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はてなキーワード: うろ覚えとは

2023-09-30

「葬送のフリーレン」のアニメ見たけど原作漫画ってこんな恋愛強めの作品だったっけ?印象が全然違っててヤバいわ。4話まで見た時点でフリーレンが故ヒンメルへの恋愛感情に気付いてく物語になってるし。漫画サンデーの連載で追いかけてるから始めの方はうろ覚えだけど、もっと淡々と「人間感情」に気付いてく物語だと思って読んでた。

からアニメ過去回想のシーンでヒンメルがフリーレンに「LOVE状態なことが誰でも分かるように描かれててウゲーってなったわ。

なるほどな~フリーレンってこういう物語だったんだなぁ、とアニメ解像度が上がって初めて気づいたが、漫画淡々としたコマ割りやセリフ回しはこういう臭いを消すのに非常に上手く機能していたんだなぁと、作者の狙いに見事にハマってしまっていた。

しか原作漫画現在フリーレンが過去転生してヒンメルたちと再び旅してるのは余計なテコ入れしか思えず蛇足すぎて良い展開に思えなかったけど、フリーレンとヒンメルの恋愛物語というなら最初から計画されてたエピソードなんでしょうな

 

あと蛇足といえばアニメフリーレンが貧乳を気にするカットがあったけど、あれはほんとに余計すぎるわ。せっかく初回を金曜ロードショー放送できてジブリと同格のアニメとして迎え入れられたのに、貧乳乳比べシーンでただの一深夜アニメになってしまった。残念無念

2023-09-29

行基やべぇ

行基映画ドラマつくったら面白いのに、

体制への反逆者っぽいかんじだけど取り込まれていく、でも当人は頓着しないの

なろう やカクヨムでもいいよ、転生してうろ覚え行基やったらそれが史実にハマっちゃうやつ

ナイセイもの次のネタ行基だ!


https://anond.hatelabo.jp/20230929094541

2023-09-28

anond:20230928103301

10年以上前議論うろ覚えなので間違ってたらごめんね

・1万円入ってました、もう一方は5000円か2万円です、みたいなリアル寄りの話の場合

 →その人が5000/10000と入れるか10000/20000と入れるかは等確率じゃないよね

あくま数学的な話で、2^nと2^n+1が入っててnはランダム(等確率

 →nは可算無限で、可算無限から確率で一つを選ぶ、ということはできないので問題が成立しない

って感じだった気がする

2023-09-25

運賃先払い式のバスに不当に安く乗った可能性がある

出張で初めて来た地域

乗車前に行き先を聞かれたのだけど、聞かれるとは思っていなかったのでうろ覚えで喋ってパスモタッチ

そんで地図アプリ確認したら間違えたことに気づいたんだけど、まあ降りるときに精算するしええやろと思ってそのまま乗ってた。

そしたら先払いだったらしく精算不要でそのまま降ろされた。

今慌ててググってるけど多分一律でどこも値段一緒っぽい。

じゃあなんで乗るときに行き先を聞いたんだ?

そう思いながら調べたら例外区画があるらしい。

余所者から例外区画がどこかは分からん

まあなんかめっちゃモヤモヤするけど、今からバス会社電話するのも面倒だから放置することにする。

まあ俺は損してないし。

うかいきなり行き先を聞かれても知らんしな。

バス停やドアの前にデカデカと貼ってあるならともかく、地元半月暮せば常識になるから知らんほうが悪いみたいに言われてもねえ?

2023-09-18

ジャニオタって現状を単なるジャニタレいじめだと思ってる?

Twitter(X)見てるとそんな感じの意見ばっかり目に入る

ジャニーズいなかったら日本終わりやで^^」とか「ジャニタレってこんなに素敵ですごいんだぞ!」みたいな感じ

あとびっくりしたのが「昔ジャニタレいじめに対する一番の復讐幸せになることって言ってた、うちらも皆で幸せになろ」みたいな内容のツイート(細部はうろ覚えだけど)

????誰への復讐???もしかしてジャニタレ起用を自粛してる企業???

おばさん腰抜かしちゃったよ、ジャニオタってほんとに何も分かってないんだな

anond:20230918123218

うろ覚えじゃなくて読み直した?返事してね

anond:20230918121950

その前後文章なかった…?

利用規約的なものに則ってねってことじゃないの。あとはやるなら堂々としないで…みたいな?うろ覚えですまんだけど。

そこは利用してる園によって違うのかもしれないけど。違ってたらそんなに切れることもないと思うよ。

2023-09-15

歌詞うろ覚えの曲をカラオケの画面見ながらがんばって歌う夢を見た

夢の中で無理やり思い出したか即興歌詞作ったかってできてたかと思うとすごい

夢の中での歌詞は何も思い出せないけど

2023-09-11

anond:20230911131509

そりゃそうだ

の子供の話だけど、Yoasobiのアイドルは2日程度でほとんどの歌詞覚えてる。数十回聞いてる俺はうろ覚え

俺が10年弱前にガラケーからスマホに変えたとき操作に慣れるのに月単位時間かかったが、子供は数日でマスター

脳みその鮮度の差だろうか

2023-09-08

アイスクリームを買ってあげるよ

スポットライト 世紀のスクープ』ってアカデミー作品賞獲った映画あるじゃないですか。

聖職者による少年への性加害と、カトリック教会ぐるみの隠ぺいを扱ったやつ。

あの映画の元になった調査報道についてまとめた同名の書籍がある。

その本で印象に残ってるのが、少年に手を出す聖職者のやり口は不気味なほど全員一緒だったという記述うろ覚え)。

狙われるのは母子家庭の子

アイスクリーム買ってあげるよ」と声をかける。

自分の車に乗せてアイスクリームを買いに行く。

アイスクリームを車内で食べるように言う。

少年アイスを食べてる時に、手を出す。

誰に聞いても手口は一緒だった、と記者は書いてた。

買ってあげるのが「アイスクリーム」なのも一緒だと。

例の事務所の件。

加害者事務所始める前から少年に手を出してた、という記事があったじゃないですか。

驚いたのが、国も違うのに、加害者の手口がまったく一緒だったこと。

アイスクリームを買ってあげるよ」って声をかけられたんだって

これ、偶然じゃないと思うんですよ。

あの人、少年時代米軍とも接点あったし、アメリカにも一時住んでたらしいじゃないですか。

その時代にあの人自身が同じ手口で被害に遭い、で、不幸にして手口を覚えちゃったんじゃないかな、たぶん。

カトリック教会性的虐待事件、未だに世界を揺るがし続けている一大スキャンダルじゃないですか。

それと今回の件、端に結果として似てるというより、根っこが同じ話なんでしょうね。

2023-09-06

メモ

https://twitter.com/Y7b6eMIHGu50866/status/1699088643833638952

5ディバくんさ

自衛のために関連ワードポストしているアカウントを片っ端からブロックするのはまぁわかるよ

いかに「大手切り抜き師」ともてはやされる人物であろうと地雷はあるからね、自衛は大切だ

では何故君はご報告文をいいねしているんだ?

書いていておかしいとは思わなかったのか?

https://twitter.com/Y7b6eMIHGu50866/status/1699089191660069207

一貫性がないんだよな

自衛のためではなかったのか?

もう自身スタンス表明にしかみえないぞ

https://twitter.com/Y7b6eMIHGu50866/status/1699089897926340819

本当に諍いを目に入れたくない拒否反応から自衛であったり、「実は何か裏情報貰ってたりして」なんて下種な勘繰りを受けたくないがための完全遮断なら納得できたんだけどな

発端すっとばして報告文だけいいねするのはおかしいよね

しかもその発端に言及する者皆黙らせておいてだ

https://twitter.com/Y7b6eMIHGu50866/status/1699090510487642294

あ、いいね外したんだ

何か焦ってるの?

まさかいいね欄まで見られているとは思わなかった?

今度は誤タップですとか言うのかな

https://twitter.com/Y7b6eMIHGu50866/status/1699091459482546621

被害者のはずのnが疑惑の目を向けられる一端になってるって分からないのかな

5ディバだけじゃないぞ

名誉(笑)アンチのしょっちーくん 転生どぅなつくん

https://twitter.com/Y7b6eMIHGu50866/status/1699092200313995637

バー名はギリまで検索避けのために一文字表記しています 本人に迷惑かけたいわけじゃないからね

https://twitter.com/Y7b6eMIHGu50866/status/1699094078984761759

ごめん名前うろ覚えで、どっかで見たどぅなつが名前かと思ってた

ミスド食べたいくんだったね

https://twitter.com/Y7b6eMIHGu50866/status/1699117821647806644

勿論ブロックするのは自由なんだよ

自衛行為も誰に文句を言われるものではないと思っている

ただ、じゃあその今は外されたいいねはなんだったの?って話だよ

曲名わからん

20年以上前、友人がダビングしてくれたアニソンカセットテープに入っていた、楽しくて可愛い感じの曲

テープはなくした

うろ覚え歌詞でググっても出てこない

増田たすけて

~ここからうろ覚え歌詞

校門まであと少し またしても寝坊

出掛けにコーヒーこぼし 朝からパニック

ついでにお弁当忘れ 心はペコペコ

気合い十分だけど なぜかどんどん空振

女子高生語録はちょっとなれたけど 話題についてけないときもある

世界で一番まぬけ先生かもしれないけど

自分らしく頑張ってゆくわ 人生七転び八起き

案外わたしのほうが 教えられることもある

教室わたしステージ

よそ見をしないで 授業 聞いてね

季節を変えてく風が 校庭を吹き抜けてく

少しだけツンとするね

それでも明日をみつめて

世界で一番まぬけ先生かもしれないけど

自分らしく頑張ってゆくわ 失敗は成功のもと

うろ覚え歌詞ここまで~

せんせいのお時間ってアニメかと思ったのに違うみたいでなんもわからん

2023-09-05

anond:20230904231247

うろ覚えだけど、311ときはわざわざがれき沖縄まで運んで燃やしてなかったか

自身はそういうことはくだらないと思うけど、コストがやらない理由だというのは筋が通らないと思う。

2023-08-31

CLAMP「Wish」っていう昔の漫画

悪魔王子駆け落ちした偉い天使登場人物にいるんだが、この天使の方の設定が気になる。

元々四人いる天使の長の一人なんだが、恋に落ちて悪魔セックスしたことによって天使としての立場を失って人間界にいるって設定だ。

作中でもぼかした言い方だがそれは明言されていて、それ以外にもこれからセックスを始めようとする描写もある。

だが、この作品に出てくる天使性別がない。木か何か(うろ覚え)になる実か花からまれてくる設定で、性別がないことも明言されている。

悪魔の方は性別があって「王子」という言葉の通り人間のように男女で生殖をする設定になっている。ここで言及している悪魔王子は当然男だ。父親魔王で。登場人物には従兄弟も出てくる。

性別がないのであればどうやってセックスしたんだ?

生殖機能がないだけで性行為のための性器が両方とも付いてるのか?

男女のものと違う形をした天使独自性器というものがあるのか?

アナルセックスをしたのか?

オーラセックスをしたのか?

当然、作中ではこの辺に対する言及がないので妄想するしかないのだが、悪魔王子過去に何人も天使に手を出してるというセリフから考えると性別のない天使にも性欲はあるし性行為可能っぽい。

20数年前に読んだ漫画だが気にはなる。

2023-08-24

anond:20230824121014

ぬるぬるネバネバの愛液と、ぬるぬるとサラサラ中間の愛液がある。

ネバネバは普段の愛液で、分泌する腺が膣の入り口に近いところにある。膣口の辺りをフェザータッチやわやわ刺激すると出てくるぞい。ただし、分泌腺は細菌感染やすく、バイ菌が入ると膿んで緑色の鼻水みたいなおりものが出たり、腫れ上がってイタタになるから、弄る時は清潔にするよう気をつけてちょうだいね

ぬるぬるとサラサラ中間の愛液は、排卵期に分泌されるやつ。確か、普段はその愛液は子宮口のたったパスタ1本分くらいの直径しかない部分を栓のようにふさいでいるのだが、排卵期には精子を通すために何らかの化学変化によってサラサラ化して流れ出すって、何かで読んだ。

でも上記のことはうろ覚えソースもどこの何だか忘れたので、真偽を知りたい人は自分でググってミ☆

2023-08-23

強がる。悪口を言う。論理的議論が出来ない。

このあたりの態度をとることの大本はどこかで繋がっている。

 

言葉論理よりレッテルで考えている。

同じ言葉文脈によって褒め言葉にも悪口にもなるということが理解できない。

ひとつ言葉を「武器」に出来ると思うと、その言葉だけをひたすら繰り返す。

その言葉を「武器」だと認識すると、悪い意味で言われていないときでも少しの躊躇いもなく怒る。

 

例えば、「ユニーク」という言葉悪口だと何かのきっかけで思い込む。

そうすると、どんなに良い場面で使われても「急にディスられた」と認識する。

気に入らないことや気に入らない相手がいると、場面にそぐわなくても「ユニークだ」「ユニークだ」と連呼して憂さを晴らす。

その意味他人に伝わらなくても、自分言葉が間違っているからだとは考えない。

「この言葉を通して伝えたい俺の思いを何故理解しない」とさらに繰り返すだけである

 

驚くべきことにこの行動パターン抑制後天的「教育」はあまり役に立っていない。

国立理系大学卒業たかなりの受験エリートでこういう人間を、自分はたくさん知っている。

・小さな子供を「若い」と言うことが許せず、「ガキ」と言わなければいけないと固執する。

・「ブス専」を自称したがり、「別に言うほど(その相手が)ブスじゃない」という否定を何故かとても嫌がる。

・「哀れ」という言葉否定的な意味でのみ使い、どんなに弱い生き物も普通に可哀想がるという発想ができない。

などなど。

 

ただ言葉を間違えて覚えていると言うのとは違う。

うる覚え」を「うろ覚え」と訂正されて、「ああ間違った」と思うような改善がそこには存在しない。

「この言葉はこのもの(大抵は不快な何か)に結びつけられていなければならない」という強硬な執着のようなもの存在するのである

 

論理的議論が出来るかどうか」を見るのに、この思い込みの有無は最低基準でないかと思う。

繰り返すように、経験上これは単なるペーパーテストの成績ではなかなかわからない。

ペーパーテストには全く支障がないどころか、ある意味で向いているような反射神経の結果だからである

 

あなた身の回りにもこういう人、いませんか?

映画バービーは単なる人間賛歌モノなのでは?

この映画についての物議・炎上はいくつかあって個人的にも嫌な印象しかなかったんだけど、どうせ自分一人が見ても見なくても日本での売上は芳しくはないだろうと思って見に行ってきた。

そうしたら頭の片隅でずっと考えつづける映画になったので、思うところを吐き出しとこうと思う。

以下うろ覚えながらネタバレしまくる。

深夜の書きなぐりだから色々お粗末だろうが勘弁してほしい。

長いぞ!あと普段このサイトをそんなに見ないので空気感も分からない。



端的に言えば、自分には普通にコメディとして楽しめた。

一番面白かったのは、ケンバービーをやっと惚れさせることができた!!と確信して2時間か4時間ギター弾き語りしてたあたり。

理由はざっくり後述するけど、男社会化したバービーランドで自信満々に振る舞っていたケンが、歌詞では『こんなダメな僕でも愛してくれるかい』みたいな弱気なことを言っていたのが毒っ気があってよかった。

それで、語るに外せないこの映画社会的な側面についてだけど、当然かなり強いメッセージが感じられる映画ではある。

興味深いのはやっぱり、この映画フェミニズム映画として評価されているのと同時に、アンチフェミニズム映画としても評価されているところだろう。

実際映画を見てみて自分も納得した。監督女性で、女性についての映画を撮ることが多いそうだが、実はアンチフェミニズム厭世観たっぷりなオジサンが撮ってますと言われてもまあ分かるような映画だと思った。

バービーが住んでるバービーランドは、完全な女社会だ。もっと言えば、現実の(従来の、あるいは誇張された形の)男性社会の反転だ。

総理大臣、一番偉い検事ノーベル賞受賞者マスコミ工事現場で働く人、幸せ自由住民。そのすべてが女性、つまりいろんなタイプバービー人形である

バービーランドには男性もいる。いろんなタイプの、と言ってもバリエーションは限られ、全員若い男だけだが、ケン達も住んでいる。

しかし彼らはバービーのおまけだ。バービーににこやかに挨拶して、バービーにかっこいいところを見せて、バービーがいなくては生きていけないと言うためだけに存在している。

夜になって、メインのバービー(以後マーゴット)に、メインのケン(以後ライアン)がキス待ち顔をしてみたり一緒に過ごさないか提案してみるけど、ライアンはマーゴットに気まずそうに追い払われる。ライアンはもちろん深追いしたりせず笑顔で去る。全く彼を顧みず女子会に赴くマーゴットにいい感情は抱いていないのだろうけど、その国ではそうするしかない。

そう。この映画バービー付属品ケンたるライアンの、口に出せない苦しみからはじまっている。

そしてその直後に描かれるのが、バービーであるマーゴットの、バービー社会での初めての違和感だ。

バービーが『死について考えたことは?』と口にした途端、鳴り響いていたEDMが止まりパーティーが凍りつく。バービーランドでは多分、深く暗く考えることは好かれることではない。ライアンも後々深く考えるマーゴットは好きじゃないなどと言う。

ギャグ文脈でもあるだろうが、ちらほら映っていた重役のバービー達の仕事っぷりもそんなに思慮深そうではなかったし。

そんなマーゴットが抱えた違和感を出発点にして、マーゴットは、勝手についてきたライアンと一緒に、バービーランドを出て現実へ旅立つことになる。現実とはそのまま、人間が暮らす現代社会──もちろんアメリカだ。(この旅の最中も、例えばライアン料理か何かをしている最中にマーゴットはのんびりコーヒーを飲んでいたり、ちょっとした違和感が散りばめられていた。それともこれを違和感と思う自分認識の歪みに気付かされるギミックなのかもしれないが)

そこからはかなり端折って説明する。マーゴットが旅に出たのは自分に起こった変化を治すためだったが、マーゴットは事態解決する人間を見つけてバービーランドへ戻る。ところがそこは、現実の『男が尊敬される』男社会に感銘を受け、一足先に舞い戻っていたライアンによってケンダムケン王国)に作り変えられてしまっていたのだ。

バービーたちは軒並み『洗脳』されており、大統領メイド服ビールを運んだり検事ケンマッサージをしてたりなどなど、変わり果てた有様にマーゴットは絶望するが──『変化』が嫌だと泣きわめいて──しかし、連れ戻った人間バービー達をその洗脳から解き放つのだ。

バービー達はケンたちによる憲法改正を食い止め、バービーランド平和が戻る。

これが大筋だ。

この洗脳下りは紛れもなく『woke』の比喩しかも2重に交錯させた比喩のはず。

wokeとはググっていただきたいが、ざっくり説明すれば、直訳で目覚めた人々を意味し、フェミニズムなどの活動家を指している。侮蔑意味合いで使われることもあるようだ。

表層を見れば、ここで描かれるwokeはバービーたちの方だ。

人間は、ケンダムと化したバービーランドの『おかしさ』をバービーたちにぶちまけて洗脳から解き放つのだが、やってることはひたすら説得である人間はひたすら女性の生きづらさ──家事子育て押し付けられながらも綺麗でいなくてはならないとか、そういう愚痴バービー達に語りかける。それで、バービー達は突然ハッと目を見開く。まるで今ようやく目が覚めたかのように。それで洗脳はとけ、社会を変革しようと活動し始める。

でも、作品の中で一番最初に『目覚めていた』のは、きっとライアンだ。

ライアンは男が立派な仕事をし、女性必死にならず、振り回されず、通行人が丁寧に時間を聞いてくる現代社会に感動して、現代社会を作っていると図書館の本に書いてあったらしい、『男社会』の概念バービーランドに持ち帰った。それは日本で言うところの『海外を見て日本の異常さに気づいた女性フェミニスト』の反転ではないだろうか?

バービーランドで無価値だった自分に気付かされた、ライアンもまたwokeだったのだ。

ライアンが短時間に実際どうやって、ケンたちはともかく、バービーまで男社会に染め上げることができたのか映画の中ではハッキリとは描かれていなかった。(とあるバービーが、バービー達は耐性が無かったのでケン洗脳されたとは言っていたが、曖昧だ)

正直なところ、ここの急展開は若干違和感だった。まるでこの映画を、フェミニズム映画に仕立てるために無理やり男社会と女の生きづらさのエッセンスを詰め込んだシーンのようにも見えて、見ている間はずっと、制作陣はこれを皮肉のつもりで撮っているのだろうか?と勘ぐっていた。

それに、その違和感は多分全く見当違いなものでもなかったと思う。

結局ケンダムの夢は崩れさったわけだが、マーゴット(それか人間だったかも)は今までのバービーランドに戻るのではいけないと他のバービーたちを諭す。

その中で初めてバービーたちは、ケンたちがどこに住んでいるのか自分たちは知らないという事実に気づく。まあ多分、バービーシリーズ商品展開について詳しくないけど、ケンの家は存在しないんだろう。

その結果、バービーたちはケンたちの人権を認めると言う。ケンたちは大喜びだ。ある一人のケンバービーに言う。『おれも最高検事になってもいい?』バービーは真顔で即答する。『それはだめ。でも下級検事ならいいよ』ケンはそれに喜び、ナレーションが入る。『ケンたちはまだまだこれからのようです…』

かなりの皮肉だよね?

口では権利を認めながら、実際は希望の職につけるかどうかは既得権益者の許可制なわけだ。明示的なwokeとして描かれた、女性象徴であるバービーたちがその矛盾、つまり性差別やらかしてる様をバッチリ描いている。結局変わらない憲法も、制限された自由に気づかず喜ぶ被支配者たちも、いびつだ。

これは、目覚めた過激フェミニストたちがこのまま突き進んだって女尊男卑が訪れるだけですよ、なんてメッセージなのだろうか?

支障がなければいろんな人にこのシーンを見てほしい。これは、おそらく確実に、どちらとも取れるシーンだ。そしてその違いはきっと、その人が、今世間にあるフェミニズムをどう捉えているのかにかかってくる。

少なくとも2つの捉え方が想像できた。

このシーンは現実の『行き過ぎた』フェミニズム本末転倒差を指摘するものであるとするものと、あくま現実女性の苦しみのメタファーであるとするものだ。

前者は先程書いた通り。こういう見方をする人は、きっと『何でもかんでも男女差別だという今のエセフェミニストどもにほとほと嫌気が差している』という昨今なのではないだろうか。正義棒を片手に暴れ回る人々の脅威を感じているので、このメタファーが真に迫って見える。

後者は、きっと現実にはこんな女性優位の場所存在していない(あるいはひょっとして存在し得ない?)と思っている人だろうか。だからこのメタファーフィクションとして見れる。現実女性男性をただ反転させて描いただけだと読み取れる。性別を反転させて世の歪さを描こうとした作品はそう少なくはないだろうし、その系列だとも十分読み取れると考えられる。

結局変わらないルール。相変わらず性別の偏った管理職の面々。覚えのある話だろう。

並べてみたが、正解──制作の真の意図はどちらだろうか?

はっきり言って、まるで分からない。そして(驕りかもしれないが)分からないのはきっと自分だけではないと思った。現に全く真反対の2つの陣営評価されているのだし。

この分かりづらさこそ、自分がこの駄文を書くに至った発端だ。


映画バービー』は絡み合った皮肉だ。ただのフェミニズム、もしくはアンチフェミニズム映画だったとして、ここまで現実比喩とを交錯させる必要はないんじゃないか制作陣が描きたかったのは果たしてそのどちらかの主張なのか?

多分違うんじゃないかというのが、前置きが随分長くなったが、自分の考えだ。

映画バービーの締めくくりは、なんとマーゴットが人間になるというものだった。

変化の兆しを見せつつあるバービーランドに、マーゴットは上の空だった。あれだけ戻りたがっていた、バービーらしい日常に帰れることへの喜びは見えない。そこへ(詳しくはかかないけど色々あって現実出会っていた)バービー人形の生みの親、ルースが現れ、マーゴットに手を差し出すのだ。

変化するのが嫌だ!と泣いて嫌がっていたマーゴットが──今思えばこの変化を拒む仕草既得権益者側の改革を拒む姿勢メタファーかも──考えが刻々と変わり、喜び、悲しみ、老い、変化していく『生き物』である人間になることを考える。

マーゴットは人間社会に飛び込んだときトレーラーにあるとおり警察に捕まったり、男にセクハラされたり、バービーランドとはまるで違う現実の荒波に揉まれるわけだが、その後、座ったベンチから人間生活のさまを広く見渡して涙を流すシーンがある。

公園遊具で遊ぶ子供たち。親子。親密そうに語り合う若い男性二人。老人も。

どれもバービーランドにはなかったものだ。

マーゴットはそこで初めて、人間というもの理解第一歩を踏み出したのだ。

そしてふと目を開けて、隣に座っていた老女と見つめ合うと、『あなたはきれいだ』と言って涙ながらに笑ったのだった。

このシーンは人生肯定だ。そう感じた。

流し見たインタビュー記事によれば、ここは監督が決して譲らなかったシーンなのだという。少なくとも監督のコンセプトにおいてかなり重要なウェイトを占める場面のはずで、実際演出も印象的だった。

映画ラスト、マーゴットはルースとの対話の末、人間になることを選ぶわけだが、その決断ときにも、人生というものがとても美しく描かれた。

笑顔の子どもたちが映るホームビデオ風の映像がいっぱい流れたのだが、最近こういうの全般に弱くて泣きかけた。

そこで自分は、これは人間賛歌の映画なのだと考えたのだ。

人生に起こるいろいろな問題に苦悩しながらも、人生の素晴らしさについて描く映画一種ジャンルだろう。この映画はきっとそれに位置する。

男女差別についてかかれていたのは、勿論テーマ自体は主役扱いで、不誠実な描かれ方はされていなかったが、他の映画における、例えば叶わない夢の話や、恋、はたまた自然環境仕事社会問題など、『現代社会に生きる人々において共感を得る悩みごと』としてのテーマでもあったのではないか

だってそうじゃないと、マーゴットは、他のバービーたちに背を向けて、バービーランドを抜け出さない。理想郷永遠に住み続けていればよくて、いずれ死を迎える人間になんてならない。この映画が、女性女性理想郷で生きる権利がある、なんて事だけを説く映画なら、そんなエンディングにはしないはずだ。

いま分断社会に生きる我々は日々大いにストレスに晒されている。その中でも、人生が素晴らしいのだと思えるようであってほしいと伝える映画だというのが自分の所見だ。

少し話は戻るが、最後のマーゴットのルースとの対話の中で、細かい流れはうろ覚えだけど、特に印象に残った言葉があった。

人間になりたい気持ちの間で揺れるマーゴットが、バービーとして生まれ自分人間になっていいのか、と産みの親に訪ねる。それに、答えるルース言葉が、

『なりたい自分になるのに許可なんていらない』というものだ。

きっとこれがこの映画パンチラインだろう。

さっきこれは単なるフェミニズム映画というわけではないとか力説したばっかりだが、テストで作者が考えるフェミニズムとは何ですかなどという設問があったら、自分はこれを抜き出して回答する。

男女差別と、人間賛歌という2つのテーマを包括する答えでもあるだろう。

人間はただなりたい自分になりたいだけだ。


フェミニズム女性のためのものか、男性含む人間のためのものなのか。どちらと答えても炎上する今の世の中で、論争を煙に巻いて、たった一つの単純明快フレーズを残したようなコメディ映画だった。

2023-08-21

うろ覚えだけど

森田宏幸って、「ぼくらの」監督をしたときにも原作嫌いとか言って炎上してた人で合ってる?

もともと舌禍の絶えない人なのに、今さら驚いてる業界人も白々しいよな。

2023-08-18

除湿という機能は滅茶苦茶エネルギー無駄なので夏場に使うな

除湿が何してるか知らない人が多すぎる。

アレって「一度冷やしまくって結露を起こして空気中の水分量を減らしてから、もう一度温め直す」っていうスーパー無駄行為から

なんで冷えると水分量が減るのかって話は「湿度とはそもそもなんぞや?湿度100%って水なの?」みたいな話を思い出してくれよな。多分中学校理科でやってる。

うろ覚えからググるのも面倒くさいだろうから簡単に言うと「冷やすことで湿度100%状態の水分量(飽和水蒸気量)を減らすことで空気から水分を追い出し(つまり結露させる)、その水はねずみ返し的なのをつければ勝手に滴って配管の中を落ちていくので(ドレン(drain)と言うのだ)、その後にもう一度空気を暖めると、飽和水蒸気量の違いか湿度が下がる」って話だな。

でもこれマジで無駄なんだ。

湿度が高くて気持ち悪いって状態は「不快指数が高い」っていう状態なんだけど、この不快指数って簡単に言うと「温度が高く、湿度が高いほど、高くなる」ってことで、超シンプルに言うと「温度の高さ✕湿度の高さ(言っておくけど計算式ではないぞ)」で決まるんだな。

んでまあこれが日本の夏の温度的には「とりあえず温度を下げれば不快指数改善される方向に働く」んだな。

不快指数が低すぎると快適からちょっと寒いかもモードへと反転しだすんだが、これは湿度20%の時でも室温21℃ぐらいにならないと始まらないんだな。

まりさ、わざわざ除湿モードにして部屋の室温を維持しつつ湿度を下げるのは不快指数改善って意味じゃ無意味なわけ。

不快度を下げたいならとりあえず部屋の温度を下げて、そのついでに湿度勝手に下がるのを狙っていきゃ良いわけよ。

いちいち除湿モードで「温め直すための無駄工程」を作る必要もないし、そもそも「温め直して無ければ同じエネルギーもっと不快指数を下げられていた現実」をちゃん意識すべきなわけよ。

除湿って冷やしてないか省エネとか思ってるならマジのバカだぜ?

除湿は冷やしてるよ。

冷やしてから温め直してる。

冷凍みかん解凍するとか、湯冷ましを作るとかそういうのと同じ「わざわざ起こした温度変化を逆流させるエネルギーの浪費」が行われているんだよ。

エコじゃねーよマジで

梅雨の時期とかに「部屋の温度下げたらクソ寒いけどこの湿度は耐えられねーよーーーーー」みたいな時に使う機能からなせいぜい。

夏場に除湿する奴、全員バカです。

マジで

不快指数ってどんな分布なんやろって気になる人はWIKIとかカシオのページとかを見てね

https://keisan.casio.jp/exec/system/1202883065

https://www.orionkikai.co.jp/technology/pap/temperature-humidity/

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%8D%E5%BF%AB%E6%8C%87%E6%95%B0

追記

冷房方式はい論破マンが現れてしまったので補足します。

冷房方式は「せっかくエネルギーを使って冷えた空気を作ったのに、それを湿度を下げるためだけに使ったあとそれを部屋にちゃんと送風せずに終わらせる」という方式で、単位エネルギーあたりの不快指数減少コスパは通常よりも低い方式になります

まあ再熱除湿ほどクソバカではないんだけど、こっちも「夏場にそれを使うぐらいなら普通に冷房使えよ」の機能ですよ。

しかにね、厳密に言えばタイトルを「再熱除湿はクソバカなので使うな。弱冷房除湿も夏場にわざわざ使う機能じゃねーよ」にするべきなのかも知れませんね。

でもね、大抵の人は自分の家のエアコンがどっちの除湿方式かなんて知らないと思うんですよね。

からひとまずは「ウチのエアコンは再熱除湿かも知れない」と考えて除湿機能を使うのは控えるのが正解なんですよ。

まあこの季節でも雨の日とかだと弱冷房除湿の出番はあるんでしょうけど、その機能ポチっていいのは「ウチのエアコンはどっちの除湿を使っているんだろう?」の疑問を解消し終わった人間だけですよ。

何て言うかよ。

「つうか単にジメっとしてるだけなら熱中症心配はねーんだからそれぐらい我慢しろよ」

が俺の答えだ。

無駄エネルギー使ってんじゃね―よ。

電力需要が逼迫すんのはテメーらのせいだからカスがよ。

2023-08-17

二次創作同人誌だんだん消えてる経緯をまとめた解説記事とかある?

今のコミケ大手サークルが出すような同人誌ほとんどオリジナル同人誌

女性向けは二次創作が今でも目立つみたいだが男性向けエロオリジナル同人誌か、公式許可したジャンル同人誌ばかり

その前までは、アニメゲームは何でも二次創作対象として扱われて何でもありだった

変わるきっかけは肌感覚では何となく分かる。他人コンテンツで儲けるまとめブログまとめサイト問題視され、著作権意識が高まり二次創作同人誌通報対象にされていき、堂々と販売できなくなって変わっていった

でもうろ覚え記憶から時系列とか曖昧ソースもすぐに提示できない

こういう変化の記録はまだ記憶が新しいうちに記事論文にしといたほうがいい

2023-08-16

アラフォー公務員は死んだ目で我が身の振り方を考察する

年収:500万円とチョット(ボーナス残業代+住居手当+通勤手当込み)

月平均残業:60時間休日出勤除く)

年間休日取得数:カレンダー通り+特別休暇約10日+年休消化5日(最大で20日可能だけど俺は無理)ーサービス休日出勤年約10日

仕事内容:虚無

職場人間関係:最悪ではない

パワハラする人:稀によくいる

さて、どうしたものか。

アラフォー公務員が今更転職を考えるのは生存戦略的にナシだろう。

待遇的には全部足せばカレンダーよりちょっと多く休めていて時給2000円ぐらいだろうからバイトよりはマシ。

派遣ちゃん待遇交渉したらもうちょいマシではありそう。

まあフルタイム労働者の平均年収貰っているっちゃいるんだが、残業時間考えると搾取されているなと思う。

仕事内容はゴミオブゴミ違法建築化した業務フローの隙間を必死に走り回らされるだけ。

ブルシットジョブ連続効率なんてあったもんじゃない。

身内向けのつまらルール(「ホチキスの止め方」とか「ハンコの角度」とか「毎月のように変わるローカルルール」みたいな奴ね)を必死に覚えるので精一杯でまともな仕事の仕方なんて分からん

知ってる人はPapers, Pleaseを思い出してほしいんだけどまさにアレね。

思いつきでルール増やして、ルール増やしすぎて複雑化したから無理やり圧縮して、それで穴が出来たのを思いつきで塞いで、そんでルール同士で自縄自縛になったのを監査言い訳できなくなったのを異次元抜け道づくりをして……を延々とループさせられとんの。

法の秩序を守るために仕事してるはずなのに気づいたら「如何にして監査言い訳しきれるか」を目指す脱法ゲーム業務大黒柱になっとる。

本当にアホらしくてしんどいよ。

仕事を通して世の中の役に立っていると感じられなくなったら心が折れるだろうなと考えて(たとえばビッグモーターAUショップで働いてさ、まともな人間が「俺は社会の役に立ってるなあ」と思えるか???公務員になったのに気づいたら税金貰いながら毎日如何にして身内の作ったルールを破るかを考えてばかりいるんだから意味分からんわ。

プライドはズタズタ。

業務処理能力は全く身につかず。

貯金はまあ何とか4桁滑り込ませたけど、代償として趣味が全くねえ。

何のために生きているのか全く分からんままに毎日働いてる。

スキル身につけてこんな仕事辞めたら―と思うことはあるけど、面接でなに話すかシミュレートしだすと「俺が面接官ならぜってー受からせねえわ」ってエピソードしかねーんだよなあ。

なまじっか組織デカからこの年になっても係長とヒラを行ったり来たりだし、異動の頻度が激しすぎるからどっか強い分野やコネがあるかと言われたら全くない。

何もなさすぎる。

絶対にクビを切られない派遣社員みたいな状態だわ。

まあそう割り切ってしまえばメンタルが壊れるまで食いっぱぐれる心配はないなと感じるんだが……正直もう壊れそうなんだよなあ。

とにかくこれからどう生きていくのかを考えねえとならん。

まれつき他人と付き合うのがストレスから結婚するというのはありえん。

オッサン女子高生がやるような趣味をやる漫画みたいに突然趣味に目覚めそうな気配はなし。

マクロ開発しまくって職場ヒーローなるみたいなのも、そもそもエクセルが動いてる事自体奇跡に近いパソコンが至急されている時点でもーやる気にならん。

とりあえず健康のために筋トレはしてみたけど運動自体を楽しむのは無理だから体力維持以上はしたくないことが良くわかった。

断舎離して丁寧な生活もしてみたけど一番駄目な自分が残るということを改めて突きつけられた気配が強い。

ならいっそ仕事に打ち込むという道は、ない。

ないよ。

頑張って仕事を減らしたそばから「余裕が出来たな!じゃあ俺の考えた最強のムダな仕事を皆でやろう!」みたいなことをさせられるのにいい加減我慢がならねえ。

残業時間を減らすために皆が創意工夫をしましょう」と言ってる奴が同じ口で「親睦を深めるためにハイキングに行くのってどう思う?」みたいな事を口にしてるのを見たら、もう仕事をさっさと終わらせる気にもならねえ。

つうか仕事クオリティちゃんと高めようって意欲が本当に職場人間にあるのかさえ信じられねえ。

皆つまら自分プライドを最優先して、自分権限で振るえるタクトをこれでもかと滅茶苦茶に動かしては、それで周りが振り回せるのを見てご満悦って感じだ。

本当に気持ち悪いよ。

こないだ偉い人が変わったんだけどさ、その人が来たときに行った言葉で皆ドン引きだよ。

最近、なにかあるとすぐパワハラだと言いますが、私はそんなことはしません。でも仕事のために時としてキツいことを言うかも知れない。それは、私がそうやって教えられたことで今ココにいるんだと感じているから、人生の、同じ職場の先輩として君たちも同じように指導する義務があると感じているからです。でもこれは断じてパワハラではありません。なぜなら私は君たちのことを思ってやっているからです。そのことを肝に銘じて私と接して下さい」

ちょっとうろ覚えだけど、今どきの上司がこんなこと言うんすよ?

アイツさあ……マジで頭悪いだろ?と皆が愚痴ってましたけどね。

こんな自分客観視することも出来ない忖度懇願無限ご機嫌取られたがり自称熱血指導実質パワハラカス野郎権力握っちゃってる所で結果だそうなんて思えねえよマージ

最近本当に「この人生先がねーな」といつも思ってる。

人生選択を誤ったのか、俺如きがこの時代生存戦略していくなら結局こうするしかなかったのか、それさえもハッキリしないことにもずっとモヤモヤしてる。

こういうとき同窓会行って自分より年収低い奴を見て「あ~~~保身に走った俺マジ正解だわ~~~」ってしたくなるね。

でも、俺は、される側だと、思うので、絶対行きません。

まあ戦略的には3つあって

1 メンタルをとにかく鍛えてこの虚無を受け入れ、四苦八苦の中で生きることを当たり前のものとしてすべてを諦めた果てに解脱があると悟りを開いていく。

2 湧き上がるネガティブエナジーワードパッドに叩き込み純文学世界に切り込まんとするも速攻で飽きてゲームやってシコって寝るのを死ぬまで繰り返す。

3 ソープに行く。もしくは結婚する。ないしはシコって寝る。

4 転職する。

5 救いはない。現実非情である

あーーーーーーー仲間が来て助けてくれーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!

俺を助けるために死んでくれていいから助けてくれ―ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

2023-08-15

anond:20230814201250

ザック・スナイダーカット映画を見ているようだった」(うろ覚え

意味が全くわからんかったんやけど誰かエクスプレインしてくれや

2023-08-04

公的安楽死?サービス?なのか?

自分が通っていた中学校体育館に入ると、すでに催しは始まっていた。20人ほどの参加者、PA業者参加者を世話するスタッフなど。中でも、色とりどりの浴衣を着込み踊りの準備をする女性たちが、無彩色な体育館でひときわ目立っていた。

うろ覚えだが、この催しは難病などで将来を悲観した人びとが集団安楽死を行うものだったと思う。公的サービスの一環なので、このように公立中学校施設が使われる。安楽死手段がどのようなものなのかは分からない。

自分ケーブルテレビ撮影スタッフとしてここに来た筈なのだが、現時点でカメラ三脚も無い。機材バッグは片隅にあるが、その中は空っぽで私のカメラは見当たらない。誰かがすでに持ち出したのだろうか。

会場では参加者が朝礼のような横長3列に並び、スタッフ説明を聞いている。内容は「大丈夫」とか「スケジュール通りに」といった事務的もので、宗教的ニュアンスは感じられない。聞いている参加者の表情も平静で、これから死という大事を迎えるように見えない。

浴衣女性たちが会場の端で金魚のように踊っている。これから死ぬ参加者たちの気持ちをせめて安らかにしようとしているのだな、と感じた。

一旦説明が終わり休憩となった。参加者の一部は外の空気を吸うために体育館出口に向かう。私の居る場所はその出口付近なので、彼らとバッティングしないよう、左右に避けようとするのだが、向こうもこちらと同方向に避けるのでぶつかりそうになってしまう。私はこのような不吉な人たちとは接触したくないので、靴を履かないまま出口から校庭に出た。靴下の足裏に濡れた砂の水分がしみて不愉快だ。

近くを歩いている役場職場と話す。この催しは担当する職員心理的負担が大きいそうで「俺も、これやった後に入ってる会議とか全然集中できなくてさあ」などという。私は内心このような集団自殺が、その程度の負担感で済むとは役場職員は凄いな、と思う。

体育館と校舎をつなぐ渡り廊下自分の靴を見つけ、ああここに置いたんだな、と安心し会場に戻る。

参加者は俯いてシクシク泣いていたり手で顔を覆ったりと、悲観的な様相だ。自ら死を選び覚悟を決めていても、やはり直前になると動揺するようだ。私の三脚は傍らにあるが、乗せるカメラは無い。そもそもこんなもの撮影しても使えないだろう、と思ったし、人が大量に死ぬ場面を見る勇気もないので、ここを退散することにした。

さっきとは別の小さい扉から出て、両開きの引き戸を閉める。体育館なのに、すりガラスがはまった木製の扉であった。

横のおばさんに「どうして撮影しないの?」と聞かれ「カメラが無いし気味が悪いから」とこたえるが、おばさんはなにやらしつこく話しかけてくる。

おばさんと連れ立って体育館脇の緩い坂道を下っていると、中からたくさんの人間嘔吐する音が聞こえてきた。音だけではなく、扉の下の隙間から飛沫が私の首に飛んだ。手ぬぐいで拭うと、人参や肉など食物の破片が混じった粘液状の吐瀉物だった。

直前に迫った死の恐怖参加者嘔吐したのだ。やはり、誰でも死が怖いのだ。

私はその後、行きつけのバイク屋に行ったがいつのまにか夜になっていたようで、店は既に閉まっていた。

バイク屋が一階に入っているビルから自転車で誰かが出てきた。顔見知りの女性だがなぜ?と声をかけると、「私ここでホステスやってるの」という。確かにバイク屋の二階は「キャバレーロンドン」だ。彼女バニーガール姿を見たい、と強く思った。

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