それは、マンガというのは連載が続くとシリアスになるからだと思う。
例として、ドラゴンボールやワンピース等の歴代のジャンプ長期連載作について考えてみよう。
初期の話ではギャグやユーモアの比率が後期より高い。バトルといえどもちょっとしたギャグまじりに描かれている。
しかし連載が長引くにつれて、徐々にシリアスの度合いが上がっていき、バトルもすごいガチで、どんどん話が濃く長くなっていく。
なんでそうなのかっていうのはいくつか理由があると思うけど、有名なチャップリンの言葉、「人生はクローズアップで見れば悲劇だが、ロングショットで見れば喜劇だ」になぞらえれば、連載によって読者が長期間ひとつの物語に触れることで自ずとキャラクターの人生がクローズアップされ、悲劇・シリアスな話にならざるを得ないのではないかと思う。
で、この100ワニの作者の他の作品(どうぶつーズとか)をちらっとみたかんじだとこの人は元々シュールな作風を志向しているっぽくて、100ワニのコンセプト自体「自分が死ぬ運命を知らないワニのある種の滑稽さを描く」というブラックジョーク要素が入っているんだけど、これが100日かけて連載することで「仕掛け」を考えた側の想定以上に読者がマジになってしまった(期せずしてシリアス度が上がってしまった)ということなんじゃないかと思う。
たぶんテレビで作者が語っていた「昔死んだ友達がどうこう」「読者に生きることについて考えてもらいたいうんぬん」という話も、なんか後付けというか、嘘ではないんだろうけど、当初は他に不謹慎な発想もどっかしらあったに違いないと思うんだけど、なんか周りがすごいハートフルな感じで受け止めてるんでそれに乗っかってったのではないか。で、結果として作品の受け止められ方と商品展開の整合性が取れなくなって炎上したんじゃないかなあ(最終回についても、オチ自体は企画当初から考えていたとしても、描き方とか演出は連載中の読者の反応を受けてよりエモーショナルンな感じになった可能性が高いと思う)。
で、炎上を避けるにはどうすればよかったかというと話は単純で、連載を短くすればよかったんだよね。「10日後に死ぬワニ」にすればよかった。作品のブラックジョークの要素が強くなり、追悼ショップもカフェもブラックジョーク的企画として受け入れられただろう。盛り上がりもしなかっただろうけど。
まあ作者も本当は「うるせえ! 俺が俺の作品で商売して何が悪いんだ!」といいたい気持ちはあると思うんだけど(言ってもいいと思うけど)、大勢の関係者がいる手前そういうことは言えないんでしょうね。がんばってください。
単にタイトルが悪いし流用のしかたもおかしいだろ 「2日後に脱糞する」ってなんであれ冒頭につけたら見た瞬間イラっとするよ
多分それすら伏線で「100日後に閉店する予定」って設定なんじゃないの。
死ぬじゃなくて倒産ってちゃんと書けよ 店は生物じゃないんだろ コロナで死ぬ人が多いなか不謹慎
閉店するのは46日後です。
ははあ、電通は心底嘘つきというわけですね そろそろ公正委員会に通報したほうがいいかな
まあ100日もブーム続くわけないじゃんとはその通りなわけだが、意外とシビアだな… (コラボショップにしては長い方か?)
この後亡くなったんだよね……
嫌な事件だったね... まだ、死体もみつかっていないんだろ?