はてなキーワード: 一般職とは
俺の知り合いは工業高校卒でそのまま就職した、って人多いかな。
NTTの下請けの電気系の作業員とか、トラック運転手になった奴とか、パチ屋の店員とか、色々。
地域的に工業が盛んでその辺の工場で働いてる人も多いみたいだ。自動車の整備の仕事とか。
商業高校から中小企業の事務とか信用金庫の一般職とかもありそう(これは想像)。
地方のヤンキー的なのが多い公立中学に通ってたんだが、勉強嫌い、真面目にすんのとかバカみてーみたいな感じな人多かったなぁ。
むしろ一般職って高卒とか短大とかそういう人たちがやることだと思うんだけど……。
商業高校が優秀というか、そのまま会社に入って働けるような勉強してるから大学とか行った人よりすぐに使える。
商業とか工業とかは地方の企業とのつながりが強いから(というか、そうしないとどちらもやっていかないから)就職は強い。
あと、会社を起こすのに大学で勉強するようなことは必要ないけど、存続させるには必要になるよ。まあする人は別に大学で勉強しなくても自分で必要な分だけ勉強するだろうけど。
一般職とはなにか。
世の中の人間はなにかを成すと評価される。
つまり評価されるためには、何かを成すことを目標としなければならない。
そこで何かを成す職業とはなにかを考えると、資本主義社会においては
もちろん、特別な才能と努力ができるのであれば、スポーツ選手でも
ただ、平凡な能力で、平凡な環境で平凡な努力しかして来なかった人は
会社組織所属はボリュームゾーンであり、この中で序列がついていく。
ニート<<アルバイト<派遣社員<┃壁┃<一般事務職<┃壁┃<(正)営業=(正)企画開発<=(正)企画<<┃壁┃<<執行役<役員
こんなところだろうか。
一般事務職以下は
・いなくてもなんとかなる;だれでも(正社員でも)できる
・替えが効く;だれでもできる上に希望者も多い
というのが実情、というか真理ですよね。
もっと説明すれば
「夢は諦めたの?」「理想とかないの?」
「もう一回だけこのタイミングで考えてみませんか?」
ってことです。
夢を追う若者になりませんか?
問題を整理する。そもそも対策が明後日の方向を向いている。
①少子化という問題は社会の持続性保持、生産消費の担い手再生産の為喫緊の課題である。
②30歳~34歳男性の未婚率は1975年は14・3%、2005年には47・1%へ上昇し、 これに伴う形で女性の未婚率は7・7%から32・0%へ上昇した。
今や35歳男性の半分以上が結婚経験が無い晩婚化と、30歳女性の半分以上が出産経験が無い晩産化が進んでいて、
このままでは生涯独身は3人に1人になり、すでに離婚は3組に1組がしているので、結婚できて離婚しないのは全体の半分以下になる。
③一方で夫婦がつくる子の数の平均は1977年は2・19人、2005年は2・09人と 実はほとんど変わっていない。
④男性の有配偶率は雇用形態や年収の多寡にほぼ正比例する。女性のそれに偏った数値は見られない。
http://www2.ttcn.ne.jp/honkawa/2451.html
⑤統計上この10年間で35歳時点での平均年収が、500万円台から300万円台へと、実に200万円以上も下がっている。
⑥この国の年齢階級別の完全失業者数は長きに亘り、25歳~34歳の男性がトップであり 次が35歳~44歳である。(総務省統計局労働力調査)
⑦非正規雇用者の割合は34・3%に達し、35歳以下の子育て世代では実に半分以上が非正規。
しかし、この国では非正規の処遇では家族を養うどころか自分の人生設計も出来ない。
一般職業紹介状況(平成23年4月分)正社員有効求人倍率は0・34倍に過ぎない。
http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/2r9852000001czhw.html
⑧25~39歳の非正規雇用者が正社員になれないことで婚姻数は年間5.8万~11.6万組減り、毎年生まれる子供の数は13万~26万人も減少する。
具体的には派遣を原則禁止とする派遣法改正と、最低賃金千円の公約を早急に守るべきである。
比例する年収と既婚率
2013.07.01
研究と報告96 自治体非正規雇用職員の働き方と賃金労働条件の実態と課題
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はじめに
私たちは1993年8月、自治体に直雇用されている非正規職員と、自治体業務を外部委託された職場で働く公益法人や民間企業労働者(=公務公共関係労働者)で「自治体関連労働組合協議会」(略称「関連協」)を結成しました。2009年の自治労連大会で、「自治労連非正規雇用・公務公共関係評議会」(略称「非正規公共評」)に名称変更し、今日に至っています。
病気にもなれない
非正規労働者にはほとんどの場合病気休暇はありません。病気になり有給休暇を使い果たすと欠勤になってしまいます。たとえば臨時職員(22条適用)がちょっと大病して休まなければならないとなると、6ヶ月で任期満了なので、病気であろうがなんであろうがそこで首を切られてしまいます。明日から働けない、仕事もない、身体もしっかり治ってない、そういう状況で放り出されてしまう人もいます。
私の地元の静岡でも清掃の臨時職員だったAさんは、自宅で脳幹出血で倒れてしまう。病院に運ばれてICUに入った。その後、かなり元気になられたけど言語障害があって職場復帰ができない。どんなに労働組合で運動して要求書を出しても、「臨時ですから…」ということで半年目に雇い止めになる。その後、その方は一時生活保護を受けたりしていましたが、いまはマヒが少しよくなり仕事を見つけられましたが月収が10万にも満たない。いま自治体の中で仕事をしている臨時職員はそういう状況の下で仕事をしているのです。
悲しみにも差
賃金も劣悪で、正規職員に比べると3分の1、ひどいところでは4分の1ぐらいの実態です。昔から村八分という言葉がありますが、火事とかお葬式のときは村八分にはしないといいますが、私たちは両親が亡くなったときとか、親族の悲しみにさえ差別があって、正規の方は配偶者が亡くなれば忌引休暇があると思うのですが、非正規職員に正規職員と同じように忌引休暇が付与されている自治体は稀です。悲しみにも差があってお葬式にさえ満足に休みが保障されていない。親が亡くなっても1日しか休みがない。あとは有給休暇を使うか、有給休暇さえもない労働基準法違反の自治体も少なくありませんが、有給休暇を使い果たすと欠勤になります。欠勤になると収入が減る。そのいたちごっこのような状況の下で自治体の業務を支えているというのが、いまの私たち自治体非正規労働者の実態です。
1、総務省「臨時・非常勤職員の実態調査結果」から何を読み取るのか
2013年3月29日に総務省が「臨時•非常勤職員に関する調査結果について」(2012年4月1日現在)を発表しました。自治労連は、自治体で働く非正規職員の数を含めた実態の公表を総務省に要請をしてきましたが、総務省がはじめて臨時•非常勤職員数を公表したのは2005年です。そのときは45万6千人。そして2008年にも調査をし、49万8千人と発表されました。
今回の調査では、60万3千人で、前回2008年調査より10万5千人も増えています。この間、総務省は「集中改革プラン」(2005年〜2009年の5年間)の作成を自治体に強要し、自治体は職員削減や民間委託を推進してきました。その結果、非正規労働者がどんどん増えているという実態が今回の数字に現れています。
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調査対象/2012年は任用期間が6ヶ月以上、勤務時間が週19時間25分以上/2005年、2008年6ヶ月以上、勤務時間が週20時間以上/任期付短時間職員・再任用短時間勤務職員は除外
総務省は任期付短時間公務員制度の積極活用をすすめる「4・24通知」(2009年)を出していますが、昨年末の総務省調査では任期付短時間公務員は全国で3,745人です。この数字は、自治体の実情・実態に合わない制度であることを明白にしていると思います。
2.職種別
一般事務、保育士等、教員、講師、技能労務職員の順番で女性比率が74.2%を占めています。また、都道府県では看護師、給食調理員が前回より減少しています。
3.任用根拠別
特別職非常勤職員(3条3項3号適用)38.3%、一般職非常勤職員(17条適用)21.1%、臨時職員(22条2・5項適用)40.6%で、いずれの職種においてもわずかですが17条適用が増えていました。
今年3月15日の総務省交渉では、総務省は「任用根拠に関しては各地方の県なり市なりが独自に任用していることであり、各都道府県等に技術的な助言はしていません」と回答しています。しかし、各地方で交渉しますと、「総務省から非常に強い技術的な助言があり、非正規の任用に関しては本当に窮屈です。各市町村のみなさんが窮屈な思いをされているのはわかるのですが、総務省からきつい指導があり、改善をしていかなければいけないという実態はわかってはいますがなかなか改善できないのが実情です」という本音がポロッと出てきます。一方、市町村の担当の方との交渉の席上などで、「処遇を改善してほしい」等の要求をしていきますと、市町村の担当の方も「おっしゃっていることはよくわかるのですが、この任用制度の中ではいまの市町村のできる限界であって、やはり県からのご指導があるので非常に窮屈で難しいです」といわれます。
4.再度の任用の可否、任用期間の上限(雇い止め問題)
総務省は2009年1月23日、「地方公務員の短時間勤務のあり方に関する研究会報告」(以下、「研究会報告」)を公表しました。「研究会報告」は現行の臨時・非常勤職員の任用等のあり方について、ⅰ)任用の厳格化、ⅱ)任期の更新を期待させない、ⅲ)再度任用する際にも能力実証を経て新たな職への任用であることを強調し、ⅳ)一時金や経験加算を否定しています。
さらに同年4月24日、総務省は公務員課長通知「臨時・非常勤職員及び任期付短時間勤務職員の任用等について」を出し、「研究会報告」にそって、任用根拠の「明確化・厳格化」や任用の際に更新の期待を抱かせず、再度任用する場合にも任期ごとに能力実証に基づき「新たな職に改めて任用されたものと整理」するなど「更新への期待権」が発生しない任用管理を強調しています。
両者とも上限設定を強化する傾向になっており、今回の調査結果には、両者の影響があらわれています。
市町村の任用期間の上限を一般事務職でみた場合、「通算任用期間の上限あり」が特別職非常勤職員(3条3項3号)で215(前回214)団体、一般職非常勤職員(17条)で276(前回233)団体、臨時職員(22条2・5項)で466(前回447)団体と増えています。「通算任用期間の定めなし」が3条で483(525)団体、17条で512(554)団体、22条で881(962)団体と任用の厳格化が伺えます。
10年以上の更新を繰り返している団体についても調査しており、都道府県で12団体、政令市で6団体、市町村で444団体となっています。
2、自治労連の取り組みについて
1.「雇い止め阻止!誇りと怒りの大運動」-いっせい雇い止めを阻止しよう!雇用の安定と均等待遇で、より良い住民サービスをめざす
(1)自治労連第32回定期大会で「誇りと怒りの大運動」を提起(2010~2013)
私たちは自治体直雇用の非正規と公務公共関係の労働者の処遇を改善し、大きな運動にしていきたいと3年前から「雇い止め阻止!誇りと怒りの大運動」と名付けた運動を取り組みはじめました。
なぜ「誇りと怒りの大運動」なのかということですが、自治体の非正規・公務公共関係労働者の一番訴えたいところは何かといえば、任用の形態は非正規・公共関係労働者ですが、仕事に対する思いは正規労働者となんら変わりはない。仕事に対する思いや誇りはみんな同じではないか。その「誇り」を傷つけているのがいまの働かせ方の実態ではないかということで、これに対する「怒り」をきちんと打ち出していこうと、「誇りと怒りの大運動」という名前に決まりました。
(2)1年目、組合員の学習と意思統一、対話、労働実態の洗い出し等に重点を置き各地方組織、単組、支部の課題の明確化、総務省署名63,195筆を集める
1年目は自分たちのあり方を自分たち自身が確認し、職場の中にも自分たちはこうやっているんだということをキチンと訴えていこうということにしました。
非正規労働者というのはややもすると自分たちの置かれている立場、処遇は自分の責任なんだという気持ちがなかなかぬぐいきれない。当局から「あなた方はそういう労働条件で納得してこの仕事についたのでしょう。半年でおしまいという約束で仕事についたのになんでずっと働きたいと思うの?」といわれたときに、非正規という働き方についたのは自己責任なんだというところが払拭できないということがあります。
私たちは、なぜこういう雇用形態でしか働けないのかということをいろいろと学習するなかで、自分たちの雇用問題が、日本の国のあり方、自治体のあり方と深く関わっていることを学んできました。正規職員を削減し続けた結果、正規労働者がやるべき仕事を非正規労働者に行わせ、本来、自治体でしなければいけない業務をアウトソーシング(外部委託)する中でこんな矛盾が出てきているんだということがわかりはじめるのです。そうすると「これは自己責任ではないんだ」ということに気づくのです。
また当局がいうような「非正規のみなさんはそれがよくてそういう条件で入ったのだからそんな文句をいわないで働けばいい」ということを言う正規労働者も少なからずいます。「そうではない」ということを学習の中で深めていく。そして正規労働者の方にもそこは理解してもらう。
正規労働者と非正規労働者の溝を埋めていくのは労働組合の力で、要求を1つでも改善して前にすすんでいくような運動をつくっていく。その中で正規と非正規がなぜこんなふうに分断されなければいけないのか。そして民間と公務員がなぜこんなに分断されなければいけないのかということを学習し運動の中で距離を縮めていくというのが大事ではないかと思っています。
(3)2年目は1年目の取り組みを更に具体的な要求前進と組織化をすすめる―雇い止め・雇用中断の撤廃、通勤手当、特別休暇などの獲得、新たに39組織(13単組・8支部・18分会)確立と2地方組織で非正規公共評の立ち上げ、総務省署名70,790筆を集める
2.今後の課題
(1)「雇い止めをなくしたい」
労働契約法が改悪された中で、新しい雇い止めが起きてきていると思っています。これの法律は民間労働者が適用される法律ですが、民間が5年の有期雇用を入れれば、公務のところにも民間にならって有期雇用をどんどん入れてくることは懸念しなければいけないと思っています。とにかく雇い止めをなんとしてもはねのけたいというのは私たちの思いです。これを庁舎内や地域の中に広く打ってでていく。
自治労連は当初から均等待遇にもとづく任期の定めのない短時間公務員制度をつくるべきだという方針を持っています。当面、地方自治法203条、204条を改正し手当などが支給できるような環境をつくる。一方では均等待遇にもとづく短時間公務員制度もつくっていくことがいま私たちの運動の中の大きな柱になっています。
昨年まではこの運動の中で総務省に対して処遇改善を求める署名を取り組んできましたが、今年は最終年度ということで、署名を国会請願署名に切りかえて運動を大きくしていこうということでいま取り組んでいます。毎年、3月の春闘時期に提出していた署名ですが、今年は5月29日提出することとし、いま最後の追い込みの時期です。
2)組織内では、各地方組織や正規単組に「非正規はパ-トナ-」という意識と位置づけ(方針)の変化を作り上げてきています。この到達を踏まえ地域から公務に限らずワ-キングプアをなくす運動を継続しておこないます。
(3)地方組織での実態調査、自治体キャラバン等を積極的にすすめていく
いま自治労連の地方組織の中で、「憲法キャラバン」や「自治体キャラバン」の中で、自治体の非正規労働者の実態調査をさせてもらいたいと話をさせてもらう中で、「資料をおいておきますのでここに記入してください。そしてそれを是非返してもらいたい」という依頼すると、当局も「結構ですよ」と返してくれる。三重自治労連は、毎回、自治体の非正規の職種ごとの労働条件をつぶさに調査し、自治体当局との懇談のなかで、「おたくの自治体は隣の市町に比べると賃金がこんなに低い」と指摘し改善させています。静岡自治労連では昨年、23市に自治体の非正規の実態調査を依頼し、19市から回答が返ってきました。
自治体の非正規の任用根拠や、賃金水準、特別休暇がどうなっているのか、ということも含めて返してくれます。そういうことが非正規運動の処遇改善のための財産にもなるので、実態調査を各地方組織にお願いしたいと思っています。
現在12地方組織に非正規公共評(千葉、東京、神奈川、静岡、愛知、滋賀、京都、大阪、奈良、兵庫、広島、山口)が結成され活動を続けてきています。さらに発展させ、すべての地方組織に非正規公共評の確立をめざします。今年度から来年度にかけて岡山と埼玉で、非正規公共評の結成が予定されています。県内の横のつながりの中で運動をつくりあげて交流しながら、ここの町はこれが取れたのなら、隣の町ではこの条件を取っていこうという運動にできたらいいと思っています。
おわりに
女子高生との対話で
公務員バッシングがすごく強い中で、たとえば自治体のことを外で話すときはすごく勇気がいるんです。全労連のディーセントワークデーのときに私は地元静岡で街頭に立って道行く人たちに自治体非正規労働者の総務省署名をお願いしてきました。最初、道行く人たちはどういう反応をするのかと思っていたら、話し込んでいくと意外に「自治体で非正規の人がそんなふうに働いていて、そんなに賃金が低いのですか」という感じで話が盛り上がってくるのです。
正規職員に関してはどういう感触を持っているのかと思って、「正規もね、こういう働き方でね…」という話をすると、「そうよ、そうよ、公務員がたくさんお給料をもらっているって一概にいえないのよ」という意外な反応が返ってくるのです。最初は「公務員はお給料もらいすぎよ」という感じで石を投げられるのかと思っていましたが、対話して署名をお願いする中で「公務員はお給料もらいすぎよ」といった声は私は全く聞きませんでした。むしろ「そうですよね。自治体の仕事は大事な仕事だよね」という話のほうが多かった。「町役場や村役場や市役所にはこういう条件で働いている非正規がたくさんいるんです」という話をすると、「そうだったの、それは知らなかった」ということで快く署名に応じていただけました。
若い女子高校生たちはどうなのかと思って、たまたま試験が終わったあとだったのか集団で自転車で来て、私が署名行動をしていたら、「おばさん、おばさん、何をしているの?」といわれて、「おばさんは自治体でこういう働き方をしているから、働きやすいようにしてもらいたいと思って署名をとっているの」と話をすると、「エエッ、知らなかった」と。相手に話すときには「自治体の」といってもわかってもらえないので、市役所とか、町役場とか、村役場とか、相手に届くような言葉で話さないとわからない。「どこに住んでいるの」と聞いて、「そこに町役場があるでしょう。その中でこういうお仕事をしている人がいるでしょう。その人はこういう働き方をしているんだよ」という話をすると、高校生でも「そういう働かされ方はおかしいよね」というのが返ってきて非常に会話がすすむ。いまの若い子なので、「おばさんまだここで署名している?」というので「まだいるよ」っていうと「いま試験が終わったところで友だちが近くにいるから携帯でよんであげる」といってくれた。またある子は「いま署名というのをやっているんだけどさ、おいでよ」と声をかけてくれる。そうするとお店の中から女子高生たちがワァ~ッと出てきて、「何をやっているの?」って感じで人だかりになった。それで話をすると「ヘェ~」ということで署名してくれるのです。短時間だったのですが、女子高校生のお陰で30筆ぐらいあっという間に署名が集まった。話をしていくとこっちが思ったほどでもなく勇気を出して、ある意味ワクワクしながら街の中に出ていくというのは大事なことだと思いました。
補論
ILO要請団の思い出-「非正規問題は委員会審議に新たな視点をもたらす」と回答
ILO(国際労働機関)の「条約勧告適用専門家委員会」で、「同一価値労働男女同一報酬原則」をさだめた第100号条約にかかわり、日本のパート労働法の適用状況、男女の賃金格差や間接差別の改善状況などが審理されることにたいし、日本の自治体非正規労働者はパート労働法が適用除外とされ、関連労働者も含め均等待遇とは程遠い劣悪な待遇におかれている実情を訴えるため、6地方組織代表を含む総勢17人が、2008年10月、スイス・ジュネーブのILO本部を訪れ、要請しました。
自治労連の役員のほかに、地方組織からの参加者一人ひとりが職場レポートをもとに自治体で働く非正規・関連労働者の劣悪な賃金・労働条件等について涙ながらに訴えました。
私も代表団の1人として参加させてもらいましたが、非正規労働者の働き方をレポートしていこうということになり、現場で働く非正規の組合員に書いてもらいました。劣悪な働き方を競うような冊子ができました。
私はみんなのカンパでILOに行くわけですが、先ほどお話をしました脳幹出血で倒れたAさんも「大場さんカンパ」と言ってもってくれたものがあった
逆に言うと大学教授は普段の生活で「出る杭」として、目下の相手を叩いていると思いますよ。学生や一般職員には空気を読んで発言を慎む事を強要していますから。
権力者の不適切な発言を批判するのを「出る杭を叩く」と発言するのは何か違う気がする。
地位の無い人間の自主性を許さない、権力の横暴は放置する、それが「出る杭を叩く」悪しき日本社会そのものなのだから、社会的地位のある人間の発言は十分に批判されるくらいの方が良い。
とりあえず、その「廻りまわって」はどこから起こっているのかということをまず考えるべきだと思います。
何も平和なところからいきなり炎上が発生する訳ではなく、「炎上」する側も普段人間として尊重されていない、既に十分に傷付いている、そういう現実を直視した方がいいと思います。
辛くても他人に優しくしろというのは理想論ではありますが暴力的です。
大学教授などという立場は普段、目下の者に対して抑圧を強いている側です。空気を読んで察しろ、学生や職員は従え、そういう抑圧を課して場を支配している加害者の側なのです。
特に東北大はブラック企業ランキングで二位です。その環境で権力を欲しいままにしている教授が、自分が攻撃された時だけ被害者面するならばあまりにも情けないと思います。冷蔵庫に入って解雇されたアルバイトと違い、身分は十分保証されているのです。
大学教授のような恵まれた立場にある人は自由に発言出来て、一般職員や無名の人は何も言えない、そういう前提はまず先にある事を少しは考えてみたらどうでしょうか。大学教授のように特別な立場の人だけが自由にものが言える環境こそが、まさに日本的な「出る杭を打つ」環境そのものです。
憎しみの連鎖を断ち切るならば力を持つ側が優先的にそれをしましょう。普段抑圧されている我々アノニマスに期待するのは横暴だと思います。
総合職に対して、一般職・現業職と呼ばれる職掌がある。ここでいう一般職は、一般事務などの定型的・補助的な業務を担う正社員である。現業職は、技能職・技術職などさまざまな呼び方があり、具体的には工場におけるライン作業や設備保全、プログラマー(コーダー)などの業務に従事する正社員である。
総合職は、業務の必要に応じて転居を伴う転勤や出向がある。 企業によっては、総合職とは別に、地域限定総合職として勤務地を限定した総合職を設定することがある。
これみると、ぷろぐらまー様というのは、工場ライン的な作業員と同じ、ってことだな。
ま、それはそれとして、日本だと、この「現業職」って考えを普通の会社で持ってる所は少なくて、通常「総合職」か「一般職」に別れるんじゃ?
最初何らかのスペシャリスト(まあ、別に入った時にスペシャリストな訳ではなくて単にそれに従事した、ってだけが多いけど)で、
雇われ仕事で底辺ぷろぐらまーなのに、何で時間外も費やさなきゃいけないんだよ?
それ、10年前の、そのへんの女子大卒のねーちゃんが、結婚退職目指して就職する一般職と何ら変わらないのに。
そんな女共に、お前ら、帰ってからも勉強しろ!なんて言ったらまず誰も就職しないだろ?
それと同じレベルなんだよ。
なのに、ほーーーーんとに、何も「勉強」することをしてこなかった奴らがいきなりかっこいいぷろぐらまーになった気になって
今まで16年間大学まで「勉強」する機会を棒に降ってきたにもかかわらず、
急にべんきょうべんきょう言い出して、くだらないほど効率悪くやり始めるから
そりゃー仕事時間内には勉強出来ないし、家でもやらなきゃ、になるんだろ?
で、その「勉強」も効率悪すぎる上にヤルことすらわかってないから99.99999%意味が無い。
そりゃ、永遠プライベートで勉強してても仕事の効率上がらないわさ。
馬鹿め。
お前にとって「勉強」って何なんだよ?
そりゃどんな仕事でも足りなきゃ外で「勉強」しなきゃいけないかもしれないが、
もちろん、自分スキルアップのための、とかいうならいいけどさ、お前ら、別に底辺どん底ぷろぐらまじゃん?
勉強しなきゃいけないのは、大学までなんもしてこなくて、バカでどうしようもなくて、でも、机の前に座る簡単なお仕事がしたくて、
それなのに所謂「一般職」みたいな物はバカにして自分は「ぷろぐらま」ですごいだ!って思ってて。
そりゃ、時間外勉強しなきゃ現実との剥離が大きすぎるから無理だろ。てか単に雇いたくないわ、そんなバカ。
どんどん新しいものが出てくるなんてどの業界だって同じじゃん。
新し技術や道具も次々と出てくるし、設計士の方だって進化するからそれを追わなきゃいけない。
それをみな、プライベートをすべて捨ててまで「勉強」してますか?
世の中の仕事はそんなに甘くねーっの。
社内でキーボード叩いてるだけのプログラマは、プライベートの時間も勉強するのが当たり前だろ。
クズのせいで苦労してる身になってほしいわ。
聞きたいんだが、お前は会社にいる間、パソコンの前にいる間、物凄い高速にずーーーーーーーっとキーボード叩き続けてるのか?
勉強って、何すんの?
そりゃ、例えばC++必要な職場に中途で入ってきてintってなんだか分かりません、とか言われたらそりゃ家で勉強しろ、になるけど、
今やプログラマーってのは単なる土方、一般職なんだから、最初に研修するし、そもそも大学まででまともに授業でやってきたやつなんて居ないわけで。
それは、他の営業とかと一緒。
もちろん、中には営業でもなんでも、プライベートの時間にも只管勉強する奴も居るかもしれないけど、
それはプログラマーも同じ。
つまり、お前は自分の学習能力の低さを単にプライベートで補ってるだけなのに、それを他人がしないと馬鹿だ馬鹿だ、っていっても始まらんだろ。
そんなアタリマエのこと言われても…建設現場で現場作業員が設計をしてるとでも???
うぬ、現場作業員を馬鹿にしてるな?現場の方が、きちんと資格がなきゃそもそも触ってもいけないものがたくさんある。
だれでも試験対策、だけして取る無意味な情報系資格ではない。そもそも資格だけ持ってても、それ全部忘れてたら結局自分たちの命の危険に関わることだからきちんとしてる。
作業員はその作業をきちんと理解してなかったら出来ないのは当たり前だろ。
但し、現場作業員ってのは実際目に見えて動いてなきゃ無能、ってすぐわかるし、間違えて組めば簡単に他人がリカバー出来るもんでもないが、
えんじにあ()だと何もやってなくてもすぐにはばれないし、間違えた所で簡単に他人がカバーしてしまうこともある。
なんでそう、ぷろぐらまとかえんじにあとか、はてなーは異常に持ち上げるかな?20年くらい前は、確かに一部の人しか扱えないものだったし、
マシンスペック的にも如何にきちんとしたコードを書いて更にソフトでハードの限界を超える様な事をやってたわけだが、
容姿が良い=親も容姿が良い=頭の良い金持ちと結婚が出来る=子供も容姿良くなり高度な教育を受けられる。遺伝的のも頭が良い可能性もある。
ので、因果関係が全くはっきりしないそんな調査は無駄。それこそ増田でどうこう言ってるのとおんなじレベル。
(それで立派なお仕事として成り立つからそういう分野にはビビるな。)
「幸福度」ってのはその人尺度でしか無いし何も言えるものじゃないと思うけど、
回答するのであれば、やはり「利他的な行為」をする人の方がその様なアンケートに対しても好意的に回答するのでは?と言うこともある。
だから何にしろそれらに因果関係がどっち方向なの下もわからなければ、さらに言えば相関関係も見れる様なものでもないだろう。
多少なりともはっきりとした相関関係さえあれば、因果関係なんて関係なしに採用しても良いと思うが。
それは学歴で選ぶことと変わらんので。
で、問題はこの元増田が出してること、ってのは、女は別に優秀だろうがなんだろうがどうでも言いわけでしょ。
それが社内の男のやる気につながり、さらには取引先の目を引き仕事につながらる。
なんでどこもそうしないのかそっちの方が謎だ
謎でも何でもない。今は公にしづらくなってるかもしれんが、昔からキャバクラで接待なんて当たり前だし、
社員旅行でも何でもコンパニオン呼ぶのが当たり前のところはいくらでもあるだろう。
更に言えば、それこそバブル期くらいまでの一般職なんて単なる嫁候補でしかなかったわけで。
仕事を女使って取るなんて何千年も前から世界中で行われてきたことだろう?
その最近やってる会社はそれらをオブラートに包んでやってるだけで、思考としては昔と何ら変わってないだろう。むしろ古い考えだろ?
これは容姿云々ではなく、言うまでもなく当たり前じゃ。。。
元記事の人は博士まで言ってるはずなのに、ポスドクになったら贅沢ができる、とか何で分かってないんだろうか?
やっぱり、研究室行ってもそこのポスドクとか上の人とかのコミュニケーションしっかりできてなかったんだろうね。
他の記事読んで無いから知らないけど、下に辞めた、ってのだけあって人文系だ、って書いてあったけど、
理系だろうが文系だろうが、研究職だろうが一般職だろうが、飛び抜けた実力があって有無を言わせない変態みたいなのはたまに勝手に突っ走ってもいけるが、
殆どの人間はまともに人と話も出来ずに研究も仕事も出来るわけが無かろう。
後、この元増田は「捏造」が簡単に出来ると思いすぎ。雑誌の審査員なんてのは大概その分野のライバルがやることが多いし、
んな簡単に捏造なんて出来るもんじゃないわ。ましてやサイエンスとかのレベルなら。
むしろ、捏造だけでそんなボンボン雑誌投稿出来るような研究室があるなら元が超優秀で他にも大量に正しい結果があって、
追試されてもOKで、その捏造のものだけどうしたって追試が難しい、とかじゃないと駄目だけど、
追試が難しい物がサイエンスにそうバンバンアクセプトされるとは思わないが。生物系じゃないからよく知らんけど。
※エリートサラリーマン・上級系士業~上場・事業売却経験者まで
女の選択肢は、異常にある。
そんなみんなと、なんで結婚しないんだっけという、
もう、年間数十回繰り返されていて、目新しい理屈もなく飽きているレベルの会話の中で、
実家暮らしの稼いでいない、顔面が中レベル以上の女は、最悪だという結論に至った。
一般職・実家女は、可処分所得レベルが、自分の社会的な実力(≒収入レベル)より高い位置でいられるので、
算数的に考えてみる。
詳細は下記に記載しておくが、同じ仕事をしていても、
実家暮らしと完全自立では、6~8万円/月の可処分所得差が出る。
その可処分所得差は、毎月数回の豪華ランチ・ディナーに変わり、
数ヶ月単位ではバッグや宝飾品に変わり、更に、半年単位では、海外旅行1回分になる。
もし完全に自立していた場合には、
分不相応な、娯楽経験ばかりをした女子を誰が養いたいというのだろう?
××のお店はもっと美味しかったとか、〇〇リゾートのホテルなら、あそこがいいよねなどという言葉を吐く。
社会的な価値も出せていない上に、贅沢経験の結果、バランス感も悪くなり、
感謝の念も持てなくなったような女と一緒になって、ずっと養いたい・尽くしたいと思う人などいない。
選択肢の少ないモテない男達には、女の肉体的価値だけで結婚してしまうバカが少なくないので、
タチの悪い女達が減らない。
社会的な地位もあり経済的にも豊かな30代独身男子達からすると、
一般職・実家暮らしの専業主婦希望のスイーツ女など、単なるアクセサリーか性処理道具ですよという事を、
ちゃんと認識して欲しい。
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<実家>
ー 家への上納金:5~7万円
ー 光熱水:0円
ー 食費:ほぼ0円
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<一人暮らし>
ー 家賃:7.5万円
ー 光熱水:1.5万
ー 携帯:1万
ー 食費:3万(1000円/日)
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可処分所得:5万円
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お布施要求されて金ばっか貢がされるし、企業ならサビ残強要されて自爆買いも多い。
大学じゃキラキラ眼で他校の文化祭かなんかに潜り込んで布教活動。
勧誘する人数もノルマが決まってるし、出来なきゃ集まりで詰められるのが関の山。
専門学校なんかだと詐欺紛いの事を平気でやってくるし、学校事務の対応も最悪だ。
男は一度入社すると大抵この宗教女を会社から宛がわれる。拒否権はない。
無論、拒否する事は可能だけど地方出向を命じられるか窓際で仕事させてもらえず閑職に廻される。
創価系組織に入るという事は、魂を売り渡すようなもので、自分の将来がそこで決定されるといっても過言じゃない。
強制性がないと言い張りながら実際は何十時間も詰められ詰られ続ける。
人事だったため転職は難航しているもよう。しかも既婚なのでますますハードルが高いらしい。つうか業績悪化の人員整理でリストラ対象になったのがそもそも既婚になったせい。しかし義弟はアカデミックの夢を追いかけるフリーターで研究者になりそこなった感じで家庭に入るという選択肢はない。義弟を扶養家族にしてりゃよかったんだろうになぁ、そしたら切られなかったのに。
新卒で就職したときも妹は九月末まで就活をしていた。スーツも夏物のいいやつを買って、写真はスタジオでとって、就活セミナーにいって、メイクもわざわざ学校に行って、それでも九月末までかかった。まぁ大学はいるときに二浪してたのと09年のリーマンショックの後だったからなんだけどね。ただまぁちょっとあほだけど受け答えはちゃんとしてるし、割と年配のおっさんには気に入られるタイプだし、顔も悪くないのに(生まれたときからかわいいかわいいといわれていた)決まらんときは決まらんものだと当時は思っていた。
で、転職活動中なのだが、またもや難航している、と母親が愚痴っている。
うちの母親はいわゆるモンペで、テストの採点が気に入らないからとねじ込んだり、学芸会とかで特別扱いしろといったりなどする人である。えらい迷惑をこうむったので自分は没交渉なのだが、メールだけが淡々と来るので近況はわかる。家族自体破綻しているので、姉妹間での連絡はなく、会社をリストラされたことも母親からメールが来るまでは知らなかった。
曰く、妹が受けに行った会社は聞いたことがない会社でやめとけといった(一部上場企業ではないが一応正社員の職らしかったのでもったいないことをしたと思う)
曰く、五年も働いたのに再就職先(転職だろう)が見つからないなんてどうかしてる、だからあの会社はさっさとやめて転職しろといっていたのに(いつ転職しても09年以降は一般職なら同じだよ)
曰く、妹が切れてて転職の話をぜんぜんしない、聞き出そうとすると怒る(まぁあんたのアドバイスは参考にならんやろと思う)
曰く、妹に家族割りから外れたから電話はそんなにできないといわれた、あの子なんてもう家族じゃない!(結婚して姓が変わったんだから別書体だと思うが?というか転職活動中に長電話かけてこられても困るだろう)
曰く、専業主婦になればいいのに、子どもだってこれから作るだろうし(だんながフリーターなのにどうやって生活すんだよ)
曰く、男が普通に働けば年収八百万くらいもらえるでしょ?顔だけで選ぶからあんな甲斐性なしの男と結婚する羽目になったんだ、離婚すればいいのに(そりゃ怒るやろ。あと時代錯誤もはなはだしい)
曰く、なんかあせってる(そりゃ難航してるうちに失業保険が切れたら生活できんやんな。ただでなくてもスキルない上に条件悪いのに)
などなどなど。
母親は就職したことがない&父親は夜勤のある仕事だったので年収がかなりよく、それで仕事のことはわかってない。
そのうえ産経新聞脳で専業主婦になって子どもを産み育てるのが女の幸せ、夫は大黒柱として一千万くらい稼ぐのが普通、と思っている。
妹の最初の就活のときもうるさく言ったんだろうなーといまさら知った。さすがに面接についていくようなことはしないだろうが、確かに説明会にはついていきそうな人である。会社名も有名どころじゃないと…とかは確実に言ってるだろうなぁなんてことを思った。ここらへんとかあるあるである。
http://bizmakoto.jp/makoto/articles/1212/10/news043.html
自分はうるさく口を出されそうだったので、1月でさくっとそれほど有名ではないけど堅実で面白そうなことやってるとこにさくっと決めたけど、なまじっかかわいいと甘やかされてきた妹は搦め手から逃れられなかったのか…
http://anond.hatelabo.jp/20130809115823
読んだ。これこれ、これですよ。
凄い言いたい事が一杯ある。
でも僕が20数年間生きてきて特に感じたのは向上心のある奴とない奴の世界の溝。
ただここでいう向上心って良い言葉が見つからなかったので向上心と言ってみただけで普通の意味の向上心とはちょっと違うかもしれない。
結論から言うとこの世界の溝も学歴と同じで結局は家庭環境次第だと思っている。
いきなりだが、記事元に習って身の上話をさせてもらうと、僕は結構発展した地方都市に代々住んでる一応結構いいとこお家の人間だ。
所属的にはたぶん高学歴の世界の住人になる、但し育った地域はあまり良くないが。両親も親戚からあんなとこ子供を育てるような地域じゃないと言われたそうだ。
そんなこんなで僕は公立の小中と通ってたわけだけど、今思い返すとこの頃からもう如実に差がでてる、向上心のある奴ない奴の差が。
向上心のないクラスメイトって基本的に将来のことを何も考えてない。いや正しい言い方をすると考えられてない。
夢がないとかそういう意味じゃなくて自分の進路についてキャリアについて考えられるだけの知識を持ってないのだ。
なぜって親がそういう知識のない親だから、家庭がそういう知識のない家庭だから。
向上心のある奴の家庭の典型って親が最低でも四大出でリーマンなんかのホワイトカラーなのだ。
そういう家庭じゃないと20歳を迎えて社会に出たときにどういう社会があるのか、10歳やそこらの子供にはこれからどういう進むべき道があるのを教えられるだけの知識と教養がないからだ。
これって別に言葉で教わるわけじゃない。子供が感じ取るものだと思う。
子供は親の背中を見て育つなんていうけれどホントにその通りなんだと感じる。
DQNの子ってやっぱりDQNに育つ。差別的な意識だとは思うけども。
日本で育つ子供の進路って殆ど15~16歳高校入学辺りで決まっちゃう。
でその15歳までに学べる人生プランのバリエーションのモデルとなる大人なんて数人しかいない。
親か教師か親戚か、あとは尊敬する偉人かテレビの中の人くらいだ。って言っても偉人やタレントの生き方や履歴書なんて普通はそうそう学べないレアケースだ。
僕の場合は両親は共に大学院出で祖父は帝大の出だった。親戚には大学教授や官僚、医者、ちょっとした文化人もいてた。
その中でも影響を受けたのが祖父の属した地域のコミュニティだ。となり町の◯◯医院の◯◯先生は祖父の◯高(旧制高校)時代の同級生の子供だったり
お隣の前市長さんは◯高時代の同級生の末の弟だったり、駅前の◯ビルは◯高時代の後輩のビルだったりする。
リアルや、ましてネットなんかからはまったく見えないのだがこういう地域の前時代高学歴お爺さんコミュニティが結構あったりする。
んで、まあこういう話を子供の頃から食卓で母から聞いたり、帰省した時に祖母から聞くわけだ。
◯◯さん家の長男が今度駅前で開業医を始めるだの、◯◯さん家のお爺さんが今度受勲されるだのといった話をだ。
そういう感じで人格形成というか育ってきた僕にとっては大学はダメでもマーチレベル、普通なら帝大といった感じだった。
しかし、親が高卒というかDQNの子供って違うらしい。15歳高校入学する時点でそういう考えが頭にないのだ。
漠然と自分は高卒で働くんだろうなとか、大学いけたらいいなくらいに考えてる。
もうこの時点で差がすごい。地頭とかいうけどやっぱり時間、勉強できる準備時間と認識のハンデは大きい。
こういう子供がいざ18になって大学に入ろうにも当然、偏差値の高い大学には入れない。
加えてそれを当然と受け入れてしまうので、そこから頑張ってもっと上を目指そうなんて向上心も生まれない。
かくして順当に、良い家庭の子供は良い学校に進むし、違う家庭の子供はあまり良い学校へは行けない。
ここまで長々と凄い当たり前のことを言ってきたけど、のようで、これが見えてない人って僕の周りですごく多い。
きみが、あなたが、10歳やそこらのときに自分が将来どこに向かいたくて、そこへ向かうにはどうればいいのか、それって誰に教わったの?聞いたの?って尋ねたい。
それは当人の生まれや環境に教わった部分が大きいのだ。
僕がこういうことを考えるきっかけになった友人がいる、彼は両親ともに高卒でぼんやりと俺も高校でて働くのだろうなと思っていたら、高2の頃両親に大学へは行けと言われて当惑したそうだ。
何に戸惑ったかって、大学に行って何をすればいいのか分からないし、それ以前に仮にしたいことがあってもそれをするのはどこのどこへ行けばいいのか、ということが皆目分からなかったからだ。
子供にとって重要なのはやりたいことがあるかないか、夢があるかないかではなくて、そのやりたいことや夢を叶えるにはどうすればいいかを知っていると大人が近くにいることだと思う。
よく夢を持て、でっかい目標をたてろだのと教えられるが、そんなことよりも10歳の子供にはこれからどんな分岐路があって、その先の未来はどこに続いているのかを教えるほうが遥かに有益だろう。
くだんの友人は取り敢えず大学に入って、そこでやりたいことを見つけ、今はそのやりたい事を仕事にしている。
大学にさえ入ってしまえば世界は大きく広がるし、自分には無数の選択肢があるのだと気付けるということなのかなと思う。
僕も就職したが、同じ業界の高卒一般職の子と仲良くなって色々話してみるとやっぱり考え方の違いに面食らうことが多い。
僕だって公立の小中に通いあまり柄の良くない知り合いもいたのでまったく知らない世界ではなく、驚愕したとまでは言わないのだが
素直にまったく違う考え方を突きつけられるとやはり、理解できない思考回路に少しイラツキをおぼえてしまうのだ。
その子がその企業に入った理由は親が同じ職業だからだそうだ、なにかやりたいことは他になかったのかと聞いてみると、特にないという。
楽しいことは友達と遊ぶことであり、現状には結構満足していて、お金が貯まれば今付き合ってる彼女と結婚したいとか。
これはこれで全然良いとも思うのだが、この子に薬剤師や会計士や自営業、起業家、戦場カメラマンや映画監督についてそういう職業があるかどうかと
自分がその道に進むか少しでも考えてみたことがあるかと聞いてみると、驚く程偏りがあるのだ。結局この子がなってみようかと少しでも考えたことがあるのは
中学のときにやっていた野球選手と親戚がやっている自営業くらいのものだった。
職業や生き方について知っているかどうかと、そのそれぞれについて自分がなってみようかと少しでも考えられるかどうか、この二つを持ち合わせているかは子供達にとってどちらも非常に大きい格差だと思う。
まずこの子は会計士についは存在すら知らなかった、知らないものにはなりようがないし、目指しようがない。
次に戦場カメラマンについては知ってはいたがなろうなどと考えたことは一度もなかった。
なぜかと聞いてみたが、軽く笑って流され、それでもしつこく真剣に考えてみてと迫ってみると、少しまじめに悩まれた後、やっぱりなりたくありませんよと返された。
ここで大事なのはこの悩むということが、一瞬でもそういう道が自分には有り得るのかが、高校大学入学までに頭をよぎることがあるかないかだと思う。
この子にとってはプロ野球選手は、部活の延長線上として未来の自分の一つの姿たりえたかも知れない存在だったのだ。少なくとも考えるべき材料は持っていた。
逆に戦場カメラマンというのは存在は知っててもそれはあくまで自分の未来の選択肢としては欄外、というレベルでもなく、そもそも欄内にも欄外にも存在しない要素だったのだ。
そういう意味合いでは10歳の頃の僕は選択肢を、なれるなれないは置いておいて取り敢えず沢山知っていたと思う。
医者や弁護士、会計士だってこれから頑張って勉強すれば手の届く存在だと考えていたし、海外で生きていくスタイルや戦場カメラマン、フリーライターのような生き方だって
自分が目指すことのできる道なのだと現実的に捉えられていた。もちろんフリーターも無職もニートも選択肢の一つだった。すごく恵まれていたの思う。
よく子供には希望ある未来が、無限の可能性がなどと言うが、少なくともDQN家庭の子供には無限の可能性などない。
せいぜい極めて限られ有限個の可能性だけだ。無限の可能性というのは、その子供自身が無限の可能性の存在を知っていないと持ち得ないものなのだ。
まあそうして向上心のないまま道を決めた人たちと話をするのだが。
自称向上心のある僕にとって、こういう人たちと話をするのはちょっとばかしストレスが溜まったりする。
なんでそんなに向上心がないんだとイライラしたり、そういった現状に満足してしまっていることにもイライラしたり
おそらくは詰まるところ自分と違った考え方に拒否反応を起こして苛立っているだけなのだろうが、次に続く思考は彼らを見下しまうことだったりもするから少し自己嫌悪にも陥ったり。
彼らにも彼らの言い分があるだろうからやはり両者は相容れない存在で、溝は深まるばかりなのかと思う今日この頃である。
書き出しと矛盾してしまうが向上心のない人間なんて本来いないと思う。
数撃ちゃあたるのだ、僕だって親が農家で農家以外の選択肢を知らなければあらゆることにやる気が起きず不貞腐れた人生を送っていたかもしれない。
でも親が農家だろうと、宇宙飛行士にも坊主にもバイオリン職人にもなれることをその方法を知っていれば、俺は絶対バイオリン職人になってやると意気込んでいたかもしれない。