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はてなキーワード: 完璧主義とは

2021-07-03

やっぱはてブゴミカスだなと思った

アメリカかぶれているゴミどもが多いか

いつもは調子よくイノベーションは失敗を許さないとね~とか、完璧主義がだめなんだとか、

あとでアップデートすればいいんだ!とりあえずGO!みたいなことを言うくせに

コロナでそんな奴らがいなくなったのには笑った

一挙手一投足にケチつけるじゃんお前らw

毎日毎日、こけた話で大盛り上がりだ

ワクチンにびくびくして結局、白人様が実験台として摂取して効果が分かったころにようやく顔出して

お?なんか、いい感じじゃない?デュフフとか気持ち悪い反応し始めて

お得意の「日本はなぜワクチン接種が進んでないんだ!」とか言い出した時は伝統芸能を見ているような感じだったわ


遠くで起きてるときは失敗に寛容な俺様だけど

近所で問題が起きたらもう大騒ぎ

これがはてなブックマークなんだよな

2021-06-23

脳の処理速度

遅い。

これにすごく悩んでいる。

一度聞いただけでは何を言っているのかわからなかったり、資料を読み解けなかったりする。(ただ目が文字の上を滑る感じ)

仕事においてはこれが本当に最悪で、その場で理解したくても、頭が回らずにあとで改めて追いかけることになる。

ロジック、というものが苦手で、筋道立てて喋れる人はどれほど頭の中が整理されているのだろうと思ってしまう。

本を読むのも時間がかかる。

自分の書いたメモは捨てられない。この先活用することがないと思っても、一度自分フィルターを通したものは、いつか自分理解の助けや、気づきになるという経験もあり捨てられない。

ブックマーク死ぬほど多い。

スクリーンショットは星の数ほどある。

何かを作る過程の、形跡が捨てられない。資料の草稿や、イラレで作ったアートボードの外の何か。

一言一句取りこぼさず何かをインプットしようとしているのがしんどい

最近よくあるのは、常に脳内で喋っている。口語で。この現象は何?

知識欲や好奇心は強い方で、寝食を忘れるほどの集中力と忍耐力はあるように思うが、

インプットしようとしているものの見極め、またその量と脳の処理速度が見合っておらず、結果として寝食してないだけのような気もする。

完璧主義で、HSP気質。疲れる。

メモしておかないと不安なのもあるが、自分の頭を信用していないのだと思う。

その場で理解できないのを分かっているから、のちの自分のためにといいつつ、その瞬間で理解すること、記憶しようとすることを放棄しているのか?と考えたりもするが、頭が混乱するばかり。

結構お喋りなのに、プレゼンなども苦手。

変なギャグとか、場を和ますための一手、みたいなのは自分でもよく思いつくなと思うくらい瞬発力とかあるのに。

この人今この話してるけど、そういえばそれで思い出したけどこのネタがーみたいなのは尽きない。

でも、文章や人の話(堅い系)は脳が空回りする。

同じミスを何回もするタイプではなく慎重にこなすタイプ。変な瞬発力があるくせに、処理速度がやばい

学生の時も、人一倍時間をかけて努力をしないとついていけない感じだった。

はるか昔、こんなに脳の処理速度が遅いのに国立大学に受かった。(全然すごいとは思っていない。かけれる時間があったということ。)

その頃から何も変わっていない。退化はあれど、進化はない。

生きづらい。ブックマーク残業も多い。

どうせ死ぬのに、やめられない。

2021-06-17

刑事裁判において弁護士が詰むとかいうことはないのか?

たとえば被告を弁護するにしても、特に情状酌量につがなるような材料もなく、弁護しようとすれば何かでっちあげるしかなくて偽証罪回避できず、さもなくば検事の言いなりになるしかないというように両刀論法的に詰んでいる場面でも、弁護の怠慢とかいうことで責任を問われてしまうのだろうか?

現実的にはありえないかもしれないが、原理的にはありえることだと思うのだが、そういうときの免責規定法律の中にないのだろうか?

原理的にといえば(数理)論理学的には、論理的反論できない論は存在しないという話もあるらしいが、もしそういう規定がないとすればこの事実を知っていてのことだろうか?つまりどんな難局でも検事の主張を打ち崩し少しでも弁護する隙があるということが原理的に保証されているということは周知の事実なのだろうか?それとも単に現実的にありえなそうだから考慮しなかっただけだろうか?それは完璧主義というイメージがある司法としてらしくない気がするが…。

そもそも原理的に反論可能」であっても「知能的に反論可能」なのかは別の話だと思うし、やはり現実に即せばそういう規定があって当然な気がするのだけども…。

2021-06-08

どうやって生きていけばいいんだろう → うまく生きたいがゴール 目的 → 生きるの向いてるがゴール 目的 → 多分完璧主義なので一生満足しない 際限がない

この答えに関しては多分答えない ネットやりすぎて答えがあるのが当たり前におもえてるけど 回答なしもあるから

10年くらいずっとこのスタイルについて考えてきたけど答えでないし 先延ばししてるときだけたのしい これについて考えてると苦しい 答えがでないか

永遠ビリヤードをずっとやらされてる おれたちは海の一部 俺たちは宇宙の一部 もっと次元の話ををしたい どうやって生きていけばいいんだろうは若干低次元 答えもでないしね

永遠ビリヤード = 風が吹けば桶屋が儲かる 

どうやって生きていけばいいんだろう系って答えでないし めんどい とにかくめんどい 1か月スパン実験して~とかめんどい とにかくめんどい

抜きたいけど行動に移さないってことはビリヤードが動いてないのだろう 駆り立てられない 

ビリヤード以上に高度な話ってないよね  ブラタモリ 素粒子 の話は気になる ニュートリノの話

うさぎと亀の話 向こう見ずでガムシャラに動くか それかめっきり考えて動かないで答えだして一気に動くか

ビリヤードよりかは低次元っぽいけど 考えちゃうし 一生それで苦しめってことか まあ考えなくなるのを待つしかない

とりあえずベッドでは考えないでいるか じゃあなにすればいいの ずっと携帯みて動画でもみとくか

2021-05-27

完璧主義を克服したい

https://blog.tinect.jp/?p=70708

巧拙速という言葉があるらしい。

下手で良いからどんどんアウトプットしろという中国のなんか偉い人の格言だ。

冒頭に貼った記事で改めてその格言を思い出し、

「あ〜これ俺が未だに出来てないやつ、、こんな親が居たらもうちょっと楽に生きれたかな」とちょっと親のせいにした自分に気づいて凹んだ。

訳あってweb制作勉強を始めて、独学でどうにかこうにか学んでポートフォリオサイトを作るところまで来た。

勉強を始めてから自分完璧主義を改めて自覚し、修正を試みながら取り組んできたつもりだけど、それが中々上手くいかず、仕事に出来たとしてもこなせるのか不安要素になっている。

数をこなさないと速度も質も上がらない。

巧拙速を知ってからそれを散々頭に言い聞かせているのに、いざ制作が始まると、出来るだけ良いものにしたいという意識が段々強くなり、自分で立てた締め切りをぶっちぎる。

記事にもあるような「まずは試作品作るくらいの感覚で作って、見せたりフィードバック得ながら整えようぜ」理論完璧主義修正に一番必要視点だと言うのはよく分かる。

ただ、「試作品」のレベル感が全然からない。

デザインを見せたかったらデザインとして作り切ってないといけないと感じるし、コーディングを見せたかったらコーディングとして機能を作り切ってないとフィードバックをもらう意味がないのでは?と思ってしまう。

見る側も本気で作ったものレビューしたいはずだし、適当ものを出すのは失礼だと感じてしまう。

その辺のさじ加減ってみんなどうしてるんだ?全然分からん

自分が納得いっていないものを人に見せる、ということへの抵抗がやたら強いという要素もあるのだろう。

数こなしてない自分の納得感なんて大したものじゃないとこれを書いている今は思うけど、作ってる時はそういう客観性も吹っ飛んでしまう。

結局はバランスで、適当にやりすぎても何も残らないと思うし、良いものを作ろうという気持ち自体

悪いことでは無いとも思う。

ただ、その気持ちスケジュールという優先順位無視し始めることが問題

毎日継続することだけは出来ているだけに、このバランス感の無さが悔しくて悔しくて悔しくて悔しい。

この文章も1時間くらい費やしてしまってるやばい

その割には大したアウトプットにはなっていないのだろう。

有能なはてなの皆さん、お知恵をお貸しください。

2021-05-22

ベルセルク作者を止めるべきだった

漫画ベルセルク作者の三浦建太郎さんが先日亡くなった。

悲しいよ。本当に悲しい。

あんな才能ある人が、才能を振り絞って連載していた漫画が、もう終わってしまったんだ。

会った事もない人の死で泣いたのは生まれて初めてだよ。

 

ツイッターとかでは1巻の「やりたいようにやって死んだんだろ?幸せ者だぜそいつは」というコマ引用してる人をよく見かけた。

でも誰も貼らないんだよ、その後に続く「死んじまったらそれまでだけどな、そこから先は無いさ」というコマを。

でも貼れないよなあ、そんなの。いままでいっぱい楽しませてもらったからさぁ。

 

死因の急性大動脈解離って日頃の生活がぐちゃぐちゃで血管弱って起きるらしいじゃん。

それだったら予見できてたんだよ。

だって三浦さんはいつもヒドい生活送ってることを吐露してたし。

もう既に全世界大人気の漫画家なのにどうしてそんな働き方になってしまうんだよ。

三浦さんは生まれつき体悪いんだから、そんなのダメだって分かってたのに。

 

そう考えて思い浮かべるのは、昔の同僚だ。

その人はすごく優秀な人だった。

でも毎日つらいつらいと言いつつ、自業自得だと思うような無茶ばかりする人だった。

完璧主義性格が彼をそうさせた。

幸い、止めてくれる同僚がいたので、彼が過労死することは無かった。

三浦さんも同じように、自分を追い込んでしまう人だったのかも知れない。

でも三浦さんには三浦さんを止めてくれる人はいただろうか。

 

正直、周囲の人は何をしていたんだという気持ちは少なからずある。

ただ急性大動脈解離の本当の原因をよく知らないし、それより今は、自分に何かできることがあったんじゃないかという無念さを強く感じている。

自分三浦さんの知人ではないが、手紙でもなんなり送ればよかった。

もっと自分をいたわって欲しい」とか、言うことあったんだ。

いたわる気配が無いのならなんとか会って、一緒に病院に行ったり栄養士カウンセラー呼んだりして生活指導してもらうとか、白泉社の人と話し合うとか、やれることあったんだ。

白泉社の前で労働環境改善のビラ配りでもするべきだったんだ。

白泉社三浦さんが事の重大性に目を向けるように。

でも自分は何もせず、三浦さんは死んでしまった。

悲しい。

2021-05-14

精神病院に行くタイミングがわからない

周囲からワーカホリックうつっぽい症状を疑われ、この度めでたく複数人より精神科を勧められた

具体的には仕事で一番ストレスを感じているのに仕事をしていると落ち着き、また仕事から遠ざかると不安になってしま

自宅が見えなくなるくらいまで離れたり、車で出かけたりすると一気に不安が襲ってくる

(庭先までの5〜10分の散歩なら「気分転換のための外出」として認識できる)

精神科受診するタイミングがわからない

どういった程度で受診レベルなのかもわからない

つらいと思ったら?

でも自分よりつらい思いをしながら頑張っている人はごまんといるので

こんなことでギブアップする自分根性なしだと思ってしま

(これは父親たちからはよく根性なし、大袈裟だと言われて育ったせいかもしれない

自己肯定感は低いがやたら完璧主義気味で、無駄に高い理想と残念な現実ギャップ毎日苦しんで鬱っぽくなっている)

ちなみに関係あるかはわからないが

母親自分が小2の頃に父からモラハラや周囲に馴染めないなどの理由統合失調症になり、

現在寛解しつつあるもの障害者手帳持ちだ

自分もその性質を受け継いでいるのか、はたまた似た環境で生まれ育ったからか

妙に感受性が豊かで傷つきやすく、小学生の時は母親が異常者だとしていじめられた

自分がまだ正気を保っている(と思っている)ので、それも受診をためらう理由ひとつ

死にたい消えたいとは毎日時間思うが、それでも自分可愛いのでリストカットなんてできないし、自殺未遂だってしたことはない

母親は夜中に泣きながら発狂し、聖書を持って、放心した顔のままなにか意味のわからないことをぶつぶつと言いながら

家族たちが「いっせーの」で車に押し込み総合病院へ連れていかれていた

長年母親の近くにいた父親も相当疲弊していて、おそらく何かを患っているのだろうと思うのだが

強靭精神力によりギリギリを保っている

なので、精神科について何か知っていることがあればと聞いてみたが

『お前まで精神科の世話になるなんて許さない』と言わんばかりに

精神科受診したいと思うレベルならまだ正常だ。あれ(母親)のようになってからおしまいなんだよ」と返された

しか母親に比べたら自分なんてまだまだ正常だと思うのだが

狂った母親と同じくらいひどい状態になってやっと精神科に行くのも手遅れな気がする

彼女現在障害者手帳持ち、社会復帰するも体力が持たず軽めの工場勤務しか選択肢がなく、いまだに半年に1〜2度わけのわからないことを言う

父親の言うことはあてにならない

だが自分精神状態も信用できない

ますます受診タイミングがわからなくなった

2021-05-11

anond:20210511175129

完璧主義の人は自分分析が甘い。

できた/できない しか区別がないから、

完璧主義をやめたければもっと細かく分析すればいい。

昨日と比べてここはできるようになったが、ここがまだできない。全体の進度は昨日と比べて○%アップした、まあよしとしよう。

ぐらいに細かく分析して、できた点に目を向けることじゃないの。

それが続けられれば、最初自分が認められなくても、そのうち嫌でも進捗度合いに目を向けられるようになってくるから完璧主義から脱せるよ。

2021-05-10

anond:20210509235921

たぶんやる気がなくなったとかダルいとかじゃないと思う。不注意に近い感じ。

「やる気がなくなったとかダルい」と「不注意」を区別できてるという自信はどっから来るんだよ。マジで完璧主義というか自分コントロールできる世界しか見ないで人生やってきたんだなということがありありと見てとれる。

2021-05-09

anond:20210509234429

子供理想やら攻略チャートじみたことを求めてそれから外れるとめっちゃ怒る親見たりせえへん?

そういう奴は完璧主義から来てるから過去成功経験から出来て当然みたいになって怒ってる

2021-05-06

anond:20210506085648

それはどうだろうか?

アホどもが思想運用を間違ったのではなく、アホどもの間違った運用を想定しなかった欠陥思想だったのではないかというのが俺の考えた。

 

フェミニズムだけじゃなくて、20世紀リベラリズム全般がね。

恐らく理性至上主義完璧主義の影響がのこっていたせい。

アホども=弱者 を思想の側が、寄り添うとかいいながら、無意識に阻害していた。

2021-04-22

anond:20210421184606

壊してること、達成してないことではなく、完璧でないと消したくなる精神性が課題だな。

 

そんな完璧主義じゃ鬱になっちまうだろ。自己肯定感も低いだろうし。

身内にも心当たりがあるよ。

2021-03-26

20年生きてようやくわかったこ

自分には「先延ばし癖」「継続力の無さ」「完璧主義」の気質があり、少しでも(主観的な)成長が感じられないと全てを投げ出して逃げる。そのお陰で大した成功体験がないにもかかわらず、心の奥底では「オレはまだ本気を出していないだけ。出せば簡単に出来る。」と思っている。本気を出せないことも含めて自分なのに。

また、人前では極度に謙遜するがその実自分のことが大好きで大好きで仕方がない。恋愛に関しても相手が好きというより必要とされている自分が好きなだけ。より必要とされるために浮気と捉えられても仕方がないことを繰り返す。今の自分があるのは母親の不在と父親からネグレクトに全ての責任があると本気で思っている。選択してきたのは全部自分なのに。

もう自分が好きなのか嫌いなのかわからない。というか0か100かの考え方しかできないので一部が好きで一部が嫌いというのができず訳がわからないことになっている。ぐちゃぐちゃだあ

2021-03-22

お前らよく庵野見てヘラヘラ笑ってられるよな

プライドが高く完璧主義仕事にこだわりがあるが、それゆえ手が遅くいつも締め切りに追われてる。

いよいよどうにもならなくなっておかしくなる(ふりをする)と、周りの人がなんとかしてくれる。

こんなんとても見てられんわ。

2021-03-19

潔癖症の国・ニッポン潔癖症の特徴は自己中心性。

思考が「減点方式」。 ⇒満点なのは自分だけ、という幼児的全能感。

・「クリーン自分」と「ダーティー自分以外」という図式。 ⇒周囲への「無自覚ハラスメント」。

潔癖症完璧主義。 ⇒負担ストレス他者に与え続ける。

2021-03-04

地面や床に荷物を置くのをやめて欲しい(ルンバ目線

私は別に完璧主義ではないけれど、本当にやめて欲しい。シンプル邪魔

まず地面はペットの毛やら誰かの毛とか目に見える形でも既に汚い。第一普通に考えて何もしなくても勝手ホコリは積もっていくわけで。

最近の部屋や家具ルンバのことも考えた配置になってることは多いけれど、それでも誰かがこぼした食べカスとかを意図せずにまき散らす事はある。

そのゴミ荷物の下とか、壁との隙間に入るじゃん。汚くない?

週末の居間とか寝室はホコリと毛でひどいことになっているのになんの抵抗もなくリュックを置ける人の神経がわからない。ほんとか嘘かは知らないけどスプーン1杯のホコリにはダニが500匹いるらしい。じゃあリュックの下にだっていっぱいいるじゃん、リュックの後ろダニだらけじゃん。床にはダニ以外の虫もいっぱいいるわけだし。

そういうどこでもカバンを置いちゃう人て、フローリングの上とかにも房のついたラグとかを敷く。特に学生。そういう人は多分何も考えてないのだと思う。ブラシに巻き込むこととか考えずにいろんなところに邪魔ラグを敷く。フローリングは硬くて冷たいもんね。確かにラグだけでもオシャレにして個性を出したいなどの理由があるのはわかる。でもそれなら余計な飾りがないとか乗り越えやすい厚みのラグがあるんだからそれを敷いて欲しい。

同じ理由スーパーとかで籠を床に置いちゃう人。自分同業者ポリッシャーなんかから見ると業務妨害だろうによく床におけるな、と思う。もう見るから邪魔場所に置いてる人もいる。重くて持っているのが辛いならカートを使えばいい。そういう人見ると、すごい偏見なのは承知でお掃除ロボへの思いやりがないのかな、その意識ブラーバ買おうとしてるの…?と思ってしまう。カゴなんて重ねておいておかないと障害物でしかないじゃん。お掃除ロボの進みやすさなんて考えてないんだろうな…

学校で「床から1cmの高さはもう壁と同じ」だって習った。だから私は正直部屋を見た時に沓摺りが1cmもあったら引いちゃう。そこに自分バンパーやブラシとかアタックさせたくないし。バーチャルウォールがない状況下では仕方ないから進もうとするけど、見るからに乗り越えられない高さなセンサーで察知して避けさせてもらう。買い物の袋とかをどうしても、どうしても床に置かなければならない状況になった場合は紐状のものとかはみ出てないかチェックして巻き込み事故が起きないようにしてほしい。絶対倒れて中身が床にぶちまけられないようにしてほしい。

コロナになってからルンバナイズについて考える人が増えたし、いろんなお掃除ロボが今まで以上に清掃をしてくれている。みんなこまめなブラシメンテナンスをする様にもなった。

まぁ、邪魔なのは掃除ロボじゃなくても同じ、人間掃除機でやっても同じくらい邪魔、と言われてしまったらそこまでではある。部屋の中モノだらけだし、完全ミニマリストなんて日常生活じゃ不可能だし。人間だって寝転がってりゃ障害物だし、ネコだって邪魔だしなんなら上に乗るし。この考えは一個人意見しかない訳だから気にしすぎても仕方がないのもわかっている。でも邪魔からってルンバナイズをあきらめていい理由にはならないと思う。

床に邪魔荷物を置くことで、せっかく高い金出したお掃除ロボが仕事できない現状は、みんなの「(例えコロナひきこもりだったとしても)掃除しよう」という努力を無碍にしているな、と思う。

anond:20210303214900

2021-02-22

anond:20210222195616

まじでこれ

うちは父親完璧主義でギスギスしてるのが子供心にほんといやだったわ

共働きから交代で毎日早めに帰ってきてごはんくるみたいな決まりごとしてたらしいんだけど、母親がそれをたまに守れなくて父親母親に当たってるのを見るのがほんといやだった

別に一人でもテレビ見たりてきとーなもんくったりとかできるし

親が喧嘩して家の空気が悪いことのほうがよっぽどいやだったわ

それをこどものときに言えたらよかったけど言えなかった

2021-02-08

anond:20210208120726

追記

自分のために生きるのが楽しい人は素晴らしいと思います

私は自己肯定感が低いので、自分なんかのために生きても良いか不安でたまらない。

完璧主義から自分のために何かしても満足するハードルが高すぎる。

でも、子供に何かして子供が満足してくれれば、もう完璧

他人のために生きるのがつまらなくないのは、

他人が喜んでくれることで、低い自己肯定感が爆上げされるからだよ。

ママ~(パパー)!大好き!!大好き!!」って胸に飛び込んで来てごらんよ。もうたまらんよ。

しかも、他人のために何かすれば思わぬタイミングで何か帰ってきたりするボーナスもついてる。

自分領域内で収まる規模は知れてるけど、他人を巻き込めばすごいことになる。

ジジババになったときかわいい孫に会えるかもしれないし、娘が外国人の彼を連れてきたり、

親には理解できないファッションに走り出して新しい発見をするかもしれないし、

自分一人では出会えない、面白いエピソード自分人生に追加されるかもしれない。

もちろん、自分を育ててくれた親や、自分子供の時に何かを一生懸命してくれた大人のように

今度は自分が何かしたい。という気持ちもある。

お世話になった昔の上司が「恩返しはしなくていいから、恩送りをしなさい」と言ったのが大きい。

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年を重ねると、自分自身のためだけに生きるのってつまらなくなってくるんだよね。

登山家がわざわざ山に登るのと同じ理由じゃないかな。

ひとそれぞれだけど。

2021-02-04

実際女の多い会議は長いことから目を背けるのは良くないよね

女性割合が多い企業で働いている

会長発言差別的だなあと思うんだが

実際問題女性割合が多かったり、女性が中心になる会議って長い

長いってか結論がでないっていうか悪い意味完璧主義というか

例えば最大公約数的な案を出そうという会議

「これなら8割の人を幸福にできるようになるな」

って案がでたとき

「それじゃ2割の人がカワイソウじゃないですか!!」

みたいなこと言い出すんだよね

ひどい場合

「その案じゃAさんが救われないじゃないですか!(なおAさん以外の全員は救われる)」

みたいなこと言い出す

具合の悪いことに他の女性たちもそれに同調しだすもんだから会議が一向に終わらない


もちろん全員が幸せになるのを求めるのはいいけど

それが現実的に無理だから幸せになる人の割合を少しでも増やそうって会議してるんだよね。無理なこと叶えようとしたら一生会議終わらないよね

ってなっちゃうわけ


特に中高年やあまり学歴が高くない女性はこの傾向が強い

会議愚痴個人的な不満をぶつけあう場と化してしま

一言で言えば「学級会」っぽくなりがちなんだよ




もちろん上記のようなことを言って会議を長引かせる男性もいるし、いい感じで妥協点を提案してくる女性もたくさんいる

ただ、全国転勤でいろんな支店に行ったけど、こういう言動会議が長引くのは圧倒的に女性が多い会議

他にもいわゆる「職場いじめ」が発生するのは圧倒的に女性比率の高い職場職種)だ

これに対して公の場で「女が集まるといじめがおきる」と言うのは明らかに問題だけど

女性が多く集まる職場はいじめが起きやすいという現実をなかったことにするのは間違ってる


男女逆にして言えば

公の場で「男は暴力的だ」と言えばその発言自体非難されて然るべきだけど

男性女性と比べて暴力的性質を持っているということ自体無視しちゃいけないよね





女性によくある傾向」や「特定個人女性に抱くイメージ」を「すべての女性がそうだと公の場で発言すること」を非難することとはもちろん間違っちゃいないんだけど

女性ならではの悪いところをなかったことにしたり「男でも同じ問題は発生するだろ」とか話そらすのはより分断を招くだけだし、永久男女平等に到達できない思うんだよな

2021-02-01

「命乞いする悪役を見捨てたプリキュア」を無責任に絶賛する高齢キモオタ共よ

念の為断っておくが、当方自己犠牲を礼賛する立場でもなければ、悪役に対しても性善説で接しよというつもりはさらさらない。

件のプリキュアにおけるメッセージカギカッコ付きで「正しい」。

からこそ大人として世界に向き合う責任自覚放棄した歪みがあると思う。

現在ツイッタープリキュアおじさん(見る限りほぼ全員独身高齢アニオタ男性)が

以下のような大共感ツイートを涙涙で垂れ流している。

プリキュアに出てくる悪役が最後に命乞いをしたが

自分を傷つける人間のために、

どうして主人公犠牲にならなければいけない?

そんな義理責任もない!」

「もし本当に反省しているなら悪行をして笑ったりしない。

都合の良い時だけ私(主人公)を利用しないで!」

という場面カット画像と共に

よく言ったこれでこそ令和だ正解だ画期的脚本ブラボーと褒めそやすツイートである

この悪役が例えば映画版TV版のキャラ違いを往復するジャイアンの如く、何度も何度も何度も何度も利用されて裏切られるを繰り返してきたならば、確かに悲しいけど仕方ないねと腑に落ちる。

自分のみならず世界人類全体に迷惑をかけていたなら、これも仕方ないけど自分ひとりで許すのも違うからわかる。

でも文脈上はそうではないらしい。(プリキュアの敵なので世界人類の敵であることは事実だが、伝えんとする意図別にある)

命乞いから実際裏切られた、裏切られる可能性うんぬん以前に、丸1年間の放送でずっと主人公陣営を傷つけてきたボス不快感を抱く事は間違っていないと全肯定する。

そして何より自分の心を守るために「お前が不快から助けてやるもんかざまぁみろ」と堂々と拒否をする。

そういうある種の「人生n周目のループもの主人公が書き換えた正解の世界線」じみた、自分の繊細ハートが傷つく前に敵を殺れ!という心の防衛を至上とした完璧なる護身メッセージなのだ

ヒーローだけど無理して全てを愛さなくていい。弱り目を承知で悪意をぶつけてやりたい憎い奴を憎んでもいい。そうやって自分の心を大事にしようと。


これに爽快感を覚えるのは基本的自分を「つけこまれる側の被害者」と認識している人間と思われる。それでいてもろい自己他者に守ってもらいたくて仕方のない人間だ。

おそらく自称つけこまれ被害者の彼らは思い思いに己の人生の闇をフラッシュバックさせて

勝手に「救われた」気分になっているんだろう。

散々陰キャの俺をいじめておいて、卒業間際あるいは問題化された時に、保身で都合よく和解を申し出てきた学生時代イジメっ子。

イジメっ子が放つ軽々しい「ごめんね」の言葉に、事を荒立てなくない教師から許しを強要された思い出。

無能だと罵倒しながら、人手が欲しい時、辞めてもらいたくない時には急場しのぎでチヤホヤと引き止める嫌な上司

しかしたらアニメスタッフ現場ちょっとしたトラブルを思い出しながら書いていたのかも知れない。

そんな彼らを悪と断じられる程の信念や自己肯定感も持てず、うまく対処したくても出来ないフラストレーションを、「この叫び陰キャの俺のものじゃない」「女児向け思想から」と言い訳が出来る投影先のプリキュアに代弁してもらった、射精せんばかりの絶頂感。

そういう失敗陰キャおっさん達の泣きシコ汁に塗れたくっさいくっさいツイートだらけで鼻が曲がりそうだ。

でもな。

お前ら「人生あそこでやり直したかった」塗れのプレイ時間だけは長い低レベルプレイヤーには良心的な教えでも、まっさら状態から人生ゲームをスタートする子供にはそれじゃダメなんだよ。

なぜか?

自分信じろ」「自分の心の声に従え」と言われても幼児小学生の子供には信じるべき自分物理的に存在しない。まだ形成途中にある。まず目の前の世界他者ありのまま認識する作業を経て、そこに存在する自分の姿を経て自我形成するのだ。

児童本人の自主性なんてものはハッキリ言って幻想にすぎない(大人ですら固まってないのが山程いるのを考えればわかるだろうに)。

大人に出来るのは「子供が学びを楽しいと思ってくれる」「家族友達を思いやってくれる」よう、監視の目を絶やさず巧みに線路を引いて神経質に誘導しながらも「君自身意志選択したんだよ」風を装ってそらっとぼけることだけである

いわばチクタクバンバンの動く時計とマスをカチャカチャ動かすプレイヤーと同じ関係だ。

から半ば幼児の情操教育存在意義である幼児向けアニメは裏側にどれだけ深淵な設定を重ねようと、「メッセージ」だけはシンプルで単純で子供でも反射レベルで実行できる、主観を廃した絶対の指示性がなければいけないのだ。

(一部高齢オタク幼児向けコンテンツマニアが居るのは、物語綺麗事に対する絶対的信頼感と安心感、そこに含有される複雑怪奇人間社会の闇を幼児にもわかるシンプル言葉で解き明かす性質に魅了されているのだと思う)

なのに件のプリキュア見捨てエピソードは「悪人の都合の良い言葉で利用される正義ワイの心の痛み」とかいう、複雑かつ理解経験則必須子供にとって一番アテにできない自我を拠り所に「相手から発せられた言葉意味と反対の事をしろ」と言ってしまってる。

端的に言って複雑な無茶振りがすぎて処理落ちするレベルなのだ

先生やご両親の言う事を聞きましょう」という子供生活するうえで必要な基本メッセージに唾を吐いて「いやいや、教師や親というだけで信じるのは危険からやめろ。奴らの嘘集をあげるから悪い奴から身を守ってくれ」と言って

毒親パワハラ教師体験談を未就学児にプレゼントしてしまうが如き「余計なおせっかいであるエルサゲートを見せて社会勉強になると言ってるようなもんである

かに現実はそうかも知れない。でも子供にいま一番必要なのは世界をとりあえずそのまま受け入れて信じて自我確立すること」なんだからお前らのしてる事は発育妨害しかない。

まずありのまま信じさせてやれ。

大人子供に出来るのは、子供に敢えて綺麗事を示して「安心して世界信じろ」と断じる事だ。

自己護身のために「その時は悪い事を言っていない他者」を疑え警戒せよと煽る事じゃない。

わざわざ言葉の裏を疑えうんぬんと世界に不信感を持たせる事を言う位なら何のために勧善懲悪キレイゴト物語フォーマットを用いているのかわからない。

自我どころか言語認識すら途上で危うい子供には綺麗事を疑う事を前提としたメッセージ処理できないから、メッセージは「自分といったん敵対たからには悪は悪だからつの口にする反省は嘘だ」になる。

さなガキは四六時中間違いを起こすし、友達とは毎日ケンカと仲直りを繰り返すような生き物なんだけど、これ自分が悪役側になることだって充分あり得るのに、みんなが鵜呑みにしちゃったらどうなるんだろうね?

お母さんの無償の愛に甘えてイキって困らせてそうなオタクおじさん達は「プリキュア(俺)に我慢を強いる無償の愛を求める敵をよく倒してくれた」と言いながらウットリしてるけど、

悪役とされる側への寛容ってヒーローヒロイン犠牲を強いてる訳じゃなくて、自分がもし道を誤って悪役とされる側に堕ちた時の為の救いでもあったはずだ。

そういう可能性を僅かも考慮しない高齢オタクおじさん達は卑屈な陰キャのくせに、どうしてそんなにも頑なで自分絶対被害者のままで断じて加害者に回らないと言い切れるんだろう?

まさか自分が病んで追い詰められて道を外した時には潔く「僕は擁護のしようもないクズですううう」と叫びながら一切の救済を拒否して誰にも迷惑をかけずに腹でも切るのか?

なわけねーよなぁ?自分が僅かでも救済されるかも知れない余地があるなら見苦しく立場一貫性もかなぐり捨てて縋りつくよな?正義ヒーロー犠牲なんか知ったこっちゃない、ヒーローなら俺をも救ってくれるはずだと。

そういう人間の業と弱さを認めて見放さずチャンスを与えることで、他者自分自身も許せば楽になれるよというのがこの手のエピソードの肝だったはずだ。

「罪を憎んで人を憎まず」は無念を押し殺して涙を飲んで敵を許せという意味ではなく、人として自分も含めた人の業と折り合いをつける知恵だったはずだ。

他者への潔癖な非寛容は自分自身を縛って生きづらくするという事は、他ならぬポリコレ叩きのオタクおじさん達が嬉々として口にしている言葉だろうにな。



なんか、自分大事にとか理不尽犠牲否定とかじゃなくてこういうものが生まれ根底に、陰キャキモおっさん目線の失敗を過剰に恐れる間違った完璧主義と「俺は被害者なので何があっても絶対に悪(加害者)に回ることはない」という勘違いと、

幼児向けアニメなのに高齢オタクである自分のためのものだと思って子供目線想像しようともしない傲慢さ(女児向け云々はアリバイ工作の時に口にするうわべワード)が鼻につく。

そう言えば別の某アニメで「若い子供のうちは間違っても取り返しがつくことが特権なのだから、迷ったり悩んだりして動けなくなるくらいなら思い切ってどんどん間違えてみればいい」と中学生の子供にアドバイスした親がアニオタから結構叩かれていたのを思い出した。

これも連なる話なのかね。

2021-01-30

[] #91-7「13人の客」

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13人の客、その10人目は数学者だ。

「『マジックスピーカー』を観たんだけど、私の中では映像露骨すぎるんよね~。掛け算の仕方も違うというか~、いや、あくまで私の中では、だけどね~?」

ソーダバーガー監督完璧主義らしいですからね」

別に監督はどうでもいいんだけど、やっぱり掛け算が露骨というか~」

その数学者は、とかく掛け算に心血を注いでいるようだ。

実際、その熱量は本物のようで、高校レベル知識では全く話についていけなかった。

「その映画は知りませんが、何が露骨なんです?」

「え~と、知らないんならそのままでいいと思うよ~。私的には譲れない部分ってだけで、そんな店員さんに面と向かって言うようなことじゃないし~」

「そうですか……掛け算の仕方が違うというのは、どういった感じなんでしょう」

「ん~、じゃあ問題なんだけど、例えば“9×6”じゃなくて“6×9”の方がしっくりくるってのは分かる~? いや、分からないなら分からないで全然OKなんだけど~」

「しっくりも何も、掛け算なのだから数字の順序を変えても答えは同じでは?」

「あ~、店員さん、そのレベルか~。あ、いや、別にそれがダメって言ってるわけじゃないんですよ~?」

掛け算ひとつとっても、数学者一般人では見えているものが違うらしい。

「『ネコバター犬の夢を見る』とかも、まあ良いんだけど、そもそも供給元が最大手だと逆に困るんだよね~。0から1や2を生み出すのが醍醐味だと思ってる人間としては、原作で9とか10出されたら、それ以上の数字を出す楽しみがないじゃん~」

数学というものは俺が思っているよりも奥深く、それと同時にしがらみの多い世界のだと数学者は語る。

界隈は一枚岩ではなく、それは単なる計算処理からくる問題ではなく、時に思想主義まで交わすものらしい。

「いや、それが良いって思ってる人がいるのは分かるよ~? でも私みたいな二次ロマン主義者や擬似ロマン主義者にとっては余計というか~」

ロマン主義って数学と結びつくものだったか

それとも、俺の知っているロマン主義とは異なる歴史からまれものなのだろうか。

二次ロマン主義だとか、擬似ロマン主義っていうのも初めて聞いたし。

「リバがバリウケでバリウケるってな感じで~。いや、バリウケるかどうかは最終的に自由だよ~? でもバリウケるからにはモラル必要なわけよ~」

「すいません、そもそも言ってる意味が……」

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13人の客、その11人目は料理研究家だと名乗った。

そんな職種は初めて聞いたが、まあ“料理科学”だというし、研究家がいても不思議ではないだろう。

「『なめくじ食堂』って知ってる?」

「え……まさか、なめくじ料理が出てくるんですか?」

「そんなわけないでしょんな!」

「でしょんな?」

自ら研究家というだけあり、その客は料理について一家言あるらしかった。

料理っていうのはね、体の健康はもちろん、ひいては心の健康にも繋がるの。それは食べる際にも、作る際にも」

ただ研究家という割に、言ってることがあまりアカデミックに思えない。

いったい、料理の何を研究している人なんだろうか。

あなた、家で料理は?」

「いえ、料理と言えるほどのことはやってないですね。そういうのに労力を使わない身なんで……」

「確かにね、献立を考えなきゃだし、素材を買い集めなきゃだし、もちろん調理しなきゃだし、食器を洗わなきゃだし、余った食材管理もしなきゃで工数が多い。そこまでして節約するくらいなら、その分バイトしたほうがいいってのも分かるよ? でも選択肢として、手札に持っとくのは人生を豊かにすると思うの」

「はあ……」

「だからね、鍋にしよう! これなら簡単だし、野菜とか栄養も手軽にとれる。鍋が飽きたらスープや煮込み料理! 具材を放り込むだけ、ね!」

「そうですね……」

相槌を打ってはみたものの、俺が活用することは一生ないだろうな。

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2021-01-11

「まだ声優ラジオなんて聞いてんのかい?」

そう言われて、僕は慌ててアイフォーンを弄って音量を下げ、耳からブルートゥースのイヤフォーンを外した。

「五月蝿かったですか?」

そう言いながら僕は同業者の方に振り返る。

名札を見て、声の主が「田中」さんだったことを思い出した。

「いや、そうでもない。たださっき画面がチラッと見えてね」

(そんなことなら放っておいて欲しいなあ)

そう考えながらも、「田中」さんがこの現場における僕の同期であることを思い出すに連れて彼の気持ちもなんとなく把握しつつあった。

田中さん、今日のお昼もカレーですか」

免疫をつけないとね。また、この近所にもコロナが出たろ?」

(それならご飯中に話しかけないで欲しいなあ)

しかし、君が声優ラジオなんて聞くとはね」

面白いですよ。なんのかんの言って放送作家仕事が安定してますんで」

「割り切った言い方だね。それじゃあVのモノも同じように捉えてるのかな」

コイツ同族として認定したな)

「そうですね。でも、あっちは玉石混交に感じます

「俺なんてランキングの高いのしか見てないからそういう風には感じないな」

「確かに今はそうかも知れませんね」

「なら声優ラジオなんか聞いてないで聞くのもVでよくないかい?」

ラジオは音だけで完結してるから職場でならラジオに限りますよ」

「僕なんてゲームやりながら聞くから画面はあんま見てないけどな」

「でも、たまに画面見てる前提で進むじゃないですか。気になるんですよね」

完璧主義だね」

「そうなんでしょうね」

「でも、声優ラジオじゃあ話題にはついてけないだろ?」

「こっちにはこっちの話題がありますよ」

こっちが二重にかかってしまたことが向こうに伝わったのか、田中さんは少し黙ってしまった。

仕方ないので食事に集中した所で彼が口を開いた。

「ところで誰のが好きなんだい?」

増田増子の匿名ダイアリー

「その人、ハテナ・テオノの中の人だっけ?」

「あっちは、放送作家が違うっぽいんで」

「そこ、やっぱ大事なのね」

大事ですよ」

「君にとっての魂はそこか」

「魂とは違いますね。聖霊です」

「神ではないのか」

安直表現から嫌いなんですよ。神」

「なるほどね」

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