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はてなキーワード: 折檻とは

2018-07-04

anond:20180702044133

当時のメモ読み返してきた。

背景3点

承認欲求の不満

・自活能力の不足

包摂能力の不足

家庭内の状況

示威行為による萎縮→自尊感情の培われない土壌

暴行、怒号の常態化、またその痕跡(壊れた家具)の放置

地位確保のための示威行為蔓延社会性の低さ

排除による連帯他者否定による自己肯定侮辱による相対的優位

感情的折檻理由の分からない罰

・兄との関係性に暴力が介在、母への侮辱

保護者社会不信と承認の拠り所としての家族観

自身社会に対する諦めの気持ち自尊心とのバランス

・自立能力の低さと伝達能力の低さ

社会地位の低さの自覚

・家庭を持つことでのみ自尊心が保たれる

・所有物としての子ども、家族

身近に自傷自死自尊感情の低さ、残すべきもの

ネガティブロールモデルしかない

・居場所を確保した経験がない

・母への呪い個人情報の開示

2018-06-08

児相保護されて生き残った

とある地方都市、母と兄との三人家族物心がついた時には既に、母から厳しい「躾」という名の暴力日常的に受けていた。

私には何かしらの、検査に引っかからない程度の発達の遅れがあったのだと思う。小学校入学する頃になっても、母が私に要求していることを理解できていなかった。自分がなぜ怒られているのか、私の何が悪いのかもわかっていなかった。

怒鳴られれば謝る。殴られれば謝る。ただそれだけ。反省なんてなかった。「母は正しく、私は間違っている。」それが私の、理解の全てだった。

年が離れた兄は、私に優しかったと記憶している。受験ストレスからか、一度だけ八つ当たりのように殴られたことはあるけど、それ以外に私を虐めたりすることはなかった。友達と遊ぶ時間を削って、私を家の外へ連れ出してくれることもあった。私は兄のことが好きだった。

同時に、私は心のどこかで「兄は私の味方ではない。」と思っていたかもしれない。兄は、少なくとも私の前では、母に殴られることがなかった。そして、母の暴力から私を助けようとしなかった。兄は甘やかされているように見えた。母に贔屓されているように感じていた。

私は家出を繰り返すようになった。その度に警察保護され、家に帰され、そして折檻を受けた。家出が「悪いこと」だとは暗記していた。ただ、理解はしていなかった。だから繰り返した。家に帰るのがとにかく嫌だった。

やがて私は、家の一室に軟禁されるようになった。それでも私は外に出たかった。外から鍵をかけられた部屋の中で一人、じっとしていることができなかった。

他に外へつながる場所を見つけられなかった私は、ベランダから飛び降りた。動けなくなる程度の怪我を負って入院し、数週間の後に退院し、待っていたのは引っ越し先の見知らぬ家と、以前と変わらぬ軟禁生活だった。

一時保護は9歳の時。ほとんど学校に行けなかった私を案じて、教師同級生が動いてくれたのだと後になってから知った。

私はただ、運がよかった。もし誰も声を上げてくれなかったなら、私は今ここにいないだろう。エスカレートしていく母の暴力は、しばしば生命危険を孕むものだったから。

施設を出て、もう10年以上が経つ。母は死に、兄とはもう連絡さえ取っていない。

母の望みはきっと、ささやかものだったのだろうと思う。「家族三人で仲良く、穏やかに過ごしていけたら。」少し贅沢かもしれない、でも当然の願い。私を持て余し、余裕を失い、叶えられることのなかった願い。

兄もきっと、嵐が吹き荒れる家の中で、家族を守ることができない自分の無力に苦しんでいたのだろうと思う。

悲しい事件があるたびに、生まれた家のことを思い出す。私を守ろうとしてくれた人たちのことを思い出す。身を切られるような痛みの中で、自分に与えられた運を思い知る。

私が今、この世界をどうにか信じて生きていられるのは、家出を繰り返す私の言葉を信じ、受け止めてくれた人たちのおかげだ。「そんなにひどい親はいないだろう。」「親が子供を殴って躾けるのは普通のことだ。」そんな人にしか出会えなかったとしたら、きっと私はここにいない。

最近、ある児童相談所責任ばかり追及する声を多く見るから書いてみた。

今までどれほどの子供が救われたのか、救われなかったのかはわからないけど、私は確かに児相に救われたと思っている。

同じように救われる子供が一人でも多くなりますように。つらい思いをする子供が一人でも少なくなりますように。

子供たちのために何ができるのか、みんなで一緒に考えていけますように。

2018-04-03

msdbkm がアイドル増田ーをブクマせんと

Vtuberばかりブクマする

そして俺もデレステモバマスもやらずにVtuberの動画ばかり見ている

キズナアイ百合SSを書こうとしている

だがキズナアイとのカップリング相手がどれもしっくりこない

今のところキズナアイちゃんが一人で妄想の中で二次元アイドルと致す的なひとり遊びの類しか妄想の翼が羽ばたかない

今こうして書くと少しだけ見えてきた

ブイチューバーの新人オーディションエロい命令出したり合格たかったらと枕営業強要するやつがしっくり……

来るわけないだろはうポリコレ棍棒折檻

総括するまでVtuber禁止

2018-03-28

大阪に行くアクメさんに捧げる歌

ドリームズウェットイグウで「大阪アクメーズ」

赤玉に間に合ったよ直腸ちょい前でそっちがイクよ

ティルド短すぎたかな? 私が剃ってやるけど

貞操帯まで備えてくれた、あなたをみたら

いつも張ってるタマタマ今日も鍵は開けたくない

たっぷり、たまったの、チンチンの先、久々みたいなあ

明日さ、タマだけは(潰して)いいじゃん

そやなってイクのイカないの

何度鍵を閉めたって射精管理は上手にならへんし

イキたそうにしてたって私以外に許可は出せへんのよ

近そうでまだ遠いピュッピュッピュッピュッ

イキたいこと言えなくて、勃ってしまうのも良くないよね

毎週はイケないから、折檻だけは避けたいし

使い慣れた穴がいつもより凄く感じるこの性技

前立腺はこんな日も一擦りでしかイケない

腸を突く前に何か飲むものご馳走しようか?

聖水出そうとしてるんじゃん

そやなあ、っているの? いらないの!?

何度穴をこすったて

イカしてください! とは言わないし

イキたそうにしてたって、そこが内心めっちゃ楽しいんよ

近そうでまだ遠いピュッピュッピュッピュッ

アクメはもうしてるって

ピュッピュッピュッピュッの女王と呼ばれたいんよ

家族の前でえ、だって

あなたをその前でイカせたいんよ

デップのチンコだって

あなたのについてるショボチンにはかなわへんよ

なんでそんなに(ウレション)流して

一生に一度の告白やんか

恋しくて憎らしいピュッピュッピュッピュッ

何度穴をこすったて

穴でイカすのは、あなただけやもん

楽しそうにしてたって、それはあなたのここを掘るからやもん

どんだけ折檻したって、穴だけほんまに大切やもん

もうこっちでイカしやって言って、ああ催促してしもたやないか

近そうでまだ遠いか? ピュッピュッピュッピュッ

恋しくて憎らしいピュッピュッピュッピュッ

2016-12-19

親の虐待発言、行動の備忘録

親のことでしんどい

http://anond.hatelabo.jp/20161215004851

元増田です。親から逃れるべきだという意見が多かったので、虐待記憶を辿ってみます虐待だと認められれば、逃れられる確率が上がるそうです。公開することを許して下さい。


暴言

・「血がつながってないっていうのは忘れるなよ」

【状況】引き取られた当初、小学校低学年時

【補足】この後、血がつながってないという言葉を知った増田は、妹に「でも血がつながってないし」という発言をする。母から教わったとおりに振る舞っただけなのだが、この後、ここで増田が妹に言ったのが全ての発端という扱いを受け、事あるごとに「お前、血がつながってないって言ったよな?ヒドいやつ」となじられる。小学校低学年に「血がつながっている」という概念があるわけないのだから、親世代から教わらない限り、発言が出てくるはずがない。

・「私の娘と恋愛状態になったら殺す。お前も殺すし、娘も殺す。一方的恋愛感情を抱いても殺す」

【状況】引き取られた当初、小学校低学年時

【補足】ちなみに、姉に関して父が「年齢の割に色気がある」と言ったことを発端にして、母は自分の娘が美人だという誇りを得ていた。そこでやってきた義理の息子によって貞操が脅かされる危機を感じたようである。どう考えても警戒すべきは父の方だった。(実際、父は性的虐待をしていた)

・「屁理屈ばっかり言うよな。『違うよ、豆電球だよ』とか」

【状況】事あるごとに、増田発言するたび

【補足】増田アスペルガー気味なので、変な訂正を入れることがよくあった。来た当初も、妹が「豆球」と言ったのに対して「豆電球だよ」と言ってしまった。それ以降、「豆電球とか言ったけどな、そんなのどうでも良いんだよ。屁理屈ばっかり」としつこく言ってくるようになる。それこそどうでも良いだろうが。まあ、エピソードとしてはまだ笑える方だと思う。

・「こっちがこんなにやってんのに、お前は心を開こうとしない!!」

【補足】やはり増田アスペルガー気味なので、相手との距離感が分からない。それを心を開こうとしない、と取られてしまった。なお、「こんなにしてやっている」という発言は子に対しては基本禁句だと聞いている。

・「感謝しろよ。お父さんはお前を引き取るつもりはなかった。私が可哀想だと言ったから引き取ったんだ」

・「お前算数しかできんよな。算数とか、答えが一つしかないんだから、出来ても何も偉くない」「私は子供の時、国語が出来た。国語は解答が一つじゃないから、国語が出来るのは凄いことなんだ」「娘達は国語が得意だから凄い。お前は国語が苦手だから凄くない」

【補足】ぶっちゃけた話、別に兄弟国語を得意としていたわけではない。なお、国語基本的に解答は一つにしかまらないということを高校受験の辺りで知る。

・「お前だけ、生まれた年が偶数だな。やっぱお前仲間はずれじゃん。血で見ても仲間はずれだし、どうやってもお前は仲間はずれ」

【状況】居間テレビを見ているとき、何かが発端で

【補足】この後、泣いてしま増田に対して、「何泣いてんの?事実を言っただけじゃん」と続く。

・「この猫は3年前から飼ってるのよ。お前がこの家を出ていったのは2歳のときから、お前はこの家にいる年数が猫よりも短いことになるな。自覚しとけよ。お前はこの家においては猫以下」

・「もう出て行けや!今やってる母をたずねて三千里みたいに本当のお母さん探しに行っとけや!!」

【状況】怒られるときに。母をたずねて三千里の再放映期間中

【補足】このときに出ていった方が良かったのかもしれない。

・「何でお前、お父さんが帰ってきたらすぐに居間に来るわけ?お父さんがいないとき居間に来ないの何なん?」

【状況】父がいない状況で増田の部屋にて

【補足】引き取られて半年ほどで、父がいる前では上記のような人格攻撃がないことに気づいた増田が取った行動。ちなみに母はこの言葉の後、「お前がお父さんとずっと過ごすわけじゃないだろ?私が一生過ごすわけ。」と続ける。

・「お前が家に来たせいでな、姉に一人部屋が与えられんようになったんだけど。分かってるの?」

【状況】増田が一人部屋になってから半年以上は継続的

【補足】子供用に出来る部屋は2つ、同性同士じゃないと同部屋には出来ない、18歳で家を出ていかないといけないという約束(これは実子も)によって、姉は一人部屋が得られないと母が気づいた結果出た言葉しかし、この4年後に姉は一人部屋になり、増田と妹が共同で部屋を使うことになる。もちろん謝罪発言撤回は一切なし。

・「お前は私の実家には連れていけない。後から引き取ったなんて、恥ずかしくて言えるわけない。だから、お前は私の実家から見ると存在してないの」

【補足】なぜ「存在してない」という言葉を使う必要があるのかは不明。なお、実家に言っていないのだが、祖母には伝わっていて、彼女はいつも小遣いを実の孫でもない増田にくれた。何度か会ったが、この人は良い人だった。

・「こっちはあんたに対してな、腫れ物触るみたいに接しないといけない!!」

【補足】上記を鑑みる限り、外科手術で取り除く方の腫れ物である

・「こっちが親切心からお菓子買ってやってるっていうのに、兄弟に渡すなボケ!!!

【状況】買ってもらった4個入りのお菓子兄弟に分けていたとき

【補足】以降、どんな他人に対してもおすそ分けをするのが怖くなる。

・「紅白饅頭をなんで一人で食ったんじゃ!!常識がないのか!!姉はちゃんと私らに配ったぞ!!!

【状況】小学校卒業式から帰って割りとすぐに

【補足】上記の発言と完全に矛盾するがお構いなし。もちろん、殴られながらである。この後、増田は「饅頭でそんなに言われるのはおかしい!」と泣きながら抗議したが、「食い物の恨みは恐ろしいんじゃ!!!」とまた何発も殴られる。恨みって、饅頭もらえると思ってたのが裏切られたってことだろうけど、別にあげる宣言もしていなかったし、紅白饅頭によって飢えたわけでもないので意味不明。以降、紅白饅頭が苦手になる。

・「こないだのフラワーアレンジメント教室あんたのお母さん来ていたよ。女の子連れてて新しい人生歩んでるみたい」

【状況】母がフラワーアレンジメント教室講師をしていたとき、家に帰ってきてから

【補足】実母は他に子供がいないし、隣の県のフラワーアレンジメント教室に参加して、寄りによって元夫の現妻が講師をしているところに遭遇するわけがない。増田支配たかったのだろう。

・「お前が修学旅行で家を空けてるときに、皆で一つの部屋で雑魚寝したの。お前も、こういう家族の絆を確かめること、したいよな?」

【補足】別に雑魚寝をしたいと思ったわけではないが肯定してみた。以後、母が父に雑魚寝提案したということはなかった。ただの嫌がらせである

・「お父さんには私が蹴ったって言うなよ。階段で転んだと言え」

【状況】模様替えで服を運んでいた際、増田が母に「遅いんじゃ!!もっと早く歩け!!」と後ろから不意に蹴られる。そこで勢い良く倒れた増田が犬歯で口腔内の肉をえぐってしまい血が思い切り出たとき

【補足】その口腔内の肉は今も少し盛り上がっていて、舌で触ると自分では分かる。ちなみに、母はもちろん謝らなかった。

・「私とか姉はな、皆に注目されてるから転けて怪我したら絶対にみんなが大丈夫!?って心配してくれる。お前は誰も注目してないから転けても誰も気付かない」

【補足】確か、ここで妹の名前は出ていなかった。

・「お年玉まだあるだろ?家計が苦しいから全員お年玉の残り出せ」「隠してた場所に無い?無いって言ったらくれるとでも思ってるんだろ?」

【状況】中学生の時の2月くらい

【補足】増田自分で隠し場所を移したことを忘れていた。この時は増田は意地汚ったため、母からこの手の発言が多かった。

・「テレビ見たら分かるけど、料理人は全員男だろ?だから男は料理できないとダメ弁当自分で作れよ。私はしんどいから毎日起きるのは無理」

【補足】専業主婦発言である自分存在意義はありませんという宣言とも取れる。

・「ブサイク」「なんでお前そんなブサイクなん?」「ブサイクで応募とかやめてくれない?姉なら良いけど」

【状況】前二つは事あるごとに、三つ目は、姉が芸能プロダクションに応募したいと言ったとき増田が便乗したことに対して

【補足】自分でも送って受かってたとは到底思えない

・「お前の習い事大会がある度に隣の県に連れて行かないといけない私の身になってみて」

【状況】父の一言で始まった習い事大会試験)に対する愚痴

【補足】妹の習い事は同一県内で完結していたので文句を言わない。父にはこの愚痴を言わない。

・「模試とか受けるな。塾から勧誘電話かかってくるだろうが。迷惑考えろ」

【状況】高校入試県内模試を受けたいと言ったとき

【補足】母は専業主婦である

・「お前は本当にご飯のおかわりをよくするよな。メシ代考えろや」

【補足】ご飯を2杯食べることが多かった。いくらでも食えと言ったのは母である

・「お前、背低いよな。チビモテないよ。顔もブサイクだし」

【補足】小学校の時は低かった。中学で平均より少し低い程度になった。

・「お前クサい」「この部屋クサいわ」

【状況】中学に入ってから事あるごとに

・「お父さんに聞いたら、あんたのお母さんワキガなんだってさ。だからお前がクサいのも納得だわ」

・「私は子供の時に入院してて、病弱なんだ。娘も私に似てか弱いところがある。本当に心配しないといけないし、お父さんも心配してる。可哀想に。お前は健康のものだな。可哀想でも何でもない」

・「○○をしたら100万円払えよ。誓約書書けや。拇印も押せ。よし、これは私が保管しておくから

【状況】小学校とき。○○の内容はよく覚えていない。何か、行動が制限されるものだったと思う

【補足】半年ほどしてから、内容を破らなかったということで、誓約書が破棄された。「社会勉強になっただろ?」なんて言ってきたが、こんな脅迫関係を知りたくはなかった。

・「お前は血液型O型から自己中心的」「私たちは全員AB型から、気配りがあって几帳面で~~~~」

・「お前は一人っ子から自己中心的

・「お前は上(姉)も下(妹)もいるか自己中心的

【補足】小学生相手大人レッテル貼りをすると反論できない。

・「またポコポコ言わせる」

【状況】食事の時、ほぼ毎日

【補足】母によると、増田食事の時には「ポコポコ」という音がするらしい。空気の音だとか。どう気をつけてもポコポコ音がするらしい。なお、自分では一切聞こえない。咀嚼ときに口の中から空気を出来る限り追い出しても全く変わらないらしい。母は、毎日ポコポコ言わせる」と言ってくる。しまいには、わざとその「ポコポコ」音を自分再現する。それを毎日毎日毎日繰り返す。ポコポコ音とは一体何なのか、どうすれば消えるのか、それが一切わからないまま、ポコポコ言わせている自分テーブルマナーのない非常識人間だということを自覚させられるため、夕食は苦痛だった。

・「私は出かけるけど、一人で遊んでたら裸にして手足縛ってベランダ放置してやるからな」

【状況】真冬小学生増田が熱を出して学校を休んだとき

・「この疫病神!お前が関わると全部が台無しになる!」


暴力

・クシで股間を何度も突く

【状況】何かで「お前それでも男か!!!」と怒鳴りながら

竹刀で何度も叩く

・家の中で父の前科馬鹿にしていたのに、増田が外でそのことを話したのに対して「家の者の恥を他人に言うな!!!!」と折檻

【補足】増田イジメをした(本当はしていない)のに対して、母には「増田が傘で殴ると脅しつけた」というように改変されていた。その話を母は友人その他に電話で何度も言っていた(部屋が隣なので聞こえた)。その度に、「卑怯だろ?やるなら自分の手でやれよな」などとコメントを付けていたが、上記二つはこの言動と完全に矛盾する

・殴りつけた上で水を入れている途中の浴槽に叩き込で怒鳴りつける

【状況】小学生である増田風呂掃除が甘く、水垢が一部落ちきっていなかったため

【補足】母は専業主婦であるが、風呂掃除子供がローテーションで行っていた。

子供食事が遅いと、その子供の箸と茶碗を掴んで、口の中に無理やり掻き込む。子供は噛めないまま口の中に次々と入ってくるので、反射的に吐きそうな動作をしてしまう。そうすると、また怒鳴る。

【補足】これは増田だけではなく兄弟全員


奇行

毎日馬鹿みたいに酒を飲んでいる父親に腹を立てて、栓を開けたビール缶を逆さに持って廊下を往復する。

【補足】そのまま不貞腐れるので、濡れた廊下を拭くのは子どもたちの役目

夏休み日記をつけていなかった増田を叱る(これは普通)→増田夏休み日記帳に「毎日付けるのが面倒だからって先に書くのかボケ!!」と殴り書きをする

【補足】ちなみに、「先に書いた」のではなく、前年の夏休み日記帳であった。もちろん、自分勘違いに関して謝罪しない。消しゴムでは消えないレベルの強い痕だったが、あれを提出させるつもりだったのだろうか

増田に贈られてきた「実母から誕生日プレゼント」と、母が買った誕生日プレゼントを「どちらか」選ばせる

【補足】この手の踏み絵好きな人である

増田の実母から届いた年賀状を破り捨てる

【補足】増田も扱いが全く分からなかった。年賀状に罪はない(お年玉キャンペーンもあるわけで)。



投稿し直しました。また書き足していきます

2016-12-04

自分語りかいつまんだつもりですが長くなりました。ごめんなさい。

母親暮らしていた。水商売だったから夜は一人だった。いつも男を家に上げていた。子供が寝ている横でセックスをしていた。

休日になっても夜型の母親はいびきをかいて寝るだけだった。友達は貴重な休日家族で出かけて過ごしていたから、休日が辛かった。

一人で出かけて、時間を潰して帰るのがいつもだった。自分を害する気はなかったと思われるが、子供にとって放置が最も苦しかった。

およそ娯楽と呼べるものは家にはなく、しかブランド物のカバン複数あった。母親の男は決して長くはないスパンで入れ替わっていた。

父親に引き取られた。再婚していた。新しい母親には罵声を浴びせられた。出て行け、生きている価値がない、といったメッセージが多かった。

しょっちゅう折檻をされた。寝坊したときに15分以上の折檻を受けたこともある。今からだと余計遅刻するだろと思うがお構いなしだった。手足を縛られて押し入れに押し込められたこともあった。

父親罵声を浴びせてきた。酒を止めようとしても飲み続ける姿は嫌いだった。

高校生の時、アメリカに1週間ほど留学できるという主旨のプリント学校で配られた。

20万円ほどだったので安い方だと思うが、うちでは行けないと分かっていた。アルバイトをしても間に合わない。何とか策はないかとしばらくプリント放置していた。期限が過ぎてプリント処分した。

それから一ヶ月経って何かの拍子で父親と言い合いになった。プリントのことをなじられた。「あんプリントを置いて、行かせてくれるとでも思っていたのか。うちの経済事情を考えることも出来ない自分勝手なやつだ」もう捨てたんだし期限も切れたんだから放っておいてくれよと思った。

母親からはお前の教育費は高いと言われた。自分公立なので、私立の他の兄弟よりは圧倒的に安いのだが、高いと言われた。

流石に高校になると折檻はされなくなっていた。

小学校の時、○○病というのが流行った。女子集団にやられた。

友人だと思っていたグループで実は嫌われていて、自分一人でそのグループの数人をイジメていたということで排斥された。傘でぶん殴ろうと脅す卑劣なやつ、という事実とは違う形で親に伝わっていた。

教師にもよく殴られた。隣の教室先生同士の授業参観があって、自分クラス自習だった。みんな喋っていた。自分も喋っていた。先生が怒鳴って「騒いでいるのはどいつだ!」と言った。自分だけ手を上げた。自分だけ殴られた。おかしい。自分けが喋っていたわけじゃないのは分かっているはずなのに。

また別のイジメを行っていると言われた。半年に及ぶということで6回全身を殴られた。

高校では、女に嫌われまくった。何かと指を指して笑われた。

クラスの出し物で、ダンスをすることになった。全員で手をつなぐ場面があった。隣が女子で、そいつ自分のことを気持ち悪がっていた。通し練習で初めて手をつなぐ場面をすることになった。その女子友達女子と「地獄がやってくる」などと言っていた。友達の方も「聞こえるよ!」なんて言っていた。聞こえていたので用事を付けて練習から抜けた。もう参加しなかった。

兄が危険運転で死んだ。あいつは馬鹿だと今でも思う。

大学は途中から最低限しか行かなくなっていた。女に振られたからだ。その女はレイプされそうになったと周囲に言っていた。それまでの学校生活で女不信になっていたところに致命傷だったと言える。女を警戒して暮らすことになった。

家事ができなくなった。朝起きたらコンビニに飯を買いに行って昼になったら飯を買いに行って夜になったら飯を買いに行った。何もやる気が起きない自分は弱いと思って栄養ドリンクを飲みまくったが何もやる気にならなかった。留年ギリギリ回避して卒業した。

就職した。先輩は酒の席になると自分を罵ってくる。それも二次会上司がいないとき限定なので、飲み会は一次会で帰るようになった。

親が死んだ。その数カ月後にうっかり二次会まで行ったら事情をお構いなしで詰ってきた。そうやって暮らして6年たった。去年に先輩は異動して会わなくなった。

今日も気分は晴れない。

最近愚痴

親のことでしんどい

http://anond.hatelabo.jp/20161215004851

2016-08-22

http://anond.hatelabo.jp/20160822141008

人間さんはか弱いからね。身を守るためには相手制限を押しつけないと。

猫さんだって飼い主の手を噛んだりしたら、お仕置きと称して折檻だの暴力だの食事抜きだのといった虐待によって服従を強いられるだろ。

加えて、ロボットさんは体が金属で覆われてることが多いだろうから人間さんが叩いてお仕置きしようとしても手で叩いても逆に人間さんが痛い目に合いかねない。

牛乳パンを買いっ走りさせられたり、お小遣いを巻き上げられたりするような「トモダチ」関係だってあるんだ。

腕力でも経済力でも勝てないとなると精神的に制限を加えて脅したりゆすったりして「トモダチ」するしかないんじゃないのかな。

2015-11-29

大学生相手に講義中に馬鹿やった結果www

http://chokai.strikingly.com/

こういうことをやっているから、文系大学教員はこれだからとか言われるんだ。

単なる学長への罵倒なんてもんは意見言論ではない。文句があるなら公開上申書でも公開直訴状でもなんでも送りつければよいのだ。

ただ「今回の件とは関係ない講義でも、一寸行儀の悪い振る舞いをしている」だの「授業のシラバスの記入を怠っている」なんてのを上乗せするのはさすがにひどい。

普段からアレな奴ってことでついでに折檻しておいた、みたいなとこがある。ここだけは大学側が悪い。

この内容だと、部下の監督不行届学部長が巻き添え食らって減給されるパターンのはず。

2015-10-05

[]吉原炎上

4点/5点満点

________

ずっと観ようと思っていたので、やっと観れて大満足!!!

舞台もかなりリアル?で、当時のイメージが更についた

ただ気になったのは遊女立ち位置と扱いの良さ

まず遣り手婆も楼主も遊女あんなにペコりまくることがあるのか?

毎日、楼主が遊女の部屋を挨拶に回るなんて有り得ないでしょ…

中梅楼は相当な大見世であったから、そして女郎たちの稼ぎが良かったから?

そもそも若汐、花魁って呼ばれるのはや過ぎだとも思った

あと羅生門河岸、もう少し悲惨な感じでも良かったよな〜

折檻が甘すぎ問題もあったな

菊川が客に小便を引っ掛けた時、若汐が足抜けをしかけた時

足抜けなんかした日にゃ死ぬ直前まで折檻されるのが普通のはず

周りの女郎見せしめにする為にも、布団でくるまれて放置されるだけなんて有り得ない

あと小花がかさねにかかって使えなくなったら、鞍替えすると言っていたけど、買い取ってくれる見世もないだろうから普通は死に部屋放置だろうにな〜

と、少し遊郭勉強してると疑問に思う事はあるけど、女たちの心情はかなり分かった

菊川旦那をとられた女にお金貸しちゃうところとか、思わず「良い人過ぎ…」とため息つきました

けど、実際自分があの状況になって、完全に関係を切れるかって言われたら微妙だな

あと小花が「噛んで!」と発狂してたシーン

それを見て娼妓としてのプライド人間としてのプライドのあり方を見詰めなおした若汐=紫

ここはもう少し若汐の気持ちの変化を見たかった

はじめあんなにうぶな感じで来てたのが、気づいたら身請けも断って遊女としての意地を張る程の「花魁」になりあがっていた紫

その成長をもう少し見たかったな〜

若様と若汐、若様とお春

まず若様、若汐抱かない問題

これは若汐からしたらショックだと思うな〜

自分も抱かれないコンプレックス抱えてた事あるからなんとなく理解した

けど、それを生業にしてる女性からしたらふざけんなくらいのもんだろうな

とにかくなんだかんだ言っても、若様は若汐の「処女性」を神聖視してたってこと

じゃなきゃ「身も心も娼婦に成り下がった」なんてひどい言い回ししないよね

そんな現実から目をそらして離れていったくせに、いざとなったら「身請けしたい」だなんて、都合良すぎるよね〜

断る若汐の気持ちも分かる

そして若様とお春の春爛漫問題

火事になってもなおお互いを求め合う二人

なんとなくわかるんだよな〜

もう、前後の事考えず、ただただ目の前の人を手に入れたい!みたいな

そんで若様全然空想になんかに生きてないじゃん、現実のお春抱いてんじゃん…

最後に若汐が若様にすがりにいっちゃう問題

これ本当最悪だよな〜

ここ見て若汐の堕ちた感感じた、あまりにも欲深すぎる

三加和屋に入れあげてるって聞いた時点で自分乗り換えられてる事気づこうよ…

そんでそんな男さっさと切って次の金持ち幸せになろうよ

から火事あったって聞いても吉原に戻るなよ…

はいえもし自分だったらどうかなー

すがりには行かないけど、若様吉原への思いを切って次ぎにいくなんて事出来そうも無いなー

と、やはり遊郭イメージの一つにはなったし、セックス認識も柔らかく(?)なったし面白かったです

にしても「春をひさぐ」なんてかっこいい言い方、得してるのは買う側だけだよな

売る側としちゃ「セックスの代償として金もらう」ってことになんの代わりもないもん

あとやっぱり自分が思ってる程セックスなんて大したもんじゃないんだよなー

男の人はある程度越えてりゃ大抵の女性セックス出来るもんなんだよなー

なんで自分だけ特別なんて思っちゃったりしたんだろ

おやすみなさい。

2014-11-04

http://anond.hatelabo.jp/20141104224336

突撃ドキュンなんて見てなかったけどなwネットドキュンネタをググって初めて知ったくらいだわ。

確かに上流家庭っつーか、親戚だいたい医者とか教授とか社長かばっかりだった。俺もその路線にちゃくちゃくと乗ってる、ハッキリ言えば俺も上層だよ。貶めよう貶めようってのは増田で毎回されるけど、俺はそうじゃないしいつも面倒くさく感じちゃう。よくないぞ。

  

夫のDVとか、離婚とか、失業とかは、確かに悲惨だなってイメージだったが(白黒映画で夫がブチ切れて妻を折檻してるイメージくらいステレオタイプしか知らないが)、そんなん超絶レアだろってイメージもあったな。でも10%くらいかな~くらい。

その10%を恐れてるとしたら相当頭悪くないか?って思うけど、自分の親がそういう家庭だったら子供ビビってそういう感じにそだっちゃうのかな、自分の周りが全部だみたいな。

  

夫の突然死ねえ。俺の頃は、未亡人って普通に保険金暮らしてたイメージだし、余裕で結婚相手をあてがわれたイメージだな。めぞん一刻とかそういうイメージ

2014-10-03

ラノベ以下のしょうもない人気小説10作品

なんか前書いたやつがブクマ300超えちゃったみたい。コメント読んでないんだけど、調子に乗って、ぼくがこれはラノベよりひどいなと思った有名な人気小説を紹介したいと思う。

どれも超人作品なのでぼくの感覚おかしいだけなのは十分わかってはいるのだけど、こう思うひともいるってことで。本気でラノベのほうがマシだと思っている。こういう小説を好んで読んでるくせにラノベ批判してるやつらって頭おかしいんじゃないのって思う。

というか、そもそもフォークナーナボコフ原書で読むような日本に1万人いるかもわからないガチ文学オタクのひとたちがわざわざラノベだけを指定して批判するなんてことがありうるのかってことなんだけど。世界レベルの傑作を読んでしまうと、ラノベも一般層向けの大衆文学も大差ないよねって話になるわけで、ラノベはだめで一般層向けの大衆文学はすばらしいなんて話には絶対にならないと思うんだが。

ラノベはたしかにくだらないが、一般層向けの大衆文学だって同じようにくだらない。一般向けの大衆文学擁護するくせに同じ大衆文学カテゴリーラノベ批判するのは意味がわからない。どっちも同じだよ?

でははじめます

1 湊かなえ告白

ひどすぎて絶句する。プロ小説とは思えない。こんなものが大量に売れる日本は終わってるなと思わせてくれる。ぺらっぺらで何もない。ラノベ1冊読むのに40分かかるぼくが20-30分で読み終わる程度のうすーくかるーいゆるふわ小説

>http://www.amazon.co.jp/dp/457551344X/>

愛美は死にました。しか事故ではありません。このクラスの生徒に殺されたのです」我が子を校内で亡くした中学校女性教師によるホームルームでの告白から、この物語は始まる。語り手が「級友」「犯人」「犯人家族」と次々と変わり、次第に事件全体像が浮き彫りにされていく。

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2 重松清流星ワゴン

重松清って有名だからどんなもんじゃいと思って読んでみたが、ほんとにしょうもない。こういうくだらないの読んでなにかいもの読んだ気になっちゃうのはどうなんだろうな。まあ小中学生までかな。ラノベのほうがまし。

>http://www.amazon.co.jp/dp/406274998X/>

死んじゃってもいいかなあ、もう…。38歳・秋。その夜、僕は、5年前に交通事故死した父子の乗る不思議ワゴンに拾われた。そして―自分と同い歳の父親に出逢った。時空を超えてワゴンがめぐる、人生の岐路になった場所への旅。やり直しは、叶えられるのか―?「本の雑誌」年間ベスト1に輝いた傑作。

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3 村山由佳天使の卵

アホか! と叫んでしまう。「みずみずしい感性」ってこんなものかよ。エンタメのだめさが如実に表れている。こういうのを読んでいい話だと思っちゃうひとはあぶないのでは。『半分の月がのぼる空』でも読んだほうがまし。

>http://www.amazon.co.jp/dp/4087484920/>

そのひとの横顔はあまりにも清洌で、凛としたたたずまいに満ちていた。19歳の予備校生の“僕”は、8歳年上の精神科医にひと目惚れ。高校時代ガールフレンド夏姫に後ろめたい気持はあったが、“僕”の心はもう誰にも止められない―。第6回「小説すばる新人賞受賞作品。みずみずしい感性で描かれた純愛小説として選考委員も絶賛した大型新人デビュー作。

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4 薬丸岳天使ナイフ

評価が高かったから読んでみたが、ほんとにしょうもない少年漫画か! と言いたくなる、糞みたいな人間関係ストーリー展開。主人公はさっさと死ねと思った。例外中の例外神様のメモ帳』のほうがまし。

>http://www.amazon.co.jp/dp/4062761386/>

生後五ヵ月の娘の目の前で妻は殺された。だが、犯行に及んだ三人は、十三歳の少年だったため、罪に問われることはなかった。四年後、犯人の一人が殺され、檜山貴志疑惑の人となる。「殺してやりたかった。でも俺は殺していない」。裁かれなかった真実必死に向き合う男を描いた、第51回江戸川乱歩賞受賞作。

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5 J.K.ローリングハリー・ポッターと賢者の石

日本語訳がひどすぎるという話は知ってる。それにしてもひどすぎる。ファンタジー大好きなぼくでも全然内容が頭に入ってこなかった。かといって原書読もうとも思えない内容だった。要するに俺TUEEE小説。これだったら「さすおに」こと『魔法科高校の劣等生』読んだほうがよい。

>http://www.amazon.co.jp/dp/4915512371/>

ハリー・ポッター孤児。意地悪な従兄にいじめられながら11歳の誕生日を迎えようとしたときホグワーツ魔法学校から入学許可証が届き、自分魔法使いだと知る。キングズクロス駅、9と3/4番線から紅色汽車に乗り、ハリーは未知の世界へ。親友のロン、ハーマイオニーに助けられ、ハリーの両親を殺した邪悪魔法使いヴォルデモートとの運命の対決までの、息を飲む展開。9歳から108歳までのファンタジー

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6 カーレド・ホッセイニ君のためなら千回でも

ハヤカワepi文庫積極的に集めているのだけど、そのなかでもしょうもなかった作品がこれ。まずタイトルがアホ。原題はこんなんじゃないのだが、日本人向けあほタイトルにしたらしい。もうね、日本人はなめられてるよ。内容はほんとにくだらない。アホかって千回叫んでしまう。

>http://www.amazon.co.jp/dp/4151200436/>

君のためなら千回でも!」召使いの息子ハッサンはわたしにこう叫び、落ちてゆく凧を追った。同じ乳母の乳を飲み、一緒に育ったハッサン。知恵と勇気にあふれ、頼りになる最良の友。しかし十二歳の冬の凧合戦の日、臆病者のわたしはハッサン裏切り、友の人生破壊した。取り返しのつかない仕打ちだった。だが二十六年を経て、一本の電話がわたしを償いの旅へと導く―全世界八〇〇万人が涙した、衝撃のデビュー長篇。

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7 ジャック・ケッチャム『隣の家の少女

やたらとネットで絶賛されてるので読んでみたが、ほんとにしょうもなかった。構成は下手だし、描写もなんだかなあ。もっとヘビーでまともな文学はいくらでもあるよ。ケッチャムは有名になりすぎちゃったね。一部のカルト的人気でおさまっていればよかったのに。萌えラノベのほうがましなのは言うまでもない。

>http://www.amazon.co.jp/dp/459402534X/>

1958年の夏。当時、12歳のわたし(デイヴィッド)は、隣の家に引っ越して来た美しい少女メグと出会い、一瞬にして、心を奪われる。メグと妹のスーザンは両親を交通事故で亡くし、隣のルースチャンドラーに引き取られて来たのだった。隣家の少女に心躍らせるわたしはある日、ルース姉妹折檻している場面に出会いショックを受けるが、ただ傍観しているだけだった。ルース虐待は日に日にひどくなり、やがてメグは地下室に監禁されさら残酷暴行を―。キングが絶賛する伝説の名作。

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8 トニ・モリスン『ビラヴド』

言わずと知れたノーベル賞作家なのだが、まあつまらないものはつまらない。でも海外サイトおすすめ文学みたいなリストにはよく入ってる。ちょっとよくわからない。これだったらフォークナー読んでたほうがずっといい。モリスンは調子に乗りすぎ。ラノベのほうが読みやすいしおもしろい。

>http://www.amazon.co.jp/dp/4151200576/>

奴隷のセサとその娘は幽霊屋敷暮らしていた。長年怒れる霊に蹂躙されてきたが、セサはそれが彼女の死んだ赤ん坊復讐と信じ耐え続けた。やがて、旧知の仲間が幽霊を追い払い、屋敷平穏が訪れるかに思えた。しかし、謎の若い女「ビラヴド」の到来が、再び母娘を狂気の日々に追い込む。死んだ赤ん坊の墓碑銘と同じ名のこの女は、一体何者なのか?ノーベル賞受賞の契機となった著者の代表作。ピュリッツァー賞受賞。

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9 カズオ・イシグロわたしを離さないで

しょうもなさすぎる。イシグロはブッカー賞作家なのだが、ブッカー賞作家でいえばクッツェーの足元にも及ばないと思う。ぼくは世界的な作家ではモリスンとイシグロが大嫌い。ラノベ読んでたほうがまし。

>http://www.amazon.co.jp/dp/4151200517/>

優秀な介護キャシー・Hは「提供者」と呼ばれる人々の世話をしている。生まれ育った施設ヘールシャム親友トミールース提供者だった。キャシー施設での奇妙な日々に思いをめぐらす。図画工作に力を入れた授業、毎週の健康診断保護官と呼ばれる教師たちのぎこちない態度…。彼女の回想はヘールシャム残酷真実を明かしていく―全読書人の魂を揺さぶる、ブッカー賞作家の新たなる代表作。

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10 志賀直哉暗夜行路

純文学だが、とにかくつまらない。これ以上つまらない小説存在しないのではないかというくらいにつまらない。文体うつくしいというが、個人的にはそこまでいうほどかなと思う。なんか置きにいってキレイに整えているだけで、文章おもしろさを感じないんだよな。純文学にもラノベ以下のがあったんですねえ。

>http://www.amazon.co.jp/dp/4101030073/>

祖父と母との過失の結果、この世に生を享けた謙作は、母の死後、突然目の前にあらわれた祖父に引きとられて成長する。鬱々とした心をもてあまして日を過す謙作は、京都の娘直子を恋し、やがて結婚するが、直子は謙作の留守中にいとこと過ちを犯す。苛酷な運命に直面し、時には自暴自棄に押し流されそうになりながらも、強い意志力で幸福をとらえようとする謙作の姿を描く。

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と、いろいろ中身のない愚痴を言ってみたけど、これらはどれも超人小説なのであり、世間評価されてるわけで、グダグダ言ってるぼくがおかしいのは間違いない。つまり、逆に言えば、自分が平均的な人間だと思うなら、ここで挙げた小説を読んでみたら楽しめるかもしれないってことだ(『ビラヴド』『暗夜行路』以外は)。ただ、ぼくみたいな人間も一部にはいるというのはたしかなことで、そういう人間にとっては、これらの人気小説よりもラノベのほうが価値がある。ちなみにぼくはべつにラノベばっかり読んでる人間というわけではない。

ラノベ擁護したいのは、一般層向けのくだらない大衆文学しか読まないような人間ラノベ馬鹿にしていたからだ(前も書いたのだけど、かれらはカントヴェーバーアドルノなど文学部で絶対に読むような本すら読んでない。そんな無教養人間が多い)。きみの読んでる小説ラノベと大差ないのだがねといいたいのだけど、いちいち突っ込みいれてたらなんかけんかになるしいえない。というわけでここで書いたわけ。

いや、ほんとにラノベとその辺の大衆文学に差はないよ。基本的にどっちもくだらないのが多い。そしてラノベにも見るべきものはあるってこと。そんなシンプルな話なんだが、なんで議論になるのか。ひとによってはぼくみたいに、ラノベノーベル賞作家作品ですらあるわけ。ラノベからくだらないってのはおかしな話だわな。

ラノベを見下したいやつらってなんなんだろうね。上でも書いたけど、文学オタクラノベを見下すってほとんどありえないことだよ。だってまず最初から相手にしてないんだからラノベを見下しているのは大衆文学のファンなんだよね。ラノベ大衆文学の一部なのに。読み捨てのエンタメ同士仲良くしろよって思う。

 

 

言っておくけど、べつに釣りではないよ。いつも思ってることを書いてみただけ。

2013-07-12

この世には情緒豊かで情熱的な方々がたくさんいらっしゃるようで、その場の激しすぎる衝動子供を作ったり、「愛さえあればやっていける!」と高尚な感情のみを頼りにして結婚したり、惰弱な逃げ道など用意せずに「義」のため、「愛」のために金を貢いだり借金を立て替えたりする風流人を拝謁する機会が多々ある。

「そこまで激しい愛に突き動かされたんだ。さぞかし幸福ある永遠の仲になるでしょうなあ」と感心していればそうでもなくて、あんなに愛を競い合っているように見えた彼らが、数年後には憎しみを競い合っているように見える事もままあるし、子供が生まれた時は満面の笑みで祝福していた母親が、今では般若の顔を被って子供を厳しく折檻しているどころか、逆に親子間で罵り合いつつ喰らいあう場面も多々あるというのだ。

全くもって不可思議奇っ怪、花の散るよりお早いうつろい人間というのは実に読めませんなあ、と結婚出産関連の怨嗟を覗きつつ独りごちている。

まるで梅よな。花を見る分にはいいが、漬けると途端に酸っぱくなる。単体では到底食えぬが、添え物としてなら程よい味を醸し出す。

満開の桜、松の下の鶴、満月すすき野にも勝てず、栄えがあるのは鶯止まる満開の梅の花のみ。

頻繁に切り詰めないとすぐ枝が汚らしくなり、鬱蒼とした暗がりを作り出す。古来からしまれてきているのに、中途半端な位置づけの一スパイスとしてしか影響が垣間見れないのも近しい物を感じる。

それでしかないのに、世の結婚出産必然的に人を縛り付け、無理にでも二人三脚しなければ立ちいかぬ仕組みとなっている。

「元気が二倍!」なぶん負担も疲労も二倍、いや、それ以上の重量を抱え込む事になる。特に子供は己を犠牲にせねば育ちもせず、育った後も見続けねばならない危うい存在だ。「梅のみを大切にし、他の花は疎かにせよ」などと戯けた状況だというのに、この世の思慕強き方々は若々しくそれを渇望していると来た。

子供の俺には毛程も理解できませんなあ。

2012-08-19

仕事に行くのが怖い

電車乗ると手が震えて吐き気がおさまらない

から毎朝1時間かけて歩いて職場まで行ってる

それはそれで健康的でいいかもしれないけどこの時期汗だくでつらい

帰りが1時回るから時間くらいしか寝れないのもつらい

多分というか、八割方というか、隣の席の上司が怖い

一時は毎日怒鳴られて罵られて、顔面に書類投げつけられたこともある

今はそこまで毎日じゃないけど、あれ以来強い口調で話されるのが心底ダメになった

自分相手じゃなくても、例えばドラマアニメの中でも、手が震えて心臓の感じがおかしくなる

途中耐え切れなくて精神科行ってもう1年になるけど、まだ通ってるし薬も飲んでる

後輩が一人出社拒否始めた頃から上司の歩み寄りを微妙に感じる

直接怒鳴られる回数は減ったけどでも明らかに態度にイライラが出てる

そもそも独り言では「馬鹿野郎」だの「はぁ?!」だの口に出てる

「間違えたら殴るから」とは言わなくても「間違えたら折檻するから」って意味同じだよ

明らかに元ヤン職場イベント写真ウ○コ座りで睨み上げて写ってるとか普通じゃない

理系オタばっかりだよ!」「文系リア充理系男子半々かな!」とかい大学の同期が羨ましい

大手親会社大手子会社の差なのか?もちろん私が子会社

仕事辞めたいけど今怒鳴られまくってまともにできてないからきっと他の仕事なんて到底できないし

辞める前にいろんなところに告発しに行って最後会社の屋上から飛び降りたい

2010-09-23

子連れ専用新幹線があるなら

出来て欲しいもの。

子連れお断り新幹線」とか、「子連れは迷惑料金10倍新幹線」。

勿論、飛行機もだけど。

自分子供だった時代はあるけど、騒いだりしたら物凄く折檻されたし、

親は迷惑をかけたであろう方々に謝罪しまくっていた気がする。

最近子連れって、所構わずベビーカーで来るし迷惑を考えてないんだろうなあと思う。

ましてや、新幹線飛行機って逃げ場がないから辛い。

2010-03-24

キュウリ嫌いを理詰めで説明する人

ブログ主の本文を差し置いて、今日最も輝いて見えたコメント

http://d.hatena.ne.jp/kutabirehateko/20100321/Heart#c

---

禰宜 2010/03/23 00:37

キュウリはお好きですか?

自分キュウリが昔から嫌いで、いまだに食べられないのですが、

キュウリがおいしいとおっしゃる方と話をしたところで、

私がキュウリに抱く感情を理解していただけるとは思っていません。

なので、キュウリを食べないことを主張する場合は、その成分含有率の90%以上が水分であり、世界でもっとも栄養の無い、嗜好的価値しか持たない食品の最たるものである故、と答えるようにしています。

---

何だか、このあとに (キリッ とか付きそうで笑った。

しかし……キュウリの青臭さがキライという人はいたが、組成を理由に挙げる人は初めてみたね。でもこれ、後付けの理由だろう。

そうでないと言うのなら、キュウリのような食材が全て嫌いでなければ筋が通らない。

それに、キュウリに近い水分含有率を持つ食品なんてザラにあるはず。実際、ナタ・デ・ココなんか99%が水分で残り1%がセルロース繊維だそうだ。栄養など全くないが、それでも食物繊維豊富なのでトクホ食品に使われたりしてる。そしてキュウリにだって食物繊維はある。「嗜好的価値しか持たない食品の最たるもの」とか言い掛かりつけてんじゃねーYO!(by キュウリ

結局、食べ物の好き嫌いなんて見た目・味・匂い・食感が嗜好に適うかどうかが全てだ。そして嗜好ってヤツは理屈では割り切れない。納豆がネバネバだから嫌いだという人もいれば、それが良いんだという人もいる。ただ嫌いと言えば済むものを、変な理屈をこねるから話がおかしくなっている。

そもそも「感情論理を分けるべき」と主張しようとして、感情ではなく嗜好を題材に持ってきたところからボタンを掛け違えているのが痛い。

もっとも、コメント主はキュウリを憎んでさえいるようだから、そういう意味では感情の問題なのかも知れん。幼い頃にキュウリ折檻されたとか?

この人の文章をもっと読みたくなったのだが、誰か知らんかね?

2010-01-29

http://anond.hatelabo.jp/20100128105229

追記-そして床屋談義は続く→ http://b.hatena.ne.jp/entry/anond.hatelabo.jp/20100128105229

欧米の、ムンバイの、その他さまざま場所の本当のスラムから比べたらマシ」……子どもが死んでいるのに?マシなの?なにが?死ねばいいのにwww

「もう少し地域を絞り込んで欲しい」「町レベルで議論すべき」……何の議論をしたいんだ?www

「ところで、我々はスラムから何を搾取しているんだろうか。」……君が遊んでいる時間がどこから来たと思っているんだい?www

就職先が決まらなくて泣いてる人間より、よほど幸せ。」……自分が不幸だって言いたいんだろwwwいい大人がころされた子どもよりかわいそうだってwwwwwあんまり嗤わせんなよ

追記2-しっかりしてくださいよ、先生。一応、公人でしょ?

「はあ? よく行くけどべつにスラムでもなんでもないだろ。部外者が大手振って歩けるスラムなんて聞いたことねえよ。」……先生、ではいったい、子どもが殺されるまで折檻されるのが通常化し、「殺された子」の家庭の方が普通に見えてしまう地域をなんて呼ぶんですかね?教えてくださいよ。ベテラン。その呼び方の方がふさわしければそう呼びますよ。問題は、地域子殺しの背景にあるってことではないですか?「スラムでもなんでもない地域で、子ども衆人環視の元で(学校行政も近所も知っていたんだからね)殺されるのは普通の事態なんですかね?殺した側が普通に見えるってのをどう説明するんですか、ベテランなんでもないわけないじゃないですかベテラン

答えを言ってしまうと、先生搾取する側で、「観光客」として通過しているだけだから理解できないだけですよ。先生観光客として搾取し、郊外についての売文で搾取し、ベテラン気取りでブクマ搾取するんですね。

……てなつっこみがはいってしまうので、うかつなコメントブクマでもやめておいた方が良いですよ、先生

2009-08-22

兄が結婚します

兄が結婚する。

この兄にはわたしの十代をぶち壊しにされてきた。幼児期はカツアゲや暴力で済んだんだが、お互い成長してくるとそれだけでは済まなくなってきた。

毎晩添い寝を要求されてきた。だからわたしは兄の奥さんになる人よりも兄の性癖・悦ぶところを知っている自信がある。

わたしの髪に指をからませ身体に手指を添わせる感触、今でも覚えている。

そして兄はわたしが周囲に嫌われるように仕向けたがった。くだらないことだが、家にあった高価な陶器を壊しては「お前がやったって云え」と繰り返した。

お前がやったって云え。お前が食べたって云え。その言葉の響きも、よく覚えている。

幸いにしてうちの両親の目は節穴だった。全部私がやったことにして、折檻を繰り返した。

父の拳、そして陰で繰り返される無意味な兄の暴力、忘れることがなかなかできない。グラス、包丁辞書、いろんなものがわたしの上に降ってきた。

そんな奴が結婚する。高校生の頃、わたしが後に入ることを知っていながら洋式トイレの便器に精液を塗りたくっていた兄。おめでとう。唾吐いていいですか。

2009-01-07

毒親というやつ

前からわかってはいた。母親の仕掛けてくるあれこれに翻弄されて心を病みながらもそれを認められずに生きてきて、去年の夏やっと病名がついた。ほっとしたというよりも恐怖だった。

医者がずいぶん前からかかっていたようだと言った時正直やっぱりなと思うのと同時に安堵した。よく頑張って普通の生活を送ってきましたね、ともいわれた。考えてみれば心を病みながらも大学入試を乗り越え、大学卒業しようとしているのだから心の病にかかってるとは言い難いのかもしれない。自分ではよくわからない。ただ、母親存在自分の毒になっているということがはっきりしたことだけが嬉しかった。

考えてみれば、母親とはまともな会話をしたことがない。いつも物の置き方や歩き方、扉の締め方で機嫌を伺っていた。突然スイッチが入るのだ。それは例えば、あのころはまだ小さかった妹が粗相をしたとか、皿を割ったとか、あるいは父親がへまをしたとかそういう負の原因の矛先が自分に向いていることもあった。たとえば運動会で一番になれなかったとか、マラソン大会で後ろの方を走ってたとか、勉強しているとかそういう自分に原因のある場合もあった。あるいは表情が変わらないとか、びくびくして隠れてばかりいるとかそういう環境による原因から来た自分の状態を責められることもあった。時には鍋が焦げ付いたからとか買ってきたものを間違えたからとか庭の植木剪定がうまくいかなかったからとかそういう母親ミスが原因でスイッチが入ることもあった。いつどこでどういう風にスイッチが入るかはわからなかった。とにかく機嫌が悪ければ、自分に矛先が向いた。うまくことが収まらなければ、ちまちまとためているお小遣いを没収されたり、教科書などの学用品を捨てられたり、あるいは着の身着のままで追い出されたりもした。折檻も受けた。いまだに残っている傷跡もある。でも一番きつかったのは給食費修学旅行費などの学費を出さないと言われることだった。それが一番弱った。

スイッチが入っていなければ普通の、ごく普通の家庭だったと思う。大学にまで行ってるのだから、と人は言うからおそらくは幸せだと考えなければならないんだろう。感謝しなければならないんだろう。そうずっと思ってきた。

学費のことはよく言われた。困らせようとしているのはある程度大きくなったらわかっていたが、しかし実際困った。中学卒業してしまえば、金を出さない働けと言われてしまうとそうするほかなかった。そうしなければならないんだろうと何度か学校をやめようとしたこともあるが、そのたびに誰かに止められた。先生だったり友達だったり、恋人だったり。お金を出してあげるからと言ってもらったこともある。金を出さないという脅し文句は一番卑怯で最も子供に言ってはいけないことなんだから自分が悪いと思う必要はないと諭してくれた人もいた。その中で毒親という言葉を知り自分母親がそうであるということも理解した。

よく考えてみれば、何を言っても言い訳になるようになっている。うまいこところころと人の発言を自分の思う通りに解釈してそれを掲げて人を糾弾するのが得意な人だ。自分が悪いような気がしてしまう。誰かを責めるためなら直前にいったことと180度逆のことも恥ずかしげなく言える人だ。しかしそれはうまくコーティングされて、それが正しいような気がしてしまう。そういう能力に関しては長けている人だ。生きてきた年数分うまいのだろう。

去年の夏ごろ、父親が病気になった。体に多少不自由が残っているが、自分身の回りのことはできる。思うように動けないせいかややひがみっぽいことを言うことが増えたが、命に別条はない。父親も被害者のようなものだった。昔はそうでもなかったような気がするのだが、最近は呆けたような顔をすることが増えた。長年人格を否定され罵声を浴びせられ続けるとあんな空虚な顔になるのだろうと思う。その父親を母親は親の敵のように嫌っている。いや、母親が親に恩など感じているわけがないし自分でもそう言っているのだから、犬猿の仲とでも言えばよいのか。物心ついた時には母親が父親をいつものやり方で責め立てているのが日常風景だった。

正月、正直実家に戻る気にはなれなかった。卒論もあるし、家に帰ったらそれどころではなくなるのはわかっていたのだ。でも帰らなければまたうるさいということもわかっていた。最大限の妥協をして年末の数日実家に帰り年が明けてすぐ下宿先に戻ろうと思っていた。でもやっぱりそうは問屋がおろさなかった。

愚痴を聞くだけなら、かまわなかったのだ。病人を抱えていればそれなりにたまってくるものはあるだろうということは簡単に予想できるから、それを聞くのはやぶさかではないと思っていた。忙しくてあまり帰らず申し訳ないとも思っていた。夏はちょうど私自身も心を病んでいてどん底にいたのであまり父親の病気には関わらなかった。関われなかった。それでもできる限りのことはしようといろいろしたのだ。しかし、それが足りなかったらしい。まずその不満からだった。母親自分のしゃべっていることでどんどん興奮していくたちなのでなだめながら聞いていたが、でもやっぱり駄目だった。父親に向けられなくなった分こちらに向かってくるエネルギーがすさまじかった。私は疲弊した。そんな私を好きなように攻め立て、あらゆる事実を捻じ曲げ、母親は私を糾弾した。薬をいつもより多めに飲んでもそれでも駄目だった。気分が落ち込んでいくのは止められなかった。そんな私に母親はあんたの性格が悪いから病気になるんだといった。薬を飲むのをやめろと言った。医者なんか信用するなと言った。そして、その医者はあんたの好みなのかと聞いて嗤った。それでもおさまらなかったらしく、離婚してやると喚いた。離婚して父親の面倒を押しつけてやるといった。離婚したら結婚も難しくなるあんたはみかけもたいしてよくないし、と言った。父親の面倒をみたら仕事にも支障がでるだろうねと笑った。親が離婚していてさらにその親の介護をしているあんたは嫁にいけないよと言った。仕事にも集中できないから貧しい暮らしになるに違いないと言った。そういいながら笑った。ずっと私は正座し黙っていた。10時間。ひどい正月だった。卒論は進まなかった。たぶん留年すればいいとでも思っているのだろう。そういう人だ。留年したら就職は難しくなるから、これからも矛先を向け続けることができるし、そして逃げ出せなくなるとわかってやっているのだ。わかっていた。だから黙っていた。もう何度死んでくれたらいいのにと思ったかわからない。頭の中でぐるぐるとどうやって殺してやろうかと考えていた。そう考えるだけでずいぶん楽だった。どうやって苦しめてやろうかと考えていた。静かな気持ちになれた。

母親は私を捨ててやるとよく言った。母親は私を不幸にできることを信じて疑わなかった。子供のころはそうだった。しかし、いつまでもそうではないのだ。私は卒業し、就職したら母親を捨てるだろう。徐々に不自然でないくらいゆっくりと捨てるだろう。性急になってはいけない、勘付いて何もかも元の木阿弥になってしまう。母親は困らせればすがりついてくると思っている。またいつもの手を使って絡め取ろうとしてくるに違いない。だが、私は捨てるのだ。なにもかも。親もきょうだいも何もかも捨てて過去は断ち切るのだ。まともな生活を普通人間関係を、得てもいいといろんな人が言った。幸せになっていいんだとたくさんの人が言った。母親が私を評したのとまるで逆のことをいつも他人から言われる。居場所を奪わない人がいる。失敗したら許してくれる人がいる。泣き言を言っても聞いて慰めてくれる人がいる。怒りを向けてもそれを受け止めてくれる人がいる。私のことを思い、傷つかないように言葉を選んで忠告をしてくれる人がいる。世の中にはそういう人がいてそういう人たちにたくさん助けられてきた。普通の、ごく当たり前のこと、そういう幸せを私に与え、私が差し出すものを受け入れてくれる人がいることを私は知っている。ふつうになりたい。いつも切望している。

追記:

わわわ、ありがとうございます。がんばって逃げます。

icloud 幸せになってほしい。あまり大きな声でいえないけど、計画がうまくいくといいな・・ ・・・・・ところでうちの母もこのような感じ(ここまでではない)のだけど・・・病院につれていってみるかな・・

残念ですが毒親本人はおそらく病院に連れて行ってもせいぜい境界線人格障害と診断?される程度じゃないかと思います。それだったら距離を置いてしまうのがよいのでは。程度によりますが少し距離を置いた方がうまくいったり環境を変えることで寛解することもあるらしいです。

お母様が毒親に苦しめられているということだとしても病院病気になってる人しか助けられないので病名はつけてくれるかもしれませんが原因が取り除かれないことには…。穏やかな日々が来るといいですね。がんばりましょう。

私が飲んでるのはデパスじゃなくてリーマスなんですよね…正真正銘メンヘラです。はぁ。でもたぶんきっと本当に必要なのは、薬じゃなくて簡単になくならない信頼関係なんじゃないかと思うのです。たとえば私は無自覚に誰かを傷つけたり怒らせたりすることはあるわけだけれども、そういう状況になった時にあぁ生活すべてがめちゃくちゃになるこれで何もかも終わりだっていう絶望感にとらわれなくてもよい、という思えることが本当は必要なんです。そういう信頼関係が築ける相手がいることが必要なんです。対立しても怒らせても、ちゃんといいたいことは言って嫌だと思うことは伝えて、そういうことができる関係というのが。

母親自分存在を確かめるために、自分が必要な人間だと思われているということを確認したいがために私を使ってきたわけで、私はあくまでも母親自尊心を確保するための道具だった。必要な道具だったからそこにおいていただけなんですよ。私じゃなくてもよかった。ただちょうどよかっただけで、そのために手入れもしたんだろうし金もかけたから手放すのは嫌なんでしょう。でももし代わりになる道具がでてきて私が必要なくなれば簡単に捨てるだろうってことを私は知ってる。

道具が持ち主を愛さなきゃいけないんでしょうか。しなくてもいいですよね。理解すらしなくていいと思う。泣かせてもエグいとすら最近は思わないです。やりこめることはできる(そのあと包丁が出てきたりとか面倒なことになるので避けることが多いですが)。だって私は道具だし。都合のよいように使えなかったから泣いてるだけでただの子供なんです。あの人は私にとって脅威ではない。ただの面倒な子供で、縁を切ってしまいたい。でもあの面倒な子供は生きてきた年数分だけ聡く狡賢いやり方を知って、攻撃力は半端ないし、私も痛いのは嫌だし職や住まい恋人を奪われるのは嫌なので空気のように消えていくしかないんだと思います。中途半端はよくない。やるなら徹底的に消息を絶たないと、たぶんいろんな意味で殺されるから。

2008-05-23

マスメディアへの違和感 エロゲー議員問題について

http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0805/23/news147.html

Itmediaに『「エロゲー人間性失う」 規制求め請願 円議員掲示板に批判数百件』という記事が載っていた。

民主党参院議員が、エロゲー青少年の心を破壊するから幼女誘拐事件が起きるって国会で主張してるんだってさ。

ま、何をアホなと思うが、それはどうでも良い。

気になるのは、その下に書かれているItmediaの捕捉情報だ。

警察庁のまとめによると、平成19年に摘発した児童虐待事件は前年比1%増の300件、わいせつ画像を撮影されるなどの児童ポルノ事件の被害に遭った児童(18歳未満)は同20.2%増の304人で、いずれも過去最悪になっている。アダルトアニメゲームとの関連性は不明だ。ネット上では児童ポルノなどの規制に関する議論がこれまでも数多くなされおり、今回の請願についても大きな反響を呼びそうだ。


これって、何か関係のないものを持ってきてはいないか?

というわけで調べてみたら、関係の疑わしいデータ、または全く関連性のないデータを「関連性は不明」と但し書きを書きつつ載せていることがわかった。

どんなに「関連性は不明」と書いても、同じ情報抱き合わせで提供されたら関連性があるように感じてしまう。

メディアによる刷り込みの常套手段と言えるし、卑怯な手段として非難されてしかるべきことだ。

僕はItmediaを信頼できるメディアだと思っているし、準児童ポルノにも果敢に異を唱えているところが好きなんだけど、こんな報道をされれば幻滅だ。

猛省を願いたい。

捕捉1:産経新聞の配信記事との指摘がありました。産経はあまり信頼していないですが、やっぱり猛省を願いたいと思います。

捕捉2:予想外に注目されて驚き。表現を加筆修正。

最初に書かれているこの記述について。

児童虐待事件は前年比1%増の300件

どう読んでも、「児童虐待」についての記述としか考えられない。

児童虐待って、子供に対する家庭内暴力で、あの母親とか内縁の夫とかが子供を虐める話でしょ?

どう考えても、エロゲー関係ないだろうと思う。

詳しい記事を調べてみた。

毎日新聞の記事

http://mainichi.jp/life/edu/news/20080221dde001040005000c.htmlでは、

児童虐待の被害児童315人の態様別では▽暴行、傷害などの身体虐待224人▽わいせつ行為など性的虐待69人▽育児の怠慢、拒否22人。年齢別では1歳未満が47人▽5歳児25人▽3歳児24人????など低年齢の児童の被害が目立っている。

虐待加害者被害者関係では、実母による犯罪が97人で最も多く、実父91人▽養・継父55人▽内縁の父46人など。


児童虐待」とは、簡単に言えば最近話題になっている親の折檻などを指す。

報告されている限り加害者も身内の人間であり、「児童に対する家庭内暴力」のデータである。

これを読んでみても、どうしてもエロゲーに毒された青少年が関連しているとは考えられない。

検挙件数が増えたものの死者は減少したことについて、同庁は「児童虐待社会的に知られるようになり被害通報が増える一方で、児童相談所などとの連携が強化され、対応が迅速になったためではないか」としている。


警視庁の分析もエロゲーなどまったく意識されていない。

やはり、この記事で「児童虐待が増加している」と捕捉するのは無理がある。

次に、この記述について

わいせつ画像を撮影されるなどの児童ポルノ事件の被害に遭った児童(18歳未満)は同20.2%増の304人


気になるのは、児童ポルノ被害者が18歳未満でくくられているということ。

議員の請願では、以下のような内容が発言されている。

美少女アダルトアニメ雑誌ゲームの製造・販売の規制法制定に関する請願」で、「街中に氾濫(はんらん)している美少女アダルトアニメ雑誌ゲームは、小学生少女イメージしているものが多く、このようなゲームに誘われた青少年の多くは知らず知らずのうちに心を破壊され、人間性を失っており、既に幼い少女が連れ去られ殺害される事件が起きている」と指摘。「幼い少女たちを危険に晒(さら)す社会をつくり出していることは明らかで、表現の自由以前の問題である。


ここで触れられているのは、「小学生少女」に対する性的虐待が問題だと言うこと。

世界的な風潮でも「児童ポルノ」問題で重要視されているのは12歳以下だから、この発言が「小学生少女」に限定されていることは問題ない。

そうなってくると、やはり児童ポルノのうち、小学生被害者がどのように推移しているかが気になる。

詳しいデータを探してみた。

http://www.en-ichi.org/pubs/thismonth/216-4infile.html

2000年から2007年児童ポルノ事件の検挙数と、被害児童の内訳が載っている。

問題となる小学生被害者数をみてみよう。

2005年 - 31人、 2006年 - 38人 2007年 - 33人

若干の増加?と言えるか微妙なところで、これだけのデータでは判断できない。

なにより前年比で減少しているし、「大幅に増加」という状態ではないということがわかる。

児童ポルノ被害者の増加分はほとんど12歳以上、というより女子高生。)

また、気になるのは、児童ポルノ事件の検挙数が、2006年から2007年にかけて減少していること。

被害児童は増加しているが、犯罪検挙数は減少している。

この減少についても、報道姿勢としては触れておくべきではないかと思われる。

それと、この統計が「検挙した事件」で露呈した事実であることもきちんと認識しなければならない。

警察が重点的に捜査活動を行えば検挙数は増えるし、被害者も増加する。

発覚していない被害者が実は大量に増加している可能性もある。

とにかく、実際の被害者の数ではないということ。

まとめると、このように言える。

児童虐待データは主に家庭内暴力

児童ポルノ被害者のうち、小学生被害者は大幅に増加しているとは言えず、前年比でも減少している。

この2点より、今回提示された補足情報は、円議員の「エロゲー小学生少女の性的虐待を助長している」という請願とは何ら関係がないと判断できる。


今回は、グーグルを使って5分ほど検索を行い、補足情報が妥当でないと判断した。

(文章を書くのにはずっと長い時間がかかったが。)

たった5分でわかる公開情報を調べもせず掲載するのは、報道としての責務を放棄していると私は思う。

この補足情報に対し、私は完全に記者エロゲーに対する悪意を感じた。

公正な情報を伝えるべき新聞報道において、唾棄すべき態度である。

ニュースにおいて記者の考え方は排除できないものだけれど、結論ありきで記事を書くことは止めて欲しいところだ。

2008-03-01

嫁のツンデレ評が分からない

 今宵、嫁とツンデレ娘の話題になった。どういうツンデレが良くてどういうツンデレが良くないのか、嫁の基準がよく分からない。曰く、

 

 

 ルイズ:ヒステリー幼女。とにかくかわいくない。ルイズのお姉さん(カトレア)のほうが絶対いい。折檻するときが妙に生々しい感じ。

 ヴィクトリカ:すごい素直。お菓子を与えたら素直にもふもふ喰う。

 ハルヒキョンを同級生だと思っている。下僕のようには扱っていない。恋愛感情に気づいてない。

 

 →俺的結論:つまり嫁は、自分がかわいいと思ったキャラクターならツンデレなんだろうが何だろうがそれで良いということか。

 →嫁の反論:そうじゃない。全然そうじゃないよ。

 

 いい感じで不毛になってきた。俺にはさっぱり分からない。大体、ハルヒキョンにぞっこんじゃあないのか?

 

2007-06-07

http://anond.hatelabo.jp/20070606142108

元記事の増田です。はてダすら書いたことがないのに初増田でいきなりこんなにトラバブクマもされて、あっけにとられてます。

anond:20070606221639

anond:20070606215500

傍から見ると僕は叩かれたり非難されたり同情されたりしているように見えるのか。

自分ではそこまで感じていないので、面白い。この辺の感覚に対する閾値も高いのかもしれない。

anond:20070607004259

suVeneもmatakimikaもよく知らないので分からない。親についてはあまり関係ないと思うのだが、言及されたので一応書いておく。

「親が教育を間違った」というのは正解かもしれないが、(親が)「子供への愛情は注いでいたんだけど、子供からの期待には応えることができなかった」という推測は間違い。

なぜなら幼年期から少年期にかけて母親から虐待一歩手前のような扱いを受けており、愛情を注がれたとはとても思えないし、親には期待なんてしていなかったから。なお反抗期普通にあった。

そして親の問題なら、同じ家庭で育った弟たちも僕のようになるはずだが、現実は違う。やはり元来の気質・性格と外部環境の複合要因によって形成された心理メカニズムだろう。

ちなみに母親は、僕が唯一ネガティブな感情を抱いた人間。もちろん原因はその体罰というか折檻というか虐待にある。

一時期は本気で殺意まで抱いたが、僕が家を出て離れている現在ではどうでもよくなっている。だが顔は見たくないので、今後も会うつもりはない。虐待が大きな要因となって離婚した父親とはたまに会っているが。

anond:20070607004708

他者への踏み込みが浅くなる、というのは同意。そして僕も友人は少ない。

2007-02-08

折檻

Re 女性を救おうとして線路に飛び込んで重体の警察官に折鶴

「折鶴」が「折檻」に見えて、「何かひどいことを言っているな」みたいな読み違えをした。

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