2019-11-16

瀕死ハムスター病院に連れて行ったことを後悔している

昨日、最愛ハムスターが死んだ。

動物病院から帰ってきてほんの10分ほど後のことだった。

かねてより体調がすぐれていなかったため、5日前に動物病院へ連れて行き、ビタミン剤を処方されたばかりだったのだが、今度は目を痒そうにしていたので再度診てもらうことにしたのだ。

田舎に住んでいるので、動物病院へは30分ほど車を飛ばさなくてはならない。

通る道はでこぼこで、予想外に揺れた。

それが悪かったのだと思う。

ハムスター動物病院に着く頃には目に見えて衰弱していた。

点滴を入れてもらうことになったのだが、苦しそうに嫌がっているのに看護師さんに押さえられ、細い針を刺し込まれハムスターは本当に可哀想だった。

帰りの車の中でふとハムスターに手をやると、体が冷たくなっていたので慌てて手の上に乗せた。

息はあったのだが、それもか細く、目は虚ろで死にかけという状態だった。

もう死んでしまうのだと悟った。

できるだけ体温を下げないようにと両手で包んだ。

何とか家に帰る時まで生きてくれたのだが、間もなく死んでしまった。

私は酷く後悔している。

動物病院に連れて行かなければ、もっと安らかに最期を迎えられたのではないかと思うと、やるせない。

家で静かに看取ってあげればよかったと思う。

私は今まで「病院に連れて行って治らなかったとしても、飼い主としてやれるだけのことはやったのだからきっと後悔しないはずだ」と考えていたのだが、今回のことでそうではないのだと思うようになった。

ハムスター最期に見せた苦しそうな姿を思い出すと胸が苦しくなる。

本当に取り返しのつかないことをしてしまった。

  • たかがハムスター1匹だろ

  • 今はなにも納得できないと思うけど、家で看取ったとしてもあのとき動物病院に連れて行けば……と思うから正解はないんだよ。 ご冥福をお祈りいたします。

記事への反応(ブックマークコメント)

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん