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はてなキーワード: 漠然とは

2019-07-29

なんというかわいそう増田さん。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。

目がうるむ。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。

私もこういったことおもったりするけど漠然としてるからなぁ。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。

この方みたいにもっと差し迫った感じで悩んでらっしゃる方もまぁそれはおりますわな。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。

anond:20190729173951

2019-07-28

結婚はしなくてもいいと思っている、そういうと負け惜しみと言われるし、結婚していないと人格に難ありって言われるし、子どもが欲しい欲しくないの議論も同様で、本当に生きづらいなぁと感じている。

1人で年老いて行くことに漠然とした不安あるし、社会の目の煩わしさから開放されたい気持ちもあるけど、それ以上に他人共同体になる恐怖の方が優ってしまう。

友人と夜ご飯を食べてた時に、「アラフォーで子ナシでバリバリ働いている女性を見ると、仕事だけじゃないのにね、って思うんだよね」って話されて、あぁ、この人は私のことを哀れな人間だと思っているのかと思って泣きたくなった。

2019-07-27

anond:20190727165818

シナリオ破綻」って漠然としてるよな。

何とでも言える感じ。

2019-07-26

anond:20190726174908

まやかしの成長に実感は全く無いか無視して構わないよ。

1990年代後半から現在までずっと「もう成長することは無いだろうなあ」という漠然とした悲観が続いている。

2019-07-25

引き返すタイミングがわからない

思えば今まで間違った選択ばかりの人生であるように思える。

高校時代理系科目が苦手で明らかに文系人間であるのに理系女子への漠然とした憧れから理系選択

しかも多くの女子が選ぶ生物ではなく物理選択

思うようにいくわけがない。

そうして一度挫折文系への転向を試みて文理が融合した学部を選んで大学に入るも結局は憧れを捨てきれずに理系選択

でも学部での授業は専門性などなく、学部名を言うといったい何をしている学部なのかと嘲笑混じりに尋ねられる。

私はなぜこの学部に来たのかどうして苦手な理系にこだわるのか、そしてどうして修士に進んでしまったのか・・・

先生から研究への理解が浅い、基本がわかっていないとダメ出しばかり。

同期は能力も意欲も私よりはるかに高く先生からも期待されているのに対し、私は結果を碌にあげられない。

努力が足りないのはわかっている、でも全く頑張っていないわけではない。

でもこんなことを言っても誰かに認められるわけでもなく、実際結果が出ていない時点で努力とは言えないのだろう。

結局選択して後悔してどうにかしたら引き返せる状況でも変な意地が邪魔をして引き返せない。

もう腹をくくって進むしかないとはわかりながらも将来には不安しか抱けない。

もっと妥協して楽な道もあるけど、妥協したら自分プライドまで捨ててしまうみたいでできない。

将来はこんな仕事がしたいと夢を語っていた友達学部卒で全く関係のない仕事についている。

そうはなりたくないという思いが変なプライドを作り上げているのだろう。

腹をくくって頑張るしかないのだろう・・・

家に帰ったらだらけるのが目に見えるのでいっそ研究室に住みたい・・・

あととりあえず一緒に夏フェスに行ってくれる彼氏がほしいなあ

2019-07-24

anond:20190721194102

統合失調症今のところ寛解してると言われてるので参考に

俺の場合は恐怖心がまずあった

原因不明の恐怖心に付きまとわれて、その原因として組織に追われ監視されてるということを確信しはじめる

組織に追われてるから、怖いのではなくて

いか組織に追われてるという原因を現実のものとして認識しはじめる感じ

それが現実かどうかという判断能力も使えなくなる

痴漢にあった女性が怖くて抵抗出来ないみたいなもので、実際に犯罪にあってると確信してたら怖くて普通判断は出来なくなる

そんな感じ

漠然とした将来への不安感を政府のせいだとする人がいるけど、それと似てる

じゃあなんでそれが政府のせいなのかと聞いても、陰謀論のような返答しか帰って来ないことがあると思うけど、まさにそんな感じ

世の中では政府国民生活を脅かしてるなんて共有出来てないけど、それを統合失調症患者確信してる

統合失調症っていうのはそんな感じの病気

28歳女だけど、立憲民主党投票した理由

anond:20190723004058

わーい便乗します。

自民党支持率が高いと言われている20代だけど、20代男性44%、女性33%と10%も差があるらしいので、

女性としてはそこまで少数派でないのかも。

https://webronza.asahi.com/journalism/articles/2018121100002.html

しかにうちも同年代旦那自民党支持

同じ年代を生きてきたはずなのになんでここまで男女で差が…?と気になったのでタイトル性別入れてみました。

はいわゆる無党派層で、選挙当日に30分くらい地域候補者ググってえいやで投票した。

前置きはこのへんで、以下、立憲民主党投票した理由

1.夫婦別姓で「家族崩壊につながる」とか言ってる自民党家族観はなんか嫌

別にすべての政策の中で夫婦別姓議論いちばん大事とは思ってないし、

私自身は納得して旦那の姓に変更済みだけど、

選択夫婦別姓にまで反対する自民党ってなんなの?と思っている。

あと同性婚を認めないのも、当事者ではないけれど「根本的にマイノリティ不寛容なんだろうな」と思えてしまった。

とにかく自民党大事にしようとしている伝統家族観っていうのが、私とは相容れなそうだと思っていたので、

自民党以外の党から消去法で選ぶことにした。

2.自民党以外で選べる野党選択肢がほとんどなかった

ふだん真面目に政治ニュースとか見てないから当たり前なんだけど、

野党のそれぞれの印象がとにかく薄くて、かろうじてあるイメージは以下の感じ。

立憲民主枝野さんの喋り方はわりと好印象だった。演出過剰でなく淡々と語ってくれる政治家のほうが好きだな。

国民民主希望の党とき小池さんリベラル排除して、残ったほうっていうイメージ

共産党共産主義者ではないし…

社民党存在感が薄い

維新長谷川豊さんとか丸山穂高さんとかちょっとアレな人が集まりやすいのかな、というイメージ

れいわ:ちょっとまだよく分からない。偏見だけどタレントさんよりは政治行政経験がある人を応援したい。

3.「民主党政権時代悪夢」と言われてもピンとこない

当時は学生で今よりもっと世の中に関心がなかったので「そんなに自民党と比べて悪かった…?」という印象。

あの規模の震災対応はどの党がやっても要領良くはできなかったのでは?と思うし、

経済のことも正直、生まれからずっと不景気だったから今さら…と思っていた。

リーマンショック民主関係ないし。

生活保護受給者過去最大に」とか言うのも、それまでの長ーい自民党政権下で

非正規雇用ルール整備とかまともにやっていれば、

3年やそこらで生活保護受給者が急増したりはしなかったのでは。

4.はてブの影響

学生時代(~2013年)までは2ch漬けの青春を送っていたのだけど、

社会人になりスマホしかネットする時間がなくなってくるとアダルト広告気持ち悪さが無理になり、

一気にはてブ漬けの生活に。

どちらかというと2ch右寄りはてブは左寄りが多いんだよね?

これの影響が一番大きいかも。

5.現状を変えたいという漠然とした感覚

年齢的にはもういい大人なんだけど、正直貴重な休日政治のことを知るよりは、

はてブデイリーポータルZ記事や猫動画ブクマしているほうが楽しいし、

政治について関心を持つ気力がない。

…のだけれど、そろそろ子供も欲しいと思っているし、未来のことを考えないといけないよなあと。

あと中学校くらいの歴史で習った板垣退助平塚らいてうエピソードにはわりと感動した記憶があって、

やっぱり選挙には行かないといけんよね、という意識だけはあったので投票所に行った。

2019-07-23

俺が思う選挙というか政治の疑問は

投票して議員を選んで彼らに政治を任せるというわけなんだから

どの議員も条件は同じ議員なわけじゃない(比例もとりあえず同じとしておく)

 

そうであれば彼らの責任も功績も平等なんじゃないのって思うんだけど違うの?

少数派が法案に反対しても結局可決したらそれは全議員平等責任ある結果だと思うんだ

なんで与党野党だ云々の内輪の揉め事国民が受け入れないといけないんだろう

 

クラス対抗の運動会であるクラスが勝ったならクラスメイトは皆勝ってる

その中で派閥があろうとある派閥は勝ってないなんてことないよね?

ってなことを昔から漠然と考えてる

anond:20180908232144

子供のいない人生漠然とした不安があるなら

養子または里子とかどう?

自分氷河期だけど将来安楽死したいか

スイス行くために英語勉強しようかなと思いはじめた

溶けたい

30半ば、自営業

既婚、子二人。嫁は育休中。

理解ある嫁さんで、子が寝入ったあとなら飲みに行くのもOK

打ち合わせなどで一日いなくても笑顔で送りだしてくれる嫁さん。

土日は家族サービス

子育て楽しい反面、大変。

呑む趣味以外はなくなった気がする。

漫画を買っても積んでいく一方になったなあ。

最近、酒を呑んでも楽しくなくなってきた。

現実を忘れたいからか深酒が増えた。

それに伴い自律神経がおかしくなってきたのか、

酒が入ってないと寝つきが悪い。

前はストレッチすれば割と寝つきが良かったのに、

から寝るために深酒をする、そうすると次の日に響く。

響くので起きるのが遅くなる。

朝起きれないことに鬱になる。

何のために酒飲んでるんだろうと思いだすと、

この世から溶けて無くなりたくなる。

自身保険かかってるから、とりあえずの生活担保されるし、学資も大丈夫

このまま消えてもさして問題はない。

朝起きたら寿命で召されればいいのにと思って寝る、死因は心筋梗塞でもなんでもいいや。

離婚したいわけでもないし、自害する勇気なんてさらさらない。それに仕事も好き。

この漠然とした消滅願望はなんなんだろう。

ジムに通って汗を流したりはしてるけど、気分は晴れない。

鬱なのかな。

楽しいことってなんだろう。

何か楽しいことをしたい。明日への活力が欲しい。

2019-07-22

死にたい期に入ったっぽい。

死にたい期、漠然じゃなくはっきりと死にたくて死ぬための計画を頭でたてはじめる。

身辺整理から。やってみよう。まっすぐ死ねたらいいけど多分無理なので身辺整理から

2019-07-21

線形代数やら微積分やら結局わからなかった

社会科学大学院生

今日をもってこれらを体系的に身に着けることをあきらめた。

思えば統計学を学び始めたのがきっかけだった。

中心極限定理やF分布についてふわっと学ぶ度、こういうものを本当に理解するためには大学数学知識必要なんだろうなと漠然と感じていた。

研究室はそういうところを専門とはしておらず、ただあくまツールとして、回帰分析回したり分散分析するくらいでよかった。

就職先は金融ではあるけれどクオンツアクチュアリー職ではないから、たぶんそういうものの出番はない。

バカな僕は数理統計を学ばずにいて統計を用いた研究やるなんて、ちゃんちゃらおかしいと思っていたし、

就職先でもそういうことを学んでいれば周りよりも一歩二歩先を行けると信じていた。

しかし、マセマをやっても定評のある教科書を終えても、なんだか自分が思ったほどできるようにはなっていないことに気づいた。

やってることと言えば、学ぶ前も後も全く同じように回帰を回し、p値を眺めてあーだこーだ言ってるだけだった。

p値ハックの記事ベイズ有用性を目にするたびに自責の念かられてつらくなる。

しかしたら自分がやったことは無駄だったのかもしれないと思うようになる。

就活を終え、今一度参考書に取り組んでも、抜け落ちているところがいくつもあったことに絶望してノートもすべて捨ててしまった。

こうした知識必要コミュニティとは違ったところに自分いたことに気づけていなかったんじゃないだろうか

投票した政党議員不謹慎発言をした

期日前投票で票を入れてきた政党政治家不謹慎発言をしたとしてニュースで取り扱われた。

私には別に「この政党推します!」という意思や、「この政治家推します!」という意思はない。

ただ今回の選挙SNSでは「若者こそ選挙に行くべき」「みんなで選挙に行こう」と散々謳われ、一応毎回行っていた私も「今回はちゃん政党を選んでみるか…」と思っていた選挙だった。

今までは漠然と選んでいた。

自分の大切な1票を、聞いたことがある名前だとか、頑張って演説してたなあとかで投じていた。

今回は違った。

事前に公約を見比べ、SNSでも話題となった政党との相性診断も行い、様々な方法でどこに票を入れるか決めてから臨んだ。

期日前投票で紙に名前を書いた時、政党名を書いた時、今回は自信を持ってあの書きやす高級紙文字を書いてきた。

「これが私の選んだもの」という気持ち投票箱に紙を入れた。

それがこれだ。

若者選挙離れ、これは深刻だと思うしもっともっと改善されるべきだとも思う。

私たちがやらないと未来日本は変わらない。

私は毎回やってきたが、今回の投票が初めての人もたくさんいる。

そして今回はしっかりと事前に、自ら政党政治家を選びやすいような様々なシステムが広まっている。

前述した相性診断など。

若者たちがタピオカとかインスタとかYouTubeかいろいろなものに振り分けている興味を、ほんの少し選挙というものに振り分けることが出来ているのが今回だと何となく感じている。

それなのに政治家がこんなことをやる。

どうしたいのか意味が分からない。

やらせからにはちゃんとやれ。

私たちが直に日本を変えることができるわけではない。

私たちの思いを預かったあなた方が日本を変えるんだ。

不謹慎発言なんてしている場合じゃない。

私たち若者にすらその手の発言をしてはいけないと分かるものが多いのに、何故私たちの何周りも大人あなた政治家が分からないのか。

悲しみしかない。

こんなんだったらやっぱり投票なんてしなきゃ良かったと、思う若者が増えたっておかしくない。

2019-07-20

五年でできる、わりと楽チンな絵の上達法

気の長いタイトルですまん

絵っていうのは技術的なことよりもマインドと魅せ方と継続力とネタだなって思う

磨く期間は五年ほどかかるけど、今から書くことを真剣にやったら絶対上達するから頑張ろう 私もまだまだ頑張る

まず、素敵な絵を描くためには常に描きたいと思えるテーマを高い熱量で胸に湛える必要がある、と思う

上手い人の絵を見たとき漠然と「エモい…」と感じるときあるじゃん

そこで、何がエモく感じたか自分なりに考えるといいと思う

光の表現が綺麗だなって思ったなら、その絵は光の表現教科書になる

好きな絵を見て動いた感情は、全部教科書にできる

なるべくなら一つ残さず感情を拾うこと

それだけで少し、絵を見る視点が変わる

次に、自分が好きなものについても、真剣に割り出す

かわいいものが好き おしゃれなものが好き

食べ物が好き いっぱい食べる女の子が好き などなど

絵は「好き」を伝える手段

そのためには自分が何を好きなのか正確に知らなくちゃいけない

好きを書き出したノートを作ってみてもいい 自分の好きで溢れたノート 文字で見るだけでもワクワクしそう 

きっと絵で見たらもっとクワクするよ

魅せ方、はちょっと練習や考え方のリセット必要

センスのいいものには、実はルールちゃんとある

ルールを知ることはつまらないことのように見えて実はとても大事

そして「自分がやりたい系統」のセンスを磨くのがとっても大切

カフェ系が好きなら、かわいいカフェインテリアや、黒板アートを沢山見るとか

ロボット系が好きなら、工学デザインや実際に動く乗り物の塗装を研究するとか

世の中で通用してるタイプセンスルールを学ぶ

これが手っ取り早くセンスを上げる方法

あと

絵にもちゃん流行がある

これを追っているといろいろな発見がある

流行るのには必ず理由がある

ちょっとしたテク自分の絵が今どきっぽくなるのは、調べる面倒くささ以上に楽しみを感じられるよ

何が好きで、どんな表現が好きで、描きたいものがなんなのか

ここまで揃えばあとは描くだけなんだけど、お絵かきソフトは使い倒さないと上手に使えない

でもとても便利 何もかもが痒いところに手が届くように出来ている

ただむやみに枚数をこなしても上手くはならない

お絵かきソフトの全てを知るために練習を重ねよう

幸い使い方なら有志がいくらでもネット解説しているこのご時世

慣れるための時間がもしかすると一番長いのかもしれないね

まずはいつも使わないレイヤー効果を使うところから始めてみるといいか

完成絵の上に好きな色ベタ塗りにして置いてさ

ネタマインドを磨くこと

あとはやっぱ、流行ってる人の研究

ツイートなんか140文字でバズれる時はバズれるんだよ

あれに特別な才能いると思う?

言い回しテンポとか、テンションとか

そういう些細なことが世界を変える

その些細なことがなんなのか、常に考えることでちゃんと身につく

でも時間はかかる

から、全部合わせて五年は必要

実は、この「五年続ける」っていうのが何より一番難しい

諦めないでいること

常に努力を続けること

自分に嫌気がさしても、前向きでいること

常に新しい自分アップデートすること

でもね

たぶん好きならやれる

毎日絵なんか描かなくていい

苦に思いながらデッサン練習もしなくていい

大事なのは、考えることをやめないこと

目に見えるものや感じたことを体験として糧にすること

そして

好きでいつづけること

好きを表現すること

これを五年夢中で続けてみて

絶対絶対絵が上手になるよ

魔法と呼ぶにはあまりにも泥くさいけど

漠然練習するより、どんな技術の教本より、気持ちを変えることのほうが大切なのは、案外誰も教えてくれない。

好きな同級生アイドルだった

もう終わりにするつもりなので、今の気持ちを書き留めたくなったからここに書く。

私の好きな人アイドルだ。芸能系とかじゃない、普通科高校同級生だ。同じクラスになったのは一度だけだ。多分向こうからしたら顔すら曖昧認識だろうと思う。それは無理もなく、彼は明るい人間で、運動部活躍していたそうだから中等部の頃からとても目立っていた。かたや私は文化部で、部員の少ない部活だったから具体的な名前は避けるが、まあ、文芸部とか生物部とかあのへんだと思ってくれたら大体正解だ。彼がヒエラルキーの頂点なら私は最下層だ。彼の情報も大概は言伝のそのまた言伝を盗み聞きして得たようなもので、生きる世界が違いすぎる。まあそんなことこんなところでくだを巻いている時点でお察しだと思うが

好きな理由は色々ある。主にとても彼の身体が好きだった。手脚が長くて太いところと、骨盤位置が高いところが特に。正直私は(当時は)女みたいだった彼の顔をまったく美形とは感じていなかったが、アイドルになるくらいだしきっと美形なんだろう。入学して間もない頃に校内で歩いてる彼を見かけて好きになった。それからしばらくして、彼が教室のドアを音をたてないように閉めているところを見て本当に好きになった。我ながらわけがからないと思う。その頃から私は彼の周囲を嗅ぎまわり彼に関する情報をかき集めては妄執にとらわれるようになった。彼に絶対迷惑をかけないようにというのは念頭に置きつつ、あまりここで書きたくないようなこともした。人生で一番猿に近づいた時期だ。でもこの頃が一番幸せだった。

具体的な時期を書くのは避けるが、彼が芸能事務所に入ったことを知ったのは多分同級生のなかでも結構遅かった。同じ部活の後輩が自慢げにSNSに書いていたのを見て知った。その時は驚きこそしたが「まあまあ」と思った。どうでもいいとか思っていた。恥ずかしながら私は(今もだが)そういう芸能界みたいなのに疎くて、なんだかよく聞く読者モデルとかそういうものなんだろうと考えていたからだ。

そこから特にイベントも無く、たまに彼のクラスの前を通って窓の隙間から彼の姿を見ては満足することに終始した。それで結構幸せだった。だがいつからか彼が学校にあまり来なくなったあたりからその楽しみも失われた。ただでさえ少ない遭遇の機会が気付けばゼロに近い値になった。

私はネットが好きなくせに意識的アイドルとしての彼を調べることを避けていたが、そこで初めて彼の名前検索した。ショッキングだった。知らないことがたくさん書かれていた。あんなに知りたかった彼の身長血液型家族構成がすぐに判明した。それが誰でも読める状態であるというのが衝撃だった。ツイッター検索すると私と同じように彼のことが好きな人が把握しきれないくらい無数にいたのも胃液が口から飛び出そうになるくらいストレスだった。学校にあまりいなくなった理由は、多分彼のアイドル仕事が忙しくなったからだった。簡単なことだったし私はそんなことも知らなかった。でもネットで読めた彼の言葉を何日もかけて読み込んで、彼は私の認識していた通りの彼であることがわかり幻滅しなかった自分に心底ほっとした。何を言ってるかわからないと思うが涙が出る程嬉しかった。

それから私は偶然スマホを水没させて数日インターネットを絶ったのをきっかけに、私はもう彼のことを忘れるようと努力しはじめた。インターネットを介して彼を知るほどまた好きになってしまって、でももう私だけの彼じゃないと思うと酷く辛くて何も手につかなくなった。学校集会などでたまに彼を見かけることもあったが意識的に見ないようにした。この頃から受験勉強にも追われ、親しかった友人は内部進学を決めたので自然と外部受験の私とは疎遠になり、本当に孤独で、静かな場所に一人でいるとずっと彼のことを考えてしまうからなるべく雑音の多い場所勉強をして時間を潰すようになった。成績は上がった。親がとても喜んでいるのが複雑だった。そしてテスト順位が忙しい彼とたいして変わらないことをクラスメイトの会話を介して知ったときは暗い興奮を感じた。おかしな話、彼はすごい奴なのだと誇らしかった。

そういう期間が長くあって、それはそれで精神の安定した時期でもあったのだが、決定的なことがあって全てが終わった。いつのことかはぼかす。

きょうだいテレビを見ているそば勉強をしていたら、よく知った声が聴こえてきて、画面を見たら偶然彼が出演していた。文字にすればそれだけのことだった。でもそれが、今までで最大の耐え難いほどのショックだった。そのショックの出処はわからない。なんでこんなに悲しいんだろうと考えることすら悲しくて悲しくてやりきれない気持ちになった。

それから色々なことをとめどなく考えた。今まで思考を避けていたぶん苦しくて数日頭痛が止まらなかった。もし私が彼と同じクラスになることがたくさんあったら同じ部活に入っていれば何か変わっていただろうかと考えることもあったが、きっとどう運命が変わったって私と彼が交わることはなかったのだと自分にわからせるのはそれなりに時間を要した。

自分は、彼がもう恐ろしいほど遠い世界人間になってしまたことを、スマホの画面や私の視界のような小さく個人的ものではない、大きなテレビ画面に映っている彼を見て、初めてそこで自覚して動揺してしまったのだと、客観的に考えればわかる。だがあの時の私は錯乱状態でそんなことがわからずただ真っ暗な悲しみの中でどうすることもできなかった。

そしてある日学校帰りに街で彼の顔がプリントされたグッズ?をカバンに着けている同年代くらいの女を見かけて反射的にふらふら着いて行ってしまった。彼女地下鉄に降りていった。私はもしかしてと感じて彼の名前検索してしまって、彼の出演するライブが丁度その日あると知った。今思えばなんでそんなことをしたのかわからないが、私は気付いたら地下鉄に乗ってその会場に向かった。調べた最寄り駅で降りるとなんだかそれらしい女達がたくさんいて、私はそれだけでオドオドしてしまって早足で彼女らを追い抜くようにしてホームを出た。彼女らのざわざわした話し声の中に時々彼の名前が現れて心臓バクバクして背汗が止まらなかった。地上に出てからもっとたくさんの彼の、もしくは彼と同じグループの人のファンらしき人間がたくさんいて、それらは皆一様に同じ方向に歩いていて、あっちかあの方向に彼がいるのかだからみんなあっちに歩いているのだ、と私も突き動かされるようにそれに倣った。よく晴れていたからかなんなのか、汗が止まらなくてしょうがなかったことを鮮明に覚えている。

辿り着いた先は大きな建物だった。綺麗だけど変な匂いがするところだった。ぞろぞろとファンらしい女達がいて、たぶん入場待ちみたいなことなんだろうか。この全員が彼のことを好きなのだと思うと漠然とした恐怖に襲われ、あまり近づけず遠巻きにそれを見ていた。彼の顔がプリントされた様々なものが何度も視界を過った。巨大なモンスター対峙したような無力感に襲われて、私はここへ来て何をするつもりだったんだ?と自分自分を責めた。

すると、わりと近からず遠からずな場所に立っていた二人組の女達がちらりとこちらを見た。偶然かと思ったが次は力強く二度見されて、確実に私を見ていることがわかった。私は怖くなって俯き携帯を触っていると彼女らは何事かひそひそ話始めた。ほとんど聞き取れないような声量だったが「あの制服」と言っているのだけははっきりとわかった。

次の瞬間に私は来た道を引き返していた。話しかけてこようとしているような素振りもあったがそれでも走って逃げてしまった。奇異の目だった。あそこにいた彼女らの大半の容姿はとてもかわいい女の子といった風で、私はあの場で死ぬほど浮いていた。気付いてしまった。私が彼を好きでいるのはおかしくて迷惑ことなのだ。そうはっきりと自覚して、今まで何年間も彼のことが好きだった幸せ記憶フラッシュバックして、その幸せと同じ分の後悔が押し寄せてきて潰れてしまいそうになった。体力が無いのに全力で走ってしまたか息切れて、もう惨めで惨めで涙と塩辛い唾液が止まらなくて、駅のトイレで吐いた。

私はこの日の夜に、初めてはっきりと「もう好きでいることをやめる」と決めた。今まで彼への感情から逃げることはあっても「やめる」とは明言していなかった。そう決めてしまうと、急速に自分の中を占めていた彼の存在が萎んで、不思議なくらい気持ちは落ち着いた。

でもまだ自分の中に彼が残っていた。完全には消えなかった。こうやって彼とのことを物語的に書くことで自分の中で完結させて切り離そうと思った。それは私の勝手であるからどう責められても仕方ないと思う。彼が特定されるような記述はなるべく避けたつもりだし多少筋が曲がらない程度に嘘も交じっているが、別にもうどうなってもかまわないと感じているのも本音のところで、最後に彼に迷惑をかけてみたいと思っている自分がいる。でも一生私のことを知らないでいてほしいのも本当だ。一貫性がない。だいぶ長くなった。推敲だとかもしてないから色々おかしいと思う。もう好きではないけど、彼を好きでいたこの数年間はたぶん一生忘れないと思う。

最後に。何かの間違いでここに辿り着いてしまった彼へ。これからも頑張ってください。応援は出来ないけど、あなた人生神様が後押ししてくれるようここから祈っていますあなたの全てが上手くいきますように。

2019-07-19

山本太郎で本当にいいのか?

ここ数日の山本太郎フィーバーには参った。今日新橋演説動画配信で見てたが感動した。

だが支持者に水を差すようで申し訳ないが、本当に山本太郎でいいのかと疑問を思った。

はてな政治好きならもっとうまく言語化できるのだろうが、漠然と怖いんだよ。ある種の熱狂が。

一人のヒーローの登場によって閉塞した状況が一変する、そんな事は実際あるのかもしれないが、熱狂をもって突き進む彼のその姿勢自体に何らかの怖さを感じる。

世の中そんなにうまくいくものじゃないだろ。そんなに単純じゃないだろ。

例えそれが建前的な手続きであろうと、今まで積み重ねてきた民主主義に基礎を置いた議論の何もかもが吹っ飛んでしまう。

れいわの支持者がそれでいいならいいんだが、なるべく劇薬日本治療したくないと考える人間としては、その熱狂にのるのはあまりにも怖いんだ。

子どもの成長早すぎる

大学時代から7年近く付き合った男にやっと見切りをつけて別れ、その1年後に職場の2歳下の男の子結婚した。

結婚して1年不妊治療通って、妊娠して4ヶ月で流産して、1年休養して、休養後半年でまた妊娠して、いろいろあって緊急帝王切開してやっと子供が産まれた。

学生時代から漠然と抱えていた夢がやっと叶った。

結婚妊娠するまでの自分の月日の長さと停滞感が信じられないくらい、子ども半年の変化のスピードがすさまじい。

まれときからだふにゃふにゃで泣くか寝るかミルク飲んでるだけの生き物だったのが、にやーって笑うようになったと思ったら、よだれをだらだら垂らしたり、びっくりするくらい強い足蹴りかましてきたり、一丁前なおならしたり、寝返りをし始めたり、歯が生えてきたり、かまってもらえないと怒ったり、寂しがって泣いたり、遊んでやると声を出して笑ったり。

体重は産まれときの2倍以上になったし、身長も15センチくらい伸びた。

先週からは、横向き寝ができるようになって、寝姿が一気に赤ちゃんから幼児って感じになった。

成長が嬉しい反面、もっとゆっくりでもいいのにって思う。

毎日この瞬間をこの気持ちごとスクショしたいって思う。

抱っこするのも最近はけっこう腕が疲れるけど、抱っこできるのもいまの小さいうちだけだからいっぱいいっぱいこの幸せを抱っこする。

KKOとべらぼうな金持ち

https://anond.hatelabo.jp/20190718170026

この増田トラバを読んでもブコメを読んでも、KKOますます殴られていると思ってしまう。

それで、自分と比べてしまい不幸な気持ちになって、本当の幸せ定義に躍起になってくる。

「それぞれの幸せ」を認められたくてたまらなくなってしまう。

から、「それぞれの幸せ」を認めるために、周りの人々に強者に対するマイナスイメージを植え付けたいという強迫観念に駆られる。

典型的KKO思考であろう。

でも、ふと思った。

強者マイナスイメージを植え付けることは「それぞれの幸せ」を否定することであると。

逆に強者リスペクトしたとしても、弱者を卑しめることには繋がらないのではないだろうかと。

それどころか、強者へのリスペクトという気持ちが、強者のみならず社会全体による弱者へのリスペクトを呼び起こすのではないだろうかと思った。

KKOによるべらぼうな金持ちへのリスペクトが、KKOへのリスペクトを生むということだ。

トラバブコメリスペクトを見たとき自分気持ちを眺めてみてそう思った。

しかし、1つ懸念がある。

世の中には搾取的な商売が星の数ほどある。

依存症から金を巻き上げたり、法の穴を掻い潜って人から大金を騙し取ったり、枚挙にいとまがない。

べらぼうに稼ぐためには搾取に手を染めなければならないかもしれないという不安に駆られてしまう。

もし搾取に手を染めているのなら、当然リスペクト対象からは離れてしまうのだ。

KKOとして生きていると、金持ち世界を知らないためにこのような漠然とした不安を拭い去れない。

そして、自分活動ベクトル高収入へと向けることに不安感を感じてしまうのだ。

KKOの中には少なからずこういった感覚を持つ者もいるのではないかと思う。

したがってKKOとしては、願わくば搾取のない世の中を実現したい。

社会貢献度と収入が限りなく綺麗な相関を描くようになってほしい。

そうすれば、べらぼうな金持ちを屈託のない気持ちリスペクトできるだろう。

ひいてはKKOへの十分なリスペクトも得られる社会になるだろう。

2019-07-18

火はこわいな

京都アニメーション事件ニュースで聞いた。

大体、感じたことは多くの人と一緒だろう。つらく、悲しく、恐ろしい。

今後の会社社員心配だ。

アニメーション会社としてとても評価されているところだし、会社は立ち直れるかもしれない。(まだわからないけど)

でも……生き残った社員は?

事件の原因は、火だそうだ。

放火、というのは何かピンとくる言葉じゃない気がする。明らかに人を狙った事件からだ。

焼き殺した、というのが一番近いのだろう。でも二字熟語じゃないかちょっとデジタルタイプするには言葉がモゴモゴする。

グーグル検索したら焼殺、とか焚殺とかが出てきた。うーん、これはこれで馴染みない。

完全鎮火が午後3時20分頃とのこと。

多分それからきちんと現場の状況を確認できるようになって、時間が経つに連れ続々と死者の確認数が増えていった。

焼けて死ぬのは苦しい。

死ぬのは大抵辛くて苦しいが、焼け死ぬのはその中でもかなり苦しい方だ。

なんとか逃げてきた人の中に、ガソリンのようなものをかけられた人が居たそうだ。

ガソリンは当然、よく燃える。ぼうぼう燃える。全身焼ける。

体の上をごうごうと焼き尽くす。すごく痛いし、苦しい。実際に見たことはないけど、気道が焼けるなんてこともあるらしい。

料理で火を使ったことがある人は分かるだろうけど、意外と、料理って中々奥まで焼けない。なんか頭の中のイメージより焼けないんだよな。

まだ中の大事なところまで焼けないのに、ずっと体の上が焼けて痛いのは相当、苦しい。

他にもいろいろ。

全員ではないだろうが、そんな死に方をしてしまった人も居て、それを見てしまった人がいる。

一緒に働いて、仕事相談したり、作業を頼んだりしていた相手が。

そんなショックな状況が、アニメーションという仕事と結びついてしまう。

社員の中にはこの会社を続けられないだけではなく、アニメーションという仕事自体を続けられない人も出るのではないかと思う。

自分たちが作り上げてきた作品をどこかで目にして、苦しんでしまう人が。

勿論、ただの不安からくる過剰な心配かもしれない。そうだったらただオレが心配性のバカなだけだしな!

でも、渦中の人たちは我々、ニュースを見て案じる人間とは「別の苦しみ」を感じているのは何となく心に留めて置いたほうが良いと思う。


もっとつらい」という言葉選びはピンと来ない。間違ってるとかじゃなく、なんか言いたい意味が伝わりづらいなと思う。

だってもっと」って漠然としてて掴みどころがないし。

ニュースを見る人たちの不安も悲しみもホンモノだし、それを安く感じてしまうような言葉選びはよくない気がする。


から「別の苦しみ」と言うようにする。

我々の感じてる苦しみとは、また別の苦しみを感じている彼らのことを想っておくと、なんか今後の行動への自戒になるんじゃないかな。

怒ったり、悲しんだり、不安になると、つい変な発言ポロっとしがちだ。時には当事者や他の悲しんでる人のためにならないようなことも。

つらい気持ちを抑えたり、コントロールするのはすごく大変だけど、頑張りたい。


具体的に、こうした方が良いとかこういう発言ネットに乗せるのはやめたほうがいい、とか言えたら良かったんだけど、うまく思いつかない。ごめんな。

たぶんはっきり言えたほうがみんな安心すると思うんだけど。悪いけど、個々人で、善いと思うことをやっていってほしい。



亡くなった方に対して、なんと祈ればいいのか分からないところがある。

だって想像するだけでとんでもなく怖くてつらい死に方だ。考えただけで怖気づく。なんて言えばいんだろう。

自分が知ってる死者への言葉が少なすぎる。


せめて、生き残った人の怖さや苦しみが早くやわらぎますように。

anond:20190718170026

もう終わりにするつもりなので、今の気持ちを書き留めたくなったからここに書く。

私の好きな人アイドルだ。芸能系とかじゃない、普通科高校同級生だ。同じクラスになったのは一度だけだ。多分向こうからしたら顔すら曖昧認識だろうと思う。それは無理もなく、彼は明るい人間で、運動部活躍していたそうだから中等部の頃からとても目立っていた。かたや私は文化部で、部員の少ない部活だったから具体的な名前は避けるが、まあ、文芸部とか生物部とかあのへんだと思ってくれたら大体正解だ。彼がヒエラルキーの頂点なら私は最下層だ。彼の情報も大概は言伝のそのまた言伝を盗み聞きして得たようなもので、生きる世界が違いすぎる。まあそんなことこんなところでくだを巻いている時点でお察しだと思うが

好きな理由は色々ある。主にとても彼の身体が好きだった。手脚が長くて太いところと、骨盤位置が高いところが特に。正直私は(当時は)女みたいだった彼の顔をまったく美形とは感じていなかったが、アイドルになるくらいだしきっと美形なんだろう。入学して間もない頃に校内で歩いてる彼を見かけて好きになった。それからしばらくして、彼が教室のドアを音をたてないように閉めているところを見て本当に好きになった。我ながらわけがからないと思う。その頃から私は彼の周囲を嗅ぎまわり彼に関する情報をかき集めては妄執にとらわれるようになった。彼に絶対迷惑をかけないようにというのは念頭に置きつつ、あまりここで書きたくないようなこともした。人生で一番猿に近づいた時期だ。でもこの頃が一番幸せだった。

具体的な時期を書くのは避けるが、彼が芸能事務所に入ったことを知ったのは多分同級生のなかでも結構遅かった。同じ部活の後輩が自慢げにSNSに書いていたのを見て知った。その時は驚きこそしたが「まあまあ」と思った。どうでもいいとか思っていた。恥ずかしながら私は(今もだが)そういう芸能界みたいなのに疎くて、なんだかよく聞く読者モデルとかそういうものなんだろうと考えていたからだ。

そこから特にイベントも無く、たまに彼のクラスの前を通って窓の隙間から彼の姿を見ては満足することに終始した。それで結構幸せだった。だがいつからか彼が学校にあまり来なくなったあたりからその楽しみも失われた。ただでさえ少ない遭遇の機会が気付けばゼロに近い値になった。

私はネットが好きなくせに意識的アイドルとしての彼を調べることを避けていたが、そこで初めて彼の名前検索した。ショッキングだった。知らないことがたくさん書かれていた。あんなに知りたかった彼の身長血液型家族構成がすぐに判明した。それが誰でも読める状態であるというのが衝撃だった。ツイッター検索すると私と同じように彼のことが好きな人が把握しきれないくらい無数にいたのも胃液が口から飛び出そうになるくらいストレスだった。学校にあまりいなくなった理由は、多分彼のアイドル仕事が忙しくなったからだった。簡単なことだったし私はそんなことも知らなかった。でもネットで読めた彼の言葉を何日もかけて読み込んで、彼は私の認識していた通りの彼であることがわかり幻滅しなかった自分に心底ほっとした。何を言ってるかわからないと思うが涙が出る程嬉しかった。

それから私は偶然スマホを水没させて数日インターネットを絶ったのをきっかけに、私はもう彼のことを忘れるようと努力しはじめた。インターネットを介して彼を知るほどまた好きになってしまって、でももう私だけの彼じゃないと思うと酷く辛くて何も手につかなくなった。学校集会などでたまに彼を見かけることもあったが意識的に見ないようにした。この頃から受験勉強にも追われ、親しかった友人は内部進学を決めたので自然と外部受験の私とは疎遠になり、本当に孤独で、静かな場所に一人でいるとずっと彼のことを考えてしまうからなるべく雑音の多い場所勉強をして時間を潰すようになった。成績は上がった。親がとても喜んでいるのが複雑だった。そしてテスト順位が忙しい彼とたいして変わらないことをクラスメイトの会話を介して知ったときは暗い興奮を感じた。おかしな話、彼はすごい奴なのだと誇らしかった。

そういう期間が長くあって、それはそれで精神の安定した時期でもあったのだが、決定的なことがあって全てが終わった。いつのことかはぼかす。

きょうだいテレビを見ているそば勉強をしていたら、よく知った声が聴こえてきて、画面を見たら偶然彼が出演していた。文字にすればそれだけのことだった。でもそれが、今までで最大の耐え難いほどのショックだった。そのショックの出処はわからない。なんでこんなに悲しいんだろうと考えることすら悲しくて悲しくてやりきれない気持ちになった。

それから色々なことをとめどなく考えた。今まで思考を避けていたぶん苦しくて数日頭痛が止まらなかった。もし私が彼と同じクラスになることがたくさんあったら同じ部活に入っていれば何か変わっていただろうかと考えることもあったが、きっとどう運命が変わったって私と彼が交わることはなかったのだと自分にわからせるのはそれなりに時間を要した。

自分は、彼がもう恐ろしいほど遠い世界人間になってしまたことを、スマホの画面や私の視界のような小さく個人的ものではない、大きなテレビ画面に映っている彼を見て、初めてそこで自覚して動揺してしまったのだと、客観的に考えればわかる。だがあの時の私は錯乱状態でそんなことがわからずただ真っ暗な悲しみの中でどうすることもできなかった。

そしてある日学校帰りに街で彼の顔がプリントされたグッズ?をカバンに着けている同年代くらいの女を見かけて反射的にふらふら着いて行ってしまった。彼女地下鉄に降りていった。私はもしかしてと感じて彼の名前検索してしまって、彼の出演するライブが丁度その日あると知った。今思えばなんでそんなことをしたのかわからないが、私は気付いたら地下鉄に乗ってその会場に向かった。調べた最寄り駅で降りるとなんだかそれらしい女達がたくさんいて、私はそれだけでオドオドしてしまって早足で彼女らを追い抜くようにしてホームを出た。彼女らのざわざわした話し声の中に時々彼の名前が現れて心臓バクバクして背汗が止まらなかった。地上に出てからもっとたくさんの彼の、もしくは彼と同じグループの人のファンらしき人間がたくさんいて、それらは皆一様に同じ方向に歩いていて、あっちかあの方向に彼がいるのかだからみんなあっちに歩いているのだ、と私も突き動かされるようにそれに倣った。よく晴れていたからかなんなのか、汗が止まらなくてしょうがなかったことを鮮明に覚えている。

辿り着いた先は大きな建物だった。綺麗だけど変な匂いがするところだった。ぞろぞろとファンらしい女達がいて、たぶん入場待ちみたいなことなんだろうか。この全員が彼のことを好きなのだと思うと漠然とした恐怖に襲われ、あまり近づけず遠巻きにそれを見ていた。彼の顔がプリントされた様々なものが何度も視界を過った。巨大なモンスター対峙したような無力感に襲われて、私はここへ来て何をするつもりだったんだ?と自分自分を責めた。

すると、わりと近からず遠からずな場所に立っていた二人組の女達がちらりとこちらを見た。偶然かと思ったが次は力強く二度見されて、確実に私を見ていることがわかった。私は怖くなって俯き携帯を触っていると彼女らは何事かひそひそ話始めた。ほとんど聞き取れないような声量だったが「あの制服」と言っているのだけははっきりとわかった。

次の瞬間に私は来た道を引き返していた。話しかけてこようとしているような素振りもあったがそれでも走って逃げてしまった。奇異の目だった。あそこにいた彼女らの大半の容姿はとてもかわいい女の子といった風で、私はあの場で死ぬほど浮いていた。気付いてしまった。私が彼を好きでいるのはおかしくて迷惑ことなのだ。そうはっきりと自覚して、今まで何年間も彼のことが好きだった幸せ記憶フラッシュバックして、その幸せと同じ分の後悔が押し寄せてきて潰れてしまいそうになった。体力が無いのに全力で走ってしまたか息切れて、もう惨めで惨めで涙と塩辛い唾液が止まらなくて、駅のトイレで吐いた。

私はこの日の夜に、初めてはっきりと「もう好きでいることをやめる」と決めた。今まで彼への感情から逃げることはあっても「やめる」とは明言していなかった。そう決めてしまうと、急速に自分の中を占めていた彼の存在が萎んで、不思議なくらい気持ちは落ち着いた。

でもまだ自分の中に彼が残っていた。完全には消えなかった。こうやって彼とのことを物語的に書くことで自分の中で完結させて切り離そうと思った。それは私の勝手であるからどう責められても仕方ないと思う。彼が特定されるような記述はなるべく避けたつもりだし多少筋が曲がらない程度に嘘も交じっているが、別にもうどうなってもかまわないと感じているのも本音のところで、最後に彼に迷惑をかけてみたいと思っている自分がいる。でも一生私のことを知らないでいてほしいのも本当だ。一貫性がない。最悪だ。だいぶ長くなった。推敲とかもしてないから色々おかしいと思う。もう好きではないけど、彼を好きでいたこの数年間はたぶん一生忘れないと思う。

最後に。何かの間違いでここに辿り着いてしまった彼へ。これからも頑張ってください。応援は出来ないけど、あなた人生神様が後押ししてくれるようここから祈っていますあなたの全てが上手くいきますように。

2019-07-16

化粧するのが怖いか死にたい

私は女子大生、化粧はしてない。するのが怖い。

化粧してあいすっぴん全然違うじゃんと言われるのが怖いわけじゃない(全く無いとは言わないけど)

化粧した自分の顔を見るのが怖い、そもそも化粧するために鏡を見たくない。

私の顔は多分、ブスの部類に入ると思う。顔が写る自撮りなんてしたことないし、プリクラももう5年は撮ってないと思う。家族写真も嫌い。

自分が化粧しなくても可愛い顔だなんて思っちゃいない。

化粧品その物にまず、興味が持てない。可愛い色とか言われても、全然からない。

何で化粧をしてないのかと言われると、上手く言えないけどとにかく怖い。高校生の頃はそれで良かった、進学校だったし、バイト禁止だったからみんな色つきリップ程度だった。

別の高校バイトしてた友達バリバリ化粧してた。元が可愛いのに、何でこんなに濃い化粧をするんだろうって思った。

大学生になったら、みんなが化粧してる。アイシャドウに、しっかり書かれた眉毛と鮮やかな色の唇。可愛いと思う、でも自分があれをしようと、しなきゃいけないと思うとなんだか物凄く怖くなった。

前述の友達に化粧しろと言われたことは何度もある。百均でも揃うよと言われたけど、百均のでは荒れる自信があったからそれを理由に断った。

もちろん薬局とかでちゃんとしたのを買えばいいのはわかってる。わかってるけど漠然とした恐怖感があって手を出せない。

自分性別に疑問がある訳じゃない。スカートを履くのに抵抗は無いし、生理があるのも別にいい。

化粧とは関係ないけど、私はいかに女の子! というか、ホック付きの可愛い下着抵抗がある。元々サイズは大してないから今でもスポブラだ。自分でもおかしいと思うけど、物凄く抵抗がある。

話がそれたけど、とにかく私は化粧するのが怖い。

でも、自分の顔が化粧無しでも可愛いとは思えない。ドブスがブスになる努力くらいはしないといけないのはわかってる。

でも、化粧するのが怖いし、かと言ってすっぴんでいられるのもせいぜいあと1年くらいだと思う。

化粧も怖い、自分の顔も嫌い。

どうしようもないから、死にたい

anond:20190715111531

なんか色々考えててすごい。

自分投票するけどなんも考えてない。

漠然選挙行かなきゃって思って、書く段階でそういえばどこに入れよってなる。

毎回適当に入れる。

2019-07-15

anond:20190715113625

文章が非常に弱く,審理すらされないと思われる。

過去委員会決定を見れば分かるが,申し立てはかなり丁寧に検討されるが,この程度の内容では検討しようがない。従って,全面書き直しを勧める。

まず,申し立て要件を満たしていることを,項目を分けて記述する必要がある。

要件は,

の3点で,2番目はクリアしているとする。

残る2つの要件について,丁寧に示していかなければならない。

まず,1つ目。

名誉,信用の権利侵害を訴えることになる。従って,(1)名誉,信用の権利侵害と思われる事実提示し,(2)その事実権利侵害であると思われる理由を述べなければならない。

そして,BPO申し立て用紙は,発生している被害について書く欄があるから,(1)(2)の結果,生じている具体的な被害を書く必要がある(3)。

(1)については,具体的に,番組の何分何秒の誰のどういった発言が,どういった編集名誉,信用の権利侵害しているか逐一挙げなければならない。漠然と「番組自体ダメ」と述べているだけでは審理の対象にしようがない。

(2)については,名誉毀損構成要件などが参考になるだろう。草稿は「名誉毀損された」としか書かれておらず,理由になっていない。

(3)については,(1)が直接の原因となって具体的に東大生全体の名誉が傷つけられた事例を挙げなければならない。Google検索したものは(1)が原因とは言えないので無意味な主張である番組内に「これだから東大生は~」といった発言があれば該当するかもしれない。あるいは他のメディアで,「東大王を見てても思うが,東大生は~~」といった言及があればなお良い。申立人個人に対して,東大王での言及に起因して直接的になんらかの悪口を言われたなどの事実が最も適当である

現在の草稿は,(1),(2),(3)のいずれも含まれていないので,審理対象とならない。

次に,2つ目。

東大卒業生が「放送により権利侵害を受けた個人またはその直接の利害関係人」であることを示さなければならない。

草稿は「本放送は「東大」を番組名に冠する以上、当事者出演者だけではなく、東京大学関係者全員である。」と述べるが,必ずしもそうとは言えない。「おはよう日本」が日本国民全員を関係者とするわけではない。

ただ,現実権利侵害が発生していることが1つ目の要件で示せていれば,たいした問題にならないと思われる。

少なくとも現状の草稿をそのまま送付した場合,「こいつ本当に東大生か?」と思われておしまいである東大生全体の評判を落とすのでやめてもらいたい。

2019-07-12

ひととき

少し前に市役所職員逮捕された「ひととき」。実は私はあれにすがったことがある。

離婚と同時に借金任意整理任意整理から減額はされるものの返済は続く。その矢先に子供怪我をしてしまったのだ。泣きっ面に蜂とはまさにこのことだった。返済の期日が迫る。司法書士先生には「これを遅延させたら訴訟もありえる」と聞いていて誰も頼る者のいない私は完全に追い詰められていた。

融資相手ニュースのようにネットではなく田舎特有口コミで紹介された50過ぎの独身の男。そして返済が滞ったとき関係を迫るのではなく、始めから決まった月にとその提案をしてきた。フードコートテーブルに置かれた信金封筒の厚み。情けない話だが私はその封筒しか見えてなかった。溺れる者が藁を掴んだのだ。踏み越えてはいけない一線を踏み越えたとき感情は意外にも自己嫌悪とかそういったものではなく、追い詰められていたのが解放される安心からか、漠然と醒めた冷静な開き直ったものだった。

だが初回の「ひととき」はさすがに緊張した。30代も佳境で子供もいる歳なのに。余談だが私は元夫と別れて2年、そして離婚からすでにレスだった。しか通算4~5年ぶりに身体を開く相手が夫でも恋人でもなく「借金相手」と言うことに自己嫌悪は確かにあったが、ホテルを出たあと車を降ろされて独りになったときに、意味のない作業完了感というか今月分の支払いを済ませたような安心感を覚えたのだ。

それ以降の「ひととき」には何も感じなくなっていた。待ち合わせ時間に車で拾われホテルへ入る。シャワーを浴び、まさぐられて、奉仕をして、揺さぶられながら喘ぎ、それを何度か繰り返したあと再びシャワーを浴びてホテルを出て、拾われた場所で車を降りるという、ひとつ作業として私の中で習慣づけられていた。男は余計なことは言わない、そして訊かない。私を乱暴に扱うこともなく、自分がして欲しいことを命じるのではなく頼み、私がされたくないこと(避妊なしとか)は絶対にしなかった。

それが約1年続いており、来月にその男への返済が無事に終わる。仕事低賃金ではあるが、わずかずつの貯金をしながらも任意整理の返済はまだ続いている。前回の「ひととき」の際に提案されたことがある。日にちは特に決めないで月に4日こういう時間約束することを条件にと金額を提示されたのだ。その金額は非常に絶妙で、耳を疑うような高額でもなく、かと言ってバカにしたような低額でもなくとてもリアル数字子供を塾に行かせてなお、毎月の貯金が少し増やせるような金額だ。たぶん東京あたりなら高校生コンビニアルバイトで稼いでしまうくらいのだろうが。

断っておくが私はこの男を好きになってなどはいない。なにせ借金のかたに女に関係要求するような男だ。弱みにつけこんで来た男だ。ただ、情のようなものが僅かながら私の中に芽生えてないこともないのだ。

「ひととき」の数時間、私はフィジカルな部分を委ねている代わりにメンタルな部分は閉ざしている。しか一年の間、毎月ではなく決まった月とはいえ、委ね続けていたフィジカルイベントメンタルな部分に少し影響し始めている。非常にグロテスクな言い方だが「体がなじんできた」のだ。その行為に「本気で感じてきた」のだ。最中に口走る淫らな言葉リップサービスではなくなってきたのだ。それを情と呼ぶにはあまりにも動物的なのがいやで、あえて情「のようなもの」という言い方をしている。

決して恋愛感情などではないのだが、その情のようなもので、これまでの割り切りの中に少し気を入れられる関係は築けると思われる。だが息子に話せる関係には断じてなりえないことは永久に変わらない。このあたりが考えどころなのだ

合理的判断した上で、来月返答するつもりだが。まだ悩んでいる。

2019-07-10

38歳公務員の従兄弟転職相談してくる

そりゃまあ俺だって公務員ときよりは給料貰ってるし、手に職があるから会社が傾いてもなんとかなるけどさ、それは従兄弟が何年もニートやってるときに下積みをちゃんとして、然るべきタイミングちゃん情報収集してから天職をやってきたからなわけよ。

公務員世界しか知らないしロクに情報も集めてないような無知蒙昧、やりたい仕事聞いても「誇りが持てる」「面白さを感じられる」「意味がある」「残業代ちゃんと出る」「ちゃんと休める」とかの漠然とした言葉しか出てこない空っぽ人間が今更慌てて動いた所で突然降ってくるようなものじゃない訳。

そこをどう説明したら理解してもらえるんだろうね。

せめて「お前ごときが今以上を望むにはそれ相応の行動が必要になるけど、それをまず理解できてる?」って部分だけでも分かってもらわないとスタートラインにも立てないんだが

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