利用しているリコー IPSio PJ X2130Bのランプ使用時間が交換目安時期を超えたため
届いたランプを手順にそって交換しようとしたところ、
まず旧ランプが引っこ抜けない。
何度揺らしたり相当力強く上に引いても抜けなかったが、斜めに引いたところ部品が破損する音とともに抜けた。
コネクタを固定するためと思われる部品(プラスチック)にツメがあり、それが引っかかって折れた様子。
内部損傷はなさそうだったため、そのまま新ランプを入れた。スムーズに入る。
電源を投入したところ、画面に等間隔の縦線(黒色)がはいる。
新ランプのせいかとはずしてもう一度電源をいれてみるものの、縦線は変わらず。
このあたりから焦りだして、ネットを検索するも、縦線は故障だとか叩いてなおせなど、ブラウン管時代を彷彿とさせるコメントしか見つからない。
とりあえず揺らしてみるとカラカラと音がしたので、新ランプを外し、ひっくり返して揺らしてみると、劣化した結束バンドの欠片が出てくる。先程壊れた部品とは違うものが出てきて困惑する。
新ランプを戻し、電源を入れた状態で揺らしたり叩いてみると、縦線の間隔が狭くなったり、横線になったりする現象が現れる。
このあたりですでにあきらめはじめたり、他ごとをしだしたりで1時間ほど経過。
リコーのサイトを見ていると土曜にも電話でのカスタマーサービスが行われているようだったので、とりあえず電話してみるかとあきらめながら、叩いたり揺らしたり褒めたりしていたところ、急に線がぶれはじめ、正常な画面に戻った。
ブラウン管モニタ時代に培った、適度な角度と適度な衝撃の与え方、また機械も褒めたら頑張ってくれるという胡散臭いあれが、このご時世にも通用して驚いたので新品のランプから独特の香りがする中で記録する。