2009-08-22

兄が結婚します

兄が結婚する。

この兄にはわたしの十代をぶち壊しにされてきた。幼児期はカツアゲや暴力で済んだんだが、お互い成長してくるとそれだけでは済まなくなってきた。

毎晩添い寝を要求されてきた。だからわたしは兄の奥さんになる人よりも兄の性癖・悦ぶところを知っている自信がある。

わたしの髪に指をからませ身体に手指を添わせる感触、今でも覚えている。

そして兄はわたしが周囲に嫌われるように仕向けたがった。くだらないことだが、家にあった高価な陶器を壊しては「お前がやったって云え」と繰り返した。

お前がやったって云え。お前が食べたって云え。その言葉の響きも、よく覚えている。

幸いにしてうちの両親の目は節穴だった。全部私がやったことにして、折檻を繰り返した。

父の拳、そして陰で繰り返される無意味な兄の暴力、忘れることがなかなかできない。グラス、包丁辞書、いろんなものがわたしの上に降ってきた。

そんな奴が結婚する。高校生の頃、わたしが後に入ることを知っていながら洋式トイレの便器に精液を塗りたくっていた兄。おめでとう。唾吐いていいですか。

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