はてなキーワード: 何だかとは
始りが高尚なんだ。恋愛に悩んでる同士が、相手を身代わりに勝手に憂さ晴らしするまでかな。
「こんなことしい」「こんなことされたい」。でもその相手を見てるわけでないから、相手を意識しないし。
エロが幼稚か。エロいことだから受け入れて欲しいんだ、恥ずかしいことだから。
女の子と裸で抱き合いたいなんてごめんね。みんなそうだし、私も抱き合いたいから。
おちんちんおっきくしながらキスばかりして変かな。おちんちん握ってる私をエッチだと思う?ううん。
なんとかさんも、こんなに、可愛いくて、気持ちがいいくて、エッチなのに、もったいない。
彼女とはまだだっけ。あなたのも、おちんちんもこんなに気持ちがいいのにね。この指も、唇も、
実はコンドーム付けてなかったと思うんだけど、付けずに挿入するのもうだけど、
いく気配が感じられてから「中で出したら困りますよね」「それは困るなー」「ですよね」って、
外に出したのかな(膣外射精は避妊では有りません)。でも僕は中で出さないだろうし、
妊娠してもお互い困ったことにはしないだろうって、相手を分かってたからかな。
相手がすることなら何でも受け入れるし、相手は自分が受け入れられない非常識なことはしない、
なぜならそんなことしてもつまらないし、相手に嫌われるし、結局自分の欲しいものも失うし、
そうゆうことを全部含めて自分を全部知ってくれてしたいことをさせてくれて、
自分はおかしくないまともな人間なんだっていう知る安心と、許されてる感が麻薬みたいに欲しいのかな。
女子の想像して書けば、私も好きって大事にされて、少しわがまま言っても許されるくらいには可愛いよね。とか。
いつもは服着て恥ずかしいことしないでいるんだから、エロは幼稚さ何だからと思う。
愛されたいの!(おちんちんいれたいの!)で、いいのよってわがまま聞いてくれる。
だって僕の恥ずかしいおちんちん握られて舐められて、射精するところも見られて、
お茶してるときも(おっぱいさわりたいなー)とか思っても(そうそうもう見たし揉んだし、
手でいかされもしたんだっけ!)って気付くと、色々問題が簡単になる。
仮定として、せっくすしたくてその女の子との関係性に色々考えるのなら、
せっくすした女の子ならそんなこと考えなくていいから、他のことを考えられる。
ここまで書いたことは全部僕の頭の中だけの話で、せっくすしたから相手を知ったふりとか、
欲求達成とか、我が物顔とかでは全然違くて、ちゃんと否定しておかないと。
相手の気持ちは全く関係なくて、僕が僕の中で自分のことは知られてしまった。
僕に「私のこと好きでしょ」って聞くなら、そりゃ嫌いなら目の前にいないからね。
なんだっけ?そうそう、僕のエロ幼稚だけど、僕には要なことなんだよ!
理1に入って女子は殆どいない,みたいな環境にずっといたけど周囲に「東大女子は無理」とか言う奴は聞いたことが無い。寧ろ付き合いたい派は多い。
ただそもそも可愛い子が少ない,可愛くても性格が(人それぞれ様々な方向に)曲がってることが多い,等から「東大女子はちょっと」みたいな感じで言いたくなる人の気持ちは分かる。けれどこれは「頭が悪いほうが良い」とかそういう観点からじゃなくて東大に所属する女性にそういう傾向が多いせいでそういう考えになってるのでは,と思う。これはもう個人の考えだからどうしようもない。
勿論自分より頭が悪くないと無理,という考えの人もいると思う。ただそんなのは東大に限った話ではなくどの空間にもいる。
それを発しているのが「賢さ」で注目され叩かれることが多い東大生だからボコボコに叩いてる人はいるんじゃないかな。いつもの批判の対象がインカレサークルに移っただけ。
インカレサークルが「頭の悪い女の子」を集めるために作ったサークルだ,という可能性について,これは否定はできない。昔はそういう考えがあったのかもしれない。けれど現在所属している人々にその意識は殆どないと思う。そもそも今20歳ぐらいの人々が育ってきた環境は今のおっさんおばさん達が育ってきた環境と違って男が絶対,女はそれに従うみたいなものではないはず。男女平等大事だよみたいな感じで育ってきてるんだから当たり前。ただおっさんおばさんが自分たちが男女不平等な教育を受けてきたせいで当然今の若者も女性軽視した考えでいるはず,こんな団体はけしからんとか思ってるんじゃないかな。あとはどこの誰か知らない人が出会ったサンプル1の「男尊女卑思考東大生」の話がSNSやらで大きく拡散されるから印象が強くなっている感。もうこれは仕方ない。
こういうことは言いつつ,まあ東大女子は無理みたいなサークルが存在するのは良いことではないと思う。拒否する理由ないし。入りたかったら入ったらいいと思う。入っても問題なくないか?
実際去年とか東大女子も受け入れてますよ,みたいなテニスサークルがあった。言い方が上からだ,とかで若干炎上してて可哀そうだった。結局そのサークルには東大女子は1人も入らなかったらしい。
これは当たり前の話っちゃ当たり前の話。東大には学内テニスサークルが2つ,インカレの大きなテニスサークルが4つ,その他小さめのテニスサークルがいくつかある。東大女子を現状受け入れているのは学内サークル2つと小さめのテニスサークルたち。実質東大女子がいるのは学内のテニスサークルだけ。そのテニスサークル達は必死。だって女子が圧倒的に少ないのに男女比率を1:1にしたいから。女子練習会,女子食事会,等々。別にテニスしなくてもいいから女の子の友達作りのために入ろう,みたいな勧誘をしている。死ぬほど必死。否定してるわけではないけど。全くテニスした事ないし入ってからもしてない,みたいな子を何人も知っている。そういう風にやってるサークルがある一方でインカレのサークルが入ってもいいよ,とか受け入れ始めても彼女たちが入る訳がない。そもそも同じ大学の同性の同期がいない,勧誘も必死にしてくるわけではない,練習場所も大学の近くじゃなかったりする,など。
そういう状況があるのに「女子に対してはスッと勧誘を止めるのが悲しかった」みたいなこと言ってるヤツがいるのは何だかよく分からない。どうせ入んないじゃん,君たち。サークル入る可能性が無い人勧誘してどうすんの?と。これは別に女子が入れるようになったって変わる状況ではないと思う。
結局どうしたらよかったのかを考える。東大女子拒否はだめですよ,みたいなのをもっとこっそり広めたほうが良かったんじゃないかな。Twitterとかで流れちゃうからよく分からん人々が集まってきて批判してきたわけで,こっそり内々にお断りやめてね,みたいなことをサークル側に伝えて1年後とかにそういえばあれなくなったんだね,くらいにしたら穏便だった。こんだけ騒ぎになったら逆に来年サークル入りづらいんじゃない?東大女子。
あとは東大男子,○○大学女子,みたいなサークルやめさせたいなら東大に女子を増やしてください。いないんだもん,そういう風になるの仕方なくない?大学限定してるのだって,安心して入ってきやすいようにする為だと思う。大学確定してれば身元ははっきりしてるし,問題も起きにくい。勧誘もしやすい。よく分からん人が入ってきてここの大学なんだよね,入れてくださいみたいなことあっても大学限定って建前があればなんとかなる。
学内に女子が多ければ色々問題にならないんじゃないかなあ。なんで女子は少ないんだろうね。医学部は点数引かれるし,大変だし,良いですよ,東大。普通に女子は大事にしてもらえます。心配せず入ってください。
古文の読解が苦手だった。
赤点は取ったことがないし、センター試験も「これは絶対にありえないだろう」というのを消去法で排除していって残ったのをマークしていたので、それなりの成績は取れたのだけれど、古典の文章を美しいものとして楽しむまでには至らなかった。
だが、数日前からずっと昔に自分が父親の本棚から持って行った、現代語訳付きの「枕草子」を読み始めている。これは積読を崩したかったからでもあるし、図書館から本が届くのが遅れていて、通勤時間に読む本がなくなってしまったからだ。(本当は自分が予約ボタンを押し忘れていたため。図書館は悪くない。)
読み始めると、読み継がれてきたものだけあって結構面白い。「お坊さんはやっぱりイケメンがいいよね」みたいなガールズトークっぽいのもあれば、「閉めなきゃいけないドアを開けっぱなしにするやつマジむかつく!」みたいなあるあるネタもある。清少納言自身のキャラが立っているので、身近に感じられるのだ。
ただ、困ったことがある。長い文章を読んでいると、意味が取り切れなくなることが結構ある。「春はあけぼの」くらいの長さなら、原文→現代語訳の順で何の問題もないのだが、何ページにもわたる長い文章を読むと息切れがしてしまって、現代語訳→原文の順にしないと、原文を楽しめないのだ。
どうしてなのだろう、と考えた時に、次のような理由なのだと気づいた。
高校で習ったはずの知識がすっかり抜け落ちている。「さうざうし」とか「けざやか」といった言葉も調べないと思い出せなかった。
どこで文章が切れるかわからず、ひどいときには語彙が少ないのでどこで単語が切れるかわからない。さらに敬語が現代文と比べてややこしい。
これは英文読解でいうとディスコースマーカーが省略されてるってやつだと思う。清少納言が普段話すようにつづったためか、「ところで」「しかし」などが略され、論理的つながりが文章を読んだだけでははっきりしない。私が普段話すときも、そこまでわかりやすく話しているわけではないけれど。
会話文にいたってはもう何が何だか。原文でも、鍵かっこの前に誰の発話かわかるように、注釈として小さな文字で書いてあるくらいだ。
「狩衣」「衵」なんてことを言われてはっきりとイメージできる人は少ないんじゃないだろうか。そういう見かけ上の問題だけじゃなくて、単純に清少納言が自分の身の回りをつづった雑記的な段の、話の明確なオチというか、何でこんな話をしたのかがよくわからないこともあった。面白い話だけれど、あなたは何が言いたかったの? みたいな。
短い段ならそうでもないが、何行にもわたる文章を読んでいると息切れがして、重要な事実を読み飛ばしてしまう。目が滑り、大意をつかむことも難しい。
【追記】現代文の文学・エッセイではそうした現象はほとんどない。理系なので、ノンフィクションも大丈夫だが、法律関係の文章を読解するのは苦手だ。
とまあ、こうやってまとめていると、「結局はお前がまじめに古文の授業を受けてかなったからだろ」って話になってしまう。じゃあ、何でこれをまとめたのかっていうと、これって、「どうして英語の苦手な人が長文読解が読めないか」という問題と、ほぼ同じ原因がリストアップされているからな気がするのだ。
ついでに言うと、日本語を読むのが苦手な人も、似たような問題があるんじゃないかって思う。そういうわけで、何らかの参考になるかなと思い、記録した次第だ。
ところで、「枕草子」と比べると「徒然草」や「平家物語」のほうが、ずっと読みやすかった。私にとっての最大の問題は、平安時代の宮廷文化に対する理解の浅さにあるようだ。
書くの初めてだから色々まとまってなかったらごめんなさい。
もう自分でぐるぐる考えすぎちゃってよくわかんなくなってきたから、文にでもして纏めてみようかなって。
私は今までほぼずっと女子校的なところに通っていて、大学に入るまで男性との接触がほとんどなかった。
けどまあ自分で言うのもなんだけど容姿は整っているし、何度か告白されたことも、恋愛的なごたごたに巻き込まれたこともある。
そのたびに「あなたが気を付けないのが悪い」とか、「思わせぶりなことしやがって」みたいなこと言われたりする。
女子同士が遊ぶみたいなこと男女でやったらその時点で誘ってると思われちゃうの?とか、全員から狙われてる前提で動かなきゃいけないとか社会やばくね?とか、恋愛と友愛って何が違うんだろう?性愛の有無?別にやろうと思えば友人とだってセックスできるくない?ときめきを感じるかっていったら別に友達にもときめくことない?ふっと気を利かせてくれたときとか、めっちゃあーすき!ってなるじゃん。とか、っていうまずここらへんで躓いてる社会不適合者です。
そんで色々踏まえて考えたんだけど、私はアセクシャル(エイセクシャル?)じゃないかと思っている。
簡単に言うと他人に対して恋愛感情も性愛感情も持たないセクシュアリティのこと。
他人から向けられる恋愛・性愛感情に気づけないのって、自分にその感情がないからじゃない?っていう。
(電車とか路上歩いててとかで性的な視線自体はめっちゃ感じる。正直嫌になるくらい。)
恋愛に関して述べられていること、正直びっくりするくらい理解できないもん。
更に言うとそこらへんの感情がないからか知らんけど貞操観念とか羞恥心とかガバガバにない。全くない。メリットデメリットを天秤にかけて今のところデメリットが勝っていると思っているからビッチになったり露出狂になったりしてないけど、割と素質みたいなものはあるんじゃないかなって自分でちょっと思っちゃったり。
あと恋愛感情が持てないことに対して、「ただ好きな人ができたことがないだけじゃない?」みたいな考えは正直あるし、否定できないと思う。
けどそれはどのセクシュアリティの人に関しても言えることで、ヘテロだと思ってたけど明日突然最高の同性に出会ってホモセクシュアルになることだって全然あり得ると思うから、そういうことだと思う。今自分がどう思ってるか、が大事って考えです。
ただ面倒なことに、私はめちゃくちゃ性欲が強い。びっくりするくらい強い。
休みの日に3回くらいオナっゃうことだってざらにあるし、やらしい夢をみたりもするし、特定の個人に抱かれる妄想だって頻繁にする。
けどじゃあその人に実際されたいの?それ以外の人でもされたい人いる?とか、そういう話になると全然首肯できなくなる。
じゃあセックス絶対したくないのかって言われるとそんなことはなくて、スキンシップ自体は好きだし、なんならフェラしたい(っていうかその時の相手の反応を見たい)なあとは凄い思うんだよね。もう自分でも何が何だか全く分からんわ。矛盾が多すぎない?
そして更に面倒なことに私は友人に対する愛情がめちゃくちゃ重い。こっちもびっくりするくらい。
友人ってカテゴリに一回入っちゃった人とならもう誰とでもセックスできると思う。てか正直上述の通り男友達全員フェラしたいって漠然と考えちゃうことがあるくらい。女子友達はそこまでは思わないな。セックスは全然できると思うけど。ここだけ考えるとただ好きな人できたことないだけのヘテロかバイセクシャル感あって余計よくわかんない。
さすがにこんなこと言ったらドン引きされると同時に変な人にも狙われるだろうしそんなこと言ってないけど。
あと愛されたいけど愛されたくない。これはアセクシャルとは関係なくて自己肯定感の問題な気がする。
好きな人にも好かれたくない。いつ嫌いになられちゃうかわからないし、その時に依存体質な自分が耐えられる気がしないから。
声を大にして言いたい。
「俺は、巨乳が、好きだ。」
雑誌の表紙には、水着で谷間を強調した若い女の子が載っている。
だっちゅーの、的なやつ。
ロリコンとかじゃなくて良かったとは思う。
ロリコンの人がロリコンになりたくてロリコンになったのではないように、
俺もおっぱいが好きになりたくておっぱいが好きになったわけではない。
オッパイと表記した方がエロい感じもするが、ここではおっぱい、と表記する。
しかし俺は、今の妻を含めて、おっぱいが大きい子と付き合ったことがない。
皆、割とスレンダーな体型の子ばかりだった。そして皆、貧乳だった。
付き合ってはいないが、おっぱいが大きい子とセックスしたことなら何度かある。
一番ノーマルな(?)、男が仰向けになってやるパイズリはやったことがない。
単純にそれをできる、テクニックがある子に出会ったことがなかった。
セックスしたのなら、その「おっぱいが大きい子」と付き合えば良かったのでは?と言われそうだが、
確かにおっぱいは大きいが、それ以外も全体的に大きい子ばかりだったのだ。
ぽっちゃりしていて胸もそこそこある子か、細くて胸はあまりない子か。
どちらかを選べと言われると、後者になってしまう。見栄えの問題として。
しかし、そんな峰不二子みたいな女の子は現実世界にはいるはずがなく、
好きな女優は、安齋らら、沖田杏梨、深田ナナ、吉永あかね、橘なお、等。引退してる人もいてますね。
パイズリは谷間に僅かにローションを垂らしてヌルヌルにすると気持ち良い。
ローションを垂らしてるときの眼が怖いと女の子言われたことがある。
仕方あるまい。パイズリは厳格な、聖なる(性なる)儀式だ。この世で最高の、至福の一時だ。
Iカップの女の子の胸の中は異次元の気持ち良さだった。すぐに逝ってしまった。
何だかんだで面倒くさくなって会わなくなった。後悔している。
なぜかといえば、全体的にかなり大きい女の子だったから。おまんこはゆるゆるだった。
閑話休題。
なんでヌルテカにするとあんなにも妖艶になるのだろう。おっぱいに限らずだが。
そして、谷間に挟まれて、そのまま挟射したい。
所謂縦パイズリも好きだ。あれはある程度の大きさがないとできない。
あとは、正常位でセックスしてるときにブルンブルン波打って揺れるおっぱいも好きだ。
おっぱいを鷲掴みにしたまま発射したい。
巨乳の彼女なり奥さんなりを連れている男を見かけると、激しく嫉妬してしまう。
畜生。良いなぁ。羨ましい。
毎晩あんなことやこんなことしているのだろうな、などと。
妻と暮らしているとそんなことしている時間がない。そもそも出会いもないが。
多少ブスでも(むしろ顔はブスだけど身体はエロい子は好きだ)、
多少ぽっちゃりしていても、この際構わない。
誰か、挟んでくれないかなー。
でもみんなおっぱい好きだよね?
揉んで、顔を埋めて、舐めて、吸って、パイズリされたいよね?
抜けないってそういう意味ではなく。
愛も知らず 君を信じて 夢も知らず 僕は泣いていた
アダルトゲーム『水夏』の主題歌、FRAGMENTの歌詞である。僕はこの歌詞を折に触れて思い出す。その度に良い曲だな、と思う。
僕にも当然、かつて愛というものがよく分からない時期があった。
そして愛というものがよく分からないにも関わらず、誰かを愛していた時期があった(なおかつ、その事に無意識でいられた時期があった)。
誰かを愛しているのに、愛が何かも分からない。そして、誰かを愛しているにも関わらず、その事に気付いていない。
それは、何だかまるで夢の中を彷徨っているかのような時期だった。確かに夢を見ている。でも、それが夢であることには気付いていない。夢というものがどんなものなのかも分かっていない。
今でもそんなことを繰り返しているのだろうか?
自分ではよく分からないけれど、昔よりは誰かへの愛情に自覚的になったことは確かだと思う。かつてのように、まるで夢を見ているように、無自覚に誰かを愛することはなくなった気がする。
FRAGMENTの歌詞は次のように続いている。
何も見えず 君と歩いた 深い闇の中を歩いていた
僕は初めてこの歌詞を聞いた時に、歌詞を聞き間違えた。次のように、聞き間違えてしまった。
何も見えず 君と歩いた 深い闇の中を歩けた
全然意味が違ってしまっている。それでも、僕は深く何かに打たれた。
深い闇の中を歩いているということは、深い闇の中を歩けるということなのだ。そう思った。
僕はこの歌詞を折に触れて思い出す。
日本人の大多数は、一般の他人を信用しないし、なんなら容易く見下すことができる。
その反面で、警察官や検察官、裁判官のような人々のことを、一般人と比べたらはるかに信頼できる立派な人であると思い込んでいる。
欧州などの死刑を廃止できている国々の人とは、これらの点に対する認識が真逆なのだ。
彼らは共に暮らす人々を信じ、権威側の人間は警戒の目で見る。そういったしぐさのことだ。
なんらかのきっかけで日本人もそのようなしぐさを習得することがあれば、情勢は一気に変わる。
だがそのようなことが起きないように、メディアは権威の失態を事なかれ主義だか何だか知らないがなるべく「大したことない」ように見せようとする。
権威というのは別に公務員や官僚、政治家に留まらない。大きな利権をもつ大企業や各界の著名人、芸能人なども含む。
そうして大衆はメディアが見せる「大物」たちに好意的・同情的になっていく。
物書きになりたいと思っていた。
と言っても将来の夢だとかそんな大げさなものじゃない。俺は今まで短編小説やエッセイの一つも書き上げたことがないし、それについて勉強したこともない。ただたまにこうしてネットの片隅に下らない文章をアップロードしているだけだ。何故物書きになりたかったのか、それは思春期の頃文学少年気取りだったからかもしれないし、テキストサイト世代だったからかもしれない。あるいは文章を書くことで何かに辿り着こうとしているのかもしれない。一つだけ確かなことは、こうして文章を書く時は大抵ひどく精神的に不安定な時だということだ。
こういう時に文章を書くと何だか落ち着ける気がする。経験上それは気がするだけであって何の効果も生まないのだけれど、それでも書いている間だけはそのことに集中できる。きっと生まれる時代が20年遅かったら、俺はとてつもなく恥ずかしいラブレターを量産していたことだろう。そういう意味では手紙という文化のすたれたこのネット社会に感謝しなくてはならない。
ここまで読んでくれた奇特な人がいれば、俺に物書きの才能がないことはわかると思う。それは俺もとっくに理解している。でも今でもたまにそういう人生があったらいいなと思うのだ。一人で都内の1LDKくらいの部屋に住み、適当な時間に起き、音楽を聞き、小説でも書いて、飽きたら酒を飲んで、気が向いたら女を抱く、そんな世間とはある種切り離された生活を送ることも、もし俺に才能があればできたかもしれない。
多分一種の逃避なのだろう。俺はひどく矮小で、つまらない人間で、つまらない生活を送っている。そう、つまらないのだ。つらくすらない。だから誰にでもできる書くという行為によって、自分が特別な存在になれる可能性を夢見ている。何も望まず、何者にもなれず、何も残せない俺の、最後の逃避なのだ。
俺には妻と、浮気相手がいる。でも本当は誰のことも好きじゃないのだと思う。だからこうして三連休の中日に、泊りで出かけている浮気相手の家で一人時間を潰している。別のもっと体だけの関係の女の子に連絡を取る気にもなれない。そんなことしてなんの意味があるんだろう、と思う。そもそも俺がやってる行為には何にも意味なんかないのに。
こういう時近くに静かなショットバーがあればいいのになと思う。何杯か強い酒を飲んでいればそのうち何もかもどうでも良くなるし、限界が来たら帰ってベッドにもぐりこめばいいんだから。
ともあれ近くにバーもないので、一人で安酒を飲んでいる。数少ない友達に連絡を取ってみたが、今度子供が生まれる男友達は忙しそうで、何度か寝てしまった女友達はどこかよそよそしい。もっと古い友人や会社の同僚に連絡を取る気にはなれない。もう俺は色々なものを失ってしまっいて、この手にあるものはあまりにも少ないのだと感じる。
女の子とセックスして喜んでもらえると、なんかちょっと俺にも価値があるんだなと思える気がする。でも、お酒を奢って喜んでもらっても何だかあまり嬉しくない。それは俺じゃなくてお金に価値があるからだと思う。まぁ俺の稼いだ金なんだけどさ。
なんだかとても疲れた。
長い間二次元にしか興味がなく、しかし加齢と共に二次元をずっと好きなままでいることもできなくなったのが3年ほど前。
人並みにAVでも見てみるかとコンスタントに見るようにしたのが2年ほど前。
実写でも勃起できる程度になったのが1年ほど前。
40の節目が視界に入ってきた、平成が終わる年になってやっと一度ぐらいは経験しておくべきなのだろうかと思い始めた。
情報収集に関しては5chのソープ板に大変お世話になった。勿論最初は興味半分で実際に行く気は殆ど無かったが、質疑応答や他の童貞の体験談を見ていく内に「自分も案外いけるのでは?」と思い始めた。
幸いにも(存在自体全く知らなかったが)最寄りのソープ街には容易く行ける距離で、大衆から高級まで一揃いある。体験談の傾向から妥協は後悔の元であると考え、店舗は高級店(約120分・6万円程度)に絞り、嬢はランキング掲載がある場合は上位という観点で候補をExcelにまとめ検討。
嬢については名前でgoogle検索という試みも行ったが、後々にこれは悪手であることが分かった("お気に隠し"と呼ばれる行為が世の中には存在する)。
他人様の容姿をどうこう言える資格は無いが、傾向としてAV女優は飛び抜けた方だということはわかった。さすがファンタジーだ。
あれやこれやと聞いたり調べ、ようやく電話する勇気が出た頃にはもう既に平成は終わり令和の時代となっていた。
歯磨き、シャワー、爪切り、鑢掛け、直前に飯は食べない、入念な事前準備通りのはずが、緊張しすぎて降りる駅を間違えた。
ストリートビューで直前に確認した外観が「高級店…?」と不安になるものだったが入ってみるとさして見窄らしさはなく、洒落たバーのような雰囲気の待合室に案内されアンケートを書いたり会員登録の説明を受ける。他の客はいないがやはり緊張しているらしく、出された飲み物と茶菓子の味は全くしなかった。
予定の時間から5分ほど遅れてから名前を呼ばれ、エレベータでご対面して部屋へ。歩きながら何となく廊下の奥の方を覗き込んでみるが角度が悪いのか誘導灯は見えない。部屋は入り口から二手に分かれており、片方が浴槽で片方はベッドとソファの部屋らしい。窓はあるがしっかりと雨戸らしき扉で締め切られている。
ソファに腰掛け再度の挨拶。幸いにも写真(顔出し)とは似ても似つかない別人が出てくるということは無かった。清楚めの印象とは違っていたが、そればかりは仕方ない。
改めて挨拶的な会話な中で、この店が初めてなだけではなく、風俗店自体が、いやもっと言えば一切の経験皆無である童貞であることを告げた。言うべきか言わざるべきかは賛否あるが、選ばなかった方の選択肢の結果は神のみぞ知るのだから言う方が少なくとも自分の気は楽になるし、もしかしたら嬢にとっても気が楽なのかも知れない。
今にして思えば、このときの嬢は童貞の相手をしたことがなく戸惑っていたのではないか。ドン引きというよりは、得体の知れ無さに驚きただ純粋に反応に困ったのだろう。何故を問われても相手はいないしソープに行く度胸もなかったからだとしか言えないし、「えー、、、か、格好良いのに…」と口籠もりながら言われたらいらん気を遣わせてしまってごめんなさいと謝りたくなってしまう。
話しながらいよいよ嬢が服を脱ぐ。触れた素肌は絹のように滑らかで柔らかな感触で、さらに胸には適度な硬さもあり、夢中になる人の気持ちが分かったような気がする。
取り敢えず胸を揉み乳首を舐める。そして?そして、どうするんだ?この後に一体どうしたら良いのかがわからず、かといって会話するようなネタもなく、気を紛らわすように緊張を口に出してしまう。するとやはり気を遣わせたのか、先に風呂の方が良いだろうと誘導されて洗体に。あのソープものAVでしか見たことのない形の椅子が本当に現場でも使われていることの謎の感動を覚えてしまう。
一通り洗ったところで嬢が後ろを向き「入れて」と。心の準備も何も無く、そもそも場所さえよく分かってないのに、誘導されるがまま気が付けばバックで入っていた。分け入るような感触があるのだろうと予想していたので、特に抵抗らしい抵抗もなく入ってしまうと本当に入ったのか自分の目で見ても全く実感がない。想像よりもずっと熱く、ずっとぬるぬるっとした感触はあった。ローションみたいなものを予め膣内に仕込んでおくものらしいので、恐らくはそれなのだろう。ただ、感触はあっても何かに当たるような感覚や刺激らしい刺激は特にないように思える。
一応、嬢はそれっぽい嬌声をあげてくれてはいるが、動こうとするとすぐ抜けてしまいそうになる、抜けると何処に入れるのかよくわからない、何より心の準備がない、といった点から一旦仕切り直して浴槽へ。一緒に浴槽に入ると、潜望鏡をしてくれるという。やはりここでも想像していたような感触らしい感触はない。恐らくかなり弱く、緩くしてくれていたのだとは思うが(ほぼ)童貞にそんなものがわかるはずもなく。
数分にも満たない程度で終えて嬢はマットの準備に。マットは全身を使ったマッサージのようなもので、ソープ名物ではあるのだなと思う。そして全身リップ。乳首を舐められるのってこそばゆいだけで快感とは別な気がする。あと自分が寝転がったことで部屋の天井に鏡がある意味にやっと気付いた。同時に自分が映ってしまうのは何とかして欲しい。
多少落ち着いてきたのか、常に何か喋らないといけないのではみたいな切迫感は漸く薄れてきた(コミュ障は会話が途切れることを悪いことだと考える)。
マットからの流れで背面騎乗位で二度目の挿入。勃起していたはずなのに気が緩むと萎れる感覚があり内心焦り始めていたが、嬢がスピードを上げ始めたと思った瞬間に射精感がこみ上げて無事射精。時間にして1分か2分か、そのぐらいだったと思う。
シャワーでローションを流してもらい、もう一度風呂に入って嬢がマットを洗って片付けてるのをぼーっと眺める。マットの好き嫌いが分かれるというのは、この準備と片付けで時間を使ってしまうからではないだろうか。何かしらのプレイ時間なら未だしも、本当に見てるだけだし。
風呂を上がり、ベッドで飲み物を飲みながら話し、いちゃいちゃの流れに。ベッドでフェラされて、AVでよくある主観構図にはならないこと、そもそも首をかなり上げないと見ることすらできないこと、といったファンタジー特有の嘘を知った。復活したところでバックで挿入となったが、やはり刺激の物足りなさと膝立ちという不安定さ、不慣れな腰振りで全く上手くいかない。嬢が察して背面騎乗位に移行したものの、先ほどとは違い一押しが足りない。暫く試行錯誤してみるも断念し、残りは健全なマッサージとなった。
マッサージを終えると何となく終わりの空気が漂って服を着る流れ。最後にもしよかったらと嬢からLINE交換を提案された。LINEはやっていないのだけど(やる相手がいないともいう)嬢とLINE交換することもあると聞いて、LINEを一応入れてみてはいたがまさか早速使うことになるとは。初めてのLINE交換相手は童卒を手伝ってくれた嬢だとは。
嬢が連絡を入れて退出待ち。
実はこの時ぐらいには、キスをできていことに気付いたものの完全に終了ムードになっている中でどうしても言い出せなかった。エレベータで降りて別れ、外へ案内されて終了。高級店って確か上がり部屋というものがあると聞いたはずだが一見さんは案内されないのだろうか。
いわゆる賢者タイムを迎えると自己嫌悪と虚無感で死にたくなるのではないかと懸念していたが、世の中には幸せな賢者タイムもあるということを知った。
どんな形であれ、自分にも人並みのことが人並みにできたというのはプラスになるらしい。
別にやり直したかったのではなく、もう少し何かを知りたかった。もっと正直に言えばキスができなかったのが心残りだった(ソープ板で聞いたら「今時、高級店でディープキスどころか普通のキスすら無いなんてあり得ない」「口臭乙」と煽られたのを根に持ったのは否定しない。歯科医にスケーリングしに行ったし一生で一番歯も磨いたというのに)。
挿入時の感触・感覚は当然個人差があるそうなので、それを確かめる意味もあり候補に挙げていた別の店とした。対面した嬢は写真と違和感無く、やはり高級店の顔出し写真はそれなりに信頼できる気がする(顔出しなし嬢もいるにはいるが)。ほぼ童貞だということを伝えてみたところ、嬢は何度か経験があるのか上手くできる人もそうでない人もいると。
また風俗業界についても長いのか、勉強になる話も聞かせてくれた。
曰く、
等。
さくっと脱がしてもらいベッドへ。フェラの感じは前回よりも吸われる感覚と感触、舌の接触がなんとなくわかる気がする。乳首舐めもこそばゆいとはなんか違う感覚がありそうでなさそうな。よくわからないが。そして全身リップの過程で、ようやく、やっと、遂に、キスが。それも舌を入れてきて貰えて、これがディープキスとういうものか、と一番感動した。舐るような舌の動きをもっと堪能したかったものの程々のところで騎乗位での挿入に。
入れた直後、思わず声に出そうなぐらいの熱さに少し驚いた。ローション的な感触があるものの、包み込まれる熱さと感触は以前と似てるようで違う。感触が刺激というにはやや弱く、少々不安だったが高速で腰を動かされながらキスをされ無事射精に。動けるのはさっきぐらいの時間が限界、と言われてしまったのでちょっと無理をさせてしまったのだと思う。
洗体後に入浴すると、ホテルにあるような歯磨きを渡され嬢と一緒に歯を磨いてうがいをする。歯は十分磨いてきたが、そりゃ目の前で磨いて貰った方がわからんでもない。でも揃って歯磨きというこの図式は相当シュールな気がする。
入浴後はマットへ。身体が冷えないよう適宜お湯をかけてくれるのが気持ち良い。途中、良い感じに復活してきたので再び騎乗位で入れようとしたものの出し切ってしまったのか硬さが足りない。自分でするときにはこの位時間が空けばできそうなものなのに、またもや二回戦ができないというのはちょっと気落ちしてしまう。聞いてみると二回戦できない人もいるにはいるらしいが。
風呂を上がりベッドで軽く雑談したところでお開き。今回も上がり部屋への案内は無し。そもそも建物内にそんな部屋があるのかすら謎だが。
キスできただけで満足です。
セックスもキスもでき、夢は叶った。何十年も抱いていたコンプレックスの一端は解消できた。
この辺で終わらせてもいいのだけど、「こんなものなのだろうか?」と感じたのもまた事実。そんなタイミングで、初回即ち童卒時の嬢から早速営業LINEが来ていたこともあり、また本指名となることで嬢のサービスが良くなる(こともある)らしいというのでリピートしてみることに。
ところで営業LINEというのはいざ貰ってみると非常に厄介で、来るまでは「自分が何か悪いことをしたのでは?」「面倒なだけの厄介客だったのでは?」と不安になるのに来たら来たで一体何と返せば良いのか一晩悩んでしまう。しかも悩み抜いた返信を書こうとすると、LINEのキーボードが非常に使いにくく文字を打てないのもイラッとする。なんで勝手に絵文字に変換したりするんだあのキーボード。
リピートを決めたのが急だったこともあり、嬢の出勤予定と合わせて平日夜とした。緊張が無かったわけではないが、この時点では楽しみにしていたし期待もしていた。
約一ヶ月ぶりの再会、嬢は名前含めちゃんと覚えていてくれていた。
今回は前回できなかったことをしようと考えていたので、まずは未だに本物の女性器を見たことも触れたこともないという思春期の中学生のような課題を解決することにした。お願いしたら二つ返事だったので、教わりながら恐る恐る舐めてみたけど当然のように味なんて特にしない。爪はできる限り切り詰めてはいるが内臓器官に指を入れるのはまだ怖く、そのままひたすら舐めることに専念した。時間にして5分ほどでも、舌を動かして舐め続けると顎や舌はそれなりに疲れるらしい。途中何度かイッて(くれたフリをして)くれ、上手と言われはしたが何処まで真に受ければいいものなのだろうか。指示通りにしたので悪くは無かったとは思いたい。
クンニとお返しのフェラで良い感じに勃起してきているので、そのままベッドの上で挿入したものの、何かがおかしい。確かに入ったのに心が追いつかないというのか、直ぐさま勃起がなくなり完全に通常状態に。以前にも多少、萎むことはあったがそれでも入れられる程度の硬さはあった。なのに今回は何かが足りない。自分でも訳が分からないまま詫びてマットに移行した。前回気持ちよかったマットならきっと大丈夫だという目論見があった。
マットで全身を触れあわせると徐々に勃起が戻ってくる。丁度いいところで騎乗位で挿入となるはずだったのに、いざ入れようとするとやはりまた入れられない程度に萎んでしまう。何度か試すも同じ。自分も嬢も殆ど混乱状態で、クンニで満足してしまったのかもと言ったらクンニの際に出してしまったと思われたらしい。しかし自分はそんな訂正をする気も起きないほど完全に心が冷めてしまい、もう無理だと悟ってしまった。諦めてしまったらその後はただただ空虚な地獄の時間だった。何か会話をした気がするが殆ど記憶に残らない。フェラをして貰っても今度は全く反応しない。最後はまたマッサージとなったが、別に自分はマッサージを受けに来たわけじゃないんだよなあと考えてしまう始末。
エレベータを降りて別れると、前回とは違い上がり部屋に案内されアンケート用紙を渡された。ちゃんと上がり部屋あったのかここ。今回に関して嬢の側に問題は何も無く、悪いのは完全に自分なので悪くなんて書けるはずがない。相変わらずキスができなかったのは残念だけど、キスは提供されるべき役務に含むものだとも言い切れないので仕方ない。むしろできるかできないかぐらいは聞くべきだった。それどころでは無かったとはいえ。
申し訳なさと気まずさでその後来た営業LINEにも返せず、結局疎遠となった。
ソープ板で見聞きした中折れや遅漏は自分には無関係だと思っていたがそんなことはなかったという。帰り道、一体自分は何をしに来たのかと問いたくなる。
前回をトラウマにするのは避けたいと思い、心機一転、また別の店の候補に挑むことに。自分は何だかんだいって若い子が好きなのでは?という懸念もあってその系統。イベント割引価格を使うため朝8時開始枠、お陰で起床は平日よりずっと早い6時過ぎとなった。
これまでの店がやや暗めの照明だったのに対して、待合室がひたすら明るく白を基調とした内装となっていた。どちらが良い悪いというものではないが、小綺麗なホテルのロビーのようで怪しさが無い分落ち着ける気はする。
呼ばれてエレベータで対面して部屋へ。浴槽とベッドは同室。嬢は写真とほぼ変わらず。むしろ腰回りや手足が写真よりも細く、かなりの小柄に見える。話した感じ、半引き篭もりのような感じでソシャゲしてたり店に来たりだという。全て真に受ける気はないが大丈夫だろうかと他人事ながらやや心配になる。ゲームやるならオタトークがいけるのか…?とやや探り探りに話題を振ってみたが、どうも自分の範囲とは重ならないらしかった。
そんなこんなでトークで30分近く経過。
10分過ぎた辺りからずっと、ここからどうやって服を脱ぐ流れにいくんだっけ?と考え込んでいたわけだが嬢は何もせず、かといって自分からそんなことを言えず、軽い接触止まりで中身のないトークが繰り返されていた。流石にここまでくると嬢は自分からは決して手を出さない受けオンリーだということを理解するしかなく、やや開き直ってようやくクンニにこぎ着ける。パイパンらしいが当然天然なわけはなく、しかし綺麗に手入れされている(と思う)。毛がないと鼻頭あたりでじょりじょりと擦ることがないので舐めやすい気はする。
ふと外陰部の皺の端に白い粕らしきものが目に入り、今日は8時スタートだから前の客との不始末ではない→むしろ今日はまだシャワーを浴びてなさそう?→それじゃあしょうがないね!自分はあまり気にしないが、いややっぱり多少は気にするが、性器周辺で、しかも舐めてるときに見かけてしまうとやっぱり気になるのは否めない。舐める側のことを考えるなら、性器周りは綺麗にしておくに越したことはないことを実感する。自分は一応毎回シャワーを浴びてるが、多分大丈夫と思いたい。
程よいところでベッドへ移動し、キスして良いか確認してキス。本当に唇が触れるだけで、まあこんなもんだよなと。その後にフェラをお願いして騎乗位へ。この一連の流れは自分で誘ったが、性欲に目が眩むと人間は普段絶対無理そうな行動も取れるらしい。
入れてみると今までと違って明らかにキツく狭い感触で驚いた。しかし角度の問題か動きづらく、やや萎えてしまった。内心また駄目なのかと焦ったがフェラで再度立たせてもらい今度はバックで挿入。やはりキツく、抜き差しというより削ってるのでは?みたいな感触で気持ちいのかと言われればいいのか…?と考える間もなく刺激に負けて射精。
嬢が後始末をしてる間、この後は入浴と洗体とマット?かなり時間経ってる気がするけど残り時間は?と気にしつつ聞いてみると、マットはできないわけではないが苦手らしい。苦手な人に無理にして貰うほど拘りがあるわけでもないので簡単に洗体して入浴。冒頭のトークで浴槽内でのストレッチの話があったので、二人でそれをやったりして色っぽいことは特になし。上がって身体を拭くともう良い時間、できるかどうかはさておき2回戦なんて時間も無く軽くトークして終了。この店も上がり部屋があるという情報をネットで見た気がするが案内されることはなくそのまま退出。
今度はちゃんとできた。よかった。おめでとう。
初の受けタイプ嬢で戸惑ったものの、こちらが主導権を握っていくというのも決して悪くはない(最初から分かっていれば)。ただ、時間管理まで同時にやる余裕なんて持ち合わせていないので初心者にはハードルが高い。
尚、これを書いている2019年12月現在、嬢は退店してしまったようだ。
長すぎたので切ります
もう何年も前の話になる。仕事が忙しくストレスが溜まる生活を繰り返していた俺は、週に1、2度都内のあるバーで飲んで帰ることが習慣化していた。繁華街からは少し外れたところにある特徴のないショットバーで、特におもしろいメニューも嗜好ももないが、質の悪い酔っぱらいも居らず、1時間程滞在しても自分以外に客がいないことも珍しくないことが魅力のバーだった。
ある金曜日の夜、多分22時くらいだったと思う。流石にこの条件で他に客がいないことは珍しいのだが店は空っぽだった。半ば指定席と化しているカウンターの一番奥に私が座ると、店を一人で切り盛りするマスターは慣れた手つきで私におしぼりと灰皿を出しながら「タイミングが良かったですね。さっきまで戦場のようでしたよ。もう今日は静かだと良いのですが」と語っていた。
しかし、私の最初のオーダーが手元に届き煙草に火をつける時、もう一人客が入ってきた。大学生くらいの若い女性だった。派手さは感じないが華やかさを感じさせる美しい女性で、失礼ながらこんな小さな雑居ビルに入っているバーが似合うような女性ではなかった。おそらく恋人か何かと待ち合わせだろうと思いながら、私は驚きのあまり不躾にも凝視してしまった目線をバックバーに移した。カウンターしかない小さな店だから、普通こういう状況ではマスターは私とは反対の、入り口に近い席を進めるはずだ。俺にできることは、後から来る連れが騒がしい男でないことを祈るだけだった。
ところが、どうやら驚いて一瞬固まっていたのはマスターも一緒だったらしい。なぜか一度俺と目を合わせたマスターが「いらっしゃいませ」と言い切るころには彼女は私と一席空けた隣に座ろうとしていた。奥から詰めたほうがいいだろうと考えたのだろうし、これだけならそれほどおかしいことでもないのだが、何だか少しドキドキしたことを覚えている。
マスターもそれは同じようで、どこかぎこちない動きで彼女にお絞りを渡した。この店はマスターの気配りだけは一流と言って差し支えないため、一見の若い女性が一人で入ってきたら、さも常にそうしていますという素振りでメニューを渡しそうなものだが、マスターは彼女にお絞りを渡したまま姿勢を正して硬直するようにオーダーを待っていた。妙なことになってきたぞ、とそう思った。
私とマスターがそうして硬直していると、彼女は小さな、それでいて良く通る声で「ザンシア」と呟き、私とマスターをもう一度硬直させた。居酒屋やダイニングバーで出るようなカクテルではないし、スタンダードであるかも怪しい。私もショートカクテルということ以外はどういうものかは記憶にないカクテルだった。流石のマスターは「はい」とだけ答え慣れた手付きでオーダーを作り始めたが、私は混乱し始めていた。彼女は確かに華美ではあるが水商売には見えないし、偏見だろうが女子大生がこんなカクテルに詳しいというのも不自然だ。見た目通りの年齢ではないのかもしれないと思いながらチラリと彼女を横目で見ると、バックバーを眺める彼女からはどこか幼さも感じ、余計に俺は混乱することになった。
彼女の正体について私が思いを巡らせながらマスターがカクテルを作る様子を見ていると、ザンシアというのはかなり強いカクテルのようだった。シェイクする分を考えても、40度はあるかもしれない。それがカクテルグラスになみなみと継がれる様子を見ると、本当にあのあどけなさの残る女の子がこんなものを飲めるのだろうか、という余計なおせっかいを考えざるを得なかった。
しかし私の心配は杞憂に終わったようで、横目で見ていると彼女は一息でカクテルグラスを半分ほど開けていた。私も酒に弱いわけではないが、真似できる気はしなかった。少なくとも試したところで酒を楽しめないだろうことは間違いなかった。ますます混乱する私がこの後彼女に声をかけられて、挙動不審にならなかったことは奇跡だと思う。
「ねぇ」彼女は俺のことを見て確かにそう言った。「煙草、分けて下さらないかしら」、と。一字一句間違いない。確かに彼女はそう時代がかった口調で私に煙草を求めたのだ。混乱に次ぐ混乱の中、重ねて言うが私がどもらなかったことは奇跡でしかない。
「どうぞ」と言いながら私は彼女に箱を開けた煙草を差し出した。彼女は慣れた手付きで私の持つ箱から煙草を一本取り出し「ありがとう、火もいいかしら」と答えた。またしても「かしら」だ彼女はいったいどこの世界からやってきたのだろう。
ごめん書くの飽きた
年単位でセックスをしていない時期が続いた後、時間と移動の自由が利くようになったのが、去年の年明けのことだった。
この問題は自分の精神衛生上、無視できない程大きくて、どうにかしないと死にたくなりそうだったから、対策を立てることにした。
具体的には、風俗に行き、出会い系サイトを使い、Tinderを使った。
風俗については、たまたま大阪に出向く用事があった際に、定評のあるグループの旗艦店にお世話になった。
相手をしてくれたのは、ちょっと疲れた雰囲気のスレンダーな垂れ目の美人で、昼間は教育関係の仕事についているのだと言っていた。
僕は恥を忍んで乳首が弱いことを伝え、受け身になるからたくさん攻めてくれるようお願いしたのだが、あまり上手ではなかったので、結局攻守を交代した。
「唾液が衛生的にムリ」と風俗のプロとして、サービス中に客に対して言うのはどうなんだと思わせることを口にしつつも、スレンダー垂れ目お姉さんは、なんだかんだで適宜上手に喘いでくれて、最後には痙攣したような素振りまでしてくれた。
全部が終わった後、プロらしく、手を抜いていないなあと感じたが、何だかあまり楽しめずにもやもやが残ることになった。
その時は気が付いていなかったが、それは要するに射精の満足度が低かったのである。
英語で言うとQuality of Ejacuation。
略すとQOEになる。
QOEは、当時の僕のQOL(Quality of Life)を構成するとても大きな要素だった。
時間と移動の自由が利くうちに、手っ取り早くQOEを上げたかった僕が次に使い始めたのは出会い系サイトだった。
ガラケーの時代から定評のある有料出会い系サイトにいくつか登録してみたのだが、まったくもって上手くいかなかった。
当時の僕は知らなかったのだが、どうもサイトごとにまともな異性と会うための所定の作法があるらしく、それがわからないままでは何をしても、時間とお金を浪費するだけだった。
そうこうしているうちに、時間と移動の自由が利く時期は終わり、仕事の関係で東南アジアに行くことになった。
僕は日本に特化した有料出会い系サイトから、世界的に有名なマッチングアプリであるTinderを利用することに戦略を変えた。
東南アジアでのTinder活用については、海外ナンパクラスタの方がいくつかブログに書いている。
タイとフィリピンでの活用の事例が多く報告されていたが、国が違えば言語も文化も違う。
英語でのやりとり、自分が慣れ親しんだ日本の文化、現地でのデートのお約束。
何もかもがわからない中で、とりあえず飛び込んでみることにした。
詐欺と言われても仕方ないくらいに写りのいい写真のおかげか、ありがたいことに複数の女性とマッチングした。
メッセージのやりとりが盛り上がり、実際に会ってみようことになる。
自分にとってアウェイである旅先でのデートプランは、どこかぎこちなさが残った。
結局、会ってくれた女性の行きたいところに行くことになった。
現地の物価水準からすればちょっと高めのご飯を食べて、夜景なり水槽なりを見ながら酒を飲み、手をつなぐ。
見つめあい、場合によってはキスをして、僕の部屋に行こうと女性を誘う。
何もかもが数年ぶりのことで、緊張した。
会ってくれたうちの女性の一人には、そんなに震えながらキスされたらこっちが困ると苦笑されたほどだった。
人として、ロクでもないことをしたという自覚はあるが、とりあえずの問題は解決したので、満足している。