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はてなキーワード: Hateとは

2020-01-24

anond:20200124095212

ヘイトスピーチ(英: hate speech憎悪表現[1][2][3][4][5][6][7])は、人種出身国民族宗教性的指向性別容姿健康障害)といった、自分から主体的に変えることが困難な事柄に基づいて[8]、属する個人または集団に対して攻撃脅迫侮辱する発言言動のことである

発言当人香川県民でもない限り、香川県民=うどん はヘイトスピーチだろよ。

寧ろ何故香川うどんヘイトスピーチとならないかロジックをくれよ。

2019-12-27

[B! VSCode] VS Code ネタ詰め合わせ - Qiita

VSCodeサンタハット問題いまさらながら知って、githubissues読んでるんだけどヒドいなこれ。大喜利的に他者攻撃するためだけの投稿が飛び交いまくってるし、発言spam認定されて不可視化されてるの多すぎる

https://github.com/microsoft/vscode/issues?q=is%3Aissue+label%3A%2Aoff-topic

特に↓の、元投稿者本人がレスつけてるやつ、雰囲気が完全に5chとかまとめブログのそれ。#87268の彼をreligious zealotsとか言ってるほうもたいがいoffensiveなんだよなあ

https://github.com/microsoft/vscode/issues/87517

ブコメ民もこれの何が論点なのか理解していないようなので、#87268の彼の発言を以下に引用しよう。

I did not in any way mock your religion, I just stated that such symbols, religious and otherwise have no place in a professional dev environment(中略)

I am just a dev who is trying to do the right thing and my complaint about that religious symbolism on globally available software that has nothing to do with religion whatsoever, is completely out of place(中略)

The aforementioned hates fest by the way also proves the absolute necessity to keep dev apps and networks as well other professional apps and networks free of political and religious symbolism, apparently especially xmas related symbolism since history in fact did repeat itself and I for some reason became a proxy for the hate these people have for people of color and Jews. I can only imagine how those groups must feel, I after all have only been subject to this for the third day now, the groups in question however must live with this their whole lives. So, think people and stop this madness. It most certainly is not funny, not funny at all.

2019-12-04

anond:20191204011855

hateから始まる某氏ヘイトと戦うからその名前なのかと思ったら、はてなの「はて」だった。

2019-09-26

anond:20190926170144

https://www.facebook.com/gretathunbergsweden/posts/of-course-the-ongoing-hate-campaigns-never-rests-there-is-at-least-one-new-consp/823189474715541/

Of course the ongoing hate campaigns never rests…

There is at least one new conspiracy theory a day.

The latest - and perhaps most entertaining - spin is thatI can see CO2 with my own eyes”.

This is of course a metaphor from a book taken out of it's context, taken from a German newspaper.

No one has said that I can literally see CO2… that is beyond stupid.

This should of course not be necessary to mention but since some respected newspapers have written about this without realizing that this is a fake news campaign I thought it was best to point this out.

While I am at it I also want to point out that when I say that ”our civilisation is almost like a castle built in the sand” or that ”our house on fire” these are metaphors too:)

PS This book is written by my family and our earnings from this book will go to charity.

勝手二酸化炭素が見える子扱いされてて可哀想すぎるな・・・の子

2019-06-27

anond:20190627165519

さべつ

差別

《名・ス他》

1.差をつけて扱うこと。わけへだて。 「―待遇

2.区別すること。けじめ。 「商品の―化を図る」

ヘイトスピーチ(英: hate speech憎悪表現)は、人種出身国民族宗教性的指向性別容姿健康障害)といった、自分から主体的に変えることが困難な事柄に基づいて、属する個人または集団に対して攻撃脅迫侮辱する発言言動のことである

差別のものヘイトにあたらないな、障害者用に駐車場スペースがあるのも差別だし、聴力に問題のある人のために筆談の用意してるのも差別だな。

2019-06-15

anond:20190615222215

赤の他人に対してこれだもん…

可哀想な僕たち私たち加害者である社会を全体に対して何を言ってもいい!それはささやかな反撃だ!

ってさ…そんなこと言うのが仕返しなの復讐なの?…それとも本気で社会を変えるつもりなの?…ただのヘイトスピーチなの?

やられた時にやった人にやり返してよ…赤の他人からね?あなたいじめ女の子がいたのかもしれないけどね?それは私じゃないの…社会でもないの…

だって身障だしどちらかというと弱者なの…あなた自分弱者だと思っているのと同じく

兄のことも初めは親身になって寄り添ってたよ…助けるつもりで側にいるのにこれだからは女はなんてぐちぐち言われていつまでも優しくできるわけないでしょ…それはその女に言えって話しでしょ…相手攻撃しながら助けてくれ優しくしろなんておかしいでしょ…関わりたくないでしょ…もう縁切ったけからどうでもいいけどさ

というかあなた理論でいくと、あなたこそ自分加害者だと思ってないない被害者ヅラした加害者ってことにならないの?素直に疑問…

For I had come to hate the world

This world that always hated me

これあげるね…

これも

Heaven helps those who help themselves

2019-06-04

anond:20190604172652

“Buddha said that all suffering comes from the mind but all happiness also comes from the mind. To purify your mind is to transform your way of perceiving things, to remove wrong perceptions. When you remove your wrong perceptions, you also remove your anger, your hate, your discrimination, and your craving.”

2019-05-28

Japan begins immigration experiment


https://www.japantimes.co.jp/opinion/2019/05/27/commentary/japan-commentary/japan-begins-immigration-experiment

The one major recent episode of immigration was the movement of Koreans to Japan during the Japanese colonization of Korea and later during the Korean War. Due to Japan’s lack of birthright citizenship, the descendants of those immigrants have become a racialized minority, speaking no Korean but bearing Korean passports. Discrimination against these people, sometimes called Zainichi Koreans, was severe for decades, and though it has decreased substantially in recent years, a far-right fringe has emerged to persecute and slander the Zainichi.

Abe, despite being a conservative on foreign policy issues, has not tolerated these groups. In 2016 Japan passed its first law against hate speech, which is now being used to prosecute members of this group.

But the episode shows that Japanese society probably won’t be immune to the waves of nativist populism that have rocked Western countries in recent years. If even ethnic Koreans — who are generally physically indistinguishable from ethnic Japanese people — face persecution, people of visibly different racial groups may encounter even more.

2019-04-22

https://note.mu/brusselssprout/n/n89504266013a

「嫌い」に対応する英語って「hate」と「dislike」の二つ思いつくんだけど。

「違い」と「hate」を混同してはいけません。

と、

「違い」と「dislike」を混同してはいけません。

だと全然印象違うよね?

2019-04-08

増田はいい加減弱者カースト原理を覚えなさい

anond:20190408171350

差別マイノリティが標的の場合しか成り立たない

http://b.hatena.ne.jp/entry/b.hatena.ne.jp/entry/4666961341665668706/comment/senbuu

マジキチすぎる

何がAnti-Hateだよお前がヘイトまみれじゃねえか

差別マイノリティが標的の場合しか成り立たないよ。男女だと女性マイノリティ。だから男性お断り」でも男性差別にはならない。ただし気を付けたいのは体は男性、心は女性という例。このような方は女性から


差別が絡む社会問題に関心を示す増田も多いが、その割にいまだこのような誤解がはびこっている。

そのせいで無用な衝突が生じている。

増田たちはそろそろこのような社会問題を論評する時、「弱者カースト」の原理理解した上で発言してもらいたい。

理解といってもこの原理を実際に適用すること自体には必ずしも賛成する必要はない。

増田自身意見は賛成でも反対でも保留でも構わないから、原理に従うとどのような論理構造になるか知っておく必要がある。

実際ダブルスタンダードだ、極論だと叩かれることも多いsenbuu氏のコメントだが、弱者カースト原理を知っておけば氏の論理展開が驚くほど簡明かつ一貫していることが分かる。

弱者カーストとは要するに、社会的弱者としての弱さの度合いが高ければ高いほど優先的に厚い配慮対象と見なされる序列のことだ。

言うまでもなくインドの元々のカースト制度とは逆向きで、弱者が優先される原理だ。

社会運動の救済対象を選ぶ基準として用いられることが多く、社会的トリアージと呼ぶこともできるだろう。

序列知識大学教員社会運動家らの間で広く共有されており、政治的正しさ(ポリティカルコレクトネス)、文化の盗用、権力勾配、非対称性など増田でおなじみの概念もこの序列に従って運用されている。

弱者カーストの中では性別(ジェンダー)、性的指向(セクシュアリティ)、国籍民族(エスニシティ)、人種、障がい、出身地などの社会的カテゴリーによって細かい序列が設定されている。

より弱いカテゴリーの人々を優先して配慮しなければならない。

マイノリティカースト」ではなく弱者カーストと呼ぶことが適切だ。

弱いことと人数の多さは必ずしも一致せず、中には特権的マイノリティ、あるいは多数派弱者といったカテゴリー存在するからだ。

マイノリティではなく弱者としてとらえることで、多数派形成する女性中国人の弱さを考慮し、特権を持つ移民国家白人の優先度を下げることが可能になる。

カーストの上位の者に対し、下位の者がネガティブ言動を及ぼした時にそれは「差別」と見なされる。

逆に上位の者が下位の者に及ぼした場合には「差別」とは見なされず、「対抗」「抵抗」などの認定を受ける。

まり同じ言動であっても、それが「差別」なのか「対抗」なのかは主体と客体がそれぞれ弱者カーストの中で占める位置によって規定される。

ここで注意しなければならないことは、社会における大半の人々は最上位でも最下位でもなく、中間的なカースト位置づけられることだ。

自分より弱者カーストの下位の人間に対しては大抵の言動が許容されるが、上位の人間からは何をされても耐えなければいけない。

同じ人間でもある側面では弱者と見なされるが、別の側面では強者と見なされることもあるだろう。

弱者カーストの中では、数多ある社会的カテゴリーそれぞれに弱さ・強さが定められている。

一人一人の人間の弱さは、彼女または彼が持つすべてのカテゴリーの弱さのレベルを合計して決まる。

弱者カーストと似た概念に「かわいそうランキング」があるが、ランキング順位はこの弱さの合計値によって決定されているといえる。

まりかわいそうランキングはそれ自体原理というよりも、弱さについての計算結果なのだ

弱者カースト機能している例を示そう。

事例1:埼玉全盲女子高生暴行事件

全盲少女が背後から蹴られた事件の悲しい結末

https://matome.naver.jp/odai/2141052638959681901

かつて、埼玉全盲女子高生が駅付近で何者かから暴行を加えられるという事件が起きた。

極めてセンセーショナル報道されたため、記憶に残っている増田も多いだろう。

当然、未成年女性、そして全盲という最重度の身体障がいを持っている人を攻撃したとあって、連日連夜評論家や各社社説が逃亡中の犯人非難する声明を発表した。

女子高生本人も記者会見を開き、犯人への批判を行った。

しかし数日後、警察捜査が進むにつれ浮上した犯人とは誰もが予想だにしなかった人物だった。

犯人は重度の知的障がいを持つ中年男性だった。

このことが判明したその日の夜には、いっせいにマスメディアの扱いは縮小し、評論家もこの事件についていっさい口を閉ざした。

やがて事件自体存在しなかったかのように、日々は続いていった。

この事件犯人像が明らかになった瞬間、報道風向きいっきに変わった理由は、弱者カースト原理説明できる。

未成年女性そもそも弱者カーストの上位に位置づけられる弱者だが、最重度の身体障がい者というカテゴリーは上位2位から5位程度に位置づけられる弱さを持つ。

仮に健常者の中年男性彼女危害を加えたとすれば、この男性社会的に死を迎えることになるだろう。

しか弱者カーストの中でも、最重度の身体障がいよりさらに弱いとされるカテゴリーが少数存在する。

その代表例が中度・重度以上の知的障がいだ。

この事件犯人は確かに中年男性だが、ただの中年男性ではなく受け答えも難しいほどの知的障がいを抱えていた。

彼が女子高生に加えた危害が不問となってしまうことも、増田なら理解できるだろう。

事例2:TERF-MtF論争

年末からインターネットを騒がせている例として、TERF-MtF論争がある。

TERF(Trans-Exclusionary Radical Feminist)と呼ばれるフェミニストの一部の女性たちが、MtF身体的に男性から性転換を経て女性になった人たち(いわゆるトランス女性)を女子トイレ銭湯などの女性限定の空間から排除せよと訴え始めた。

その理由とは、性転換しても肉体や染色体男性であるMtF潜在的シス女性(身体的にも精神的にも女性である人々)の脅威となり、性被害に対するシス女性不安払拭されないということだ。

中には過剰にMtF事件を取り上げて非難するような動きも起き始めた。

TERFに対してはMtF活動家抵抗し始めただけでなく、やがてジェンダー問題に詳しい大学教員社会運動家も批判声明公式に出す事態となった。

過去にはシス男性(身体的にも精神的にも男性である人々)から受ける差別に対して共闘することも多かったフェミニストMtFだが、twitter上での激しいやりとりが続いている。

TERFの中には反セクシズムの急先鋒として名をはせた人もいた。

かつて女性差別話題になった時には、大学教員から理論支援を受け、差別的な思想を持つ男性たちと戦いを繰り広げた人だ。

しかしTERF-MtF論争が燃え広がるにつれ、大学教員たちはTERFを見限った。

このことで、TERFの中には落胆の声を上げる者もいる。

大学教員たちがなぜ女性差別との戦いの局面では支援したTERFを切ったのか、弱者カースト原理によって理解できる。

かに二元的ジェンダーで見れば圧倒的に男性よりも女性の弱さが優先される。

しかトランスジェンダー(シスジェンダー)という別のカテゴリーに着目すると、弱者カーストの中でもトランスジェンダーシス女性を含むシスジェンダーよりもより弱い位置づけになっている。

弱者カースト原理では、TERFよりもトランスジェンダーであるMtFカースト上位として優先的に配慮対象となる。

大学教員社会運動家も弱者カーストに基づいて、TERFが訴え続ける不安感よりもMtF安心感を優先することにしたのだ。

実際、senbuu氏もこの問題では弱者カースト原理に忠実に従い、ラディカル・フェミニストの主張とは明らかに毛色の異なる以下のコメントを残している。

痛いニュース(ノ∀`) : トランスジェンダーとして女性認定された男が10少女強姦 スコットランド - ライブドアブログ

http://b.hatena.ne.jp/entry/blog.livedoor.jp/dqnplus/archives/1987624.html

性自認とともに性的指向女性だったと考えれば矛盾はない(性別違和かつ同性愛者ということ)。だからこの件で性的少数者バッシングしようったって、そうはいかない。ということで、あえて痛いニュースブコメ

もし社会運動専門家たちに瑕疵があったとすれば、それはTERFたちに勘違いをさせてしまたことだろう。

シス男性による差別と戦う局面で、TERFが訴える性暴力への不安感や男性に厳しい言説を専門家たちは全面的支援し寄り添った。

しかあくま専門家たちは弱者カースト下位であるシス男性への対抗だからこそTERFの言説を全面的に許容したにすぎず、同じ言説をカースト上位に対しては投げかけることは到底許されるものではない。

専門家たちが寄り添う中で弱者カースト原理存在をきちんと説明しなかったせいで、TERFの中には自分不安感にねざす主張がいついかなる時にも認められると勘違いしてしまい、刃をMtFに向ける者も出てきた。

結果として論争は混迷を極め、いまだ解決とは程遠い状態が続いている。

このような厳格な弱者カースト原理を、シス男性シス女性トランスジェンダー、そして社会問題に関心を持つすべての増田理解しておくべきだ。

2019-03-04

何故、日本では嫉妬(jelly) と嫌悪(hate)を一緒にしてしまうのか?

どう考えても 嫌悪されている(嫌われている)だけ だよ?を

嫉妬としている」としたがる日本の一部の方々はなんなのか?

語彙力の問題?それとも涙目なの?

海外でのヤングセレブに対する批判普通に jelly(嫉妬)ではなく、 hate(嫌悪、嫌う)が使われとるやん?

例:Why do people like to hate Avril Lavigne?

2019-02-09

[]Labor and Delivery Nurse

出産中、出産後の面倒を見てくれる看護師日本で言うところの産婆さんを指すのか産婦人科看護師を指すのかはもう少し調べないとわからない。

https://www.bestmasterofscienceinnursing.com/faq/what-is-a-labor-and-delivery-nurse/

hate laboをググったらサジェストされた。辛くて嫌な仕事と思う人も多いらしい。

2019-01-19

i think nobody wants talk to me...

i dont know why...

but i think japanese really hate english.................

2018-12-02

Way to evil company

Way of idiot.

Hate intellect.

Hate sense.

Hate knowledge.

Hate arts

Hate heretics

Hate others

Hate strangers

Hate book

Hate diferences

Today to Strongs

Bully weak people

and pride oneself on

2018-11-17

https://anond.hatelabo.jp/20181117160701

行を使い切ってしまった。

その他有望そうな作品


メリー・ポピンズ リターンズロブ・マーシャル監督

シカゴ』でアカデミー賞作品賞さらったミュージカルの名手ロブ・マーシャルディズニー伝説的名作の続編を制作

エミリー・ブラントベン・ウィショーこりん・ファース、ジュリー・ウォルターズといった英国の名優たちでがっちり固めつつ、リン=マニュエル・ミランダメリル・ストリープといったミュージカル定評のある俳優陣をフィーチャーし、万全の体制を敷いた。

あらすじ的には『プーさん大人になった僕』みたいな「少年時代から数十年後……」なやつで正直芸がないなという感想だが、やはり布陣の豪華さで眼を惹いているのか、各種オスカー予想サイトでも好位置につけている。


On The Basis Of Sex(ミミ・レダ監督

リベラル派の英雄ルースベイダーギンズバーグ最高裁判事の伝記映画

正直、作品としての評価はそこそこ止まりなのだが、題材のタイムリーさで群を抜いている。

ここ一二年の受賞傾向から読み取られるように、オスカー政治の場でもあるので、政権へのメッセージとして名誉枠的にどこかしらの部門ノミネートを受ける可能性はある。


バスターバラードコーエン兄弟監督

アカデミー賞常連コーエン兄弟の最新作。元はネトフリのドラマ用に書いた6つの短篇をむりやり一本の映画にまとめたオムニバス西部劇

ヴェネツィアでは好評を得て脚本賞を受賞したものの、ネトフリ映画オスカーでは弱い。ROMAとは違って長編でないことも致命的。

脚本賞ノミネートされるかどうか、というところか。

ちなみに日本のネトフリではもう見られるようになっとるぞい。観よう。


クレイジーリッチジョン・M・チュウ監督

オールアジア系キャストボックスオフィス第一位におどりでてハリウッドに衝撃を与えた金持ちラブコメ

多様性という観点でいけば黒人映画LGBTより恵まれていないアジア系英語映画も推されてしかるべきだと思うが、「内容的にはありきたりのロマコメなんで」と言い訳されて回避されそう。

去年の『ビック・シック』のクオリティでさえ作品からは外れたしな。


The Hate U Give(ジョージティルマン Jr. 監督

ヤングアダルト向け小説原作ながら人種差別に関しての深い洞察話題を読んだ伏兵作品

裕福な白人の子弟が通う高校自分も「白人的な振る舞い」をしながら友達付き合いをしている黒人少女主人公彼女は幼馴染の少年警官から理不尽に射殺される場面に出くわしたこときっかけで、自分の置かれた状況と社会に対して疑問をいだき始める。

ちなみにタイトル引用元はトゥーパックだとか。


Leave No Traceデブラ・グラニ監督

批評集計サイト RotttenTomatoes.com で195名の批評家が軒並みポジティブスコアを与えて支持率100パーセントを記録した作品。去年の『レディ・バード』を彷彿とさせますね。

PTSDを抱えるイラク帰還兵の男が幼い娘と森の奥で世捨て人のような生活をしていたら案の定福祉局に見つかり、真人間として暮らすように強制されるとかなんとかで始まるヒューマンドラマ

こういう「ロトゥン・トマト・パーフェクト」なインディー映画は『レディ・バード』みたいに配給によほどに力がないかぎりは作品ノミネートまでこぎつけられないが、一方で最近オスカーインディー作品に対して温かいのも事実

監督は『ウィンターズ・ボーン』でそれこそインディー予算映画作品賞にねじこんだ経験があるだけに、ありえない線ではない。

今年のアカデミー賞作品賞にひっかかりそうな映画たち

自分ブログにでも書こうかなと思ったけど、だいたい https://www.metacritic.com/pictures/oscar-best-picture-contenders-for-2019?ref=hp からパクリだしそんなに力いれて調べてないので増田に放流します。

本命は『スター誕生』、『BlacKkKlansman』、『グリーンブック』あたりか。ノミネーションだけなら『ファースト・マン』や『女王陛下のお気に入り』も。


BlacKkKlansmanスパイク・リー監督

今年のカンヌで『万引き家族』の次点グランプリを獲得した、黒人映画永遠トップランナーの最新作。

黒人なのにKKKにもぐりこんでしまった潜入捜査官の実話を描く。

スパイク・リー監督作のなかでは『ドゥ・ザ・ライトシング』や『マルコムX』をも凌ぐ評価を獲得している(そして興行的にもここ十年で自己最高)。

公開時期が夏季であることと、ややコメディよりのタッチノミネーションに不利に働くかもしれないが、トランプ政権下において「ブラックリブス・マター」運動はまだまだ意気軒昂。「黒人映画」枠競争を勝ち抜くポテンシャルは十分だ。


ブラックパンサー(ライアン・クーグラー監督

解説不要だろう。今年米国内で最高興収をあげた作品にして、マーベル映画史上でも最も支持された傑作ヒーロー映画

アメリカ国内外黒人問題歴史的視点にめくばせしてオスカー好みの社会性もばっちり備えているものの、やはり「アメコミ映画」のレッテルがネック。

まだまだ白人男性・おじいちゃん大勢を占めるオスカー会員にあっては弱い。ギリギリノミネーションがあるかどうか、といったポジションだろう。

余談だが一時期新設されそうだった「ポピュラー映画賞」部門ブラックパンサーを受賞させるために作られるのだという噂だった。裏返せば、作品賞本選に選ばれる格ではない、と会員からみなされているのだろう。


Can You Ever Forgive Me?(マリエルヘラ監督

落ち目ライター有名人手紙文章捏造して高値で売る詐欺に手を出し、それが嵩じて博物館から実物を盗みだそうと企む実録犯罪コメディ

日本ではあまり知られていないけれど主演のメリッサ・マッカーシーアメリカで今いちばんアツいコメディアンのひとり。

夫のポール・フェイグと組んで『ブライズメイズ』、『SPY』、『ゴーストバスターズ(リメイク版)』などの陽性の笑いでヒット作を飛ばしてきた。

そんなマッカーシーが一転してシリアスブラックコメディに挑戦し、見事大成功。本年度の主演女優賞ノミネートが確実されている。

演出したヘラ監督の手腕も高く評価されており、初の監督ノミネート、さらには作品賞も夢ではない。


Eighth Grade(ボー・バーナム監督

インディーからまれた今年最大のダークホース

とある気難しい現代っ子少女中学生最後の一週間を描いた青春コメディ

中学生版『レディ・バード』にもたとえられる(中二病的な意味で)痛々しくも切ない、みずみずしくもどんよりとしたフレッシュローティーンライフ描写が広範な支持を集めている。

監督は若干28歳のコメディアンで、なんとユーチューバー出身アメリカ映画界における新世代の台頭を予感させる一本。すでに数多くの映画祭や映画賞にピックアップされている

オスカーコメディ敬遠する一方で、サプライズ的なインディー作品を好む傾向にあるが、はたしてこの作品の出目は吉とでるか凶と出るか。最悪でも脚本賞ノミネートは固いか


女王陛下のお気に入りヨルゴス・ランティモス監督

ロブスター』、『聖なる鹿殺し』と強烈かつキテレツ作風で知られるランティモス監督最新作にして初の時代劇

アン女王を演じるオリヴィア・コールマンを巡る二人の家臣(レイチェル・ワイツとエマ・ストーン)のバトルを描く百合時代劇……たぶん百合だとおもう。

すでに巨匠地位確立したランティモス監督過去作のなかでも群を抜いて評価が高く、今年のベネツィア国際映画祭でも第二位にあたる審査員賞を勝ち取った。オスカー前哨戦となる各種賞レースももちろん名前を連ねている。

今年の本命作のひとつとも目されるが、ランティモス特有変態さ加減が(今回は脚本までは書いてないとはいえ)どこまでお上品なオスカー会員たちに受け入れられるか……。


ファースト・マンデイミアン・チャゼル監督

ラ・ラ・ランド』で幻の作品賞受賞というなんともかわいそうな結果に終わった(それでも本人は史上最年少で監督賞を獲っているが)デイミアン・チャゼルライアン・ゴズリング

そんな彼らのリベンジマッチが実録宇宙開発物語ファースト・マン』だ。人類で初めて月面に降り立ったニール・アームストロング船長スポットライトを当て、彼の視点からドラマを描く。

企画段階から作品ノミネートは当然、という空気のなかでプレッシャーを跳ねのけて見事高評価を集めた。ノミネーションはほぼ確実といっていいのではないだろうか。反面、今度こそ受賞なるかというと、今ひとつパンチがきいてないようで不安が残る。


グリーン・ブック(ピーター・ファレリー監督

オスカー前哨戦の最も重要とされるトロント国際映画祭で観客賞に輝いた作品。ここ十年で同賞を得た作品オスカー本選にノミネートされなかった例はたった一回しかないのだ。

黒人差別が法的に是認されていた時代アメリカで、自分ちょっとレイシスト入っている用心棒白人男が南部コンサートを開きに来た黒人ピアニストを送迎する仕事を命じられる。最初は「黒人のくせに上等なスーツを着てお上品にピアノなんぞひきやがって……」と反感を抱く用心棒だったが、行く先々で差別待遇を受けるピアニストに対してだんだんシンパシーが湧いてきて……という内容。

ほろ苦くもユーモアメッセージ性に満ちた内容はまさしくオスカー好み。「分断されたアメリカ」というテーマタイムリーさもある。ちなみに監督は『メリーに首ったけ』などのロマコメで知られるファレリー兄弟の兄。このところは過去のヒットコメディリメイクなどで仕事に恵まれなかったが、もともと潜在的に持っていた社会派なセンスが一挙に花開いた。


If Beale Street Could Talkバリージェンキンス監督

ムーンライト』で一昨年の作品賞を獲得したジェンキンスの最新長編。今度こそはチャゼルにかっさらわれた監督賞もいただいて完全制覇を目論む。

原作は今年日本でもドキュメンタリー映画私はあなたのニグロではない』が公開された、黒人小説家ジェームズボールドウィンによる短篇濡れ衣をきせられて収監された夫を助け出すために奮闘する若き妊婦お話

テーマ重厚さも話題性も十分だが、公開が当初予定していた11月から12月にのたことが若干きがかり。クリスマス狙いのブロックバスター大作のなかで埋もれてしまう恐れがある。


Mary Queen of Scots(ジョージィ・ルーク監督

互いにイングランド王位をかけてあらそったスコットランド女王メアリーイングランド女王エリザベス一世を、それぞれシアーシャ・ローナンマーゴット・ロビーという旬な女優が演じる。

脚本担当したのは『ハウス・オブ・カード』や『スーパー・チューズデー 〜正義を売った日〜』などの現代政治劇の名手、ボー・ウィリモン。

いずれもオスカーノミネーション歴を有した名前ぞろいでクオリティ保証されている。同じくイギリス舞台にした時代劇である女王陛下のお気に入り』がライバルか。


ROMA(アルフォンソ・キュアロン監督

世界的に見れば今年最も評価の高い映画といっても過言ではない。ベネツィア国際映画祭の最高賞。

1970年メキシコ・シティで家政婦として働く女性とその一家ドラマモノクロで撮る。

評価の高さと『ゼロ・グラビティ』でオスカーを獲ったキュアロン知名度があれば当然作品賞も……となりそうなものだが、障害は多い。

まずスペイン語映画であること。長いオスカー歴史のなかでこれまで十作品外国語映画作品賞にノミネートされてきたが、受賞にいたったものは一つとしてない。

次に Netflix 映画であること。カンヌみたいに公に締め出すことはしないにしても、アカデミー会員のなかでも動画配信サービス勢に対する反感は根強い。一昨年の『最後の追跡』やドキュメンタリー作品例外として、『ビースト・オブ・ノー・ネーション』『マッドバウンド』といった作品たちもその年最高クラスの称賛を受けながらもオスカーノミネートには至らなかった。

いちおうネトフリも『ROMA』については配信に先駆けて劇場公開を行うなどの「オスカー対策」をやっているが、はたしてどうなることやら。

ちなみに Netflix でも来月に配信される。驚くべき時代になったものだ。


アリ― スター誕生ブラッドリー・クーパー監督

ショービズ映画古典リメイク。この八十年で三回目の映画化です。

本年度大本命に数えられる一本。批評家・観客からの圧倒的な支持率もさることながら、商業面でも大ヒット(現時点で世界興収三億ドル突破)を飛ばした。主演のブラッドリー・クーパーレディ・ガガの演技もさることながら、これがイーストウッド降板を受けての初監督となったブラッドリー・クーパー演出にも嬉しい驚きが満ちているとかなんとか。

監督役者脚本、成績と四方に隙のない完璧映画に見える。

だが、一昨年の『ラ・ラ・ランド』、昨年の『スリー・ビルボード』と「早すぎる大本命」はかならずバックラッシュに晒されるのがオスカーという場。12月以降に猛然と差してくるであろう後続期待作たちを振り切れるかどうか。


Widows(スティーブ・マックイーン監督

2013年アカデミー作品賞を獲得した『それでも夜はあける』のスティーブ・マックイーン最新作。オスカー獲得後の第一作でもある。

シカゴでヘマをやらかして死んでしまった強盗たちの四人の未亡人ヴィオラ・デイヴィスエリザベス・デビッキミシェル・ロドリゲスシンシア・エリヴォ)が亡夫の後を継ぎ女だけの強盗団を結成するちょっと変わった犯罪映画

マックイーンとヴィオラ・デイヴィスというアカデミー賞受賞コンビ鉄板の出来。

そのパワーでジャンルムービーを嫌うオスカーノミネーションを勝ち取れるかが見どころだ。


Boy Erased(ジョエル・エドガートン監督

厳格なキリスト教である両親のもとで育ったゲイ少年ルーカス・ヘッジス)が教会同性愛矯正プログラム(いわゆるコンバージョンセラピー)に放り込まれセラピストとバトルする青春ドラマ

近年では『ダラスバイヤーズ・クラブ』のジャレド・レトがそうだったように、LGBTもの俳優にとってオスカー像への近道だ(スカーレット・ヨハンソンみたいに非LGBT俳優LGBTの役を演じることに倫理的非難が高まりつつあるにしても)。

批評家から評価的には作品賞には届かないかもしれないが、演技賞ではノミネートが有望視されている。

トランプ政権下でLGBTに対する抑圧が増しつつあるだけに、時事性も捉えているかもしれない。


Vice(アダム・マッケイ監督

GWブッシュ政権下で「史上最悪の副大統領」とも呼ばれたディック・チェイニー副大統領クリスチャン・ベール激太り(何度目だ)+ハゲという負の肉体改造で演じたブラックコメディ政治劇。

他にも妻リン・チェイニー役にエイミー・アダムスラムズフェルド国防長官役にスティーヴ・カレルGWブッシュ役にサム・ロックウェルなどアカデミー賞級の芸達者がずらりと並んでいる。

題材としてはなかなかトリッキーだがマッケイ監督の前作『マネーショート』がそうだったように、ツボにはまれば一挙にアカデミーノミネートまで行ける。

同じく政治ネタでライバルだった『フロントランナー』(ジェイソン・ライトマン監督)の評判がいまひとつ芳しくないのも本作にとっては好材料


The Old Man and the Gun Now(デイヴィッド・ロウリー監督

名優にして名監督ロバート・レッドフォード引退作。15才で逮捕されたときから人生を通じて強盗を繰り返してきた70才の犯罪者(レッドフォード)と彼を追う刑事ケイシー・アフレック)、そして彼に惹かれていく女性シシー・スペイセク)を描く実話犯罪コメディ

作品ノミネートは微妙なところだが、レッドフォードはまず間違いなく主演男優賞候補入りするだろう。

ちなみにデイヴィッド・ロウリーの前作であるゴースト・ラブストーリー『A GHOST STORY』は今日から封切り。観に行け。

一方で、実話犯罪・老人・名監督にして名俳優共通する要素の多い作品としてクリント・イーストウッド監督の『The Mule』にも注目しておきたい。こちらは80才の麻薬の運び屋をイーストウッドが演じる。映画祭などでもまだ未公開なため、どう転ぶかはまだわからないが、近年のイーストウッド作品に対するアメリカ人の冷め方からすると賞レース的な意味での期待はあまりできなさそう。



その他有望そうな作品

メリー・ポピンズ リターンズロブ・マーシャル監督

シカゴ』でアカデミー作品賞をさらったミュージカルの名手ロブ・マーシャルディズニー伝説的名作の続編を制作

エミリー・ブラントベン・ウィショーこりん・ファース、ジュリー・ウォルターズといった英国の名優たちでがっちり固めつつ、リン=マニュエル・ミランダメリル・ストリープといったミュージカル定評のある俳優陣をフィーチャーし、万全のPermalink | 記事への反応(3) | 16:07

2018-09-05

anond:20180905100244

hate na(not alone.)ってサービスを利用しておきながらヘイトを嫌うとはどういった了見だオラァ!

2018-07-25

anond:20180725124617

検閲以前にそもそも認めてないのだよ。

https://www.facebook.com/communitystandards/hate_speech

Hate Speech. Policy Rationale.

We do not allow hate speech on Facebook because it creates an environment of intimidation and exclusion and in some cases may promote real-world violence.

2018-07-02

Auschwitz surviver "Beware of hate".

The memory of my mother, going with her three children, with my little baby sister and my two younger brothers, going to the gas chamber, is the worst memory that I carry with me for the rest of my life.

My name is Max Eisen, and I'm a survivor of Auschwitz.

I saw her walk, I remember, all I could see was her back.

Carrying a baby in her arm, and my two little brothers.

There were no goodbyes said.


Six million Jews were murdered in the Holocaust. Over 1.1 million of those were killed here, in Auschwitz-Birkenau.


I was fifteen years old when I arrived here, May of 1944.

A9892. Hungarian Transports.


Max has returned every year for the past two decades to tell his story.


Here we are,

I want you to sort try to smell what this place smelled like.

Can you hear the voices?

Scratches with their hands. They were trying to go through cement walls just to get away from the gas that was killing them.

Imagine 2,000 people fighting each other for a breath of air.

You could to say that this is the last will and testament of people who died here.

From darkness to light, what a wonderful thing it is to know that you're alive.


Every year Max joins the March of the Living, in memory of those forced on 'death marches' from the camps.

Some 12,000 people recently marched with Max from Auschwitz to Birkenau on Holocaust Remembrance Day.


I'm thinking of my family, who have to no markers, no graves, whose ashes have been blown to the four corners of the earth.

I don't know how I survived.

I'm amazed how I survived.


(sigh)


I'd like to tell a lot to the world.

Respect each other, no matter what religion or colour you are.

Hatred against Jewish people is alive and well all over the world.

I come back here to tell others not to go down this terrible road of hatred and intolerance.

And,

It' a warning. Beware.

This place reminds you to beware of hatred.


from BBC.

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