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はてなキーワード: ハイソとは

2023-12-19

未だにスタバ憎悪を抱く人って

どういう心のメカニズムをしているのかが気になる。

犬も歩けばスタバに当たるレベルでどこにでもあるコーヒーチェーンなんて、なんの感情も抱かずに利用するのが普通でしょう。店内だってチェーン店の中では多少小洒落てるだけで特別ハイソな感じもしないし、商品価格タリーズと変わらない(むしろタリーズの方が高いこともある)。客層も主婦からヤンキーまでめっちゃマス。スタバに対してだけ特別敵意を向けるような要素はないと思うんだけど。

今もスタバを憎む人って、過去スタバもっと特別存在だった時代を引きずってこじらせているのか、スタバレベルのお洒落さや顧客層にすら引け目を感じる弱者男性なのか、コーヒーに対してあの程度の値段も払えない貧乏人なのか。とにかくちょっと病的なものを感じる。

2023-11-19

anond:20231119123851

工場だらけだった時代大崎五反田も、半島人だらけだった時代赤坂も非東京ハイソ地域より全然治安よかったぞ

神奈川だろうが千葉だろうが埼玉だろうが、それらの県下屈指の文教地区高級住宅街だろうがマジで治安の悪さや民度の低さは東京下町なんかと比較しても異次元

悪いけど人間じゃないんだよ

皇居から離れれば離れるほど人心は荒廃する

2023-11-01

戦争大好き底辺ってオメェらハイソ側が碌でもねえから底辺が殺し合わなきゃいけねえだけだろうが

なんでその矛先がお前に向かないと油断できる?

2023-10-29

anond:20231028090609

23区でも足立区とか蒲田らへんに比べたら小金井吉祥寺国立あたりのほうが余程ハイソに感じるけど目黒育ちの人にとっては違うんだろうか

2023-10-15

anond:20231014190743

スーパーオリジナルキャラメルを置いている店があります

ガム・キャンディ売り場の棚の下の方に、牧場のなんとかいう牛の絵柄の飴と森永の茶系のパッケージキャラメルの間に置かれていることが多いです。

350円ぐらいで一袋になっていて、飴もキャラメルも、砂糖を使った製品は他より高そうに見えます。周りには機能のど飴やオシャレグミなんかもあります

正直、口腔衛生を考えると、長時間わたり糖分を口の中に置いておく菓子というのは良くはないです。

子供の頃は旅行に行く前なんかにその横の棚にある箱入りのチェルシーハイソフトを買ってもらった記憶がありますチェルシーヨーグルトバタースカッチとあと何かフレーバーがあったような。

バタースカッチやヴェルタースオリジナルの味ってあれほとんどキャラメルですね。

まあそういう感じなんでスーパーに行ったらちょっと見てみてください。

2023-10-09

anond:20231009062554

そりゃ科学技術とかならともかく「教養」の中身なんかハリボテなんだもの

「なぜシェイクスピア引用するとエラいのか」に答えなんかなくて、単におハイソ連中の趣味から権威みたいになってるだけ、おハイソのやることは何もかも正当化されているだけ

本当にこれだけでしかない

んなこと言うなら淫夢厨の語録遊びすら高度な教養一種になってしま

やってることは一緒なんだから

教養なんてのは金がある前提でのオプション

結局これが正解で、金もないくせに教養身につけようとか乗せられて頑張っちゃう奴が一番アホ

端的に言ってネズミ講の最下層

2023-10-05

ママ活とか騙されるやつおるんやな

XでAI画像アカウントママ募集とか、やれる!ママアプリ広告出ておっぱい出してるAI画像とか。

そら美女から金もらえてやれたら最高!ってつられるのかもしれないが、よくこれに騙されるな…ってびびる。

女の子なら港区女子みたいに、ハイソな男でも見た目が良くて若ければ金払って一緒に飲みたいやりたいってあるけど、パパ活でもこんなんあったらまず詐欺やって解るっすよ…。

2023-09-22

逆に、友達がいないことを正当化できる生い立ちでよかった

俺はねえ、医者とか社長とか、そういう、上級っぽい職業の親をもってるんですよ

なんで、実家には本でいっぱいの棚がたくさんあったし、暮らし向きも悪くなかった

一方で、通ってた公立小学校はすげーところで、全校生徒合わせて50人を切っていて、マジ田舎育ちにしか通じない概念である「複式学級」が当然だった

そんで、そこに集まってる10人にも満たない同級生が、カインドなハートを持ったナイスなチルドレンだったらまだよかったんだが、実際には、近所にある児童養護施設に通い、中学に上がってから万引き喫煙などを常習的に行うようになる半グレチルドレンや、マジの貧乏人(これまで知り合った人間の中で最も下劣品性の持ち主)、暴力的ブラジル人ハーフ、といった人材が集っていた

俺はハイソな家庭で育った、いわばオボッチャマといってもいい存在だったわけですが、まわりの連中はマジで愚連隊みたいなモンで、まあそれなりに仲良くやってたような気がしないでもない一方、しか本質的には全然心を開けずにいた 

日常的に肩をパンチしあってるし、小学校なのにテストマジで20点とかとってるし、授業中に立ち上がってウロウロする奴とかいるし、先生複数人イヤになって辞めるし、マジで荒れてた

「気の合う人間とだけ仲良くすればいい」とかじゃなかった 全員ロクな人間じゃなかったか

6〜12歳を過ごす小学校に、友達になりたいと思える人間が0人だったことは、俺の人格形成に大きな影響を与えたと思う

与えたと主張しても許されると思う

俺は友達がいないし、ほしいとも思ってないけど、それは自分が異常な人間からではなくて、環境被害者からだってことにしていいと思ってる

俺は許されている 許されていると信じることができる

それは福音だと最近思う

2023-09-20

はてなーはX有料化で大歓喜

低額で通える公立動物園扱いするはてなーならSNSもお高い有料のものを使っておハイソにおポストそばれるはず。

無料に群がる猿が減って大喜びだよな。

2023-09-14

ワイももう、年上の女性とのアヴァンチュールは無い

「恥ずかしい言葉」は、その単語発音を恥ずかしいもの卑猥もの、人前で言ってはいけないもの、として、社会みんなでその恥ずかしさを維持しているのた。

子供の時は、辞書の「セックス」のページを開くのも躊躇われ、中学になると「Sex」が丸で囲われた。

中1までは「勃起してんの?」と大声で言う女子がいた。保健の第二次性徴期単語は割り切った。これを静液と言う。

大学の時はパソコン通信東京がらくた工房で、JONなるハンドルが「スマンコ」と謝罪しながら何かを言い切る、言わばマントラを作り出し、僕は驚愕した。後に「スキャット マンコ JON」を一度だけ名乗り、その一度が僕の中では今でも続いている。

閑話休題。時は流れて、20代後半のとき2ちゃんのおかげで「マソコ」や「チソコ」と女子も言いやすくなった。ネットスラングの体で言うのだ。「私のマソコも濡れて来ましたよ」。

大阪の女の子は、「その、東京で言う『ま』から言葉別に言えるしそうでもないんですけど、同じもの大阪て言う言葉かあって、わかりますよね?、そっちの方は、もう、本当に恥ずかしくてひゃあってなる。その、名前意味じゃなくて、その行為をすることの意味にもなっていて」「どんなふうにいうんですか?」「えっ、その。。お、おめこしようや。。とか」「へえー」。

その時17歳女の子は「どこが気持ちいいのかなー?」「え、言えない://」「私のおまんこ見てくださいって言って」「言えない、恥ずかしくて」だったけど、22歳になって見た目も大人びたその子に「今はもうまんこって言えるの?」と聞いたら、「大人になったからってまんこなんて言えませんよ、今言っちゃいましたけどね」と少し早口で言い切った。

時に、さっきまではそんな感じじゃなかったのに、エッチときに「ペニスが、あなたペニスが!」と、声に出すことによってより性的興奮を高めたいんだけど、いつも言ってない単語からちんちんともちんぽとも言えなくて、英語ならハイソ風だしおかしくもないだろうとペニスと言う女性。ピロートークのとき、「まんこ気持ち良かった」「(うんうん)」「私のまんこがって言って」「わた、しの、おまんこ、が。なんか恥ずかしい」。ワイが女性股間を触りながら、「おちんちん大好き」とリピートアフターミーすると、女性はワイのちんこを触ってきながら、「僕はけいこ、私本名けいこって言うんだけど、僕はけいこの全てにメロメロですって言って」「僕はけいこの全てにメロメロです。顔も身体気持ち良くてエロいまんこも、髪型も物静かな性格だけどエロくて女の子っぽいところとか、」「本当に?すごく褒めてくれて嬉しい。んーっちゅばっ。キスしちゃった」「僕もお返しに、ちゅっ」「なにかして欲しいことある?なんでもしてあげたい」「ではー、ではー、」。

今、朝の京浜東北線の中で書いてるけど、強姦魔通勤途中の女性を襲ったら、成功率は下がるだろうな。女性会社に遅れることが問題で、前向きに抵抗または回避するだろうな。徹夜明けで平日の朝の町に出たとき、いつも考えてた。

さっき、隣の若い女子が明らかにワイの体に頭を寄せて寝ようとしてた。直に伝わる体温が熱くて艶かしかった。結果としてもたれかかるんじゃなくて、最初から狙いを定めることもあるんだな。

一晩せっくす3回した女子が、朝食でファミレスに行って料理を半分こしたり間接キスしたり「ノーパンノーストだからスースーする」とテーブルの下でスカートを扇いだり、結局また昼からホテルになんだけと、部屋に入ってすぐに鏡に向かって化粧直しをして、「すぐ用意するからちょっと待っててくださいね」と髪を縛って。なんの用意かな。

彼女を気取りたいからそうするのだ。多分料理とか作りたいだろうな。私だけの君になって欲しいよだろうな。大事にされたいんだろうな。真剣にずっとそう考えててほしいんだろうな。僕が今までとは違う人生に連れていってくれ、、、

「私のお尻って可愛くない?」と見ると、大きな丸いお尻があった。「可愛くて、後ろから目で追っちゃうような」と適当に言って、触ってキスをすると、「私と結婚したい?」と普通に言った。「結婚したら毎日会えるの?」「セックスは週に2回かなー。でも最初毎日ちゃうよね。そしたら妊娠もして、もう一人産めるかなー。今日、多分大丈夫な日だから、生でしてみる?ナマって下品に言っちゃった。避妊具着けないで中で射精してみる?」「赤ちゃんできちゃう。。」「その話をしてんの」

2023-08-31

anond:20230831195056

じゃあシェークスピア引用したらなんかエラいのも「おハイソが支持してるから」ってそれだけの理由しかないんじゃん

だいたいやってること自体淫夢の語録遊びと同じなんだし

2023-08-29

anond:20230829134113

俺も同じ感想だけど、それでも予想するに、

妻のパート代の有無か、

海外旅行趣味デフォハイソ感覚か、

どっちかかなあ見落としてるのは

2023-08-25

anond:20230824235906

横だけど、ハイソ専門職に就いてる無能門外漢からのウケは良くても同業者から軽蔑視されてるだろうから、羨望を動機にしてそういう立場に至ってしまった人は毎日死にたくなるんじゃないだろうかと余計な心配をしてしま

2023-08-18

anond:20230818231728

二子玉川成城はまた別枠だろうし

大井町線沿線も抜けている

鉄道のない地帯といっても、深沢は「自由ヶ丘二子玉の町外れ」みたいなハイソな面してる一方で

喜多見宇奈根あたりになると、東京の活気というものから隔絶されたローカル感が凄い

2023-08-17

朱に交わって赤くなろうよ

ピュアってなんだよ

清潔感か?

メディアンや平均を知らないでいいの?

ハイソイエティによる審査は通れるの?仲間に入れてもらえるかな?

2023-08-03

議員の娘はお姫様ってコト?

これの何が気持ち悪いって、「研修」先がフランスだって事なんだよなあ。

マリー・アントワネットジャンヌ・ダルクの国。お洒落ハイソで進んでいるイメージの、芸術美食に溢れたヨーロッパ先進国

実態がどうあろうと、フランスに対するそういうイメージは未だ変わらない。

で、そういう豪華な「研修旅行子供を同行させ、大使館職員に面倒をみさせてたって事は、

選挙当選した議員ならではの特権を、その娘は親の恩恵で味わえてるって事なんだよね。

飛行機は多分ファーストクラスか最低でもビジネスクラスだろうし、ホテルも五つ星クラスだろう。

これってまさにマリー・アントワネットと同じようなお姫様扱いだし、こういう境遇で育った子供は大きくなってからもそれを享受出来るのが当たり前だと思うだろうし

こういう行為によって世襲議員誕生ますます助長されるだろう。

庶民の女としては「パンを寄越せ!」とデモをしてやりたい気持ちでいっぱいだよ。

ぶっちゃけもし仮に、行った先がインドとか中国とかだったなら、

子連れ旅行公費を投入してようが大使館ベビーシッターさせていようが多分ここまでの不快感はなかったと思う。

https://news.yahoo.co.jp/articles/c631a86920831c2cbca040c350feb6715946ee56

2023-07-30

「わざわざカミングアウト」と言えて他愛ない人達よ、の記事についたとあるTERF民のコメントがすごい

https://yashio.hatenablog.com/entry/20230729/1690639161

usi4444

まれ境遇で唯一ままならないのが性的指向という方ですか。

障害持ち、非正規労働レズ在日コリアンといった女性達を

MtF女性スペース反対だけで悪魔視しリンチするLGBT運動ハイソ民はどう思っておられるのか。 LGBT 社会 差別 ジェンダー

こ れ は す ご い


ここまで全力で「私はTERF(Trans- Exclusionary Radical Feminist)です」

「でも私は何も悪くない。悪いのはLGBT人間だ」

って主張してるのすごいね

自分は恵まれ人間弱者女性から何をやってもいいのだ。

というすがすがしいまでの意識表明がされていて感動した。

https://b.hatena.ne.jp/usi4444/bookmark

この人間、とにかく恵まれ人間が気に入らないらしく

幸せそうなツイートにいちいちやっかみコメントをして回っているのだが

こういうアカウントを見ると

はてな情報通信業ではなく福祉産業としてカテゴライズされるべきだ。

anond:20230730102831

高校地区大会に100万人とか言うならともかく

そこそこメジャーお祭りに人が集まってるという

ごくごく自然な有り様で文化の何が語れるつもりなんだろう?

ハイソな人はお祭りなんて楽しまないと言うなら

しろその理屈こそが語られるべきじゃないか

2023-07-27

はてな若者はいない。日本若者はいない

⭐️そもそもはてな若者はいない⭐️
はてな ユーザー72% が30歳以上。おっさんおばさんメディア(はてなメディアガイド)
年代男性 女性  感想
104%   4% おれって異端
20代22%   30%  うごメモ(DS3DS)の生き残り。20代の設定の創作が増えそう
30代⭐️38%   36%  最多ユーザーblogといえば “はてな” 、エンジニアといえば “はてな” を知る世代・作った世代
40代27%   21%   blogといえばエンジニアといえば “はてな” を作った世代
50代以上 9%   9%   40代と同じく作った世代だけど意外と少ない。盛っていないガチでおハイソな方々が多いイメージ

 

⭐️そもそも日本若者はいない⭐️
年齢(5歳階級)、男女別人口(2023年2月確定値、2023年7月概算値)

年齢階級男女計(万人)
総数12456
0歳~4歳413
5歳~9歳489
10歳~14歳527
15歳~19歳552
20歳24628
25歳~29歳645
30歳~34歳640
35歳~39歳709
40歳~44歳781
45歳~49歳921
50歳~54歳960
55歳~59歳821
60歳~64歳749
65歳~69歳737
70歳~74歳893
75歳~79歳740
80歳~84歳581
85歳~89歳399
90歳~94歳204
95歳~99歳59
100歳以上9

https://www.e-stat.go.jp/stat-search/files?page=1&layout=datalist&toukei=00200524&tstat=000000090001&cycle=1&year=20230&month=23070907&tclass1=000001011678

 

はてな若者はいないの意図

おっさんおばさんの溜まり場でエイジズム恥ずかしいのでいい加減にしてもろて

anond:20230727025752

anond:20230727092649

⭐️そもそもはてな若者はいない⭐️
はてな ユーザー72% が30歳以上。おっさんおばさんメディア(はてなメディアガイド)
年代男性 女性  感想
104%   4% おれって異端
20代22%   30%  うごメモ(DS3DS)の生き残り。20代の設定の創作が増えそう
30代⭐️38%   36%  最多ユーザーblogといえば “はてな” 、エンジニアといえば “はてな” を知る世代・作った世代
40代27%   21%   blogといえばエンジニアといえば “はてな” を作った世代
50代以上 9%   9%   40代と同じく作った世代だけど意外と少ない。盛っていないガチでおハイソな方々が多いイメージ

 

⭐️そもそも日本若者はいない⭐️

2023-07-23

anond:20230723115217

はてなというよりもはてブやね

はてなblogの方はおハイソな人多い

 

ブクママカではなく、増田民なんやかんやは単身で年収600万以上がマジョリティ

強いて言えば地方民は届かないこともあるかもな

でも地方だと家賃が5万以内に抑えられるので500万くらいあったら

地方の方がQoLは上やね

2023-07-21

anond:20230721135547

⭐️そもそもはてな若者はいない⭐️
はてな ユーザー72% が30歳以上。おっさんおばさんメディア(はてなメディアガイド)
年代男性 女性  感想
104%   4% おれって異端
20代22%   30%  うごメモ(DS3DS)の生き残り。20代の設定の創作が増えそう
30代⭐️38%   36%  最多ユーザーblogといえば “はてな” 、エンジニアといえば “はてな” を知る世代・作った世代
40代27%   21%   blogといえばエンジニアといえば “はてな” を作った世代
50代以上 9%   9%   40代と同じく作った世代だけど意外と少ない。盛っていないガチでおハイソな方々が多いイメージ

 

⭐️そもそも日本若者はいない⭐️

2023-07-12

父が死んだ。葬式もした。

喪主ではないし長々としゃべっても飽きられるだけだからここで自分の整理がてら、書いておこう。

父という人間のことはなんといって表現していいかいまだによくわからない。というのは母が強烈すぎるからである

 

父は1940年代まれ日本人男性である出身地は西の方の川沿いの豊かとはいえない田舎である

6番目の息子である工業高校に通うために下宿がてら養子に出されるまでは、兄の一人に小遣いや親の愛を搾取されていた。

 (おそらくそのせいで自分へのいじめにはとてもドライであるいじめが嫌いだし、「ズルイ」という言葉も苦手である。)

工業高校卒業後は、工場のあった景気のいい化学メーカー就職した。読書が好きで(速読で)すこし本で勉強すればペーパーテストはたいてい受かる。

職場ではじまった国内留学のような制度の初年度生にえらばれて会社のカネで大学化学科に進学した。

学費の足りない分や生活費は賭けマージャンで補っていたという。のんびり無口なくせにダマテンかメンタンピンか即降りの雀風である

趣味登山で、安くて黒いカメラも一応持っていた。(父が人生もっともイケイケだった時代かもしれない)

そこで一学年年上にあたる女性出会った(大学では同学年)。九州で育って浪人して偏差値で選んで入った教育学部にいた女性は、はきはきとしゃべり美人笑顔が気さくだった。

怒るとまくしたてて手が付けられないが、おこっていなくても気を許した人間の前では延々とラジオのようにしゃべっている。

話すうちに多少の脚色も入って来る。それを父はわかっているのだがいちいち訂正しない程度にはおおらかな父と女性は気が合ったようだ。

1960年代?の大学には学生闘争が(東京でとくに盛んに)あった。田舎大学にも多少の余波はあったが、両方とも危うきに近寄らずで敬遠していた。

父は卒業化学企業にもどり、女性は数か月だけ「印刷会社腰かけ事務職」をして寿退社初任給洋裁用ハサミと広辞苑を買ったという。

二人は親へ挨拶をすませ神前式結婚式をあげた。新婚旅行国内)ではパンタロンネッカチーフなど流行の服をきたイケメンの父が観光名所の立て札の前でまぶしそうに笑っている。

1970年代。m市の社宅に二人暮らし妊娠。里帰り出産でまるまるとふとった増田を生んだ。ぴかぴかの母の笑顔は(そのころまだモノクロ写真しかなかったので)モノクロームである。(追記:よく考えてると写真現像紙の質が悪くて色褪せてただけで新婚旅行出産も一応カラーだ)

夏だが一般家庭にはクーラーがないころだ。産院にはあったそうだが、おくるみでぎっちりくるんだ写真をみるに母には赤ん坊を薄着にするという考えがなかったようだ。

(なお増田は今も超絶汗かきである。失うはずの汗腺が全部残っている)

二人目もm市在住で西に里帰り出産した。このとき増田も母実家に連れていかれた。

このころ叔父浪人してから医大に入って実家から通っていた。叔父マンドリン部に入ったといって増田になにかを弾き語りしてくれた。あと本好きの増田学研漫画植物百科を買ってくれた。

三人目を生む前に父は関東のk市に転勤になった。おそらくこのへんで、父は化学から離れたようだ。(父、転身)

というのは、データベースで父の名を探したことがあるのである。染料の特許論文かに1-2件だけ名前があってぷつりと途切れた。

というわけでk市で三人目が生まれた。そうして5人乗り自家用車を買っていろんなところにつれていってもらった(なおそのころベビーシートはない)。

だが車内で父はタバコを吸った。車内はひどい匂いでひどく揺れ、子供たちはぐったりしていたし従兄弟などはゲロを吐いたこともある。あまりいい思い出はない。

(母は父に「ニヒルなくせに私にだけやさしい大人男性」というイメージを抱いていた。一時期はタバコ容認~勧めたことがあったようだ。実際は父のほうが年下で気弱ですらある)

そうしているうちに二人目がアレルギーという未知の病気にかかって(そう、1980年代にはアレルギーによる気管支喘息すら新規だった。父も母も本を買いあさった)、

そのころの(無鉛ガソリンとも限らない)車の排気ガスアレルギーのもとだ、という説にすっかり怯えてしまい、「もっと田舎っぽい場所に家を買いましょう」となった。

とはいえ社宅だって、そこそこ郊外で、隣は竹の子がとれる竹林だったのだが。

まあ、3人の子育ての忙しさの中で狭い金魚鉢みたいな社宅でのハイソ自慢、愛され自慢だの、昇進自慢に母が飽き飽きしたんだろう。

1980年代、父はチバラギの片隅に土地を買って家を建てた。

そこで知ったのだが父はいつのまにか一級建築士になっていたそうだ。意気揚々と自宅を設計現場監督がてら家族をつれてわくわくとみせにいった。

(このへんで、のこり全部の西にいる親類から東京叔父さん」と呼ばれはじめる。後日つくば万博ディズニーランド成田への前泊などで宿をお貸ししたこともあるようだ。)

お礼にとめてくれる親戚をたどってお盆に西をめぐったこともあったがそう回数は多くない。いつも核家族の5人が一緒であった。

 

増田と父と電車記載を削除)

 

そのあと増田はなんとか就職して、ひきとめたがる母親喧嘩しながら「自分の金で」一人暮らしをはじめ、あまつさえ恋人ができたというと、

母が「空の巣症候群」というやつでいろいろとヒステリックになりはじめた。

子供が「いやもう自分大人から口出しをするな、するなら人生最後まで口出しする覚悟しろ恋人よりよい伴侶候補がいるならいますぐつれてこい」とブチ切れてやると、

父親に「ウエーンくやしい!」と子供のようになきついていた母を思い出す。

その後も「恋人を家につれてこい紹介しろ」というからそのとおりにしたところ「こんにちははじめまして」の二言目に「うちの教育方針は!」とはじめたのでみんなでドードーしたのをおぼえている。

子供教育することが母の生きる目標だった。母には並列処理はできないのである教育となったら教育だけをするのだ。

「もういいか子供にかかわらず好きなことをしな」というと……。

しばらくしてようやく、母は広い庭をいじりたいから、もう一軒家を建てて引っ越すといいだしたのだ。

庭で草花をそだてていれば嫌なことはすべてわすれられるという。

父は母のことを浪費家だと数度指摘した由来はこの辺にもあるとおもう。

(ほかにファッションや作り付け家具など、彼女なりの「上質な暮らしイメージを達成するために骨身をおしまなかった母だ。

今で言う「お値段以上」なのだろう、「モノはいいモノだから3人の子供に使うのならこの値段は惜しくない」という言葉を母から何度も聞いた。

学校の縄跳びなんか子供向けのすぐ切れるプラスチックじゃなくてボクサーが訓練に使うようなものをもたされ重かった。)

母にしてみれば教育費を払いきれたのは自分の塾のおかげもあり、父はケチだというのである。どちらが正しいかは…。

ところがしばらくすると、父自身が肺の難病にかかった。タバコは肺にはよくないということはわかっていた。

父は早期退職制度で、ただ社外顧問で数回きてくれればという職だけをのこして闘病に入った。

幸い年金ももらえる。子供への仕送りもぱったりとまってお金には余裕がある。

郊外というよりもはや森の中を切り開いてつくった庭の広いおしゃれハウス建築中)は、たちまち父の療養ハウスに方向転換となった。

手すりやら風呂やら改築し、母は断捨離をし、こだわりより健康を優先し…。

そこで難病なのに20年も生き延びたのは確かに母のおかげであろう。

 

ただ母はだんだん父が自分より弱い生物になりさがっていくことがなかなか納得できなかったようだ。

母にとっては子供庇護すべきで、父は母を庇護すべきだったのに、すべてが逆転してしまったのだ。

母の癇癪は昔からものすごく、感情の嵐の生のままの奔流であって、いうことがよくまとまっていない。

Aといった直後にいいかえすとじゃあ反Aだと躊躇なく言えてしまう。もちろんきっかけはあるのだが。

母がなんでタバコを吸ったの!と責めて、理由をはっきりいわないと納得しないので父は「母も勧めたではないか」と言い返すのではなく「社内政治に参加するためだ」と説明した。

「なんで私を浪費家だというの!」「なんで感謝してくれないの!」には、

それぞれ「幼少より母の愛に飢えていたため」などの適当理由がつけられ、反省書となった。

反省書はなんども日記にかきつけられ、こどもたちへも父がこんなに反省したとメールで送った(母もいつでも読めるようccつき)。

まるで自首後の犯人動機を言えと迫る刑事のようなやり取りである。さしずめ母は愛情刑事であった。

 

この「なんで」期の母は2人だけの蜜月のはずがいきなり愛情が枯れ果てたかのようなふるまいをしたので子供たちにも影響があった。

あるときなど増田が呼び出されて母と東京カフェであった遠かったねよく来たねの二言めで「今日ね、おとうさんをいじめてきたの」というのである

どのように苦しめたか。それがどれだけ自分の恨みを買った人間の正当な末路なのか。話はじめると30分以上いきつぎもしないでとうとうとやる。

増田や父は、そういう手の付けられない母をどうしていいかいつもわからないで黙っている。

ただただ、ああ、となりのテーブルの客が居心地悪くて逃げたなあときときょとしながら口をはさむ隙を探す。

まるで楽園のなかの地獄であった。

やめてくれ。あなたたちは善良で努力家で思いやりある人間だっただろう。泣きたかった。

カフェの次は庭園つきフランス料理で父もいるときニコニコと「お父さんに遺言をかかせたの。私に全部残させるって」というのである

増田遺産も愛も父からはあたえられない子供になったのだと、増田当人にむかって心から嬉しそうにいうのである

理由を聞いてほしかったようだが「ふーんそう」というのがせいぜいだった。

後日やっぱり何十回もしつこく聞かされた。あれもこれも、…、わたしケチといわれたのよ!!父は母に愛情がない!

父は平謝りするしかなかったらしい。

増田ボケがきたか気がくるっているとしかおもえなかった。

でもその場で諭そうにも耳も悪い。

「その話は今聞きたくない」と穏やかに告げるとまるっと無視された(なんなら常にセリフを母にカブせられているし慣れてるけど)。

もう一度はっきり言うと「え?」といわれ、もっと大きい声でいうと「大きな声を出さないで!心臓がどきどきする!」と泣き出すのである

補聴器をすすめたけど、ぼわんぼわんして不快だとつけたがらない。

それに庭に出ている間も補聴器をつける必要がない(むしろつける必要がないから庭がすき)だから悪くなる一方だ。

子供たちは私を味方してくれない、おとうさんばかり味方して、おとうさんがだましているからだ!ということで本当に手が付けられなかった。

  

でも素直な母は、父をいじめるだけではなくまっとうに、増田子供たちに直接説得も試みた。

ところが増田子供がうまれて送迎などで忙しいのに、携帯業務用)に電話をかけることがつづいたのである

運転中は出られない。うるさくて運転に集中もできない。ガチャギリするしかない。それでもかけてくるのでやむを得ず「固定電話にかけて」と携帯ではブロックをした。

このことは増田子供の送迎がいらなくなりガラケーアイフォンをのりかえるまで続いた(のりかえたときブロックは解除した)が

ボケ?もとから機械音痴?の母は下の兄弟増田の伴侶に「増田ちゃんわたしブロックしたの!解除するようにいって」と何年も頼み続けた。

   

父はじわじわと悪くなった。3年に一回ほどのペースで入院するたびに母から死にそうな声で「おとうさんが入院したの、もうだめかも」といわれて子供たちが全国から新幹線などでとんでいった。

父は母に「浪費家だ」といったことを老後一生かけて平謝りし続けた。

酸素マスクが一日中必要になっても、下の世話はしないからと母にいいわたされると一回30分かけてでも一人で家のトイレにいった。

母はトイレにいく父の血中酸素モニターが鳴る音だけはよくきこえたらしくて「いつもピーピーうるさいから本当に止めさせたかった」のだそうである

かにもブザー音がなると死んでいるかもしれないし、地震があると停電したら酸素送風がとまってしまう。そうすればすぐに酸素濃度がさがって窒息死だ、ということで不眠ぎみであったという。

なるほど不眠であれば気が狂うほど老々介護はつらいだろうというのはさっせられた。

途中で増田は「あなた(母)はもう後期高齢者だし、父はさっさと介護認定を受けるべきだ。他人を入れろぜひ入れろ、入院介護施設はないのか」とアドバイスをしたりもした。

父も早く「介護認定を」といえばよかったのだが母だけに甘えていたかったのかもしれない。

母親認識は古くて「介護認知症施設にいれられ毎朝チーチーパッパと歌わせられる」というなんかアレな印象しかなかったのだが、

父も「自分=強い=介護うけられない」とおもってた節がある。いいコンビだよあんたら。

まあ、実際、肺病で介護認定がそんなに高くなった父という存在チバラギ地方では珍しく、認知症むけばかり取り揃えられている施設からは選びづらかったようだ。

 

母は一度、「もうすべてをほうりなげたい。お父さんなんか死んで良い」と増田ドライに告げたので増田市役所を通じてケアマネに緊急電話をした。

実際病状がすすんでいるのも理由にあったようだ。

父は身の回りを手に取ることすらおぼつかない。あれをとって、かわりにこれを置いて、の命令の繰り返しの24時間。そりゃ気が狂う。

頭がはっきりしているだけに介護をうけておきながら「あの礼状は出したか」などと口うるさいこともこまごまという。

ケアマネ介入後はデイステイのできる施設をいくつかめぐって、母に介護休暇をあたえ父の入浴はステイ先で複数人介護をうけることにして解決となった。

  

他人の手が入ったあとはなんとか母の忍耐がたもったようだ。

ラインでこまめに連絡をとると、お互い聞き取れない・聞いてもらえない長話のストレスと徒労感も解消された。

コロナのおかげで世の中全体が肺病に警戒しており、

ストレスのたまった母親の消費欲やお出かけ欲も「コロナは怖いから」と唱えるだけでだいぶ抑制された。

母はユーチューブをおぼえた。

コロナワクチンふたりともいち早くうけられた。怪我の功名である

 

増田の残りの二人の兄弟子育てに忙しい中でガス抜きに付き合ったらしい。なんとか二人の生活はつづいた。

  

そうして2*年の闘病、*年の介護認定酸素マスク、90日の入院のあげく父は体重が半分になって逝去した。

母は感情が高ぶると耳が全くなにも聞こえなくなるので、増田葬式の打ち合わせに逐一ついていってすべてをメモにして渡してやった。

 

父がなくなって重荷が下りても母はやはり理不尽であり、やはり葬式相談のあとにも爆発した。

かねて希望していたように「全部の遺産を母の元に相続させつつ凍結などの不愉快事態にさせない」ためにはなるべく資金を動かさないほうがよいのに、

はいます資金をすべて自分の口座に動かそうというのである

それなら司法書士とか頼んだ方が楽だよというと、母の感情は爆発するのである。「高いでしょう!?」3万でいける「デモデモダッテ」。

今すぐにでもATMにいってお金おろしてあつめたいというのである。(父は箪笥貯金を高額な葬式分くらいはおいてあったし互助会にも入っていたか葬式費用ではない。)

なぜと問うと、「子供たちに私からお金を送りたいから」。はあ~~~???だよ。じゃあ法定相続割合でよくない?父もそれが一番簡単からのぞんでいたんでしょう。

anond.hatelabo.jp/20230712024305

2023-07-10

俺の町には植物園がない

結局俺は、洒落ハイソな店でウインドウショッピングとか、立派な劇場で高尚な観劇とか、空いた時間ボルダリングとか、そういう都市的なアクティティには興味がなくて、ただ植物園に行ってウロウロして、でけえ温室に入りてえだけなんだよな

植物園って、人が並んでねえ入り口で高くて400円程度のチケットを買うところからもう始まってんじゃん

800円とか1200円とかじゃなくてさあ、300円とか400円とか、ヘタしたら温室入らねえならタダだったりするわけじゃん

その、やっすい入場料を払いながらよ、受付のある事務所に設営された、葉っぱの栞を作ってみよう!とか、まつぼっくりを拾おう!みたいな企画を目の端に捉えてさ、ヒア・イット・ビギンズ、俺の一日が始まるということになる

植物にそんなに言うほど興味ねえし、オフシーズンに来てるからさあ、実際園内に入っても、解像度はずっと低いままなんだよ

時期が良けりゃ花が咲いているんだろうなって感じの、特定の花、バラとか百合とか、そういうのをフィーチャーした花園があってさ、でもシーズンじゃないんで実際には4輪くらいしか咲いてなくてさ、ただエキゾチック名前の書かれた立て札と、茎と葉だけがあるわけじゃないですか

そういうのとか、あとはよくわかんねーでけえ樹、これはマジでデカくて、木ってでけえんだなみたいな感想自動的に出てくるんだけど、逆にいうとそれでおしまいなんだが、そういうものを見る 見るしかない

池なんかもあってさ、鯉ほどアトラクション性のある魚はいなくてさ、ただなんか、メダカかな?みたいな感じのちっせえ魚が、俺の影に反応して、すばしっこく逃げ去っていくのな アメンボがいたり、水草が植えられていたりもする 黒いビニールの、ヒダ状になった給水パイプが、ガサガサした質感をしている

意味のない小さい橋や、飛び石、小道、そういうものがある

そういう場なんだよな

そういう場をウロウロしたあとに温室に入るとさ、外の疎な感じに比べて、全体的に密でさ、珍しい、見たこともないような、綺麗な植物が、まあバンバン植わってるわけですよ

温室の天井は高くて、半透明で、そのガラス越しに弱い陽光が見えたりして、常に水音がしていて、しか本質的には静かな感じがするじゃない

そんで、人はあんまりいないんだ

ベンチなんかを独り占めしても、あまり問題だという感じはしない 人がいねから

から座り込んでジッとしたりするわけですよ

そうしてその静かさに慣れながら、メインの熱帯温室を出て、日本の花とか高山植物とかの、余韻系の部屋を通って、外に出たらさ、外はまあ冬の温度でさ、遠くからは車の走る音なんかが聞こえたりして、日光も直接当たってくるし、なんつうか、まあ、外なんだよな

それで帰っていくわけじゃん

そういう体験なんだよな結局

そういう体験がしたいんだ

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