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2019-02-27

[]なんでもスマート……

アイ・ワナビースマート

2019年現在、みんながスマートフォンを持ってる。

老若男女を問わず子供も持ってる。老人も持ってる。

先進国でも、発展途上国でも、みんながこのハイテクな板切れに夢中だ。

スマートフォンだけじゃない。なんでもスマート

スマートウォッチ!スマートグラス!スマートスピーカースマート冷蔵庫

「さぁ、君もスマート○○を手に入れて、もっとスマートになろう」

現代社会は、賢くなければ生き残れない。

スマートフォンはなにがスマートなのか

スマートデバイスの代表例と言えば、やはりスマートフォンだろう。

スマートフォンはフィーチャーフォン(ガラパゴス・ケータイ)と比べて、どこがスマートなのか?

スマートフォンが登場した当初は既存ケータイと比べて「パソコンライク」に扱える印象があった。

パソコンのようにサイトを見ることができ、パソコンのようにマウスキーボード接続でき、パソコンのようにファイルアクセスができる。

フィーチャーフォンはそれらのことが(基本的に)出来なかった。

ケータイパソコンに著しく劣る」という前提からスマートフォンなのである

成功例はスマートフォンだけ?

比較知名度の高いスマートウォッチやスマートグラス、スマートスピーカーであるスマートフォンほどはヒットしていない。

スマートウォッチやスマートグラスは、まぁスマートフォンの周辺機器のようなものだ。

(スマートグラスに至っては盗撮問題解決されない限り普及は困難だろう)

スマートスピーカーは主に裕福層<ブルジョワジー>や最先端技術愛好家<ギーク>が愛用しているにとどまるようだ。

(裕福層は豪邸に住んでおり手足を使わずスイッチを音声コントロールするためスマートスピーカーを買う)

スマートデバイスは無数にあるが大成功といえるのは実質スマートフォンぐらいではないか

他にはスマートフォン人気にあやかった周辺機器がそれなりに売れている程度だろう。

別にスマートでないヒット商品

最近流行商品はなにもスマートものばかりじゃない。

例えばドローンHMD(ヘッドマウントディスプレイ)、VRヘッドセット3Dプリンタロボット掃除機シングルボードコンピュータなどが挙げられる。

これらは別にスマート○○と名づけられていない点が興味深い。

安易スマート○○と名づけてしまうのは方向性が明確でないためではあるまいか

スマートフォンの特異さ

スマートデバイスのネーミングについて考えているうちに思ったことがある。

実はスマートフォンは、他のスマートデバイスと比べても特異なのではないか

スマートフォン以外のスマートデバイスは「非コンピュータ搭載」→「コンピュータ搭載」というコンセプトのものが多い。

しかスマートフォンに限って言えばフィーチャーフォンコンピュータ(SymbianOSなど)には違いなかったはずだ。

(なおガラケーが本当コンピュータなのかについては知識不足により掘り下げて説明することができない)

スマートデバイスの代表スマートフォンは、しかスマートデバイスの中でも特異なのである

スマートな使命

思いついたスマートデバイスは大抵もうある。

スマートペンスマート義肢スマートカー。スマートバイクスマートエレベータースマート監視カメラスマートインターホンスマートドラッグスマートダスト

無数のスマートデバイスが存在する。

皆さん、いくらなんでもスマートに惹かれすぎでは?

から見るとあらゆる業界開発者スマートな使命感に燃えているようである

それにしても製品を作っている当の本人たちは本当にヒットすると思っているのだろうか?

あるいは「これからスマート時代だ。IoT時代だ」という有難いアドバイスのおかげかもしれない。

スマート椅子取りゲーム

スマート○○というネーミングにはひとつ欠点がある。

スマート○○を名乗れるのは早い者勝ち最初ひとつだけなのである

最初ひとつスマート○○をうまく解釈して、うまく顕在化させて、うまくアピールできればヒットする可能性はある。

しかし、いまいちシックリこないもの最初スマート○○を名乗ってしまえば、そこでおしまいだ。

先に商標などを押さえられてしまえば後続者は身動きが取れない。

スマートの今後

新しいスマートデバイスのコンセプトとして、既にあるものスマートにする方向性は厳しいように思える。

なぜならコンピュータを搭載しないで普及したものは、コンピュータを搭載しないでも普及できたためだ。

もし成功するスマートデバイスがあるとするなら、それは恐らくコンピュータを搭載しないと実現できないものだろう。

個人的には「スマートフォンを制御モジュールとしてドッキングする製品」という方向性シフトしていくと予想する。

規格化されたスマートフォンスロットがあり(ファミコンカセットみたいに)スマートフォンを差し込むことで機能をゲットできるという仕組みだ。

(オーディオインターフェイススピーカーなどのジャンルドッキングする製品はすでにある)

スマートデバイスはスマートフォンの一強だということに、みんなそろそろ気づくだろう。

スマートフォンがすごいのならスマートフォンとひとつになればいいというわけだ。

そして……、最終的に人類スマートフォンは同義語となるであろう。

すなわち「ホモスマート」の誕生である

2019-02-23

[]電気電子、電動、電磁……

ネーミングについて。

電気電子、電動、電磁あたり、きちんと使い分けされてない感がある。

なんかノリで決めている感がある。

電子タバコや電子書籍は、なぜ電子なのか?

さほど電子要素はなさそうだが……。

電子レンジ電磁波(マイクロ波)だが電子レンジだ。

ちなみに「電磁レンジ」で検索すると、わりとヒットする。

しかすると電磁波一部の人々に嫌われていたから、避けたのかもしれない。

シェーバーは「電動シェーバー」と「電気シェーバー」のどちらなのか?

めしブラウン公式サイトを見てみたがサイト内にが両方ある?

どっちだ?

 銃については使い分けされてる感がある。

銃のパターンでまとめるとこんな感じか?

初音ミク通称電子歌姫」だ。

これが電動の歌姫だったら家電量販店に売ってそうなイメージになる。

スーパー戦隊シリーズなら電子戦隊や電磁戦隊、超電子、ほかに電撃隊や電撃戦隊がある。

電動戦隊とかあっても、なんか弱そうな気がする。

ネーミングとして「超電子」や「超電磁」のような「超」がつくバリエーションがあるようだ。

こうしてみると電気自動車はなんかネーミング失敗っぽさがある。

「超電磁自動車」とぐらい言っておけばよかった!

 
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