はてなキーワード: カラカラとは
5年ぶりにまともな仕事で働いている。おかげで、収入もまともになった。どのくらいまともかと言うと、昨年一年間の年収を、わずか3か月で超えてしまったというくらいまともな仕事と収入である。
でも、毎月お金が底をつく。ありがたいことに貯金はできているが、とにかくお金が足りない。
本来、この5年間でやらなければならなかったこと、買い換えなければならなかったもの、新たに買わなければならなかったものに、どんどんお金が消えていく。
例えば冷蔵庫。今現在で10年以上使っている。テレビ、洗濯機も同じ時期に買ったので、それぞれ10年選手だ。どれも海外メーカーの、値段で選んだような代物なので、いつ壊れてもおかしくない。ドライヤーはそれより前に買ったものを使っていたが、昨年末から髪を乾かすたびに「カラカラカラカラ…」というやばい音がしていたので買い換えた。最新のドライヤーは風量が段違いで、僕の薄い髪の毛が飛んでいきそうだった。
パソコンも、8年くらい前に買ったノートパソコンを使っているが、YouTubeを見ていると突然電源が落ちてしまう。これも買い換えないといけない。財布もボロボロで、縫い目がほどけてしまったり、穴が開いていたりと散々だ。
5年前に辞めたブラック企業で心身共に沈んだ。それがなければ、こういうものを5年の間に少しずつ新しいものに取り換えていっただろう。僕は過去5年間、余裕のある収入もなければ余裕のある暮らしさえもできていなかった。その反動からか、この数か月でそれを取り戻そうとしている。あまりにも急ぎ過ぎなのかもしれない。
男性原理が極めて強い「先進国」が女性化(=女性原理への譲歩、導入)するのと、
男性原理が大して強くない「後進国」が女性化するのとでは、結果が大きく異なるだろう。
たっぷり水を吸った雑巾を絞るのと、カラカラに乾いた雑巾を絞るのとの決定的な違い。
女性を避け、社会とも断絶、米国の非モテが起こす「サイレントテロ」(八田 真行) | 現代ビジネス | 講談社(1/3)
http://gendai.ismedia.jp/articles/-/56526
この論評の結語。
[しかし、フェミニストやジェンダー論者が一所懸命やろうとしてきた男性性の解体を、
日本の影響を受けた、それも「反」フェミニズムが変な形で実現しつつあるというのは、
日本は「乾いた雑巾」だったんだ。カラカラに乾いた雑巾を絞り過ぎて、雑巾自体が
男性原理の強/弱、女性原理の強/弱と「女性差別(女が不快な思いをする)」は無関係だということ。
『日本の影響を受けた「反」フェミニズム』とか評者は書いているが、日本にはフェミニズムを
成立させうるような「固い地盤」は存在しない。底なし沼のようなズブズブに液状化した地盤ならあるが。
生まれて初めての彼氏ができてから一年半、夜寝る前のある妄想をしなくなった。
その妄想の中で私は幼女だった。色白で痩せていて、さらさらの長い髪を持つ幼女だった。
私は人のいない世界を旅していた。動物もいなかった。虫もいなかった。魚はいた。スーパーには肉も魚も果物も普通に並んでいた。
人がいなくても電車も車も飛行機も動き続けた。タクシーに乗って行き先を告げても車は動かなくて、信号待ちをしている車の屋根に登っておくと、信号が変わった時に動いた。
家には基本的に鍵がかかっていて入れないことが多かった。自動ドアは開いた。エレベーターも動いた。目を離した隙にコンビニの商品が入れ替わっていることがあった。
私にかかる重力はいくらか弱かった。スカイツリーのてっぺんから足を滑らせて落ちても怪我はしなかった。
私は汚れなかった。水の上を歩けたし潜っても溺れなかった。南極でも一定以上は寒くないし、真夏の砂漠でも一定以上は暑くなかった。喉が渇いてもカラカラにはならなかった。怪我も病気もすぐに治すことができた。一定以上はお腹も空かなかったし、食べすぎで苦しくもならなかった。トイレもお風呂も必要無かった。
デパートで可愛い服に着替えた。朝ごはんも食べた。本屋さんで座って本を読んだ。車に乗ってどこかに行った。ビルの屋上から他のビルにジャンプして行き来した。飛行機に乗って無理矢理途中で降りた。時計塔の針にぶら下がったり名画に触ったりお墓の上を渡ってみた。どこか知らない森を抜けた。海にも潜ったし砂漠に足跡も残したし草原で昼寝したし洞窟で雨宿りしたし満天の星空の下、湖でくるくる踊った。
みんな好きで失言してる訳じゃないぜ。
失言癖のある奴はな・・・・・・話題がなくて、シーーーーーーーンとしてる空気に人一倍敏感なんだ!それだけ!
失言癖のある奴は人一倍焦っちまう。喉もカラカラ。まともに呼吸もできやしない。そして、酸素不足で焦ってる脳みそってのは的確な判断ができない。
だから「絶対に触れちゃいけない話題」のパンドラボックスを開けちまうんだ!よりにもよって!
君ってブサイクだね!とか、殺人鬼に顔が似てるね!とか人間性を疑うような悪口がいっぱい詰まったパンドラの箱。
でも開けちまうんだ!
失言癖の奴は、その箱を開けたら呼吸ができると思い込んでる。
もう酸素が欲しくていっぱいいっぱいだ。
でも後悔する。家に帰って、脳が落ち着いてからは。
でも言ったことは取り返せない。
誰と話してても通用する話題をだ、最低でも10個は常備しとけ!!
絶対にパンドラの箱を開けないように、それをガードする鉄板の話題を10個は用意するんだ!
お前がもういい歳なら、面白い学生エピソードとか社畜の思い出とかあるだろ?
みんな義務教育は通過してんだから、学生エピソードは常備しとけ!
あーーーーあと何言うんだったかな。忘れた!強く生きろ!じゃあな!
利用しているリコー IPSio PJ X2130Bのランプ使用時間が交換目安時期を超えたため
届いたランプを手順にそって交換しようとしたところ、
まず旧ランプが引っこ抜けない。
何度揺らしたり相当力強く上に引いても抜けなかったが、斜めに引いたところ部品が破損する音とともに抜けた。
コネクタを固定するためと思われる部品(プラスチック)にツメがあり、それが引っかかって折れた様子。
内部損傷はなさそうだったため、そのまま新ランプを入れた。スムーズに入る。
電源を投入したところ、画面に等間隔の縦線(黒色)がはいる。
新ランプのせいかとはずしてもう一度電源をいれてみるものの、縦線は変わらず。
このあたりから焦りだして、ネットを検索するも、縦線は故障だとか叩いてなおせなど、ブラウン管時代を彷彿とさせるコメントしか見つからない。
とりあえず揺らしてみるとカラカラと音がしたので、新ランプを外し、ひっくり返して揺らしてみると、劣化した結束バンドの欠片が出てくる。先程壊れた部品とは違うものが出てきて困惑する。
新ランプを戻し、電源を入れた状態で揺らしたり叩いてみると、縦線の間隔が狭くなったり、横線になったりする現象が現れる。
このあたりですでにあきらめはじめたり、他ごとをしだしたりで1時間ほど経過。
リコーのサイトを見ていると土曜にも電話でのカスタマーサービスが行われているようだったので、とりあえず電話してみるかとあきらめながら、叩いたり揺らしたり褒めたりしていたところ、急に線がぶれはじめ、正常な画面に戻った。
ブラウン管モニタ時代に培った、適度な角度と適度な衝撃の与え方、また機械も褒めたら頑張ってくれるという胡散臭いあれが、このご時世にも通用して驚いたので新品のランプから独特の香りがする中で記録する。
※これはフィクションです。実在の人物、団体、界隈などとは一切関係ありません。
そのひとが描く、すらりと伸びた手足が好きだった。
何にも染まらない白い肌が同じように白い肌と重なっている。草原の中に佇む、少年とも少女ともつかないその姿は確かに静止画としてそこから動かない筈なのに、きっと誰にも捕まえられない。吹き抜ける風のように自由で追いかけても追いかけてもすり抜けていくだろうから。
「尊い」
そんな私の口から零れたのは、たったそれだけ。ツイッターで回ってきた、その美しすぎるイラストについて、私はそれ以上語る言葉を持たなかった。
いや、持てなかった、と言うべきだろう。私のような語彙力のない人間がありふれた陳腐な言葉で褒めちぎっても何にもならない。
だからただ「尊い」とそれだけ言っていればいいのだ、そうだそうだ、それが正解だ。
残念なのは、一回しかふぁぼが出来ないこと。見た瞬間に無意識に1回ふぁぼって、見入って息をするのを忘れて、それからやっと呼吸を再開した時に手癖でもう一度ハートマークを押したら、ふぁぼが解除されてしまった。正直あと億万回押したい。ツイッターの仕様変えられないの?
これだからツイッターはなんて思いながら、絵についてるツイートに目をやった。
なるほど、確かに見たことないキャラだと思ったけど、やっぱりオリジナルだったんだ。そして”久しぶり”という言葉から察するに、普段は二次創作をやっている人のようだ。
ツイ主のアイコンは、知らない2頭身の金髪の女の子キャラのイラストだ。アカウント名は@noanoa_hc、スクリーンネームはNoa。
初めて見る人だ。世の中にはまだまだ私の知らない素晴らしい絵師さんがいるんだなぁと思いながらその人のプロフィールページに飛んだ。
固定ツイートを見てぎょっとした。
女の子と女の子がキスをしているイラストだった。一人はアイコンにもなっている金髪ロングの女の子、もう一人の子は茶髪のポニーテールだ。
オリジナルの中世的で絵画的でもあった雰囲気とは全く印象が違う。女の子らしさを凝縮したふわふわキラキラした世界。可愛らしい色合い。
でも確かに絵柄は同じだった。すらりとした手足のタッチは同じ。間違いなくどちらもNoaさんが描いたものだということは分かる。
そうかそうか。なんだ、その、普段は百合?をやってる人、なんだ。え、それってどういうこと?
っていうか百合って男向けのだよね?そういえば時々BLとか少女漫画の作家さんが百合描いてるの見かけるけど、正直仕事として依頼されたからだよね。好き好んで男のために消費されるようなものを作る女なんていないでしょ。
だったら何?このひとは一体何なの?bio見る限り商業作家さんではなさそう。お仕事用別アカウントもないみたいだし。趣味で百合をやってる女のひと、ってこと?
ああ、そうだ、きっとそうだ。それを収入源にして本当にやりたいオリジナルやってるひとなんだ。なんかそれってすごい。女を消費したがる男を食い物にして自分の好きなことの肥やしにしてるってことだよね。格好いいな。
私は男子の絡みを主食にしているし、可愛い受けより美人で男前な受けが好きだから、こういういかにも”かわいい”を強調したイラストを見ていると少し居心地が悪い。だけどやっぱり絵柄自体は好みだから、不思議とずっと見ていられた。もうフォローするしかなかった。
Noaさんのツイート頻度はそんなに高くなかった。2~3日に一回つぶやけばいい方。おはようとか疲れたとかの一言だけだったり、突然おいしそうな飯画を上げたり、内容はまぁ普通だ。口調は結構乱暴な感じだけど、名前からしても多分女のひとだろう。あんなに繊細で美しくて尊いイラストを描ける人が男であるはずがないと思う。
そんな普通なツイートに混じって、週に1回平日(後にそれが毎週水曜日であることに気付く)に何かのアニメの実況をしているらしいことも分かった。
最初は何のアニメなのかよく分からなかったけど、ツイートがやけに熱いなと思っていたら、その日のうちにワンドロを上げたりすることも多くて、例の固定ツイートにしている女の子達が出てくるアニメのようだった。
イラストはワンドロにも関わらず、毎回クオリティが高くて、知らないアニメだけどNoaさんのは別だ。即座にハートマークを押して、でも少し考えてそれを取り消した。
内容が内容だから、自分のフォロワーさんにこんなのが回ったら絶対迷惑になる。みんな百合の耐性ないもんね。
だから私はNoaさんを追うためだけのアカウントを作り、改めてフォローし直した。ふぁぼ欄がNoaさんのイラストやツイートで埋まっていくのが嬉しかった。
Noaさんは週末には時々オリジナル絵も上げてくれた。キャラは私が初めて見た時のものと同じだったりそうじゃなかったり。とにかくもうNoaさんの絵が全部好きだった。
というかNoaさんのことを好きになっていた。低めのテンションから自ジャンルの話題に食いつくときのギャップが最高だし、普段の砕けた乱暴な口調も格好良い。何か自カプについて考察みたいなことをツイートして界隈からのふぁぼリツをかっさらっていったかと思えば、オリジナルの儚げなイラストで私達を殺しにくる。
ツイート頻度が高くないことは重々承知の上で、それでも今日は呟いているかどうかと、毎日のようにアカウントを見にいった。
そうしていると段々話しているジャンルの内容が気になってきた。気になりすぎて動画サイトで探して、アニメを前クールから全部追った。
正直そこまで私には刺さらないアニメで、男同士でやればいいのにと何回も思ったけど、ツイートの中身がスラスラ分かるようになったのは本当に良かった。
TLを読解出来るようになると、それまで見えていなかった色々なものが見えてくる。
ジャンルの界隈の人でいつもNoaさんの考察に空リプしてる人、それに丁寧に対応するNoaさん。時には長めの議論に発展することもあるけど、いつもNoaさんが綺麗に論破してしまう。
そして、Noaさんをしきりにご飯に誘ってくるのはいつも同じアイコンだった。休日の度に何度も何度も図々しい。でもNoaさんは優しいからその誘いに乗ってあげていた。
TLに流れてくる二人分のスイーツ画に吐き気がした。Noaさんはお前のSNS映えのための道具じゃないんだぞ。
無事に現行クールの話数に追いついた私は、水曜日にはリアルタイム視聴もするようになった。Noaさんの実況を見ながら見るアニメは格別だ。離れているのに、お互い顔も本名も知らない関係なのに、一緒の時を過ごしている感じがする。
そして、見ているうちに私はある思いが日に日に強くなっているのに気が付いた。
Noaさんの自カプ、BLじゃない?と。
女王様系の金髪ロングと、従者的な幼馴染の茶髪ポニーテール。BLじゃ王道中の王道の関係性じゃない?断然金髪が受け。大人っぽいのに可愛いところもあって女王様な美人受け、最高じゃん。茶髪の方は幼馴染だからってこともあって、金髪の傍若無人な振る舞いを上手いこと扱っていて、なんかちょっと熟年夫婦感があるんだよね。もしこの二人が男の子だったら私の好みどストライクだ。本当になんで男同士じゃないんだろう。もったいなさ過ぎる。
いよいよ私は我慢が出来なくなって、その思いをNoaさんのマシュマロにしたためた。Noaさんが私の考えをどう思うのかが知りたくなった。
メッセージを送った瞬間は正直冷や汗が出た。これまでイラスト好きですとか応援してますとかそんなことしか送ったことはなくて、CPについて聞くなんて初めてだったから。
百合のことなんか全然分からないけど、やっぱり男体化って話題はよくなかっただろうか。でもでもNoaさんの普段の発言じゃ、金髪と茶髪に付いて嫁とか夫だとかいう言葉だってよく出てくるし、彼氏面とかも頻繁に言ってるし。それにオリジナルの時はどちらかというと少女より少年っぽさの方が強調されたりもする。”男キャラ”についてそこまで拒否感はないはず。いやでも。そんな考えが頭の中をグルグル巡って、やっぱり送らなければよかったとさえ思った時、それは起こった。
『男体化!その手があったかー!ありがとうございます!!』
TLに現れたその文字列を見た瞬間、私の体温は5度くらい上がったんじゃないかと思う。
その後Noaさんは続けざまに男体化について3ツイートくらいのツリーを形成して思いの丈を語った。もちろんマシュマロのお返事含め、それらは全部スクショした。
Noaさんが、あのNoaさんが、私の意見を拾って、それに賛同、私と同じように萌えてくれたのだ。
自分の性癖にとことん刺さるBLを読んだ時くらい嬉しかった。嬉しすぎて文字通り部屋の床をゴロゴロ転がり回ってしまった。
数時間後に男体化イラストが上げられた時には確実に一度心臓が止まったと思う。
これだと思った。二人の少年はばっちりNoaさんの絵柄にハマっていた。そうなのだ、これが金髪女王改め王子と茶髪従者の真の姿だ。彼らはその女性性を捨てることで、真に美しい姿に、概念にまで昇華したのだ。
その後もNoaさんは度々男体化イラストをUPしてくれた。それに触発されて界隈の他の絵師が同じように描き始めたけどやっぱり全然だめ。Noaさんじゃないと、”少年”のリアルな質感は描けない。絶対に。やっぱりNoaさんは男同士を描くために生まれてきたんだと思う。これまでの百合をやってきたのは金髪王子と茶髪従者に出会うための布石だったんだ。私はそう確信してさえいた。
自ジャンルのオンリーイベントのサークル参加募集が始まったのはちょうどそんな頃だった。Noaさんがサークルカットと共に『新刊男体化漫画やります』とツイートした時は、見間違いじゃないか5度見くらいした。
大好きなNoaさんが、他でもない私が布教した大好きな男体化カプで新刊を出すのだ。信じられない思いだった。というかこんなにいいことばかり続いていいのか?とさえ思った。
そして、一番重要なことはイベントに行けばNoaさんに会うことが出来るということだった。一体どんな人なんだろう。いや素敵な人に違いないとはもちろん思っているけど。これまで飯画や上げられる写真には本人は全く映り込んでいなくて、顔もそうだが服装や雰囲気なども一切分からなかった。でも、会えるのだ。せっかくの機会、Noaさんと自カプについて話がしたい。
そのためにも私はもう一度アニメを隈なく見返した。金髪王子と茶髪従者についてやれるだけ考察を重ね、解像度を上げることに専念した。
いよいよイベント当日。
一般入場が開始された瞬間に私はまっすぐNoaさんのスペースを目指した。15分前にTLをチェックした限りでは設営完了とのこと。新刊表紙の茶髪従者にお姫様抱っこされている金髪王子を目印に人の波をかき分けて進んだ。
パンフレットとスペース番号を何度も見比べながら場所を確かめる。ああ、私Noaさんに会うんだ。そう思うと心臓はがなり立て、喉はカラカラに乾いてくる。歩みを進めながらも深呼吸してごくんと唾を飲み込んだ。
スペースには大きな列こそ出来ていなかったものの、既に5~6人並んでいた。開始直後にってすごくない?やっぱりNoaさんって人気作家なんだ。
声の主の方を視線で辿って息を飲んだ。めちゃくちゃ美しいひとがそこにいたからだ。可愛い、ではなく、キレイなどでは足りず最早「美しい」という言葉しか適さない顔の造形だ。
身長は170cm近くあるだろうか、きれいめのジャケットをクロップドデニムでカジュアルダウンしている姿が様になりすぎている。
耳が見えるくらいの明るい色のショートカットの髪が、さらさらと額の上で揺れていた。
一見して男か女か分からなかった。どっちと言われても信じることが出来そうだ。確かなのはその人が美しいということ。
そしてそのひとの胸元に名札がついているのに気が付いた。
”Noaだょ”
崩した文字だけど、確かにそう書かれている。Noaさんだ。Noaさんなのだ、この人が。この美しいひとが。
聞こえてくる「ありがとうございました」の声は見た目の印象よりも少し高め。それに何より名札から下をよくよく見ていると、柔らかそうな身体つきが見て取れた。Noaさんは女のひとだ。メンズライクだけど確かに女のひと。男装カフェとかにいても不思議じゃないタイプの。私だってあんな風に顔が良かったら男装コスだってしてみたいと思ったことが1度や2度くらいある。もちろん鏡を見てすぐに諦めたけど。
Noaさんは私の理想のひとだった。あんな風になりたかったと思えるひとだった。最高のイラストが描けて、TLでも人気者でその上顔やスタイルまで美しくて格好いいなんて。すべてが私の理想通りだ。こんな素敵なことがあってもいいのだろうか、本当に。
私はの緊張はいよいよピークに達し、息が上手く出来なくなってきた。
無情にもNoaさんの客さばきは高速で一気に私の番になってしまう。
「あ、あの、しんかん1部、くださひっ……」
噛んでしまった。
やばい恥ずかしい。一気に顔に血が上ってくるのが分かる。今すぐにでも逃げ去りたい。そんな私を気にも留めずにNoaさんは新刊1冊ですね、と私の震える手から500円玉を受け取った。
何をしているのだ。こんなことで怯んでどうするのだ。何のためにここへ来たのか、何のために夜通しアニメを見返したのかも分からなくなってしまう。
私はNoaさんのから新刊を受け取ると、「あの」と切り出した。
「あの、実は私、Noaさんに最初にマシュマロで男体化よくないですか?って言った者なんです……!」
よかった。今度は噛まずにちゃんと言えた。少しだけほっとする。
「そうなんですか!?えー、ありがとうございますー」
Noaさんは目を見開いて驚いて、すぐさまぱぁっと明るい笑顔を浮かべる。
「うわー、じゃあこの新刊出せたのもあなたのおかげじゃないですかー。えー」
「いえいえそんな全然です!あの、やっぱ二人の関係はちょっと少年的というか、男体化すると無垢な感じがめちゃくちゃ出るというか、それがNoaさんの絵柄に合うんじゃないかってずっと思ってて」
やばいなと思いながらも一気に捲し立ててしまった。やばいな、Noaさん引いてるかな。ちらりと顔を見ると、Noaさんは先程から変わらずニコニコとした笑顔のままだった。
「いやぁ嬉しいなー。マシュマロもらった時私もその手があったかー!って思って興奮しちゃって。ほんと”少年”って儚げな感じがこの二人っぽくもあっていいですよね」
なんてことだろう。私が思い描いたような展開が繰り広げられている。本当に夢かもしれない。それなら覚めて欲しくないけど。
そう思っていると、隣のスペースの人がNoaさんに声を掛けた。
「るかちゃーん、今ソラリよんさんからラインきて、今日の打ち上げ来れるかって言ってっけど、参加でいいよねー?」
「ん?ああだいじょぶー」
「りょ~!」
背中まである長い髪を綺麗に巻いたその女は、Noaさんの返答を聞くが早いかキラキラしたネイルの指先ですぐさま返事を打ち始めた。
なんだこの女。やけにNoaさんに馴れ馴れしくないか?あのNoaさんだぞ?分かってる?
隣のスペース誰だったかな、ほとんどNoaさんしか見てなかったからよく覚えてない。でもお品書きポスターの新刊表紙に見覚えがあった。
こいつ、毎週末NoaさんをSNS映えの餌食ににしているクソ女じゃないか。いつもこんな風に馴れ馴れしくNoaさんに絡んでるんだ。最悪。胸の中にモヤモヤした感情がくすぶり始める。
でも同時にそれが正しくない感情であることも私には分かっていた。だって私はオフラインのNoaさんのこと、ほとんど何も知らないのだ。隣のクソ女の方がずっとずっとNoaさんを分かってる。他にも打ち上げの連絡をしてきたソラリよんか誰か知らないけどそういうやつとか、打ち上げに来る他のメンバーなんかの方がよっぽどNoaさんを知っているはずなのだ。
それでも、それだけで私がこの人たちに負けていると思いたくなかった。私はそんなみんなから慕われている神絵師同人作家Noaさんに布教してそれをNoaさんも気に入って新刊まで出したのだ。それをさせたのは、間違いなくこの私。
気が付いたらNoaさんが再び私の方を見ていた。
「え!?」
いきなりのことにひっくり返ったような声が出てしまった。
「あ、お時間あればいいんですけど」
Noaさんは白い歯を見せながらニカッと笑った。笑顔があまりにも眩しすぎる。Noaさんはクソ女の方を振り返る。
「ねー、もりーぬさん、打ち上げもう一人追加でいいー?えーっと」
そしてもう一度私の方を振り返って聞いた。
「あ、双樹、です」
「りょーかいです。もりーぬさーん、”そうじゅ”さん、追加で。そ、1人。あ、そうじゅさん終わったら連絡するんでライン教えてもらえません?」
それが私がNoaさんと”繋がった”瞬間だった。
Noaさんのスペースを後にして、会場をぼんやり歩く。正直百合がメインのジャンルだから男体化で本まで出しているサークルは少なかった。打ち上げの時にNoaさんと話すネタになるだろうと買い込みたかったが、Noaさんに触発されて突発で出したコピー本みたいなのが数冊だけしかなかった。それでも収穫は収穫だ。
どこかでご飯食べて戦利品に目を通して、打ち上げの連絡を待つとしよう。
Noaさんのスペースは会場のだいぶ奥だったから入口まで地味に距離がある。それにまだ一般入場が始まって30分も経っていないわけで、色んな列が進路を阻み、色んなスペースに向かう人が色んな方向を目指して進むに進めなくなって新たな混雑を生んでいる。ぼーっとしていたら人の波に攫われてしまいそうだ。
そういえば今までBLのオンリーやオールジャンルには参加したことがあったけど、百合がメインなのは初めてだ。どこもかしこも女の子のイラストのポスターやらなんやらが目につく。そしてそんな会場にいるひとの8割くらいは男性なのだった。確かに女性はいるし、サークルで参加している人には女性が多いようには思うけど、客はみんな男性だ。こういう男女比のところに初めて来たから余計にそう思うのかもしれないけど。やっぱり百合は男性向けなんだ。男女ものの男性向けほど直球のエロじゃないにしても、キレイな理想の女の子と女の子の世界ってやっぱり男の考えた理想郷で、男のための消費物に他ならない。
よかった、Noaさんが男体化をやるようになって。あの美しいひとが、例え売れるからってこれ以上男のための消費物を作り続けるなんてもったいなさ過ぎる。、
そういえばさっきNoaさんのスペースに来てたのもほとんど男の人だった。男体化でもちゃんと買ってくれるってことはやっぱりNoaさんの画力と漫画の上手さだよね。
いや、待てよ。もしかしてNoaさんガチ恋勢なんじゃないの?だってあれだけ美しいひとなんだし、それもない話ではない。だって元々百合が好きなのに男体化の本を買うなんてありえない。絶対あいつら内容なんて見てないんだ。ああやっぱり男って最悪。Noaさんもこのまま男体化続けて、早くBLにきたらいいのに。
人込みの中、男がこっちにぶつかってくる度に聞こえるように舌打ちしてやりながら、私は何とか会場を出た。
連絡を受けて、打ち上げ会場となる居酒屋に集合より少し早い時間に到着した。既に店の前でNoaさんとクソ女、それからいかにもな感じの男オタクが2人いた。Noaさんはすぐに私に気付いてくれて、私をそこにいた人達に紹介してくれた。一通り自己紹介が終わるとクソ女が男達に身内的な話題を振って私以外の4人で話し出した。何これ居辛ら過ぎる。私が死んだ魚のような顔になってもクソ女と男共は全く気付いていないようだった。最悪。
するとNoaさんが、急にこちらを向いた。私は慌てて生き返った顔に戻る。ヤバイ、見られたかな。Noaさんはこちらを見てにっこり笑うと、クソ女と男共に「そろそろ時間だし先はいっとこ」と言った。流石Noaさん。きっと私を気遣ってこう言ってくれたんだ。まだ来ていない人が2~3人いるらしかったが、その人達にはクソ女が連絡することになり、私達は店の中に入った。
ビールで乾杯した後、早速みんなアニメや今日のイベントの話をしたり、戦利品について語り始めたりする。
席順は奥からクソ女、Noaさん、私。そして向かい側に男が二人。男のうち1人は赤髪と紫髪の姉妹が自カプらしくてその話をNoaさんに振ってくる。
「82話のお姉ちゃんの妹への眼差しがやっぱりすべてを表してるんすよ」
「あれはね。流石に言い逃れ出来ない」
「っていうかソラリよんさんの新刊が、全部やってくれたからなー」
「空白の8時間!!」
「いやまじで空白の8時間ってなにっていう」
そんな会話が次々と展開されていく。なにこれ。っていうか赤髪と紫髪のカップリングって何で人気あるのか不思議なんだけど何で?今日のイベントでも島が出来て
コンロのグリルで焼いている
食パンの両面に軽く水をかけて
(ほんとは霧吹きが欲しい)
表面がカラカラになって
一部がきつね色~みたいになったら
ひっくり返して反対も焼く
キッチンペーパーでつかんで半分に割る
このときパキッと割れて中から湯気が出てくる食パンは好みの食パン
とてもうまい
バリッとふかふか
ちょっとななめになって中身がみょーんとなるのは
ちぎりにくいけどこれはこれでうまい
もちもちする
まだそんなに数を検証してないけど
表面のカリカリだけになって
どれも同じだとおもってた
ちなみにトーストしないパン部門ではくるみパンが永遠の1位です
めちゃくちゃうまかった
目覚めた
いままでパン屋さんに行くことはあっても
でもうまい
何種類も味があるアイス屋さんのバニラ味が美味しいのと同じなのかもしれない
今日は近所のスーパーに入ってるパン屋さんで買ったホテル食パンを食べてみた
実際焼く前から油っこいかんじでマーガリンの香りがしてふっかふかだった
甘さ控えめ半生ラスクだった
美味しいラスクのような味だった
隣の個室に入ってたんだけど、友達とかと
「はやすぎるww」
「私、毎回トイレ早いってびっくりされるんだよねww」と話していた。
1.荷物を置く
3.する
4.拭く
6.流す
7.荷物を持ってドアを開ける
こんなに項目があるのに、
どうしてこんなに早いのか……
思い返したら、隣の個室からトイレットペーパーのカラカラ音がしなかった。
まさか……拭いてn……おっと誰か来た様だ
追記
増田でパンティーパンティ見るから、パンティーってつい言ってしまった。
出来るって言ったブコメ!それはちゃんと拭けているといえるのか心配だ!
ちょっと気にあったので。
私はシャワー早いたちなんだけど、「ちゃんと洗えてんの?」「(不潔……)」と思われること多々。
すぐに出てくるのは何でなんだろ?
あと、ダークライは普通に上級者向け要素多いので勝ちづらいのもムリないかも・・・。
ジラーチピカチュウみたいなわかりやすいキャラの方が勝ち易いと思うけど、やっぱりやるなら好きなキャラで勝ちたいよね・・・。
ダークライのサポは好み次第だけどエモンガ・フォッコがオススメ。
相手が遠距離系のポケモンの場合はエモンガにして、遠距離がダークライの方が強い時にフォッコにする事で苦手範囲をカバーします。
ツタージャの場合はそのどちらの場合も機能するからツタージャもアリ。相方のラプラスはどう使えばいいかわかんないです。
カラカラも相手を引き寄せる飛び道具なので、ほねブーメランヒット確認からホーミング格闘当ててそこからダークホールが入る事あるので使ってる人多かったけど最近減ってる気がする
カラカラの相方のディグダも昔多かったけど今はカラカラの方が多め
ブロック貫通の上段技なのでDPだとしゃがみ移動できるダークライにとってはDPでは危険が無い技です。
ミュウツーのDPの飛び道具はサイコカッターも上段判定なのでしゃがみでノーダメージです。
FPでは素直にガードするのが吉。削りダメージ受けますが、相手は共鳴ゲージ支払ってるので開幕以外で損してるのはミュウツー側。
ミラーコートはこちらの飛び道具に対するカウンターでブロック貫通。距離が遠いと見てからガード可能。
ハイドロポンプは出す前のタメが長いから基本的にコンボのシメ用で警戒してもしょうがない。ブロック可能。
空中から出すふぶきは、見てから最大ブロックでカウンターできるから慣れたらむしろカモ行動なので慣れて。相手の足元が安全地帯なので、ふぶきが出現する前ならダークライのしゃがみ移動で潜り込めるかも。
シャンデラのゲロビについては前入れYの事だと思う。中段技だからしゃがんでも避けられない。Aのポケモンわざじゃないからガードしても削られません。
シャンデラは基本的にAで出すポケモン技は全種ブロック貫通だけどコレは通常技。
タメて出すとブロック貫通で大ダメージなのでブロックに頼ると死ねます。
ダークライだったらFPはサイドステップで回避しつつ分身からのあくのはどうとかまきながら近寄るのがいいかと。
DPで出されるのはガードが基本なのですが、ガードばかりしてると遠隔投げの餌食なので読み合いですね。
コレはFPだと横に移動してるだけで当たらないです。(って言うかこのゲーム、だいたいの飛び道具が横に歩いてるだけでよけられます)
あと、射程もそんな長くないので、エンペルトの怖いのはむしろ突進技のアクアジェットですね。
アクアジェットは何も考えずに連打してるとアクアジェットヒットからブロック技のいわくだきになるのですが
アクアジェットをガードしてからのいわくだきは投げで掴めます。
もちろんアクアジェットから派生でいあいぎり出されるとカウンターヒットなのでガード安定ですが、相手がワンパなら掴みましょう。
いあいぎりの方はブロック可能で、いわくだきはブロック貫通です。
ただ、そもそもの話アクアジェットは攻撃判定に当てれば迎撃できるので、ダークライとしては発動見てからではムリですが、攻撃置いておけば迎撃はしやすいです。
あと、このゲーム。勝利への鍵は「使わなかった技」にあると思っています。
後は飛び道具に頼るキャラにDPでの上Yタメで相手の背中から攻撃できるので使ってなかったらオススメ!
ダークライは行動後にRを押したり、ナイトメアシフト時にステップする事でフォロー効く行動があるので、把握しておくと相手からしたらなんだコイツ!って理不尽さを身につけられます。
ゆめくいはカッコイイし強いのですが、各種Xで亀裂を押し付けつつAの悪の波動で削りまくってDPを終わらせない方が相手にとっては悪夢な事が多いです。
「コイツ、ゆめくい狙ってるな」と思われると逆襲されやすいハズなので、ゆめくいはあくのはどうタメを警戒させてから、珠を4つ貯めてからがいいかも。
アクション道場を遊ぶたびに「コレつえーじゃん!」って発見があるので
アクション道場だけでもチュートリアル受けなおすとより楽しくなりますよ。
そして、できれば最初から5種の基本チュートリアル受けなおしてもらえたら
こういうシステムあったんかい!ってわかってくると思います。ブロックキャンセルステップとかはちょっと難しいですよね・・・。
基本的にどのキャラもDPは上Yが対空技、上Xが起き上がりの投げを拒否する技とおぼえておけば割と全キャラに応用ききます。
そして、手っ取り早く強くなりたい場合は、ゲーム内の動画検索機能で
最強と最弱が同居しているポケモンなので、押し付ける事ができる強みへの知識を手に入れるだけで一気に凶悪な動きができるようになります。
この間の、急性食塩中毒で乳児死亡のニュースを受けて、厚労省が食塩中毒への注意喚起をするようにとのお達しを出したとかで、それを受けた県から各保育施設に通達が来たんだそう。今日近所の保育所併設の子育て支援センターに行ったら、その文書が丁度貼り出されるところだった。
で、それを貼り出していた職員さん達が話していたんだけれど、こんな当たり前の事がわからない馬鹿どこにいるのかと。事件を起こした保育士と認可外保育所が特別オカシイだけというような事を言っていた。
大人が飲んでもしょっぱく感じる致死量の食塩が溶かされた液体を、子供が普通に飲む訳ないから、事件を起こした保育士は悪逆非道極まりない方法でもって被害乳児に飲むのを強いたのであろうと。
でも、私は思うのだけれども、乳幼児って味にうるさいわりには塩味に鈍感なきらいがあるので、案外差し出されれば飲んでしまうのではないかと。それに暑さで喉がカラカラに渇いていたら、味とか関係無く与えられた飲み物をがぶ飲みしてしまう事は有り得る。
虐待的なやり方でなくても子供に食塩過剰飲料を飲ます事は出来るかもしれないし、ならば殺意のないどころかむしろ善意のつもりで、つまり熱中症予防のつもりで子供を殺す事は起こり得る。特別邪悪な人間で無くとも起こし得る事故だと思う。
常識的に考えろと。小さじ一杯の塩を溶かしたコップ一杯の水なんか大人でも飲めないのに、自分でも飲めないものを小さな子供にやる馬鹿がどこにいる?と。
反論しても素人の癖に知った口をきくなという空気がむんむんに漂っていたから、私は押し黙った。
じっさい、アホほど塩を溶かした水を1歳の赤ちゃんに飲ませた人なんか私は知らないし。1歳の赤ちゃんが濃い食塩水を自分から飲んでる場面も見たことはないのだし。
けれども、私は有り得ると思うのだ。
何故って、巷では熱中症対策として塩を強調した飲食物が大々的に売り出されているではないか。
それらの売り場にでかでかと書かれた「塩」の文字。それを見て頭が\パーン/ってなっちゃって、自分でもやたらめったら塩分を摂り他人にもガンガン勧める、みたいな人がきっといる。そう思うのだ。
そういう事で塩分を過剰摂取をして危険な目に遭った人の体験談は聞いたり読んだりした事はまだ無いのだが、逆に、塩分の摂らなすぎで重大な健康被害に遭った人のブログなら読んだ事がある。
そのブログの主は当時妊婦さんで、妊婦健診の際に浮腫み防止の為に減塩することを助産師から勧められて、なんと減塩どころか無塩の生活を始めてしまったのだ。しかも真夏。確か、一週間ぐらいしたら下痢が止まらなくなったと書いてあった。しかしブログ主は無塩生活をしてしまった事への反省の色はちっとも見せず、それが私には衝撃的だった。
このように、なんかやり過ぎてしまう人っていうのはいるものなのだ。
他にも、冷えは良くないと信じて真夏に酷い汗疹ができるほどタケノコ状に着込む人や、意地でもエアコンを点けない人などならよくいる。
身体に良いと思い込むと止まらない、むしろ全力で死に急いでしまう人達。そういう人が小さな子供の面倒を見ると危険なんだろうなぁ。
かといって育児をプロだけに担わせるのも無理ってもんだし、それではやり過ぎてしまう人々問題は解決しない。
私は平均寿命以下で、おそらく50歳当たりで死ぬんじゃないかと勝手に思っている。
ほら、人生50年って昔の人が言ってたアレ。
もうすぐ折り返しだけど満たされたことがない。
死ぬのは怖くないが死んだあと社会が観測できないのが悔しくてたまらない。とにかく社会をひたすら観測させてくれ。私が死んだあと、知人がどんな顔をしているか知りたい。
知人が生前私の事をどう考えていたのか、私が死なないと話してくれないこともあるだろうし、そういう小さな煌きが見れないのが悔しくて仕方がない。
あー死にたいなぁ死ななきゃなぁでも死ぬ前に言い残すことやり残すことが多すぎてどこから手を付けていいかわからなくなってきたな。
死ななきゃなぁ死にたくないなぁ。
いやでも未だに特急電車が通り過ぎるたびに身体がビクってなるのはちょっと辛いなぁ。少なくとも幸福じゃない。
ああ~私も原罪システムの宗教に入りたいけど盲目的なっちゃうからやだなぁ気持ち悪いなぁ。
けど仮初の安心を求めないで何を求めるの?仮初じゃない安心ってある?
真の安心は君すら見たこと無いのに私ごときが感じられるはずがないのよ。
いつか真に安心できる何かが来て、私はそのことを考えているだけで充足し、満足し、安心できるの。
「のび太くんって本物いたねー」
何年か前に働いてた所で言われてた。
そんな言葉聞き飽きてる。
ADHDでも種類があると思う。私多動じゃないし。でも障害だと言う事が怖くて逃げ出したから、詳しい事よくわからん。
素直にADHDを話せば嫌煙され、話さなくても失敗を多数起こすので煙たがられる。
見た目は普通となんら変わりない。
行動は違う。
このギャップで苦しむ。
普通の人の行動をしないといけない。
自分のストレス度合いで罵倒や嘲りを言う嫌な奴からならギャップに失望されても、してやったりくらい思っているのでどうでもいい。
少し語弊があるか。
かなり悔しい。けど、心の痛みが少ないからどうでもいいレベル。
我慢出来ないくらい苦しいのは、一生懸命世話を焼いてくれた人だ。
仕事を教えてくれる時、その人「何度でも教えるよ。聞いてね。」
そう言ってくれたから、そのまま何度でも教えてくれて有り難い人だと思った。
これは、建て前の人と、本気で言ってくれる人がいて、建て前の人はそう時間がかからず不満を陰や目の前で言ったり行動にだして仲間を集め始める。
本気で付き合ってくれるお人好しな人は、最後まで投げ出さないでくれた。
今も頻繁にフラッシュバックする。
メモもしたし、時間が上手く使えない所はタイマーを使ったり、チェックは2度は基本で、更にマーカーで色付けてもう1度見るようにした。
ただ、
速くしようと焦り、凡ミスがでる。
ADHDに気付きもしなかった時だったから、本当に申し訳ないことをした。
気付いてからは、少しでもいい人には近づかないようにしてた。
でもこれも結構つらい。
嫌いじゃないし、むしろ好きだから、嬉しかったから、逃げ回らなきゃいけないのがつらい。
少しでも好かれたままでいたいから、近づかない。
そう言う人は、しばらくすると私に嫌われたと思ってしまう。でもその人は、なぜ嫌われてるのかわからない。嫌われてるから嫌いになる。
だから、私は逃げても嫌われる。
こう言う人からの「関わりたくない」や、不機嫌な顔は悲しくてツラい。
届かないの分かってるけど、嫌な思いをさせてごめんなさい。
料理をすれば、扉や引き出しを閉め忘れて青アザ作るし、沸騰させた鍋はカラカラになるまで放置する。
着替えにタイマーつける。
テレビを見ると面白いけど、名前も顔も覚えられない。有名人と興味を著しく引いた人だけ知ってる。
目の前にある鍵を永遠探す。
こんなの幾つでも出てくるけど、言いたいのは、普通に生きようと、生活に全力を出してる。
全く、まったく全力なんかに見えないと思う。
仕事は更に気を使う。
人間にも気を使う。
全く、まったく気を使ったなんて気付かれないけど。
でも、こっちは必死。
家に帰ると、少し力が抜ける。
家の中では迷惑を人にかけない。
タイマーの音に必要以上にドキドキしなくなった。むしろ必要な時だけ携帯のタイマーで済ましてる。
今、親の脛かじりしてる。
親に、面倒見きれないよ。って言われた。
確かにお金がないし、働かなきゃ。
人の幻滅する表情にも、疲れた。
普通と交換してくれるなら、なんでもやるよ。
なんも心配しないで生きたい。
「必死にやって少しのミスはあるけど、生きるのに必要な家事出来るよ。これ以上は治らないからどうにもならないよ!」
この場合も教えて欲しい。
手詰まりで生きていけって教えかな。
こんな生活にも救いはある!
物語は、サラッと見れば覚えてない。
、、、笑えるほど虚しい妥協かも。
疲れたなぁ
真面目に答えず、出来る限り嘘と虚構を織り交ぜて答えていきたい。
まずは「肯定している可能性」と、「否定はできない可能性」の区別をするとよい。
そもそも、この世は危険で溢れているし、自分がそれに巻き込まれない可能性は排除できない。
いくら注意したところで、だ。
高いところから物が落ちてくるかもしれないし、雷に打たれて死ぬかもしれない。
車は毎日走っているし、あらゆる交通機関で事故の可能性は伴う。
階段から転げ落ちるかもしれないし、浴槽に浸かっていたら溺死する。
それでも私たちが安穏と生きているのは、別にその可能性を知覚しているからでも否定しているからでもない。
正確にはあらゆる可能性を“肯定していられない”と言ったほうがいいかな。
私は批難袋と非常食を常に用意し、シェルターも保有していて、有事の際のもろもろを多く身に着けている人間だ。
だが、それは肯定している可能性のベクトルだとか数の問題で、絶対的な安全だとか、万全な準備などを意味するものではない。
サメに襲われることを恐れて海水浴をやめたり、自動販売機に殺されたくないから喉がカラカラになっていくのを我慢したりはしない、というわけだ。
あらゆる可能性を肯定しなければ生きていけないのならば、人類は既に絶滅しているといっても過言ではない。
私は不幸や不条理で死ぬ可能性も、自業自得で死ぬ可能性も明確に区別していないし、できるとも思っていない。
そんな世界で「否定はできない可能性」に怯えて生きる方が、むしろ正常ではないと思うぞ。
断っておくが、仮に私がその「否定は出来ない可能性」によって死ぬとしても答えは変わらないからな。
まあ、答えは変わらないとは言っても、死人に口はないのだが。