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はてなキーワード: 外国語とは

2024-04-16

「ああ、外国人か」ってなる瞬間

駅でゆっくり歩いてる数人組、口を開けば外国語 → ああ、外国人

ヒラヒラした可愛い服を子供に着せている → ああ、外国人

ベビーカーを3つ連ねて歩いている → ああ、外国人

 

もちろんアジア系

日本人って存在空気みたいなんだよな

2024-04-15

anond:20240415083016

学歴でするお仕事じゃないからね。別にITに限ったお話じゃないですけど

キミ、確か院卒で米国の○○で開発してたことになっているよね?

まぁ別にサポートエンジニアなんでいいですけどね・・・😥っていうのがいるのがIT業界である

 

PC科学全般好きで好きで仕方ないガチgeek』 or 『通貨が弱い国に生まれたので、金掛けず金稼げそうな手段IT以外に無い』、

そういう人たちは仕方がないが、どちらにも該当しないのに何が悲しくてエリートITなんて土方仕事するのか?って話だからな 

 

ただ、学者肌なのか、"学校での勉強のみ"得意マンなのか、語学のおばけ多いよな

どうしたらあんなに外国語覚えられるのかしら

2024-04-13

anond:20240413162611

別の法律論理と重なるからでしょ

子供も一緒に国外に連れてけば問題は起きないけど、外国語のわからない子供国外へ、なんて事も避けたいよね

かといって日本子供作ってれば絶対日本移住できる、なんてことになると別の問題も起きる

2024-04-11

Amazonレビュー禁止にされた原因のレビュー対象とは。

anond:20240410001303

追記じゃなくて、投稿を分けて仕舞えばいいかなと思ったので、こちらで解説します。

letitbomb78 増田レビューは削除されており、それらしいレビューがあるかを目印にできないとなると、ヒントとして成立するのは「デマである」「欧米Amazonでは発禁」のみだと思うが、この2つで辿りつける人がいるのか?

vbcom 嘘松やろな。欧米とひとまとめにしてるし。

 

ブコメがついています

例えば、2021年こんな記事があります

Amazon removes 92 books promoting Holocaust denial - The Jewish Chronicle

アマゾンは、ホロコースト記念日を前にユダヤ人団体から賞賛を浴び、ショア(ホロコースト否定助長する92冊の書籍を削除した。

アマゾンは近年、この問題に対する世論圧力の高まりに直面していた。アマゾン現在17カ国にまたがる数多くの書籍と850以上のハイパーリンクを削除している。

いわゆる「ホロコースト否定(Holocaust Denial)」です。

上のブコメの人が、ヒントを出してあっても気付かないほど、日本ではほとんど話題に上らない分野です。

 

ホロコースト否定日本話題になったのは、おそらく今まででたったの2回程度です。

一度目は、西岡昌紀という神経内科医が、1995年1月に、文芸春秋社若者向け月刊誌だった『マルコポーロ』にホロコースト否定記事を書いてちょっとした騒ぎになったことがありました。

その記事のせいで、売れ行きのよかったその月刊誌は速攻で廃刊になってしまいました。

二度目は、2015年10月に、高須クリニック高須院長が「南京アウシュヴィッツ捏造だと思う」とツイートして炎上して話題になったのを記憶している方もいるかと思います

高須院長が〈アウシュビッツは捏造〉ツイートに抗議受け酷い反論! ご意見番扱いするメディアはなぜこの問題を報じないのか|LITERA/リテラ

 

しかし、欧米では1970年代からだと思いますが、何度も問題になっていました。細かい話を入れると1950年代からと言ってもいいかもしれません。

欧米ではベストセラー歴史家として人気のあった、『ヒトラー戦争』などを著したデヴィッド・アーヴィングが、自身を「ホロコースト否定者」だと、歴史学者デボラリップシュタットにレッテルを貼られて名誉毀損で訴えた事件は、『否定と肯定』なる変な邦題がつけられた映画でも有名です。

 

欧州では20カ国弱で、ホロコースト否定の主張を公に行うことは法律規制されています

米国では憲法修正第1条で言論の自由が厳格に認められているため、規制はされていませんが、米国AmazonFacebookTwitter(現X)、GoogleYouTube)等の大手ネット企業世界企業のためか、ホロコースト否定原則的違反行為として規制しているのです。

フェイスブック、ホロコースト否定の投稿を禁止 - BBCニュース

ユーチューブ、ホロコースト否定動画など削除 | ロイター

 

さて、ここからはいきなり私的な話になりますが、どうして私がホロコースト否定に対して異常に反感を持ち始めたかというと、2019年頃だったかと思いますが、たまたまNetflixAmazonプライムなどで配信されていたホロコースト関連の映画に少しだけハマったからです。

そこからどういう経緯を経たかは覚えていませんが、日本でもホロコースト否定の主張をネットで行う人がそこそこいることが見えてきたのです。

おそらく一番反感を覚えたのは、YouTubeにある『ホロコースト論争』なる動画チャンネル動画です。多分、「ホロコースト」関連の動画を見ているうちにおすすめに出てきたからだと思います

私自身は、その詳細な内容は分からなくとも、いわゆる歴史修正主義者(ホロコースト否定派)たちがネット上で嘘(=誤り)ばっかり言っているのを朧げには知っていたので、「なぜそんなにデマを広めるのか?」と憤ったのです。

しかし、その時にもっと驚いた(というか呆れた)のは、その動画コメント欄ではその大半が主張の賛同者で占められていたことでした。

 

それで、Yahoo!知恵袋に「どうしてホロコースト否定しようと思うのか?」みたいな質問をしたりしていたら、何人ものホロコースト否定論者が当時知恵袋に巣食っていたことも知りました。

それら否定論者は、どこで知ったのか、とんでもなく細かい論点を事細かに幾つも示して、「証拠も全くない上に、これだけたくさんの疑問があるのだからホロコーストなど嘘である」と主張していました。

直感的に、それらの細かい論点は全部出鱈目なのだろうとは思ったものの、あまりに細かい話ばかりで、当時無知だった私には具体的な反論ほとんど不可能でした。それは、『ホロコースト論争』の動画に対しても同様でした。全然知らない話ばかりなので、どうしようもありません。

 

こうして私の孤独な戦いはスタートしたのです。

しかし、日本語で細かくホロコースト否定反論したサイトほとんど存在せず、ホロコースト歴史自体をざっくり学ぶのは容易ではあるものの、否定議論のような細部の話には打つ手がなかなか見つかりません。

ただし、日本ネットでのそれらホロコースト否定派が使っている情報自体は、日本のものがありました。「歴史修正主義研究会」だとか、「ソフィア先生逆転裁判」(※現在webアーカイブ以外には存在しない)だとかいサイトです。

どうすれば反論できるのかと考えあぐねていたら、知恵袋であるから外国語サイトに有名な反修正主義者サイトがあると教えてもらったのです。

私は英語すら全然ダメで、Google翻訳ではちょっと意味がわかりにくかったところ、2020年の半ばごろにDeepLという翻訳エンジン日本語化対応したとはてなでも話題になったのです。早速使ってみたところ、とんでもなくわかりやす日本語を生成することがわかったので、「これなら理解できる!」となったのでした。ただし、当時のDeepLの翻訳品質は、2024年現在よりかなり低品質です。

また、その方は、過去日本でもホロコースト否定への具体的な反論をしていたサイトWebアーカイブに残っているとも教えていただきました。

 

どうにかこうにか、そのようにしてホロコースト否定反論するための武器を整えていった結果、約4年経過後の現在note上には300記事以上ものホロコースト否定関係記事があります

アンチ・ホロコースト否定論のマガジンまとめ|蜻蛉

 

note英文記事翻訳が中心で、多すぎて何から読めばいいかからないという諸兄には、現在休止中ですが、自分で起こした記事を中心としたはてなブログもあります

ホロコースト論争―ホロコースト否定の検証

 

ちなみに、noteで最もアクセス数の多い記事は、なぜか以下の記事です。なぜこの記事ダントツでずっとアクセスが多いままなのか、理由がさっぱりわかりません。

ナチスの縮んだ頭、人皮のランプシェード、人体から作った石鹸、人毛の織物? 伝説から真実を見極める(1)|蜻蛉

 

まぁ、最近ではホロコースト否定派に正面から反論しても大して意味はないか、と諦めています。単純にホロコースト否定派は頑迷なまでにホロコースト否定を信じており、新興宗教から脱会させるのが至難の業であるのと同じように、本当に無意味です。

ですが、Amazonレビューでは本当にそこそこ「参考になった」票を貰えていたので、その程度には役に立てたかなと自分なりには満足だったのです。100個以上付いてたものもありましたしね。

たまーに、それらホロコースト否定主張に反論していた私のAmazonレビューTwitter上で評価してくれる人さえいました。

永久レビューできなくなったのでその楽しみもなくなってしまいました。

 

あとは単に細々とこの趣味noteブログで続けるだけですね。もしよろしかったら、noteサポート投げ銭)ください 笑

追記

hazlitt 翻訳と称して他人記事転載してる note記事は元記事の著者・掲載メディアの許諾と訳文の権利者を明記してください。権利関係不明だと訳文の利用にもリスクがあるのでまともな人は参照しません

 

とありますが、もちろん著作権上の問題認識しております著作物勝手翻訳して公開することは著作権法に抵触するのは知ってます

が、翻訳公開しているもの無料で読めるネット上の不特定多数に向けて公開された情報限定しており、Google翻訳等の自動翻訳してくれるサービスとやってることは変わらないと考えています

もし仮に私の翻訳公開がダメというのであれば、Google翻訳等の自動翻訳サービスダメなのではないのでしょうか?

日本にはフェアユースを認める判例はありませんが、とある場所海外の方(著作者ではありません)に聞いたらフェアユースからいいのでは?と返されています

別に私の翻訳文を利用してほしいとも考えておらず、単なる情報提供に留まります。私の訳文を例えば研究論文などに利用する人がいるなどとは考え難いことでもあります

リンクは示しているのですから引用したいのであればそちらを利用して自分翻訳するのが当然だと思いますが。

 

要は。

日本語で情報公開しないと、日本の多くの人が理解しづらいだろうから、単にボランティアでやってるのです。

それでもダメだとなるのであれば、Amazonレビュー同様、私はネットから去ります。そうなったら、もはや絶望しかありません。

2024-04-03

anond:20240403125501

検索代用にはならない、前提となる情報を与えずにAI自身知識を聞いてはいけない。

例外としてプログラミング関連なら、多少間違いがあってもすぐに結果を確認できるので、結構使える。

それ以外の分野だと、基本的必要情報こちから与えたうえで、レビューや要約をしてもらったり、質問に答えてもらったりするのがメインの使い方になる。

IT関係の人と、仕事外国語の文献や論文を扱う人は、かなり便利に使っている。

2024-04-02

anond:20240402162039

からなかったら調べればいいだけだと思うんだけど。

増田外国語学習とかしたことないの?

未知の単語でも何度も何度も読んで覚えなきゃいけないでしょ。

それと似たようなもんだよ。

「在宅」ライフハック

在宅ワーク警備員で「喋り方」を忘れてないか心配になってきたあなた朗報です。

発声の強弱を自然セルフプラクティスする方法があります

この方法を使えば普段から人と話していなくても、まるで人に話しかけるように自然発声練習が出来ます

高い道具を買ったり、時間を取られるルーチンを取り入れる必要もありません。

仕事をしながら、あるいは家事をしながら、ひとりごとを言うように気軽に発声練習が出来ます

パソコンの前でやれば、オンライン会議の前に声を慣らすことも出来ます

立っていても座っていても、寝転がっていても構いません。

ほんの小さな、脳をハックする工夫ひとつで、あなた発声意識が見違えるほど変わります

さらさらに、これは英語など外国語発音練習にも効果があります

さて、その方法とは↓

 

 「『耳』の絵を描いて、それに話しかける」ことです。

 

『耳』の絵は、簡単もので構いません。あなたが耳と認識さえすれば良いのです。

その『耳』に、ちゃんと聴き取らせるように、話しかけて下さい。

内容はなんでも構いません。挨拶でも、ひとりごとでも、日本語でも、英語でも。

ひとはそこに『耳』があると意識するだけで、おどろくほど発声に対する意識が変わります

  • 『小声』の時は、大事なところをきちんと強調するように。
  • 『大声』は、相手を驚かすほど出さないように。
  • 『喉』はしっかり呼吸を整え。
  • 『口先』は一音一音を丁寧に発音しようとします。

ひとに話しかけるとは『耳』に話しかけること。

耳に話しかける習慣を付けるだけで、あなた日常言葉も、非日常言葉も、飛躍的に聞きやすものになります

こんな簡単なことで本当に? という気持ちもあるでしょうが、騙されたと思って是非いちど試してみてください。

一日も続けていれば、その効果を必ず実感できるでしょう。

2024-03-21

今後「AI確定申告」とかが出来たとして

イラストレーターのみなさんはもちろんそんなものは使わず自分確定申告するんだよね。反AIだもんね。大変だね。僕はAIがやってくれるならやってもらうよ。

「才能の民主化」って言い方は適切じゃないけどそういうことだよね。

「取得に時間のかかるスキルがないと出来ないことが万人にできるようになる」んだからこれは間違いなく素晴らしいことなんだよね。

これに対して「努力したことのないやつがズルしようとしてるだけ」みたいな論調が多くてビックリする。

 

そりゃまあイラストレーター拒否反応を示すことはわからんでもないけど、じゃあ機械翻訳はどうなのさ

 

あんなズルをせずに必死語学勉強しろ!だれでも勉強すれば外国語はできるようになる」とか言うわけ?そもそもその時間はなくせるならない方がいいよねって話なんだけど

ももちろんイラストレーターのみなさんは頑張って自分辞書引くんだよね。それが翻訳家に敬意を払うってことだもんね。

anond:20240321070655

在宅のまま海外仕事できるぞ

けど日本ITあんポジティブな予想してないので英語はやった方がいいと思い・・・つつ、やってない

そろそろ放置して9年になるやで。来年10周年やなガッハッハッハ

 

でも本物のクソエリート(北京外国語大とかアイビーリーグ出身者)とかでも

日本語の習得めっちゃ時間掛かっているの見ると絶望するよね

まぁそのエリートの横で短期間でトリリンガルマルチリンガルになってしま異能力者もいるけど

異能力者と自分を並べるのはどうかしてるよね

エリートが出来ないんだから自分もっと出来ないと考えるのが正常よね

 

基本は書く・読むがメインだし、0じゃなくなるだけで違うのはわかるけどモチベ上がらね〜

2024-03-19

今更「82年生まれキム・ジヨン」を読んだ最初感想

この本しんどいな。

「82年生まれキム・ジヨン」を読んだ最初感想がそれだった。

土曜の夜23時、昼間参加した友人の結婚式の疲れを引きずりながら、少し暗くした部屋でベットに寝そべりダラダラと読んでいた。隣のリビングからは、夫が録画した刑事ドラマを見ている音が響いてくる。あしたは日曜で何も予定がなく、深夜までドラマを見続けるのだろう。美咲も多分、明日は午前中はダラダラと寝て過ごし、パンカップスープ適当昼ごはんを食べ、夕方なんとなく近くの駅ビルの買い物に出かけ、夕食は作るのが面倒になって外食で済ませて帰ってくるのだろう。結婚して1年近く続く何もない週末のいつもの過ごし方。

鈴木美咲1990年まれ28歳。生まれ山梨県で、大学上京するまでは地元自営業を営む両親のもとで特に大きな反抗もなく健やかに育ったと自分では思っている。勉強は小さい頃から得意で、地元進学校に進学した際には、東京に行くことが当たり前の選択肢になっていた。市内の一番偏差値が高い大学はいわゆる”駅弁”の大学で、進学校の中でも勉強のできる子は上京するのが当たり前だった。彼女の両親は東京大学を出て地元に帰ってきた人だったため自分大学上京することに特に違和感は抱かず、自然東京大学を目指した。根が真面目な彼女高校時代勉強に多くの時間を割き、国立大学不合格となったものの、無事都内私立大学合格し、18歳の春に上京した。今年で上京して10年目になる。


彼女母親時代女子が進学するといえば短大だったそうで、その時代東京の4年制大学卒業した美咲母親はそれを誇りに思っている節があり、娘にも上京を勧めた。母が20代の頃、美咲の母方は酒の卸業を営んでいた。当時はだいぶ繁盛しており経済的に余裕があったためか。美咲の母は就職活動をせず地元に帰り2-3年ほど家業を手伝い、美咲の父となる人物お見合い出会い結婚した。父は口下手で商売が上手なタイプではなかったが、家庭の中では優しい父親だった。母がよく癇癪を起こしているのに対し、父が言葉を荒げているのは美咲記憶にはない。花が癇癪を起こすのは大抵父が全く家事を手伝おうとしないからだった。母は父を一生懸命教育しようとしていたが、家事女性がやるものと思っていた父はなかなか身につかなかった。60代になりようやく自分で皿を洗うようになったと最近母が言っている。

美咲に対して、母は今後は女の人も外で働く時代なのだから一生懸命勉強しなさいと強く進めた。美咲の成績が上がると母も喜んだ。東京大学に行くことを賛成し、美咲英語が得意だとわかると英会話塾のパンフレットをたくさんもらってきては彼女能力を伸ばすことに力を注ぎ、美咲外国語大学志望だと進路希望で話すとその大学出身卒業生のエッセイなどを買ってきては彼女の夢を応援した。美咲自身は多感な年頃ならではの母親へのウザさのようなものは感じていたが、基本的には嫌いではない母親だった。


美咲地元にいた頃から一貫して共学で育ってきた。自分自身があまりまれ容姿ではなく、自分ニキビからかわれ、「ニキビ」という知性のかけらも無いそのままのあだ名をつけられてから男子が嫌いになりずっと距離を置いていたため共学ならではの彼氏ができるとか放課後一緒に男子と帰るといった甘酸っぱい青春を過ごすことはなかった。しかし、男子が身近にいることは普通だったし、2つ離れた年下の弟もいた。美咲勉強ができたが、それに対して男子比較されて何か不都合を感じたことはなかった。勉強ができる人は男女関係なく一目おかれたし、男女関係なく進路を好きなように決めたし、母のように女子短大といった時代でもなかった。ただ文系クラスの方が女子が多かった。男子があまり得意ではなかった美咲にとって、女子が半数を占める文系クラスは過ごしやす環境だった。国立に落ち第二志望で進んだ私立大学も、外国語教育に力を入れており文系がメインの大学だったため、全体的には女子の方が多い大学だった。大学の間も相変わらず彼氏はできなかったが、多摩地域のんびりしたキャンパスで4年間を過ごし、休みの間には短期海外留学経験して、語学力を向上させながらやりたかった海外分野の勉強をして過ごした。



自分女子であることに違和感のようなものを感じるようになったのは、就職してからだった。震災後に採用を抑えていた2012年就活戦線はなかなか苦戦し、50社以上のエントリーシート、20社の面接を受け、最終的に内定が出たのは2社だった。当初地元に帰ろうかなと思っていたものの、内定した会社は誰もが名前を知るIT企業メーカーで、大手企業就職が決まったことで、彼女自身家族もホッとし、東京に残ることを納得した。結局新しいことができそうなIT企業への就職を選んだ。IT業界リモートワークなどの制度を生かして女性活躍しています、と先輩社員セミナーで語っていたのも理由の一つだった。メーカーの方は男性ばかり出てきて少し古い印象を持ったことを美咲は覚えている。



美咲ソフトウェア製品営業職として2013年4月社会人生活スタートさせた。自分の同じ部門認識できる範囲には100人ほどの人がおり、女性の先輩も2割ほどいたので全くいないわけではなかったが、営業職の先輩は、みな独身か、結婚していても子供がいなかった。既婚子ありの女性の先輩は業務部門でひっそりと仕事をしている印象があり、営業職の美咲ほとんど関わりがなかった。営業部門は8割が男性で、かつ半数以上は50代だった。夜の飲み会は大抵自分以外はおじさんという状況が多く、美咲はその場ではじめて焼酎水割り・お湯割の作り方を覚えた。飲み会では大体業務部門の人たちは営業できないお荷物、という言い方をされ、美咲はただ笑って過ごすしかなかった。いずれ子供を産んだら自分もそこに行くのかな、という思いもある中、関わったことのない業務部門の人たちについて何かをかばうことも出来ないし、やり過ごすほかなかった。



その会社でのソフトウェア事業は、正直言ってメイン事業ではなく、ハードウェアのおまけのような扱いの部門であった。営業職として客先に行くには、まずは社内営業ハードウェア営業に客先の同行をお願いし、OKが取れたらやっと客先に行き、自分製品を紹介する。ある女の先輩は言っていた。「飲み会に誘ってもらえるのは女子特権なんだから若いうちの飲み会は全て断らずに参加しなさい」と。先輩のアドバイスは正しかった。美咲お酒は弱かったが、飲み会のような場は嫌いではなかったため、最初の2年ほどは結果も出せず苦労したが、もともと人と関わるのが好きな彼女は社内の飲み会にも積極的に顔を出し、仲のいい人を多く作って行くことで仕事も徐々に自分で結果が出せるようになっていった。


入社して5年目、一通りの経験をこなし、大きな案件複数経験して自信が出た美咲は、社内異動制度に応募してハードウェア部門へ異動した。ある意味傍流から本流に異動したわけで、彼女としても意気揚々の再スタートだった。前の部門でおじさんと飲むことに慣れていた美咲は、異動初日飲み会で、やはり50代の男性が多い同じチームのメンバーに対して「私はセクハラ大丈夫なんで」と笑って宣言した。意外だったのは、部門である優秀な40代マネージャーが、「そういう発言はやめたほうがいい」とはっきり言ったことだった。彼は今後役員まで上がるだろうと期待されている、社内のエースのような存在だった。えらい人からそのようにキッパリ言われたことで少し美咲ビビったが、その発言はそのほかのメンバーには笑って流された。


「82年生まれキム・ジヨン」を読んで、美咲には何かが刺さった。これまでの彼女人生の中で、キム・ジヨンのような思いをした経験が、同じ世代日本人女性なら1度や2度はあるはずだ。と、こんな風な長々した文章を書いてしまうくらい、何かを伝えなければ、声を上げなければと感じた。しかし何を言えばいいのかがわからない。何か目の前の明確な不平等を変えて欲しいわけでは無い、自分はむしろまれているほうだと思う、でもそれでも何度か自分のせいだけとは思えない壁にぶつかり、しんどい思いをした、ように思う。何が変えられるのかよくわからないが、とりあえず自分の思いを言葉にしないことには始まらない。

90年生まれで一番多い名前の、数多くの美咲に変わって、中途半端ですが、ひっそりとここに吐き出します。

今更「82年生まれキム・ジヨン」を読んだ最初感想

この本しんどいな。

「82年生まれキム・ジヨン」を読んだ最初感想がそれだった。

土曜の夜23時、昼間参加した友人の結婚式の疲れを引きずりながら、少し暗くした部屋でベットに寝そべりダラダラと読んでいた。隣のリビングからは、夫が録画した刑事ドラマを見ている音が響いてくる。あしたは日曜で何も予定がなく、深夜までドラマを見続けるのだろう。美咲も多分、明日は午前中はダラダラと寝て過ごし、パンカップスープ適当昼ごはんを食べ、夕方なんとなく近くの駅ビルの買い物に出かけ、夕食は作るのが面倒になって外食で済ませて帰ってくるのだろう。結婚して1年近く続く何もない週末のいつもの過ごし方。

鈴木美咲1990年まれ28歳。生まれ山梨県で、大学上京するまでは地元自営業を営む両親のもとで特に大きな反抗もなく健やかに育ったと自分では思っている。勉強は小さい頃から得意で、地元進学校に進学した際には、東京に行くことが当たり前の選択肢になっていた。市内の一番偏差値が高い大学はいわゆる”駅弁”の大学で、進学校の中でも勉強のできる子は上京するのが当たり前だった。彼女の両親は東京大学を出て地元に帰ってきた人だったため自分大学上京することに特に違和感は抱かず、自然東京大学を目指した。根が真面目な彼女高校時代勉強に多くの時間を割き、国立大学不合格となったものの、無事都内私立大学合格し、18歳の春に上京した。今年で上京して10年目になる。


彼女母親時代女子が進学するといえば短大だったそうで、その時代東京の4年制大学卒業した美咲母親はそれを誇りに思っている節があり、娘にも上京を勧めた。母が20代の頃、美咲の母方は酒の卸業を営んでいた。当時はだいぶ繁盛しており経済的に余裕があったためか。美咲の母は就職活動をせず地元に帰り2-3年ほど家業を手伝い、美咲の父となる人物お見合い出会い結婚した。父は口下手で商売が上手なタイプではなかったが、家庭の中では優しい父親だった。母がよく癇癪を起こしているのに対し、父が言葉を荒げているのは美咲記憶にはない。花が癇癪を起こすのは大抵父が全く家事を手伝おうとしないからだった。母は父を一生懸命教育しようとしていたが、家事女性がやるものと思っていた父はなかなか身につかなかった。60代になりようやく自分で皿を洗うようになったと最近母が言っている。

美咲に対して、母は今後は女の人も外で働く時代なのだから一生懸命勉強しなさいと強く進めた。美咲の成績が上がると母も喜んだ。東京大学に行くことを賛成し、美咲英語が得意だとわかると英会話塾のパンフレットをたくさんもらってきては彼女能力を伸ばすことに力を注ぎ、美咲外国語大学志望だと進路希望で話すとその大学出身卒業生のエッセイなどを買ってきては彼女の夢を応援した。美咲自身は多感な年頃ならではの母親へのウザさのようなものは感じていたが、基本的には嫌いではない母親だった。


美咲地元にいた頃から一貫して共学で育ってきた。自分自身があまりまれ容姿ではなく、自分ニキビからかわれ、「ニキビ」という知性のかけらも無いそのままのあだ名をつけられてから男子が嫌いになりずっと距離を置いていたため共学ならではの彼氏ができるとか放課後一緒に男子と帰るといった甘酸っぱい青春を過ごすことはなかった。しかし、男子が身近にいることは普通だったし、2つ離れた年下の弟もいた。美咲勉強ができたが、それに対して男子比較されて何か不都合を感じたことはなかった。勉強ができる人は男女関係なく一目おかれたし、男女関係なく進路を好きなように決めたし、母のように女子短大といった時代でもなかった。ただ文系クラスの方が女子が多かった。男子があまり得意ではなかった美咲にとって、女子が半数を占める文系クラスは過ごしやす環境だった。国立に落ち第二志望で進んだ私立大学も、外国語教育に力を入れており文系がメインの大学だったため、全体的には女子の方が多い大学だった。大学の間も相変わらず彼氏はできなかったが、多摩地域のんびりしたキャンパスで4年間を過ごし、休みの間には短期海外留学経験して、語学力を向上させながらやりたかった海外分野の勉強をして過ごした。



自分女子であることに違和感のようなものを感じるようになったのは、就職してからだった。震災後に採用を抑えていた2012年就活戦線はなかなか苦戦し、50社以上のエントリーシート、20社の面接を受け、最終的に内定が出たのは2社だった。当初地元に帰ろうかなと思っていたものの、内定した会社は誰もが名前を知るIT企業メーカーで、大手企業就職が決まったことで、彼女自身家族もホッとし、東京に残ることを納得した。結局新しいことができそうなIT企業への就職を選んだ。IT業界リモートワークなどの制度を生かして女性活躍しています、と先輩社員セミナーで語っていたのも理由の一つだった。メーカーの方は男性ばかり出てきて少し古い印象を持ったことを美咲は覚えている。



美咲ソフトウェア製品営業職として2013年4月社会人生活スタートさせた。自分の同じ部門認識できる範囲には100人ほどの人がおり、女性の先輩も2割ほどいたので全くいないわけではなかったが、営業職の先輩は、みな独身か、結婚していても子供がいなかった。既婚子ありの女性の先輩は業務部門でひっそりと仕事をしている印象があり、営業職の美咲ほとんど関わりがなかった。営業部門は8割が男性で、かつ半数以上は50代だった。夜の飲み会は大抵自分以外はおじさんという状況が多く、美咲はその場ではじめて焼酎水割り・お湯割の作り方を覚えた。飲み会では大体業務部門の人たちは営業できないお荷物、という言い方をされ、美咲はただ笑って過ごすしかなかった。いずれ子供を産んだら自分もそこに行くのかな、という思いもある中、関わったことのない業務部門の人たちについて何かをかばうことも出来ないし、やり過ごすほかなかった。



その会社でのソフトウェア事業は、正直言ってメイン事業ではなく、ハードウェアのおまけのような扱いの部門であった。営業職として客先に行くには、まずは社内営業ハードウェア営業に客先の同行をお願いし、OKが取れたらやっと客先に行き、自分製品を紹介する。ある女の先輩は言っていた。「飲み会に誘ってもらえるのは女子特権なんだから若いうちの飲み会は全て断らずに参加しなさい」と。先輩のアドバイスは正しかった。美咲お酒は弱かったが、飲み会のような場は嫌いではなかったため、最初の2年ほどは結果も出せず苦労したが、もともと人と関わるのが好きな彼女は社内の飲み会にも積極的に顔を出し、仲のいい人を多く作って行くことで仕事も徐々に自分で結果が出せるようになっていった。


入社して5年目、一通りの経験をこなし、大きな案件複数経験して自信が出た美咲は、社内異動制度に応募してハードウェア部門へ異動した。ある意味傍流から本流に異動したわけで、彼女としても意気揚々の再スタートだった。前の部門でおじさんと飲むことに慣れていた美咲は、異動初日飲み会で、やはり50代の男性が多い同じチームのメンバーに対して「私はセクハラ大丈夫なんで」と笑って宣言した。意外だったのは、部門である優秀な40代マネージャーが、「そういう発言はやめたほうがいい」とはっきり言ったことだった。彼は今後役員まで上がるだろうと期待されている、社内のエースのような存在だった。えらい人からそのようにキッパリ言われたことで少し美咲ビビったが、その発言はそのほかのメンバーには笑って流された。


「82年生まれキム・ジヨン」を読んで、美咲には何かが刺さった。これまでの彼女人生の中で、キム・ジヨンのような思いをした経験が、同じ世代日本人女性なら1度や2度はあるはずだ。と、こんな風な長々した文章を書いてしまうくらい、何かを伝えなければ、声を上げなければと感じた。しかし何を言えばいいのかがわからない。何か目の前の明確な不平等を変えて欲しいわけでは無い、自分はむしろまれているほうだと思う、でもそれでも何度か自分のせいだけとは思えない壁にぶつかり、しんどい思いをした、ように思う。何が変えられるのかよくわからないが、とりあえず自分の思いを言葉にしないことには始まらない。

90年生まれで一番多い名前の、数多くの美咲に変わって、中途半端ですが、ひっそりとここに吐き出します。

2024-03-12

東大高等学校までに身に着けて欲しいもの」←日本最高学府が口にするにはレベルが低くない?

まりさ、偏差値70ぐらいの子じゃないとここにある能力は身に着けないままで高校卒業して、そのまま大学生活はサークル専門バカやって過ごして、結局身についてないまま社会に出るってことでしょ?

怖くない?

偏差値70未満の人≒日本人のほぼ全員がこれ身に付けないまま社会暮らしてるらしいですよ。

怖いですねぇ……

引用開始

国語

1) 文章筋道立てて読みとる読解力

2) それを正しく明確な日本語によって表す表現

地理歴史公民

1) 総合的な知識

2) 知識を関連づける分析思考

3) 論理的表現

数学

1)  数学的に思考する力

2) 数学的に表現する力

3)  総合的な数学

理科

1) 自然現象本質を見抜く能力

2) 原理に基づいて論理的にかつ柔軟に思考する能力

3) 自然現象総合理解力表現

外国語

1) 英語による受信力

2) 英語による発信力

3) 批判的な思考

引用終わり

引用

高等学校段階までの学習で身につけてほしいこと | 東京大学



蛇足

たとえばですよ。

文系の多くの人が「自然現象本質を見抜き、原理に基づいて論理的にかつ柔軟に思考する」ことが出来ないわけですよ。

そりゃ貴方水素水ビジネスが儲かるわけですよ。

なんか良く分からないけど学者先生が言ってるらしいからそうらしい……で理解を終えているってことでしょ?

それはもう科学じゃなくて魔法だよ……。

逆に理系の人は「地歴公民についての総合的な知識、それらを関連付ける分析思考力、その結果を論理的表現する能力」に欠けているってことでしょ?

まあ理系の人って「後半二つは出来ているもん!分析力が高くて論理的表現力だもん!」って言いそうですけど、そもそも総合的な知識がなかったらガベージインからスタートで結果は推して知るべし

いやいやそりゃ政治について頓珍漢なこと言う人があとを経たねえわけだよ……。

まあでも体感で言えば、文章筋道立てて読み取る読解力の時点で既にダメそうな人も多いですからね。

いやー偏差値70の壁は高いなー。

より具体的に言うと、これぐらいのことは偏差値50かせめて55ぐらいの世の中になって欲しいけど、そこに行くまでに人類が乗り越えないといけない壁はまだまだ残りまクリスティー

まあ俺も「じゃあ今すぐセンター試験で8割でいいから取れよ」って言われたら泣いちゃいますけど。

もう覚えてないからな―。

指導要領変わった部分とか初耳も多そうだしなー。

いやいや人の悪口言ってる場合じゃないだろって話じゃなくて―、アンキパンみたいな感じで全人類自動的にこのレベルに出来ないもんすかねーって話デスタムーア

2024-03-09

anond:20230621145728

「嫌い」と言いたい時に相手が傷つけるのを避ける婉曲表現の決まり文句日本語で普及してなくて

たまたま英語で「not for me」という、ちょうどいいみんなが使う決まり文句があったから取り入れただけの話でしょ。

これだけの言葉で「本来はいものだと思うのだけど、私にはよさがわからなかった」というような譲歩の意味まで全部含む。

まり文句ではない「私に合わないな」には「本来はいものだと思うけど」というニュアンス場合によって含まれないこともあり

まり文句ほど全員に同じように意味が伝わらないのよ。

「私に合わないな」だと「これはダメだ」という意味にもなることもあるが、not for me だと「すみません、いいものだと思うけど私には良さがわかりませんでした」になる。

日本語存在しない外国語表現を取り入れるのが日本語から、今回も取り入れたというだけの話。

日本女性の見た目が非常に重視される「ルッキズム文化が最も強い

外国語がある程度できる人間だが、日本女性の見た目が非常に重視される「ルッキズム文化が最も強い国の一つなのは間違いないと思う。

例えば海外のインスタやフェースブックを見ると、さまざまな業種で「プロフェッショナル性」が高い人は女だろうが男だろうが老人だろうが子供だろうが認められる気風がある。とくに欧米アメリカ中国アジアでは実力主義だと思う。

対して日本はどうか。いまだに「かわいい子を採用しようデヘヘ」といったはげたおっさん管理職としてのさばっている。

これは恥ずかしいことではないか

現時点では、まだ日本は立派に世界に顔向けができる国ではないといえる。

まだ、低民度土人文化が残っているのだ。

コロナ騒動リモートワークが発展したことでそのようなおっさんはかなり減ったが、自分見立てでは達成度は60%くらいである。

まだまだ、「可愛い子を秘書につけようデヘヘ」みたいなカッコワルイ頭の悪い昭和おじさんが、労働シーンに残っている。

からビックモーターの軍隊パワハラや、〇産の下請けイジメのようなことが許容されてしまうのだ。

こないだのなんとか村の村長が99件のパワハラで辞任するのだ。

まずは男女のルッキズムを改めろ。年齢のバイアスを改めろ。

能力ポテンシャル相手判断しろ。外見や属性ではなく、個人の才能を見ろ。

そしてもう一つ。臭いおっさんは「新入社員のコ、彼氏いるのかなデヘヘ」みたいな、家族構成とか交友関係をさぐるマインド臭い

お前の同僚はお前の友達でも家族でもない。

同じ目的利益達成のためにその場にいるだけだ。

馬鹿はこの違いがわからいから、マインドセットを昭和から進化できない。

いい加減進化しろ。令和も6年目だ。日本が飛躍するためにルッキズムや、家族仕事ミックスする低民度日本から脱却しろ

以上。

2024-03-05

anond:20240303220634

お前だろ嘘つき無能

そんなに外国語が好きならここから英語で返信しろ全部

外国語でも運転免許試験を受けられる動きが広まってるらしい

一部自治体ではもう実施されてるとか。

日本語の注意書きとか読めない人間運転免許出すって危険すぎるだろ。

2024-03-03

anond:20240303180650

君は義務教育で習わない外国語が由来の外来語は使わないのか? ロシア語由来のノルマとかカンパとか、ポルトガル語由来のパンとかボタンとかコップとか、オランダ語由来のブリキとかスポイトとかオルゴールとか。

anond:20240302171109

関西に行ってうるさいと思う事は無い

けど都内の車内で関西弁とか外国語とかで話している人がいると嫌悪感が湧くのはなぜだろう?

これって自分だけ?

2024-03-02

anond:20240302171109

ワイはうるさいのは嫌い

から外国人がワーワーガヤガヤと外国語で喋ってるのをみると舌打ちしたくなるやで

留学外国語が上手くなるのって大体女じゃね?

マンパワーやろなぁ

2024-02-29

anond:20240229143831

古文漢文現在日本語日本文化ベースになっているもの

日本語を使い日本文化に属するかぎりは必ず影響を受けるのだから

外国語よりも確実に重要ですよね。

数学は確かに特定職業においては非常に重要ですが、一方でそれ以外の職業ではまったく使用しません。

専門課程で学べばいいものだという意見否定しがたいものです。

そもそも仕事の役に立つなら放っておいても本人が勉強したり企業教育したりするわけで、

仕事の役には立たないが重要ものこそ義務教育で教えるべきではありませんか。

2024-02-24

実家帰ったら親がネトウヨ拗らせてた

何年か前、当時最新型のandroid TV我が家に導入された。

休日には家族Huluアマプラで韓ドラや中華ドラマを観ることが増えた。

音の出力が良かったから、母はあれでSpotify掛け流しにしていて、TVから中国語の歌がずっとかかってた。

平和だったなと思う。どこで何を間違えたんだろうな、とも。

いつからだったか、ポイ活や資産運用節約生活云々のギラギラしたチャンネルを見始めたあたりから

適当フィードをかき混ぜて犬猫だらけにしておけば良かっただろうか?

...もう遅いけど!

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あの家から独立して以来、それでも月1回程度は自主的実家に顔を出すようにしていた。

秋の日、母はコーヒーを飲みながら突然声を潜めて私に聞いた。

「ねえ、クルド人川口市マフィアみたいに占拠してるの、知ってる?」

そこからがもう大変だった。最初はただのどっかの局のTV特集だった。

次に知らないYouTuber在日外国人をやたらと「寄生虫」呼ばわりする過激チャンネルをいくつか立て続けに見せられた。

その流れで今度は、例の女性支援団体話題シフトした。

知らない過激YouTuberが、支援団体やそれに類似するものを「弱者ビジネス」と言っていた。

そして合間合間には「現政権批判」と「米政権批判」がサンドイッチのように挟まっていく。

国民主権の国にいる私たちが、税金が正しく使われてる?と関心を持つことは何も悪くないだろうが、

それにしても「寄生虫」だの「弱者ビジネス」だの「公金チューチュー」だの、やたらとインパクトのある言葉ばかり。

そんなスラング、やめたらどう。下品よ。と諭すも、「チューチュー」には「公金横領」とは違う、それなりのニュアンスがあるらしい。

かに政治経済にはやや疎い私でもキッシーはまあまあやらかしている部類だと感じている。増税しかり、脱税しかり。

かにバイデンさんはそろそろ隠居したほうが彼のためでもありそうだ。あの状態ではアメリカには国際社会での抑止力機能は期待できない気もしている。

どっちかというと、なめられてんねえ、という印象だ。

でもそれもこれも、どれも、何もかも、

例えば特定国籍民族人種を名指しして差別発言をしていい理由にはならない。

「クソバイデン」の対義語は「トランプ最高!!」ではないだろう。

TV報道が当てにならない」のも、「政府干渉検閲で全て捏造された情報が耳に入っているかもしれない」のも、

別にそれは「YouTube情報こそが唯一神の如く正しいのだ」とはなり得ないだろうし、

それらに疑問を呈する娘の私に対して「お前は学校教育リベラル思想洗脳されている!外国語外国文化を学んだら、お前は日本人としての品性も無くしたのね」

と反撃するその「発言内容」に正当性を持たせることはできないのではないか

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母は私との「討論」と通して、娘が「保守思想」を受け付けられないのをなんとなく察したようだった。

すると今度は夕食に刺身を並べ、私に向かってこう言うのだ。

「この先何十年も、美味しい刺身を食べたいでしょ?そのためには領海を守らなけりゃいけない。変な密輸船の奴ら、死ねばいいのにね。

いい?これが、保守というのよ」

領海を守らなければいけないところまでは多分間違ってない。領海侵犯を犯す人たちは確かに犯罪者である

でも別にその罪の報いを死で受けろとまでは思わない。流石に。

これが、保守

女性キャリア志向なのって結局お金のためでしょう?」と母はいう。

女性管理職が少ないのは、制度のせいではない。女が小賢しく嘘つきで、キャリアやりたいって主張するだけ主張しておいて最後に『やっぱめんどい』で逃げるから」とも。

もちろん、金銭理由も捨て切れないだろう。この国の経済状況はどこまでも悪くなっているから。でも、それと同時に

女性社会の中で、頭からつま先まで全て等しく『人間』として扱って欲しい希望(や、仕事を通して「そう扱われている」と自分に対して証明するため)」だったり、

「家庭・夫・子供」以外のコミュニティに属して、より広い社会を得る、ということで得られる利益もあるだろうと思う。(主に精神的な面で)

女性管理職がーとかいうとちょっと難しいなら、

「同じ会議室で、男女同数程度で、お互い『あっちは男性からー』『あっちは女性からー』っていう観点から判断しないで、建設的に意見を交わせる空間を作る」

という考え方はどうだろうか。さっきより少しハードルが下がる気はしないだろうか。

この問題の行き着くところは、男女を問わず互いにジェンダーロールを押し付けず、相手人間として尊重するというところではないのだろうか?

でも「保守」の母は、キャリア志向母親がいる家庭は「不幸」なのだという。家庭の概念破壊される要因だから

ここでわからないのは、キャリア志向、もしくはキャリア志向と言いながら土壇場で「管理職になりたくない」という女性に対してのみ批判をしているのか。

それとも、この討論を通して、キャリア志向総合職として就職した私に、ついでに流れ弾を喰らわせる意図があるのか。

リベラルの人たちというか、差別されてますーって弱者ビジネスしがちな被害者ヅラする人たちって、『私たちもニンゲンですー』って言うのよね」

可哀想ねえ、あんたは手遅れかしら、洗脳されちゃって。

母は毎回こう締めくくる。

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特定国籍人種を指差しヘイトスラング罵倒するの、やめなさいよ。というと、

あいつらには、ヘイトされるだけの正当な理由がある」という。

下品ネットスラングも、聞いてて辛くなるからやめてほしいかな、というと、

「これは代替不可のニュアンスが含まれているんだ」という。

こだまでしょうか、いいえ、うちの母親。時々父親

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母。あなたも私も「幸せな家庭」の概念に苦しめられてきたはずだ。父、あなたもだ。あなたのお父様はあなた暴力ばかり振るっていた。

あなたがたは二人とも、片親と縁を切っただろう。

母、あなたスマホメールを打ちながら実の母親に「しね、しね!!」と怨念飛ばしていたのを私は見ていた。

あれはきっと、いつかの私の姿だと思う。遅かれ早かれ。

私は必要以上に「家庭」の概念に期待していない。私の実家はすでに最初から壊れていたから。

ただ普通幸せが欲しいだけ。

専業主婦の母の世界が「家庭」のみになった時、母は私と共依存関係を築いた。自他境界線なんてドロッドロに溶けていた。

夫と喧嘩をするたびに「離婚したら主婦ってのは経済力を持たないから弱いのよね」と怒っていたのを見ていた。

貴女みたいになりたくないだけだ。

他人に対して暴力を振るうという選択肢の「ない」夫を見つけて、過干渉ではなく共依存でもない親になりたいだけだ。

この狂った家の呪いのような厄介なものを全部壊して、リセットしたいだけ。

かつてできた元彼に「女はちょっと馬鹿なくらいが丁度いい。男を立てるということを学んでくれ」と言われたことは絶対に忘れない。

その母親に、「あの大学の子だって聞いて安心したのに、つまり、訳ありのお嬢さんってこと」と言われたことも。

好きでこの家に生まれたわけじゃない。ああ、「家庭」の概念のせいで私につけられたレッテルは最悪だ。

私はあの両親とは別人なのに!

私は声高に「差別された」というつもりは全くない。だけど母の思想に則るなら、私はこれを受け入れなければならない立場となる。

まっぴらだ。

あっちにもこっちにも都合のいい「ビューティフル・リトル・フール」になんて、死んでもならない。

あいにく、私は「お砂糖スパイスと素敵な何か」なんかで構成されていない。

私はあなた達にとっては従順な娘ではなかっただろうし、これからもそうなるつもりはない。

私は自分の力で、あなた達のいないところで、どこまでも「人間」として、地に足をつけて生きていこうと、ずっと前から決めている。

リベラルとか、保守とか、そういう問題じゃない。

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別に、親がネトウヨだろうが、パヨクだろうが、本来はどうでも良かった。

別にYouTubeTV代わりになってようが、そんなのは夫婦の好きにすればいい。

私には関係ない。

ただ、最低限「人種差別をやめなさい」と「娘の価値観を『学校教育洗脳された』と罵るのをやめなさい」

この2点を押さえたい私の、何が悪いんだろう。

私は何か間違った、道理を違えた発言をしただろうか?

2024-02-20

近所ノンビニの店員さん

早口すぎて外国語に聞こえる

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