はてなキーワード: 郵便局とは
http://www.kuronekoyamato.co.jp/ytc/ad/opinion/shinsyo/
他の運送業の立場を考えると郵便局は確かにずるい。他の運送業者が信書を扱えるようになると郵便局は値上げじゃなくて値下げするかもしれない……
ずっとこの独占状態が続いてるってことは政府は郵便局の独占をやめさせてしまったら色々と苦しいことがあるんだろう。政府はある程度郵便局のわがままを聞いてやらないといけないのかな。
郵便局の回し者か? そこまで知識があるなら、総務省が"信書"を明確に定義しないことにより、ヤマトのクロネコメール便を郵便法違反で廃止に追いこんだことなど"信書"の問題を知ってるはずだが、何故郵便局に有利なことしか書かない?
独占禁止法があるのに政府は郵便局の独占を許してるよなと思って調べたんだけど
全国にポストを置かないと信書を送ってはいけないとかルールがあるみたい?
郵便局みたいに日本全国にどこでも信書を受け付ける施設がないと信書の送付を取り扱ってはダメなんだよみたいなルールがあるっぽい?
では、もし佐川やヤマトが現状で信書を送れるようになったとすると郵便局は封書の郵送料の売り上げが減るから郵送料をさらに値上げしなければならなくなる。
郵便局が信書の郵送を独占しているのは誰でも安く郵便物を送れるようにするためらしい。なるほど。
独占禁止法のことを考えたらヤマトや佐川や福山通運でも手紙の配送をやらせてあげてよって思うけど
貧乏な人でも郵便物を安く送れるようにするためのシステムが今の郵便局の独占状態なんだね。
考えてみれば
どちらも63円なの
これって当たり前だけどすごいことだったんだなぁ。
郵便局の郵送料高いなーって思うときもあるけれど、それでも庶民に向けてギリギリのお値段でやってるのかな?
昔は封書が62円で送れたのに今84円ってずいぶん値上げしたなぁと思うけどしょうがないのか。ゆうパックとかは荷物の重さや送り先で値段変わるけど
信書とか手紙とかの郵送は大きさと重さだけで送り先は関係なく一律の料金で届けてくれる。
これってすごいことだったんだなぁ
ソシャゲ廃課金勢を軽蔑してたけども、私の切手への課金もなかなかのものだよなぁと思う
気に入った絵柄の切手シートを買うのにだいたい840円かかる 630円の場合もあるけどだいたい840円
私は切手をコレクション目的で集めているコレクターオタクではなくて、切手を郵便物に貼って送ることに快感を感じるタイプのオタク。私の理想は切手を使いきって手元に何も残らないこと。だから本当は切手を買わないほうがいい。
でも欲しい切手があれば買い足してしまうから使っても減らない。
はやく手元の切手を使いきりたいのに特殊切手を買うことがやめられずまんまと郵便局の商法に引っ掛かっている 来年のオリンピックの記念切手もデザインが気に入れば買うだろうなー
前提として、以下の「会議」というのは職員全員による職員会議ではない。
平成12年の学教法施行規則改正により、職員会議は意思決定の場ではなく決定事項の連絡・伝達の場とすることになっていて、通常その前段階で分掌主任や管理職など一部によって構成される会議が設定されており、そこが様々な事項の調整・決定の場となる。自分はその会議の一員。
また、公立学校は通常「中央」からの通達・通知文を受けて動く。小中だったらその自治体の教育委員会、高校だったら県庁、都なら教育庁。
記憶に頼ってるところもあることも了承されたい。飽きなければ追記していこうと思う。
授業しながら生徒と「新型コロナウイルスやばいねー」なんて話してた。
2月頭のダイヤモンドプリンセス号を皮切りに国内で流行し始める。
この頃から職員同士でも「潜伏期間2週間だなんてもう我々ももらっててもおかしくないよね」とか言ってた。
時期としては3月頭からの学年末テスト、成績処理に向けて動いてる時期。
内容は「当面通学時間をラッシュと重ならないよう配慮する。具体的には10時登校、短縮授業して早めに返す。部活は禁止。学年末テストはやっていい。明日からよろしく。」
それを受けて午後の授業時間中に明日以降の時程を細かく決めて、保護者宛のお手紙を全校生徒分印刷して、明日からに備えてる。
生徒は10時登校。生徒にもテストはやる旨を伝えて6時間こなして放課。
さぁテスト作らなきゃねと残業していたところに、安倍首相による一斉休校要請の報道。
内容は「来週3月2日から春休み一杯まで、私立・公立に関わらず休校にすることを各自治体に要請」
たしか19時くらいだったかな。管理職もいないし、皆で「え、テストやれるの?成績どうやって決めるの?」「要請って何?どんなレベル?」なんてなりながら、その日は一旦退勤。
朝イチから校長が職員室に来ていて、会議メンバーのいる人だけで簡単に打ち合わせ。
「要はお上の決定を翌日さらに上から国がひっくりかえした形。国の要請には従うしかない。中央ではいま通知文を整えてるところだけど、大まかな方針は各校長に既に届いてるからそれに従って今日中に対応して欲しい。」
その内容は
こんなのが来た以上今日も授業どころじゃないので連絡文を急いで作って、授業潰して生徒たちにその旨を伝えて帰らせる。
お昼をまたいで臨時会議。正式な通知文を受けて校長が当面の対応をレジュメにまとめたので皆で確認する。
通知文には上記の他にも
などの事項があった。
この辺で課題になったのが、次年度用の教科書販売とかどうしようか、とか。学校によっては代引き郵送の学校もあるらしい。
この日の報道で安倍首相が「ああは言ったけどあれは基本方針であってまぁ地域の現状に合わせて柔軟に判断を」って発言して「なんやねーん」ってなったのを覚えてる。
それを受けて教科毎に成績をどうつけるか確認しあい、成績会議に向けて仮成績をつける。
その上で、このままだと単位未修得の恐れのある生徒は個別に呼び出して、課題を課すなどの対応を行った。
個別の対応に関しては、登校させる時間帯等に配慮すればいいよ、とのこと。
成績も教科内で決まっていよいよやれることがなくなると、一部の職員が時差通勤や自宅勤務をし始める。
卒業式。
「卒業生が入場します。盛大な拍手でお迎えください。」なんつって教員数十人しかいないのでもの寂しい。
けどまぁ保護者・来賓がいなくてかたっ苦しくない、アットホームな雰囲気の卒業式も、それはそれで良かった。
成績会議。実際単位未修得、場合によっては進級の可否に関わる、というような生徒は毎年いて、そういう生徒には学年末テストやその前後で頑張らせるんだけど、それもできないし、こんな状況だし、で最低限の課題クリアで認める雰囲気があった。
東日本大震災のときに似てる。あのときも「こんなときだから」という空気があった。
お上から通知文。来年度の入学式について、参列者は「保護者1名に限る」と。
新入生の入学説明会(今回の対応で資料の配布と教科書販売のみに変更)を控えていたので、急いでその案内を作成し、準備していた配布資料に詰め込む。
東京五輪延期発表。
修了式、離任式。
生徒は久しぶりの登校。こちら側も生徒の顔が久しぶりに見られて嬉しかった。
生徒は教室から動かないまま放送で式を実施、今回の新型コロナウイルスを受けた春休み中の過ごし方に関する注意を行い、今年度修了。
この日は休暇の教員も多く会議はなかったけど、校長は「もうこれでいくしかないからねぇ」って言ってた。
新規採用者は通常中央での集まり、初任者研修があるため初日からしばらくはこないんだけど、今回はそれも中止になったので学校に来てた。
教科でも顔合わせ。にしても休校になった以上今後の予定も立てられないので、分掌毎に今年度の役割分担を確認して終了。
また入学式も無観客試合にすることが決まったので、提出書類から急いでデータを打ち込んで住所録を作り、その旨のお手紙を新入生家庭に送る。
6日午前中って6日始業式で終わったら生徒帰るんですけどどうせえっちゅうねんという感じでこの日はお開き。
あとは高体連関係で6月までの大会や講習、総会なども全て中止する旨のお手紙も届いた。
始業式。うちでは2年と3年を午前午後で分ける形となった。
昼過ぎに管理職が職員室に慌てて入ってくる。「正式な通知文はまだだけど明日の入学式は延期」と。
WebサイトとTwitterアカウントでその旨告知して、あとは電話連絡もできるかという話になったけど新入生家庭全てに今から半日で電話連絡は無理という結論になり今日やれることはそこまで。
TwitterやWebサイトをみた保護者数名から問い合わせがあった。
それと前後して報道では「明日にも緊急事態宣言を発表する見通し」とのこと。
「入学式は延期としますが本日付で皆さんの入学とします」、「しばらくは登校日も設定できそうにないので以下の課題やっておいてください」という内容の送付物を新入生全員分作成し郵便局へ。
文書を作成している間に入学式が実施されると思った新入生が数名来たので謝って帰ってもらう。
すでに教職員の一部にも在宅勤務や時差通勤を実施しているが、校務に差し支えない範囲で全員原則在宅勤務とするようにとお達し。
部署ごとに会議を開き、今後の見通し(見通しなんて立ってない)を確認し、ToDoを洗い出し、必要な人数やスケジュールを共有して、翌日からの自宅勤務体制を整える。
「郵便物が届かない」「学校からの連絡受信に使うWebサービス・アプリの使い方がわからない」と数件問い合わせ。
自分は自宅だったので(家で出来る事なんて本当にほとんどない)週末明けに出勤して対応しますと学校に伝える。
出勤。
保護者から連絡サービス・アプリが使えない・繋がらないという問い合わせに答えているところに報道。まさに使っているその教育プラットフォームサービスを提供する会社が不正アクセスによるデータ流出があったと発表。そこから学校としての対応を問う電話もかかってくるようになる。
会議メンバーのうち出勤している人数名で集まって方針決めて、当分利用を見合わせる旨をWebサイトに掲載。
はじめに断っておくが、これは妄想である。妄想であってほしいとも思うしそう願う。
本日首相は各家庭にマスクを配布すると発表した。多くの者がバカにしていて人によってはそんなものより
現金をよこせという者もいる。
https://www.post.japanpost.jp/int/information/2020/0401_01.html
いやあえていう、これは配給である。
ここで、インフルエンザ特措法の条文を見ると以下のとおりである。
第五十九条 指定行政機関の長及び指定地方行政機関の長並びに地方公共団体の長は、新型インフルエンザ等緊急事態において、
国民生活との関連性が高い物資若しくは役務又は国民経済上重要な物資若しくは役務の価格の高騰又は供給不足が生じ、
又は生ずるおそれがあるときは、政府行動計画、都道府県行動計画又は市町村行動計画で定めるところにより、
生活関連物資等の買占め及び売惜しみに対する緊急措置に関する法律(昭和四十八年法律第四十八号)、
国民生活安定緊急措置法(昭和四十八年法律第百二十一号)、物価統制令(昭和二十一年勅令第百十八号)
その他法令の規定に基づく措置その他適切な措置を講じなければならない。
郵便局の配達員に切手の販売を強要した部長のニュース見てると胸が痛む
いまどき切手なんてそんな売れるわけないじゃん 令和だぞ令和
とは言え切手が好きで収集している人たちは令和の時代もいます。一応私もその一人です。
特殊切手って全てが郵便局で販売されるわけじゃなくて通販限定とか、特定の郵便局に行かないと手に入らないものがあるんだよ。通販で切手を買うと送料かかって馬鹿馬鹿しいから私は郵便局で買える特殊切手しか買わないよ
そんなに消費者に切手を買ってほしいなら限定販売やめてほしい。あと、おもてなしの花の切手そこまで欲しがる人いないだろ。なぜこれを販売強化しようとした。部長はバカか。どうせならもっと良い切手あるだろ。
マスクを着用することにより、机、ドアノブ、スイッチなどに付着したウイルスが手を介して口や鼻に直接触れることを防ぐことから、ある程度は接触感 染を減らすことが期待される。
また、環境中のウイルスを含んだ飛沫は不織布製マスクのフィルターにある 程度は捕捉される。しかしながら、感染していない健康な人が、不織布製マス クを着用することで飛沫を完全に吸い込まないようにすることは出来ない。
よって、咳や発熱等の症状のある人に近寄らない(2メートル以内に近づか ない)、流行時には人混みの多い場所に行かない、手指を清潔に保つ、といった 感染予防策を優先して実施することが推奨される。
やむを得ず、新型インフルエンザ流行時に外出をして人混みに入る可能性が ある場合には、ある程度の飛沫等は捕捉されるため、不織布製マスクを着用す ることは一つの防御策と考えられる。ただし、人混みに入る時間は極力短時間 にする。
2)ガーゼマスク ガーゼマスクは、綿織物を重ね合わせたマスクである。
市販されている家庭用マスクの約 3%がガーゼマスクである。 様々な改良が行われているが、
ガーゼマスクのフィルター の性能は、環境中の飛沫を捕捉するには十分な効果が得られない。
咳エチケットとして使用することは可能であるが、 フィルターの性能を考えると、
[厚生労働省] 事業者・職場における新型インフルエンザ対策 ガイドライン
https://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou04/pdf/09-11.pdf
1)主な個人防護具について
○ 一般的な企業において、新型インフルエンザの感染防止策として使用を検討する、
マスク、手袋、ゴーグル、フェイスマスクの考え方を以下に示す。
ア マスク
・ 症状のある人がマスクを着用することによって、咳やくしゃみによる飛沫
(略)
やむを得ず、外出を して人混みに入る可能性がある場合には、マスクを着用することが一つの感 染防止策と考えられる。
・ 一般的な企業の従事者においては、家庭用の不織布製のマスクを使用する ことが望まれる。マスクの装着に当たっては説明書をよく読み、正しく着用 する。特に、顔の形に合っているかについて注意する。
・ マスクは表面に病原体が付着する可能性があるため、原則使い捨てとし(1 日1枚程度)、捨てる場所や捨て方にも注意して、他の人が触れないようにする。
[人民網] いつになったらマスクを外せる?マスクに関する最新の豆知識
http://j.people.com.cn/n3/2020/0303/c95952-9664177.html
○ 「あと1-2ヶ月は今の状態が続くだろう。その時に新規患者がいなければ、マスクは着用しなくてよくなる」
警戒レベルの低い地域と言っても、リスクが無いわけではない。住民は引き続き防護策を講じ、不急不要の集まりなどを控えなければならない。また、人が多く集まる場所へ行く時はマスクを着用したほうがよく、自身の健康チェックも心がけなければならない。
[産経新聞] フランス政府「マスク不要」論に高まる異論 「アジアを見習え」の声
https://www.sankei.com/world/amp/200323/wor2003230012-a.html
警察労組は「マスク不足の中、われわれが犠牲にされた」として任務拒否の呼びかけを開始。郵便局も職場ボイコットで、21日は全国休業を迫られた。ベラン保健相は21日、2億5000万枚のマスク発注を発表し、「配布の方法を検討する」と表明した。
フランスでは一般に「マスクは病人がつけるもの」とされてきた。だが、新型コロナはアジアに比べて欧州での感染拡大の勢いが激しいことから、医療界でもマスクの効用に注目が集まった。
仏紙パリジャンでは医師らが連名で「東南アジアはマスク着用を一般に広げ、外出禁止令なしに感染拡大を押さえた」として、政府の方針見直しを訴える公開書簡を発表。ルモンド紙は、日中韓などアジア各国でマスク着用が奨励されている現状を紹介し、欧州とアジアの格差を報じた。
[CNN] 米衛生当局、国民のマスク着用勧告を検討 従来の立場から一転
https://www.cnn.co.jp/amp/article/35151701.html?ref=app&__twitter_impression=true
ファウチ所長はCNNの番組の中で、「今までそうしてこなかったのは、これを必要とする医療従事者からマスクが奪われないようにするためだった」と述べ、「十分なマスクを確保できる状況になれば、マスク着用勧告の対象拡大について真剣に検討することになるだろう」とした。
※なお、最初から有用だけど医療関係者を優先してねって報道しているし、
SARS、MERSなどに対応し、今回も武漢に招かれて早々に現地入りした
コロンビア大学感染症免疫センター所長でジョン・スノー疫学教授で神経学と病理学の教授のWalter Ian Lipkinも最初から有用って言ってる
anond:20200323174756 anond:20200327163836 anond:20200328013107 anond:20200328015251 anond:20200402134407
と言うか今日は私は百獣の王と格闘している人と同じように、
結論としては
マニュアルもないし、
社内マニュアルもないし、
吉幾三さんのなにかの歌のように、
なにもないところです~って
それは襟裳岬!
私は3時のおやつに懐中モナカを頂こうかな!って思うんだけど、
そう思ってたら3時だけに大惨事!
とりあえず、
今日はここまでにしておくわね!
アミーガ!
なんか最近テンションが低いような気もしないでもない天気なので、
よっしゃーってわけで
やっぱり大好物なものを食べてテンションを上げたいところじゃない?
もう急いでいるから急げ!って感じよ。
すいすいすいようび~
今日も頑張りましょう!
帰宅するために都内を歩いてた。家まで半分位の所で、30分位バス待ってみたけど、全然車が動かないから諦めた。
あと本屋が営業していて地図買うか迷って買った。(記憶が曖昧で、今防災リュック開けたら出てきたので買ったんだと思う。)
たしか松屋が営業していた。あとトイレお借ししますの張り紙にすごく励まされた。←これは鮮明に覚えている。白い建物の小さな事務所だった。
家まで4分の1くらいの駅で電車乗ろうとしたけどすごい行列で諦めた。
あぁそうだ。そこからバスに乗れたんだ。運転手さんが無線で全然戻れないと話していた。そこから少し歩いて別の路線の駅まで行った。コンビニに寄ったような。マックもやっていたような。2駅だけ電車に乗れた。
帰れたのは23時過ぎだった気がする。TVで津波の映像をはじめてみた。
黙祷忘れたので記録をしておく。
現在進行形でコロナウイルスの感染拡大防止のため、様々なアーティストのライブや舞台が中止、自粛され、学校でさえしばらく休校となった。そんななか、私が今まで応援していた、所謂推しが出演する舞台もとうとう公演自粛が発表されてしまった。それ自体に怒りが湧くことなんてないし、寧ろよく決断したと思う。私はネットニュースやSNSでしか舞台の知識など知らないが、今回のようなウイルス感染での公演中止には災害時の保険などは適用できないらしいし、そうなると劇場のキャンセル料や売り上げが出るはずだった公演グッズ、果ては出演者のギャラのことを考えると運営の方々の苦労は想像もできない。
それをわかっていても、それでもやはり、受けたショックが大きくて、私は推しのTwitterも、顔すら見るのが辛くなってしまっている。それくらい、今回中止になってしまった舞台を楽しみにしていたのだ。だって、その舞台が私を推しに出会わせてくれたから。
その舞台は今作が二作目で、前回の第一作公演は2年以上前になる。元々はアニメ作品が原作で、所謂2.5次元の舞台だった。私は今のように2.5次元がこんなにも広く認知されていない10年以上前から、それこそ自分が中学生の頃から2.5次元を追いかけていて、今の2.5次元作品ブームもあり、観に行った舞台は数えきれないほどになっている。けれど、何故かそれまでは特定のキャストさんを好きになることはなく、ただひたすら2.5次元作品を楽しむために舞台へと足を運んでいた。そんな時に出会ったのが今回の舞台であり、推しとなるキャストさんだった。原作のアニメも1、2回観た程度だったというのに、舞台初日の最前列を引き当ててしまった私は、公演終了後には円盤を予約していたし、帰りの電車で推しのプロフィールを検索し過去の作品出演歴まで調べていた。そこで以前観劇したことのある舞台に推しが出ていたことを知り、どうしてもっと注目していなかったんだ、と激しく後悔したりもした。それくらい、舞台の上の彼は私にとって輝いて見えたのだ。正直、彼が演じていたキャラクターが元々好きだったわけじゃなかった。なのに、なぜかすごく惹かれたし、舞台上で喋って、歌って踊る彼はそのキャラクターそのもののように感じたのだ。
それからすぐに彼のファンクラブに入り、出演する舞台には可能な限り全て行った。周囲にも推しができたことを話し、職場で「今度舞台を観に行くんです」と話すと「ああ、○○くんが出るの?」と必ず聞かれるようになったほどだった。職場の上司も同僚も先輩も後輩も、彼の顔は知らないが名前だけは全員知っていた。ひと月に一回以上のペースで推しの出演する舞台や映画の舞台挨拶を観に行き、それを9ヶ月続けた時は最早誇りさえ感じた。そこで予定が合わず連続記録は途絶えたが、それでも数ヶ月に何回かのペースで推しの出演する作品は生で観劇していた。勿論、彼が出ない2.5次元作品も変わらず好きで観劇に行っているし、連続記録は現在も更新中だ。
推しに出会ってから、推しを推しと認識してから毎日がすごく楽しかった。ストレスが多く、離職率の高い職場に勤めていたけれど、あと何日頑張れば推しに会えると思えば乗り切ることができた。そんな存在を教えてくれたあの舞台に、あの作品には感謝してもしきれない。
その舞台は、年末になると同じ2.5次元のいくつかの舞台と合同でカウントダウンイベントを開催している。私は大阪在住であるが関東で開催されるそのイベントに毎年通い、推しと共に年越しをすることができていた。数年に渡って開催されているそのイベントに、推しは毎年同じ作品のキャラクターとして出演している。けれど、その作品は第一作が終了して一年経っても二年が経とうとしても、同じイベントに出演している他の作品のように、第二作、第三作が制作されることはなかった。ある年、イベントの物販に並んでいると、後ろに並んでいた二人組の女の子の会話が耳に入ってきた。
「○○と○○(今回イベントに参加する別の舞台)はわかるけど、●●(私の推しの出演する舞台)はわかんないよね」
「歌とかね。コーレスどうする?」
屈辱だった。でも、それでも仕方がないのかな、と思ってしまうほど他の作品との扱いに差を感じていた。それから物販を無事終え、ランダム系のグッズのトレーディングスペースに足を運ぶと、交換の声掛けをされた。
「誰をお探しですか?」
「○○くん(推し)です」
「…誰ですか?」
「……この中にいますか?」
すごく悔しかった。ちなみに、彼女の持っているグッズの中に推しはいなかった。
会場に入ってからも、他の作品の団扇やペンライトを持っているお客さんの方が圧倒的に多かった。そのなかでも必死に声を出したしペンライトを振った。やっぱり推しは素敵だったし、キャストさん全員が楽しそうで、私まで嬉しくなってしまった。そんななかで、その年の秋に新プロジェクトが始動することが発表された。勿論驚いたし、すごく嬉しかった。やっとだ、ずっと待ってた、そんな気持ちだった。近くにいた同じ作品のファンの女の子と抱き合って涙を流して喜んだし、何があっても絶対にチケットを取ってやると胸に誓った。
カウントダウンイベントから数ヶ月後、新プロジェクトはアニメ原作と2.5次元舞台との合同ライブだと発表された。そして、アニメの新作映画の来場者特典に最速抽選申し込み券がついてくると発表され、映画館に通い詰める日々が始まった。結果、10数枚の申し込み券を手に入れた私は無事ライブの昼夜公演全通が決定し、職場には早々にその日程は何があっても休みを取る旨を伝えた。本当に楽しみにしていたし、しばらく数ヶ月後に控えるライブのことばかりを考えて過ごしていた。
けれど、ライブを目前に控えたある日、超大型の台風が接近しているというニュースが入ってきた。進路予想図によると開催場所は直撃、しかも海に近い会場だったためかなりの危険があるということだった。日に日に大きくなっていく台風に、注意喚起をする報道に、私はひたすら進路を逸れてくれと祈るしかなかった。しかし、祈りは届かず前々日の夜に開催中止が発表された。私はその時職場におり、Twitterでその知らせを聞き、その場で号泣してしまった。「ずっと楽しみにしてたもんね」という上司の言葉が一層辛かった。
その後、会場で無観客ライブを実施しその様子を生配信すると発表された。私は一人で家でその配信を見ていたが、オープニングでキャストさんが現れた瞬間、枯れたと思っていた涙が再び溢れてきて止まらなくなった。あんなにも声を上げて泣いたのは初めてだった。観客のいない、恐らくスタッフさんやマネージャーさん達なのであろう少数の歓声が聞こえるライブはそのまま進み、終盤に差し掛かった頃。突然、画面が切り替わり、舞台の最新作の制作決定が発表された。そこで、私はまたしても声を上げて泣いた。嬉しさ半分、どうして私は会場でこの発表を聞いて、ファンの皆で喜ぶことができなかったんだという悔しさ半分だった。
そうしてライブは終了した。翌日は原作アニメのライブだったのだが、そちらの方は無事に開催されたと聞き、またしても少しだけ涙が出た。私が会場に向かい、ライブを楽しむために取った4連休はこうして終わった。二週間ほど後にメールで届いたチケット払い戻しのお知らせを見て、チケットを封筒に入れ、郵便局の窓口で差し出した時は、手の震えが止まらなかった。
それからしばらくして舞台の詳細が発表された。第一作は大阪、東京にて公演があったが、今回は東京公演のみであるということで、私はまたしても東京遠征の計画を立て、どうせなら千秋楽を何としてでも観劇したいと思った。そこで、2/28~千秋楽の3/1までの3日、計5回観劇できるようチケットを押さえた。二年と少しの月日を経て再びあの舞台の新作を見れるんだという喜びは大きく、初日終了後のTwitter上での評判も良かったため、私の期待は最高潮にまで達していた。元々、あまり積極的にアピールできるようなタイプではなかったが、思い入れのある作品だったため、推しに対して初めて手紙を書いたりもした。その数は5枚にも及び、封筒に入りきらずに少し苦労もした。
そして、私が初めて観劇する予定であった日程の二日前。政府からの活動自粛要請により、その日をもって公演を自粛するという発表が公式HPからされた。私はその日少し用事があり、その発表を知ったのは二時間後のことだったのだが、言葉を失くすとはこういうことなのか、と実感するほど何も言うことができなかった。間もなく公式のTwitterからその日のキャストさんの集合写真とコメントが載ったツイートがされ、皆が「素晴らしい舞台でした」「ありがとう」などとリプライを送っている様子を茫然と眺めていた。私のなかではまだ始まってもいなかった舞台が、直前になって終了してしまったという事実は受け入れがたくて、今もまだ、胸の中に引っかかったものが取り切れない。だって、二年も待っていたのだ。一度ならず二度までもこんな思いをするなんて思っていなかったのだ。
誰が悪いわけでもない。それこそ、このまま公演を続けてもしお客さんのみならずキャストさんにまでコロナウイルスの感染患者が出れば、大きな問題になってしまう。きっとキャストさんだって、運営の方だって、去年の台風による開催中止の件もあり、最後まで走り切りたかったことだろうと思う。そんななかで政府の発表から開催自粛を決断するまでの迅速な判断は素晴らしかったと思う。けれど、だからこそ、私はこの気持ちをどこにぶつければ良いのかわからないのだ。誰も悪くないから、私はこの気持ちを昇華できずにいるのだ。
Twitterを眺めていると、舞台のキャストさんのツイートやブログが流れてくる。すごく楽しかった、お客さんと一緒に作り上げた舞台だった。というコメントに、私も参加したかった、参加できるはずだったのに、と思ってしまう。世間が大変ななか、きっとキャストさんや運営の方はもっと色々な面で大変であろうなか、気持ちの切り替えができない自分がすごく嫌になる。
脚本家さんのコメントや、キャストさんたちのツイートには、何度も「また会えますように」という言葉が出てきた。これは私の勝手な考えなのだが、きっと、その可能性は薄いんだろうと思っている。だって、チケットが余っていたのだ。千秋楽公演はさすがに完売していたようだが、それ以外の公演は劇場でリピーターチケットと称して販売を続けていたし、こんなに良い作品だから是非みんなで買おう、なんていうファンのツイートも流れてきていた。ブームもあり沢山の2.5次元作品が上演されるなか、次回作の見込みが高い作品の筆頭に挙げられるのは千秋楽のライブビューイングが実施される作品であることだと私は思っている。しかし、その作品はライブビューイングの実施はなく、動画配信サービスでの生放送を予定していた。それもまた、開催自粛に伴い中止となったのだけれど。となれば、私の中でこの作品はもう二度と観ることができないものになってしまったのだ。
それでも、もし最新作の制作が決定すればそれはすごく嬉しいと思う。けれど、それを素直に観劇できるかと言われればすぐには頷くことができない自分がいる。去年、こんな思いは二度としないだろうと思っていたのに、同じ気持ちを二度味わってしまっているのだ。最新作が出ても、もしかするとまた開催中止になってしまうかもしれない。また同じ思いをしなければならないのかもしれない。そんな考えが真っ先に出てきてしまうのだ。
開催自粛が発表されてから数日が経ち、それでもこんな気持ちを引きずってしまっている今の私にとって、推しはその気持ちを思い出させてしまう引き金になってしまっている。彼がツイートをするたび、彼の顔を見るたびに今回だけでなく去年のことも思い出してしまい、どんどん気持ちが落ち込んでいってしまう。それが悲しくて、辛くて、入っていたファンクラブももしかすると退会してしまうかもしれない。
何度も言うが、今回の件も、去年の件だって誰も悪くないのだ。誰も悪くないからこそ私は辛くて、一人でうじうじしている自分自身がすごく嫌なのだ。
既に予約が開始となっているこの作品の円盤も、私は会場で予約する予定だったため間違いなく購入すると思う。けれど、本編を観るまでにはかなりの時間を要すると思うし、もしかすると観ることができないまま、持っているだけになってしまうかもしれない。それでも良いやと思えるくらい気持ちの切り替えができるように早くなりたいし、ならなければいけないとも思っている。ただ、ここにこうして吐き出した後はしばらく何も考えたくない。色々考えてしまうと、また気持ちが沈んでいってしまうから。
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あいちトリエンナーレ2019「表現の不自由」展→抗議で中止(のちに再開)、文化庁は補助金交付撤回(106の企画のうちたった一つの企画展を理由に全額を不交付)
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