1997年帰国、科学技術庁地球フロンティア研究システム地球温暖化予測研究領域長に就任したが、2001年に辞任・再渡米し、プリンストン大学研究員に転じた。当時のマスメディア報道によれば、地球シミュレータを利用しての他研究機関との共同研究が、所管元である科学技術庁の官僚から難色を示されたことが辞任のきっかけとされ、日本の縦割り行政が学術研究を阻害していることへの不満による「頭脳流出」であると報じられた。
90歳の人にとって20年前は「つい最近」くらいの感覚やないかな。
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