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はてなキーワード: パイプ椅子とは

2016-11-29

初めて芸能人に会った日の話

土曜日の朝、小学3年生の僕らは大いに興奮していた。

まだ週休2日制ではなく、土曜日学校に通うのが当然だった時代。朝、突然に級友のしんちゃんによってもたらされた衝撃的なニュースに、クラス中が騒然となった。

  

今日公民館テレビに出てる芸能人が来るんだってよ!お笑い!!!

  

大事である人口1万人にも満たないこの小さな町に、演歌歌手以外の芸能人が来るのだ。帰ったら急いで家族にも伝えないと!あと、色紙だ!色紙以外にサインを求める事はマナー違反だというのは田舎小学生でも知っている。家に色紙があるか確認しなければ。その日は授業の内容など全く耳に入らなかった。僕としんちゃんは開演時間も入場料もわからないそのイベントに、何故か参加出来るという確固たる自信を持って、下校後のミッションを練り上げていた。

  

「じゃ、30分後に公民館前に集合な!」終業のチャイムと同時に僕らは散開した。

  

公民館前に到着すると、そこはもう沢山の人であふれ返っていた。昼間からこんなに人が集まるなんて、芸能人ってやっぱりすげー!!興奮する僕の横で、しんちゃんがぽつりと言った。

  

「あれ?何か大人ばっかりじゃね?」

  

言われてみれば確かに大人がずいぶん多い。大人8に対して子供2くらいの割合だ。しかも、中高生ほとんど居ない。子供小学生幼稚園児が大半だった。そして次の瞬間、唐突に思った。

  

「これ、僕たち中に入っていいのかな?」

  

今更である。もちろん入場料やチケットの類は持っていない。田舎小学生現金を持ち歩く習慣など無い。持っているのはマッキー1本と色紙1枚のみ。少しずつ不安が大きくなり、入り口から中の様子を伺っていると、親戚のおじさんと目が合った。おじさんはこちらに気付くと手招きした。どうやら入っていいらしい。

  

「早く場所とれ!座るところ無くなっど!(笑)

  

おじさんの明るい声に背中を押される形で僕らはホールに足を踏み入れた。

  

暗いホールにぎっしりと並んだパイプ椅子。席はほぼ埋まり、少し蒸し暑かったステージには演台と大きな花瓶。左手司会者と思われる女性資料を持って立っている。

  

「何か校長先生とか出て来そうだなw」

  

しんちゃん言葉クスクスと笑いながら、僕達はその時を待った。これからここにお笑い芸人が来る!面白い事が起こるんだ!!!

  

定刻となり、司会者挨拶からその会は始まった。何人かの偉そうなおじさんが代わる代わる話をした。その話は校長先生の話より退屈だったけど、僕達は芸能人への期待で何とか持ちこたえていた。子供の興味と集中が途切れそうになる間際、司会者が高らかに宣言した。

  

「さぁ、それでは皆様お待ちかね、本日スペシャルゲストをご紹介しましょう!!」

  

僕らは背もたれから背中を引き剥がしステージの右側を凝視した。

  

次の瞬間、そこにはスーツに身を包んだ一人のおばさんが立っていた。薄いピンクスーツ。左の胸にはブローチがキラりと光っていた。にこやかに手を振ってステージ中央へ進んで行くおばさん。挨拶をして、さっきまでのおじさんたちと同じような話をするおばさん。突然泣き出すおばさん。泣きながら微笑むおばさん。誰かに感謝しているおばさん。拍手喝采を受けるおばさん。深々とお辞儀をしてステージを後にするおばさん。

  

僕らは最後最後まで期待していた。笑っていいともバラエティー番組で見せる、女の人があまりしちゃいけない様な格好から繰り出すギャグを。トーク番組披露するような、面白いエピソードを。きっと、どこかで、必ず、会場を沸かせるギャグ披露してくれることを。

  

公民館を出てしばらくしてしんちゃんがぽつりと言った。

「…面白いこと、1っこも言わなかったな。」

「うん…。」

僕は手に持った色紙とマッキーを見つめながら何となく相槌をうった。

朝、学校で感じた胸の高鳴りは何だったのだろう。僕はどうしてあんなに必死になってお母さんに色紙をねだったんだろう。

横を見ると、しんちゃんの悲しそうな顔が目に入った。朝一番に「芸能人が来るってよ!」と教えてくれたしんちゃん。あのときキラキラした瞳の輝きを思い出すと胸がチクリと痛んだ。

  

「俺知らなかったけど、芸能人ってテレビに出てない時はけっこう普通なんだな!!」

しんちゃんは、この沈んだ空気を打ち消そうと、精いっぱい明るく言った。その明るい声が、なおさら僕を悲しくさせた。

  

しんちゃんさ…」

「ん?」

「今からしんちゃんちでファミスタやろうよ!!!

僕も精いっぱい明るく言った。

  

「いいよ!!でもピノ禁止な!!」

しんちゃんキラキラした眼で答えた。僕らは全速力で駆け出した。

  

これが、僕が初めて芸能人久本雅美に会った日の話。

2016-11-02

デブは周りの迷惑考えろ

先週末にめちゃくちゃ楽しみにしていたライブに行ってきた。

もうずーっと前からいろいろ準備して当日を楽しみにしていた。

会場のアリーナ席は簡易パイプ椅子が並んで置かれただけの作りだけれど、何度も行ったことのある会場だから全然大丈夫

ただひとつ、今までと違ったのが、隣の席のやつが今世紀最大のデブだった。

席行ってまず目を疑うよね、えー??こんなデブがいるの?!!??って。

そして隣の自分の席に座って二度目の驚き、えーーー??ケツこっちにめっちゃはみ出てるんだけど!??!

マジで私の席の4分の1は隣のデブに占拠されてんの。

こっち普通に座れないの。座ると常に隣のデブの尻と太もも自分の腰にピッタリくっついてんの。生暖かい

なんかズレて座ってんのかなぁってチラッて見て少し寄ってみたら、あ、スミマセンって謝ってきたんだけど、私の席の広さは変わらない。

これが限界値だったらしい。

はーーー???このまま三時間ライブ????て正直めっちゃ気持ち萎えた。

ライブ始まって立ち上がるじゃん?となりの圧迫感半端ないーーー!!!

なんかもう、壁!肉の壁!!否が応でも目に入る!!!

横に広いかペンライト振ってる手もぶつかる!こっちも避けようにも逆隣がいるから!その人に迷惑になるじゃん!!

そう、迷惑になってんだよ!!!!!!!!!

世の中のデブのみなさん。

お願いだからライブ行くなら痩せてから行って!!!痩せる気ないなら二人分の席買って!!!!!!

お前の体は一人分のチケット代の席からははみ出てんだよ!!!!!!

2016-10-26

上流工程お気持ち表明爆音上映

会議室の灯りがゆっくりと落とされる。没個性社会的協調を究むるスーツ達が長机とパイプ椅子腰掛けている。衣擦れの音はほんの僅かにしか聞こえてこない。均質な空間の前にプロジェクタの光が投影され、上着を脱いだ男──クールビズだ──がマイクを持って人々に声を発し始めた)

システム稼動開始70ヶ月という大きな節目を過ぎ、2ヶ月後には、運用6年目を迎えます

私も上流担当になり、技術の面などから様々な制約を覚えることもあり、ここ数年、SEとしての自らの歩みを振り返るとともに、この先の自分の在り方や務めにつき、思いを致すようになりました。

本日は、技術オープン化が進む中、当システムもまたレガシーとなった場合、どのような在り方が望ましいかSEという立場上、既存システム構成に具体的に触れることは控えながら、私が個人として、これまでに考えて来たことを話したいと思います

入社以来、私は当システム開発運用を行うと共に、弊社開発組織の上流と位置づけられたSEの望ましい在り方を、日々模索しつつ過ごして来ました。運用担当者として、これを守り続ける責任に深く思いを致し、更に日々新たになる技術顧客の中にあって、弊社の開発部門が、いか技術オープン化し、いきいきとして社会に内在し、顧客の期待に応えていくかを考えつつ、今日に至っています

そのような中、何年か前のことになりますが、2度の長期システムダウンを受け、加えてレガシー化による可用性の低下を覚えるようになった頃から、これから先、従来のように重い務めを果たすことが困難になった場合、どのように保守をしていくことが、弊社にとり顧客にとり、また、私のあとを歩む社員にとり良いことであるかにつき、考えるようになりました。経営観点から見て、幸いに顧客満足度は高くあるとは申せ、次第に進む当システム大規模化考慮する時、これまでのように、全身全霊をもって顧客ニーズに応えていくことが、難しくなるのではないかと案じています

私がSE職務についてから、ほぼ2年、この間私は、弊社における多くの喜びの時、また悲しみの時を、顧客と共に過ごして来ました。私はこれまでSEの務めとして、何よりもまず部門の売り上げ目標に到達することを大切に考えて来ましたが、同時に事にあたっては、時として顧客の傍らに立ち、その声に耳を傾け、思いに寄り添うことも大切なことと考えて来ました。SE上流工程を担うと共に、顧客獲得の要としての役割を果たすためには、弊社が顧客に、SEという上流の立場への理解を求めると共に、SEもまた、自らのありように深く心し、弊社社内に対する理解を深め、常に社員と共にある自覚を自らの内に育てる必要を感じて来ました。こうした意味において、社内の各部署、とりわけ営業部企画部との交渉も、私はSE上流工程必要行為として、大切なものと感じて来ました。PG時代も含め、これまで私が上司と共に行って来たほぼ全社に及ぶ対話は、社内のどこにおいても、その部署理解し、その利益を地道に支える社員の方々のあることを私に認識させ、私がこの認識をもって、SEとして大切な、顧客を思い、ものづくりに励むという務めを、顧客への深い信頼と契約をもってなし得たことは、幸せなことでした。

SE上流工程に伴う仕事の仕方が、開発工程や、そのマネジメントとしての行為を限りなく縮小していくことには、無理があろうと思われます。また、SE多忙であったり、出張などによりその業務を果たし得なくなった場合には、運用自動化するクラウドを置くことも考えられますしかし、この場合も、SEが十分にその立場に求められる務めを果たせぬまま、当システム運用終了に至るまで責任者であり続けることに変わりはありません。

SE配置転換により、担当から外れる状況に立ち至った場合、これまでにも見られたように、当システムがダウンし、顧客満足度にも様々な影響が及ぶことが懸念されます。更にこれまでの弊社の慣例として、当システム運用終了に当たっては、複雑な手続きが連日ほぼ2ヶ月にわたって続き、その後プロジェクト報告に関連する書類作成が、1年間続きます。その様々な手続きと、新システムに関わる諸行事が同時に進行することから、当システムに関わる人々、とりわけ待たされる顧客は、非常に厳しい状況下に置かれざるを得ません。こうした事態を避けることは出来ないものだろうかとの思いが、胸に去来することもあります

めにも述べましたように、弊社経営陣の下、SE方針に関する決定権を有しません。そうした中で、このたび弊社の長い開発運用歴史を改めて振り返りつつ、これからSEがどのような時にも顧客と共にあり、相たずさえて当システム未来を築いていけるよう、そしてSEの務めが常に途切れることなく、安定的に続いていくことをひとえに念じ、ここに私の気持ちお話しいたしました。

経営陣の理解を得られることを、切に願っています

2016-08-02

シン・ゴジラ観に行ったけどクソだった

 レイトショーの回を観に行った。

 まずとなりの席に座ってたババアが最悪。

 七対の触手を落ち着くなくうねうね蠢かせて視界を塞ぐし、十七秒間隔で先端からオレンジ色の膿汁みたいなものを撒き散らす。

 ババアを注意しようかしまいか迷ってる内に本編が始まる。

 入場前に持たされた3DLSDを服用すると、光の世界ジャック・イン。


 おれたちはもうゴジラだ。

 東京破壊する黒色の異形だ。

 スカイツリー破壊しよう。

 霞ヶ関蹂躙しよう。

 多摩川突破せよ。


 劇場から出ると東京は滅んでいた。


 それから我々は毎日劇場に集まるようになった。

 アーチ型に列に並べられた、八十ほどあるパイプ椅子のうち、その日使われているのはたった五脚だった。わたしたちは互いに離れて座っていた。わたしたちは一人になるためにここに来たのだ。自己省察、つまりは失われた人生結果論批判したいという欲求。それは宗教信者が抱く祈りへの欲求くらいにやむにやまれものだった。

 シンゴジは昔の大作の映画みたいに、本編上映中に休憩時間が挟まっていて、そのあいトイレにも行かず、ホットドッグを補充しようとしないやつは十五分間のニュースを観させられる。その一コーナーは株式市場報告だった。素人くさい二人の女の子が、熱心にその日の市場の動向を報告するのだ。

 私は見て、聞いた。女の子たちは私の娘だった。オオクニヌシアマツヒコネ、十歳と十二万歳。二人の母親電話でぶっきらぼうに、娘たちがTOHOシンデレラに選ばれてこれこれの番組に出ることになったと教えてくれた。


 二人は画面で無表情にアラブ首長国連邦で急速に進展している状況について報告していた。

キーワードドバイです」

「驚くべき速度で進化し、大陸や海を越えています

「市況は急速に悪化しています

パリフランクフルトロンドン

東京株式市場には深刻な影響は出ていないと政府コメントしています

ドバイ国民ひとりあたりの負債世界一多い」オオクニヌシが言った。「そして、建築バブルもはじけ、もはやドバイ借金を〜〜〜(聞き取れない)へ返せません」

借金の額は五百八十億ドルです」

借金の額は五百八十億ドルです」

「何十億かの誤差はありますが」

ドイツDAX指数

「三パーセント上下げています

王立スコットランド銀行

「四パーセント上下げています

キーワードドバイです」

ドバイの人々はゴジラ上陸を待望しています

負債を負ったこの都市国家は、六ヶ月の返済猶予を諸銀行に求めています

ダウ・ジョーンズが下がった」

ドイツ銀行

「下がった」

ロンドン――FTSE一〇〇指数

「また下がった」

「ホンコンのハンセン指数

「どんどん下がる」

原油イスラム債

「下がった、下がった、下がった」


 以前の人生は毎分のように自分を書き換えていく。四年後にも私はここにいて、この薄暗い客席で悲惨に座って石原さとみルー語を聴いているのだろう。

 自由になった未来などなかなか想像できない。信じられるものなど何一つない。

 スクラップ・アンド・ビルド

 それは神話であり、幻想だ。

 日本は立ち直りなどしない。

 この二十数年、いや、この六十五年間、立ち直ってこなかった。

 立ち直ったのは監督の鬱だけだ。


「恐怖は増すばかりです」

数字の恐怖、拡大していく損失の恐怖」

「恐怖とはゴジラのことです。話題ゴジラです。ゴジラには収益性があります。五百八十億ドル、それとも八百億ドル?」

「速報です。ハリウッドゴジラ製作しているレジェンダリー・ピクチャーズ中国企業に買収されました」

「速報です。エヴァンゲリオンはもう誰も観ていません」

「なぜなら誰もが観ているからです」


 私はサッカーゴジラ映画類似について考えた。

 戦争、休戦、無秩序右往左往する群衆インスピレーションとなってきたサッカーゴジラ映画。どれも世界熱狂的に愛されている。あるオブジェクトを追い回し、草地や芝生や都市で行われ、国全体が高揚や悲嘆に身を悶える。

 もしゴジラアメリカ発明品だったならば、古くから清教徒的な本性に導かれて、マスターベーション禁止という原則にのっとった作品にならざるをえなかっただろう、とヨーロッパ知識人が唱えたりしないだろうか。

 これはいま私が考えていることのうち、以前は決して考える必要のなかったことの一つだ。


 映画が終わると私はオレンジ色の粘液でべとべとになっている。

 肌が音を立てながらが溶けていくのを感じる。

 性器が溶解していくのを感じる。

 それがなぜか妙に心地いい。

 

 

 

  

 

2016-01-20

擬人化部品アイドルユニットPr○us」軸受け子ちゃん(仮名)奮闘記

http://nlab.itmedia.co.jp/nl/articles/1601/18/news124.html

1

頑張りやの軸受け子ちゃん(仮名・以下同じ)は、芸能企画会社T○Y○TA仮名・以下同じ)アイドルユニットPr○us」(仮名・以下同じ)のメンバーとして、自信と誇りを持って働いています。うまくいかないときでも投げ出さず、今までに誰もやったことのないものをたくさん作ってやってきました。「なんて言ったって、Pr○usがまだ人気が無い頃からがんばってきたんだから!」

受け子ちゃんは、自分Pr○usになくてはならないものだと思っていました。

2

ある日、いつものようにT○Y○TAに打合せに呼ばれました。

「あったらしいお仕事かな~?☆」

そんな気楽なつもりで、購買センターの打合せエリアに出向き、コーヒーを飲んで一服してから、「よしっ☆」と小さくかわいく気合いを入れて、ディレクターさんに内線電話をかける軸受け子ちゃん。いつもの気のいいディレクターさん本人が出るのですが、今日は席を外しているといいます。おっかしいなあ~?、いつも約束していると必ず待っててくれるのに。そう思いながらも、出た女の人に伝言を頼む軸受け子ちゃん。

いつもなら気のいいT○Y○TAディレクターさんと、そのアシスタントさんがくるだけのはずなのに、雰囲気の違う黒服の男が3人がついてきました。彼らは軸受け子ちゃんに、戦略調達部と名乗りました。でも、名刺はくれません。そして、オープンな打合せスペースから、物々しい警告がかかれたセキュリティゲートを超えて、いつもは絶対に使わせてもらえない少しいい会議室へと通されたのです。

3

受け子ちゃんは逃げたい気持ち必死になって押さえ込みながら、席に座りました。つるっとした黒光りする椅子はいものパイプ椅子などとは比べものにならないくらい座り心地は良かったのですが、体の熱を奪われて、魂まで縛り付けられている感じがします。

「(なんで私独りできちゃったんだろう)」そう思っても後の祭り。そういえば仲の良かった他の事務所の娘が、T○Y○TAさんに呼ばれる時にはできるだけ3人以上で行くようにしてる、っていってたっけ、そんな事を思い出します。

戦略調達部の黒服は、席に着くとまるでスイッチをいれるように顔に笑顔作りました

「おかげさまで新しいアイドルユニットPr○usは大変好調でして、これもみんなのおかげです。私どもとしては、さらライブをたくさんやってファンの需要に応えたいと」

受け子ちゃんは、少しだけ気分が軽くなりました。なあんだ、大変なことなんて無いんだ、そう思いました。

しか黒服は話を続けました

「ですがもう軸受け子さんはスケジュールがいっぱいで対応いただくにも難しいと思います。そこで、大手芸能事務所のセカンソースに軸受け子ちゃんによくにた娘がいるので、彼女にも軸受け子ちゃんのサポートで入ってもらおうかと思っています

相づちを打とうにも、うまく声が出ません。首をわずかに縦に振るしかできません。

「ですから、是非、軸受け子さんには、新しい子にいろいろと教えてあげてほしいのです」

いつも一緒に仕事しているディレクターさんは、机の端の方に座って、決してこちらを見ようとしません。

4

はい」絞り出すように声を上げました。きっと駄目だけど、言わなくっちゃ「でも、わたし頑張ります。私ががんばってたくさんのお仕事をこなしまから、新しい子なんていなくても」

「ええ、あなた気持ちはわかりますよ」かぶせるように別の黒服が声を上げました「でもね、軸受け子あなたが倒れてしまったら、Pr○usはファンのみんなに曲を届けることができなくなるでしょう?」会議室に少し耳に触る高い声が響きます「そうなるとファンも、仲間みんなに迷惑をかけることになるけど責任はとれるのかい? 今はPr○usがこれからって時なのに」

そう言われれば、いい子の軸受け子ちゃんは、たしかにそうかもと思ってしまます

それを受けて、別の黒服も声を出します。

あなたが何かあって倒れたとして、あなた事務所は変わりの娘を用意してくれますか?」

受け子ちゃんの事務所だってできる限りの事はしています。体調管理だって万全です。今までも完全に休んでしまったことだってありません。でも、同じ事ができる人を丸ごと用意するなんてできません。大手芸能事務所のセカンソースにくらべたら…そう言われたら何にも言えなくなってしまます

「もちろん、軸受け子さん独自技術まで全部教えてほしいなんて言いません。私たちT○Y○TAと一緒に作った部分だけ教えてくれればいいですよ」

それなら、仕方が無いと言う気もしました。確かに言っていることは正しい気もします。

「そう、ですよね…」

「ご理解いただけたようで何よりです」黒服3人は合図をしたかのように、同時に笑みを浮かべました。どこかで見たことがあるな、ああ、テレビでみた。ベネチアのお面みたい。こんな状況でこんなことを思う自分がなんとなくおかしくて、唇の端にわずかな笑みが浮かびますしかしそれは引きつけをおこしているようにしか見えません。

そして黒服書類をテーブルの上に上げると、次々とサインをすることを求めました。「いつも絶対口約束しか仕事の話してくれないのに」さすがの軸受け子ちゃんも少し警戒して文章を読みます

そこには、軸受け子ちゃんが自分でレッスン代を払って頑張って勉強したところも、苦労して作った曲も振り付けも教えることになっていました。軸受け子ちゃんは目の前が暗くなっていくのを感じます

「(ディレクターさん、曲の作曲欄にちょっぴりT○Y○TA名前をつけてくれれば今夜ご飯おごってあげる、お金はいらないからって言ってたの、こういうことなんだ…)」

受け子ちゃんはもう抵抗する気力なくなっていました。そして、壊れたように書類サインをし続けました。

受け子ちゃんは、その日そのあと、どうやって家に帰ったか覚えていません。

5

次の日、それでも気持ちを入れ替えて、軸受け子ちゃんはいものようにPr○usとして働く現場に行きました。

「私が無くてはならない存在から、私がいなくなってもPr○usが歌えるようにすることはたいせつ」言い聞かせるようにつぶやきます「だから必要ことなんだ、相手の娘はどんな子かわからないけど、それでもしっかりお仕事しなくっちゃ」

しか現場にはすでに、鏡で映したかのように、自分にそっくりな娘がいました。

こんにちは!先輩」声も驚くほど似ています今日からよろしくおねがいしますね☆」

彼女は、大手芸能事務所カンソースからきたと言いました。

6

大切にしているトレードマークアクセサリーお気に入りデザイナーさんに作ってもらって世界に一つしか無いはずのアクセサリー。そんなものまで彼女は同じでした。

「それ…どこで…どこで買ったの?」

「あ~えーっと…T○Y○TAディレクターさんが教えてくれたんです~☆ 衣装もここに行けば同じものが買えるよって。ありがとうございます先輩!教えてくれて!」

教えるはずもありません。教えてくれと言われたのは昨日だったのです。そして、軸受け子ちゃんは彼女に会うのは初めてです。

彼女は軸受け子ちゃんがまだ何にも教えていないのに、すでに軸受け子ちゃんと全く同じ踊りを踊り、同じように歌いました。Pr○usのなかで全く同じ役割を果たしました。全く違和感がありません。ユニットの他の仲間も戸惑うどころか、入れ替わっていることにも気付いてない娘もいるようです。

「(違うかも…)」軸受け子ちゃんは思います「(今までだって、私と同じように入れ替わっている娘もいたんだ。それでも、私、全然気付かなかったんだ…)」

私は、Pr○usに絶対必要存在ではない…。世界が音を立てて崩れていきます。それでもけなげに頑張る彼女に、お仕事の帰りに渡された出演料の封筒には、一枚の紙が入っていました。

「セカンソースの娘はあなたよりも10%コストが安いので、あなたもできるはずです。安くする努力をしてください」

7

世の中でPr○usはすごく売れています。でも今では、それのほとんどは大手芸能事務所カンソースの娘がやっているのです。「あれは本物のPr○usじゃないのに、本物のPr○usじゃないのに」

そう思いながら、軸受け子ちゃんは、それでもT○Y○TA自分に出してくれるお仕事をひたすらこなすしかありませんでした。

8

それから何年たったでしょうか。

受け子ちゃんの事務所はそれなりに大きくなりました。大手事務所のセカンソースには全く歯が立ちませんでしたが、それでも仕事の、売り上げ「は」増えました。

そのために事務所も大きくなりました。前の小さいながらも過ごしやすかった、暖かな事務所に比べると、ただ新しく、ただ広い事務所を軸受け子ちゃんはあまり好きではありませんでしたが、仕方がありません。大きく広くなったものの、備品をまとめてそろえるような余裕はありません。だから備品の種類ががばらばらで、古くてよいものと、新しくて簡単なものと混ざっていて、整っているはずなのに雑然として洗練されていない感じがします。

断熱材も入っていない壁はぺらぺらで、冬になれば寒いし、夏になれば暑く、隣の部屋のレッスンの音どころか、事務のお姉さんの疲れ果てた独り言すら響き渡ります。むき出しのダクトには壁とは対照的にやたらと保温材が巻きつけられられていて、ドアが開くたびにぴらぴらと何か目に見えないものを手招きします。壁にはワープロソフト無料でついてるポップ体でかかれたスローガンがかげられていますが、蛍光灯間引きされ、薄暗いなかでは細かい内容まで読むことができません。

受け子ちゃんは自嘲気味に思います。「こんなところで最先端エンターテイメントを作っているだなんて、悪い冗談みたいだわ」

そんな事務所で、軸受け子ちゃんは一通のメールを受け取ります

それはT○Y○TAディレクターさんからでした。

「今までと全く違う新しいアイドルユニットを作りたいんだ。そのためにこんな感じのもっと難しいダンス新曲提案してほしい」

「セカンソースの娘には頼まないのかしら?」

受け子ちゃんはすさんだ気持ちでした。もう言ってしまえ。そんな気分で電話します。

すると、ディレクターさんは困った声でこういいました。

「いや…まだ売れるかわかんないからさ。こんなことを頼めるのは君だけなんだ」


受け子ちゃんは、ちょっぴりやせて、ちょっぴり大人になりました。

めでたし、めでたし。

(この話はフィクションです。現実団体、そのほかとは関係がありません。よく似ているものがあっても、無関係です。)

2015-05-31

エイブ・ア・ゴーゴー

むかーしの記憶が突然なんの拍子もなく

頭に思い浮かぶことがたまにある。

しかもなんで覚えてるかわからないような

どうでもいい記憶

たとえば、保育園の頃に背負ってた鞄の匂いとか、

小学校の頃に行った映画館雰囲気とか。

(昔の映画館ってパイプ椅子だったよね?記憶違い?)

タイトルは、そんな感じでふと頭に思い浮かんだ

ゲーム名前。懐かしい。

2015-05-21

30過ぎてから仕事がつまらなすぎる

30過ぎてから仕事がつまらなすぎる。

環境要因もないとは言わないが大部分は多分自分のせい。

毎日毎日さっさと帰って子供の顔みたくてしょうがない。

職場なんて行かないで子供と遊んでられるならぜひそうしたい。

あれ程好きで仲間とも熱く語ってたプログラミングでさえ、最近は動いてりゃいいだろ、レビューとかガタガタうるせぇんだよ、って思ってしまう。

趣味で書くコードはそりゃ相変わらずこだわったりするよ?

でも仕事で作ってるのは別に会社プロダクトであって俺のじゃねーしな。

どうだっていい。

所詮雇われなんだから主体的に前向きに問題と向き合えったって、ねぇ?

こちとらアンタらの事業なんざ特に興味ないんだ。

それはあくまでアンタらの問題であって俺の問題ではない。

意識高い人達馬鹿にする気もないけど、そういう社員絶対正義みたいに言うのは辞めてくれ。

それなりの給料貰えてりゃ文句わず言われたもん作るんだから、それ以上求めないでさっさと帰らせてくれ。

なんなんだろうなぁ。

歳取るってこんなもんか。

人生の充実度で言ったら仕事に全部賭けてて、いずれは起業だ、みたいに思ってがむしゃらだった若かりし頃のが高かった気がするんだけど。

まぁいいさ。

どちらにしろもう椅子が○万円以上!とかコーヒー飲み放題!とか、社員全員に MacBook 支給!とかに釣られるような歳でもない。

給料さえ良けりゃパイプ椅子でもいい。

PCの性能悪いのだけは勘弁願いたいが。

どうせあちらさんもいざとなりゃドライなんだ、こっちもにドライに行こうぜ、ドライに。

2015-04-10

http://anond.hatelabo.jp/20150410223524

そうだね。親がちゃんと子育てしないと、その6年生達のように

「これがプロレスだったら先生パイプ椅子でぶん殴って顔面流血させれるのにな。

しか最上級生としてそんな姿は新一年生にはみせられないな…学畜のツライところだぜ」

ってなってしまうから

今日入学式があったんだけど

今日入学式があったんだけど給食費払うのに学校給食確約書なるものを書かされる。

そこに、連帯保証人欄あるんだけど、ちょっとどうなんだろか~

宇都宮市って子育てナンバーワンとか聞いたけど、高校トップ校は共学じゃなかったりでどうかなと感じています

PTA強制参加だし。、給食費は滞り無く払うだろうし、いやなら引越せばいいんだけどね。

http://www.tochiben.com/topics/topics.php?id=3

話飛ぶけど、入学式で、先生の一声でパイプ椅子を片付け始める6年生を見て、こうやって社畜が生まれるんだと思いました。

先生のお手伝いするのがいい子、当たり前って社会規範植え付けてそれにたよった生き方って生きづらくなってるのに、

小学校では、まだ、それがよしとされていて親がちゃんと子育てしないとと再認識しました。

2014-10-31

あと

私は、小さい頃姉との喧嘩で、パイプ椅子で殴りあう姉妹だった

私が撃沈していた後特に喧嘩内容の和解なしで姉が保冷剤を持ってきて私のボコボコを冷やしてくれた

姉も暴力を受けて育ったが、これがハネムーン期かと思った

私に優しくしたのは私のことがわかったからじゃなかった。

から案の定バイオレンスバトルはそのあとの数年間もよくやったかな。

姉のことが嫌いだ。うちはピアスをあけちゃだめと勝手に決めて

うるさい母が私のピアスに気付いてボコボコになぐった。

あれは、自分で稼げるようになってからしろ

という理屈じゃない、母子家庭独裁者なりの複雑な心境があったのだろう

しかし姉はなんだ、一緒になってピアスなんて動物のするものだとかわめいて一緒になって私を蹴ったくせに

高校になって彼氏ができて女友達に影響されてけろっと耳に穴を開けたドンキピアッサーで

私は安全ピンだぞ、ふふんと謎の優越感

じゃなくて、あんだけ馬鹿にしてたもんをあんたなによ

小遣いでさ

私は義務教育受けてなかったけどな‼︎それはヤバイ

でもほんと姉は意地が悪かった

でもいま天罰を受けているか

もう許してあげる

2014-06-29

どこまで人をコケにすれば気が済むんだこのクソバンドは

2008年3月1日日本武道館で解散したsyrup16gが6年の時を経てまた動き出します。

武道館でのラストライブ五十嵐隆はこう思ったそうです。

明日は来ないね明日はない。終わってしまうね。」

そして、やって来ました。syrup16gの3人と、syrup16gファンにとっての明日が。

2007年12月9日syrup16gNHKホールで解散を発表した。

”一旦終了”という五十嵐隆MC、無言のキタダマキ中畑大樹。何を言っているんだ、という困惑ホールを包み、

公式ホームページに記載された”syrup16gは解散します。"の一行。

新曲はあるもの音源リリースもなく、活動は年に数度のライブのみ。

"DEAD CAN DANCE"、"END ROLL"など、終わりを冠した公演タイトルを繰り返し、確かにその解散を予見していなかったわけではない。

それでも「終わってしまうんだ」という漠然とした思いが形として発表され、帰り道は落胆と悲しみの声に包まれた。

そして2008年3月1日syrup16g日本武道館満員のオーディエンスの中、解散した。

代表曲最近ライブでは聞けなかった曲、この日のための新曲ライブは続き、五十嵐は”1曲1曲を葬っているような気がした”と語った。

"明日はない、終わってしまうけど、明日が見える曲を書いてきました。"の言葉から続く、客電を全開にした"Reborn"が終わり、

ライブ前の客席から叫ばれ続けていた「やめないでくれ、終わらないでくれ」の言葉は、

鳴り止まない拍手ありがとうの声援に変わっていた。

syrup16gは完結した。

同年秋、「犬が吠える」と称した五十嵐隆ソロプロジェクトが開始された。解散したバンドフロントマンがソロ活動を始めるのは珍しいことではない。

リキッドルームライブツアー、冬フェス参加。再活動予定調和的なものを覚えさせながらも、五十嵐隆の声とメロディ

ポストロックバンドメンバーを引き入れたこれまでに無い楽曲の形は、syrup16gファンに新たな門出を思わせるのに充分だった。

一枚のリリースの無いにもかかわらず音楽雑誌MUSICAの表紙を飾り、歌詞デモCDレコーディング風景が掲載され、

そこに新しい五十嵐の出発、syrup16g解散の理由、新しい決意を見ることができた。

"犬が吠えるは解散しました。"

雑誌掲載の2ヶ月後、公式ホームページが突然更新された。

解散理由等も一切不明。リリースどころかデモCDの完成・未完成すら不明のままバンドは解散。

五十嵐隆ダメ人間自称し、楽曲の中ですらそれを隠そうともしなかった。

ファンは再びの活動終了に放り出されながらも、「五十嵐から仕方がない」と呆れながらも笑っていた部分も多かったように思う。

そしてここから約4年間、五十嵐隆は完全な沈黙に入る。

2013年5月8日、「五十嵐隆 生還」と銘打たれた公演が行われた。

再びのソロ名義活動一曲目、syrup16g・解散ライブラスト演奏された"Reborn"が終わり、暗幕の向こうに浮かぶシルエット。

幕が上がるとそこに居たのはキタダマキ中畑大樹。元・syrup16gメンバー2人だった。NHKホールオーディエンスは万感の歓声に包まれた。

披露された楽曲は半分近くがsyrup16g楽曲であったものの、音源にならなかった犬が吠える時代の曲、また書き下ろし新曲も多数演奏され、

一夜限りの復活、五十嵐隆・再びの「再出発」に「昔のメンバーが集ってくれた」という物語は胸を打つものがあった。

新たな活動形態についての告知はなかったものの、夢の様な一夜を過ごし、

更にこれからおそらくゆっくりではあろうものの、再び彼の声の楽曲が聞けるのだと期待に胸を膨らませていた。

そして先日、syrup16g再結成が発表された。

はあああああああああああああああああああ???????ふざけんじゃねえよてめえお前あれだけあれで終わりです終わりです言ってたじゃねえかよ俺がどんな思いでNHKホールチケットとって無数の女連れのクソガキ共とメンヘラポージング女とそのナンパ野郎の列掻き分けて耐えに耐えてボロボロ泣きながら一旦終了のMC前後記憶がなくて会場出てから何やったのかも覚えてなくてなんかアウトロで終わってしまうを連発してた翌日思い出してまた泣いて3月1日武道館の告知読んで膝ガクガク震えさせながらなんとか家について2ch邦楽グループ板で頭のおかしい長文だらだら書いては消して書いては消してリロードのたび湧いてくる阿鼻叫喚に酒ダラダラこぼしてうんうん唸ってどうしようどうしようとりあえずチケット取らなきゃ看取らないと絶対後悔するって先行申し込んで落ちて二次先行申し込んで落ちて一般でなんとか取って全然見えねえ席からありがとうありがとうってドラムのお兄さ~ん叫んでるババアの2つ隣でこの女次叫んだらマジで殺してやるって睨みつけても止まらねえから鞄でぶっ叩いて頼むから黙ってくれと涙と鼻水でぐしょぐしょになっていただろう30過ぎのオッサンの剣幕にようやくわかってくれた間にも次の曲が始まっていてああ新曲でも拍n数間違えて五十嵐はやっぱりダメだなあ次はああ次はって次はねえんだよちくしょうって考え始めたらまた胸がこみ上げてきてしゃくりあげると曲が聞けないから息をできるだけ止めて涙がたまる舞台が見えないから下瞼ひっぱってボロボロこぼれるようにして明日は来ませんねって五十嵐中畑キタダがSonic Disorderのイントロで見合ってるところとか神のカルマリズムが早くてキタダがなんか言ってるだろうこととかああこういうのももう見れねえんだ終わっちゃうんだ終わっちゃうんだって一曲一曲すぎるたびに拍手もできなくなって座り込んでしまってでも座り込むと見えないからすぐ立ってバカの一つ覚えみたいに拍手していままでのライブは観客が壁みたいで怖かったっていうから最後は本当に盛りあがろうって盛り上がろうって思って他の観客たちも絶対それがわかっててバラードなのに腕上げちゃったりちょっと早い曲だからオールパイプ椅子だってのにアリーナモッシュっぽい変な動きしててああ本当になんで終わっちゃうんだってもっとこういうふうにすればよかったのにってそうしてればもっと聞けたのにもっとライブ行けたのにって楽しいはずなのいどんどん悲しくなって客電がついてRebornが終わって三人出てきて手繋いで五十嵐が真ん中はいやいやってお前そりゃねえだろ俺はお前たちを見に来ていてsyrup16gはやっぱりお前のバンドなんだからってサポートメンバーだったはずのキタダマキラストアルバムでメイン2人との空白がなくなってるなんてそんなどうでもいいことで嬉しくなって手繋いでお辞儀してああこの光景が見れてよかったなって絶対忘れないようにしようありがとう五十嵐隆ありがとう中畑大樹ありがとうキタダマキありがとうって片っ端から電話して酒のんでいいライブだったいいバンドだったいい最後だったねってなんだよ完全に葬式じゃねえか心の準備ついたじゃねえかって明日が見える曲を書いたからってそこまで思い入れなかった翌日とかループで延々聞いちゃってああ本当にいい時間だったよさよならシロップありがとうって2chに書きこんで思い出すたびにやっぱり泣けてきて今更復活します♪テヘ♪だの元サポートメンバーとか対バン経験アレたちの超嬉しい!待ってた♪だの解散後にファンになったので嬉しいです♪のガキも業界人ものずっとお伝えしたかったです~♪もねェェェェェェェェェェェェェェェェだろお前ほんとふざけんなよどこまで人をコケにすれば気がすむんだよこのクソバンドは!!!!!!!!!!!!!!!

2014-01-11

Wake Up, Girls!が糞つまらなかったけど「成長」がちょっとだけ楽しみというお話

Wake Up, Girls!観た。映画地上波アニメも。

色々思うところがあったのでネタバレ気にせずぶちまけたくなって増田投稿しようと思いました。

ぶちまけるので構成とかも誤字チェックも何もしないので色々見苦しいかったらすみません


まず映画

公開初日都内映画館で、平日とはいえ終業明けの時間であるにもかかわらず客は多く見ても50人程度。

そんな状況だから観る前から「ヤバくね?」って思ったけど金払って映画館入っているわけだし観たわけですよ。


紛れも無い糞映画でした。


新年一発目の映画でこんなものを1200円払って観てしまった俺。自分自分に同情します。

唯一の救いは上映時間が1時間弱だったこと。90分とか120分とか、とてもじゃないけど耐えられる気がしない。

映画はとにかく酷かったので長くなるけど許して欲しい。


誰でも余裕で分かるレベルで棒演技のオンパレード

「こんなに終始荒れてるアニメも珍しいだろ…」というレベル作画

社長外道すぎる

主人公?のセンターキャラ島田さん)を中心に話が進むけど肝心の過去トラウマが一切明かされず、感情移入できる余地無し。

これはテレビアニメへの伏線とも取れるが、映画単体としてみた場合、完全に意味不明ストーリーになってしまっている。

謎が明かされないまま他のキャラも何やら納得していきますお話が進みます。どんどん取り残されていきます


そして肝心のライブパート

正確にはライブパート直前からだけど、荒れていた作画が突然安定する。

7000枚描いたらしく、確かに結構頑張っている。

でも分かる。

明らかにライブパートリソースをぶっ込みまくったのが分かる。

リソースの95%程度をライブパート含むラスト5分程度につぎ込んだんじゃないだろうか。

でも別にライブ凄かったね」と褒めているわけじゃない。

リソース殆どを注ぎ込んでここまでなんだな、と。

限界がなんとなく見えてしまった残念感。


次にテレビアニメ

個人的には映画ほど酷いとは思わなかった(映画は金払ってるのにな)。

作画も演技も映画よりは良くなってた。でも平均レベルよりはどうなんですかね…。

肝心のライブパート映画と全く同じです。使い回しです。パンチラも修正ありません。

映画観てない人はセンター島田さんだとわかった人は居るんでしょうか。


とかなんとか映画テレビも他にも一杯言いたいことありすぎるんだけど、とにかく酷かったです。

面白くなかったです。本当に。


でもね、ライブあるなら行ってみようかなとは思った。


映画を観た時、声優中村繪里子さんの「大腸ジェラシー」って動画を思い出したんですよ(ニコ動に今もあるんじゃないかな)。

アイドルマスターヒロインの声を当てている人ですが、言っちゃ悪いけど本当に歌も踊りも下手くそ動画です。

イベントで歌って踊ってる様子なんだけど、音は合ってないわリズム取れてないわ、マイクに音乗ってないわ…。

イベント自体も客席はパイプ椅子っぽくて、カメラも明らかに安物で、そういうショボさも拍車かかって酷いわけです。

底辺さ満点の動画です。


でもこの動画が終わると他の動画ジャンプされるようになっていて、次の動画ではそんな中村さんがなんと武道館で歌っているわけです。

しかソロパートである

歌も踊りもしっかりしてて、堂々としてて、完全にアイドルなんですよ。

例のイベントの7年後の様子だけど、7年でこれだけ成長したんだなと凄く感動したわけです。


Wake Up, Girls!ではド新人を敢えて起用していることからも、「成長」を見せたいと思っているはずです。

で、実際、映画アニメ第一話では既にその成長が俺でも分かるわけですよ。

演技だけ見ても映画よりテレビの方が明らかに「成長」しているんですよ、ハッキリと。

そういう成長をずっとそれを見守って行けたら中村さんの動画のような感動が得られるのかな…ってね。

先のことはわかんないけど、そんな可能性を垣間見たような気がする。


とは言え、映画テレビアニメも「面白くなかった」という事実に変わりはなく、

今後の展開が面白くないと今ちょっとだけ芽生えているこの期待感もいつかは消えるでしょう。

消える時は消えるし、消えなかったら……その時はライブとかイベントとか行くかもね。


以上、Wake Up, Girls!は糞つまらなかったけど「成長」がちょっとだけ楽しみというお話

2013-04-29

ニコニコ超会議を理解してたのは自民党だけだった

http://blog.livedoor.jp/insidears/archives/52604081.html

ニコニコ超会議ドワンゴ主催の「お祭り」であって、それ以上でもそれ以下でもないのだ。

お祭りに行って、真面目に政策を議論しようと思う奴はあんまりいない。

民主党共産党維新の会が普段の集会みたいに演壇を仕立ててパイプ椅子並べてただけなのに対し、

自民党は「街宣車に乗れるよー」「総裁椅子に座れるよー」と客集めしてた。

自民党を支持してない人でも「ちょっと行ってみようか」という気にさせるブース作り。

ニュース映像が流れた時のインパクト全然違う。

結局、真面目にニコニコ超会議というお祭りに求められるものを持ってきたのは自民党だけだった。

本当に、野党はもうちょっと頑張ったほうがいい。事前にイベントの性質や参加する客層のことぐらいは調べておくべき。

政策以前にイメージで負けてる。はっきり言って、中途半端なことするくらいなら出展しないほうが良かった。

2012-12-16

選挙

http://awabi.2ch.net/test/read.cgi/asaloon/1354904622/

418 名前メロン名無しさん[sage] 投稿日:2012/12/16(日) 11:53:23.66 ID:???0

選挙って家に投票用紙届かないと行けないの?

現地で用紙もらえないの?

422 名前メロン名無しさん[sage] 投稿日:2012/12/16(日) 11:55:46.61 ID:???0

>>418

身分証明出来る物を持っていって係りの人に言えば貰えます

免許証おk

423 名前メロン名無しさん[sage] 投稿日:2012/12/16(日) 11:56:56.96 ID:???0

>>422

住民票無いんだけどおk

424 名前メロン名無しさん[sage] 投稿日:2012/12/16(日) 11:58:10.90 ID:???0

大丈夫です

438 名前メロン名無しさん[sage] 投稿日:2012/12/16(日) 12:05:56.11 ID:???0

>>422

免許書って現住所のものじゃないとだめかな

未だに実家の住所のままなんだけど

440 名前メロン名無しさん[sage] 投稿日:2012/12/16(日) 12:07:38.71 ID:???0

http://buzzap.jp/news/20121212-fuzaisha-tohyo/

なあこれもしかして当日行うの無理なんじゃね

446 名前メロン名無しさん[sage] 投稿日:2012/12/16(日) 12:13:45.16 ID:???0

俺も前の都知事選の時に国民の義務を果たそうとして選挙行ったんだわ

投票用紙もらえなくて、現地でもらえるっつーから行ったのに

なんか名簿調べられて、「お前の名前載ってないけど」「住民票無いです」「あー・・・・」みたいな

その間ずっと他の人が投票してる横にパイプ椅子で座らされて、針の筵だった

結局「おまえ住民票ねーから投票できねーよ、帰れ」ってなった

屈辱的だった

今回もそうなるとおもうと選挙行くの怖い

自分の状況は今も変わってないけど、今回はちゃんと投票できる資格あるの俺

教えてくれ

449 名前メロン名無しさん[sage] 投稿日:2012/12/16(日) 12:21:44.43 ID:???0

選挙権がある人は投票できる?

 選挙権のある人でも、区市町村選挙人名簿に登録されていなければ投票することはできません。

この選挙人名簿の登録は、3月6月9月及び12月の年4回、それぞれ2日に行われ、各月の1日現在で引き続き3ヶ月以上その区市町村住民基本台帳に記録されている満20歳以上の日本国民が登録されます

 その他に、選挙公示日(告示日)前日も同様の要件で登録されます

ふざけんなよ・・・・・・・・・・・・

452 名前メロン名無しさん[sage] 投稿日:2012/12/16(日) 12:23:21.38 ID:???0

俺が苦しんでる時に何でお前ら不在者投票の事教えてくんなかったの?

これどう見ても当日に行うの無理じゃん

ふざけんなよ

455 名前メロン名無しさん[sage] 投稿日:2012/12/16(日) 12:25:20.56 ID:???0

ツイッターアニメーター連中も同罪だよ

あんだけ選挙ケイケつってたくせに、不在者投票の事なんか誰一人として言ってなかったぞ

住民票が無い人でもこういう方法投票できますよ!」ってちょっと言ってくれれば俺は救われたのに

本当にふざけんなよお前ら

本当にふざけんな

457 名前メロン名無しさん[sage] 投稿日:2012/12/16(日) 12:27:31.68 ID:???0

お前らさーーーーーーーー

投票したくてもできなくて苦しんでる層をまったく鑑みてないんだなーーーーーー

それでよく「選挙へ行け」って言えたよなあーーーーーーーーーー!?

460 名前メロン名無しさん[sage] 投稿日:2012/12/16(日) 12:29:49.66 ID:???0

はぁ?選挙なんて実際は建前でお前とは無関係なとこで全ては決まってるんだよ

そんな事も知らなかったの?

466 名前メロン名無しさん[sage] 投稿日:2012/12/16(日) 12:34:03.19 ID:???0

>>460

選挙結果なんざどうでもいい

俺は選挙に行くという事で社会コミットたかったんだよ

なぜなら他の連中が「選挙に行かない奴は社会にいる資格無し」って同調圧力ばっかかましてたからだ

から俺は選挙に行こうとしたんだ

だがお前らクソアニメーターどもは選挙に行けなくて困ってる人間を見放したじゃないか

ふざけるな

ふざけるhな

俺はこのクソ社会を潰す事に決めた

どんな手を使ってでも潰す

絶対に

469 名前メロン名無しさん[sage] 投稿日:2012/12/16(日) 12:35:58.13 ID:???0

>>466

立候補しちゃえばいいよ

470 名前メロン名無しさん[sage] 投稿日:2012/12/16(日) 12:39:39.11 ID:???0

今となっては「お願いです、選挙に行きましょう!!!」と煽ってた連中全員が憎い

ほんとうに憎悪が抑えきれない

473 名前メロン名無しさん[sage] 投稿日:2012/12/16(日) 12:41:03.00 ID:???0

許せない

本当に許せない

お前らが助けてくれなかったばっかりに

俺はこれからずっと社会の爪弾き者決定だ

復讐してやる

478 名前メロン名無しさん[sage] 投稿日:2012/12/16(日) 12:49:00.99 ID:???0

俺は人間として行きたかたか選挙に行こうと思った

だけど行けなかった

何もかもが遅すぎた

俺はもう人間じゃなくなった

そうさせたのはお前らだ全ての糞アニメーター

これからは怪物として生きる

怪物である以上は、これからは何をしようが俺は怪物だから

後悔するのはお前らだぜ

2010-12-10

http://anond.hatelabo.jp/20101210204849

作り手・売り手としてどう行動するか、だろうな。

相手側は理屈へったくれもなくあの手この手で規制しようとしているわけだから、やっぱりやられる側も同じような方針で対応すべきだと思う。

プロレスにたとえるなら、相手はルール無用何でもありで、凶器は仕込むわパイプ椅子振り回すわレフェリーグルだわというプロレスラーたいなもの。

それに対してルールを遵守しても勝つことは絶対に出来ない。「俺はルール最後まで守った」という自己満足しか残らない。

こういう争いは消耗戦に持ち込ませるというのも一つの戦略ではあるよ。肝心の規制推進派(石原都知事や猪瀬副知事あたり)に、「こんなくだらない事で返り血を浴びるなんて割に合わない」と思わせる事が出来れば御の字。

地方議員を三期やった俺の父曰く

年寄りってのは人生仕事がうまくいかないと手頃な何かを見つけてそのはけ口にするものだ。

順風満帆な人生を送っている人は、あんな中身のない漫画アニメ子供が好きこのんで見るとは考えないし、ましてやそれらが社会に悪影響を与える力があるなんて思いもしないだろう。

との事。

2010-10-10

たまゆらイベントレポ たまゆらの日~ようこそ、あたたかな町へ~

当日券組と当選券組が照蓮寺に集まっている (1:30くらい)

スタッフが外に出てとアナウンス

正門に集まる。

そこに今日声優が乗ったバンが駐車場に止まり(2:00くらい)

皆集まってる中ガードされながら正門から中に声優が入っていく(そのとき皆写真撮りまくる) ※ガードされてるので映ってるかどうかは知らないが並走して写真撮ってる奴もいた。

当日券組の整列が始まる(正門)(2:30くらい)

当選券組は後でゆっくり入れるので喫茶店でも行ってと勝ち組アナウンス

ここでリハーサル中島の声が聞こえる。正門が開いたままなのでここでも写真を撮られる(遠目に見てたのでよく分からないがたぶん写真を撮られたと思う)

そしてすぐに正門が閉じられ歌のリハーサルが行われた。スピーカーから歌が聞こえ良いBGMになっていた。

開始時間が近くなると正門ではなくもう一つの門(東門?)に当選券組が移動され、整列が始まる(3:00くらい)

先に当日券組(立ち見)が入り、後からゆっくり当選券組(パイプ椅子用意)が入る(ゆっくりとあるが整列から30分以上待たされてる)

当日は天気も良く日が当たると少し暑いので待つのはちょっと辛かった(待たされた場所が階段というのもあるかも)

結局開始が遅れる。

席番号は前から横に番号がふられてた。

一番前列が1~15ぐらい?(5,6,7が正面ベストポジションぐらい)

階段があって少し下から見上げるのだが一番前列から5メーターぐらい?近い(余裕で顔をガン見だった。)

席は空席がなかった(確認した分だけだが)

当日券組は徹夜してチケット取ってたみたい。

さて、イベント開始

最初儀武ゆう子が現れて、今日のMCは儀武ゆう子だった。

儀武ゆう子の足がピンクタイツでドキドキしてよく覚えてないが、煽ったりして空気を暖めてた。

んでキャスト登場をあやちー、かなちー、ゆかちー、さとじゅみちーのかけ声で登場。(登場するまで時間が掛かり拍手が長かった) ※時間が掛かったのは、登場場所が境内なので離れから歩いて出てきていたため。

左から

儀武、竹達、阿澄、井口監督 ※監督和尚の法衣を着て登場。

さっそく監督にありがたやありがたやをしてネタにする。

一人ずつ自己紹介、竹達から右順。

で、竹原市で5人は1日役職を貰った事を話題に。

儀武は1日フェリー船長

竹達は1日竹原市長。 ※実際に市役所に行って認定式(?)をしたらしい。阿澄井口も同様。

阿澄は1日教育長

井口は1日消防長。

監督は1日和尚(照蓮寺のだと思う)

アニメ竹原について語った。

内容は

たまゆら竹原前市長(イベント当日は1日市長の竹達なので)がノリノリで市をあげて協力したらしい(実際に竹原市役所の外壁にたまゆらの絵がラッピングしてあったり、町の中にポスターがいっぱい張ってあった)

・ほり川のたまゆら焼き(お好み焼き)とデザート(アイスの盛り合わせ)についてはキャストが考えて考案したらしい。たまゆら焼きは竹達と儀武。アイス最初阿澄だけだったが、井口は他にも考案してあったのがボツになり名前井口が考えたらしい(名前ラブリーなんとか(すいません忘れました))、ちなみにたまゆら焼きは松来未祐監修。

たまゆら上映会の椅子並べを手伝ったのは儀武で、「ここを中央にしましょう」と仕切っていたらしい

監督と儀武が色んな所でイベント行ってる事を他のキャストは知らないらしく、阿澄がそうなんですかと聞くと監督が儀武とユニット組んでるんだよと言い「ユニット名は、たまゆLIPS」と言ってLIPSネタにして、阿澄が弄られてた

監督が、儀武と行動するといつも雨なので、今日は晴れて良かったと言った、儀武はそれに対して、「もし今日雨だったら土下座しなきゃ」と言ってた

など。

トーク中の事など

野外なので蚊がいてトーク中に、竹達や阿澄が蚊と戦っていた

あと、始まる前に水を持ってきた人がこぼして机が水浸しになり儀武がそれをネタにしてうまくフォローしてた。(竹達もトーク中に水をこぼしたが儀武がフォロー)

トークする所に逆光が入り阿澄が「まぶし」と言ったが儀武がそれも「後光が差してますよ」とネタにする。(この後も後光ネタがたびたび出てくる)

次はお絵かきコーナーで、

キャスト監督竹原市イメージキャラを考えようというコーナー。(実際ラジオでこの企画をやったがどうやら手違いで白紙になったらしい(井口作成したキャラ))

最初に竹達がキャラクターを発表した。内容はまぁ普通だが山をモチーフにしたキャラロボットのように中に入れるらしい。(つまり山をくりぬいていると他に突っ込まれフォローしてた。市が森林とか大切にしていると言う事で)

2番目が阿澄で、某万博キャラに似たキャラクターを書いてた、本人はインスパイアしたと言ってたが井口から総突っ込みだった。しかし竹原の良いところをインスパイアした今回の内容と合ってるらしく最後には納得してた。

3番目が井口で、萌が竹原市にも取り入れるのが良いと言って、萌絵を描こうとしたが画力が足りないキャラになった(前回は井口作成したキャラにしたため、気合い入れたが今回は最後には諦めてた)

4番目が儀武で、竹原コブラと言うキャラを書いたがやはり画力が足りない(ラジオで前回書いた悪い所を直して改良?したらしい)

ラスト監督で本気で書いて、キャスト陣から大人げないと言われてた

今回書いたキャラたまゆら写真館(笹井邸)に展示するらしいので、ぜひ行って見てほしい。(キャストサインキャスト監督スタッフが撮った写真も展示してます)

トークとお絵かきコーナーが終わって、

次はライブパート

まず、中島が登場。中島と言っても中島ノブユキの方。ピアノが置いてあり、そのピアノ伴奏した。

そのころには丁度夕方近くになり雰囲気が出てきて良い感じだった。

次に中島が登場。(今度は中島愛

特別版と言うことでピアノ中島ノブユキが弾き、中島愛が歌った。ダブル中島ですねと儀武がネタにする。儀武ェ(褒め言葉

これも夕日が沈みかけの良い雰囲気で良かった。ちなみに中島愛の足にドキドキしてたのは内緒(曲はメロディ夏鳥の2曲)

そして、寺での使用された機材は照蓮寺の物らしい、立派な音響セットで普通にライブが出来る。(寺でライブ出来るとかどんな和尚だろう)

最後今日の出演者が登場して挨拶して終わり。

時間にして2時間くらいのイベントでした。

イベント感想

地方イベントなのに人がいっぱいで、人気声優の力はすごかった。

イベントスタッフはあまり慣れてないようなので現地の人だったのかなと言う印象(開始も遅れたし)

それでも、問題なのは時間ぐらいで全体としては良イベントだと思う。

帰りに、アンケートが入っていたので出して帰りました。

竹達がお疲れ気味なのは前日のイベントの影響?とツイッターの方にもありましたが、疲れてる印象はあった。

たとえば他の声優が喋ってるときなど。(蚊がいてテンション下がってた、だけかもしれないが)

あと、儀武のMC能力の高さに吃驚。

色々とアクシデント(水こぼし、逆光、蚊(虫)など)もネタに変えてがんばってたし、客弄りも上手だった。

最後挨拶時に井口がぜひTVシリーズもと言ってた、それに対して監督TVシリーズも一応視野に入れて作ってる的なことを言ってたが、

やはり売れないと難しいみたいなので皆買ってください、そして竹原市に行って竹原空気に触れてください。

以上レポでした、長文乱筆失礼。













阿澄佳奈絶対領域は、おいしくごちになりましたw

2010-02-18

 去年東情(Fラン)を卒業した俺が新入生にアドバイスしたい

おいおい、そんなマイナーなFラン大学知らねーよって感じだよなwww

でも、なんかこの辺りのエントリーが面白かったので、オレも書いてみようと思う。

http://anond.hatelabo.jp/20100217113611

http://anond.hatelabo.jp/20100218180915

合格おめでとう。(本当におめでたいの?w)東京情報大学千葉僻地にあるFラン大学だ。学科によっては男女比率は9:1だ。青春を送りたいならチャラい系のサークルに入ることをオススメする。女子に興味がなくヲタクなら、あそこは楽園だろう。

また、あの大学ぼっちにも優しい仕様になっている。選択する講義研究室によってはチームでの作業にもなるが問題ない。ぼっちを許可してくれる講義もあるし、どうしてもチームである必要があれば、講師勝手に決めてくれることが多い。だから、ぼっちでも十分に攻略可能だ。真面目に講義に出て、ノートを取る能力があれば十分に卒業できる。ただし以下のアドバイスはよく読んで欲しい。

 それとオレは一人暮らし経験がないから、ここでは通学、単位講義教科書の買い方、昼食のとり方、サークルへの参加、留学生との距離感研究室の住み方についてアドバイスする。

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①通学

 大学僻地にある。大抵のヤツは車かバスで通学することになる。千葉駅からバスに乗ると40分~1時間近くかかる。毎日が遠足だw暇をつぶせるものを用意しておくと良い。大学直通便も朝のみ運行しているから利用しろ。それとバスを利用するヤツはキャンバスライフっていう年間パスを購入しろ。「春先にしか買えない」がこれを買った方が得だ。車や原付で通学したいヤツは許可証が必要だからちゃんと取得しろよ。

単位講義

 単位計算は絶対にやっておけ。それと履修登録は期間が決まっていて、学内の指定されたPCからしか登録ができないから注意。卒業要件は学科、入学年度で若干違うからな。履修登録は混み合うと登録に失敗することがある。朝と夕方の時間帯を狙おう。当たり前だが登録し忘れたら半期を無駄にする。が、必修科目だけは自動で登録されるので、最悪それだけは単位取っておけ。

 講義で落としやすいのは「英語」だけ。クラス分けテストで良い点数とると特別クラスに放り込まれるからなw英語はFランだけあって、中学レベル英語力があれば難なくクリアできるが、毎年多くの学生(推薦組)が単位を落としている。単位落としても皆で落とせば怖くない。それに再履修は真面目に出席してれば、お情けで単位くれるから安心しろ。

 一応、情報系の大学だからプログラミングに関連した講義が数多くある。1年次に履修することの多い「離散数学」は高校数学をやってきた人向けであって、数学嫌いの人間にとっては鬼門だ。どうしても数学やりたきゃ「プログラマ数学」を独習した方が良いw

 試験講義内容も簡単だけど、ぼっちの場合は真面目に講義出ろ。友達が居れば適当にやってても単位はちゃっかり取れる。要領よくやれよwww

テキストの購入

 1年次は糞真面目にテキストを買うヤツが多いが、この大学講義に使われるテキストは糞が多い。名著や古典にはまず触れない。講師執筆した書籍は「基本的」には買うな。特に哲学系の書籍だ。それは地雷だ。教科書ビジネスだからなwそれwww

 中には試験に持ち込むために購入がオススメされるテキストもある。分からなけりゃ言われるままに全部買っておけ。

④昼食のとり方

 学内にはデイリーヤマザキ学食がある。学外にはセブンイレブンローソンガストクリエイトドラッグストア)がある。一人飯をするなら、本館の6階、7階あたりで食べると良いだろう。人通りが少ないから気にならないし、何より便所で食うより良いだろ?クラブ棟の1階も良い。この大学は1年次からゼミに配属されるから、各ゼミ室で食べても良いだろう。教授や先輩も居るだろが、挨拶して初めて会うヤツには自己紹介すればOK、親しくなれば色々教えてもらえる。

サークルへの参加

 何年か前に強化指定部活というのが出来て、ガチで練習している部活もある。テニスは…どうだったかな?w

 軽い気持ちでサークルに入りたければ、適当に皆で集まって遊ぶようなサークルで良いだろ。縦のつながりはゼミ室に入り浸ってれば嫌でも出来るから、他の大学ほどは気にならない。好きにしていい。基本はヲタクだらけの大学だから、自分を出せばすぐに友達はできる。ちなみに左翼宗教サークルはない…と思う。安心して良いぞwww

留学生との距離感

 留学生がちらほら居る。だが気にしなくていい。あれらはそこに居るだけで、別に好意も無ければ害もない。ちょっと煩いのと、バスの乗り方のマナー大陸風ってだけ。基本はスルーでいいぞw 

研究室の住み方

 7号館のゼミ室には、毎日泊っているような変人が毎年、数名確認されている。期間限定のも居れば年中居るような主も存在する。そういう変人が居るゼミ室に1年次から配属された場合には、試しに泊ってみるといい。いい勉強になる。

 研究という名目でゲームして泊っているヤツもいる。一人でゲーム作ったり、Webアプリをごりごり作ったり、ロボット動かして騒いでいるのも居る。だから話しかけてみるといい。時々、本当の変人に出会えると思う。

 もっとも、どのゼミ室にも人間が快適に泊れるだけの設備があるわけでもないが、冷蔵庫電子レンジは必ずある。エアコンも完備されているし、シャワーもクラブ棟と体育館にある。だから寝袋とダンボールがあれば、パイプ椅子を並べた簡易ベットを作って快適に過ごせる。

 注意事項だが、大学に泊るにはゼミ担当官から許可を貰う必要がある。それと書類を庶務課に提出して、警備員に連絡する手間もある。大学に泊ってみたかったら、その辺りはゼミ人間に相談してみることだ。

 

 

パソコンについて

 学内のいたるところにLANポートがある、無線LANもとんでるからノートPCがあると便利だ。実習室も6つか7つぐらいあるので、PCには困らない。ゼミ室にはリースしたまま放置されているPCもあるので、頼めば使わせてもらえるかもしれない。それと学内PCが捨てられていることもある。部品を集めてくれば自作も出来る。オレはそれで2台ほど作って鯖にしてた。一応、捨てられていることを確認してから拾えよ。

大学が指定するノートPCは高いばっかりだから、自分で選んで買った方が良いぞ。ただしVineLinuxなどを自分で入れることになる。それも勉強だ。分からなければ詳しい教授に教えてもらいに行け。親しくなるチャンスだ。

せっかくのモラトリアムだから、学歴気にして卑屈になってないで楽しまないと損だぞw

2009-09-14

これはフィクションです。

中学時代の話。うちのクラスに、ドラえもんに登場する「出来杉君」をある程度マイルドにしたような人がいた。成績は中の上で短距離走が異常に早く、帰宅部なのに県大会とかに出てたりして、性格や「穏健」を体現したような感じ。なので男女問わず彼を悪く言う人はいなかった。

それとは別に、担任もさじを投げるようなどうしようもない奴もいた。いわゆるDQNってやつか。出席率は3割以下。たまに来る日も、昼前に、明らかに暴走族とおぼしき輩がバイクで送迎してくる。舌打ちしながら授業を途中で「自主的に切り上げる」など日常茶飯事。

そんな二人が一度だけ激突した事があった。

年に一度行われる文化祭的なイベントにむけて、うちの学級は学校ジオラマを造っていた。二畳ほどの広さのもので、校舎の窓ガラスも一枚ずつプラスチックの板をはめ込む気合いの入れよう。途中経過を見た校長はその出来映えに感心し、文化祭イベント終了後は学校の来客用のエントランスホールに展示するとまで言い出したのだから級友達のテンションが上がらないはずがない。クラスのみんなが自主的に連日放課後居残って制作に勤しんでいた。

そこにDQNの登場である。

ジオラマの作業場所は余った机や椅子置き場になっている、今は使われていない教室なのだが、何故かDQN放課後そこにふらっと現れた。

教室に入るなり「おっしゃ!俺も手伝ってやるぜ!」とがなりたてるが、当然みんなは白け顔。そんな空気を読み取ったか、DQNはつかつかとジオラマに近づき、「お、殆ど出来てんじゃん!」と言うやいなや、「はいどーん!」と、あろうことかジオラマグラウンドの部分を思い切り踏みつけやがった。

ジオラマの土台は発泡スチロールなため、ジオラマの真ん中に巨大な足跡があっけなくできあがり、白い破片が周囲に飛び散った。あっけにとられる周囲を尻目にDQNは「よっしゃこれで完成www」とついでに東校舎を蹴っ飛ばした。

すすり泣く女子達。「何やってんだお前!」とDQNににじり寄る男子達。へらへらと笑うだけのDQN。そのうちの何人かが職員室へ事態を報告しに行こうとした時、教室の隅で作業中だった彼(穏健な方)が突然投げつけたパイプ椅子が、DQNの顔面に直撃した。折りたたまれた状態で縦回転しながら飛んできたので、かなりの衝撃だったように思う。

予想外の事態で後頭部をしたたかに床に打ち付けたDQNは、鼻と口からダラダラと血を流し(上あごに当たったのだろう)、DQN達特有の威嚇の雄叫びをあげた。しかし彼は意にも介さずDQNの頭をサッカーボールのように蹴り上げた。

「お前何してんだこら。」

彼はそう言いながら、今度はDQNの腹を蹴りつけた。

「なあおい!お前何してんだよ!なあ!」

次はDQNの顔面を思い切り踏みつけた。

まるで外国映画で、悪徳刑事が取調室で無実の被疑者をいたぶっているような光景だった。もしくは、命令をしくじった下っ端のチンピラを制裁するマフィアの姿にも見えた。生まれて初めて目撃する純然たる「暴行」に俺は背筋が冷たくなった。いつも威勢のいいDQNの顔には、血と涎と涙と恐怖しか残っていなかった。

職員室から担任が急行した数分後には既に終わっていた。半壊したジオラマの横で土下座をするようにうずくまり、背中にいくつもの足形をつけ(彼が蹴りつけた時についたものだ)、「うーっうーっうーっ」と、泣いてるのかうなっているのか判別しかねる声を上げ続けるDQN。散らばったジオラマ部品を黙々と拾い集める彼。

「何があった?」と尋ねる担任に、彼は無表情のまま答えた。「そいつに聞いてください」。

その日以後、DQN学校に現れなくなった。DQN暴行を加えた彼はとりあえず反省文を提出させられたようだが、教師側も(普段の彼とDQNの行状から)事情を察したようで、後からその件に触れる事はなかったようだった。そして我々も何事もなく卒業を迎える事になった。

およそ二十年弱が経過した。そんな彼をmixi発見した。結婚し、子供も居るらしい。俺は彼にメッセージを送って連絡を取り合い、あの「暴行事件」を懐かしんで見せると、彼は翌日少し長いメッセージを送り返してきた。あの日の自分の行いをとても後悔しているらしい。自分クラスになじむチャンスを奪ったのではないかと、今でも思い出す事があるそうだ。なので私は、DQNが16か17歳の時に無免許バイクを乗り回し、交通事故を起こして死んだ事は言わなかった。多分彼も知っていただろうが、これ以上は私が切り出すべき話ではないような気がしたからだ。少なくとも私にはあの事件は「武勇伝」ではあったが、彼自身にとっては、それは「忘れがたき若き日の過ち」だったのだろう。

なんとか修復・完成した校舎のジオラマは、ガラスケースに入れられて今でも母校のエントランスホールに飾られている。

2009-05-30

連続SS

 今日1日の終業を告げるベルが鳴り、クラス一同の起立礼が終わるか終わらないかの一瞬のうち、

俺はまたもやハルヒに強引に手を引かれ、セントバーナードに引きずられるこども高校生のような状態に陥った。

 そうして連れられてきた場所はどこかの部屋のドアの前だった。こんなところに何の用があるんだと聞きたかったが、

俺は数十秒前からスイスイ簡単と名高い掃除用品のごとく床を引きずられてしまっていたうえいきなり手を離されたのでしたたか頭を打ってしまった。

 そんな俺にお構いなしにハルヒは勢いよくドアを開き――

「これから、ここがおいどんたちの部室でごんす!」

「ちょい待て」

 俺は先程の強打とハルヒが口走ったとんでもない宣言のため物理精神的に頭を痛めながらも、どうにかドア横の壁にもたれかかって座り、部屋の中に入ったハルヒにそこから質問した。

「……何処なんだよ、ここは?」

文化部の部室棟でごわす。文化部といっても、美術部や吹奏楽部なら、その名が表わすとおり美術室や音楽室を持ってるでごわすな?

 ここはそういう特別室を持たないクラブ同好会の部室が集まっているのが、この部室棟――通称旧館でごわす」

「で、この部屋が空いているから使おうってか?」

「いや、ここは『おか研』の部室でごわす」

「は? 『オカ研』はお前が以前仮入部して失望したって……」

「仮入部したのは『オカルト研究会』じゃなく『超常現象研究会』でごわす。ここはそれとは違うでごわすよ」

「はぁ?」


「ここは『お菓子研究会』の部室でごわす」


 壁に背を預けながら、中のハルヒとの会話は続く。

 ほう、お菓子研究会。うむ、何をするのか分かるようで分からない研究会だが、ひとつだけ確実に言えることがあるな。

「……じゃあ、この部屋はその『お菓子研究会』のものなんだろ?」

「うむ。しかし、今年の春に3年生が卒業してしまったせいで、部員0。新たに誰か入部しないと休部が決定していた唯一のクラブなのでごわす」

 で、その哀れにも休部となったクラブの部室を頂戴しようってか?

「いんや、1年生の新入部員であるこの子が居るでごわす」

 ……待て。今なんて言った? 新入部員のこの子?

「おい、それじゃ休部になってねぇじゃねえか」

「似たようなもんでごわす。部員は1人しかいないんでごわすから」

 呆れた野郎だ。それじゃまんま部室乗っ取りじゃねえか!?

 ようやく物理的な頭の痛みも治まったので、立ち上がりハルヒの戯言に茶々を入れるため『お菓子研究会』の部室の中に突入した、の、だが。




 地響きがする――と思って戴けたら、こちらとしても甚だ幸いである。

 ただし、ここでいう地響きとは何度も言うが地殻変動の類のそれではない。  



 巨体だ。いや、あれを巨体と言以下略



「――――――――またかよ」

 やっぱりハルヒほどではないが、やっぱり明らかにそういう体型の子が、どうみても体型に見合ってないパイプ椅子に座りながら、

黙々とスナック菓子を食っていた。眼鏡をかけた髪の短い少女である。

 これだけハルヒが大騒ぎしているのにもかかわらず、視線を向けようともしない。

 動いているのは袋からスナック菓子を取り出し口に持っていく右手の動きとそれを咀嚼する口周りの骨と筋肉の動きだけで残りの部分は微動だにせず、俺らの存在完璧に無視し続けている。

「その……あ、あの子はどうするんだよ?」

「別にいいって言ってたでごわす」

「本当かよそりゃ?」

「昼休みに会ったときに、『部室貸してほしいでごわす』って言ったらば『どうぞ』と。お菓子さえ食べられればいいみたいでごわすよ」

 そんな「ハサミ貸して」のノリで貸し借りできるのか、部室。

「むう。ま、変わっているといえば変わっているでごわすなぁ」

 はい、お前が言うな

「――――――」

 んお、件の研究会員が何かこっち見てる。ちなみに、ハルヒ朝倉川の例に違うことなく、矛盾輪郭の持ち主であったことは言うまでもない。

 あと付け加えるならば俗に言う神秘的な不思議系の雰囲気を醸し出しているようなそうでないような。


長門 湖(ながと うみ)――でごわす」


 淡々と異様に野太い声で彼女は言った。一応それが名前らしいがやっぱり「ごわす」か。

 名前を告げたからもう用はないといわんばかりの態度で、再び彼女は黙々とスナック菓子機械的な動作でむさぼり始めた。

「あー、長門さんとやら。こいつはこの部屋を、何だかよく分からん部活の部室にしようとしてるんだぞ? ……それでも、いいのか?」

「いい――でごわす」

 長門湖はスナック菓子の袋から目を離さずに答える。

「いやあしかし、たぶんものすごーく迷惑をかけると思うぞ?」

「別に――でごわす」

「そのうち、追い出されちゃったりなんかするかもしれんぞ!?」

「どうぞ――でごわす」

 いや……即答してくるのはいいんだが、もうちょっと色のある応答をしてもらいたいなぁ。あと「ごわす」付けがとってつけたようになってるのは何故だ。

「ふふん。まあ、そういうことでごわすから――」

 ああ、声が弾んでいる。良くない。非常に良くない予感がする。

「これから放課後、この部屋に集合でごわす! 絶対来るでごわすよ。来ないと――全力で“てっぽう”入れるでごわす!」

「…………へぇへぇ、わかったよ」

 コイツの全力での“てっぽう”なんて、死刑に等しいからな。死ぬのはごめんだ。

2009-04-04

http://anond.hatelabo.jp/20090403231328

僕は今月入ったばかりの新入社員

飲み会があまり好きではないので、学生時代も強引に誘われない限りほとんど顔を出さなかった。

もともと酒は弱いし、唐揚げごはんと一緒に食べられないのも嫌だ。

会費も高いし、先輩とは何を話せばいいか分らない。タイミングが悪いとぼっちになったりろくなことがない。

でも社会人になった以上避けられないよなあ、なんて思っていた矢先、

指導係の上司から急に飲みに誘われ困ってしまった。うーん、億劫だ。奢ってくれなくていいから家に帰りたい…。

しかしそこでふと、事務所脇のパイプ椅子に座りタバコを吸っている先輩と数秒目が合ってしまった。

おそらく30代後半かな。ちょっと肌のハリは落ち着いてきているけど、低音で無駄に良い声をしている。

デスクに娘さんらしき幼女写真を挟んでいたから、きっと既婚者だろう。

まあいい。その場は適当な理由をつけて申し訳ないと思いながらも断ってしまった。

その日の業務が終わり帰り支度をしていると、先刻目に留まった先輩に背後から話しかけられた。

上司もお前と親睦を深めようと誘ってくれてんだろう。これから仕事教わっていくんなら

 自分から連れてって下さいぐらいの気持ちじゃないと。新人なんだからさ。」

ほら、無駄に良い声で僕に説教する。

その声と、甘苦い煙草の香りに、一瞬。 僕の、頭が、ゆれる

貴方が僕の気を逸らすから。いわば貴方のせいで、飲み会を断ってしまったようなものなのに。

そう考えるとちょっとだけこの先輩に抗いたくなって、生意気な口答えをした。

「わかってますよ。僕だって歩み寄ろうという気持ちはあります。」

今日の件はもう終わったことですし、なんだったら…先輩と二人きりなら行きますけど?」

すると先輩は、切れ長の目を気持ち丸くさせ、驚いているようだった。

「ああ、でも先輩は奥さんが家で待ってますよね、気にしないで下さい。」

動揺しているのを気取られないように、お先します、と言いそのまま先輩の前を過ぎようとした瞬間、

左手を掴まれた僕はいとも簡単に体を引き寄せられた。

気付いたら僕たちは狭い、薄暗い、ホテルの一室にいた。

ふわふわとした意識の中で、僕の口は先輩の右耳に何かを囁いている。

ちょっとモミアゲの長い、日焼けした先輩の顔が、首筋が、ほんのり赤らんでいる。かわいい。

なにかに必死に耐えるように声を殺している様子に、僕の中で何かが込み上げてくる。たまらない。

僕は今まで、こんな経験をしたことがなかったというのに。

初めてで、なのに、10歳以上も年上の、会社の先輩に対して通常持つべきでない感情、感覚が芽生えている。

ホテルを出て、帰り際に先輩は僕に言った。「俺バツイチなんだよね。だから今家で待っててくれる人とかいないんだわ。」

言い逃げするようにぷいとそっぽを向き、駅に向かって歩き出す先輩の項は、朝焼けのように染まっていた。

2009-01-30

メガネ兄弟VS乳首兄弟

メガネ兄弟の弟メガネジュニアは皮を剥いたきゅうりのように青白く痩身で、その名の通り黒い縁のメガネをかけて石板を敷き詰められた闘技場に上がった。細かい性格を表すように時折クイッとメガネをあげる。

対する乳首兄弟の一番手は弟の乳首リトル。白いタンクトップ一枚でマッチョな体を誇示するように闘技場を踏みしめた。乳首兄弟の兄、乳首ラージはパイプ椅子に座って腕組みをしていた。弟同様にマッチョな体は、パイプ椅子から大きくはみ出し、子供用の椅子に座っているような按配であった。

「さて始めましょうか」メガネジュニアがクイッとメガネをあげる。闘技場下のメガネ兄弟の兄メガネシニアが、弟の動きに連動するようにメガネをクイッとあげた。メガネシニアは黒いサングラスをかけ、表情はその奥に隠されていた。

「気づいてないのか。もう始まっているぜ」乳首リトルはタンクトップを脱ぎ捨てた。その名の通り小さめの乳首アンバランスな大き目の乳輪が姿を現し、その瞬間、メガネジュニアの周囲の空気がぴぃーんと張り詰めた。

「こ、これは!?」メガネジュニアのひょろ長い痩身は凍てついたように動きを封じられていた。

乳首リトルが不敵な笑みを浮かべてつぶやく。

「乳輪界・・・・・・」

「乳輪界!ま、まさか!?」驚きの声をあげるメガネシニア

「知ってるんですか?兄さん!?」

「ああ、昔民明書房刊『乳首秘密☆』で読んだことがある。自分の周囲の空間と自らの乳輪を同化させ、空間を意のままに操ることが出来る能力者がいると。その奥義が乳輪界だ。まさか、コイツがその能力者とは!!」

「ほお、この技を知っているやつがこんな大会にいるとはな。だが、知っていたとしても防ぎようは無いがな」

「ぐ、ぐああああ」メガネジュニアの苦悶の声が上がる。

メガネジュニアの体は、ぎちぎちと見えない縄に縛りあげられるように軋んだ。

「空間と乳輪を同化させていると言う事は・・・今ジュニアを絞りあげているものは、ま、ま、まさか!?」

サングラス越しにメガネシニアの焦燥の表情が垣間見える。見えざる呪縛の正体に恐怖し、メガネシニアの口の中はすでにカラカラだったが、それでも喉の奥にへばりついている唾液を飲み込まずにはいられなかった。

「ふ、感がいいじゃないか。そう、御推察の通り、乳毛(ちちげ)だ!」

「いやああああああああああああああああ・・・・・・」

あるいはメガネジュニアにそういう趣味があれば、むしろ喜んでいたかもしれない。だが、二次元少女をこよなく愛していたメガネジュニアはむしろノーマルに近く、その縛めはあまりにも残酷な仕打ちであった。メガネジュニアはその場に倒れることすらできない状態のまま、ぶくぶくと口から泡を吐いて失神した。

乳首リトルは、戦闘不能に陥ったメガネジュニアからメガネシニアの方にゆっくりと視線を移し、静かに笑った。

「次はお前の番だぜ」

メガネシニアはどこから取り出したのか右手にマイクを持ち、

「じゃ、CMはいりまーす」

そう言って、どこかに消えて行った。

この時点で乳首ラージを温存したまま、乳首兄弟の二回戦進出が確定した。

http://anond.hatelabo.jp/20090129012114

http://throw.g.hatena.ne.jp/sasuke8/20090128/p1

2009-01-21

職場の近所にあるちっちゃいビルの1階に最近自然食品の店ができた。

これが明らかに催眠商法の店。

チラシがポスティングされてたけど、●時から無料食パン配布とか書いてあった。

店舗入り口は全面ガラスなんだけど、入り口以外はチラシとかを内側から貼って、外から中はあまり見えない。

で、中には商品棚とか全然無くて、パイプ椅子がずらっと並べてあって、爺さん婆さんが何人も座ってる。

おそろいのトレーナーを着た店員が前に立って、講習会みたいな感じで商品の説明をしている。

昼間にその前を通るたび、それらが見える。

いつ通っても満員状態。

ほとんどがサクラなのか? それとも毎日来ている人がいるのか?

爺さん婆さんやその家族催眠商法のこと知らないのか?

家族と関わりが少ない人ほど、行っちゃうらしいけどさ。

もう店ができて1ヶ月以上経つけど、よくもまあ毎日毎日盛況が続くもんだ。

摘発しづらいらしいが、行政もお年寄り向け健康診断のついでとかに指導しろよ……と思う。

とりあえず、自分の祖母(一人暮らし)にご機嫌伺いがてら電話して、注意しといたw

2009-01-20

SIerと別れたいんだが

新人時代から付き合ってて、今年で取引2年目だけどもう無理。限界

休日一生懸命こっちが仕様書作ってるのに誤字があるとか脱字があるとか日本語が変だとかフォントが違うとか罫線がずれてるとかオートシェイプが残ってるとかそう言う理由で怒り出す。

それなら仕様書作成を外注しないでくれ。毎日ご機嫌取りさせられてるこちらの身にもなってくれ。

翌日朝イチで出張があるのにサーバルームでデバッグ。午前4時。

耐えられなくなってオフィスパイプ椅子で寝てたら泣き出す。

朝になっても仕様の詳細は話したくないの一点張り。俺にどうしろと?

ちなみに仕様を具体化してくれと指摘しても同じ顛末になる。理由は自分意味やりたいことを邪魔されたから。(経験済み)

他にも理不尽わがままが一杯。

気に入らないことを指摘されるとすぐに拗ねてコミュニケーションが出来なくなる。泣く、喚く、物を投げる。暴力をふるう。

その癖、こっちの気に入らないところはすごく指摘する。

気付かそうとしてもそもそも頑固で自分価値基準しか持ってないからそれ以外は取り入れない。

最近俺はSIerデスマーチメーカーか何かじゃないかと疑ってる。

十代のころから付き合い始めて最近システムカットオーバー段取りが決まりかけてるけど、正直、俺やっていく自信が無い。

新人時代ならこんなわがままにも対応できた。でも今はプロジェクトリーダーだ。

俺にはプロジェクトを完遂する責任がある。でも、SIerわがままを聞いてシステムに障害が出たら納期を守れない。

SIerは頭の中が子供過ぎる。しかも被害妄想が強すぎるんだ。

何か気に入らないことがあるとすぐに嫌がらせを受けてるとか思って荒れる。

この会社エンジニアの育成は絶対出来ないと思う。エンジニアが何か失敗した時に虐待しかねない。

普段、景気が良い時は全然そんなこと無いし、今でも好きだし取引するなら他の会社は嫌だなとは思う。

でももう仕事とかもしたくなくなってきた。ホント疲れた。

俺どうしたらいいんだろう。

もうどこも逃げ場が無いよ。

最近は出社するのが鬱でわざわざ遠回りして出勤する。

玄関の前で笑顔作る練習。

扉を開けたら演技開始。

もう疲れた。

どうすれば良いんだ。

2008-12-22

椅子と机に金かけない奴はきちがい

http://anond.hatelabo.jp/20081222233855

絵描き世界でも勉強世界でもどっちでもいいんだけどさ、その肝心の「努力」を継続するための最低限の条件ってのがあると思う。

肩こり腰痛対策ね。

その道でうまく行ってる人間は大抵、机と椅子の高さが適切。座って30分で尻や腰が痛くなるような椅子は話にならない。座高の高い人間だと机の高さも標準の位置ではまずミスマッチを起こしてる。こういうところを誰も調整していないんだな。集中力が持続できなきゃ努力にも繋がらないよ。

ちなみにこれがプログラマーCG屋だったりするとさらにI/O機器にも金をかけてる。アームレストもちゃんと使ってるよ。パイプ椅子とかでコード書かせているような会社はきちがい。

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