はてなキーワード: 箱根駅伝とは
ああ、当然だわな。って笑ってました。
私も某W大学にいましたが、似たような状況に出会ったことがあるからです。私は技術系嘱託社員でしたが、あまりにも今回の対応にはテンプレ感ありありです。
詳細はさすがに話せませんが、入試期間中にトラブルがあって、それも結構でかいもので、私も観ていました。故意じゃないけど下手をすれば入試の正当性を脅かされるレベルのものでした。で、入試の対策本部長様は何をしたと思いますか?
Twitterを検索し、その情報が流れてないかチェック始めたんです。というか常にSNSチェック係がいるわけです。
対象者ではなく、問題を収束させるわけでもなく。SNSを気にしたんですね。
で、言っていたことが忘れられません。
「ばれたら退学ものだな」
腹切るのは現場責任者のお前じゃねえのかよって突っ込んでました。
え?これはまずいんじゃないのとは思ってましたが大学職員にはカースト制度があって、正職員→準(嘱託)職員→派遣社員・他社出向→アルバイトという順位があって、下から上に苦言を呈する事、また、普通に話すことも許されません。大大学ほどこの傾向が強いようですね。私は何も言いませんでした。
その年は例えば入試中、学生が試験をしている最中彼らはインターネットでF1のティレリの6輪マシンについてYouTubeで拝見されていました。(職務時間中というか一年で収入の1/3を得る大切な期間です)
私がティレリですねと言ったところ正職員様は怪訝な顔でこっちを見ておられました。
翌年には、朝、入試の応援で書類を見せた上に、書類に記載されてない身分証の提示を求められ、え?書いてないし毎回入ってますよ、と言ったところで、ガチギレされました。
戻ってとってこい。で、とってきたら遅刻扱いです。
普通に同じ職場の元正職員様と話していても、俺は「W大の正職員なんだぞ」って威張ってましたね。「元だろ」って何度心の中で突っ込んだか。
カメラも大してうまくないのに機材の自慢ばかり、鳥の写真が好き、あの程度でか?って思ってました。
黙ってましたがリアルに日曜美術館のアートシーンに写真のグループ展特集されたんですよ、私たち。
じゃなきゃF2のモータードライブ仕様なんてつかいませんがな。
今はハッセルのX1D-50cなんていうミラーレス一眼如きを使ってますが、メーカーは言わず、ミラーレス一眼ってなんですって言った時の馬鹿にした顔とてもメシウマでした。
あの仕事は金がいいのと給料がいい、あと名誉欲が満たされるんでしょう。何せ名門大学ですから、何もしなくてもお客はバカバカ入ってきます。公務員以上に公務員病でした。
クズの集まり。あの方を見ていて、ああ権力に乗っかった、狐だなぁとしかおもいませんでした。
ちなみに5年半同じ職場で電子顕微鏡を使っていましたが、正職員になれるんじゃなかったでしたっけ。
一言も何もありませんでしたさすが都の西北、ハンカチ王子のような勘違い野郎をうみだすわけですな。
斎藤さんカイエンよりは911の方がいいですよ、せっかくの同年代だし遊び行きましょうよwww
それとも俺911 turboに乗り換えるんで安く売りましょうか?997だしPDKだしちょうどいいですよ。
俺はビーチサンダルとアロハでああいう車に乗るのがすきなんで。
正職員様、小保方さんの成績盗み見た話こっちに自慢しないでください、法律違反よりも身内の論理ばかりではきけします。
正職員様、HDD紛失は見つかりましたか?あと、データ持ち出し用のUSBのシステムに重大な欠陥があるの指摘したのに黙認したけど、データ流出したらNECの出向の方に全部責任かぶせるつもりだったのわかってますよ。
クズ学生も多かったなぁ、和田さんとかもだけど上司もとW大学の院生でヤリ部屋のある部屋のあるサークルにいたんですよってしれっといってたし。
ここで俺らが契約引き上げたら、あんな中小潰れるwwwってレストランで大声で笑ってたやついたし、お前何できんの?って思ってました。
そのあと外資に行ったわけですが、やっぱり、まともな感覚は無かったのをおもいしらされましたね。
ま、外資のおかげで今、起業して社長さんやってても困らないわけです。
死ぬほど働きましたがね。
少なくともあのクズ達に使えるのの何倍も良かったですよ。
私にアクション起こすなら、全部日記に書いてあるんでなんなら実名出しましょうか?
マスコミさーんおこずかい欲しいんで大大学の裏側全部話しますよ~~。
新しい電動カメラレール欲しいんです中古品と物々交換でもいいんでおねがいしまーす。
追伸、宮川泰介選手本気で1アメフトファン、1元教職員として、あなたの実名を出し告白したあなたの行動に敬意を表します。
それは自分の会社と社員が大事だからです。その意味では日大のクソどもとたいして変わらないのかもしれません。
私には二人箱根駅伝で走った同級生と教え子がいますが、あなたと同じように苦しみ、もがきシャレにならない思いをしているのを私は知っています。
片方の方はアンカーまで勤めましたが、救急車を呼ぶぐらい摂生して生活制限をし、命を懸けてきたのを見てきました。
全てチームのためです。
あなたがチームのためにあそこまでのレイトQBサックをした意味が分かります。
もはやQBサックとも言えないですが…
ましては関学のQBエース殺せばチームはオフェンスがズタボロになるのが目に見えてます。
だからこそ断罪されるべきはあのクソオーダーを出した監督とコーチと、名前すら出てこないオフェンスコーディネーターと、それをかばう体制側にあります。
マラソンは、毎週ジョギングをしている人にはどんなタイムであれ称賛されるが、皇居1週チンタラ勢、ジムのルームランナー勢、そもそも未経験の人は何故かタイムとかで馬鹿にしてきたりする(たまに、ランナーでも遅いと馬鹿にしてくる人もいるけど、それは論外)
結局フルマラソンのキツさを想像できるだけの経験があるかって事が重要で、想像できない人は自然とオリンピックや箱根駅伝を基準に想像するので、経験者からは有り得ない平均値で語ってくる
栗城さんの事も、登山経験者と高尾山程度の経験しかない人では感想は全く違うと思う。エベレストに行く事の厳しさは分かるし、実力不足や体調を無視して強行する事の愚かさも分かるはず。なのに、そうせざる得なかったのは、イモトや他の登山家の画面から見る簡単そうな登山しかしらない未経験者の無責任な応援だろう
経験者しか応援できないとか言ったら、全てのスポーツは衰退するだろうけど、せめて興味を持ったら少しは調べて欲しい。別にスポーツはサーカスな訳では無いのだから
まだある?
追記(諸説あり)
サッカー・・・Association Football 由来
電車・・・自走式の「電動機付き客車(電動客車)」、および事業用車を含む「電動機付き貨車(電動貨車など)」
ニート・・・Not in Education, Employment or Training
ニコン・・・日本光學工業( NIPPON KOGAKU K.K.)由来
プリパラ・・・プロミス・リズム・パラダイス・ライブ 諸説あり
ペット(ボトル)・・・polyethylene terephthalate
ラジオ・・・ラジオテレグラフィー(radiotelegraphy)
レーザー・・・(LASER = Light Amplification by Stimulated Emission of Radiation = 輻射の誘導放出による光増幅)
AIDSエイズ・・・後天性免疫不全症候群(acquired immune deficiency syndrome)
AM・・・ante meridiem
BBC・・・British Broadcasting Corporation
℃・・・Celsius
JASRAC・・・Japanese Society for Rights of Authors, Composers and Publishers
LED・・・Light Emitting Diode(発光ダイオード)
MBA・・・Master of Business Administration
NAMCO・・・中村製作所(NAKAMURA Amusement machine Manufacturing Co.,Ltd)語源
NEC・・・Nippon Electric Company,Limited
NHK・・・Nihon Housou Kyoukai
NTT・・・Nippon Telegraph and Telephone Corporation
OK・・・oll korrect(all correct)
PM・・・post meridiem
PR・・・パブリック・リレーションズ (Public Relations)
PTA・・・Parent-Teacher Association
Suica・・・Super Urban Intelligent Card」&「スイスイ行けるICカード」 由来
SMAP・・・Sports Music Assemble People 由来
TBS・・・Tokyo Broadcasting System Television, Inc
TDK・・・東京電気化学工業(Tokyo Denki Kagaku)
UK・・・United Kingdom of Great Britain and Northern Ireland
USB・・・ユニバーサル・シリアル・バスUniversal Serial Bus
Yahoo!・・・Yet Another Hierarchical Officious Oracle
YKK・・・吉田工業株式会社(Yoshida Kogyo Kabushikigaisha)語源
バンコク・・・クルンテープ・マハーナコーン・アモーン・ラタナコーシン・マヒンタラーユタヤー・マハーディロックポップ・ノッパラッタナ・ラーチャターニー・ブリーロム・ウドム・ラーチャニウェート・マハーサターン・アモーンビーマン・アワターンサティト・サッカタットティヤ・ウィサヌカム・プラシット
ピカソ・・・パブロ・ディエゴ・ホセ・フランシスコ・デ・パウラ・ファン・ネポムセーノ・マリーア・デ・ロス・レメディオス・シブリアーノ・デ・ラ・サンティシマ・トリニダード・ルイス・イ・ピカソ
後で追記する
https://anond.hatelabo.jp/20170410000627
https://anond.hatelabo.jp/20170702225355
どうも、バイトのおじさんです。
とはいえ12月~1月は閑散期なので年末年始はおかげさまで、大晦日でビール、あけましておめでとうビール、ニューイヤー駅伝見ながらビール!箱根駅伝見ながらビール!!と飲んだくれておりました。
さて年も明けると、そろそろ確定申告の季節ですね。
おじさんもバイトの収入はきっちり申告が必要なので、いろいろと調べ中です。
これまで普通なリーマン人生を歩んで来てましたので確定申告とか詳しくないんですよ。
まあ、でも最近はWeb上で出来ちゃうみたいなんで楽チンですな。
それよりもおじさんの悩みどころは、住民税ですよ。
バイトしてなければ普通に本業の給与から会社経由で支払われるわけですが、バイトしてる場合、何もしないとその収入分も本業の会社に請求されるらしいんだよね。
そうすると、会社の社長さんとか経理の人とかに、あれ?こいつ住民税多くね?となり副業バレする仕組みらしいですよ。
おじさん一応、会社役員なので別に副業は問題ないんだけど、積極的にはバイトしてる事知られたくないわけですよ。
本気でほぼ趣味でバイトしてるようなもんなだし、なぜ?とか聞かれても困っちゃうし。
逆に、増田さん借金でも抱えてるのかな?それとも...とか変な心配されたり、「えーマジバイト?」「バイトが許されるのは学生までだよね!」「キャハハハ!!」とか言われそうでも怖い。
てなわけで、インターネッツで調べてみたら確定申告で普通徴収にチェックしとけとか、市役所行けとか出てるけど、結局、市区町村で違うっぽいから市役所に聞くしかないらしい。
市によっては、会社経由での徴収しかしない所もあるらしいので、そうなったら覚悟完了するしかないなーと思いつつ市役所に電話。
「かくかくしかじかで副収入分を個人で収めたいんですが可能ですか?」
「できますよー。具体的には2つの手続きが必要でして、まずは確定申告の際に住民税の徴収方法の選択という項目がありますので、そこで自分で納付にチェックして下さい。それから、会社とバイトの源泉徴収票を市役所にお持ち頂いて市県民税申告の手続きをお願いしますー。2年目からは郵便とかでも手続きできるんですが、最初は間違いがあると大変ですので窓口にお越し下さいー」
以上、よろしくお願いします。
ニューイヤー駅伝もあるけど、あっちはそれほどでもないので、駅伝だから見ているというわけじゃないと思う。なので箱根駅伝の事だと仮定して考えてみる。
やはり、箱根駅伝という競技の特色を上手く活かした番組作りがキモ。
・最大でも一区間21人なので、ほぼ全員のプロフィールを紹介できる。
・中継しながら喋りやすく、「どこの誰がどんな思いで走っているのか」を説明する時間が取れる。演出。
・一区間一時間と区切がよく、飽きた頃に違う展開になる。また、途中から見てもわかる。
野球やサッカーだと予め選手を知ってないとほとんど何がどうなっているのかわからないのでスポーツ中継を見慣れていないと楽しみづらいけど、駅伝は適当でも見られる。退屈さを逆手に取って、じっくり見せつつも、集中して見るほどでもないという気も張らないでいいバランス。箱根駅伝自体以上に番組作りが上手い。
箱根駅伝の問題点は、コースの特殊性と扱いの「ガチさ」が釣り合っていないことだと思う。
特殊性とは言うまでもなく山登り・山下り(5区6区)のことだ。見ての通り急坂であり、陸上競技としては一風変わっている。
このような大会もあっていいと思う。しかし、この特殊さの割に競技者の取り組み方、メディアの取り上げ方、視聴者の受け止め方が「ガチ」過ぎはしないだろうか。
つまり、現状では正統派なスポーツとして扱われているが、もう少し色物扱いの方が良いのではないか。
その度合いをほかのもので例えるなら、鳥人間コンテストと同格くらいが丁度いいと思う。
制度というより意識的な問題なので具体的な施策は思いつかないが、競技内容を変えないならこれが理想だ。
逆に「ガチさ」に合わせて競技内容を変更し、かつ「箱根」の名を残すとすると、芦ノ湖を一人あたり一周するのが良いのではないだろうか。
4歳上の兄が先日一級建築士の製図試験(2次試験)を受けてきた。まぁまぁの手応えだったようだ。
兄は中学生くらいの頃から建物を見たりデザインしたり、そういうのが好きで高校の進路選択も迷わず理系、建築系の大学を志望した。
ある意味、長年の夢の成否が、箱根駅伝で言えば、丁度、往路のゴールテープを切ろうとしているところなんだと思う。
兄は、頭が物凄く良かったわけではないが、クラスの人気者、運動神経もよく、部活も高3の夏引退まで続け、
その後猛勉強、中堅高校から現役でMARCHの建築学科に進学、まるで予備校のパンフレットに載ってそうなサクセスストーリーだった。
兄は、第一志望の国立大には残念ながら落ちてしまった。そこは物凄く悔しそうだったし、当時中学生の自分から見ても可哀想だなぁと思っていた。
兄は、大学で未経験ながらある体育会に入って、主将まで務めていた。理系で製図が大変そうなのに、寝る間を惜しんでバイトしたり、練習したり、辛そうだけど生き生きしていたとおもう。
もちろん、それの裏には血の滲むような努力をしていただろうことも十分わかる。
憧れの教授がいるとかなんだかの理由で英語ができないのに、授業が英語ばかりの研究室?院?に入学した。
学部時代の成績が優秀で、院の授業料は免除になっていた。お前、体育会の主将で、、何か才能を分けてくれよ。
それで、就職2年目、就職してから毎週末は建築士の勉強をした結果、今にも夢を叶えようとしている。
一方、弟である私は、兄よりは頭のいい高校に進学、そこそこの成績を保っていた。ただ、部活は途中で辞めてしまったし、クラスではどちらかというとインキャ軍団で少し輝いている程度だった。
多分、自分と同じくらいの成績の、高3夏まで部活もやってて、クラスの人気者タイプが自分の入学した国立大に受かって、自分が落ちてしまうビジョンが死ぬほど怖かった。
その国立大で叶えたい夢とか進路とかそういうのはまったくなかった。
ただただ、その、落ちて負けたくない、周囲に後ろ指を刺される感じが嫌だというインセンティブで勉強していたと思う。
そもそも、文理選択のときすら、なんとなく〆切前日になって理系から文系にチェンジしたし、これが得意とか、あれが苦手とか、そういうものもなかった。
大学ではそこそこの体育会に入って引退し、まぁまぁの企業に内定を貰い、可もなく不可もなくな人生を歩むのだろうと最近何となく思う。きっと。
特に、親友らしい親友はこれまでできたこともないので、そのまま会社に入っても適当な立ち回りで、下の上くらいのポストについて、そのまま死ぬんだと思う。
全てが中途半端。
兄より勝っている所、それはペーパーテストの点数と学歴くらいだったが、社会に出ればそんなのはもうほぼほぼ関係ないだろう。
夢に向かってバイタリティあふれる人間と、夢のないただ漫然と生きている人間の差をいよいよ痛感させられる時が間もなく来るのだろう。
お菓子なんて興味もないし、そもそもそれほど好きでもないし、大学に進学するのが当たり前のそこそこの高校だったから、そんな選択肢はすぐ捨象してしまった。
小学生、中学生と振り返っても「将来の夢」というような作文が大嫌いで、書くことが最後まで思いつかなかった。
「俺はパイロットになりたいんだ」「私は犬が好きだからペットの関連のお仕事がいい」「水族館で働いてみたいなぁ」
なんでこんなことを周囲が平気で口に出すのかわからなかった。
夢を語るのが恥ずかしいと思っていた節もある。
夢なんて殆どのやつは叶わないんだろう、って冷めた目で見ていた節もある。
でも、22歳になって、夢があるってかっこよかったんだなって思う。というか、羨ましい。
夢のない小学生なんて、可愛くもないし、絶望している虚しい存在、俺が親なら心配するはず。
兄はいよいよ往路のゴールテープ目前。復路は建築士としての更なる飛躍の人生だろう。
3km走るのがほんとに辛くて、夏が終わって大会に合わせて作られた駅伝部の活動が休止した時かなり嬉しかった。
中学1年の冬、何故か駅伝部の顧問に目をかけられていた僕は朝6時半に集合させられ30分ほど走るようになった。
辛かったけど先生が怖くて辞めたいと言い出せず言われるがまま走り続けた。
中学2年の夏になり、また駅伝部が設立され、当然のごとく僕は招集された。
1年生の頃はゴールした時「よくがんばったね」と教師陣に拍手されながら迎えられたドンケツの僕は、誰よりも速く3kmを走りきった。今度の拍手は心地よかった。
その年、一つ上の先輩と自分の力で県大会に進出することができた。東北大会の出場も圏内だったが、6区最後を走った先輩が失速し4位。東北大会に進めるのは3位まで、僕らの夏は終わった。
また冬が来た。
去年と同じように指導者に流されるまま朝から30分校庭をジョギングした。
「凄く速い生徒がいるらしい」と今年の活躍が口コミで広がっていたのか、ちらほら見学する生徒が現れていた。
真冬で太陽も出ていないのになぜかサングラスを掛けている顧問は何人かに声をかけ朝練習に合流させた。
一人で走り込んでいた僕に仲間ができた。
県大会に駒を進め、前年度の雪辱を果たす機会を得た。
僕が三区で襷を受け取った時順位は3位だった。
東北大会に進めるのは3位までの学校で、全国大会に進めるのは1位だけだ。残念ながら東北大会から全国にはつながらない。全国を目指すならこの県大会で優勝するしかない。
勾配の強い山道を駆け抜け、中間地点となる1.5kmを突破すると一気に下りとなる3区。
僕は前半2位との距離が極力開かないようにペースを抑えて走り、1.5kmを過ぎた時点で勝負をかけた。
ストライドを狭めて脚への負担が大きくならないよう気を付けながら、ピッチを上げてペースを速める。
2位を抜き、襷を受け取った時点で1分近い差のあった1位の後ろにつけて4区に襷を渡した。
そこからの流れは疲れ果てて休憩しているうちにレースが終わったので分からないが、僕らの学校は1位を取った。
設立から何十年と経つ学校だったか、特段スポーツに力を入れているわけではないので全国大会に運動部が出場するのは初の快挙だった。
僕らは涙を流しながら抱き合った。
顧問は「当然だ」とだけ言い拠点を黙々と片付け始めた。いつもはこういった雑務をしない人なので多分照れ隠しなのかなと思う。
数ヶ月が経ち、東北大会でのレースを済ませた僕らは全国大会の舞台に立った。
1区を出走することになった僕は、正直自信過剰だった。
実際3kmの持ちタイムは9分を切っていて、全国でも上位を争えるレベルだった。
全国大会当日、会場であった山口県は小雨の降る肌寒い日だった。
詳しくは知らないがまるでゴルフ場のような芝生とタータントラックのみのコースだったので7mmピンのスパイクで大会に臨んだ。
だがこの判断が間違いだった。
ほとんどスパイクで走ったことのない僕はスパイクの引っかかりの強さが予想以上に強かったことに焦った。対応できなかった。
下りになるたびに引っかかりのせいで止まってしまい、体力を無駄に使った。
集団に揉まれながらゴールへとたどり着いた時には全校50近い内20位ぐらいだった。
僕が入賞圏内でタスキを渡し、後半逃げ切りという作戦を立てていた僕らはそのままズルズル順位を落とし入賞県外で終わった。
僕は泣きながら仲間たちに「ごめん」と謝った。
仲間たちは僕のおかげでここまで来れた、むしろ僕らがもっと速ければともらい泣き?していた。
自信に満ちていて、いつも問題があれば僕らを叱った顧問は「この結果はすべて俺の責任だ」といい腕を組みながら謝っていた。
同級生たちが受験勉強に明け暮れる中、僕は色んな所からきた特待生の勧誘やらを前に迷っていた。
「これから先でも戦えるのだろうか」
全国大会で天狗の鼻はボキボキに折れていて、地元の友達皆が行く近場の学校に入学しようと考えていた。
そんな話をどこから聞きつけたのか駅伝部の顧問が僕を放課後呼び出し、スポーツ科の存在する学校への入学を促してきた。
僕はなんだかんだ付き合いは長いけれど、まだ顧問のことが怖く、流されるままスポーツ科のある学校へと進学した。ただ迷っていたのもあったのでこの言葉は当時嬉しかったと思う。
正直有名すぎるのでマニアにはバレるため詳細な情報は伏せるが全国大会3000mで異常な成績を残したとだけ書いておく。
結果を出さなければ殴られ、結果を出しても褒めることはせずもっと行けただろと怒られる。自尊心はボロボロだ。
それでもなんだかんだタイムや実績を残してきた僕には優しい方だったが、やはり大分精神的に消耗していた。
前述した僕より速いやつは相当に人間ができているやつだったし、他の部員たちも僕のことを知っていて仲良くしてくれた。
色々ありながら高校1年の夏を終え、雪が降る季節になった頃事件が起きた。
僕の身体は厳しすぎる練習に耐えきれず、股関節が剥離骨折した。
この事実を教師に伝えた所、「お前は逃げるのか?迷惑だから走れ」と練習を強制された。
当時はつらすぎて逃げ出したかったがスポーツ科だったため、部活を辞めれば学校もやめなければいけない。
僕は言われたとおり痛み止めを投与しながら練習を続けた。
そして怪我はよりひどくなり最終的に歩けなくなった頃、「もう限界です、休ませてください」と伝えたところ毎日誰よりも早く来てグラウンド整備をすれば許可しようと言われた。
今思えばおかしい条件な気がするが、当時は「ありがとうございます!」と心から感謝していた気がする。頭がおかしい。
歩くのも痛かったが処方された痛み止めを飲めば我慢できたし、走るよりはマシだったので頑張って毎日グラウンド整備をしていた。
この剥離骨折は結局治るのに1年近くかかった。
1ヶ月ぐらい経つと教師に「もう治っただろ走れ」と言われるので走り、また悪化させるという繰り返しがこれだけ怪我を長期化させた原因だと思う。
ようやく治った頃にはもう高校3年生で同級生や後輩に大きく実力差を付けられていた。
それでもなんとか自分なりに練習を重ねた結果冬場の駅伝には出場できた。3kmの高校生にとって繋ぎの区間だったが。
少し時期は前後するが3年の夏頃、僕は進路を迷っていた。
怪我はなんとか治っていたがこれ以上走るのは明らかに限界だと感じていた。
それでもなんだかんだ高校1年生の頃に5kmを14分台では走れていたので、タイムだけで弱小校ならスポーツ推薦が可能な状況だった。
僕は迷った。
でも中学生の頃卒業文集にも書いた「箱根駅伝出場」を諦めきれずスポーツ推薦を選択した。
少し走れば足首が、膝が、股関節が、どこかに痛みが出てしまい練習ができなくなる。
救いなのは大学はある程度自由にトレーニングメニューを組めたので、怪我をすれば悪化する前に休息を取れたことだろう。
ただこんな練習頻度で化物揃いの大学陸上を勝ち抜くことはできず、関東インカレの出場はできたが成績はダメダメで、結果は出せなかったし、箱根駅伝のメンバーに選出されることなど夢のまた夢だった。
県大会で全国出場を決めた時の高揚感、あれをもう一度でいいから味わいたいんだと思う。
正直箱根駅伝のメンバーにもなれない人間は実業団に進んだところで伸び悩み3年以内に首を切られるの分かってる。
でも頭ではわかっていても感情が走ることを求めてしまっている。
24時間テレビが好きっていうのは、箱根駅伝が好きっていうのと同じ理屈。
でも箱根駅伝ほど支持されていないのはなぜかというと、箱根駅伝は基本的にスポーツマンが好きなスポーツに取り組んでいるからだし、選手の好きなもの(ガチオタ暴露とか)も遠慮なくやってるから。
一方24時間テレビは、出演する障害者の個性は無視。絶対に清く正しい人イメージ。
好きかどうかも判らない無理難題に挑んで「やらされてる感」が出てるからなんだよね。
もう少し、笑いとか、それこそNHKでやってるような差別や偏見とどう闘うかという真面目な議論とか
方向性が色々あればこんなに嫌われる事もないんじゃないかと思うよ。
24時間テレビで募金が集まるんだからいいじゃないか!って増田も見たけど
別に感動させなくても募金は集まるでしょ、アイスバケツがそうだったじゃない。
それに24時間テレビでは身体が不自由な人しか取り上げないから、例えば内蔵の障害とか、見た目健常者と同じ人はスルーでしょ。
そういう目に見えない障害がどういうものかを知ってもらうコーナーとか作ればいいよね、
それをしないで、「不自由な障害者が頑張ってます!感動ですね!!」ってやってるから、うんざりするんだよ。
まあ今のテレビじゃ無理だろうけど。
むかし銀行に勤めたとき野球部や陸上部があったけど、都市対抗出たり、陸上部でも投擲であわや五輪代表か?みたいな選手が居たけど
午前中はちゃんと仕事してるし、引退後にちゃんと管理職まで出世してる人も居たりしてるのでケースバイケースなのかなと。
思うに箱根駅伝もだし、サッカーや一部の野球もそうだけど、学生時代に過剰にチヤホヤされること自体が、人間としての成長を阻害してると思うのよな。
箱根で走って一流になれるのは数人かもしれないけど、箱根を走ったら大体チヤホヤされるし、サッカーだって有名クラブのユースに入ったとか
野球で甲子園優勝したチームとか言っても全員プロになれるわけじゃないし、むしろならない人のほうが多いわけで。
早いうちからそんなに持ち上げてどうするねんとか思うけどね。
まず僕が誰かって話だけど、大学駅伝でそれなり強いとこでやってた人間。僕個人も上位陣の実力。
で、そんな感じの大学生活を送ってたらかやっぱファンレターとかサイン色紙とかの対応で休日潰れるようなスター選手たちとも仲が良かったりするのよ。そいつらが箱根駅伝終わって実業団ランナーになった後どうなるかを書いてくね。
実業団ランナーは特性上、ランナーとして現役を終えたあとも会社に残れるパターンが多いんだけど人間関係の問題で残れない。あ、ちなみに実業団ランナーというのは駅伝選手がプロとしてやる場合の肩書みたいなもんだから。
この辞める理由だけど2つ合って、➀単純に馬鹿すぎて使いものにならないから。➁現役時代仕事手伝わないから嫌われてるから。
小学生ぐらいの文章しか書けないし、今までチヤホヤされてきたもんだから生意気な傾向が強くて会社としても持て余す。企業の対応もひどくて入社してもデスクがもらえず練習まで会社の中をブラブラさせてるなんてザラ。だから現役終えた後会社の仕事に入れず、辞める。
有名ドコロだと日清とかひどいね。1年目で即辞めさせられて、陸上界にコネがないやつはコーチにもなれないから路頭に迷う。日清もフォローしてやればいいのに、完全に使い捨てですわ。
後はマラソンで活躍できないと実業団選手としてはヤバイね。マラソンなら招待選手とかで一回100万ぐらいもらえたりするんだけど(結構いい感じの場合)トラック選手の場合そういった特別手当がほぼ無し。でかい大会で結果残しても特別報酬はゼロ。日本のトラック種目が弱いのはこの辺りが原因だろ!って仲間内では言ってるね、走るの普通にキツイから何かしら対価がないとやる気でないですよ。
僕自身中学から大学までスポーツだけで進学してたから頭弱くていま苦労してる。
高校生あがりで実業団は行っちゃってたらと思うとゾッとするね。早い奴はトヨタあたりが声かけたりするんだけど、現役終えた後がやばすぎて震える。
正直走っていて黄色い声援受けて舞い上がって、そのままスポーツの力で進学し続けると苦労するよ。中にはスポーツで進学してても頭いいやついるけどそんなのはごく少数かな。野球とかサッカーもそうだけど夢があるのように見えるのは本当に上位陣の数人だけで、他はお先真っ暗ですわ。勉強はしていて損ないよ。
こういうこと書くと「俺は上位陣に入れる」とか勘違いする奴いるけどあいつら競技に人生捧げてるよ?リアルに24時間365日その競技のことしか考えずに学生生活送れるなら可能性あるけど普通じゃ無理よ。箱根駅伝走ってる奴ら全員人間やめてるレベルだけど、あの中の5人ぐらいしか陸上界で生き残っていけないからね? 今現在で全国3位以内とかだったらスポーツだけで生きていくと考えてもいんじゃないのと、夢破れた先輩からのアドバイス。まじパソコンぐらいは使えるようになっとけよ!
【追記】
なんかすごいコメント数で僕びっくりデス。この文章酔っ払った勢いの愚痴みたいなとこあるのでちょいちょい盛ってます。あと読み返してみると「スポーツ選手になるな!」って感じになってるのでフォロー入れときますが、僕はスポーツに青春捧げてきましたが得るものが何もなかったわけじゃないです。むしろ普通に学生生活送ってたら体験できなかったことが沢山あるので、良かったとは言いたくないですが、悪かったとは思ってません。改めて伝えたい事を厳選すると人付き合いは大事にすることと、最低限エクセルと作文出来るようにしておいたほうが後々楽だよってことですかね。
最後に悲惨な人生を歩んだ人の例はやっぱ人づてに伝わってきやすいので沢山の事例を私が知っているというだけで、中には実業団にいって最高にハッピーな奴もいると思うので色んな大人と相談したり学校の先輩と相談したりして、実業団に行くべきかを考えれば殊更不安に感じることはないと思いますよ。(ただし顧問やコーチは大抵陸上界にズブズブなので信頼できるかどうかよく考えて相談すべし)
走ることは好きで、運動不足解消のためにもランニングを始めた。
私は、ランニングは好きだが、10キロ以上走るのはバカだと思っている。
コンクリートの上を10キロ以上、ましてやフルマラソンなんか走ったら、
故障に苦しんでいる人も多いだろう。
なぜみんなそんなに長距離を走りたがるのだろうか。
お正月の箱根駅伝を見ていても、マラソンランナーはガリガリの人が多く、魅力的な選手はいない。
苦しそうに走っていて見るのが辛い。
昨今、マラソンを始めたら、やっぱりフルマラソン目指すよね!みたいな風潮が気に入らない。
東京マラソンも、みんなの身体に良くないから止めた方がいいのにと思ってしまう。
3~5キロくらいをゆるく走れる仲間が欲しい。