2024-06-22

スパンキングのこと

これから始まるのは性的お話。苦手な方はタブを閉じてください。

どういうわけか5年ぶりくらいに自分だけの時間が訪れてしまった。騒がしい教室が突然静まるような本当にそんなタイミングで。

からというわけじゃないけど、今日スパンキングセックスのことを書き連ねたくなった。

はてなってセックスしてないか、つまらないセックスしかしてない男しかいないのでは?」という増田に触発されたのかもしれないし、ただ単に先日の素晴らしかったプレイを記録に残しておきたいだけかもしれない。多分オチはないと思います。(増田ってエロ駄目なんでしたっけ?)



きっと必要になるから早い段階でスパンキング説明をしておきます

スパンキング簡単に言えば「お尻を叩くこと」で、一般的…かどうかはわからないけど普通は小さい子ども懲罰として執行されるおしおきイメージを思い浮かべるのかなと思います

僕たち(日本国内の)スパンキングマニアはこれをディシプリン(躾としての)スパンキングなんて呼んだりしている。

じゃあ、それ以外のスパンキングがあるのかと聞かれたら、ラブスパンキングと雑に区分けされていることが多いです。要はおしおきという文脈執行されるスパンキング特別視しているんですね。

人体の神秘しか言いようがないけど、このおしおき行為としてのスパンキング性的に激しく興奮する人々がこの世に一定存在するんです。人種世代もあまり関係なく。LGBTよりも遥かに少ないと思う。


そんなスパンキングを愛する自分パートナー半年ぶりに会った日のお話です。

※なお、後述しますがスパンキング以外のプレイ「も」愛しています


まず自分の事前準備としてあらかじめ入浴を済ませてから50cmの竹尺をカバンしまう。しまう、というか実はしまえない。長すぎていつもはみ出してしまう。良い方法を知りたい。

スパンキングは平手で行うことがほとんどで、それが自分の好みではあるのだけど、道具を使う場合、身近なものなら許せるという(周りから見ればよくわからない)美意識があります。例えばヘアブラシであったり、定規であったり、ベルトであったり。あと靴べらや布団たたきなんかも少し許せる。乗馬鞭は厳格な女学院寄宿舎を思わせて風情を感じますが、SM的な一本鞭とかバラ鞭はちょっと萎える。これはもう完全に個人的感覚です。

これは関係のない話ですが、無印良品ヘアブラシとかボディブラシが大量にぶら下がってるコーナーに遭遇すると平静を装いつつも動悸は高まります


次に道すがらアダルトショップアナルプラグ調達。いつも買うものではありませんが所謂「吸うやつ」もカゴに入れました。

その日限りで使い捨てるには安くはないのだけど基本的に新品を使うことにしています。保管中に「事故る」ことも怖いですが衛生面の懸念もある。パートナー身体に対する最大限の敬意でもあります

一方のパートナーは腸内をいつも洗浄してくれているようです。それはもう徹底的に。

統計はもちろんありませんが、スパンキング嗜好をお持ちでアナルプレイも好む方は一定数いるのかなと感じています。僕たちもわりと自然にそこにたどり着いた気がします。

そして彼女普段使っているヘアブラシとローションをカバンに。ローションはブランシークレットという一見してそれとはわからないデザインのものを近年はよく使いますはてなだとご存じの方もいるのかなと思います。何食べの薄い本にチラッと描写されていたときは笑いました。

待ち合わせ後、会場となるいつものラブホに向かいますスパンキングという行為性質上、ものすごく大きな打擲音が響きわたるのでシティホテルはもちろんNGですし、ラブホですらフロントから苦情の電話がきたという笑い話を聞いたことがありますお互い様だと思うのですが。

入室後、すぐに手洗いとうがいを済ませます。これはコロナからの習慣で女性身体に触れる上で最低限のマナーだと思います

いくつかの雑談を経て、今日の待ち合わせに少し遅刻したことだったり、少し怠惰な傾向が見られる最近生活習慣について静かなトーンで耳を傾けます。これはとても大切なプロセス

良い年をした大人子どものような格好でお尻ペンペンお仕置きを受けなくてはいけない。現代倫理観でこんなことを成立させるのはファンタジーしかないことはもちろん理解していますし、そもそも本来されたくないものであるはずのおしおきをしてほしい」という矛盾があります。それでも文脈大事なのです。聞くところによれば先生役と生徒役を演じて大筋のストーリーに沿ってプレイされる方もいらっしゃるようです。外から見たら笑ってしまいそうですがみなさんそれぞれ大事されているものがあります

今回は厳しいおしおき必要だねという合意形成がされた後にソファ腰掛け自分の膝の上に来るように促します。叩いている時ももちろん良いですが、この瞬間もたまらなく好きです。

葛藤を見せながらも膝の上にそっと身体を預ける。

この姿勢オーバー・ザ・ニー(OTKと略す)と呼んでいます。神はどうしてこれほどまでにお尻を叩きやす姿勢がとれるよう人間を作ったのだろうと、いつも本当に機能的で美しい姿勢だなと惚れ惚れします。


この姿勢をとっただけでパートナーが激しく興奮しているのが伝わります


…あー、残念ながら僕の一人の時間が終わってしまうようです。叩くところまでたどり着けなかった。実は100叩きってすぐ終わっちゃうスパあるあるも書きたかったのに。

需要があればまた続きを書いてみたいなと思います

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