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2020-03-06

法律のことを勉強してみたい!」と少しでも思ったあなたへ

法学をかじった者として,法律に興味を持ってくれる人が増えるのは嬉しい。

ただ,独学での法律勉強は,険しい道である

ささやかながら,勉強に関するアドバイスをしたい。

どの法律を学ぶか

日本には,現在有効ものだけでも,約1万の法令がある。

初めて法律に興味を持った人は,その中でどの法令から学ぶべきか。

答えは,「上三法(うえさんぽう)」だ。

六法」という言葉を聞いたことはあると思う。

六法全書の「六法」だ。

六法」とは,憲法民法刑法商法会社法)・刑事訴訟法民事訴訟法を指す。

これらが基礎的な法律である

また,この六法のうち,憲法民法刑法は,まとめて上三法(うえさんぽう)と呼ばれる。

学者は,この上三法のどれかから勉強するのがとっつきやすいと思う。

では,憲法民法刑法のうち,どれから勉強すればよいか

それは,各自の興味や相性によって選べばよい。

参考までに,それぞれの印象を書いていこう。

憲法

押しも押されもせぬ「最高法規」。

学者にとってうれしいところは,時事問題との関連性だ。

性的ポスター表現の自由ヘイトスピーチ憲法9条,同性婚夫婦別姓緊急事態条項

などなど,憲法に関する時事問題はあふれている。

こうした時事ネタがとっかかりになるので興味を持ちやすいだろう。

デメリットは,条文の文言とはあまり関係ないところで解釈論が展開されるところ。

憲法だけ勉強して「法解釈ってこういうものか」と思うのは,ちょっと誤解を生むかもしれない。

民法

学者にとってうれしいところは,日常生活の関連性。

物を買うのも,部屋や金を借りるのも,民法上の契約だ。

交通事故やご近所トラブル民法問題になりえるし,親権相続民法の話である

暮らしの中で法律を生かすなら民法が一番良い。

また,民法債権法)は,制定以来120年振りの大改正がされており,改正後の民法は,2020年4月1日から効力を生じる。

そういう意味でも注目度が高いといえるだろう。

学者に厳しいところは,条文数や学習内容の多さだろうか。

親族相続を抜くとしても,なかなかに多い。

興味あるとこから勉強していっても良いかもしれない。

刑法

学者にとって良いところは,捜査公判ニュースへの理解が深まるところ。

どんなとき犯罪が成立して,どんなときに成立しないかを学ぶことが出来る。

学者に厳しいところとして,刑法総論は理論的側面が強く,最初は分りづらいかもしれない。

どんな本を読むか

大きく分けて,予備校系の本,学者系の本,その他の本がある。

これもどれしも一長一短がある。

予備校系の本

なんといっても分りやすい。

学者の独学は,何より挫折する可能性が高い。

その点,予備校には,初学者がどういうところでつまずきやすいか?どう教えればわかりやすいか?というノウハウが蓄積されており,それが本にも反映されている

例えば,伊藤真の入門シリーズオススメ

より深く学びたければ,その後,試験対策講座シリーズシケタイ)に進むのも良い。

予備校本の難点として

最先端議論カバーされていない

学説の良いところどりをして全体の整合性がとれていない場合がある

などがあるが,初学者は気にしなくてよいと思う

学者系の本

理論的に緻密(人にもよるが)。

参考文献からどんどんほかの本を読み進めていくこともできる。

難点は,難解で読みづらいところ。

最近は読みやすものも増えたが,それでもやはり予備校本などにはかなわない。

オススメは,以下のとおり。

芦部信喜憲法

高橋和之立憲主義日本憲法

内田貴民法Ⅰ」「民法Ⅱ」「民法Ⅲ」

佐久間毅「民法の基礎1」「民法の基礎2」

裁判所職員総合研修所「刑法総論講義案」

西田典之刑法各論」

山下純司ほか「法解釈入門」

・弥永真生「法律学習マニュアル

その他

読売新聞社会部「ドキュメント弁護士

久保利英明磯山友幸破天荒弁護士クボリ伝」

大岡昇平事件

横山秀夫半落ち

中嶋博行検察捜査

黒木亮「法服の王国 小説裁判官

・フェルディナント・フォン・シーラッハ「コリー事件

ジョン・グリシャム法律事務所」「ペリカン文書」ほか

法学が取り扱うは「○○法の解釈」だけではない。

興味があれば,個別法の解釈論とは違う側面から勉強するのも良い。

マイケル・サンデルハーバード白熱教室講義録+東大特別授業」

小林秀之 編「交渉作法 法交渉学入門」

福井秀夫「ケースからはじめよう 法と経済学 法の隠れた機能を知る」

森村進自由はどこまで可能か リバタリアニズム入門」

漫画で学ぶ

本を読むのが辛いという人は,漫画雰囲気をつかむのも良い。

オススメは以下のとおり。

ナニワ金融道

そこをなんとか

弁護士のくず

家栽の人

今度イブニングで連載が始まる「リーガルエッグ」も期待している。

傍聴に行く

百聞は一見に如かず。

実際に裁判の傍聴に行ってみるのも良い。

傍聴は誰でもできるし,予約なども必要ない。

ニュースで大きく報道されるような事件は,傍聴希望者がたくさん来て抽選になったりするが,それ以外の普通事件は,ふらっと行って自由にみられる。

ただし,事件の選び方などちょっとしたコツはあるので,あらかじめ下調べをしていったほうが有意義だろう。

傍聴マニアの人が本を出していたりするので,それで予習するのも良い。

おわりに

色々と書いてきたが,学校試験資格試験を受けるのでなければ,細かい条文や判例を覚えることにあまり意味はないと思う。

法律法学の考え方全体の根底にある基礎的な考え方や発想(大げさに言うと「リーガルマインド」)を身に着けることができれば素晴らしいと思う。

私自身も法曹にはなったものの,まだまだ勉強することだらけだ。

一緒に楽しく頑張りましょう。

anond:20200226015326


追記

特別法の方が興味持てるなら、たしか特別から勉強しても良いか

(ただ、理想はやっぱり一般法から

・憲民刑は広義の法令という意味では同一カテゴリでは?

リーガルクエストシリーズも好き

・誤字脱字を修正しました

2019-12-07

法学の楽しさを書くよ!!

楽しさの一つは、論理をこねくり回してるところだよ!

体系立った理論論理トレースしていくのは楽しいよ!

理路が整然とするのは面白いよね!

かつての法学者といったら、当代切っての天才秀才達だよ!

そんな人達が生涯かけて考えた理論だよ!

それを学ぶのがつまらないわけないよ!

しかしたら、それを自分が少しだけ進められるかもしれない、となったら尚更だよ!

続いて、各分野の面白さのイメージを書くよ!

まずは憲法学

70年以上改正のない「不磨の大典」だよ!

それにもかかわらず、いまだに次から次へと新たな議論が生まれるよ!

近年(?)でも、「これまでアメリカ流に解釈されてきた最高裁判例は、実はドイツ流に解釈した方が上手く説明できるのではないか」というコペルニクス的転回めいた説が有力に唱えられていたりするよ!

アメリカ流とドイツ流をミックスさせる説もあったりして、学説カオス面白いよ!

条文にあまり内容がないから、解釈自由度が極めて高いも魅力だよ!

憲法というと一般人には縁遠い存在にも思えるけど、例えば今年の司法試験憲法問題では「フェイクニュース禁止法が制定された場合憲法上の問題点」が問われたりしているよ!

次に民法学

120年ぶりの大改正来年から施行されるというアツい法令だよ!

その条文数は1000以上!

解説本が30巻近くかけて解説したりするよ!

1条1条にそれぞれ生涯をかけて研究をした学者がいると考えると途方もないよ!(注1)

日常的に行われている経済活動が法的に説明できたりするよ!

次は刑法学!

刑法学の面白さは、なんといっても緻密な論理だよ!

いくつかの基礎的な考えからあらゆる論点での解釈を導く様は、さながら数学公理系を思わせるよ!

数学ほどの論理の厳密さはないけど、そこにまた面白さがあるよ!

ピタゴラスイッチ的な犯罪を想定したりもするよ!

ちなみに、トロッコ問題の様々なバリエーションは、正当防衛緊急避難で全て結論が出せるよ!

法哲学

マイケル・サンデルの「これからの『正義』の話をしよう」の世界だよ!(注2)

正義とは何か」「法とは何か」といったことを論じるよ!

法学部法科大学院を出ただけで、きちんと研究をしたわけじゃないし、資格試験のために勉強してた側面も強いけど、個人的イメージとしてはこんな感じだよ!

あとは、訴訟法もあるし、法制史学とか、比較法学、法と経済学とかも色々あるよ!

(注1)

実際は、深く研究される条文は偏ってるよ!

一方で、「こんな法律あったんだ?」ってレベルのどマイナー法律にも研究者がいたりして、法学世界の広大さを感じることがあるよ!

(注2)

同書が扱う分野は法哲学以外にも及んでいるよ!

anond:20191201042646

2019-09-30

トロッコ問題の答えは「なんで二択なんですか?」だよね

枠組みを作ってそこに閉じ込めて分かりやす抽象化しようとする意識こそが本当の敵であり、それをおかしいと感じながらも権威を前に敗北主義を決め込んで忖度するなってのがマイケル・サンデルが本当に教えたかたことでしょ。

2019-09-29

anond:20190929194945

マイケル・サンデル氏の「これから正義の話をしよう」では5人轢いた後で残った目撃者の1人を殺すのが最善って結論に至ったんだったっけ

マイケル・サンデルって死んだと思ってたけどまだ死んでなかったのか

早く死ねばいいのにあい

2015-03-03

http://anond.hatelabo.jp/20150303193704

授業にするっていうことそれ自体はいいんだろうけど、現在の小中学校教諭マイケル・サンデル並の教育能力を求めなきゃ意味がないとも思う。

例えば船に乗ってるとき事故にあって、自分は浮いてる木につかまってれば救助されそうなとき

近くからその木をめざして泳いでくる別の人がいたときに逃げたり追い払ったりするのは画一的評価すれば道徳的に悪=不正解なのってことになちゃうじゃんね。

口先では「自分が溺れても他の人を助けます」なんていくらでも言えるんだし。

日本人は建前と本音の使い分けが上手だから実際にそうなったときに「そうはいっても自分の命って大事でしょ?」とか笑顔同意求めるのかもしれないけど、それって道徳の授業にする意味ないじゃん。

つーかただの受験科目か推薦のための点稼ぎに落着いてただの天下り先が増えるだけじゃん。

どうせ道徳を授業にすんなら、行為のどこが正しくてどうしてそう考えるのかっていう論理とか哲学とかの分野に踏み込まないとお偉いさんの言ってるような効果ってのぞめないんじゃねーの。

要するに、無駄なことやめろって言いたいだけだけど。

2013-03-12

【速報】東京大学、5年後に推薦入試の導入を決定。

元記事

東大、推薦入試導入へ=創立以来初、筆記なし-後期日程2次、5年後めど試行

http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&k=2013031200958

 東京大が後期日程入試の2次試験で筆記テストを廃止し、新たに推薦入試を導入する方針を決めたことが12日、東大関係者の話で分かった。近く正式発表する見通し。1877年の創立以来、推薦入試制度の導入は初めて。周知期間を設け、おおむね5年後から実施する。

(後略)

東大生として一言

意図が読めない。

どういった理由での導入なのか。

確かな学力保証されなければ東大生である意味がない。

これは筆記試験しか測れない。

その他の一芸入試はその他の大学に任せておけばいいことだ。

1.世間イメージする「頭でっかちな」東大生を減らすためのパフォーマンス

入ってみればわかるが、そもそもそんな人種はごく少数しか存在しない。

代わりに、生徒会部活活躍しながらも確かな学力を培ってきた、良い意味での出木杉くんも多く存在する。

こんな理由なわけはないな。

2.「受験勉強とは違う観点からの評価を導入することでの都市地方格差の是正?

受験偏重教育を行っている都内有名私立の合格者を減らし地方合格者を増やすものであれば一考の余地はある。

本人にはどうにもならない環境要因で、大学受験へと取り組める期間に格差があるからだ。

ただそんな都合のいい入試方法など見つかる方がおかしいだろう。

3.点数至上主義の撤廃って?

ペーパーテスト無慈悲だ。しかある意味で最も公平な試験方法だ。

冷徹に「結果」で評価されるアカデミック/ビジネスの分野同様に、ペーパーテストのみでの試験は決して悪いことではない。

まずすべきはペーパーの採点基準/出題方法などの改革であり、それを置き去りにしながら不透明な評価の面接を導入することは許されない。


本当に意図が読めない。

誰が得をするのか教えて欲しい。

おわりに

こんなのだったら面白いのに。

1.マイケル・サンデル講話にあった「東大合格枠をオークションにかける」だったら。

かなり興味関心をそそる社会実験になる予感。

10枠までなら許す。

2.推薦入試の定員を定めない。

国際科学オリンピックメダリストは無条件入学

数学懸賞金問題を解けたら無条件入学

...

で、該当者がいなければ当然合格者0

ある分野に突出した人材ももれなく入学させる。これなら大賛成だ。

2011-01-19

小林正先生論文より

昨年放送されていた、マイケル・サンデルNHK白熱教室は非常に面白かった。そんな折、NHKの白熱教室番組で解説をされていた小林正弥氏が、「サンデル政治哲学」という新書を出されていたことを知った。早速読んでみたところ、あまり理解が及ばなかったカントの部分であるとか、サンデルより他のコミュニタリアンと呼ばれる思想家たちのことも書いてあり、とても勉強になった。

そのうちにサンデルよりも氏がどのような研究をされているのか興味が出てきて、他に書かれているものを大学図書館で調べてみた。小林氏はどうやら「公共哲学」というものを日本に根づかせようとされているらしい。堅苦しい哲学というよりも、実践を本分とする「公共哲学」にも興味を持った。そこで、昨年出版された「アクセス公共学」という本を図書館で借り、小林正弥氏の論文を読んでみた。「日本政治の公共学」という興味をそそるタイトルである

だが読み進めていくと・・・

そこには驚くべきことが書いてあった。

少なくとも、以下に引用する文章(それは論文の最終節にあたる)が、サンデルのjusticeを解説されていた人の書くものとは到底私には思えなかった。私には以下の論文のjusticeがよくわからいし、これが日本公共哲学なのであればそのようなものは・・・とも思わないでもない。少々長くなるが、はてなユーザー賢明なるみなさんに、ご意見を賜りたい所存である

この民主党中心の連立政権社民党国民新党との連立)は、脱官僚政治主導、そして地方主権を主張し、対等な日米同盟公約に掲げた。また、成立した鳩山政権は「友愛」と「新しい公共」を理念として掲げて、地球温暖化問題についてCO2排出量の25%削減1990年比)という鳩山ビジョンを提起して世界の喝采を浴びるとともに、東アジア共同体ビジョンも提起した

これらの政策公約の多くは、自民党政治、特に55年体制におけ二重十恩顧主義政治体制や家産官僚制の問題を摘出し、その抜本的改革を企てるものである鳩山首相は「友愛」の理念を掲げていたから、それは「友愛公共革命」への期待を生んだ(小林2010)。そして、その所信表明演説や施政方針演説は、「友愛」と「新しい公共」の理念を掲げる拡張いものであり、いわば政権公共哲学を宣明したものだった。これは、理念政治を動かすという可能性を示したという点において戦後日本政治においてほとんど初めての出来事であった。政治において、「善」に関わる理念が明示されたという点において、この公共哲学は、マイケル・サンデルが主張するような意味において、コミュニタリアニズム的な性格を持っていた。

(中略)

さらに、日米関係においても、新政権総選挙マニフェストで「緊密な日米関係」を掲げていた。鳩山政権は、普天間基地移設問題について、自民党政権が合意していた沖縄県内の辺野古移設案を変更して、鳩山首相は可能な限り県外・国外移転の可能性を探った。これは、永年にわたる日米恩顧主義における対米追従外交に代わって、沖縄の負担を軽減するために主体性を持った政策を提起しようという試みだった。

(中略)

しかし、鳩山政権首相自らが設定した2010年5月という期限までにそれを実現することができなかった。県外移設の可能性を追求したもののアメリカに拒まれて、結局は辺野古案に回帰して日米合意を行い、反発した社民党の連立離脱を契機にして、発足後8ヶ月余りという短期間で崩壊したである。その主因は鳩山首相小沢幹事長をめぐる「政治とカネ」の問題と、普天間基地問題をめぐる混迷だった。しかし、普天間問題において外務省防衛省は、いわば米官連携に即して、県外移設案の追求に対して非協力的だった。ここにも現れているように、鳩山内閣においては「政治≒公共」に対する「国家≒官≒公」の反発や抵抗があったということができる。残念ながら、こうして「公共的公」は確立せず、「公共」的な政権は「官」の抵抗に遮られて崩解してしまったのである

2010-10-20

学歴ロンダリングしなくても、学歴コンプレックス解消する方法。

地元では良い高校卒だが、その後、中途半端大学卒業したので、「へー・・・で、どこの大学?」という質問には相当劣等感を持っていた。

まぁ、出身大学をズケズケと聞いて来る方の無神経さもどうかと思うけど、話の最後学歴聞いて、ドヤ顔の奴もいてウンザリする。

最近大学院卒」でロンダリングした知人がいて、私も真剣検討した。関西の中堅私大から「京大大学院卒」を手に入れて、正直羨ましかった。

ただ、この年齢で、文系大学院卒を手にしたところで、就職に役立つ訳でも無いだろうし、「学歴コンプレックス」解消だけを目的とすれば、コストパフォーマンスは非常に悪い。

で方法としては、聞かれた時に「高卒」にした。

反応は、「高卒のわりに頭がいい」だ。

飲み屋で、マイケル・サンデルとかニーチェが話題になった時にでも使ってみてはどうだろうか。

2010-09-17

マイケル・サンデルの本を読んでいる。

カント新書で軽く知った程度だけどサクサク読める。

他律的と自立的という言葉面白い

受動的と能動的という言葉をより深堀りする為の道具となる。

2010-08-26

今日のトークまとめ

A 最近マイケル・サンデル流行ってるね。あの暴走列車の話なんかさ、哲学の導入の思考実験としては見事なもんだよ。

けどあのネタ自分の美徳の立場を規定しちゃう輩ってのが多いんだよ。

実際にあれに似た事件が起こったら思考実験では考慮されない誤差が重要だったり、

自分が以前に思考実験で規定した美徳の基準に束縛されない選択ができる事が重要だと思うんだよ。

B 「自分が以前規定した美徳の基準に束縛されない選択」をした奴は罪悪感を感じるべきだと思うよ。悪いことは悪いんだ。

それはつまり自分言葉責任を持たないってことだろ?

A いやそれよりも、自分が規定した言葉の重圧から開放されたほうが正しいものを追う姿勢として正しいはず。

間違えたら訂正をするフットワークこそが重要

B でも間違えたら悪いよね。

この後、平野綾非処女でファンを騙してた話、

宮台真司が若い頃女百人斬りをしてて、女の浮気相談には「旦那を寝取られるおまえが悪い」と返していた話など

A 平野綾に関しては「自分処女だ」と明言したわけではないので騙したという確証はないし

宮台がそういう話をしていたのなら物書きとして社会学者として論理的な説明が商売上必要だけど、

仮に間違えたのならそういう人はどこまで責任を取りゃいいの?

B まぁ許してもらえるまで。引退しろってことになるかも。

A じゃルールを守らない奴は全部悪いのね?なるほど思考実験をしましょう

信号があります。横断歩道を超えた先にあなたの息子が今にも死にそうな状態で

あなたの持ってる薬を待っています。でも横断歩道には青信号になるまで待っている人だかりで身動きができません。

車は全く走っていません。あなたは正しいことをしている信号待ちの人をじゃまだからと押しのけずに子供のもとまで行きますか?

B 行くかもね。すいません、どいてください、といって。

A じゃあなたは悪いんですね。

B そう。悪いものは悪い。

A マジで

=略=

A でさ、君、こういう原理主義的な話を他人と延々とやって、君にとってのゴールとメリットって何?

B ゴールは価値感のあわない相手より自分が正しいことを証明すること、メリットは相手を打ち負かすために勉強するモチベーションになる

A 僕とは真逆だよね。僕は話してても楽しくない価値感のあわない人間とは話したくないし、好きな人たちと楽しく話すための方が勉強

モチベーションになる。こういうと「島宇宙」だとか「何とかクラスタ」とか色々言われるんだけど、別にいいじゃん。社会ために生きているわけじゃねーし。

B 色々言われるんだけど、と意識している時点で気になっているんだよ。

A そう、気にはなっている。ただ君との違いはその人たちと積極的に話すかどうかだね、僕は話したくない。話す必要があるのであればルールを介して事務的に話す。

B 話していて楽しい人ってどんなの?

A 君と話していても楽しいし(※)、友人と好きな映画の話をするときも知識が豊富論理的に話してくれる人が好きかな。そうじゃない人と映画の話をするときもあって、そういう人は僕が◯◯監督論を語ると物凄く破綻した論法でぐちゃぐちゃにしてくるんだ。

B え?そういう時はその人に論理的に自分の話を聞かせればいいんじゃないの?

A そうできればいいんだけど、物凄く疲れるんだ。積み木崩しで。

そうなるのならもうこういう系統の話はやめて、もっとばかみたいな話をしよう、とか思う。

この人の魅力は別のところにあったりもするので。だからこういうタイプの人は僕の周りにいないけど

個人的に恩人だったりするとね。

B そこで話をするんだよ、論理的に。何でしないの?

A いや、過去論理的でも何でもない馬鹿話が楽しかったので、あえて面倒くさい冒険をしないんだよ・・・

※このトークにおいてこの時点でのA君は嘘を付いてるが、普段はBくんとの会話を楽しんでいる

****

A君の感想 どこかでこの面倒くさい話切ればよかったけど、疲れてて切れなかった。生き方正義について議論をするってのは「論破されても考えを曲げない」という心持ち一つで全く無意味になるのを、いい加減わかってよ…

B君の感想 こいつの話はどんだけスタンダードを抱えてるんだ?スタンダード一杯あってもいいじゃないか人間だものってか?ずるいよなぁ、俺みたいな真面目なのがいつも損する。しかも疲れた。

2010-06-19

http://anond.hatelabo.jp/20100618204530

盗難保険と単車代弁償を請求するくだりでこの話はくだらなくなっているわけだけど

そのほかにも整理すればそれなりに結論は出せるんじゃないか美化云々じゃなくて。

ポイントは以下な感じかな。

  • 盗んだ犯人因果応報として結果は当然か
  • 盗んだ犯人を嘲笑しないべきか(死者への礼を重んじるべきか)
  • 遺族は身内の少年が起こした犯罪責任を負うべきか
  • この場合にけじめをつける、つけさせることは重要
  • 元の増田はどっちだよ!

今はやりのマイケル・サンデル教授にでも感化されたのかな?

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4152091312/

 
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