はてなキーワード: 残業とは
保育園に2人目迎えに行って学童から帰ってくる上の子を待ち構え
その間に夕飯の準備をして、2人揃ったら食べさせて、
宿題をやれとゲキを入れて無理やりやらせ風呂入れて話したりして家事して歯磨きして寝かしつけたら22:30なのだが
単発の具合の悪さなら会社で死にそうな雰囲気を出して帰れるけど
幸いなことに今は虫歯はないが
出産後あまりにも腰痛が酷くて辛いので整形外科に電話すると予約しても2時間待ちですとか言われて全然いけない
一体どうすればいいのかわからない
健康診断で3年連続血尿なので泌尿器科行った方がいいですよと言われるがそれはいついけばいい?
そこで早退遅刻有給カード使ってるから自分の病院に行く時間なんてねえんだ
どうしてんだみんな
リモート勤務のやつばっかじゃないだろ
オラわかんねえんだ、教えてくれよ
色々事情があってワンオペチーム状態だから、もう2〜3週間、ほぼ毎日22時まで残業しても終わらない仕事があって、となりのチームにすまんが1週間だけ1人貸してくれって頼んだんだよ
そしたらどうしても忙しくて無理ですって、うちも崩壊しますって、じゃあ仕方ないね〜ってすんなり引き下がったよ
でもそいつ定時に帰ったよ、今日だけじゃない毎日毎日毎日毎日定時
同じ正社員、同じ待遇、時短とかじゃないよ、おんなじ平社員、おんなじ男
お前も10時までいろとか言わないよ、1時間だけ(ほんと言うと2時間だと嬉しい…)残業して、俺にその時間だけくれないか ずっとじゃない1週間でいい
だめか、だめだよな
なんだよ何が違うんだよクソクソ全部クソ
帰りたい
親がだんだんと弱ってきて、介護が必要になりそうだという予感があるなら、もうその時点で地域の包括支援センターに相談してみるといいよ。
まだ早い、なんてことはなくてね。なぜかというと、介護保険制度がそもそも本格的な介護に入る前から予防するということも想定された制度になってるから。
介護保険は、介護状態になったら使う「要介護」というレベルの前に、介護を予防する「要支援」という等級があって、そこから介護度が進行しないように予防する。
要支援は立ち上がるときにどこかにつかまらないと立ち上がれない、とかであればほぼほぼ降りる。ここから介護制度につながっておこう。
この期間のことを「フレイル」あるいは「プレ介護」と呼ぶことがある。この期間から介入しておくことによって、本格的に介護が必要となる時期を遅らせることができることが分かっているし
本人の健康寿命も延びていくので、できるだけ早期に準備を始めよう。
脳卒中や骨折などのイベントで一気に介護度が上がるケースもある中で、この状態のうちに気づいて動ける増田は幸運だよ。
特に、だんだんと体が動かなくなると家にこもりきりになるのがいけないので、週に1回、介護予防デイサービス・デイケアを利用するようにするとよい。フレイルの間のこれらサービスの利用は、増田にはほとんど負担にならないはずだ。
また、往々にしてあることだが、本格的に介護が必要になってからデイサービスに行くようになると、なじむのが大変だったり、あるいは本人にあったデイサービスを選ぶということが難しくなるケースがある。
この期間を利用して、本人も家族も支え、支えられることに慣れ、また自分にあった介護施設を探せるようにするとよいかもね。
ワイは親父の介護が必要になった時点で介護離職して正直後悔している。
行政系の下請けみたいな一社でパートタイムみたいな仕事をしつつ、知識を使ったエンジニアの端くれの仕事で自営業ということにはなるんだが、行政系の仕事は最低賃金でボーナスはないし、エンジニアの仕事はほとんど技術を忘れないようにするためにやっているようなものだ。金にはならない。
今になって思うと、自己負担が発生するにしても、デイサービスに訪問介護を組み合わせれば、残業なしの時短勤務+介護休暇で対応する方法はあったとわかるんだが、まぁ後悔先に立たずだよな。
実際に介護をやってみると、介護の場合多く発生するのは、半日まるごと飛んでしまうとか、連続的に長時間拘束されるとかはあんまりない。デイサービスとかに預けられちゃうから。
一方で、ちょくちょくスポット的に仕事を抜けないといけないことが多く発生する。それで集中力を切らされるし、連続して仕事ができなくて能率が上がらないということが起きる。何か阻喪をしたら対応しなきゃいけないし、ご飯を作るとか日常の家事もある。
自営業でいらっしゃるということだけど、そういうことに耐えられる仕事なのかどうかというところが一つポイントかもしれない。
また、フレイル期間の要支援を経ずに、いきなりライフイベントがあって介護が必要になるケースが実際には多いのだけれど、この場合、介護の体制を整えるまで数ヶ月ぐらいはバタバタすると思われる。会社勤めだと介護休暇はこういう所で使う設計らしいが、フリーランスだとどうしたらいいんだろうな。。。
ただ、一つ言えることは、たいていの人間は老いていくので、同じ状況にあるのは君だけじゃない。不安に思うのは自然なことだ。だからやりようはいくらでもあるということ。
『ある食品会社では、就業時間は午前8時から午後5時までと求人票にあり』「朝5時、6時に出てもらう日もあるけど、そこはサービス(残業)やな」
https://b.hatena.ne.jp/entry/s/news.yahoo.co.jp/articles/8963f3ba63e8ce01362f11c4068640610300d50f
昔は、経営者にも仁義があったから、朝5時の日は、午後2時で上がれるとか、翌日は、午前11時からで良いみたいな、帳尻合わせができたんだよ。
2年程度、俗に言う地下アイドルというものを追っかけているオタクです。
日本全国ライブがあれば仕事の都合のつく限り追っかけつづけ、週1はライブに行くような生活を2年続けてきた。2ヶ月に1回は新幹線や飛行機でどこかに遠征するような生活である。
が、今アイドルオタクを辞めたい。担降りしたい。未練タラタラでまだ無理だったけど。
自分のために整理もしてみたかったので、ズラズラと書いてみる。
中高大の友人たちが続々と結婚してきた。私が現場でイエッタイガーガチ恋口上してる間に他の友人たちは着々と人生のレールに乗っている。
自分の親からも「アイドルオタクをするのは良いけど、そろそろ自分のその後の人生を考えろ。アイドルはお前の人生の責任をとってくれないぞ」と言われる始末。確かに現場に何度も通おうとどんなに生誕祭で金を使おうと推しメンは結婚してくれない(特に私の場合は同性なので日本の民法が変わらない限り無理)。
(地下アイドルに詳しい人がいればすぐ事務所がわかってしまうぐらい特徴があるのでかなりぼやかします。正直その事務所がわかる人しかわからないと思います)
○2024年に入ったころからあるイベントが開催されるようになった。当時は一部のグループだけだったが全てのグループが対象になった。定期的にそのイベントが開催されるのだが、オタクはそのイベントが嫌でも、メンバーを人質に取られているものなので、行かなければいけないという義務感に襲われてしまうし、行かないと罪悪感に苛まれる。
また、楽しいライブを見たいのにステージ上で悔しくて泣いている子ばかりである。現実の色々なものを忘れるためにライブに来てあるのに、ステージ上の笑顔を見たかったのに、どうして悲しい顔を見ないといけないんだろう。自分まで疲弊してきた。
私のように義務感でチケットを取った人で箱埋まればそれでいいんだろうね。招待で動員できる金あるオタクがいるグループを優遇したいんだろうね。短期的な金儲けできれば良いんだろうな。事務所のグループ全体的に好きだったのに主現場以外行きにくくなった。主現場に申し訳なくて。
あと頑張ってもそんなに恩恵がない。
(この時点でなんとなく事務所がわかった人いると思うが名前は出さないで欲しい。そこだけはお願いします)
事務所内でのグループ格差が酷い。確かにお金を持ってきてくれるグループを優遇するのはわかるが、そのグループを冷遇する?みたいな謎の干され方しているグループがある。サブスクが一向に出ないとか、新衣装が1年半以上出ないとか新曲が出ないとか。トップのグループは新衣装の頻度が2〜3ヶ月に1回ぐらいなのに。ライブ頻度も高いのにずっと同じ衣装着続ければどんなに大事に扱ってもボロボロになってしまうし。
あと、既存のグループを大事に育てて欲しいと思っているのだが、新グループをバンバンデビューさせている。数打てば当たる作戦なのだと思う。が、今いる多数のグループを中途半端なまま放置しているのに、新しいグループを育てる余力あるんですか??今の既存グループはみんな魅力的なのに、それ活かそうとしないのは自分たちなのではないんですか??
もう多すぎるのでパッと思いついたのを書いていく。
・ライブグッズの詳細が出るのが3日前はデフォルト、下手したら1日前。全体的に広報が遅い。
接客業に求められる最低限のレベルに達していない。オタクを神様のように扱えとは言わないが、お互い不快にならない最低限ができてない。たまにヒステリックな怒り方するスタッフがいる。大きいため息付くスタッフもいるし、オタクがいる前でその場にいないオタクの悪口を言う。
やばいスタッフはごく一部ではある。やばいスタッフの顔を覚えてあまり関わらないようにしている。
スタッフの教育が行き届いてないんだろうな。だからこそグループを増やすべきではないと思う。急に店舗を増やしたせいで、社員教育が追い付かずに人気低迷して閉店した飲食店のようになりそう。
・スタッフによって案内がバラバラ。スタッフに確認して良いと言われたからやったら、違うスタッフにめちゃくちゃ怒鳴られた
・最前エリアチケットを実際の数より多く当選連絡してしまう(複数回)。
ちゃんと履行できてないのは運営のせいでしょ。なんでメンバーが謝らせるのかわからない。
・不備の連絡しても連絡なし。
友人はクラファンのリターン商品で名前が違うのが届いた。それも連絡しても返信なし。元々、通販もリターン品も忘れた時に送られて来るぐらい遅い。これもメンバーに謝らせていた。
・ライブ当日に重要な変更事項を「変更ありました」とも言わず画像だけ添付してツイート。結局ツイ消ししてなかったことになっていた。
私が疲れてしまったのはこんな感じだろうか。そもそもツアー全通してたのもおかしな話なんだろうな。6日連続ライブとか行って、どこからそんな体力出てたんだろうな。元々仕事も忙しくて残業80時間ぐらいしてるのに。脳内麻薬ドパドパ出てただけなんだろうな。
急に目が覚めてしまってから主現場の音楽を聴くとなぜか動悸がするようになっている。動悸するけどチケット持ってるからって行ったら、全然楽しくなくてあんなにペンライト持って暴れてた私はなんだったんだろうって。
でも、やっぱり楽しかった思い出はあるので完全に断ち切れない。原因は推しメン自身にないから本当に降りるのが申し訳ない。
離れてから生活全てが虚無で、忙しくて単調な日々がより色すらなくなってきている。無気力になってる。
音楽だって生まれてからアイドルソングしか聴いてないから、今時の子が何を聴いてるのかもわからなくて、とりあえずCreepy Nutsと King Gnu聴いてる。
んぼぼー20年SEやっでいくづんもの地獄を乗ん越えてくたベテランソンジャーのはずなんだども一向に待遇が良くならないだど!
んぐっんぐっなんがインターネッヅでは「Iてぃー業界の待遇がどんこつどんこつ良くなっでんどいると話題に!いんまやふーふー、Iつー業界に入っでないんやつはあはぁ(汗かき)負け組だべだど言っていいだど!」みだいな感じだどになっているけどけどだど、本どーにおんなじ日ぼんのはなはな、同じ地球、同じ世界線なのかと疑ってしまっただど!
じ獄のようにどこまでも残業が続くことは減ったけどどどどんどん、ふーふー代わりに給料がそれ相応に下がってきたんだど!!!うぼー!
GQの上がりハバネロんは物価の上昇にママ全く追いついてないことだけは間違いないだどど!
よ世の中で言われているリモート出社みたいなのも何だか遠い話だ。
フルリモートという名の「家にいるときでも働かせホーダイプラン」とか、セミリモートという名の「いつでも呼び出しOKプラン」みたいなのは食らったことあるけど、基本的には出社して普通に働かされている。
転職エージェントとやらを使ったこともあるけど「あっ、これ今より酷い人売りに売るだけ売られて終わりだな」ってパターンを引いてしまい逃げてくるのが精一杯だった。
次に使ってみた転職エージェントからは「増田さんの今のスキルで転職しても、別に待遇とかよくなったりしないっすね。悪いことは言わないんすけど、ぶっちゃけ時間の無駄じゃないっすか?」みたいな事を言われて終わった。
経歴詐称してバーターピーターで偽装請負させられてて、使えないからどうんこ掃除雑用ばかり押し付けられてきた20年間で俺が得たものは老化により長時間の残業に耐えられなくなったうんこマシーンぼでぇだけらしいど。
20年かけて何も身についてないだどおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!うおおお!
そもそもの時給がクソほど低い上に賃金未払いくらいくらいくらったまま会社が倒産したりもしてるから残業代もあんま溜まってないだどおおお
何も残ってないだだだど!
おかしいだどぉおおおおおおおおおおおおん!
世げんじゃ「20年前からあいつーにいだ奴らは先見の明があるだど!ボラックだなんだとケケケケケケケ敬遠していた奴らはきっと後悔してるはずだど!」みたいに言われてるけど、20年間ITで飯食ってた俺だって後悔しかないだど。
んじゃあ他の業界でん何やればよかったのかはしらんけどなんだど
うんこうん、うん運送業や引越し業者で20年やってたら腰いわして死んでだどどんした可能性もあるし、今はまだマシましだんじゃないかって考えて必死にえぐえぐ涙を堪えるぐらいしか出来ないだど!。
この人生、どこで間違えたんだどおおおおおおおおおおおおおおおおおお!
なんかインターネットでは「IT業界の待遇がどんどん良くなっていると話題に!今やIT業界に入ってないやつは負け組と言っていいでしょう!」みたいな感じになっているけど、本当に同じ日本の話、同じ地球、同じ世界線なのかと疑ってしまう。
地獄のようにどこまでも残業が続くことは減ったけど、その代わりに給料がそれ相応に下がってきてる。
時給の上がり幅は物価の上昇に全く追いついてないことだけは間違いない。
世の中で言われているリモート出社みたいなのも何だか遠い話だ。
フルリモートという名の「家にいるときでも働かせホーダイプラン」とか、セミリモートという名の「いつでも呼び出しOKプラン」みたいなのは食らったことあるけど、基本的には出社して普通に働かされている。
転職エージェントとやらを使ったこともあるけど「あっ、これ今より酷い人売りに売るだけ売られて終わりだな」ってパターンを引いてしまい逃げてくるのが精一杯だった。
次に使ってみた転職エージェントからは「増田さんの今のスキルで転職しても、別に待遇とかよくなったりしないっすね。悪いことは言わないんすけど、ぶっちゃけ時間の無駄じゃないっすか?」みたいな事を言われて終わった。
経歴詐称してバーターで偽装請負させられて、使えないからと雑用ばかり押し付けられてきた20年間で俺が得たものは老化により長時間の残業に耐えられなくなった身体だけらしい。
20年かけて何も身についてない。
そもそもの時給がクソほど低い上に賃金未払いくらったまま会社が倒産したりもしてるから残業代もあんま溜まってない。
何も残ってない。
おかしいな。
世間じゃ「20年前からITにいた奴らは先見の明がある!ブラックだなんだと敬遠していた奴らはきっと後悔してるはずだ!」みたいに言われてるけど、20年間ITで飯食ってた俺だって後悔しかないよ。
じゃあ他の業界で何やればよかったのかはしらんけどな。
運送業や引越し業者で20年やってたら腰いわして死んでたりした可能性もあるし、今はまだマシなんじゃないかって考えて必死に涙を堪えるぐらいしか出来ない。
この人生、どこで間違えたんだろう。
営業と役員がまともになれば、我々の残業手当/休出手当などが発生しなくなります。
営業と役員がまともになれば、我々の磨いた『爆速で何とかするスキル』は用をなさなくなり、評価されなくなるので、給与額を上げる理由もなくなります。
営業と役員がまともになれば「まともじゃない相手の対応」のせいで人手不足(無論育てる時間がない)になることも、属人化も、精神に不調をきたして休職してしまうこともなくなります。
主に
・営業の「俺のクライアント売上多いからいいだろ」のルール破り
・ミス秘匿
辺りがなくなると、休憩を規定時間取った上で勤務時間内に業務を終了することができます。
販管費下げるとか言って総務や事務の首切るの、うるせーのもいなくなるし役員的には一石二鳥なんだろうなってのはよく分かる。
ので、体質として変わる気はないんだろうな〜と思ってる。
大阪のナンパ師が「抱かせてくれ」なんて初対面の女たちに声かけてニュースになって、当然だけどナンパが規制されそうという状態
・当のナンパ師は「モテない男の嫉妬で告発されただけ、嫉妬すんな」
これから「健全な」ナンパを始めたかった自分としては、市場を自分達で閉ざしていく行動に対して、なんでそんなアホなことすんの?と不思議でならない
こういうのを、価値観の違いと表現してもなんか正鵠を射てないし、究極的には知能指数の違い(ミクロでしかものが見られない、マクロの状況が悪くなれば自分のミクロの状況にも悪影響が出る事すら分からない)
なのかなと思うけど、そんな1+1=2が分からない人間とかいるのか?って不思議に思う
散々新人をイジメて辞めさせて「新人が入ってこなくて残業だらけでキツい」とか言ってるおっさん達と同じ不気味さを感じる
どういう脳みそなのか誰か教えてほしい
業界までは言えないが、観光の仕事をしている。イベント・行事をこなしていく感じの仕事である。
今日はちょっと悩みがある。ちょっと、どころではないかもしれないが。罪悪感がある。
私は役職でいうと、係長とかリーダーとかその辺である。40代前後なので、まあこんなものだろうか?
今の部署は5年目だ。ちょうど2年前、つまり部署3年目だった時の話をする。ちょっと長いけど読んでほしい。適宜フェイクを入れるが、本質は残したつもりである。
後で読み直したんだが、表現がなんか小説みたいになってる。これは、私個人が精いっぱい思い出そうとした結果である。ご容赦願いたい。
イベントや定例行事、式典の数が多すぎて辟易していた。係メンバーが私を含めて6人いて、その過半数はイベント関係の仕事を持っている。
かくいう私は、うちの会社が直接やるイベントはもちろん、関係組織のものまで含めて課長クラスと一緒に出る必要があった。土日祝日の出勤になる。正直、休暇日数は少なかった。有給は使い切れず、年間休日は110日を割っていた。
会社直営のイベントだと時間外手当が出るが、関係組織のものは顔を出して談笑するのが主で、接待を受けることもあったからか、勤務日とはみなされなかった。話の相手方は全員年長者で、けっこう気を遣うにもかかわらずこの扱いだった。
勤務日にしてくれてもいいのに、という愚痴は置いといて。私をよく手伝ってくれる女性がいた。私と同じ部署3年目の子で、Sさんとしようか。Sさんは仕事ができる系の女子だった。彼女が担当する仕事のイベントはもちろん、ほかの仲間が担当のイベントで人が足りない時とか、人が足りている時ですら休日に出てくれた。私が出るイベントは、おそらくすべて出てくれている。
あの子はまだ20代半ばで、一応結婚はしてるけど……遊びたい盛りのはずだ。それを、こんなに休日を犠牲にしてくれて。振替休日もまともに取ってなかった。私の上司としての甲斐性がないせいでもある。
クールキャラで、そんなに感情を出さない子だった。いつも黙々と働いていた。あ、でも笑う時はすごく笑う。でもあの子は、きっと我慢していたと思う。職場の仕事初心者とか、働かない年長者の代わりによくがんばっていたし、体力のいる仕事だって、身長小さめなのによくやっていた。
この年はしんどかった。イベントの数も多かったが、とある特大行事があった。うちの部の責任者がゴリ押しで進めていたもので、そのうえ役員連中が政治力で開催地を勝ち取ってきた。
ざっくり言うと、昔プロ野球で大活躍した選手を何十人も集めて、地元チームと試合をしたり、少年少女に野球を教えたりするものだ。
で、その準備がまた大変だった。係総動員で挑んでも人手が足りないほどだったが、結局私とSさんがほぼメインで毎日残業して取り組んだ。そんな月日が三ヶ月以上は続いた。
あれは……開催まであと1週間というところだった。時期は6~7月かな。
その日は、開催場所(地元野球場)まで2人で車に乗って行って、選手観客の導線に無理がないかを確認したのと、台本に合わせて実際の全体の動きをデモンズソウルしていった。いくつかの問題点を見つけて、ああしたらこうしたらとまとめていって、終わる頃には日が傾いていた。
社用車で急いで職場に帰った。夜8時頃に事務所に入ると、その日にやろうとしていたグッズの数確認(検査検収)が全く終わってないのを確認した。私の仕事なので、終わらせて帰ろうとしてたら、Sさんが手伝いを申し出てくれた。
一緒に雑談しながら、しんみりとした疲労感の中でカウントしていった。何を数えていたかはもはや覚えてない。スタッフ用の記念Tシャツだったと思う。
今もそのクソダサTシャツは自宅の箪笥に仕舞ってある。正直クソダサTシャツではあるが、ぺこーらとかヒカキンとか、その他の著名Youtuberが着用したら一周回ってアリなのかもしれない。
結局、終わったのは夜9時過ぎだった。さあ帰ろうかとなったが、段ボールに入ったグッズを真っ暗闇の印刷室兼倉庫に運ぶ必要があった。
作業自体は10分も要らなかった。Sさんが手伝ってくれていた。印刷室の入口は電気を点けてない。廊下の明かりがちょっと漏れていたので。私の分が何往復かして終わって、あとはSさんの1箱分だけだった。
その時、Sさんから段ボール箱を受け取るところで、私が疲労のあまり躓いて、Sさんにぶつかってしまい、一緒に転びかけた。それで、気が付いたらSさんの手が私の肘のところにあって、段ボール箱は床に落ちた。
私が拾おうとしていると、ほぼ暗闇の中でSさんと目が合った。パッチリと合ったのだ。
私もSさんも疲れていた。私が「フフッ」と笑うと、Sさんも笑顔で吹き出した。私は気が付くと、Sさんの両手を握っていた。
「「あ……」」
そういう雰囲気だった。
Sさんの目をまっすぐに見て、一歩足を踏み出して、頭の後ろと肩のあたりをグイっと抱きしめた。Sさんの後頭部のあたりが汗臭かった記憶がある。私もおそらく臭かった。
Sさんが両手で、私の脇腹のあたりを猫の手みたいにして握りしめた。Sさんの胸部の感じが、私のみぞおちにあった。
やがて、抱きしめるのをやめると、暗闇の中にSさんの顔が間近にあった。
「ごめんね」というと、「なにが……? 何も嫌なことないですよ」って、震えた声が返ってきた。
それから、印刷室で段ボール箱の整理を終えると職場に帰った。Sさんが後ろから付いてきてる。PCをシャットダウンして、天井の明かりを切る前にSさんに「帰りは?」と聞いたところ、「自転車です」だって。
「もう暗いぞ。車で送っていこう」
「ほんとに。送ってくれるんですか?」
「いいです」
「お腹空いたな」
「空きました」
こんなやり取りだった。あと三行くらいはあったろうが、記憶はとうに消えている。
それからは、会社から離れた国道沿いのラーメン屋でご飯食べて、帰りの駐車場で車に乗ろうとする時、Sさんが運転席の辺りまで来て、私をずっと見詰めていて、それから……「どっか寄る?」「いいですよ」みたいなやり取りがあった……そして、駅前のシティホテルに車を停めて、罪悪感と一緒に……Sさんと一緒に部屋に入った。
どんな行為だったかな。ぎこちなかったと思うけど、意外と相性がいいところもあった。
ダブルルームに入ったら、すぐに扉を閉めて、Sさんにキスをした。扉に押し付けるようにして、ずっと長い間していた。Sさんはやや小柄な方だった。唇の位置を合わせるのがちょっとしんどかった。胸が思ったより大きくて、それがキスの障害になることもあったが、構うことなく続けた。
終わったら、Sさんの手を引いてベッドまで連れて行った。明かりをつけてわかったけど、Sさんはほぼメイクをしてなかった。「現場仕事だからか」と思いながら、ベッドの前でもう一度キスをした。今度は、何度も何度も、しつこく舌を入れて、ディープキスを堪能してから、そのまま行為に及んだ。
※シャワーは事後だけ浴びた。深夜が近くて時間に余裕がなかった
ベッドの中では……Sさんはすごく甘えてきた。お互いにいろんなところにキスをしあったけど、Sさんは前戯の時も、本番の時も、私のことをギュッと抱くようにしていた。昔ダッコちゃん人形というのを実家で見たことがあるけど、あんな感じだった。
私がSさんの上にいる時も、Sさんが上になってる時も、どっちかの手で、あるいは両手で私の体に触れていた。
やはり胸が大きかった。私も舐めたり、触ったりしたけど、なんだか固い感じがした。でも、ベッドの中で女性の体に触れるのは数年ぶりだったから、ずっと胸を攻めていた気がする。太腿とかも舐めたり触ったりしたけど、柔らかさよりも筋肉質な感じがした。
どんな体位をやったかは、鮮明に覚えてる。Sさんは基本、挿れている時はずっと同じ態度だった。よく言うと甘えるような面持ちで、悪く言うとマグロだった。
正常位の時も、バックの時も、対面での座位の時も、後ろから背中とか胸を攻めてる時もそうだった。甘えるような声はたくさん出すけど、そんなに動くことはない。
最後はベッドのすみっコぐらしで、Sさんを正面から抱きかかえると、ベッドの端でゆっくり、ゆっくりと、お互いに座位で振動しあっていた。動きにくい態勢だったけど、それがよかった。もし私がAV男優だったら、よいしょっと持ち上げて、入口の扉あたりまで移動して行為をするのだろうか。私にそんな体力はない。
行為の最後に、Sさんと顔を近づけてる時、「愛してます」と伝えた。Sさんは、その場で大笑いしていた。「そういうものかと思って……」と伝えると、さらに笑っていた。
キスをして口を塞ぐと、Sさんも合わせてくれた。Sさんの涙かもしれない液体が、私の頬のあたりを伝ったのを覚えてる。
全てが終わった後、私がベッドの端に座って、付けていたゴムを取ろうとしていると、Sさんがベッドのすぐ下でしゃがんだ恰好になった。私のゴムを手でちょっと握ったと思うと、口を使って取り外してくれた。
それからSさんは、私のを舐めて綺麗にしてくれた。本当に、すべて綺麗になるまで舐め取ってくれた。終わった後で、私の汚い液体がSさんの顔とか乳房にくっついているのを見た。
「付いてるよ。拭かないと。私が拭いてあげる」と言ったら、Sさんは自分で乳房を動かして、自分の舌で汚いものを舐め取っていた。
その時、私はベッドの上からSさんを見下ろしていた。Sさんの体を覗き込んでいた。若々しい身体で、シミなどは一切なかった。女性が男性よりも美の努力をしてるだけかもしれない。
その後、一緒にシャワーを浴びた。名残惜しいと感じて、シャワーを浴びながら、Sさんを真横から抱きしめるようにしていた。お互いに頭の横をくっつけあって、シャワーを浴びてた――私の記憶はそこで終わりだ。
帰り道のことはあまり覚えてない。Sさんが旦那さんと暮らしてる新築の家の付近に車を停めて、深夜にSさんを見送ったシーンは辛うじて記憶に留めている。
野球のイベントは無事に終わった。あれから、Sさんとは普段どおりの関係に戻った。誰の目から見ても、普段通りの上司と部下だった。Sさんは仕事ができるクールキャラで、たまに大笑いをしていた。それも変わらなかった。
冬前になると、Sさんが産休に入ると言った。青天の霹靂だったけど、以前から覚悟はしていた。結婚してるんだし、そういうこともあると思っていた。Sさんの代わりとして、臨時雇いの人が来ることになったが、それからは残業が嵩むようになり……あれはキツい日々だった。
でも、Sさんが職場に帰ってきた時のことを思うと、此処を維持するためにがんばろうと思えた。
結局、Sさんが戻ってくるのに一年以上かかった。出産後、産後休暇を取得して子育てに専念したことによる。
今年に入っていつだったか、Sさんが乳幼児の子どもを職場に連れてきた。ベビーカーに乗っていた。1才くらいかな?
其処に集まった女性陣の後ろから、ヨイショッとその子の顔を覗いてみた。Sさんがみんなに見えやすいように抱っこしていた。
その時ほど戦慄したことはなかった。あんな感じは、人生で初めてだった。後悔とは違う。自分が後悔してないのはわかっているけど、それでも恐ろしい感じ。感情の名前が思い浮かばない。
Sさんが私の方を見ようとした時、私はちょうど目を逸らして、デスクに戻るところだった。もうちょっとでSさんと目が合っていたかもしれない。
あの女の子、私と目の感じが似ている。鼻もそうだ。そのあたりから下のパーツも似ている。一目でわかるくらい、それほど似ていた。
これって、もし、あの子が私の子どもだとしたら、バレるんだろうか? 旦那さんがDNA検査するとか言わなくても、病院が提供したデータでバレるんだろうか?
ここまで読んでくれた増田の人は、人生経験が豊かなのではないか? 私はまだ40前後である。どうしたらいいのかわからない。
私はどうすればいいのだろう。どういう心持ちでいればいいのか? 不安でしょうがない。どなたか、なんでもいいのでアドバイスがおありでしたら、何卒ご教示願いたい。
理由は、過去2人、パワハラ野郎を上司に持ったことがあるが、結局奴らが油断するとパワハラ野郎に戻っていたからだ。
その2人はどちらも、残業が少なく、余裕がある時は紳士的な態度であった。おそらく過去にパワハラに似た振る舞いをして、注意を受けたのだろう。
しかし、残業が続いたりすると、心の余裕がなくなるのか、パワハラをやり出す。
パワハラというものは平均値で出されるものではない。機嫌がいい日と、悪い日とが交互に来たとしたら、平均してパワハラ0になるわけではなく、機嫌が悪い日だけを見てパワハラと認定するのだ。
同様に、体調が良い日にどれだけ気を遣って紳士を装ったとしても、体調が悪い日にパワハラをしていたら、もはやソイツはパワハラ野郎なのだ。
もちろん体調が悪い日でも、紳士を装える人はいるだろう。しかし、多くの(過去にパワハラをしていた)人間は体調が悪い日には、つい本性が出てしまって、パワハラをするのだ。しかも一度でも本性を出してしまえば、その人はパワハラ上司として恐れられることになる。
本性はパワハラ野郎な人は、残念ながら、治ることはないのではなかろうか。
(なお、残業が多くなると、どんな善人でも性格が捻じ曲がっていき、パワハラをやり得る、と聞いたことがある。こういう本性は善人だが、環境で仕方なくパワハラをしてしまう人もいてしまうわけなので、パワハラ=治らない、というわけではないのだろう。正確には、本性がパワハラの人は治らない、と考える。)
JTCメーカーに勤めてる新卒2年目なんだけど、半期ごとの面談でキャリアの話が出たので今の気持ちを吐き出して残しておくために書いておく。
「今後どうなりたい?」と聞かれても正直興味がない。
というのも、生活費と遊ぶ金が必要だから仕事をしているし、生活保護を受けるより待遇がいいからやっているのであって、この仕事の中身が好きとかそういうのじゃない。
仕事をするために生まれてきたわけではないし、連日の残業のせいでベッドとオフィスを往復するだけのゾンビになってまでやるべきものじゃないはずなんだけどなあ……
だから、この会社でキャリア形成をどうするかということも心底どうでも良くて「給料が上がるならがんばります」くらいしか言うことがない。(もちろんそういうことは言わないけれど。)
給料が良くなるならなんでもするというわけでもなくて、労組の庇護がなくなる管理職になって(今の上司のように土日もメールやSlackの返事をしたりするように、生活の全てを会社様に捧げさせていただいて)まで、高給取りになりたいとも思わない。
まだ、転職する方がマシだとも思うけれど、私みたいな意識の低い人間には、そんな社員を許すような会社はそれはそれで待遇やら士気やらIT環境やらが今より良くなる想像もできないし、今より良い環境に転職する能力もないと思っているので、どうしたものかな……と思っている。
会社の昇格面談に落ちた。せっかくの機会なので感じたことなどをメモしておく。
■自己紹介
・旧帝大理系の大学院を卒業し、日本人なら99%誰でも知ってる大企業に就職。社会人6年目の30歳。
・社内での勤務態度は評判が良く、言われた仕事はそれなりにそつなくこなし、期待以上の成果もあげてきた(と自分では感じている)。最近の若いものは飲み会にあまり来たがらない、と一括りにされるのがなんとなく気に食わないのもあり、飲み会など社内イベントの参加率は8〜9割くらい。
・部署ガチャの引きが良く、残業時間は少なめ(月10〜20時間程度)繁忙期はあるが、それなりに楽しく働いていた。
・ある一定の在職年数になると、上司から声がかかり昇格面談へのチャンスが得られる。評価項目は(独自フォーマットの)面談シート+人事との面談(30分程度)。
・最早組(同期の中で最も出世が早いグループのことを指す社内用語)以外はいわゆる出世コースから外れ、一度昇格面談へ落ちてしまうと追いつくのは至難の業。
・お偉いさん達は上記の評価システムや根強い年功序列制度をなんとか壊したいと考えているようだが、現行の評価制度にしがみつくベテラン老害社員たちにより古き良き年功序列制度の色が根強く残っている。
■面談について
・合格率は例年5〜6割程度。
・事前準備はそれなりにした(上司との複数回の面談練習、想定質問と回答の準備、暗記くらい)。上司からも「まあこれぐらい喋れてたら大丈夫じゃない?」と言われていた。
・当日の面談では7〜8割ほどは想定通りの質問内容。2割ほどの想定外の質問(おそらく毎年同じ面談内容だと対策が容易なので、毎年聞く内容を微妙に変えているものだと推定)にも多少テンパったものの無難な回答をできていたと思う。
・面談から1〜2ヶ月後に上司から「面談は不合格。また来年頑張ってほしい」とのメッセージがあり、落ちたことを知った。
・これまでの人生で試験と名のつくものに落ちたことがなかった(高校/大学受験、各種資格、運転免許など平凡なものばかりだが)ので、最初は何かの間違いかと思った。
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・自分よりも明らかに会社に貢献しておらず、話すのも下手な同期が面談をパスしていると知り、評価制度に疑問を感じた。具体的には以下の点が評価制度として微妙だと感じる。
→業務の内容について詳しく説明する時間がなく、その人がどういう業務をどう工夫して実施しどういう成果を出したのか、面談実施者は深掘りする事が出来ない。結果として、社内の花形部署、わかりやすい実績が出やすい部署へ配属されている社員が明らかに有利になる
(相対的にマイナー部署の場合は業務の内容説明から入らなければならず、個人のアピールが難しくなる)ほか、目を見て話す、声が大きいなどのノンバーバルな部分のウェイトが評価の多くを占めることになる。
→同時期に面談を受ける社員が多数いるため、後半の社員は面談の済んだ社員から質問内容などについて聞くことができ、社員間での不公平感が大きい(しかもそれらの行為は咎められるどころか、面談に通りたいなら当然実施すべきだし、前半に面談が割り振られてしまった社員は今年は運が悪かったね、と言われることすらある)
3.通常の業務が多忙な時期にも関わらず、面談対策と称して上司のスケジュールを確保し会議室にこもりっぱなしの社員は合格し、その尻拭いをして残業していた社員は面談に落ちる
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・上記のように現行の評価制度に問題があり、また自分がそれにより落ちたのだと仮定したところで、大きな組織を運営する以上現行制度より優れたものも思いつかず、また自分の会社員人生も好転しない。と考える
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■これからについて
・来年にはおそらく昇格面談の声がかかるだろうが、通常業務を疎かにしてまで面談準備をガチろうとは思わないだろう、というのが現時点での所感。
こういう「社内で出世するためだけの行為」に自分はやる気が出ないのだけれど、そういう面倒なことを考えずに素直に面談対策できる人間が出世していくんだろうなぁ、と考えたりもする。
・(自分と同等かそれ以下の業務量/内容の)同期と給与差が出るというのが精神的にもキツイので、会社への丁稚奉公的な働き方を諦めて、プライベートの時間をガッツリ確保するワークライフバランス重視型の働き方にシフトしていくか、副業をガチることでせめて給与面では同等以上になれば、などと考えている。なにかサラリーマンにおすすめの副業があれば教えてください。
タイトルがすべてなんだけど、頭の整理のために文章にしてみる。
仕事1
趣味2
家庭7
34歳男
165cm 63kg
東京・大阪の中心地から60~90分以内のあたりに住んでいる。田舎と言うには都会に近いけど、都会ではない、地方都市と呼べるほどの発展はない微妙な地域。
よくネットに溢れている公務員あるあるみたいな「仕事のできない高齢職員」とか「最低限のことしかしないやる気なし職員」とか「手は動かさないけど口だけはよく動く職員」なんかはほとんど遭遇しておらず、同業者に比べたらマシな仕事人生を歩んでいる。
過去には外部組織への出向も経験したし、少なくとも「外に見せることのできないどうしようもない職員」という判断はされていない模様。
外部出向もそうだし、近年ではコロナ対応という世界の最前線の一部に立っていたので、世間一般がイメージする公務員的な仕事は実はそんなにやっておらず、割と楽しく仕事をしている。まあ月100時間超の残業もあったし、独身でアラサーという使いやすい人事だったんだろうな、とは思う。
ただ、サラリーマンの宿命だけど、どこまでいっても組織の名前で仕事をしているなあと感じる。テレビに出るような芸能人じゃなくても、YouTuberやVTuber、ツイッターやpixivには激ウマイラストが溢れていて絵で飯を食べている人も15年前よりはるかに可視化されている。
一国一城の主というものには、人間誰しも1回くらいは憧れるよな。全部の責任が自分自身に乗っかかってくるというのは、それはそれでプレッシャーだろうけど。
そういった特筆した才能を磨いて、そして花開く人生だったら…と思うよ。
今後の仕事人生を考えると、氷河期世代に採用を絞りまくったツケを払う段階に来ているので、今の30代は中間管理職の仕事を間近で見る機会もなく中間管理職という立ち位置に放り込まれるのは確実となっている。
わずかばかりの管理職手当とともに残業代が出なくなるのもそう遠くない未来だと思う。
そんな中間管理職になったときにどうやってモチベーションを保っていこうか。
趣味といってもイラストや漫画を描いたり、小説を書いたり、音楽を作ったり演奏したりと、どちらかといえば消費よりは生産寄りの「物事を作るタイプ」の趣味の話である。
仕事の面でも少し触れたが、ネットの発達とともに、これらのものを生業としている人がどんどん可視化されてきた。
かけている時間がそもそも違うのだから比べることもおこがましいが、自分は可処分時間をふんだんに使って何かを作っても、見てくれるのは一部の人(主に面識のあるリアル知り合い)が中心で、広がりがない。
10年くらい投稿を続けていてもそんなものである。まあそもそも投稿数が少ないのが一番の原因だが。
コミケほどじゃないけど小規模な即売会に出したこともある。だがそこで見るのは、ひっきりなしに人が来るサークルと、知り合い数人しか来ない自分のサークルの歴然たる差だけであった。
たらればの話になるが、創作の方に力を入れていれば自分も"あっち側"に立っていたのだろうか。今となってはわからない。少なくとも今は”こっち側”なのだ。
練習してもしても思うように上達しない毎日に苦しみながら、それでも続けていくと思う。
クォーターライフクライシスの大部分はここが占めていると思う。
世の中的には生涯未婚率が男性で3割近く、女性で2割近くになってきており、30代でも未婚率は男性で40~50%、女性で30~40%くらいだろうか。
半数は切っているけど、マイノリティというほどではない。
結局人は自分が置かれた環境でどの位置にいるのかを気にするのである。
職場における30代の婚姻率はゆうに8割を超えており、自組織にいたときも出向先にいたときもそれはさほど変わらなかった。
そういった面から見れば、所詮自分は下位2割の弱者男性なのである。
20代のときに3人くらいと付き合ったけど、結婚には至らなかった。結局そういうことなんだろうなと思う。
同世代の人はたいてい結婚しているし、中には子どもが2人や3人いる人もいる。
高校の部活仲間とは卒業後も仲良くしているのだが、十数人いた同級生も未婚者はついぞ2人まで減ってしまった。
手っ取り早いのは、婚活して苦労しながら伴侶を探すことなんだろうなとは思っている。
だけどそれはつまり、多くの人に「あなたとは一緒にいる気にはならない」という烙印を押され続けることと同義である。就活のときに散々いろんな企業に落とされお祈りされ、人格まで否定されたような気持ちになったあの日々のことを思い出すと、足を踏み出せない。
昔は「自然発生的に仲良くなった人と一緒になるんだろうな」なんて思っていたけど、それはファンタジーの世界であって、現実ではなかった。
結婚というのは、タイミングはあるにせよ、仕事や利害関係を抜きにして「この人となら一緒にいてもいい」とお互いが思えることだと考えている。
仕事という仮面があれば大抵どんな人ともコミュニケーションを取ることができるけど、一度その仮面を剥がすと、"選ばれてこなかった"これまでの人生がずっと続くんじゃないかと暗澹たる気持ちになってくる。
とまあ、今感じているクォーターライフクライシスの原因をつらつらと書いてきた。
結局はどこで自分が自分の人生に折り合いをつけるかなんだろうな。
まだまだ数年単位でかかりそうだ。それまではあがき続けよう。