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はてなキーワード: 日本の政治とは

2022-05-28

anond:20220528105521

多党制じゃダメから二大政党だって話なんだよ

日本の政治問題では、自民党政権持ち過ぎってのはかなりコンセンサス取れてる

政権交代必要だよねじゃあ二大政党だよねってなるじゃん

2022-05-26

働くことの無意味さを伝えたい

今の日本社会は終わってる。

頑張って働いても給料は上がらず、税金けが増え続ける。

過酷労働を苦に自殺してしまう人が後をたたない。

なぜ日本はこんなことになってしまったのか、考えたい。

 

日本不景気理由

まず日本不景気理由から話したい。

なぜ日本の景気はいつまで経っても良くならないのか。

その理由日本人が真面目に長時間働いているからだ。

実はこの長時間労働こそが不景気を生み出している。

今の社会の仕組みだと働けば働くほど景気は悪くなってしまう。

普通、働けば景気が良くなるように思えるが、現代社会は非常に複雑になっていてそう単純にいかない。

 

生産と消費のバランス

長時間労働の何が問題なのか。

それは生産量が消費量を大幅に超えてしまうことにある。

ここで言う生産とは労働によって生み出される物やサービスのこと。

そして消費とはその生産された物を購入する行為のこと。

良い社会を維持するためにはこの生産と消費のバランスが非常に重要になる。

当然働くことによって生産が増える。

そしてこの生産と消費のバランスが悪くなることによって不景気を引き起こす。

 

まず社会全体の生産量と消費量がほぼ同じ状態について考えたい。

生産量と消費量が同じ、これはつまり市場で売られている物の量と買われている物の量が同じということ。

企業からしたら販売している商品が全て売れていることになる。

物を作れば作った分だけ売れるという企業からしたら夢のような状態になる。

当然企業は儲かるのでその分労働者の給料も高くなる。

労働者は生産である一方、消費者でもあるので稼いだ給料は消費に回る。

すると企業さらに儲かるので、労働者の給料もまた増える。

このような好循環が起こると、好景気と呼ばれる状態になる。

 

では生産量が消費量を大幅に上回るとどうなるだろうか。

実はこれが非常に困った状態になる。

生産が多いのだから一見良いことのように思える。

かに消費者からすればありがたいことではあるが生産者側からすれば苦しい状態だ。

生産量が消費量より多いということは、売られている物の量よりも買われている物の量の方が少ないということになる。

まり必ず売れ残りが発生する。

販売している商品が売れなければ当然その分は損失になってしまう。

企業からしたらそれだけは絶対に避けたい。

 

売れ残りを阻止するために企業が取る策は主に2つある。

まず一つ目が生産を減らすこと。

そして2つ目が商品を売るためのマーケティング活動を行うこと。

例えば商品価格を下げたり、品質を高めたり、宣伝を行うなどがある。

しかしこのどちらの策も企業にとって大きな負担となる。

商品生産を減らしたり、価格を下げれば当然売上も落ちる。

品質を高めたり、宣伝を行うにも高い費用がかかる。

これらによって企業利益は大幅に減少し、それに伴って労働者の給料も下がる。

 

商品価格が下がったり、品質が上がるため消費者からしたら恩恵を受けることができる。

しか消費者もまた労働者であって、商品が売れないことにより給料が下げられるため、お金がない。

せっかく市場に質のいい商品が出回っていても、お金がないのであれば買うことができない。

これによりますます商品は売れなくなり、企業利益は減っていく。

このような悪循環が起こると、不景気と呼ばれる状態になる。

まり生産量と消費量の差が大きいほど景気は悪くなる。

 

働けば働くほど景気が悪くなる

生産量と消費量の差が大きくなるほど景気が悪くなると話したが、では現代社会はどうなっているのかというと圧倒的に生産が消費を上回っている状況にある。

まり超がつくほど不景気状態

現代はとにかく生産量が凄まじく多い。

これは少し考えれば簡単にわかる。

現代は昔に比べたら遥かに生産能力が高い。

昔は全て手作業仕事をしていたのに対して、今は大部分が機械による生産を行っている。

現代生産能力は昔に比べたら何十倍、何百倍といったレベルで向上している。

 

それにも関わらず労働時間が昔と比べてもほとんど変わっていない。

日本で言うなら一般的会社員は週に40時間、それに加えてさら残業までしている。

この労働時間はおそらく昔からほとんど減っていない。

それどころか下手したら増えている。

これは非常におかしなことだ。

生産能力が向上したのだからその分労働時間が減らなければおかしい。

 

労働時間が減らない理由

それは現代社会では人は働かなくては生きていくことができないからだろう。

生きていくためにはお金必要で、お金を得るためには働く必要がある。

成人していてまだ年金をもらえる年齢に達していなければ働かなくては生きていけない。

生活保護という手段があるものの、若くて健康人間では申請が通らない。

それに生活保護受給している人に対して世間からの風当たりは強い。

親に養ってもらえば働かなくても生きていくことはできるものの、そのような無職ニートと呼ばれる生き方世間から非常に軽蔑される傾向にある。

から少なくとも日本においては経済面世間体的に働かざるをえない。

 

そしてこの働かなくては生きていけないという状態が非常にまずい問題を生み出している。

生産能力科学進歩とともに上がり続けている。

それなのに労働時間が減っていない。

これによって必要以上の異常なほどの生産を行っている。

前述したように生産と消費の差が大きくなるほど景気は悪化してしまう。

現代はこの異常なまでの生産により世界中不景気引き起こしている。

生産が多いのが問題なのだから本当は生産を減らさなくてはいけない。

生産を減らすということは労働を減らすといことだ。

しかし働かなくては生きていけない、仕事尊いものだといった価値観によりみんな長い時間働き、生産を増やし続けてしまっている。

現代のような供給過剰な時代においては、働けば働くほど景気は悪くなり、労働環境悪化してしまう。

から現代において働くこと、正確には長時間働くことは社会を蝕む害悪行為しかない。

 

消費が増えることは絶対にない

生産量が消費量を超過していることが問題なら消費を増やせば良いんじゃないか

そもそも生産が増えればその分消費も増えるんじゃないか?といった意見もあると思う。

実際に日本の政治家や資本家達は消費を増やそうと必死になっている。

しかし残念ながら消費がこれ以上増えることは絶対にありえない。

なぜなら消費をするためにも時間欲求必要からだ。

 

食料を例にすると、人が一日に食べられる量は限られている。

食料の生産が増えたところで人間の食べられる限界量が変わるわけではない。

食糧難が当たり前であった昔であれば、確かに生産が増えれば食べる量も増えたかもしれない。

しか現代肥満に悩んでいる人が多いことからもわかるように、ほとんどの人が食欲の限界まで腹を満たしている。

まりいくら食料の生産が増えたところで消費が増えることはない。

 

例えば町に大きなレストランが出来て、その店がものすごい繁盛したとする。

これだけ見ると消費が増えているように思えるが、実際には増えていない。

このレストランに来た人達レストラン食事をした分、食事の回数が一回減っているわけである

もしこのレストランがなかったとしたら、その人達は自宅や他の飲食店食事をしていたはずだ。

もし自宅で食事をしていたとしたら、そのための食材スーパーなどで購入していることになる。

まりこのレストランができたことによって、他の飲食店食品販売店の売上が減っている。

新しい店ができて儲かったとしても、その分他の店の売上が減るだけであって、全体としては一切消費は増えていない。

 

これは他の業種にも言えることで、例えばある人物旅行に行って、その旅先でたくさん買い物をしたとする。

するとその地域では消費が増えて、お店の売上が増える。

しかしその地域旅行している間、その人が元々住んでいる地域では消費をしないことになる。

もし旅行に行っていなかったとしたら、その人は地元で消費をしていたはずである

仮にずっと家の中にいたとしても、ゲームをするでも本を読むでもテレビを見るでもスマホをいじるでも、何かしらの消費活動をしていたはずだ。

旅行に行ったことによって、これらの消費がなくなっている。

から結局どこかの地域企業の消費が増えたとしても、別のどこかの消費が減っているだけであって、全体としての消費は全く増えていない。

 

かに昔であれば生産が増えればそれに伴って消費も増えた。

昔はとにかく生産能力が低かったので、圧倒的に物が足りていなかった。

生きるのに必要な食料を生産するのに精一杯で、他の物を作る余裕がなかった。

から技術が向上して生産が増えれば、それに伴って消費も増加した。

しか産業革命以降の爆発的な生産能力の向上により、ついに生産量が人々の需要を超えてしまった。

そうなるといくら生産が増えたところで、消費が増えることはなくなる。

 

ここまで消費が増えることはないと書いてきたが、実は増えないどころか消費は今後減り続ける。

その理由は世の中が便利になっているからだ。

最もな代表例はスマートフォンだろう。

スマートフォンはたった一台で数多くの機能を持っている。

電話パソコンゲームカメラ音楽プレーヤー地図、本、辞書新聞

たった一台のスマートフォンでこれら全ての代わりが出来てしまう。

まり買う必要がなくなる。

実際にスマートフォンの登場により多くの産業の消費が落ち込んだ。

もちろんスマーフォンの登場により増加した消費もあるとは思うが、明らかに減少した消費の方が多いだろう。

 

それと製品品質の向上も消費が減少する要因だ。

技術の向上により製品耐久性は上がっている。

まり壊れにくくなっていて、そうなると買い換える頻度が減り、消費が減少することになる。

これらの要因によって消費は増えないどころか、今後減り続ける傾向にある。

 

この「消費が増えることはない」という事実経済対策をする上で絶対に頭に入れておかなくてはならないことだ。

しか日本の政治家達はこの事実に気づいているのか気づいていないのかは不明であるが、とにかく消費を増やすことしか頭にない。

絶対に増えることのない消費を増やすために莫大な税金労働力を投入している。

このままの状態が続くと社会はどんどん歪になり、やがて崩壊してしまう。

 

不毛な消費の奪い合い

現代生産量が爆発的に増え続けている。

しかし消費が増えることはない。

まり圧倒的に供給過剰の状態にあり、消費が不足している。

現代はこの不足している消費を世界中企業が奪い合っている状況だ。

そしてこの消費の奪い合いはあまり無意味で、不毛しか言いようがない。

 

わかりやすいように一つ例え話をする。

業績不振に苦しむ食品会社Aがあった。

A社は現状を打開するためにコストカットを行って商品価格を下げ、積極的宣伝活動を行った。

これらの企業努力が実り、A社は売上を伸ばすことができた。

しかしこうなると困るのがA社と同じ食品を扱っているB社である

A社の商品が人気になったことにより、B社の商品は売れなくなってしまった。

このままではまずいのでB社はA社と同じように商品価格を下げ、積極的宣伝活動を行った。

これによりB社は売上を元に戻すことができた。

しかしこれによってまたA社の売上が落ちてしまった。

 

こうなると結局元の状況に戻ってしまい、A社とB社が行ったマーケティングが完全に無駄ものになっている。

当然これらのマーケティングにはコストがかかっている。

価格を下げるために従業員給料を抑えたり、宣伝するためにも多額の費用がかかる。

しかしこれだけコストをかけたにも関わらず何の成果も出ていない。

このような無意味不毛競争世界中のあらゆる企業間で行われている。

 

そしてこの消費の奪い合いの犠牲になるのが労働者だ。

企業ライバル企業に勝つために労働者に負担を強いる。

顧客に対して過剰なサービス要求したり、長時間残業をさせたり。

これらによって労働者はどんどん疲弊していく。

そして一番悲しいことがこれらの働きにって労働者が報われることはなく、それどころかさらに悪い状況に陥ってしまう。

社会全体として消費が増えない以上、一つの企業努力により売上を増やしたとしても、その分他の企業の売上が落ちる。

売上の落ちた企業社員さらに厳しい労働要求するようになる。

このように苦労して働けば働くほど労働環境悪化していく。

 

熾烈な企業競争メリットがないわけではない。

製品サービスの質が高くなるので、当然消費者からすれば恩恵を受けることができる。

しかし多くの消費者労働者でもある。

多くの労働者は企業競争により給料を下げられ、長時間労働を強いられているため、金も時間もない。

せっかく質の良い商品が売られていても、それを買うための金と時間がない。

 

このような悪循環が今の日本で起こっている。

そしてこのまま何の策も打たないとさらに状況は悪化していき、取り返しのつかないことになってしまう。

 

労働時間の短縮が不可欠

ここまで現代社会問題点について話したので、ここから改善策についにて話したい。

働きすぎによって生産が増えすぎているのが問題

そして消費が増えることは絶対にない。

となれば取るべき方法は一つしかない。

生産を減らすこと、これが唯一の解決策だ。

生産を減らすということはつまり労働力を減らすということである

労働力を減らすためには主に2つの策が考えられる。

 

まず一つ目が法律によって労働時間規制すること。

今の日本でも法定労働時間が決まっており、週に40時間までしか働けないと法律で決まっている。

しかしこの週40時間労働というのが現代生産能力を考えると異常なほどに多い。

現代科学進歩により昔とは比べ物にならない生産能力を持っている。

にも関わらず労働時間が昔とほとんど変わっていない。

これがどれくらい異常なことか言うまでもない。

これに加えて日本人の多くは長時間残業をしているのだから目も当てられない。

 

では現代ではどれくらいの労働時間が適正なのか。

これは非常に難しい問題なので正確には言えないが、現代生産能力を考えれば半分の20時間にしても多いと思う。

週に10~15時間くらいの労働時間が適正なんじゃないかと思う。

そんな短い労働時間社会が回るはずがない、と思われるかもしれないが何とかなるんじゃないかと思う。

その理由については後述する。

 

2つ目の方法が毎月国民全員に定額の給付金を与えて、働かなくても生きていける環境を作ること。

この方法は近年話題になっているベーシックインカムという制度だ。

例えば月6万円などの人間ギリギリ生きていける金額を毎月国民全員に支給する。

これによって人々は生きていくために無理して働かなくてもよくなる。

 

これらの策によって労働力が減り、生産と消費のバランスが緩和され、景気が良くなり、労働環境改善されることが期待できる。

https://anond.hatelabo.jp/20220527000129

に続く。

2022-05-16

anond:20220515192419

日本賃貸って詐欺企業ばかりで、業界円陣組んで家賃保証制度なんてものを導入して、自分達の都合のものを借主に支払わせる。

これは不動産屋にも確認とったが利用する人なんてほとんどおらず、ただの新しい制度による臨時収入だと言っていた。

自分だって家賃100ヶ月分の貯金なんて余裕であるが、それを見せたところで、通用しない。海外じゃありえないぞ、こんな詐欺ビジネス

日本の政治家さん、社会問題ばかり作ってないで、仕事してくれませんかねえ?消費者搾取されまくりですよ???

2022-05-12

anond:20220512114122

日本州で全然オッケー

こぎたねえ日本の政治家に支配されるより

かにマシ

2022-05-11

https://anond.hatelabo.jp/20220511184710

自民党立憲民主党などとの比較保守政党とされるが、実態としては保守であり革新なんだよ

例えばアメリカでは、共和党民主党とで定期的に政権交代しているが、自民党共和党立場民主党立場の両方を実質的包摂してしまっている

自民党タカ派政権を持っているときと、ハト派政権を担っているときがあり、それが日本の政治における「左右の振れ」になっている。

 

実質的な話はともかくとして、形式的に、民主主義選挙制度がありながら一党が政権の座に居座り続けているという状況の実例を知りたいなら、Wikipediaで「一党優位政党制」の記事を見れば、実例記載されている。

2022-05-02

アニメーションを作る仕事をしていた【前編】

プリキュア」「ワンピース」など、東映アニメーション4作品の通常放送再開が発表 「お待たせをして申し訳ございません」

https://animeanime.jp/article/2022/04/06/68680.html

約十年前、曇りだったあの日新卒で入った会社人材営業をする日々に疲弊していた頃、新宿駅構内で、あるエンタメ企業求人ポスターを見かけた。

アニメを作る仕事したことはなかったが、興味を感じて応募したところ、あれよあれよという間に内定をいただいた。役員面接パスだった。

それからの私は、『アニメを作る仕事』に邁進する日々を過ごすことになる。長い時間だった。毎日が修業だった。

数年前、無理がたたって病院送りになった。心も体も限界だったのだ。大したレベルではないが後遺症も残った。退院後も結局、心身の調子回復しなかった。

それで、退職を申し出て、東京から遠く離れた田舎に帰った(のんのんびより聖地が近くにある)。今はお堅い仕事に就いている。

十分な時間が過ぎた。そろそろ、当時を振り返ってもよいのではないかあの日々への整理を付けられるはずだ。今からエンタメ企業アニメ部門で○年の時を過ごした男の話をする。

この記事で述べたいのは、シンプルに2点(5/4 以前はシンプリーでした。ブクマでご指摘いただきありがとうございます)。エンターテイメント業界で働いて面白かったことと、つまらなかったことだ。直情的に言うと、『心と体の奥底から感動できたこと』と、『エンタメ業界のほの暗いところ(要するに、こいつらマジでクソだなと思ったこと)』だ。どちらもけっこうな数がある。

それでは、さっそく説明していく。



― 心と体の奥底から感動できたこと ―

子どもの頃はアニメが好きだった。一番ハマったのは、『魔法陣グルグル』だった気がする。衛星放送では『白鯨伝説』やCLAMP作品を見ていた。

だが、小学校生活の終わり頃から学習塾に通うようになり、夕方以降にやっているアニメを見れなくなった。中学勉強漬けの日々を過ごしていた私は、いつの間にやらアニメのことを一切忘れてしまった。

中学時代も、高校時代も、大学時代もそうだった。変わらない。

いや、違う。大学の時は、深夜にやっているアニメをたまに見ていた。「コードギアス」「DARKER THAN BLACK -黒の契約者-」「蟲師」「夏目友人帳」あたりは確実に見ていた。

人材営業会社で働くようになってからは、金曜日の深夜に自宅に帰った時、疲れ切った頭でテレビを点けて「こんなアニメあったっけ」と、ボンヤリした気分で視聴することがあった。

私はたぶん、アニメが好きだったんだろう。なぜ見なくなったのかと言えば、十分楽しめるだけの精神的余裕がなかったからだ。ならばいっそ、見ない方がいい。中途半端に楽しむのは嫌だ。中学生になった時も、そんな動機アニメを一切見なくなったのだ。きっと。

そんな私が、アニメーション作品などを作る会社(以下「弊社」という。)に入社した後は、これまたどっぷりと『世界』に浸かることになった。入社から退職まで人事異動はなく、ずっとアニメ製作部門だった。

最初の頃は、アニメ雑誌のインタビュー記事に出るようなプロデューサーその他の足もとで働いた。雑用はもちろんのこと、小さい企画を考案したり、経理その他の事務や、各関係者とのスケジュール調整などを担っていた。ホワイトカラーに毛が生えたような業務内容だ。

ところで、人生で一番最初に携わったアニメは、某少女コミックでそこそこ人気を博した作品だった。タイトルは言わないが、雰囲気は『隣の怪物くん』に似ている。私が入社する半年から企画が始まっており、当初の担当者から引継ぎを受けた。携わったといっても、スタッフロール名前が載るわけでもない端役としてだが。実際、大したことはしなかった。やはりホワイトカラーの枠内に納まる仕事だ。

しかし、これは実際に私の世界を拡げてくれた。方々の兵が集まる企画会議に、必要とあらば関係各所を訪問して説得交渉にあたり、お金の雲行きが怪しくなればどうにかやり繰りをする(ダメなら追加出資企画削減)。ごく稀に、スタジオ等の収録現場では声優の本気と、半面その悲哀を目の当たりにし(ここらへんは後述)、成功した作品打ち上げ会では、自分達が作った数字を眺めて溜飲を下げる。

長い月日が経って、エンタメ業界に慣れてきた頃だと、新作の立ち上げに、利害関係者間の調整(交渉)に、プロジェクト全体の損益見通しの皮算用に、イベント企画運営に、ホームページ管理に……とにかく、アニメを見ない日はなかった。

面白かったのは、いろんな業界の人に会えることだ。クリエイターには当然会えるし、経営者にも会えるし、事務屋とも話をするし、現場労働で身を焦がす人も間近で観られる。特に印象に残っているのは、漫画家声優だ。アニメーターとは、あまり交流の機会がなかった……。

とあるアニメ原作者が一番印象に残っている。つまり作品の神だ。例の人と呼ばせていただく。

例の人は、ほかの漫画家とは一線を画していた。私がいっぱしに携わったと公言できるアニメは計20本近くになるのだが、その半数は漫画原作である。私達は、最低でも一度は彼ら彼女ら(作品の神)の姿を拝むことになる。機会は少ないが。

原作シナリオを変える時には事前に伺いを立てるし(ex.某鬼狩りアニメ敵役台詞である「禍福は糾える縄の如しだろ~」は改変が検討されたらしい。彼が難しい言葉を知っている境遇ではないため)、重要放送回だと制作現場に来てもらうし、打ち上げその他のパーティーがあれば楽しんでもらえるように最大限配慮する。

自作アニメ化されるレベル漫画家小説家というのは、揃いも揃って個性派だ。めちゃくちゃに大騒ぎをする人もいれば、ひたすら黙って沈思黙考の人もいれば、なんかもう色々とはっちゃける人もいれば、欲望丸出しで悪い意味子どもみたいな人もいれば、一般企業でも通用しそうな思考や行動の持ち主もいる。

例の人は、漫画家として優れているだけでなく、人格も見識も申し分なかった。落ち着いた性格で、人柄がよくて、教養もあった。話のやり取りすべてが学びに繋がり、励みになった。初めて会った時の吾峠呼世晴さんは、とにかく、これまで出会った数多の創造者の中で抜きん出ていた。

普通ラスボス人格根底太平洋戦争末期の日本の政治指導者所謂ファシスト)に置くなど、誰が考えつくだろうか。私は、鬼舞辻無惨の例の粛清の場面を読んだ時、丸山真男の「現代政治思想と行動」が真っ先に頭に浮かんだ。あの時、脳に痺れを感じたのを覚えている。

この類の書物を読んで、無惨様のキャラクターを作ったのは間違いないのだ。自らを善とするためであれば、どんな言辞をも取り入れ、どんな諫言も亡きものにする。

例として、あの粛清の時に魘夢が助かったのは、「無惨様を肯定たから」だ。「下弦の鬼を解体する」というトップが決めた戦略方針が、たったの一言撤回された――常なる無謬性がファシズムの基本である

あの時、「無惨様のキャラ付け旧日本軍意識したのですか」と聞いておけばよかった。残りの人生で聞くことができる機会は二度とない。無念だ。

 しかも彼等はみな、何物か見えざる力に駆り立てられ、失敗の恐しさにわななきながら目をつぶって突き進んだのである。彼等は戦争を欲したかといえば然りであり、彼等は戦争を避けようとしたかといえばこれまた然りということになる。戦争を欲したにも拘らず戦争を避けようとし、戦争を避けようとしたにも拘らず戦争の道を敢て選んだのが事の実相であった。政治権力のあらゆる非計画性と非組織性にも拘らずそれはまぎれもなく戦争へと方向づけられていた。

新装版〕現代政治思想と行動 (2006)丸山真男 P.91~P.92



エンタメ業界のほの暗いところ ―

この業界で働いていて、「この感じ、苦手だな」「マジでクソだな」と感じたことは当然ある。字数関係もあるが、何点かに分けて述べていく。声優の悲哀とか、人間嫉妬やねたみの話になる。

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声優アニメ。一応付言するが、私が携わった作品ではない。

まだ新人だった頃、先輩(兼上司)に連れられて現場を見ることがあった。現場というのは、アニメ制作会社とか、編集スタジオとか、音声の収録現場などだ。

そのためだけに現場に行くのではなく、何かの機会のついでに現場作業見学を申し出るのだ。それで、不思議に思って聞いたことがある。

「(私達は)技術的なことはわからないのに、どうして現場に行くんですか?」

と。それに対して、彼はこう言っていたはずだ。

「確かにからない。仮に、目の前で手抜きをされたとしても見抜けないだろう。でも、企画である俺達が現場に行くことで、『あなた仕事を見ている』というメッセージを伝えることができる。俺達はこの作品に熱をもっていて、いいコンテンツを作れる未来を目指してる。そういう想いを行動で伝えるんだ」

みたいな回答だった。

これは今の私が大事にしていることでもある。要は、発注側が受注側の実仕事をどこまで見るべきかという話だ。今現在の私は、受注側の失敗が社会的に許されない類の仕事をしている。転職後に大きな失敗をしでかさなかったのは、あの先輩のお陰だ。

さて。私が二十代後半の頃だ。例の先輩と一緒に、声優がいる収録現場に初めて音連れたのは。スタジオに入ってしばらく進むと、小ホールみたいな広い空間座椅子が並んでいる待合スペース。十数人はいた。ほぼ声優マネージャー)に出た。その奥に、マイクが並んでいる部屋が映った。木目調で温もりを感じる、しっとりとした空間なのだが、当時の私に予想できるはずもなく。カラオケみたいだなー、とテキトー想念していた。

私と先輩が小ホールに入るなり、セミフォーマル恰好の何人かが寄ってきて、隣にいる先輩に挨拶していた。私も混ぜてもらい、名刺を交換した。

雑談が終わって斜め後ろを振り向くと、女の子と淑女が1人ずつ、あとは男の子が1人、まごつくように並んで私を見ていた――人生で初めて見た声優だった。後で知ったが、攻めのある挨拶活動で知られる声優事務所だった。

ひとりずつ私達の前に出てきて、「~~と申します。(簡単自己紹介よろしくお願いいたします!」と、ハキハキした声でアピールをやってのけた。そのうちの淑女は、私の着ていた衣服お気に入りのやつ)と指輪を褒めるとともに、香水をつけていることを見抜いた(やるな……と感じた)。男の子は謎の一発ギャグを仕掛けてきたのを覚えている。

※かなり昔のことだが、内容は一応伏せる。当日記では、声優個人名前を出すことはない。

私も「よろしくお願いします」と返したものの、微妙な気分になった。たとえ私がどれだけ昇進しようと、彼女たちのキャスティングに関わる可能性は皆無だからだ。まったくゼロではないが……。

例えば、アナウンサーになりたい女子大生は、いろんなイベントコンパニオンとして参加することで武者修行をするわけだろう。それらのイベントでは、今後関わり合いになる人だろうと、これっきりの人だろうと、あの子達は全力で挨拶活動をしていた。熱意は感じるのだが、やはり私には引っかかるものがある。

こんなことを思っている時点で、私はそういう職業には縁がないのかもしれない。今、私は『効率』という観点で物を考えた。あの声優の子が私に挨拶をしても報われる可能性はないのに、と考えた。夢中になっている人間効率のことは考えない。やれることをすべてやる。それだけだ。

かに心をとらえられ、たちまち熱中してしまうのは、謎にみちた不思議なことだが、それは子どももおとなと変わらない。そういう情熱のとりこになってしまった者にはどうしてなのか説明することができないし、そういう経験したことのない者には理解することができない。山の頂を征服することに命を賭ける者がいるが、なぜそんなことをするのか、だれ一人、その当人さえもほんとうに説明することはできないものだ。

はてしない物語(1982) 上田 真而子 (翻訳), 佐藤 真理子 (翻訳), Michael Ende (原著) P.17



の子達は本気だった。報われようが報われまいが、声優として活躍すると決めたからには、生き残るために何でもやる。上でURLを貼ったアマゾンのレビューにもあるが、声優は堅気の仕事ではない。勝った負けたで全部決まる。精一杯頑張っても生き残れる保証はない。選ばれた者だけが生き残る――余談だが、あの時の淑女と男の子は今でも活躍している。女の子はだめだった。

さて。淑女と男の子は、実力があるうえに、礼儀正しく、サービス精神豊富だった。それが生き残った理由だ。しかし、声優全般が行う営業活動には後ろ暗いものも当然ある。5ちゃんねるとかで、たまにアニメ業界出身者がスレッドを立てて降臨することがあるだろう。

それで、やり取りの中で、誰かが「枕営業ってあるの?」と質問をする。スレ主は「そんなのないよ」「聞いたことない」と応えるのが定番だ。

これは、私個人日記だ。この際だからはっきり言う。枕営業をしている声優はいるし、やらさせている声優もいる。重要フォローをさせてもらうが、芸能界の表舞台――ひとつ契約で何百万もの金が動く――に比べれば圧倒的に数は少ない。声優関係のギャラというのは、例えば女性タレントが出るCM撮影や、青年誌グラビアや、全国各所での公演活動と比べても相当に廉価だ。1回の収録につき数万円以内で呼べてしまう。表舞台に比べると利権は少ない。

それでも、そういうことはある。パターン簡単に分けて2つ。いっぱしの声優になりたい、もしくは声優であり続けたい者が、キャスティング権がありそうな人に近づいて配役を得ようとする。

スタジオでの雑談や、小さい贈り物や、二人きりでの食事くらいで留めておけばいいものを、一線を超えてしま場合もある。私が30才を過ぎた頃、例の収録現場で、声優に「よかったらご飯行きましょう」などと声をかけられたことがある(最終的な内訳:男性が2人、女性が5人)。

その際、はっきりと「ごめんね。私にキャスティング権はないんだ」と答えた場合、彼ら彼女らを傷つけてしま可能性が高い。いや、はっきりいって『侮辱である。なので断り方が難しかった。「帰って社内会議があるので」みたいな返答をしていた。

これはまだいい。声優個人or事務所の意思問題だ。「あの役がほしい」とどうしても思っていて、そのためなら何でもやるという覚悟責任さえあれば、枕営業は罪ではないと私個人は感じる。「この業界は堅気じゃない」とはそういうことだ。

追記)正直に言うと、私の妻が声優だった頃に食事に行ったことがある。私から誘ったので上の内訳には入れていない。



以上、「この感じ、苦手だな」と思ったことを述べた。以下に語るのは「マジでクソだな」と思ったことになる。すなわち、個人が望んでいる保証のない枕営業のことだ。アニメ業界に限ったことではなく、エンタメ業界には先日話題になった映画監督のような『畜生』が何人もいる。結果を出している人間の一部がやりたい放題やっているのだ。

まだエンタメ業界にいた頃、そんな人間に捕まったと思われる(主に女性声優の話を聞くたびに胸が痛くなった。このような話題が、どうして私などの塵芥の耳に届いているのか……? そう考えると、さらに心が抉られる思いがした。

おそらくは、やった本人または関係者面白がって吹聴している。私のところまで噂が届くということは、そういうことだ。いろんな声優の姿が脳裏をよぎった。「あの子大丈夫だろうか」といらぬ心配をしてしまうほど、当時の私には『噂』がグッサリと刺さった。

さて。エンタメ業界に恩があるのも事実だ。下種な話題はこれくらいに留めておこう。気が付けば字数がない。前後に分けることにする。

【後編】

https://anond.hatelabo.jp/20220502223252

2022-04-27

オタクの先輩が在日タイ人と話していて普段との違いにビックリ

タイでは政治不安定さの話をした際に「日本の政治先進的だ」と持ち上げたら先輩は「えっこれ真面目に応えてあげるべき的なやつ?」なんて普段どおりおちゃらけてたので「そうですよー」とタイ人と私が言うと真面目なトーンで語り始めた

記憶を元に書くから一言一句同じではないけど、先輩曰く「日本平成時代へ入ると官民双方が政治腐敗汚職は悪いことと本気で言うようになり報道されるようにもなった」と言った

「もちろん今でも政治腐敗汚職は起きてしまうけれど」と前置きしつつ「日本はこういった犯罪は悪いことという至極当然の伝統的な正義をすべての政治家が訴え発信するようになり、民間もそれを支持し報道し、例えば野党伝統的な正義を訴えても目立たなくなった」のだと言う
伝統的な正義を訴えても目立たないため現在の令和時代日本政治家それぞれが将来へ繋がる新しい正義国民へ選んで貰う局面に入りつつある」と彼のイメージからはまったく想定できない言葉が飛び出したんだ

タイの子も「犯罪が悪いことは伝統的な正義」という表現がいたく気に入ったようで「タイ伝統正義すら達成できていない政治後進国だ」と言う
先輩はそのタイ人の発言フォローするように「伝統ってのは国それぞれで違うから日本伝統正義タイ伝統正義は違うから何でも日本の真似すりゃ良いって話でもないけどね」と続けた

この人、漫画アニメ以外も語れたのかと正直あなどりすぎてた

2022-04-19

海外からの20兆円の配当金

これが富裕層の強さ。

さらアベノミクスで、海外直接投資が100兆円も増加している。

ますます配当金富裕層は全く困らない。

アベノミクスもっと恩恵を受けておきながら、ほとんど税金を払わなくても良い。

最強すぎる。ポジション

日本の政治家がまったく円安に困らないのは、ドル収入源として持っているからです。

2022-04-07

中国がうらやましい

中国共産党トップと言える七名の中央政治局常務委員は「チャイナセブン」と呼ばれている。

その中には序列である

序列第一位 習近平

序列第二位 李克強

序列第三位 栗戦書

かっこいい。悪の組織みたいだ。

日本内閣にもニックネームが欲しい。

チャイナセブン序列第五位の王滬寧には「三朝帝師」とかいうクソかっこいい異名がついている。

日本の政治家にも異名をつけてやってほしい。

岸田文雄は「永田町いちばん話がつまらない男」の異名を持つらしい。

もっとかっこよくならないのか。

2022-04-04

土井 たか子は、日本の政治家、法学者で、衆議院議員12期)、日本社会党委員長(第10代)、衆議院議長(第68代)、社会民主党党首(第2代)などを歴任し、日本初の女性衆議院議長日本初の女性政党党首を務めました。「結婚をするほとんどの女性が改姓をしている現状は、太平洋戦争後、新たに憲法が制定され、民法家族編の大改正で家制度がなくなったとはいえ、未だに男性血統重視の『イエ』意識が根強くあることの表れ」との理由から選択夫婦別姓制度導入を支持しました。

2022-04-03

日本の政治討論番組って割り込み多くない?

誰かがなにか言い終わる前に割り込む人ばかりなんだけど

これ、議論手法として正しいの?

それとも編集でこうなってるだけなの?

専門家が出てきても、コメンテーター質問に答えさせるような構成ばっかりだし

2022-03-24

今だから言えるけど「ゼレンスキー国会演説日本の政治ぶった切らないかなw」って期待してた層がマジでキツかった

有名人の〇〇さんが俺の嫌いなものを小気味よくぶっ叩いてくれないかな、という願望は総じてキツい

ゼレンスキーに期待していた人たちも、「やらかし外国著名人を俺たちの〇〇さんがぶった切らないかなw」って期待している人を見ればキツく感じるだろう

でも俺もそういうの期待しちゃうときあるし、人の心は止められないので、そういうキツさを客観視してインターネットに残さないのが現実的な回答だと思う

思うのだが、客観視したキツさを残してはいけないインターネットというのもまた息苦しくて正しくない気はする

自戒程度に留めておこう

anond:20220324145432

真に将来の国防考慮して軍拡化に舵を切るならいいが

そんな計画性が日本の政治家にあると思うのかね?

結局は「みんなと一緒がいい!」というだけの幼稚さを露呈しているという話だ

anond:20220324144851

脅威に対する備えを他国と同等にしたいってのは自然だと思うが

わざわざ縛っておいてそれをカバーする政治力日本の政治家にあると思えるのかねえ

ゼレンスキー大統領国会演説すごく日本人精神性に寄り添ってた

いやはやなんとも、肩透かしと言うか何と言うか、海外国会のゼレンスキー大統領演説を見ていると日本へも強い支援をお願いしてくるのかと思ったら戦争環境負荷を主軸に置いた演説だとは一体誰が予想したのだろうか?

正直言って、日本右派左派海外のそれと比較しても平和志向が強い。左派の人たちは(警鐘意味も籠もっているだろうけど)右派平和志向だなんてとんでも無いと言うかも知れないが、海外報道見たら海外右派のヤバさは日本右派の比じゃないだろうことはよく理解できるはず。

そんな平和志向の強い日本大衆へ対してゼレンスキー大統領(のスピーチライター)がやったのは日本現代史を踏まえての、放射能汚染薬品汚染環境負荷を引き合いに出し、それらを戦争へ絡めるという右派だろうが左派だろうが認めざる得ない方向性で語りかけてきた。

ゼレンスキー大統領が強く軍事支援を求めてくるという想定はあったけれど、平和志向の強い日本では「ほんのり右派」な人たちであっても強く軍事支援を求められたらドン引きする可能性が高いんだ。

それこそ防衛のため北海道東側陸上自衛隊第7師団(日本で唯一の戦車を中心とした機甲科がある師団)を並べたほうが良いみたいな発言をしてしまったら炎上必至だっただろう。これでは日本大衆ウクライナ支持をしにくくなってしまう。

それをよく理解してゼレンスキー大統領(とスピーチライター)は「アジアリーダーシップを取ってほしい」としか言わないんだ。具体的なお願いは既に発動しているロシアへの経済制裁継続してくれだけ。これには驚きを隠せなかった人も多いだろう。

これを読むレフトに質問しよう。ゼレンスキー大統領演説を観て読んで「アジアリーダーシップを取ってほしい」と言われた。アナタアジアへどういうアプローチを取る?
次はこれを読むライト質問しよう。ゼレンスキー大統領演説を観て読んで「アジアリーダーシップを取ってほしい」と言われた。アナタアジアへどういうアプローチを取る?

俺がこの質問をした時点で、この質問意図がわかった人は驚愕しただろう。俺もこれに気付いたときは本当に驚愕した。

アジアリーダーシップを取る」ということの意味右派左派で変わるんだよ。右派周辺国から軍事的圧力に屈しないことと思うだろうし、左派アジア圏へ反戦思想を広めることと思うんだ。

意見対立をするのは日本右派vsウクライナや、日本左派vsウクライナではなく、日本右派vs日本左派となり、結果的に今回のゼレンスキー大統領演説は両陣営から肯定せざる得ないものになってるんだ。戦争環境負荷否定するか?無理だろ!戦争には環境負荷が付き物なんだから

ゼレンスキー大統領は、ウクライナは今回日本へ分断を持ち込もうとしたのではなく、何としてでも日本が敵に回らないように考えて演説したんだよ。それがたまたま日本へ分断を生むとしてもだ。

どんだけ日本大衆最適化された演説なのが逆におそろしさを禁じ得ない。

日本の政治論壇を観てみろ、非難しあっているのはウクライナへより大きな支援しろという右派と、憲法違反する懸念があると打ち返す左派だぞ!対立者の姿としてそこにウクライナは居ないんだ!マジでスゴイぞ!

2022-03-23

anond:20220323082400

お前は日本国内ロシア料理店の看板壊したやつと同じだよ。

ウクライナ非難する奴はロシア工作員ってわけだ。

どうせ日本の政治についても、自分と違う政党支持してたら工作員認定してるだろ。

ゼレンスキー大統領演説への反応で野党が更に支持を失う未来しか見えないんだが

各国での大統領演説では、その国の歴史を絡めた批判を入れてきているので

日本でも第二次大戦のことを触れた上で、現在支援が足りない点について

批判しか聞こえない強めの要求を入れてくる事は確実だと思う。

で、野党の一部議員(だが有力議員)がゼレンスキー大統領演説後に

日本への強い要求拒絶反応を示して、更に馬鹿にされる事になるのでは?

懸念をしている。


国家危機に陥ってる中で国民の高い士気を保つためにも強さをアピールする必要もあるし

多分に強い政治的な思惑があって計算されたコメントではあるので

感情的な反応を示すことなく、今は「何が日本に出来るのか?」「どこまで協力できるか?」だけを考えるべきだろう。

支援の内容に対して賛否両論があるにしても、真珠湾に触れた!みたいな反応を国会でするのは唾棄すべきものだと理解してほしい。

日本という国は近隣に、中国ロシア北朝鮮という厄介な独裁者を抱えて攻撃対象になる可能性を持った国であり

ウクライナへの強い支援が「情けは人の為ならずである国の筆頭候補でもある。

そんな日本の政治家が、演説で用いたレトリック枝葉末節に対して、十八番揚げ足取りに終始すれば失笑しか買わないだろう。

しかし、何名かの顔を思い浮かべつつ、そうなりそうな気しかしてない。


追記

特に印象の残らない無難演説になったので、この内容に難癖をつける議員はいないだろうと思う。

イスラエルならアイアンドームをくれとか、ドイツなら経済重視しすぎないでロシアを止めてくれ、アメリカならNFZ設定してくれ無理なら防空システムをくれ

という要求すらもなかった。今後も制裁よろしく程度で、なんというか日本に対しては、期待がないのかとすら思うほど寂しいものだったけど

事前のすり合わせでウクライナから要求は聞いてるだろうし、吹き上がる議員が出そうにないのは良かったねw

2022-03-22

日本の政治ってさ

「それをやって選挙で勝てるかどうか」でほとんどが決まってる訳だけど、もう原発再稼働も「やってしまっても選挙には勝てる」って感じになってきてるんじゃねえかな?

2022-03-21

anond:20220320193433

その先にある目的である、「国防」に失敗してるかと。

世界様々な国や文化価値観があるなかで、平和を願い続ければ叶うなんて思ってたのが間違い。

現代日本政治家までも平和ボケしすぎて、税金国防に使わないどころか、少子化対策教育研究ベンチャー投資といった未来にすら使わない。ただただ中抜き事業者に超多額の税金を投入するだけ。アメリカ人国防税金を使うがコネのあるA社に発注しようといったアメリカ汚職とは次元が異なるもので、日本の政治家がやっている汚職はただの内部から国家破壊

あと、同じ政党権力を与え続けるのは腐敗を助長するだけなので、極めて危険行為で、これも日本が陥っているところ。これではますます税金無駄なところに流れて国力が低下する。民主主義政治家に厳しくあたって、わずかな汚職も許さなスタンスで支持する政党は都度都度状況に応じて変えていけないといけない。

政治的教養だけでなく、民主主義をどう扱えば機能するかってことも前提条件として理解できていないところも大失敗。支持政党があるってアイドルじゃないんだからさ。

2022-03-20

anond:20220320122958

日本の政治が腐ってるのは国民バカから」みたいなことを言ってる連中も、そんなに頭がいいなら制度を利用して搾取する側にまわればいいのにって思うわ。

バカ国民のために日本をよくする義理とかないだろうし。

2022-03-16

40年後も国の政策に注目が集まってるんだろうか

去年のはてなブックマーク日本の政治などについての記事で1000以上のブクマを集めた記事は幾つかある

一方でアニメの出来などについてはそこまでブクマを集めた記事は無い

これは別にはてなブックマーク特有の傾向ではなくアニメの出来より日本の政治の方がずっと注目が集まるコミュニティは沢山ある

今の自分別にアニメについて真剣に語ったり注目する人の集合と日本の政治について同じ行為をする人の集合について、集合としての大きさしか語るつもりは無い

そして思ったのが40年後はどうなっているか…という事だ

から40年前と言えば80年代前半だ。インターネットなるものは全く一般人には広まって無かったし想像も出来なかった

それが現在じゃ40億人以上がインターネットで多数の情報に触れる事が出来る状態になっている

からから40年後には現在じゃ想像もつかないような世界的なシステムが構築されている可能性もある訳だ

例えば地球上の人間殆どが十分な衣食住や教育医療を受けられるような世界的なシステムが構築されている可能性もある

そこで各国はそのようなシステムの維持にある程度の労力をかけたりもするだろう

現在においてインターネットの維持に各国がある程度関わっているように

この時に各国の国民政治についてどういう関心を持つようになるのか気になる

上記世界的なシステムの維持さえやるならいいと思えるようになるんだろうか…

最初アニメ日本の政治ほど注目されてない事を書いたが上記のような40年後は政治についてアニメほどの注目になるんだろうか…

ただ各国が政治において誤る事のリスクは今よりは減るだろうと思うし上記のようなシステムが構築されていれば貧困に苦しむ人は間違いなく減っていそうではある

から40年後に政治についての関心が下がってでもこのような世界的なシステムの構築は出来ないものだろうかと考えている

2022-03-15

日本の政治家、みんなウクライナに行け

人間の盾になってこい。

各党党首全員だ。

キーウで半年野営しろライブカメラ流せ。

ロシア砲撃死ね英雄

ロシアが止まれ英雄

どっちでも英雄だ。ゆけ。無駄飯を食うな。戻ってくるな。

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