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はてなキーワード: 動物病院とは

2020-09-04

anond:20200904133748

捨て猫ということで子猫が親とはぐれたところを連れてきたというわけでないとして、

弱っていないようにみえても、まずは動物病院に連れて行きましょう。怪我がないか病気がないか診てもらってください。

どうしたらよいかよっぽど確かな指示を獣医せんせいが教えてくれると思います

2020-09-02

anond:20200902183213

動物病院なんかは獣医が不足で取り合いだから夜間緊急やってたとことか一時休止してるらしいね

2020-08-23

保護猫を引き取ろうとした話(追記あり

8/27追記しました。

タイトル通り。

社会人3年目になってペット可能の家に引っ越した。

元々祖父宅で飼ってる猫が保護猫だったこと、ペットショップでの生体販売抵抗があったこと、生体の額も高いことがあって保護猫を引き取ろうと考えていた。

コロナ禍のため保護猫探しはネットで行ったが条件が想像以上で結局挫折した。その吐き出し。

主に断られた理由は下記の通り。

①猫のお留守番時間が長い(1日7.5時間勤務で通勤残業考慮すると平均留守番時間10時間

一人暮らし

独身(今後のライフイベントで猫が買えなくなる可能性がある)

④転勤がある

⑤部屋が狭い(1K11畳)

⑥多頭飼い不可だと猫の社会性が育たない(住居の規定で1頭まで、また多頭飼いはもう少し収入を増やしてから行いたい。)

⑦猫の飼育経験なし(実家には大型犬が2頭いる)

まあ、ここまでであれば多少納得もするのだが、私がクリアしたその他の条件としては下記のようなものがあった。

収入が安定しない場合不可

⑨未就学児がいる場合不可

⑩60代以上不可

ここで気づいてしまったのだが、ここまでの条件を揃えると下記のようになる。

「未就学児のいない50代までの夫婦で、夫婦どちらかの家の滞在時間が長く、転勤の可能性もなく収入も安定してること」

今時のダブルインカムが当たり前の日本でそんな家庭はごく一部だと思うし(これから在宅勤務が増えるかもしれないが)この条件は元から譲渡する気がないのではないかとすら思ってしまった。

もちろんもっと条件の緩いところもあったが、途中から独身は…転勤の可能性は…と断られることもあった。

しか場合によっては結婚の予定や銀行の残高、勤務先名を聞かれることもあった。

また、猫のためには仕方ないと思うが猫の譲渡の際は性別未定のスタッフが家を訪れるとのことだった。正直女性一人暮らしでそれは怖い。

結果として、私には合わないシステムだと思ったのでブリーダーさんから譲渡してもらうこととした。

ブリーダーさんにも上記理由で断られたらどうしようや、上記理由がある自分は猫を飼うのにも向かないのではと不安になったが、ブリーダーさんは親身に相談に乗ってくれて今度猫に会いに行くことになった。

言い方は悪いが、医療費等のみだけで譲ってもらえる保護猫と、20万程度で譲ってもらうブリーダーさんの猫では虐待されるリスクの高さが違うことは分かるので、保護猫を守るためのシステムとして理解はした。

そして猫を虐待する人間が1番悪いとは思っている。

しかし今回の件で保護猫を飼わない人間には自分のような人もいるんだなと理解した。

【以下追加】

いただいたコメ地域や団体によっても条件が大きく異なることが分かったので、参考までに私の状況を書いときます

実家都内、新居は関東ベッドタウンです。

1匹で留守番時間が長いこと、本来の親離れ時期を考慮し、生後4ヶ月以降、できたら1歳くらいの猫を探していました。

あと私の好みでできたら真っ黒か真っ白な猫。

野良猫実家、新居共にほぼ見かけない、見かけてもすぐに逃げてしま

動物病院実家の犬がお世話になっている病院はいなかったらしい

保護猫カフェ、譲渡会→コロナ禍のため避けた

保健所→私の住んでる地域保護猫0で代わりに保護団体リンク複数貼ってあったので、公共HP記載のある団体なら安心かと考え、その中の団体を2つ利用して複数の猫について問い合わせ。結果は書いた通り。

コメから得られた反省点は下記の通り。今後、また保護猫を迎えようとする時は参考にします。

・他の地域保健所地域HP以外の保護団体、猫の里親HP掲載されている保健所収納猫についても調べるべきだった。

ジモティ個人譲渡個人間でのトラブル回避のために利用していなかったがそっちの方が良かったかもしれない。

・(コロナ禍が落ち着けば)保護猫カフェにも行った方が良い。

2020-08-17

飼っていた犬が死んだ私が、やったこと。

このhttps://anond.hatelabo.jp/20200815153451

エントリーを書いた。

 

以降のことを記す。

 

まず、インターネットで調べると、「火葬まで家においておける目安は夏場なら〇日~〇日、冬場なら……」的に書いてあるが、ぶっちゃけ真夏は無理だと思った。

 

金曜日夕方に死んで、処置をしてもらい、6時ごろに連れて帰ってきてから彼女定位置だったリビングソファー脇に棺を置いた。

 

既に土曜には獣臭が臭う!!

①元々、彼女犬種的に匂いがなかった

②私が少し嗅覚過敏の気がある(現に、夫はかなり近づかなければ分からない、と言った)

以上の理由はあるにしても、保冷剤(特大)を、本人の上と棺の下から当てて、冷房ガンガンに効かせても、次の日の夜には体内からなんかいろんなものが染み出てきちゃってるのか、臭いはした(ので、本人に「ごめん!!」と言いながら消臭剤を棺の横に置かせてもらった)。もし、動物病院での処置がなく、家で看取った場合は、さらに体の傷みも加わってくるだろう。3日以上家にいてもらうなら、ドライアイス必須だと思う。かかりつけの動物病院に連絡すれば、業者さんを教えてもらえるはずだ。私の場合は、日曜の朝には火葬の予約が取れたのでもう使わなかったが。

 

土曜日、前回書いた通り、無理くり足型を取って、夕方に花を求めに行く。お盆で、街中の個人商店が軒並み休み閉口する。駅ビルの中の生花店で、立派な白百合ヒマワリ、あとは隙間埋め用に、「お買い得品」になっていた、淡い色のバラの纏め売りを買う(どうせ次の日には燃やしちゃうわけで)。長さだけ持ちやすくしてもらい(どうせ次の日には以下略)、帰宅

 

他に本人に何を持たせるか…と思ったときに、家族写真を持たせようと、LINEネットプリント登録し、コンビニ印刷(ただし、業者によっては普通紙でないと一緒に焼いてもらえないようだ。写真用紙にはしないことをおすすめする。どうせ次の日には以下略)便利な世の中になったもんだ。封筒に入れて、彼女似顔絵を描く。字が読めなくても、これなら分かってくれればいいのだが。

 

日曜日の朝。棺に、いつものタオル、お花、お弁当彼女は、『ドライフード原理主義者』とも言うべき、強硬カリカリ派であった)、封筒を入れる。外は災害級の暑さ。こんな日に彼女を外に出そうものなら、すぐに舌を出して、家に戻ろうとするような陽気だ。

 

棺を車に積んで、ペット火葬を請け負ってくれる業者へ。

炉が乗った移動火葬車を使うという。屋根のない駐車場がある家なら、出張もやってくれるらしい。そんなのがあるなんて初めて知った。

 

最後に抱っこしてお別れしてくださいと言われ、なんだか棺から出すのが今まで躊躇われていた亡骸を抱き上げる。冷たくて硬い彼女を撫でて、(マスク越しだが)たくさんキスをする。いつも、チュッチュチュッチュしても何にも文句を言わずにされるがままの犬だったので、冷たくて硬いことだけがいつもと違って、『ああ、この毛皮の中にもう彼女はいないんだな』と思う。でも、そこに姿形がある名残惜しさ。

 

「またね」と、言った。

 

1時間ほど、近くで時間をつぶして戻ってきて、暑い中、まだ熱い炉の前で汗だくになってお骨を拾う。業者さんは丁寧に骨の説明をしてくれた。手元に残す用のカプセルには、綺麗に焼け残っていた歯と、しっぽの骨をひとつ入れた。また、骨を形のまま収めるかパウダー状に加工するか決めかねていたのだが、骨のままだと煤などが原因になってカビになる可能性があること、パウダー状にすればまんべんなく水分が飛ぶので長期的な保管状態が良くなる、という説明を受け、今までなんとなく抵抗があったのだが、合理的さらさら状態にして骨壺に収めてもらうことにした。

 

思ったよりももうふたまわりくらい小さな覆袋を抱いて、家に戻る。やっと、リビング冷房の設定を27度にできる。彼女定位置の敷物にお骨を置く。

気持ち区切りがついたと同時に、やっと、寂しさがこみ上げる。もう、彼女はいない。毛皮も、ない。

 

人間と同じように7日は魂がこの世に残るのだろうか、と最初は思ったけれど、いっそそうでない方がいい。病気だらけの毛皮を脱いで、身軽になって、軽やかにいぬのくにに帰っていくといい。

そしていぬのくにのかみさまの膝にぴょんとして、「たのしかった!」と言うといい。

 

きっと彼女ならそうするという自信が、私にはある。

2020-08-15

飼っていた犬が死んだ私が、やろうと思ったこ

タイトル通りだ。

飼っていた犬が死んだ。

 

おっとりして、抱っこされるのが好きな犬だった。

事故ではなく、ずっと患っていた病気じわじわと進行して、亡くなった。

いつかはくると分かっていたつもりだったが、突然過ぎて、『あぁ、こんなにあっさりなのか』と思った。

少し落ち着いたら、彼女最期も書き起こすかもしれない。

 

今日書いておきたいのは、突然、飼い犬を亡くして直後からのやったことと、やる予定のことについてだ。

死んでる描写があるので、悲しくなってしまう人は読まないでほしい。

ももしかしたら、誰かの役に立つかもしれないので書き残しておく。

 

まず、恐らく彼女は、動物病院に向かう私の車の中で息を引き取った。

ようやく到着して診察台に寝かされたときには、脈も血圧も触れなかったと、先生が言っていた。挿管しても、心臓マッサージをしても、意識は戻ってこないだろうと言われた。

しかし、このタイミング病院に着いたのは、まだ幸いだった。

かい彼女と別れを惜しんで、先生に「お見送りの準備」をしてもらった。

まだ体が固まらないうちだったので、体を拭いて、ドライヤーブラッシングエンバーミング的なことをして、スムーズに棺に収めてもらえた。

火葬まで、保冷剤(できればドライアイス)で冷やしておくことを指示されて、帰宅

 

次に、去年猫を亡くした友人に、ことの次第を話し、利用した民間ペット葬儀業者を教えてもらった。

ネットで調べると、市の動物愛護センター(こういうのは決まって郊外の山の中とかにある)しか出てこなかったので、近いところが見つかって助かった。

すぐに業者に連絡、次の日を提案されたが、「まだ心の整理がつかないので」と、2日後を予約する。この判断は正しかった。言われるがままになってはいけない。

 

そしてその夜、家族電子申請で犬の死亡届を出した。

はいいのだが、犬の場合登録があるのでここを怠ると来年狂犬病予防接種案内が来てしまう。

とりあえず、手続き的なものはここまででいい。墓はまだ考えていない。いいところを見つけるまで、家に置いておくつもりだ。

 

私には、火葬までに取り急ぎやりたいことがあった。

元々、犬の足型を取りたいと思ってネットショッピングを見たりしていたのだ。

しかし、明後日には火葬ネットでは間に合わないかもしれない。

 

そこで次の日、西○屋と、ア○チャンホン○に行った。

予想通り、生まれときの手型·足型をとるフォトフレームセットが売っている!ビンゴ

家に帰って早速、保冷剤でひえひえ、ガチガチに死後硬直の犬を夫に持ち上げてもらい、四苦八苦しながら粘土に足型をとった。(肉球以上に、爪がめっちゃ刺さって、なんか思ってたんと違うのできた)

余談だが、私は彼女の鼻が大好きだったので「鼻型も取りたい」と主張し、試しにやってもみたのだが、出来栄え微妙な上に、夫から「さすがにそれはどうかと思う…(鼻に粘土押し付けるのが)なんかかわいそう…」と言われたので、足だけでガマンすることにした。

ちなみに、死後硬直は思っていた以上にカッチカチだったので、犬の足型は生きていて元気なうちに取ることをおすすめしたい。

 

また、活発さに欠けたうちの犬特に持っていきたいほどのおもちゃもなさそうなので、犬の天国までのお弁当がてらのフードと、お花をたくさん入れてあげようと思う。

散歩に行くと、草むらで目を細めて、彼女はよく風を見ていた。鼻を上げて、まぶしそうに。

うん。花屋ひまわりがあるといい。きっと、彼女に似合うだろう。

 

あとは、来月のトリミングキャンセルがてら、お世話になった個人トリマーさんに手土産と、ひと袋未開封で残ってしまったペットシーツ差し上げに行こうと思う。

 

明日彼女荼毘に伏す(と、犬畜生でも表現していいものなのだろうか)。

きっと泣いてしまうが、仕方がない。

自分たちよりも命のロウソクが短い生き物と暮らすということは、そういうことなのだから責任を持って見送ってくる。

2020-07-14

猫を飼っていた話

猫を飼っていた。

今日明け方まで。

我が家可愛いペットチョコ(仮)は21年前、生まれてすぐ動物病院の前で捨てられていたらしい。

里親を探していたのでペットを飼ったことがなかったうちが名乗りを上げた。

毛並みが茶色いことから、母がチョコと名付けた(本当は違う名前だけど、名づけはまぁこんな感じ)

最初は全く懐かなかったが、年月を重ねるごとに漸く膝の上に乗ってくるまでにはなった。

大きな病気はしなかったが、だんだん食事量が減り痩せていった。

21回目の誕生月を迎えた頃、怪我をしてしまったので動物病院に連れて行った。

そこで栄養注射も打ってもらった。猫の21年は人間で言う100歳超えらしい…と知ってますます愛しくなった。

さすがに老猫になり落ち着いてきたが、まだまだ元気でいてくれると思っていた。

今年も暑いらしいけど、一緒に頑張って乗り越えようね、っとチョコに言った。チョコはナーンと鳴いた。

それからケガの治療も終わり、今月に入ったころ急にご飯を食べなくなった。

色んなキャットフードを買い与えてみたが食べて2口…みるみるうちに痩せていき歩けなくなっていた。

動物病院に連れて行き栄養注射をしてもらうことも考えたが、以前注射をした時にものすごく嫌がったのと歳も歳だからついに覚悟をしないといけない時がきた、と我々家族も悟った。

栄養注射をすればもう少し生きたかもしれないが、恐らく数日延びるくらいだろう。

人間でいえばもう100歳超え、家族で話し合って精一杯世話をして看取ろうということになった。

が、人生の半分以上チョコと生きてきた私にとってはチョコの死を受け入れられる自信がなかった。

けど、食事量も段々減り最終的には摂らず、水も飲まなくなり…苦しそうには感じなかったが、多分数日間は意識がなかっただろうな。

息を引き取る前日の夜、ほぼ動かないチョコに「おやすみ、私達の為に頑張ってくれてありがとう。ずっと大好きだよ」と声をかけたらしっぽが動いた。

聞こえていたのかはわからないけど、その後1、2時間後に息を引き取ったと思われる(朝起きたら硬直が始まっていたのでそう推測)

昨日の夜、優しく沢山触れておいてよかった。お礼と好きを伝えておいてよかった(毎日言ってたけど)

覚悟はしていたけど、いざいなくなると穴が開いたみたいな状態で、これが俗にいうペットロスか…と初めて味わった。

見る度に泣いてしまうが、チョコが使っていたクッション、エサの容器やトイレはまだそのままにしてある。

いつもチョコが居た場所も見る度に何もなくて泣けてしまう。

もう声も聞けない、動いてる姿を見る事もない。膝の上に乗ってくることもない…。

朝は「行ってくるね」と帰ったら「ただいま、チョコ」と声をかけて撫でていたけど、もうそれも言えない。

別れは悲しいけど、チョコと出逢えて、21年間一緒に過ごせてよかったと心から思う。

21年、よく頑張ってくれた最愛チョコ、うちの子になってくれてありがとう

トイレをしたら鳴いて知らせてと言ったらその後必ず鳴いて知らせるようになった賢いチョコ

ゲ○を吐いた後何故か隠れるチョコ我が家では吐き逃げと言っていた)

手を近づけるといつもにおいまくってしつこいくらい舐めてきたチョコ

約10日間、しんどかったね。安らかに眠ってね。




チョコ写真はいっぱい撮ってるけど、自分と一緒に写ってる写真が全くないんで(私が写真嫌いだから

やっぱり少しくらいは一緒に写しておくべきだったな…とそれだけが後悔。

2020-07-13

ヨレヨレの子猫を拾った

買い物をしに街に出たら、ヨレヨレの子猫を見つけた。

尻尾ボロボロで、顔も傷だらけで、ガリガリに痩せていて、毛皮はおそらく元は白かったんだろうけど全体的に膿や泥で灰色に薄汚れていた。

ちょうど最近YouTube子猫動画を見るのにハマっていた。動画の子猫は小さいながらとても元気で、親猫に見守られつつコロコロ走り回っていてとても微笑ましかった。

そのヨレヨレの子猫も、動画の子猫と同じくらいの年頃に見えた。あたりを見回しても、親猫らしい存在は見当たらなかった。

このまま放っておいたら、ひょっとしたら長くないかもしれない・・・

うその時には、俺の頭の中には、そのヨレヨレの子猫の責任を持つ以外の選択肢存在すらしなかった。

コンビニにいきチャオチュールを購入し、子猫を捕まえようと奔走した。しかし、ヨレヨレの子猫は警戒心が強くてなかなか捕まえることができず、しまいには狭い路地に逃げ込まれしまった。

あまつさえ近隣住民とおぼしき女性から不審な目で見られる。

万事休す。

まあ、それがヨレヨレの子猫の選択なら、尊重すべきだ。俺だって救ってやろうなんて傲慢な考えはハナから持っていない。ただ、一方的に、ヨレヨレの子猫の責任を持ちたいと思ってしまっただけなのだ

後ろ髪ひかれる想いで路地を見つめていると、近隣住民女性から責めるような声で「あんたさっきからココでなにやってんの」と声をかけられた。泣きっ面にハチとはこのこと。警察なんか呼ばれたらたまらないので、正直にヨレヨレの子猫のことを話した。

すると女性の態度は一変。そういうことなら、と、猫のエサや網をご自宅から持ってきてくださり、捕獲作戦に協力してくれた。相当な猫好きの方らしい。そんなわけで、一度はあきらめかけた俺だが、もう一度ヨレヨレの子猫捜索に着手した。チャンスの女神から、「まだあきらめるな」と言われたような気がした。

しかし結局その後小一時間くらい粘ったが捕獲には至らず、俺と女性がすっかりあきらムードになっていたところ、近隣住民と思しき女性その2が現れた。その1とは顔見知りらしく、その1から経緯を聞いたその2は猫の捕獲機を出してきてくださった。

いわく、「ワナしかけといてやるから、かかったら連絡するよ。」とのこと。

俺はこの時、チャンスの女神から、「いいからこの子猫を飼うんだよ!!!」と言われている気がした。

お互いの連絡先を交換して、そのとき帰宅した。

それから時間後、「かかった」と連絡をもらって、無事に子猫を受け取ってきた。そばで見ると、怪我の傷がなまなましかった。抱いてみると、手のひらに骨と皮しかない身体感触が伝わった。

あらかじめもってきていたキャリーバッグにそっと入れてやってから、協力してくれた女性にしこたまお礼を言い、その足で動物病院に連れて行った。

見てもらうと、命に別状はないこと、しっぽが壊死していること、親とはぐれているあたり、弱視可能性があることなどの診察結果を得た。その場で壊死した尻尾はきりとられた。俺は心臓が縮みあがった。抗生物質と消毒をもらった。

帰宅してから、ヨレヨレの子猫にミルク離乳食をだしてやった。すると、こっちが驚くくらいの食欲で、一瞬ですべて平らげてしまった。切り取られたしっぽの痛みで食欲がなくなりやしないか心配していたが、杞憂だったらしくホッとした。あんまり一気に食わせても胃腸負担になると思っておかわりはさせなかったが、これから毎日腹いっぱいくわせてやるからな、と俺は勝手に、誓った。

腹がはったヨレヨレの子猫は、めちゃくちゃ甘えん坊になった。ゲージにいれるとギャーギャー喚くので、戸をあけてみると、俺の膝にのってくるのだ。さっきまであんなに逃げ回っていたというのに、現金子猫だ。

かなり汚れているし、結構臭うのだけど、その可憐なしぐさにあっという間にめろめろになって、においなんかわからなくなった。

傷に障らないよう慎重にヨシヨシしていると、気づいたら猫は寝てしまっていた。俺はまだどこかフワフワしているというか浮足立っていたので、日記を書いてみたというわけだ。多少落ち着いてきた。

それにしても、膝にのっているのも意識していないと忘れてしまうほど軽い。子猫なのだから当たり前ではあるのだが、それを加味してもガリガリすぎるし、カラスにやられたのかドラ猫にやられたのかわからんが顔も身体も傷だらけだし、しっぽの切り口は痛々しい。

こんな小さな体で、きっといつも体中が痛くて、空腹で、外敵を警戒しながら、ゆっくり眠ることもできずに、一か月以上一人きりで生きてきていたのかと思うと、胸が苦しくなる。しっぽを切るのだって、変わってやれるなら俺が代わってやりたいくらいだった。いまだって痛いはずだ。この子猫の痛みを肩代わりしてやれないことが今一番苦しい。

過去黒猫を拾った時を思い出した。友人の家でみつかったあの子は、怪我病気こそしていなかったが、まだ歯も生えそろっていないような年頃で、親はおらず、友人のあとをずっとついてまわったのだそうだ。友人のご両親は保健所へつれていけと怒ったらしいが、それだけなつかれてしまった友人は参ってしまって、俺に相談をもちかけてきたというわけだ。

あれがもう20年以上前だった。

なんとなく、トイレやゲージなど、一通り掃除はしたものの、処分してしまうのも、すっかり片づけて押入れの奥にしまってしまうのも気が引けて、定位置においたままにして数年が経っていた。

ほんとうに、処分してしまわなくてよかった。と、心から思っている。

この白い猫の名前を考えよう。

2020-06-06

anond:20200606063747

地域猫去勢するのは子孫の糸を断つためだし家猫の場合も飼いやすくするためだし、いいことしてると思ってる人は少ないように思う

動物病院ではメリットを語ってくれるけど罪悪感を少なくするための説得、言い訳なんじゃないか

2020-04-14

発達障害女性ルポに支えてくれる恋人が登場してくるやつ

よくTwitterで見かける、発達障害、または精神病を患った女性が、生きづらさやそれをどう乗り越えているかを、コミックエッセイ風に綴っているやつ

に、ほぼ必ず、理解がありその女性を支えてくれる男性が登場するやつ

を、揶揄するツイート

というのを非常によく見かける。揶揄する人の言いたいことはとてもよくわかる。

とっても生きづらいけど、良いパートナーのおかげで生きていけている、というのは、パートナーに恵まれない障害病気を抱える人々を改めて絶望の淵に突き落とすようなものだ。

非常に一般的な考え方として、例外は必ずあるにしろ基本的に、女性のほうが男性に比べ、恋愛的なパートナーを得る機会が多いのはおそらく確かだろう。その理由はいくつか挙げられるが、ここでは割愛する。

ゆえに、パートナーに恵まれ日常を送ることができている障碍者/精神疾患持ち女性という存在を見せつけられると、同じような状況にある男性なかに、『では誰にもかんがみられることなく、パートナーに恵まれない自分たちは、どう生きていけばいいのか』と暗澹たる気持ちが生まれしまうのは仕方がないのではないだろうか。

私の話をしよう。

私は女性である。そして発達障害者であり、精神疾患を持っている。

具体的に言うと、ASD優位のADHD、かつ、うつ病解離性同一性障害の診断が下りている。

希死念慮が強く、1度自殺に失敗し、閉鎖病棟入院していた。

理系大学院卒業後、財閥企業に勤めていたが、病状の悪化に伴い退職した。

そして離婚歴がある。

私の持つ障害と疾患は、両親から虐待に由来する可能性が高く、主治医の所見もそのようになっている。私の両親は裕福で社会的地位のある人たちではあったが、あまり子供を育てることは得意ではなかったらしい。成人し、うつ発症し、自殺未遂後、弁護士を通して虐待事実を認める旨、慰謝料を支払う旨、それができないのであれば縁を切る(ことは非常に難しいのだが)協議書を送り、その段階に至り、はじめて自分たちがしてきたことが客観的虐待に当たると気づいた、なかなか能天気な人たちでもある。

この虐待由来というところがネックなのか、私の抱える障害精神疾患は非常に根深いところにあり、もう10年近く投薬を続けているが、治るというよりもただ生きているだけだ。

さて、表題の話をしよう。私の人生において、障害精神疾患を支えてくれるパートナーはいたかという話である

結論から言うと、いなかった。これからも現れない気がしている。

そもそも、私は強い気分障害を持っているが、精神が不調の際は自ら抗不安剤(軽いものならソラナックスリボトール、ひどければヒルナミン)を飲んで、迷惑をかける前に自分コントロールしていた。これはたぶん、両親による『人に気を遣わせるな』という強い教育が行き届いた結果だと思う。もちろんこの人という言葉には、家族も含まれている。

解離性同一性人格障害というのは、簡単に言うと多重人格のことで、現在この病名が診断されている患者はかなり少ない。最近は発作もあまり怒らないが、解離時、私にはなんの記憶もない。どこで何をしていたのか、ポケットに入ったレシートや、体についた汚れや傷、SUICA履歴など、いろいろなものからなんとなく推理するしかない。でもそれがとても怖いともあまり思わない。発作が起こるタイミングシチュエーションは決まっている。そうならないよう、そういった状況に自らを送り込まないよう注意すれば、ある程度制御できる。

私は精神療養手帳も持っているし、飲んでいる薬の数も種類も途方もない数だが、それでいて、一人できちんと精神科に行き、診察を受け、薬を飲んで生活している。もちろん生活も一人だ。親元なんて考えられないし、世間体のためだけにした結婚は、結局相手が何を考えているのかわからないまま、かつ、相手も私がどういった人間なのかわからないまま終わった。

主治医はあまりこの状況をよしとはしていない。つまり、頼れるだれかが近くにいたほうがいいのではないかという話をされることもある。しかし私は、短い結婚生活のことを思い出す。いつも誰かがそばにいるのに、その人がひとつ自分のことをわかっていないという状態は、単純に一人でいるより何倍もつらい。元夫との生活の中で、私は何度も『大丈夫』と言った。ぐうぐう寝息を立てる元夫のとなりで、絶望が押し寄せてきて一晩中声を殺して泣いた。これではいけないと、元夫に私は何度か自分の話をしようとした。それはかなり勇気のいる行為だった。他人精神いびつになるに至る理由を、好んで聞きたがる人はいないし、そのあと慰めるのだって面倒だろう。もし、面倒がられたら、聞いてくれなかったら、と思うと、だれにも言えなくなってしまうのだ。

結果から言うと、元夫は私の話を聞いてはくれた。その間ずっとドラゴンボールかなにかのソーシャルゲームスマホで遊んでいた。

最初から期待していない分、絶望も少なかったが、たとえ結婚していても、他人他人であり、興味のない話を無理やり聞かせることはできず、自分のことは自分でけりをつけなければいけないのだとわかった。私は、元夫がしてくれる自分の話を聞くのが好きだった。それは元夫に興味があったということだろう。そしてその逆はなかったということだ。

ちなみに離婚の直接の理由となったのは、元夫の暴力的行為により、私が結婚前に拾いともに暮らしていたネコが、ストレス性の病気になってしまたことだ。ネコ家具破壊される音を聞き、泣き叫ぶ私の声を聴き、壊れた箪笥を見、過度のストレス過呼吸を起こし、自らのしっぽをかじり始めた。ネコの異状に気づき獣医でそれがストレスのもので、環境を変えるか、抗不安剤を投与するかしかないと聞くその瞬間まで、私は無気力のあまり離婚することすら考えていなかった。動物病院を出た私は、その日のうちに離婚届を手に入れ、元夫に書くように強制した。

元夫は渋っていたが、一連の暴力行為を私がICレコーダーに録音していることを知ると、あきらめたようにぐちゃぐちゃと署名をした。

私は現在独り身であるが、もちろんネコとともにいる。

おそらくこれを読んで私に好意的気持ちを抱く人は少ないと思う。それは私が完全に自己完結しているからだと自分でも思う。私は折り紙付き障碍者で、精神疾患を抱えているが、誰にも頼りたくないと思っているし、私が求めているものは、他人に求めるにはあまりにも重たいものだという自覚がある。

私はネコ暮らしている。ネコは私がいなくてもおそらく生きていけるだろうが、私はこのネコがいないと生きていけない。ネコは私の話を聞いて頭をなでてくれるわけでも、そっと抱きしめてくれるわけでもないし、「つらかったね」とかそういうことを言ってくれたりもしない。ただ生きていて、日向ぼっこをして、昼寝をして、ノートPCに向かう私の邪魔チョコチョコとしてくるだけだ。

でもそんな存在を私は心から愛し、どの人間よりも深い信頼を抱いている。

誰にも愛されない、だれも愛すことができないと思い、絶望している、私と似たような境遇の人がいるとしたら、まずネコを拾うことを強くお勧めする。

2020-04-06

動物病院ってどうなるの?

一般企業自粛

病院は、頑張る

じゃあ動物病院はどっち?

2020-03-13

和歌山の一市民から江川紹子さんへ

みなさんは「もか吉」という犬をご存知でしょうか?5年ほど前のことですが、江川紹子さんの『家族の愛犬から地域へ―― もか吉、ボランティア犬になる。』という書籍で取り上げられた一匹の犬です。

https://www.shueisha-int.co.jp/publish/%E3%82%82%E3%81%8B%E5%90%89%EF%BD%A4%E3%83%9C%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%83%86%E3%82%A3%E3%82%A2%E7%8A%AC%E3%81%AB%E3%81%AA%E3%82%8B%E3%80%82

元々野犬だったという触れ込みで全国ネットTV番組などにも何度も登場したようです。

窃盗事件怪文書

昨春のこと。飼い主と和歌山市議に関する怪文書が市内に出回りました。和ネットというミニコミニュースサイト記事掲載されているpdfがそれです。

http://news.wa-net.net/?p=9514

この怪文書は内容からして和歌山市議選絡んで撒かれたのは明らかで、読んだ当初は後援会の中でトラブルでも起きたのかと思いました。知る人ぞ知る怪文書王国和歌山では選挙前後してこのような文書が撒かれることは異例ではありません。トイレットペーパーより沢山あります

しかし、この文書が出たのちに飼い主は実際に逮捕されました。執行猶予付きの判決も既に出ています

https://web.archive.org/web/20190528144250/https://www3.nhk.or.jp/lnews/wakayama/20190528/2040002811.html

経歴詐称

被害に遭った動物病院示唆するところによると、飼い主は窃盗のみならず資格と経歴を詐称していたようです。

https://www.facebook.com/aruah2696/photos/a.191889608131825/356999144954203/

これは江川さんの書籍の前提が全て覆ってしまます最初から自己顕示欲ですべてが噓でしたとなっても驚きません。事実はなんなのでしょうか?

選挙妨害

さて、和ネットではもう一人の登場人物を「有力市議」としていますが、誰でも調べればすぐにわかます松井市議です。なんで犬と一緒の写真選挙ポスターにしようと思ったのかセンスがよくわかりません。

https://www.facebook.com/matsuinorihiro/posts/2263464443925285/

松井市議は和ネットに対してこのように回答したそうです

http://news.wa-net.net/?p=9486

今回の事件については、基本的には、容疑者の飼い主と動物病院との間のトラブルで、その「有力市議会議員」は双方から相談を受ける立場にあった第三者であったという。

法曹でもない松井市議支援者窃盗事件示談仲介する意味がみなさんには理解できるでしょうか?

私にはわかりません。これで金でも受け取ってたら非弁行為事件屋か何かでしょう。もちろん金を受け取ってるなんてことはないと思いますが。ないですよね?

一方で、和ネットによると松井市議被害者の動物病院に対して「情がない」という趣旨発言したそうですが、犯罪被害者事実警察に訴えるのは当然としか思えないのですが、なんだかよくわからない感覚ですね。


しかし、このコメントに謎を解き明かすカギのような話があります。というか市中でこの話は既に出回っています

http://news.wa-net.net/?p=9494

匿名

2019年6月7日 at 7:36 AM

市議会議員は選挙公示まえに動物病院選挙妨害するなとか言いに行った見たいですよ。加害者と組んで善良な1市民告訴したのですか?

とうてい事実とは思えませんが、これなら松井市議の態度の理由がよく分かります。双方から相談を受ける立場とはモノは言いようですね。要は市議という権威を笠に着て犯罪をもみ消そうとしたということになるのではありませんか?

これが事実なら示談がこじれて飼い主の逮捕に至った理由もよくわかります。私は事実じゃないと思いますケドネ。

江川紹子さんへ

松井市議によると、江川さんは飼い主と電話で話し合ったそうですから、この件の真相をご存知のはずです。いったいなぜこんなことになってしまったのでしょうか?

飼い主の自己顕示欲から家族関係を壊して、メディアおもちゃにされて、政治家小道具にされて、犯罪怪文書の原因となり、そして「もか吉」はどこへ消えていったのでしょうか。施設に送られて既に処分されているかもしれないという噂も流れています事実でしょうか?

江川さんは何も話していないようですが事態の全容を把握していらっしゃるはずです。この本まで4年の月日があったそうですが、この本からの4年について、本当に書くべきことがあるのではないでしょうか?

2020-03-01

還元なしでもpaypay使い続けると思う

財布にいくら入ってるか気にしなくていい、というキャッシュレス決済ありがたみにやっと気づけた。

田舎で車文化から交通系ICカードとか何?って感じで、IDとかedyとか聞いたこともない、キャッシュレスといえばクレカ文化。でもクレカ対応してない店が多かったり、対応してても、少額でクレカ使うのはおかしいとか恥ずかしいという謎文化があって使いにくい。

そんな感じなので動物病院とかは、いくらかかるか分かんないから多めに現金持って行く必要があったのだが、paypay導入されてその手間がなくなった。これは本当にすごく楽。

土日だと近隣のATMが閉まってて、遠くのATM行ってもお金を引き出すのが有料だし、あー……って感じだったけど、paypayあれば手間もないし手数料もないし。本当にキャッシュレスありがたい

2020-02-21

anond:20200221163255

ちょっと違うけど動物病院猫ちゃん用の胃腸の調整用のカリカリもらった時、

めちゃくちゃ綺麗なバナナウンコを量産してくれて飼い主としてはすごく嬉しかった

一応写真に撮ってみたけど、いまだ誰にも見せてない

2020-02-15

交通事故にあった猫を保護した

動物病院に連れていったけど、重症でかなり危険状態らしい。

治療費20万握りしめて行ったけど、結局落ち着くまでは手術できないからって支払いはまだ先だから足りるかどうか微妙

飼い主が見つからなかったら幸いにも面倒見る環境はあるし覚悟は決めたけど。そもそも飼い猫なら外に出した飼い主をぶん殴りたい。

死んじゃってるのは何回か見かけたけど、生きてる子を見つけたのは初めてで動揺しかない。

正直もうお目にかかりたくない。

2020-02-13

34歳が親から15万の仕送り

俺にはひとり姉がいる。

姉は今年34歳になるのだが、無職で、親から仕送りをもらっている。

姉は1年前まで働いていた。

私大文学部一浪入学。在学中、母親から「なんでもいいか資格を取れ」という言葉無視して遊んでいた。

文学部というのは、就活で苦労する。母も文学部出身だったので心配だったのだろう、在学中に「資格を取ったら一時金をやる」と宣言。金で釣ろうとした。その言葉でやっと動いた姉は、なにを考えているのか色彩検定を受けてきた。曰く「これも資格だ」と。母は就活プラスになる資格を取ってこい、というつもりで言ったのだと思うが、親心は何も伝わっていなかった。母は一時金を渡して、それきり資格資格と言わなくなった。

姉の就活は難航した。しかし、最後最後で1社だけ受かった。そこそこお堅い企業事務職。ほっとしたのも束の間、3年で辞めた。お局に虐められたらしい。母は「せっかく入ったお堅い企業なのに…」とガッカリしていたが、なんだかんだサッサと次の職場を見つけて、転々としながらも働いていた。

母はやたらと姉の進路に口出しするが、口出しせずとも姉は自分自分人生を歩める力を持っていた。ガンコで親の言うことは聞かないが、頭は回るし、口が立つし、仕事はできる。

姉は自分の足でしっかり自分人生を歩んでいる。

何も心配することはないのだ。

そんな姉が、1年前、また仕事を辞めた。

その時はいつもと様子が違った。いつになっても、転職活動を始めないのだ。

無職中に結婚をした(!)。人の良さそうな旦那を見つけて、幸せそうにしている。

無職中にウサギを飼い出した。ウサギはすぐ死ぬ弱い生き物らしく、様子がおかしい時は深夜にタクシー飛ばし動物病院に行く必要があるらしい。大変だ。

最近ゲームにハマっているらしく、デスストランディングの豪華版(2万円くらいする)を予約していた。

旅行も行く。ネットで知り合ったオタク友達と、脱出ゲームコラボカフェだと、楽しそうにTwitter写真をあげている。

俺は、姉貴は間違っていると思う。

自分の稼いだ金ではないから。

自分の稼いだ金なら、どう使おうと姉の勝手だ。

しかし姉の遊ぶ金は、60を超えた親父がシニア枠でせっせと働いて稼いだ金なのだ

うちは資産家なんかじゃない。父はただのサラリーマンだ。父は必死に働いていた。平日は残業のない日は無い。土日も電話一本で職場に戻る。腰を壊し、鬱になった。それでも働き続けて、早期退職を促されることもなく、今もシニアでせっせと働いている。

俺は、姉貴は間違っていると思う。

でも、一番間違っているのは、姉貴に仕送りを渡す母なのだ

母は言う。姉の旦那はそこまで高給取りじゃない。姉の収入がないと家賃が払えないだろう、と。

なぁ母さん、それは、姉の人生なんだよ。

お堅い企業を辞めたのも、姉。

転職を繰り返したのも、姉。

はいいが給料はそこそこの旦那を選んだのも、姉。

ペットOK3LDK賃貸物件を選んだのも、姉。

すぐ死ぬウサギを飼い始めたのも、姉。

働かないで、生活が苦しくなるのは、姉が選んだ道なんだよ。

そう電話で言ったが、「かわいそうだから」の一言があったのみで、母の考えを変えることは出来なかった。

今、俺も鬱になって、仕事休職してる。

最近ようやく「そういえばアンタ、休職続きだけどお金大丈夫?」と聞いてきた(姉には辞めた月から仕送りしているのに)。

俺は「貯金があるから、しばらく大丈夫」と答える。

母は言う「そうね、アンタはしっかりしてるから」。

2020-02-12

YouTubeインコ動画を観て

世の中にはこんなに飼い主に愛情たっぷり注がれているインコもいるのだなと軽いカルチャーショックを覚えた。

私の家で飼っていたインコも、ああいう飼い主の家で飼われていたらもっと幸せだったのかもしれない。ごめんね。

飼っていた9年間、動物病院に連れて行ったこともなかったし、爪切りしてあげたこともなかった。

顔まわりを指で撫でると喜ぶということすら知らなかったよ。

ケージの交換も止まり木の交換もオモチャの交換も一度だってしてあげなかった。ヒーターだって付けてあげたことがなかった。

エサの殻をフーフー飛ばしたりはしてたけど、水の交換が面倒で何日も変えないこともザラ。水の容器がぬるぬるしてるのを洗うのも面倒だった。

小松菜をあげたときはいつも喜んでたね。テンション上がると首振りダンスをしたりよく喋ってたりしたね。

放鳥して一緒に遊ぶのだけはよくしてた。懐いてたと思う。

でも買われたのかうちじゃなかっならもっと快適に幸せに過ごせてたのかもしれない。私の誕生日に買ってもらったのにロクに世話もできない飼い主で本当にごめんね。天国幸せ暮らしてるかな。

2020-01-20

猫(追記あり

二日前から家の周りに猫が居つくようになった。

白黒ぶちでしっぽは半分。完全な成猫ではなく若干幼さが残っている。

非常に人懐っこい。こんなおっさんにもすり寄ってくる。しか首輪はしていない。しか去勢されていない(タマタマが付いている)

最初迷子かなとも思ったが、この年齢まで手術をしていないような飼い主である

放し飼いであれば家に帰るのだろうが、早朝から夕方過ぎまで家の周りにいる。

捨てたのだろうか。ここは住宅街である。せめて誰かに拾われてくれ、とでも猫に言って。

非常に腹立たしい。

週末、娘とその友達が放っとけないようで抱っこしたり撫でたりしていた。

今日月曜日。娘が学校に行く前に家の周囲を回ると、猫の鳴き声がした。

そのまま一緒に学校まで着いていったのかもしれない。

そこで誰かに拾われ飼われればそれでいい。

しかしもしまた家に帰ってきたら、餌を食べさせなければならない。

少なくとも土曜日から何も食べていないはずだから

家に入れるための準備もしなければならない。

非常に腹立たしい。

追記

交番に遺失物として届け出を出す。万が一、飼い猫である可能性があるので。

その際、飼い主が現れるまで自分が預かること、現れなかったらそのまま自分が飼うことを伝えるつもりだが、預かっている間に去勢手術をしてもいいのだろうか。3か月も待てないので。

手術以前に獣医に連れていって必要予防接種もしなければならないが問題ないのだろうか。

誰か教えて欲しい。

追記2)

帰りしなに娘にLINEすると、猫はまだいるとのこと。少なくともこの猫に行く当てがないのは間違いない。

とりあえず猫の餌を買って帰り、猫に食べさせた。

その後動物病院に連れていき、診断した結果、超健康優良児であるとのこと。

ノミもいない、寄生虫もいない、エイズでも白血病でもない、栄養も十分足りている。

獣医師さんの見立てでは、昨年の4月5月頃に生まれたのではないかとのこと。

家の中で飼われてはいなさそうで、例えば工場かに住み着いてて餌付けされていて、そこを縄張り争いに負けて追い出されたのではないか、と。

ワクチン接種は落ち着いてからまた。その後に去勢手術になるとのことだった。

動物病院の帰りにとりあえずの猫用品を買い揃え、ペットウェットティッシュみたいなので全身を拭いてから家に上げた。その位、汚れは無かった。

追加で餌をやり、最初はうろうろしていたが11時頃には落ち着いてソファで横になった。

トイレ心配だったのでことあるごとにトイレ場所確認させ、昨夜は自分も一緒にソファで寝て、結果朝方に無事トイレ成功してひと安心

交番に届けるのはやめとこうと思ってる。

早く名前を決めなければならない。

2020-01-19

暮らしのなかで

2週間ほどあまりにも忙しく、もう数日続きそうだからこの土日は休出せずにみんなガッツリ休もうってことになって帰宅した深夜1時。気まぐれなヤツなんで様子見だなと思って家を出た今朝と同じ姿で、ハリネズミベタッと四つん這いになっていた。カリカリに口をつけた様子はない。抱えあげてもたいして体を動かそうとせず、ペットシーツにどす黒い下血の跡を見つけた。特段痛がっている様子はないけれど息の仕方が明らかに弱々しく、朝イチで病院に行こうなって話しかけて寝ることにした。起きたら何事もなかったかのようにフガフガ言いながらカリカリを食べていそうで、でももしかしたらといろいろ想像ばかりして寝付けない。

少し酒を飲んでふと目が覚めたら8時。そうだ、アイツの具合はどうか、慌てて覗くと、背中上下に動いていない。呼吸をしていないのがわかった。抱き上げると足が少しだけ垂れるだけ、何より暖かくなかった。どうにかなるわけでもないがとにかく病院に連れて行こうと思うものの、病院が開くまでまだ1時間あった。どう過ごしたか覚えていないが割と冷静だった。

ヤツを車に置いて動物病院の受付で「鼻炎はその後どうですか?」と言われ、小さな声で「それが亡くなったっぽいんです」と伝えるとすぐに連れてきてほしいと囁かれた。ヤツを預けた数分後初めて呼ばれる別室に通される。「残念ですが」と切り出された途端にこみ上げてきたものを大きく息を吸いこんで止めた。「お亡くなりになりました」という言葉をはっきり聞き取った瞬間にこらえる間もなく涙が溢れ出した。頭ではわかっていても獣医さんに、いや自分以外の誰でもいい、「死んだんだよ」と言ってもらうことで、ありもしない僅かな可能性がやはり全く無いことを納得したかったんだと思った。やっぱり死んだんだ、それ以外の事実がないことを飲み込んで、溢れる涙と引き換えに少し安堵した。

年末エコー検査までして異常がなかったので、開腹しても死因が分かる可能性は低いという。この歳ですから天寿を全うしたとお考えになるのがいいですよと言われた。もちろんヤツのお腹に刃を入れるなんて考えられなかった。

いい歳した男が、なにかしゃべると言葉のかわりにまた涙が出てきそうになるのを必死にこらえながら、何とかお礼を伝えた。

受付で診察料はかからないと言われた。そういうものなのか。こういう時はどうお弔いするのがいいのかと訊くと、人に寄りますが、と受付台の裏からペット霊園併設のお寺のパンフレットを出してきてくれた。

さなキャリーケースを助手席に乗せて、土曜日の空いた目黒通りを、やつの名前を大声で叫びながら家路に走らせた。運転席で一人になったときから止めどなく出てくる涙を拭きもせず、嗚咽を漏らしながら泣きじゃくった。TOKYO-FMから流れる曲の初めて聴く歌声が妙に心地よく、その野太いハスキーな声を聴きながら、もうこらえずに泣けるだけ泣こうと思った。

病気一つしないヤツだった。それが年末に鼻をプープー鳴らしだし、その鼻ピーがまたかわいくて、その動画を見せては何人もを笑顔にした。結局はただの鼻炎で薬ですぐ治ったのだが、当院でもあまり例がないくらいの長寿ですよと言われたときは、次の冬も迎えられるかな、としか考えなかった。

帰宅してお尻にこびりついた汚物や滲み出した体液をウェットティッシュで恐る恐る拭き取ってあげた。こんなことしたら嫌がって針を立てていたのに、四つん這いの姿勢のまま、もう体は硬くなり始めていた。暖かさのないヤツの体を触るのは少し怖く、でももうすぐ触れなくなるのは寂しく、ごめんなごめんなと言いながらウェットティッシュを何度も撫でつけた。お腹側はモフモフで、でもその奥のふにゃふにゃだった肉に柔らかさはなかった。針の方も毛並みに沿って目一杯撫でてあげた。

呆然としているとすぐに時間が過ぎた。まだやるべきことが残っていると我に返った。何を買ったときのものだろうか、ちょうどよい大きさの青い化粧箱を見つけた。いつものペットシーツを折りたたんで敷き、少し背中の針が当たるけどそっと蓋をかぶせた。小さな紙箱を助手席に乗せ、お寺で線香をあげ、一週間後の火葬を予約した。自宅では冷蔵庫に入れなくてはならないのが忍びなく、お寺の霊安室で預かってもらうことにした。仕切りの隣には大きな犬の背中に手を当てて「もうキリがないからいこうか」と言いながら立ち上がる様子のない老夫婦がいた。

日が暮れてヤツの気配のない家が耐えられなくて、ヤツを思い出す以外の時間が少しでも欲しくて、何かいつも通りのことをしようと映画館に出かけた。楽しみにしていた「ファーストマン」を観たが何も入ってこなかったし、疲れていたのか少し寝た。

心配からと車を出してくれた友人と、近所の飲み屋で小さな骨壷をテーブルにのせて献杯した。

たまにしかあげなかった、ヤツの大好物だったセブンイレブンゆで卵をまるごとひとつ火葬の引出しに一緒に入れたのだが、殻を剥き忘れたせいで大爆発して骨と殻がごちゃまぜの骨上げだった。アイツ最後最後ビックリしただろなーと大笑いした。

そして悲しいけど、悲しいというより「ありがとう」だなと話した。今は寂しくて辛いけど、でも4年半一緒にいてくれた幸せのほうが勝る。ヤツがいなかった人生よりも、いてくれた人生のあれやこれやのほうが確実に良かった。俺の人生に現れてくれて、ありがとうしかないなと。

FMの曲は「T字路s」という二人組だと後で知った。あの日聴いた曲は配信に見当たらず、数年ぶりにCDを買った。

から聞いてはいものペットロスがこんなにも大変なものかという数週間があって、人から聞いていた通り時間がなんとなくそれなりに癒やしてくれた。春になって、それでもヤツの寝床も、ヤツのカリカリストックも、ヤツのキャリーも、そのままの場所にあった。

夏になってやっぱ二代目を迎えるか、みたいな話になって、秋になってやっぱ猫にするかって話が出てきて、冬になって猫が来た。

いずれまた辛い思いをするのはわかっているけれど、いてくれている時間幸せのほうがそれに勝るのもまた、知っているから。

そろそろ命日が近い。

ヤツのカリカリは捨てた。

当たり前にそこにあったから気にならなかったヤツのキャリー寝床も捨てようと思う。

つい猫をヤツの名前で呼んでしまって、骨壷に振り返って笑う。

骨壷の紐の先がほどけていた。猫の仕業だ。

猫を振り返ってまた少し笑う。

2020-01-13

ペットうさぎが死んだ。

2020年1月12日飼ってたうさぎが亡くなった。

怒ったときや嬉しいときに「プップップッ」と鳴くぷっぷちゃん

最近寒くなってから体が冷えるのか、お腹調子が断続的に崩れがちになっていた。

うずくまって丸くなったり歯ぎしりしたりで、先日には救急医療センターのお世話になったり。

この時のお腹のガスが抜けきらなかったみたい。

しばらくチモシーだけの食事をあげてくださいと言われた。ペレットはガスが溜まってしまうらしい。

体力も削られていたようで、痩せて骨が浮き出ているぷっぷちゃんはかわいそうに思えてきていた。

そしてとうとう運命の日。

前日には一緒のベッドで寝てあげた。

夜中少し苦しそうだったけど、丸いうんちやお水も少し飲んでくれて少し安心していた。

しかし今思い返せば様態は思ったほど楽観視できない状態だった。

リュックカイロをたくさん貼って出発したけど、病院に連れて行く途中でクタッと倒れてしまった。

ぺちぺちしても次第に動きがなくなり、脚をばたばたさせたり最終的に頭を支えられなくなったのか完全にぐったりとなってしまった。

寒い中長い間連れ出しちゃってごめんね。最近うんちょも出て水も少し飲んでいたから、ここまで体力が急激に奪われるなんて思ってなかったんだ。

もしあと5分早く帰ってバスに乗って最寄り駅まで連れて行けていたら。

もし最初からタクシーで移動させていたら。

もし途中クタッとなったところで上手くタクシーを拾えていたら。

そんな可能性の話をしてもしょうがないけれど、最後は手の中で看取れてよかったと思う。

下手に動物病院にあずけていたら、様態が急変して看取れなかったかもしれない。

その点で、死に目に一緒に居られてぷっぷちゃんも嬉しかたかな。

最後まで頼りないママでごめんね。

駅では喚き散らして通行人に変な目で見られたり、病院では大声で泣いちゃったりしたけど、ママも頑張ったんだよ。

病院では心臓マッサージもしてもらったけど、5分以上蘇生することなく逝っちゃったね。

正直ペットショップではとても元気で跳ね回っていてどの子よりもパワフルだったから、あっけない最後には茫然とすることもあったよ。

も〜、最後まで温かくて生き返ると思ったじゃん!

でも最後まで頑張ってくれたぷっぷちゃんには感謝しかない。

ほんとにギリギリまで生きてくれてありがとう。一緒に居られて幸せだったよ。

ぷっぷちゃんも同じこと思ってくれてるといいな。

深夜2時59分にはぷっぷちゃんが夢に出てきた。丑三つ時の滑り込みセーフかよ。

今も布団にはぷっぷちゃんおしっこ匂いがついてます

最後に看取るときも抱きしめてたから、うっすらまだ手のひらにぷっぷちゃん匂いも残ってるよ。

おひさまとか、ひまわりとか、赤ちゃんみたいな匂いがした。

日向ぼっこが好きだったぷっぷちゃん

レースみたいにお部屋を駆け回るぷっぷちゃん

たまにコードをかんでダメにしたとき、お尻を叩いてごめんね。痛かったよね。

うさぎじゃないみたいで、むしろねずみみたいな色と顔でとても可愛かった。

大人になるまで育ててあげられなくてごめんなさい。ぷっぷちゃん大人になるところは少しだけ見たかったです。

でも毎日大好きと声をかけてきたから、後悔はしてないよ。

これから暖かいところでゆっくり休んでね。

いっぱい寝たら、お化けになって戻ってきてくれると嬉しいな。

次もし新しい子を迎え入れるとしても、ぷっぷちゃんお化けとして見守ってくれたら安心から

もう死んじゃったから、生きてる子に縄張り譲って仲良くしてくれるよね笑

これからよろしくね。

ぷっぷちゃん以上の子が見つかるとは思ってないけど、ピンとくる子がいたら迎え入れるね。

ずっと大好きだよ。

2019-12-14

猫飼ってる人に聞きたいんだけど、爪は自分で切ってる?動物病院かに任せてる?

2019-11-30

anond:20191130185017

動物病院とかペットショップが犬が頭打ちからってんで猫の波を起こそうとしてるのはあるよね

2019-11-16

anond:20191116103316

今はなにも納得できないと思うけど、家で看取ったとしてもあのとき動物病院に連れて行けば……と思うから正解はないんだよ。

冥福をお祈りいたします。

瀕死ハムスター病院に連れて行ったことを後悔している

昨日、最愛ハムスターが死んだ。

動物病院から帰ってきてほんの10分ほど後のことだった。

かねてより体調がすぐれていなかったため、5日前に動物病院へ連れて行き、ビタミン剤を処方されたばかりだったのだが、今度は目を痒そうにしていたので再度診てもらうことにしたのだ。

田舎に住んでいるので、動物病院へは30分ほど車を飛ばさなくてはならない。

通る道はでこぼこで、予想外に揺れた。

それが悪かったのだと思う。

ハムスター動物病院に着く頃には目に見えて衰弱していた。

点滴を入れてもらうことになったのだが、苦しそうに嫌がっているのに看護師さんに押さえられ、細い針を刺し込まれハムスターは本当に可哀想だった。

帰りの車の中でふとハムスターに手をやると、体が冷たくなっていたので慌てて手の上に乗せた。

息はあったのだが、それもか細く、目は虚ろで死にかけという状態だった。

もう死んでしまうのだと悟った。

できるだけ体温を下げないようにと両手で包んだ。

何とか家に帰る時まで生きてくれたのだが、間もなく死んでしまった。

私は酷く後悔している。

動物病院に連れて行かなければ、もっと安らかに最期を迎えられたのではないかと思うと、やるせない。

家で静かに看取ってあげればよかったと思う。

私は今まで「病院に連れて行って治らなかったとしても、飼い主としてやれるだけのことはやったのだからきっと後悔しないはずだ」と考えていたのだが、今回のことでそうではないのだと思うようになった。

ハムスター最期に見せた苦しそうな姿を思い出すと胸が苦しくなる。

本当に取り返しのつかないことをしてしまった。

2019-11-05

増田ってガチもんのガイジが多くて動物園通り越して動物病院だよ、ほんと

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