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2013-07-30

フジロック1日目

朝は快晴。暑さで起床。日差しが辛い。


・ROUTE 17 Rock 'n' Roll Orchestra

池畑潤二率いるバンドに、ゲストとしてトータス松本甲本ヒロト大江慎也ルースターズボーカル)がゲストとして登場。

グリーンステージ一発目としてお祭りの始まりを飾るに相応しい、愉快なロックンロールバンド

甲本ヒロトがYMCAを歌っていた時に物販列に並んでいたのが非常に悔やまれる。

トータス松本金髪似合ってないからやめたほうがいいと思う。

あと、いつの間にかクリス・ペプラーベース弾いててワロタ


SOIL & "PIMP" SESSIONS

社長はいつも通りガウン羽織ってらっしゃって非常に暑そうだ。

バンド内で社長役割は「アジテーター」となっているが、実際はサックスエフェクターをいじってダブ風にしたりパーカッションをしたりとちゃんと他の仕事もしていた。

クラブジャズバンドであるため、どうしても後に見たJazzanova比較してしまうのだが、Jazzanovaの方に軍配が上がるかな。人数で負けてるし。

からといってカッコ悪いというわけでなく、むしろこの二つはクラブジャズ頂上決戦くらいな感じなので、最高に踊れた。

トランペットの人がソロの後に酸素吸入器使ってて、管楽器って大変だと思ったよ。


怒髪天

普通ロックンロール。ただでさえ暑いのにめちゃくちゃ暑苦しかった。

別に嫌いとかそういうわけじゃなくて、「ゴミ別に参加してタオルをもらおうキャンペーン」列に並んでた時に聞いたので、暑いのが辛かったってだけ。

ちなみに、「ゴミ別に参加してタオルをもらおうキャンペーン」に関しては、タオル目的に参加するとフジロックごみ問題について考えざるを得なくなるという良企画だった。

みんな、リサイクル食器は食べかすが残らないよう綺麗に食べよう。


KEMURI

往年のスカコアバンド

モッシュピットでは若者ではなく、いわゆるエアジャム世代のオッサンたちが大騒ぎ。

今でしょ!と思い人生ダイブに挑戦するも、うまく支えてもらえずしょっぱい感じで前から退場。


THE SEA AND CAKE

今回二番目に楽しみにしてたバンド

ついにJacking the Ballを生で聞ける時が来たか!灼熱のオレンジコート涼しい風が吹き抜ける!と期待が高まるが…

CD音源の方がよかった。てかライブなのに露骨に既成音源使いすぎなんだよ…これ以上何も言うまい

折角二列目で聞いてたけど途中で後ろに下がってしまった。

Twitter見てたら「オッサン感動して泣いてしまったよ」みたいな人が複数いたが、これで感動はさすがにハードル低すぎorノスタルジー効果しかない。


MY BLOODY VALENTINE

2月来日公演を見逃したマイブラ、ついにお目にかかれました。

Twitter小野島大さんが指摘していたが、最初は音が小さく迫力不足だった。なんだマイブラこんなものかと。

音量は徐々に上がっていき、最後の曲くらいになるときちんと轟音と呼べるレベルになったので、ノイズの波に包まれる感覚はちゃんと味わえた。

しかし音量は上がったとはいえ、全体的は音の解像度が低く、音のレイヤーが緻密に重ねられているCD音源に比べるとかなりお粗末なサウンド。

ケヴィン・シールズの後ろには10台ほどのアンプが並び、ギター一曲一曲取り替えていたが、努力虚しくといったところか。

Only Shallowのイントロとかライブだとどうなるのか楽しみだったのにな。

最後の曲で「うおーノイズの雨だ!」とか思ってたら本当に雨が降り始めて、「これはマイブラの演出か!?ハンパねぇ!!」とか感動していたのだが、その後雨は笑えないレベルに。


Chara

豪雨によりレッドマーキーには人が殺到

後ろの方で見るハメになったが、後ろの人達目的Charaではなくテント屋根

静かな曲の時も、隣の外国人が大声で会話をしており勘弁してくれという感じだった。

しかし「やさしい気持ち」は一応聞けたのでよかった。

Charaの声は生で聴く尋常じゃなくハスキーであり、s/n比が大変なことになっていた。

もはやノイズボーカルといっていいレベルであり、非常階段のシャウト担当の人を思い出す。

「やさしい気持ち」サビでは絞りだすような歌い方がさらノイズ成分を増していて、音程かい世界をもはや超越していた。。。

これは是非ライブ聴くべき。前で聞けなかったのが悔やまれる。

参考動画https://www.youtube.com/watch?v=EoUSERsC8VI


フライングロータス

音楽もさることながら、注目を集めたのはその舞台演出だろう。

日見初音ミクオペラTHE ENDと同じ舞台構造で、背景のスクリーンと前面にある半透明スクリーンの間にDJブースがあるという構造

このVJがすごすぎて、ちゃんとみんな音楽聞いてなかったんじゃないの?と思うレベル

というか私自身が音楽に集中できず、あまり覚えていない。

印象的だったのは、インテリジェントなサウンドと裏腹に、フライングロータス本人がかなり頭悪そう(いい意味で)でハイテンションアジテーターだったことw

無駄に「オキナワー!キョウトー!インザマザファカ!」とか叫んでた。


Char

迷うことなく1日目のベストアクト。

ライブはなんとノープランCharが友人ギタリスト及びフジロック出会ったギタリストを順番に招いてひたすらジャムセッションしていくというもの(なんと二時間半も!!)。

ギターを少しでもかじったことがある人なら感動せざるを得ないライブだった。

Charはそれぞれのゲストギターで会話。必要言葉は「キーはDで!」というセリフのみ。

ギターでの会話にはきちんとシンタックスがあり、方言もあった。

奥田民生ソロの後にCharが「おっ、ギター広島弁だねぇ」と言ったのが印象的。

フジロック当日に初めて会ったEddie Roberts(The New Masteroundsのギタリスト)はファンクギタリストであり、Charブルースギタリスト

ジャンルの違いは方言の違いのようなものであり、お互い歩み寄り会話を成立させていく様には全てのギター小僧が感動したことだろう。

Char本人に関して言えば、立ち居振る舞い、声、ギター、何をとっても最高にかっこいい不良中年だった。

ライブ中にタバコは吸うわ、ビール缶を蹴って客席に飛ばすわ、そんでもって58歳にもなってビールを口から友人に噴きかけるやつなんてCharくらいのものだ。

そして、Charゲストたちだけではなく観客との掛け合いも忘れない。

「そろそろ声出しとく?」とライブ中何回もコールアンドレスポンスはさみ、雨でずぶぬれになった観客たちの体を温めてくれた。

最後Warの「Cisco Kid」の替え歌で、全てのギタリスト総出で「Fuji Rock Kid」を演奏

我々観客はサビで「Fuji Rock Kid was a friend mine」と大合唱

裏でやってた(どちらかと言えばCharが裏だが)ナイン・インチ・ネイルズも少し気になったが、Charを選んで本当によかったと思えるライブだった。

佐藤タイジ奥田民生ハードロック鈴木賢司エレキシタール、Eddie Robertsはファンク、CHABOとCharブルースという、もう本当に異種格闘技戦だったわけで。

Char×Eddie Robertsなんてもう二度と見られないだろう。


勝井祐二 and The Magic Caravan

日付も変わってなんと25時からライブ

ピラミッドガーデンという辺境の地でしかも深夜ということもあり、夕方のCharaとは対照的にセレクトされた客層。

どれくらい辺境かというと、メインステージがある方向と反対方面にテントサイトから徒歩20分というレベルなのだが、この場所は勝井さんたっての希望らしい。

まずは勝井祐二×U-zhaan即興演奏。先ほどのCharとはシンタックスこそ異なれど、これまた達人同士による会話が繰り広げられる。

多分彼らは無限に会話を続けられるだろう。こうした即興演奏を見ると、もはや曲という概念がよくわからなくなってくる。

そしてギターボーカルとしてSORA、青葉市子が順番に登場。

青葉市子はポンチョサングラス、箒を振り回しながら登場し、その場にいた全員を困惑させる不思議ちゃんぶり。

青葉市子は弾き語り音源ライブを聞いたことがあったが(翌日にも見た)、そこにエレキバイオリンタブラが加わるとさらに素晴らしい曲に仕上がっていた。

どうせなら三人でやった音源CD化してほしい。

最後はその日が命日であったrei harakamiU-zhaanが共作した「川越ランデブー」を勝井祐二U-zhaan、青葉市子の三人で演奏

大げさな言い方だが、即興演奏の達人たちはもはや死者とも会話していた。

といってもシリアスな感じではなく、曲はむしろU-zhaan特有なシニカルユーモアあふれるものだった。

からYouTube原曲を聞いたが、歌の部分は青葉市子が歌う方が可愛げがあっていいと思う。

しかし、斎藤牛蒡店は自らのやばさに気づいてないあたり、U-zhaanよりもさらやばい

参考動画https://www.youtube.com/watch?v=NICEXdZ2s3o

勝井さんの演奏を見るのはこれで4回目だが、毎度毎度違った印象だ。

一緒に演奏する相手によって音が変わるさまは、まるで多言語話者のようである

この日は以上。お風呂に入っておやすみなさい。

2013-07-06

人はすこしずつ死んでいくんだなぁ

親父が癌になったのは五年前だが、ついこの間の検診ではとりあえず再発はないそうで一つの区切りがついた。術後五年以内に再発がなければ「治癒」だそうだ。

でもなんか最近息苦しい、などという。で、肺の検査をしたんだが、真っ白だったらしい。タバコを吸わないのに肺がん?と思ったが、これはがんではなく老化現象だそうで、肺胞上皮細胞?が硬化しているとかなんとか。息苦しいのは硬化した細胞のせいでうまく酸素二酸化炭素の交換が行われないためらしい。

風邪から肺炎になって死ぬ老人はおおいが、てっきり体力がないせいで体が持たないのだと思っていた。

だが、原因はこの老化現象のせいらしい。咳がでたりすると酸素の交換がうまくいかないので、あっという間に酸欠になって死ぬ

現在治癒法はなし。予後は十年。ようするに十年経ったら寿命が来ますよということ。ちょっと風邪をひくとぱったり言ってしまうかもしれないので気をつけてください、などなどという話である

祖母も同じ現象で七十代で死んだ。遺伝の可能性が高いという。

多分苦しいんだろうな。普段から。あんまり動いたりとかできなくなるから、体力も落ちるんだろうな。動かないかボケたりするんだろうな。

めんどくさいような受け入れられないようなよくわかんない感じ。親のほうが先に死ぬんだから仕方ない。別にたいして仲が良い家族でもないし感慨がないともあるともいえる。自分も同じような死に方するのかなとおもうと怖いような、遠すぎてよくわからないような感覚になる。

五年前に癌が見つかった時、親父は59歳だった。いま、64。寿命は74と医療機関に宣言された。

現代医学ってちょっと残酷だと思う。寿命まで宣言されるなんてね。昔だったら老衰で片付いてたけど、今は治療法のない難病でなすすべもなく死んだってことになってしまうんだなぁ。

増田なので吐き出し。

2013-06-16

http://anond.hatelabo.jp/20130616142942

いや、それまで母親の体内で臍の緒から酸素供給されていたのが肺呼吸に切り替わったから泣くんだよ。呼吸なのあれは。

2013-06-04

父の死の瞬間・・・

父が危篤の時、ボクは家にいた。

「いつどうなるかもわかりません。」

医師からはそう告げられていた。

肝臓がんは手術不能でサイズは19センチになっていた。

酸素吸入は、限界まで10リットル流されていたが、SPO2は60台だった。

腹水が貯留して、腹から胸までパンパンに膨れてしまっていた。

内服のモルヒネ効果がなく、点滴に変更したためほとんど意識はなかった。

呼吸は下顎呼吸になっていた。

痛覚刺激も殆ど無かった。

「今夜か明日が山ですね。」

その日はそう言われていた。

明日仕事もあるし、今夜は一度帰ることにしよう。

でも、今日最後かもしれない。

最後のつもりで言葉をかけておこう。

「いままでありがとう家族で仲良くするから心配しないで。」

そう父に言って、一度家に帰った。

その日、ボクは無性にラムラしていた。

病院の行き来でオナ禁していたので、かなり溜まっていた。

ipadエックスビデオを開いているが父のことが気になってなかなか硬くならなかった。

でも、とにかく出したかった。

パソコンHDMI端子をつなぎ、テレビエックスビデオを見た。

42インチテレビなら等身大に近い感じで映し出されるからより臨場感があるだろうと思った。

すこし硬くなってきた。

でも、なかなかぎんぎんにはならなかった。

ボクはそこで間違った行動に出てしまう。

そして、すぐにその時がきた。

父の呼吸が止まっていると電話があった。

その時、ボクはあまりに固くならないのにイライラしてバイアグラを服用ししてしまったのだ。

バイアグラを飲んでのオナニーである

本当に情けない。

父の呼吸が止まった瞬間、ボクはギンギンになっていた。

しかし、その後はどんな動画を見てもボクのあそこは反応しなくなった。

大好きな女優の大好きな部分を見ても、父との思い出が頭をめぐりまったくの無反応だった。

父に面会したとき、ボクのバイアグラ血中濃度結構あったと思う。

父の死に目の時にボクがバイアグラを飲んだ状態であろうとは父も思いもしなかったと思う。

父も死んでも死にきれないだろう。

ボクも今まで生きていた中で一番悲しかった日だった。

2013-05-29

鼻炎がなおったときのはなし

小学校とき山瀬まみの物まねしてんのかっていうくらいの鼻炎だった。

 

以下けっこうグロい話。自分かいててキモチいから気をつけてね。

 

それがかたーい鼻炎といったらいいのか、冬になるとどうやっても鼻の奥にぎっちりつまったきいろいのがとれない。

ちょっと緩むとのどのほうに塊でおちてきてきもいから、おもいっきカムんだけど、全然出てこなかった。

何回もおもいっきり息を鼻からだしてぶびーぶびーって音をさせて、あ、ようやくひっかかった、というときにはすごいきもちわるい音、こもったうがいみたいな粘着系の音がする。

自分はすっきりするんだけど聞いてる人はさぞかしきもちわるかったとおもう。

 

大人になっていろいろやってみて、なおりかけたときのことだ。

ずーっと腫れてた鼻の粘膜がしゅっと痩せてきてたんだとおもうんだけど、

あれ、これひっぱれる。と思うことがあったんだ。

そんでひっぱったの。鼻水を。そしたら脳のちかくの、以前いつもつまってたとこがついついってひっぱられ、はなのなかをこすりぬけながら

ずるずるずるずるひもみたいにどこまでもでてくるの。ティッシュをしゅっしゅってひきぬきながら、つまむやらまきつけるやら、ひっしでひっぱったよ。

あ、まだ端っこが出てる。まだひっぱれるって感じで。

 

そんでとぎらせないように全部つまんでひきだしたらめちゃくちゃはなんなか、おくのほうがすっきりして頭が軽くなって酸素が吸える感じになった。

それで2-3回くらいやったらキレイに治ったの。悪霊退散って感じ。

いつでもニオイがかげるし、鼻がつまりすぎてしゃべろうとしたらいきなり耳ぬきになってばちんっていうことももうない。

 

今は鼻くそ程度しかできない。鼻くそはひんぱんにできるようになった。

手前のほうにあってかりかりに乾いていて鼻をそとから揉むだけでぽろっとおちるからとりやすい。

これもけっこう形がはっきりしてる。

ようやくトイレの壁に鼻くそをなする人の気持がわかったよ、やらんけど。

 

ふつうの鼻水ってそんなにあつかいやすいんだなーという発見だった。

治った方法はちゃんとした信用できる医者にかかっただけ。

 

ブクマしてくれた人がいるから追加。

この医者は一般的にはまともじゃない医者なんだ。高いし混んでるしおしえてもたぶん行けない詐欺だっていわれるんで実名も出さない。

でも勉強してて、言うことがまともな医者だったよ。本は1冊くらい出してる。

薬は副腎ぴしつではなく漢方だったけど一本筋のとおった使い方だったし、普通に医師免許のある医者だけど科の学会に属してないよ。内科にあたるとおもう。

2013-05-07

http://anond.hatelabo.jp/20130507204702

警察官による現場処刑について

 

7時に110番通報したのであれば現場到着は10分程度であろう。捕縛術を使える警察官なら、単純な動作で暴れている者の行動を制圧することは可能。また警察官コミュニケーション能力も訓練されているから、熟練した警察官なら、誘導術により行動を抑制することもできる。事件現場にいた警察官は、捕縛術や誘導術が使えなかった可能性があるが、そうではないという可能性もある。使えたのに使わなかったという可能性、すなわち殺人現場処刑の可能性だ。

女性報道によれば「子供オモチャを投げた」だけど「刃物は持っていなかった」のであるから物理的な制圧必要なかった可能性が高い。被害者精神状態の詳細は定かでは無いが、育児ノイローゼ情緒失調をおこす人などめずらしくない。また、警察には民事不介入の原則があるから、事件性を確認できない段階で私生活の事柄に介入するべきではない。「夫婦喧嘩は犬も食わない」は警察官の行動原則のひとつだ。にもかかわらず後遺障害どころか死に至らしめるほどの“民事介入”を強行した。殺意が無ければできないことだ。

暴力的あるいは物理制圧は、事態の重大さと必要性に比例して適用されるという比例の原則は、警察官職務執行法のもとで適用される。ゆえに、背中の上に乗って呼吸や血流を停止させ、心臓を停止させる行為が、警察官職務執行法で言うところの「真にやむをえないと認められる限度で、行動を抑止するための手段」であるとは法的に認められないし、緊急性もない。社会一般通念に照らしても、そのような殺害行為必要でありかつ正当であるとは認められない。

 

犯人被害者女性背中に全体重を乗せて心肺圧迫で低酸素血症に陥らせたのだとすると、おそらく数秒から数十秒といった短時間意識を失っただろう。意識を失って呼吸が停止した瞬間から、脳に酸素が届かなくなり、3‐5分以上の呼吸停止が続けば、自己心拍が再開して呼吸がはじまっても脳障害蘇生後脳症)を生じる可能性がある。こうした基本的な医学知識は、教育訓練や研修などで警察官なら知っていたはずだ。また民事不介入やそれ原則といった警察権行使のルールについても、警察官は徹底した教育を受けているので知っていたはずだ。だから、事件を起こした警察官たちは警察権行使のルールを知らずにやってしまったとは考えにくい。警察権行使のルールを知っていてあえてやったと考えるのが自然だ。

呼吸を停止させたのは遅くとも7時20分頃であろう。報道では「7時55分頃女性意識を失っているのに気付」いたと報じているが、報道事実だとすれば、35分間という長時間犯人は呼吸が止まった女性背中に乗り続けていたことになる。背中に乗っていて呼吸が停止するのに気づかないというのはあまりにも不自然だ。制圧をしに来て、過剰制圧にならないよう気をつけるべき警察官が、呼吸が止まったことに35分も時間がかかったという言い訳はあまりにも不自然だ。だからこの事件は、過失傷害などではなく、故意の報告遅延、すなわち死んでもとにもどらないことを確認してから救急を呼んだ。これはまさに殺人行為しか集団による組織的な殺害行為であった可能性が高い。

いずれにせよ、背中に乗って呼吸を止める必要性は無い。背中に乗れば呼吸が止まる可能性があったことは警察官なら予見可能だったし、呼吸が止まったことにすぐに気づいて救急を呼び応急措置をとることも可能だった。しかしそれをあえてやらなかった。複数の警察官死ぬのを35分間なにもせずじっと見守っていた。しかも単独ではなく複数でだ。背中に乗ったことも、呼吸をとめてそのまま35分間放置したことも、殺人行為に当たる。これは単なる過剰制圧ではない。単独犯の突発的な事故でもない。複数の警察官による組織的な犯行だ。

警察官には、自分正義体現者であり、いかなる暴力も使えるし、たとえその暴力で相手が死ぬことになってもそれは正義の実現であるという、思い上がった動機を持っていたのかもしれない。またそのような正義暴力警察組織日常的に産み育てる環境をつくり、正義のための暴力正義のための処刑という考え方を称揚し、評価する環境日常的に存在した。犯人たちの組織的な正義暴走は、警察組織日常活動の中で繰り返されていいたのかもしれない。

今回はたまたま家族殺人現場に立ち会っており、加害者行為は言い逃れできない状態にあった。今回はたまたま大阪府警に報告され、たまたま司法解剖にまわされ、たまたま司法解剖で物的証拠が確保され、今回はたまたま大阪府警が送検して事態を公開した。しかし、堺署は当初「問題はない」としており、組織的に事件を握りつぶそうとしていた。堺署の言い分がとおっていたら、事件はヤミからヤミへ葬られていただろう。そうなっていた可能性もあったし、かつてそのようにして握りつぶされた事件が各地で発生していた可能性もある。

こうした殺人正義を認める現場処刑OKな警察組織暴走を防止するためには、警察組織の刷新を実行するとともに、警察官職務執行法のもの非暴力的なものへと改変する必要がある。裁判所警察正義暴走を止めることはできない。またこうした事件を二度と繰り返させないために、実行犯だけではなく、立ち会った警察官警察官指導していた監督者に対する法的制裁必要である警察組織社会的な信頼を失わせた責任警察トップが引責することも必要だろう。ひとりだけ過失傷害で起訴だけして執行猶予つきで刑務所にも入らずに警察復職するなどという事態は絶対に避けなければならない。過失傷害ではなく殺人罪による起訴。そして殺人現場にいた同僚は、殺人共同正犯として起訴上司背中に乗って制圧するという方法を教えていたのだから殺人予備教唆起訴社会的不安を生起させた事件であるから実刑が望まれる。

http://anond.hatelabo.jp/20130507204605

100キロ警察官が暴れる女性制圧し死なす 昨年11月 堺市

昨年11月、堺市堺区の自宅で暴れたとして警察官に押さえ付けられた女性=当時(40)=が意識不明となり、その後死亡する事故があり、大阪府警が業務上過失致死容疑で調べていることが24日、捜査関係者への取材で分かった。押さえた警察官書類送検する方針。

女性に心疾患などの持病や外傷はなかった。背中を両膝で押さえ付けた警察官は大柄で、装備も含めて100キロ近い体重があったという。府警は、制圧行為に行き過ぎがあり、死亡との間に因果関係が認められるとみて、捜査している。

府警によると、昨年11月9日午前7時ごろ、女性家族から「暴れている」と110番があり、堺署員3人が自宅に駆け付けた。女性子供おもちゃを投げるなどしたため、うつぶせにして手錠をかけ、上に乗るなどして押さえた。2人が手足を押さえるなどし、大柄な警察官が膝で背中に乗るような形だったという。

女性刃物などは持っていなかったが、府警は「かなり暴れたと聞いている」としている。

約20分後、女性が呼吸していないことに気付き、堺市内の病院救急搬送。11月14日に死亡した。司法解剖の結果、死因は脳に酸素が行き渡らなくなる低酸素虚血性脳症だった。

[ 2013年4月25日 06:00 ]

http://www.sponichi.co.jp/society/news/2013/04/25/kiji/K20130425005677870.html

警官が過剰な制圧女性死亡=業過致死容疑で書類送検へ—大阪府警 - WSJ.com

堺市堺区の民家で昨年11月、大阪府警堺署員が暴れていた女性=当時(40)=を取り押さえて保護する際、女性意識を失い死亡する事故があり、大柄の署員が女性背中に乗り上げる格好で制圧していたことが24日、捜査関係者への取材で分かった。府警捜査1課は過剰な制圧方法だったとして、業務上過失致死容疑でこの署員を書類送検する方針。

堺署によると、昨年11月9日午前7時ごろ、家族から女性が暴れていると110番があり、署員は同僚2人と駆け付けた。午前7時半ごろ、物を投げ付けるなどしていた女性うつぶせにして手錠を掛け、さらに激しく抵抗したため署員が背中に両膝を押し当てて乗り上げ、身動きを封じた。

女性は約20分後、脱力して意識を失い、病院に運ばれたが、同月14日に死亡した。司法解剖の結果、死因は低酸素性虚血性脳症と判明。制圧方法について、同署は当初、「問題はない」としていたが、同課の調べで、死亡との因果関係があると判断した。

http://jp.wsj.com/article/JJ11750838453408114619017710296122612588020.html

http://anond.hatelabo.jp/20130507204309

巨漢警官 過剰制圧女性死亡 業務上過失致死で書類送検

昨年11月、大阪府堺市の自宅で暴れたとして、大阪府警堺署の男性警察官に押さえ付けられた女性(当時40歳)が意識不明となり、その後死亡する事故があり、府警が業務上過失致死容疑で調べていることが24日、捜査関係者への取材で分かった。警察官は装備を含めて100キロ近い巨漢で、制圧行為に行き過ぎがあり、府警は死亡との間に因果関係が認められるとみて捜査警察官書類送検する方針だ。

堺署によると、昨年11月9日午前7時ごろ、女性家族から「暴れている」と助けを求める110番があり、男性警察官を含む堺署員3人が自宅に駆け付けた。

女性自分の子供のおもちゃを投げたり、叫んだりするなど激しく暴れ、手の付けられない状態。そこで女性制圧するため、まず玄関先の地面にうつぶせにさせ、3人がかりで手足を押さえたという。

それでも女性が静まらなかったため、頭の上で両手に手錠をかけ、警察官のひとりが女性背中を両膝で押さえつける正座のような姿勢で乗っかった。

しか約20分後、ようやく静かになったと思った女性が呼吸をしていないことに気付き、緊急の心臓マッサージを行いながら堺市内の病院救急搬送。その5日後の11月14日、女性は死亡した。司法解剖の結果、死因は「低酸素性虚血性脳症」だった。女性に心疾患などの持病や外傷はなかった。

女性背中に乗った警察官は「かなり大柄」(堺署)で、体重は100キロ近くあったとみられる。府警は制圧行為に行き過ぎがあり、死亡との間に因果関係が認められるとみている。

酸素性虚血性脳症は、何らかの原因で呼吸機能が低下し低酸素状態となり、中枢神経系のうち、特に大脳皮質という大脳の表面の部分に重大な障害が発生する症状。世田谷井上病院井上毅理事長は「警察官女性の上に乗ってしまったことで、胸郭(胸部の外郭を形成する部分)や顔面の口か鼻の部分を相当圧迫してしまったのではないか」と指摘。女性うつぶせ姿勢で押さえつけられたことで呼吸機能が低下し、脳動脈を流れる動脈血に酸素が行き渡らなくなったとみられる。

井上理事長によると、うつぶせになった人の上に体重の重い人や物が乗った状態が3分以上続くと、脳機能ダメージを与えるという。井上理事長は「20分も乗っていたとしたら非常に危険。その危険性を警察官が理解できていなかったことが問題」と話した。

2013年4月25日06時03分

http://hochi.yomiuri.co.jp/topics/news/20130425-OHT1T00036.htm

警察官による現場処刑について

正義暴走自分勝手な判断で死刑を執行した警察官たちによる殺人事件。

 

警官制圧女性死亡 業過致死容疑で書類送検

堺市堺区の民家で昨年11月、装備を含め約100キロの重さの大阪府警堺署員が、暴れていた女性(当時40歳)の背中正座のような格好で乗って押さえつけ、意識を失った女性が5日後に死亡していたことがわかった。死因は呼吸不全などで脳に酸素が行き届かなくなる低酸素虚血性脳症だった。府警は署員の制圧行為に行き過ぎがあったとみて、業務上過失致死容疑で書類送検する方針。

同署によると、昨年11月9日午前7時頃、同区の女性方で「女性が暴れている」と家族から110番があった。この署員が同僚らと駆けつけると、女性が物を投げたり、叫んだりしていた。

署員は約20分後、女性玄関先の地面にうつぶせにして同僚らと手足を押さえた。女性がなおも激しく暴れたため、頭の上で両手に手錠をかけ、背中や腰を手で押さえたが、静まらず、正座のような姿勢背中に乗ったという。

署員は女性の抵抗が弱まると、背中に押し当てた両ひざの力を緩めていたが、同7時55分頃、女性意識を失っているのに気付き、同僚らと心臓マッサージをしながら119番。女性は14日午後に病院で死亡した。

警察官職務執行法は、異常な挙動があり、救護が必要な者の保護を義務づけている。方法は府警の内規で定められており、自殺や他人に危害を及ぼす恐れがある場合、「真にやむをえないと認められる限度で、行動を抑止するための手段をとれる」としている。

府警は、同僚らへの事情聴取司法解剖の結果などから、署員の行為は行き過ぎで、死亡との因果関係も認められると判断した。

2013年4月24日 読売新聞

http://osaka.yomiuri.co.jp/e-news/20130424-OYO1T00293.htm

2013-04-26

http://anond.hatelabo.jp/20110609143413

「カッコいいと思ってタバコを吸うこと」がかっこわるいって思ってるから

これにつきる。

いわゆるヤンキーとか不良とかわざわざ社会的弱者(低収入)っぽいカーストに入りたくない。

それならその辺の読者モデルとかに憧れながら勉強して良い大学入ったり夢を追った方が良い。

大学生とき、あまりにも周りが吸うから疎外感感じて吸ってた時期はあるが、すぐにやめた。

百害あって一利無しだな。

たばこがないと手持ち無沙汰っていう、自分に自信がなさそうなヤツが多いのもきもい

○○がないと駄目!っていう状況に自分を追い込みたくないし。ただでさえ食事とか酸素かいろいろ縛られてるのにさ。

2013-04-19

栗城史多さんって登山愛好家は嫌ってる人が多いんですか

NHKテレビ東京番組で、凄い人間だとして、

感動ドキュメンタリーとして放送されていた登山家栗城史多さんが、

現在発売中の雑誌ボロボロにたたかれています

うそつき芸能人

盛っちゃいすぎ感が満点な「ハリボテ」こそが奴らの生命・・・
いま「フェイ芸能人」が痛すぎる!!そのキャラ戦略と経歴に香ばしさプンプン!!
登山家 栗城史多

「七大陸最高峰の無酸素単独登頂」をウリに登山ライブ中継するも、

現在プロ登山家からの批判を避けるためか、その文字はHPから消されている。

マルチ界の大物と共同で後援会を行っているところも、香ばしさ満点だ

一部ではプロ登山かならぬプロ下山家と揶揄

他のプロ登山家登山愛好家からの評判がよろしくない。(後略)

http://pbs.twimg.com/media/BH9AkqXCcAAdtaQ.jpg

BLACKザ・タブーvol8という本だそうです。

http://www.amazon.co.jp/dp/4813067581

ここまでぼろくそに叩かれるほどのアレなのでしょうか。

文中には日本を代表する登山家の批判例も載ってましたが、

栗城さんを擁護してる人はいないんですか。

2013-04-17

ハーレムを作る夢がかなった後で

小学生のころ、ハーレムを作るのが夢だった。

志村けんTV番組で、裸の女性が何人も温泉につかっていて、そこに主人公が一緒になって入る。それを見て、たまらなく下半身が膨張した。俺も一緒に入るところを想像しながら、夜、布団にこすりつけた。妄想の中で、クラス可愛い女の子5人ぐらいと住むための部屋をつくって(ドラえもん秘密基地みたいなやつで、小部屋が6つあり、中央がいわゆるヤリ部屋)、全員裸で暮らしていた。もちろんまだセックスがどういうものか知らない年齢だったので、裸でお互いの体をまさぐったり、キスしたりする程度の想像。いつかこういう場所で、女の子とたくさんイチャイチャしたいと思った。こういう部屋のことをハーレムというのだともう少し大きくなって知った。

はてなのよくある匿名日記と違って、今から話す話は、何かの共感を得て「よし明日から実践しよう」だとか、最初ダメだった作者がWEB関係で頑張って今は人並み以上ですだとか、色々あったけど明日結婚します、だとか、そういったスッキリするようなオチはありません。むしろスッキリしたいがために、これを書こうと思いました。

俺は今、無職の36歳で、独身、職歴多数、次に何をして食べていけば良いのか途方に暮れている。特別な職能もなく、その前に「夢(やりたいこと)」がない。

みんな夢があって良いな、とまず思う。こういうのやってみたい、こういうプログラム勉強したい、ネットでこういうサービスを作り出したい、そういうのがまるでない。今日はお鍋にしよう、という程度の軽いノリでも思いつかない。

もっと若い時、たとえば25歳ぐらいだったら、そういうノリで何かの夢を見れたのかもしれない。36歳。自分の向き不向きや、世界の辛さや、お金のために仕事することや、家族のないさみしさや、いろんなことを知ると、身体とは裏腹に心が重くなり、行動に移す前に、その夢想すらしなくなった。

そう考えていて、もしかしたら夢をかなえたから、次にやりたいことが見つからないのでは、と思った。スポーツ選手が夢をかなえて引退するみたいに。俺の夢は、ハーレムをつくること、たくさんの女の子とをセックスしまくることだった。

童貞卒業したのは大学3年の夏、21歳だった。やらずの二十歳で、相当こじらせていたんだと思う。ハーレムを作りたかった少年が、実際にセックスするまで10年以上かかった。

セックスを知ってから、ほぼ毎日、やりまくった。最初に付き合った女の子セックスは嫌いではなかったから、会ってる時間の半分以上はセックスに費やした。その子と別れてからも、たくさんの女子出会ってやりまくった。1年間に12人の女性と付き合ったこともあった。その時期から、いろんな女の子と付き合えば付き合うほど、心が重く苦しくなっていった。水中で酸素ボンベなしで泳ぎ続けるような感触。早く水面に上がった方が良いのに、20代の性欲のせいなのか、さみしいからなのか、俺はずっと潜り続けていた。でもこんなことを繰り返しても空しいだけだとはうすうす感づいていた。 

仕事はどれも長続きしなかった。最長で3年。やりたいと思った仕事についたりもしたけど、諸々の事情転職を繰り返してきた。俺に辛抱が足りないのも分かっている。ブラック企業ばかり経験したせいもあって、人の出入りが激しくて、辞めることに抵抗はなかった。

仕事はなくてもセックスがあったから、俺はひたすらやりまくって20代を終えた。同い年の友達が定職について、結婚して家族を作っていく中で、30代の半ばになった。

ある時、性欲がなくなっていることに気がついた。

広義の意味での性欲はもちろんあるんだけど、20代の頃のように何が何でもこの子とやりたい、というような強い欲望が微塵もないのだ。「歳のせいだよ」と言えばその通りなのかもしれない。でも、性欲のみを頼りにして突っ走ってきたから、それを失った今、何を目標として生きたらいいのか、日々の生きる希望がなくて、途方に暮れている。

小学生の頃の夢だったハーレムは、20代で実現していたのかもしれない。出会った女の子を口説いて、セックスする。申し訳ないけれど、最初は、女の子言葉は悪いけれど今よりも「モノ」に近い感じだ。いやたぶん女の子が「モノ」というよりも、人間全部を「モノ」と思っていた。それは心の繋がり、相手を理解したい、相手の未来をちゃんと考えたい、といった想いが薄かったという意味での「モノ」表現だ。

ただヤル対象だった女の子が、20代後半から割りと真剣に付き合うようになって、同棲して、将来この子と一緒になるのかなと思った時期もあったけど、別れて、また違う誰かと付き合って、そうこうしているうちに、36歳になっていた。

オナニーはする。今は無職からほぼ毎日。でも、生身の女性関係を持ちたいとは思わない。思わないというか、持つまでの面倒くささ、持った後の面倒くささ、そういったものが大きすぎて、口説こうという意識が持てない。「セフレで良いじゃない」セフレだってしんどいよ、心をまったく無視して「モノ」みたいに扱えれば楽なんだろうけど、もうそういう気持ちにはなれない。綺麗ごとではなく。誰かと関係を持つというのは、誰かの世界を共有することで、その重さを持つのはかなりのパワーが必要なんだ。

夢はかなわない方が幸せなのかもしれない。

かなってしまったら、もう目標が無いわけだから、あれほど自分を突き動かしていた衝動がもう起こらないわけだから毎日が凪みたいなもので、重苦しい朝を迎えて、ため息をつきながら起きて、公園に出かけて、ボーっと座ってる。精神科にも行って抗不安剤を処方してもらったけど、結局、未来を、道を決めるのは自分自身だから途方に暮れている。

織田信長時代人生50年だったら、このまま御隠居さんとしてあと15年ぐらい縁側で盆栽いじって若い人に「おなごを口説くとは」と講釈たれて生きておしまいにできたのかもしれない。でも、残りの人生平均寿命が70としたらあと35年以上あるのだ。俺が生きてきた歳と同じだけの時間。長すぎる。

セックスさえ考えていればよかった時代は過ぎた。ハーレムはもう夢じゃなくなった。俺の次の夢。生きる目標。そんなもんなくたって、金が無くなれば食うために何かしらの仕事につかなきゃいけないわけだし、そうなるまでの、あきらめがつくまでの期間だってことも、薄々感じてはいる。

でも、それでも、っていうところだ。

***

ここまで長文を読んでくださった方がいたらありがとう最後に。ここまで読んでくれたんだから、タメになることも書かないといけない気がした。たぶん若いころの自分がこれ読んだら、聞いてみたいこと。

女の子にもてたいんですが、どうしたら良いですか?」

24時間365日、女の子にもてることだけを考えて生きろ』

これだけです。

これは俺が師匠と仰ぐ人生の先輩がいて、その先輩曰く、片手間でもてたい言うんじゃない、と。「俺はもてるために24時間365日費やしてる。高校球児が全てをなげうって甲子園のためだけに白球を追いかけてるぐらいの意気込みで女を口説かないともてないよ」と。俺は納得して実践してある程度成果を出したし、たぶんきっと夢をかなえる近道というものはないんだと思う。夢さえ見つかれば、それが心底かなえたいと思う夢なら、きっとかなうよ。

2013-03-18

http://anond.hatelabo.jp/20130318020927

恵まれた奴らは基本的に無邪気で無責任からな。

あいつら、自分がどれだけ恵まれてるのか理解してねーんだよ。

「えっ、でも酸素とかほとんど無限にあるし、呼吸なんて楽にできるじゃん」

くらいの感覚だぜ連中は。

相手にしても疲れるだけだぜ。まぁそうは言っても相手にしなきゃいけなかったりするんだけどさ。

連中のイノセントな「社会常識」が作り出した就職システムなんかに乗っかる必要はないぞ。

もっと他に生き方あるよ。捨てなきゃいけないもんは結構あるけどな。

そもそも「人生において得られるもの」すら、連中の常識に従ったならば、という条件付きの話なわけで。

2013-03-06

本当に危ないのはいじめっ子の方だと思う。

いやいや、心の歪みとか将来の犯罪者率とかそういうんじゃなくて。

しろ病んじゃうのは圧倒的に被害者いじめられっことかいじめっことかなんかソフトな言い方はたくさんありますけど加害者被害者ですよ。

加害者別に歪んでないんですよ。世間的に肯定されるのは、なんだかんだ言ってあっち側の人たちじゃないかな。

だってね、偶然なの全部。いじめ蔓延るのは悲しいか必然としても、加害者被害者の境目ってほんと曖昧

男子事情ちょっとからないけど、女子なんて立場逆転は一日あれば済みます

容姿が整ってて目立つ子と仲が良かったとか、からかわれる原因を持っていたとか、全部たまたま

誰が決めたわけでもないの。自分で選んだわけでもないの。

偶然自分がその歳でそういう人間になっていて、偶然そのクラス職場に入って、色々な要因が重なって発症した暴力被害者になっただけ。

悪いとか悪くないとかの話じゃないんですよ最早。

いじめられる方にも原因はある」とかドヤ顔して言ってる場合じゃないって。原因と責任は違うって。

で、集団にしこたま迫害された人間がどうなるかっていうと、人間が怖くなります自分自身も含めて。

克服して通常生活送ってる人とか奇跡だよ奇跡超人だよ。

心因的な病気になったり引き篭もる反応のが正常だと思う。健全かどうかはさておきね。

自殺もね。見えないし、将来。自分以外の人間は全部自分を笑ってる貶めてる蔑んでるとか思うし。

身体ばっか大きくなって、親は信頼できないけど大事から負担はかけたくないし、てゆーかもう起きるの無理、みたいな。

夜になって目を閉じるたびこのまま目覚めなかったらいーのになって。

自殺は後処理があるから嫌だな、存在のもの消してくれないかな、とか。

考えるよね。お前なんか必要ねぇよコール毎日送られたね。

そこで屋上とか昇っちゃったらもうね。首吊り縄とかふざけて作ったはずなのに、あれって。

一瞬じゃね?痛いのは。今までの方がよっぽど痛かったよなって。思っちゃったらたぶんもうだめ。

周りに相談があったら、とか学校側の対応は、とかそんな話じゃないんだよ。

「そうなるしかなかった」の。死んでみようかな、って考えちゃった瞬間から

自殺だの自死だのこれまたソフト名称出ちゃってますけど、いってみれば殺人ですからねアレ。

殺人者だよ殺人者。憎しみだけで呼吸するの。もう酸素なんて届いてないから。

今回の本題は、この憎しみが自分ではなく加害者に向けられた場合

ようやっと話題になってきましたけど、報道番組観るたびいつも不思議だったのね。

加害者被害者になる可能性もあるんですよって教えないのかなって。

憎しみとか恨みがあるわけですよ、人を殺すほどの。被害者ターゲットを偶然自分に選んだだけの話。

考えないの?

例えば小学校で熾烈な虐めにあったとする。どんどんエスカレートしていって、中学に上がるころには不登校

高校通信行ってみたはいいけどモチベーション全然上がらないか勉強できないしそもそもコミュニケーションってなに?

就職なんて夢のまた夢、フリーターすらも続けられるか微妙

親の定年なんてあっという間で、もしかしたら揃って事故死とか病気あって多額の医療費、も可能性はある。

で、なんやかんや一人ぼっち。食費なんてとっくに尽きたし光熱費もろくに払えないか寒い暗闇で包まる。

なんでこんなことに。どうしてだ。いつからだ。原因はどこだ。誰だ。

失うものは何も無いって気付かれたらそこで終わり。個人情報の溢れかえった現代加害者のお勤め先なんて簡単に調べられちゃう

しかしたら自宅も分かっちゃうかも。加害者になる人は想像力が欠如してるので、そのまま成長してたら付近写真とかバンバン掲載。

見渡せば母の遺した包丁が。指を切ってみる。血は流れる。

相手の血を見てからでも死ぬのは遅くない。汚い靴を履いて何ヶ月かぶりに外に出る。

極端な例ですけど、こういう話があっても何もおかしくはない。

子供自殺した親が狂気に走って、とかね。

成功するかはさておき、なんらかのダメージはありますよね。

悲しい事件はなくしたいよね、ひとつでも多くね。

2012-12-16

カイロステマ

腹に当てたら生理痛が楽になったのでステマする。

商品名「たいやきecoカイロ

中国製。ブルックスという会社が輸入、ニシワキという会社が販売しているよ。

フリース生地でできたたいやきの中に小麦粒が入っている。

電子レンジで暖めて使う。

良い所

 中身が液体のやつとは違い、中の小麦から蒸気が出る。

 温度はあまり高くならず、じわじわ暖まる。

 軽い

 片側が厚くなっており、手にもったまま当てても熱くならない。

 厚いほうを当てればパンツ1枚の上でも熱くない。タイツの中に入れて固定できる。

悪い所

 小麦アレルギーの人は使えない。

 熱しすぎると小麦臭い

 たぶん保管方法によってはカビる。

 冷えるのは早い。

 電気を使う

冷えるのが早いので低温やけどはしにくいかもしれない。

いままでいろいろ試したけど一番ちょうどよかった!

たいやきのecoカイロは、液体の中に金属片が入ったタイプもあるもよう。

こっちのほうが電気使わないしECOかも。お湯で戻すやつ。

電気もガスも使わない使い捨てカイロが一番ECOなのかな、とも思いますが。

鉄粉と酸素消費するから駄目かな?

2012-11-30

最強のはてサid:Gl17 これ鉄板

カノセなヒトがこんなこと書いてるけど。

http://d.hatena.ne.jp/kanose/20121129/hatesa_hashimoto

まあ最強のはてサid:Gl17だよね。もう絵に描いたようなダブスタっぷり。kojiなんとかなんて目じゃないぜってぐらいのダブスタ

自民維新・橋下・石原あたりは人格名前血縁・政策・喰いもの・夫人・服装に至るまで全て否定w

呼吸しただけも怒りだす始末w日本酸素消費すんなとかwwクソわらったわ

kojiなんとかは確かにダブスタっぽいけど、まだ人間味のあるダブスタというか、橋下が嫌いなので橋下を否定することが最優先になって結果的にダブスタなっちゃったみたいな。まあ人間だしそういうことあるよね。人間だものダブスタの無いヒトなんていないと思うよ俺は。カノセなヒトだって多分粗を探せばダブスタっぽい主張してるジャンルあるんじゃない。誰だってそういうのあると思うよ、人生長いし。

でもid:Gl17のヒトはそういう人間味が一切感じられない矛盾っぷりを貫き通してて潔いっていうか清々しいっていうかw自民安倍ちゃんがかつカレーで叩かれてたときなんて大喜びしてんのな。しかもかつカレーを擁護したヒトに向かっては「大袈裟だ!ファシズムだ!」ってな具合。カツカレー擁護したらファシズムってwwwwwwちょwwwwwwムッソリーニビックリwwwwwwww

まあ何が言いたいかっていうとだね、なにかとサヨクって馬鹿にするけど、まともな左翼なヒトが大多数なわけですよ。右翼左翼も相手方を攻撃するのに人生を捧げちゃってるヒトってのはどうしても妙に目立つから人口比も高いんじゃないかって錯覚するけどね、ごく一部なの。そういうヒトにつられて右翼左翼も頭おかしいって決めつけないで欲しいんですわ。

2012-10-28

とある自分語り混じりの祝辞みたいな

ああ、長いよ。そんで私信みたいなもんだから

いろいろ迷ったんだけど、まあインターネットで知り合った人たちだし、インターネットの見える場所でお祝いの言葉を書くのも悪くないかなーと思って、なんか書いてみることにするよ。わかった人はてきとーに拡散でもなんでもして、ご当人たちの目の届く場所にでもこのURLを届けてください。ま「そういう人」なので、こっそりとどこかで見ていたりはしたわけですけど。

ボトルメールよりはもうちょっと確実性のある手紙でも、ひとつ

つーか結局は自分語りな。この場合自分語りしないと伝わらないこともあると思うんよ。

とりあえずそうだなー、びっくりした。びっくりはしたんだけどさ、なんていうか、あんがい意外でもないんですよね。ああ、なんか辿りつくべき場所に辿りついたっていうか。

そうね、まあ「彼」とでも呼んでおきましょうか。

彼との出会いは、俺が以前やっていたサイト掲示板にまで遡る。俺がしょうもない日記書いて、共同で管理してた友人としょうもない対談みたいな記事作ったりして、まあ全体的にしょうもないサイトだったんだけど、掲示板だけは違ってたのね。エロゲやったりする人の多くがそうであるように、俺にも「青春」とか呼べる時期なんかなかったんだけど、もしあったとしたら、あの掲示板にそれはあったんじゃないかな、と思う。二十代後半だったけど。いいだろ別にいつ青春やったって。周囲に女とかぜんぜんいなかったけど。別にからそういうのはいいんだって

インターネット始めるまでは、自分趣味のこととか話せる相手がいなくて、それで、俺は異常だと思ってたんだよね。こんなにフィクションに異常な思い入れする人間とかほかにいない。いたとしてもそれは同居人くらいで、ほかにはどこにもいないんじゃないか。まあ日本には人間が1億人くらいいるので、確率としてここに二人いる以上、もうちょっとはいてもいいんじゃないかなーと思ってたんだけど、サイト始めてみたら、思ったよりも多かった。そうやって集った同好の士のなかに、彼はいた。

あの掲示板って、ちょうどいまでいうツイッターみたいな空間だったと思うんだよね。界隈の人たちのたまり場みたいな感じ。あずまんが大王の塗装のバスとか出現したっていうんでわざわざ見に行って実況してみたりとか、やってることが本質的に一緒。そんな掲示板のなかで、彼の存在はひときわ異彩を放っていたと思う。寡黙でありながら重量感があり、切れ味も抜群、常に陰のようなものがあるのに、どこかすっとぼけ確信犯諧謔がある。

同居人ともども彼の書き込みのファンになったね。彼が書き込んでくれるのが楽しみでしょうがなかった。

なんていうのかな、戦友、みたいな意識があった。骨の髄までフィクションに冒されて、二次元キャラと添い遂げるくらいの勢いで大好きで、ほかに希望なんかなくて、掲示版みたいな場所に吹き溜まっててさ、でもそこしかなかった。ほかの人がどうかは知らないけど(たぶん似たような感情は持ってくれてると思うんだけど)、このクソみたいな世界のなかで、なんとか喘ぐように呼吸して、それこそ酸素に飢えた金魚みたいに口をパクパクさせながらなんとかエロゲとかマンガのなかに救いを求めて、そんでもって掲示版でなんか吐き出してる。ここでは本音で話せる。道端の路地の向こうに、あるキャラクターいるかもしれない、永遠に会うことができないそのキャラ面影だけ追いかけてふらふらと散歩を続けるような、そんなポエムじみたことや、そういうバカで真剣でどうしようもない自分を笑い飛ばすようなことや、そんなことを日々繰り返して、それでもまあなんとか生きてるよね、別に積極的に生きる理由もないんだけど、とりあえずフィクションあれば俺ら呼吸はなんとかできるよね、みたいなそんな日々。

そんなのがまあ、俺にとっての青春だった。

そんな日々をともに過ごしてきた人たちに対しては、友人というより、仲間というより、やっぱり「戦友」っていう言葉がしっくり来る。

そういう場所を瓦解させてしまった理由ってのは、いくつかあると思うんだけど、まあいちばんは俺が結婚たからだな。

俺、アホだからさあ、どっちかしか取れないんだよね。真剣だったからこそ、ってのはあるかもしれないんだけど、少なくとも結婚するっていう事実の前では、俺はフィクションを捨てるしかなかった。だって、そこに魂の半分を置いてるんだもの。好きになるのも嫌いになるのも、すべてはフィクションのなかにしかそういう対象っていないんだもの現実人間なんて書割じゃん。こちらに実害を及ぼす人間けが脅威で、あとは男だろうが女だろうが、じーさんだろうが幼女だろうがひとしく恐ろしいものだったわけで、それが、たった一人といえども「人間」を選んでしまったわけ。それは「世界を選ぶ」ということとほとんど等価だった。全否定してきて「フィクション摂取する俺の肉体を生存させるための意味しかなかった」世界のなかで、俺は伴侶を得て歩いていかなきゃいけないわけよ。いいったって悪いったって、俺ひとりじゃない。とにかく俺は世界を切り開いて歩いていかなきゃいけない。

そうやって俺はフィクションを捨てて、書くことすら捨てようとした。

でもねー、書くのだけはやめられなかった。

言ってみればさ、フィクションを捨てること、書くことを捨てること、すべては裏切りじゃん。もちろん周囲の人はだれ一人として裏切りだなんて思ってなかったと思う。複雑な気分を抱えていたことは想像に難くないんだけど、俺が「この世界」に幸福を求めようとすることを咎める人なんてだれもいなかった。

だけどさ、逃げるようにサイトやめて、俺そういう不義理っていっぱいやってて、いつ見捨てられても不思議じゃない人間なんだけど、彼はそんな俺をずっと見捨てないでいてくれた。彼だけじゃない、俺の周囲にはそういうありがたい人たちがたくさんいて、俺は今日まで生きてくることができた。

いまはもうそうじゃなくなったけど、書くことだけが俺にとって救いだった時期ってまちがいなくあった。書いて、読んでくれる人がいる。そのことだけで「ひょっとして俺は生きていることを許されるのではないか」と思えるようなそんな日々があった。

ここに至るまでの十年以上、そのほとんどの歳月を、彼はだれよりも俺の読者でいてくれた。極端にいえば、命の恩人だ。ほかの数人の人たちと同様、彼は俺を生かしてくれた。読んで、なにごとかの感想を書いてくれることで「少なくとも書くことだけでは、生きている理由がある」と伝えてくれた。

でもね、そこにあるのは感謝じゃないんだよなー。いや感謝もしてるんだけどさ、あるとすれば「あのとき俺ら一緒にいたよな」っていう深い感慨だろうか。ああ、俺らはあのころ、あんなに生きるのが面倒でやってらんなくてつらくて、そんでもまあ十数年後のいまも生きてるよな、なんかかなりおもしろめでかつ珍しめの人生とやらをやったけど、まあ死んでねえよな、明日以降もなんとかやってくんだよなー、みたいな。

そんな彼が結婚する。

別に結婚」っていう単語に無条件で反応しておめでとうなんて言う気はさらさらないんだけど、とにかく、彼は「見つけた」んだというひとつの明確な証拠ではある。結婚という形式に付随してくっついてくるいろんな義務とか権利とか、ようわからんけど、いろいろあるものをすべてひっくるめて引き受けて、たった一人の人を死ぬまでの伴侶として選んで、生命が終わるときまでは生きていくんだという決意の表明だ。そういうものとして「結婚」っていう形式はなんとも明瞭だ。

彼はそれを選んだ。

からさ、変な話なんだけど、俺の感情としては「安心」っていうのがいちばん強いのかな。彼の生み出したさまざまなものの魅力の大きな源泉は「孤独」だったけど、それゆえに彼にはいつも荒野を歩いているような感じがつきまとっていて、もちろんこんなもん言葉になんてしないんだけど、その孤独デッドエンドを彼が見てしまったらどうしよう、みたいな漠然とした不安はいつもあった。

そう、彼はもうひとりじゃない

これかな。そうだ。あなたはもう、ひとりじゃない。ひとりでなければ、ふたりであれば、それはきっと世界を手に入れたも同然なんだ。この広大な世界を歩くのに、ひとりっていうのはなんともつらい。あまりに大きい。世界がその美しさの片鱗を見せたときも、厳しさのかけらを降り注がせたときも、たったひとりでは言葉すら虚空に消えていく。

あなたは、あなたの見た世界の美しさを伝える相手を得た。いや、最初からそれをふたりで見ることになるんだ。

それがどれだけ素晴らしいことかなんて、もう言葉にはできない。

たったひとりのための、あなたであるように。そのことがそのままであなた幸福にするように。あなたと、あなたが選んだ人の幸福が、そのままで世界の美しさにつながる回路を形成しますように。

ちなみに、お相手の方もネットを通じて決して存じ上げぬ方ではございませぬ。存じ上げているっつーよりはもうちょっとよく知ってる。

なんで、この場を借りてお願いなど。

まあ、俺がいまさらこの場で言うことではないかもしれませんが、幸せにしてあげてください。言われるまでもねーよカスwwwと思われるかもしれませんが、それを承知でなお俺はそう言いたいのです。彼の孤独や、彼の傷つきやすさや、それでいてあんがい飄々としているところとか、飄々としているようでいて、もっと深いところで傷ついてたりするところや、そういうものをほかの人間よりは多少はよく知っている人間として。

なんかねー、ひとの旦那つかまえて俺のほうがよく知ってるヅラすんじゃねえよって叱られそうだけど。

そんでもまあ、そういうこと思っちゃうくらいには、彼は俺にとってかけがえのない人だったりするんですのよ。

あと還暦になったらクソどうしようもねえ鼎談とかやる予定なので、そこは多目に見てください。あなたもご存知の友人の環境が非常に劣悪です(もう一人の畏友とじょじぱんつのゴムを両端で引っ張ったり縮めたりしながらにやにや笑っている)。

最後に「彼」こと某神父へ。

まあ、なんですか、直接に会ったら俺のことだからビシッと決めて「おめでとう」とか言えそうもないんで、いまここで言っときます。ほら、しゃべるよりも文章のほうがうまいこと自分の考えてること言える人だから

おめでとう。

つーかまあ、びっくりした。

新婦の方には俺も会ったことないんで、まあそのうち会いますかね。

第一報を知ってからすぐにうちの奥さまに知らせようとしたんだけど、あの人、ここんとこあるゲームにはまってて、仕事してる時間以外、寝るかゲームするかしかしてなくて、いま爆睡中。起きたら知らせるつもりですけど、たぶん反応はこんなもんすよ。

「ふーん、ま、あの人ならいつか見つけるんじゃないかと思ってたけど。ついに見つかったか、くらいじゃないの?」

2012-10-24

悲しくて

死に際の人は声を掛けられて何を思うのだろう?

聴覚最期まで残ると言われていますから声掛けてあげて下さいね

と言われても何を言えば良かったのか

余命1日の父に

何か話し掛けようとしても、声を出すより先に涙と嗚咽が漏れしまいそうで全く無理だった。

病室に詰めている家族誰も涙を見せず、明るく努めていた。泣けるものか。

父が危篤前日まで結局余命や死後の話を一切せず、ひたすら治癒を語っていたのも一因だ。

病・死をただ敵視して、生きる未来を語っていた。そんな父に今までありがとう…とは言えない。涙を見せられない。

親戚が「長丁場だから」と貸してくれたiPadゲームをしつつ、軽口を叩きつつ、荒い呼吸と酸素吸入器の音が響く病室で夜を明かした。

もう呼吸が止まる時も結局声を掛けられなかった。

「お父さん」と声を掛ければ涙があふれてしまう。半ば絶叫のようになってしまう。

そうすれば良かったのか。悪かったのか。

父が死んでもう8ヶ月になるが、ある小説を読んでその時を思い出したので書いてみた。

悲しみの記憶はまだまだリアルで生温かい

2012-10-17

ご指摘の点は問題無い部分と考えます

http://anond.hatelabo.jp/20121016235228

まず、肝臓由来iPS細胞作成が可能であること、山中先生が報告されています

Generation of Pluripotent Stem Cells from Adult Mouse Liver and Stomach Cells

http://www.sciencemag.org/content/321/5889/699.long

次に、虚血性心筋症は、虚血によって心筋への酸素供給が絶たれて心筋が死んでしま機能しなくなるものです。ご理解頂いている通り、血管の詰まりにはもちろん対処しますが、既に失われた心筋は原則として再生されません。そこで失われた分の心筋(機能)を補ってやるという治療戦略自体はおかしくはないです。

2012-07-18

そもそもなんで超伝導を酒で煮ようと思ったのか/学会で聞いたこと

「なぜ 酒で煮ると超伝導物質に変わるのか?」

http://www.nims.go.jp/news/press/2012/07/p201207130.html



ブコメでなぜお酒を煮ようと思い立ったのか、疑問に思う声が多くあって、たまたま知っている立場なので書いてみた。

2年くらい前に学会で聞いた話であって、関係者ではないです。

Fe(Se,S)という物質は作った直後は超伝導体ではない。

ところが空気中で放置すると、超伝導化する、というのがこの物質の特徴だった。

しかも、時間がたてばたつほど、少しずつ超伝導がよくなる、ということもわかった。

1ヶ月たってもまだ超伝導はよくなり続けた!

1年たってもまだ超伝導はよくなり続けた!

どこまで変化し続けるの?どうして空気中で超伝導がよくなるの?ということが疑問だったが、

変化がとても遅いことがボトルネックだった。

そこで、この変化を促進させる必要があった。(←ここがポイント

そら最初は、水に直接つけるところから始まったと思う。

実験室にありふれているエタノールで試したりもした。

そういう試行錯誤のなかで、ビールワインなども試してみた。

結果、不思議なことに、赤ワインが最も超伝導をよくすることがわかった。

しかも高級なやつよりも、サントリーの「彩食健美」がよいとも言っていた。

白ワインよりも、ぶどうジュースよりも、水とエタノールの同じ混合割合のものよりも、

赤ワインは優れていた。

ではなんで赤ワインがいいの?ということになって、

今回のプレスリリース「キレート効果を持つ有機酸などが余分な鉄を除去」につながっている。

余分な鉄、っていうのが超伝導に悪さしていた、っていう理解だ。

空気中で超伝導がよくなる件については、たぶん余分な鉄と酸素が結合して酸化鉄をつくって、Fe(Se,S)という超伝導体の本体から析出したのではないかと推測する。

そのへんは論文を読んでみないとわからないけども。

「酒で煮る」っていうのは、反応温度を90℃くらいでキープした、という意味だけども、

これは温度が高いほうが反応が速くなるから

室温でも時間はかかるが、起こることは同じだと思われる。

2012-07-10

http://anond.hatelabo.jp/20120709235714

単位質量あたりの酸素消費で哺乳類魚類と比べたら,本質的にまずいと疑っています酸素エネルギー消費の桁が違うので哺乳類鳥類においては,いわゆる教科書的な説明で正しく効率一心一心室系より二心房二心室系が必要になるという点です,一心室系で酸素化速度と血圧と血流を現存の哺乳類鳥類の要求水準まで上げる設計全然思いつかないのです.進化発生的な形態の拘束の話題は確かに教訓的ではあるのですが,循環系・呼吸器系の複雑化の膨大なコストトレードオフ哺乳類鳥類の体温・脳神経・心臓・(特に大型哺乳類鳥類で)強大で機敏な骨格筋の維持・制御が可能になっていると疑っています生物が専門でないのであまり議論を追っていないので単に疑いです.

以下は完全に与太ですけれど,ジンベイザメ1[kcal/kg・day](勘)よりヒトのほうが体重あたり消費エネルギー 40 [kcal/kg・day](だいたい正しそう) 程度がはるかに大きいはずで質量あたり酸素化速度が 40 倍くらいいるのではないでしょうか.もちろん局所最適にさえほどとおく大域最適なわけはないのですけれど,種の多様性などを考えるなら進化を超越して考えることは基本的に生物学的にナンセンスです.まあもう少し時代がたてば生物シミュレートしたり合成できたりするでしょうからゲーム感覚にわかるかもしれません.

http://anond.hatelabo.jp/20120709163811

まとまりがなくてごめんなさいな.

2012-07-09

http://anond.hatelabo.jp/20120709183856

生理学を理解するには,一定程度の物理学化学の知識が前提になるしあなたの知識程度がわからない.心肺と動静脈の構造機能および血液赤血球赤血球ヘモグロビン酸素運搬を調べなされ.http://bunseiri.michikusa.jp/ このサイトの呼吸器・循環・血液とか図書館本屋解剖学生理学の簡単な参考書を読みなされ.心臓は,血液に流れをうむポンプで,肺はガス交換(主に酸素二酸化炭素)の場で血液中のヘモグロビン酸素化して血液二酸化炭素を除去する装置ヘモグロビン分子あたり最大四酸素分子と結合する.


仮に肺でヘモグロビンが常に完全に酸素化され,体循環で全て脱酸素化されるとすると,単位時間あたり全循環の 3 割が肺循環,7 割が体循環だとすると,「肺で酸素化された血液が体循環でなく肺循環に戻ること」の効果で体循環への最大酸素供給が概算 9 パーセント低下し,「肺で酸素化されない血液が肺循環でなく体循環に戻ってしまうこと」の効果で最大酸素供給が概算49パーセント落ちる.単純にあわせると,一心室の場合心室場合の42パーセントしか酸素供給力がない.これは体循環で血液が全て脱酸素化されるというちょっと現実離れした仮定を置いているけれど数十パーセントの差がでるのはたぶん正しい.肺の体積が数十パーセント小さくでき進化的に有利さがありそう.


一心室系では単位時間あたりの血液酸素効率(と二酸化炭素除去効率)が二心室場合より落ちることは,水と湯を混ぜたら温度が中くらいになりお湯より温度が下がる自然

http://anond.hatelabo.jp/20120709183008

ごめん、

そこの血圧制御したとしても,肺で酸素化された血液が体循環でなく肺循環に戻ることと肺で酸素化されない血液が肺循環でなく体循環に戻ってしまうことを考えるともったいない

ここわかんないからもうちょっと易しくおしえて!

http://anond.hatelabo.jp/20120709163811

哺乳類鳥類心臓一心室系だったら,肺にかかる圧が高すぎて肺の血管が破れて死ぬ.そこの血圧制御したとしても,肺で酸素化された血液が体循環でなく肺循環に戻ることと肺で酸素化されない血液が肺循環でなく体循環に戻ってしまうことを考えるともったいない酸素化の効率アップと心臓循環系の複雑化によるコストとが進化的には天秤にかけられているはずで,発生的な拘束を考えたうえ哺乳類鳥類だと一心臓二心室二心房系がよかったとおもわれる.

http://anond.hatelabo.jp/20120709163811

エロくないし憶測で言うけど、

一対の心房と心室から静脈血(酸素に乏しい血液)がエラへ送られ、エラからそのまま全身を循環して心臓へ戻ってくる。

by.wikipedia心臓魚類

っていう身体の構造上、もういっぺん心臓に戻して全身を循環させるっていう方法を取る必要がないだけじゃね?

体温とか保たなくていい分、そこらへん省エネでいいらしい。みたいな。

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