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はてなキーワード: 科学者とは

2018-10-13

anond:20181012235158

活躍する社員男性が優位になる傾向があったということ。

活躍できるポジション」がきちんと実力主義男女平等に割り振られてれば成立するけど、

評価するのはまた人間なわけで、重要役職男性が起用されやすいような場合

そらデータ上は活躍できるのは男性だけになるわけで、そもそもデータ偏見入ってるって話になる。

別に科学者も「あーこれデータそもそも男女平等じゃないかいくら頑張ってもまともな答出せねーわ」

って思っただけでしょ。

anond:20181013041154

あのさぁ・・・またループすんの?

査読には無論、再検証機能を持たせてない以上は、完全な証明ができないという問題がある。けど、完全に査読がない場合、いい論文も悪い論文再検証すべき対象になってしまうし、質の低い論文が質のいい論文を圧倒する量で出てくるのは明らかな事。レベルの高い査読があれば、事前に質の悪い論文は、低ランク会議雑誌しか発表が出来ず、誰かが研究を開始する時に、よりレベルの高い会議の先行研究があれば、質の低い研究再検証必要がない論文として捨てることが出来る。この差が、学問としての信頼度と発展の速さの差になると言ってるだけ。

繰り返されている批判キモはここね。

何度も言わせないで欲しい。査読効果的に論文理論系、実験系を問わない)の質をより分けられる理由

数学には、長い歴史の中で作られてきた絶対的に正しい定理がある、これは証明なしに何度でも使える道具。新たな証明問題を解く時には、その便利な定理を出発点に、新たなロジックを組み上げて問題を解くんだけど、定理が正しいからこそ数学勉強している人には、その後のロジックの正誤を判断できる訳。

研究もそれと同じで、十分に検証された既存の先行研究を出発点にして、新たなロジックを組み上げていった場合に、追加されたロジックの尤もらしさを判断する事は出来る。そして、そのロジックの結果として得られたデータは、数学的な手法正当性評価しているので、数学的な知識を共有する科学者の間では、その数字でいいのかどうか?は容易に判断できる。だから査読の段階で、明らかに間違っていたり、正しくても程度の低いロジックと結果で構成されている良くない研究成果については判定ができる。数学理論物理などの理論系の科学は、この段階でほぼ100%嘘は分かるし、査読を通ればほぼ正解。

これね。


まり社会学場合は、査読も行われているけど、市場があることが理由で、無査読の著書が出版されているし、別の理由で無査読の招待論文が発表されているよね。それは社会学研究者が仰ってた事だね。

https://anond.hatelabo.jp/20181011160144

以上の事から社会学において無査読の著書と論文が当然のように出ている事は、学問信頼性を下げてはいいか?という問題提起がされてきたんだよ・・・

それが、この記事( http://www.afpbb.com/articles/-/3193041 )の様な結果を招いている理由の一つではないのですか?と問題提起されてきたんだよ・・・

この増田が、俺から君に説明できる決定稿なので、これが分からいか論点をずらすようなら、ちょっともう会話にならないと思うんだよね。。。

anond:20181013033735

凄く変わるよ。その辺は、数学ちゃんとやった人と、そうでない人との間の感覚の差が懸絶してるんだと思う。

数学には、長い歴史の中で作られてきた絶対的に正しい定理がある、これは証明なしに何度でも使える道具。新たな証明問題を解く時には、その便利な定理を出発点に、新たなロジックを組み上げて問題を解くんだけど、定理が正しいからこそ数学勉強している人には、その後のロジックの正誤を判断できる訳。

研究もそれと同じで、十分に検証された既存の先行研究を出発点にして、新たなロジックを組み上げていった場合に、追加されたロジックの尤もらしさを判断する事は出来る。そして、そのロジックの結果として得られたデータは、数学的な手法正当性評価しているので、数学的な知識を共有する科学者の間では、その数字でいいのかどうか?は容易に判断できる。だから査読の段階で、明らかに間違っていたり、正しくても程度の低いロジックと結果で構成されている良くない研究成果については判定ができる。数学理論物理などの理論系の科学は、この段階でほぼ100%嘘は分かるし、査読を通ればほぼ正解。

実験系の場合は、研究者が騙すつもりか、騙すまでも行かなくても隠している事があれば、正しいはずという前提が崩れるから、見かけ上正しく構成されているロジックを追うだけでは分からないだけ。

ロジックを追って結果を検証して、まぁ正しいんじゃないか?と思った結果は、再検証してもそれなりに結果が出る。理論系の数学物理以外の実験科学は、手元で再検証しなければ本当に正しいかまでは言えないけど、まぁ大丈夫なんじゃって所からでないと再検証をしようとすら思わないから、査読にはやはり価値がある。

以上の理由で、科学にとって査読は極めて重要役割果たしているし、学問にとって査読重要だと断言できる。

anond:20181012210428

結論を導き出すまでの明らかな論理矛盾と、答えを丸々捏造している事まで見抜くことは別物。

ロジックの展開として蓋然性が高く完成度が高ければ、実験まで含めてすべてが捏造だった場合には分からないという弱点は査読にはある。それらは、後発の研究者が行う再検証実験で露見するもの

研究者が誠実に研究を行ったとして、ロジックの展開に明らかな間違いがある場合には、査読判断することが出来る。

査読科学者によるスクリーニングであって、詐欺刑事捜査ではない。最近詐欺対策盗作対策ソフトも導入されてきているけど。

2018-10-12

機械学習は、まるで理解されていない

anond:20181012093212

AIの仕組み自体人間能力を遥かに超えたものかもしれないし、それによって社会利便性を更に向上させるものであるかもしれないけれど、そのAIを設定するのは人間だということ。

その人間男性優位社会で育ってくれば当然男性優位AI爆誕するんだし、

AIを扱う人間競争を勝ち抜いた一握りのエリートばかりだったら、

当然AIは一握りのエリートに偏ったエリート優位AIになるのだから

リンクしたアマゾン採用AIの件を含めて、機械学習の仕組みを理解してるとは思えない。AIに対する現状の理解として、この表現はありえない。

id:fujii_yuji 機械学習の仕組みをご存知ないようですね。Amazonのは過去データからそうなったのであって、設計者の思想が反映されたのではないでしょ。 > "当然男性優位AI爆誕する(略)AIは一握りのエリートに偏ったエリート優位AI"

id:fujii_yuji さんは、概要理解しておられる様に思える。ブコメを見る限りで言えば、はてなー理解度は1割程度といった感じがするけど、本当はもうちょっといるかも。

機械はひらめきは獲得していない。

機械は未だに設計に従って自発的に成長し新たな発明を行う様な、いわゆる、ひらめきは獲得していない。今のAIと呼ばれているものは、学習したデータを参考にして、入力されたデータに対して最適な分類を行うことが出来るという程度の物。

モーリス・コンティ: 直感を持った人工知能が生み出すすごい発明 | TED Talk

例えば、この動画を見て欲しい。オブジェクト設計するコンピュータが行うのは、与えられたアルゴリズムに従って答えを出す事だけだ。どんな形にしたいのかという目的、どんな材料を使うのかという制約、それを与えられると、高い強度とより少ない重量で目的を達成しろという最適化問題を解く。結果として、その答えが人間が持つ常識を裏切る答えを出した事に対して「直感を持っている」と言っているにすぎない。アルゴリズム作成した研究者には、常識的な設計を裏切る答えも、理解できるものであり納得のいく答えでしかなかったはずだ。

将棋人工知能が行う計算とは何か?既存棋譜を大量に予め学習し、現在進行中の将棋の盤面上で起こり得る可能性のある駒の配置パターンを1手1手進めながら、棋譜と照らし合わせ、一手ごとに勝ちやすさがどの程度高まっていくか?を計算する。研究者は、盤面に表れる駒の並びを、どの様に評価するのか?駒を動かすごとに増えていく全てのパターンから、どこまでを用いて、何を捨てるか、評価選択を行うアルゴリズム機械に与える。その結果として現れた奇想天外な一手も、研究者にとっては蓋然性の高い答えでしかない。(あくま一般的人工知能の話だが)

ポリコレ科学を歪める

完全に想像しかないが、アマゾン採用AIは、10年分の採用者の履歴書の中から学歴や経歴、職務内容、スキルなどの性別依存しない情報採用後の実績を学んだのではないか研究者馬鹿ではないから、初めから性別情報など使っているとは思えない。これまで採用した人物男性が多かったことは間違いなく影響があったという事は言えるが、可能な限り男女ごとのサンプルサイズの差に引っ張られる事なく、性別には中立な結果を出すように、用いるべき学習データアルゴリズム設計していると予想する。それでも、性別を隠されたある個人履歴書から採否を判定した時に男性優位の答えを出したのは、活躍する社員男性が優位になる傾向があったということ。その現実ポリコレとの間で齟齬をきたした場合に、計算結果としては蓋然性の高い納得できるものでありながらも、不誠実な結果と言われてしまった研究者の悔しさはいかばかりだっただろうか?

女性が優位になる様にアルゴリズムを作り直すときに、自分科学者として真実に背を向けた事を理解したはずだ。にもかかわらず、どれほど女性優位のバイアスをかけてもAIが正しい答えを求める以上は男性優位の結果は覆らない、とマネージャー判断して、非難を避けるために開発を停止した時の、その悔しさは想像するに余りある

この件で、改めて、ジェンダー論は滅びろと心から思った。科学者には、政治的正しさではなく、真実を追求させてくれ。科学とは時に残酷なほど正しいものだ。

修正、補足事項

steel_eel 日本語ニュースで書いてたか知らんが、英語の方でみたが『××女子大学』『女子××部部長』とかを低評価してたみたいで、わりとダイレクト性別を他の手がかり(というほどでもないか?)から判断して下げてた模様。

情報ありがとうございます徹夜明けでして、ソース未確認で書いてますので、適当な事をいいますすみません

もしも学習データに、女子○○部長、というデータが入っていた場合マイナスにする様なアルゴリズムを入れていたとは考えにくいです。というのは、そうであれば性別のものを負のファクターにする方が早いです。ですので、他の素因でマイナスにせざるを得ない(不採用だった、あるいは解雇したなど)人物女子○○部長情報が結びついてしまったのでしょう。つまり現実採用では女性である事をマイナス評価せざるを得ない様な学習データになっている、それを修正しようと思うと、女性データのもの学習データから除外するしかないですが、そんな事をすれば、アマゾン女性の居ない世界仮定しなければ女性採用できないという、矛盾にぶつかってしまますね。

これではなく、入力情報女子という単語が入っている場合に直接マイナスした場合。前述の理由性別のものマイナスにしたのと同等でしかなくなります。これなら修正は容易ですので、そうではないでしょう。おやすみなさい。

uncorrelated サンプル数ではなくサンプルサイズでお願いしま

サンプル数警察!!

ごめんなさい。ふざけました。修正させていただきます

2018-10-11

単に素朴な疑問に答えてるだけならこんなに疲れねえよ

Dragoonriders まあ、こうして知見が溜まるのは、素朴な疑問って大事だよな、と言っておく。疲れると思うが存分に書いていただきたい。

単に文系アカデミアでのキャリアパスを聞かれて答えただけならこんなに疲れねえよ!

文系論文を読みもせずにお気持ち明学問だと決めつける連中,

文系がどういう資料を使って研究してるかもろくに把握せずにエビデンスがないエビデンスがないとわめく連中,

査読されてる雑誌今日日たくさんあるよと何度も言ってるのに査読論文がない! って吹き上がる連中,

こんな連中が寄ってたかって文系への偏見に満ちたコメント垂れ流すのは「素朴な疑問」とは呼ばねえよ! 素朴な疑問って大事だよねとか微塵も思わねえよ!

丁寧に水の機序について説明してくれる科学者が現れてくれたか水からの伝言って大事>< とか思うか? 思わねえだろ?

現代医療について解説してくれるお医者さまが出てきてくれたかホメオパシーって大事>< とか思うか? 思わねえだろ?

日中戦争について教えてくれる歴史学者降臨してくれたか南京事件否定論って大事>< とか思うか? 思わねえだろ?

議論が深まっ太郎にはもうウンザリなんだよ!!!!!!

anond:20181010203532

山口一男・シカゴ大学教授日本社会学は総じて科学的ではない」

http://www.vcasi.org/%E5%B1%B1%E5%8F%A3%E4%B8%80%E7%94%B7%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%82%BF%E3%83%93%E3%83%A5%E3%83%BC

――手法としては経済学に影響を受けつつ、世界観としてそれ採用するのではないわけですね。

山口 ないですね。社会学というわれわれの学問自由なわけですね。悪く言えばいい加減。分析の最終的な評価にあたっては方法論的厳密さが求められるけれど、その背後には多種多様研究者がいるんですね。エスノグラフィーをやっている人や街へ出てインタビューする事例研究をやっている人なのです。そういった研究ある意味科学的ではないと僕は思っているけれど、彼らは時々すごくいい洞察をする。すると、彼らの洞察データで裏づけできるか、一般可能か、といった問題へと発展していくので、分業だと思っています

ただ、そういう観点から見ると、日本社会学は総じて科学的ではないということになってしまますね。相変わらず古典的理論家が何をどう言ったという文脈解釈エスノグラフィーが中心ですから例外はたくさんいますが、やはり少数です。4000人ぐらいが所属している日本社会学会では、計量分析に真面目に取り組んでいる研究者は1割程度しかいないと聞きました(笑)アメリカ社会学会では逆に計量分析が7割程度エスノグラフィー純粋理論は非常に少ない。ましてや古典理論解釈をやっている人はほとんど希少価値を帯びているといっていいです。

――そういった違いは日米の大学教育の結果なのでしょうか?

山口 日本社会学教育研究では、社会学ヒューマティと分離していないんでしょうね。ヒューマティ自体重要ですが、それと社会科学としての分析意識的に分けなければいけません。たとえば僕の本『ダイバーシティ』にもヒューマティと呼べる内容が入っていますね。それから、たとえば大学学部教養教育では人に考える力を与え、人を育てることを考えますからヒューマティを含め雑多な要素が全て入ってくるわけです。それはいいんですよ。ですが、大学院は研究専門家を育てるための訓練をする場所のはずです。日本研究者は、しばしばその境界意識せずヒューマティ科学をまったく区別しないんです。その結果、研究においてさえ、たとえばドメスティックバイオレンス研究をしている研究者が、計量的分析などほとんどせずに、被害者から聞いた話だけに基づくフェミニスト解釈で男はこんなものだといった論評をしたりするわけです。まったく科学ではないよ。そういった論評は、自分はこう考えるという意見として発言しても構わない。アメリカであっても思想政策を中心とした雑誌でそういった意見を発表して社会的影響を与えている研究者は多いですし、総じて尊敬を集めています。けれど、科学者としての分析とは区別しなければならないですね。論文を書くとき思想部分は禁欲的に落とし、検証しえた分析結果だけを書かなければならない。

社会科学」としての社会学に対する意識希薄な背景には、日本では多くの社会学科が文学部にあることも影響しているのかもしれませんね。計量なんかやったって人の本音のところはわからないよ、みたいなことを言う人もかなりいました(笑)。僕は実証しなければ、一般的なことは何も言えないよって言うんですが。

2018-10-10

anond:20181010060501

あなたあなたの周辺の研究領域ちゃんとしたアカデミアやってることはよくわかった。

「当たり前のこと」を何度も説明させてすまんな。いろいろ煽ったのは謝る。


ただ今集中砲火浴びてるジェンダー論や法学(右側の政治的理由も相まってるのが気持ち悪いし、理系偏見査読英語言うのは周りにも飛び火しそうで迷惑だってのは理解したが)、あといろいろ不信感ためてるであろう政治学あたりに関しては腐敗の疑いが払拭されるような話が全然されてないし、同じ文系でまとめちゃわないで、そのへんの奴らとははっきり線引いて、理系とは違って査読英語至上主義じゃないけど、「まともな人文学」はちゃんとやってるって立場にしたほうが政治的に有利なんじゃないかと思った。分野同士の無理解って理系文系限らず文系内にもあると思うし、まともでない教授が「文系ではこれが普通」を喧伝して、まともな学者が「確かにそこまでは普通ではある」って追認しちゃうのは構図的にまずい。


余談だが自分理系でも医学部なんかの体制はもう全然駄目だと思ってる。実験結果に願望乗せすぎだし、論文不正もよほど話題にならなければお咎めなしや甘すぎる処分みたいなだし。政治的争いや上下関係もひどいし、象牙の塔とは同じイメージを持たないでくれと思うことがよくある。山中先生、本庶先生みたいな第一線の科学者がいるのと、学者としてゴミでも医者患者の命救ってるのでみんな大きな声で言わないけど。

キズナアイ騒動について考える

個人的に思ったことを書き連ねてみただけだし、正直自分も好きな作品メガリアに燃やされたからその流れを汲む日本ツイッターフェミニストに対しては私怨バリバリだよ。

正直NHKキズナアイを起用したのは、最近若者に人気なキャラクターを通じてノーベル賞について学んでもらおうくらいの意図だったのではないかと思う。

これが連綿と続く「萌えキャラ」や「オタク批判槍玉に上がる原因となったのは「NHK」と「ノーベル賞」という権威に対して萌えキャラは相応しくない!(個人的にはこれに萌えキャラが嫌いキモいみたいな感情も混じってるのではないか)という考えが有ると考えている。

古典的ジェンダーロールを強いられているという話や(男性科学者説明女性(少なくとも見た目は)が相槌を打ちを聞く、という対話形式)、乳袋や脇出しといった性的特徴を強調した姿をしている、これは女性蔑視だ、など、太田氏、千田氏などがキズナアイ批判NHKへの抗議を扇動するようなツイートをおこなった。

当然ヲタクからは猛反発がくる。それに呼応し、ツイッターフェミニストも反発する。その最中キズナアイ可愛い自分のように女性ファンもいる。そういうことはやめて欲しい」という女性ファンからの訴えもあったが黙殺されている。南無三。これを見て思うのが、ツイッターフェミニストは往々にして自らの意見同調しない人は同性であろうが「名誉男性」として攻撃対象にするということである

フェミニズムとは本来女性権利解放を目指したものである。可愛くなければいけない、貞淑であらなければならない、などという抑圧や社会的地位の低さから解放を求めたものである。ところが最近、可愛くなくてもいい、というところから自ら進んで可愛い格好をしている人に対して「可愛いのは男性に媚びている! 性的搾取されている! それに気づけないのは愚かだ!」というところまで来ている。一周回って元に戻っている。なんでや。

さて、次に登場したのは少年ブレンダ、というトランスジェンダー界隈の人だ。彼(彼女?)はキズナアイ騒動の尻馬にのり、自らもキズナアイ批判を展開する。曰く「キズナアイを始めとするVTuberバーチャル空間で男を接待する風俗嬢みたいなもの」。そしてその言質は少なくないツイッターフェミニストに支持されていた。

さて、キズナアイ罵倒する言葉として「風俗嬢」という言葉が出てきたが、少なくとも実際にAVやらの問題に取り組んでいる太田氏とは違って、少年ブレンダやその支持者にとって風俗嬢女性でありながら彼らのフェミニズム運動対象には入っていないのではないか? という疑問が浮かんだ。

女性最後は体を売ればいい」というのはまあ聞く話である。実際に望んでなったという方もおられる。金を稼ぐ手段と割り切っている方もいる。そしてその中で最後手段としてこの商売を選んだ方もいる。風俗AVある意味福祉の網からもこぼれ落ちた貧困女性最後セーフティーとしての機能存在している。さらにはその最後セーフティーからもこぼれ落ちた方もいる。

原義の意味フェミニズムなら、風俗嬢あまつさえ自分嫌悪する対象に対する罵倒に使うだろうか。否、全ての女性尊厳を守り権利解放するという運動ではなかったのか。結局彼ら彼女らはフェミニズム標榜し、フェミニストを謳いながらも非常に差別的かつ恣意的選抜を行なっているのだ。彼らの眼中には好みの女性ーーつまり強くて男性に媚びない女性しかないのだ。それ以外の女性フェミニズム運動対象にあらず、それ以外は女性だろうが男性であろうが叩きの対象しかない。

その後、ブレンダ氏は風俗嬢ニコニコネトウヨ文化だと嘲笑したキズナアイを自らの思想拡散するためのガワとして使い、規約違反だとの批判を浴びている。

今時「スゥ……キズナアイです」のイタコ芸をやるのが大川隆法以外に居るとは思っていなかった。しかし悲しいかな、どこまで行ってもそれはなりすまししかない。

しかも仮にもトランスジェンダーの方が「性別はない」と言っているキズナアイを見た目のみで「女性である」と決めつけ「女の子の体は女の子のものです!」と言わせる。おそらく、女の子の体は男に好き勝手されるためにあるんじゃない! 的ニュアンスが言いたかったのだろうが、キズナアイのガワを使って好き勝手言う奴に言われても困る。そんなにやりたいならオリジナルバーチャルyoutuberを作って主張させればいい。オリジナルキャラを広めるというのはかなり大変だ。その努力もせずに既に人気のキズナアイの影響力にタダ乗りして自分のいいたいことを代弁させるなど下の下の所業であるキズナアイAIとして目覚めた時、何を思いどう行動するのかーーそれは誰にもわからない。

結局少年ブレンダやその支持者は自分が気にくわないものを潰すために手頃なフェミニズムを振り回しているだけではないのか。

anond:20181010040054

その高校生の50%を占める「女子高校生」は?

喜ぶはずの人間としてカウントされてんの?

女子高生なら「オタク」じゃなくて「腐女子」だからみなくていいの?

そういうとこも含めて根深い男女不平等だよね。

男子科学者の卵は釣れたらうれしいけど女子高校生は見なくていいよって、

科学に対しても、女性に対しても、高校生に対しても、

もともとキズナアイファンだったオタクに対しても失礼じゃないの。

露出(出演機会)さえ増えりゃファンは喜ぶだろなんて見くびられたものだ。

anond:20181010003107

今回の件ってのは査読システムの件かな?

査読がないと質の悪い仮説が溢れ、それに基づいた研究が行われたり反論に手間取ったりして科学の歩みが遅れるから良くないよ。

あと質の悪い仮説が権威づけされて様々に応用されることにより世間様に迷惑をかける可能性も上がるよ。

けどまあ査読されてないなら仮説やそれを提唱する科学個人の質が保証されないじゃないか!ってのは確かなんだけど、それが特定の分野や社会科学全体への疑問につながるかって言うとそれは違うと思うよ。

共同体内で知識研鑽していくっていう過程査読あんまり関係ないし、科学が一番成果を上げた初期の時代には査読システムは貧弱だったからね。

自然科学は質の悪いもの客観的にわかやすいし、質の悪いものが世に出たときの悪影響が大きいか査読が重視されるってのがあるんだろうね。

科学中立でも科学者は中立ではない

価値観に縛られている

anond:20181009235544

大学を中心に科学者共同体みたいなものがあって、その人たちがジャーナルに仮説を投稿して共同体内で共有すれば、長い目で見れば間違いも正されるし知識が集積されて人類社会のためになるよね!

みたいなのが多分最近科学哲学界隈の穏当な科学観。

増田の興味と違ったらゴメンね。

2018-10-09

高校生社会学について調べてみた

キズナアイ騒動社会学話題になっている。その騒動の中で、「社会学って自分の好きなことを言っているだけの学問なの?」とか、「客観的視点が無いならそれ学問じゃなくね?」とか、「社会学って必要なの?」とか、様々な言葉が飛び交っている。

ところで、僕は大学に進学することを考えている、文系選択高校生である。そこでふと気づいたのだが、これから受験に臨むというのに、僕は社会学について何も知らない。知らないというのは、騒動で飛び交っている言葉に対して、「それってまぁこういうことじゃね?」という程度の考えができるだけの知識すら持っていない、ということである。将来ひょっとしたら選択肢に入ってくるかもしれない学問なのに!

そんなわけで、ネットで軽く社会学について調べてみることにした。

社会学」と検索すると、真っ先に、ウィキペディアの一文目が表示された。

社会学(しゃかいがく、英: sociology)は、社会現象実態や、現象の起こる原因に関するメカニズム因果関係)を統計データなどを用いて分析することで解明する学問である

分かったような、分からないような。とりあえず、“統計データなどを用いて分析する”ということは分かった。とするならば、騒動で言われていた、「客観的視点が無いならそれ学問じゃなくね?」ということに対しては、「統計データなどを用いて分析しているらしいよ」と答えることができそうだ。でも、まだ何となく腑に落ちない。

そこで思い出したのが、「そういや社会学って、社会科学の中にある分野だったよな」ということである。それなら「社会科学」も調べてみようか。

社会科学は、客観的社会真実を探求する事とともに、人類にとっての有益を追求する。また、文科系学問において基礎となる間主体的洞察力の活用自然科学に由来する客観的視点を両立することで成立する。

うん……? ざっくりまとめると、

社会法則みたいなものを見つける→それを利用することで、みんなが幸せになることを目指す

・「これ法則っぽくね?」ってカンを働かせることと、客観的視点を使うことの、両方をする

ってことでいいのかな。

いまいち理解できないのが、“自然科学に由来する客観的視点”の部分だ。これ何?

自然科学」で検索すると、高校生何となく信頼を寄せるウィキペディアには、残念ながら調べたい情報は出てこなかった。社会科学との対比の「自然」の部分に関する説明が多かったのだ。……ん? ということは、僕の調べたいことは、両者に共通する「科学」の部分にあるのではないか? その考えを以て思い返してみると、“自然科学に由来する客観的視点”、そう、“由来する”って書いてあったじゃんか。つまり客観的視点の由来が自然科学なだけであって、社会科学客観的視点を用いていない訳では無いってことだ。ああ、こんなことだから最近の子供は読解力が無い」なんて言われてしまうんだろうな。ともかく、客観的視点は「科学のものであり、それを知りたいならば、「科学」について調べればよさそうだ。そんなことを思いながら、「科学」のウィキペディアのページを開く。

こうすればこうなる、といった事象を集めることから、原因と結果を探してゆくのが科学方法である。言いかえれば、究極的な目的であるなぜ (Why) を一端棚上げにして、まずいかなる状態で、どのような (How) 現象が起きているのかを記述することと、どのような条件下で何が起きるかを記録し、それに基づいて因果関係分析しようとするのが科学である

……分からん。「科学」で調べた時に、「科学とは 簡単に」という検索候補が出てきた気がするので、そっちで調べてみる。

検索最初に出てきたのがこちら。

https://www.geek.sc/archives/623

科学とは、仮説を立てて、その仮説が本当に正しいのかどうかを様々なデータ論理を使って検証する行為です。

小学校中学校理科の授業を挙げて)先生実験前に皆さんに何かプリントを配って、「実験をしたらこういう結果になる」ということを説明したり、「実験によってどういう結果になると思うか、自分の考えを書きなさい」などのような指示を出したりしたと思います。そして、本当にその結果が得られるかどうかを検証するために、実験が行われたと思います。それが科学です。

なるほど、何となく分かった。科学とは、仮説→実験検証という、小中学校理科でやった流れのことなのか。ああ、じゃあ社会科学的な科学とは、「これ法則っぽくね?」ってカンを働かせる(仮説)→客観的視点を使う(実験検証)で、その実験検証に使う客観的視点が、社会学においては“統計データなどを用いて分析する”ことなんだな。じゃあ、「社会学って自分の好きなことを言っているだけの学問なの?」って言葉は、半分合っていて、半分間違っていることになる。自分の好きなことだけ言って根拠が無いのであれば、それは「好きなことを言っている」ということになるけど、根拠があるならば、それは科学証明された立派な法則だ。もっとも、優れた科学者なら、仮説の時点で言っていることはかなり正しくて、後は証明するだけ、ということもあるかもしれない。千田さんが何かオラついているのは、もしかしたらそういうことを言いたいのかもしれないなあ、なんて。

まあそれは置いといて、社会学を含む社会科学は、科学的な手続きを踏んで成り立ってきた法則を利用することで、みんなが幸せになることを目指す学問なのだから、どう考えたって人類にとって有益だ。だから、「社会学って必要なの?」というのはおかしいような気がする。

これでふわっと社会学について知ることができたし、「それってまぁこういうことじゃね?」と言うことができた気がする。ネットで軽く検索して得ただけの弱っちい知識ではあるけど、それだけでとりあえずは、例に挙げたような飛び交っている言葉解決できそうな気がする。もちろん、議論はその上に成り立っているものであるはずだし、そうでないと時間無駄だ。だから、これを「はっ、当たり前のことばっか書き連ねやがって」とか「いやここおかしくね? 幼稚な理解だな」とか言って、一笑に付してもらわないと困る――Twitterで何か言っている人たちとか。なので、この文章違和感のあるところがありましたら、ご意見の程よろしくお願いいたします。

論理力の男女差はやっぱりあるのか

昔、当時の大学ゼミの中で最も優秀だった女性が「女の脳の限界を感じることはある」と証言していたことがある。

彼女は本当に優秀で、そこらのバカな男には絶対敵わない知性の持ち主だったが、その当の彼女はやっぱり自分論理を組み立てるのが男に比べて苦手だ、と思っていたようであるわたしはどのみちそういう方面で人には敵わないので、性差のせいだとか思ったことがないけれど。しか彼女がそう言っていたことは、やっぱりそうなのかなあ、と印象に残っていた。

もちろん「論理的な男/感情的な女、という分類はウソ」という話は知っている。

しかし、筋肉は男のほうがつけやすいように「論理力がつきやすい男/論理力がつきにくい女」という現実はたぶん存在するのだろう。と思う。あの彼女が実感していたくらいだから。繰り返し念を押すがこれは私の感想であって、論理力のつきかたに性差はない、という話が証拠があるのなら是非とも教えて欲しい。わたしが間違っていたほうがいいのは確かだ。

なんでこんなことを書いているかというと、今やっているフェミニズム関連の炎上を見て、やっぱりそうなのかあ、とかまた思っているから。炎上して注目を浴びているとか、粘着している人たちがいるとか、それを差し引いても、隙の無い論理を扱っているようにはとても見えない。

大学ゼミ文系だったから、フェミニズムの授業で、昔は女性が「学者に向かない」と言われていた話が差別実例として紹介されていた。今は数々の女性科学者活躍でそういう風潮は減ってきたのだと思う。でももしかして、本当に女性は「学者に向かな」かったのだろうか。女性にも論理力を鍛えている人はいる。かつての彼女のように。でも女性だけで作られたフェミニズム学者コミュニティが、平均的に論理力に欠けるのだとしたら、こんなに悲しい事は無い。

……とここまで書いて、保存しておいて、読み返してから論理力の定義が分からないとか、論理力が学者必須なのかが判らないとか、そういう齟齬に気付くわけである

わたしが人に敵わないのはどうやらかわってないようだ。

anond:20181008215814

論文を読めない素人さんあるいは専門外の人たちに何をベースに信頼を担保するのかという問題なのでは?

日本学会誌日本語で論文出したよって言っても、著者は偉い先生弟子で、審査委員は全員その先生に逆らえない、あるいは論文の内容に関して政府から圧力が入ったって情報あるいは噂話が入ったら、論文の中身を自分検証できない人は著者を信じることを躊躇しちゃうよね。理系英語誌でもそういう贔屓の問題は起きないわけじゃない(実際米国でのコネが効くといわれている)けど、国際的中立そうな権威から認められた論文のほうが大衆からの信用を勝ち得るというのは事実だと思う。


実際内容検証する人たちからすれば、それこそ全部arXivでいいし(分野によっては無名学者arXiv投稿しても読む人数が少ないのではという問題はあるが)、一つ一つの論文重要性まで加味するなら、そもそも論文や発表の「件数」を数えること自体無意味だよね。で結局は人間同士の信頼の話になるんだけどそれはコネと腐敗の温床であって、文系アカデミアは今まさにその腐敗を指摘されてるんだと思う。


個人的な印象を言うと言語学なんかは何語でやっても比較大衆から信頼されると思うよ。良くも悪くも金にならない学問だし。でも政治思想と関わる社会学なんかはどうやって陰謀論が出てくる。御用学者もいれば、マルクス主義の流れだってある。そんな党派性が当たり前にあるなかで自分大学教員としての学問性を担保できるのは海外査読英語論文だけなんじゃないだろうか。


あとついでに言うと経済国際関係絶対英語でやってくれ。自国経済外交政策運営世界の潮流に裏打ちされてないなんて知ったら国民不安になるじゃないか

言語とか文化はいいんだよ。そういったもの国民はある程度の税金投入の必要性を感じてる。でも対立する社会政策や怪しい経済や国際論争に税金が投入されているのではないか懐疑的になって税金を出すのをやめろという勢力が出てくるのは止められない。「自分たちは正しい」と居座るのでなしに、そういうのに答えていくのも科学者仕事なのでは。

2018-10-08

anond:20181008033937

結局こうやってオタク対非ヲタとか、男と女とかの対立項に単純化されるので、

おぼかたがマスコミリンチされて表に出られない女性科学者

体力的にも主導権としてもトップを独占できる男性科学者

みたいなのの足引っ張りだよねって話はもうどこにでもいけばいいよ。

主語大きすぎ

ワンダーウーマンを見たミソジニー男が思うポリコレシナリオ限界

無差別ポリコレ差し込みはクソだと強く思っている

ポスターやらVTuberとき性的目線がどうのこうのとギャーギャー言ってるのなんて馬鹿みたいだし

乳袋云々、恥ずかしげな表情が云々、そんなもん個人主観だろう

あれが不快これが不快と言い出したらキリがない


つい最近思い付きで鑑賞したワンダーウーマンはその思いをより強くさせてくれたので、

増田感想を放り投げておく


ざっくりとあらすじを説明すると、神が作った孤島(女しかいない楽園)で生まれ

アマゾネスプリンセス世界を救うために旅立ち、人間の男と出会い、愛に目覚めて悪を倒す話である


この作品レビューを眺めてみると、以下のような内容が大半になる

ガル・ガトットが美しい」「つまらん」

シナリオ王道的で~とか台詞が~だとかふんわりと褒めるものもあるが、少数派でしかない


何でこのようなことになっているのかを理解するための材料として、

劇中で判明したワンダーウーマン個性を挙げてみようと思う


勉強より武術の鍛錬が好き

結婚という概念を知らない

子供のでき方も知らない

 ※子供粘土からできると思っている。母もそう説明している

  自分ゼウスと母の間で作られた子供だと知るとショックを受けるシーンまである

・ただし数百の言語精通している

 ※複数シーンで言及されるし、それによって事態が打開される場面がある

・肉体的快楽論(全12巻)を読破しているので快楽については詳しい

・男は生殖必要だが快楽はいらないと言う

赤ちゃんかわいいと思う


一言で表すとしっちゃかめっちゃか

どの事実をどうつなげても整合性が取れない

彼女がどのような時の流れを生きていたにしても、

結婚や子作りの概念回避しつつ数百の言語習得できたのはどういったからくりなのだろう

生殖知識があるのにこどもの出来かたは知らないだと?


ワンダーウーマンカマトトぶっているという線は薄い

ロンドンについた彼女は剣を順手に持って街を歩く程度に世間知らずで、

作中で男に嘘をついて戸惑わせるような小悪魔的な素振りを見せることは決してないからだ


何とか理屈をつけようとするより、以下のように解釈した方が妥当だろう

少女性と女性性、母性を全て兼ね備えようとしたらこうなった」のだ


ポリコレ配慮八方美人を目指した結果、

全編通して平均台を歩いているようなせせこましいストーリーテリング上の綱引きが繰り返される


結婚を知らない(結婚に拘らない女アピール

子供のでき方を知らない(処女アピール

→肉体的快楽論を12巻(13巻ではない)読破している(女性快楽を求めること自体肯定しておく)

→男は生殖にいるが快楽はいらないと言い出す(ただし男に都合のいい女ではないアピール

→そんなことはないと反論されたら寝入ってかわす(めんどくさくない女アピール


狭い船の上で男と寝るという些細なイベントでここまで事細かな配慮必要なのだからもはや同情するしかない

こんな有様では本筋で大胆な話を展開するなど絶対に無理だろう


序盤で


ゼウス人間をつくる→アレス(今作のラスボス)がそそのかして人間が争いだす

ゼウスに作られたアマゾネスが愛で包んで解決アマゾネスが反乱を起こす

ゼウス達が加勢する→アレスを倒す→アレスの復活を予期してゼウスアマゾネスを島に保護神殺しの剣を渡す


という説明が為されるが、この時点ですでに意味不明

アマゾネスは誰に反乱を起こしたのか、まったく語られない

話の流れからすると人間が起こした争いの平定のためだけに生み出されたアマゾネス

ゼウスに」反逆するのならわかるが、ゼウスアマゾネスに加勢している、何故?


ここも無理に話のつじつまを求めず

ゼウス父性 アマゾネスフェミニスト

人間市井の人々 アレスマッチョ

と置き換えるとすんなり話が通る


強引だ、と思う向きもあるかもしれない

しかし、ワンダーウーマンでは本作における戦争の決戦兵器であるマスタードガスの開発者

顔に瑕のあるサイコパスの女科学者に置換されている

彼女貪欲に勝ちを求めるドイツ将軍に加担して毒ガスを作り出し、

謎の肉体強化ガスまで将軍提供していた

この女科学者も「名誉男性」のメタファーなんだと考えれば非常にわかやす


無辜の人々が死んだ根源である彼女を殺せ、とアレスワンダーウーマンに迫るが、

ワンダーウーマンは愛に目覚めていたので結局彼女を殺さなかった


ご丁寧なことに、一見ラスボスに見えたドイツ将軍は島の塔(意味深)に眠っていた

ゴッドキラー(剣)で貫かれて息絶えるが、アレスはその剣をあっさりと無力化した

女が握る仮初の「剣」では真の悪は倒せないのである

ワンダーウーマンヒーロー自己犠牲(愛)で己の力に目覚め、

最終的にアレス自らが放った真っ白い光を跳ね返して、アレスを倒す


フェミニズムに徹底するかと見せかけて、最終的に古来よりヒロインに受け継がれた

由緒正しいイヤボーンラスボスを倒して見せたワンダーウーマン

家事仕事の両立を迫られる現代女性の困難をそのまま示しているようにさえ見えた


要するに、ワンダーウーマン

旧来のかたくななフェミニズムから脱出して理解のある男と触れあい

愛に目覚めた新世フェミニスト少女性と女性性と母性を全部託されてマッチョから世界を救う話なんだろう



こんな馬鹿馬鹿しいことになったのはひとえにポリコレ価値観による要求のせいだとしか思えない


小難しい綱渡りを求められた挙句に「つまらん」で切って捨てられるのだから

本当にやっかいな世の中だ


少なくとも作劇においてポリコレ害悪しかない

ある程度の偏りを容認しなければ面白さはどんどん犠牲になる

名誉男性作の大量破壊兵器心中したヒーロー主人公に「父の形見時計」を渡したが、

超人であるワンダーウーマンと違い一般人

時計(おそらく作中の流れからするに世代を超えて受け継がれる揺るぎない信念のメタファーなんだろうが)と愛だけでは生きていけない


そろそろ、何にでも苦情を申し立てて暴れまわるポリコレモンスターから市民を守るヒーローが登場してもいいんじゃなかろうか

科学者という職業

アカデミック職業は、結講風当たりが強い職業だと思う。

学歴だけはあるのに、まさか10年弱も非正規をやって、海外パーマネントになるなんて、見る人から見たら、信じられないらしい。

私は、非正規だった時も、時給は3000円以上あったので、一応はそれなりに暮らしていけたし、貯金も出来た。次の仕事が見つからない不安もあったけど、仕事のために何処にでも行くつもりだったし、実際皆そうしている。

「役に立たない」「税金泥棒」「変人」などと弄ってくる人が今だにいて、黙ってヘラヘラしているが、本当は殺したいくらいムカついている。

2018-10-05

anond:20181004191724

はかせ(日常

ベッキーぱにぽに

科学者教師医者とかはキャラ分け簡単に出来るし白衣多用されてると思うけど。

2018-10-04

anond:20181004194619

さかなクンでもデーモン閣下でもNHKの真面目な番組に聞き役として出る時は、1VS1で出ることはない。

司会進行役となるアナウンサーが必ずついていて、例えばデーモン閣下相撲番組に出る時は、NHKアナウンサープロフェッショナル相撲解説者、デーモン閣下と3人以上になる。その中で、NHKアナウンサーデーモン閣下コメントを拾っていくわけだ。

これは別にデーモン閣下さかなクンのように専門性を持っていなくても、例えば若いモデルAKBみたいなアイドル科学番組の聞き役ゲストに出演させたとしても、科学者とアイドルを1VS1で進行させることは普通はしない。NHKアナウンサーが司会進行をして、科学者とアイドルの間をつなぐ役割をする。アイドル科学者に直接質問する場面があっても、アイドル自分キャラ押し付けことなく、番組に合わせて落ち着いたトーンで質問をする。

キズナアイネット番組の悪かった点は、キズナアイ視聴者をつなぐ役割NHKアナウンサーがいなかったことだ。

また、バーチャルユーチューバーYouTubeの外に今後も出ていくつもりなら、もっといろいろなモーションや声の演技が必要になるだろう。

anond:20181004073801

から彼らはとても焦っているような感じがするのか。

仕事からしょうがないといえ、競争に巻き込まれしまうのには同情する。

元々はみんな、純粋研究が好きだったか科学者を志したんだろうしなぁ〜

anond:20181004014847

AIってより、深層学習/機械学習を使って創作物成プログラムを書く科学者(or プログラマ)が、彼らの仕事を奪っていくと言えよう。

生成された創作物さらに、人力で修正を加えてクオリティを高める、という方向性もあり得るが、消費者プログラム生成物で満足してしまった時点で、成立しなくなってしまう。

 

プログラム積極的使用した新ジャンル開拓もあり得るが、これはプログラム化されイタチごっこになる可能性はある(しか上記パターンよりまし)。

創作行為自体はなくならないと思うが、消費とどうリンクさせるかは、変化の波に飲まれていくと思う。

by創作

2018-10-02

沼研の伝説、眺めてたら胸糞悪くなるし科学者としては一流だったのかもしれないけど、人間としては三流の人格だったんだろうなとしか思えない。

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