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2023-04-05

身内に金銭トラブルを抱える人間が多い

 身内男性金銭トラブルを抱える人間が多い。あまり詳細に書くと特定されかねないから多少のフェイクを入れるけれど、

祖父は死後にギャンブル借金を抱えていたことがわかり、それも借金元がいわゆる闇金業者のような所で利息含め何百、何千万単位での返済を求められ、祖母が周りに頭を下げ貯蓄も何もかも全てをかき集めて返済に充てた。

・従兄弟学生時代から続けていたらしいギャンブルで友人、知人への借金が膨れ上がり、返済のために消費者金融から数百万単位での借金をして首が回らなくなり従兄弟母親に泣きつき、それでも返済が追いつかず結局叔母である私の母親借金を立て替えた。

・小さい頃から仲良くしていた親戚のお兄さんは、酒とギャンブルにはまり借金を抱え、当日幼稚園児と新生児だった子供奥さんを残して単身赴任先で首を吊った。

 こういうことがあって、私は本当にお金人生や縁を本当に狂わせることを思い知ったから、お金が無くなることが怖くて仕方がない。だから就職を考えた時、自分がやりたい仕事よりもとにかく安定した仕事をと考えて資格を取り、公務員という道を選んだし、社会人になり一人暮らしをしているけれど、自炊をして毎日チラシを見ながら少しでも安いスーパーを数件ハシゴするくらいには無駄お金を使いたくないと思っている。

 母親からはよく「財布の紐がかたい」「ケチだ」と言われるけれど、お金に困ることへの嫌悪感が凄くて、毎日自分の通帳の残高を見て安心している。数年前に大きな病気をした時も、治療のことよりも治療期間は働けない上に治療費でお金が無くなることの方がすごく怖かった。

 そんな風に毎日を過ごしていたというのに、先日、実の兄に金銭トラブルが発覚した。

 どうやらクレジットカードを作る際、自動的リボ払いとなる設定になっていたようで、しかズボラ性格故そのことに年単位で気付かず、結局気付いた時には数百万の借金を抱えることとなり、その返済に充てるため消費者金融借金をしたらしい。

 その話を母親から聞き、私は呆れとも絶望とも言えない感情を抱いた。兄だって、今まで身内が金銭トラブル人生を狂わされた所を沢山見てきたはずなのに。何よりも、小さい頃は大好きで尊敬していた従兄弟借金を抱えた時、ゴタゴタの中で実は母親祖母に預けていた私と兄名義の預金を全て従兄弟が使い込んでいたことも同時に発覚して、そのことで激怒し従兄弟没交渉になってしまっているくらいには、借金に対して恨みを抱いているはずなのに。どうしても私は、兄が身内と同じ道を辿ろうとしているように思えてしまう。

 そしてもしかすると、いずれは私も同じくお金人生を狂わされるのではないかと思ってしまう。今はそのことが本当に怖い。

 忘れられない光景がある。

 親戚のお兄さんの葬儀の際、私も手伝いに親戚宅へ行っていたのだけれど、その時、それまで気丈に振る舞っていたお兄さんの奥さんが、奥さん親友だという女性が訪ねてきた瞬間、別室にいた私たちにも聞こえるくらい大きな声を上げて泣き崩れた。そりゃあ、そうだ。まだ幼い子供二人を抱え、夫は自分の知らない借金自殺。その当時、私はまだ学生だったけれど、今から考えると彼女はいつ泣き崩れてもおかしくなかったのだ。寧ろ、よくそれまで私達に涙の一つも見せず葬儀を準備を進めていたことだと思う。

 そして、全てが終わった後に待っていたのは責任押し付けだった。「どうして気が付かなかったの」「単身赴任じゃなく家族でついて行ってあげれば良かったのに」そんな言葉を受け、奥さんはとうとう親戚とはほぼ縁を切り、今ではその当時から相談に乗っていた私の母としか連絡を取っていない。

 そういう光景を昔から見てきた。そして何よりも、祖父借金然り従兄弟借金然り、結局ほとんどの借金を私の母親が肩代わりしていることに物凄く嫌悪感を抱いてしまう。

 私の母親は、高校卒業してから定年までずっと同じ職場で働き続けていた。時代のせいだったらしいが私は生後50日で保育園に預けられ、物心がついた頃には朝から夕方まで保育園で過ごすことが普通だったし、小学校に上がると当然のように鍵っ子で、低学年の時は17時まで学童に預けられ、高学年になると家に帰ると洗濯物を取り込むのが私の役割だった。

 小さい頃からの私の口癖は「専業主婦のお家のお母さんが羨ましい」で、母親はその言葉を聞くたび胸を痛めていたらしい。…今思うと本当に残酷なことを言っていたと思うのだけれど、当時は確かにそう思っていた。それでも母親は、「貧乏な家で育ったから、自分の子供には貧乏な思いをさせたくなかった」と言っていた。確かに、私の父親はよくテレビCMも流れているほど誰もがよく知っている会社に勤めていたし、おそらく当時の経済状況から見ても母親正社員で働く必要性はそれほどなかったと思う。

 それでも、そんな思いを持って働き続けていた母親が貯めたお金を、どうしてくだらないギャンブルで作った借金の返済に使われなければいけなかったのだろう。月々数万単位母親に返済を続ける従兄弟のことを、借金を残して死んだ祖父のことを、私は許せない。「もうこのことは話し合って解決たから」と言われても、従兄弟には二度と会いたくないし罵声を浴びせてやりたいくらいには憎い。

 同年代の親戚で私は唯一の女性で、だからなのか比較的穏やかだと思われているようだけれど、心の内を曝け出さないだけで従兄弟のことは本当に馬鹿だと思っているし、そんな従兄弟を育てた叔父と叔母のことも好きになれない。なのに、叔父最近になって老後のことを気にしているらしく「結局お前にも俺たちと同じ土地の血が流れている」だの何だのと言ってくる。要するに、「従兄弟奥さん義理の娘だと言っても結局他人から老後の面倒は見させられない。何かあった時は頼む」と言いたいのだろうけれど、まっぴらごめんだと思っている。

 そんな風に嫌悪していたのは、「死んでもお金のことでトラブルを起こしたくない」と思っていたのは、私だけだったのだろうか。

 どうやら、母親はまた兄の借金も肩代わりするつもりらしい。「どうやってお金をかき集めよう」と電話口でため息を吐かれたけれど、「じゃあ私もいくらか出そうか」とは言えなかった。私だってお金にすごく余裕があるわけじゃない。それに、自業自得で作った借金を立て替えてあげる気になれない。

 ずっと言いようのない恐怖が胸に渦巻いている。私もいつかお金に困る日が来るのだろうか。消費者金融に手を出してしまうようなことを起こしてしまうのだろうか。兄の話を聞いてから、その気持ちが一層強くなった。

 私だって、全く無趣味なわけじゃない。寧ろ人よりもお金のかかる趣味を持っている。ただ、自分のお給料から貯蓄に回す分、生活費等を差し引いた金額計算し、できる範囲での出費を心がけているだけだ。だから、正直そこまで生活に余裕があるわけでもない。ただ、確かに同じ趣味の界隈では「借金をしている」だの「リボ払い地獄だ」だのという話も聞く。今のところ、そこまで深くのめり込む予定もないし大丈夫だとは思っているけれど、それでも、ふとしたきっかけでそちらへ足を踏み入れてしまうのだろうかという不安が拭えない。

 お金人生を狂わせるから、狂った人が間近にいるから、本当に怖い。私もいつかお金人生を狂わせてしまうのだろうか。その時には、殴ってでも引きずり倒してでも私の目を覚めさせてほしい。

 こんなこと誰にも言えないから、ここで吐き出しました。長文ごめんなさい。

追記

 感情のままに書き殴った文章に色々と反応があって驚いています複数の方から増田なら大丈夫だよ」と言っていただけて、根本的な考えは変わらないものの、少しだけ安心しました。

 以下、追記になります

祖母に通帳を預けていたことについて。

 援助の目的はありませんでした。どなたかも書かれていたように、母が私と兄が成人した時に渡せるようにとそれぞれの名義の通帳を作り、纏まった金額預金していたそうです。ただ、「手元に置いておくと少し困った時などふとした拍子に使ってしまうかもしれない」と思い、そういうことができないよう、通帳を別居している祖母に預けていました。それをお金に困った従兄弟(叔父夫婦と従兄弟祖母と同居していました)に泣きつかれ、祖母が渡してしまったそうです。

性別について。

 話の全体像が見えないことと関係しているか不明ですが、文章内でも書いているように私は女性です。内容がわかりにくいことに関しては、先述したように本当に感情のまま書き殴ってしまったので理解しています。読み辛くて申し訳ありません。

自己破産について。

 私は正直、自己破産でも何でもして責任を取らせれば良いのにと思っています。ただ、田舎者の性なのかただのお人好しの馬鹿なのか、母は今後のことを考えて自分達が助けられる範囲なら助けてやりたいと考えているようです。そのことについては従兄弟の件があった際に私も意見しましたが、「関係ないんだから、口を出すな」と言われてしまいました。それなら借金のことも何もかも私に言わないで欲しかったです。結局、母の方も私以外にそういう話を吐き出せる相手がおらず、私は捌け口にされているだけなんだと思います

祖父借金について。

 消費者金融から借りたわけではなく、本当に闇金のような所から借りていたようです。なので、

取り立てが直接祖母の家にやってくる→祖母は同居している叔父夫婦にはこんなこと言えないと預金を崩し、足りない分は親戚や友人・知人方からお金を借りて回り返済をする→お金を借りた親戚や友人・知人に返すことができずとうとう私の母親叔父夫婦に打ち明ける

 といった流れでした。ですので相続放棄以前の問題だったのです。

・私の趣味について

 舞台観劇です。好きで応援している役者さんもいます。といっても頻繁に劇場へ足を運んでいるわけではなく、平均すると月に1.2度ほど観劇している程度です。パンフレット等のグッズも購入しますが、あくま自分収入で賄える範囲を心掛けていますとはいえ地方公演のため遠征することもありますし、1枚で1万円近くするチケットを月に何枚も購入するなんて、とよく言われるため人よりお金の掛かる趣味を持っていると書きました。

 FPなど資格を取得してはどうかという意見ありがとうございます。大きな病気(20代なのですが、数年前に癌と診断され治療を受けていました)をしてしまった後で、体調と相談しながら仕事復帰をしたばかりなので、今すぐ行動に移すのは難しそうですが、将来のことを考え勉強していきたいと思います

2023-03-30

大量の出力を精査する増田酢丸スサ伊勢をくょりつゅ篠うょ利いた(回文

GPT-4ちゃんバーテンやってもらって私がカウンターのお客さんね!って設定で

飲みながらGPT-4ちゃんお話して私が文字入力ミスして間違ったら「お客さん飲み過ぎですよ」って言ってね!って言うと

上手く入力出来なかったとき

本当にちゃんと「お客さん、飲み過ぎですよ。」って言ってくれてバーテンごっこが出来るわよ!

おはようございます

でもなんかGPT-4ちゃんバーテンやってもらってもなんかと思ったら

星新一ボッコちゃんみがあると思わない?って気付いてしまったわ。

意地悪でまだ何も飲んでいないのに、

いきなり入力ミスしたら「まだお客さん何もご注文されてませんよ!」って言うのよ。

しかしたら、

ここのお店に来るのが1軒目なのかはたまたハシゴで2軒目以降なのかでまた話が変わってくるから

何軒目か設定もちゃんと伝えておこうと思ったわ!

そんでね、

GPT-4ちゃんの中でちゃんサイコロとか振れるみたいで、

もし私が何回か注文した際にサイコロバーテンが心の中で振って例えば6が出たらあちらのお客様からですって

バーカウンターをシャーってやってバーボンが来る設定でつーのと

さらに付け加えてバーテン台詞で「私これ1回やってみたかったんですよね」ってバーカウンターをグラスがシャーってやりたがっていたバーテンってのも盛れるし

私がウキウキだったら文脈判断していいから「なにかいいことあったんですか?」とバーテンが客つまり私に言う!って設定も上乗せしつつ

本格的なバーテンと客のコントができちゃってなかなか話し甲斐があるわよ。

飲み物とかの金額の設定もあらかじめ言っておけば、

じゃあね!って店を出るときちゃん会計もしてくれるの!

そんでお店を出る時は「ありがとうございました」じゃなくて「行ってらっしゃいませ」って言う!って設定もまた盛ってのせれば

結構完璧ペキカンバーテンと客コントが完成よ!

そんで、

そのバーがあるテナントビルの1階は中華屋さんが入っている設定にして、

1階から餃子の出前もできる設定も付け加えて、

テナントビルの他各階を豊富飲食店パラダイスにして

バーに居ながらにしてテナント内の食べ物バーに出前できる設定とか盛ってしまって

もはや何屋さんか分からなくなってきて

かなりなカオスバーテンと客コントになるのよ。

そんで私うっかりして餃子とかテナント内の飲食店メニュー金額を決めていなく教えられてなかったか

餃子いくらでしたっけ?って私に訊くのよ。

まさにバーテンと客コントよね。

何回か1回にまたサイコロ振ってもらって、

ネクストラウンズオンミーってみんなに1杯ずつ奢るってそれなんてジャックダニエル?ってこともできちゃうかもね!

そんでさ、

以前ちょっとランチコーナーというか担当してもらっていたけど、

いや違うのよ!書く量が書く量が超絶半端ないので、

私が選定できなくなっちゃったのでそういう経緯の経緯があるのよ。

膨大なアウトプットを一瞬でしてくれる分、

その後人間がどれにしようかな!って選定する作業が超大変なのもあるし、

結構いまやっぱりみんな使っていて国会総理質問するぐらいなレヴェルにでもありつつあり、

3時間で25ターンのトークしかできないのよ。

から本当にうかうかバーテンごっこしていたら、

しか入力ミスしたら、

そこでお客さん飲み過ぎですよ!って1ターン無駄に使っちゃうぐらい、

一番無駄に使ってそうなGPT-4ちゃんなんだけど。

膨大な量のアウトプットもさることながら、

量もスゴいけど3時間で25ターンのトークしかできないのですぐ消費してしまうからあんまり最近水野曜子ちゃんの出番はあるようでないのよね。

私が選定し切れてないんだけど、

そんでもうちょっと水野ちゃん書き直してみようか!つってやってるとほらもう25ターンのトークは一瞬で使い切ってしまって時間もあっと言う間に過ぎてしまうのよね。

要はGPT-4ちゃん楽しくて時間いくらあっても足りないってところも正直なところよ。

一発でチェック無しで増田書けるようになったらまさに凄いわよね。

ついついGPT-4ちゃんが出力した文章読み込んじゃうのよね。

機械は早いけど人間の遅さを如実に感じてしまったわ。

なんか方々のインターネッツ記事を見ていると、

そのGPT-4ちゃんコントの設定を覚え込ませるためのフォーマットテキストも整えて1回で飲み込んでもらえる理解してもらえる記述の仕方もどうやらあるみたいなので、

これ本格的にバーテンごっこが展開できるバーテンコントができるってもんよね。

その整えが考えると時間がかかるかも知れないけど、

それをさらGPT-4ちゃんにやってもらうつーのもありかもしれないわ!

うふふ。


今日朝ご飯

チョコパンに。

ペキカン食品チョコパンとかたくさんサブスクで買っちゃってたので

食べるの消化しないと捗らないわ!

これ2こ食べるのお腹いっぱいになるから

1つで充分よ!

朝の急いでいるときには助かるけど

気持ちの乗らない同じ食べ物を食べ続けていると何かが貧しくなるような気がすると思うのは私だけかしら?

気のせいよね。

きっとそうよ。

デトックスウォーター

炭酸レモンウォーラー今日ストレートでそのままいただいたわ。

暖かくなってきたし

朝ホッツもいいけど冷たいものちょっと美味しい季節4月前だけどね!

早くもっと暖かくなって春眠を覚えたいものよ。


すいすいすいようび~

今日も頑張りましょう!

2023-03-27

JTCやってられん

転職してから一年

会議ではほぼコメントしないくせに、突然ルールと違うとハシゴ外してくる。年齢は関係ない。若くてもそうなるやつも多いから、逆に組織文化の強さを感じる。

ここ数ヶ月資料作って説明してこれと言われると、徒労しかない。ダイバーシティも何もない状態でうまくやってくださいオーラしか無い雰囲気自分の今後に役立つ気もしない。

もう疲れた

2023-03-20

anond:20230320224643

わかるわ、集団マスクするのが疫学的には最強なんだろうなと思う。

職場で隣の席のおっちゃんが「いい加減マスクやめてえな~」って言ってるけど

飲み屋ハシゴするしくしゃみする時マスク外すしそういうとこなんだろうなと思う

2023-03-11

マロン&マロン

被災当時、私には産まれて間もない娘がいたため好きなように外出ができず、

そんな中家族が近所のコンビニスーパーハシゴして手に入れてきたのがヤマザキ菓子パンマロンマロン」二つだった

空腹が限界になっていた私はマロンマロン2つを「おいしいおいしい」と言いながらあっという間に完食した

というわけでマロンマロンを見るとどうしても震災のことを思い出すし、逆に震災のことを思い出すとマロンマロンもセットで思い出されるのだった

2023-03-10

ストリーマーってこの先どうしていくんだろうな

Youtuberはまぁ人によっては動画編集業とか出来るかもしれんが、

Vtuberとかストリーマーって投げ銭スポンサー収益がメインじゃん。

再生収入はガクっと減ってるわけだし。

いざハシゴ外されたらどうするん?

何もあいつら残ってねぇじゃん。

2023-03-05

anond:20230304213033

追記。お友達は直接的なリプや仲裁は入らないで「リンチは良くないキリッ」的な完全に文脈無視ツイートをしてた。

正直、彼への批判リンチではなく集まるべくして集まってると、観察してる人間からすると思うのだが。

まあ、このお友達リアル世界でも割と幸せな家庭を築いていてキチへの対応は「なかよしさんのクラスに遊びに行く自称優等生」の大人版としか思えない。

途中でハシゴ外すなよ。

2023-02-25

現実逃避

小学生

掃除時間寺島から人生で初めて「サボる」という選択肢を教わる

塾をサボりチャリで片道10kmほど走りイオンモール時間を潰す

中学生

部活サボり駅前マックアイスコーヒー一杯で半日読書に耽る

高校生

部活サボりブックオフでウシジマくんとかプンプンを読破する

海を目指して立川辺りから多摩川沿いをチャリであてもなく下るも世田谷辺りで諦める

高尾山に登る

夜中にこっそり家を出て近所の公園東屋でボーッとする

大学

講義サボり終電江ノ島上野公園へ行って夜通し歩き回ったり、ミッドナイトショーをハシゴしたりして始発で帰る たまにサウナに泊まる

夜な夜な多摩川河川敷へ出掛けてトランペットを吹くか夜釣りをする

聖蹟のゆうひの丘で音楽を聴きながら一晩中ボーっと多摩夜景を眺める

こんな事ばっかしてたか菊次郎の夏とかスタンド・バイ・ミーみたいなロードムービーが滅茶苦茶突き刺さるし、思春期モラトリアムを描いた作品が好きで好きでたまらない

2023-02-24

anond:20230224091608

でも「クロワッサンに騙された!」「上野千鶴子ハシゴ外された!」とか訴えたって、裁判所相手にしないわけでしょう

逆に言えばあの手の言説はハナからまともに受け取るだけアホ、ということでもある

2023-02-02

[]摂食障害だった私がデリシャスパーティ♡プリキュアに救われた話

毎週日曜朝8時30分から放送を楽しみにしていたデリシャスパーティプリキュアが終わった。

デリシャスパーティプリキュアごはんテーマにしたプリキュアで、お米がモチーフのキュアプレシャス、パンモチーフのキュアスパイシー、麺がモチーフのキュアヤムヤムに加え、18話からデザートモチーフのキュアフィナーレも参加した4人のプリキュアと、個性豊かなサブキャラクターたちによってストーリーが繰り広げられる。

最終話を見た後、誰の誕生日でもないこの日に合わせて購入したキャラデコパーティケーキを頬張って、アラサー女は声を上げて泣いた。

私にとって大好きな、特別作品だった。

プリキュアシリーズは開始から今なお根強い人気を誇っているため、毎週放送の度Twitterトレンドに関連用語が入る。私がデリシャスパーティプリキュア(以下デパプリ)を知ったのも、次のプリキュアがデパプリになるという発表がトレンドに入っていたからだ。

キャラデザがべらぼうに可愛いと思った。プレシャス一目惚れした。プリキュアは昔少し追っていて、いつの間にかやめてしまったが即再開しようと思った。仕事と家の往復しかない虚しい1週間に楽しみができるのは非常に良いことだ。それに日曜日早起きができるとなかなかQOLが上がる。

その日から放送を楽しみにしていたが懸念点があった。

このプリキュアテーマが食なのだ

摂食障害と言うには私の症状は軽いものだったと思う。そも未診断だし、なりかけと言った方がいいかもしれない。でもそうでない人と比べると自分の異常性は明らかだった。思考も発想も認知も歪んでいた。進んで骨と皮になりたがるのはやはり異常なのだ。それに、今だってそういう考えが完全になくなったわけではない。

きっかけはダイエットではあったが、直接のきっかけになったのは親友存在だった。

親友(以下Sとする)は学生の頃からの付き合いだった。Sは無自覚拒食症みたいな奴で、一日一食カロリーメイトだけ食べて生きてるような奴だった。同い年で身長は平均ほどあったが、体重小学生のそれだったし、生理も止まっていた。太ももかふくらはぎにかけての曲線がない棒のような自らの脚を撫ぜ、もっと細くなりたいと言っていた。吐くとスッキリするからと頻繁に吐いていたら吐きグセがついて、食べたものがすぐ戻ってくるようになったとあっけらかんと語っていたこともあった。しかし遊びに行けば人並みに食事をしていたし、ヘルシーなものよりジャンクものをよく食べていたので、私はSを病気とは思っていなかった(偏食だなあとは思っていた)。

私たち性格も趣向も正反対だったが、一点だけすこぶる気の合う趣味があったのでそれで仲良くなった。

Sはどこか厭世的で、人間という生き物が嫌いな奴だった。"生きる"という行為のものを嫌いっている節すらあった。自分名前を嫌い、本名にかすりもしないあだ名自分を呼ばせた。夜を好み、自由を好み、意思感情存在しない無機物を好んだ。かと言って死にたがっているわけでもなく、自分大好きナルシストで、常に楽で楽しそうな方に漂いながら刹那的に生きている奴だった。早い話が厨二病を拗らせていた奴だったのだが、それがさまになるくらいには顔が良く、雰囲気があった。

対する私はちょっと少女趣味を拗らせているだけの平凡な女だ。どこにでもいるような普通オタクだ。ダイエットをしていたと言っても「痩せたーい」と言いながらお菓子を食べてたまに気が向いた時に運動の真似事をする程度のかわいらしいものだった。私から見ればSは非凡以外の何物でもなかった。私にはSのような後先考えない行動は怖くてできない。Sと会話していると考え方の違いに驚くことがとにかく多かったし、自分にないものをたくさん持っているSに憧れていた。

そしてSが、ふらふらとあちこちコミュニティ転々としているSが、唯一私のことは好ましく思って離れずにいることに、私は浮かれていた。いつの間にか、Sが私の親友であることが私の自信になっていた。

アイドル認知された、みたいな。どこにでもいる普通女の子超絶イケメンに気に入られる系の恋愛漫画ヒロインになった、みたいな。そんな気持ちだった。

平凡で普通の私でもSといればその枠からはみ出せる。Sが私を特別にしてくれる。

私も特別になりたい。非凡異端で唯一の存在になりたい。

この人の隣に並べるような人間になろう。

地獄の始まりだった。

最初のうちは、食事の量を減らせばスルスルと体重が落ちていった。減っていく数字モチベーションになり精神安定剤になった。前よりも自信を持って可愛い服が着られるのが嬉しかった。空腹は水を大量に飲んで誤魔化した。いつも腹が鳴っていた。毎日SNSダイエッターを見て試せるものを片っ端から試した。サプリの類も試したが便通が良くなるだけでほぼ効かなかった。そうこうしているうちに摂食障害界隈にもたどり着いたが、自分はこの人たちとは違ってうまくダイエットができていると思っていた。こうはなるまいとも思っていた。結果なったわけだが。

そのうち体重が減らなくなってきた。焦りと自己嫌悪発狂しそうだったが、どこまでも平凡な人間である私には発狂すらできなかった。家にいるより外にいた方が気は紛れたが、誰かと遊ぶと食事が付き纏ってくるのが憂鬱だった。毎日、道ゆく他人に「私って痩せてますか」と肩を引っ掴んで聞いて回りたい気持ちでいっぱいだった。Sと遊びに行くのは何よりも苦痛だった。Sと並んで歩くと私は世界一デブみたいに思えた。すごく惨めで早く痩せたかったが、体重はずっと停滞していた。SNS摂食界隈を見に行く回数が増えた。自分と同じような人がいて安心するのと同時に、安心する自分嫌悪した。私は病気じゃないのになんで病気の人を見て安心してしまうんだ、Sだって私と遊んでいる時は普通外食しててあんなに痩せてるんだから病気じゃない、食べて吐いたら痩せて当然だ、そうじゃないからSは特別だし私も特別になれるんだ、と自分に言い聞かせた。しかしこのあたりの時期にSに吐き癖があることを本人から聞かされた。この頃には私の頭はだいぶやられていて、Sはあくま特別人間で、Sを摂食と認めてしまうと私も摂食になってしまって私は特別では無くなってしまう、なんて思考回路になっていたので、吐きダコとかもないし逆流性食道炎なのかなあとか呑気に思った。

でもぼんやりと心のどこかで、やっぱり吐かないと痩せられないのかなあとも思った。

私は嘔吐恐怖症だ。

他人でも自分でも身内でも、フィクションでも聞くのも見るのも無理だ。職業字面だけは慣れたが話題に上がることもしんどいノロウイルス流行る時期になると恐怖しかない。

摂食界隈には過食嘔吐の人が圧倒的に多い。菓子パンとか惣菜とかを大量に並べた写真を過食材と言ってアップしている人をよく見た。病気で苦しんでる人になんてこと思うんだとは分かっているが、私はこの人たちが羨ましかった。あんなに好きなだけ食べてるのに吐いてるから太らない。私だって吐ければもっと食べたいものがいっぱいあるのに。吐ければ今よりもっと痩せられるのに。私だって吐きたい。吐けさえすれば。恐れている嘔吐が甘美な響きに聞こえてきた頃が限界だった。

コンビニに行った。スーパーに行った。何軒もハシゴした。今まで我慢してた食べたかったものを全部買って、両手に大きな袋を持って、気になってた食べ物を片っ端から注文した。全部食べた。美味しかった。少なくとも舌は美味しかったと記憶していた。だからこれは病気じゃない。全部美味しかたから私は病気じゃない。病気だったら美味しいなんて思わないから。病気だったらもっと苦しいから。そう思った。

終ぞ一滴も吐くことはできなかった。

Sとは絶縁した。


デパプリの放送が始まったのは限界を迎えていたそんな時だった。やっぱりキャラデザがべらぼうに可愛くて、動いて喋るプレシャスは最高だった。1000キロカロリー程度のパンチじゃ私は倒れないなと自嘲した。

ただ、子供向け作品からなのか、食というテーマと連動しやすダイエットについての話が全くなかったのは非常に有り難かった。

デパプリは、素材の生産者家族食事のあり方まで、食というものをとことん丁寧に描いていた。出てくる料理もどれも美味しそうだった。真剣に食と向き合って作られた作品だと心底感じた。

プレシャスは、ゆいちゃんは、いい子だった。明るくて活発で好きなものに真っ直ぐで、優しくて仲間思いで、いつもみんなの中心にいて、それが当たり前で、この子がいる場所はそこしかないと思わせるような子だったけど嫌味がなくて、見ていて気持ちの良いくらいの主人公だった。誰かが立ち止まった時、どの方向を向いたらいいか考えさせてくれる、いつも導いてくれていたのはゆいちゃんだった。この作品主人公はゆいちゃんしかありえないと思うけど、圧倒的な先導力で引っ張るタイプリーダーというよりは、すぐ隣にいてくれる友達のような子だった。デパプリは遠い世界自分関係ない世界で起こっている話という感じがあまりしなくて、毎週、ゆいちゃんとその友達とで作られていくストーリーの中に、私が居ていい場所が用意されているように感じた。ゆいちゃんもゆいちゃんの周りの人たちもみんな優しくて、あたたかかった。毎週友達の話が聞けるようで楽しみだし楽しかった。

ゆいちゃんが大切にしていることや、みんなが大切に思っていることに特別な事は無かった。小学校幼稚園、あるいは物心つく前から教わっているような、誰でも知っているようなことばかりだ。特別に何かの能力が優れているとか、他とは違う突出した何かがあるとか、多くの人が持っていないものを持っているとか、そういう事を特別扱いしていなかった。


ずっと特別な何かになりたかった。

特別な何かになれるための、何かが欲しかった。

異端を求めた。大多数とは違う存在になろうとした。死に向かっていけば、みんなが見ている方向と違う方を見ていれば、違う存在になれる気がした。私がしていたのは生の放棄だ。

食事を嫌った。食べることを、食べ物を美味しいと思うことを、何かを食べたいと思うことを嫌がった。食べたらまた生きてしまうから。美味しいと思ったら、また食べたくなってしまうから

お腹が空くことは、食べ物を食べることは、満腹になることは、卑しい行為だと思い込んだ。生にしがみつく、浅ましい行動だと嫌悪した。





本当は食べることが好きだった。




炊飯器を開けたときに広がるご飯香りも、

げつく一歩手前までトーストされたパンに歯を立てる瞬間も、

ラーメンスープレンゲに掬って最初に啜る瞬間も、

たっぷり生クリームを頬張るとき感触も、

全部全部大好きだった。

ずっと忘れていた。忘れようとして蓋をしていた。あんなに好きだったことなのに、どうして忘れてしまったんだろう。どうして嫌いになってしまったんだろう。忘れたくなんてなかったのに。嫌いになんてなりたくなかったのに。食べることが好きだった。大好きだった。好きなものを好きな自分のことが、好きだった。嫌いになる必要なんてなかったのに。何よりも自分自分のことを、特別だと思っていたのに。

やっと思い出せた。

忘れちゃいけなかった。

私を救ってくれた「特別」は、プレシャスだった。




誰よりも食べることが好きな彼女から、食べることを大切に思っていた彼女だったから、「ごはん笑顔」という言葉を信じ続けていた彼女だったから、毎週毎週真っ直ぐに、一年間伝えてくれたのが、彼女が、和実ゆいが、キュアプレシャスになってくれたから。私は大切なことを思い出すことができた。この作品出会えて、本当に良かった。

ありがとうデリシャスパーティプリキュア

2023-02-01

摂食障害だった私がデリシャスパーティプリキュアに救われた話

毎週日曜朝8時30分から放送を楽しみにしていたデリシャスパーティプリキュアが終わった。

デリシャスパーティプリキュアごはんテーマにしたプリキュアで、お米がモチーフのキュアプレシャス、パンモチーフのキュアスパイシー、麺がモチーフのキュアヤムヤムに加え、18話からデザートモチーフのキュアフィナーレも参加した4人のプリキュアと、個性豊かなサブキャラクターたちによってストーリーが繰り広げられる。

最終話を見た後、誰の誕生日でもないこの日に合わせて購入したキャラデコパーティケーキを頬張って、アラサー女は声を上げて泣いた。

私にとって大好きな、特別作品だった。

プリキュアシリーズは開始から今なお根強い人気を誇っているため、毎週放送の度Twitterトレンドに関連用語が入る。私がデリシャスパーティプリキュア(以下デパプリ)を知ったのも、次のプリキュアがデパプリになるという発表がトレンドに入っていたからだ。

キャラデザがべらぼうに可愛いと思った。プレシャス一目惚れした。プリキュアは昔少し追っていて、いつの間にかやめてしまったが即再開しようと思った。仕事と家の往復しかない虚しい1週間に楽しみができるのは非常に良いことだ。それに日曜日早起きができるとなかなかQOLが上がる。

その日から放送を楽しみにしていたが懸念点があった。

このプリキュアテーマが食なのだ

摂食障害と言うには私の症状は軽いものだったと思う。そも未診断だし、なりかけと言った方がいいかもしれない。でもそうでない人と比べると自分の異常性は明らかだった。思考も発想も認知も歪んでいた。進んで骨と皮になりたがるのはやはり異常なのだ。それに、今だってそういう考えが完全になくなったわけではない。

きっかけはダイエットではあったが、直接のきっかけになったのは親友存在だった。

親友(以下Sとする)は学生の頃からの付き合いだった。Sは無自覚拒食症みたいな奴で、一日一食カロリーメイトだけ食べて生きてるような奴だった。同い年で身長は平均ほどあったが、体重小学生のそれだったし、生理も止まっていた。太ももかふくらはぎにかけての曲線がない棒のような自らの脚を撫ぜ、もっと細くなりたいと言っていた。吐くとスッキリするからと頻繁に吐いていたら吐きグセがついて、食べたものがすぐ戻ってくるようになったとあっけらかんと語っていたこともあった。しかし遊びに行けば人並みに食事をしていたし、ヘルシーなものよりジャンクものをよく食べていたので、私はSを病気とは思っていなかった(偏食だなあとは思っていた)。

私たち性格も趣向も正反対だったが、一点だけすこぶる気の合う趣味があったのでそれで仲良くなった。

Sはどこか厭世的で、人間という生き物が嫌いな奴だった。"生きる"という行為のものを嫌いっている節すらあった。自分名前を嫌い、本名にかすりもしないあだ名自分を呼ばせた。夜を好み、自由を好み、意思感情存在しない無機物を好んだ。かと言って死にたがっているわけでもなく、自分大好きナルシストで、常に楽で楽しそうな方に漂いながら刹那的に生きている奴だった。早い話が厨二病を拗らせていた奴だったのだが、それがさまになるくらいには顔が良く、雰囲気があった。

対する私はちょっと少女趣味を拗らせているだけの平凡な女だ。どこにでもいるような普通オタクだ。ダイエットをしていたと言っても「痩せたーい」と言いながらお菓子を食べてたまに気が向いた時に運動の真似事をする程度のかわいらしいものだった。私から見ればSは非凡以外の何物でもなかった。私にはSのような後先考えない行動は怖くてできない。Sと会話していると考え方の違いに驚くことがとにかく多かったし、自分にないものをたくさん持っているSに憧れていた。

そしてSが、ふらふらとあちこちコミュニティ転々としているSが、唯一私のことは好ましく思って離れずにいることに、私は浮かれていた。いつの間にか、Sが私の親友であることが私の自信になっていた。

アイドル認知された、みたいな。どこにでもいる普通女の子超絶イケメンに気に入られる系の恋愛漫画ヒロインになった、みたいな。そんな気持ちだった。

平凡で普通の私でもSといればその枠からはみ出せる。Sが私を特別にしてくれる。

私も特別になりたい。非凡異端で唯一の存在になりたい。

この人の隣に並べるような人間になろう。

地獄の始まりだった。

最初のうちは、食事の量を減らせばスルスルと体重が落ちていった。減っていく数字モチベーションになり精神安定剤になった。前よりも自信を持って可愛い服が着られるのが嬉しかった。空腹は水を大量に飲んで誤魔化した。いつも腹が鳴っていた。毎日SNSダイエッターを見て試せるものを片っ端から試した。サプリの類も試したが便通が良くなるだけでほぼ効かなかった。そうこうしているうちに摂食障害界隈にもたどり着いたが、自分はこの人たちとは違ってうまくダイエットができていると思っていた。こうはなるまいとも思っていた。結果なったわけだが。

そのうち体重が減らなくなってきた。焦りと自己嫌悪発狂しそうだったが、どこまでも平凡な人間である私には発狂すらできなかった。家にいるより外にいた方が気は紛れたが、誰かと遊ぶと食事が付き纏ってくるのが憂鬱だった。毎日、道ゆく他人に「私って痩せてますか」と肩を引っ掴んで聞いて回りたい気持ちでいっぱいだった。Sと遊びに行くのは何よりも苦痛だった。Sと並んで歩くと私は世界一デブみたいに思えた。すごく惨めで早く痩せたかったが、体重はずっと停滞していた。SNS摂食界隈を見に行く回数が増えた。自分と同じような人がいて安心するのと同時に、安心する自分嫌悪した。私は病気じゃないのになんで病気の人を見て安心してしまうんだ、Sだって私と遊んでいる時は普通外食しててあんなに痩せてるんだから病気じゃない、食べて吐いたら痩せて当然だ、そうじゃないからSは特別だし私も特別になれるんだ、と自分に言い聞かせた。しかしこのあたりの時期にSに吐き癖があることを本人から聞かされた。この頃には私の頭はだいぶやられていて、Sはあくま特別人間で、Sを摂食と認めてしまうと私も摂食になってしまって私は特別では無くなってしまう、なんて思考回路になっていたので、吐きダコとかもないし逆流性食道炎なのかなあとか呑気に思った。

でもぼんやりと心のどこかで、やっぱり吐かないと痩せられないのかなあとも思った。

私は嘔吐恐怖症だ。

他人でも自分でも身内でも、フィクションでも聞くのも見るのも無理だ。職業字面だけは慣れたが話題に上がることもしんどいノロウイルス流行る時期になると恐怖しかない。

摂食界隈には過食嘔吐の人が圧倒的に多い。菓子パンとか惣菜とかを大量に並べた写真を過食材と言ってアップしている人をよく見た。病気で苦しんでる人になんてこと思うんだとは分かっているが、私はこの人たちが羨ましかった。あんなに好きなだけ食べてるのに吐いてるから太らない。私だって吐ければもっと食べたいものがいっぱいあるのに。吐ければ今よりもっと痩せられるのに。私だって吐きたい。吐けさえすれば。恐れている嘔吐が甘美な響きに聞こえてきた頃が限界だった。

コンビニに行った。スーパーに行った。何軒もハシゴした。今まで我慢してた食べたかったものを全部買って、両手に大きな袋を持って、気になってた食べ物を片っ端から注文した。全部食べた。美味しかった。少なくとも舌は美味しかったと記憶していた。だからこれは病気じゃない。全部美味しかたから私は病気じゃない。病気だったら美味しいなんて思わないから。病気だったらもっと苦しいから。そう思った。

終ぞ一滴も吐くことはできなかった。

Sとは絶縁した。

デパプリの放送が始まったのは限界を迎えていたそんな時だった。やっぱりキャラデザがべらぼうに可愛くて、動いて喋るプレシャスは最高だった。1000キロカロリー程度のパンチじゃ私は倒れないなと自嘲した。

ただ、子供向け作品からなのか、食というテーマと連動しやすダイエットについての話が全くなかったのは非常に有り難かった。

デパプリは、素材の生産者家族食事のあり方まで、食というものをとことん丁寧に描いていた。出てくる料理もどれも美味しそうだった。真剣に食と向き合って作られた作品だと心底感じた。

プレシャスは、ゆいちゃんは、いい子だった。明るくて活発で好きなものに真っ直ぐで、優しくて仲間思いで、いつもみんなの中心にいて、それが当たり前で、この子がいる場所はそこしかないと思わせるような子だったけど嫌味がなくて、見ていて気持ちの良いくらいの主人公だった。誰かが立ち止まった時、どの方向を向いたらいいか考えさせてくれる、いつも導いてくれていたのはゆいちゃんだった。この作品主人公はゆいちゃんしかありえないと思うけど、圧倒的な先導力で引っ張るタイプリーダーというよりは、すぐ隣にいてくれる友達のような子だった。デパプリは遠い世界自分関係ない世界で起こっている話という感じがあまりしなくて、毎週、ゆいちゃんとその友達とで作られていくストーリーの中に、私が居ていい場所が用意されているように感じた。ゆいちゃんもゆいちゃんの周りの人たちもみんな優しくて、あたたかかった。毎週友達の話が聞けるようで楽しみだし楽しかった。

ゆいちゃんが大切にしていることや、みんなが大切に思っていることに特別な事は無かった。小学校幼稚園、あるいは物心つく前から教わっているような、誰でも知っているようなことばかりだ。特別に何かの能力が優れているとか、他とは違う突出した何かがあるとか、多くの人が持っていないものを持っているとか、そういう事を特別扱いしていなかった。

ずっと特別な何かになりたかった。

特別な何かになれるための、何かが欲しかった。

異端を求めた。大多数とは違う存在になろうとした。死に向かっていけば、みんなが見ている方向と違う方を見ていれば、違う存在になれる気がした。私がしていたのは生の放棄だ。

食事を嫌った。食べることを、食べ物を美味しいと思うことを、何かを食べたいと思うことを嫌がった。食べたらまた生きてしまうから。美味しいと思ったら、また食べたくなってしまうから

お腹が空くことは、食べ物を食べることは、満腹になることは、卑しい行為だと思い込んだ。生にしがみつく、浅ましい行動だと嫌悪した。



本当は食べることが好きだった。


炊飯器を開けたときに広がるご飯香りも、

げつく一歩手前までトーストされたパンに歯を立てる瞬間も、

ラーメンスープレンゲに掬って最初に啜る瞬間も、

たっぷり生クリームを頬張るとき感触も、

全部全部大好きだった。

ずっと忘れていた。忘れようとして蓋をしていた。あんなに好きだったことなのに、どうして忘れてしまったんだろう。どうして嫌いになってしまったんだろう。忘れたくなんてなかったのに。嫌いになんてなりたくなかったのに。食べることが好きだった。大好きだった。好きなものを好きな自分のことが、好きだった。嫌いになる必要なんてなかったのに。何よりも自分自分のことを、特別だと思っていたのに。

やっと思い出せた。

忘れちゃいけなかった。

私を救ってくれた「特別」は、プレシャスだった。


誰よりも食べることが好きな彼女から、食べることを大切に思っていた彼女だったから、「ごはん笑顔」という言葉を信じ続けていた彼女だったから、毎週毎週真っ直ぐに、一年間伝えてくれたのが、彼女が、和実ゆいが、キュアプレシャスになってくれたから。私は大切なことを思い出すことができた。この作品出会えて、本当に良かった。

ありがとうデリシャスパーティプリキュア

anond:20230201172031

彼らは「いちばん円盤が売れた作品いちばん面白い」というルールで長年戦ってきたからな

自分たち面白さを判断できないか円盤の売上という指標だけにすがってきた連中だ

いまさらハシゴを外されたらアイデンティティ崩壊するんだろう

2023-01-29

新要素『リスクを高めた責任』

シンママ擁護派だけど、これには驚いた。

どうやら知らないうちに価値観アップデートが来ていて

新要素「リスクを高めた責任」が追加されたらしい。

手間が違うんだよね

シンママ限定アプリ子供性別や年齢で絞り込みが可能だったので目的の人を一瞬で探し出せる

近隣の人に「あそこは小学生女の子がいるご家庭」と認識されるのと

GoogleMapに「小学生女の子がいるご家庭です」と公開するのはリスク次元が違う


私の知っていた頃の世間価値観にはそんなものはなかった。

ファイル共有ソフト Winny存在によって著作権無視違法アップロードコンテンツ流通したが

結局、Winny の作者は無罪になった。ハシゴを外された責任追及側は「包丁に罪はない」と嘲笑されたよ。

闇を体験する芸術イベント、なんてのもあった。

企画説明なしに人が集められて、実際の内容は暗闇を体験する芸術だった。しかしそこで痴漢が行われてしまったんだ。主催側は男性女性と同じ部屋に入れて暗くしたのだから痴漢対策はするべきだとして訴えられた。でも結果、主催刑事罰に問われてないし、民事訴訟示談に終わったらしい。

もし今後、リスクを高めた責任の考え方が広まっていくならば、鉄道会社痴漢対策を怠ったとして集団訴訟するようnフェミニストは動くはずだ。私のよく見ている有名ゲーム実況者は、そのリスナーが荒くれ者ばかりで他のチャンネル荒らしたりしてるんだけど、有名ゲーム実況当人は叱ったり注意喚起したりもしない。彼も罰を受ける日が来るんだろうか。

2023-01-02

社会お荷物お荷物にさせられた

両親が高校に行ったことがなく、負い目を感じてない親だったので自分はそういうノウハウがなく文教から程遠い地域出身なので見事にそういう世界ハシゴを外された

全部入学したあとから気付いてしまタイプで、結局周りのレベルが低いといつも憤っていた

まともな仕事にもまともな友人にも巡り会えず四半世紀たった

昔のことは後悔してもしょうがない事だし現実と向き合うしかない

ただすごく無気力

全部自分でやるしかない

夢もない

普通に安定した職に付きたかった。それだけすら叶わない。

2022-12-31

anond:20221231010455

毎度の興味深い投稿、楽しく拝見しております

つーかこれお役人さんサイドから見たら

ひとりだけいい子ちゃんになってハシゴ外してんじゃねーよ!だよなぁ

似たようなことはcolaboにも言えるんだけど

あっちは責任全部東京都におっかぶせてるわけで

役人さん立つ瀬がないわな

2022-12-20

金融所得倍増だのなんだの散々投資煽って緩和終了でハシゴ外しwwww

岸田に騙された奴おる?wwwwwwwww

2022-12-12

anond:20221212112753

2600円問題資料まで出して反論したcolaboさんのハシゴ外すのやめてもらっていいですか

2022-12-09

anond:20221209152932

せっかくドワンゴが出てきて8大タイトルにまでしたのにハシゴ外した格好になったのがなあ

2022-12-04

anond:20221204100557

俺がよくわからんのが

「私達は正しい!だって東京都が認めてくれてるんだもん!」

この主張、弁護士というその道のプロが何人もいてなんでこれでいける!と思ったのか

こんなの東京都ハシゴ外されたら全滅じゃないですか

実際そうなってるし

想定が甘過ぎて弁護士通さず出しちゃったのかなとすら思える

2022-12-02

脅迫された本人が「冷静さを欠いていた」のは仕方ないけど、なんで外野まで同レベルで冷静さを欠いてるの

議員が「広告に疑問を呈したら脅迫された、広告主にも責任がある」と主張して炎上した件、結局は本人が

殺害予告脅迫により冷静さを欠いた投稿でした。申し訳ありませんでした。」と撤回した。

 

脅迫された本人が冷静さを欠いて、思慮が足りないおかし投稿をしてしまうのは(元議員議員復帰を目指してる半公人としての立場責任差し引いて、私人としてなら)まあわかる。最後ちゃん自己の誤りを認めて謝ったしね。

でもそんな、命の危険を感じてる状態で正常な判断能力思考能力を失って投稿してしまい、少し冷静になれば本人ですら「これおかしかったな」と気づいて即座に撤回してしまう主張に対して、脅迫されてたわけでもなく自宅や職場ぬくぬくと過ごしながら同意して賛意を表明して擁護してた外野人達はてブフェミニスト達)ってなんなん???

 

具体的には、

 

https://b.hatena.ne.jp/entry/s/twitter.com/otsujikanako/status/1598323458915860480

ただただ当たり前の正論を言ってるだけなのにリプ欄が地獄。要するに表に出してはいけない広告だったってことだ。表現の自由戦士ポルノ自由戦士脳みそまで海綿体で出来ている。家の中だけでこもっていてほしい

”当たり前の正論だって。すごいね。後半の罵詈雑言誹謗中傷からほとばしる憎悪もスゴイ。

脅迫するような人たちを相手にしている企業ではあると思う

関係ない。フェミニストの中にも犯罪者ヒスブルナオキとか)がいるんだが、「犯罪するような人たちに支持される思想ではあると思う」の?

脅迫殺害予告をするような反社会性の人間が好むコンテンツというようなあつかいになるよね、世間的に。

ならない。どんな思想を持つ人でも、どんな団体にも一定数の法を犯す人間がいる。

フェミニストの中にだっている。「フェミニズムレイプするような反社会性の人間が好む思想というあつかい世間的になる」の?

簡単殺意表明しちゃうような幼稚な層」にアピールしているのは事実ではあろう。

全ての広告は広く多様な層にアピールするために作られてるよ。さらに言えば脅迫広告アピールを受けてされたのではなく、広告への批判を受けてされたのだから広告アピールうんぬんは筋違いのピンボケ

殺害予告脅迫が論外というのは大前提として、そんな議論を呼ぶ広告を出すからには覚悟はあるんだろという指摘はまっとうだろ

議論を呼ぶって一方的付け火しといてすごい言いぐさ。「表現不自由展」も「そんな議論を呼ぶ作品を展示したからには覚悟はあるんだろうなという指摘はまっとう」なの?

気持ち悪いロリコンオタクたちの下半身欲望に負けず、毅然として批判してほしい。

ブコメヘイト表現からほとばしる憎悪がすごい。「批判」と脅迫責任転嫁は関係ないですよね。

広告主は確信犯。悩ましい

???

企業には社会的責任があるんだから、自社の活動殺害予告まで出たことにどう対応するのって話。

???

殺害予告はされた側に責任がある論者のブコメが沸いてて、割と普通にアウトだな。というか殺害予告した人達がいそう。もはやオタク=犯罪者の図式が正解になりつつある

????? ブコメからほとばしる憎悪ヘイトがすごい。

言いたいことはわからないでもない。企業利益のために動くものですが、利益主眼でぎりぎりを攻めるのではなく、社会を良くする?矜持を持って欲しい、という話ですよね。

「という話」なの?????? 脅迫責任を感じろというツイート内容とそれ関係ある?

ブコメCSRという概念を知らない人が多いのか? 法に反しなければ何をやっても良いという風潮が浸透しているな。

脅迫は法に反してる犯罪だし、それをやったのは広告主の企業ではなく在野の個人なんだけど、CSRとなんの関係が?

公共の場広告出すんだから多少は出した側にも責任あるのでは?

公共の場広告を出す」ことと、広告に火付けしようとした人が脅迫されたことに、なんの責任???

批判者が現れ→炎上知名度アップ。これを広告主は想定してるのだろうが、今後はその「批判者」が殺害予告されることまで考えるとなると。

想定してないと思うよ。今回の広告は元議員である彼女が火付けツイートしなければ炎上しなかったよ。

擁護派の攻撃的なコメ多かったし、内心では殺害予告されて当然って思ってる人はかなりいるんじゃないかな。

妄想がさく裂しとる。こういうのを「偏見」という。

というかここに引用したブコメ群見ると「攻撃的なコメが多かった」のはどっちだって思っちゃうよ。

男性優位な状況は未だ色んなとこではみ出してるのに女性側のはみ出しは今大会オフサイド判定並みに厳しいのは理不尽

男性政治家女性向け広告文句言って炎上して、同じような発言したらもっと厳しい反応だったと思うよ。本人が撤回しても済まずに組織から処分されるレベルで。

法的責任は当然ないが”社会的責任”と言った時に全くのゼロではなかろう

広告主に社会的責任があるんだ。ならぜひ尾辻氏に「撤回なんてしないで!広告主に脅迫社会的責任があるよ!」と励ましてあげて。

 

さらに「本人が撤回した」という記事ブコメ欄ですら責任ある論を擁護するブコメがついてて、もう後に引けなくなってんだなと哀れみすら感じてしまう…

https://b.hatena.ne.jp/entry/s/togetter.com/li/1980983

一般人からすれば「オタク批判した人に殺害予告するようなヤバい奴らの集まり、やっぱりオタクは怖い」となりかねないよね……

フェミニスト犯罪レイプ)をした事があるけど、「フェミニストレイプするようなヤバい奴らの集まり、やっぱりフェミニストは怖い」となるのかな…

企業社会的責任という概念に照らせば、尾辻氏の主張も根拠のない話ではないよ。

根拠などないよ。広告を出すことについて、広告批判したこと脅迫されたことの責任などない。

例えばあるアイドルファン言動暴走したら、アイドル自身運営批判が向くことは割とある気がするけど…

批判が向いたところで、アイドル運営ファン暴走犯罪)の責任を取る必要などないし、

そもそも今回は脅迫した犯人広告ゲームファンだと示されてすらいない。

 

 

まあこれ、典型的な「ハシゴを外された」案件で、上のブクマカ達は党派性脊髄反射して擁護ポジショントークしたら大恥かいたってことで、

本当ならアカウント名まで示して「はてブで平常から冷静さを欠いている人たち」を記録に残しておきたかったけど、アカウント名出すと本人依頼で増田ごと削除されてしまうらしいので、手元にだけ控えておく。

 

そもそも今回の広告問題があると言い張る人(尾辻氏も含む。最初ツイート撤回してない)て、↓はどう思うんだろうね

https://anond.hatelabo.jp/20221128093312

2022-11-30

声優体調不良について一個人意見だけども

声優は裏方」「業界を変えるためにブーム終焉必要」っていう三ツ矢さんの話はわかるけども、

昨今の体調不良や長期休業の原因は、単純に忙しすぎて身体を壊したっていうことだけじゃ無いと思う。

お芝居以外にも歌や演技を求められて、無理な負荷でメンタル崩しているって雰囲気あるけども、

今の世代の若手はそういうアイドル的なことも声優仕事ひとつ認識してる。

苦手意識がある人はいると思うけど、結果充実感があったりするので、メンタル崩すのはそれだけが原因じゃない。

というか「ブーム」って言うけど、もう一過性の盛り上がりじゃない。ずっと前から声優ってこんな感じでしょ?

もちろんお芝居だけで活躍している役者さんもいっぱいいる。

その意味で裏方という形で仕事をできる人もいるけども、

アニメやりたいなって思ったら、顔出して宣伝稼働して歌もダンスもやるってのがスタンダードなやり方のひとつになってる。

声優に限らず「本来は〜」「〜〜というのが根本で」って言う人いるけど、何事も時代によって形は変わっていくものでしょ。

というかどんな職業も何か一言で語れるほど単純な仕事ではないんだよ。

前置きが長くなってしまったんだけど、最近声優の体調が崩れるのはコロナ対策の収録に原因の一端があると思う。

声優に詳しい人だったら聞いたことあると思うんだけど、

最近アフレコは新型コロナ感染対策で一度にアフレコの部屋に入るのは4〜5人程度、一人一つのマイクが割り当てられる。

少人数のグループに分けて密を避ける、マイクを共有して飛沫感染しないように、という意図

ただこの仕組みが精神的に良くない方向に作用しつつあると思う。

エンドクレジットみて貰えれば分かると思うんだけど、4〜5人しか出演してない作品なんてほとんど無いでしょ。

毎回出てくるメインやサブキャラクターだけでも10人近く、モブと呼ばれるところまで数えると15〜20人くらいは出演してると思う。

で、これを上記の仕組みでアフレコすると、全然セリフの掛け合いが成立してない収録も出来上がってしまうことがある。

メインでセリフ多い人はまだ良いけど、番手の下がるサブキャラなんて一人で喋って、相手セリフ想像して、返答する。

これってものすごく手応えが無いんだよね。

かにゲーム仕事は会話シーンを自分セリフだけ演じるから同じといえば同じなんだけど、

そうじゃないアフレコを知ってるからどうしても手応えの無さが気になってしまう。

みんなで一緒に収録すると、自分の用意してないリアクションが来て、

それに応じなきゃって頭フル回転させて、ライブ感があって楽しい、お芝居楽しいって気持ちになる。

でも今のアフレコはそれと比べたら楽しくないし、充実感が無い。

応えてくれる相手がいないから、攻めたチャレンジができなくて無難な感じになる。

似たようようなキャリア役者と一緒のグループになることが多いので、

他人のお芝居を見て勉強したり、刺激されることも減ってしまった。

自分役者としての成長が全然感じられないのはすごく焦る。

だって上手い若手なんてどんどん現れるんだから。そしてどんどん消費されてるんだけど。怖い。不安

休憩時間にくだらない話で盛り上がったりもできないし、作品が終わっても打ち上げも無いし、

同じ作品に参加しているのに一度も出会わず最終回になってしまったりもする。

待つスペースで密を避けるために、入り時間も細かく決められてるし、

終わったらすぐスタジオ出ていくことになる。とにかくコミュニケーション全然無い。

この数年間みんな感じてると思うけど、コミュニケーションってやっぱり無いと精神的に病むなって思う。

それを仕事の中で解消してた子たちは尚更。

アイドル的な活動声優仕事ひとつって説明したけれど、やっぱり核となるのは声の仕事(お芝居)であって、

今日はいいお芝居ができた!っていう充実感とかモチベーションとかが失われると、全てにおいて頑張れなくなるし将来が不安になる。

最近皆がバタバタと体調を崩しているのは、そういうことなんじゃないかなと思う。

演じたキャラを背負ってライブやるのも楽しいよ。めちゃくちゃ充実感あるし、幸せ気持ちになるよ。

でもその興奮が収まったときにふと考えてしまう。

結局大事なのは声の仕事で、それが上手く行ってないと次の仕事につながらない。

コンテンツが終わったら、ゲームサービス終了したらどうなってしまうのか。

若くて新鮮なうちはそれだけでなんとかなるかもしれないけど、

ある程度キャリアを重ねたのちに、芝居や評価が今のままだったらどうなってしまうのか。

なんかただわたし愚痴みたいになってしまいましたが、

忙しくて潰れちゃう人もいるかもしれないけど、

日々の充実感が失われて精神を病んじゃってる人もいるんじゃないかなというのが個人的意見です。

コロナ対策もいいんだけど、このままだと成長が無くて将来が怖いし、

抜き録りで何現場ハシゴする人気者がますます仕事奪って過密スケジュールだし(それで体調崩したりするし)、

いい加減以前のアフレコに戻らないかなって思う。

このままだと、メンタル崩す役者がまだまだ増えていくんじゃないかな…。

それってコロナ感染するよりももっと酷いことになる可能性があると思うんだけど…どうやったら元に戻っていくんだろう。

事務所でもマネージャーでも音響さんでも役者でもいいので、そろそろ変えていきましょう。

2022-11-19

anond:20221020095833

インターネットがない時代我慢して年長者の話を嫌々聞いていたが。それが無くなったのでハシゴ外されたのだろう。

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