はてなキーワード: 迫害とは
「ロリ」って単語やロリ呼ばわりをネットから消し去りたい、って話を聞いた。
ロリータが語源だから幼女への性的眼差しを内包した単語だってのは正しいだろうけどさ、でも邪悪な単語「ロリ」を消したところで眼差す側の人間、ロリコンは消えないと思う。
ホモセクシャルの存在を否定しようと排斥しようと、彼らが決して消えることはないのと同じに、
ロリコンを迫害したところでロリコンを消滅させることはできないはずだ。
コンビニからエロ雑誌が消えた理由は、女性を威嚇するのをやめて欲しかったから。
ロリって単語を目にした幼女がたくさんいて彼女らが傷ついているなら、ワードの締め出しも意義がある。
でも——俺には少女時代がなかったから解らないが、そんな女の子いるか?
単語の意味がわかる頃には対象の範囲から外れて安心になっているのでは?
感覚のアップデートって世代交代だ。こんにちわロリコンです。新世代の叩いていい属性です。同期のインセルさん、九州男児さん、おっさん、よろしくです。
https://anond.hatelabo.jp/20210303095339
そうそう。良かった。おかしいと思ってるの私だけじゃなかったわ……
目の前の人が言ってることに過剰反応してる人とか見ると話が通じなくて怖いなって思うんだわ。
>わたしが犬を怖がっていると、飼い主は決まって「この犬は噛まないから大丈夫だ」という。
>「そんな保証はない」とわたしが言えば、飼い主はまるでわたしを悪人のような目で見てその場を去っていく。
俺はそうは思わない。誰もが見て、そうであると考えられなければ、
それは社会的・客観的には、明らかな差別であるとまでは言えないのではないか?
>差別の本質を見ようとせず、迫害された人間を擁護することが差別問題の解決だと思っている。
>「嫌い」と表明することは差別ですか?
>「嫌い」と表明することはあなたに反撃の正当性を与えますか?
反撃の正当性とやらがあったり無かったりすると、どうにかなるのか?
>こちらは存在を否定しないのに、「嫌い」と表明する存在が否定されるのは、それこそが差別ではないでしょうか。
あと、存在を否定されたと感じるか否かは、「嫌い」と言われた人の受け取り方によるものであって、
お前が決めることではないよね?
>世の中の人は嫌いと言われることに攻撃的な意識を感じるのだと理解しました。
大体の人はそうだと思うよ
お前はそうじゃなかったの?
これにもう一つ追加すると、
十分勉強をした上で合理的根拠をもって判断し個人の範疇で振る舞うと表明するのはいいんだけど
「好き嫌いに理屈はない、ただ嫌い」っていうレベルのお気持ちで他人への迫害になりかねないことを書く・言う自由はないんだよなぁ
ご丁寧にありがとうございます。
わたしが嫌いとする根拠が差別的であったということは指摘されて理解しました。素直に反省しています。
ただ、本来自分がそうしたいと思っている振る舞いを抑制するのは、マジョリティ・マイノリティに関係がないと思うんです。
そこをあえて「嫌い」と公言しあえることで、「嫌いな人」が多ければ抑制、少なければ自由にっていう使い分けもできると思います。
今の世の中は、「嫌い」の公言が抑止されていることで、自分の振る舞いや出で立ちを「嫌いかもしれない」という考えにかえって抑圧されてしまっていると思うのですがいかがでしょうか。
「嫌い」であることを言えない世の中より、お互いの「嫌い」という意見を許容しあえる世の中のほうが自由だと思います。
それよりも、コメントでもいくつか見られるように「嫌いと言われるのはかまわないけど、言われたら反撃する」という考えが許容されていることにどうしても疑問が残ります。
あと、わたしは残念ながらマジョリティ側の人間ではありません。かといって、マイノリティなら「嫌い」だと表明する権利があるというのも少し疑問が残りました。
わたしは当然不自由の中で生きていますが、全ての自由を規制するなとは考えていませんし、特権がほしいとも思っていません。
あくまで、「嫌い」と公言することが差別であるのか(わたしの中では差別的だとは思っていません。)、「嫌い」と公言した人間を差別的であると攻撃する正当性はあるのかと言う点に論点を絞っていたつもりでした。
嫌いとする根拠が差別的であったことで論点がずれてしまったことは反省しています。
もし差別というものが社会的多数派から社会的少数派にのみ行われるものだとするのであれば、わたしの認識違いだったかも知れません。(問題として取り上げられるのはそうだと思います。)
社会的多数派に対してであれば「嫌い」と公言する自由は制約されないのでしょうか。
自分でも屁理屈見たくなってしまっていることは自覚しています。すみません。
ごめんなさい。あと一言。
究極を言えば、差別的イメージによって「嫌い」と言われることも許されるべきだと思うんです。
もちろん、表明するだけで、それによって不利益が生じることは良しとしないとした上で。
差別的なイメージであれ、自分は今の段階で嫌われているということを知り得ることってとても大切なことだと思うと、やはり「嫌い」と公言することが「差別的である」として抑止されるべきではないと思います。
なので、自分の中ではすでに決着がついているので、反論を試みたわけではないということをご理解下さい。
わたしの心が折れたのは、「彼らを内心で嫌う自由はある。マジョリティに100%保障されたその自由を、存分に享受してほしい。それって、すごい特権だと思わないか? だってマイノリティにはさまざまな社会的抑圧や差別によって、内心ですら自分自身を100%受容・肯定することがままならない人達もたくさんいるんだぜ。」という内容で締められているにも関わらず、その意見に沢山の賛同や称賛が得られているという現実に対してです。
この一文には、日本において差別問題を考える上で最も解決を困難にしている絶望的な溝が端的に言い表されています。
なぜならば、「自分たちは差別されないマジョリティ側にいるのだから、マイノリティ側を刺激するような表現はやめよう」という、差別を受けたことがない側による一方的な事なかれ主義的な意見でしかないからです。
これによって、「自分たちは差別をしていない。だから日本には差別がない。」と堂々と言い切る日本人を沢山見てきました。
それは違います。
これはまさに、「自分たちが言わないのだから、あなたがたも言うわけないよね。」という社会的多数派による少数派に対する迫害です。
少なくともわたしが見てきたマイノリティな人たちは、ただ単に「嫌い」と言われることに対してネガティブな反応をすることはありません。
「嫌い」であることを理由に、暴力や迫害などによって存在が脅かされることにのみ恐怖と怒りを感じています。
わたしがいいたかったことは、どちらの立場であっても、お互い心理的安全を約束した上で、「嫌い」という言葉を堂々と言い合える世の中のほうがいいよねということです。
お互いにどこが「嫌い」なのかを素直に言い合うことによって、はじめて異なる存在自体が歩み寄れると考えているからです。
確かに正しさを量的に判断する民主主義には向いてないかも知れません。だとしたら、民主主義における差別問題の限界がそこにあるのではないでしょうか。
全然かまわんと思う。
LGBTとかを多様性で個性なんだから受け入れなければというなら、LGBTは受け入れられないって言うのも多様性に含まれるはずだからね。何を思うかは自由でなければ、それはそれで差別になるし、少なくとも何を嫌っているかっていう意思表示する権利ぐらいは誰にでもある。大事なのはその思いの元、差別、迫害、冷遇、暴言、暴力など具体的な行動に移さない事なんだと思うよ。お互い「そう思う人もいるよね」で済まられる話だからね。
LGBTが嫌いだと口にしたら、差別はよくないと周囲から総攻撃を食らった。
LGBTを差別するつもりはない。存在もしているだろうし存在しないでほしいとも思わない。
できれば身近にはいないでほしいし、いたとしても近づきたくはない。
だけど、男性なのにクネクネしていたり、男性なのに女性みたいな服装をしたりしているのはどうしても受け入れられない。
もちろん存在はしていてもよい。しかし、あなたの存在が認められるのと同じで、わたしがあなたを嫌いだということも認められるべきだ。
わたしが入る学校や会社に、LGBTを禁止する規則がないなら、その中にLGBTがいても仕方ないと思う。
だけど、LGBTを禁止する規則があるなら、わたしはそういう学校や会社を選びたい。
体も大きいし、意思の読み取れない表情も怖い。
わたしが犬を怖がっていると、飼い主は決まって「この犬は噛まないから大丈夫だ」という。
「そんな保証はない」とわたしが言えば、飼い主はまるでわたしを悪人のような目で見てその場を去っていく。
まかり通っていい訳がない。
そうじゃなければ、それを嫌いだというわたしの人権が侵害されてしまうではないか。
今の差別問題は、嫌いだということを口にすることができないような圧力がかけられている。
差別の本質を見ようとせず、迫害された人間を擁護することが差別問題の解決だと思っている。
差別のない世界とは、誰もが当たり前に存在して、誰もが当たり前に自分に正直でいられる世界のことではないのか。
一体どちらが差別的な人間なのか、もう一度みんなに考え直してほしい。
色々雑でごめんなさい。
でもコメントを読んでいて気になった点がいくつか。
・「嫌い」と表明することは差別ですか?
・「嫌い」と表明することはあなたに反撃の正当性を与えますか?
「嫌い」と表明することで嫌われる覚悟はあります。わたしが嫌うのだから、あなたが嫌うことを禁止する権利なんてあたりまえにありません。
それを「差別」だとして「総攻撃」を食らったことが問題だと問題提起しています。
差別なき世界とは、マジョリティ・マイノリティ関係なく、お互いが「嫌い」と表明しあえることが許容される世の中であって、「嫌い」と口にすることで攻撃されるかも知れない恐怖に怯える世の中ではないと思うんです。
だからあえて、存在を否定しないこととは分けてかいたつもりです。
わかりやすく言えば、「嫌い」とは言ったけど「いなくなれ」とは絶対に口にしないということです。
存在否定、強制排除は明確な差別です。そんなことはわかりきっています。
こちらは存在を否定しないのに、「嫌い」と表明する存在が否定されるのは、それこそが差別ではないでしょうか。
自らの意思の表明の自由と、存在の自由をごっちゃにしてる時点で、”いつまで経ってもこのレベル”なのはどちらなのかなっていう感じです。
追記その2
わたしは嫌いと言われ続けてきた人生なので、嫌いと言われることには大した抵抗はなかったけど、世の中の人は嫌いと言われることに攻撃的な意識を感じるのだと理解しました。
自分たちはさんざん「そんなつもりはない」っていい続けてたのにおかしなものですね。
わたしは皆さんの期待とは反対にマイノリティ側の人間です。せっかく言及で説得をいただきましたが、最後に「特権を存分に享受しなさい!」って書いてある意見が支持されている現実に心が折れました。ありがとうございました。
日本文学編(anond:20210222080124)があまり注目されなかったけれども、記憶を頼りに続きを書く。
どの作品を入れるべきか迷った。古典の翻案に見られる知性とユーモア、晩年の作品にみられる迫害的な不安、どちらの傾向を持つ作品であっても、元文学少年の心をひきつけてやまない。特に「歯車」などの持つ、すべてのものが関連付けられて迫ってくる凄味は、学生時代に再読したとき、行き詰まりかけていた学生生活の不安と重なり、ただただ恐ろしく、読み終わってからしばらくは寝床で横にならされた。
「河童」を選んだのは中高生の頃で、河童の国を旅する要素に心を惹かれたことを思い出したからだ。それは、大学生の頃よりも不安が弱かったからなのか、この作品に潜む女性への憧れと恐れが自分に響いたのか、あるいは架空世界の架空の言語に魅せられたのか、その理由はわからない。
アンデルセンの小説を読んでいると、きっとこの人モテなかったんだろうなあ、ってのがひしひしと伝わってきて、何だったら今晩一杯つきあうよ、的な気分にさせられる。一人寂しいときへの痛みと、女性への復讐心が入り混じっていて、読んでいて心がきりきりとする。
で、この作品の中でひたすら「いいなあ」と思うのは、悪魔の鏡のかけらが心の中に入ると、どんな良いものもその欠点ばかりが大きく見えてしまうという設定だ。
ところで、ディズニーの作品の価値を貶めるつもりはないけれど、原作とは全然違う話に似たタイトルをつけて世界中に広げるのってどうなんだろう。デンマーク人は怒らないんだろうか(「人魚姫」だって原作改変をやってるし……。いや、ディズニーは普通に好きなんですけど、最近こうした異文化の扱いって難しいですし……)
「白熱光」にしようかと思ったのだが、これはエイリアンがニュートンとアインシュタインの物理学を自力で発見していく過程が延々述べられるだけの話で、燃えるけれども物理学の基礎をかじっていないとちっとも面白くないのでやめた。ついでに、彼の欠点として「科学者とエンジニア最高、政治家と宗教家と文学者は役立たずのクズ」という態度を隠そうともしないところがある。要するに理系の俺TUEEE小説なのだ。それに、しょっちゅうヒロインから説教されるし、作者はいったいどういう恋愛経験をしてきたか非常に心配になる。
そうしたえぐみが比較的少ないのがこの短篇集で、最初に読んだ本だから愛着がある。それに、上の隠しきれない欠点にも関わらずイーガンが嫌いになれないのは、科学的な真理に向き合う姿勢と果てしのない好奇心がかっこよく、さらに己に課した厳しい倫理に身が引き締まるからだ。
友人と富士山に登るときに持っていったこともあり、これも自分にとって思い出深い小説だ。これは、大戦後の新しい時代に適応できない英国の執事の物語である。
彼の小説の語り手は基本的には何かを隠していることが多いので、いつも歯に物の挟まった言い方をする。そのうえ、誰もが自分の信念にしがみついているものだから、登場人物同士の会話は勝手な主張のぶつけ合いになり、実のところ会話になっていない。
カズオ・イシグロはそうした気持ちの悪さを楽しむ作家だ。そして、「日の名残り」は自分の本当の気持ちに蓋をして生きている人、やりたいことよりもやるべきことを優先してしまう人に、刺さる作品であるに違いない。
彼の作品は不快だ。主人公のボヤキは原則として次の通り。俺は非モテだから思春期の頃には思いっきりセックスできなかった(2023年10月3日追記。「処女と金銭のやり取りなしでイチャラブできなかった」が近いか?)。中年になって女を金で買えるようになったが、ちっとも楽しくない。子供も老人もみんな大っ嫌いだ、バーカ! これはひどい。
作中に出てくる西欧文明の衰退だのなんだの宗教への逃避だの一見知的に見える議論も、すべて上記の嘆きを補強するためのダシに過ぎない。それでもなお、なぜオススメに入れたのかというと、人をエゴ抜きで愛することの難しさを逆説的に語っているからだ。そして、自分が愛されておらず、必要ともされていないと感じたとき、人間がどれほど孤独とみじめさを感じるかを緻密に描いている。皮肉なことに、これは性と愛について真摯に思考した書物である。
ただ、どの作品も言っていることが大体同じなので何冊も読んではいない。
僕がウルフのことが好きなのは、単純に文章が美しいというだけじゃなくて、迷っている人間の頭の中で浮かぶ複雑な段階が細かいところまでよく見えているからだ。例えば親しい人への憎悪が浮かび、言葉ではそれを否定して見せるが、態度にふとこぼれ出てしまう。そうした過程を子供が貝殻を見つけたときのように、ひとつひとつ並べている。
そして、意識の流れとでもいうのか、ある人物の意識から別の人物の意識へと、外界の描写や連想を経てシームレスに移行していく感じが、本当に巧みな脚本の映画みたいで、やっぱり映画って文学から相当影響を受けてるんじゃないかって勘ぐったりするのだけれど、本当のところどうなのかは知らない。眠る前の自分の意識もふと過去に飛び、すぐに現代に戻り、夢想し、眠りに落ちていく。
「灯台へ」とどっちにするかこれも迷った。
さえない少年が万引きした小説を読んでいると、いつしかその物語の中に取り込まれてしまう。これは主人公が異世界に行き、そこでなりたい自分になるが(まさに公式でチートだ)、その報いとして自分自身が本当は何者であったかをどんどん忘れてしまう。何よりも面白い小説なのに、その小説が現実に向きあう力からではなく現実逃避の手段となることの危険性を訴えている。主人公が万能チート野郎になってになってどんどん嫌な奴になっていく様子は必見。また、後半で主人公を優しく包み込む人物が、私の与えたものは愛でなく、単に私が与えたかったものに過ぎない、という趣旨の台詞を言うシーンがあり、これが作品の中で一番自分の心に残っている台詞だ。
ちなみに子どものころ映画版を見て、原作とは真逆のメッセージのストーリーになっているのにショックを受け、初めて原作破壊行為に対する怒りを覚えた。僕が大人と商業主義を信用しなくなったのはこれ以来かもしれない。
基本的に自分は何かを知ることが好きで、だから知識の物量で殴ってくるタイプの彼の作品も好きである。それでいてユーモアも忘れないところが憎い。フィクションとは何だろう、言葉や文字で物語を語るってそもそもどういうことだろう、そうしたことをちらりと考えたことがあるのなら楽しく読めるはず。「Self reference Engine」で抽象的に触れられていたアイディアが、漢字という具体的な文字によって、具体的な形を与えられている。
元々SFの人だけれども、最近は日本の古典にも守備範囲を広げ始めていて、SFが苦手な人も楽しいと思うし、慣れたらSFにも手を出してほしいとこっそり思っている。
どうしてこれほどあなたを信仰しているのに、手を差し伸べてくれないのですか。せめてささやかな奇跡であなたがいらっしゃるということだけでも示してください。そういう人類が何千年、何万年も悩んできたことについて。神に関しての抽象的な疑問は、具体的な舞台設定を与えないと机上の空論になる。
以前も述べたが、ここに出てくる仲間を裏切ったりすぐに転向したりしてしまう情けないキチジローという人物がとても好きで、彼の「迫害さえなければまっとうなキリシタンとして生きられたのに」という嘆きを、情けないと切り捨てることができない。
ただただ弱くて情けない人物が遠藤周作の作品にはたくさん出てくる。だから好きだ。僕が文学にすがらねばならなかったのは、それなしには自分の弱さ、愚かさ、卑怯さ、臆病さ、ひがみを許せなかったからで、強く正しい主人公たちからは救われなかった。
「男性読者」という名の作中人物が本を買うが、その本には落丁があった。続きを探すために彼は同じ本を手に取った別の読者である「女性読者」を探し求める。彼はいろいろな本を手に取るが、目当ての本は結局見つからない。枠物語の内部に挿入されるつながらない小説の断片は、それだけでも完成度が高く、まるで本当に落丁のある文学全集を読んでいるような楽しみがある。
世界の文学をパロディー化した物語のページをつないで作った「鏡の中の鏡」かと思わされたが、それ以上のものだった。語りの文と物語の関係とは、新作と偽作とは、そんなテーマが物語レベルとメタレベルの二つの層の間で錯綜して語られている。
知的障害者のチャーリー・ゴードンが脳手術で天才になるが、その知性は長続きしなかったという悲劇として知られている。けれども、僕はこれをただの悲劇として読まない。障害者とセックスについて正面から向き合った最も早い作品の一つだからだ。
チャーリーは女性の裸を考えるだけで罪悪感からパニックになってしまう。それは母からの過度な抑圧と体罰が原因だったが、それはチャーリーの妹を彼の性的好奇心から守ろうとするが故の行動だった(チャーリーの母が、周囲からもっと支援を得られていたら、あれほどチャーリーにつらく当たらなくて済んだんではないか、とも思う)。
天才になったチャーリーは恋をし、トラウマを乗り越え、苦労の末に愛する人と結ばれ、やがて元の知的障害者に戻ってしまう。一見すると悲劇だが、彼にはセックスに対する恐怖がもはやなくなっている。彼がただの障害者に戻ってしまったという感想は、その視点が抜けているのではあるまいか。
素晴らしかった。中年の仲良しグループというか、ツイッターでいうクラスタの間を行き交う書簡を通して話が進む。居場所をなくすこと、愛情を失うこと、自分の子供をうまく愛せないこと。そして、友人の死。テーマは深刻だ。なのに、読後感は良い。それは視点が距離を取っているからか、登場人物を公平に扱っているからか、それとも愛を失う/奪われる過程だけじゃなくて、そのあともちゃんと書いているからなのか。長い時間の中で、家族や友人が近づいたり離れたりする感じ、これこそ人生だ、みたいな気持ちになる。
子供の頃、太陽が五十億年も経てば地球を飲み込んでしまうと知って、非常に恐ろしかったのだけれど、それ以来人類の運命について書かれた物語がずっと好きだ(H・G・ウェルズの「タイムマシン」も何度も読んだ)。
人類は滅んでしまうかもしれない。生き延びるかもしれない。しかし、宇宙に出て行った結果、ヒトとは似ても似つかないものになってしまうかもしれない。彼らは人類の何を受け継ぐのだろうか。そして、今しか存在しない自分は、果たしてこの宇宙で意味があるのか。
人類の運命が気になるのと同じくらい、僕はきっと遠くへ行きたいと思っている。だから、ヒトという形から自由になってどこまでも進化していく話に魅了され続けるのだ。
お釈迦様はふと蓮の上にいた蜘蛛をつかまえてその糸を一本たらしてみました
殺す犯すなんでもありの悪党もただ一度だけ小さな蜘蛛の命を救ったことがあり、おしゃかさまはそのこともすべてお見通しでしたので、
きまぐれで情けをかけてあげたのです
そこからおよそ200年ほどたち地獄は増田という名前になりました
生者が亡者のふりをして地獄にいったらどうなるかを体験する体験型レジャー施設になっています
あまり頭はよくなかったのですが、同人界隈についてはちょっと自信がありましたので、
なんとなく地獄に似合うような創作ネタをなげてみようとおもいました
1本目は「長文失礼しました」といういつもの挨拶をいれたのに書き上がったのは3000字程度のレポート1本 早速「なんだおまえは本当の長文もしらないド素人か」と地獄の亡者役の人にバカにされました
2本目はもうちょっと他人のバズネタから拝借して長くしてみました
タイトルもよく炎上するように「天才を殺した話」としてみました
自然な話になるように、もともとバドエンネタが大好きな天才がバドエンゆえに迫害されて居なくなるという話だてです
でもやはり百選練磨の亡者役の人に「小道具のマシュマロの使い方が根本的にちがっとる」とバカにされました
そこにクンヅツという学生がきました イケメンがクンズホグレツする話が大好きで普段はハピエン厨となのっています
なんだか大好きな甘いマシュマロの話をしているのが気になって「マシュマロは甘いけど辛くもできます!」と趣旨の違う書き込みでわりこんでみたくなりました
亡者役の人には「おまえキンジチの別人格か? つっこむとこそこじゃないやで」とたしなめられましたがクンヅツは一歩も引きません
なにしろここは大好きな同人語りや自分語りをしていいらしいのですから
そのうちキンジチは一言も発しなくなってしまいました たぶんよそで次のネタを考えているのでしょう
クンヅツは一人で「マシュマロは!マシュマロはそんなんじゃないよ!私はマシュマロが大好きなんだもん!」と一人でつぶやいていましたとさ
もう気づいてるかもしれないけどはてブは既に、リベラルかおチンポ騎士団かわからないが、フェミニスト勢力が多数派になっている。
フェミニストとは女性派であり、女性が不安に思うことならそれを支持するのは当たり前。
普段はnoteとか書いたりするんですけど、過剰な反応でnote焼かれたりしたくないので、はてなで書きます。初めて使いました。
(前提として、私のフェミニズム-フェミニストに関する造詣は浅いです)
女性解放思想、およびこの思想に基づく社会運動の総称であり、政治制度、文化慣習、社会動向などのもとに生じる性別による格差を明るみにし、性差別に影響されず万人が平等な権利を行使できる社会の実現を目的とする思想または運動である。 女権拡張主義、男女同権主義などと訳されることもある。
正確には、Twitterで目に付くフェミニスト (≒ツイフェミ?) が嫌いです。
私に偏見がないとは言えませんが、ツイフェミはだいぶヒステリックに見えています。
ただ私は、現状SNSで行われているような 、フェミニストの(単なる)自分に都合の良い主張には辟易しています。
知性を重んじる私としては、主張をして相手が理解してくれないとしたら、たとえ釈然としなくても「なぜ相手はその主張を聞き入れないか/わかってくれないか」を掘り下げるべきだと考えています。
大体は(精神的/物理的)既得権益の兼ね合いがあるんじゃないでしょうか。
どんなに主張が崇高であれ、彼らの既得権益を破壊するのであれば旧体制から強い抵抗があるでしょう。彼らは不利益を回避したいので。
これはフェミニズムに収まらず、全ての差別に対して同じことが言えると思います。
もう少しクレバーに、何故この主張を呑むと良いか、社会として何が変わるのか、あるいはどう良くなるかを説明しないと彼らは動きません。
(これ自体は非常に嘆かわしいことです…)
その観点から言いますと、フェミニストは全くもって、論理的でない。
あなたはあなたの理想を子どものわがままのように押し付けてはいけないのです。
そんなことはありません。世界を変えるのは大まかに二つあります。
論理的で…って難しいですよね。
でも、わりと世界は論理ベースで動いてます(嫌なところで感情が出てきていますが…)。
相手のロジックを理解した上で論理的に説得するのは…知性的で好きです。
(ピルは実用のための論議に54年かかりました。対して男性用の精力剤であるバイアグラは実用が1年で決まったそうです)
冷静に議論をしても解消されないことは多くありますが、世界は残酷なので子供のように喚き散らかしても何も変わりません。
大人であれば、論理的に話せてほしい…というのが、私の願いです。被差別者も、差別者も。
実はこれはめちゃくちゃシンプルです。
あなたの言うことを完璧に反映できるほどのリソースが社会にはありません。自分の理想的な社会を作りたいのであれば、現代社会を脱出して自分の理想のコミュニティを作る方が楽かと思います。
ほら、そういうことを言い出すからフェミニストが嫌われてるんですよ。
苦しんでる人がいることはわかりました。
では、世界の全てがその人に合わせなければいけないんでしょうか?
世界にリソースが足りず、全ての人を助けられないことは嘆かわしいことです。
しかしながら「特定のだれかを完璧に支える」という、現実にできないことを成せというのは理性的とは言えません。もはや取引になりえません。
あなたが自分で成し遂げください。社会はあなたの面倒を見切れません。
元来、群れ-社会とは、「一人でいるより多人数でいる方が何かと便利」をコンセプトに自然と形成されているのですが、その社会の維持のためには誰もが少しづつ負担を担う必要があります。
例えば税金とかイメージしてもらうとわかりやすいです。あるいは、最善ではない福祉施策なんかもそうです。
「0よりはマシ」「ないよりはいい」をベースに社会を構築してようやく今の姿があるのです。
もちろん搾取するコミュニティも多く存在しますが、日本は比較的みんなのことをうっすら支えているコミュニティだと思います(高齢者への待遇が厚く次世代に興味がない…とは辟易していますが)
ここまでの主張をすると
「これは実際に痛みを感じていない人」の理論と言われることがあります。
では「女性は針に刺されながら生きろというのか」という問いが出てくると思うので、それに答えます。
「そうです」
フェミニズムはだいぶ主張を聞いてもらえるようになっています。
私もまた、とある事象の被差別者ですが、私のされている迫害に関してはまだまだ解決には程遠く、差別を受け続けています。
誰しもなんらかの迫害をうけているんじゃないでしょうか。
程度や事柄が違うこともわかりますが、世界に迫害を受けている人はあなただけではないでのです。
社会とはみんながうっすら不幸になりながら支え合うシステム、ですからね。
その上で、無意識の搾取と意図的な搾取は別なものなので、無意識の搾取には丁寧な説明を、意図的な搾取には交戦していくのがよい…のかもしれません。
無意識に搾取してしまっている人を、再起不能なまで叩くのはやめてもいいんじゃないですかね。人はもう少しやり直せると思います。
あとはフェミニストの方が私に冷静な議論を持ちかけてくることを祈るだけです。
実をいえば、未成熟なのはフェミニストだけでなく受けてもそうです。先程喚き散らしても変わらないと言いましたが、それは受け手が成熟している場合に限ります。
森さんはすぐに後任に変わりましたね(後任が最善かはこの際置いておきます。
ただし、必ずしも良い方向に変わるのではなく、過剰反応として変わります。
今の日本は異常にクレームに怯える社会で、クレームが出されるとすぐ反応してしまいます。
論者も未熟ですし、企業も未熟です。メディアは未熟…というか日本に対して害意を持っていると思いますし。まぁそんな感じです。
なお、サービスの注意に「サービスの匿名性は、特定の対象を攻撃する目的に使われるべきでないと考えています」と書かれていました。
これって攻撃、なんですかね。
あと、この長いのを短縮で表示したいんですけど、タグの使い方がうまくできないので誰か教えてください
たったの400万で医者の技術を「買う」だけで逆転できる女の人生is何なんだよな
毎日勉強して努力して誰にも振り向いてもらえず迫害される中、何年も苦汁を舐めて得た1000万でもモテるかどうかはまた別なのに
先に叩いたのが本当は腐女子、って証拠がどこにある。それこそ歴史捏造ではないのか。
そう言って叩いていたなら反撃は、「オタク迫害者ども!」であるべきだよな。
男性特権と言われてなじられたら、「男性特権なんて虚構だ!」みたいに反論すべきだよな。
「腐豚」じゃねえだろ相手は。
「女はイージーモード」なんて言ってんなよ。使わせられたって、知性の高い生命体でも操られたのか。言葉を選ぶ自分の意志力はどこへ引っ込んだ?
まるで散弾銃のようにターゲットの主語を勝手にデカく広げて被弾させる。責められないように直接には狙わない。いつの間にか巻き込む——そんなのは意気地なしのやり口だ。
本文にはひとことも「フェミ」なんて含まれていませんでしたけど。
見逃すとでも思ったか?
時間 | 記事数 | 文字数 | 文字数平均 | 文字数中央値 |
---|---|---|---|---|
00 | 157 | 21155 | 134.7 | 50 |
01 | 132 | 23212 | 175.8 | 55.5 |
02 | 46 | 9390 | 204.1 | 55.5 |
03 | 27 | 6920 | 256.3 | 104 |
04 | 23 | 3181 | 138.3 | 46 |
05 | 31 | 4346 | 140.2 | 41 |
06 | 59 | 4679 | 79.3 | 47 |
07 | 42 | 3532 | 84.1 | 57.5 |
08 | 142 | 16293 | 114.7 | 52.5 |
09 | 149 | 10217 | 68.6 | 34 |
10 | 177 | 20471 | 115.7 | 49 |
11 | 171 | 25493 | 149.1 | 55 |
12 | 121 | 19994 | 165.2 | 45 |
13 | 184 | 18754 | 101.9 | 45 |
14 | 249 | 14554 | 58.4 | 32 |
15 | 180 | 12881 | 71.6 | 35.5 |
16 | 206 | 13867 | 67.3 | 35.5 |
17 | 211 | 19563 | 92.7 | 35 |
18 | 160 | 11556 | 72.2 | 39 |
19 | 253 | 19565 | 77.3 | 38 |
20 | 155 | 12107 | 78.1 | 41 |
21 | 252 | 18095 | 71.8 | 36.5 |
22 | 197 | 23094 | 117.2 | 40 |
23 | 230 | 19555 | 85.0 | 37 |
1日 | 3554 | 352474 | 99.2 | 41 |
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