はてなキーワード: 工業団地とは
ちょっとネガティブすぎるなーと思うけど、実態としてはそんな感じなのかな。
>リベラルの人たちは能登についてしばらくちょっと黙っててほしい
という話だけど、
ない想像力を働かせて考えてみる。
谷本県政時代から引き続く工業団地などの企業誘致、北陸新幹線。そして延伸へ向けた馳知事の尽力、などなど。
こうした地域の経済振興や観光アピールや公共事業、過疎対策をいろいろやってくれたからなのかな。県政評価は高いと思う。
県民しては、とりわけ28年も知事を務めた谷本には強くお世話になった感が強いのだろう。
でも谷本さん自身は当初、革新政党系の支持を受けて初当選したというのをさっき調べて知った。当時、森喜朗が推していた農林族の対抗馬を破った経緯もある。
2003年の能登空港の開港や小松空港の国際線就航などは、森喜朗が尽力したといわれているけれど、谷本とは不仲だったという。
2022年の谷本知事引退の際に、再び新たに農林族の山田が出馬することになり、保守分裂という事態に陥ったが、森喜朗は自分が育ててきた馳を推すことに決めた、という内容の記事もさかのぼってみた。そして行政側は第一次産業への理解が厚い山田を推す動きがあった一方、谷本は事実上、馳に自分の後継として信を託したという記事もみた。
そう考えると、保守王国石川県というけれども、一枚岩じゃなかったけれども鋭く対立もしていなかったというのも今後の復興を考えるうえでは、いろいろと興味深いと思った。
そんなところへ、ワイドショーやらSNSで、インテリ風吹かせた連中が、能登の限界集落は遅かれ早かれ滅びる運命だったのが早まっただけで
この際、復興過程では、そういうところを切り捨てて優先順位をつけるべきだ、とかいう雑な議論が耳に入ってくると、それは地域の人間としてはイラっとくるのかもしれない。
想像だけど。
余談ーー
また初動に関して、「馳知事はよくやっている」論も、わからなくもない。
馳氏は谷本県政時代に後回しにされていた地震被害想定など、災害リスク軽減のための取り組みを見直そうと着手していたことは事実で、
今回の震災に間に合わなかったいうのは事実だとしても、馳知事だけの責にするわけにはいかないだろうと思う。
あと、今回初動の遅れの原因のひとつとして、石川県や北陸地整が本来事前に取り組むべき道路啓開計画が未整備だったという指摘もある。
総務省は去年の段階でいくつかの地整や県に対して是正勧告を出していたから、いくら県政2年目の新人知事といっても知ってはいたと思う。
これって建設業者など指名業者と事前協定をし、迅速に予算を執行するうえで超重要なんだけど、結果としては後回しになってしまった。
ただ、去年から道路啓開計画に着手していたとしても間に合わなかった可能性が高い。
そういう意味では、馳知事はよくやっている、あんまり叩くな、という県民の気持ちはわかる。
一方で、発災直後の対応を外野があれこれ批判しているうちに、交通インフラの問題は解消しつつあり、あれよあれよという間に復興モードにスイッチが入っていく。
復興初期段階のスピード感というのはものすごく早いので、初動の問題点はいろいろあったにせよ、そんなことの検証にあまり時間を割いている余裕はなく
これからがれきの処理やら広域の自治体間協力も必要になってくるなど、馳知事には復興の手腕が問われることになる。
という感じであるので、震災後一ヵ月になろうとしているこのタイミングでは、
県民はもっとポジティブに前向きに物事をとらえたほうがいいんじゃないかと思う。
多分、震災3か月後には初動の失態なんて議論は過去のものになって、もうしていないと思う。
disられていじけて、保守がますます保守に、というルサンチマン丸出しのネガティブなスパイラルもわからなくもないけど、
だからと言って、何も知らない外野がわーわー騒ぐのは止めようもない。ましてやネット空間なんて。
しかし、外野の意見のなかには、今後国や行政がどう動こうとしているのかのヒントもあるのも確かなはず。
そこは地元の人間だけではルサンチマンを越えられないかもしれないけれど、災害復旧のプロセスで入ってくるさまざまな他者(民間の支援企業だったり、NPOだったり、コンサルだったり)との対話の機会が今後増えてくると思う。
よそからきた民間の経験などを踏まえて、外部の冷静な視点で意見を再整理してゆく、ということもまた大切と思う。
そして、実際、国や行政が復興モデルに着手し始めると、とりわ予算をつけることが前提となると、行政としては長々と議論してもらいたくないので、予算執行を急ぐのが世の中の常。
復興公営住宅にしても行政が「これならすぐに着工できますが」と提示されたものから復興が進んでいくなかで、ただでさえ経済的に苦境に陥っている被災者に、地域を出てゆくか、受け入れるかの二者択一で選べという形で行政主導が突き付けられる、というのが東日本の教訓としてある。
しかもスピード感のある復興とか国や県はかっこいいことを言い出すに決まっているので、恐らく震災半年後くらいには被災者は決断を迫られる。え?そんなこの状況でまだ決断できない、という被災者も多かろうに、行政は「受け入れるひと、この指とまれ」方式なので、行政の提案を受け入れた人だけが救済を得られ、地域を出て行った人はどうなったかは統計すらないというのが実態となる。
それこそ、発災直後はヒーローにみえていた馳知事が、復興期には被災者に苦渋の選択を急がせる役人顔をするかもしれない。
心理的メカニズムとして馳はヒーローだというマインドがどんどん強固なものになって、ますます保守保守していくなかで、次に復興の話がやってくる。
ルサンチマン的な心理的メカニズムから解脱して悟りを開いている人が何人か周りにいればいいんだと思う。
そういうことの萌芽を、今の時点で何も知らない外野がわーわー騒ぐ言葉の端々にちょろっと見出せることがあるかもしれない。
先日、被災地域ではようやくボランティア活動が本格的に開始されることになった、というニュースをみた。
外部の人間がこれからわんさか入ってくる。これまで入っていただいていた100くらいのNPO団体も含めて。
そのなかには、東日本含め、過去の復興の経験を持つ人も多くいるはずで、そういう方々と交流をする機会が増えるんじゃないかなと思う。
外部の人間は玉石混交で、なかには、インテリ風な意見を持つ人もいるかもしれない。
間垣の里なんてどうでもいいんだよ、堤防なんだよ生命の安全第一なんだよ、とかね、中にはいるかもしれない、例えばだけど。
そういうときに、その意見もちょっと違うよね、と言ってくれる人もまた外部の人だったりするので、不協和音のなかだからこそ貴重な意見も拾える。
そのときに、いちいちルサンチマンに陥っていると、聞く耳をもたなくなって、聞けるはずの意見にも耳を閉ざしてしまうことにもなりかねない。
とはいっても、これといってどうしようもないことかもしれないけれど。
石川県は県内あちこちで進めてきた企業誘致や北陸新幹線建設など、
一方、災害リスク軽減に向けた計画づくりは産業振興にブレーキをかけることになるからとペンディングにしてきた。
今思えば07年後の耐震診断くらいはしないといけなかったな。
防災投資を暗黙の裡に手控えなければ進められないという平時の政治のメカニズムが、
この平時と復興期の政治の動きは表裏一体。復興期の動きのなかでは、二つの政治的な動き方がありうる。
ひとつは、地域の経済産業を災害前の同じ状況に迅速に戻そうという動き。
観光地であれば、訪問する外の人々に災害を早く忘れてもらったほうがいいし、
曲突徙薪の故事でいえば政治家が災害後の復旧でヒーローになる手っ取り早い発想だ。食べて応援!みたいな流れもそれに近い。
ビーチ沿いのせまっくるしい土産ストリートで人があふれ逃げ遅れたという教訓があるにもかかわらず、
復興過程ではいち早く観光産業が再生し、政治家は避難施設への誘導標識をつけたり訓練をしたりすることすら嫌がり、防災対策としてはあまり何もしなかった。
結果、全く同じショッピングストリートが出来上がった。そして同じ規模の津波がきたらきっと同じことが繰り返される。
もうひとつの動き方は、災害で失われた生命財産に対するバックラッシュ。
東日本大震災の復興過程では、生命の安全をなにがなんでも守るという災対法の理念を忠実に実現しようとした。
平時では合意形成が難しく、とても実現できないことを復興期にやれるのは強味ではある。
浸水地域ではもう人は住むな、といって一世帯あたり3000万くらいかけて高台をつくり、巨額の復興予算で海岸は大量のコンクリートで防潮堤を建設した。
しかし迅速な復興を目指したあまり、復興計画への住民の合意形成が拙速になった。
結論を急いだ結果、家を失い生計を失って自分自身の生き方を迷っていた多くの地域の人たちが結果的に地域を出ていき、地域に残りたいというのは
そこで人生を終えたい高齢者だけになった。以前にも増して限界集落となって投資したコンクリートを誰も住まない地域に残した、という教訓がある。
山本一郎が復興のあり方に懸念した文章みたけど、それってこのあたりの課題に重なる。
行政が介入した瞬間から参与観察になって地域に影響を与えることを覚悟しないといけなくて、費用便益を事前に計画で客観化できるというのはうそだ。
復興過程での政治や行政主導が住民のレジリエンスを阻害して、結果的に投資に釣り合わない結果になったかもしれないという部分を考察しないといけない。
https://www.shimotsuke.co.jp/articles/-/838090
答え。工員が多いことと地理的要因の複合。
工員が多いのは栃木県が1世紀あまり工場誘致を続けており、工場誘致以外の産業政策をやっていないから。
公共交通が未発達で工場が県内数カ所の工業団地に集中しているため、工業団地周囲の通勤時間帯は必然的に数万台の自家用車が集中し交通が麻痺する。
工業団地に朝8時に出勤するには5時前に起きて6時前に家を出て1時間渋滞にはまって7時に工場に着いて8時まで駐車場スマホでマンガとゲームで時間潰す。そのためマンガと雑誌をふくむ読書量も全国有数。
ちなみに栃木県は中卒か高卒で工業団地の現地採用正社員になるのがいちばん楽で安定して高収入。3代つづいた工員の家などというものが普通にある。
https://b.hatena.ne.jp/entry/s/togetter.com/li/2245145
https://note.com/masu868/n/nee9ac0a564b6
コロナ前に地元に来てた歌謡曲コンサート(注1)がやったやつを知っていれば、下には下があると思って納得してくれるのではないかと思い筆を執った。
三行でまとめると
場所は、文化会館。ワイの地元。東京から観光バスで2時間ぐらいのところ。日帰りできる絶妙な場所。周りは葡萄とか産地で、そのシーズンになるとかなり観光バスがくるけど、それ以外にあんまり観光資源の乏しいところ。
特産品として、大物国会議員を出荷しており、彼が金を引っ張ってきて、身分不相応な凄まじく広大な駐車場がある1300人クラスの文化会館が建設された。(注2)
コンサートはここで開かれる。
出演者を示すであろうポスターには、昔懐かしい昭和歌謡を彩った大物の名前がずらーっと並んでいて、映画のブロッコリーポスター ( こんなの → https://girlschannel.net/topics/3487192/ )みたいな感じでわさーっと実って豪華絢爛な感じ。
一番中心に据えられている大物歌手らは、現在も若い歌手と一緒に音楽活動をやるなど、本当に真の意味で本物の歌手である。こんな豪華メンバーのコンサートが地元で見れるなんて!すばらしい、と思うだろう。こんなにたくさんの人が出演するなんて、見なきゃ!って。
ところが、ポスターにはこう書いてある。
公演によって出演者は異なります
若手歌手なども出演します。おたのしみに!
ん?怪しいと思うだろうが、その感覚は全く正しい。
なんと最大一日3回公演。午前の部(10時~)、午後の部(14時~)、夜の部(18時~)である。それをなんと3週間にわたって、休日を中心にたぶん10日ぐらいやってた。この時点でなんだこれってなると思うだろうが、その感覚は全く正しい
一番安い席はなんと3000円から。当時としても安い。次が5000円、S席は8000円。ホールは10年もたってない現代の設計なので、少々安普請ではあるが、席によって見えにくい場所などはない。なので3000円でも良いと思ってワイは3000円を買った。
この判断は正しかった。実際にはガラガラで、3000円でも10列目ぐらいで見れたので。また、後で調べたら、観光バスの人たちは、追加で8000円出すとS席で見られると言う仕組みだったらしい。普通8000円の席はいくらガラガラでも前に詰めたりしないと思うんだけど、思いっきり詰めてたと思われる。
騙されなくて良かったと一安心。
当然、こんなキャパシティを地元民だけで埋まることはない。じゃあどうするかというと、観光会社と提携していて、首都圏や近隣県からのバスツアーをに組み込んでツアーにしているのだ。普段はガラガラの駐車場に、ずらーっとバスが並ぶのである。ちょっと、というかかなりびっくりする光景だった。
ただ、たぶんそれでも一杯になんてなってないと思う。ムダに広すぎる。 二階席はいつも閉鎖状態だったんじゃないかなあ。分からんけど。
一応地元民と思われる人もそれなりには、いた。
自分が入った時は、平日の夜公演で恐らく最も客が少なかったとき。なので一番安いチケット買ったのに、前から10列目ぐらいで見られた。
まず、最初になんだかよく分からない歌手が出てきて歌う。後で調べたら大昔に一曲だけプチヒットを出した歌手らしいが全然知らん。歌は聴いたことがあるかな?ないかな?と言う感じ。
いきなり出てきて歌って、何事かと思っていると、司会者が出てくる。漫才師が着るようなキンキラキンのスーツの上下にカラーアフロヘアという出で立ち(注3)。
そして歌手のことを国民的超大物歌手であるがごとく扱い、褒めまくる。降られた歌手の方も俺は凄いんだぜ的な感じで応答して、なんか凄い人の話をきけちゃった感を演出する。
そして次に現れるのが、なんだかよく分からない若手(注4)の歌手たち。3組ぐらいだったような。歌うのは自分の歌ではなく、懐かしのヒット曲。
ごく一部に自分のオリジナル曲を歌うのがいたけど、まぁ分からないよね。別日では、地元の県出身の歌手が応援に駆けつけました、みたいなこともあったらしいはらしい。
気の利いた歌手は、絶妙に地元ネタを入れるんだけど、その努力は認める。だってその努力もしない歌手が多いもんね。機械的に歌って。はは。
最終的に、某女性のド演歌を歌う歌手が出てくる。おお!本物や!と思うけど、ポスターの真ん中にいるメイン歌手ではない。
ブロッコリーで言う所の右側面後ろぐらいのポジ(注5)。
そして、おもむろに美空ひばりのヒット曲愛燦燦。
いや名曲だけどさ、自分の曲じゃないか無い!と突っ込みたいところだが、流石に迫力。
お金がない花火大会で、最初は小玉ばかりだったけど、最後に大玉ができて「これだよこれ」って思う感じの。そんな感動はちょっとある。
そして次に自身最大のヒット曲をガチで歌って、MC。うーんやっぱり人気のプロはちがうねえ。と思ったらこれで終わった。えっ。
そして最後にアンコールがある。と言うか帰り始めているのを司会者が拍手を煽ってアンコールさせる。
出演者が総出で出てきて、ここで北島三郎の祭を歌って、終わり。この時、何故か司会者も歌っていた。(それが結構上手いんだよなこれが)
合計2時間ぐらいだった。
世の中色々な商売がある。基本的に人気商売というのは、丁寧に対応して、ファンになってもらって、リピーターを集める、はずなんだけど、
これとは真っ向から対立すする焼き畑みたいな商売である。どうせ一回だからとチケット売り出して終わらせると言う様な。
地元でもプチ観光公害みたいなんがおきていて評判が悪く問題化。貸出料金も全館貸し切りで一日つかって正規料金10万円みたいなそもそもが激安設定なのだが、これを更に値切られており、稼働してない間も機材置きっぱなしだったがその間の金はとってないとか、後で揉めた模様。
おそらく、似たような奴が二度とここに来ることはないだろうが、似たような地方の箱物文化施設はいくらでもある。場所を変えて似たような商売やってるんじゃねーかな。コロナ禍でも生き残ってと思うよこう言う連中。生命力強そうだし。
ワイは3000円しか払ってないから勉強になったでいいけど、これでS席とか、首都圏から1万とか2万とか払ってきてたら頭にくるんじゃないかなあ。ああでも、他に観光地を回ったりするならこれでも良いのかも。
とにかく、世の中には下にはしたがあると言う事を知ってもらって、山崎まさよし氏のことは許して挙げてほしいという、そんな次第である。
注1:こう言われると絶対「夢グループ?」って言う人がいるので言っておくと、夢グループではないです。夢グループはたぶん通販の収益でコンサートやって歌手とその弟子らを養ってなるんだと思うよ。だって夢グループって母体となる通販会社が別にあるんだし。
注2:建設された場所は、優良な農地だった。担い手不足でもう無理だから工業団地にするんだーと言って指定地にしたものの、全く工場誘致が進まないと言う、日本中で大量にあるであろう工業団地予定地。埋まらない状況で、ここにいろんな補助金を活用してブチ建てたもんだから、土地を持ってた人はしっかりと金が出て、家の建て替えラッシュとかがあったらしい。文化会館はそんな経緯で建てられたので、交通の便が良いはずもなく。最寄りの駅から車で20分ぐらい、新幹線で来ると新幹線駅から在来乗り換えして40分ぐらいかかる場所で、どうしてこうなった感すごい。ただ、どこから騙して連れてきたかは知らないが、現在はまともな専門知識を持つ運営責任者(有期雇用の非正規職員)がいるので結構頑張っている。ただ、ホールの使用よりも、だだっ広い駐車場の方が利用価値高いみたいでそっちの方が活用されてるとか、微妙な感じ。 ネーミングライツは売ろうとして売れなかった。
注3:当然かつらで、ありがとうございました!みたく勢いよく頭を下げると、ぽろっと採れてステージを滑っていき、仲から真ん中だけ髪の毛が無い、いわゆる波平スタイルの頭が現れるという仕様。これを慌ててとりにいって笑いを誘う。前の歌手が微妙に固くて会場の雰囲気がかまってくるとこれを披露して会場を暖めるという。
注4:若手、と言っても年齢行ってると思う。アラフォーぐらいは普通にいたかと。
注5:日曜日の昼公演とかに行った人もポスターのメイン歌手は出てこなかったそうなんだが、本当に出演してんのかなあアレ。でもこういう商売なら連続何日も見る奴なんていないから、それでもいいんだろうな。よく考えられてる。
宇都宮ライトレール、聞いてた話とだいぶ違うなーというか、変なもめ方してんなーと思った。
車で行くしかない工業団地への道路が朝晩とんでもねー通勤渋滞をする、渋滞してる車にはだいたい一人しか乗員がいない、というのが起点であって、電車通したら車減って渋滞も解消だ、って話だと聞いていた。
フル電車じゃなくて路面電車になったのは金がないから。金がねーのに作るのかとか金かけてでもすごくしとけばあとで金はついてくるだろとかもっと新機軸の交通にしろとか金が何であいつに行くんだとかもめてたとはうっすら聞いたり聞かなかったり。
で、主に使うのは工場に通うおっさんであって、団地へ向かうおっさんを回収する部分の街中やらベッドタウンやらも通るには通るから通学にも使えなくはねーっていうぐらいのサブの目的だったはず。
それかなり特殊だと思うが?
マンション・アパートと団地の違いは? |ニフティ不動産編集部
団地とは、行政やUR都市機構、公社が開発・運営する共同住宅のことを言います。
通常、団地とだけいえば公共住宅のことを指しているのであって、工業団地と同じようなニュアンスでは使いません
あと、マンションや戸建てとか住宅が集まってるところをなんかの企画書やらで団地と呼称することはあっても、
普段は何とか自社まで持ってきて、自社で整備するかあるいは近場にある馴染みの整備工場で修理する。
うちは40年代に造営された古い工業団地に工場があるから、近くには似たような業種やそれをサポートする整備工場がある。
車検とかローンとかもそこでやるしね。
でも今回はダメで、具体的な場所は言わないけどかなり遠く、また往来も少ない場所で自走不能になってしまった。
困ったなぁって社長と奥さんの専務と話してたらさ、社長の父さんって80代だけどまだ現役でたまに工場に顔出すんだけど、そのじいさんが「ジャフを呼べ」っつーわけ。
何だそれはそんなもん入ってたか? とか社長と専務とで話をしてたら、社長の母親まで顔を出してきた。
社長の母も80代で、その年代特有のテンションの高い社交スキルで工場を切り盛りしてきた女だ。アメとかすぐ寄越すタイプ。
実は社長の母っつーのが本家筋にあたるわけで、社長の父は優秀なスキルを見込まれ婿として家を継いでいたのだそうだ。その時はじめて聞いたんだけど。
だからたまに社長のお母さんは古い決まりごとだとか昔のやり方だとかを話したりすることはあった。明るい性格だから押し付けるとかはないんだけどね。
それで、工場をこの場所に建てた以前からの古い契約、具体的にはここに移ってきた時に交わした総合的な契約の中にジャフってのが含まれているということだ。
80代の2人の記憶は互いに曖昧で「あーでもないこーでもない」と思い出話を含め語り始めてしまったので、専務が書類のありかを教えろとはっきりいう。
探したところ、パソコンの中の古いpdfデータに含まれていた。連絡用の番号やアドレスが到底今では使えそうのない桁番号のため、俺がジャフの現在の連絡先をネットで調べることになった。
「こんな田舎まで来れるのかね? ジャフって」
「昔、西の方で路肩に落ちたのを引っ張ってるのをみたよ」
「青い車」
連絡先はすぐにわかり、俺が打電することになった。
こーいうのは契約時の契約番号を言えば相手もことを進めやすい。契約書pdfの文字列を手書きメモに移す。会社は工場だから電話とパソコンに距離がある。
JAFの対応は丁寧で、場所を示すと「今から行く、ただ年末でみんな氷で滑ってるから4時間みてくれ」とのこと。
途中のセーコマであったかい缶コーヒー買って、保温装置に入れて現場へ。
車の温度計はマイナス14度。現場の2人はいろんな意味で青ざめていた。
近距離用のジョンソンタナカドライブから一般航空用起動への切り替え音が、どこともない天空から届いてくる。
JAFがきた。
12輪の空陸両用車で、近くの路肩ポートに静かに着陸。青と白と橙色の車体は往古からのしきたりなのだそうだ。
自衛隊の空陸車両はここらでも見かけるが、それよりもやや小さい感じだ。
「どうもJAFでーす」
「お疲れ様です」
「あげれば自走する感じですか?」
「そうっすねエンジンかかって動きはしますので、・・・上げていただいてもっかい判断かなと思いますけど」
手早い処理で道路に車両が上がってくる。30分くらいだろうか。
俺も運転の2人も車を仕事にしてるから、何も言わずただJAFの仕事を見ていた。
「こんなとこにも来れるんすね」
「ガニメデに拠点ありますから割とすぐ来れましたよ、もうちょい田舎だったら時間かかりますけど」
「年末でも大変ですね」
「この時期って滑るし帰省とかもあるんで。でも天球って色々あるから季節も色々で、常に忙しいんですけどね。ただこの時期は特に」
復帰した車両と2台で会社に戻る。社長夫婦と先代夫婦が待っていた。
社長たちもこれを機会に古い話をもっと聞いておこうという気になったみたいだ。
なんだか年越しのような雰囲気で成り行きや顛末をみんなで語り合った。
ストーブの上のヤカンが水が少なくなってカンカンと音を立てていた。
ということでJAFってすげーって話。
山を更地にするには金がかかる、とぶこめしたid:tollysGalleyです。ちょうどいい実例を見つけたのでご紹介します。静岡県は袋井市の豊沢工業団地です。整備面積8haで60万立法メートルの土砂を取り去って21億円かかったとのこと。経済用地はうち5haとのことなので、その1平方メートル当たりの整備単価は42,000円。ちなみに面積の換算例でよく使われる東京ドームが4.7haなので、だいたい東京ドーム1個分ですね。
この山を円錐で近似すると、高さ(=底面からの比高。以下同じ)22.5メートル、底面の半径160メートルになります(計算略)。高さ20メートル強なんてしょぼくない? と100メートルぐらいの山を考えて見ましょう。豊沢工業団地の山を4倍すると、高さ90メートルでいい感じじゃないですか。半径も4倍の640メートルで底面積が元の16倍以上の約130haまで増えてますますいい感じ。
さて、整備費用が発生土量に比例するとしましょう。この4倍ケースで発生する土砂の量は約3,900万立法メートル、元の約65倍。整備費用も同様に増えて1,400億円近くに膨れ上がります。総整備面積に占める経済用地面積の比率が変わらないと仮定すれば、経済用地単価は4倍になってしまいます。
種を明かせば簡単な話で、面積は長さの二乗に、体積は長さの三乗に比例するので、面積単価は体積÷面積=長さの増分だけ上がるよね、というだけのことですが、山を更地にするのは、ちっちゃい山でないと難しいですよね、ということなのです。
ワクチン怖いから打ちたくない、といっていた部下(20台女性)がいる。
個人的には、個人の自由だしと思っていたし、もちろん強制なんかする事もないし、そもそも誰が打ったかとか現場じゃ記録しちゃだめだと言われている職場である。
そんな彼女が、職域接種の申込書の書き方がわからんので教えてくれ、と言ってきた。
曰く「知り合いが打ったけど大丈夫だったと言ってたから、打とうかなって」だそうです。
彼女はもと保育士なので、知り合いに既に優先的に接種した人がかなりいるとのこと。そのネットワークで「打ったけど大変なことなかったよ」と言う話を聞いたらしい。
これは本人が言っているわけではないが、弊社の場合、接種受けた後は強制的に1回目は接種翌日の最低1日、2回目は最低2日間休み(熱が引くまで)という事になったのも大きいと思う。
なんと、凄まじくドケチな弊社では信じられないが、なんとこれ、会社命令の自宅待機扱いで有給である。
職域接種と言ったが、実際には立地している工業団地組合でやる接種である。故に、かなり自由に日程設定ができる。
社畜である俺は、金曜日に接種し最悪土日寝込むと言うヘタレた日を接種日に選んだが、彼女は水曜日に接種して4連休を作るつもりの模様。
しっかり子供と遊んであげてほしい。
いつも朝に乗るバス停。
バス停は一つなのだが、来るバスが高校行きと工業団地行きの2種類ある。
だから、列は高校行きと工業団地行きで二列になるのが望ましい。
しかし時々それを知らない団地組が、高校生の後ろに並ぶことがある。
すると、後から来た団地組もその後ろに並ぶので、超長い一列になってしまう。
多分、100人くらい並んでる。
イベントかと思うくらいの長蛇の列だ。
俺はこれを防ぎたいので、早めに家を出て、率先して団地組の先頭として、高校生の隣に立つ。
俺の後ろに誰も並ばなかったら・・・。
俺だけ一人ぽつんと変なところに立ってることになる。
今日、それが起きた。
ふと不安になって後ろを振り返ると、俺の後ろに誰も並んでいない。
できたのは、1人と99人の列。
列?俺は1人だから、列ではない。
単に列から離れた変なやつ。
冷や汗が出てきた。
しばらくして、高校のバスが来た。高校生がぞろぞろと乗り込んでいく。
すると、高校生がいなくなった途端、残った団地組の全員が、俺の後ろに並び始めた。
なんだこれ、さっきまで敵だった人間がいきなり味方になったようだ。
俺の中で「工業団地のみんなが仲間に加わった!」のメッセージが流れる。
そして団地行きのバスが来て、俺を先頭にバスへ乗り込んでいく。
完全にドラクエの動き。
俺は恐怖に打ち勝ち、勇者となったのだ。
そして、団地組の先頭に立っている奴を、心の中で讃えようと思う。
【追記】
予告はしたけどいつやるとは言ってない()から気長に待っててくれ。
①田舎(≠地方都市)に勤務する確率がかなり高いならやめておけ
④いやでも仕事が人生の大半を占める。好きになれ。できないなら辞めたほうがいい
理系の大学生/大学院生で増田を見に来ているような奴なら学校推薦で好きなところにいけるはずだ。
「AとBとCで悩んでるけどどうしよう」ってやつが読んでくれ。
①田舎(≠地方都市)に勤務する確率がかなり高いならやめておけ
メーカー勤務になると大半が工場勤務になる。工場は僻地にあることが多い。
寮もそのすぐ近くにあってそこで暮らすことになる。
何がまずいかというと、職場と家と生活範囲が重なってしまって常に会社の事を考えてしまうことだ。
それが良いって人もいるだろうけど、都会で暮らした人間には結構きつい。
初任給ってのはそこまで変わらない。修士卒なら今なら額面で23~25万くらいだろう。
そこで比較して「こっちのほうが1万高い!」って選んでもいいけど、大事なのは昇給幅。
初任給25万で昇給が年5000円のAと、初任給23万で昇給が年1万のB、何年かしたら逆転する。
30歳でいくつもらえるのかは社員に聞くしかない。ざっくばらんな場()で聞いておこう。
悲しいかなメーカー勤務はそれなりに残業する。就職四季報に平均20時間って書いてあっても40時間、60時間、80時間することがある。
仕事の量が多いとか、効率が悪いとか色々理由はあるが、そこはいったん置いておく。
怖いのは、40時間の残業に対し20時間分しか残業代が払われないことがある、ということだ。
これは裁量労働制とかみなし残業とか自己啓発()とかちゃんとした制度によるものと無茶苦茶な社内風土によるものと色々あるが、働いた分はちゃんともらわないといけない。
これもざっくばらんな場()で聞いておこう。
④いやでも仕事が人生の大半を占める。好きになれ。できないなら辞めたほうがいい
学生のころは研究室、サークル、バイト、とか色々な所属先があったと思う。社会人になってもそれは変わらないが
職場にいる時間、仕事している時間は日常の圧倒的な分量を占める。
平日5日間8時間働くと週40時間だ。7日×24時間=168時間あって、1日7時間睡眠だと週に49時間。
1週間で活動できる時間はだいたい120時間なので活動時間の三分の一が仕事になる。さらにここに残業時間が加わるから比率はどんどんあがっていく。
それなのに「いやだいやだ辞めてしまいたい」と思いながら仕事するとどうなるか。人はバグる。
仕事を好きになるしかない。一生懸命になるしかない。向き合うしかない。三分の一を占めていても気にならない、という状態にしなければ人はおかしくなる。
「こんな仕事好きになれるか!」だって?なら辞めたほうがいい。精神安定上そのほうがいい。
突き放しているわけではない、そうしないと人はおかしくなって死ぬのだ。人は簡単に壊れて簡単に死ぬぞ。
学生で付き合っていて結婚の可能性が少しでもあるなら大事にしておけ。そして早めに結婚しろ。
人生は多様化して価値観も様々になったが、悲しいかな「進学」「就職」そして「結婚」はついて回る。
増田は学生時代の相手と結婚した既婚者だが、結婚のメリット・デメリットをここで語るつもりはない。
あえて一つ言うなら、「結婚している」というのは社会的な信用のひとつになる。
「大卒」「修士卒」「資格持ち」と同じくらい「既婚者」というのはステータスだと知っておいてほしい。
よし、みんなわかったな。次回は「結婚したけど家に帰りたくない。残業して時間つぶしているけど残業代も出ないし昇給も毎年スズメの涙。
工業団地の労働者向けに設置された「消毒トンネル」。 pic.twitter.com/esCQ2vNaHb— ロイター (@ReutersJapan) February 17, 2020