めよう。
ガバガバな定義で相手にする差別主義者のレッテルを貼っても別に世の中は良くならないし、悪い差別がなくなることはない。
本当にそこ認めてくれ。
ではここで、どんな差別なら許されるか、許されないか、を書いていく。
以上だ
ではしてもよい差別はこれだ
顔が好きじゃなければ交際を断っても構わないし、治安が悪い街に住まなくていい
職場に外国人がいて、内心嫌だと思っていても、完全に内心だけでおさまっていれば、その差別心を責める必要はない
このグレーの事象でどう振る舞うとみんなが幸せなのか?を考えていくのが真に建設的な話だと思う
グレーとは書いているが、グレーな事象は大体が、表向きはアウトだ。
だけど、それをしなきゃいけない感情が当事者にあるし、その感情を悪と断定するだけでは無意味なのでグレー扱いにしなければならないと思っている。
いかに差別心という感情を軟化できるかを考えなきゃいけないだろう。
とある会社が新規に従業員を募集したところ、気に入らない属性の人から応募があった。
これを属性だけで断るのは、相手に不利益を与える不当な差別になるので悪だ。
大きい会社なら従業員もたくさんいるし、属性だけで切らないような流れになってきているのはとてもいいことだと思う。
しかし、この会社が、自分が経営している従業員2人くらいの小さい会社だったらどうだろう?
それでも悪には違いはないが、ワンマン経営のお手伝い的な仕事で、そのワンマンの個人的好みを重視するのは悪なのか?
表向き悪だから属性を理由に断りはしないけど、別の理由をつけて落とすのが今の世の中だ。
これ、差別を絶対悪として、そんな社長に無理やり差別対象を雇わせたとして、幸せになるのは誰なのだろうか?
誰も幸せにならないのでは?
顔が好みじゃないとか、肌の色が気に入らなければ、それを直接伝えて相手を傷つけない限り、交際を断ってもよい。
しかし、自分の子供、兄弟、家族が、自分の気に入らない相手と付き合っている場合、どこまで干渉することが許されるのか?
(気に入らない相手ってのは、人種などに限らず、痴漢で8回逮捕された過去がある、とかだったりもするよ)
現状、本人の意思が優先され、家族でもそのような干渉は許されない。
しかし、その人と結婚したら実家にはもう帰ってこないで、とか、その人をうちには入れないで、とかをいう権利すらないとは思えない。
現実は刺激しないように距離を取るしかなく、親を差別主義者と糾弾したって家庭が平和になることはない。
普通の人は犯罪なんかしないので、犯罪者がいればその倫理観の欠如や再犯を恐れる、というのは自然な心理だが、これは直球の差別で悪だ。
同じく、犯罪発生率の高い街に住まない、というのも同等の差別心から来るものなので差別だ。
だけど、社会的な信用を裏切った人間は信用されない、という基本的なルールが社会にはある。
これを無視して殺されたり横領されたりすることが正しい賞賛される振る舞いではない。
信用のない人間にはないなりの接し方をするのは、身を守るために必要な振る舞いだ。
ただそれを大っぴらに宣言したり、あのエリアはまじで住まない方がいいよ!とか広めたりするのは現状では悪と認定される。
男性を犯罪者予備軍と見なすのは現状では悪扱いされるが、警戒は当たり前で何も悪くない。
ただ、警戒心をむき出しにして男性に不快感を撒き散らすと、悪は女性側だと当然言われる。
女性は差別心を自覚しつつ、さらに身を守るためにその差別心を肯定し、そして多くの紳士を不快にさせないよう気をつけるのが落とし所になるだろう。
とてもグレーだ。
まあそんな感じで、グレーの部分を、差別か差別でないかと論じるのではなく、差別者と被差別者が互いに不利益を被らない方法論に切り替えるべきだろう。
無論、無意味な差別感情を発生させないための長期的な教育、啓蒙もものすごく大事だと思う。
人種差別などは教育である程度埋めれるかもしれないが、犯罪者差別なんかは教育でも埋まらないだろうと想像できるし、教育が万能とも信じてはないかな。