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はてなキーワード: クローズアップとは

2020-09-23

結婚=無料セックス

他所離婚話題が出てたんだけど、

結婚してたら無料セックスできるのに離婚するのかよ」みたいなコメントがあった。

うわー

きっとこのコメントをした人は、セックスしたいけど出来ない気持ちが強くてこういうことを言うんだろうなあ、というのは分かる。

分かるけど、その考え方どうなの?というのと、そもそも結婚ってセックス主体ではなくないか?というのでモヤついてる。

離婚になるまで関係悪化したんだったら、もうセックスしなくないか?もしくはしたくないんじゃないか

・"無料"が付いたことで、「自分は有料でしかセックスできないのに……」という感情が見えてウッとなる。

そもそもセックスは単体で完結できない、コミュニケーション一種だと思ってる。

セックス以外に関係を深め合うために色々してきて、その結果付き合ったり結婚に至っている訳なんだから、そこを省略するのにはお金必要でもしょうがないんじゃないかな。

結婚にそこまで性を結びつけるのかあ、という素朴な疑問。

自分は「この人と喋るのが楽しいもっと気軽に話しかけても良い関係になりたい」から恋愛に行くので、そこら辺あんまりからない。

結婚制度的な意味が強いと考えているので、性生活のみにクローズアップしているようなコメントに驚いた。

あとセックスレスの夫婦もそこそこいるだろうし。

2020-09-15

anond:20200915104207

毒されてるってか「だよな」って同意するとこがあったんだろ?

ならその部分は変えられないよ

ファンでいたいなら好きな部分をクローズアップしてきゅんきゅんが勝る状態キープしてろ

クズでも好き」「クズなところもかわいい」って盲目的に愛せたら元増田勝ち逃げ

2020-09-02

anond:20200902110905

医大男女差別は適正と思うけどね

事務次官の息子を優遇したという問題から目を逸らすためにあの問題クローズアップされただけに過ぎないわ

悪いけど生理があり、生理解決方法確立されてない時点で女は激務の医師は向いてないでしょ

2020-08-10

同僚が児童買春した時の気持ち悪さが蘇ってきた

アクタージュの件で、過去に一緒に仕事をしていた人間児童買春で捕まった時の気持ち悪さ、おぞましさが蘇ってきて、じわじわダメージを受けている。

作品ファンという訳でもなく、過去気持ち悪さをぶつけたいだけの自分語りなのでご理解いただきたい。

数年前に、同じプロジェクト仕事をしていた人間(以下A)が突然出社しなくなった。

本人かご家族に何かあったのかと心配していたら、数日後にほかの業務で呼び出された先で、Aが逮捕されたことを知った。

私に対して告知が行われたのは、Aと一緒にしていたプロジェクトとは無関係で、たまたま私が報道に関するチェック部門にいたから。

その告知でも罪状は伏せられていたので、酔ったかストレス暴力事件でも起こしたのかと思いきや…

報道をチェックして、Aが前職時代に、他県で犯した児童買春だと知った。

報道には社名はなく、他県の地方紙に小さく載っていただけだったので、そこは安心した、が。

児童買春、いわゆる女子高生風俗店だったわけだが、昨日まで一緒に仕事をしていた人間違法と分かって未成年を買っていたという事実気持ち悪すぎた。合法風俗はいくらでもあるのに…

押収品が写真だったんだが、Aが入社時に写真趣味と言っていたことを思い出し、よりおぞましい気持ちになった。

(ここからは若干自意識過剰と思われるかもしれないが)同じプロジェクト仕事をしている中で、ほかのメンバーから「あの人あなたに興味があるらしいから今度飲み会セッティングするよ」と言われたり、本人からちょっとした好意的アプローチがあったので、その欲と地続きで児童買春して未成年いかがわしい写真撮影していたかと思うと本当に気持ちが悪く、恐怖を覚えた。

プロジェクトの時に私に向けられた、よく言えば好意的、悪く言えばいやらしい目つきで、被害者写真を撮っていたことがリアル想像できたから。

その上、報道チェックの業務としては、Aのプライバシー保護のために逮捕されたことすら口外禁止だったので、誰にもこの気持ち悪さを言えないことにもモヤモヤした。特に私は何か被害にあった訳ではないが、結果的にAは守られ、私はひとりでこの気持ち悪さを抱え込むしかないのかと。

アクタージュの件、被害者の感じた恐怖はいかばかりかと思う。私も中学生時代まででも十数回痴漢行為をされているのでその面でも許せない。

同時に、一緒に仕事をしていた作画先生は、どれほど悔しく、おぞましい思いをしているかと思うと心が痛い。

クリエイターとして、作品が中断される無念」の方がクローズアップされがちだけど、個人として、今回の痴漢行為と地続きの人間性や欲を、向けられてたこともあるんじゃないか。直接の被害でなくても、言動や表情から滲むものはあったと思うし、思い出したくなくてもそれらが気持ち悪い記憶として残ってしまわないか

作品ファン存在と板挟みにもなって、本当に苦しいと思う。

作家としてだけでなく、個人としても十分にケアされて欲しい。

2020-08-02

黒瀬陽平合同会社カオスラによるハラスメントについて」について

例の文章を読んで、細かい点かもしれないが、どうしても気になったことがあるので書く。

トーン・ポリシングと言われたら困るので最初に書いておくが、ハラスメント告発横槍を入れるつもりは毛頭ない。

しろ逆に、あの文章の本旨であるハラスメント告発ではなく、いわゆる「不倫」に関する問題クローズアップされることを恐れるがゆえに、次のことを指摘しておきたい。

立場の不均衡」や「非対称性」といった語は、パワハラの背景を説明する用語として一般的に用いられているはずだ。

しかし、ハラスメント告発する目的で書かれたあの文章では、「不倫」における既婚者と未婚者の関係にもこれらの語が用いられている。

これでは文脈的に、「不倫」における既婚者と未婚者の関係を、ハラスメント加害者被害者関係類比的なものとして捉えるアナロジーが成立してしまう。

まりあ文章では、ハラスメント告発するための論拠である立場の不均衡」や「非対称性」といった語を、「不倫」という別の事柄を捉えるために「転用」してしまっていることで、文章としてハラスメントと「不倫」の問題混同され、結果としてハラスメント告発する意図が弱まっている印象を受けるのだ。

たとえこの事案においてハラスメントと「不倫」が複合体をなしていようと、あくまハラスメントハラスメントであり、「不倫」は「不倫である

ハラスメント批判するには、両者は峻別されなければなるまい。

ハラスメントと「不倫」が混同されてしまうのは、ハラスメント告発する当事者にとっても本意ではなかろうと思って、書いてみた。

2020-07-30

コロナ解明まで感染を避け続けることはできるのか

俺はまだ新型コロナウイルスには感染したくない。

やはりまだ分からないことが多すぎる。

致死率は低いけど、無症状でも「サイレント肺炎」で肺がひそかに破壊されていたり、

人によっては中長期的な後遺症に悩まされ、もしかしたらそれが不可逆的なものなのかもしれないということを考えたら恐怖のウイルスだ。

その仕組みが解明されたり、治療薬・ワクチンが開発されるまでは感染を避けたいと思っているが、

それができるまでは最低でも1年はかかるだろうし、2〜3年かかってもおかしくはないだろう。

しかし、そんな長期間感染を避け続けることはできるのだろうか。

もはや公共の場所に行くときマスク常識となっているのに感染は広がり続けているし、

「三密」がクローズアップされた結果、"三"密が揃いさえしなければ感染しないというイメージが広まって名ばかりの感染予防策を行っているところがあるようにも思う。

手指消毒をいくら徹底しても、身近に感染者がいたら当然感染するリスクは非常に高くなる。

3年間も友人と全く会わないというのは流石に無理だから感染するかしないかはもはや完全にギャンブルだ。

しかも、知らないうちに感染して、発症せず無症状のまま体からウイルス消失したとして、

無症状でも中長期的には身体に影響を及ぶものであることがわかった場合感染歴さえ分からないまま新しい病魔に侵されるかも分からない。

このまま感染が広がり続けたら、誰もが感染リスクを抱えることになる。

ほんと、どうにかしてくれよ・・・

2020-07-26

anond:20200726214403

アメリカ対策適当ではないよ。結構やってる。頭がおかしバカクローズアップされてるけれど、一般市民は案外やることをやってる。

2020-07-21

書いたな、俺の前で、アクタージュの話を!

anond:20200715160608

まりはそういうことなんだが、アクタージュ好きなんよ。私はね。

ちょっと前にチェンソーマンおよび藤本タツキ激推しお気持ち文書いたんだけど、この増田に対してあのレベル激推し文が書けるほどのバックボーンが私にはない。ただアクタージュってワードに反応して語りたく成った迷惑早口キモオタだ。許せ。

漫画マニアなら、演劇漫画と言えば大御所大御所金字塔金字塔ガラスの仮面が思いつくだろう。累も大好きだけど、あれは演劇主体かと聞かれたら微妙なところだ。アクタージュの凄さ面白さは、ガラスの仮面を下敷きにしながらきっちり少年漫画に落とし込む上手さ、現代性の取り入れ方だ。演劇なんてジャンプっぽくない題材で、どうやって少年漫画に落とし込むか?という方向性に疑問が行くだろう。しかし、違うのだ。元々のガラスの仮面、このガラスの仮面こそが、極めて少年漫画的で、かつ化け物じみた少女漫画なのだ

ガラスの仮面において、しばしば主人公マヤ狂気性がクローズアップされる。どれだけ弱めても「狂気」だ。少女漫画はえてして、人間関係のドロドロを誇張含めて描きがちであるガラスの仮面ファンも、アンチも、なんとなく読んだことがある人も、「こいつはヤバい」と思っただろう有名エピソードとして「泥まんじゅう」がある。ネタバレは出来るだけ避けるが、この狂気性はどうしても伝えたい。ガラスの仮面をこれから読む人でネタバレが気になる人はさよならだ。まあ流石に居ないだろ。

基本的には、マヤは「月影先生や速水の寵愛を受け、美味しいところを持っていく」役柄で、作中でもきちんと周りから指摘され、嫉妬される。なろう系のように「さすマヤ状態にはならない。それこそ、ほぼ殺人未遂の石(本物)を舞台上で投げつけられたりする。まんじゅう泥団子すり替えられたりする。さすがのマヤも手が止まる。だが、「おらぁトキだ!」と、マヤが演じるトキになりきって、泥まんじゅうを満面の笑みで食ってしまうのだ。もはや「さすマヤである。あまりにも強烈過ぎる自己否定だ。彼女マヤではなく、あの瞬間、間違いなくトキだったのだ。マヤは、自らがマヤであること、演技力がある人間であること、紫のバラの人に憧れを抱く人間であることなど、そんなアイデンティティほとんど執着がないのだ。劇中で自分ではない何かに成った自分こそが彼女アイデンティティなのだ物語に没入していなければ「なんだこいつ」だし、没入してても「狂気」だ。「演劇をやりたい」という極めて明確な目標を元に、自分すらも捨て去る。演劇主体として見ればとても少年漫画的であり、生き様としてみれば少女漫画エッセンスがこれでもかと濃縮されている。不朽の名作だ。

さて、アクタージュの話だ。主人公の夜凪景は、いわゆる演目になりきる憑依型のアクターだ。まんまマヤであるさらライバルキャラの百城千代子もほぼ亜弓である。そして主人公演劇界に引っ張り上げた演出家には、いつかやりたい「幻の演目」……当然ながら「ガラスの仮面」への類似性への指摘されるし、あの名作と比較してどんな差別化をしてくれるのか、と比較される読み方をされていたと思う。ガラスの仮面を読んだことがない人も、ガラスの仮面ファンにも、ちゃん面白いと思ってもらわなければ連載は続かない。

アクタージュは、必ず「この人はなぜこうなったか」「なぜそれができるか」「なぜそうするか」が描写される。つまり描写される演技には必ず「アクター個人としての」アイデンティティが関わってくるように描かれている。ガラスの仮面のあまりにも強烈過ぎる自己否定など、微塵もない。この一点こそ、マヤと夜凪の、ガラスの仮面アクタージュの決定的に違うところだ。ガラスの仮面ファンもニッコリ。

そしてもう一つ大きな違い、「個と組織」の違いだと考えている。ガラスの仮面は圧倒的に「個」だ。読めば分かるが、ガラスの仮面組織組織の強みを生かしたシーンが実は少ない。組織の良くない、ドロドロしたところの描写のほうが多いくらいだろう。マヤ理解である月影先生劇団主催ではあったものの、強烈な周りに理解されない天才、「個」だ。速水さんも明確な「個」である。強烈な個がぶつかり合う様でガラスの仮面は成り立っている。

アクタージュは、組織的なものちゃん組織として役割を担っている。それだけだと、ただ主人公ライバル活躍するだけの漫画かと思ってしまうが、きちんと「組織」が役柄をもっているため、組織の存続に関する視点が本筋に関わっていく。商業的な視点も取り入れながら、きちんと少年漫画をやっている。実に現代的な視点であり、ガラスの仮面リバイバルとしても十分に面白作品となっている。ガラスの仮面知らない人もニッコリ。

強烈過ぎる自己否定からくる演技への執着、それによって誰にでもなる、なってしまガラス「仮面」マヤ、時には暴走するが、自らのバックボーンを捨てることなリアル演出する「アクター」ジュの夜凪。対比として美しいって書いてて思った。

どっちかのファンでもどっちも知らない人でも、片方読めば楽しめるし、両方読めば4倍楽しめる。1+1で2じゃないぞ、2の2乗で4倍だ4倍。読んでくれ、特にガラスの仮面

2020-07-02

anond:20200702204642

こういうのって多くの人が目にしただろうピークばかり取り上げられるけれど、トレンドの発端となる作品ってもう少し地味なんじゃないかな。

桜ソング流行の発端だって森山直太朗福山雅治ばかりクローズアップされるけれど、桜を歌っても売れることを示したのは川本真琴だったわけだし。

2020-06-29

anond:20200629072049

ここのブコメ気持ち悪いな。

しかけられたくない人もそりゃいるだろうけど、バーみたいな知らない人とも雑談する可能性がそこそこある場所についての増田なんだよな。

話したくない時は「静かに飲みたいんで」とか断ることもできるし別に上司じゃないんだから適当に切り上げることもできる。

まともなバーテンダーがいる店なら一人で飲みたい人が無理してたら助けに来る。

そういう記事に、話しかけること自体そもそも悪だとでも言いかねない勢いで「話しかけるな」のブコメが並んでスターついてるの、前提も読めず読まずTPOも考えずどの場所であっても普段いる場所での常識押し付けてくる感じで本当にめちゃくちゃ気持ち悪い。

ここ何年かコミュニケーションが嫌いまたは苦手な人間意見クローズアップされてとても良いと思うけど、今度はそちらが主流でありコミュニケーションが好きなほうの人間否定するような流れが見られるようになってつらい。

たとえ少数派であることで辛い思いをしてきた人であろうと自分多数派になれば少数派を叩くのに躊躇が無くなるんだな、と人間の醜さを感じる。

それはそうとここの増田に関してはウーバーイーツ(とか、増田が下に見てる属性)に関する意識が透けて見えてるんじゃないか?酒飲んでても見下されてるのはわかるし、その時点で適当に切り上げる。

2020-06-21

minatonet 男だからと言って言葉暴力に耐性があるわけじゃない。それが許されるようなら性差別にほかならないので、フェミニストも怒るべき。

男は「女の(男や男の権利攻撃する)言葉暴力」のみにクローズアップし過ぎるだけでしょ。

男が女を攻撃生活活動限定しようとする言葉暴力単語だけでもバラエティはあまりに有りすぎる(辞書を眺めればわかる)し侮蔑してるのにあまり日常的に繰り返されて怒りを表明すれば薄ら笑いで馬鹿にされるか突然殴られたと激昂する。

2020-06-17

anond:20200617092424

白人警官白人を射殺しても注目されず、白人警官黒人を射殺すると「人種差別」になるのはよくわからないよ。

どちらも犯罪被疑者に変わらないのに。

構造差別問題クローズアップされているけど、それは一人の警官人智を超えたものからどうにもならない。

2020-06-12

フェミニスト渡部不倫相手を庇うのに怒り狂っている

トイレに呼び出して何度もセックスするなんて女性可哀想

怒り狂っているんですよ私は。

私はトイレで性急なセックスをするというシチュエーションが好きな女だ。フェミニストは「あなたは男から奴隷的にコントロールされてる被害者」とか訳知り顔で言うけど、これが本当に腹が立つ。私の神がかった顔とスタイルの良さでむしろこちら側がオスをコントロールしてるんだよ。吸血鬼美女の生き血吸うのと同じ。自分勃起して前後不覚になってる男と性急な形で一つになることで最高に気持ちよくなる私が、かわいそうな男の奴隷なの?ふざけんなよ。これが私の性欲だよ。こんな私の性欲をも肯定するのがフェミニズムだったんじゃないのか?

女性自分意思で汚いセックスを楽しむことを否定している

渡辺ひどい!モノ扱い!って言うけど、それは女性セックスに応じなかった場合の話じゃん。フェミニストが口酸っぱく言っている「合意」のもとに何度も行われたセックスでは、それはそういう「プレイ」だろう。これが男性同士の不倫だったら?きっと不倫相手男性可哀想だとは言われなかったよね。そういうプレイかよ変態めって感じじゃん。なぜ女性意思をなかったことにするのか。女に性欲なんてないでしょとか言ってる20年前の男かよ。

渡辺と女の共同クズ作業なのに、渡部クズだけクローズアップされて女性差別もいいところだよ。共同研究なのに男の研究員だけ注目するクソムーブみたいなものじゃん。フェミニストがそんなのでどうすんの?

フェミニストでもある自分は思う

2020-06-08

anond:20200608164329

国内国外とあるが、外国籍労働者留学生も含め国内経済クローズアップして話をするとすると

いわゆるIT業界でも、とんでも(ないあぶなっかしい)技術というのは、あることはある

1つにリモートといっても、ピンきり。実際はただの在宅勤務、従来と代わらない内職相当をリモートとよぶひともいれば

きちんと機材が入っていて、オフィスよりも生産性があるSOHOというひともいるだろう

              👻

そんななかで、オフィス街が分散を始めて安価オフィスへと移転が始まったといういみでは外食産業とはいえ変革を迫られるだろう

反面、住宅街のなかのオフィスでは、効率がいいとは言い切れない。オフィスにはオフィス用の設備がいる。

から外食産業は立地といわれてきたが、オフィスの昼食需要飲み会需要がどんだけあるの?というのはでかい。ない場所外食構えて何がしたいの?と

土地代がない自家なら無理ではないんだろう。とはいえオフィス街のテナントでそんなことしてどうする。

               👻

話をリモートに戻すとすると、いわゆるマイクロソフトオフィスイルカから始まったサポートボットの流れが人工知能機械学習を経由して、コルタナという1つの文化にたどり着いたことは大きい。技術的に見てもかなりの新技術が投入されている。このボットがいるWindows 10そしてそのサポートありのリモート外食産業勢力図が変わるという流れがありつつも、それだけの力があるということで、そりゃ技術も熱いだろう。IT産業が再び一部とはいえ加熱するなら、そのまわりは外食も熱くなる。勝ち負けがはっきりしてくるとなれば、どこの大学から園に入りやすいか?など、学閥だってまた騒ぎ出す。そうするとやっぱり、大学の周りの外食が熱くなる。

                👻

じゃぁ、大学の周りの外食が熱いか!?といえば、リモートと言う話題に再び戻る。オンライン学習学校教育へのパソコン教育の本格化、AtCoderなどの新進気鋭のサービスへの投入も熱いし、オンライン学習といういみではかなり、熱い。それこそ本当に”熱い”というのは1つの話題になる、そうなると、確かな情報がほしくなる。何を言ったか?正しい情報を言ったかどうか?が重要に成ってくる。ではどうやって、それが正しいと判断するか?もっと簡単なのはNHK夕方ニュース複数のキャスタがただしい意見の1つとして紹介す、無名大学学生意見だろうとりゃそりゃ正しいだろう。

              👻

2020-05-31

はてブには多様性が残されている

はてブってなんだかんだで左というかリベラルに偏ってると思うんですよね。政権批判増田は驚くほどよくホッテントリに上がるし、性暴力関係記事も今回の箕輪氏の一件みたいに世間よりもクローズアップしてる。

そんなはてブにも、政権への批判もは一ミリも許さない人とか、性暴力関係記事冷笑的なブコメを残す人もいる。もちろんいるに決まってる。社会を見渡せばはてサなんて希少種であることは一目瞭然で、ほとんどの人は穏当に消極的政権を支持し、セクハラ報道にはやんわりと距離をおきつつひどいよねえなんて他人事みたいに言うだけである

からいるに決まってるんだが、なんであえてこんな居心地の悪い空間にいるんだろうと時々疑問に思うのだ。とっても居心地が悪いと思う。上がってくるホッテントリは彼らを苛立たせるような、過去発言政権の揚げ足を取ったり、日本いかに没落し劣っているかを事細かに書き連ねる記事ばかり。彼らのおかげではてブはかろうじて多様性の欠片が残ってると思うんですよね。もしいなければ地獄ですよ?轟くエコーチャンバー

2020-05-28

若い女死ね世論が動く

木村花さんが死んでネット規制議論が盛り上がったのを見ると、高橋まつりさんが死んで過労死問題クローズアップされたことを思い出す。

結局若い女死ね世論が動くけど、男やおばさんがいくら死のうが世論は動いちゃくれないのだね。分かっているけど。

逆説的には世論を動かしたければ若い女犠牲にすればいいということかな。

2020-05-23

テラスハウスにおける自殺事件について、誹謗中傷に加担していない視

SNS上でセカンドレイプが発生している現状を鑑みて、便宜上ここでは被害者をAさんとします。

結論から言うと、今回のAさんの自殺テラスハウスにおける「恋愛」を求めた視聴者に非がある。というか元凶視聴者

Aさんの自殺発覚後、彼らの攻撃対象誹謗中傷を行ったアカウントに向いた。

出演者やらせ強要していたり、意図的人間の悪い部分をクローズアップしたテラスハウスプロデュース方法演出について批判をしているアカウントは誰一人として見つけられなかった。

そもそも『「人の恋愛」がエンターテイメントとして消費されている』という現状に、なぜ誰も非を唱えないのか。しかもその「恋愛」は脚本によって脚色された偽の恋愛と言っていいだろう。おかしいとは思わないのか?視聴者にとって、テラスハウスという番組NetFlixに980円も毎月払ってみる価値のある作品なのか?

男が女を奪い合う、また女が男を奪い合う...そんなギスギスした構図を、わざわざドキュメンタリー形式的にしてまで、どうしてエンターテイメントとして楽しむことができるのか? 私には本当に理解することができない。

昨年のバチェラーの結末で炎上した件もそうだ、ご意見番みたいに「B子がかわいそう」「どうしてC美を選んだの?許せない」などと、他人恋愛にいちいちコメントをすること自体が異常だぞ。

ネトフリさんはこの訃報コメントを発表しているが「突然の訃報に、言葉を失っております」じゃねーよ、即刻放送中止しろや。と言いたい気持ちを抑えて、私は、誹謗中傷したアカウントはもとより、テラスハウスプロデュースというか番組のものに異を唱える。

あと「言葉刃物」「画面の相手の先にいる人のこと考えよう」とか綺麗事並べてるアカウント気持ち悪い。視聴者は「テラハ見てたけどさ」とか前置きしてるけど、当然Aさんが誹謗中傷に遭ってることも気付いてたよな?その時になんで誹謗中傷しているアカウントに注意しなかったんだ??「他人には注意するけど自分は見て見ぬ振りか?」それ自分発言内容と矛盾してないか

2020-05-11

知事とか市長とかで実際の力量はともかく目立つ人が出てきたけど

目立つ(いい意味でも悪い意味でも)

その人らの所属政党的なのがあんまりクローズアップされたりしないね維新ぐらいしか

立憲とか国民とかが動かしてる都道府県市町村とかあったら色々判断材料なると思うんだけれど

野党の支持者の人らで移住して固まって市単位で良い政治やれるんやでって見せたりとかしてくれたりしたら色々参考になるんやけど

2020-05-04

カツオ風俗嬢は似ていない。ただ、IT土方風俗嬢なら似ている

 ここのところカツオがどーだ、安売り買ったらお前は搾取たこブルジョワジーめと殴り合いが続いてますが皆さんお元気でしょうか。

元気じゃない人はちゃんと寝てくださいね


 で例のカツオの例えの記事を何個か見てて思ったんですけど、やっぱカツオと今回の嬢は似てませんよ。

片方が魚で、片方が人間からと言いたいんだろって?そんなものじゃなく経済的に苦しんでるのは変わらないから一緒って?

いや、その構造も違うんでないかなあと。


 そもそも、今スーパーにある安いカツオを買うのは、100%搾取なんでしょうか。

店は開けることができません。加工も無理。

スーパー仕入れてこなきゃ、ゴミです。何も生まない。経費でマイナスです。赤です。

まりスーパー仕入れ我らが買うのは、応援でこそあれ搾取汚名だけを貼られるものではないのでないでしょうか。

 農林水産省が余分に牛乳かって、ってやりましたよね?

学校で使われず余って安売りになりそうな牛乳の消費を求めたあれですが、あれの近いものではないでしょうか。買って応援

値段の不相応がありその意味搾取です。

でもそこだけクローズアップしていいものなんですか?


 発言で示された風俗嬢を考えても、いろいろと違うんじゃないかと思えるところが出てきます

発言で期待された風俗嬢は、元々業界にいません。

新しく労働を始める人か、何かを辞めた、辞めざるを得なかった人たちですよね。

一応いいますが、風俗嬢をやることは悲劇じゃない。

この機にやってみようと思ってた、ってんならどうぞご自由にしてください。

 でも発言風俗嬢短期間で辞めるとなっている。やりたくて入った方は、3ヶ月だけで辞めるんでしょうか。

それは自由意志からしてやりたくなかったけど、その意志を飛び越えてやる必要があった人たちがメインではないのですか。

 応援するという意味ではカツオと一緒じゃないかとなりそうですけど。

漁師さんは漁師業界知識活用して売り先を変え、漁師アイデンティティを守ったうえで応援してもらえるのです。

個人事業主で事前知識を誰も教えてくれないまま、意思関係なく風俗嬢業界に飛び込まなきゃいけない所に応援って、本当に一緒なんですか。


 そんな風に考えたとき、私に一つの記憶がよみがえりました。

詳述しないですけど、昔私は不況の只中で就職活動をやる羽目になりました。

希望業界、やりたいこと、ちょこちょこ色々あったけど、全部パーです。

その時たまたま元気だった業界を選ばざるを得ませんでした。それがそう、IT業界です。

 人は募集してたし活気があったのは間違いないですけど、その時代とうにIT業界の化けの皮は剥がれており、過酷労働跋扈しているとささやかれました。

体調不良に鬱なんてよくある事、業界を知ってる人からは平然と辞めた方がいいと言われてましたね。

でも私は選ばざるを得なかった、そんな糞上等の世界から、何の事前知識もなく正しい会社を選び取ってIT土方になるしかなかった。

 これです。これこそ、あの発言で期待された風俗嬢なのではないですか。

若く、体力も多分あってハンデもないと思われる、そんな大量の学生が事前の希望一切関係なく、経歴に空白を生む致命傷だけは避けるため。

何だったら、3ヶ月。3ヶ月というキリのいい数字だけでも働いて転職時に話せる経歴にしておきたい。

勿論生活費も稼いでおきたい。


 私はこの時の自分と、件の発言がダブってしかたありません。

聡明な読者なら多分、どこからか違う部分を見つけ出して喝破してくれるかもしれません。

でも私には自分意思職業を選びきれなかった屈辱が今も心のどこかに残ってて、発言で指差された風俗嬢に、自分勝手な憐憫を感じざるを得んのです

2020-04-15

社会矛盾が次々と焙り出されるのが気持ちいい

課題先進国課題先進国と言われ続けて10年近く経って何も変わらなかった社会が、コロナで次々と変わっていくのがいい。

満員電車に長距離通勤ブラック労働長時間労働問題解決されつつある。

今は正規社員は在宅勤務できるのに、パート現場で働き続けなければならない点がクローズアップ中。

男性の育休取得も、リモートワークで簡単解決されそうだ。

中国工場を作ることのリスク可視化されつつあるよなあ。

今後、仮に日本戦争に巻き込まれたとしても、外出禁止令や灯火管制は「お願い」レベルしか出来ないこともわかってきたし。

緊急事態宣言を巡って、国と都道府県の力関係も変わっていくのかもしれない。

2020-04-07

anond:20200407142945

良さかどうかはともかく

・そういうものを読みたくないと思ってる人にも強制的に(一部だけでも・タイトルだけでも)読ませることができる

・こういうものを読ませたくないと思う人にも強制的に(一部だけでも・タイトルだけでも)読ませることができる

というのが増田の特徴ではあるね

(前者ばかりがクローズアップされがちだが、後者マイナー話題や冷やかしの多いジャンルの時はある意味致命的)

基本、能動的に検索しないと読むことができないブログブログサービスとはここが違う

2020-03-24

100日後に死ぬワニが炎上した理由(+炎上を避ける方法

それは、マンガというのは連載が続くとシリアスになるからだと思う。

例として、ドラゴンボールワンピース等の歴代ジャンプ長期連載作について考えてみよう。

初期の話ではギャグユーモア比率が後期より高い。バトルといえどもちょっとしたギャグまじりに描かれている。

しかし連載が長引くにつれて、徐々にシリアスの度合いが上がっていき、バトルもすごいガチで、どんどん話が濃く長くなっていく。

なんでそうなのかっていうのはいくつか理由があると思うけど、有名なチャップリン言葉、「人生クローズアップで見れば悲劇だが、ロングショットで見れば喜劇だ」になぞらえれば、連載によって読者が長期間ひとつ物語に触れることで自ずとキャラクター人生クローズアップされ、悲劇シリアスな話にならざるを得ないのではないかと思う。

 

で、この100ワニの作者の他の作品(どうぶつーズとか)をちらっとみたかんじだとこの人は元々シュール作風志向しているっぽくて、100ワニのコンセプト自体自分死ぬ運命を知らないワニのある種の滑稽さを描く」というブラックジョーク要素が入っているんだけど、これが100日かけて連載することで「仕掛け」を考えた側の想定以上に読者がマジになってしまった(期せずしてシリアス度が上がってしまった)ということなんじゃないかと思う。

たぶんテレビで作者が語っていた「昔死んだ友達がどうこう」「読者に生きることについて考えてもらいたいうんぬん」という話も、なんか後付けというか、嘘ではないんだろうけど、当初は他に不謹慎な発想もどっかしらあったに違いないと思うんだけど、なんか周りがすごいハートフルな感じで受け止めてるんでそれに乗っかってったのではないか。で、結果として作品の受け止められ方と商品展開の整合性が取れなくなって炎上したんじゃないかなあ(最終回についても、オチ自体企画当初から考えていたとしても、描き方とか演出は連載中の読者の反応を受けてよりエモーショナルンな感じになった可能性が高いと思う)。

 

で、炎上を避けるにはどうすればよかったかというと話は単純で、連載を短くすればよかったんだよね。「10日後に死ぬワニ」にすればよかった。作品ブラックジョークの要素が強くなり、追悼ショップカフェブラックジョーク企画として受け入れられただろう。盛り上がりもしなかっただろうけど。

 

まあ作者も本当は「うるせえ! 俺が俺の作品商売して何が悪いんだ!」といいたい気持ちはあると思うんだけど(言ってもいいと思うけど)、大勢関係者がいる手前そういうことは言えないんでしょうね。がんばってください。

2020-03-15

フェミニズム界隈を巡る反論

 日本フェミニズムが抱えている問題複数あって、煎じ詰めれば「思想善悪如何はともかく、その行動が全く効果的ではない」という一事に尽きる。

 女性地位向上。大いに結構。その、地位向上のためにある種攻撃的な手段を用いること、これまた結構

 しかし、攻撃的な手段を用いている割には、その効果殆ど出ていないことに問題があるのである

 むしろ結果的にそのような手段が、フェミニズムに対する周囲から評価を下げてさえいるのが問題なのだ


 古来より女性男性による抑圧を受けてきた。この事実を頭から否定することはできない。

 例えば、近代イギリス小説家サマセット・モームは、作品『月と六ペンス』の中でこう書いている。「女性自分を殴る男性を好んでいる。むしろ自分を殴ることのできない男性のことを見下しているのだ」と。

 このような記述は、文脈的に言えば主人公チャールズストリックランドタヒチを訪れた際に語られているものである。ここからは、モームがどのような立場女性一般化しようとしていたのかが読み取られ得る。

 また、自然主義人間本質を虚飾なく描くことを目的とした主義思想作家大家である近代フランスエミール・ゾラが書いた『居酒屋』では、登場人物の男らが、まるで息をするように女性達を殴りつける描写が、散りばめられている。貧民層の現実標榜した彼の作品においてもまた、女性に対する暴力が大いにクローズアップされている。


 このように、国の内外を問わず女性に対する男性から暴力というもの散見される。流石に、このような状況は現代において相対的改善されているものの、未だどこかしらに不満を残す女性がいることに不思議はない。その女性らが、自らの権利を向上するための運動を行ったとして、何の不思議があろうかとも思う。


 問題は、それらの行動が評価を得にくいこと、あるいは、フェミニズム評価を落としていることである。それらの行動の多くが、効果がないどころか逆効果であるという点である

 具体的に、何故そのような問題が発生しているのか?

 以下に論点を纏めていく。


1:フェミニズム議論ソフィスティケートされすぎており、一般女性男性認識に馴染まない


 古代ギリシャ劇作家アリストファネスは、自身の著した喜劇『女の平和』にて、女性らのセックスストライキを描き出している。


 女性達が、「そんなに戦争が好きなら、私達を抱かなくとも大丈夫なんだね?」

 と、戦争反対のため断固セックス拒否する痛快さ。このような鮮やかさは、現代人にさえ快い衝撃をもたらすものである

 女性の最大の魅力は何か? それは性である、とアリストファネスは言う。

 このような言説は当時のギリシャ男性においてのみならず、近代フェミニストらにも見られる。

 女性が短いスカートを履くこと、自身の魅力を以て大いに社会地位を占めること――その権利回復せねばならないということ。それを目的として、20世紀フェミニストらが声を張り上げていたことは言うに及ぶまい。

 その運動社会において大きく効果を上げた。

 イランのごとき保守的国家においては、女性が人前に出る際には目元を除き身体ベールで覆う必要がある。そのような規則女性利益担保しているのか、損なっているのか、議論の難しい点には違いないが、現代においてはそのような保守的傾向の多くが拒否されている。女性らは、身体ベールで覆うことを一般的によしとしない。

 女性が獲得した権利はそこに見られる。つまり、性の発露である

 性はそれまで女性自由にはならなかった。構造主義先駆者とされるレヴィ・ストロースは、「女性男性らの所有物であり、婚姻という形で交換が行われた」という意味の主張を行っている。彼に対する当時のフェミニストらの批判推して知るべしだが、女性婚姻父権立場にある人間によって執り行われることは多く存在していた。そういう意味で、女性にとって婚姻も性も自由とは言い難かった時代存在していたのである

 自身の性を管理行使する権利が、婚姻不自由によって制限されていた時代があったことは、間違いない。この文脈に沿って言うならば、間違いなく女性権利現代において拡張されたのである

 ここまではフェミニズムにおいて一般的な議論範疇である

 とは言え、問題はこの延長線上にある。


 女性自身身体的魅力を大いに利用すること、それはアリストファネス喜劇に見られるように、女性自由を支えている。そこには、フェミニズムと密接に関係する女性権利の実現が確認できる。

 しかし、昨今、この身体的な魅力を大いに活用することは、「性的搾取」に繋がることが指摘されている。


1-2:性の解放性的搾取

 相対的な性の解放が、性的搾取に繋がること、これは表裏一体の問題と言える。


 当然、女性社会進出をする上で、女性自身の性を政治手段として用いることには、危うさが秘められている。

 そのような危うさをして、現代フェミニストらは「性的搾取」の大号令を行う。

 アイドル、性産業広告業芸術

 これらの分野における女性露出性的搾取危険を秘めている、と現代フェミニストらは声を揃える。そこには危険があり、権力の影がある、と。

 ここにおいて、深刻な二律背反が生じているのは明らかである

 女性スキームとして用いる性が、危機的な結果に繋がっている。ここでどうするべきなのか?

 残念ながら、この問題に明快な結論は出ていない。


 政治家の大多数が男性であるこの社会において、支配者と被支配者の対照は、男性女性という対照を想起させる。

 男性狡猾である――多くの女性の思う以上に――男性狡猾である男性暴力行使することができる。端的に言って、男性の筋力は女性に勝り、悪しき意志が備わりさえすれば、女性尊厳根本からなうことを可能とする。恐らく、文明以前の原始時代においては、男性はこれらの暴力を非常に効果的に用いてきた。そこには、ある種暴力弁証法とも呼ぶべき歴史があった。例えば、あるコミュニティコミュニティが衝突する――。一方が敗北すれば、その敗者側のコミュニティに属していた女性は、勝者側に所有されることとなる。多くの場合、そこにおいて女性尊厳考慮されることはない。

 昆虫動物らに見られる、コミュニティコミュニティの争いや、イスラム国による女学校の襲撃を思い出して頂ければ、上記の言説の正しさは容易に担保されると思う。

 男性狡猾であり、暴力性を有史以来、あるいは以前において大いに活用してきた。

 勿論、現代においても男性による暴力が根絶されたわけではない――とはいえ、その状況は改善されている。暴力には法が対応する。無論、適切な対応が成されない場合存在するが、少なくとも有史以前に比べれば状況は好転している。

 その進歩の影には、恐らく全ての心ある女性と心ある男性の尽力があったことだろう(思うに、倫理を生み出すのは常に狂気じみた努力である)。

 人類は持てる限りの理性を用い、公私において倫理を整備してきた。

 我々は持てる限りの能力を用いてきた。そこに、女性の尽力が関わっているのは間違いあるまい。

 女性はその能力を大いに用いてきた。


 さて、端的に言って、性的魅力は女性能力である

 それは、女性が何かを望む際に、その実現を助ける能力になり得る。例えば、意中の人と結ばれる際にその能力は大いに役立つ。

 性的魅力は疑いなく女性能力である女性自身尊厳担保し、増進させるために、その能力は用いられ得る。


 しかし、その能力女性自身らの尊厳の為に活かすことと――それと、男性(や女性)によって、その能力が利用されること――とは二律背反となっている。

 近代において、女性の魅力や能力が、適切に用いられることをフェミニストは願ってきた。しかし、ここに来てその努力は一つの壁にぶち当たることとなる。

 例えば、大きな胸を強調したポスター女性の魅力が強調されてはいるが、不適切方法で強調されているのではないか――そういう議論が起っている。

 女性の魅力をみだりに利用することは、女性に対する搾取である、と人は言う。

 この命題は決して間違っていない。「女性の魅力をみだりに利用することは、女性に対する搾取である」。決して、この命題は間違っていない。

 とは言え、ここが言わばロドスである


1-3:ソフィスティケートされ過ぎた議論

 女性の魅力をみだりに利用することは、女性に対する搾取となり得る。


 勿論それはそうだ。とは言え、そこには議論錯綜するポイントがある。

 まず第一に言えるのは、女性の魅力の発露=性的搾取といった、シンプルかつ誤謬を招く等式が発生し得ることだ。

 女性が何らかの能力を――この場合には性的魅力を――社会において発揮すること。その能力を発揮することにおいて、何らかの報酬を得ようとすること。それ自体は悪ではない。

 自分能力への対価として報酬を貰うことは、多くの場合善悪とは関係ない行為である

 例えば、女性の高く伸びやかな声、時に力強い声。歌手はそれを披露する。

 例えば、ダンサーは時に挑発的に、曲線的なライン身体を躍らせる。挑発的に、攻撃的に。

 絵画において、裸婦は笑う。裸婦は草原に寝そべり、微笑んでいる。

 これらは全て、(努力などによって獲得された)肉体的魅力を発揮する行為に他ならない。当然のことながら、これらの行為をして悪であると断ずることはできない筈だ。とは言え、それらの魅力や能力の発揮が、「搾取」に繋がると人は言うのである。つまり、その行為は翻って女性地位を貶め、最終的には女性全体に対する不利益を導くものだ、と叫ぶのである


 例えば、女性歌手楽曲を作り、歌う。彼女は、男性への恋心を叫ぶ歌謡曲を作り、歌う。その曲を批判して、「媚びている」と誰かが叫ぶ。

「媚び」はこの場合、不自然女性立場貶める行為であり、最終的な女性不利益を招く行為を指している。端的に、それは搾取対象であると、誰かが指摘する。

 例えば、写真家女性写真を撮る。彼女は、頬杖を付きながら、気だるげに微笑む。その写真批判して、「媚びている」と誰かが叫ぶ。

 その「誰か」は、最終的に女性不利益を招くと指摘する。

 例えば、

 例えば、例えば、例えば――


 女性が魅力を発露すること、それが搾取対象になり得るということ――それは必ずしも同じではない。しかし、そこには矛盾がある。女性尊厳担保し、増進するために、魅力が用いられること。そのような魅力が搾取対象とされてしまうこと。

 女性能力を発揮すれば、それは女性全体の利益を貶め得ると誰かが叫ぶ。

 能力を発揮すれば、誰かがそれを利用し搾取すると、その誰かは叫ぶ。最終的には、女性全体の立場は貶められ不利益帰着すると、その誰かは指摘する。

 これが、フェミニズムソフィスティケートされた結果なのである。それは、端的に矛盾である

 カメラに向かって微笑みかける誰かの存在を、「性的搾取であるとし、それがゆくゆくは女性全体の利益を損なうと指摘する――。

 このような言説には致命的な混乱が含まれていると言って差し支えないだろう。近代フェミニズムによって獲得された、女性自身能力や魅力を自身権限によって行使する自由は、ここにおいて壁にぶち当たっている。


 能力を発揮することは搾取に繋がる。能力を発揮してはいけない。

 このような論理は、一般的な男女を納得させるに足る論理であろうか?

 勿論それは不可能であるフェミニズム矛盾にぶち当たっている。

 そして、その矛盾を解消し得る論理が未だに発見されていない現在――少なくとも、フェミニズム論理一般的な男女を――あるいは当事者であるフェミニスト自身らさえ――説得できる状況にない現在思想としてのフェミニズムは大きな困難に直面していると言わざるを得ない。


2:結論

 結局、フェミニズムが直面している矛盾を、フェミニスト自身らが解決できていない状況において、その混乱を抑えられていないのが現状と言えよう。

 その混乱のさなかでは、到底周囲の人々を納得させ得る行動など、示せるわけがないのである

 昨今のフェミニズム運動空虚さ、反感のみを招く徒労さはそこに根を置いている。これまでに獲得してきたものと、これから獲得しようとするものとの間に生じる矛盾――その矛盾解決することなくして、現代フェミニズムは正しい舵取りを行うことなどできない。

 結論としては以上となる。

2020-03-06

anond:20200306184426

キツネっぽい顔のやつがクローズアップされてるのが苦手かな

竿ならそこまで気にしない

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