はてなキーワード: 生中継とは
出典は『ファビュラス・バーカー・ボーイズの映画欠席裁判2』(2004年、洋泉社)、発言者を「町山」及び「柳下」と表記。記述形式は
[ページ数]
(初出)
です。
[p117]
【※】金正日(※FBBの対談収録当時)の北朝鮮についての話から。
町山:資源は喜び組だけだから(笑)。あ、でも金正日は彼女たちを楯にすればいいんだね。
柳下:美女の楯ですか(笑)。それって撃ちにくいかも。もったいなくて。
町山:アメリカ軍はちょうど軍隊内で問題になっているゲイの兵士を集めて、ホモホモ部隊を作ればいい。
柳下:美女が全裸で出てきても何も感じなくてバンバン撃っちゃうの(笑)。
町山:で、最後に金正日を捕まえて、チビ・デブ・フケ専の兵士たちがウホウホ言いながら輪姦。CNNはぶっかけ百連発食らって廃人と化す金ちゃんの顔を全世界に生中継。
【※】「問題になっている」と云う表現は、米軍当局者の中にそう考えている人間がいるだけでなく、町山智浩自身もそれに同調して「同性愛者の存在が『問題』である」と考えていることを示唆しています。
【※】テレビのバラエティ番組も同じようなことをしていますが、こういう「同性愛者の存在や行動」を「ストレートの人間に対する『嫌がらせ』や『罰ゲーム』の手段に利用しよう」と云う発想や発言は、同性愛者に対する社会の偏見と差別を助長する明らかな悪行だと私は思います。
(初出『映画秘宝』03年vol.42)
【感想】
町山智浩らの同性愛者に対する差別的な言動は、決して『済んだ過去の話』ではなく『現在も続いている話』です。
この投稿は以上です。
途中で自分で声優の話してるからうすうす気づいてるんだろうけど、セリフ音読してみろ
とてもいえないような「高速増殖炉もんじゅ」とかいれてねえか?
普通は「買った」ですむとこを「購入」みたいな硬い音読み言葉を自然にセリフにいれてしまってないかのチェックに、音読はなるんだ
一度発音してみれば「こうそくぞうしょくじょ、ええとアレ」みたいにどうしてもなることがわかる
どうしても原語のままつたえたければルビ(逆ルビ)を使う手もある
パン咥えたまま発音するやつのセリフの「んもももももっもっも」のルビに「んなこといったって」といれる 抑揚で大体伝わってるんだなってわかる
あと音便 促音便撥音便きっちりいれてこ 「なんでオレがンなことやんなきゃいけねんだ!」みたいな感じ
二葉亭四迷以来、耳で聞いたままのセリフを小説にかいていいことになったんだぜ、感謝だな
大きい反応は3パターン。
1.「なに考えてんの?やめろよ」
3.「好きだったけどがっかり。嫌いになった」
私自身は「あ、やるんだ」くらいのお粗末な感覚だったのですが、
時間が経つにつれて、”ある考え”が大きくなってきました。
そして、
夢を売る仕事は、時に誰よりもリアリストであらねばならない、ということです。
決行を知って、最初にしたことはチケットのリセール探しでした。
致死率3%程度。
本場中国でも感染者7万9251人に対して、死者2835人 です。
(https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200229/k10012307571000.html)
武漢市のある湖北省を除いたら、致死率は約0.16%という報道があります。
これはインフルエンザの致死率の2倍程度。
(https://premium.toyokeizai.net/articles/-/22953)
武漢市の致死率が高いのは、
医療チームのクオリティや、病院のベッド数の不足が関係している、とされています。
(https://premium.toyokeizai.net/articles/-/22953)
大して変わらないだろうな、というのが正直なところです。
そんな楽観的な私が、
「だとしても今回のライブはロックやパンクではなく、迷惑」と思う理由は、
「閏年だったから決行したんでしょ?」という思いが拭えません。
2012年2月29日に解散。
そして8年ぶり、
2020年2月29日に再生。
東京事変はライブを開催へ チケットの払い戻しも実施 #正しい行動!林檎!さすが。命かけて演奏し命かけて聞きに行く。生活に必要な音楽。日常を新たにするもの。なくてはならないもの。今この日でなければならない出来事。— 井上 道義 (@daibutsumichiko) February 29, 2020
そう思われても仕方ないと思います。
というか私は思いました。
「じゃあ仮に、2012年に解散せず、毎年ツアーやってたら今回決行してたか?」
と考えたら、「決行してないんじゃないかなあ」と思ってしまいます。
はっきり「中止・延期・縮小して欲しいです」になっている状況です。
令和2年2月20日
新型コロナウイルスの感染の拡大を防ぐためには、今が重要な時期であり、国民や事業主の皆様方のご協力をお願いいたします。
最新の感染の発生状況を踏まえると、例えば屋内などで、お互いの距離が十分にとれない状況で一定時間いることが、感染のリスクを高めるとされています。
イベント等の主催者においては、感染拡大の防止という観点から、感染の広がり、会場の状況等を踏まえ、開催の必要性を改めて検討していただくようお願いします。なお、イベント等の開催については、現時点で政府として一律の自粛要請を行うものではありません。
令和2年2月26日(安倍総理)
政府といたしましては、この1、2週間が感染拡大防止に極めて重要であることを踏まえ、多数の方が集まるような全国的なスポーツ、文化イベント等については、大規模な感染リスクがあることを勘案し、今後2週間は、中止、延期又は規模縮小等の対応を要請することといたします。
こうした状況において、
中止という決断は、
「コロナ怖いからライブ行かなかった。でも、行けばよかったなあ…」と葛藤するだろうし、
ごめんなさい。泣く泣くライブ断念することにします。本当に辛い決断でしたが、やっぱり大切な家族や友達を感染させてしまうリスクは冒せないというのが私の答えです。本当に大好きな東京事変。もう二度と見れないかも知れないのは重々承知です。死ぬ程行きたかったけど今は守るべきものを優先します。— コケシ (@01__incidents) February 27, 2020
東京事変Live開催について母と口論になったが、こんな状況であっても
演るべき理由が東京事変にはある事をこのバンドの人生を知らない人には
到底理解し難いのだろうと即断し、
以降、静観でいる事にした。
8年ぶりの復活、閏年、閏日。他のバンドには皆無な要素だろ?この日じゃなきゃ意味がない。— Yeuxbruns (@hito_mazu) March 1, 2020
「なんで行ったんだ」「ふざけんな」と
家族・同僚・友人などから、バッシングの嵐になることは目に見える。
これが返金対応だと「なにが何でも行ってやる」という人も
「行けばよかった…」という人も増えてしまう。
返金対応があった。
それも素晴らしい対応だけれど、
ファンも残念だけどすっきりするんです。
妄想の域を出ませんが
オトナの事情なのかもしれません。
それは間違いないから、仕方ないのかもしれません。
でもだとしても、
そういうアーティストたちが実際にいたし、
彼らがすごくかっこよく見えてしまいました。
@numbergirl_jp
本日、3/1(日)Zepp Tokyoにて開催を予定しておりました公演に関しまして、新型コロナウィルス感染拡大を防ぐため公演延期とさせていただきますが、「無観客状態」でのライブ生配信、ライブビューイングは予定通り行います。
BAD HOP
@badhop_official
BAD HOPからのお知らせ。
この度、コロナウイルスの影響により3月1日に予定していた横浜アリーナの公演を中止とさせて頂きます事を深くお詫び申し上げます。
@sukima_official
2020年2月28日(金)19時より無観客ライブ生配信を実施することとなりました。
ツアーと同じ内容ではありませんが、千秋楽公演を楽しみにされていたお客様、
並びに日頃よりスキマスイッチを応援頂いている皆様へ音楽で貢献できたらという想いで実施致します。
詳細はこちらをご覧ください。
http://office-augusta.com/sukimaswitch/live/index.html#notice20200227
@TGCnews
【重要なお知らせ】
2/29(土)の『マイナビ TGC 20 S/S』ですが、新型コロナウィルスの感染拡大を受け、無観客開催となりました。
東京ディズニーランドおよび東京ディズニーシーは、「新型コロナウイルス感染症対策本部」からの「多数の方が集まるような全国的なスポーツ、文化イベント等については、大規模な感染リスクがあることを勘案し、今後2週間は、中止、延期又は規模縮小等の対応を要請する」という発表を受け、2020年2月29日(土)から3月15日(日)の間、臨時休園することを決定しましたのでお知らせいたします。
再開日につきましては、3月16日(月)を予定しておりますが、関係行政機関等と密に連絡をとり、あらためてお知らせする予定です。
ロックとはなにか
なんて私には語る資格もないですが、彼らの姿勢はロックだなと思いました。
その範囲の中で楽しむことができる。
ロックがかっこいいのかもしれません。
もし今回、東京事変が5000人の会場で、無観客ライブを配信していたら・・・
最高にクールな、歴史に残る復活劇だっただろうと思うと、いちファンとして(勝手に)残念です。
好きだけどね。
〜〜〜追記〜〜〜
「皆が自粛する中ライブやってロックだね!」というファンに対して
それは違くない?という話でした。
ロックを語りたいのではなく
反抗、不健康、暗い、厨二病、などのネガティブなイメージではなかったの。
2016年4月6日発売の1stシングル「サイレントマジョリティー」は大人への反抗だけでなく、
「君は君らしく生きて行く自由があるんだ」「Yesでいいのか?サイレントマジョリティー」と他者にも蜂起を促す曲なの。
のちの1stアルバム「真っ白なものは汚したくなる」のリード曲「月曜日の朝、スカートを切られた」はサイマジョの前日譚とされたけど、
歌詞を読んでも全然つながらなくて、全く文字通り後付け設定なの。
メンバーはどちらかといえば大人しいタイプだったけど、この頃は冠番組「欅って、書けない?」などでキャッキャしてたの。
センターの平手友梨奈さんは流れ星のちゅうえいが好きと公言し、振られたらGO!皆川の「うんちょこちょこちょこぴー」とか、「コマネチ」とかやってたの。
パフォーマンスにおいても、
顔面真っ白で体調悪そうとか、俯き気味で髪で顔隠しがちとか、みんなでやるおじぎを一人だけしないとか、当日まで出演するか不明とか、
そういうのはなかったの。
グループとしても「普段は普通にアイドルだけどパフォーマンスはかっこいい」っていう、最高にクールなグループだったの。
のちの演出過剰な「笑わないアイドル」「アーティスト」って言葉に乗っかっちゃうようなイタさとは違ったの。
2ndシングル「世界には愛しかない」、3rdシングル「二人セゾン」も素晴らしかったの。
これらの表題曲だけでなく、カップリングもユニット曲あり、ソロ曲ありで楽曲の幅が広くて、厚みがあったの。
3枚のシングルを経て同年12月24日と25日に有明コロシアムで初のワンマンライブをやったの。
本当に奇跡のような1年の集大成で、Abema TVで生中継もされたからファンはみんな見れたの。
そこのアンコールで「W-KEYAKIZAKAの詩」という曲が初披露されたのだけど、
夢に向かうメンバーとそれを応援するファンを包み込むまさにアンセムで、
本当に2016年末までは最高だったなぁ。
小学校に入学した年に愛の言霊がダブルミリオンを記録した世代だ。
当時、同級生はみんな愛の言霊が大好きでよくサビを歌ってた。ただ、サザンも追っていたかといえば決してそうではなく、そういう人がいたら逆に「父ちゃん母ちゃんが車で聴いてるようなあのオッサンバンドなんか好きなの?w」くらいにからかわれてたくらい。
(売れてる)曲は好きだがそれを世に出したサザンオールスターズは全然好きじゃないという状態。
それから数年のサザンは結構悲惨で「PARADISE」とかドラマタイアップ曲は普通にあったけどいまいちヒットに恵まれてなかった。
「LOVE AFFAIR〜秘密のデート〜」はちゃんと売れたけどそれでもやっぱり俺たちガキのあいだではサザン≒オッサンが好きなダサいバンドという共通認識があった。
テレビの扱いもそんな華やかじゃなくて「気楽に番組に呼べる、誰もが名前を知るバンド」みたいに便利に使われてた印象。キャリアは長いのに少なくとも今みたいに大御所扱いは全然されてなかった記憶がある。チャゲアスなんかはメディアが畏まって取り上げる感じだったのに。
で、そんな頃に出した「イエローマン」って新曲がクソほども売れなかった。子供ながらに俺は「この長老バンドもついに第一線から消えていくんだろうな」となんかセンチメンタルな気持ちでCDTV(王様のブランチ)を見ていたのを覚えている。
体感で、完全に風向きが変わったと感じたのは2000年のTSUNAMI。あれ一発で本当に全部変わったってイメージ。「キャリアがめっちゃ長いけど若者は聞かない有名おっさんバンド」から「老若男女が好んで聴く大御所バンド」って扱いになった。で、なんか急にフジテレビがサザンにめちゃくちゃ擦り寄り始めた。
TSUNAMIの余波で全然出来が良くなかった「HOTEL PACIFIC」もめっちゃ売れて、桑田佳祐のソロ「波乗りジョニー」と「白い恋人たち」は死ぬほど売れた。
この頃、俺は小学校高学年になってたが同級生はもうみんなサザンを「おっさん臭いダサいバンド」などと扱わなくなり、サザンの新曲や桑田佳祐ソロ曲が出れば即座にレンタルして聴くようになってた。
それ以降のサザンは今の扱いと同じ。
老若男女に親しまれる唯一無二の格好いい大御所バンド、でずっと来ている。
そこで疑問なんだが、TSUNAMI以前のサザンに対する世間の扱いはやっぱりここで書いたように俺の記憶が正しいのか?
デビューから平成初頭までのサザンも「なんか消えないダサいバンド」扱いだったのか?
サザンの年越しライブは会場が横浜スタジアムかアリーナで、TVKの生中継でやるのが恒例だったとか聞いたことあるぞ。
それが本当だとしたらやっぱ軽い扱いされてたのではという気がする。
年上と年下の男性二人が海外で1週間同居する番組。いつの間にか新作が作られなくなっていた。
はてなではhttps://b.hatena.ne.jp/entry/s/togetter.com/li/1003469: 土井先生がキューバに行った回]が有名か。
私は小川直也と竹内涼真の体育会系コンビ回が好きだった。竹内涼真が一瞬で上下関係を作り出し小川直也の腰巾着にまわり、可愛い女の子を進んでナンパする様に爆笑した。
南明奈とはあちゅうの回の緊張感がやばかったが、女子同士の組み合わせでももっと見たかった。
タイトル通り、いろんな都市で入りにくそうな居酒屋に取材する番組。単にネタが尽きて終わったものと思われる。
公式サイトに毎回レシピや大量の写真が公開されるのが楽しかったが、今はその公式サイトも消えてしまった……(Internet Archiveからは見られるが)。
印象に残っているのは韓国回で、美人なおかみさんが下町のおじさまたちから愛されている様がほほえましかった。ズッキーニのチヂミは未だによく作る。
NHK BSの旅番組ファンにはおなじみ、関口知宏の鉄道旅のフォーマットに生中継を加えたシリーズ。街道を歩きつくしたため終了したか?
公式サイトで見られた旅日記が楽しかったが、もちろん今は見ることができない(Internet Archiveからは見られるが写真はアーカイブされていない)。
前提として、まず吉本興業経営陣のお粗末な記者会見がネット・テレビで大々的に生中継されたことを思い出していただきたい。
そして、その映像を受けてギャラの配分についての所属芸人のTwitter上でのつぶやきが話題になったことも覚えているだろう。
以下の記事を読めば、公共機関の広報は吉本興業ではなく他の企業に仕事を渡すべきだ、という私の主張はこの時点で理解できるだろう。
(7月22日の記者会見)https://www.youtube.com/watch?v=linB0yJditc
(7月22日の弁護士ドットコム記事)https://www.bengo4.com/c_23/n_9914/
(7月24日の弁護士ドットコム記事)https://www.bengo4.com/c_5/n_9922/
ここでは吉本興業が国連広報とのSDGsの推進で連携していることを取り上げて、吉本興業の問題点を浮き彫りにしようと思う。
まず、SDGsとは何かと言ってしまうと「地球で皆が持続可能に発展しながら生きていけるように世界規模で果たすべき目標を決めた。」という話で、
17の目標と169のターゲットが示すように、食糧問題・人権・労働問題・環境問題など多岐に渡り取り上げられている。
そしてその決めた目標、すなわちSDGs推進のために広報として国連広報センターが吉本と連携をしているのだ。
上述した前提の状況があり、その上様々な不祥事の続報があるにもかかわらず、今も国連広報センターは吉本興業と連携を続けている。
皮肉なことにSDGsの周知が浸透すればするほど、国連広報が吉本興業と連携していること自体がより大きな問題になってしまうのだ。
例えば7月の記事で、国連は吉本興業に動画を発注しているが、吉本興業へ支払った金額は「公表できない」としている。
さらにこの国連広報センター長が吉本興業と連携を存続すると発言した記事が出てからまともな続報が無い。
10月中ごろに出た記事では、「吉本興業の大崎洋社長に協力を直訴」した旨が語られておりセンター長自ら責任を強調した。
しかし、7月の記事でも10月の記事でも連携を存続する理由の説明や根拠についての説明責任は果たされていない。
国連広報センター長に個人攻撃をしたいのではない。ただ説明責任を果たしてほしいだけであることは明確にしておきたい。
(7月23日のHUFFPOST記事)https://www.huffingtonpost.jp/entry/yoshimoto-sdgs-un_jp_5d367df2e4b020cd994883f1
なんだったのだろうあれは。
素晴らしく感動した。シュタインズゲートのラストを初めて見た時のような感覚を味わった。
もう20年も前の作品とは思えない。
流石に映像の画質や演出、台詞回しは多少古臭さはあったし、突っ込もうと思えばいくらでも突っ込める設定ではある。
一応、あらすじを説明すると。
「おはよう。そして会えないときのために、こんにちは、こんばんは、おやすみなさい」というセリフを爽やかな笑みでよく言う青年だ。
彼は本人も知らぬ間に、自分の人生をずっと世界中に生放送されていた。
彼以外の人間は全て役者で演者だ。近所の人や会社の同僚やそこらへんを歩いている通行人、新聞屋の店員、果ては両親や親友や妻に至るまで。
いや、そもそも彼を取り囲む世界すべてが作り物だ。建物も道路も空も海も何もかも。
『トゥルーマン・ショー』というテレビ番組を面白くするために作られた巨大なドームの中で、彼は何不自由なく暮らしていた。
だがある日彼は日常に疑問を抱く。何かがおかしい。そう思った彼は、その謎を探るべく行動を開始する。
ここまで読んで興味を持った方は、ここから先はネタバレ全開なので、ブラウザバックして本編を見てもらいたい(アマゾンプライムに入っているのであれば今すぐ見れる)
まぁ色々面白いシーンはあるのだが、やはり衝撃的だったのはラストシーンだ。
紆余曲折を得て。
偽物ではない、作られた物ではない、真実の、本当の世界に彼は行こうとしていたのだ。
そしてドームの端っこにあった階段を登ると、EXITと書かれた出口があった。
トゥルーマンはそれを引いた。さぁ行こう、とした所で、彼に背後から声が掛かる。
「聞いてくれ。外に真実などありはしない。私の作った世界こそが真実なんだ。嘘や偽善はあっても、私の世界では、何も恐れるものはない」
プロデューサーは言う。
「君は恐れているんだ。だからそこから出られない。それでいいんだ。よく分かっている」
「ずっと君のことを見てきたんだよ。生まれたとき、初めてよちよち歩きをしたときも。初めて学校に上がった日も、歯が抜けた時のことも知っているぞ」
「君はこの世界を出られない。ここに居るんだ。私と」
プロデューサーはずっとトゥルーマンを見てきた、30年以上も。だからトゥルーマンを実の息子のように思っているのだろう。
言っている内容は残酷だが、語りかける口調はとても優しかった。
しかしトゥルーマンは悩んでいるのか、迷っているのか、押し黙ったままだ。
「トゥルーマン、なにか言ってくれ。生放送なんだぞ! 世界中の人が君を見てるんだ!」
プロデューサーがそういうと、トゥルーマンはようやく反応した、カメラに向かっていつもの爽やかな笑みを浮かべて口を開く。
「会えないときのために、こんにちは、こんばんは、おやすみなさい」
そう言ったあと、演劇が終わったあとの役者がカーテンコールの時によくやるお辞儀をして、新しい世界へと踏み込んでいった。
すごい。素晴らしい。
俺の文章力では、あの爽やかさを、感動を、十分の一も伝えられていないのが口惜しいが。
本当に、気づいたら拍手していた。何度もうなずきながら。
まるで名作落語のオチのような。サッカーやバレーで、ここしか、そこしかないという場所にパスやトスが出たような。
そんな感覚だった。
このオチに何故深く感動したのかと言えば、それはきっとトゥルーマンが成長する瞬間を見れたからだ。
彼はプロデューサーに、怒っても良かった。いや、激怒するのが普通だろう。
だが彼は怒らなかった。何故自分を選んだ、と疑問をぶつける事もせず、プライバシーの侵害だ、訴えてやる! 金を寄越せ! 謝れ!と要求するでもなく。
彼はただ、今までお世話になった世界と視聴者とプロデューサーに感謝した。
本人も知らぬ間に世界中に自分の人生を生中継されていたという凄まじい運命を、彼は受け入れたのだ。笑みさえ浮かべて。
そして最後の最後までトゥルーマン・ショーの中のトゥルーマンを演じきって見せた。
それがすごい。あの場面で、あんなにもスマートかつクールに別れと感謝を告げられるのは、成熟した大人にしか出来ない。
しかしそのシーンに至るまでの彼は、子供だった。妻も親友も居て家も仕事もあったが、それでも彼は子供だったに違いない。
なぜならそれらは、番組を盛り上げるために与えられたものだからだ。彼自身が手に入れたものではないからだ。
しかし彼は、ずっと私の世界に居ろ。ずっとこの世界の子供でいろ、というプロデューサーの言葉を振り切って、自分の意思を貫き通し、ドームから出ていった。
彼の親代わりであるプロデューサーが作った安心かつ安全な作られた世界から出ていき、危険な現実に足を踏み入れ、自分の人生を生きることを決めたのだ。
本当にかっこよかった。
出ていった先の、本当の人生で、トゥルーマンの思うように行かない事もあるだろう。失敗も挫折も経験するに違いない。
あるいはドームに戻りたいと思うくらい、打ちのめされる事もあるかもしれない。
それでも彼ならきっと大丈夫だと思う。彼はもう子供ではないのだから。きっと上手く行くに違いない、と視聴者に思わせてくれる。
そして同時に、トゥルーマンは俺だ、俺たちだ、とも思った。
行きたいと思う道や、やりたい事があっても、それは押し殺される。あるいは自ら押し殺す。
周りの人間や世間から、批判される。誰もが選ぶ道を行けば安心なのに、何故お前はそちらに行くのかと。誰もが我慢しているのに、何故お前だけがやりたいことをやるのか、と。
安心で安全な自分たちと一緒に居ろ、と世間や周りの人間はそう言ってくる。
そう言った言葉に対し、トゥルーマンは、こうすればいいと俺たちに教えてくれた――そんな気さえする。
本当に本当に、素晴らしい映画だった。
ああ、誰かと語り合いたい……。
ある時期に熱が冷めてしまう出来事があって、その時以来たまに動画を見る程度のファンになった。
デビュー以降プロモーションやゴリ押しとかは殆どせずに地道に動画を上げ続け少しずつファンを増やしていきデビュー半年くらいには地位を確立した。そうした中で企業案件動画を本格的に取り組み始めた。そこで問題だったのが「企業案件と分かり辛いタイトルやサムネ」「誇張した詐欺タイトル」「過激なサムネ」「単純にとてもつまらない」だった。そうした企業案件動画を相次いで出したせいで視聴者に不快感を与え、視聴者離れを招いた。視聴者には日本語分からない熱心な海外ファンも多かったこともあり大きく悪影響があった。そうした手法はしばらくすると採用されなくなった。しばらく経ち年末の生放送で「あの時は企業の依頼が多く舞い込んできて空回りしちゃった、ごめんね」的なことを発言した。
その例に限らずこうしたことは度々起きた。
大晦日に開催されたVRライブイベントは、VR機器での参加はトラブルにより急遽中止になり、ネット配信やライブビューイングされた生中継でもグダグダな内容となっていた。トラブルの対処も杜撰だった。(このVRライブの主催は面白法人カヤックだった。)
他にも、視聴者が手間暇かけて参加するようなファン参加型企画を雑に乱発しては上手く処理できずに微妙な結果になることも多かった。
キズナアイの設計や実装、運用している人間達は不誠実であり問題を抱えているわけだが、アイちゃん自身は誠実に活動しててそれなりに信頼していい。それは普段の動画やSNSとかを見て伝わると思う。(小ネタ話になるが、)バイオ7で詰まった際に(横にいた誰かに)こっそり代打ちさせてしまった事があり、視聴者に気付かれてコメント欄で批判されたことあった。後日アイちゃん自身がそのことについて明確に言及したことはないが、そうした批判を受けてアイちゃん自らのプレイで全てクリアを目指すようにしていった。アイちゃんはポンコツ故にゲームマナー違反的な事をしてしまいがちだが指摘を受けたら積極的に改善していこうとする姿勢は何度も見た。
ただキズナアイの裏にいる人間は不誠実だけど、アイちゃん自身は(色々とポンコツだが)誠実に努めているAIということはちょっと言っておきたい。
大会3日目、ついに、北欧の小国の選手に熱中症による死者が出る。
当該国は、協議の結果、選手生命を守るため、として、残りの大会期間を放棄し、日本に対する非難声明と共に、急遽選手団を全員帰国させる措置を取る。
この国では冬季オリンピックの方が圧倒的に国内の注目度が高いため、夏季オリンピックは捨てても問題ないとの政治的判断が下されたのだ。
日本国首相は、「冷静な対処」を冷房の効いた部屋から呼びかけたため、強い批判にさらされる。
大会5日目、日本選手の一人が試合中に熱中症でフラフラになりながらも、試合を最後まで終える姿が美談として放映され、絶対に試合を放棄してはいけない雰囲気が出来上がる。
大会7日目、日本の女子選手の一人が試合中に熱中症の症状でフラフラし始めたものの、試合放棄できずに続行、15分後に卒倒し、痙攣して嘔吐する姿が生中継で放送される。現場の混乱で救急車が現場に到着するまで30分以上もかかり、選手は十代で息を引き取った。
首相は、当日夜に緊急声明を発表するものの、強い批判が巻き起こる。
翌日午前中に、チケットの不手際により、会場施設の外側で、観客が直射日光の中で何時間も待たされる事案が発生する。
前日に熱中症で亡くなった女子選手のニュースは既に広く知れ渡っており、「いつまで待たせるんだ!俺たちも死ぬぞ!」と怒鳴った客の一言で待ち客が暴徒化して会場内に無理やり入ろうとし、ボランティアでは食い止められず、大規模な将棋倒しが発生する。
その日の当該種目は中断。駆け巡る救急車、大渋滞で数キロ先の病院まで数時間もかかり、その中で亡くなっていく人々。死者の数は夜までの間に一人また一人と増加していく。Wikipediaには、東京五輪将棋倒し事件、の項目が早速できる。
翌9日目未明には、最終的に、2005年の尼崎の脱線事故を超える197人が圧死する大惨事となることが判明した。
9日目午前6時、主要先進国の代表団が合同で、「この状況では、大会の継続は不可能と判断した。選手生命を守るため、選手団を引き上げる」と声明を発表。主要国が抜けたため、大会としての意味が薄れたことから、9日目は各国が続々選手団を引き上げる発表を、延々とニュースで聞く日となる。
大会10日目、当初の参加選手の1/3が試合を辞退して帰国してしまったため、大会として成立しなくなった東京オリンピックは、正式に、残りのすべての予定を中止とすることが発表された。