はてなキーワード: ドタキャンとは
婚活の一環で、アプリで約束を取り付けた女性だ。今回はドタキャンされずに済んだ。
「こんにちは」
どう思われているだろうか?
38歳の、貴女より10歳も年上のおじさんを見て、表情が曇らないか気がかりだ。
男だって同じ生き物さ。
落胆を取り繕っているのだろうか?まあいいさ。
諦観くらい知っている。
席に通され上座にエスコート、当たり前のマナー。評価ポイントだろう?
そんなことより店員への態度。注文の仕方、テーブルマナー。気配りとタイミングが大事。
ところが思わぬ落とし穴。
気付いたらコーヒーカップに何度も口をつけていた。空だというのに。
当たり障りのない世間話では済まないらしい。
「将来どうなりたい?」
「どんな子どもだった?」
沈黙。。。
なぜだ?
「ひょうきんだった。今は真面目ばかりが残ったつまらない人間」
沈黙。。。
相手は話を変える。
精一杯絞り出した言葉は
「なるほどなぁ」
無念。
無念?
相手に好かれなかった悔いではない。
円滑なコミュニケーションができなかった悔いだ。
〝貴女はまだ僕のことを知らないだけ〟
そうさ、スタートラインに立ったところだ。
これから人となりを知り、
応援したくなって、
愛着を育むというもんだ。
愛というのは、
自分が損失を被ったって構わない、
僕はあの温かさを知っている。
さあ御礼のLINEを送ろう。
学校には毎日行かなきゃいけないし、授業を受けなきゃいけないし、課題をやらなきゃいけない。
だから自分の中で組み立てた予定を次の日の自分が崩すのも今まで納得が出来なかったし、いつも何をするにもどこかで「予定通りにしなきゃいけない」って気持ちがあった。
とはいえたかだか20年と少ししか生きていないし、内容も面白くもなんともない。
「通院の予定をドタキャンした」だけ。
これが「サボり」かとはじめて実感した。
昨日は家を出ようとしたら風が強くて、歩くのが大変だった。とりあえず、いつものように大好きなアイドルの曲を聴きながら歩き始めた。
5分ほど歩いたところでふと、もう歩きたくないなと思った。進むのが面倒だなと思った。
気付くと私は、今歩いてきた道を戻って家に帰っていた。
こんな事は初めてだったから。
「別に普通に病院に行けばいいじゃん」と思う自分もいて、それでもなんだか行く気になれなかった。
生まれて初めての「サボり」には、少しの罪悪感と、不思議な気持ちよさがあった。
友達にそれを言うのもなんだか気が引けたので、自分的事件簿として増田に残しておく。
おわり。
前々からしていた約束をドタキャンしたり、しょっちゅう寝坊や忘れ物をしたり、忙しくもないのに仕事の締切を守れなかったり。
そういう人間が、とにかく苦手だ。
あくまで「分かる。分かるよ君の気持ち」と感じてくれる人に届いてほしいので、上記に当てはまる自覚があるなら、ここで読むのを止めてほしい。おそらく……というか100%不快にしてしまうと思うから。
じゃあ書くなよって話なんだけど、こういうモヤモヤを抱えてるのって自分だけなんだろうか?
ドタキャンといっても、仕事や家庭の事情なら仕方ない。友人より恋人を優先するのも、それ自体は構わないと思ってる。ただ、そういう奴に限ってヘタクソな嘘を吐くのはなぜなのか。
寝坊するならアラームをかければいいし、持っていく物は前日に準備すればいい。
仕事はタイムスケジュールを組んで、自分の手に余るようならサポートを頼めばいい。
解決策なんていくらでもあるのに、周囲が察して甘やかしてくれるのを待ってる。己を正当化して、だって仕方ないじゃんと文句を垂れる。
いや何が仕方ないんだよ!!子供じゃないんだから自分の面倒くらい自分で見ろ!!!!
そう言いたいところだが、近頃は発達障害がどうだ理解なき人々がどうだと騒ぐ人も多い。でもそれって、周囲に迷惑をかけていい理由になる?ならないだろ。
心が狭いのも、性格が悪いことも承知の上だ。でも昔からの親しい友人は、みんな「ちゃんとしている」。だからこそ、職場や趣味を介して出会った人が「ちゃんとしていない」とモヤモヤが止まらない。
あちらは、できない自分を可哀想だと思っている。こちらは、迷惑を被る自分を可哀想だと思っている。
結局のところ、お互い様なんだろうな。
ストーリーコミュ、櫻井桃華、上条春菜、荒木比奈、夢見りあむコミュ等で登場
他にもそれっぽいのあったら教えてください
イベント制作部のディレクターからPに出演者ドタキャン(理由不明)によるイベント欠員補充依頼があり、事務所に遊びにきていた赤城みりあが選ばれる
イベント状況から単独での握手会、ミニライブイベントだった模様(欠員補充とは…?)
経験を積む為前座として登場した櫻井桃華はみーちゃんファンに野次を飛ばされる
一人称は「みー」
先輩アイドルとして登場
ライブパフォーマンスに不安を覚えていた上条春菜が参考のためライブを見学しに行く
お手手ふりふり、ぴーぽーぱー
最初に言っておこう、私はVtuberグループ『ホロライブ』のファンであった。
そもそも、Vtuberからではなくニコ生も年代柄よく見ていたし、その中で感じていた生身の人間と言う致命的な欠点(そもそもニコ生を見るようなオタクは生身の人間が嫌いで二次元キャラが好きなのだからこれは致命的である。エロ同人のくっそキモい竿役の種付おじさんの方がテレビで持て囃されるハリウッドの誰々だとかジャニーズの誰々よりもまだ見ていられるほど、生身の人間嫌いである)を克服したVtuberと言ったものを高く評価している。
ホロライブもそんな生身の人間と言う弱点を克服したVtuberコンテンツに関わる一つの企業である。しかし、そのホロライブがここ最近立て続けに炎上している。個人的にそれはある程度、予想できた。それはタイトルにもなっているにわかオタク集団であることに起因する。
ここから、一部、いわゆるVtuberの中の人と言うV界隈のタブーについての言及もあるのでご了承いただきたい。
ホロライブの炎上と言ったら、真っ先にあがるのが無許可配信のことだろう。しかしだ、そもそもゲーム実況というもの自体がグレーなものであり、「黙認ベース」なのだ。アンチはこの黙認ベースに焚き付けたが、この黙認ベースは何もおかしくはない、そもそも著作権法第百十二条にて文句を言えるのは権利者だけと定められており、企業が示すガイドラインも一定の基準にしか過ぎず、ガイドラインを守っていても訴えることもありうるし、その逆、守ってなくても企業のさじ加減で黙認されるのだ。それに、実際、企業が行動を起こすかと言うと厳しい、他もやっているのにどうしてこの企業だけと言われたら、それが無罪ということにはならないが、減刑、著作権法は差止めと賠償なので、賠償額の減額、もしかしたら先例はセーフなのだから差止めも限定的になってしまうかもしれない。更に、追加するならば一度公開された著作物は自由に使われるのが原則としてあり、それだと大手しか生き残れないからフランスの音楽家たちが暴動を起こしたのが著作権の始まりであり、無断使用が悪いのではなく、文句を言われたら金払えと言うのが基本だ。
さて、この原則に則るのであれば任天堂やその他企業は黙認していたのだから無許可だろうと問題はない。黙認していたから。
そう、黙認していない企業、というよりは作品がある。そう、大神ミオが配信して削除された『ゴーストトリック』だ。
このゴーストトリックは、他の作品と違い黙認していた何てことはない。発売されて1年後、ゲーム実況界隈では当時、実況は発売してから1年は実況してはならないと言った暗黙の了解があり、案の定、逆転裁判のスタッフが作成したゲームとあり、発売から1年後の2011年には実況が多く上がった。
この時期にニコニコで実況を見ていた層はわかるだろう。ゴーストトリック、逆転裁判一斉削除事件だ。そもそも逆転裁判も権利関係は厳しく、定期的にプレイ動画は削除されてきた。このゴーストトリックも例に漏れず、すぐに削除された。
このことは当時、実況動画を見ていた層は記憶に今でも残っている、「逆転シリーズの実況は権利関係が厳しいからNGである」と。そして、逆転シリーズをメインにしていた有名実況者の何人かは引退を余儀なくされたので鮮明に覚えている。
さて、大神ミオのゴーストトリックの無許可配信に戻ろう。先述の通り、著作権法では黙認が原則であるが、ゴーストトリックはそもそも黙認されていないアウト中のアウトな作品である。そんなの知らなかっただけだろ!と言う声もするだろう。確かに警察や裁判に知らなかったは通用する(と言っても減刑だが)。だが、知らなかったのだろうか?それはそれで問題なのだ。
大神ミオの中の人であるメイアン氏は2008年から活動しているニコ生主、歌い手、“ゲーム実況者”である。私も歌い手が嫌いだったのでユーザーとして確認はしていなかったが、ピクミンと大神は当時観ていた記憶がある。そして、デビューこそ2008年だが活動は2010年~2012年が最も精力的に行っていた。
2010年~2012年…… そう、逆転シリーズ、ゴーストトリック一斉削除が行われていた時期ドンピシャである。当時、ランキング上位の動画も権利者削除され盛り上がっていたのだが、同時期に最も精力的に活動していた実況者がこの事件を知らないことはありうるのだろうか?ありえない、と結論付けることはただの憶測でした無いので、あくまで「配信を禁止されていると知っているゲームを無断配信した」と言う疑惑にとどめておく。あくまで以下、知らなかったと言う体で話すとし、とりあえず大神ミオのゴーストトリック無断配信のことは一旦切り上げる。
ここまで、徹底的に書いたからわかるだろうが、この無断配信の件を受けて私はホロライブの箱推しをやめた。
ここからは、タイトルのにわかオタク集団ホロライブについて解説する。
ホロライブのゲーム配信や雑談配信を聞いているとよく違和感を覚えることがあった。例えば最近の例だと、猫又オカユがペーパーマリオを実況しているときに既プレイだと言っているのにも関わらず「こんな展開あったっけ?」や「昔だから覚えてない」と言う発言がしょっちゅう出ていた。まあ、たしかに10年以上前に遊んだゲームの内容を覚えているかと言われたら……結構覚えている。まあ、記憶の問題は置いておくとして、この展開や覚えてないと言う場面、当時CMで嫌というほど流れたシーンやラスボス戦のシーンなのだ。(こういう言い方はあまり良くないが)真面目にゲームやってたら忘れないシーンだ。
それ以外にも現在、赤十字無断使用問題で燃えている白上ふぶき、日頃の配信から30代くらいのオタクみたいな発言をしているが、なにか突っかかるところがあると思っていた。それが確信に変わったのがクトゥルフ神話TRPGの配信である。自身の発信力も顧みず、間違ったルールを堂々とルールブックに書かれている通りと宣言し、結局修正はしなかった(心理学のシークレットダイスについての発言)。
他にも企業案件での動画なのに他社版権作品(鬼滅)のなりきりを突然始める大空スバルなどでわかった、ホロライブはオタクコンテンツが好きなのではなくコンテンツをコミュニケーションの手段としか捉えていないにわかなのだと。
コンテンツをコミュニケーションの手段として捉えることは悪いことではないし、むしろ良いことだ。しかし、ここで問題なのはコミュニケーションの手段“としか”捉えていないライバー集団ということだ。
わかりやすく例えるならば、航行の文化祭で「クラスみんなでハレ晴レユカイやもってけセーラーふくを踊ろう!」て意見を出してクラスをまとめ上げる女子だ。そして、オタクくんにも理解あるよアピールをする女だ。本物のオタクが文化祭で催し物に参加せず、机置き場になってる準備室で仲間内でアニメやゲーム、漫画について語り合ってるところ、遊んでいるところに突如現れ、私はお前みたいなオタクにも理解がある、その漫画とゲーム知ってるし、クラスのみんなも分かってくれるから一緒に催し物を回ろうとか言ってくる糞女だ。良くてポプテピで目の敵にされてるサブカルクソ女だ。
奴らは、その漫画、ゲームと言ったコンテンツを見ていない、そのコンテンツに理解のある私が好きなのだ。コンテンツの名前しか知らないし、その名前もゴールデンタイムのクッソつまらないバラエティー番組のパチンコのCMで知ったとかそういう奴だ。
ホロライブのライバーは一部の例外を除きそう言ったにわかオタク、サブカルクソ女の集まりだ。青春をアニメ、ゲーム、漫画に費やし、好きなことを生命活動よりも追求するオタクに取って最も忌避すべき対象だ。敵対勢力だ。
数少ない例外は、マリン船長とぺこら、ルーナくらい(フレアはオタクであることを隠そうとして隠れきれてないオタク臭するけど配信頻度的に私が詳しくない)だろう。マリン船長は声優と生身の人間が嫌いな私には理解できないところもあるがガチのオタクだ。年代的にギリギリであろう作品も名作とあらば実際にプレイしてみて、ハマっている。コミュニケーションよりも自分の好き語りが優先されるガチのオタクだ。ぺこら、彼女も夢女子として一度ハマりだすと止まらない。やめろというが、夢かたりしててアッアッアッとなる感じが正真正銘のオタクだ。ルーナ、ジャンルはたこ焼きとあまり私は理解がないが彼女はガチだ。ぽこしゅけとしてニコ生時代の彼女を知っている人ならわかるが、記念日に家族との食事の約束をたこ焼き食いてぇと言う理由でドタキャンして突如たこ焼き生配信を始めるレベルでのオタクだ。たこ焼きについては知らないが、オタクとは好きなことをとことん追求するものだ、このムーブはオタクそのものだ。
さて、こうしてみるとにわかオタクとした白上や大神ミオなどとの違いがよく分かる。オタクとなっている少数のライバーは好き語りに徹しているが、(特に白上ふぶきは顕著)好き語りと言いつつ、語りではなく紹介なのだ。同意を求めたり、返しを求めている。語れよ。
以上、にわかオタク集団ホロライブだ。そんなにわかオタクでオタクくんに理解のある陽キャだから、本物のオタクとのズレが表面化してきて、そういった似非オタクを集めた結果、黙認されていないゲームの無許可実況、情報漏洩、赤十字無断使用のように調べたらそれが駄目だとすぐに分かるようなことに対して、オタクの基本である即調べるができていないことが露呈し、今の大炎上になったのだろう。
最初は(他の予定も後に詰まってたので)ちょっと厳しいかも……朝は無理かも……みたいな返答にしちゃってたから、もっと弱めの意思(?)として伝えたらよかったのかなとか(とはいえ行けたら行くとかはそのあと「予定どう?」ってめっちゃ聞かれるので苦手ではある ちゃんと断るなら断れるようになりたい)
予定厳しいけど詰めるなら……しんどいけどなんとか……と素直に隠すことなく言ってしまったゆえにじゃあ行こう!と言われちゃって断る手段なくなっちゃったんだ
あぁ絶対あの子今アイツと通話してるんだ。どっちから持ちかけたのかな。あの子かな、それともアイツかな
私とは一切連絡取らないのにその子には連絡してるんだ。そりゃそうだよね。私なんかと話してても楽しくないしつまんないもんね。
昨日私の通話の誘いドタキャンして、ごめんやっぱ無理だって言っといて、その子とは通話できるんだ。
昨日の今日で。
ここで私が「通話してんの!?混ぜて!?」って即レス出来たら苦労しないんだろうな。変に高いプライドとクソみたいな自意識が邪魔するけど。
お前のこと特別視してるのは私の方だけで、私はお前にとっての数多いる友人の一人でしかないんだろうな。友人でいられるだけマシだと思わない?そうかもね。
そもそも特別視されることでお前はいつも困ってるもんね。私がそんなことになったらますますお前が離れていくって分かってるのにやめられないのは私の落ち度。
夜だからこんなこと考えるのかな。そんなことないよ。いつだってお前とお前の友達のこと考えると嫉妬で狂いそうになる。私が、私だけがおかしい。みんなはおかしくないのに。
匂わせみたいにディスコードに2つ並んだメッセージを見るのが苦しい。管理者権限でどっちか消してやろうか。でもそんなことも出来ないからどうしたって私は常識の中で苦しいまんまなんだよな。
そもそも今までそれをやっていたのは私だったんだよな。同じことをやった事があるからお前の動きが手に取るように分かるんだよ。通話して「良いじゃん」「みんなにも言っとこう」「返事するからさ」って所かな。仲良いね。ハハハ。ウケる〜。
みんなも匂わせ喰らって苦しかったのかな。多分違うんだろうな。仲良しグループの中で私だけがアイツに一方通行のクソデカ感情向けて帰ってこなくて苦しくて、たまに通話するだけでバカみたいに舞い上がってるんだろうな。何度でも言うけど私だけが。
学生の頃はよかった。人間関係が閉じた空間の中で形成されてて、アイツは結局私だけのものだった。だけど年取って、他の人間が私とアイツの2人だけのコミュニティに混入してくるようになって、それが私は辛い。大学の学部を合わせなかったのが彼女に負けた敗因なんだろうか。だけどアイツの選んだ学部に興味が本当に無くて、別の学部を選んでしまった。そこで狂えないのが敗因なんだろうか。それとも最初から負けてたのかな。
アイツ早く大学卒業してくれないかな。そしたらみんなバラバラになって同じスタートラインに立てるから。
今いるグループだって、そりゃ、今のグループの何人かはは私がアイツに紹介した人間だよ。だけどアイツが私との付き合いを1対1から対グループの付き合い方に変えるなんて思ってなかったんだよな。人が増えても私はアイツの特別で、他の人がいたってきっと大丈夫だって思ってた。でもそんなことは全然なくて、結果自分で紹介した人間にアイツを取られそうになって苦しくて悔しい。結果増田に夜な夜な吐き出して、気持ちの整理を無理やりつけて寝る日々が続いてる。
他のグループのみんなも大好きなんだよ。一番仲のいい大事な友人たちだと思ってる。アイツを私から奪っていくあの子だって、アイツさえ絡まなければ私は普通に接する事ができるのに。そんな風に責任転嫁してあまつさえアイツのせいにしてる所で既に私の底が知れている。
馬鹿みたいなマッチポンプだなって自分でも思う。私と付き合ってくれるような友人2人と私を揃えたら、どっちもまともで良い子なんだからそりゃゴミカスの私抜いて2人になるに決まってるじゃん。何を勘違いしてたんだろうな。
私が選ばれないのは、勝手に拗らせて苦しんでクソデカ感情投影して、自分と同じ質量の感情を返してもらえないからって拗ねるそのワガママっぷりが原因なんだよ。分かってるよそんなことは。普通に考えて気持ち悪いだろ、自分にそんな理想押し付けてくる奴さぁ。
お前を好きなのやめたい。
でもお前とまた通話したら、私は馬鹿だから今の怨嗟なんか全部すっかり忘れて舞い上がってお前のことをもっと好きになるんだろうな。
苦しいな。これが恋愛だったら告白してさっぱり振られることが出来たのに、友達だからそうも行かない。
なんでお前のことこんなに好きなんだろう。今日の昼までは久しぶりに会えて家族に会って、彼氏とデートの約束して、いっぱい検索とかしてあんなに幸せだったのに。お前の動き一つでなんでこんなに情緒をグチャグチャにしないといけないんだろう。
いつから彼氏よりも家族よりもお前が大事になっちゃったんだろう。私が望むものは何も返してくれないって分かっててもやめられない。
馬鹿だなぁ。本当にな。
繋がりを切りたい。その後正気でいられる気もせんけど。
自分が全部間違ってるって分かってる。
自分を主人公と思っているタイプは相反することができるから、うまく付き合える可能性と、どこかでぶつかって嫌な気持ちを引きずり続ける可能性があって、だいたい最終的に後者になって落ち着く。金魚の糞みたいにひっついて取っ替え引っ替えして、自分はフッ軽アピールしてるけど、普通にドタキャンするしSNSでは連絡くれると嬉しいって書いてあるから連絡しても無視するし、意味わかんねーーーーーーー。ばーーーーーかーーーーーーーー。
*
あとな〜こっちは全部知ってから問題提起してんだから、嘘つくなや。全部調べ尽くしてからやってんねん。嘘つかないでね、いうなら今だよってちゃんと言ってんのに一生隠し続けるのも意味わからんな。カスがよ。
増田に投稿するのは初めてなので読みづらい長文だと思うが許してほしい。
自分が他人に恋をできるかわからない。もうできないかもしれない。
何年も恋をしていなかったけどこんな恋愛してるよ、とかあったら教えてくれ。
前提として、自分は出歩いているとちょっと周囲の目を引く「そこそこかわいい」部類の人間だ。自他ともに認められているので多分そう。
人付き合い>趣味(オタク)なタイプで、特定の人と会うのは月1くらいで満足するようなドライと言われがちな人間だ。
これまで24年の短い人生の中で一度も恋愛したことがないわけでもなく、それこそ多感な高校生辺りまでは一丁前に好きな人が居て、ドキドキや不安やわくわくなんかに駆られていた。
(今思えば思春期特有の周囲の恋愛至上主義的な雰囲気に流されていた節はある)
好きな人ができて、自分なりにアピールして、デートして手つないだりなんかして、相手に告白してもらうように仕向けるというプロセスを経て、高校生らしさ全開のかわいいお付き合いもしてきた。
それがどうだろう。大学に進学していやいや化粧を覚え、外見をメンテナンスするようになると幾人かに惚れられ、「今度は好きになれるかも」と不誠実な内心を抱えつつ付き合い始めてみるものの。
付き合えたということは相手に対してそこそこの好感度を有していたはずなのに、好きになれないし信頼しきることもできない。(自分は若干人間不信のケがある)
心を開ききれないのでキス以上の関係を持つこともなかった。いざそういう雰囲気になっても相手の体格や匂いなんかが気になってセックスしたくないな、と思ってしまう。
幸い自分の相手は優しい人間ばかりだったので全員こちらに無理を強いることはなく、セックスには至らなかった。
部活の後輩で、ジャニーズjr.にちょっといそうなかわいい系の顔で背が低い男の子だ。
部活体験に来たのを少し指導して、その時にはすでに彼が気になっていた。多分一目惚れ。もしそれが言いすぎだとしても一目見た時から惹かれていたことに間違いはない。
当時の自分の好みのタイプは優しい年上だったので「年下なんて好きになるわけねえ!」と抵抗もしていたが、
顔見るとドキドキするし何かしてあげたいし部活以外にも会いたいしなんかうまく話せないし少しでも長い時間を一緒に過ごしたかったので、恋愛的に好きなんだと認めざるを得なかった。とにかく顔面が好きだった。今思い出しても彼はかわいい。性格はそこそこくそだった気がしないでもないが。
好きだと認めて交際に至るまでが春~夏だったので、数回のデートを経て2回花火大会に行って2回目で勝負に出た。成功。やったぜ!
その後デートをしたり一緒に勉強したり映画見たりと幸せな日々を送っていたが進路の事や2個下でちょっと価値観が違う事などを理由に11月に振られた。
高校生っぽく短期間の交際だったがこっちは無茶苦茶好きだったので傷ついたし半年くらい引きずった。
自覚している中で一番恋愛っぽかったのはこの人が最後だったと思う。
交際したのはバイト先の先輩、後輩の2人。それぞれ期間は全く被っていないが、どちらも私に一目惚れしたといっていた。そんなことある?
この2人は私のことを爆裂好いてくれてとてもよくしてくれた誠実な人たちだったが、残念ながら恋愛的に好きになれなかった。
とても優しくて紳士的で尽くしてくれたり私を第一に考えてプレゼントもくれたけど、好きになれなかった。雨天や気分次第でドタキャン上等だった不誠実くそ野郎な私にはもったいないくらい良い人達だった。その節は本当にごめん。幸せになってね。
あと先輩の方は1か月記念日に赤いバラをくれたがうれしくなくて「重いな…」としか感じなかった。帰りに最寄りのコンビニで捨てた。くそ野郎である。
後輩はやたら私の頭の形が好きで二人でいるとめちゃめちゃに頭を撫でてきた。私は愛玩動物ではないと2千回くらい思った。
大学4年間そんなかんじで人を恋愛的に好きになれることはなく、2人きりで会う男の子は居たがお互いクズで関係に名前を付ける気がなく安心感のある「友達以上恋人未満」だった。こいつは私のことが明らかに好きだったが「わかってるでしょ」とストレートには伝えてこなかった。はっきり言葉にされるとこちらもちゃんと答えなければいけなかったので言葉のない関係性がとても楽だった。キスはなんとなく避けていたが抱きしめあったりネカフェで一晩だらだら過ごしたり胸揉まれたりはした。
一通り都内の定番デートコースはこいつと楽しんだが、クズゆえに当日ドタキャンをお互いに繰り返してなんとなく授業も被らず疎遠になっていき、やつの留年を契機にもう連絡は取っていない。
いつか恋愛できる日が来たらこのくらいの緩さと温度感がいい。かっちりしすぎてたり愛が重いと私は答えられない。誠実すぎる男とはすぐに別れたくなる。居心地が悪い。
なんとなく今までの恋愛っぽい経験書き連ねたが、書き出してみて
「もしかしたら私は自分から好きにならないと恋愛対象として見ることができないんじゃないか」と一つの仮説にたどり着くことができたのでこの記事を書いた意味はあったと思う。
社会人として漸く落ち着いてきたというか自分の生活に若干の余裕が見えてきたのでそろそろ恋愛したいなーと思っていたのだが、
ここ数年で私の中のトキメキセンサーが故障していて誰かを好きになれそうな兆しがない。そもそも出会いもないが、出会いがないのはコロナのせいという面もあると思いたい。
数年間趣味第一に過ごして、人間不信で人にあまり興味がない干物な自分に、この先恋愛の好きを抱ける相手ができるのだろうか。
自分が他人を好きになれない性質なのかもしれないという懸念もある。
ウェイ系オタクの彼女は、小説書きだがTwitterでは専ら絵師へのリプに徹している。好きな絵師がいたらすぐに感想を送ってふぁぼりつする良質な腐女子である。絵師のはしくれでもある私もその対象となったらしい。1年ほど前から、彼女にたくさんリプを頂いた。本も買ってもらった。
そんな素敵な彼女と私がなぜ距離を置いたのか。一番の原因は彼女が愛されすぎているからだろう。そう、単なる嫉妬だ。
美人で明るい彼女。オフ会などで何度か会ったことがあるが、私が青春時代に敬遠していたタイプの女性なのだ。チア部やテニス部に所属してそうな感じの、スクールカースト上位のウェイ系だった。片や私は陰気なデブス。かれこれそういう人種とは極力関わらないよう努めてきた人間なのだ。恋愛経験豊富な彼女と喪女の私。社会人でお金持ちな彼女と貧乏学生な私。推しカプのこと以外は全く話が合わない。彼女がときどき口にする「大学時代に飲みサーで〜」とか、「推しに〇〇万課金したwww」とか、そういうステータスを持たざる者には逐一グサグサと突き刺さった。何度も言うが、彼女は全く悪くない。私と180度違う人生を送ってきたリア充なだけなのだ。私の醜い嫉妬も甚だしい。
極めつけは、このコロナのご時世。周知の事実だが大学生はほぼ全面的に登校を禁止させられている。様々なイベントに行かなくなったし、家に引きこもる時間が大幅に増えた。しかし彼女は違った。在宅勤務をフル活用し、ここぞとばかりに様々なフォロワーさんと会って食事やカラオケやオフ会をしているのだ。感染症対策は怠っていないというのでそれを咎める気はないのだが、もともと人脈が狭い私は、彼女がTLにアップする飯テロ写真を見る度に複雑な気持ちになった。
そして先月。比較的近場に住んでいるため、私にも彼女から遊びの誘いが来た。久しく誰かと会って話せる機会。私は二つ返事でOKした。
けれど、彼女を見る度に自分の情けなさを痛感し辛くなる。私も彼女のように美人だったらな。彼女のように神絵師ともたくさん話せたらな。それが積もり積もって、気づけば私は彼女の事ばかり考えていたのだ。恋ではないほうの別ベクトルで。
先週が丁度約束の日だったのだが、その前の日にも彼女はフォロワーさんとカラオケで推しの映画鑑賞をしてワインを飲んでいた。私が遊びの時間帯や内容やらを聞いても未読無視(結局、遊ぶ当日の10時頃にようやく既読したのだが…)。そりゃそうだ。彼女はフォロワーさんと遊ぶのに忙しい。1ヶ月間会うのをソワソワ待っていた暇人とは違うのだ。
そう思ったところで、私の中で何かが吹っ切れた。彼女に嫌われると他のフォロワーさんとのオフ会でも気まずくなるのは目に見えている(彼女は色んなオフ会に必ずと言っていいほど参加している)。それは分かっていたが、もう彼女を見てますます自分が嫌いになるのが怖かったのだ。適当な理由をつけて、その日にドタキャンした(最低)。
彼女もそれを暗黙の了解として受け取ったらしい。その日の晩に「嫌われているのかと薄々感じていたが、案の定そうだったと今日分かった。今夜は呑む」とツイートしていた。そのコメントには、多くの絵師からの慰めリプライ。そう、それでいい。もう彼女はたくさんの人に好かれているんだ。こんな嫉妬心の醜いやつとは関わらないでくれ。
支部における彼女の作品を非表示にし、Twitterではこっそりミュートをかけた。堂々とブロ解しないところにも、私の惨めさが滲み出ている。
アラフィフおじさんです。
LINEへの名誉毀損はマジで申し訳ない、キモイのは僕の方だった。よく考えたら、LINE以外の連絡手段のときもそうだったわ。古くは留守電、メール、あとアメブロとかミクシィとかツイッターとか。
1.彼女の方がよく連絡をくれていたんで、こっちからの連絡に返信がなくてもあんま気にならなかった。サンプル数が少なすぎるんでアレだけど。
2.友人関係でも、「一度も断られたことがなくて」「一度もドタキャンされたことがない相手」に対してなら、誘うのが怖くない(特に相手からもよく誘われている場合は、返事が丸1日なくても気にならない)
ってことがわかった。
どっちにしろ果てしなくキモイんだけど、どうやったら治るんだこれ……メンタルヘルスもダメで(薬飲んでいたけど頭の中で「根本的な解決になっていなくね?」となるし、相手から返信が来たら全部解決する)、
僕は本当に友達が少ない。
そう相談すると「人から誘われることがほぼないのなら自分から誘わなきゃ!」って言われるんだけど、人にLINEするのがめちゃくちゃ怖い。
1.LINEをする前にブロックされていないか不安(必ず確認する)
2.未読のまま15分でも過ぎると不安
4.「日程がわかったら連絡する」はもう連絡がこないと思っている
5.日にちを決めても「忙しいから10時~16時までになるけどいい?」と言われると「やっぱり合いたくないんだ」ってなる
6.ドタキャンされるのが本当にダメ(遅刻はなぜかまったく気にならない)
7.「行ったはいいけど、相手は着ていないんじゃない?」で疲れる
8.帰ってきた後に楽しかったよLINEするときも、1~3を繰り返す
9.不安になって、一緒に遊んだ人のほかのSNSのタイムラインを延々と確認
という感じなので、正直めちゃくちゃ疲れてしまう。実際に、誘って完全に断られたことは回数としてはそれほど多くはないんだけど、本当にこれが毎回。
正直異常だし、はっきり言ってすんごく気持ち悪いし、ほかの事に興味を向けなきゃ他の人と繋がらなきゃって思うんだけどうまくいかないし、そんなに疲れるなら1人の方が人にも迷惑をかけないんだけど、毎回これから抜け出せない。
周りの人に1~9のことを離さないだけの分別はあるけど、何より自分自身のことが吐き気を催すくらいに気持ち悪い。
病院に行ったら、「男性としては珍しいですね」と言われたけど、女性はこういうもんなの……? あと、なぜか今まで付き合ってきた、超数の少ない彼女に対してはぜんぜん上記のことを思わんかったの。友人だけ。
植松先生ですら2日で彼女を作れるのに、あなた方にはできないんですね
https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2020/08/post-94169_2.php
女性は2014年8月ごろ、被告から電車内で声をかけられ、LINEのIDを交換。2日後に被告の家に行き、交際が始まった。
被告は友人が多く、女性との予定が入っていてもドタキャンが多かった。「もう少し一緒にいる時間を作りたい」と話すと、「友達との時間を割いてまでお前と会う時間を作るつもりはない」と言われた。衝撃で涙が止まらず、そのまま別れた。同年冬ごろのことだった。
「友達との時間を割いてまでお前と会う時間を作るつもりはない」とまで言ってもよりを戻せちゃうんですね
やっぱ恋愛工学なんだよなあ
コロナ前よりずっと前の話なんだけど、当時ライブの半年前からチケット販売が始まるライブの発表があって、友人と一緒に行こうって約束して発表からすぐの一次先行でチケット2人分取ってたんだけど、ライブの1週間前に妊娠したから行けなくなった〜!といわゆるほぼドタキャンをされた。チケットはフォロワーを誘ったら同行してくれた。本当にありがたい。
たしかに妊娠したなら発覚したての数ヶ月でも数時間椅子の無いライブハウスは万一のこと考えると諦めるのは仕方ない。彼氏または旦那との間で予期せぬ妊娠してしまったとかなら急だし......って理由だったらまだ許せた。
彼女は既婚者で、前から妊活をしていた。子供をずっと欲しがっていたし、一回流産も経験していたのだけど独身の私に凄くメンタルの相談もしてた。だからライブに行くと言った時はまだ子供はいいのかな?って思ってた。何ヶ月かは聞いていないけどもし発覚が遅かったにしてもチケットを取ってから妊活に及んだのは確実になる。
ライブに行くと約束を最初にしてたのは私だし、今妊娠したらライブに行けなくなるって分かってるならもっと計画的に考えられないのかって逆算してまで思った私は性格悪いんかな〜〜〜〜。
増田は29歳の独身女性。営業マンであった。出世街道まっしぐらと言うには今ひとつパッとせず、営業成績もいつだって二番手止まり。
焦燥感ばかり募り、空回りを繰り返す。そんな時期に直面していた。
デートをドタキャンされたある週末、昼間から1人缶チューハイを開け、増田ははてな匿名ダイアリーを巡回した。下ネタ、政治、男女論、いつも通りのくだらないエントリが並んでいる。この間の釣りエントリはまだホッテントリに登っていない。ああつまらないな。そんなことを考える増田の目にある文字列が飛び込んだ。
「おっさんの皮」
真っ白なバナーに地味なフォントでポツンとそう書かれた広告は、いつもみる洋服のセールやソシャゲの広告とは違っていた。
気になった増田は広告をクリックした。古臭いhtml形式のホームページには、スーツ姿の3人のおじさんの写真が並んでいた。下には2万円、と価格らしきものが書かれている。
4、50代だろうか?3人とも違った顔立ちをしているが、どれも似たような印象のおじさんだ。冴えない、少し脂っぽい、髪の薄くなりかけた、どこにでもいそうな普通のおじさん。
一番左のおじさんは、高校の頃の数学教師に少し似ていた。似たり寄ったりのおじさんの中から、わずかな親しみを感じられる1人を見つけた増田は、青い字で表示された2万円、をクリックした。
「おっさんの皮。48歳、73kg、173cm。老眼あり。眼鏡付属。」さっきと同じおじさんの写真の隣には、短くそう記されていた。後は、「戻る」「カートに入れる」があるのみだった。
不思議なサイトに好奇心をかられた増田は、ほかのおじさんのページも覗いた。身長体重は異なるものの、説明文は似たりよったりだ。
初めのおじさんのページに戻って、写真をまじまじと眺める。平凡でつまらないおじさんだ。良く見ると色々な人に似て見える。取引先の川上さんにも、政治家の武川にも。親戚にこんな人がいたような気にもなる。増田は、カートのアイコンにカーソルを重ねて考える。
2万円、それはちょうど今日の増田が彼氏の誕生日を祝うために予約していたコース料理の値段と同じだった。記念日にドタキャンなんて、もう別れどきということだろうか。心の底で澱が渦巻く。
酔っていたせいか、それともドタキャンされた腹いせか、増田は「おっさんの皮」をカートに入れ、レジに進んだ。Amaz○n IDでの決済が可能らしい。どういうことなのだろう……強く回り出した酔いに身を委ねながら、増田は考えようとした。が、暫くして暗い部屋に増田の寝息がスースーと聞こえた。
ーーー
「おっさんの皮」が届いたのは、増田がすっかり忘れ去った頃、一月もしてからのことだった。増田が、興味半分疑い半分で、その変に軽い段ボールを開けると、そこにはおっさんの皮があった。
ああ、そういうことか。
ひと目見て理解した増田は、試しに皮をまとってみた。浴室の鏡の前に立つ。そこにはあのおっさんがいた。増田より10センチも高く、20キロ近く重いおっさんが。白目は黄色がかり、眉はひょろりひょろりと伸びている。近くで見ると想像以上に肌の凹凸が激しい。ああ、おっさんだ。と増田は思う。
翌日増田は、自分のスーツの上から皮を着て会社へ向かった。皮を着ても、皆増田が増田と分かるようで、「増田さんおはようございます」と声をかけられる。いつも通り……、ではなかった。いつもなら「増田ちゃんおはよー」と声を掛けてくる鬱陶しい同僚も、今日はどうしたことか「どうも」だけであった。いつも煩わしいほど和かにお節介に挨拶をしてくれる老齢のヤクルトレディも、今日はやけにさっぱりとした対応だ。
おっさんの皮の効用は、取引先で顕著であった。いつも若造扱いされているような、舐められているような、どこか雑な対応が今日は違った。
増田の口からでる言葉、一つ一つが地に足がついたような、しっかりとした印象を与えてるのがわかる。それに今日はやけに取引先の社員と目が合う。
二週間が経った頃。おっさんの皮の影響は、如実に成績に現れていた。いつも良くて2番、4、5番を浮き沈みしていた増田の営業成績は、ついに1番になっていた。
おっさんの皮を着てからというもの、いいことづくしである。月に1度は遭遇していた痴漢も、皮を着て乗るようにしてから全く合わない。電車で妙に密着されて苛立つこともない。夜道を歩くのも平気だから、残業も気にせず出来る。
普段皮を着て過ごしている分、彼氏や友人と会う時は目一杯のおしゃれを楽しむ。似合わないからと敬遠していたリボンやレースをあしらったフェミニンなファッションにも挑戦した。最近の増田はいつも明るい。そのせいか、会社でもデートでもよく褒められる。
今日の増田は一段と楽しそうだ。金曜の夜だからか?いや、それだけではない。今日は、彼氏が家に来る日だからだ。それというのも、来年の4月と2人で決めた、結婚式の招待状を書くためだった。……招待状なんていうのも一つの口実で、再び愛に火がついたのだから家でのんびりいちゃつきたい、というのが真の目的なのだが。
増田は思ったより遅くなってしまった帰宅に、焦りながら部屋を片付けた。会社帰りの崩れたメイクじゃ嫌だ。この間買ったばかりの可愛い部屋着もだそう……と、背中に手をやって気づいた。
脱げないのである。おかしい。そんなはずはない。どんなに試しても脱げないのだ。皮はまるで初めから増田のものであったかのように張り付いている。今までどうやって皮を脱いでいたか、思い出そうとするが、うまくいかない。焦る増田の脂汗はおっさんの皮をつたう。臭いまでおっさんそっくりだ。このまま一生見ず知らずのおっさんの皮を貼り付けたまま生きていかないといけないのだろうか。
ああ、彼氏が来てしまった。すぐに合鍵でドアを開ける音した。でも大丈夫だ。おっさんの皮を着ていたって、わたしはわたしと認識されるんだから……。大丈夫、大丈夫。
ほら、いつも通りの表情だ。あはは、なんだ心配することなかったじゃない。皮の脱ぎ方は後でショップに連絡すればなんとかなるはず。今はせっかくの彼氏との時間に集中しなきゃ……。
彼氏が役所で貰ってきたばかりの婚姻届を取り出す。増田は笑顔を作ろうとするが、口角はぎこちなくひくつく。机の上には金色のインクで細かな縁取りのされた可愛らしい招待状が並び、まるで幸せの象徴のようである。しかし増田の頭の中は貼りついたおっさんの皮のことでいっぱいで何も頭に入らない。彼氏がなにかと尋ねるが、今日の増田の返事は要領を得ない。
最近仕事も忙しかったようだし。もう休もうか、と彼氏が言う。増田は皮に気を取られながら、口先の同意をする。
そうして、気もそぞろの増田を、彼氏がそっとベットに押し倒した。そういえば久しぶりな気がする。ここ最近お互い仕事が忙しくて会えなかったからな……。鏡を見なきゃ自分じゃわからないんだし、電気を消してしまえば……と、増田が彼に身を委ねよ……
「なんだお前おっさんじゃねーか!!」
突然彼の声が響いた。
暗い部屋にはおっさんが1人、残されるばかりであった。
アプリ上でのやりとりは楽しいし、会う約束をするとすごくワクワクして、当日が楽しみで仕方なくなる。
しかし、いざ約束をした日になると急に会うのがめんどくさくなる。自分はなにをしてるんだろう、という気持ちになり、いつも直前にドタキャンしてしまったり、最悪の場合は連絡も入れずに相手をブロックしてしまう。
なら、気持ちが盛り上がっているうちに出会えばいいのだと思い、30分後に待ち合わせをしてみたりもした。会う直前までは、ああやっと出会い系で出会えるのかとドキドキした。でも、相手から「どこにいますか?」「どんな服着てますか?」「両手をあげてくれませんか?」とかいわれると、一瞬で自分の行為に萎えてしまい、そのまま相手のメッセージを無視して1人で家に帰ってしまう。こんなことが続いて、アプリを入れて半年経つが、未だに1人も出会えてない。女なのでアプリ上ではめちゃくちゃ連絡が来るし、週末はほぼ毎回約束をしているが、どうしても会えない。なんで直前になって気持ちが冷めてしまうのか、自分でもはっきりとは分からない。たぶん「出会い系をしている自分」とか、「出会い系をしないと男性とデートができない自分」がすごく恥ずかしくて、1度でも出会い系で人と出会ってしまうことで「そういう自分」になってしまうのが怖いんだと思う。でも流石にそろそろ出会いたい。今日も20時から約束をしている。あと15分しかない。既に逃げ出したい。今夜こそ出会いたい。いくぞー