はてなキーワード: hmdとは
【実機に導入するメリット】
【デメリット】
・HMDが重い。勢いよく振り向くと首ゴキってなる。
・手元が見えない。何か落としたりしたら、もう拾えない。
・激しい動きや振動で外れる。
(万一の事態のために全天球スクリーンを用意すべき……最初からそれでいいのでは?)
【私の意見】
細かい情報はパイロットの半透明ゴーグルやヘルメットにMR&ハンドジェスチャーで表示させるのがいいと思う。
VRchatで男同士でマスを掻きあうのが羨ましいという趣旨のエントリに触発されて、駄文を書く気分になった。
これは僕のVRChatについての話で、匿名で胸に溜まったもやを吐き出したいという目的のためだけに書かれている。
僕がVRChatに毎日ログインしなくなって久しいが、その引き金となったのは間違いなくJapan Shrineというワールドの死だ。
もちろん、他にもたくさん理由はある。
VRChatをプレイし始めたときに出来たフレンドが少しずついなくなってしまったこともその理由の一つだし、
Twitterのタイムラインに流れてくる知らないプレイヤーのNSFWギリギリのスクリーンショットや、リアルの女装写真もそうだ。
フレンドがいなくなったなら新しく作ればいいとか、Twitterなんて嫌なら見るなと思う方もおられると思うが、僕はVRChatで初めにできる友達はとても大事なものだと思いこんでいるフシがある。VRに対して熱狂し、何もかもが輝いて見える時期に、それを共有できる友人がいることはかけがいのないものなのだと、そう考えている。
だからこそ、友人が人間関係に問題を抱えいなくなってしまったら胸が苦しくなるし、その友人が別のアカウントで知らない人たちとよろしくやっていると知ったら、ゲロを吐くのだ。
Twitterに関しては、全くもってそのとおりだと今では思えるが、日本のオタクコミュニティでTwitterアカウントを持っていないのは当たり前みたいなところに感化されていたと言い訳しておきたい。
Japan Shrineについての話にそろそろ戻りたい。Japan Shrineはその名の通り日本の神社をモチーフにしたワールドだった。
VRChatを知らずにこれを読んでいる人はそう多くないと思うが、一応軽く説明すると、VRChatはユーザーが作った3Dモデルをアップロードして、自分の見た目として使ったり、マップとしてその空間に入ることができる。Japan Shrineは3D空間としてユーザーにアップロードされたワールドの一つだった。
そこには僕が見たこともないような本当の夏があった。目が眩む様な陽射しが照りつけ、セミの声が空から降り注ぐ。そこには単体で完成した夏があった。あとMirror(名前そのまま鏡のオブジェクトのこと。VRChatプレイヤーは可愛い3Dモデルをアバターにする人が多く、自分の可愛い姿を確認したいプレイヤーは誘蛾灯のようにそこに集まるのだ)がなかった。
どこまでも日本的な神社の中で僕は、どうしようもなくうるさいプレイヤーをブロックしながら(当時はまだTrustシステムはなく、一般人も荒らしもみな等しく平等だった。)、どうしようもなくうるさくないプレイヤーと必死にコミュニケーションを試みていた。
当時のJapan Shrineは、Weeaboo寄りの外国人とSNSでバズった韓国人YouTuberの動画を見てやってきた韓国人とPrivateにこもる前の日本人で溢れていた。
自分の好みのアバターをアップロードし、ろくに使ったことのなかった英語で拙い会話を楽しんだ。アニメは見るけど日本語を使うのは初めての外国人と互いの言語のくだらない言葉を教え合い、Unityの使い方を勉強して遊びを仕込んだアバターを見せて笑いあった。
そこには、僕から失われていた人間的なコミュニケーションのかけらがあり、僕たちは帰省先の公園で出会った互いの名前も知らない少年たちのように夏を堪能した。
だが、もうその夏はどこにもない。
VRChatからJapan Shrineは失われてしまった。おそらく永遠に。
Japan Shrineが失われた過程については、ここで語る気にもならないが、最後に幕を引いたのはJapan Shrineの著作者自身なのだから、僕にはその決断を否定することはできない。
僕自身と僕の周りで起きたいくつかの問題によって支えを失いつつあった僕ののVRChatは、Japan Shrineの消失によって最後の土台を失ったように瓦解し、僕は少しずつVRChatにログインしなくなっていった。
とにかく、僕は夏に当てられて、VRChatというツールとともに1年を駆け抜けた。
これはその供養である。
この文を書いている最中に、Japan Shrineの様子が伺えるリンクを見つけたので参考までに、
だが、HMDから見るJapan Shrineは決してこんなものではなかったことだけは主張しておきたい。
https://www.vrcw.net/world/detail/wrld_b2d24c29-1ded-4990-a90d-dd6dcc440300
VR元年とは、HMDの民生品発売はもちろんやが、エポックはGTXが出たことで、最低限のVRインフラが民生品として出現したからこそと、UnityやUnRealというゲーミングフレームワークが速攻で対応したからこそやでな。
それからのVRは、一般人が目に見えるとこでは、PC方面はSteamがガバガバの開発窓口開放で、中国始めIT後進国がゴールドラッシュよろしくクソVRゲー(とも言えないデモにも及ばんレベル)を大量生産したことで、VR体験が最低最悪ならまだしも起動すらしなかった体験できない惨状が状態化したのと、PSVRはVRの必要の無いゲームかどうかも分からんコンテンツをクソ高い金払う罰ゲームやったからなあ。w
ほんまここ数年は俺も含めてご愁傷様としか言いようが無い被害状況が残念。
しかしVRというインフラ自体は、その間にもビジネスシーンにおいては高付加価値方面では開発現場でのコストや手間の削減、ひいては予算削減やリモート作業の完備として普及して行ってるし、低コスト方面ではVR動画での社員教育やコンセプト体験という体感コンテンツとして活用されて行ってるでな。
個人的にはVRはそもゲームで普及するには時期尚早、無理が多すぎると思ってる。ゲームっちゅうのはどこまでも日進月歩でパフォーマンスを必要としてるし。RTXが出てすらリアルタイムレイトレーシングとか新技術でそのパフォーマンスもあっというまに食い潰されてるからな。
しかしVRとはCGでありインタラクションであり、分かりやすいニーズとしてVR元年当初からゲームこそが最適解であったし、それで認知を高めていくしか無い程に「あー、VRね、知ってる」という認識が実際のVR体験と大きく乖離しているという現実こそ問題であり、現状その問題を解消できないままだからこその「オワコン扱い」というのがもどかしい訳でな。
まあまだまだCPUもGPUも、デバイスの解像度も重量もサイズも必要に不足しすぎてるし、5年前のゲームクオリティレベルですらパフォーマンス求めりゃあ現在の最高級ゲーミングPCでも足りん、何作るにしても360度きっちり作り込まんとあかんし、金&技術バカ食いインフラやからなあ。
現状はまだまだ知識&スキル&創意工夫が必要やが、それさえセルフでなんとかできるんやったなら、仕事もゲームも気分転換も、人類史上全くの未経験を日常的に楽しめるようになってる現在はほんま素晴らしく未来やで。
そうした苦労をせずにお気軽に楽しむには残念ながらまだ数年を要するっぽいが、それまでは過渡期のAR、MRの方が楽しめたりするからまあそれらで遊びながら気を長くして待っとけばいいと思うで。
もちろん金積んでその筋の人探して頼めば現時点でも叶うやでな。
テクテクテクテクは、8億の費用をかけて、50億の売り上げを見込んでいたが
900万円しか売り上げが無かったという大爆死ゲームとなってしまった
「出来は良いが課金要素が無い」という声が多かった
https://dwango.co.jp/business/vr.html
VR事業は「二桁億くらいかけてドワンゴのメイン事業にする」と宣言されていて
VR事業の一番のウリは、HMDを使って生ライブ配信が出来るバーチャルキャストだろう
しかしバーチャルキャストは始まってから一年近く経つが、配信ランキングを見てもろくに人が集まってる放送が無い
https://virtualcast.jp/ranking/
ドワンゴはこのバーチャルキャストやnicocas実験放送で贈れるギフト((投げ銭))が大きな収益源となると想定していたが
ギフト可能配信アプリは2次元も3次元も有力ライバルが多く、nicocas実験放送も活発に使われていない
臨時取締役会にてギフトがテクテクテクテク同様に想定した売り上げを下回っていたという説明があった
これは「中に入ってる人が面白いもの」であって「見てる人が面白いもの」ではない
これでは視聴者が集まるはずがない
バーチャルキャストのほぼ上位互換のVRChatで配信をしている人たちの動画を見ても同じようなことを感じる
HMDを使いVRの世界に入って配信をする、なんて行為は、オタク系オッサンぐらいしかやろうと思わず、機材も持っておらず
そういう人たちは自分が楽しければそれでよく、視聴者なんかあまり気にしないのだろう
もちろんそのような配信者が居てもいいのだが、問題はこのタイプの配信しか見当たらないことだ
バーチャルキャスト社設立時、「ちょっと間違った未来をつくる」をコンセプトに掲げ
同時に「Kawaiiムーブ」「わちゃわちゃ」「おっさんだって美少女に」「バ美肉」「男だけの女子会」などといったキーワードもちりばめていた
つまり現状の美少女オッサンだらけでゴチャゴチャしてる配信ばかりのバーチャルキャストはビジョン通りなのだ
おっさんがおっさんに贈るケースは比較するとやはりかなり少ない
そのためギフト贈呈を増やすには女性の参加率が高くないと駄目なのだが、バーチャルキャストはビジョンからして想定してない
バーチャルキャストは最初から儲かるはずがないビジョンに向かって走っていた
最近新しく追加された新機能のVCIも、技術寄りのおっさんが喜ぶだけのもので、今もビジョン通りに進んでいる
ギフトで大きな売り上げを得られるようにするには
ビジョンから修正し道を進み直すか、世間の人々をバーチャルキャストのビジョンに追いつかせる必要がある
どちらもそれなりに長い期間が必要で、当面バーチャルキャストがギフトで大きな売り上げを得られることは無い
NHKのVTuberのど自慢や、AbemaTVのくじじゅうじでバーチャルキャストは採用されている
ただBtoCで儲けている規模の大きい会社は、BtoBで得られる程々の売り上げを会社の収益の柱とするのは難しい
バーチャルキャストは大掛かりな設備を使うものに比べ、安い機材で動かすことが出来るコストパフォーマンスがよいものではあるが
出来る映像はガクガクしてたり不自然さがあったりと、地上波クオリティとしては物足りない
ドワンゴのVR事業にはVカツ、カスタムキャストなどのアバター制作アプリも含まれている
基本無料なためダウンロード数は多いが、このアプリで作り出された著名なVTuberは存在せず
セールスランキングの低さからアプリ内課金もあまりなされておらず
多くの人はキャラを数体作成しただけで終了していることがうかがえる
バーチャルキャストが上手く回っていれば相乗効果があったかもしれない
今はお金を生み出さなくても、5年後くらいの未来に儲かる事業にするために今は基盤として技術を育てるのだからいいのだ、という声もあるだろう
しかし
などを考慮すると、ドワンゴのVR事業は今後何らかのタイミングであっさり損切りされるだろう
バーチャルキャスト社自体はBtoBの程々の利益で開発が細々と続けられるかもしれない
ただ前述のとおりVRが先行き不明なうえ、clusterなど領域が部分的に被る競合サービスが複数存在しているため
今すっかり停滞ムードになっているVTuberが今後縮小することになるとそれも危うい
エンタープライズ版の料金表は下のとおりだが
先進国でも、発展途上国でも、みんながこのハイテクな板切れに夢中だ。
スマートウォッチ!スマートグラス!スマートスピーカー!スマート冷蔵庫!
「さぁ、君もスマート○○を手に入れて、もっとスマートになろう」
現代社会は、賢くなければ生き残れない。
スマートデバイスの代表例と言えば、やはりスマートフォンだろう。
スマートフォンはフィーチャーフォン(ガラパゴス・ケータイ)と比べて、どこがスマートなのか?
スマートフォンが登場した当初は既存のケータイと比べて「パソコンライク」に扱える印象があった。
パソコンのようにサイトを見ることができ、パソコンのようにマウスやキーボードを接続でき、パソコンのようにファイルにアクセスができる。
フィーチャーフォンはそれらのことが(基本的に)出来なかった。
「ケータイはパソコンに著しく劣る」という前提からのスマートフォンなのである。
比較的知名度の高いスマートウォッチやスマートグラス、スマートスピーカーであるがスマートフォンほどはヒットしていない。
スマートウォッチやスマートグラスは、まぁスマートフォンの周辺機器のようなものだ。
(スマートグラスに至っては盗撮問題が解決されない限り普及は困難だろう)
スマートスピーカーは主に裕福層<ブルジョワジー>や最先端技術愛好家<ギーク>が愛用しているにとどまるようだ。
(裕福層は豪邸に住んでおり手足を使わずにスイッチを音声コントロールするためスマートスピーカーを買う)
スマートデバイスは無数にあるが大成功といえるのは実質スマートフォンぐらいではないか?
他にはスマートフォン人気にあやかった周辺機器がそれなりに売れている程度だろう。
例えばドローン、HMD(ヘッドマウントディスプレイ)、VRヘッドセット、3Dプリンタ、ロボット掃除機、シングルボードコンピュータなどが挙げられる。
安易にスマート○○と名づけてしまうのは方向性が明確でないためではあるまいか?
スマートデバイスのネーミングについて考えているうちに思ったことがある。
実はスマートフォンは、他のスマートデバイスと比べても特異なのではないか?
スマートフォン以外のスマートデバイスは「非コンピュータ搭載」→「コンピュータ搭載」というコンセプトのものが多い。
しかしスマートフォンに限って言えばフィーチャーフォンもコンピュータ(SymbianOSなど)には違いなかったはずだ。
(なおガラケーが本当コンピュータなのかについては知識不足により掘り下げて説明することができない)
スマートデバイスの代表例スマートフォンは、しかしスマートデバイスの中でも特異なのである。
思いついたスマートデバイスは大抵もうある。
スマートペン。スマート義肢。スマートカー。スマートバイク。スマートエレベーター。スマート監視カメラ。スマートインターホン。スマートドラッグ。スマートダスト。
傍から見るとあらゆる業界の開発者がスマートな使命感に燃えているようである。
それにしても製品を作っている当の本人たちは本当にヒットすると思っているのだろうか?
あるいは「これからはスマートの時代だ。IoTの時代だ」という有難いアドバイスのおかげかもしれない。
スマート○○を名乗れるのは早い者勝ちで最初のひとつだけなのである。
最初のひとつがスマート○○をうまく解釈して、うまく顕在化させて、うまくアピールできればヒットする可能性はある。
しかし、いまいちシックリこないものが最初にスマート○○を名乗ってしまえば、そこでおしまいだ。
先に商標などを押さえられてしまえば後続者は身動きが取れない。
新しいスマートデバイスのコンセプトとして、既にあるものをスマートにする方向性は厳しいように思える。
なぜならコンピュータを搭載しないで普及したものは、コンピュータを搭載しないでも普及できたためだ。
もし成功するスマートデバイスがあるとするなら、それは恐らくコンピュータを搭載しないと実現できないものだろう。
個人的には「スマートフォンを制御モジュールとしてドッキングする製品」という方向性にシフトしていくと予想する。
規格化されたスマートフォンスロットがあり(ファミコンカセットみたいに)スマートフォンを差し込むことで機能をゲットできるという仕組みだ。
(オーディオインターフェイスやスピーカーなどのジャンルでドッキングする製品はすでにある)
スマートデバイスはスマートフォンの一強だということに、みんなそろそろ気づくだろう。
スマートフォンがすごいのならスマートフォンとひとつになればいいというわけだ。
最近またVtuberが話題なので、私が好きなVtuber「ゲーム部プロジェクト」の魅力についてひたすら語ろうと思う。
ゲーム部プロジェクトとはVtuber4人組のユニットである。都内高校のゲーム部に所属する生徒4人が、部活動の一環としてVtuberをしている、という設定。ゲーム部は4人のVtuberで一つのYouTubeアカウントを運営している。実際には株式会社バーチャルユーチューバーという企業が運営しているIPである。
ゲーム部の動画ではキャラ設定や台本が比較的かっちりと決まっている。アドリブの生放送では中の人感が透けて見えるが基本的なキャラのロールプレイは守られている。日常動画に至っては恐らくコンテが切られていて、ほぼCGアニメと同じと言える。
動画を構成する脚本、声の演技、編集、ゲームプレイングなど個々の要素のクオリティが高いため、恐らく各種のプロの合作であることが推測できる。
特筆すべきは、このVtuberたち、ゲームがめちゃめちゃ上手いという事である。ポケモン初心者の私でもゲーム部部長の夢咲楓さんがポケモン超上手いことは理解できる。(他メンバーも凄いようだが私には評価できない。でもみんな好き)
ポケモンというゲームは三ヶ月に一度、世界中の全プレイヤーの戦績が発表される。夢咲楓さんは、その中でほぼ毎回コンスタントに10位以内を取り続ける実力者である。
「美少女JKだけど実はチート級のゲームスキルを持っている」というキャラクターはアニメやラノベなどでありがちな設定だ。これまではアニメやラノベだからこそこんな設定のキャラクターを作ることができた。フィクションの世界でそういうキャラを創り出すのは簡単で、ラノベにそういう設定を一行書き足せばいい。しかし現実のプレイヤーランキングに食い込んでくるとなると話が違う。ゲーム部の画期的なところは、そんな最強アニメキャラクターを現実世界に半実在させたということである。夢咲楓は永遠の美少女JKでありながら、PGLの中に確かに実在する。そしてポケモンに人生捧げてるような世界中の並み居るガチプレイヤー達を打ち負かしてランキング上位に躍り出ている。
去年のTGSでゲーム部に会えるイベントが開催された。参加者はVRのHMDを被り、仮想空間の中でゲーム部のキャラと一対一で交流することができる。参加者には目の前にゲーム部の面々がいるように見えている。さながら握手会である。このイベントが今後も行われるかは不明だが、他のVtuberでも同様のことができる可能性は大いにある。
複数のプロクリエイターが協力し合いCGキャラクターを動かすことで、従来のニコ生やアニメとは違った価値を生み出すことができる。個人的には監督がいて脚本があってコンテが切られていればそれはもうアニメだと思っているが、ゲーム部プロジェクトはアニメの性質を持ちながらもプレイヤーランキングの中に実在しているし、生放送で視聴者と相互作用することもできる。言うなればインタラクティブな「生きたアニメ」「会いに行けるアニメ」という全く新しいコンテンツの可能性を示したのだと思う。
これは本筋から少し外れる話だが、ポケモンというゲームの性質について言及しておきたい。
数年前、googleのAlphaGOという囲碁AIがプロ棋士を打ち負かして話題となった。囲碁における石の置き方は10^360通りあり、どんな打ち方が最強なのか未だに確定していない。(ちなみに観測可能な宇宙に存在する電子の数が10^87以下とされている。)囲碁には二千年の歴史があり、競技人口もそれなりに多い。つまり人類が2000年かけて探索してきた歴史ある定石とされるものが、コンピュータシミュレーションによってあっさり覆されたということだ。それどころか人間がこれまで思いもよらなかったような強い定石がAIによってどんどん産み出されているので、世間に衝撃を与えAIブームの発端となった。
何が言いたいのかというと、ポケモンも(ちょっと大袈裟だが)これに似た性質を持つゲームだということ。約800種類のポケモン(レートで使われるのはせいぜい100種類だが)それぞれにタイプ、個体値、種族値、努力値、性格、特性、わざ構成、持ち物など無数の隠しパラメータがあり、育て方に無限のパターンがある。それらを6体組み合わせて戦術を作る。戦闘では相手のPT戦術を予測し3体を選出、各ターンで何をするか臨機応変な判断が必要となる。相手の裏をかくといった読み合いもする。PT構築の時点でメタゲームが始まっており、何のポケモンが最強なのかは誰にも分からない。酷い時は一週間単位で強いとされるポケモンが変わったりする。戦闘中はダメージ計算も必要だし(わざの威力の表れ方は毎回乱数で変わる)、上位勢の間では毎試合スクショを取って記録、環境を分析する者も普通にいる。
ポケモンをガチろうとすると考察や計算だけでなく、時間的なリソースもかなり消費する。育成や厳選にも相当の時間コストがかかる上、ポケモンを入れるボールや色違いに拘る者も珍しくない。(ちなみに色違いを意図的に作るためにはサブロムを買って外国語設定で二周目をプレイするなどの手間をかける必要がある。)そのためポケモンをガチるプレイヤーはしばしばポケ廃と呼ばれたりする。
そして、、夢咲楓さんのプレイングは可愛い顔や天然な性格、優等生な立ち振る舞いからは想像できないほど、エグい。ニコニコしながら躊躇いなく厨ポケを使うし、批判されるようなプレイングをしてでも泥臭く徹底的に勝ちにこだわる。ほぼ負けが確定した試合でも、諦めず、限りなく細い勝ち筋を必死にたぐり寄せていく姿は圧巻だ。
彼女は、そんな厳しい、そして世界中の老若男女から愛されるポケモンというゲームで、最高レート4位の偉業を成し遂げている。今現在も1位を目指して努力を重ねていることだろう。
はじめに言うが、自分はVRChatをはじめて間もなく、他の先行者に比べて非常に遅いスタートで、何の経験値も技術も知識も有さず、高価なVR機器も所持していない。特別なことなどなにもない、ただの1ユーザーである。
VRChatの技術的な側面だとか、クリエイティブな側面、コミュニティツールとして、ゲームとしての側面。その特性や経験から得られる知見などについて語る記事はすでに多くある。だからあえて今、何もない自分が語れることを、始めたてのどこにでもいる普遍的なユーザーがVRChatで最初に感じれることだろうエモーショナルを、とても小さな発見と大きな感動を、美少女の姿になって頭をナデナデされるということを、ここに書き記そうと思う。
先日知り合いの教えてもらいながらはじめてVRChatをやってみた。steamで無料でダウンロードできる。VR機器も高スペックのPCも一切必要なく、steamである程度ゲームができる程度のマシンであれば問題なく起動が可能だった。UIは全て英語だが、操作に難しいところはなく、英語なんてできなくてもなんの問題もなかった。
worldのメニューにはたくさんのworldが表示され、正直よくわからなくて混乱しかけたが、ありがたいことにかわいいキャラの画像が使われているworldを直感的に選ぶと美少女のavatarを配布するworldにたどり着けた。置いてあるavatarをクリックしてメニューでfavoriteすると自分は美少女になった。といっても視点はずっと一人称なため、たとえ自分が美少女になったところで実感は薄い。PCの前にいるのは紛れもなく自分であり美少女ではない。美少女のいい匂いもやわらかい感触も耳に優しい声音もない。美少女のスキンをかぶっただけのおっさんだ。ほとんどのworldにはmirrorが設置されていて、それを通して自身の姿を見ることはできるが、現実の自分を客観視できないようにVRの自分を客観視することもできない。
ただなにはともあれ、美少女の皮を手に入れることはできた。さてどうするか、話すのだ。VR“Chat”である。そう、これはChatツールなのだ。いろいろできるらしいけど正直なにもわからない。とりあえず感覚的にavatarの状態で他人と交流できることはわかる。人が多いworldにいく。外人だらけだ。なにをいっているのかわからない。日本語が通じる相手がいるだろうworldをsearchする。検索ワード[JP]、[japan]、[japanese]。なかなかみつからない。なるほど、検索性はあまりよくないようだ。twitterで検索をかけた。
VRChat観光ガイド (@GuidesOfVRC) | Twitter / https://twitter.com/GuidesOfVRC
紹介されたworldを検索していく。やっと日本語が通じる相手を見つける。最初のコミュニケーションを取るまでこれだけのプロセスが要った。「なんのためにこんなことをしているんだろう」そんなことを考えつつ、初対面の人と会話をする。初対面の人にいきなりこちらから声をかけるのは失礼じゃないだろうかなんて馬鹿なことを考える前に誰かから声をかけられる。『ハロー』『こんにちわ』『こんばんわ』挨拶を交わすと自然に会話が始まる。リアルのコミュニケーションよりずっと手早い。avatar同士のコミュニケーションはVRChatがはじめてではない。今日までずっと遊び続けているMMOやFPSゲームででもキャラクターを介したコミュニケーションを日常的に行ってきた。会話の内容も特にかわった話はない。適当な雑談をして、なんとなくで盛り上がったりする。まるでそう、MMOにログインしてゲームプレイをせずにひたすら仲間同士で会話に興じているような感じだ。そうして自分は、そんなどこか懐かしいような不思議と落ち着くコミュニケーションをする最中、頭をナデナデされた。
今まで自分が体験してきたバーチャルのコミュニケーションでも、バーチャルな身体の接触を伴うものはたくさんあった。ハグのモーションで親交を深めたり、キャラクター同士にキスをさせたり、互いに銃口を突きつけ合ったり。ナデナデはそのどれでもなかった。一人称の視点の先にたしかに話している相手がいて、その相手の手が自分の頭へ伸びている。あらかじめ用意されたモーションではなくHMDのトラッキングにより、相手が自由に手を伸ばして、思うままにこちらの頭に触れている。頭の上で手が動いているのがわかる。相手は微笑んでいる。自分はその時、たしかに可愛がられていた。美少女としてナデナデされていた。相手が、美少女の自分のことを、かわいいと思って触れる。そのプロセスが圧倒的リアルな感覚を伴って伝わってくる。「いったいなんで!?」「どうして?」そんな驚きがある。バーチャルの自分もそんな顔をしていたかもしれない。自分が可愛がられているという理解がある。理解してしまう。自分のことをナデナデしてくれている相手を見ることが、mirrorを覗き見るよりも強く今の自分の姿がどうなっているかを感じさせる。自分がいまどうなっているのかを理解する。その時、自分はたしかにVRで美少女になった。自分の遺伝子の中に眠る、美少女だった可能性の情報が刺激され、目覚めてしまう。自分の中に眠る美少女が揺り起こされてしまう。かわいいって思われている。愛されている。ナデナデされている。それらの情報が、本能に眠っていた自分の中の美少女によって幸の感情に変換されていく。うれしい。恥ずかしい。気持ちいい。複雑な感情が激動して綯い交ぜになっていく。バーチャル空間に生まれたエゴと自らのイドが対面する。なにを書いているのかわからないがつまりそういうことだ。そうだ、自分は美少女になりたかったんだ。
VRChatで美少女になって頭をナデナデされるという体験は強烈な感動を生み出す。この感動は大した用意も設備もなくともPCさえあれば、わずかな手間暇のみで味わえる。それが伝えられたのならば、この上ない。
システム上HTC viveのヘッドマウントディスプレイユニットが頭の位置をトラッキングする都合上、装着せねばならないのです。
これが別のトラッキングシステムなどであればHMDは省略できるのですが、有り物組み合わせ勢にはコスト的にもなかなか望めない環境であります。
本当は両方あればあるに越したことはないが、どちらかといえばの話をする。
趣味程度にVtuber的アバター配信をやる者だが、やる側としては正直2Dが羨ましいのである。
まずiPhoneX以降に搭載の顔認識機能(TrueDepth)すげぇ!って思う。
にじさんじ、あにまーれ両系列の表情表現スゴイって。あのキメ細やかさは現状零細VR勢には出せない。
我輩弱小VR勢はHTC viveなどのヘッドマウントディスプレイを装着する以上、手足関節をトレースできても顔はノータッチだ。
表情は手動入力による物であり、どうしてもパターン化は免れないしやはり操作で気が散る。
装着したままの行動力は著しく減衰する。ゲームするのにも一工夫がいる。
パソコンのリソースも多く消費するし、さながら重装騎士のようである。
潤沢な投資があり、強力な支援を受け、使い所を間違えず投入されれば最強ではあるが、なかなかに望めないのが実情である。
小回りの効く2Dが羨ましいのねんという話でした。
アイドル部(.live)について(にじさんじを含めるかは難しいところ)、企業ですら重装騎士の取扱に難儀している現状がある。
月ノ美兎委員長は各所でドワンゴやREALITYなどの媒体側の支援を受けて活動出来ているが、先行者の彼らでさえ3Dは決戦兵器という立ち位置には変わりがない。
ユーザーは望んでいる(ことになっている)しサービサーも望まれている(ということになっている)スタンスだが、安易な煽りは誰も幸せにしないんじゃねーのと思います。
前述した委員長、ヒメヒナ(田中ヒメ、鈴木ヒナ。田中工務店)や織田信姫殿のように二刀流で当然としないと何も回らなくなるんじゃないかなあと勝手な心配をしています。
3D開発中の因幡はねる組長(あにまーれ)とか毎日配信やるのに3Dは多分無理でしょうから使い分けるでしょうし。
3Dは2Dの上位互換ではなく、戦場に応じて武器を使い分けるような発展をしていただきたいものであります。
よっぱっぱ。
VRにおいてもアダルトビデオはキラーコンテンツの一つとされているが、
こと実写のVRアダルトビデオについてはいくつかの重大な問題が存在している。
現在のアダルトビデオはVR用語で言うところの「3DoF」になる。
https://www.irasutoya.com/2018/05/vr3dof.html(3DoFのイラスト)
https://www.irasutoya.com/2018/05/vr6dof.html(6DoFのイラスト)
3DoFの映像だと、周囲を見回すことはできても、撮影空間内で動き回ることはできない。
つまり、撮影対象に自分から顔を近づけたり、背後に回ってバックから眺めたりすることは不可能なのである。
余談ながら、視点を自由に動かすような「6DoF」の映像は、大量のカメラを並べないと撮影できない。
「奥行き」情報付きの映像を撮影できるカメラのことを「ライトフィールドカメラ」というが、
VR用のライトフィールドカメラはさながら「カメラで出来た壁」といった趣きである。
https://vrinside.jp/news/lytro-2/
将来的には、壁や天井に大量のカメラが埋め込まれた撮影スタジオが作られるのだろうか。
閑話休題。
よって現在のアダルトビデオでは、男優の一人称視点で撮影されていることが多い。
男優が座っているか寝そべっていて、その頭の位置にカメラがあり、
女優があれこれと絡んでくるあいだ、男優はほぼマグロ、といった構図である。
肝心の部分が視界の外なんだから。
ここに現実のセックスとVRアダルトビデオの本質的かつ決定的な差がある。
現実のセックスであれば触覚が満たされていれば視覚は不要なわけだが、
AVの場合は触覚がないので視覚が満たされていなければならない。
口淫よりも挿入よりも「キス」が最も興奮する、
という極めてプラトニックな状況が立ち上がってくる。
というわけで、VRアダルトビデオはいまだ問題だらけで、よく言えば発展途上にある。
180度だけでも6DoFに対応できればだいぶ違ってきそうだが、
そもそも6DoFに対応しているHMDがまだまだ少ないので前途多難である。
(視点移動はコントローラーでやりたいんだが?とかの問題もある)
この点について言えば、3DCGを使ったアダルトアニメのほうが有望だろう。
Samsung Odyssey(Windows MR / 日本未発売)
GPUはGTX 1080
カップ型オナホール
VRカノジョもプレイ済みであるがコントローラがほぼ手放せない事とWindows MRゆえか操作に問題がある事、あとなんか違かったので早い段階でプレイしなくなった
CM3D系はパッケージバリエーションとDLCが多すぎて訳が分からないので買ってない
手元と股間が見えないのは思った以上にやりにくい
手軽さはやはりない
書きたかったのだが賢者タイムの真っ最中で気力がなくなってきた
シンプルな感想としては、満足度は高いとは思う。ただ射精処理に課題があるのでカップ式か非貫通のオナホールは必須という点では手軽でない。(HMDの起動も手間)
MMDで3D動画(SBS/TAB)の作成を考えてる人にお願いしたい事になるが、3Dにするなら1080pでは解像度が足りないので4K(2160p)で作ってほしい(これは実際に自作しての体感)
4Kでも1080pの2D動画に解像感で劣るのでそういう意味では3D需要で8Kが必要かもなあなどと思う。(HMD側のスペック向上もこれからなのかもしれないが)
MVC方式を再生できるVRプレイヤーがあったら教えてほしい。
180°/360°はまだ体験してないのでなんとも言えないが、平面に圧縮する以上は失われる解像度があるはず。
部屋の都合上フルトラは必要ない事と、有機EL採用だったり解像度が高かったり視野角が広かったりWindows MR機の中ではスペックがよいので。
なお合計で600ドルほどかかっているので決して安くはない(輸入代行業者を通さずにアメリカ在住の友人に転送してもらった)。
比較対象がないのでなんとも言えないが、2Dでも動画再生は現状最高の環境では。とはいえ視野角は110°でも狭いとは思う。
動画以外のコンテンツ、特に昨今話題のVRChatはどうにも気が乗らない(ぼっちはどこまでいってもぼっちよ)のと、目がやられてしまう為連続で1時間以上被っていられないので本格的にはやっていない。