はてなキーワード: 準児童ポルノとは
現在でも、日経新聞の広告に、全裸女性の性器が丸出しで載ることはあり得ないですよね。
それと同様に、未成年へのセクハラ作品も載せるのは避けたほうがよろしいんじゃないですか?
という、ただそれだけのことなんですがね。
胸の大きさがどうとか、原作の内容がどうとかは関係なくて、ただ
「女子高生にたわわと名付けた」
その行為が、女子高生に対するセクハラであり、あの新聞広告は、
未成年である女子高生へのセクハラ(=準児童ポルノ的なもの)を描いている。
と解釈するのが、嫌悪感を覚える人、キモいと思った人の感想なんだと思う。
もしあの作品のタイトルが、「月曜日の出会い」だったら、誰も騒がなかったのではと思う。
女子高生にむかって、
ええ乳してんなぁぁ~ たわわに実ってはりますなぁ~
というおっさんのいやらしいセクハラ心情をタイトルの3文字で表現したのが、
比村奇石の天才的コピーライティングであり、オタク男性からもキモいと言われる由縁なのだ。
現状では法律で規制されていないし、広告の自主規制を逸脱するものではないのだけど、
準児童ポルノキャンペーンという創作物規制・表現の自由の制限を求める活動のころから日本ユニセフ協会の名前やアグネス・チャンの顔も見たくない。
どうして日本ユニセフ協会やアグネス・チャンは余計なことをしたり言ったりするのだろうか。
創作物規制を行ったところで人権意識が向上するとも実在児童が守られるとも思えない。
インタビューでサブカルチャーに対して意見を述べることが募金活動や児童保護に繋がるのか?
貧しい児童、死んでいく子供たちがいますと情に訴えて集金するだけでは駄目なのか?
日本ユニセフ協会が国連児童基金の名を逸脱した活動を行っているのが気に食わない。
もしかしたらサブカルチャーを批判することでそういう層から多額の募金があるのかもしれない。
そういう層ってお金持ってそうだもんな。
せめてそういう層向けの会合とかでサブカルチャー批判してくれ。
俺の目に触れないところでやってくれ。
http://www.svd.se/opinion/brannpunkt/lat-oss-bekampa-riktig-barnporr_7199866.svd
http://www.jfsribbon.org/2012/12/blog-post.html
実在児童そっちのけで、被害者の存在しない犯罪を取り締まるべきだ、とした場合、実際の被害児童が一番被害を受けるのではないか、というスウェーデンの警官の訴え。
http://dl.ndl.go.jp/view/download/digidepo_8111654_po_02550012.pdf?contentNo=1
所謂やらはた(二十歳を過ぎても童貞)だった僕に生まれて初めて彼女が出来た。
「この子の為なら死ねる」そんな臭いセリフを脳内でつぶやいてみては悦に浸っていた。
そんな幸せは長く続かなかった。彼女が父親に性的虐待を受けている事実を知った。
彼女は夜な夜な父親に犯されていたのだ。
何不自由なく育ってきたボンボン大学生の僕はどうしたら良いか見当も付かなかった。
(最初高1だと言っていた彼女は、実は春に中学を出て高校に進学していなかった)
自分の手元から彼女が居なくなって、父親は半狂乱になって娘を探したらしい。
一週間で僕の家に乗り込んで来た、無断拝借したトラックで玄関の扉を破壊しながらw
彼女は連れ戻された。でも、このまま彼女を父親の元に置くなんて耐えられない。
「しばらくこっちに来なさい」そう言ってくれたそうだ。
数日後、彼女は痣だらけになって僕の前に現れた。
母親と同居して居る間男に、サッカーボールのように蹴られる暴行を受けたらしい。
挙句の果て、寝て居る彼女の布団に潜り込んで性的な悪戯をしようとした。
それで、真夜中にタクシーを拾って逃げて来たらしい。
途方に暮れた。
僕の部屋は父親にバレて居る。
どうしたらいいんだ?
彼女といっしょに駆け落ちすればいいのか?
パチンコ屋の店員にでもなれば、
贅沢は出来なくても彼女と慎ましく暮らす事が出来るはずだ。
数日間悩んだ末(その間、彼女は友人の元を転々としていた)
僕は児童相談所に全てを話した。何故かけおちしなかったのか?
白状すると、自分可愛さに逃げただけだ。
大学生としての自分、将来国家資格を得れば最悪食うには困らない。
相談所の職員はそんな卑怯な僕に
「もう大丈夫、私達がなんとかするからね。君は十分がんばったんだ。」
と、優しい言葉をかけてくれた。
僕は汚い。
彼女の父親は虐待の事実を全否定した。そして彼女自身もそれを否定した。
「自分を犯す父親でも世界でたった一人の家族、離れ離れで暮らすのは嫌。
だから、私の自作自演だったことにして。あなたも私達に口裏を合わせて。
そうすれば、全部全部元に戻るから。」
彼女にそう頼まれた。
僕は「分かったよ」とだけ答えた。でも嘘だった。
犯されても家族なんて理解できなかった、
何よりも僕は彼女が今後も夜な夜な父親に犯されるという現実から
逃げたかった。
その甲斐あって、虐待の事実は認められ、彼女の保護施設行きは決定した。
「アンタに何の権利があって、私達父娘を切り裂くのよ!
可愛がってさえいればそれで十分だったのに。
もう、友達だってひとりも居なくなる。
私はひとりぼっちだ。みんなみんなアンタのせいだ。」
体中の血が逆流したような感覚、怒りとも悲しみとも恥ずかしさとも、
なんとも形容しがたい感情が僕を支配した。
それまで一度も彼女に向かって声を荒げたことがない僕は、
ヒステリックにのどが痛くなるほどの大声で彼女に向かってわめき散らした。
「僕は、君の現実逃避の道具じゃない。心があるんだ。
今のままじゃいつか君の心は壊れる。
これは全部君のためにした事なんだ。」
「全部君のため」なんて欺瞞だ、大嘘。
しょせんは単なる自己満足。
僕は一人の男として自分の所有する雌が、
他の男に犯されるのが嫌だっただけだ。
だから私は一生子供は産まない、産めない」
そう言っていた彼女は元気だろうか?
今までそうじゃなかった分、幸せになるべきだ。
その権利があるはずだ。
もしここを読んでいる人の中で「もしかしたら、
僕/私は虐待されてるんじゃないか?」とちょっとでも思う人は
ぜひ近くの児童相談所に相談してみてね。
自分から相談する勇気のある人を相談員さんは決して見捨てたりしません!
(相談所が虐待ありと認定した場合で、児童本人からの相談から発覚した時は
緊急を要するケースとして優先的に対処するそうです。
※相談員さんから聞いた話です。)
http://selfishprotein.net/shelter/
「子どもの性的虐待に関する正確な情報の普及。これ以上無知によってより深刻な被害が起こらないように。
また、子どもの時虐待を受けた大人と現在被虐待状況にある子どものために、
■「本当に全部ボクが悪い」と自責する子供を健気だと妄想するだけに止まり、条件反射で母親を叩くから虐待の連鎖は止まらない。 - こんぶダイアリー
http://d.hatena.ne.jp/makinamikonbu/20080823/1219439610
■橋下知事 「小4女児死亡事件…虐待の疑いあれば、過剰なまでに通報して。虐待は勘違いだった、となる方がまだまし」 : ニュー投
http://newtou.info/entry/1145/
※相談所の職員さん曰く「実際は通報があっても、相談所の人手不足で案件に優先順位をつけざるを得ない。
優先順位を間違えれて、時には手遅れに…」なんて事も多いそう。
■準児童ポルノ規制の前に「父親教育」を - zettpekiの日記
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0805/23/news147.html
Itmediaに『「エロゲーで人間性失う」 規制求め請願 円議員の掲示板に批判数百件』という記事が載っていた。
民主党の参院議員が、エロゲーが青少年の心を破壊するから幼女誘拐事件が起きるって国会で主張してるんだってさ。
ま、何をアホなと思うが、それはどうでも良い。
気になるのは、その下に書かれているItmediaの捕捉情報だ。
警察庁のまとめによると、平成19年に摘発した児童虐待事件は前年比1%増の300件、わいせつな画像を撮影されるなどの児童ポルノ事件の被害に遭った児童(18歳未満)は同20.2%増の304人で、いずれも過去最悪になっている。アダルトアニメ・ゲームとの関連性は不明だ。ネット上では児童ポルノなどの規制に関する議論がこれまでも数多くなされおり、今回の請願についても大きな反響を呼びそうだ。
これって、何か関係のないものを持ってきてはいないか?
というわけで調べてみたら、関係の疑わしいデータ、または全く関連性のないデータを「関連性は不明」と但し書きを書きつつ載せていることがわかった。
どんなに「関連性は不明」と書いても、同じ情報に抱き合わせで提供されたら関連性があるように感じてしまう。
メディアによる刷り込みの常套手段と言えるし、卑怯な手段として非難されてしかるべきことだ。
僕はItmediaを信頼できるメディアだと思っているし、準児童ポルノにも果敢に異を唱えているところが好きなんだけど、こんな報道をされれば幻滅だ。
猛省を願いたい。
捕捉1:産経新聞の配信記事との指摘がありました。産経はあまり信頼していないですが、やっぱり猛省を願いたいと思います。
捕捉2:予想外に注目されて驚き。表現を加筆修正。
最初に書かれているこの記述について。
児童虐待事件は前年比1%増の300件
どう読んでも、「児童虐待」についての記述としか考えられない。
児童虐待って、子供に対する家庭内暴力で、あの母親とか内縁の夫とかが子供を虐める話でしょ?
詳しい記事を調べてみた。
毎日新聞の記事
http://mainichi.jp/life/edu/news/20080221dde001040005000c.htmlでは、
児童虐待の被害児童315人の態様別では▽暴行、傷害などの身体的虐待224人▽わいせつ行為など性的虐待69人▽育児の怠慢、拒否22人。年齢別では1歳未満が47人▽5歳児25人▽3歳児24人????など低年齢の児童の被害が目立っている。
「児童虐待」とは、簡単に言えば最近話題になっている親の折檻などを指す。
報告されている限り加害者も身内の人間であり、「児童に対する家庭内暴力」のデータである。
これを読んでみても、どうしてもエロゲーに毒された青少年が関連しているとは考えられない。
検挙件数が増えたものの死者は減少したことについて、同庁は「児童虐待が社会的に知られるようになり被害通報が増える一方で、児童相談所などとの連携が強化され、対応が迅速になったためではないか」としている。
やはり、この記事で「児童虐待が増加している」と捕捉するのは無理がある。
次に、この記述について
気になるのは、児童ポルノの被害者が18歳未満でくくられているということ。
円議員の請願では、以下のような内容が発言されている。
「美少女アダルトアニメ雑誌とゲームの製造・販売の規制法制定に関する請願」で、「街中に氾濫(はんらん)している美少女アダルトアニメ雑誌やゲームは、小学生の少女をイメージしているものが多く、このようなゲームに誘われた青少年の多くは知らず知らずのうちに心を破壊され、人間性を失っており、既に幼い少女が連れ去られ殺害される事件が起きている」と指摘。「幼い少女たちを危険に晒(さら)す社会をつくり出していることは明らかで、表現の自由以前の問題である。
ここで触れられているのは、「小学生の少女」に対する性的虐待が問題だと言うこと。
世界的な風潮でも「児童ポルノ」問題で重要視されているのは12歳以下だから、この発言が「小学生の少女」に限定されていることは問題ない。
そうなってくると、やはり児童ポルノのうち、小学生の被害者がどのように推移しているかが気になる。
詳しいデータを探してみた。
http://www.en-ichi.org/pubs/thismonth/216-4infile.html
2000年から2007年の児童ポルノ事件の検挙数と、被害児童の内訳が載っている。
2005年 - 31人、 2006年 - 38人 2007年 - 33人
若干の増加?と言えるか微妙なところで、これだけのデータでは判断できない。
なにより前年比で減少しているし、「大幅に増加」という状態ではないということがわかる。
(児童ポルノ被害者の増加分はほとんど12歳以上、というより女子高生。)
また、気になるのは、児童ポルノ事件の検挙数が、2006年から2007年にかけて減少していること。
この減少についても、報道姿勢としては触れておくべきではないかと思われる。
それと、この統計が「検挙した事件」で露呈した事実であることもきちんと認識しなければならない。
警察が重点的に捜査活動を行えば検挙数は増えるし、被害者も増加する。
発覚していない被害者が実は大量に増加している可能性もある。
とにかく、実際の被害者の数ではないということ。
まとめると、このように言える。
・児童ポルノ被害者のうち、小学生被害者は大幅に増加しているとは言えず、前年比でも減少している。
この2点より、今回提示された補足情報は、円議員の「エロゲーが小学生の少女の性的虐待を助長している」という請願とは何ら関係がないと判断できる。
今回は、グーグルを使って5分ほど検索を行い、補足情報が妥当でないと判断した。
(文章を書くのにはずっと長い時間がかかったが。)
たった5分でわかる公開情報を調べもせず掲載するのは、報道としての責務を放棄していると私は思う。
この補足情報に対し、私は完全に記者のエロゲーに対する悪意を感じた。