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2024-09-24

数学政治なのか

TL/DR

YesとNoである論文を書く人や研究する内容は文化産物であり、アメリカでは長い間、文化人種差別歴史がある。しかし、定理自体人種とは無関係

長い答え:

数学現実を正確で抽象的かつ形式的モデル化する。これは一見すると特定地域民族限定されず、多くの場所独立して発展し、文化間の協力があったようにみえる。この考えは「白人性」よりも数千年前に遡る。ピタゴラス文化的ショーヴィニストであったが、現代意味人種差別主義者ではなかった。彼の肌の色は不明であり、彼が白人ギリシャ人であるとは言えない。

幾何学文化的な構築物であり、逃れることはできない。πは円周の直径に対する比率であるが、幾何学的な円は文化が発展させた概念であるピタゴラス派は代数よりも幾何学を発展させる文化偏見を持っていた。

私はピタゴラス派の文脈無理数を学んだが、インドでは異なる代数文脈で発展した。数学教育は文化である

現代数学の多くは人種差別的な権力構造産物であり、人種的な文脈で教えられている。数学人種差別を反映している。

アメリカでは、人種差別高速道路建設場所利益に影響を与えたが、道路自体人種差別的ではない。黒人居住者に家を売らせて白人利益のために道路建設することは人種差別である都市の形状は人種差別を反映している。

プリンストン大学奴隷によって建設され、奴隷所有者によって資金提供された。歴史的に黒人学生女性を受け入れず、現代人種政治学生生活に影響を与えている。これがプリンストン数学人種差別的にするわけではないが、ブラインドピアレビューがない場合、その論文が発表されたかどうかを問うことができるという点で、差別的である

数学論文抽象的な証明大学建物人種差別ではないが、黒人大学建設させて白人の富を築くことは人種差別である数学研究の形状はその人種差別を反映している。

したがって、答えはYesとNoの両方である数学定理抽象的な考えは人種差別とは関係がないが、数学的試みは人種差別文化文脈で行われている。つまり、誰が認められるかとかそういった話になると一気に政治的になる。

2024-06-18

線路は続くよどこまでも、って元はこんな歌詞だったの?ブラック労働じゃん。日本語版との差が怖くて泣いちゃった。

線路は続くよどこまでも』(せんろはつづくよどこまでも、原曲名 I've Been Working on the Railroad)は、アメリカ民謡

日本では佐木敏作詞歌詞が付けられ、明るく楽しい汽車旅を歌っている。

文献上は1894年版の『Carmina Princetonia』(プリンストン大学グリークラブ用の曲集)に「堤防の歌」(Levee Song)のタイトルで載せられているのがもっとも古い。

歌詞黒人英語で「I been wukkin' on de railroad」になっている。

I've Been Working on the Railroad

I've been working on the railroad 俺は線路で働いている

All the livelong day まる一日中

I've been working on the railroad 俺は線路で働いている

Just to pass the time away あっという間に時間が過ぎてゆく

Don't you hear the whistle blowing 警笛が鳴り響くのが聞こえるだろ

Rise up so early in the morn こんな朝っぱらから起きろってさ

Don't you hear the captain shouting 親方叫び声が聞こえるだろ

Dinah, blow your horn ダイナ、警笛を吹き鳴らせってさ

Dinah, won't you blow ダイナ、吹き鳴らしてくれ

Dinah, won't you blow ダイナ、吹き鳴らしてくれ

Dinah, won't you blow your ho-o-orn ダイナ、吹き鳴らしてくれ、お前の警笛を

Dinah, won't you blow ダイナ、吹き鳴らしてくれ

Dinah, won't you blow ダイナ、吹き鳴らしてくれ

Dinah, won't you blow your horn ダイナ、吹き鳴らしてくれ、お前の警笛を

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%B7%9A%E8%B7%AF%E3%81%AF%E7%B6%9A%E3%81%8F%E3%82%88%E3%81%A9%E3%81%93%E3%81%BE%E3%81%A7%E3%82%82

2024-04-15

数学の美

数学者数学に美しさを見出していることは知られている。

多くの数学者は最も美しい証明を見つけることに意欲を持っており、数学芸術の一形態と呼ぶことがよくある。

「なんて美しい定理だろう」「なんてエレガントな証明だろう」と言う。

 

完璧な部屋の形状は、ルネッサンス建築家によって、壁が一定比率を持つ長方形の部屋である定義され、それを「黄金分割」と呼んだ。

建築家今日でも、最も調和のとれた部屋には黄金分割比があると信じている。

この数値は、多くの数学現象構造に現れる (例:フィボナッチ数列の極限)。

レオナルド・ダ・ヴィンチは、均整のとれた人体と顔の黄金分割を観察した。

西洋文化やその他の文明では、均整のとれた人体の黄金分割比は、上部 (へその上) と下部の間(へその下)にある。

 

モザイクは、固体部分(木、石、ガラスなど)を重なりや隙間なく平らな面に組み立てる芸術形式である

その洗練された形式では、モザイクには認識可能パターンがあり、それが 2 つの異なる方向に繰り返され、中心も境界も優先方向も焦点も特定されない。

モザイク作品のような模様が無限の広がりを感じさせる。

19 世紀には、数学的な観点からタイリングには 17 個の対称性しか存在しないことが証明された。

アルハンブラ宮殿モザイクは、考えられる 17対称性をすべて表していることが発見された。

数学用語では、モザイクタイリングと呼ばれる。

タイリング形成するとは、2 次元平面を幾何学的形状 (多角形または曲線で囲まれた形状) で重なりなく完全に覆うことを意味する。

タイリング画像を変更せずに仮想的に回転または反射できる場合タイリングは対称と呼ばれる。

歴史上最も印象的なモザイクは、中世イスラム世界活躍した芸術家、特にスペインアルハンブラ宮殿の美しく洗練されたモザイク作成した芸術家によって制作された。

アルハンブラ宮殿は、グラナダ旧市街を見下ろす赤土の丘に、13 世紀初頭にムーア人によって建てられた。

ここは、膨大な量の模様、装飾品、書道、石の彫刻など、イスラム教の建築デザインを展示するものである

オランダ人芸術MC エッシャーアルハンブラ宮殿を 2 度訪れ、宮殿と周囲の中庭タイルに見られる華やかな模様をスケッチし、カタログ化した。

エッシャータイリングは必ずしも周期的ではない。

これは、タイルが一定の間隔で表示または発生することを意味する。

何百年にもわたる熟練した建築タイル張り、 (調和する力としての)対称性への深い敬意、(宗教商業のための)幾何学研究知識により、17 の考えられる対称性グループすべてがアルハンブラ宮殿の壁に表現される。

 

自然界の結晶(雪の結晶鉱物宝石など) は、秩序と対称性規則に従って原子的に構築される。

2、3、4、6 回の構造対称性があり、周期的。

非周期的タイリング、つまり周期性のないタイリングは 1960 年代数学的に可能であることが証明されたが、当時は秩序はあっても周期性を持たない固体構造自然界には存在しないと考えられていた。

1982 年、イスラエルテクニオン大学ダン シェクトマン教授は、後に準結晶として知られる自然が作る非周期結晶存在予測した。

準結晶パターンには 5 つのエッジを持つ多角形が必要

このような自然で作られた石は、ロシア山岳地帯最初発見された。

2009年、この発見プリンストン大学教授であるポールスタインハートによって科学的に発表された。

2011 年、シェクトマンはその予測によりノーベル化学賞を受賞した。

 

数学は常に美の起源本質説明できるのか?

そうでないなら、美しさは見る人の目にあるか?

美しさは(文化的地理的歴史依存まで)絶対的用語であると断言できる。 

2023-02-05

男はバカ天才が多く、女は普通が多い

男女の知能差について都市伝説かも分からん言説はよく見てたけど本当に説として存在してるんだね。

アマゾン表記から本当に権威なのか知らんが、第一線の神経科学者が認めてる科学調査あるんだね。プリンストン大学出版局が出してるのでウソではなさそう

https://twitter.com/ysoleilbleu/status/1622174388882907138

男女のIQスコア分布は、男性の方が両側のテールがやや厚くなる。

IQの男女比は約1.5:1、分布の上位 2%の高IQIQ130 以上)では男女比は約1.4:1、

上位0.1%IQ140以上)では2:1 をやや超える。同様のファクト言及して、サマーズがハーバード学長身分を追われてキャンセルされたのが思い出される。

上位2%でも1.5倍の人数差、上位0.1%になると2倍の人数差になるようだ。

日本らしい偏差値でいうと偏差値70以上の人数差が1.5倍というわけだ。

ネットに出回ってる図はかなりオーバーに書かれてることも分かるが、この程度の差でも結構問題だと思う。

IQの差が学業仕事能力に直結するわけではないが、高度な学問業務では知能が重要領域が多数存在するわけで確実に影響があるでしょう。

完全なる男女平等評価を達成しても最上位の人間比は2:1以上になってしまうわけで

世界一男女平等が進んでいる欧米の国でも管理職女性率が30-40%程度となっていることと一致してくる。

おそらく、性別を一切排除して評価していくと平等評価する国の限界がここに出てくる。

まあ、効率犠牲にして完全平等を目指せば50:50も当然実現できるわけですが、低能力に下駄を履かせることになるので効率悪化して業績に影響が出るので

効率重視の企業では積極的にはやらないような気がします。

2022-11-11

クリーブランド連銀総裁金融引き締めが不十分なリスクの方が大きい

クリーブランド連銀のメスター総裁10日、10月の米消費者物価指数(CPI)が予想ほど上昇しなかったことに励まされたが、金融当局金融政策を十分に引き締められない懸念の方がより大きいままだとの見解を示した。

  メスター総裁プリンストン大学主催イベント向け講演テキストで「インフレは予想より持続的なことが一貫して示され、継続的な高インフレの代償が大きいことを踏まえると、引き締め幅が小さ過ぎるリスクの方が大きいと私は現時点でみている」と述べた。

スター総裁は「午前中に発表された10月のCPIも総合およびコアの幾分の緩和を示唆している」が、「一方で、傾向的に根強いサービス分野のインフレ率はまだ鈍化の兆しを示していない。加えてインフレは引き続き広範だ」とした。

  さらに「足元のインフレ水準とその幅広い性質、持続性を考えると、インフレ率を2%への持続的な下降の道筋に置くには金融政策を一段と景気抑制的なものとし、当面は景気抑制的にとどめる必要がある」と語った。

  同総裁インフレ率を2%の目標に戻す上で金融当局は「配慮と誠実さ」を伴う形で行動するだろうとも指摘した。

  「物価安定を取り戻すにはしばらく時間がかかり、ある程度の痛みは避けられないだろう」とした上で、「金融市場のボラティリティーが引き続き通常より高くなる可能性が高く、厳しい局面になり得る。成長率は潜在成長率を下回る見込みで、一時的には容易にマイナスに転じるかもしれない」と話した

2022-06-24

将来億万長者になる男だけど。

電気自動車作る会社民間ロケット開発する会社エネルギー研究する会社人工知能ブレインマシーンインターフェース研究する会社創業して世界一の億万長者になる予定。

カナダに親戚がいるから、まずクイーンズ大学留学してからプリンストン大学への編入目指す。そんでスタンフォードに進学してから一瞬で退学して電子決済ベンチャー成功して種銭つくる。週110時間以上は働くわ。

そんじゃまた。

2021-10-06

anond:20211006150321

1997年帰国科学技術庁地球フロンティア研究システム地球温暖化予測研究領域長に就任したが、2001年に辞任・再渡米し、プリンストン大学研究員に転じた。当時のマスメディア報道によれば、地球シミュレータを利用しての他研究機関との共同研究が、所管元である科学技術庁官僚から難色を示されたことが辞任のきっかけとされ、日本の縦割り行政学術研究を阻害していることへの不満による「頭脳流出であると報じられた。

90歳の人にとって20年前は「つい最近」くらいの感覚やないかな。

2021-09-24

核融合2030年代に実現とか何言ってんの?って人への解説(補足あり)

自民党総裁候補高市早苗さんが2030年代に実現する(最初2020年代)と言って話題になった核融合高市さんのキャラもあってか「そんなもんできるわけねーだろ」的に扱われることもあるが、実は世界核融合ベンチャー企業では「2030年代に核融合実現」を掲げて100億以上投資を受けている企業複数あるので、業界としてはさして驚きはないのである。というわけなので、いくつかの核融合ベンチャーと、官製核融合実験であるiterについて簡単にまとめてみる。

iter (炉型: 保守的トカマク 日・米・露・中・韓・印・EU)

冷戦終結の一つのシンボルとして米露が共同で建設を決めていたiterに、単独実験炉を作るのを予算的に躊躇していた各国が相乗りしたのが現iter体制である

建設地決定の遅れや、上記の各国が機器を持ち寄って組み立てるという、みずほ銀行勘定システムばりにカオス体制のために建設は当初予定から20年近く遅れ、2025年初稼働(テストみたいなもん)、本格稼働は2035年という状況になっている。実はこの遅れが核融合ベンチャーが乱立する現在を作ったと言っても過言ではない部分があって、というのも、核融合ベンチャーにはiter予算が取られて食い詰めた研究者が立ち上げた組織が多いのである

形式保守的ドーナツ型のトカマク。国際協調なのであまり斬新なアイデアは盛り込まれず、磁石昔ながらの低温超伝導導体を使う。

投入エネルギー10倍程度の核融合エネルギーを出すことを目指すが、投入"電力"ではないため、正味マイナス。発電設備も持たない。ここで得た知見を元に発電を行う"原型炉"を設計する、というのが各国政府公式計画(ただし予算は決まってない)である

Tokamak Energy (炉型: 球状トカマク 英国)

iterなどの保守的トカマクが、よくあるドーナツ的な形のプラズマを作るのに対して、球状トカマクは球の真ん中に細い貫通穴を通したような形状をしているのが特徴。球状トカマクは磁場を使ってプラズマを閉じ込める(押し込める)のに有利ではあることがわかっているものの、まだ高温・高密度での実績は弱い。

トカマクエジーは高温超伝導導体で球状トカマクの磁石を作ることを目指している。球状トカマクは保守的トカマクに次いで実績があるので(日本には九州大学にQUESTという中型装置がある)核融合ベンチャーとしては「目新しさ」は弱いものの、逆に堅さがあるともいえるだろう。米国プリンストン大学(NSTXという装置燃えて止まっている)とも連携しているらしく、そういう意味でもチームが強い。

すでに100億以上の資金調達しており、堅実に装置を作って稼働させている。すでに1500万度程度のプラズマを実現している(年内にはこの装置で1億度を目指す)ため、単純な段階としては核融合ベンチャートップランナーと言って良い。(世界最高温度1000億単位かかった日本JT-60Uの5.2億度)

2030年までに電力を電力網に送り出すことを目標としている。

装置が卵っぽくてかわいい

Commonwealth Fusion Systems: CFS(炉型: トカマク 米国 MIT

MITのチームがベースになって設立した核融合ベンチャー。もともとMITはAlcator C-modというトカマクを持っていたが、CFSはこれをベースにしたARCという核融合炉を提案している。現在はその前段階装置であるSPARC建設である

Alcator C-modは小ぶりながら、世界最強の高磁場(最大8T)を作れるトカマクとして、他では真似できない成果を出していてプラズマ業界では存在感があったものの、2016年に完全にシャットダウンした。それと前後して元々力のあったMITの高温超伝導研究者とAlcator c-modプラズマ研究者がタッグを組んで提案したのが、ARCである

2030年代にはSPARC(商用炉でないものの投入電力より大きな出力を出すことを目指している)を稼働させることを目指しているので、ほぼtokamak energyと同じ目標を少し遅めの日程で掲げていると言ってよいだろう。

ARCという名前は、どう見てもアイアンマンアークアクターに引っ掛けているのだけど、残念ながらロバートダウニーJrは再エネ関連に投資しているようでアイアンマンとのシナジーはないようだ。

General Fusion(炉型: MTF カナダ)

MTF(磁化標的核融合方式)と呼ばれる方式核融合炉を目指すカナダベンチャー。この企業CEOの人のカリスマ的なやつで早期にお金を集めたという印象がある。CFSやtokamak energyがトカマクによる磁場閉じ込めでの長い歴史と実績(90年代米国MIT装置ではないが1000 kWを超える核融合出力を実現している)とチームの長い研究歴を背景に、ある種の堅実さをアピールしている一方で、MTFテーブルトップでの成果も出ていない状態からスタートアップを初めている。液体金属をぐるぐる渦巻かせて中心に空間を作り、そこに吹き込んだプラズマを液体金属で爆縮して断熱圧縮で高温にするというシステムである。野心的であるということはゲームチェンジャーになりえるということであるが、一方で論文などの試算はかなり大雑把なものなので(プラズマや液体金属がうねったりせずにすごくきれいに断熱圧縮される計算)、「そんなきれいに押しつぶされてくれるもんかねぇ?」という印象を持っている人は多いだろうと思われる。

装置ピストンがでかいので見栄えがする。

TAE Technologies (炉型: FRC 米国

メジャー核融合ベンチャーの中では多分最古参企業で、おそらく最大の資金投資を受けている企業。FRCという、トカマクなどとは異なる磁場閉じ込め形式を目指す。FRCはプラズマを閉じ込める磁場を、コイルではなくプラズマの動きで作る。5000万度を達成済で、2030年までに発電実証目標としている点はCFSやtokamak energyと同じ。FRCは高温は作れてもプラズマを安定して維持する能力は低いので、5000万度を作ったからかといって他より先に進んでいるかというとそんなことはないが、装置を作りまくって成果を出しているのは確かである。元々は陽子とボロンの核融合反応を使った発電を目指しており、その反応で出る3つのアルファ粒子に由来して"Tri Alpha Energy"という名前だったのだが、今は他の形式と同じ重水素三重水素を使った発電を直近の目標とした(陽子ーボロンも捨ててないらしい)ためTAE名前が変わったらしい。

かいところはよく知らないが、核融合一辺倒ではなく、応用技術特許化などで収益をだしているらしく、そこはすごい。

装置名が「ノーマン(現行)」「コペルニクス」とかっこよいのも特徴。

京都フュージョニアリング(炉型: なし 日本 京都大学)

京都大学小西教授が率いる日本初の核融合ベンチャー小西教授核融合ブランケット(後述)を専門にしている人で、一般向けエネルギー関連書籍を出してたりしている。

ただし、この会社核融合炉全体を設計するのではなく、ブランケット核融合で出た中性子を受け止めて熱に変換するところ)の設計を売る会社である海外などのプラズマ屋さん主導の核融合ベンチャーは、ブランケット設計はあまり注力していないところが多いので、そういうベンチャーに「あんたの炉はこんなブランケットおすすめですよ」と設計を売るのが仕事。まぁベンチャー目的なんて投資額と投資家の意思でどうにでもなるといえばそうなので、お金が予想外に集まれプラズマ屋さんも集めて核融合炉全体の設計製作だってやるのかもしれないが、さしあたり核融合自体を作る予定はなさそうである。ほかもそうだが、日本ベンチャーはこの2年でようやく2つ立ち上がっただけなので、今は正直海外と比べると桁違いに規模が小さいし弱い。ここも表に出ている研究者は一人だけである

Webサイト小西先生ちょっと疲れているように見えるのが気になる。

EX-fusion (炉型: レーザー 日本 光産業創成大)

2019年創業。"日本初のフルスタック核融合ベンチャー"をうたう企業。光産業創成大(浜松ホトニクスという企業が作った大学院大学)の研究者設立したらしいが、新しいため詳細は不明。"フルスタック"という言葉はよくわからないが、京都フュージョニアリングブランケットのみの開発を売っていることと対比して、核融合炉全体を見て実現を目指すという意味だろうと思われる。レーザー核融合米国NIFの2010年代の大コケにより世界的に元気がないので、生き残りをかけているのだろう。日本レーザー核融合といえば大阪大学レーザー研があるが、こことどの程度の連携をするかなども詳細不明である

ちなみに、"EX-Fusion"で検索すると、ドラゴンボール関連ゲームでの同名の設定のほうが上位に表示される。

Helical-Fusion(炉型: ヘリカル? 日本 核融合科学研究所)

Webサイトのみ公開されている未設立企業。まだ設立すらしていないので何もかも謎だが、噂では日本核融合科学研究所のチームが作るようだ。核融合科学研究所は1億度を超えるプラズマの実績のあるヘリカル型(トカマクとは違うよじれたコイルが特徴)の装置保有しているのだが、近々シャットダウンを予定している。その後は新規の大型装置予算が確保できないために小型設備での基礎研究に舵を切るとされているため、内部の核融合発電所を本気で作りたい一派が起業するらしい。日本で"ヘリカル型"といえばここか京都大学なので、名前からしてどっちかであるのは確かだろう。

この記事に続く補足を書いたよ(9/25)

https://anond.hatelabo.jp/20210925153855

2021-02-10

Don’t Be Silent #変わる男たち」のもうひとつホモソーシャル大卒しかいない

18人の参加者中、17名が大卒以上、1名が不明日本4年制大学進学率は2000年時点では47.5%、過去最高を記録した2020年でも54.4%にとどまる。17コイントスして全部表が出る確率ってどれくらいだろう?

また出身大学が明らかになっている17名のうち14名が関東(というか南関東)の大学出身である2015年日本大学生の総数は286万人だが、そのうち南関東4県の大学生は116万人にとどまる。

出演者男性ばかりであることのホモソーシャル性はすでに話題になっているが、同時に「首都圏男子大学生のクラブ」でしかないことのホモソーシャル性にも目を向けていい。昨年マイケル・サンデルも指摘したように、多様性標榜する集団であっても、こと学歴という一点においては強固な均質性や偏見を獲得する。社会問題を語るのであれば、「社会」には男性けがいるわけではないし、同様に高学歴者だけがいるわけではない、関東人だけがいるわけではないというのは気付きそうなものだが……。

結局のところ、たまたま都会の太い実家に生まれボンボンたちが自分たちの加害性に目を向けてみせるポーズをして贖罪できたと錯覚して気持ち良くなってるだけにしか見えない。

氏名出身高校大学大学
荻上チキ埼玉県浦和市(兵庫県生)埼玉県浦和西高成城大学東京大学大学
古田大輔福岡県福岡市福岡県福岡早稲田大学
斎藤幸平ウェズリアン大学
ベルリン自由大学修士課程
フンボルト大学博士課程
後藤正文静岡県島田市静岡県島田関東学院大学
今井紀明北海道札幌市立命館アジア太平洋大学
クボユウスケ
松岡宗嗣愛知県名古屋市明治大学
望月優大埼玉県草加市慶應義塾大学
東京大学大学
中野晃一埼玉県蓮田市伊奈学園総合東京大学
オックスフォード大学
東京大学大学
プリンストン大学博士課程
西谷修愛知県東京大学
東京都立大学大学
パリ第8大学
せやろがいおじさん奈良県天理市沖縄国際大学
三浦崇宏東京都世田谷区暁星早稲田大学
清田隆之東京都足立区日本大学豊山高早稲田大学
牧野圭太千葉県茂原市早稲田大学
東京大学大学
下地ローレンス吉孝一橋大学大学
津田大介東京都北区東京都北園高校早稲田大学
武田砂鉄東京都明治学院東村山成城大学
田中俊之東京都武蔵武蔵大学
武蔵大学大学

2020-06-29

anond:20200629184924

アメリカ大学ではウィルソン大統領名前が付いた建物学部改名までしようとしているし

プリンストン大学学部改名を決めたというニュースはあったけど、そのニュースに「BLM運動がそれを求めた」って書いてあった?

自分が見たのは書いてなかったので、あなたが読んだ奴にもたぶん書いてなかったんじゃないかと疑っているけど、どう?

ちなみにあなたウィルソン大統領って知ってた? 凄く人種差別的な人物だったってことは? たぶんあまり知らないよね(自分名前くらいしか知らなかった)。ならさ、「ある大統領名前が付いた建物学部改名までしようとする」のがおかしことなのか、それとも、一理あることなのか、判断するほどの知識なかったよね。

なんでBLMがおかしい、という結論に飛びついているのか、自分の胸に手を当てて考えた方がいいよ。

チェスの駒が白黒だから差別的ゲームであるというような事すら言い出したかと思えば

これはアメリカで広まってアメリカ否定されたデマ。でもなぜかデマ否定するニュース記事ソース日本で再燃した。日本ツイッターで広めた人がリンクした記事にはちゃとん経緯が書いてあったけど、なぜかそれは無視して記事には書かれていない「チェスは白が先攻なのでレイシズムなんだと」とコメントしてデマを広げたという。みんなリンク先読まないんだよね。

https://twitter.com/masayang/status/1277151152266592257

アメリカラジオ番組が「白が先手なのは差別なのか?」というテーマを扱おうと考えて、チェス関係者接触したけど、協力が得られず、結局番組は作られなかった、というのが実際の経緯。BLM運動が「チェスの駒が白黒だから差別的」みたいなことを言ったわけではない。

「BLMはこんなにアホらしいこといってるぞ!」というニュースウケる、というのはあなたには分かるよね。自分を省みれば。

ちなみにリンク先には、白が先行になった経緯についても書かれていて、勉強になるよ。

ほとほと呆れる事にダークエルフ問題だとすら言い出す。

これは日本発祥で、日本否定されたデマNetflixHuluコメディ番組特定話の配信を停止した。そのエピソードの中で「TRPGを遊ぶときダークエルフ(ドラウ)役を遊んだ人が肌を黒塗りにした。(米国では肌の黒塗りは差別的という文脈があるので)『それは差別的』と指摘されても、『これダークエルフコスプレから』と言い訳して続けた」というシーンが問題になっている。

https://nlab.itmedia.co.jp/nl/articles/2006/27/news037.html

ダークエルフが登場するから削除された、というのは日本まとめサイトがつけた誤ったタイトルまとめサイト文章読むだけでも、そういう理由での削除ではないことが分かるんだけどね。みんなリンク先読まないんだよね!

おっと、あなたは「黒塗りを問題にすること自体おかしい」と言いたくなるかもしれないけど、まあ、まずは自分デマを信じてしまたことを認めて落ち着こうぜ。

というわけで、あなたに対するアドバイスとしては、BLM関連のニュースから距離を置いた方がいいと思うよ。あなた自分不安を煽る方向のデマを信じてしま状態に陥っているから、ニュース読んでも不安が解消されることは決してなく不安が募るばかりだ。ニュースを読んであなたにとってのメリットは何もない。

2019-05-21

日本は正直わりといい国だと思う

性差別人種差別もあると思うけど強い反抗が出ていないのは差別反対意識が強い国よりは差別が少ないからだと思ってる

(もちろん是正していくべきだけども)

それになにより勉強すれば這い上がれるっていうのがでかい

プリンストン大学学費卒業までに2400万に対して東大250万

大学にいけなくても建設業看護専門学校にいけば一家を養えるくらいには稼げる

治安もそこそこいい

日本に生まれてきてよかったな~~~~

2019-02-12

anond:20190210194752

ハリーポッター魔法学校イギリス大学そのままらいね

プリンストン大学ポスドクをしていた知人から聞いた食事光景がまさにあれだった。学生たちが下の長机で料理を食べ、教授ポスドク達が壇上でちょっと豪華な料理を食べるらしい。ものすごく罪悪感があると言っていた。(日本だと絶対叩かれる!)

それからカレッジへの帰属意識なんかもいかにもそれっぽい。組み分け帽などファンタジー要素をいれてうまく料理していたように思う。

ぐぐったらハリポタ撮影オックスフォードらしい。https://www.travel.co.jp/guide/article/11640/

17世紀くらいまでは科学錬金術は同じようなものだったので大学を参考に「魔法学校」を創作するのは自然だと思う。「ゼロの使い魔」も魔法学校だったかな?アトリエシリーズもあったな…

冒険者学校のほうはよくわからないな。TRPGまで遡ると若い冒険者教育はだいたいギルドが担っていたようにおもう。TRPGといっても自作含め星の数ほどあるのでどこかにあったかもしれないけれども。

ファンタジー世界に学園要素を入れるという意味ではFF8とかもあるかな

2017-03-04

幸せになる方法(前編)

数年前に2回程増田投稿した増田です。

ネットから収入が月300万を超えたので、思いを吐露したい。

http://anond.hatelabo.jp/20130602143115

ネットから収入が月100万を超えたので、思いを吐露したい。

http://anond.hatelabo.jp/20120603083800

相変わらずあんまり幸せではないので、俺が幸せになる方法考察してみたので投下します。

長いので最初に3行でまとめてみました。興味があれば、もっと読んでいただければ。

長いので3行で

・俺は収入時間も超セレブリティだが不幸だぜ。

収入一定以上を超えると幸福感はほぼ変化ないぜ。

収入一定以上を超えると、それに比例して期待感が増す上にその期待が裏切られるため不幸感が増すぜ。

⇒俺は不幸だぜ。

俺のあれこれについて箇条書きで紹介

俺とは

独身一人暮らし

・30代の男性

・家とか喫茶店で一人で仕事してる。

・税引き前の利益が年間3000〜4000万円なので結構収入がある。

絶対にやるべき仕事時間は1日10分くらいなので結構時間がある。

・やれば更に収益が伸びる作業に1日6時間くらい費やしている。

俺の現在問題点

・取り立てて不幸というわけでもないけど、全く幸福感を感じない。

・世の中が灰色がかって見えている。

・ぺふぺふ病(清水)にかかっている感ある。

俺の目標

幸せになりたい。

俺がちょっと不幸な理由考察

さて、ここから不幸な理由考察していく。

何度も書いてるけど俺はちょっと不幸だと感じている。

以前の増田では単に「お金があっても幸せじゃないんすよ」と書いていたが、最近それについてもう少しだけ深く考えてみた。

まず、幸せと金の相関に関して、以下の記事が少しだけ役に立つ。

第2部 これを超えると不幸になるらしい「年収900万円=最大幸福」説は本当か?

http://gendai.ismedia.jp/articles/-/41296

「'02年にノーベル経済学賞を受賞した米プリンストン大学心理学者ダニエル・カーネマン教授面白い研究をしています。それによると感情的幸福年収7万5000ドル(約900万円)までは収入に比例して増えますが、それを超えると比例しなくなるんです」

4年前の記事なのでドル円現在とは微妙に違うけど、今なら年収750万円を超えると幸福感は増えないと書いてある。

理由としては、それくらいの収入があれば普通生活を送る分にはほぼ十分だから、ということで俺も納得している。

問題はその収入を超えると「逆に不幸になる」というところ。

俺は年収が750万円を超えて増え続けたとして「幸福度ほとんど上がらない」と予想していたが、実際には「逆に不幸になる」わけだ。何で不幸になるんだろう?

冒頭のカーネマン教授研究によると、年収7万5000ドル幸福度ピークだった。これは、そのくらいの額を稼ぐ生活が、収入で得られる満足感とかかる費用(仕事プレッシャーや忙しさ)のバランスがいいということなのだろう。

薄い考察だ。

俺は年収7万5000ドルなんざ4倍以上超えてる上に、仕事プレッシャーなんてほとんど無いし、全然忙しくもない。

でも不幸だ。

プレッシャーも忙しさもないが、収入が増えれば増えるほど不幸感が上昇していると感じている。

何故か?

答えは「期待感」にあると思う。

お金持ちになれば他人からチヤホヤされるのでは?

お金持ちになれば女の子からモテるのでは?

お金持ちになれば他人から尊敬されるのでは?

収入が増えると、それに比例して上記のような期待感勝手に膨らんでしまう。

しかし、実際には収入けが増えても一人で仕事をして他者と交わらなければチヤホヤされないしモテないし尊敬もされない。

その結果、「俺はこんなに頑張ってるのに何故チヤホヤされないのか」「俺はこんなに世の中に貢献してるのに何故モテないのか」「俺はこんなに税金も支払ってるのに何故病院でスゲー待たされるのか」という不満が増大する。それも、年収が増えれば増える程、こういった不満は増大し続ける。

そういうわけで、年収が750万円を超えると、

お金で得られる幸福感は変わらない。

期待感は膨張を続け、そしてその期待は裏切られ続ける。

ということになり、不幸感が増大するということになる。

よし、俺が不幸を感じる理由がスゲー納得いったわ。つらたん

じゃぁ期待感を捨てれば解決か?

「金なんていくらあったって別にチヤホヤもされないし、モテないし、病院ではスゲー待たされるよ。期待なんてしない。」ってのを理屈として納得したところで、別に幸せにはならないよな。

世の中を斜に構えて見るようになるだけだ。

まぁ、大前提として「金だけでは幸せになれない」ということは理解できた。

では、俺が幸せになるにはどうすればいいか

長過ぎるので後編に続く。

http://anond.hatelabo.jp/20170304121101

2015-07-10

人間らしい動物たち

ローマ元老院議員インキタトゥス

ローマ帝国皇帝カリグラの愛馬。

カリグラはこの馬に宝石を散りばめた馬具を与え、ローマ元老院議員の職を与え、大邸宅奴隷を与えた。

インキタトゥスは人の言葉が分かるほど賢く、カリグラは彼を執政官にすることを約束していた。

賢馬ハンス

人語を解し、計算ができるとして見世物にされた馬。

ハンスに問題を与えると、彼は答えの数字と同じ回数だけ地面を蹄で蹴った。

だが実は、ハンスは飼い主や観客の顔色を窺って行動していたにすぎず、観客が答えを知らない場合は正解することができなかった。

ヴォイテク伍長

第二次大戦中、ポーランド軍に属し、伍長となった子熊。

赤ん坊の頃にイラン保護され、近くに駐屯していたポーランド軍に引き取られたあとは部隊マスコットとして可愛がられた。

彼はまるで人間のように振る舞い、仲間たちの真似をして弾薬の運搬作業従事した。

戦後スコットランド動物園に引き取られてそこで亡くなった。

イギリス首相官邸ネズミ捕獲

イギリス首相官邸には「ネズミ捕獲長」という役職があり、旺盛な狩猟意欲を持つと判断された猫が公務員として雇われている。

現在捕獲長は財務大臣の飼い猫だったフレイヤ氏で、前任の捕獲長であったラリー氏が捕獲員として留任している。

この役職1924年から存在し、その年収はおよそ2万円ほどである

ハンサムダン

イェール大学マスコットを務めるブルドッグ

1889年以来、ハンサムダンという名は代々襲名されており、当代で17代目である

運動部試合の大観衆にも物怖じしないこと、ハーバード大学およびプリンストン大学人間に対して猛烈な敵意を示すことが就任の条件とされ、選考委員会によって選ばれる。

2010-07-25

大学ランキング上位はほぼ私立大学が占めてる理由はなんなのか考えたい

TIMES世界大学ランキング2009

1 ハーバード大学 (私立)

2 ケンブリッジ大学 (王立)

3 エール大学 (私立)

4 ロンドン大学(王立)

5 インペリアルカレッジロンドン (王立)

5 オックスフォード大学 (王立)

7 シカゴ大学 (私立)

8 プリンストン大学 (私立)

9 マサチューセッツ工科大学(私立)

10 カリフォルニア工科大学 (私立)

11 コロンビア大学 (私立)

12 ペンシルベニア大学 (私立)

13 ジョンズ・ホプキンス大学 (私立)

14 デューク大学 (私立)

15 コーネル大学 (私立)

16 スタンフォード大学 (私立)

17 オーストラリア国立大学 (国立

18 マッギル大学 (私立)

19 ミシガン大学 (州立)

20 スイス工科大学国立

20 エジンバラ大学 (王立)

21 東京大学 (国立

22 ロンドン大学キングズカレッジ (王立)

23 香港大学 (公立)

24 京都大学 (国立

ここまでEU加盟国ゼロ

2010-01-19

搾取を語るなら論文を読め

http://d.hatena.ne.jp/dondoko9876/20100118/1263799034

日本韓国統治は善政か否か」問題で久しぶりに面白いエントリーを読んだ。正直、日本韓国統治は悪だ、という議論は感情論ばかりが横行するので辟易していたのだが、こういう数字に基づいたエントリーが出てくるとちゃんと議論になる。実際、コメント欄でも、すれ違いはあるものの真っ当な議論になっているように思う。

でもさ、『ちゃんと学術的に認められた歴史書を読み直されるよう、お勧めいたします。』って書くならさ、もう一歩踏み込んでもいいと思うんだ。学問の主戦場たる英語論文の数々に。ここ20年間、様々な定性定量分析が積み重ねられてるのに、それを無視するなんて余りにももったいない

結局、日本韓国もこの件ではバリバリ当事者な訳で、どうしたって中立的な議論は出来ない。純粋に学術的に中立的な議論をしても、その裏の政治的思惑を勘ぐられるのがオチだ。なら、第三者たる欧米の、それも世界最高峰大学で教鞭を執る学者の議論を参照することは決して無意味な事じゃないはずだ。

それに、10年前と違って、我々はほぼ自由にこれらの議論にアクセスできる。Google Scholarで”Japan Korea colonization”を検索してみるだけでいい。10回くらいクリックすれば議論の形はある程度つかめてしまう。いい時代になったもんだ。

で、2時間ほど仕事をさぼって論文を流し読みした結論。それは、

日本韓国統治が善政だったかどうかはともかく、「その植民地政策が、他の帝国主義国家の政策とは明らかに異なる、有益なものであった」ことについては、学者の間である程度のコンセンサスがある

ということ。ついでに言うと、欧米開発経済学者と何度か話した時も、この結論をある種自明のように語っていたので、現在でもこのコンセンサスは有効であるように思う。私自身は門外漢なので断言は出来ないが。

日本植民地政策の総論として、大体平均的な見解になっているのは、Bluce Cumings(シカゴ教授)の以下の下りだと思う。

エトウ教授日本の悪徳はヨーロッパの植民者のそれと何ら変わるところがなかった、と述べている。それは正しいのかもしれないが、一方でその美徳はヨーロッパ人のそれとは全く異なっていた。日本人には、信じるに足る「自らを正当化する神話」は存在しない。少なくとも何人かのフィリピン人は、アメリカ植民地主義独立というゴールへと至るための良き教師であると信じていたが、日本は良き教師ではなかった。少なくとも幾人かはイギリスインドにとって自由民主主義の良き模範であったと信じているが、日本は良き模範でもなかった。日本がもたらした美徳の数々は、倫理的には(philosophically)正当化するのは難しいが、実際的には(practically)容易に受け入れられるものだ:軍事的成功、強力な国権の運用、急速な経済発展、そして近代的な工業セクター。それゆえ、1945年韓国人達は日本植民地主義に対する全面的な拒絶を唱えて解放を謳歌したが、その一方で日本がもたらした様々な影響からは抜け出すことが出来ないという、二律背反に直面することになったのである。

ちなみに、このCumings教授北朝鮮よりの言動が過ぎると批判を受けているくらいであって(英語Wikipedia参照)、決して日本よりのスタンスを取っているわけではない。むしろ、日本植民地政策は朝鮮政治的に分断される一因となったと書いている(人となりの雰囲気はこの辺りのブログで分かるかもしれない。http://d.hatena.ne.jp/uedaryo/20090208/1234060826)。それでもなお、36年間の日本経済政策については、むしろ肯定的な言及が多い。日本植民地政策についての興味深い言及もあるので、興味のある人は以下のリンクを読んでみると良いだろう。英語は平易なので、特に苦労なく読めるはずだ。

B. Cumings (1984), “The legacy of Japanese colonialism in Korea”, RH Myers and MR Peattie eds., The Japanese Colonial Empire: 1895-1945, Princeton UP.

http://brightrising.com/pdf211/week10/Bruce%20Cumings%20%27The%20Legacy%20of%20Japanese%20Colonialism%20in%20Korea%27%20-The%20Japanese%20Colonial%20Empire-%20p.%20478-496.pdf

似たような議論としては、

LG Reynolds (1983), “The Spread of Economic Growth to the Third World: 1850-1980”, Journal of Economic Literature.

G-W Shin (1998), “Agrarian Conflict and the origins of Korean Capitalism”, American Journal of Sociology.

CJ Eckert (1991), Offspring of Empire, U of Washington Press

などがまとまっている(最後のは読んでないが)ので、興味のある人は参照して欲しい。Google scholar検索すれば他にも沢山出てくる。個人的にはReynoldsが俯瞰的にまとめていて良いと思う(アクセス権がないと入手が困難だが)。

さて、ここからが本題だ。欧米の碩学達はなぜ「日本植民地政策は有益であった」と結論づけたのだろう。正直、上のリンクを読みやがれの一言で済ませてしまっても良いのだが、一連の議論がある程度まとまっている論文を見つけたので、以下で抄訳してみたい。プリンストン大学のAtul Kohli教授論文なのだが、まず彼は94年に「日本植民地政策は、戦後韓国経済発展に重要な貢献を成した」という論文を発表したのだが、これにS. Haggard(UCサンディエゴ校)、D.Kang(ダートマスカレッジ)、C-I Moon(延世大学)の3人が「いやいや日本の影響なんてたいしたことないから」という反論論文(以下HKM)を寄稿した。これに対して更に「いや、君たちの言うことはおかしい」という再反論をKohliが行った、という流れになっている。この最後の再反論の論文が短くまとまっていて論点も明確なので、これを取り上げてみることにしよう。

1.The economic records and legacies

HKMではKohli論文に対して4点の反論を試みている。まず、日本統治下での韓国経済成長と、終戦後韓国経済成長とを過大評価しているという点。『私の原論文では、主によく知られたS-C Suh (1978)のデータに基づいて、植民地時代の米の生産量は年率2%相当の伸びを示しており、その相当量が土地1単位辺りの収量の増加によると議論している。生産性の向上は、日本政府による計画的な灌漑、品種改良と肥料の使用を反映したものだ。

日本の行動が利己的なものであって、多くの韓国人はこれらの植民政策の恩恵を受けていなかったという不快事実に関係なく、安定的で近代的な農業生産の成長は植民地主義歴史の中でほぼ無類の成果であった。この経験韓国を他のアジア諸国(除日台)から一線を画す存在にした。そして、この経験はその後の韓国経済成長へ貢献する一要素となったことは間違いない。』

HKMはこれに反論を試みているが、『HKM自身が提示した資料によれば、1911年から38年までの植民下の韓国農業成長は3.17%増加しており、私の提示した数字よりも更に高い。』Dehliはなぜ彼らはこの事実をちゃんと議論しないのかと指摘した上で、もう少し細かい議論をしている。さらに他の研究を引いて、Myers and Yamada (1984)は1920年から40年までの農業生産の伸びを年率1.15%、S-C Suh (1978)は穀物生産が25年間で45%、米は30年間で100%増加したと推計しており、『これらのデータを前にして、植民政策下の韓国農業生産と米の生産が植民経済の基準から言ってかなりの増加を示したことを誰が疑うのだろうか?』と問うている。

『より重要なのは、これらの、特に米の生産の成長の源泉は何かと言うことだ。Suh (1978)とMyers and Yamada (1984)の双方が、この時期に耕地の大幅な拡大や、農業への労働者の大量投入は見られないと指摘している。これらが強く示唆するのは生産性の向上である。HKMは生産性の向上はあくまで緩やかなものに過ぎなかったと主張するが、30年間で60%もの生産性の向上(Suh, 1978)を緩やかと表現するのは不可能だ。籾付米の栽培パターンの変化は韓国農業に“生物学革命”が起こったことを示している:品種改良された種籾を使用する水田は倍に増え、肥料の投入量は10倍になり、灌漑された農地は年率10%近いスピードで拡大し続けた(Suh, 1978, Myers and Yamada, 1894, Ishikawa, 1967)。

これらの改善明治時代農地革命の日本から韓国への計画的な普及の成果(Suh, 1978, Myers and Yamada, 1984)であった。日本植民地政府韓国農業改革の努力によって、“近代的な農業革命が開始され”、日本台湾と同様に、“これはアジアにおける近代農業改革の端緒となったと言って良いだろう”(Myers and Yamada, 1984)。更に、他の研究者達が指摘するように、この革命は終戦後も引き続き行われた。これでもなお、「ユニーク植民地の運営は大戦後の韓国経済発展への足がかりとなった」ことを否定することが出来るのだろうか?』

日本工業政策の影響については、『HKMは3つの伝統的な-そしてあまり説得的ではない-理由から反論している。曰く、工業部門は殆ど日本人が所有していた。曰く、その殆どは北朝鮮に位置していて韓国経済発展には関係ない。曰く、どちらにせよ、朝鮮戦争であらかた破壊されたので関係ない。

日本人への所有権の集中という最初のポイントは説得的とは言えない。韓国1965年以降の経済成長においても、企業所有権はかなり集中していた。こっちは問題ではないとでも?日本資本について言えば、「外国資本ニ支配サレタ工業化ハ真ノ工業化トハ言エナイ」的な議論は、既に説得力を失って久しい。第2に、工業資本朝鮮戦争破壊されたという点は私が原論文で指摘済みの点である。繰り返すが、当時の工業資本の約半数は南朝鮮にあったのである。さらに、南朝鮮にあったのは繊維工場のような軽工業資本であって、北の重工業に比べて輸出産業としては離陸しやすかったはずである。』

Kohliは、更に反論として、脱植民地運動朝鮮戦争破壊からの急速な回復は、韓国人近代工業を運営した経験があったからこそであること、(2) 工業資本戦争破壊されたのは事実としても、知識は消え去らないこと、近年のRomer (1993)などの内省的成長理論においても知識の重要性が強調されていること、などから、日本植民地時代の「正の遺産」は韓国経済発展に寄与したとしている。

2. On the developmental state

政治プロセスの話をしているのだが、「てめーの読み違いだよ」という話なので省略。

3. On the origins of Korean capitalism

『主にEckert (1991)の重要な著作に依って、私は原論文日本植民地主義韓国資本主義が孵化するためのフレームワークを構築した、と論じた。』『HKMはEckertはある特定の例しか研究しておらず、日本植民地政策の影響がなかったとしても、韓国固有の資本主義がいずれ芽生えたはずだ、と主張している。』

これに対する反論として、Kohliは3点の反論を挙げている。(1) Eckert (1991)の“韓国資本主義日本の統治の下で、日本の公式な承認(official Japanese blessing)をもって花開いた”という議論は依然として受け入れられており、仮に例証の少なさが問題だとしても、多くの研究者がいくつもの例証を発見しつつある(例えば、Ho Su Yolの研究によれば、韓国企業家の数と、韓国人所有の企業の規模は、1930年代に共に増加している。(2) 歴史にifはありません。 (3) 『確かに、植民政府利己的な動機で動いていた。確かに、多くの企業日本人に所有されていた。しかしそれでも、その政府で、企業で、多くの韓国人が働いていた。そして、その過程で日本式の資本主義はゆっくりと、しかし確実に韓国に根付いていった。更に言えば、多くの韓国人起業家がそのビジネススタートさせたのはこの時期なのだ (Eckert, 1991)。確かに、有力な財閥企業の多くは大戦後に設立されている。しかし、資本主義というのはある日突然芽生えるものではない。多くの財閥企業(現代、三星Lucky Starなど)の創業者達が最初に事業を興したのは植民地時代なのである。』

5. On the state and lower classes

最後に、日本政府による朝鮮人労働者の使役の問題について。『私は原論文で、韓国での日本人は、きわめて抑圧的でそして日本自身のそれによく似た労使関係の構築に寄与した、と主張した。マネージャー達は若い韓国人を雇い、OJTを施し、愛社精神を植え付け、とんでもない長時間労働を要求し、そして国家権力を後ろ盾として労働組合政治的な活動を禁じた。さらに、“サンポ”システムで「産業愛国クラブ(industrial patriotism clubs)」を組織して経営者労働運動リーダー達を同じクラブの一員とし、彼ら労働運動リーダー達を経営者が雇い挙げる仕組みを作り上げた。この厳格なアメとムチのシステム日本人経営者に「生産性上昇よりも低い賃金アップ」という恩恵をもたらしただけでなく、政治運動を無視して生産性向上に集中させることを可能にした。この仕組みは韓国政府に受け継がれ、その高度成長期まではこの仕組みは維持された。』

以下結論が続くが省略する。残念ながら、この論文大学関係者以外はアクセス権がないので、興味のある方は大学図書館で以下を当たって欲しい。

A Kohli, (1994), “Where do high growth political economics come from?”, World Development.

S Haggard, D Kang, CI Moon (1997), “Japanese colonialism and Korean development: a critique”, World Development

A Kohli, (1997), “Japanese colonialism and Korean development: a reply”, World Development.

念のために書くが、別に権威ある意見が全てだと言っているわけではない。自分の足でデータを探して考えるのはとても大切なこと。でも、それだけではたどり着けない議論というのがあることも分かってもらえればありがたい。上で紹介したKohliは帝国主義経済発展が専門分野で、日々そんなことばかり議論する毎日を送っているはずだ。そういう人たちがたどり着いた「日本植民地政策にはありきたりのvices(悪徳)と、ユニークなvirtues(美徳)がある」という結論には、それだけの重みがあると私は思う。

2008-11-18

[][]2008年11月17日 朝日新聞 クルーグマンの記事 全文

08年のノーベル経済学賞受賞が決まった米プリンストン大学ポール・クルーグマン教授が14日、ニューヨーク記者会見した。深刻な世界不況が始まっており、米国では政府による60兆円規模の経済刺激が不可欠と強調。今は常識が通用しないときだとして大胆な対策を訴えた。主な内容は以下の通り。

経済の数字は日ごとに悪化している。すべてが、がけから転がり落ちているようだ。消費支出、小売販売額、失業保険の申請・・・。様々な指標を見れば、我々が世界的な大不況突入しつつあるのは明らかだ。だから、多くの対策が必要だ。米国失業率来年末までには8%か9%程度まで悪化するだろう。一方、完全雇用状態を示す失業率(自分に合う仕事を見つけようとするための失業などを除いた失業率)は5%程度と見るのが妥当だ。実際、この10年で2度、インフレを起こさずにその水準まで下がった。

失業率の変化と国内総生産(GDP)の関係をしめす「オークンの法則」を使って大雑把に計算すると、米国は、GDPの7%分も生産額が足りないという状況に直面しつつある。このギャップを埋めるには、巨額の財政支出による景気刺激が必要だ。「乗数効果」を計算に入れてもGDPの4%(約6千億ドル)の支出でも、まだやや足りないと思う。

こんな数字を言うと、人々はあごが外れるくらいに驚くだろう。しかしこれが現状なのだ。普通不況ならば、財政がすべての重荷を背負う必要などない。連邦準備制度理事会FRB)による利下げで間に合う。

しかし今や、利下げは限界に来ている。(政策金利の誘導目標になっている)フェデラルファンド金利が0.29%まで下がる例も出てきた。アナウンスはされていないが、すでに日本で採られたような「ゼロ金利」政策が事実上実施されているようなものだ。だから巨額の財政出動が必要なのだ。

その支出を何に使うのか。必要な刺激は非常に大きい。十分な使途を見つけるのが難しいくらいだ。基本的には、考えつく限りの事が出来る。インフラへの支出や州などの地方政府への補助、失業手当の増額。低所得者向けの医療保険を拡大したり、失業者にも医療保険を適用したりする事も挙げられる。これらはすぐにできることだ。

一方、医療保険を全国民に広げる法案は施行時間がかかるので、刺激策には含まれないだろう。グリーンな(再生可能)エネルギー環境への投資も有効だが時間がかかる。即効性が期待できるのは道路などのインフラ整備だ。たとえばハドソン川をくぐる2番目の鉄道トンネルなど、計画中のものを前倒しする事も出来る。

こうした支出をすれば、政府部門の債務GDP比でかなり上昇する事は確実だ。しかし、今は債務の増大を心配すべきときではない。

合理的判断のできる政府を持つ先進国なら、高水準の債務残高に相当期間は耐えられる。日本がそれを示してきたし、ベルギー債務膨張で混乱するような事態に陥ってはいない。いずれはもっと多くの財政収入が必要になるのだが、それすらも今は心配すべきではない。

ゼネラル・モーターズ(GM)などの自動車産業を救済すべきかどうかは、極めて難しい問題だ。もし救済すれば、ここに至った経営の失敗を今後も続けさせる事になる。しかし一方、この危機のさなかに自動車メーカーが消えていくのは避けたい。正しい事でも今はなすべき時ではない、という事もあるのではないか。

金融政策が影響力を失い財政政策しか残っていないと言うのは、「不思議の国のアリス」の世界だ。この世界では貯蓄を高めるのが悪い事で、健全財政も悪い事。逆に完全にムダな政府支出が善いこと。「あべこべ世界」だ。ここには長くいたくない。

奇妙経済学」を永遠に続けたくはない。しかし我々は今そこにいるのだ。完全雇用に戻りフェデラルファンド金利が5%になれば、もとの世界に返れる。しかし、今は違うのだ。

世界不況を克服するには、G20のような国際協調によるグローバルな景気刺激策が必要だが、残念ながら当事者能力を失ってるブッシュ政権の下では力強い合意は期待できない。米国中国財政による景気刺激策をとる方向には進んではいる。しかしたとえば各国が一斉にGDPの3%に相当する景気刺激策を採るといった合意は、すぐには望めないだろう。

我々は新興経済諸国の危機にも直面している。少なくとも97年の通貨危機に匹敵する規模の危機だ。先進国の危機対応に追われがちだが、通貨や信用の危機、突然の資本流入の停止などの深刻な事態に対応しなければならない。

国際通貨基金IMF)の改革も大きな課題だ。IMFは数十年にわたって、世界のパワーを反映した運営がされてきた。90年代には米国の政策を広める機関のようにみなされてきた。本当はより独立した機関が必要だが、ともかく現状よりましな機関にしなければならない。今は危機に陥った国々に対する国際的な「最後の貸し手」がかつてなく必要とされているときだ。

こうした危機になれば、アジア通貨基金をつくればいいとか、欧州連合EU)の事には口を出さないでくれとか、ワシントンの機関が牛耳るのは嫌だとか、いろんな意見が出ると思っていた。しかし、実際には、みんなが、IMFにしっかりしろと望んだ。これは興味深い事に思える。

米国はかつてのような覇権国ではない。貿易政策ではすでに長い間、EU米国が並び立っている。米国世界最大の国民経済であり続けるだろうが、10年か15年後には、米国ユーロ圏、中国インドが四つの大きなパワーになるだろう。世界はより複雑になっていく。最後に日本について助言するとすれば、「景気を刺激せよ、刺激せよ。ゼロ金利に戻れ」。これに尽きる。

2007-12-28

[]アメリカカナダオーストラリアニュージーランド英国

米軍の残虐行為:リンドバーグの衝撃証言

各地の太平洋戦線日本人捕虜の数が欧州戦線に比し異常に少ないのは

捕虜にしたければいくらでも捕虜に出来るが、

米兵が捕虜を取りたがらないから。手を上げて投降してきても皆殺しにするから。

リンドバーグ氏が従軍した時の日記(記録):イザ!

日本が 戦った 相手は どうだったか  (再掲):イザ!

名誉白人といわれて喜ぶアホ

米兵の意識調査 1944年プリンストン大学調査

訓練中の米兵

日本兵ドイツ兵を殺すことをどう考えますか。 日本兵 ドイツ

心から殺したい。 44% 6%

やむを得ぬ義務だ。 32% 52%

義務だが嫌な気持ちだ。 18% 34%

敵兵でも殺したくない。 4% 6%

Web「正論」|Seiron

われわれが45歳という成熟した年齢であるのに比べると、

日本人は言ってみれば12歳の少年と言ったところでしょう。

マッカーサー

戦場にかける橋と猿の惑星とピエール・ブール

黒人が人間だと考えることは不可能である。モンテスキュー

YouTube - Algerian Genocide by France

依存症の独り言: イラク人虐待はコンテスト

日系人の強制収容 - Wikipedia

日系二世部隊・第100歩兵大隊と、第442歩兵連隊

イギリス兵が日本人捕虜を殴らない理由

アーロン収容所の英軍女性兵舎の掃除

Amazon.co.jp: アーロン収容所―西欧ヒューマニズムの限界: 本: 会田 雄次

白豪主義 - Wikipedia

Amazon.co.jp: 素顔の日本 (1969年): 本: 河崎 一郎,木村 譲治

Amazon.co.jp: 海外で差別されたことありますか―はだかの“名誉白人”: 本: 佐藤 育代

世界は『嘘だらけのヨーロッパ製世界史』でできている (超ビジネス書レビュー):NBonline(日経ビジネス オンライン)

Amazon.co.jp: 侵略の世界史―この500年、白人は世界で何をしてきたか (祥伝社黄金文庫): 本: 清水 馨八郎

Amazon.co.jp: アホでマヌケなアメリカ白人: 本: マイケル ムーア,Michael Moore,松田 和也

 
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